JP2003287002A - 作業用機械における油圧回路 - Google Patents
作業用機械における油圧回路Info
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- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 1
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧アクチュエータに対する圧油供給制御を
行うパイロット作動式の制御弁と、該制御弁にパイロッ
ト圧を出力するパイロット弁とを備えて構成される油圧
回路において、微操作を行う場合の操作性を向上する。 【解決手段】 パイロット油圧源3からパイロット弁9
に入力される圧力を減圧することができる入力側減圧弁
11と、パイロット弁9から制御弁5へ出力された圧力
を減圧することができる出力側減圧弁13X、13Yと
を設ける一方、これら入力側および出力側減圧弁の減圧
作動は、作業スピード切換スイッチ16の操作に基づい
て行われるように構成した。
行うパイロット作動式の制御弁と、該制御弁にパイロッ
ト圧を出力するパイロット弁とを備えて構成される油圧
回路において、微操作を行う場合の操作性を向上する。 【解決手段】 パイロット油圧源3からパイロット弁9
に入力される圧力を減圧することができる入力側減圧弁
11と、パイロット弁9から制御弁5へ出力された圧力
を減圧することができる出力側減圧弁13X、13Yと
を設ける一方、これら入力側および出力側減圧弁の減圧
作動は、作業スピード切換スイッチ16の操作に基づい
て行われるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
各種油圧アクチュエータを備えた作業用機械における油
圧回路の技術分野に属するものである。
各種油圧アクチュエータを備えた作業用機械における油
圧回路の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の作業用機械に
は、油圧シリンダ、油圧モータ等の各種油圧アクチュエ
ータが設けられているが、これら油圧アクチュエータへ
の圧油供給制御をパイロット作動式の制御弁で行う一
方、該制御弁へのパイロット圧の供給は、操作具操作に
基づいてパイロット圧を出力するパイロット弁で行うよ
うに構成したものがある。このようなものの一例とし
て、油圧ショベルに設けられる油圧シリンダの油圧回路
を図8に示すが、該図8において、1は油圧シリンダ、
2はメイン油圧源、3はパイロット油圧源、4は油タン
ク、5は制御弁、17はパイロット弁である(尚、図8
中、6は油圧シリンダ1と油圧供給源を共有する他の油
圧アクチュエータ7用の制御弁である)。このものにお
いて、パイロット弁17から出力されるパイロット圧
は、操作レバー12の操作量が大きくなるにつれて高く
なり、また制御弁5は、供給されるパイロット圧が高く
なるほどスプールストロークが大きくなって、油圧シリ
ンダ1への圧油供給量が増加してシリンダ1の伸縮速度
が速くなる。つまり、操作レバーの操作量に対応してシ
リンダ伸縮速度が制御される構成になっており、該操作
レバーの操作量(レバーストローク)と油圧シリンダ伸
縮速度との関係は、例えば図7に実線で示したような関
係になる。一方、前記パイロット弁としては、図4に実
線で示したような特性を有するものが汎用的に用いられ
ている。つまり、上記図4の実線は、操作レバーの操作
量(レバーストローク)と汎用のパイロット弁の出力圧
との関係を示すものであるが、該出力圧は、操作レバー
のフルストロークの少し手前のストロークポイントSま
では、レバーストロークの増加に伴い略直線的に漸次昇
圧するが、ストロークポイントSで一気に昇圧して入力
側圧力(パイロット油圧源の供給圧力PF)と等しくな
るように設定されている。尚、上記図4において、P
1、P2は制御弁の最小制御圧(制御弁のスプールを移
動させるために必要な最低のパイロット圧)、最大制御
圧(制御弁のスプールを最大ストロークまで移動させる
のに必要な最低のパイロット圧)である。ところで、前
記油圧シリンダをゆっくり伸縮させて細かい作業を行う
ような場合、前記図7に示されるような最大速度は必要
なく、微操作域として示した低速度の範囲でシリンダの
伸縮作動を行うことになる。しかるに、前記微操作域の
ときの操作レバーの操作範囲は狭く、操作量を小さく抑
えながら操作する必要があって、神経をつかうと共に熟
練を要し、作業性が低下する。そこで、前記パイロット
弁から出力されたパイロット圧を減圧することができる
減圧弁を設け、微操作を行う場合には、該減圧弁により
パイロット弁から制御弁に出力されるパイロット圧を減
圧することで、操作レバーの操作量に対する油圧シリン
ダの伸縮速度を遅くできるようにしたものが提唱されて
おり、これによって微操作時における作業性の向上が図
られている。
は、油圧シリンダ、油圧モータ等の各種油圧アクチュエ
ータが設けられているが、これら油圧アクチュエータへ
の圧油供給制御をパイロット作動式の制御弁で行う一
方、該制御弁へのパイロット圧の供給は、操作具操作に
基づいてパイロット圧を出力するパイロット弁で行うよ
うに構成したものがある。このようなものの一例とし
て、油圧ショベルに設けられる油圧シリンダの油圧回路
を図8に示すが、該図8において、1は油圧シリンダ、
2はメイン油圧源、3はパイロット油圧源、4は油タン
ク、5は制御弁、17はパイロット弁である(尚、図8
中、6は油圧シリンダ1と油圧供給源を共有する他の油
圧アクチュエータ7用の制御弁である)。このものにお
いて、パイロット弁17から出力されるパイロット圧
は、操作レバー12の操作量が大きくなるにつれて高く
なり、また制御弁5は、供給されるパイロット圧が高く
なるほどスプールストロークが大きくなって、油圧シリ
ンダ1への圧油供給量が増加してシリンダ1の伸縮速度
が速くなる。つまり、操作レバーの操作量に対応してシ
リンダ伸縮速度が制御される構成になっており、該操作
レバーの操作量(レバーストローク)と油圧シリンダ伸
縮速度との関係は、例えば図7に実線で示したような関
係になる。一方、前記パイロット弁としては、図4に実
線で示したような特性を有するものが汎用的に用いられ
ている。つまり、上記図4の実線は、操作レバーの操作
量(レバーストローク)と汎用のパイロット弁の出力圧
との関係を示すものであるが、該出力圧は、操作レバー
のフルストロークの少し手前のストロークポイントSま
では、レバーストロークの増加に伴い略直線的に漸次昇
圧するが、ストロークポイントSで一気に昇圧して入力
側圧力(パイロット油圧源の供給圧力PF)と等しくな
るように設定されている。尚、上記図4において、P
1、P2は制御弁の最小制御圧(制御弁のスプールを移
動させるために必要な最低のパイロット圧)、最大制御
圧(制御弁のスプールを最大ストロークまで移動させる
