JP2003288635A - 商品見本照明装置 - Google Patents

商品見本照明装置

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JP2003288635A
JP2003288635A JP2002083563A JP2002083563A JP2003288635A JP 2003288635 A JP2003288635 A JP 2003288635A JP 2002083563 A JP2002083563 A JP 2002083563A JP 2002083563 A JP2002083563 A JP 2002083563A JP 2003288635 A JP2003288635 A JP 2003288635A
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Japan
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light
product sample
product
sample
diffraction grating
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Application number
JP2002083563A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
Takeshi Kobayashi
毅 小林
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照明光を有効に使用して商品見本の明るさを向
上させ、省エネルギーにも寄与する商品見本照明装置を
提供する。 【解決手段】商品見本100の内側に照射される光を商
品見本100の前方(顧客側)に偏向させる透過型回折
格子構造102を形成した商品見本照明装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機などで
商品見本を展示する商品見本照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機では、販売する商品見
本を商品展示室内に多数展示し、かつそれらの商品見本
を上方あるいは下方から蛍光灯などの照明灯によって照
明し、顧客に提示するように構成されている。この商品
見本を具体的に説明する。例えば、缶飲料用自動販売器
の商品見本は、光透過性材料であるポリカーボネートま
たはアクリルなど透明樹脂により成形した缶型の商品見
本形に商品の外観(写真・商品を模した図等)が印刷さ
れているもの、または、透明樹脂により透明に成形した
商品見本形に商品の外観を印刷した商品外観表示シート
を巻きつけたもの、などである。
【0003】商品見本形の外側に直接印刷されている商
品見本では、光拡散性物質を配合した塗料を用いて商品
見本形に外観を印刷している。商品外観表示シートを用
いる商品見本では、透明フィルムに上記の光拡散性物質
を配合した塗料を用いて商品の外観を印刷した商品外観
表示シートが用いられている。
【0004】また、光拡散性物質を表面に塗布したフィ
ルム、あるいは、透明樹脂に光拡散性物質を混入して形
成したフィルム、の何れかに商品外観である写真・商品
を模した図を印刷した商品外観表示シートも用いられて
いる。上記した光拡散性物質としては硫酸バリウム、二
酸化チタン、酸化アンモニウム、シリコン系ゴムなどが
使用される。
【0005】このような商品見本照明装置の従来技術の
例としては、特許第2620684号公報に記載された
特許発明が知られている。この特許第2620684号
公報により開示され、現在広く実施されている従来技術
を図18を用いて説明する。図18は、従来技術の商品
見本照明装置の構成断面図である。図18における商品
見本は、具体的には、缶飲料の見本缶である。
【0006】この商品見本照明装置は、商品見本11
と、商品見本11を固定する棚12と、商品見本11を
照明する蛍光灯13,14とを備えている。商品見本1
1は、商品見本の形状を現す透明樹脂製の商品見本形1
1aと商品外観を現すために商品見本形11aに巻きつ
けられた商品外観表示シート11bから構成される。
【0007】商品外観表示シート11bは、光拡散性物
質を塗布した透明フィルム、または、光拡散性物質を混
合した透明樹脂により形成されている透明フィルムを用
い、この透明フィルムの表面に、商品の写真・商品を模
した図柄等による外観が印刷されている。このような構
成を備える従来技術の商品見本照明装置では、図18で
示すように、蛍光灯13,14から照射される照明光
が、透明樹脂製である照明見本11の内部および外部を
照明する。
【0008】特に、商品見本11の内側へ照射される照
明光は、商品見本形11aを経由して商品外観表示シー
ト11bを照明する。この際、商品外観表示シート11
bの光拡散性物質に蛍光灯13,14からの照明光が照
射されることによって光が拡散され商品見本11が明る
く輝く。このような構成を採用することにより、特に、
商品見本11の内側へ照明された光によって商品見本1
1が立体的に見えるなどの効果を奏する。
【0009】特許第2620684号公報に開示された
従来技術はこのようなものである。また、商品見本の明
るさを向上するよう工夫された他の従来技術として、例
えば、特開平9−212737号公報、特開平11−2
