JP2003285841A - 自動的に識別可能な試料類封入用容器 - Google Patents

自動的に識別可能な試料類封入用容器

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JP2003285841A
JP2003285841A JP2002090839A JP2002090839A JP2003285841A JP 2003285841 A JP2003285841 A JP 2003285841A JP 2002090839 A JP2002090839 A JP 2002090839A JP 2002090839 A JP2002090839 A JP 2002090839A JP 2003285841 A JP2003285841 A JP 2003285841A
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Saburo Washimi
三郎 鷲見
Yasutake Satomi
泰武 里見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動倉庫に自動的に入出庫される封入容器にお
いて、封入容器を特定するためそのコードを自動的な読
み取り装置で読み取り不能になった場合、その後の処理
を素早くかつ容易に行えるようにする。 【手段】封入容器(ミニチューブ)1の底面に設けた主
表示部36に、光学的な読み取り装置で読み取りできるド
ットパターン方式の二次元コードがマーキングされてい
る。封入容器1の外周面に設けた副表示部38に、人が視
認できる文字や数字からなる表示が施されている。主表
示部36が汚れたり傷付いたりして読み取りエラーとなっ
た場合は、副表示部38に基づいて封入容器1を特定でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫システム
のような保管・管理システムに使用できるように、機械
的に識別可能な識別手段を設けている試料類封入用容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学系や薬学系、生物学系等の研究所や
企業では、例えば化学物質や薬品類、遺伝子サンプル、
血液サンプル、各種検体、組織サンプル、土壌サンプ
ル、種子類など、膨大な量の試料類が使用されている。
【0003】この大量の試料を保管・管理するために、
バイアル瓶やミニチューブと呼ばれている細長い筒状容
器のような封入容器が使用されている。封入容器の量が
膨大になると、自動倉庫システムのような自動保管・管
理システムが必要となる。
【0004】その場合、自動的な保管・管理のために
は、各封入容器を自動的な読み取り装置によって特定で
きることが必要であり、そのためには、封入容器に、容
器番号や試料名、保管番地、封入日付などの管理用デー
タをコード化して表示した表示部を設ける必要がある。
【0005】その例として、例えば本願出願人は、特願
2001−144281号において、封入容器の底面
に、光学的な読み取り装置(コードリーダー)で読み取
ることのできるコードを表示することを開示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ミニチュー
ブのような封入容器は使用しているうちに表示部が汚れ
たり傷付いたりすることがあり、このため、読み取り装
置で表示部のデータを読取れなくなることがある。この
ようにデータを読取れない場合は、読み取りエラーとし
て処理されることになる。
【0007】エラーの処理方法は格納・管理システムの
態様によって異なるが、いずれにしても、最終的には人
手によって封入容器を特定して、表示部を更新したり封
入容器を別のものと取り替えるなどの作業を行わざるを
得ない。
【0008】しかるに、従来のように封入容器の底面だ
けにドットパターンやバーコードのようなコードよりな
る表示部を設けたに過ぎない構成では、これらのコード
(特にドットパターンコード)は人が見ただけではその
データを把握し難いため、エラー表示された後の処理に
多大の手間が掛かっており、場合によっては検知不能と
して廃棄処理せざる得ない虞もあった。
【0009】また、封入容器をひっくり返すと試料類が
零れ出る虞があるため、人が底面の表示部を視認するに
は、封入容器を頭の上に持ち上げて下方から覗くように
して見なければならないことになり、このため、表示部
を確認すること自体も面倒な場合があった。
【0010】本発明は、このような現状を改善すること
を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る封
入容器は、一端を開口した筒状(管状)に形成されてお
り、その外面(外周面と底面)の適宜部位に、機械的に
読取ることのできるコード類を設けた主表示部と、視認
又は機械的に読取ることのできる記録手段を設けた副表
