JP2003289523A - データ記録装置および方法 - Google Patents

データ記録装置および方法

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JP2003289523A
JP2003289523A JP2003037600A JP2003037600A JP2003289523A JP 2003289523 A JP2003289523 A JP 2003289523A JP 2003037600 A JP2003037600 A JP 2003037600A JP 2003037600 A JP2003037600 A JP 2003037600A JP 2003289523 A JP2003289523 A JP 2003289523A
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Tatsuya Murakami
達也 村上
Kazuyuki Kodama
和行 児玉
Sunao Iwaki
直 岩木
Hidekazu Hatano
英一 羽田野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送先の装置が対応できる画像データの解像
度や色情報や符号化方式が異なる場合にもユーザに負担
をかけずに画像や符号化方式の変換を実現する。 【構成】 接続されている装置の仕様や変換速度を蓄積
管理する手段、蓄積されている画像データの特性情報を
抽出する手段と、蓄積管理されている装置の情報と画像
の特性情報を比較して必要な変換を判断する手段と、各
装置の処理性能から変換処理を実行する装置を判定する
手段を有する。 【効果】 各装置に関する情報を蓄積管理しておくこと
により、操作者が装置の仕様や画像の特性を逐一把握し
なくとも、受信側の装置に適した形に変換された画像デ
ータを受け取ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の情報処理機器間で
データを転送するシステムで用いるデータの記録および
転送に関わり、特に記録されているデータと転送先で必
要とするデータの間でなんらかの変換あるいはデータ処
理を必要とする際に、データの読み出しから処理、転送
にいたるまでの一連の処理を最も効率的に行なうための
情報処理装置(データ記録装置)および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機等の情報処理装置において画像デ
ータを扱う場合、表示できる画像の画素数や使用できる
色の数などは表示する装置の仕様により限定される。複
数の装置をネットワークを介して接続し、蓄積された画
像データを別の装置に転送し表示する場合に、蓄積され
ている画像データの仕様と表示する装置の仕様が異なる
場合、一般的には表示処理の一部として表示する装置に
おいて画素の数や表示する色の数を表示する側の装置の
仕様に合わせて変換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の装置を接続しデ
ータの転送を行う場合、蓄積されているデータとデータ
を要求している装置の仕様が一致しない場合が生じる。
特に通信網を介して多数の装置が接続されている場合、
各装置間での機能や仕様の相違が生じることが多い。
【0004】例えば、蓄積されている画像データを表示
する場合、画像データの画素数と装置が表示できる画素
数が異なる時には画素数の変換を行う必要がある。この
変換に関しては蓄積されている画像の画素数と表示で用
いる受信側装置の仕様を把握しておく必要があるため、
従来多くの場合受信側装置においてこの処理を施してい
た。
【0005】しかしながら、受信側装置で変換を行う
と、例えば画像を蓄積していた送信側の装置の処理速度
と比べで受信側の処理速度が大幅に低い場合に処理時間
がかかる。また、受信側装置で画素数の変換を行うと、
画素数の多い画像を転送して解像度の低い装置で表示す
る場合には表示されないにもかかわらず多くの画像情報
をネットワークを介して転送しなければならないため、
ネットワークの利用効率を低めてしまう。さらに操作者
が各画像の画素数と表示装置の画素数を把握しておいて
変換処理を施す必要がある。
【0006】また、符号化方式のように各種の方式が存
在している処理については、受信側で対応できない方式
でデータが蓄積されている場合など、個別に操作者がサ
ーバでの復号処理の実行を指示しなければならないなど
の問題もある。
【0007】なお本明細書では、以後画像を蓄積し転送
する装置をサーバと呼び、転送要求
【0008】
【課題を解決するための手段】を出し、送られて来た画
像データを表示する受信側装置をクライアントと呼ぶ。
上記課題を解決するため本発明では、サーバとクライア
