JP2003290363A - 通電用電極ピン、これを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの製造方法 - Google Patents
通電用電極ピン、これを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】人の皮下に対して電流浸透効果を増強するため
の磁力を非磁性体の通電用電極ピンに持たせた通電用電
極ピンを提供することにある。 【解決策】この発明は、頭部が閉塞されあるいは絞り込
まれた筒状の第1の非磁性部材と、頭部側の中空部分に
装填された永久磁石と、永久磁石を頭部側の中空部分に
埋設するために永久磁石の後ろの中空部分に嵌合して第
1の非磁性部材に固定された第2の非磁性部材とからな
るものである。
の磁力を非磁性体の通電用電極ピンに持たせた通電用電
極ピンを提供することにある。 【解決策】この発明は、頭部が閉塞されあるいは絞り込
まれた筒状の第1の非磁性部材と、頭部側の中空部分に
装填された永久磁石と、永久磁石を頭部側の中空部分に
埋設するために永久磁石の後ろの中空部分に嵌合して第
1の非磁性部材に固定された第2の非磁性部材とからな
るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通電用電極ピン、こ
れを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの
製造方法に関し、詳しくは、育毛促進、脱毛予防のため
に頭皮を刺激する頭皮用通電ブラシを始めとして各種の
電気治療に使用する通電用電極ピンにおいて、人の皮下
に対して電流浸透効果を増強するための磁力を非磁性部
材の通電用電極ピンに持たせることができるような通電
用電極ピンの構造に関する。
れを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの
製造方法に関し、詳しくは、育毛促進、脱毛予防のため
に頭皮を刺激する頭皮用通電ブラシを始めとして各種の
電気治療に使用する通電用電極ピンにおいて、人の皮下
に対して電流浸透効果を増強するための磁力を非磁性部
材の通電用電極ピンに持たせることができるような通電
用電極ピンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】育毛、脱毛については、周知の通り、育
毛促進、脱毛防止のために頭皮を刺激し、頭皮の血行を
促進する等の手段が各種用いられている。頭皮を刺激す
る手段としては頭皮のマッサージ、育毛剤の使用など、
種々の手段が考えられているが、そのうちの一つとして
頭皮通電用ブラシがある。上記頭皮用通電ブラシは、パ
ルス発振器と、導線によって接続された頭皮通電用ブラ
シ本体よりなり、頭皮用通電ブラシ本体には、ピン状の
ブラシ電極が複数植設されている。この頭皮用ブラシを
頭皮に数秒〜数十秒押え付けることにより、頭皮のある
領域毎に電気的刺激を与えてそれにより頭皮の血行を促
進する。通電方法としては、複数のブラシ電極に、+お
よび−の電極を適宜分布で配列させた対極式や、取扱者
の手をアースする一極式等の方法がある。そして、上記
電気的刺激を調整するために、上記パルス発振器には電
流の強弱、波形、時間等を制御するツマミが設けられて
いて、パルス電流を総括的に制御し、頭皮への電気的刺
激を適切なものとしている。
毛促進、脱毛防止のために頭皮を刺激し、頭皮の血行を
促進する等の手段が各種用いられている。頭皮を刺激す
る手段としては頭皮のマッサージ、育毛剤の使用など、
種々の手段が考えられているが、そのうちの一つとして
頭皮通電用ブラシがある。上記頭皮用通電ブラシは、パ
ルス発振器と、導線によって接続された頭皮通電用ブラ
シ本体よりなり、頭皮用通電ブラシ本体には、ピン状の
ブラシ電極が複数植設されている。この頭皮用ブラシを
頭皮に数秒〜数十秒押え付けることにより、頭皮のある
領域毎に電気的刺激を与えてそれにより頭皮の血行を促
進する。通電方法としては、複数のブラシ電極に、+お
よび−の電極を適宜分布で配列させた対極式や、取扱者
