JP2003282802A - ヒートシンク及びヒートシンク製造方法 - Google Patents
ヒートシンク及びヒートシンク製造方法Info
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Abstract
ことができ、放熱面積が増やせることによって冷却能力
を高めることが出来るヒートシンク及びその製造方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 フレーム2は薄板を平面部2aを残し両
側部分を波板状にプレス成型し波形状部2bを形成す
る。次に両側の波形状部2bを起立させるように折り曲
げる。そして、フレーム2両側の波形状部2bの内側凹
部に放熱フィン3の両端を挿入し、その後、プレスでフ
レーム2を圧屈し放熱フィン3とフレーム2を加締めて
密着させる。さらに、ベースプレート1にビス締め等で
組み付ける。
Description
ュータ、その他の電子機器等の放熱に使用されるヒート
シンク及びその製造方法に関するものである。
機器は、機器内部にCPUを代表とする多くの発熱部品
を有しており、これら発熱部品の放熱のために、様々な
形態のヒートシンクが用いられてきた。
押し出し成型、冷間鍛造等の成型工法及びベースプレー
トに放熱フィンを半田付け、あるいは加締めるという組
み立て工法で製造されている。
す断面図で、図8はアルミダイキャスト、図9は加締
め、図10は半田付けによる工法で製造されたものであ
る。図8において、81はアルミダイキャストで成型さ
れたヒートシンクで、ベース部81aに多数の放熱フィ
ン部81bが一体に成型されている。そして、ベース部
81aを図示しない発熱部品に密着させて取り付けるこ
とにより、発熱部品の熱をベース部81aに伝熱させ、
放熱フィン部81bの表面から放熱することができる。
図9において、91はアルミ押し出し成型によるベース
プレートで、複数の溝91aが形成されている。92は
アルミまたは銅などの薄板で形成された放熱フィンで、
ベースプレート91の溝91aに加締められている。図
8の従来例と同様、ベースプレート91を図示しない発
熱部品に密着させて取り付けることにより、発熱部品の
熱をベースプレート91に伝熱させ、放熱フィン92の
表面から放熱することができる。図10において、10
1はアルミ厚板のベースプレート、102はアルミまた
は銅などの薄板を波形状に形成した放熱フィンで、ベー
スプレート101に半田付けにより取り付けている。図
8の従来例と同様、ベースプレート101を図示しない
発熱部品に密着させて取り付けることにより、発熱部品
の熱をベースプレート101に伝熱させ、放熱フィン1
02の表面から放熱することができる。
ピュータ等の電子機器においては、CPU等の発熱量の
増大に対応し、放熱効率を高めるために、表面積を拡大
し、通風抵抗も減少させることができるように、放熱す
るためのフィンを多数配することができるヒートシンク
が求められている。しかしながら、従来のヒートシンク
では、製造工法上の制約により、放熱フィンを狭ピッチ
で多数配することが困難であった。
クの場合、鋳造時の湯流れの関係から放熱フィン部81
bの厚さTh=0.8mm、ピッチP=2.0mm程度
が最小限であり、また、放熱表面積を広げるため放熱フ
ィンの高さHを高くしようとすると、金型の抜き勾配の
影響で放熱フィン部の根元が太くなりピッチPを大きく
取らざるを得なくなる。
91の溝91aに加締めるヒートシンクの場合、放熱フ
ィン92の厚さTh=0.4mm、P=1.9mm程度
が最小となり、放熱フィンはかなり薄く出来るが、加締
める治具を挿入する必要があるためピッチPは小さく出
来ない。また、ベースプレート91に放熱フィン92を
挿入するための溝91aを形成するため、ベースプレー
ト9の厚さTb=2.5mm程度必要となる。
ースプレート101に半田付けするヒートシンクの場
合、Th=0.3mm、P=1.5mm程度が最小とな
る。半田付けで接合するため、ベースプレート101の
厚さは制約を受けない。但し、半田が付く必要があるた
めアルミを採用する場合には、メッキを施す必要があ
る。また、狭ピッチになる程半田付けの工数がかかるた