ント双方の装置において必要な変換処理を施す手段を持
たせ、さらにサーバで上記変換処理を実行する場合にそ
の時点で必要とされる処理時間を算出する手段と、接続
されている各クライアントが上記変換処理を施す場合に
必要とされる処理時間を算出する手段、さらにクライア
ントが表示できる画像の画像の仕様を管理する手段と、
要求された画像の仕様を管理する手段を有し、受信側装
置から画像の転送要求がかかった場合に、上記管理され
ている情報から実行する必要のある変換と、その変換を
最も高速に実行する手順を決定する手段を有する。
【0009】
【作用】あるクライアントよりデータの転送要求がかか
ると、サーバ側では該当する画像データを磁気ディスク
などデータ蓄積媒体より読みだすとともに、該当する画
像データの画素数や色数に関する情報も同時とに管理テ
ーブルなどより読みだす。さらに、転送要求を発行した
クライアントの表示できる画素数や色数に関する情報も
管理テーブルなどより読みだす。
【0010】この2種類の情報により、転送要求のかか
った画像を該当するクライアントに表示する場合に必要
な変換の内容、例えば画素数を替えるための解像度変換
処理の要否やその倍率が判明し、各パラメータを算出す
ることができる。
【0011】実行を要する変換の内容が判明すると、サ
ーバ/クライアント双方でその各処理を実行した場合に
要する処理時間を算出する。この時サーバ側の所要時間
は接続されているクライアントの数により刻々変化する
ため、演算器の占有率も含めて算出する。また、各時点
でのネットワークの転送速度も同様にして算出する。上
記各情報がそろった時点で、サーバ中において該当する
処理およびデータ転送を総合的に最も短い処理時間で完
了するための手順を決定する。この際、単に処理時間が
短いだけでなくネットワーク中の移動するデータの転送
量によって転送時間が異なることも含める必要がある。
【0012】この結果、操作者は各クライアントに関す
る情報やネットワークの状況を把握していなくとも、短
時間に画像データの転送を受け表示することが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下図を用いて本発明を実現する手段の一例
を説明する。図1に本発明による装置の基本構成を示
す。まずはじめに簡単のため、サーバとクライアントが
1対1の場合を例に説明する。なおここでは説明のた
め、各処理の実行部分を図のように記述したが、実際の
構成においては計算機のソフトウェアにて実現すること
も可能である。
【0014】図中(100)がサーバ、(200)がク
ライアントを示す。画像データはサーバに接続された例
えば磁気ディスクなどを用いた画像データ蓄積部(16
0)に蓄積されており、クライアントからの要求に応じ
て通信回線(10)を介して転送され、クライアントの
表示装置(270)上に表示される。
【0015】図に従ってサーバ側から順に各部分の説明
を行う。
【0016】通信制御部(110)は通信回線(10)
を介してあらかじめさだめられた手続きに従ってデータ
の入出力を行う。サーバ側へ入力されるデータは接続さ
れたクライアントを特定するクライアント識別子と、転
送を求める画像を特定するための画像IDである。一
方、サーバからクライアントに出力される情報は要求さ
れた画像データと、クライアント側で施すべき変換の内
容の指示および変換パラメータである。
【0017】クライアントより送られたクライアント識
別子によってクライアント識別部(120)が、転送対
象となるクライアントを特定する。クライアントが特定
されるとそのIDにより、クライアント管理テーブルよ
り該当するクライアントの仕様が変換内容決定部(14
0)に送られ、さらに変換内容方式ごとに処理に要する
時間を蓄積した処理時間管理ファイルからも該当する情
報が出力される。
【0018】転送が要求された画像は画像IDによって
特定される。該当する画像データは画像ファイル管理部
(165)を通じて画像データ蓄積部(160)より読
みだされ画像データ一時蓄積部(a)(170)に記録
される。一方画像IDによって画像特性管理テーブル
(135)からも該当する画像の特性情報が変換内容決
定部(140)に入力される。
【0019】この結果変換方法選択部(140)では対
象となる画像と転送先のクライアントで扱うことのでき
る、例えば画素数や色数の違いを比較するとともにそれ
を吸収するために必要な変換処理の内容を判断すること
ができる。
【0020】本明細書で記載しているようなシステムで
画像を扱う場合、データの転送時点で変換することが必
要となる可能性を有する例としては以下の8項目があ
る。
【0021】(1)解像度 (2)表示色数 (3)色空間 (4)符号化方式 (5)符号化パラメータ (6)ファイル形式 (7)MSB−LSBの方向 (8)ブロックデータの転送順序 決定された変換内容と特定されたクライアントから、処