13230号公報、特開2000−67315号公報、
特開2000−105852号公報などが出願公開され
ている。これら公開特許公報により開示された従来技術
は、何れも光源と商品見本の間に反射板を配置して明る
さを向上させるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した特許第262
0684号公報に開示された従来技術において、光を拡
散する光拡散性物質を採用しているが、この光拡散性物
質は以下のような問題点を有する。この点を図を参照し
つつ説明する。図19,図20は従来技術の商品見本照
明装置の問題点を説明する説明図である。
【0011】従来技術では、図19(a)で示すように
商品見本11の内側から入射した光は商品見本形11a
を経由して商品外観表示シート11bを内部から照明す
る。商品外観表示シート11bに入射した光は、図19
(b)に示すように光拡散性物質によって多方向へ拡散
される。この場合、商品を購入しようとする顧客側のみ
ならず、顧客側と反対側、すなわち、内側にも拡散す
る。
【0012】内側に拡散した光は顧客側の照明には寄与
しない。また、光拡散性物質は光を拡散する性質を持つ
ものの一部の光は吸収してしまう。このように、裏面へ
の反射光および吸収により、前面すなわち商品を購入す
る顧客に向かう照明光は減衰するという問題点があっ
た。また、照明光が商品見本11の内側を照らす場合の
みならず、照明光が商品見本11の外側を照らす場合に
も同様の問題を有していた。図20(a),(b)に示
すように、商品見本11への外部からの入射光は、商品
外観表示シート11bの光拡散性物質によって多方向へ
拡散される。この場合も、商品を購入しようとする顧客
側のみならず、顧客と反対側、すなわち、内側にも拡散
する。
【0013】このように、外部からの光も裏面への反射
光および吸収により、前面すなわち商品を購入する顧客
に向かう照明光は減衰するという問題点があった。な
お、この例では商品見本11として商品見本形11aに
商品外観表示シート11bを巻きつけた例であるが、透
明な商品見本形に商品の外観を現す写真・図が直接印刷
された商品見本でも、光拡散性物質を採用しているため
同様の問題点を有していた。
【0014】また、特開平9−212737、特開平1
1−213230、特開2000−67315、特開2
000−105852などで開示された従来技術のよう
に、反射板を用いて光源の光を前面に向くよう制御する
方法においては、明るさは向上できるものの、反射板を
新たに設ける必要があり、製造コストの上昇のため採用
できないという問題点があった。
【0015】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、新たに部材を追加すること
なく、照射された光の照明効率を高める商品見本照明装
置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の商品見本照明装置によれば、光透過
性材料により形成された中空状の商品見本と、商品見本
を固定する固定手段と、商品見本を少なくとも内側から
照明するため光を照射する光源と、商品見本の内面また
は外面に形成され、商品見本の内側に照射される光を商
品見本の前方(顧客側)に偏向させる透過型光偏向手段
と、を備えることを特徴とする。
【0017】また、請求項2記載の商品見本照明装置に
よれば、光透過性材料により形成された中空状の商品見
本形と、光透過性材料により形成され、商品見本形の外
側に配設されて商品見本を成す商品外観表示シートと、
商品見本形を固定する固定手段と、商品見本形を少なく
とも内側から照明するため光を照射する光源と、商品外
観表示シートに形成され、商品見本形を透過して商品外
観表示シートの内側に照射される光を商品外観表示シー
トの前方(顧客側)に偏向させる透過型光偏向手段と、
を備えることを特徴とする。
【0018】また、請求項3記載の商品見本照明装置に
よれば、商品見本と、商品見本を固定する固定手段と、
商品見本を少なくとも外側から照明するため光を照射す
る光源と、商品見本の外面、または、光透過性材料によ
り形成された商品見本の内面に形成され、商品見本の外
側に照射される光を商品見本の前方(顧客側)に偏向さ
せる反射型光偏向手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】また、請求項4記載の商品見本照明装置に
よれば、商品見本形と、商品見本形の外側に配設されて
商品見本を成す商品外観表示シートと、商品見本形を固
定する固定手段と、商品見本形および商品外観表示シー
トを少なくとも外側から照明する光源と、商品外観表示
シートの表面、または、光透過性材料により形成された
商品外観表示シートの裏面に形成され、商品外観表示シ
ートの外側に照射される光を商品外観表示シートの前方
(顧客側)に偏向させる反射型光偏向手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0020】また、請求項5記載の商品見本照明装置に
よれば、請求項1または請求項2の商品見本照明装置に
おいて、前記透過型光偏光手段は、透過型回折格子構造
であることを特徴とする。また、請求項6記載の商品見
本照明装置によれば、請求項3または請求項4の商品見
本照明装置において、前記反射型光偏光手段は、反射型
回折格子構造であることを特徴とする。
【0021】また、請求項7記載の商品見本照明装置に
