JP2003289993A - 椅子用置き敷きクッションシートおよびシート本体の製造方法 - Google Patents
椅子用置き敷きクッションシートおよびシート本体の製造方法Info
- Publication number
- JP2003289993A JP2003289993A JP2002098661A JP2002098661A JP2003289993A JP 2003289993 A JP2003289993 A JP 2003289993A JP 2002098661 A JP2002098661 A JP 2002098661A JP 2002098661 A JP2002098661 A JP 2002098661A JP 2003289993 A JP2003289993 A JP 2003289993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- suction
- seat
- chair
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 椅子に着脱自在に装着でき、かつ優れた耐水
性を有するる椅子用置き敷きクッションシートを提供す
る。 【解決手段】 クッションシート1は、全表面がスキン
層12に覆われた樹脂発泡体11の下面に、平滑表面を
有する一または複数の吸着用基板14が取り付けられた
シート本体10と、基材21の両面にそれぞれ複数の吸
盤22が突設された吸盤シート20、20とを備え、前
記吸盤シート20をその一面側で前記シート本体10の
吸着用基板14に着脱自在に装着するとともに、他面側
で椅子30の座面31に着脱自在に装着するようになさ
れている。また、前記吸着用基板14はシート本体10
の凹陥部13の底部に取り付けられている。
性を有するる椅子用置き敷きクッションシートを提供す
る。 【解決手段】 クッションシート1は、全表面がスキン
層12に覆われた樹脂発泡体11の下面に、平滑表面を
有する一または複数の吸着用基板14が取り付けられた
シート本体10と、基材21の両面にそれぞれ複数の吸
盤22が突設された吸盤シート20、20とを備え、前
記吸盤シート20をその一面側で前記シート本体10の
吸着用基板14に着脱自在に装着するとともに、他面側
で椅子30の座面31に着脱自在に装着するようになさ
れている。また、前記吸着用基板14はシート本体10
の凹陥部13の底部に取り付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、椅子用置き敷き
クッションシート、特に座面に簡単に装着できるクッシ
ョンシートに関する。
クッションシート、特に座面に簡単に装着できるクッシ
ョンシートに関する。
【0002】
【従来の技術】浴室内で使用される椅子は、耐水性を必
要とされることから、硬質の樹脂成形品や木製品が汎用
されている。
要とされることから、硬質の樹脂成形品や木製品が汎用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの椅子は、座面
が硬く座り心地や肌触りが悪い。
が硬く座り心地や肌触りが悪い。
【0004】座面に柔軟性のあるクッションシートを敷
くとしても、常時水に濡れるものであるから単に載せる
だけでは滑り落ちやすいし、危険でもある。一方、座面
にクッションシートを接着固定すると滑り落ちの危険は
なくなるが、水濡れによって接着部分が剥がれやすく、
クッションシートが椅子の寿命を縮めてしまうという欠
点がある。また、クッションシートや接着部分の水はけ
が悪くなって、カビが発生しやすいとう欠点もある。
くとしても、常時水に濡れるものであるから単に載せる
だけでは滑り落ちやすいし、危険でもある。一方、座面
にクッションシートを接着固定すると滑り落ちの危険は
なくなるが、水濡れによって接着部分が剥がれやすく、
クッションシートが椅子の寿命を縮めてしまうという欠
点がある。また、クッションシートや接着部分の水はけ
が悪くなって、カビが発生しやすいとう欠点もある。
【0005】この発明は、上述の現状に鑑み、椅子に着
脱自在に装着でき、耐水性に優れた椅子用置き敷きクッ
ションシートの提供を目的とする。
脱自在に装着でき、耐水性に優れた椅子用置き敷きクッ
ションシートの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の椅子用置き敷
きクッションシートは、前記目的を達成するために、全
表面がスキン層に覆われた樹脂発泡体の下面に、平滑表
面を有する一または複数の吸着用基板が取り付けられた