理時間管理テーブル(153)によってサーバおよびク
ライアントで個々の処理を実行する場合、どれだけの処
理時間が必要かの情報を得ることができる。変換手順決
定部は上記個々の変換い要する所要時間と、データの通
信に要する時間から、それぞれの処理をサーバとクライ
アントのいずれで施すのが適当かを判断する。ここで通
信に要する時間はサーバ出力データのデータ量と通信回
線の転送速度により求める。転送速度はの算出は既に一
般的な計算機ネットワークで用いられている方式を使う
が、この時画像転送要求が転送されてきた時の速度を検
出して用いるならば、複数のクライアントを接続し、ネ
ットワークの負荷が刻々変わるシステムにダイナミック
に対応することができる。
【0022】決定した変換の手順よりサーバで担当すべ
き部分は画像変換制御部(a)(155)によって画像
変換処理部(175)に駆動がかけられる。画像変換処
理部(175)は画像データ一時蓄積部(a)(17
0)に記録されている画像でたに必要な変換を施し、画
像データ一時蓄積部(b)に出力する。ここで2個所の
画像データ一時蓄積部(170)と(180)は同一の
メモリで構成することも可能である。
【0023】一方、クライアントで施すべきと判断され
た変換の内容は通信回線を経由してクライアントに届け
られる。クライアント側では、画像変換制御部(b)
(230)がそのサーバからの変換指示に基づき、画像
変換処理部(245)を駆動する。 サーバ上での変換
を終了した画像データは通信制御部より所定の手順を踏
んで、クライアント上の画像データ一時蓄積部(c)
(240)へ転送される。
【0024】転送された画像データは、画像変換処理部
(245)によってクライアント側での変換処理が施さ
れ、画像データ一時蓄積部(d)250)へ出力され、
さらに画像表示メモリ(260)に転送されることによ
り、画像表示部(270)へ表示されることになる。こ
こでもサーバと同様に2個所の画像データ一時蓄積部
(240)と(250)は同一のメモリで構成すること
も可能である。
【0025】なお、最初にサーバに対して画像を特定し
転送を要求するのは、クライアント上の画像転送要求発
行部(220)により実行される。例えばキーボードな
どの既知の入力手段により操作者が必要な画像を特定す
る情報を入力することにより、画像転送要求発行部(2
20)より画像IDがサーバに転送されることにより、
画像の要求は実行される。
【0026】次に図2および図3を用いて一連の処理の
流れを説明する。
【0027】図2はクライアント側の処理の流れを説明
する図である。初めに画像の転送要求をで発行する(3
10)。その後処理はサーバに移り(320)、再びク
ライアントに戻るのは画像データが転送されてくる時点
(330)である。転送された画像データは一時的に蓄
積さる。さらにサーバからはクライアント側行うべき変
換処理の内容とそこで必要なパラメータが画像変換制御
情報として(340)送られてくる。
【0028】ここで、必要な変換が全てサーバ側で完了
している場合、クライアントは変換を実行することな
く、データを画像表示メモリへ転送(380)し画像が
表示される。
【0029】一方、クライアント側でも処理が必要な場
合は、画像変換制御情報に従い、画像変換処理部へ起動
をかけて(351)、一時蓄積されている画像に対して
変換処理をで施(352)し、結果を図1の(250)
として示している画像データ一時蓄積部(d)に蓄積
(353)し、画像表示メモリへ転送して表示を完了す
る。
【0030】次にサーバ内での処理の流れを図3を用い
て説明する。
【0031】クライアントからの画像転送要求を受信
(410)すると、サーバはその画像IDから対象とな
る画像ファイルの読みだしを行う。同時に(420)に
おいて該当する画像のサイズや使用されている色の数、
あるいは表色系や符号化の有無などを記録した画像特性
管理テーブルから該当する画像の情報を読み出す。ただ
しここで述べた各画像の特性は画像ファイル自体に例え
ばヘッダ情報として記録してある場合も多い。その場合
は別の管理ファイルを特に保存しておく必要はない。一
方、通信手順の過程において転送要求を発したクライア
ントは特定されている。従って、図中(425)の段階
においてクライアントの識別が完了し、それに該当する
クライアント情報を読みだす(430)。クライアント
情報の内容については後に詳しく説明する。読みだされ
たクライアントの情報と画像の情報を比較することによ
り必要な変換処理の内容を(435)の段階で決定でき
る。
【0032】変換の内容が決定した段階で、各処理をク
ライアントおよびサーバで実行した時の各変換処理に要
