JP2003283123A - 積層基板及びその製造方法 - Google Patents
積層基板及びその製造方法Info
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- JP2003283123A JP2003283123A JP2002079503A JP2002079503A JP2003283123A JP 2003283123 A JP2003283123 A JP 2003283123A JP 2002079503 A JP2002079503 A JP 2002079503A JP 2002079503 A JP2002079503 A JP 2002079503A JP 2003283123 A JP2003283123 A JP 2003283123A
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- laminated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温条件下で長時間保持しても、樹脂層と金
属層との間の接着性を確保することを可能とした積層基
板及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 樹脂フィルム1と金属層3との間に、樹
脂中に金属フィラーを分散させ、当該金属フィラー間が
融着されたコンポジット層2を挟層する。
属層との間の接着性を確保することを可能とした積層基
板及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 樹脂フィルム1と金属層3との間に、樹
脂中に金属フィラーを分散させ、当該金属フィラー間が
融着されたコンポジット層2を挟層する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント基板(FPC:Flexible Printed
Circuit)やテープ自動ボンティング(TA
B:Tape Automatic Bonding)
などに好適に用いられる積層基板及びその製造方法に関
する。
ント基板(FPC:Flexible Printed
Circuit)やテープ自動ボンティング(TA
B:Tape Automatic Bonding)
などに好適に用いられる積層基板及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高速化による
プリント配線基板の高密度化に伴い、その基板の材料と
して、誘電率が小さく、絶縁抵抗値の高い樹脂材料が注
目されている。例えば、ポリイミドからなるフィルム状
の樹脂層の少なくとも一面に、金属層として銅を被覆し
た銅ポリイミド基板などは、耐熱性に優れた積層基板と
して広く適用されている。
プリント配線基板の高密度化に伴い、その基板の材料と
して、誘電率が小さく、絶縁抵抗値の高い樹脂材料が注
目されている。例えば、ポリイミドからなるフィルム状
の樹脂層の少なくとも一面に、金属層として銅を被覆し
た銅ポリイミド基板などは、耐熱性に優れた積層基板と
して広く適用されている。
【0003】ここで、フィルム状の樹脂層に金属層を積
層する方法として、例えば、樹脂層と金属層とを接着剤
などで貼着するラミネート法などが知られている。とこ
ろが、接着剤で張り合わせた積層基板は、耐熱性に弱い
という問題があった。また、樹脂層と金属層との間に接
着剤層が介在することにより、電気絶縁性が低下すると
いう問題もあった。このため、樹脂層表面に接着剤層を
介さず、スパッタリング法、イオンプレーティング法、
蒸着法、無電解めっき法、或いはこれらの技術の組み合
わせによって、直接金属層を形成する手段が多々提案さ
れており、この中でも、無電解めっき法が広く適用され
ている。
層する方法として、例えば、樹脂層と金属層とを接着剤
などで貼着するラミネート法などが知られている。とこ
ろが、接着剤で張り合わせた積層基板は、耐熱性に弱い
という問題があった。また、樹脂層と金属層との間に接
着剤層が介在することにより、電気絶縁性が低下すると
いう問題もあった。このため、樹脂層表面に接着剤層を
介さず、スパッタリング法、イオンプレーティング法、
蒸着法、無電解めっき法、或いはこれらの技術の組み合
わせによって、直接金属層を形成する手段が多々提案さ
れており、この中でも、無電解めっき法が広く適用され
ている。
【0004】無電解めっき法は、樹脂層の表面を、還元
剤或いは酸・塩基等の試薬を用いて親水化し、触媒を付
与した後、無電解めっきを施すことによって金属被膜を
形成する方法である(特開平5−114779号公報参
照)。しかしながら、この方法おいては、広い面積にわ
たって触媒を均一に付与することは困難であり、めっき
時にピンホールを発生させる恐れがあった。ここで、め
っき時におけるピンホール発生を抑制するために、湿式
めっきの前に、スパッタリング法等に乾式めっきを施す
ことが一般に行われている。例えば、特開平10−25
6700号公報においては、樹脂層の表面に、ニッケ
ル、銅−ニッケル合金、クロム、クロム酸化物から選択
された少なくとも一種を用いた乾式めっきにより下地金
属層を形成し、さらに、乾式めっきにより銅被膜等の金
属被膜を形成した後、この上面に電解めっき或いは無電
解めっきにより銅導体層を形成する手段が提案されてい
る。この手段によれば、樹脂層の表面に、ピンホールの
少ない金属層を形成することが可能となる。ところが、
真空プロセスを含めて多数の工程が必要となるため、コ
スト増大を招いてしまうとともに、金属層と樹脂層との
間の接着性が弱く、特に、高温下で長時間保持する場合
には、十分な接着性が得られないという問題があった。
剤或いは酸・塩基等の試薬を用いて親水化し、触媒を付
与した後、無電解めっきを施すことによって金属被膜を
形成する方法である(特開平5−114779号公報参
照)。しかしながら、この方法おいては、広い面積にわ
たって触媒を均一に付与することは困難であり、めっき
時にピンホールを発生させる恐れがあった。ここで、め
っき時におけるピンホール発生を抑制するために、湿式
めっきの前に、スパッタリング法等に乾式めっきを施す
ことが一般に行われている。例えば、特開平10−25
6700号公報においては、樹脂層の表面に、ニッケ
ル、銅−ニッケル合金、クロム、クロム酸化物から選択
された少なくとも一種を用いた乾式めっきにより下地金
属層を形成し、さらに、乾式めっきにより銅被膜等の金
属被膜を形成した後、この上面に電解めっき或いは無電
解めっきにより銅導体層を形成する手段が提案されてい
る。この手段によれば、樹脂層の表面に、ピンホールの
少ない金属層を形成することが可能となる。ところが、
真空プロセスを含めて多数の工程が必要となるため、コ
スト増大を招いてしまうとともに、金属層と樹脂層との
間の接着性が弱く、特に、高温下で長時間保持する場合
には、十分な接着性が得られないという問題があった。
【0005】そのため、特開平10−204646号公
報においては、プラスチックフィルムの表面に、ベンズ
イミダゾールチオールを介在させ、この上に触媒を付与