の手をアースする一極式等の方法がある。そして、上記
電気的刺激を調整するために、上記パルス発振器には電
流の強弱、波形、時間等を制御するツマミが設けられて
いて、パルス電流を総括的に制御し、頭皮への電気的刺
激を適切なものとしている。
【0003】同じように皮下、特に、人体のツボに電流
を流して刺激する低周波治療器などがある。この治療器
にあっては、皮下への電流の浸透率を高くし、永久磁石
自体を電極に利用して、ツボ等への電流浸透効果を増強
している。この種の磁石電極は、直径5mmφ程度で厚
さ5mm程度の円板状の永久磁石を導電性ゴムに装着し
て電極とするもので、磁力を利用して電流を皮下方向に
収束させることで皮下に電流を浸透させる。そのことで
治療効果を向上させるが、この種の電極は、ツボに貼り
付けなければならず、その関係で、パッドが必要であ
り、その都度パッドにより皮膚に固定される。一方、頭
皮用通電ブラシは、ブラシ電極としては5mmφよりも
細い2.5mmφ×15mm〜20mmφ程度のブラシ
電極が使用され、ヘッドホーンのような形状をしてい
て、頭部に装着されて使用される。ブラシ電極は、通
常、黄銅(真鍮)製であるので、これいは磁性がない。
これは非磁性部材であるので、これに磁力を持たせるこ
とは不可能である。
を流して刺激する低周波治療器などがある。この治療器
にあっては、皮下への電流の浸透率を高くし、永久磁石
自体を電極に利用して、ツボ等への電流浸透効果を増強
している。この種の磁石電極は、直径5mmφ程度で厚
さ5mm程度の円板状の永久磁石を導電性ゴムに装着し
て電極とするもので、磁力を利用して電流を皮下方向に
収束させることで皮下に電流を浸透させる。そのことで
治療効果を向上させるが、この種の電極は、ツボに貼り
付けなければならず、その関係で、パッドが必要であ
り、その都度パッドにより皮膚に固定される。一方、頭
皮用通電ブラシは、ブラシ電極としては5mmφよりも
細い2.5mmφ×15mm〜20mmφ程度のブラシ
電極が使用され、ヘッドホーンのような形状をしてい
て、頭部に装着されて使用される。ブラシ電極は、通
常、黄銅(真鍮)製であるので、これいは磁性がない。
これは非磁性部材であるので、これに磁力を持たせるこ
とは不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブラシ電極が磁力を持
てば、その分、頭皮に深く電流を浸透させることができ
るので、治療効果の向上が期待できる。そこで、ブラシ
電極を鉄製にして磁化してみたが、3つの問題が発生し
た。その1つは、磁化した鉄は、ショックに弱く、何回
もショックを受けると磁力が消えていく問題がある。一
定の治療効果を得るためには、500ガウス相当か、そ
れ以上の磁力を長期間発生することが要求されるからで
ある。他の1つは、安定した磁力が長期間持続しなない
ので、長期間使用に耐えないことである。さらに他の1
つは、ブラシ電極は、頭皮に接触するために汗などが付
着して錆びてしまうことである。この発明の目的は、こ
のような従来技術の問題点を解決するものであって、人
の皮下に対して電流浸透効果を増強するための磁力を非
磁性体の通電用電極ピンに持たせた通電用電極ピンを提
供することにある。この発明の他の目的は、非磁性体の
通電用電極ピンに磁力を持たせてブラシ電極とした頭皮
通電用ブラシを提供することにある。この発明のさらに
他の目的は、非磁性体の通電用電極ピンに磁力を持たせ
ることができる通電用電極ピンの製造方法を提供するこ
とにある。
てば、その分、頭皮に深く電流を浸透させることができ
るので、治療効果の向上が期待できる。そこで、ブラシ
電極を鉄製にして磁化してみたが、3つの問題が発生し
た。その1つは、磁化した鉄は、ショックに弱く、何回
もショックを受けると磁力が消えていく問題がある。一
定の治療効果を得るためには、500ガウス相当か、そ
れ以上の磁力を長期間発生することが要求されるからで
ある。他の1つは、安定した磁力が長期間持続しなない
ので、長期間使用に耐えないことである。さらに他の1
つは、ブラシ電極は、頭皮に接触するために汗などが付
着して錆びてしまうことである。この発明の目的は、こ