よれば、請求項5または請求項6に記載の商品見本照明
装置において、前記透過型回折格子構造または前記反射
型回折格子構造は光分岐器であることを特徴とする。ま
た、請求項8記載の商品見本照明装置によれば、請求項
5〜請求項7の何れか一項に記載の商品見本照明装置に
おいて、前記透過型回折格子構造または前記反射型回折
格子構造は断面が矩形形状、台形形状、三角形状、また
は、正弦波状形状の何れかであることを特徴とする。
【0022】また、請求項9記載の商品見本照明装置に
よれば、請求項5、7の何れか一項に記載の商品見本照
明装置において、前記透過型回折格子構造は、ひとつの
入射光を複数の出射光に分岐する回折型光学素子であっ
て、その入射光をi番目の出射光に変換する機能を表す
位相差分布をPi(x)とし、以下の数式
【0023】
【数5】 で表される位相差分布P(x)を有する回折型光学素子で
あることを特徴とする商品見本照明装置。
【0024】また、請求項10記載の商品見本照明装置
によれば、請求項5、7、9の何れか一項に記載の商品
見本照明装置において、前記透過型回折格子構造は、透
過型の回折型光学素子の位相差分布が前記P(x)となる
ように、回折型光学素子の表面形状D(x)が、以下の数
【0025】
【数6】 で表される回折型光学素子であることを特徴とする商品
見本照明装置。
【0026】また、請求項11記載の商品見本照明装置
によれば、請求項6、7、9の何れか一項に記載の商品
見本照明装置において、前記反射型回折格子構造は、反
射型の回折型光学素子の位相差分布が前記P(x)となる
ように、回折型光学素子の表面形状D'(x)が、以下の
数式
【0027】
【数7】 で表される回折型光学素子であることを特徴とする商品
見本照明装置。また、請求項12記載の商品見本照明装
置によれば、請求項5、7、8の何れか一項に記載の商
品見本照明装置において、前記透過型回折格子構造は、
一様な厚さtを有する回折型光学素子の位相差分布が前
記P(x)となるように、回折型光学素子の屈折率分布n
(x)が、以下の数式
【0028】
【数8】 で表される回折型光学素子であることを特徴とする商品
見本照明装置。本発明によれば、このような構成とする
ことにより、商品見本の表面またはその内部に設置され
た透過型または反射型の光偏向手段(好ましくは回折格
子構造)は、上下両方向の光源から照射された光を偏向
させることによって、商品見本の前方(顧客側)へ放射
される光量を増加させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態の商
品見本照明装置について図を参照しつつ説明する。な
お、説明の明瞭化のため、特に缶飲料の自動販売機の商
品見本に適用した例について説明する。図1は本実施形
態の商品見本照明装置の構成断面図、図2,図3は透過
型回折格子構造の機能を説明する説明図、図4,図5は
透過型回折格子構造の格子形状を説明する説明図、図6
は商品見本の内側からの照明光の拡散を説明する説明
図、図7,図8は回折格子構造の格子形状を説明する説
明図である。
【0030】本実施形態の商品見本照明装置は、商品見
本100と、固定手段の一具体例である棚12と、光源
の一具体例である蛍光灯13,14とを備えている。こ
こに従来技術との相違点は商品見本100の構成であ
り、ポリカーボネートなどの光透過性材料を用いて中空
状に形成され、印刷等による商品外観表示層(図示せ
ず)を備える外観表示型商品見本形101であって、さ
らにこの外観表示型商品見本形101の内面または外面
に透過型光偏向手段の一具体例である透過型回折格子構
造102を形成したものを商品見本100としている点
である。透過型回折格子構造102によって商品見本1
00の内側に照射された照明光を前方、すなわち、商品
を購入しようとする顧客側へ偏向させるものである。
【0031】続いて、透過型回折格子構造102の具体
例を説明する。透過型回折格子構造102の一例である
矩形断面形状を有する透過型回折格子構造102を図
2,図3に示す。ここに例示した透過型回折格子構造1
02は、断面が矩形である回折格子である。ここで透過
型回折格子構造102の機能について概略説明する。格
子ピッチpを有する透過型回折格子構造102に入射し
た波長λの入射光線は回折されて、sinθm=±mλ
/p(但し、θは回折角度、λは光の波長、pは格子ピ
ッチ、整数mは回折の次数)を満たす回折光となる。
【0032】図2には0次、+1次,−1次の回折光の
み図示したが、一般に回折格子は複数の次数の回折光を
発生する。図3に透過型回折格子構造102に対して斜
め方向から光が入射した例を示す。このように斜め方向
から光が入射した場合でも前方に出射回折光が放射され
ており、従来技術のように散乱により後方に向かう光を
低減でき、照明の効率を向上できる。
【0033】透過型回折格子構造102の形状は、この
他に図4に示す正弦波形状、図5(a)に示す三角形
状、図5(b)に示す鋸歯形状、図5(c)に示す台形
形状であっても同様な効果を得ることができる。また透
過型回折格子構造102に入射する光は、透過型回折格
子構造102の表面側から入射する場合でも、裏面側か
ら入射する場合でも、ともに同様な効果がある。
【0034】本実施形態では上述した透明型回折格子構
造102の機能を利用したものである。商品見本100
の中空透明形状である外観表示型商品見本形101の内
面または外面に、透過型偏向手段として、上記したよう