示部とを設けている。
【0012】請求項2の発明では、前記主表示部は、前
記主表示部は、ドットパターン方式やバーコード方式の
ように光学読み取り装置で読取ることのできる二次元表
示方式になっていると共に、容器の底面に設けられてい
る一方、前記副表示部は、数字や文字のように人が視認
できる表示方式になっていると共に、容器の外周面に設
けられている。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明によると、主表示部に加え
て副表示部を設けているため、主表示部が汚れたり傷付
いたりして自動的な読み取りができなくなっても、副表
示部に基づいてその封入容器を特定することができる。
このため、主表示部を読み取りできなくなっても、その
後の処理を素早く的確に行うことができる。
【0014】請求項2のように構成すると、光学式読み
取り装置の上方に封入容器を配置して、検知用の光を下
方から照射することにより、封入容器の平面姿勢に関係
なく主表示部のデータを素早く読取ることができる。
【0015】また、封入容器の外周面は底面に比べて遥
かに面積が大きいため、ミニチューブやバイアル瓶のよ
うな細い封入容器であっても、人が十分に視認できる程
度の大きさの文字や数字を表示することが可能とある。
更に、副表示部の内容を視認するに当たっては、封入容
器は底を下にした姿勢のままで良いため、視認作業が楽
であると共に、液体の試料であっても誤って零すような
ことはない。
【0016】従って、請求項2によると、光学式の読み
取り装置で主表示部を効率的に読取るという利点を損な
うことなく、主表示部を読み取れなくなった後の人手に
よる処理を楽に行うことができる。
【0017】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0018】(1).試料類の格納・管理態様 まず、自動倉庫システムに使用される試料格納・管理手
段について簡単に説明する。図1は、封入容器の一例と
してのミニチューブ1とこれが収容される格納用コンテ
ナ2との概略概略斜視図である。格納用コンテナ2は合
成樹脂製であり、多数の単位収納穴3が縦横に整列して
形成されている。本願発明はミニチューブ1に適用した
ものであるが、詳細は後述する。
【0019】格納用コンテナ2は、図2に示すような格
納用トレー4に離脱不能に取付けられている。1つのの
格納用トレー4に例えば6個程度の格納用コンテナ2が
取付けられている。
【0020】図3に示すように、本実施形態の自動倉庫
システムでは、ミニチューブ1に加えてディープウエル
5も使用できるようになっている(もちろん、ミニチュ
ーブ1だけを使用することも可能である)。ディープウ
エル5には、試料封入穴6が整列して多数形成されてお
り、これらの試料封入穴6は蓋7で塞がれる。このディ
ープウエル5は格納用トレー4に着脱自在に積載されて
いる。
【0021】なお、格納用コンテナ2とディープウエル
5とが1つの格納用トレー4に混載されることはなく、
格納用コンテナ2とディープウエル5とは別々の格納用
トレー4に積載されるようになっている。
【0022】(2).自動倉庫システムの概要 次に、ミニチューブ1を自動的に入出庫して保管する自
動倉庫システムの概要を、図4〜図7に基づいて説明す
る。 図4は自動倉庫システムの全体の概略斜視図、図
5は同じく自動倉庫システムの全体の概略平面図、図6
はミニチューブ移載部の概略斜視図、図7はディープウ
エル移載部の概略斜視図である。
【0023】本実施形態の自動倉庫システムは、例えば
図2に示すように、大きく分けて、格納エリア8と移載
エリア9と入出庫作業エリア10とからなっている。格
納エリア8は、2段の棚装置11を相対向して配置した
棚ユニット12を2列並設している(1列又は3列以上
でも良い)。各棚装置11には、格納用トレー4を1個
又は複数個格納できる単位格納部が多段かつ多列に形成
されている。
【0024】相対向した棚装置11で挟まれた空間に
は、移載装置の一例としてのスタッカクレーン13が走
行自在に配置されている(従って、1つの棚ユニット1
2に上下2台のスタッカクレーン13が配置されてい
る)。スタッカクレーン13は一対のレール14を走行
するようになっている。スタッカクレーン13には複数
の格納用トレー4を積載できるようになっている。
【0025】移載エリア9は、各棚装置11に近接した
配置された2段式の第1コンベヤ(仮置き棚)15の群
と、第1コンベヤ15の外側に配置した昇降式のリザー
バ16と、リザーバ16の外側に配置した上下2段ずつ
の第2コンベヤ17の群と、各棚ユニット12の箇所に
位置した左右の第2コンベヤ17を接続する上下2段の
第3コンベヤ18の群とを備えている。
【0026】更に、第3コンベヤ18の群の外側には上
下2段ずつの第4コンベヤ19が、更にその外側には第
4コンベヤ19と同じ高さの上下2段の第5コンベヤ2
0が配置されており、第4コンベヤ19及び第5コンベ