した後、無電解めっき及び電解めっきを施すという手段
が提案されている。この手段によれば、150℃の高温
下で長時間保持しても、接着強度の低下を抑制すること
が可能となった。ところが、この手段においても、高温
保持試験後の密着強度が1kgf/cmを超えることは
できず、未だ改善の余地があった。
報においては、プラスチックフィルムの表面に、ベンズ
イミダゾールチオールを介在させ、この上に触媒を付与
した後、無電解めっき及び電解めっきを施すという手段
が提案されている。この手段によれば、150℃の高温
下で長時間保持しても、接着強度の低下を抑制すること
が可能となった。ところが、この手段においても、高温
保持試験後の密着強度が1kgf/cmを超えることは
できず、未だ改善の余地があった。
【0006】ところで、金属箔の上面に、樹脂前駆体の
ドープを塗布・加熱することで、金属箔上に樹脂フィル
ムを形成する、いわゆるキャスト法により、樹脂層及び
金属層間の接着性に優れた積層基板を容易に提供可能で
あることが公知となっている。しかしながら、この方法
においては、金属層の厚みが、用いる金属箔の厚みに制
限されてしまうため、上述のめっき法により得られる金
属層よりも薄くできないという問題があった。近年、配
線密度の狭ピッチ化に伴って、厚みの薄い金属層が切望
されているが、このキャスト法によって形成された積層
基板はこの目的に適うものではなかった。
ドープを塗布・加熱することで、金属箔上に樹脂フィル
ムを形成する、いわゆるキャスト法により、樹脂層及び
金属層間の接着性に優れた積層基板を容易に提供可能で
あることが公知となっている。しかしながら、この方法
においては、金属層の厚みが、用いる金属箔の厚みに制
限されてしまうため、上述のめっき法により得られる金
属層よりも薄くできないという問題があった。近年、配
線密度の狭ピッチ化に伴って、厚みの薄い金属層が切望
されているが、このキャスト法によって形成された積層
基板はこの目的に適うものではなかった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、高温条件下で長時間保持する場合においても、
樹脂層と金属層との間の接着性を確保することを可能と
した積層基板及びその製造方法を提供することを課題と
している。
であり、高温条件下で長時間保持する場合においても、
樹脂層と金属層との間の接着性を確保することを可能と
した積層基板及びその製造方法を提供することを課題と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、樹脂層
と金属層との間に、樹脂材料及び金属材料からなる混合
層を形成することで、樹脂層と金属層との間の接着性が
向上することを見出し、本発明に至った。また、本発明
者らは、混合層に導電性を付与することで、この混合層
の上面に、電解めっき法により薄い金属層を容易に形成
可能であることも見出した。
るために、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、樹脂層
と金属層との間に、樹脂材料及び金属材料からなる混合
層を形成することで、樹脂層と金属層との間の接着性が
向上することを見出し、本発明に至った。また、本発明
者らは、混合層に導電性を付与することで、この混合層
の上面に、電解めっき法により薄い金属層を容易に形成
可能であることも見出した。
【0009】本発明の積層基板は、樹脂層の少なくとも
一面に、金属層が積層されてなる積層基板であって、前
記樹脂層と前記金属層との間に、金属材料及び樹脂材料
からなる混合層が形成されていることを特徴としてい
る。ここで、本発明の積層基板において、前記混合層
は、導電性を有し、その体積抵抗率が1×10-1Ωcm
未満であることが好ましい。また、本発明の積層基板に
おいて、前記混合層は、前記樹脂材料中に、前記金属材
料として5〜95重量%の金属フィラーが分散された構
造を有し、当該金属フィラーの粒径が200nm以下で
あることが好ましい。
一面に、金属層が積層されてなる積層基板であって、前
記樹脂層と前記金属層との間に、金属材料及び樹脂材料
からなる混合層が形成されていることを特徴としてい
る。ここで、本発明の積層基板において、前記混合層
は、導電性を有し、その体積抵抗率が1×10-1Ωcm
未満であることが好ましい。また、本発明の積層基板に
おいて、前記混合層は、前記樹脂材料中に、前記金属材
料として5〜95重量%の金属フィラーが分散された構
造を有し、当該金属フィラーの粒径が200nm以下で
あることが好ましい。
【0010】さらに、本発明の積層基板において、前記
混合層は、前記金属フィラー間が融着し、網目状の構造
を有していることが好ましい。さらに、本発明の積層基
板において、前記混合層は、前記金属材料として多孔性
金属層の孔部に、前記樹脂材料が充填された構造を有す
るようになっていてもかまわない。さらに、本発明の積
層基板において、前記混合層を構成する前記樹脂材料
が、絶縁性の樹脂からなることが好ましい。
混合層は、前記金属フィラー間が融着し、網目状の構造
を有していることが好ましい。さらに、本発明の積層基
板において、前記混合層は、前記金属材料として多孔性
金属層の孔部に、前記樹脂材料が充填された構造を有す
るようになっていてもかまわない。さらに、本発明の積
層基板において、前記混合層を構成する前記樹脂材料
が、絶縁性の樹脂からなることが好ましい。
【0011】さらに、本発明の積層基板において、前記
混合層を構成する前記樹脂材料が、前記樹脂層と同一の
材料からなることが好ましい。本発明の積層基板の製造
方法は、樹脂層の少なくとも一面に、金属層が積層され
てなる積層基板の製造方法であって、前記樹脂層の少な
くとも一面に積層された樹脂材料及び金属材料からなる
混合層の上面に、金属層を積層することを特徴としてい
る。
混合層を構成する前記樹脂材料が、前記樹脂層と同一の
材料からなることが好ましい。本発明の積層基板の製造
方法は、樹脂層の少なくとも一面に、金属層が積層され
てなる積層基板の製造方法であって、前記樹脂層の少な
くとも一面に積層された樹脂材料及び金属材料からなる
混合層の上面に、金属層を積層することを特徴としてい
る。
【0012】ここで、本発明の積層基板の製造方法にお
いて、前記金属層を、電解めっき法により積層すること
が好ましい。また、本発明の積層基板の製造方法におい
て、表面が親水化処理された前記樹脂層の上面に、前記
混合層が積層されていることが好ましい。さらに、本発
明の積層基板の製造方法において、前記樹脂層及び前記
混合層を構成する前記樹脂材料は溶融せず、前記混合層
を構成する金属材料は溶融する温度で加熱処理を行うこ
とで、前記金属材料間を融着する工程を含むことが好ま
しい。
いて、前記金属層を、電解めっき法により積層すること
が好ましい。また、本発明の積層基板の製造方法におい
て、表面が親水化処理された前記樹脂層の上面に、前記
混合層が積層されていることが好ましい。さらに、本発
明の積層基板の製造方法において、前記樹脂層及び前記
混合層を構成する前記樹脂材料は溶融せず、前記混合層
を構成する金属材料は溶融する温度で加熱処理を行うこ
とで、前記金属材料間を融着する工程を含むことが好ま