な透過型回折格子構造102を形成するものである。図
6に示すように、商品見本100の外観表示型商品見本
形101の内側に入射した光は外観表示型商品見本形1
01の内面または外面に形成された透過型回折格子構造
102で回折されて前方に拡散される。そして、図1に
示すように顧客の方向に照明光が拡散される。従来技術
のように後方に拡散される光が発生せず、また、吸収さ
れる光も少ないため明るい照明効果が得られ、照明効率
が向上する。
【0035】なお、一般に回折格子は光を分光する作用
があるが、商品見本100の外観表示型商品見本形10
1の表面には多数の方向から光が入射するため、分光さ
れた光も多数の光線が混ざりあって白色光となり、虹の
発生はない。また、商品見本100を外側から照明する
光は、透過型回折格子構造102の回折格子面で透過拡
散され外観表示型商品見本形101の内側に入射する
が、対向する面に入射する際前方に拡散され有効に照明
に寄与する。
【0036】さらに、透過型回折格子構造102として
光分岐器の構成を用いることができる。光分岐器の構成
はDammannの方法として知られているものが適用でき
る。また、特に特願2001−253920号(発明の
名称:「回折型光学素子」)に係る発明の回折格子構造
を、本実施形態の透過型回折格子構造102として用い
ることで効率良く前方に光を集中できる。
【0037】このようにして形成された透過型回折格子
構造102は、例えば図7,図8で示すようになる。図
8に示す回折光学素子は、図7に示す回折光学素子の設
計例を具体的に製作したものを拡大した上面図である。
また、透過型回折格子構造102について、図2に例示
する回折格子の場合、格子深さdは、d=−λ/(1−
n)を満たす値の近傍n値を採用することで、特に効率
を良くすることができ、±1次回折光の光量は入射光量
の80%に達する。ここにnは透過型回折格子構造10
2を形成した材料の照明光の波長λの領域における屈折
率である。
【0038】以上に述べた透過型回折格子構造102
は、外観表示型商品見本形101の成形時に同時に成形
することができる。このため、本発明の商品見本照明装
置では新規な部材を追加することなく明るさの向上が達
成できる。続いて本発明の第2実施形態の商品見本照明
装置について説明する。図9は本実施形態の商品見本照
明装置の構成断面図である。
【0039】先に述べた第1実施形態では、透明樹脂製
の外観表示型商品見本形101の内面あるいは外面に透
過型回折格子構造102を配置した商品見本100を述
べたが、本実施形態では、図9に示すように、光透過性
材料により中空に形成された透過型商品見本形111、
および、光透過性材料により形成され、印刷等による商
品外観表示層(図示せず)を備える商品外観表示シート
112により商品見本110を構成する。そして、この
透過型商品見本形111に巻きつける商品外観表示シー
ト112の内面または外面に透過型偏向手段の一具体例
である透過型回折格子構造113を配置したものであ
る。
【0040】透明フィルムである商品外観表示シート1
12に対し、ロール転写などの方法で透過型回折格子構
造113を形成することができ、さらにコストが低い構
成とすることができる。商品外観表示シート112は従
来行われていた光拡散性物質を用いることなく、透過型
回折格子構造113を形成した面と反対の面に商品外観
表示層を設けることで第1実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0041】このように従来用いられている部材を利用
した方法であり、新規に部材を必要とせず、大きなコス
ト上昇なく明るさの向上を実現できるものである。続い
て本発明の第3実施形態について図を参照しつつ説明す
る。図10は本実施形態の商品見本照明装置の構成断面
図、図11は外観表示型商品見本形の断面構造図、図1
2,図13,図14は反射型回折格子構造の機能を説明
する説明図、図15は商品見本の外側から照明光の拡散
を説明する説明図である。
【0042】本実施形態の商品見本照明装置は、図10
で示すように、商品見本120と、固定手段の一具体例
である棚12と、光源の一具体例である蛍光灯13とを
備えている。この商品見本120は、図11で示すよう
に、外観表示型商品見本形121に反射型光偏向手段の
一具体例である反射型回折格子構造122および反射膜
123を形成している。このような構成を有する商品見
本120は、外部から反射型回折格子構造122へ照射
される光を顧客側へ反射させるように構成する。
【0043】反射型回折格子構造122の構成は各種あ
り、例えば、図11(a)に示すように透明樹脂で成形
された外観表示型商品見本形121の内側に形成した反
射型回折格子構造122にアルミニウムなどの反射膜1
23を形成したもの、図11(b)に示すように外観表
示型商品見本形121の外側に形成した反射型回折格子
構造122にアルミニウムなどの反射膜123を形成し
たもの、図11(c)に示すように、外観表示型商品見
本形121の外側に反射型回折格子構造122が形成し
てあり、内側にアルミニウムなどの反射膜123を形成
した分離構造を有するものである。
【0044】これらのように形成することで外側から入
射する照明光は、図12、図13に示すように、前方の
顧客側に反射偏向される。反射型回折格子構造122は
図13に示す矩形であっても良いし、図14に示す正弦
波形状であっても良いし、また、先の説明で用いた図5