のような従来技術の問題点を解決するものであって、人
の皮下に対して電流浸透効果を増強するための磁力を非
磁性体の通電用電極ピンに持たせた通電用電極ピンを提
供することにある。この発明の他の目的は、非磁性体の
通電用電極ピンに磁力を持たせてブラシ電極とした頭皮
通電用ブラシを提供することにある。この発明のさらに
他の目的は、非磁性体の通電用電極ピンに磁力を持たせ
ることができる通電用電極ピンの製造方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの第1の発明の通電用電極ピンの特徴は、頭部が閉塞
されあるいはその一部が開口した中空の第1の非磁性部
材と、閉塞されあるいはその一部が開口した頭部により
飛び出しが阻止される状態で頭部側の中空部分に装填さ
れた永久磁石と、この永久磁石を頭部側の中空部分に埋
設するために永久磁石の後ろの中空部分を塞ぐ第2の非
磁性部材とからなるものである。また、第2の発明の頭
皮通電用ブラシの特徴は、前記の通電用電極ピンをブラ
シ電極として利用し、頭皮方向に付勢するようにしたも
のである。さらに、第3の発明の通電用電極ピンの製造
方法の特徴は、頭部が閉塞され内部が中空の筒状の第1
の非磁性部材に、中空の内径と実質的に同じか、これよ
り少し小さい径の永久磁石を中空に装填して永久磁石の
後ろで第1の非磁性部材の中空部分に第2の非磁性部材
を挿入して永久磁石を埋設するものである。
めの第1の発明の通電用電極ピンの特徴は、頭部が閉塞
されあるいはその一部が開口した中空の第1の非磁性部
材と、閉塞されあるいはその一部が開口した頭部により
飛び出しが阻止される状態で頭部側の中空部分に装填さ
れた永久磁石と、この永久磁石を頭部側の中空部分に埋
設するために永久磁石の後ろの中空部分を塞ぐ第2の非
磁性部材とからなるものである。また、第2の発明の頭
皮通電用ブラシの特徴は、前記の通電用電極ピンをブラ
シ電極として利用し、頭皮方向に付勢するようにしたも
のである。さらに、第3の発明の通電用電極ピンの製造
方法の特徴は、頭部が閉塞され内部が中空の筒状の第1
の非磁性部材に、中空の内径と実質的に同じか、これよ
り少し小さい径の永久磁石を中空に装填して永久磁石の
後ろで第1の非磁性部材の中空部分に第2の非磁性部材
を挿入して永久磁石を埋設するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】前記した従来技術の問題点を解決
するために、鉄製のピンを磁化することに換えて、この
発明者等が最初に考えたことは、電極ピンの先端側に永
久磁石を装着することである。それは、低周波治療器等
で利用されているような磁石電極が利用できないか、と
考えたからである。しかし、2.5mmφ程度のピン状
に細く磁石を焼結して整形すると、脆くなり、かつ、頭
皮に接触させる関係で同じようにさびる問題がある。し
かも、電極ピンの先端側に装着する永久磁石は、焼結整
形されるので、精密な加工精度が出ない。また、ピンに
結合接着すると強度と耐久性がない。頭皮通電用ブラシ
は、手あるいはばねを利用して頭皮に押圧される関係
で、そのブラシ電極には力が加わる。そのため、電極と
しての耐久性が問題になる。特に、頭皮の形状に沿うよ
うにブラシ電極を群として設けて電極ピンが進退する構
造を持つ頭部装着型の頭皮通電用ブラシでは、電極ピン
が筒に装填されてばね付勢されることになるので、高い
精度と強度とが要求され、筒との間で摺動等があるので
ピン形状の磁石電極あるいは金属結合型の磁石電極では
強度に対する信頼性が低く、使用できないことが分かっ
た。
するために、鉄製のピンを磁化することに換えて、この
発明者等が最初に考えたことは、電極ピンの先端側に永
久磁石を装着することである。それは、低周波治療器等
で利用されているような磁石電極が利用できないか、と
考えたからである。しかし、2.5mmφ程度のピン状
に細く磁石を焼結して整形すると、脆くなり、かつ、頭
皮に接触させる関係で同じようにさびる問題がある。し
かも、電極ピンの先端側に装着する永久磁石は、焼結整
形されるので、精密な加工精度が出ない。また、ピンに