のに必要な最低のパイロット圧)である。ところで、前
記油圧シリンダをゆっくり伸縮させて細かい作業を行う
ような場合、前記図7に示されるような最大速度は必要
なく、微操作域として示した低速度の範囲でシリンダの
伸縮作動を行うことになる。しかるに、前記微操作域の
ときの操作レバーの操作範囲は狭く、操作量を小さく抑
えながら操作する必要があって、神経をつかうと共に熟
練を要し、作業性が低下する。そこで、前記パイロット
弁から出力されたパイロット圧を減圧することができる
減圧弁を設け、微操作を行う場合には、該減圧弁により
パイロット弁から制御弁に出力されるパイロット圧を減
圧することで、操作レバーの操作量に対する油圧シリン
ダの伸縮速度を遅くできるようにしたものが提唱されて
おり、これによって微操作時における作業性の向上が図
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、微操作の作
業性を向上させるべくパイロット弁から出力されたパイ
ロット圧を減圧するように構成した場合、前述した特性
を有するパイロット弁が用いられていると、制御弁に供
給されるパイロット圧は、減圧弁によって減圧された状
態であっても前記ストロークポイントで一気に昇圧する
ことになって、フルストロークの少し手前で油圧シリン
ダの伸縮速度が急激に速くなり、このため操作性が損な
われるという問題があり、ここに本発明が解決しようと
する課題があった。
業性を向上させるべくパイロット弁から出力されたパイ
ロット圧を減圧するように構成した場合、前述した特性
を有するパイロット弁が用いられていると、制御弁に供
給されるパイロット圧は、減圧弁によって減圧された状
態であっても前記ストロークポイントで一気に昇圧する
ことになって、フルストロークの少し手前で油圧シリン
ダの伸縮速度が急激に速くなり、このため操作性が損な
われるという問題があり、ここに本発明が解決しようと
する課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、油圧アクチュエータに対する圧
油供給制御を行うパイロット作動式の制御弁と、操作具
操作に基づいて前記制御弁を作動させるためのパイロッ
ト圧を出力するパイロット弁とを備えて構成される油圧
回路において、該油圧回路に、パイロット油圧源からパ
イロット弁に入力される圧力を減圧することができる入
力側圧力制御弁手段と、パイロット弁から制御弁へ出力
された圧力を減圧することができる出力側圧力制御弁手
段とを設けたものである。そして、この様にすることに
より、操作具の操作量に対する油圧アクチュエータの作
動速度を、操作具操作域の全域に亘って遅くすることが
できると共に、油圧アクチュエータの作動速度が急に速
くなってしまうような不具合を回避でき、微操作を行う
場合等に、操作性、作業性が向上する。このものにおい
て、入力側圧力制御弁手段および出力側圧力制御手段
は、オペレータの操作に基づいて出力される外部信号に
より減圧作動を行うように構成することにより、操作具
の操作量に対する油圧アクチュエータの作動速度を、オ
ペレータの操作に基づいて任意に調整できる。
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、油圧アクチュエータに対する圧
油供給制御を行うパイロット作動式の制御弁と、操作具
操作に基づいて前記制御弁を作動させるためのパイロッ
ト圧を出力するパイロット弁とを備えて構成される油圧
回路において、該油圧回路に、パイロット油圧源からパ
イロット弁に入力される圧力を減圧することができる入
力側圧力制御弁手段と、パイロット弁から制御弁へ出力
された圧力を減圧することができる出力側圧力制御弁手
段とを設けたものである。そして、この様にすることに
より、操作具の操作量に対する油圧アクチュエータの作
動速度を、操作具操作域の全域に亘って遅くすることが
できると共に、油圧アクチュエータの作動速度が急に速
くなってしまうような不具合を回避でき、微操作を行う
場合等に、操作性、作業性が向上する。このものにおい
て、入力側圧力制御弁手段および出力側圧力制御手段
は、オペレータの操作に基づいて出力される外部信号に
より減圧作動を行うように構成することにより、操作具
の操作量に対する油圧アクチュエータの作動速度を、オ
ペレータの操作に基づいて任意に調整できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。まず、図1に油圧ショベルに設
けられる油圧シリンダ1の油圧回路を示すが、該油圧回
路図において、2はメイン油圧源、3はパイロット油圧
源、4は油タンク、5は油圧シリンダ1の圧油供給排出
制御を行う制御弁である。尚、図1において、6は前記
メイン油圧源2を油圧供給源とする他の油圧アクチュエ
ータ7用の制御弁である。
面に基づいて説明する。まず、図1に油圧ショベルに設
けられる油圧シリンダ1の油圧回路を示すが、該油圧回
路図において、2はメイン油圧源、3はパイロット油圧
源、4は油タンク、5は油圧シリンダ1の圧油供給排出
制御を行う制御弁である。尚、図1において、6は前記
メイン油圧源2を油圧供給源とする他の油圧アクチュエ
ータ7用の制御弁である。
【0006】前記制御弁5は、パイロット作動式の三位
置切換弁であって、第一〜第六ポート5a〜5fおよび
伸長側、縮小側パイロットポート5g、5hを備えてい
るが、第一ポート5aはパラレル油路Aを介してメイン
油圧源2に、第二ポート5bはセンターバイパス油路B
を介してメイン油圧源2に、第三ポート5cは油タンク
4に、第四ポート5dは油圧シリンダ1の伸長側油室1
aに、第五ポート5eは油タンク4に、第六ポート5f
は油圧シリンダ1の縮小側油室1bにそれぞれ接続され
ている。
置切換弁であって、第一〜第六ポート5a〜5fおよび
伸長側、縮小側パイロットポート5g、5hを備えてい
るが、第一ポート5aはパラレル油路Aを介してメイン
油圧源2に、第二ポート5bはセンターバイパス油路B
を介してメイン油圧源2に、第三ポート5cは油タンク
4に、第四ポート5dは油圧シリンダ1の伸長側油室1
aに、第五ポート5eは油タンク4に、第六ポート5f
は油圧シリンダ1の縮小側油室1bにそれぞれ接続され
ている。
【0007】そして前記制御弁5は、両パイロットポー
ト5g、5hにパイロット圧が入力されていない状態で
は、第一、第三、第四、第六ポート5a、5c、5d、
5fをそれぞれ閉じ、かつ第二ポート5bから第五ポー
ト5eに至るバイパス用弁路(センターバイパス油路B
の圧油を油タンク4に流す弁路)を開く中立位置Nに位
置している。
ト5g、5hにパイロット圧が入力されていない状態で
は、第一、第三、第四、第六ポート5a、5c、5d、
5fをそれぞれ閉じ、かつ第二ポート5bから第五ポー
ト5eに至るバイパス用弁路(センターバイパス油路B
の圧油を油タンク4に流す弁路)を開く中立位置Nに位