しい。
【0013】さらに、本発明の積層基板の製造方法にお
いて、前記混合層を構成する前記樹脂材料を、絶縁性の
樹脂から形成することが好ましい。さらに、本発明の積
層基板の製造方法において、前記混合層を構成する前記
樹脂材料を、前記樹脂層と同一の材料から形成すること
が好ましい。本発明の積層基板によれば、樹脂層と金属
層との間に、樹脂材料及び金属材料からなる混合層を形
成したことによって、この混合層中の樹脂材料と樹脂層
とが接着し、且つ、混合層中の金属材料と金属層とが接
着するようになる。よって、高温条件下で長時間保持す
る場合であっても、樹脂層と金属層との接着性を確保す
ることが可能となる。
いて、前記混合層を構成する前記樹脂材料を、絶縁性の
樹脂から形成することが好ましい。さらに、本発明の積
層基板の製造方法において、前記混合層を構成する前記
樹脂材料を、前記樹脂層と同一の材料から形成すること
が好ましい。本発明の積層基板によれば、樹脂層と金属
層との間に、樹脂材料及び金属材料からなる混合層を形
成したことによって、この混合層中の樹脂材料と樹脂層
とが接着し、且つ、混合層中の金属材料と金属層とが接
着するようになる。よって、高温条件下で長時間保持す
る場合であっても、樹脂層と金属層との接着性を確保す
ることが可能となる。
【0014】また、本発明の積層基板によれば、混合層
に導電性を付与したことによって、混合層の上面に導電
性付与処理を施すことなく、混合層の上面に直接電解め
っき法を用いることが可能となるため、金属層の成膜工
程にかかる労力及びコストを削減することが可能とな
る。さらに、本発明の積層基板によれば、混合層を構成
する金属材料である金属フィラー間を融着し、金属フィ
ラーが網目状となった構成としたことによって、混合層
を構成する金属材料と樹脂材料との絡み合いが大きくな
るため、混合層の強度を向上させるとともに、混合層内
の導電性をさらに向上させることが可能となる。
に導電性を付与したことによって、混合層の上面に導電
性付与処理を施すことなく、混合層の上面に直接電解め
っき法を用いることが可能となるため、金属層の成膜工
程にかかる労力及びコストを削減することが可能とな
る。さらに、本発明の積層基板によれば、混合層を構成
する金属材料である金属フィラー間を融着し、金属フィ
ラーが網目状となった構成としたことによって、混合層
を構成する金属材料と樹脂材料との絡み合いが大きくな
るため、混合層の強度を向上させるとともに、混合層内
の導電性をさらに向上させることが可能となる。
【0015】さらに、本発明の積層基板によれば、混合
層を構成する樹脂材料と樹脂層とを同一の材料から形成
することによって、樹脂層と混合層との接着性をさらに
向上させることが可能となる。本発明の積層基板の製造
方法によれば、本発明の積層基板を容易に実現すること
ができる。また、本発明の積層基板の製造方法によれ
ば、金属層を電解めっき法により積層することによっ
て、金属層を薄く形成することが可能となる。
層を構成する樹脂材料と樹脂層とを同一の材料から形成
することによって、樹脂層と混合層との接着性をさらに
向上させることが可能となる。本発明の積層基板の製造
方法によれば、本発明の積層基板を容易に実現すること
ができる。また、本発明の積層基板の製造方法によれ
ば、金属層を電解めっき法により積層することによっ
て、金属層を薄く形成することが可能となる。
【0016】さらに、本発明の積層基板の製造方法によ
れば、表面が親水化された樹脂層の上面に、混合層を形
成させたことによって、樹脂層と混合層との接着性をさ
らに向上させることが可能となる。さらに、本発明の積
層基板の製造方法によれば、混合層を構成する樹脂材料
を、樹脂層と同一の材料から形成したことによって、樹
脂層と混合層との接着性をさらに向上させることが可能
となる。
れば、表面が親水化された樹脂層の上面に、混合層を形
成させたことによって、樹脂層と混合層との接着性をさ
らに向上させることが可能となる。さらに、本発明の積
層基板の製造方法によれば、混合層を構成する樹脂材料
を、樹脂層と同一の材料から形成したことによって、樹
脂層と混合層との接着性をさらに向上させることが可能
となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明における積層
基板の一構成例を示す断面図である。本実施形態におけ
る積層基板10は、樹脂フィルム(樹脂層)1の上面
に、樹脂材料と金属材料とが混合されてなるコンポジッ
ト層 (混合層)2と、金属層3とが順次積層された構成
を有する。
図面を参照して説明する。図1は、本発明における積層
基板の一構成例を示す断面図である。本実施形態におけ
る積層基板10は、樹脂フィルム(樹脂層)1の上面
に、樹脂材料と金属材料とが混合されてなるコンポジッ
ト層 (混合層)2と、金属層3とが順次積層された構成
を有する。
【0018】樹脂フィルム1は、絶縁性の樹脂フィルム
であればよく、例えば、PET樹脂、フェノール樹脂、
アラミド樹脂、ポリイミド樹脂などが挙げられる。ここ
で、金属層3として銅薄膜とを積層する場合には、線膨
張係数が等しく、耐熱性の高いポリイミド樹脂が最も好
適である。この樹脂フィルム1の膜厚は、特に限定され
ないが、電子基板用に通常用いられる厚み30〜200
μmのものが好適に用いられる。
であればよく、例えば、PET樹脂、フェノール樹脂、
アラミド樹脂、ポリイミド樹脂などが挙げられる。ここ
で、金属層3として銅薄膜とを積層する場合には、線膨
張係数が等しく、耐熱性の高いポリイミド樹脂が最も好
適である。この樹脂フィルム1の膜厚は、特に限定され
ないが、電子基板用に通常用いられる厚み30〜200
μmのものが好適に用いられる。
【0019】コンポジット層2は、樹脂材料中に、金属
材料として金属フィラーが分散されてなり、この金属フ
ィラー間は融着し、金属材料が網目状に存在する構成を
有している。また、このコンポジット層2は、導電性を
有しており、体積抵抗率は1×10-1Ωcm以下となっ
ている。ここで、コンポジット層2の体積抵抗率が1×
10-1Ωcmよりも大きい場合には、コンポジット層2
中の金属材料の割合が少なく、コンポジット層2と金属
層3との接着性が不十分となるとともに、コンポジット
層2へ直接電気めっきを施すことが困難となってしまう
ため、好ましくない。
材料として金属フィラーが分散されてなり、この金属フ
ィラー間は融着し、金属材料が網目状に存在する構成を
有している。また、このコンポジット層2は、導電性を
有しており、体積抵抗率は1×10-1Ωcm以下となっ
ている。ここで、コンポジット層2の体積抵抗率が1×
10-1Ωcmよりも大きい場合には、コンポジット層2
中の金属材料の割合が少なく、コンポジット層2と金属
層3との接着性が不十分となるとともに、コンポジット
層2へ直接電気めっきを施すことが困難となってしまう
ため、好ましくない。
【0020】このコンポジット層2の膜厚は、薄いこと
が好ましく、0.01〜5.0μm、より好ましくは
0.01〜3.0μmとするのがよい。コンポジット層
2を構成する金属フィラーの種類は、特に限定されず、
例えば、銅、ニッケル、銀、クロム等の材料が挙げられ