結合接着すると強度と耐久性がない。頭皮通電用ブラシ
は、手あるいはばねを利用して頭皮に押圧される関係
で、そのブラシ電極には力が加わる。そのため、電極と
しての耐久性が問題になる。特に、頭皮の形状に沿うよ
うにブラシ電極を群として設けて電極ピンが進退する構
造を持つ頭部装着型の頭皮通電用ブラシでは、電極ピン
が筒に装填されてばね付勢されることになるので、高い
精度と強度とが要求され、筒との間で摺動等があるので
ピン形状の磁石電極あるいは金属結合型の磁石電極では
強度に対する信頼性が低く、使用できないことが分かっ
た。
【0007】そこで、電極ピンに永久磁石を埋め込めな
いか考えたが、電極ピンの径が現在のところ2.5mm
φ程度でるので、永久磁石の径は、さらに細くなり、そ
ばの切れ端のようなものになる。それを、たとえ電極ピ
ンに埋め込めたとしても黄銅を通して、500ガウス相
当か、それ以上の磁力を発生することは無理であると思
われた。他に方法がないので、まず、電極ピンを固定し
てドリルで開けた孔に永久磁石を押し込んでみたとこ
ろ、そば状の細い磁石なら埋め込みが可能であることが
分かった。そこで、そばの切れ端のような永久磁石を作
り、各種の実験を試みた。種々の磁石を孔に装填して磁
力を測定してみた、サーマリウム.コバルト系の磁石、
ネオジウム系の磁石を利用すると、その径を1.2mm
φ乃至1.5mmφ程度にした細い磁石であれば、黄銅
の頭部の厚さが0.5mm〜1.2mm程度のときに、
この厚さの頭部の黄銅を通して、500ガウス〜600
ガウス程度の磁力が得られることが分かった。これによ
り電極ピンの試作品を作ってみた。その結果、これが治
療用電極として電流浸透効果を持つので、実用化の道が
開けた。なお、そばの切れ端の永久磁石を前記のような
条件で頭皮通電用ブラシに装填するに当たっては、頭皮
通電用ブラシを加熱膨張させてドリルで形成した孔を拡
大しておき、永久磁石を孔に装填することで前記の試作
が可能になった。このようなことから、前記の構成のよ
うに頭部に永久磁石を埋め込んだ通電用電極ピンが実現
された。それは、非磁性材料の電極ピンがあたかも磁性
をもったようなものである。これを治療用の電極等に利
用したときには、例えば、頭皮、その他の皮下に深く電
流を浸透させることができ、大きな治療効果が期待でき
る。なお、出来上がった通電用電極ピンは、種明かしを
しない限りは、どこからみても非磁性材料が磁力をもっ
ているとしか見えないものである。
いか考えたが、電極ピンの径が現在のところ2.5mm
φ程度でるので、永久磁石の径は、さらに細くなり、そ
ばの切れ端のようなものになる。それを、たとえ電極ピ
ンに埋め込めたとしても黄銅を通して、500ガウス相
当か、それ以上の磁力を発生することは無理であると思
われた。他に方法がないので、まず、電極ピンを固定し
てドリルで開けた孔に永久磁石を押し込んでみたとこ
ろ、そば状の細い磁石なら埋め込みが可能であることが
分かった。そこで、そばの切れ端のような永久磁石を作
り、各種の実験を試みた。種々の磁石を孔に装填して磁
力を測定してみた、サーマリウム.コバルト系の磁石、
ネオジウム系の磁石を利用すると、その径を1.2mm
φ乃至1.5mmφ程度にした細い磁石であれば、黄銅
の頭部の厚さが0.5mm〜1.2mm程度のときに、
この厚さの頭部の黄銅を通して、500ガウス〜600
ガウス程度の磁力が得られることが分かった。これによ
り電極ピンの試作品を作ってみた。その結果、これが治
療用電極として電流浸透効果を持つので、実用化の道が
開けた。なお、そばの切れ端の永久磁石を前記のような
条件で頭皮通電用ブラシに装填するに当たっては、頭皮
通電用ブラシを加熱膨張させてドリルで形成した孔を拡
大しておき、永久磁石を孔に装填することで前記の試作
が可能になった。このようなことから、前記の構成のよ
うに頭部に永久磁石を埋め込んだ通電用電極ピンが実現
された。それは、非磁性材料の電極ピンがあたかも磁性
をもったようなものである。これを治療用の電極等に利
用したときには、例えば、頭皮、その他の皮下に深く電
流を浸透させることができ、大きな治療効果が期待でき