シート本体と、基材の両面にそれぞれ複数の吸盤が突設
された吸盤シートとを備え、前記吸盤シートを、その一
面側の吸盤で前記シート本体の吸着用基板に着脱自在に
装着するとともに、他面側の吸盤で椅子の座面に着脱自
在に装着するようになされていることを基本要旨とす
る。
きクッションシートは、前記目的を達成するために、全
表面がスキン層に覆われた樹脂発泡体の下面に、平滑表
面を有する一または複数の吸着用基板が取り付けられた
シート本体と、基材の両面にそれぞれ複数の吸盤が突設
された吸盤シートとを備え、前記吸盤シートを、その一
面側の吸盤で前記シート本体の吸着用基板に着脱自在に
装着するとともに、他面側の吸盤で椅子の座面に着脱自
在に装着するようになされていることを基本要旨とす
る。
【0007】前記クッションシートにおいて、前記シー
ト本体の下面に凹陥部が設けられ、その底部に吸着用基
板が取付けられていることが好ましく、さらに凹陥部の
周壁が吸着用基板の周縁部に被さった状態に形成されて
いることが好ましい。
ト本体の下面に凹陥部が設けられ、その底部に吸着用基
板が取付けられていることが好ましく、さらに凹陥部の
周壁が吸着用基板の周縁部に被さった状態に形成されて
いることが好ましい。
【0008】前記シート本体は厚さが10〜30mmであ
ることが好ましい。
ることが好ましい。
【0009】また、前記吸盤シートの基材に通水孔が穿
設されていることが好ましい。
設されていることが好ましい。
【0010】この発明のシート本体の製造方法は、上述
の椅子用置き敷きクッションシートに用いるシート本体
の製造方法であって、金型のキャビティ内に、材料樹脂
を発泡させた一次発泡樹脂シートを、その所定位置にホ
ットメルト系接着剤を介して吸着用基板を重ね合わせた
状態に装填し、次いで前記金型を密閉して加熱し、前記
一次発泡樹脂シートを圧縮状態で熱成形することによ
り、所要形状の発泡体に成形するとともに前記吸着用基
板を接合させ、かつ前記発泡体の全表面にスキン層を形
成することを基本要旨とする。
の椅子用置き敷きクッションシートに用いるシート本体
の製造方法であって、金型のキャビティ内に、材料樹脂
を発泡させた一次発泡樹脂シートを、その所定位置にホ
ットメルト系接着剤を介して吸着用基板を重ね合わせた
状態に装填し、次いで前記金型を密閉して加熱し、前記
一次発泡樹脂シートを圧縮状態で熱成形することによ
り、所要形状の発泡体に成形するとともに前記吸着用基
板を接合させ、かつ前記発泡体の全表面にスキン層を形
成することを基本要旨とする。
【0011】また、前記製造方法において、熱成形によ
り、前記吸着用基板の接合位置を底部とする凹陥部を形
成することが好ましい。
り、前記吸着用基板の接合位置を底部とする凹陥部を形
成することが好ましい。
【0012】また、前記熱成形により、前記凹陥部の周
壁を吸着用基板の周縁部に被さった状態に形成すること
が好ましい。
壁を吸着用基板の周縁部に被さった状態に形成すること
が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図2に、この発明の椅子用
置き敷きクッションシートの一実施形態を示す。
置き敷きクッションシートの一実施形態を示す。
【0014】クッションシート(1)は、平面視略長方形
のシート本体(10)と2枚の角形の吸盤シート(20)(20)と
により構成されている。
のシート本体(10)と2枚の角形の吸盤シート(20)(20)と
により構成されている。
【0015】シート本体(10)は、柔軟で弾力性を有する
シート状の樹脂発泡体(11)がその全表面を緻密なスキン
層(12)で被覆されてなり、厚さ(D1)が20mmに形成
されている。また、シート本体(10)の下面において、両
短辺縁近傍にそれぞれ深さ(D2)が5mmの凹陥部(13)
(13)が設けられ、これらの凹陥部(13)の底部には平滑表
面を有する吸着用基板(14)が固定状態に取り付けられて
いる。
シート状の樹脂発泡体(11)がその全表面を緻密なスキン
層(12)で被覆されてなり、厚さ(D1)が20mmに形成
されている。また、シート本体(10)の下面において、両
短辺縁近傍にそれぞれ深さ(D2)が5mmの凹陥部(13)
(13)が設けられ、これらの凹陥部(13)の底部には平滑表
面を有する吸着用基板(14)が固定状態に取り付けられて
いる。
【0016】前記シート本体(10)は、例えば該シート本
体(10)の外形形状に対応するキャビティを有し開閉可能
な金型を用いて、以下の方法で製作される。
体(10)の外形形状に対応するキャビティを有し開閉可能