ヤ20の両端の外側にはリフト装置21を配置してい
る。また、上下第5コンベヤ20の両端部の間の高さ位
置でかつリフト装置21の近傍には、入出庫用コンベヤ
22を配置している。
【0027】入出庫作業エリア10のうち入出庫コンベ
ヤ22の始端部近傍には、作業用台車23をセットする
ための受け継ぎ用ゲート装置24を設けている。また、
受け継ぎ用ゲート装置24の箇所には入出庫用ロボット
25を設置している。作業用台車23には、図6や図7
に示す作業用トレー26を多段かつ多列に積載すること
ができ、作業用トレー26は、入出庫用ロボット25に
よって作業用台車23と入出庫用コンベヤ22とに移し
換えられる。作業用トレー26には把手27を設けてい
る。
【0028】入出庫用作業エリア10と移載エリア9と
は断熱壁28で仕切られている。また、入出庫用コンベ
ヤ22はこの断熱壁28の箇所で分断されており、この
分断された部位にシャッター29を設けている。これ
は、格納エリア8と移載エリア9とを低温に保持した場
合に冷気が逃げるのを防止するためである。図示してい
ないが、断熱壁にはメンテナンスに際して作業者が出入
りするための扉を設けている。
【0029】試料の保管と管理とはディープウエル5と
ミニチューブ1とを単位として行われる。そして、既述
のとおり、格納用コンテナ2は格納用トレー4に離脱不
能に取付けられているため、図6に示すよう、作業用ト
レー26には作業用コンテナ30が載せられており、ミ
ニチューブ1は、この作業用コンテナ30によって作業
者のもとに配送される。
【0030】なお、ミニチューブの作業用コンテナ30
は格納用コンテナ2と同じものを使用しても良いし、大
きさや形状が異なるものを使用しても良い。
【0031】リフト装置21を第4コンベヤ19及び第
5コンベヤ20の高さに合わせることにより、第4コン
ベヤ19と第5コンベヤ20とリフト装置21とでルー
プ状の循環路を構成することができる。このため、作業
用トレー30を一方通行方式の状態で第5コンベヤ20
と第4コンベヤ19とに移し替ることができる。また、
2本の入出庫コンベヤ22をそれぞれ入庫専用と出庫専
用とに分けることにより、作業用トレー30をより効率
的に搬送できる。
【0032】そして、第4コンベヤ19と第3コンベヤ
18との間に、ミニチューブ移載用のロボット31とデ
ィープウエル移載用のロボット(図示せず)とを配置し
ている。本実施形態では、上段の第4コンベヤ19及び
第3コンベヤ18の箇所にミニチューブ移載用のロボッ
ト31を配置し、下段の第4コンベヤ19及び第3コン
ベヤ18の箇所にはディープウエル移載用のロボットを
配置している。
【0033】既に説明したように、ミニチューブ1は、
移載用ロボット31により、格納用コンテナ2と作業用
コンテナ30との間に1本ずつ移し換えられる。格納用
コンテナ2からは必要なミニチューブ1だけをピックア
ップして移載できるため、コンテナごと運ぶことによっ
て必要でないミニチューブが運び出されて試料が変質す
る不具合を防止できる。
【0034】また、図7に示すように、ディープウエル
5はそのままの状態で格納用トレー4と作業用トレー2
6とに移し換えられる。
【0035】ミニチューブ1及びディープウエル5と
も、出庫時には、第3コンベヤ18→リフト装置21→
入出庫用コンベヤ22→作業用台車23の順に流れてい
き、入庫時には、入出庫用コンベヤ22→リフト装置2
1→第5コンベヤ20→第4コンベヤ19→第3コンベ
ヤ18→第2コンベヤ17の順で流れていく(後の流れ
は、格納すべき棚装置11が上段であるか下段であるか
で異なる)。図5の矢印から理解できるように、格納用
トレー2も一方通行方式で搬送される。このため効率的
である。
【0036】(3).ミニチューブの詳細 図8はミニチューブ1の移載状態を示す概略図、図9の
うち(A)はミニチューブ1の正面図、(B)はミニチ
ューブの底面図である。
【0037】ミニチューブ1の口は中栓式のキャップ3
3で塞がれており、また、下端は小径に形成されてい
る。下端を小径に形成しているのは、格納用コンテナ2
及び作業用コンコナ30への嵌め込みを容易ならしめる
ためである。
【0038】図8に概念的に示すように、ミニチューブ
1は、ミニチューブ移載用ロボット31に設けた上クラ
ンプ34と下クランプ35とで掴持されるようになって
いる。上クランプ34はキャップ33の中に入り込む方
式であり、下クランプ35は外側から掴む方式になって
いる。
【0039】ピックアップ時には、上クランプ34であ
る程度持ち上げてから下クランプ35で掴持し、コンテ
ナ2,30への挿入時には、下降途中でいったん停止し
て(又は停止することなく)下クランプ35でのクラン
プを解除することになる。
【0040】ミニチューブ1の底面には主表示部36を
設けており、この主表示部36には、図9(B)に示す
ように、ドットパターン方式の二次元コード(データマ