置している。
【0008】一方、伸長側パイロットポート5gにパイ
ロット圧が入力されると、制御弁5は、第一ポート5a
から第四ポート5dに至る供給用弁路(パラレル油路A
の圧油を油圧シリンダ伸長側油室1aに供給する弁
路)、および第六ポート5fから第三ポート5cに至る
排出用弁路(油圧シリンダ縮小側油室1bの油を油タン
ク4に排出する弁路)を開く伸長側位置Xに切換わり、
これにより油圧シリンダ1が伸長する構成になってい
る。
ロット圧が入力されると、制御弁5は、第一ポート5a
から第四ポート5dに至る供給用弁路(パラレル油路A
の圧油を油圧シリンダ伸長側油室1aに供給する弁
路)、および第六ポート5fから第三ポート5cに至る
排出用弁路(油圧シリンダ縮小側油室1bの油を油タン
ク4に排出する弁路)を開く伸長側位置Xに切換わり、
これにより油圧シリンダ1が伸長する構成になってい
る。
【0009】また、縮小側パイロットポート5hにパイ
ロット圧が入力されると、制御弁5は、第一ポート5a
から第六ポート5fに至る供給用弁路(パラレル油路A
の圧油を油圧シリンダ縮小側油室1bに供給する弁
路)、および第四ポート5dから第三ポート5cに至る
排出用弁路(油圧シリンダ伸長側油室1aの油を油タン
ク4に排出する弁路)を開く縮小側位置Yに切換わり、
これにより油圧シリンダ1が縮小する構成になってい
る。
ロット圧が入力されると、制御弁5は、第一ポート5a
から第六ポート5fに至る供給用弁路(パラレル油路A
の圧油を油圧シリンダ縮小側油室1bに供給する弁
路)、および第四ポート5dから第三ポート5cに至る
排出用弁路(油圧シリンダ伸長側油室1aの油を油タン
ク4に排出する弁路)を開く縮小側位置Yに切換わり、
これにより油圧シリンダ1が縮小する構成になってい
る。
【0010】ここで、油圧シリンダ1の伸長時および縮
小時において、伸長側、縮小側のパイロットポート5
g、5hに入力されるパイロット圧および制御弁5のス
プールストロークと、制御弁5のバイパス弁路、供給用
弁路、排出用弁路の開口面積との関係を示す特性図を、
図2(A)、(B)に示す。そして、該特性図に示され
るように、制御弁5は、入力されるパイロット圧が高く
なるにつれて供給用弁路および排出用弁路の開口面積が
増加し、これにより油圧シリンダ1への圧油供給量が増
えて、シリンダ作動速度が増加するようになっている。
尚、図2(A)、(B)において、P1は制御弁5の最
小制御圧(スプールを移動させるために必要な最低のパ
イロット圧)、P2は制御弁5の最大制御圧(スプール
を最大ストロークまで移動させるのに必要な最低のパイ
ロット圧)である。また、PLは後述する出力側減圧弁
13X、13Yからの出力圧の最大値である。
小時において、伸長側、縮小側のパイロットポート5
g、5hに入力されるパイロット圧および制御弁5のス
プールストロークと、制御弁5のバイパス弁路、供給用
弁路、排出用弁路の開口面積との関係を示す特性図を、
図2(A)、(B)に示す。そして、該特性図に示され
るように、制御弁5は、入力されるパイロット圧が高く
なるにつれて供給用弁路および排出用弁路の開口面積が
増加し、これにより油圧シリンダ1への圧油供給量が増
えて、シリンダ作動速度が増加するようになっている。
尚、図2(A)、(B)において、P1は制御弁5の最
小制御圧(スプールを移動させるために必要な最低のパ
イロット圧)、P2は制御弁5の最大制御圧(スプール
を最大ストロークまで移動させるのに必要な最低のパイ
ロット圧)である。また、PLは後述する出力側減圧弁
13X、13Yからの出力圧の最大値である。
【0011】さらに、前記図1の油圧回路図において、
11はパイロット油圧源3から後述するパイロットバル
ブユニット8に至るパイロット供給路Cに配設される入
力側減圧弁であって、該入力側減圧弁11は、本発明の
入力側圧力制御弁手段に相当するものであるが、本実施
の形態ではソレノイド11aを備えた電磁比例減圧弁を
用いて構成されている。そしてこの入力側減圧弁11
は、ソレノイド11aに通電されていない状態では、パ
イロット油圧源3からの供給圧力PFを減圧することな
くパイロットバルブユニット8に出力する非作動状態に
なっているが、ソレノイド11aに通電されると、パイ
ロット油圧源3からの供給圧力PFを減圧してパイロッ
トバルブユニット8に出力する作動状態になるように構
成されている。この場合、図3の特性図に示すごとく、
印加電流値が大きくなるにつれて、入力側減圧弁11か
らパイロットバルブユニット8への出力圧が低下するよ
うに制御される。而して、入力側減圧弁11の出力圧を
後述する制限圧力Ps(Ps<PF)にする場合には、
ソレノイド11aに印加する電流値を、図3に示すよう
にCsに設定する。
11はパイロット油圧源3から後述するパイロットバル
ブユニット8に至るパイロット供給路Cに配設される入
力側減圧弁であって、該入力側減圧弁11は、本発明の
入力側圧力制御弁手段に相当するものであるが、本実施
の形態ではソレノイド11aを備えた電磁比例減圧弁を
用いて構成されている。そしてこの入力側減圧弁11
は、ソレノイド11aに通電されていない状態では、パ
イロット油圧源3からの供給圧力PFを減圧することな
くパイロットバルブユニット8に出力する非作動状態に
なっているが、ソレノイド11aに通電されると、パイ
ロット油圧源3からの供給圧力PFを減圧してパイロッ
トバルブユニット8に出力する作動状態になるように構
成されている。この場合、図3の特性図に示すごとく、
印加電流値が大きくなるにつれて、入力側減圧弁11か
らパイロットバルブユニット8への出力圧が低下するよ
うに制御される。而して、入力側減圧弁11の出力圧を
後述する制限圧力Ps(Ps<PF)にする場合には、
ソレノイド11aに印加する電流値を、図3に示すよう
にCsに設定する。
【0012】一方、前記パイロットバルブユニット8
は、後述するパイロット弁9および出力側圧力制御弁装
置10が組み込まれていると共に、前述した入力側減圧
弁11を介してパイロット油圧源3に接続されるポンプ
ポート8a、油タンク4に接続されるタンクポート8
b、前記制御弁5の伸長側パイロットポート5gに接続
される伸長側接続ポート8c、縮小側パイロットポート
5hに接続される縮小側接続ポート8dの各ポートを備
えて構成されている。
は、後述するパイロット弁9および出力側圧力制御弁装
置10が組み込まれていると共に、前述した入力側減圧
弁11を介してパイロット油圧源3に接続されるポンプ
ポート8a、油タンク4に接続されるタンクポート8
b、前記制御弁5の伸長側パイロットポート5gに接続
される伸長側接続ポート8c、縮小側パイロットポート
5hに接続される縮小側接続ポート8dの各ポートを備
えて構成されている。
【0013】前記パイロット弁9は、伸長側パイロット
弁9Xおよび縮小側パイロット弁9Yから構成される