な金型を用いて、以下の方法で製作される。
【0017】まず、材料樹脂を発泡させて、シート本体
(10)の厚さ(D1)よりも厚く形成された一次発泡樹脂
シートを作製する。そして、金型を開いてそのキャビテ
ィ内に、前記一次発泡樹脂シートを、その所定位置に吸
着用基板(14)をシート状のホットメルト系接着剤を介し
て重ね合わせた状態に装填する。次いで、前記一次発泡
樹脂シートを圧縮して金型を密閉し、加熱する。この加
熱によって、一次発泡樹脂シートは、若干の二次発泡を
起こしながら、圧縮状態で所要形状の発泡体(11)に熱成
形される。この熱成形により、一次発泡樹脂シートが吸
着用基板(14)の周囲に立ち上がるように成形されて凹陥
部(13)が形成されるとともに、吸着用基板(10)が溶融し
たホットメルト系接着剤によって凹陥部(13)の底部に強
力に接合される。さらに、最終形状への成形を金型内で
行うことにより、キャビティ面に接触した部分、即ち発
泡体(11)の全表面に緻密なスキン層(12)が形成される。
この方法によれば、発泡体(11)の成形、吸着用基板(14)
の接合、スキン層(12)の形成を一つの工程で行うことが
できる。
(10)の厚さ(D1)よりも厚く形成された一次発泡樹脂
シートを作製する。そして、金型を開いてそのキャビテ
ィ内に、前記一次発泡樹脂シートを、その所定位置に吸
着用基板(14)をシート状のホットメルト系接着剤を介し
て重ね合わせた状態に装填する。次いで、前記一次発泡
樹脂シートを圧縮して金型を密閉し、加熱する。この加
熱によって、一次発泡樹脂シートは、若干の二次発泡を
起こしながら、圧縮状態で所要形状の発泡体(11)に熱成
形される。この熱成形により、一次発泡樹脂シートが吸
着用基板(14)の周囲に立ち上がるように成形されて凹陥
部(13)が形成されるとともに、吸着用基板(10)が溶融し
たホットメルト系接着剤によって凹陥部(13)の底部に強
力に接合される。さらに、最終形状への成形を金型内で
行うことにより、キャビティ面に接触した部分、即ち発
泡体(11)の全表面に緻密なスキン層(12)が形成される。
この方法によれば、発泡体(11)の成形、吸着用基板(14)
の接合、スキン層(12)の形成を一つの工程で行うことが
できる。
【0018】なお上述の熱成形において、図3に示すよ
うに、凹陥部(13)の周壁(13')が吸着用基板(14)の周縁
部に被さるように形成することが好ましい。周壁(13')
をこのように成形した場合、吸着用基板(14)を押さえて
脱落を抑止でき、なお一層確かな取付状態となる。この
周壁(13')の成形は、金型のキャビティ形状を所要周壁
形状に設定しておくだけで良く、上述した一工程で行う
ことができる。
うに、凹陥部(13)の周壁(13')が吸着用基板(14)の周縁
部に被さるように形成することが好ましい。周壁(13')
をこのように成形した場合、吸着用基板(14)を押さえて
脱落を抑止でき、なお一層確かな取付状態となる。この
周壁(13')の成形は、金型のキャビティ形状を所要周壁
形状に設定しておくだけで良く、上述した一工程で行う
ことができる。
【0019】吸盤シート(20)は、前記凹陥部(13)にはま
り込む大きさの基材(21)と、その両面に突設された多数
のカップ状の吸盤(22a)(22b)とにより構成され、全体が
柔軟で弾力性を有する樹脂からなり、自在に折れ曲がり
かつ復元する。本実施形態においては、厚さ1mm、1辺
70mmの正方形の基材(21)の両面に、開口径(D3)8
mm、高さ(脚部を含む)4mmの吸盤(22a)(22b)が、片面
につき縦横各7列で49個設けられている。また、前記
基材(21)の吸盤(22a)(22a)間には通水孔(23)が穿たれて
いる。
り込む大きさの基材(21)と、その両面に突設された多数
のカップ状の吸盤(22a)(22b)とにより構成され、全体が
柔軟で弾力性を有する樹脂からなり、自在に折れ曲がり
かつ復元する。本実施形態においては、厚さ1mm、1辺
70mmの正方形の基材(21)の両面に、開口径(D3)8
mm、高さ(脚部を含む)4mmの吸盤(22a)(22b)が、片面
につき縦横各7列で49個設けられている。また、前記
基材(21)の吸盤(22a)(22a)間には通水孔(23)が穿たれて
いる。
【0020】上述のクッションシート(1)の使用方法は
以下のとおりである。
以下のとおりである。
【0021】シート本体(10)の凹陥部(13)(13)の吸着用
基板(14)に、それぞれ吸盤シート(20)の一面側の吸盤(2
2a)(22a)を押し付けて装着する。吸着用基板(14)の表面