る。ここで、この金属フィラー間を融着させ、網目状の
構造を形成するためには、樹脂フィルム1及びコンポジ
ット層2を構成する樹脂材料が分解或いは劣化しない温
度での加熱により溶解するように、融点の低い材料から
金属フィラーを構成する必要がある。
が好ましく、0.01〜5.0μm、より好ましくは
0.01〜3.0μmとするのがよい。コンポジット層
2を構成する金属フィラーの種類は、特に限定されず、
例えば、銅、ニッケル、銀、クロム等の材料が挙げられ
る。ここで、この金属フィラー間を融着させ、網目状の
構造を形成するためには、樹脂フィルム1及びコンポジ
ット層2を構成する樹脂材料が分解或いは劣化しない温
度での加熱により溶解するように、融点の低い材料から
金属フィラーを構成する必要がある。
【0021】また、金属フィラーの形態は、特に限定さ
れず、例えば、球状、針状、多面体形状等が挙げられ
る。さらに、金属フィラーの粒径は、200nm以下、
より好ましくは100nm以下とし、樹脂材料中におけ
る金属フィラーの割合は、5〜95重量%、さらに好ま
しくは30〜95重量%とするのがよい。ここで、金属
フィラーの粒径を200nm以上とすると、コンポジッ
ト層2の上に形成するめっき金属層の面内均一性が低下
し、また、金属フィラーの融点低下の効果が顕著でなく
なって金属フィラー間の融着温度が上昇するので、好ま
しくない。また、金属フィラーの割合を5重量%未満と
すると、金属層3との接着性が不十分となるのみなら
ず、コンポジット層2の導電性が不足し、コンポジット
層2の上面に直接電解めっきを施すことが困難となって
しまう。一方、金属フィラーの割合が95重量%を超え
ると、樹脂フィルム1との接着性が不十分となるので好
ましくない。
れず、例えば、球状、針状、多面体形状等が挙げられ
る。さらに、金属フィラーの粒径は、200nm以下、
より好ましくは100nm以下とし、樹脂材料中におけ
る金属フィラーの割合は、5〜95重量%、さらに好ま
しくは30〜95重量%とするのがよい。ここで、金属
フィラーの粒径を200nm以上とすると、コンポジッ
ト層2の上に形成するめっき金属層の面内均一性が低下
し、また、金属フィラーの融点低下の効果が顕著でなく
なって金属フィラー間の融着温度が上昇するので、好ま
しくない。また、金属フィラーの割合を5重量%未満と
すると、金属層3との接着性が不十分となるのみなら
ず、コンポジット層2の導電性が不足し、コンポジット
層2の上面に直接電解めっきを施すことが困難となって
しまう。一方、金属フィラーの割合が95重量%を超え
ると、樹脂フィルム1との接着性が不十分となるので好
ましくない。
【0022】コンポジット層2を構成する樹脂材料は、
絶縁性の樹脂であればよく、例えば、PET樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、アラミド樹脂、ポリイミド
樹脂等が挙げられる。ここで、樹脂フィルム1との接着
性を考慮すると、樹脂フィルム1と同じ材料を用いるこ
とが好ましい。例えば、樹脂フィルム1としてポリイミ
ド樹脂を用いる場合、コンポジット層2を構成する樹脂
材料もポリイミド樹脂から構成することが最も好適であ
る。
絶縁性の樹脂であればよく、例えば、PET樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、アラミド樹脂、ポリイミド
樹脂等が挙げられる。ここで、樹脂フィルム1との接着
性を考慮すると、樹脂フィルム1と同じ材料を用いるこ
とが好ましい。例えば、樹脂フィルム1としてポリイミ
ド樹脂を用いる場合、コンポジット層2を構成する樹脂
材料もポリイミド樹脂から構成することが最も好適であ
る。
【0023】金属層3は、特に限定されないが、導電性
が高く、低コストの銅が最も好適である。この金属層3
の厚みは、特に限定されないが、高密度プリント基板と
して用いる場合には、できる限り薄くすることが好まし
く、0.1〜30μm、さらに好ましくは、0.1〜1
5μmとするのがよい。次に、本実施形態における積層
基板10の製造方法について説明する。図2は、本実施
形態における積層基板の一製造工程を示す断面図であ
る。
が高く、低コストの銅が最も好適である。この金属層3
の厚みは、特に限定されないが、高密度プリント基板と
して用いる場合には、できる限り薄くすることが好まし
く、0.1〜30μm、さらに好ましくは、0.1〜1
5μmとするのがよい。次に、本実施形態における積層
基板10の製造方法について説明する。図2は、本実施
形態における積層基板の一製造工程を示す断面図であ
る。
【0024】まず、コンポジット層2を構成する樹脂材
料を溶媒に溶解し、さらにこの溶媒に、コンポジット層
2を構成する金属フィラーを所定量分散させた分散液を
予め作成しておく。ここで、樹脂フィルム1とコンポジ
ット層2との接着性を向上させる目的で、樹脂フィルム
1の表面を、化学的或いは物理的に親水処理してもかま
わない。化学的親水処理としては、樹脂を水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等の塩基性水溶液や、塩酸、硫酸
等の酸性水溶液や、ヒドラジン、ホルマリン等の還元性
水溶液、或いは過酸化水素水等の酸化性水溶液に浸し
て、加熱処理する方法等が挙げられる。また、物理的親
水処理としては、酸素プラズマ処理等が挙げられる。
料を溶媒に溶解し、さらにこの溶媒に、コンポジット層
2を構成する金属フィラーを所定量分散させた分散液を
予め作成しておく。ここで、樹脂フィルム1とコンポジ
ット層2との接着性を向上させる目的で、樹脂フィルム
1の表面を、化学的或いは物理的に親水処理してもかま
わない。化学的親水処理としては、樹脂を水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等の塩基性水溶液や、塩酸、硫酸
等の酸性水溶液や、ヒドラジン、ホルマリン等の還元性
水溶液、或いは過酸化水素水等の酸化性水溶液に浸し
て、加熱処理する方法等が挙げられる。また、物理的親
水処理としては、酸素プラズマ処理等が挙げられる。
【0025】次いで、この分散液を、樹脂フィルム1の
上面に塗布し、加熱乾燥することで、図2に示すよう
に、樹脂フィルム1の上面にコンポジット層2を積層す
る。続いて、樹脂フィルム1及びコンポジット層2を構
成する樹脂材料は溶融せず、コンポジット層2を構成す
る金属フィラーのみが溶融する温度で、上面にコンポジ
ット層2が積層された樹脂フィルム1を加熱する。この
とき、コンポジット層2を構成する金属フィラー間は融
着し、コンポジット層2に金属フィラーが網目状に存在
した構成を形成する。
上面に塗布し、加熱乾燥することで、図2に示すよう
に、樹脂フィルム1の上面にコンポジット層2を積層す
る。続いて、樹脂フィルム1及びコンポジット層2を構
成する樹脂材料は溶融せず、コンポジット層2を構成す
る金属フィラーのみが溶融する温度で、上面にコンポジ
ット層2が積層された樹脂フィルム1を加熱する。この
とき、コンポジット層2を構成する金属フィラー間は融
着し、コンポジット層2に金属フィラーが網目状に存在
した構成を形成する。