のような、三角形状、鋸歯形状、台形形状であっても良
い。これら反射型回折格子構造122の場合、格子深さ
dは、d=λ/2を満たす値の近傍の値とすると特に効
率を向上させることができる。
【0045】なお、図11(c)は、反射型回折格子構
造122の表面で反射偏向が生ずるものではないが、外
側から入射した照明光は、反射型回折格子構造122に
より透過偏向された後反射膜123で再度回折格子に至
り、前方に偏向された光を放射する。このように作用す
るため実質的に反射型の回折格子として機能する。この
ような反射型回折格子構造122を有する商品見本12
0では、図15で示すように、入射光が拡散光として出
射するため、商品見本120が明るく見える。
【0046】以上に述べた反射型回折格子構造122
は、外観表示型商品見本形121の成形時に同時に形成
することができる。このため、本実施形態の商品見本照
明装置では新規な部材を追加することなく明るさの向上
が達成できる。続いて本発明の第4実施形態について図
を参照しつつ説明する。図16は本実施形態の商品見本
照明装置の構成正面図、図17は商品外観表示シートの
断面構造図である。
【0047】本実施形態の商品見本照明装置は、図16
で示すように、商品見本130と、固定手段の一具体例
である棚12と、光源の一具体例である蛍光灯13とを
備えている。この商品見本130は、さらに透過型商品
見本形131と商品外観表示シート132を備えてい
る。この商品外観表示シート132は、図17で示すよ
うに、反射型偏向手段の一具体例である反射型回折格子
構造133および反射膜134を備えている。このよう
な構成を有する商品見本130は、外部から反射型回折
格子構造133へ照射される光を顧客側へ反射させる。
【0048】第3実施形態では外観表示型商品見本形1
21に反射型回折格子構造122を形成した実施形態で
あったが本実施形態では同様な考え方であり、商品外観
表示シート132に反射型回折格子構造133および反
射膜134を形成しても同様な効果が得られる。製造
は、樹脂成形、表示シート状の場合はロール転写など低
コストな方法で製造することができる。
【0049】次に、本発明において用いられる回折格子
構造の具体的な実施形態として、特願2001−253
920号に記載されている回折型光学素子を図21〜2
5により説明する。図21に示す回折型光学素子1は、
平面状であり、直交座標系のxy平面上に置かれる。ま
た、透過型であり、下式の数9に示すP10(x,y)で表
される位相差分布を持つ。
【0050】
【数9】 但し、上式におけるP11(x,y),P12(x,y) は下式
の数10に示すように与えられる。なお、入射光および
出射光の波長をλとする。
【0051】
【数10】 回折型光学素子1の作用の説明に先立ち、ブレーズ化さ
れた位相差分布が一般的に備える性質について述べる。
まず、従来技術の説明でも触れたように、ブレーズ化さ
れた位相差分布は、入射光に対してブレーズ化される前
の位相差分布と同等に作用する。また、ブレーズ化され
た位相差分布の位相差の大きさを一定の比率で縮小した
位相差分布を用いると、元の縮小していない位相差分布
による回折光と同じ波面を持つ出射光と同時に回折され
ずに通過する光すなわち0次回折光も得られる。この位
相差を縮減する割合をa(0≦a≦1)とすると、入射
光の強度を基準として、元の位相差分布に由来する回折
光の相対強度I1と0次回折光の相対強度I0は、原理的
に下式の数11に示す値となる。
【0052】
【数11】 そして、位相差分布P10(x,y)内に現れるP11(x,y)
とP12(x,y)は、特願2001−253920号にお
いて数5(Po(x,y)= −sinθ (x cosφ +y sin
φ )・2π/λ)で表される位相差分布Po(x,y)と同
様に、入射光を偏向して出射する機能の位相差分布を表
す。すなわち、P11(x,y)は、z軸の方向に進む平面
波10が回折型光学素子1に入射すると、これを偏向し
て平面波11に変換して出射させる位相差分布を表す。
平面波11の進行方向はzx面となす角がφ1の面内に
あってz軸となす角がθ1となる方向である。また、P
12(x,y)は、z軸の方向に進む平面波10が回折型光
学素子1に入射すると、これを偏向して平面波12に変
換して出射させる位相差分布を表す。平面波12の進行
方向はzx面となす角がφ2の面内にあってz軸となす
角がθ2となる方向である。
【0053】回折型光学素子1の位相差分布P10(x,
y)は、全体として次のように作用する。まず、位相差分
布−P11(x,y)は、下式の数12のように表され、数
10に示したP11(x,y)との対比から明らかなよう
に、z軸の方向に進む平面波10が入射すると、これを
位相差分布P11(x,y)による偏向とz軸に関して対称
な方向に偏向して平面波11'(図示せず)に変換して
出射させる機能を表している。
【0054】
【数12】 よって、数9の式中の一部分 mod[P12(x,y)−P
11(x,y),2π]は、位相差分布P12(x,y)による偏
向と位相差分布−P11(x,y)による偏向を同時に作用
させる位相差分布をブレーズ化した分布を表している。
そして、この部分を含む数9の式中の第一の部分 a12
・mod[P12(x,y)−P11(x,y),2π]は、z軸の方
向に進む平面波10が入射した場合に上述の位相差分布
に従う回折光と0次回折光に分岐してそれぞれを出射す
る作用をもつ位相差分布を表している。先に説明したよ