が、これらパイロット弁9X、9Yは、前記ポンプポー
ト8aに接続される入力ポート9ax、9ay、タンク
ポート8bに接続されるドレンポート9bx、9by、
および出力側圧力制御弁装置10に接続される出力ポー
ト9cx、9cyをそれぞれ備えている。そして、伸長
側、縮小側のパイロット弁9X、9Yは、油圧シリンダ
1用の操作レバー12が操作されていない状態(操作レ
バー12の中立位置)では、出力ポート9cx、9cy
がタンクポート8bに導通していてパイロット圧を出力
しないが、操作レバー12が伸長側、縮小側に操作され
ることに基づき、該操作量に対応するパイロット圧を出
力ポート9cx、9cyから出力するように構成されて
いる。
弁9Xおよび縮小側パイロット弁9Yから構成される
が、これらパイロット弁9X、9Yは、前記ポンプポー
ト8aに接続される入力ポート9ax、9ay、タンク
ポート8bに接続されるドレンポート9bx、9by、
および出力側圧力制御弁装置10に接続される出力ポー
ト9cx、9cyをそれぞれ備えている。そして、伸長
側、縮小側のパイロット弁9X、9Yは、油圧シリンダ
1用の操作レバー12が操作されていない状態(操作レ
バー12の中立位置)では、出力ポート9cx、9cy
がタンクポート8bに導通していてパイロット圧を出力
しないが、操作レバー12が伸長側、縮小側に操作され
ることに基づき、該操作量に対応するパイロット圧を出
力ポート9cx、9cyから出力するように構成されて
いる。
【0014】ここで、前記伸長側、縮小側のパイロット
弁9X、9Yは、図4に示すような特性を有している。
つまり、上記図4は、操作レバー12の操作量(レバー
ストローク)とパイロット弁9X、9Yの出力圧との関
係を示すものであるが、まず、入力ポート9ax、9a
yに入力される圧力がパイロット油圧源3の供給圧力P
Fのとき、パイロット弁9X、9Yの出力圧は、図4に
実線で示す如く、操作レバー12のフルストロークの少
し手前のストロークポイントSまでは、レバーストロー
クの増加に伴い略直線的に漸次増加するが、ストローク
ポイントSで急に増加してパイロット油圧源3の供給圧
力PFに等しくなる。一方、入力ポート9ax、9ay
への入力圧がパイロット油圧源3の供給圧力PFよりも
低い圧力、例えば後述する制限圧力Psのとき、パイロ
ット弁9X、9Yの出力圧とレバーストロークとの関係
は、出力圧が制限圧力Psに達するまでは前記図4に実
線に示した場合と同様であるが、出力圧が制限圧力Ps
に達した以降は、図4に破線で示す如く、操作レバー1
2をフルストロークまで操作しても、出力圧は制限圧力
Psを越えないように制限される。ここで、前記制限圧
力Psは、パイロット弁9X、9Yの出力圧がストロー
クポイントSで急に増加することを回避するためにパイ
ロット弁9X、9Yの入力圧を制限するべく設定される
圧力であって、本実施の形態では、ストロークポイント
Sの直前の出力圧を制限圧力Psとして設定してある。
また、図4において、P1、P2は、前述した制御弁5
の最小制御圧、最大制御圧である。
弁9X、9Yは、図4に示すような特性を有している。
つまり、上記図4は、操作レバー12の操作量(レバー
ストローク)とパイロット弁9X、9Yの出力圧との関
係を示すものであるが、まず、入力ポート9ax、9a
yに入力される圧力がパイロット油圧源3の供給圧力P
Fのとき、パイロット弁9X、9Yの出力圧は、図4に
実線で示す如く、操作レバー12のフルストロークの少
し手前のストロークポイントSまでは、レバーストロー
クの増加に伴い略直線的に漸次増加するが、ストローク
ポイントSで急に増加してパイロット油圧源3の供給圧
力PFに等しくなる。一方、入力ポート9ax、9ay
への入力圧がパイロット油圧源3の供給圧力PFよりも
低い圧力、例えば後述する制限圧力Psのとき、パイロ
ット弁9X、9Yの出力圧とレバーストロークとの関係
は、出力圧が制限圧力Psに達するまでは前記図4に実
線に示した場合と同様であるが、出力圧が制限圧力Ps
に達した以降は、図4に破線で示す如く、操作レバー1
2をフルストロークまで操作しても、出力圧は制限圧力
Psを越えないように制限される。ここで、前記制限圧
力Psは、パイロット弁9X、9Yの出力圧がストロー
クポイントSで急に増加することを回避するためにパイ
ロット弁9X、9Yの入力圧を制限するべく設定される
圧力であって、本実施の形態では、ストロークポイント
Sの直前の出力圧を制限圧力Psとして設定してある。
また、図4において、P1、P2は、前述した制御弁5
の最小制御圧、最大制御圧である。
【0015】さらに、前記出力側圧力制御弁装置10
は、伸長側、縮小側の出力側減圧弁13X、13Y、電
磁切換弁14、およびシャトル弁15から構成されてい
るが、該シャトル弁15の入口側は、前記伸長側パイロ
ット弁9Xの出力ポート9cxと縮小側パイロット弁9
Yの出力ポート9cyとに接続されており、また出口側
は後述する電磁切換弁14の第一ポート14aに接続さ
れている。そしてこのシャトル弁15は、入口側から入
力される圧力のうち高圧側を選択して、出口側から出力
するように構成されており、而して伸長側パイロット弁
9Xまたは縮小側パイロット弁9Yの出力ポート9c
x、9cyからパイロット圧が出力された場合に、該パ
イロット圧はシャトル弁15を経由して電磁切換弁14
の第一ポート14aに入力されるようになっている。
は、伸長側、縮小側の出力側減圧弁13X、13Y、電
磁切換弁14、およびシャトル弁15から構成されてい
るが、該シャトル弁15の入口側は、前記伸長側パイロ
ット弁9Xの出力ポート9cxと縮小側パイロット弁9
Yの出力ポート9cyとに接続されており、また出口側
は後述する電磁切換弁14の第一ポート14aに接続さ
れている。そしてこのシャトル弁15は、入口側から入
力される圧力のうち高圧側を選択して、出口側から出力
するように構成されており、而して伸長側パイロット弁
9Xまたは縮小側パイロット弁9Yの出力ポート9c
x、9cyからパイロット圧が出力された場合に、該パ
イロット圧はシャトル弁15を経由して電磁切換弁14
の第一ポート14aに入力されるようになっている。
【0016】また、前記電磁切換弁14は、第一〜第三
ポート14a〜14cを備えた二位置切換弁であって、
第一ポート14aは前記シャトル弁15の出口側に、第
二ポート14bはタンクポート8bに、第三ポート14
cは後述する伸長側、縮小側の出力側減圧弁13X、1
3Yの第二ピストン13ex、13eyにそれぞれ接続
されている。
ポート14a〜14cを備えた二位置切換弁であって、
第一ポート14aは前記シャトル弁15の出口側に、第
二ポート14bはタンクポート8bに、第三ポート14
cは後述する伸長側、縮小側の出力側減圧弁13X、1
3Yの第二ピストン13ex、13eyにそれぞれ接続
されている。
【0017】そしてこの電磁切換弁14は、ソレノイド
14dに通電されていない状態では、第一ポート14a