る。なお、出来上がった通電用電極ピンは、種明かしを
しない限りは、どこからみても非磁性材料が磁力をもっ
ているとしか見えないものである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の通電用電極ピン
の断面説明図であり、図2は、その外観図と非貫通孔の
説明図、図3は、この通電用電極ピンを利用した頭皮通
電用ブラシの一実施例の断面図、図4は、その製造工程
の説明図である。図1,図2において、1は、通電用電
極ピンであって、頭部2aが閉塞された円筒体2と、そ
の頭部2aの内側中空部3に装填された円柱状の永久磁
石4、そして、中空部3に装填された永久磁石4を中空
部3に埋入する挿入ピン5とで構成されている。ここ
で、永久磁石4の径は、中空部3の内径と実質的に等し
いか、これよりも少し小さい。例えば、通電用電極ピン
1の外径を2.55mmφ±0.05、中空部の内径を
1.56mmφ+0.01の黄銅とすれば、永久磁石4
の径は、1.5mmφ±0.05程度であり、長さが
5.00mm±0.05のサマリウム・コバルト(Sm
Co5)あるいはコバルトの一部を銅、鉄で置換したサ
マリウム磁石、あるいはネオジウム磁石、その他の希土
類−コバルト磁石(R−Co)の永久磁石である。な
お、通電用電極ピン1の外径は、試作の結果、2mmφ
から3mmφの筒状のものであってもよく、永久磁石4
は、希土類金属を含むものであり、その外径が1mmφ
から2mmφの円柱状のものであってもよい。このよう
な条件の下では、ドリルにより孔を開けて中空部3を形
成したときに、頭部2aの厚さとしてその頂点あるいは
周辺での厚さを0.5mm〜1.2mm程度の範囲に抑
えることができる。この場合、もちろん、永久磁石は、
焼結整形されるので、その径にばらつきがある。しか
し、後述するように、例えば、通電用電極ピン1を加熱
しておけば中空部3が拡大するので、この状態で永久磁
石4を挿入すれば、容易に装填できる。したがって、永
久磁石4は、中空部3の内径と実質的に同じか、これよ
り少し小さい径の円板状あるいは円柱形状のものであれ
ばよい。なお、円板状のものでは、複数枚装填するとよ
い。また、永久磁石4の径を中空部3の内径も少し小さ
くして、中空部3との間に間隙を持たせれば、永久磁石
4を先に中空部3に容易に装填することができる。この
場合には、挿入ピン5をその後で中空部3に挿入して、
これを固定することになる。挿入ピン5の径は、中空部
3の内径と実質的に等しいか、これよりも少し大きい。
の断面説明図であり、図2は、その外観図と非貫通孔の
説明図、図3は、この通電用電極ピンを利用した頭皮通
電用ブラシの一実施例の断面図、図4は、その製造工程
の説明図である。図1,図2において、1は、通電用電
極ピンであって、頭部2aが閉塞された円筒体2と、そ
の頭部2aの内側中空部3に装填された円柱状の永久磁
石4、そして、中空部3に装填された永久磁石4を中空
部3に埋入する挿入ピン5とで構成されている。ここ
で、永久磁石4の径は、中空部3の内径と実質的に等し
いか、これよりも少し小さい。例えば、通電用電極ピン
1の外径を2.55mmφ±0.05、中空部の内径を
1.56mmφ+0.01の黄銅とすれば、永久磁石4
の径は、1.5mmφ±0.05程度であり、長さが
5.00mm±0.05のサマリウム・コバルト(Sm
Co5)あるいはコバルトの一部を銅、鉄で置換したサ
マリウム磁石、あるいはネオジウム磁石、その他の希土
類−コバルト磁石(R−Co)の永久磁石である。な
お、通電用電極ピン1の外径は、試作の結果、2mmφ
から3mmφの筒状のものであってもよく、永久磁石4
は、希土類金属を含むものであり、その外径が1mmφ
から2mmφの円柱状のものであってもよい。このよう
な条件の下では、ドリルにより孔を開けて中空部3を形
成したときに、頭部2aの厚さとしてその頂点あるいは
周辺での厚さを0.5mm〜1.2mm程度の範囲に抑
えることができる。この場合、もちろん、永久磁石は、
焼結整形されるので、その径にばらつきがある。しか
し、後述するように、例えば、通電用電極ピン1を加熱