うに、それらの出射光の相対強度はa12の値に応じて決
まる。また、数9の式中の第二の部分 mod[P11(x,
y),2π]は、位相差分布P11(x,y)をブレーズ化し
た分布を表している。
【0055】従って、数9で示される位相差分布P
10(x,y)は、上述の第一の部分で表される分岐および
偏向と第二の部分で表される偏向とを同時に作用させる
位相差分布をブレーズ化した分布となっている。z軸の
方向に進む平面波10がこの位相差分布を持つ回折型光
学素子1に入射すると、まず、第一の部分における0次
回折光に対して第二の部分の作用が加わることにより、
位相差分布P11(x,y)に従って偏向された出射光が得
られる。また、第一の部分における本来の回折光に対し
て第二の部分が作用すると、第一の部分に含まれる位相
差分布−P11(x,y)の偏向作用と第二の部分に含まれ
る位相差分布P11(x,y)の偏向作用は相殺し、第一の
部分に含まれる位相差分布P12(x,y)に従って偏向さ
れた出射光が得られる。以上の結果として、位相差分布
10(x,y)の作用は、位相差分布P11(x,y)による偏
向と位相差分布P12(x,y)による偏向を同時に行うも
のであり、それらの出射光の強度の分岐比は係数a12
より定まる。
【0056】入射光10の強度を基準とする出射光11
の相対強度I11と出射光12の相対強度I12は、先に数
11に示した場合と同様に、下式の数13に示す値とな
る。
【0057】
【数13】 位相差分布P10(x,y)は、下式の数14に示したz軸
方向の厚み分布D10で表される表面形状を持ち、屈折率
nの材質からなる回折型光学素子1により実現すること
ができる。なお、回折型光学素子1の周囲の媒質の屈折
率をnsとする。
【0058】
【数14】 回折型光学素子1の周囲の媒質の屈折率を空気のように
1とみなせる場合には、この表面形状は下式の数15に
示したz軸方向の厚み分布D10aで表される。
【0059】
【数15】 この形状の例を図22に示す。この例は、上式において
n=1.5、λ=523nm、θ1=8.5°、φ1=1
35°、θ2=8.5°、φ2=45°の場合である。回
折型光学素子の入射側はxy面に平行な平面であり、出
射側に図示した形状の表面が設けられる。図には5μm
角の範囲を示してあるが、回折型光学素子の出射側の表
面はこれと同じ形状をx軸方向とy軸方向に繰返し設け
たものとなる。
【0060】図22に示した表面形状は光の波長程度の
寸法を持つため、現在の加工技術ではこの形状をそのま
ま精度良く実現するのは困難な場合が多い。そこで、集
積回路の製造技術を適用し、このような表面形状を階段
状に近似して製作する方法が用いられる。この方法を図
22に示した表面形状に適用した例を図23に示す。こ
の例では、表面形状を等間隔に4段階の深さを持つ階段
形状により近似している。この方法で作られる回折型光
学素子はバイナリーオプティクスと呼ばれる。
【0061】また、表面形状を変えなくても、回折光学
素子内部の屈折率分布を変えることによっても同じ作用
を達成することができる。屈折率分布を変える場合、位
相差分布P10(x,y)は、一様な厚さtを有し下式の数
16に示した屈折率分布n(x,y)を持つ回折型光学素
子1によって実現することができる。
【0062】
【数16】 本発明に係る回折型光学素子の実施形態の他の例を図2
4により説明する。
【0063】図24に示す回折型光学素子1は、平面状
であり、直交座標系のxy平面上に置かれる。また、透
過型であり、下式の数17に示すP20(x)で表される位
相差分布を持つ。
【0064】
【数17】 但し、上式におけるP21(x),P22(x),P23(x) は
下式の数18に示すように与えられる。なお、λは入射
光および出射光の波長であり、x0 は回折型光学素子1
上に設けた基準位置を示す位置ベクトルである。x20
21,x22,x23は、順に図24中の点S2,U2,V
2,W2 のそれぞれの位置ベクトルである。点S2は図中
のz軸の負側に、点U2,V2,W2はz軸の正側に、そ
れぞれ位置する。
【0065】
【数18】 21(x)に関して、|x21−x|+|x−x20|は点S
2から回折型光学素子1上の点xを通って点U2に至る光
路長を、|x21−x0|+|x−x20|は点S2から回折
型光学素子1の基準位置x0を通って点U2に至る光路長
を、それぞれ表している。よってP21(x)は、点S2を
通り発散して回折型光学素子1に入射光する波長λの光
を偏向し、点U2に向かって収束する出射光を与える位
相差分布を表す。同様に、P22(x)は点S2からの入射
光を点V2に向かう出射光に偏向する位相差分布を表
し、P23(x)は点S2からの入射光を点W2に向かう出射
光に偏向する位相差分布を表している。
【0066】そして、位相差分布P20(x)を表す数17
に示した式は先に述べた位相差分布P10(x,y)と同様
の構造を持っている。よって、位相差分布P20(x)を持
つ回折型光学素子1の作用は、数17に示した式に含ま
れる各位相差分布の作用を同時に行うものとなってい
る。すなわち、位相差分布P21(x)による偏向と位相差
分布P22(x)による偏向と位相差分布P23(x)による偏
向が同時に引き起こされるので、点S2を通り発散する
波長λの入射光20が回折型光学素子1に入射すると、
分岐、偏向されて、点U2に向かい収束する出射光21
と点V2に向かい収束する出射光22と点W2に向かい収