から第三ポート14cに至る弁路を開き、かつ第二ポー
ト14bを閉じる第一位置Xに位置している。そして該
電磁切換弁14が第一位置Xに位置している状態では、
前記シャトル弁15の出口側圧力、つまり伸長側パイロ
ット9Xまたは縮小側パイロット弁9Yの出力ポート9
cx、9cyから出力されたパイロット圧が、第一位置
Xの電磁切換弁14を経由して出力側減圧弁13X、1
3Yの第二ピストン13ex、13eyに印加されるよ
うになっている。
14dに通電されていない状態では、第一ポート14a
から第三ポート14cに至る弁路を開き、かつ第二ポー
ト14bを閉じる第一位置Xに位置している。そして該
電磁切換弁14が第一位置Xに位置している状態では、
前記シャトル弁15の出口側圧力、つまり伸長側パイロ
ット9Xまたは縮小側パイロット弁9Yの出力ポート9
cx、9cyから出力されたパイロット圧が、第一位置
Xの電磁切換弁14を経由して出力側減圧弁13X、1
3Yの第二ピストン13ex、13eyに印加されるよ
うになっている。
【0018】一方、ソレノイド14dに通電されている
状態では、電磁切換弁14は、第一ポート14aを閉
じ、かつ第二ポート14bと第三ポート14cとを連通
する第二位置Yに切換る。そして該電磁切換弁14が第
二位置Yに位置している状態では、出力側減圧弁13
X、13Yの第二ピストン13ex、13eyへの印加
ラインが、第二位置Yの電磁切換弁14を介してタンク
ポート8bに導通するようになっている。
状態では、電磁切換弁14は、第一ポート14aを閉
じ、かつ第二ポート14bと第三ポート14cとを連通
する第二位置Yに切換る。そして該電磁切換弁14が第
二位置Yに位置している状態では、出力側減圧弁13
X、13Yの第二ピストン13ex、13eyへの印加
ラインが、第二位置Yの電磁切換弁14を介してタンク
ポート8bに導通するようになっている。
【0019】また、前記伸長側、縮小側の出力側減圧弁
13X、13Yは、入力ポート13ax、13ay、ド
レンポート13bx、13by、出力ポート13cx、
13cy、第一ピストン13dx、13dy、第二ピス
トン13ex、13ey、第三ピストン13fx、13
fy、および弾機13gx、13gyを備えているが、
伸長側の出力側減圧弁13Xは、入力ポート13axが
伸長側パイロット弁9Xの出力ポート9cxに、ドレン
ポート13bxはタンクポート8bに、出力ポート13
cxは伸長側接続ポート8cにそれぞれ接続されてい
る。また縮小側の出力側減圧弁13Yは、入力ポート1
3ayが縮小側パイロット弁9Yの出力ポート9cy
に、ドレンポート13byはタンクポート8bに、出力
ポート13cyは縮小側接続ポート8dにそれぞれ接続
されている。さらに、伸長側、縮小側の出力側減圧弁1
3X、13Yの第一ピストン13dx、13dyには、
伸長側、縮小側のパイロット弁9X、9Yの出力ポート
9cx、9cyからの出力圧がそれぞれ印加され、第二
ピストン13ex、13eyには前述したように伸長側
パイロット弁9Xまたは縮小側パイロット弁9Yの出力
ポート9cx、9cyからの出力圧が第一位置Xの電磁
切換弁14を介して印加され、第三ピストン13fx、
13fyには出力ポート13cx、13cyからの出力
圧が印加されるようになっている。
13X、13Yは、入力ポート13ax、13ay、ド
レンポート13bx、13by、出力ポート13cx、
13cy、第一ピストン13dx、13dy、第二ピス
トン13ex、13ey、第三ピストン13fx、13
fy、および弾機13gx、13gyを備えているが、
伸長側の出力側減圧弁13Xは、入力ポート13axが
伸長側パイロット弁9Xの出力ポート9cxに、ドレン
ポート13bxはタンクポート8bに、出力ポート13
cxは伸長側接続ポート8cにそれぞれ接続されてい
る。また縮小側の出力側減圧弁13Yは、入力ポート1
3ayが縮小側パイロット弁9Yの出力ポート9cy
に、ドレンポート13byはタンクポート8bに、出力
ポート13cyは縮小側接続ポート8dにそれぞれ接続
されている。さらに、伸長側、縮小側の出力側減圧弁1
3X、13Yの第一ピストン13dx、13dyには、
伸長側、縮小側のパイロット弁9X、9Yの出力ポート
9cx、9cyからの出力圧がそれぞれ印加され、第二
ピストン13ex、13eyには前述したように伸長側
パイロット弁9Xまたは縮小側パイロット弁9Yの出力
ポート9cx、9cyからの出力圧が第一位置Xの電磁
切換弁14を介して印加され、第三ピストン13fx、
13fyには出力ポート13cx、13cyからの出力
圧が印加されるようになっている。
【0020】そして前記第一、第二ピストン13dx、
13dy、13ex、13eyおよび弾機13gx、1
3gyは、出力側減圧弁13X、13Yの弁体を、入力
ポート13ax、13ayに入力された圧力を減圧する
ことなく出力ポート13cx、13cyから出力する非
作動状態側に押圧し、また第三ピストン13fx、13
fyは、出力側減圧弁13X、13Yの弁体を、入力ポ
ート13ax、13ayに入力された圧力を減圧して出
力ポート13cx、13cyから出力する作動状態側に
押圧するように構成されている。
13dy、13ex、13eyおよび弾機13gx、1
3gyは、出力側減圧弁13X、13Yの弁体を、入力
ポート13ax、13ayに入力された圧力を減圧する
ことなく出力ポート13cx、13cyから出力する非
作動状態側に押圧し、また第三ピストン13fx、13
fyは、出力側減圧弁13X、13Yの弁体を、入力ポ
ート13ax、13ayに入力された圧力を減圧して出
力ポート13cx、13cyから出力する作動状態側に
押圧するように構成されている。
【0021】ここで、操作レバー12が伸長側または縮
小側に操作され、伸長側または縮小側のパイロット弁9
X、9Yの出力ポート9cx、9cyからパイロット圧
が出力されている状態において、前記出力側減圧弁13
X、13Yを非作動状態側に押圧する力F1と、出力側
減圧弁13X、13Yを作動状態側に押圧する力F2と
の関係は、次のように設定されている。つまり、電磁切
換弁14が第一位置Xに位置していて第二ピストン13
ex、13eyに伸長側パイロット弁9Xまたは縮小側
パイロット弁9Yの出力ポート9cx、9cyからの出
力圧が印加されている状態では、出力側減圧弁13X、
13Yを非作動状態側に押圧する力F1が作動状態側に
押圧する力F2よりも大きく(F1>F2)なり、また
電磁切換弁14が第二位置Yに位置していて第二ピスト
ン13ex、13eyへの印加ラインがタンクポート8
bに導通している状態では、作動状態側に押圧する力F
2が非作動状態側に押圧する力F1よりも大きく(F2
>F1)なるように設定されている。
小側に操作され、伸長側または縮小側のパイロット弁9
X、9Yの出力ポート9cx、9cyからパイロット圧