トリックスコード)を表示している。この主表示部36
は、例えば光を透過しない素材からなるラベル(記録担
持体)であり、ドットパターン式の二次元コードは、例
えばレーザー光線の照射にマーキング(穴空け)されて
いる。
【0041】そして、ミニチューブ移載用ロボット31
の下方には、図8に概念的に示すように、投光器群と受
光器群とを備えた光学式の読み取り装置(コードリー
ダ)37が配置されており、ミニチューブ1がどのよう
な平面姿勢であっても、主表示部36に記録されている
データを読取りできるようになっている。なお、光学的
な読み取り装置37に代えて、CCDカメラなどを使用
した画像認識装置を使用することも可能である。
【0042】更に、ミニチューブ1の外周面の適当な高
さ位置に、例えば貼り付け式ラベルよりなる副表示部3
8を設け、これに、英文字と数字よりなる表示を施して
いる。英文字及び数字で表示されているデータの内容は
主表示部36にドットパターンによって記録しているも
のと同じであり、例えば、ミニチューブ1のシリアルナ
ンバー、格納すべき棚の番地、封入されている試料の名
称(種類)、試料の使用部門名、試料の封入年月日など
の複数種類又は1種類であり、ユーザーが任意に設定す
ることができる。
【0043】文字は肉眼で確認できる大きさに設定する
必要はなく、拡大鏡を用いて視認できる程度の大きさで
あっても良い。なお、副表示部38の表示は、レーザー光
線によるマーキングによって行うことも可能である。
【0044】主表示部36が汚れたり傷ついたりして、
読み取り装置37でコード(データ)を読み取れなくな
った場合は、ミニチューブ1はエラーとして仮り置き用
コンテナに仮置きされる。そこで、作業者がそのミニチ
ューブ1を手に取って、副表示部38の表示からそのミ
ニチューブ1を特定して、然るべき処理をすることがで
きる。
【0045】処理内容は様々であるが、例えば、主表示
部36をマーキングし直すことや、別のミニチューブ1
に交換すること、或いは手作業で格納したり作業エリア
に取り出したりすることが考えられる。
【0046】仮置き用コンテナは定置式でも良いが、移
載エリア9は危険であるため、例えば断熱壁28の適当
な部位にエラー点検用窓口を設けて、この窓口まで仮置
き用コンテナを搬送するように構成するのが好ましいと
言える。或いは、仮置きコンテナを入出庫コンベヤ22
まで搬送することも可能である。その場合、仮置きコン
テナは仮置き用トレーに取付けた構造でも良いし、単一
の形態でも良い。
【0047】なお、主表示部36に表示したコードの読
み取りは、一般には入庫時に行われる(研究者は任意の
ミニチューブを任意の作業用コンテナ30の任意の場所
に収納するからである)。この場合、格納用コンテナ2
への移し換え時にデータを読取ることも可能であるが、
各ミニチューブ1の格納先が様々であると、多くの格納
用コンテナを呼び出さなければならないため時間のロス
が大きい。
【0048】そこで、1つの作業用コンテナ2又は1つ
の作業用トレー30に積載されている全てのミニチュー
ブ1についてデータの読み取りを予め行って、全てのミ
ニチューブ群について格納先を予め確認することによ
り、最もロスの少ない順序で格納用トレー4を呼び出す
ように制御するのが好ましい。
【0049】(4).他の実施形態(図10〜図12) 図10に示すのは第2実施形態であり、(A)は正面
図、(B)は(A)のB−B視断面図である。
【0050】この実施形態では、第1副表示部38とし
て、ミニチューブ1の外周面のうち下端部等の適当な部
位に、ドットパターン方式の第1副表示部38aを円周
方向に沿って多数形成している。各第1副表示部38a
のデータは同じ内容である。図示していないが、文字や
数字よりなる第2副表示部も設けている。
【0051】また、主表示部36のデータを読取る主読
み取り装置に加えて、各第1副表示部38にマーキング
されたデータを読取る副読み取り装置39を設けてい
る。この場合、副読み取り装置39は、検知光の照射範
囲をある程度の広い範囲の角度に設定することにより、
ミニチューブ1かどのような平面姿勢であっても、いず
れかの第1副表示部38を読み取れるようになってい
る。
【0052】この実施形態の場合、底面の主表示部36
の読み取りができない場合に、副読み取り装置39によ
って第1副表示部38aのコードを読取ることになり、
第1副表示部38aも読み取りできない場合は、人が第
2副表示部によって確認することになる。第2副表示部
38も読み取れない事態が極めて稀な場合は、人が視認
によって確認する第2副表示部は必ずしも必要はない。
【0053】図11に示すのは第3実施形態であり、
(A)は正面図、(B)は底面図である。
【0054】この実施形態は第2実施形態の変形例であ
り、ミニチューブ1の下端部等の適当な部位を断面六角
等の多角形に形成することにより、外周面に平坦部を形
成し、この平坦部に第1副表示部38aを形成してい