は平滑であるから、軽く押し付けるだけで吸盤を吸着さ
せることができる。次に、前記シート本体(10)を椅子(3
0)の座面(31)に載せ、軽く押さえて吸盤シート(20)の他
面側の吸盤(22b)(22b)を座面(31)に吸着させる。外す場
合は、シート本体(10)もろとも吸盤シート(20)を引き剥
がすだけである。
基板(14)に、それぞれ吸盤シート(20)の一面側の吸盤(2
2a)(22a)を押し付けて装着する。吸着用基板(14)の表面
は平滑であるから、軽く押し付けるだけで吸盤を吸着さ
せることができる。次に、前記シート本体(10)を椅子(3
0)の座面(31)に載せ、軽く押さえて吸盤シート(20)の他
面側の吸盤(22b)(22b)を座面(31)に吸着させる。外す場
合は、シート本体(10)もろとも吸盤シート(20)を引き剥
がすだけである。
【0022】この発明のクッションシート(1)は、吸盤
(22b)が吸着しうる程度の平滑性を有する座面(31)を有
する限り、椅子の種類を問わず上述した簡単な操作で着
脱することができる。また、曲面で形成された座面(31)
に対しても、柔軟なシート本体(10)は撓んでフィット
し、シート本体(10)に倣って撓んだ吸盤シート(20)の複
数の吸盤(22)によって座面(31)に吸着させることができ
る。吸盤(22)は複数個あるから、座面形状に対して融通
が利き、どのような形状の椅子にも確実に装着できる。
また、たとえ複数個のうちの一部の吸盤(22)が座面(31)
に追従できず吸着していないとしても、支障なく使用で
きる。しかも、椅子側に取付具や加工を必要としないか
ら、既存の椅子にも適用できる。平滑な座面を有する椅
子としては、浴室用椅子、介護用椅子、各種競技場や野
外劇場の観覧席の椅子、アウトドア用椅子等の樹脂製や
木製の椅子を例示できる。
(22b)が吸着しうる程度の平滑性を有する座面(31)を有
する限り、椅子の種類を問わず上述した簡単な操作で着
脱することができる。また、曲面で形成された座面(31)
に対しても、柔軟なシート本体(10)は撓んでフィット
し、シート本体(10)に倣って撓んだ吸盤シート(20)の複
数の吸盤(22)によって座面(31)に吸着させることができ
る。吸盤(22)は複数個あるから、座面形状に対して融通
が利き、どのような形状の椅子にも確実に装着できる。
また、たとえ複数個のうちの一部の吸盤(22)が座面(31)
に追従できず吸着していないとしても、支障なく使用で
きる。しかも、椅子側に取付具や加工を必要としないか
ら、既存の椅子にも適用できる。平滑な座面を有する椅
子としては、浴室用椅子、介護用椅子、各種競技場や野
外劇場の観覧席の椅子、アウトドア用椅子等の樹脂製や
木製の椅子を例示できる。
【0023】前記シート本体(10)は、発泡体(11)によ
り、クッション性および柔軟性を有し、保温性も良い。
また、全表面を覆うスキン層(12)の存在により、汚れが
付着しにくく肌触りも良い。加えて、スキン層(12)が水
の侵入を防止して品質劣化やカビの発生を防止すること
ができる。また、接着剤を使わずに装着できるから、水
濡れによる接着剥がれのおそれがない。
り、クッション性および柔軟性を有し、保温性も良い。
また、全表面を覆うスキン層(12)の存在により、汚れが
付着しにくく肌触りも良い。加えて、スキン層(12)が水
の侵入を防止して品質劣化やカビの発生を防止すること
ができる。また、接着剤を使わずに装着できるから、水
濡れによる接着剥がれのおそれがない。
【0024】例えば、浴室用椅子のように常時湯水に濡
れる場所で使用する場合、上述したようにスキン層(12)
によりカビの発生を防いで清潔状態を保つことができ、
直に座っても肌触りが良い。また、吸盤(22b)によって
安定した装着状態が得られるから、滑り落ちることなく
安全に使用できる。一方、椅子からクッションシート
(1)を外し、さらにシート本体(10)から吸盤シート(20)
を外すことによって、容易に洗浄できかつ速やかに水切
りや乾燥をでき、清潔を保つことができる。さらに、使
用中にシート本体(10)と吸盤シート(20)との間に入った
湯水は通水孔(23)から排出されるから、湯水が滞留せず
清潔である。
れる場所で使用する場合、上述したようにスキン層(12)
によりカビの発生を防いで清潔状態を保つことができ、
直に座っても肌触りが良い。また、吸盤(22b)によって
安定した装着状態が得られるから、滑り落ちることなく
安全に使用できる。一方、椅子からクッションシート
(1)を外し、さらにシート本体(10)から吸盤シート(20)
を外すことによって、容易に洗浄できかつ速やかに水切