が出力されている状態において、前記出力側減圧弁13
X、13Yを非作動状態側に押圧する力F1と、出力側
減圧弁13X、13Yを作動状態側に押圧する力F2と
の関係は、次のように設定されている。つまり、電磁切
換弁14が第一位置Xに位置していて第二ピストン13
ex、13eyに伸長側パイロット弁9Xまたは縮小側
パイロット弁9Yの出力ポート9cx、9cyからの出
力圧が印加されている状態では、出力側減圧弁13X、
13Yを非作動状態側に押圧する力F1が作動状態側に
押圧する力F2よりも大きく(F1>F2)なり、また
電磁切換弁14が第二位置Yに位置していて第二ピスト
ン13ex、13eyへの印加ラインがタンクポート8
bに導通している状態では、作動状態側に押圧する力F
2が非作動状態側に押圧する力F1よりも大きく(F2
>F1)なるように設定されている。
【0022】そして、前記出力側減圧弁13X、13Y
を非作動状態側に押圧する力F1が作動状態側に押圧す
る力F2よりも大きい(F1>F2)場合には、出力側
減圧弁13X、13Yは、入力ポート13ax、13a
yに入力された圧力を減圧することなく出力ポート13
cx、13cyから出力する非作動状態に保持される。
而して、伸長側または縮小側パイロット弁9X、9Yか
ら出力されたパイロット圧は、非作動状態の伸長側また
は縮小側の出力側減圧弁13X、13Yを経由して、減
圧されることなく伸長側または縮小側接続ポート8c、
8dから出力され、制御弁5の伸長側または縮小側パイ
ロットポート5g、5hに供給されるようになってい
る。
を非作動状態側に押圧する力F1が作動状態側に押圧す
る力F2よりも大きい(F1>F2)場合には、出力側
減圧弁13X、13Yは、入力ポート13ax、13a
yに入力された圧力を減圧することなく出力ポート13
cx、13cyから出力する非作動状態に保持される。
而して、伸長側または縮小側パイロット弁9X、9Yか
ら出力されたパイロット圧は、非作動状態の伸長側また
は縮小側の出力側減圧弁13X、13Yを経由して、減
圧されることなく伸長側または縮小側接続ポート8c、
8dから出力され、制御弁5の伸長側または縮小側パイ
ロットポート5g、5hに供給されるようになってい
る。
【0023】また、出力側減圧弁13X、13Yを作動
状態側に押圧する力F2が非作動状態側に押圧する力F
1よりも大きい(F2>F1)場合には、出力側減圧弁
13X、13Yは、入力ポート13ax、13ayに入
力された圧力を減圧して出力ポート13cx、13cy
から出力する作動状態になる。而して、伸長側または縮
小側パイロット弁9X、9Yから出力されたパイロット
圧は、作動状態の出力側減圧弁13X、13Yにより減
圧された状態で伸長側または縮小側接続ポート8c、8
dから出力され、制御弁5の伸長側または縮小側パイロ
ットポート5g、5hに供給されるようになっている。
状態側に押圧する力F2が非作動状態側に押圧する力F
1よりも大きい(F2>F1)場合には、出力側減圧弁
13X、13Yは、入力ポート13ax、13ayに入
力された圧力を減圧して出力ポート13cx、13cy
から出力する作動状態になる。而して、伸長側または縮
小側パイロット弁9X、9Yから出力されたパイロット
圧は、作動状態の出力側減圧弁13X、13Yにより減
圧された状態で伸長側または縮小側接続ポート8c、8
dから出力され、制御弁5の伸長側または縮小側パイロ
ットポート5g、5hに供給されるようになっている。
【0024】ここで、前記作動状態の出力側減圧弁13
X、13Yの減圧作動を図5の特性図に示すが、該図5
において、出力ポート13cx、13cyからの出力圧
Pcの最小値Pc1は、入力ポート13ax、13ay
に入力される入力圧Paの最小値Pa1に等しく(Pc
1=Pa1)、また、出力圧Pcの最大値Pc2は、入
力圧Paの最大値Pa2よりも小さく(Pc2<Pa
2)なる。尚、図5においては、入力圧Paに対し出力
圧Pcが直線の関係(比例関係)で減圧される制御とな
っているが、非線形の関係とすることも可能である。
X、13Yの減圧作動を図5の特性図に示すが、該図5
において、出力ポート13cx、13cyからの出力圧
Pcの最小値Pc1は、入力ポート13ax、13ay
に入力される入力圧Paの最小値Pa1に等しく(Pc
1=Pa1)、また、出力圧Pcの最大値Pc2は、入
力圧Paの最大値Pa2よりも小さく(Pc2<Pa
2)なる。尚、図5においては、入力圧Paに対し出力
圧Pcが直線の関係(比例関係)で減圧される制御とな
っているが、非線形の関係とすることも可能である。
【0025】一方、前記入力側減圧弁11のソレノイド
11aおよび電磁切換弁14のソレノイド14dは、油
圧ショベル1の運転席部等に設けられた作業スピード切
換スイッチ16に電気的に接続されている。そして、該
作業スピード切換スイッチ16がOFFのときにはソレ
ノイド11a、14dに通電されないが、作業スピード
切換スイッチ16をONすることに基づいて、ソレノイ
ド11a、14dに通電されるように構成されている。
11aおよび電磁切換弁14のソレノイド14dは、油
圧ショベル1の運転席部等に設けられた作業スピード切
換スイッチ16に電気的に接続されている。そして、該
作業スピード切換スイッチ16がOFFのときにはソレ
ノイド11a、14dに通電されないが、作業スピード
切換スイッチ16をONすることに基づいて、ソレノイ
ド11a、14dに通電されるように構成されている。
【0026】そして、通常の作業スピードで作業を行う
場合には、前記作業スピード切換スイッチ16をOFF
にする。この状態では、入力側減圧弁11および電磁切
換弁14のソレノイド11a、14dに通電されず、而
して入力側減圧弁11および出力側減圧弁13X、13
Yは、共に減圧作動を行わない非作動状態になってい
る。この様に入力側減圧弁11および出力側減圧弁13
X、13Yが非作動状態になっている場合には、パイロ
ット弁9にはパイロット油圧源3からの供給圧力PFが
入力されると共に、パイロット弁9からの出力圧は減圧
されることなく制御弁5に供給されることになり、而し
て制御弁5には、図6に実線で示す如く、前記図4に実
線で示したパイロット弁9の出力圧と同等のパイロット
圧が供給される。これに対し、油圧シリンダ1の最大速
度を必要とせずにゆっくりと伸縮させて細かい作業を行
うような場合には、作業スピード切換スイッチ16をO
Nにする。この状態では、入力側減圧弁11および電磁
切換弁14のソレノイド11a、14dに通電され、而
して入力側減圧弁11および出力側減圧弁13X、13
Yは、共に減圧作動を行う作動状態になる。この様に入
力側減圧弁11および出力側減圧弁13X、13Yが作
動状態になっている場合には、パイロット弁9には入力
側減圧弁11により制限圧力Psまで減圧された圧力が
入力されると共に、パイロット弁9からの出力圧は、伸
長側、縮小側の出力側減圧弁13X、13Yにより減圧