め、コストがUPする。
で多数配することができ、放熱面積が増やせることによ
って冷却能力を高めることが出来るヒートシンク及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
ために、本発明は、波板状に加工した、アルミ、銅等の
熱伝導性のフレームに、放熱フィンとなるアルミ、銅等
の薄板を挟み込んで加締めるという方法でヒートシンク
を構成したものである。
ピッチで多数配することが容易に可能になり、冷却能力
の高いヒートシンクを低コストで供することが出来る。
は、熱伝導性の波板状フレームと、複数の薄板状の放熱
フィンとを備え、前記波板状フレームの波形状の間に前
記放熱フィンの一端を挟んで加締めたことを特徴とする
ヒートシンク及びヒートシンク製造方法であり、薄板の
放熱フィンを狭ピッチで取り付けることができ、従って
多数配することによって放熱面積を増やせるという作用
を有する。
ートシンク及びヒートシンク製造方法において、放熱フ
ィンの両端に波板状フレームを配し、それぞれの波形状
の間に前記放熱フィンの一端を挟んで加締めたことを特
徴とするもので、放熱フィンの両端がフレームに固定さ
れるため、放熱フィン及びフレームを薄い板材で作製し
ても強度を維持できるため、ヒートシンクをコンパクト
にすることができる。
ートシンク及びヒートシンク製造方法において、1枚の
平板の両側に波形状部を形成し、前記波形状部をそれぞ
れ平板部より起立させ、両波形状部の間に放熱フィンを
配置し、それぞれの波形状の間に放熱フィンの一端を挟
んで加締めたことを特徴とするもので、フレームが1枚
の板から形成されるため、ヒートシンクをより強固にす
るとともに、伝熱性が向上するという作用を有する。
ートシンク及びヒートシンク製造方法において、1枚の
波板状フレームの両側に形成される波形状の間にそれぞ
れ放熱フィンの一端を挟んで加締めたことを特徴とする
もので、フレームを中心に両側に放熱フィンが配される
ため、フレームの加締め部を発熱体直上に配置させるこ
とができ、伝熱性をさらに向上させられるという作用を
有する。
ートシンク及びヒートシンク製造方法において、複数の
放熱フィンにエンボス加工を施すとともに、エンボス加
工の凸部同士が重ならないように前記凸部と他の放熱フ
ィンの凸部以外の面とを密着させた状態で加締めたこと
を特徴とするもので、放熱フィン同士を接触させること
により、伝熱性を向上させられるという作用を有する。
ートシンク及びヒートシンク製造方法において、発熱体
からの受熱部となるベースプレートに柱部を設け、前記
柱部を放熱フィンに設けられた孔と嵌め合せることを特
徴とするもので、ベースプレートの柱部から直接各放熱
フィンに伝熱するため、さらに伝熱性が向上する。
ートシンク及びヒートシンク製造方法において、放熱フ
ィンに設けられた孔はバーリングであることを特徴とす
るもので、ベースプレートの柱部とバーリングの壁面と
を接触させることにより、薄板状の放熱フィンに広い面
積でしかも確実にベースプレートから直接各放熱フィン
に伝熱するため、さらに伝熱性が向上する。
説明する。
ンク及びヒートシンク製造方法における第1の実施の形
態のヒートシンクの断面図、図2は製造工程図を示す。
図において、1は発熱体からの受熱部となるベースプレ
ート、2は薄板が波板状に成型されたフレーム、3は薄
板状の放熱フィンであり、いずれもアルミ、銅等の熱伝
導率の良い材料で作られている。また、Thは放熱フィ
ン3の板厚、Tbはべースプレート1の厚さ、Tfはフ
レームの厚さ、Pは放熱フィン3のピッチをそれぞれ示
す。
施形態におけるヒートシンクについて、その製造方法を
説明する。図2はヒートシンクの製造工程を示す。先
ず、図2(a)のように、フレーム2は薄板を平面部2a
を残し両側部分を波板状にプレス成型し波形状部2bを
形成する。次に図2(b)のように両側の波形状部2bを
起立させるように折り曲げる。そして、図2(c)のよう
にフレーム2両側の波形状部2bの内側凹部に放熱フィ
ン3の両端を挿入し、その後、プレスでフレーム2を圧
屈し放熱フィン3とフレーム2を加締めて密着させる。
さらに、ベースプレート1にビス締め等で組み付ける。
ィン3のピッチP=Tf×2+Thとなり、Tf=0.