束する出射光23が出射される。
【0067】各出射光の強度比は、数17に示した式中
のa22とa23の値に応じた比率となる。a22>a23のと
きは出射光22の強度が出射光23の強度より大きく、
逆にa22<a23ならば出射光23の強度が出射光22の
強度より大きい。また、a22+a23が0に近い値ならば
出射光21の強度が他の出射光に較べて大きく、逆にa
22+a23が2に近い値のときは出射光21の強度が他の
出射光に較べて小さい。
【0068】位相差分布P20(x,y)は、下式の数19
に示したz軸方向の厚み分布D20aで表される表面形状
を持ち、屈折率nの材質からなる回折型光学素子1によ
り実現することができる。なお、回折型光学素子1の周
囲の媒質の屈折率を1とする。
【0069】
【数19】 回折型光学素子1の実施形態の他の例を図25により説
明する。図25に示す回折型光学素子1は、平面状であ
り、直交座標系のxy平面上に置かれる。また、反射型
であり、下式の数20に示すP30(x)で表される位相差
分布を持つ。
【0070】
【数20】 但し、上式におけるP31(x),P32(x),P33(x) は
下式の数21に示すように与えられる。なお、λは入射
光および出射光の波長であり、x0 は回折型光学素子1
上に設けた基準位置を示す位置ベクトルである。x30
31,x32,x 33は、順に図25中の点S2,U2,V
2,W2 のそれぞれの位置ベクトルである。この4点は
何れもz軸の負側に位置する。
【0071】
【数21】 位相差分布P30(x)を表す数20に示した式は位相差
分布P20(x)の場合とまったく同じ構成を持つので、
位相差分布P30(x)と位相差分布P31(x),P32
(x),P33(x)との関係も位相差分布P20(x)の場
合と同様である。従って、位相差分布P30(x)を持つ
回折型光学素子1は、位相差分布P31(x)による偏向
と位相差分布P32(x)による偏向と位相差分布P33
(x)による偏向を同時に引き起こす作用を有する。つま
り、点S3を通り発散する波長λの入射光30が回折型
光学素子1に入射すると、分岐、偏向されて、点U3に
向かい収束する出射光31と点V3に向かい収束する出
射光32と点W3に向かい収束する出射光33が出射さ
れる。さらに、各出射光の強度比は数19に示した式中
のa32とa33の値に応じた比率となる点について
も、位相差分布P20(x)の場合と同様である。
【0072】位相差分布P30(x,y)は、下式の数2
2に示したz軸方向の形状分布D’30aで表される表
面を持つ回折型光学素子1により実現することができ
る。ここでは、回折型光学素子1の周囲の媒質の屈折率
は1である。
【0073】
【数22】
【0074】
【発明の効果】このように本発明では、従来技術では照
明に寄与していなかった光を有効に照明に使われるよう
にしたため、光源の光利用効率を向上させており、同じ
明るさの光源に対して、より明るく商品見本を照明させ
ることができる。また、商品見本を照明する明るさを変
えずに、照明に必要な消費電力を低減させ、省エネルギ
ーにも寄与できる。
【0075】総じて、新たに部材を追加することなく、
照射された光の照明効率を高める商品見本照明装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の商品見本照明装置の構
成断面図である。
【図2】透過型回折格子構造の機能を説明する説明図で
ある。
【図3】透過型回折格子構造の機能を説明する説明図で
ある。
【図4】透過型回折格子構造の格子形状を説明する説明
図である。
【図5】透過型回折格子構造の格子形状を説明する説明
図である。
【図6】商品見本の内側から照明光の拡散を説明する説
明図である。
【図7】回折格子構造の格子形状を説明する説明図であ
る。
【図8】回折格子構造の格子形状を説明する説明図であ
る。
【図9】本発明の第2実施形態の商品見本照明装置の構
成断面図である。
【図10】本発明の第3実施形態の商品見本照明装置の
構成断面図である。
【図11】外観表示型商品見本形の断面構造図である。
【図12】反射型回折格子構造の機能を説明する説明図
である。
【図13】反射型回折格子構造の機能を説明する説明図
である。
【図14】反射型回折格子構造の機能を説明する説明図
である。
【図15】商品見本の外側から照明光の拡散を説明する
説明図である。
【図16】本発明の第4実施形態の商品見本照明装置の
構成正面図である。
【図17】商品外観表示シートの断面構造図である。
【図18】従来技術の商品見本照明装置の構成断面図で
ある。
【図19】従来技術の商品見本照明装置の問題点を説明
する説明図である。
【図20】従来技術の商品見本照明装置の問題点を説明
する説明図である。
【図21】本発明に用いられる第1の実施形態の回折型
光学素子の光学系を示す図である。
【図22】本発明に用いられる第1の実施形態の回折型
光学素子の表面形状の例を示す図である。
【図23】本発明に用いられる第1の実施形態の回折型
光学素子の表面形状の他の例を示す図である。
【図24】本発明に用いられる第2の実施形態の回折型
光学素子の光学系を示す図である。
【図25】本発明に用いられる第3の実施形態の回折型
光学素子の光学系を示す図である。
【符号の説明】