されて制御弁5に供給される。この場合、パイロット弁
9からの出力圧の最大値は、前記図4に破線で示したよ
うに制限圧力Psとなるが、該制限圧力Psを出力側減
圧弁13X、13Yによって減圧した圧力、つまり出力
側減圧弁13X、13Yからの出力圧の最大値PLは、
前述した制御弁5の最大制御圧P2よりも小さく(PL
<P2)なるように設定されている。而して、図6に破
線で示されるように、操作レバー12をストロークポイ
ントSよりもフルストローク側に操作しても、制御弁5
への供給パイロット圧が前記最大値PLよりも昇圧して
しまうことはない。
場合には、前記作業スピード切換スイッチ16をOFF
にする。この状態では、入力側減圧弁11および電磁切
換弁14のソレノイド11a、14dに通電されず、而
して入力側減圧弁11および出力側減圧弁13X、13
Yは、共に減圧作動を行わない非作動状態になってい
る。この様に入力側減圧弁11および出力側減圧弁13
X、13Yが非作動状態になっている場合には、パイロ
ット弁9にはパイロット油圧源3からの供給圧力PFが
入力されると共に、パイロット弁9からの出力圧は減圧
されることなく制御弁5に供給されることになり、而し
て制御弁5には、図6に実線で示す如く、前記図4に実
線で示したパイロット弁9の出力圧と同等のパイロット
圧が供給される。これに対し、油圧シリンダ1の最大速
度を必要とせずにゆっくりと伸縮させて細かい作業を行
うような場合には、作業スピード切換スイッチ16をO
Nにする。この状態では、入力側減圧弁11および電磁
切換弁14のソレノイド11a、14dに通電され、而
して入力側減圧弁11および出力側減圧弁13X、13
Yは、共に減圧作動を行う作動状態になる。この様に入
力側減圧弁11および出力側減圧弁13X、13Yが作
動状態になっている場合には、パイロット弁9には入力
側減圧弁11により制限圧力Psまで減圧された圧力が
入力されると共に、パイロット弁9からの出力圧は、伸
長側、縮小側の出力側減圧弁13X、13Yにより減圧
されて制御弁5に供給される。この場合、パイロット弁
9からの出力圧の最大値は、前記図4に破線で示したよ
うに制限圧力Psとなるが、該制限圧力Psを出力側減
圧弁13X、13Yによって減圧した圧力、つまり出力
側減圧弁13X、13Yからの出力圧の最大値PLは、
前述した制御弁5の最大制御圧P2よりも小さく(PL
<P2)なるように設定されている。而して、図6に破
線で示されるように、操作レバー12をストロークポイ
ントSよりもフルストローク側に操作しても、制御弁5
への供給パイロット圧が前記最大値PLよりも昇圧して
しまうことはない。
【0027】さらに、作業スピード切換スイッチ16の
OFF時、ON時における操作レバー12のレバースト
ロークと油圧シリンダ1の伸縮速度との関係を図7に示
すが、該図7に示されるように、作業スピード切換スイ
ッチ16のON時には、レバーストロークの全域に亘っ
て油圧シリンダ1の伸縮速度が低下すると共に、フルス
トロークの少し手前のストロークポイントS以降は伸縮
速度が一定になって、フルストロークまで操作しても伸
縮速度が急に増加してしまうようなことはない。また、
図7に微操作域として示した油圧シリンダ1の低速度領
域のレバーストロークの範囲は、作業スピード切換スイ
ッチ16のON時には、OFF時と比べてXだけ広範囲
になる。
OFF時、ON時における操作レバー12のレバースト
ロークと油圧シリンダ1の伸縮速度との関係を図7に示
すが、該図7に示されるように、作業スピード切換スイ
ッチ16のON時には、レバーストロークの全域に亘っ
て油圧シリンダ1の伸縮速度が低下すると共に、フルス
トロークの少し手前のストロークポイントS以降は伸縮
速度が一定になって、フルストロークまで操作しても伸
縮速度が急に増加してしまうようなことはない。また、
図7に微操作域として示した油圧シリンダ1の低速度領
域のレバーストロークの範囲は、作業スピード切換スイ
ッチ16のON時には、OFF時と比べてXだけ広範囲
になる。
【0028】叙述の如く構成された実施の形態のものに
おいて、油圧シリンダ1の圧油供給排出制御を行う制御
弁5は、操作レバー12の操作に基づいてパイロット弁
9から出力されるパイロット圧により作動することにな
るが、該パイロット弁9の入力側には、パイロット油圧
源3からパイロット弁9に入力される入力圧を減圧する
ことができる入力側減圧弁11が設けられる一方、パイ
ロット弁9の出力側には、該パイロット弁9から出力さ
れるパイロット圧を減圧することができる出力側減圧弁
13X、13Yが設けられている。そして、油圧シリン
ダ1の最大速度を必要とせずにゆっくりと伸縮させて細
かい作業を行うような場合には、作業スピード切換スイ
ッチ16をONすることにより、前記入力側減圧弁11
および出力側減圧弁13X、13Yの減圧作動が行われ
て、前述したように、操作レバー12の操作量に対する
油圧シリンダ1の伸縮速度が、レバーストロークの全域
に亘って遅くなる。而して、油圧シリンダ1の微操作を
行う場合に、従来のように操作量を小さく抑えながら細
かく操作するという熟練を要するレバー操作が不要にな
ると共に、フルストロークまで操作しても油圧シリンダ
1の伸縮速度が急に速くなってしまうような不具合がな
く、操作性、作業性が向上する。しかもこのものにおい
て、パイロットバルブユニット8は、操作レバー12の
操作量に対応するパイロット圧を出力するためのパイロ
ット弁9と、該パイロット弁9から出力されたパイロッ
ト圧を減圧するための出力側圧力制御弁装置10とが一
体的に組み込まれている構成であるから、油圧ショベル
等の作業用機械への設置が容易であるうえ、該パイロッ
トバルブユニット8を、例えば既存のパイロット弁に替
えて取り付けるような場合に交換作業が容易であるとい
う利点がある。
おいて、油圧シリンダ1の圧油供給排出制御を行う制御
弁5は、操作レバー12の操作に基づいてパイロット弁
9から出力されるパイロット圧により作動することにな
るが、該パイロット弁9の入力側には、パイロット油圧
源3からパイロット弁9に入力される入力圧を減圧する
ことができる入力側減圧弁11が設けられる一方、パイ
ロット弁9の出力側には、該パイロット弁9から出力さ
れるパイロット圧を減圧することができる出力側減圧弁
13X、13Yが設けられている。そして、油圧シリン
ダ1の最大速度を必要とせずにゆっくりと伸縮させて細
かい作業を行うような場合には、作業スピード切換スイ
ッチ16をONすることにより、前記入力側減圧弁11
および出力側減圧弁13X、13Yの減圧作動が行われ
て、前述したように、操作レバー12の操作量に対する
油圧シリンダ1の伸縮速度が、レバーストロークの全域
に亘って遅くなる。而して、油圧シリンダ1の微操作を
行う場合に、従来のように操作量を小さく抑えながら細
かく操作するという熟練を要するレバー操作が不要にな
ると共に、フルストロークまで操作しても油圧シリンダ