りや乾燥をでき、清潔を保つことができる。さらに、使
用中にシート本体(10)と吸盤シート(20)との間に入った
湯水は通水孔(23)から排出されるから、湯水が滞留せず
清潔である。
【0025】また、発泡体(11)という軽量材料によって
構成されているから、携帯して各種競技場や野外劇場の
観覧席で使用するにも便利である。スキン層(12)によっ
て発泡体(11)内への水の侵入が防止されているから、屋
外で降雨時の使用にも何ら支障はない。
構成されているから、携帯して各種競技場や野外劇場の
観覧席で使用するにも便利である。スキン層(12)によっ
て発泡体(11)内への水の侵入が防止されているから、屋
外で降雨時の使用にも何ら支障はない。
【0026】この発明のクッションシート(1)におい
て、シート本体(10)を構成する樹脂は、エチレン樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA樹脂)、ウレ
タン樹脂、スチレン樹脂等、発泡可能な樹脂であれば限
定されない。発泡剤も樹脂に適合するものを適宜選択す
れば良い。また、強度、耐摩耗性、表面強度を向上させ
るための無機化合物充填材、発泡助剤、架橋剤、着色
剤、防かび剤、安定剤等も任意に使用することができ
る。また、スキン層(12)の形成方法も上述した熱成形時
に形成する方法に限定されず、発泡体(11)とスキン層(1
2)とが異種樹脂で形成されていても良い。
て、シート本体(10)を構成する樹脂は、エチレン樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA樹脂)、ウレ
タン樹脂、スチレン樹脂等、発泡可能な樹脂であれば限
定されない。発泡剤も樹脂に適合するものを適宜選択す
れば良い。また、強度、耐摩耗性、表面強度を向上させ
るための無機化合物充填材、発泡助剤、架橋剤、着色
剤、防かび剤、安定剤等も任意に使用することができ
る。また、スキン層(12)の形成方法も上述した熱成形時
に形成する方法に限定されず、発泡体(11)とスキン層(1
2)とが異種樹脂で形成されていても良い。
【0027】シート本体(10)の厚さ(D1)は限定され
ないものの、適度なクッション性を得るとともに吸盤シ
ート(20)による凹凸を解消できる厚さとして10mm以上
が好ましい。また、厚すぎると嵩張って実用に欠くた
め、30mm以下が好ましい。シート本体(30)の寸法も限
定されず任意に設定できる。小さいものでは浴室用椅子
用のクッションシート、大きいものでは寝椅子用や数人
掛けベンチ用のクッションシートを例示できる。
ないものの、適度なクッション性を得るとともに吸盤シ
ート(20)による凹凸を解消できる厚さとして10mm以上
が好ましい。また、厚すぎると嵩張って実用に欠くた
め、30mm以下が好ましい。シート本体(30)の寸法も限
定されず任意に設定できる。小さいものでは浴室用椅子
用のクッションシート、大きいものでは寝椅子用や数人
掛けベンチ用のクッションシートを例示できる。
【0028】吸盤シート(20)を装着する吸着用基板(14)
は、上記実施形態のように凹陥部(13)を設けてその底部
に取り付ける他、凹陥部(13)を設けずシート本体(10)の
表面に取り付けることもできる。しかし、吸盤シート(2
0)を凹陥部(13)内に納めて出っ張りを作らない方が座り
心地が良い。凹陥部(13)の深さも限定されず、吸着用基
板(14)の表面までの深さ(D2)を、装着によって圧縮
された吸盤シート(22)の厚さを上限値として適宜設定す
る。凹陥部(13)の形状も円形、角形等何ら限定されな
い。吸着用基板(14)および吸盤シート(20)の数は、少な
くとも1組あれば良いが、座面に対して安定装着できる
点で2組以上が好ましい。
は、上記実施形態のように凹陥部(13)を設けてその底部
に取り付ける他、凹陥部(13)を設けずシート本体(10)の
表面に取り付けることもできる。しかし、吸盤シート(2
0)を凹陥部(13)内に納めて出っ張りを作らない方が座り
心地が良い。凹陥部(13)の深さも限定されず、吸着用基
板(14)の表面までの深さ(D2)を、装着によって圧縮
された吸盤シート(22)の厚さを上限値として適宜設定す
る。凹陥部(13)の形状も円形、角形等何ら限定されな
い。吸着用基板(14)および吸盤シート(20)の数は、少な
くとも1組あれば良いが、座面に対して安定装着できる
点で2組以上が好ましい。
【0029】吸着用基板(14)は、吸盤(22a)を吸着させ
うる平滑表面を有するものであれば良く、各種樹脂板、
ゴム板等を例示できる。座面の曲面に沿う程度に可撓性