しておけば中空部3が拡大するので、この状態で永久磁
石4を挿入すれば、容易に装填できる。したがって、永
久磁石4は、中空部3の内径と実質的に同じか、これよ
り少し小さい径の円板状あるいは円柱形状のものであれ
ばよい。なお、円板状のものでは、複数枚装填するとよ
い。また、永久磁石4の径を中空部3の内径も少し小さ
くして、中空部3との間に間隙を持たせれば、永久磁石
4を先に中空部3に容易に装填することができる。この
場合には、挿入ピン5をその後で中空部3に挿入して、
これを固定することになる。挿入ピン5の径は、中空部
3の内径と実質的に等しいか、これよりも少し大きい。
【0009】通常は、図示するように、計算上、中空部
3と永久磁石4との間に0.01mmか、それ以上の間
隙3aができる。この空間があることで、永久磁石4を
ジグ等を介して通電用電極ピンの中空部3に挿入装填が
容易にできる。なお、通電用電極ピン1は、永久磁石4
が埋設された後に、図2(a)に示すように、外側に金
メッキ層7が設けられ、メッキが施される。6は、コイ
ルばね係止部であって、図3に示す付勢部材10の中空
筒体14へ装着されてコイルばね13の端部が挿着固定
される部分である。これは、鍔部6aと基部6bとこれ
らの間に形成された溝6cとからなる。この溝6cにコ
イルばね13の端部の輪部分が挿着される。鍔6aは、
図3に示すように、ブラシ本体10の中空筒体14の先
頭部の孔14aよりも大きく、通電用電極ピン1の外へ
の飛び出しを阻止する。通電用電極ピン1は、ブラシ本
体10のブラシ電極(可動電極ピン11)として挿着さ
れ、中空筒体14の孔に嵌合して中空筒体14に圧縮状
態で装填された装填されたコイルばね13により軸方向
外側に向かって付勢される。
3と永久磁石4との間に0.01mmか、それ以上の間
隙3aができる。この空間があることで、永久磁石4を
ジグ等を介して通電用電極ピンの中空部3に挿入装填が
容易にできる。なお、通電用電極ピン1は、永久磁石4
が埋設された後に、図2(a)に示すように、外側に金
メッキ層7が設けられ、メッキが施される。6は、コイ
ルばね係止部であって、図3に示す付勢部材10の中空
筒体14へ装着されてコイルばね13の端部が挿着固定
される部分である。これは、鍔部6aと基部6bとこれ
らの間に形成された溝6cとからなる。この溝6cにコ
イルばね13の端部の輪部分が挿着される。鍔6aは、
図3に示すように、ブラシ本体10の中空筒体14の先
頭部の孔14aよりも大きく、通電用電極ピン1の外へ
の飛び出しを阻止する。通電用電極ピン1は、ブラシ本
体10のブラシ電極(可動電極ピン11)として挿着さ
れ、中空筒体14の孔に嵌合して中空筒体14に圧縮状
態で装填された装填されたコイルばね13により軸方向
外側に向かって付勢される。
【0010】図3は、頭皮通電用ブラシの本体10を示
しており、この頭皮通電用ブラシ本体10は、パルス発
振器及びこれに搭載された図示しない制御回路と導線2
2によって接続される。ブラシ本体10は、使用者の頭
部を囲むように例えば合成樹脂により内側が湾曲形成さ
れた横長帯状のフレーム体としての湾曲フレーム12を
構成し、この湾曲フレーム12の内側には、中空筒体1
4を外方に向けて突設した筐体状のケーシング15が、
中央部ないしその両側に隣接して3箇所にブラシ電極群
G1、G2およびG3としてヒンジ15a(回動結合)に
より結合され揺動可能に湾曲フレーム12に両端と中央
部に取付られたツマミ21との間で支持され、配置され
ている。各ケーシング15には、9本のブラシ電極(可
動電極ピン11が一単位 (グループ)として縦横3列に
整列されて植設されている。
しており、この頭皮通電用ブラシ本体10は、パルス発
振器及びこれに搭載された図示しない制御回路と導線2
2によって接続される。ブラシ本体10は、使用者の頭
部を囲むように例えば合成樹脂により内側が湾曲形成さ
れた横長帯状のフレーム体としての湾曲フレーム12を
構成し、この湾曲フレーム12の内側には、中空筒体1
4を外方に向けて突設した筐体状のケーシング15が、
中央部ないしその両側に隣接して3箇所にブラシ電極群