1の伸縮速度が急に速くなってしまうような不具合がな
く、操作性、作業性が向上する。しかもこのものにおい
て、パイロットバルブユニット8は、操作レバー12の
操作量に対応するパイロット圧を出力するためのパイロ
ット弁9と、該パイロット弁9から出力されたパイロッ
ト圧を減圧するための出力側圧力制御弁装置10とが一
体的に組み込まれている構成であるから、油圧ショベル
等の作業用機械への設置が容易であるうえ、該パイロッ
トバルブユニット8を、例えば既存のパイロット弁に替
えて取り付けるような場合に交換作業が容易であるとい
う利点がある。
【0029】尚、本発明は、上記実施の形態に限定され
ないことは勿論であって、入力側圧力制御弁手段および
出力側圧力制御弁手段に減圧作動を行わしめるための外
部信号を出力する手段としては、前記作業スピード切換
スイッチ16に限らず、必要に応じて外部信号を入力
側、出力側の各圧力制御弁手段に出力できるものであれ
ば良い。さらに、本発明は、油圧ショベルに設けられる
走行用モータ、旋回用モータ等の油圧モータや、アタッ
チメント用油圧アクチュエータ等の他の油圧アクチュエ
ータの油圧回路にも実施することもでき、また、油圧シ
ョベルだけでなく、油圧アクチュエータが設けられた種
々の作業用機械にも実施できる。
ないことは勿論であって、入力側圧力制御弁手段および
出力側圧力制御弁手段に減圧作動を行わしめるための外
部信号を出力する手段としては、前記作業スピード切換
スイッチ16に限らず、必要に応じて外部信号を入力
側、出力側の各圧力制御弁手段に出力できるものであれ
ば良い。さらに、本発明は、油圧ショベルに設けられる
走行用モータ、旋回用モータ等の油圧モータや、アタッ
チメント用油圧アクチュエータ等の他の油圧アクチュエ
ータの油圧回路にも実施することもでき、また、油圧シ
ョベルだけでなく、油圧アクチュエータが設けられた種
々の作業用機械にも実施できる。
【図1】油圧シリンダの油圧回路図である。
【図2】(A)は油圧シリンダ伸長時、(B)は油圧シ
リンダ縮小時における制御弁の開口特性を示す図であ
る。
リンダ縮小時における制御弁の開口特性を示す図であ
る。
【図3】入力側減圧弁の特性を示す図である。
【図4】パイロット弁の特性を示す図である。
【図5】出力側減圧弁の特性を示す図である。
【図6】レバーストロークと制御弁への供給パイロット
圧との関係を示す図である。
圧との関係を示す図である。
【図7】レバーストロークと油圧シリンダの伸縮速度と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図8】従来例を示す油圧回路図である。
1 油圧シリンダ
3 パイロット油圧源
5 制御弁
9 パイロット弁
11 入力側減圧弁
12 操作レバー
13X 伸長側の出力側減圧弁
13Y 縮小側の出力側減圧弁
16 作業スピード切換スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2D003 AA01 BA01 BA02 CA06 DA03
DA04
3H089 AA44 AA60 BB15 CC01 CC11
DA06 DB32 DB47 DB49 EE05
EE22 EE31 GG02 JJ02
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧アクチュエータに対する圧油供給制
御を行うパイロット作動式の制御弁と、操作具操作に基
づいて前記制御弁を作動させるためのパイロット圧を出
力するパイロット弁とを備えて構成される油圧回路にお
いて、該油圧回路に、パイロット油圧源からパイロット
弁に入力される圧力を減圧することができる入力側圧力
制御弁手段と、パイロット弁から制御弁へ出力された圧
力を減圧することができる出力側圧力制御弁手段とを設
けたことを特徴とする作業用機械における油圧回路。 - 【請求項2】 請求項1において、入力側圧力制御弁手
段および出力側圧力制御手段は、オペレータの操作に基
づいて出力される外部信号により減圧作動を行うように
構成されることを特徴とする作業用機械における油圧回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002091806A JP2003287002A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 作業用機械における油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002091806A JP2003287002A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 作業用機械における油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003287002A true JP2003287002A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29236799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002091806A Pending JP2003287002A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 作業用機械における油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003287002A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1924367B (zh) * | 2005-09-02 | 2010-07-21 | 神钢建设机械株式会社 | 用于工作机的液压控制器 |
| CN105604999A (zh) * | 2016-03-10 | 2016-05-25 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种轻压下模拟加载试验液压控制系统 |
| CN106194864A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 徐州徐工挖掘机械有限公司 | 一种通用管路液压系统及挖掘机 |
| JP2018017100A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 住友建機株式会社 | ショベル |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002091806A patent/JP2003287002A/ja active Pending
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