を有するものが好ましい。
うる平滑表面を有するものであれば良く、各種樹脂板、
ゴム板等を例示できる。座面の曲面に沿う程度に可撓性
を有するものが好ましい。
【0030】吸盤シート(20)において、吸盤(22a)(22b)
は座面の曲面に追従させるために2個以上必要であり、
9個以上が好ましい。また、大きさは開口径(D3)で
5〜12mmが好ましい。また、浴室用椅子のように常時
大量の湯水を被る場合は、基材(21)に通水孔(23)を穿設
することが好ましい。
は座面の曲面に追従させるために2個以上必要であり、
9個以上が好ましい。また、大きさは開口径(D3)で
5〜12mmが好ましい。また、浴室用椅子のように常時
大量の湯水を被る場合は、基材(21)に通水孔(23)を穿設
することが好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上の次第で、この発明の椅子用置き敷
きクッションシートは、全表面がスキン層に覆われた樹
脂発泡体の下面に、平滑表面を有する一または複数の吸
着用基板が取り付けられたシート本体と、基材の両面に
それぞれ複数の吸盤が突設された吸盤シートとを備えて
いるから、クッション性や肌触りが良く、汚れもつきに
くい。またスキン層により、発泡体内への水の侵入、ひ
いてはカビの発生を防止できて清潔である。椅子への装
着は、前記吸盤シートをその一面側の吸盤で前記シート
本体の吸着用基板に装着し、他面側の吸盤で椅子の座面
に装着するという簡単な操作であり、取り外しも容易で
ある。椅子側の取り付け具や加工は不要であるから、既
存の椅子にも使用できる。また、シート本体と吸盤シー
トとの着脱も自在であるから、洗浄、水切り、乾燥を容
易に行え、浴室で使用してもカビが発生しにくく清潔で
ある。また、複数の吸盤で装着するから、座面形状に対
して融通が利き確実に装着できる。
きクッションシートは、全表面がスキン層に覆われた樹
脂発泡体の下面に、平滑表面を有する一または複数の吸
着用基板が取り付けられたシート本体と、基材の両面に
それぞれ複数の吸盤が突設された吸盤シートとを備えて
いるから、クッション性や肌触りが良く、汚れもつきに
くい。またスキン層により、発泡体内への水の侵入、ひ
いてはカビの発生を防止できて清潔である。椅子への装
着は、前記吸盤シートをその一面側の吸盤で前記シート
本体の吸着用基板に装着し、他面側の吸盤で椅子の座面
に装着するという簡単な操作であり、取り外しも容易で
ある。椅子側の取り付け具や加工は不要であるから、既
存の椅子にも使用できる。また、シート本体と吸盤シー
トとの着脱も自在であるから、洗浄、水切り、乾燥を容
易に行え、浴室で使用してもカビが発生しにくく清潔で
ある。また、複数の吸盤で装着するから、座面形状に対
して融通が利き確実に装着できる。
【0032】前記シート本体の下面に凹陥部が設けら
れ、その底部に吸着用基板が取付けられている場合は、
吸盤シートがシート本体内に納まって出っ張りがなく座
り心地が良い。
れ、その底部に吸着用基板が取付けられている場合は、
吸盤シートがシート本体内に納まって出っ張りがなく座
り心地が良い。
【0033】前記凹陥部の周壁が吸着用基板の周縁部に
被さった状態に形成されてなる場合は、吸着用基板の脱
落を抑止でき、なお一層確かな取付状態となる。
被さった状態に形成されてなる場合は、吸着用基板の脱
落を抑止でき、なお一層確かな取付状態となる。
【0034】前記シート本体の厚さが10〜30mmであ
る場合は、吸盤シートによる凹凸を解消でき、かつ嵩張
りすぎず実用的である。
る場合は、吸盤シートによる凹凸を解消でき、かつ嵩張
りすぎず実用的である。
【0035】前記吸盤シートの基材に通水孔が穿設され
ている場合は、シート本体と吸盤シートとの間に入った
湯水が排出され、湯水が滞留せず清潔である。
ている場合は、シート本体と吸盤シートとの間に入った
湯水が排出され、湯水が滞留せず清潔である。
【0036】また、この発明の上述の椅子用置き敷きク
ッションシートに用いるシート本体の製造方法は、金型
のキャビティ内に、材料樹脂を発泡させた一次発泡樹脂
シートを、その所定位置にホットメルト系接着剤を介し
て吸着用基板を重ね合わせた状態に装填し、次いで前記
金型を密閉して加熱し、前記一次発泡樹脂シートを圧縮
状態で熱成形することにより、所要形状の発泡体に成形
するとともに前記吸着用基板を接合させ、かつ前記発泡
体の全表面にスキン層を形成するから、成形、吸着用基
板の接合、スキン層の形成を一つの工程で行うことがで
きる。しかも、吸着用基板は溶融したホットメルト系接