【0026】そして、コンポジット層2の上面に金属層
3を積層することで、図1に示すように、樹脂フィルム
1の上面に、コンポジット層2と、金属層3とが順次積
層された積層基板10を完成させる。このコンポジット
層2への金属層の積層方法は、特に限定されず、例え
ば、スパッタリング法、イオンプレーティング法、蒸着
法等の乾式めっき法や、無電解めっき、電解めっき等の
湿式めっき法などが挙げられる。特に、コンポジット層
2に導電性が付与されている場合には、導電性付与処理
を施すことなく、コンポジット層2の上面に直接電解め
っき法を用いることができる。
3を積層することで、図1に示すように、樹脂フィルム
1の上面に、コンポジット層2と、金属層3とが順次積
層された積層基板10を完成させる。このコンポジット
層2への金属層の積層方法は、特に限定されず、例え
ば、スパッタリング法、イオンプレーティング法、蒸着
法等の乾式めっき法や、無電解めっき、電解めっき等の
湿式めっき法などが挙げられる。特に、コンポジット層
2に導電性が付与されている場合には、導電性付与処理
を施すことなく、コンポジット層2の上面に直接電解め
っき法を用いることができる。
【0027】ここで、樹脂フィルム1の上面にコンポジ
ット層2を形成する方法は、上述の方法に限らず、例え
ば、樹脂前駆体を溶媒に溶解し、さらにこの溶媒に金属
フィラーを所定量分散させた分散液を樹脂フィルム1の
上面に塗布し、溶媒を除去した後、樹脂前駆体を加熱硬
化することによって形成するようにしてもよい。このと
き、樹脂前駆体が溶液である場合には、溶媒を用いず
に、金属フィラーを樹脂前駆体溶液に直接分散させて加
熱硬化させることもできる。例えば、汎用溶媒に不溶で
あるポリイミド樹脂を用いる場合には、ポリイミド前駆
体であるポリアミド酸溶液に、金属フィラーを直接分散
させるようにすればよい。
ット層2を形成する方法は、上述の方法に限らず、例え
ば、樹脂前駆体を溶媒に溶解し、さらにこの溶媒に金属
フィラーを所定量分散させた分散液を樹脂フィルム1の
上面に塗布し、溶媒を除去した後、樹脂前駆体を加熱硬
化することによって形成するようにしてもよい。このと
き、樹脂前駆体が溶液である場合には、溶媒を用いず
に、金属フィラーを樹脂前駆体溶液に直接分散させて加
熱硬化させることもできる。例えば、汎用溶媒に不溶で
あるポリイミド樹脂を用いる場合には、ポリイミド前駆
体であるポリアミド酸溶液に、金属フィラーを直接分散
させるようにすればよい。
【0028】また、樹脂フィルム1の上面にコンポジッ
ト層2を形成する他の方法として、粒径が200nm以
下、好ましくは100nm以下の金属酸化物フィラーや
金属塩フィラーを金属前駆体として用いる事によって形
成するようにしても構わない。金属酸化物フィラーとし
ては、樹脂フィルム1及びコンポジット層2を構成する
樹脂を化学的・熱的に冒さない方法で還元できる材料で
あれば特に限定されず、例えば、酸化第一銅、酸化第二
銅、酸化ニッケル、酸化クロム、酸化銀、硝酸銅、硫酸
銅、酢酸銅、酢酸銀等が挙げられる。この金属酸化物フ
ィラーを用いると、不要な塩をコンポジット層2に残存
させないため、好適である。
ト層2を形成する他の方法として、粒径が200nm以
下、好ましくは100nm以下の金属酸化物フィラーや
金属塩フィラーを金属前駆体として用いる事によって形
成するようにしても構わない。金属酸化物フィラーとし
ては、樹脂フィルム1及びコンポジット層2を構成する
樹脂を化学的・熱的に冒さない方法で還元できる材料で
あれば特に限定されず、例えば、酸化第一銅、酸化第二
銅、酸化ニッケル、酸化クロム、酸化銀、硝酸銅、硫酸
銅、酢酸銅、酢酸銀等が挙げられる。この金属酸化物フ
ィラーを用いると、不要な塩をコンポジット層2に残存
させないため、好適である。
【0029】例えば、金属酸化物フィラーや金属塩フィ
ラーを金属前駆体として用いてコンポジット層2を形成
するには、まず、金属酸化物フィラー或いは金属塩フィ
ラーを、樹脂或いは樹脂前駆体の溶液に分散させ、この
分散液を樹脂フィルム1の上面に塗布する。次いで、溶
媒の乾燥或いは樹脂前駆体の硬化するとともに、金属酸
化物フィラーの還元を行う。この金属酸化物フィラー或
いは金属塩フィラーの還元は、溶媒の乾燥過程或いは樹
脂前駆体の加熱硬化過程の前後で行うようにしても、そ
れらの過程と同時に行うようにしてもよい。また、金属
酸化物フィラー或いは金属塩フィラーの還元は、予め分
散液に還元剤を混合させておき、加熱還元することで行
ってもよいし、水素ガス、一酸化炭素ガス等の還元性ガ
スに接触させることで行ってもよい。
ラーを金属前駆体として用いてコンポジット層2を形成
するには、まず、金属酸化物フィラー或いは金属塩フィ
ラーを、樹脂或いは樹脂前駆体の溶液に分散させ、この
分散液を樹脂フィルム1の上面に塗布する。次いで、溶
媒の乾燥或いは樹脂前駆体の硬化するとともに、金属酸
化物フィラーの還元を行う。この金属酸化物フィラー或
いは金属塩フィラーの還元は、溶媒の乾燥過程或いは樹
脂前駆体の加熱硬化過程の前後で行うようにしても、そ
れらの過程と同時に行うようにしてもよい。また、金属
酸化物フィラー或いは金属塩フィラーの還元は、予め分
散液に還元剤を混合させておき、加熱還元することで行
ってもよいし、水素ガス、一酸化炭素ガス等の還元性ガ
スに接触させることで行ってもよい。
【0030】さらに、コンポジット層2を形成する他の
方法として、金属フィラー間が融着し、金属フィラーが
網目状に存在する構造体の自己保持性を利用して、予め
この構造体を合成しておき、この構造体に樹脂を含浸さ
せることによって形成するようにしてもよい。具体的に
は、まず、金属フィラー間が融着し、金属フィラーが網
目状に存在する構造体を作成しておく。次いで、樹脂フ
ィルム1の上面に、樹脂或いは樹脂前駆体の溶液を塗布
し、その上に予め作成しておいた構造体を張り合わせ、
加熱することで、溶媒を揮発或いは樹脂前駆体を硬化さ
せるようにする。このとき、樹脂前駆体が溶液である場
合には、溶媒を用いる必要はない。
方法として、金属フィラー間が融着し、金属フィラーが
網目状に存在する構造体の自己保持性を利用して、予め
この構造体を合成しておき、この構造体に樹脂を含浸さ
せることによって形成するようにしてもよい。具体的に
は、まず、金属フィラー間が融着し、金属フィラーが網
目状に存在する構造体を作成しておく。次いで、樹脂フ
ィルム1の上面に、樹脂或いは樹脂前駆体の溶液を塗布
し、その上に予め作成しておいた構造体を張り合わせ、
加熱することで、溶媒を揮発或いは樹脂前駆体を硬化さ
せるようにする。このとき、樹脂前駆体が溶液である場
合には、溶媒を用いる必要はない。
【0031】さらに、コンポジット層2を構成する金属
フィラーを融着させる段階は、これに限らず、樹脂フィ
ルム1の上面にコンポジット層2を積層する過程、すな
わち、樹脂材料が分散された分散液を加熱乾燥させる過
程や樹脂前駆体の硬化過程において、必要な加熱温度に
金属フィラーの融着温度を合わせることによって、コン
ポジット層2の積層と金属フィラー間の融着とを同時に
実現させるようにしてもよい。このとき、粒径が200
nm、好ましくは100nm以下の金属微粒子は、バル