る。このように第1副表示部38aを平坦部に形成する
と、マーキングと読み取りとを容易に行える利点があ
る。
【0055】図12に示す第4実施形態では、ミニチュ
ーブ1の外周面に、文字や数字のように視認可能な表示
を施す副表示部38を縦長の状態で設けている。このよ
うにすると、表示面積を大きくできるので、文字等を読
みやすい大きさに記載できる利点がある。
【0056】人が視認できる表示に加えて又はこれに代
えて、光学式等の機械的な読取り手段で読み取りできる
データを副表示部38にマーキングしても良い。
【0057】(5).その他 本発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化するこ
とができる。例えば主表示部や副表示部はラベルの貼着
によって形成することには限らず、ミニチューブ等の副
表示部に直接に、レーザー光線によってマーンキングし
たり印刷或いは転写するなどしても良い。
【0058】ドットパターンのような光学的に読取るコ
ードの場合、表示部は光が透過しないものである必要が
あるが、封入容器の全体をレーザー光線でマーキングで
きる素材及び色彩と成したり、或いは、二色成形法やイ
ンサート成形法によって表示部だけをレーザー光線でマ
ーキングできる素材及び色彩と成したりして、表示部を
封入容器に一体成形することも可能である。
【0059】また、主表示部を封入容器の外周面に設け
ても良いことは言うまでもないく、例えば図10や図1
1で表示した第1副表示部を主表示部と成すことも可能
であ。
【0060】表示部に設ける識別手段(データ記録手
段)としては、ドットパターンコードやバーコードのよ
うな光学的に読取るものには限らず、磁気的なデータな
どでも良く、更に、ICチップのような記録担持チップ
を封入容器の底部などの適当な部位に埋め込み又は貼り
付けするなどしても良い。
【0061】また、本願発明に係る封入容器を使用でき
る保管・管理システムとしては、実施形態のような入出
庫と保管とを自動的に行う自動倉庫システムには限ら
ず、大量の封入容器を自動的に又は手作業によって保管
又は管理するシステムに広く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミニチューブとコンテナとの斜視図である。
【図2】保管用コンテナを保管用トレーに装着した状態
の断面図である。
【図3】ディープウエルと保管用トレーとの分離斜視図
である。
【図4】自動倉庫システムの全体の概略斜視図である。
【図5】自動倉庫システムの全体の概略平面図である。
【図6】ミニチューブの移し換え状態を示す概略斜視図
である。
【図7】ディープウエルの移し換え状態を示す概略斜視
図である。
【図8】ミニチューブの移載状態を示す概略正面図であ
る。
【図9】(A)はミニチューブの正面図、(B)はミニ
チューブの底面図である。
【図10】第2実施形態を示す図である。
【図11】第3実施形態を示す図である。
【図12】第4実施形態を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 封入容器の一例としてのミニチューブ 2 格納用コンテナ 8 自動倉庫システムの格納エリア 9 自動倉庫システムの移載エリア 10 自動倉庫システムの入出庫作業エリア 23 作業用台車 26 作業用トレー 30 作業用コンテナ 31 ミニチューブ移載用ロボット 33 キャップ 34 上クランプ 35 下クランプ 36 主表示部 37 読み取り装置 38 副表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA20 AB01 DA05 DA07 DA08 3F022 CC05 DD01 EE01 EE09 FF01 JJ09 KK20 LL02 LL16 LL31 MM08 MM22 MM26 PP04 QQ17 5B072 BB00 CC21 CC24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を開口した筒状(管状)に形成されて
    おり、その外面(外周面と底面)の適宜部位に、機械的
    に読取ることのできるコード類を設けた主表示部と、視
    認又は機械的に読取ることのできる記録手段を設けた副
    表示部とを設けている、自動的に識別可能な試料類封入
    用容器。
  2. 【請求項2】前記主表示部は、ドットパターン方式やバ
    ーコード方式のように光学読み取り装置で読取ることの
    できる二次元表示方式になっていると共に、容器の底面
    に設けられている一方、 前記副表示部は、数字や文字のように人が視認できる表
    示方式になっていると共に、容器の外周面に設けられて
    いる、請求項1に記載した自動的に識別可能な試料類封
    入用容器。
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