3mm、Th=0.3mmとした場合P=0.9mmと
なり、従来例より狭ピッチを実現することができ、T
f、Thを薄くすればさらに狭ピッチにすることも容易
に可能である。従って放熱フィン3を多数取り付けるこ
とができ、限られたスペースで放熱面積を増やすことが
できる。
ム、放熱フィンの材質、板厚の組み合わせが自在にで
き、最適なヒートシンクを提供することができる。
放熱フィンの厚さの異なるものを組み合わせる等、自由
度が高いため、様々な発熱量に柔軟に対応していくこと
が可能である。
固定されるため、放熱フィン及びフレームを薄い板材で
作製しても強度を維持でき、ヒートシンクをコンパクト
にすることができる。
子機器内の発熱部品の放熱に使用した例を示すもので、
図3(a)は平面図、図3(b)は断面図である。図におい
て、10はヒートシンク、11は発熱部品である半導体
パッケージ、12はプリント基板、13は冷却ファン、
14は電子機器の筐体、14aは筐体14の側面に設け
られた開口部である。
ッケージ11が発した熱は、ヒートシンク10のベース
プレート1で受熱され、両側のフレーム2を介して、各
放熱フィン3に伝熱し拡散される。そして、冷却ファン
13によって筐体14の開口部14aから放熱される。
この場合、ヒートシンク10の上面が閉ざされているた
め上面のダクトが不要となるという利点もある。
ンク及びヒートシンク製造方法における第2の実施の形
態を示す断面図、図5は本実施の形態のヒートシンクを
電子機器内の発熱部品の放熱に使用した例を示す断面図
である。図において、ヒートシンク20は、薄板が波板
状に成型されたフレーム21の両側の波形状の凹部にそ
れぞれ放熱フィン22の一端を挟んで加締められてい
る。フレーム21及び放熱フィン22はいずれもアル
ミ、銅等の熱伝導率の良い材料で作られている。
両側の凹部に放熱フィン22を加締めることを特徴とし
ており、図5に示すように、フレーム21の加締め部を
半導体パッケージ11の発熱部の直上に配置すること
で、各放熱フィン22への熱伝達効率を高めることが出
来る。また、放熱フィン22の寸法の自由度が高いた
め、放熱構造の設計自由度も向上する。
ンク及びヒートシンク製造方法における第3の実施の形
態のヒートシンクを電子機器内の発熱部品の放熱に使用
した例を示すもので、図6(a)は正面方向断面図、図6
(b)は側面方向断面図である。図において、ヒートシン
ク30は、薄板が波板状に成型されたフレーム31の波
形状の凹部にそれぞれ放熱フィン32の両端を挟んで加
締められている。フレーム31及び放熱フィン32はい
ずれもアルミ、銅等の熱伝導率の良い材料で作られてい
る。各放熱フィン32はエンボス(凹凸)加工が施され、
エンボスの凸部32aがそれぞれの隣接する他の放熱フ
ィンに密着して接することで、各放熱フィン32間の熱
伝達を図り、伝熱効率を向上させることができる。この
とき、エンボス加工の凸部32a同士が重ならないよう
に凸部32aと他の放熱フィンの凸部以外の面とを密着
させる必要がある。このため、凸部32aの高さはフレ
ーム31の板厚の2倍にする。
ンク及びヒートシンク製造方法における第4の実施の形
態のヒートシンクを電子機器内の発熱部品の放熱に使用
した例を示すもので、図7(a)は正面方向断面図、図7
(b)は側面方向断面図である。図において、ヒートシン
ク40は、ベースプレート41に柱部41aが設けら
れ、各放熱フィン42に設けられたバーリング孔42a
に嵌め込まれる。
aとバーリング孔42aの壁面とが接触し、薄板状の放
熱フィンに広い面積でしかも確実にベースプレート41
から直接各放熱フィン42に伝熱するため、さらに伝熱
性が向上する。
では実現することの出来なかった狭ピッチで、薄肉の放
熱フィンを有するヒートシンクを極めて容易な工法で製
作することが可能となり、放熱性能の高いヒートシンク
を安価に提供することが可能となる。
法における第1の実施の形態のヒートシンクの断面図
造工程図
子機器内の発熱部品の放熱に使用した例を示す平面図、
及び断面図
法における第2の実施の形態を示す断面図
子機器内の発熱部品の放熱に使用した例を示す断面図
法における第3の実施の形態のヒートシンクを電子機器
内の発熱部品の放熱に使用した例を示す断面図
法における第4の実施の形態のヒートシンクを電子機器
内の発熱部品の放熱に使用した例を示す断面図
Claims (7)