ク材料に比べて融点が大きく低下することが知られてお
り、この融点は粒径に依存するため、金属フィラーの粒
径をコントロールすることで、融点を調整することも可
能である。
フィラーを融着させる段階は、これに限らず、樹脂フィ
ルム1の上面にコンポジット層2を積層する過程、すな
わち、樹脂材料が分散された分散液を加熱乾燥させる過
程や樹脂前駆体の硬化過程において、必要な加熱温度に
金属フィラーの融着温度を合わせることによって、コン
ポジット層2の積層と金属フィラー間の融着とを同時に
実現させるようにしてもよい。このとき、粒径が200
nm、好ましくは100nm以下の金属微粒子は、バル
ク材料に比べて融点が大きく低下することが知られてお
り、この融点は粒径に依存するため、金属フィラーの粒
径をコントロールすることで、融点を調整することも可
能である。
【0032】本実施形態における積層基板10によれ
ば、樹脂フィルム1と金属層3との間に、樹脂材料及び
金属材料が混合されてなるコンポジット層2を形成した
ことによって、このコンポジット層2中の樹脂材料と樹
脂フィルム1が接着し、コンポジット層2中の金属材料
が金属層3と接着するようになる。よって、高温条件下
で長時間保持する場合であっても、樹脂フィルム1と金
属層3との接着性を確保することが可能となる。
ば、樹脂フィルム1と金属層3との間に、樹脂材料及び
金属材料が混合されてなるコンポジット層2を形成した
ことによって、このコンポジット層2中の樹脂材料と樹
脂フィルム1が接着し、コンポジット層2中の金属材料
が金属層3と接着するようになる。よって、高温条件下
で長時間保持する場合であっても、樹脂フィルム1と金
属層3との接着性を確保することが可能となる。
【0033】また、本実施形態における積層基板10に
よれば、コンポジット層2に導電性を付与したことによ
って、コンポジット層2の上面に導電性付与処理を施す
ことなく、コンポジット層2の上面に直接電解めっき法
を用いることができる。よって、金属層3の成膜工程に
かかる労力及びコストを削減することができる。さら
に、本実施形態における積層基板10によれば、コンポ
ジット層2を構成する金属材料である金属フィラー間を
融着し、金属材料が網目状となった構成としたことによ
って、コンポジット層2を構成する金属材料と樹脂材料
との絡み合いが大きくなる。よって、コンポジット層2
の強度を向上させるとともに、コンポジット層2内の導
電性をさらに向上させることが可能となる。
よれば、コンポジット層2に導電性を付与したことによ
って、コンポジット層2の上面に導電性付与処理を施す
ことなく、コンポジット層2の上面に直接電解めっき法
を用いることができる。よって、金属層3の成膜工程に
かかる労力及びコストを削減することができる。さら
に、本実施形態における積層基板10によれば、コンポ
ジット層2を構成する金属材料である金属フィラー間を
融着し、金属材料が網目状となった構成としたことによ
って、コンポジット層2を構成する金属材料と樹脂材料
との絡み合いが大きくなる。よって、コンポジット層2
の強度を向上させるとともに、コンポジット層2内の導
電性をさらに向上させることが可能となる。
【0034】なお、本実施形態における積層基板10に
おいて、コンポジット層2を、樹脂材料として金属フィ
ラーが樹脂材料中に分散された構成としたが、コンポジ
ット層2内に樹脂材料と金属材料が混合されているので
あればこれに限らず、例えば、多孔性金属膜の孔部が樹
脂材料で充填された構成としても構わない。
おいて、コンポジット層2を、樹脂材料として金属フィ
ラーが樹脂材料中に分散された構成としたが、コンポジ
ット層2内に樹脂材料と金属材料が混合されているので
あればこれに限らず、例えば、多孔性金属膜の孔部が樹
脂材料で充填された構成としても構わない。
【0035】
【実施例】次に、本発明の効果を以下の実施例によって
検証する。 (本発明例1)まず、ビス(4−アミノフェニル)エー
テルを10.0gと、無水ピロメリト酸を10.9gと
を、N−メチルピロリドン(NMP)100gに溶解
し、室温で1時間攪拌することで、ポリアミド酸のNM
P溶液を得た。
検証する。 (本発明例1)まず、ビス(4−アミノフェニル)エー
テルを10.0gと、無水ピロメリト酸を10.9gと
を、N−メチルピロリドン(NMP)100gに溶解
し、室温で1時間攪拌することで、ポリアミド酸のNM
P溶液を得た。
【0036】次いで、このポリアミド酸のNMP溶液5
g中に、金属フィラーとして、平均粒子径30nmを有
する酸化第二銅ナノ粒子(シーアイ化成株式会社製)を
5g加え、攪拌脱泡機(HM−500、株式会社キーエ
ンス製)にて、攪拌モード10分、脱泡モード5分の条
件で分散処理を行った。なお、金属フィラーとして、銅
酸化物の粒子径は、株式会社堀場製作所製レーザ散乱式
粒度分布計(LA−920)を用いて測定した。
g中に、金属フィラーとして、平均粒子径30nmを有
する酸化第二銅ナノ粒子(シーアイ化成株式会社製)を
5g加え、攪拌脱泡機(HM−500、株式会社キーエ
ンス製)にて、攪拌モード10分、脱泡モード5分の条
件で分散処理を行った。なお、金属フィラーとして、銅
酸化物の粒子径は、株式会社堀場製作所製レーザ散乱式
粒度分布計(LA−920)を用いて測定した。
【0037】次いで、この分散液を、樹脂フィルムとし
て、3×3cmの大きさに切り出したポリイミドフィル
ム(東レ・デュポン株式会社製カプトンフィルム、膜厚
50μm)上に塗布し、水素雰囲気中、350℃の温度
条件下、1時間の還元処理を行い、ポリイミドフィルム
上に、銅ナノ粒子とポリイミドとが混合されたコンポジ
ット層を形成した。ここで、得られたコンポジット層は
導電性を有し、体積抵抗率は4×10-5Ωcmであっ
た。なお、コンポジット層の体積抵抗率は、抵抗率計ロ
レスターGP(三菱化学株式会社製)を用いて求めた。
て、3×3cmの大きさに切り出したポリイミドフィル
ム(東レ・デュポン株式会社製カプトンフィルム、膜厚
50μm)上に塗布し、水素雰囲気中、350℃の温度
条件下、1時間の還元処理を行い、ポリイミドフィルム
上に、銅ナノ粒子とポリイミドとが混合されたコンポジ
ット層を形成した。ここで、得られたコンポジット層は
導電性を有し、体積抵抗率は4×10-5Ωcmであっ
た。なお、コンポジット層の体積抵抗率は、抵抗率計ロ
レスターGP(三菱化学株式会社製)を用いて求めた。
【0038】次いで、硫酸銅五水和物(和光純薬工業株
式会社製)80gと、硫酸180gとを、精製水1リッ
トルに溶解し、電解めっき浴を作成した。次いで、この
電解めっき浴中に、コンポジット層が上面に形成された
ポリイミドフィルムを浸し、室温にて、3A/dm2 の
電流密度で電解銅メッキを施し、金属層として、厚み7
μmの銅薄膜層を形成し、積層基板を完成させた。この
得られた積層板において、大気中、150℃で24時間
保持する耐熱性試験を行い、その後、耐熱性密着強度を
評価したところ、その強度は1.3kgf/cmであっ
た。なお、密着強度は、JIS C6481(180度
ピール)に準じ、引き剥がし強度として求めた。 (本発明例2)まず、平均粒子径30nmを有する酸化