する時間を処理時間管理テーブルより得る(440)こ
とができ、さらに通信回線上を流れるデータ量が決まる
ことからデータ転送に要する時間が判明する。
【0033】各処理をクライアントとサーバそれぞれで
実行した場合の合計の処理時間を算出し比較して、最小
になる組合せを選択することより最適な変換処理の分担
を決定する(450)ことができる。
【0034】なお、ここで所要時間を算出する場合、サ
ーバの処理能力はサーバの占有率を考慮する必要があ
る。また通信回線の転送能力は刻々辺かすることから、
画像転送要求時に既知の手段で得られた転送速度の値を
用いて補正することにより、判断の精度を向上すること
ができる。
【0035】次に変換処理の内、クライアントにて実行
する部分をクライアント側に指示する(460)ととも
にサーバにて実行すべき変換処理を実行(470)す
る。
【0036】変換終了後変換された画像データをクライ
アントへ転送(475)するが、この転送は変換が完全
に終了する以前に部分的に実行することもできる。
【0037】次に本発明の特長である変換内容の決定お
よび変換手順に決定の方法について説明する。変換内容
はクライアントの仕様とがぞの仕様の差分を吸収するこ
とになるため、両者の仕様の比較が必要である。
【0038】表1はサーバ中に記録するクライアント管
理テーブルの例である。
【0039】
【表1】
【0040】各装置IDごとにクライアントの名称のほ
か該クライアントが表示できる画素数や、色数など装置
のハード仕様を登録しておく。また、各装置に搭載され
ているソフトウェアにより実行できる機能も記録する。
この場合、IDが1の装置では符号復号処理を全く実行
できないため、画像データは原画像の形で転送する必要
があるということを意味している。
【0041】一方、各画像データ側に関する情報も同様
にサーバ側で管理する。表2はそのための画像管理テー
ブルの一例である。
【0042】
【表2】
【0043】各画像の画素数や色数、符号化の有無やそ
の方式などについて記載しておく。画像データの場合、
これらの関連情報を各画像データのヘッダ情報として蓄
積する方式も広く用いられており、その場合はこのよう
な独立のテーブルを蓄積しなくとも同様の効果が得られ
る。
【0044】クライアント側での解像度や表示できる色
数と、表示する画像データの解像度や色数が判明すれ
ば、ある画像をクライアント上で表示するために必要な
処理の内容を決定できる。
【0045】例えば1280×960画素の画像データ
を装置IDが1のクライアントに表示する場合、縦横1
/2に縮小処理を施す必要があるということになる。ま
た、RGB各8bitのフルカラー画像を256色の表
示装置上に表示する場合には、24bitから8bit
への減色処理と呼ばれる変換が必要となる。
【0046】図4によってどのような変換が必要かを判
定する過程を説明する。
【0047】これは図3において(435)として記載
された部分の内容に該当する。ここでは、簡単のため考
慮すべき項目として、解像度と色数、そして符号データ
であるか否かについてのみ判断する場合を例にしている
が、そのほかに検討項目がある場合はその項目も同様に
含む。
【0048】はじめに図中の(610)にてクライアン
ト管理テーブルより読みだしたクライアントの表示画素
数と、画像管理テーブルより得た該当画像データの画素
数を比較する。両者に差異のある場合は蓄積されている
画像データにたいして解像度変換処理を施すことにより
クライアントの表示画素数に合わせた画像データを得る
必要がある。解像度変換を必要とする場合は(612)
に示すように解像度変換処理の実行を指示するためのフ
ラグを立て、両者の比較から倍率を算出する。この倍率
と画像データのサイズをパラメータとして図1の(17
5)または(245)に示した画像変換部にて解像度変
換処理を実行することになる。
【0049】次に蓄積されている画像データが符号個所
利を施された符号データであるか否か、また符号データ
であるならばどの方式による符号化を施されているかを
画像管理テーブルの記載事項より判断(620)する。
符号データであった場合、画像表示までの過程において
復号処理を施す必要があることを意味する復号処理フラ
グを立てる。ここで、符号化には複数の方式があるため
復号処理フラグは復号の方式を特定できる手段を含む。
【0050】さらに該当するクライアントで表示できる
色数と画像データの色数の比較を行い、減色処理または
色テーブルの再構成などの色変換を実行する必要がある
か否かを判断してフラグを立てる。この時フラグでは変
換の内容を特定する手段を含むと共に、必要に応じてパ
ラメータの設定もこの時点で行う。
【0051】次に必要な各変換処理をサーバとクライア
ントのいずれで実行するべきかを判断する変換手順の決
定方法について説明する。この過程は図3中の(45