着剤によって強力に接合される。
ッションシートに用いるシート本体の製造方法は、金型
のキャビティ内に、材料樹脂を発泡させた一次発泡樹脂
シートを、その所定位置にホットメルト系接着剤を介し
て吸着用基板を重ね合わせた状態に装填し、次いで前記
金型を密閉して加熱し、前記一次発泡樹脂シートを圧縮
状態で熱成形することにより、所要形状の発泡体に成形
するとともに前記吸着用基板を接合させ、かつ前記発泡
体の全表面にスキン層を形成するから、成形、吸着用基
板の接合、スキン層の形成を一つの工程で行うことがで
きる。しかも、吸着用基板は溶融したホットメルト系接
着剤によって強力に接合される。
【0037】また、前記熱成形により、前記吸着用基板
の接合位置を底部とする凹陥部の形成も同一工程で行う
ことができる。
の接合位置を底部とする凹陥部の形成も同一工程で行う
ことができる。
【0038】また、前記熱成形により前記凹陥部を形成
すれば、周壁が吸着用基板の周縁部に被さった状態に形
成することができる。
すれば、周壁が吸着用基板の周縁部に被さった状態に形
成することができる。
【図1】この発明の一実施形態の椅子用置き敷きクッシ
ョンシートの下面側から見た全体斜視図である。
ョンシートの下面側から見た全体斜視図である。
【図2】図1の椅子用置き敷きクッションシートの使用
方法を示す要部断面図である。
方法を示す要部断面図である。
【図3】他の実施形態の椅子用置き敷きクッションシー
トの要部断面図である。
トの要部断面図である。
1…椅子用置き敷きクッションシート
10…シート本体
11…発泡体
12…スキン層
13…凹陥部
13'…周壁部
14…吸着用基板
20…吸盤シート
21…基材
22a,22b…吸盤
23…通水孔
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// B29K 105:04 B29K 105:04
B29L 9:00 B29L 9:00
31:58 31:58
Claims (8)
- 【請求項1】 全表面がスキン層に覆われた樹脂発泡体
の下面に、平滑表面を有する一または複数の吸着用基板
が取り付けられたシート本体と、基材の両面にそれぞれ
複数の吸盤が突設された吸盤シートとを備え、 前記吸盤シートを、その一面側の吸盤で前記シート本体
の吸着用基板に着脱自在に装着するとともに、他面側の
吸盤で椅子の座面に着脱自在に装着するようになされて
いることを特徴とする椅子用置き敷きクッションシー
ト。 - 【請求項2】 前記シート本体の下面に凹陥部が設けら
れ、その底部に吸着用基板が取付けられている請求項1
に記載の椅子用置き敷きクッションシート。 - 【請求項3】 前記凹陥部の周壁は吸着用基板の周縁部
に被さった状態に形成されてなる請求項2に記載の椅子
用置き敷きクッションシート。 - 【請求項4】 前記シート本体は厚さが10〜30mmで
ある請求項1〜3に記載の椅子用置き敷きクッションシ
ート。 - 【請求項5】 前記吸盤シートの基材に通水孔が穿設さ
れている請求項1〜4に記載の椅子用置き敷きクッショ
ンシート。 - 【請求項6】 請求項1〜4に記載の椅子用置き敷きク
ッションシートに用いるシート本体の製造方法であっ
て、 金型のキャビティ内に、材料樹脂を発泡させた一次発泡
樹脂シートを、その所定位置にホットメルト系接着剤を
介して吸着用基板を重ね合わせた状態に装填し、次いで
前記金型を密閉して加熱し、前記一次発泡樹脂シートを
圧縮状態で熱成形することにより、所要形状の発泡体に
成形するとともに前記吸着用基板を接合させ、かつ前記
発泡体の全表面にスキン層を形成することを特徴とする
シート本体の製造方法。 - 【請求項7】 前記熱成形により、前記吸着用基板の接
合位置を底部とする凹陥部を形成する請求項6に記載の
シート本体の製造方法。 - 【請求項8】 前記熱成形により、前記凹陥部の周壁を
吸着用基板の周縁部に被さった状態に形成する請求項7