- 【請求項1】熱伝導性の波板状フレームと、複数の薄板
状の放熱フィンとを備え、前記波板状フレームの波形状
の間に前記放熱フィンの一端を挟んで加締めたことを特
徴とするヒートシンク及びヒートシンク製造方法。 - 【請求項2】放熱フィンの両端に波板状フレームを配
し、それぞれの波形状の間に前記放熱フィンの一端を挟
んで加締めたことを特徴とする請求項1記載のヒートシ
ンク及びヒートシンク製造方法。 - 【請求項3】1枚の平板の両側に波形状部を形成し、前
記波形状部をそれぞれ平板部より起立させ、両波形状部
の間に放熱フィンを配置し、それぞれの波形状の間に放
熱フィンの一端を挟んで加締めたことを特徴とする請求
項2記載のヒートシンク及びヒートシンク製造方法。 - 【請求項4】1枚の波板状フレームの両側に形成される
波形状の間にそれぞれ放熱フィンの一端を挟んで加締め
たことを特徴とする請求項1記載のヒートシンク及びヒ
ートシンク製造方法。 - 【請求項5】複数の放熱フィンにエンボス加工を施すと
ともに、エンボス加工の凸部同士が重ならないように前
記凸部と他の放熱フィンの凸部以外の面とを密着させた
状態で加締めたことを特徴とする請求項1記載のヒート
シンク及びヒートシンク製造方法。 - 【請求項6】発熱体からの受熱部となるベースプレート
に柱部を設け、前記柱部を放熱フィンに設けられた孔に
嵌め込むことを特徴とする請求項1記載のヒートシンク
及びヒートシンク製造方法。 - 【請求項7】放熱フィンに設けられた孔はバーリングで
あることを特徴とする請求項6記載のヒートシンク及び
ヒートシンク製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087850A JP3843873B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | ヒートシンク及びヒートシンク製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087850A JP3843873B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | ヒートシンク及びヒートシンク製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003282802A true JP2003282802A (ja) | 2003-10-03 |
| JP3843873B2 JP3843873B2 (ja) | 2006-11-08 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3843873B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007234957A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 遠心ファン付ヒートシンク |
| JP2008199158A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像素子の放熱構造及び固体撮像デバイス |
| US7675752B2 (en) | 2008-01-31 | 2010-03-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
| JP2012174767A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Kyoshin Kogyo Co Ltd | ヒートシンク及びヒートシンクの製造方法 |
| WO2026133483A1 (ja) * | 2024-12-19 | 2026-06-25 | 株式会社リブレ | 温度調整装置 |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002087850A patent/JP3843873B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2026133483A1 (ja) * | 2024-12-19 | 2026-06-25 | 株式会社リブレ | 温度調整装置 |
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