100 商品見本 101 外観表示型商品見本形 102 透過型回折格子構造 110 商品見本 111 透過型商品見本形 112 商品外観表示シート 113 透過型回折格子構造 120 商品見本 121 外観表示型商品見本形 122 反射型回折格子構造 123 反射膜 130 商品見本 131 透過型商品見本形 132 商品外観表示シート 133 反射型回折格子構造 134 反射膜 12 棚 13 蛍光灯 14 蛍光灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 AA03 AA07 AA60 AA63 3E044 AA01 EA12 EB01 EB06 FB02 FB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過性材料により形成された中空状の商
    品見本と、 商品見本を固定する固定手段と、 商品見本を少なくとも内側から照明するため光を照射す
    る光源と、 商品見本の内面または外面に形成され、商品見本の内側
    に照射される光を商品見本の前方に偏向させる透過型光
    偏向手段と、 を備えることを特徴とする商品見本照明装置。
  2. 【請求項2】光透過性材料により形成された中空状の商
    品見本形と、 光透過性材料により形成され、商品見本形の外側に配設
    されて商品見本を成す商品外観表示シートと、 商品見本形を固定する固定手段と、 商品見本形を少なくとも内側から照明するため光を照射
    する光源と、 商品外観表示シートに形成され、商品見本形を透過して
    商品外観表示シートの内側に照射される光を商品外観表
    示シートの前方に偏向させる透過型光偏向手段と、 を備えることを特徴とする商品見本照明装置。
  3. 【請求項3】商品見本と、 商品見本を固定する固定手段と、 商品見本を少なくとも外側から照明するため光を照射す
    る光源と、 商品見本の外面、または、光透過性材料により形成され
    た商品見本の内面に形成され、商品見本の外側に照射さ
    れる光を商品見本の前方に偏向させる反射型光偏向手段
    と、 を備えることを特徴とする商品見本照明装置。
  4. 【請求項4】商品見本形と、 商品見本形の外側に配設されて商品見本を成す商品外観
    表示シートと、 商品見本形を固定する固定手段と、 商品見本形および商品外観表示シートを少なくとも外側
    から照明する光源と、 商品外観表示シートの表面、または、光透過性材料によ
    り形成された商品外観表示シートの裏面に形成され、商
    品外観表示シートの外側に照射される光を商品外観表示
    シートの前方に偏向させる反射型光偏向手段と、 を備えることを特徴とする商品見本照明装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2に記載の商品見本
    照明装置において、 前記透過型光偏光手段は、透過型回折格子構造であるこ
    とを特徴とする商品見本照明装置。
  6. 【請求項6】請求項3または請求項4に記載の商品見本
    照明装置において、 前記反射型光偏光手段は、反射型回折格子構造であるこ
    とを特徴とする商品見本照明装置。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6に記載の商品見本
    照明装置において、 前記透過型回折格子構造または前記反射型回折格子構造
    は光分岐器であることを特徴とする商品見本照明装置。
  8. 【請求項8】請求項5、6、7の何れか一項に記載の商
    品見本照明装置において、 前記透過型回折格子構造または前記反射型回折格子構造
    は断面が矩形形状、台形形状、三角形状、または、正弦
    波状形状の何れかであることを特徴とする商品見本照明
    装置。
  9. 【請求項9】請求項5、7の何れか一項に記載の商品見
    本照明装置において、前記透過型回折格子構造は、ひと
    つの入射光を複数の出射光に分岐する回折型光学素子で
    あって、その入射光をi番目の出射光に変換する機能を
    表す位相差分布をPi(x)とし、以下の数式 【数1】 で表される位相差分布P(x)を有する回折型光学素子で
    あることを特徴とする商品見本照明装置。
  10. 【請求項10】請求項5、7、9の何れか一項に記載の
    商品見本照明装置において、前記透過型回折格子構造
    は、透過型の回折型光学素子の位相差分布が前記P(x)
    となるように、回折型光学素子の表面形状D(x)が、以
    下の数式 【数2】 で表される回折型光学素子であることを特徴とする商品
    見本照明装置。
  11. 【請求項11】請求項6、7、9の何れか一項に記載の
    商品見本照明装置において、前記反射型回折格子構造
    は、反射型の回折型光学素子の位相差分布が前記P(x)
    となるように、回折型光学素子の表面形状D'(x)が、
    以下の数式 【数3】 で表される回折型光学素子であることを特徴とする商品
    見本照明装置。
  12. 【請求項12】請求項5、7、9の何れか一項に記載の
    商品見本照明装置において、前記透過型回折格子構造
    は、一様な厚さtを有する回折型光学素子の位相差分布
    が前記P(x)となるように、回折型光学素子の屈折率分
    布n(x)が、以下の数式 【数4】 で表される回折型光学素子であることを特徴とする商品
    見本照明装置。
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