0)として記載されている部分の内容である。
【0052】図5を用いて処理の流れを説明する。
【0053】ここでは解像度変換と色数変換を施す場合
を例にして説明する。
【0054】はじめに変換所要時間算出テーブルよりサ
ーバと該当するクライアントにおいて、実行する必要の
ある変換処理の所要時間を読みだす。変換時間算出テー
ブルの一例を表3に示す。
【0055】
【表3】
【0056】変換時間算出テーブルはサーバと各クライ
アントにおいて各処理を実行した場合の所要時間を管理
する。画像処理での所要時間は一般に入出力画像の内
容、特に画素数に依存するため、ここでは所要時間は入
力画素数(x1,y1)もしくは出力画素数(x2,y
2)の関数である。
【0057】次に読みだされた諸条件、つまり要求され
た画像サイズや表示装置の画素数などから、サーバおよ
びクライアントで該当する処理を施した場合の所要時間
を算出する。この時、実際の使用時においては、サーバ
に複数のクライアントが同時に接続し、処理を要求して
いる場合がある。その場合サーバの処理能力は演算処理
部の占有率に依存することから、所要時間の算出にも各
時点での占有率を考慮する必要がある。複数のクライア
ントが接続されているサーバにおける演算処理部の占有
率を検出する方法については既知の方式を用いる。
【0058】さらに、サーバよりクライアントにデータ
を転送する際の所要時間を予測する。これは画像要求が
クライアントからサーバに送られた際に判明したのコマ
ンドの転送速度の値と画像の転送時のデータ量から算出
する。
【0059】算出された各所要時間を、例えば表4に示
す各項目に代入することにより、所要時間の合計が最も
短い組合せを選択し、その時に各変換処理がサーバとク
ライアントのいずれに属するかを判断することによって
分担の最適化を図る。
【0060】
【表4】
【0061】また、本例では合計所要時間を判断の基準
としたが、同様に通信回線の負荷を基準としたり、クラ
イアント側の負荷軽減を基準とすることなども可能であ
る。上記手段を組み合わせることにより、サーバに蓄積
された画像データをクライアントからの要求に従って転
送する際に、クライアントの画素数や表現色数に適応し
た処理とデータの転送を最も高速に施すことが可能とな
った。
【0062】さて、上記方式より派生する応用例とし
て、回線上に新規にクライアントが接続され、その仕様
や処理能力といった管理情報がまだサーバ中の各管理テ
ーブルに記録されていない場合がある。このクライアン
トから画像の転送要求が来た場合のサーバ側の処理の流
れの例を図6を用いて説明する。
【0063】処理は図3にと同様に行われるが、クライ
アントIDを検出し、クライアント管理テーブルに該当
するクライアントが登録されていない場合(432)の
例外処理の形で実行される。この場合、出力する画素数
や表示色数はあらかじめ特定の値を設定しておき、その
値に対する変換を実行(433)する。また変換処理は
全てサーバ側で実行するものとして扱う。この結果図3
で示した変換手順の決定部分は不要となり、クライアン
トへの変換指示も行わない。
【0064】新規にクライアントを増設した場合には、
サーバ中の各管理テーブルへ登録を行うことにより上記
の最適処理分担を用いることができる。
【0065】次に本発明の一応用例として、サーバ側で
のみ変換処理を行う場合について図7と図8を用いて説
明する。この場合、クライアントと画像データの情報か
ら変換処理の自動化のみを実現するものである。通信回
線を経由して複数のクライアントが同時に1台のサーバ
に要求を出している場合には、クライアント側で処理の
一部を分担することにより効率を高められるが、クライ
アント数が少ない場合にはサーバですべての処理を実行
することもできる。
【0066】図7はクライアント側の動作の流れを説明
する図で図2に相当する。
【0067】この場合、クライアントはサーバに対して
画像の転送要求を行い、サーバより変換を完了した画像
データを受けとって表示するだけである。一方、サーバ
は図8に示す流れに従って動作し、図3の(450)と
して記載した変換手順の決定部分およびクライアントで
の画像変換処理の指示が削除できる。
【0068】なお、本明細書では説明の簡単化のため、
画像を蓄積しておく装置が本発明の中心である変換装置
とは別に存在する場合について記述したが、蓄積装置自
体にここで説明した機能あるいは手段を持たせることに
より、両者を単一の装置で実現することができる。
【0069】また、本明細書では説明のため装置各部の
構成により実現する場合について説明したが、たとえば
パーソナルコンピューターやワークステーションを用い
てソフトウェアにより、本明細書記載の装置と同一の機
能を実現することもできる。その場合の処理の流れは本