第二銅ナノ粒子(シーアイ化成株式会社製)5gを、ジ
エチレングリコール(沸点:249℃)5gに加え、本
発明例1と同様の方法で分散処理を行った。なお、金属
フィラーとして、銅酸化物の粒子径は、本発明例1と同
様の方法で測定した。
式会社製)80gと、硫酸180gとを、精製水1リッ
トルに溶解し、電解めっき浴を作成した。次いで、この
電解めっき浴中に、コンポジット層が上面に形成された
ポリイミドフィルムを浸し、室温にて、3A/dm2 の
電流密度で電解銅メッキを施し、金属層として、厚み7
μmの銅薄膜層を形成し、積層基板を完成させた。この
得られた積層板において、大気中、150℃で24時間
保持する耐熱性試験を行い、その後、耐熱性密着強度を
評価したところ、その強度は1.3kgf/cmであっ
た。なお、密着強度は、JIS C6481(180度
ピール)に準じ、引き剥がし強度として求めた。 (本発明例2)まず、平均粒子径30nmを有する酸化
第二銅ナノ粒子(シーアイ化成株式会社製)5gを、ジ
エチレングリコール(沸点:249℃)5gに加え、本
発明例1と同様の方法で分散処理を行った。なお、金属
フィラーとして、銅酸化物の粒子径は、本発明例1と同
様の方法で測定した。
【0039】次いで、この分散液を、スライドガラス上
に長さ2cm、幅1cm、厚み10μmとなるように塗
布した。次いで、このスライドガラスを焼成炉内に入
れ、炉内を真空ポンプで脱気した後、水素ガスを1リッ
トル/分の流量で流した。次いで、焼成炉の温度を、室
温から250℃まで一時間かけて昇温し、250℃に到
達後、この温度でさらに1時間加熱した。この加熱処理
により、ジエチレングリコールは揮発する。
に長さ2cm、幅1cm、厚み10μmとなるように塗
布した。次いで、このスライドガラスを焼成炉内に入
れ、炉内を真空ポンプで脱気した後、水素ガスを1リッ
トル/分の流量で流した。次いで、焼成炉の温度を、室
温から250℃まで一時間かけて昇温し、250℃に到
達後、この温度でさらに1時間加熱した。この加熱処理
により、ジエチレングリコールは揮発する。
【0040】次いで、このスライドガラスを冷却するこ
とで、スライドガラス上に、銅粒子間が融着し、網目状
に存在する多孔性銅薄膜が得られた。ここで、多孔性銅
薄膜は、孔径300nmの多孔構造を有し、厚みは1μ
mであった。なお、多孔性銅薄膜表面における孔径は、
株式会社日立製作所製SEM(S−4700)を用い、
サンプル表面をOS プラズマコーティング処理(約3n
m)した後、加速電圧2kvの条件で観察した。
とで、スライドガラス上に、銅粒子間が融着し、網目状
に存在する多孔性銅薄膜が得られた。ここで、多孔性銅
薄膜は、孔径300nmの多孔構造を有し、厚みは1μ
mであった。なお、多孔性銅薄膜表面における孔径は、
株式会社日立製作所製SEM(S−4700)を用い、
サンプル表面をOS プラズマコーティング処理(約3n
m)した後、加速電圧2kvの条件で観察した。
【0041】次いで、樹脂フィルムとして、3×3cm
の大きさに切り出したポリイミドフィルム上に、本発明
例1と同様の方法で得たポリアミド酸のNMP溶液を塗
布し、その上に、多孔性銅薄膜を張り合わせ、多孔性銅
薄膜とポリイミドフィルムとの積層体を形成させる。次
いで、この積層体は、窒素雰囲気中にて、350℃の温
度で1時間加熱処理することで、ポリアミド酸をイミド
化し、ポリイミドフィルム上に、多孔性銅とポリイミド
とが混合されたを形成させる。ここで、このコンポジッ
ト層の厚みは、3μmであった。また、コンポジット層
は、導電性を有し、体積抵抗率は1×10-5Ωcmであ
った。なお、コンポジット層の体積抵抗率は、本発明例
1と同様の方法で測定した。
の大きさに切り出したポリイミドフィルム上に、本発明
例1と同様の方法で得たポリアミド酸のNMP溶液を塗
布し、その上に、多孔性銅薄膜を張り合わせ、多孔性銅
薄膜とポリイミドフィルムとの積層体を形成させる。次
いで、この積層体は、窒素雰囲気中にて、350℃の温
度で1時間加熱処理することで、ポリアミド酸をイミド
化し、ポリイミドフィルム上に、多孔性銅とポリイミド
とが混合されたを形成させる。ここで、このコンポジッ
ト層の厚みは、3μmであった。また、コンポジット層
は、導電性を有し、体積抵抗率は1×10-5Ωcmであ
った。なお、コンポジット層の体積抵抗率は、本発明例
1と同様の方法で測定した。
【0042】次いで、このコンポジット層の上面に、本
発明例1と同様の電解メッキ法を用い、金属層として、
厚さ7μmの銅薄膜を形成し、積層基板を完成させた。
この得られた積層板において、大気中、150℃で24
時間保持する耐熱性試験を行い、その後、耐熱性密着強
度を評価したところ、その強度は1.4kgf/cmで
あった。なお、密着強度は、本発明例1と同様の方法で
測定した。 (比較例)まず、本発明例1と同様に作成したポリアミ
ド溶液9.7gに、金属フィラーとして、平均粒子径3
0nmを有する酸化第二銅ナノ粒子(シーアイ化成株式
会社製)0.3gを分散させる以外は、本発明例1と同
様の方法で、ポリイミドフィルム上に、銅とポリイミド
とを混合させたコンポジット層を形成した。ここで、こ
のコンポジット層中の銅の割合は、2.4重量%であ
り、膜厚は2μmであった。
発明例1と同様の電解メッキ法を用い、金属層として、
厚さ7μmの銅薄膜を形成し、積層基板を完成させた。
この得られた積層板において、大気中、150℃で24
時間保持する耐熱性試験を行い、その後、耐熱性密着強
度を評価したところ、その強度は1.4kgf/cmで
あった。なお、密着強度は、本発明例1と同様の方法で
測定した。 (比較例)まず、本発明例1と同様に作成したポリアミ
ド溶液9.7gに、金属フィラーとして、平均粒子径3
0nmを有する酸化第二銅ナノ粒子(シーアイ化成株式
会社製)0.3gを分散させる以外は、本発明例1と同
様の方法で、ポリイミドフィルム上に、銅とポリイミド
とを混合させたコンポジット層を形成した。ここで、こ
のコンポジット層中の銅の割合は、2.4重量%であ
り、膜厚は2μmであった。
【0043】次いで、このコンポジット層の上面に、無
電解メッキ前処理剤(MSC−27、MSS−27、M
SA−27、MSP−27、上村工業株式会社製)を用
いて、無電解メッキ前処理を施した。次いで、硫酸銅五
水和物(和光純薬工業株式会社製)10gと、エチレン
ジアミン四酢酸・2ナトリウム塩(和光純薬工業株式会
社製)30gと、ホルマリン溶液(和光純薬工業株式会
社製)5mlとを、純水1リットルに溶解し、無電解め
っき溶液を形成した。
電解メッキ前処理剤(MSC−27、MSS−27、M
SA−27、MSP−27、上村工業株式会社製)を用
いて、無電解メッキ前処理を施した。次いで、硫酸銅五
水和物(和光純薬工業株式会社製)10gと、エチレン
ジアミン四酢酸・2ナトリウム塩(和光純薬工業株式会
社製)30gと、ホルマリン溶液(和光純薬工業株式会
社製)5mlとを、純水1リットルに溶解し、無電解め
っき溶液を形成した。
【0044】次いで、pH12.5、液温60℃の条件
下無電解めっきを行って導電層を形成し、その後、本発
明例1と同様の条件で電解めっきを施し、導電層の上面