に記載のシート本体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002098661A JP2003289993A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 椅子用置き敷きクッションシートおよびシート本体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002098661A JP2003289993A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 椅子用置き敷きクッションシートおよびシート本体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003289993A true JP2003289993A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29240563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002098661A Pending JP2003289993A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 椅子用置き敷きクッションシートおよびシート本体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003289993A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10010181B2 (en) | 2014-06-10 | 2018-07-03 | Sit & Sigh Ltd. | Cushion for alleviating pain |
| CN110200440A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-06 | 福建泉州市剑井贸易有限公司 | 智能家居用护理床 |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098661A patent/JP2003289993A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10010181B2 (en) | 2014-06-10 | 2018-07-03 | Sit & Sigh Ltd. | Cushion for alleviating pain |
| CN110200440A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-06 | 福建泉州市剑井贸易有限公司 | 智能家居用护理床 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2789270B1 (en) | Padding element for seats and method of manufacturing the same | |
| US10849450B1 (en) | Anti-fatigue mat with an encapsulatively sealed gel member | |
| EP3355746A1 (en) | Contouring system and components | |
| JPH0280008A (ja) | ウオーターマットレス構造の改良 | |
| JP3246965U (ja) | 水切りマット | |
| JPH09285364A (ja) | 車両用マット | |
| KR102460011B1 (ko) | 플라스틱으로 사출성형되는 보조의자. | |
| JP4223326B2 (ja) | 浴槽用枕 | |
| JP2502749Y2 (ja) | デスクマット | |
| CN209846651U (zh) | 一种座椅 | |
| JPH06343535A (ja) | マット部材 | |
| KR102267201B1 (ko) | 휴대용 방석 | |
| KR200212430Y1 (ko) | 저면에 미끄럼 방지 돌기를 가지는 방석 | |
| JP2025091514A (ja) | 便座カバー | |
| EP4702888A1 (en) | Carpet | |
| KR200376083Y1 (ko) | 통기층이 형성된 의자용 방석 | |
| JPH0347589Y2 (ja) | ||
| CN210095223U (zh) | 坐垫组合 | |
| US3332092A (en) | Form fitting pew cushion | |
| CN213696345U (zh) | 一种透气坐垫 | |
| US20260083088A1 (en) | Composite-structured pet mat | |
| JP3036279U (ja) | 腰壁構造 | |
| JPH11324285A (ja) | 畳及び畳の置敷き構造 | |
| JP3050254U (ja) | 便 座 | |
| JP2000070077A (ja) | クッション材 |