明細書記載の通りであるが、装置内部はCPUとメモリ
により構成される。
【0070】
【発明の効果】本発明により、ネットワークを介して複
数の計算機を接続しているシステムにおいて、システム
の一部に蓄積されている画像データを別の装置に転送し
利用する場合、転送先の装置の仕様に合わせた画像の変
換を操作者が意識せずに実行するとともに、変換を施し
転送する場合において転送も含めた処理全体の効率が最
も高い手順で変換を施すことができるシステムが実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を説明する図。
【図2】本システムにおける画像変換全体の流れを説明
する図。
【図3】サーバ部分での処理の流れを説明する図。
【図4】いかなる変換が必要かを判断する処理の流れを
説明する図。
【図5】個々の変換をどこで実行するかの分担を決定す
る方法を説明する図。
【図6】未知のクライアントからの転送要求が来た場合
の処理の流れを説明する図。
【図7】変換対はサーバ側で全て実行する場合について
の処理を説明する図。
【図8】図7の上体におけるサーバ側の流れを説明する
図である。
【符号の説明】
100…サーバ、120…クライアント識別部、125
…クライアント管理テーブル、130…画像ID読みだ
し部、135…画像特性管理テーブル、140…変換方
法選択部、150…変換手順決定部、153…処理時間
算出テーブル、155…画像変換制御部(a)、160
6…画像データ蓄積部、165画像ファイル管理テーブ
ル、170…画像データ一時蓄積部(a)、175…画
像変換部(a)、180…画像データ一時蓄積部
(b)、200…クライアント、220…画像 転送要求発行部、230…画像変換制御部(b)、24
0…画像データ一時蓄積部(a)、245…画像変換部
(b)、250…画像データ一時蓄積部(b)、260
…画像表示メモリ、270…画像表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩木 直 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 羽田野 英一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5B082 AA13 HA05 5C064 BC16 BC23 BC25 BD02 BD08 BD14 5D044 AB07 BC01 CC05 DE15 DE43 DE49 EF05 FG18 GK10 GK12 GL19 HL02 HL11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバ装置に接続される画像蓄積部に蓄積
    された画像データを通信回線を介して要求するクライア
    ント装置であって、前記クライアント装置は、前記要求
    に基づいて、前記サーバ装置から受領した前記画像デー
    タを一時的に蓄積する一時蓄積部と、当該画像を表示す
    る表示部と、操作者が必要とする画像を特定するための
    入力手段と、を含み、前記クライアント装置は、前記入
    力手段によって入力された情報を前記サーバに対して発
    行し、当該発行に基づいて前記サーバから前記画像デー
    タ及び当該画像データの画像がどの方式によって符号化
    されているかを特定する情報を受領し、前記クライアン
    ト装置は、前記画像を復号化して前記表示部に表示する
    ことを特徴とするクライアント装置。
  2. 【請求項2】画像データを蓄積して外部の別の装置に転
    送するデータ記録装置において、画像自体の画素数を蓄
    積しておく手段と、データの転送先となる装置が表示で
    きる画素数を蓄積しておく手段と、蓄積されている画像
    データの画素数を転送先の装置が表示できる画素数に変
    換する手段と、上記蓄積されている画像の画素数と表示
    装置の画素数を比較する手段と、該比較の結果変換方法
    もしくは倍率を決定する手段を有することを特徴とする
    データ記録装置。
  3. 【請求項3】画像データを蓄積して外部の別の装置に転
    送するデータ記録方法において、画像自体の画素数を蓄
    積しておき、さらにデータの転送先となる装置が表示で
    きる画素数を蓄積しておき、画像の転送の際には蓄積さ
    れている画像データの画素数を転送先の装置が表示でき
    る画素数に変換することとして、上記蓄積されている画
    像の画素数と表示装置の画素数を比較して、該比較の結
    果変換方法もしくは倍率を決定し上記変換を行うことを
    特徴とするデータ記録方法。
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