に銅めっき層を厚付けして、合わせて7μmの銅薄膜を
形成し、積層基板を完成させた。この得られた積層板に
おいて、大気中、150℃で24時間保持する耐熱性試
験を行い、その後、耐熱性密着強度を評価したところ、
その強度は0.1kgf/cmであった。
下無電解めっきを行って導電層を形成し、その後、本発
明例1と同様の条件で電解めっきを施し、導電層の上面
に銅めっき層を厚付けして、合わせて7μmの銅薄膜を
形成し、積層基板を完成させた。この得られた積層板に
おいて、大気中、150℃で24時間保持する耐熱性試
験を行い、その後、耐熱性密着強度を評価したところ、
その強度は0.1kgf/cmであった。
【0045】このように、本発明例1及び2と、比較例
との結果より、樹脂フィルムと金属層との間に樹脂材料
及び金属材料を混合させたコンポジット層を挟層させた
本発明における積層基板においては、高温条件下で長時
間保持した場合であっても、樹脂フィルムと金属層との
間の接着性を確保できていることが確認できた。
との結果より、樹脂フィルムと金属層との間に樹脂材料
及び金属材料を混合させたコンポジット層を挟層させた
本発明における積層基板においては、高温条件下で長時
間保持した場合であっても、樹脂フィルムと金属層との
間の接着性を確保できていることが確認できた。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の積層基板
によれば、樹脂層と金属層との間に、樹脂材料及び金属
材料からなる混合層を挟層させたことによって、高温条
件下で長時間保持する場合であっても、樹脂層と金属層
との間の接着性を確保することが可能となる。また、混
合層に導電性を付与したことによって、金属層の成膜工
程にかかる労力及びコストを削減することが可能とな
る。本発明の積層基板の製造方法によれば、本発明の積
層基板を容易に実現することができる。
によれば、樹脂層と金属層との間に、樹脂材料及び金属
材料からなる混合層を挟層させたことによって、高温条
件下で長時間保持する場合であっても、樹脂層と金属層
との間の接着性を確保することが可能となる。また、混
合層に導電性を付与したことによって、金属層の成膜工
程にかかる労力及びコストを削減することが可能とな
る。本発明の積層基板の製造方法によれば、本発明の積
層基板を容易に実現することができる。
【図1】本発明の積層基板の一構成例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の積層基板の一製造工程を示す断面図で
ある。
ある。
1 樹脂フィルム(樹脂層)
2 コンポジット層(混合層)
3 金属層
10 積層基板
Claims (13)
- 【請求項1】 樹脂層の少なくとも一面に、金属層が積
層されてなる積層基板であって、 前記樹脂層と前記金属層との間に、金属材料及び樹脂材
料からなる混合層が形成されていることを特徴とする積
層基板。 - 【請求項2】 前記混合層は、導電性を有し、その体積
抵抗率が1×10 -1Ωcm未満であることを特徴とする
請求項1に記載の積層基板。 - 【請求項3】 前記混合層は、前記樹脂材料中に、前記
金属材料として5〜95重量%の金属フィラーが分散さ
れた構造を有し、当該金属フィラーの粒径が200nm
以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の積
層基板。 - 【請求項4】 前記混合層は、前記金属フィラー間が融
着し、網目状の構造を有していることを特徴とする請求
項3に記載の積層基板。 - 【請求項5】 前記混合層は、前記金属材料として多孔
性金属層の孔部に、前記樹脂材料が充填された構造を有
することを特徴とする請求項1又は2に記載の積層基
板。 - 【請求項6】 前記混合層を構成する前記樹脂材料が、
絶縁性の樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至5
のいずれか一項に記載の積層基板。 - 【請求項7】 前記混合層を構成する前記樹脂材料が、
前記樹脂層と同一の材料からなることを特徴とする請求
項1乃至6のいずれか一項に記載の積層基板。 - 【請求項8】 樹脂層の少なくとも一面に、金属層が積
層されてなる積層基板の製造方法であって、 前記樹脂層の少なくとも一面に積層された樹脂材料及び
金属材料からなる混合層の上面に、金属層を積層するこ
とを特徴とする積層基板の製造方法。 - 【請求項9】 前記金属層を、電解めっき法により積層
することを特徴とする請求項8に記載の積層基板の製造
方法。 - 【請求項10】 表面が親水化処理された前記樹脂層の
上面に、前記混合層が積層されていることを特徴とする
請求項8又は9に記載の積層基板の製造方法。 - 【請求項11】 前記樹脂層及び前記混合層を構成する
前記樹脂材料は溶融せず、前記混合層を構成する金属材
料は溶融する温度で加熱処理を行うことで、前記金属材
料間を融着する工程を含むことを特徴とする請求項8乃
至10のいずれか一項に記載の積層基板の製造方法。 - 【請求項12】 前記混合層を構成する前記樹脂材料
を、絶縁性の樹脂から形成することを特徴とする請求項
8乃至11のいずれか一項に記載の積層基板の製造方
法。 - 【請求項13】 前記混合層を構成する前記樹脂材料
を、前記樹脂層と同一の材料から形成することを特徴と
する請求項8乃至12のいずれか一項に記載の積層基板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002079503A JP2003283123A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 積層基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002079503A JP2003283123A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 積層基板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003283123A true JP2003283123A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29228952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002079503A Withdrawn JP2003283123A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 積層基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003283123A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002079503A patent/JP2003283123A/ja not_active Withdrawn
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