G1、G2およびG3としてヒンジ15a(回動結合)に
より結合され揺動可能に湾曲フレーム12に両端と中央
部に取付られたツマミ21との間で支持され、配置され
ている。各ケーシング15には、9本のブラシ電極(可
動電極ピン11が一単位 (グループ)として縦横3列に
整列されて植設されている。
【0011】各中空筒体14の内部には、導電性を有す
るコイルばね13と、中空筒体14の先端に形成された
挿通孔を通して外方に向けてブラシ電極としての可動電
極ピン11(ブラシ電極)が突設するよう、その後端に
形成されたフランジ部として鍔6a(図1,図2参照)
が内装されており、可動電極ピン11は、圧縮状態で装
填されたコイルばね13により可動電極ピン11の先端
をその軸方向において外方に向けて弾力的に押庄付勢さ
れ、中空筒体14内部に摺動可能に挿嵌保持されてい
る。ここでは、これら中空筒体14とコイルばね13と
によりブラシ電極の先端をその軸方向において外側に付
勢する付勢部材が構成されている。各中空筒体14の後
端にはプリント基板18が図示しないビスを介してケー
シング15内に取着されており、このプリント基板18
には各中空筒体14に対応する位置に、一端がコイルば
ね13に接続した複数の端子17が取り付けられてい
る。湾曲フレーム12の中央には、内側に複数の端子を
持つコネクタ19が取り付けられており、コネクタ19
の端子には各プリント基板18に取り付けられた複数の
端子17が導線20を介して接続されている。なお、2
3は、湾曲フレーム12の両端部に支持され、これから
下方に延びた可撓性のある弾性支持体であり、24は、
保持部であって、頭部の両側面、特に、耳の当たりに保
持部24のクッションが当接されて頭部が弾性支持体2
3を介して狭持されることで、頭部に頭皮通電用ブラシ
の本体10が保持される。
るコイルばね13と、中空筒体14の先端に形成された
挿通孔を通して外方に向けてブラシ電極としての可動電
極ピン11(ブラシ電極)が突設するよう、その後端に
形成されたフランジ部として鍔6a(図1,図2参照)
が内装されており、可動電極ピン11は、圧縮状態で装
填されたコイルばね13により可動電極ピン11の先端
をその軸方向において外方に向けて弾力的に押庄付勢さ
れ、中空筒体14内部に摺動可能に挿嵌保持されてい
る。ここでは、これら中空筒体14とコイルばね13と
によりブラシ電極の先端をその軸方向において外側に付
勢する付勢部材が構成されている。各中空筒体14の後
端にはプリント基板18が図示しないビスを介してケー
シング15内に取着されており、このプリント基板18
には各中空筒体14に対応する位置に、一端がコイルば
ね13に接続した複数の端子17が取り付けられてい
る。湾曲フレーム12の中央には、内側に複数の端子を
持つコネクタ19が取り付けられており、コネクタ19
の端子には各プリント基板18に取り付けられた複数の
端子17が導線20を介して接続されている。なお、2
3は、湾曲フレーム12の両端部に支持され、これから
下方に延びた可撓性のある弾性支持体であり、24は、
保持部であって、頭部の両側面、特に、耳の当たりに保
持部24のクッションが当接されて頭部が弾性支持体2
3を介して狭持されることで、頭部に頭皮通電用ブラシ
の本体10が保持される。
【0012】ここで、ブラシ電極群G1、G2およびG3
は、そのケーシング15とプリント基板18が湾曲フレ
ーム12に沿って3つのケーシング15のヒンジ結合に
より曲折して取付られている。これにより、中央部に設
けられたツマミ21を回すことで、ケーシング15が揺
動してツマミ21の先端の進退に応じて3つのケーシン
グ15が進退する。その結果、ブラシ電極群G1は、中
央部で垂直方向に9本の可動電極ピン11が垂直方向に
頭部(湾曲フレーム12)に対して進退し、ブラシ電極
群G2,G3は、それぞれブラシ電極群G1の両側におい
て少し角度を持って9本の可動電極ピン11が頭部(湾
曲フレーム12)に対して進退する。このような電極の
配置関係は、それぞれがブラシ電極群としてブロック分
割されていることから容易である。
は、そのケーシング15とプリント基板18が湾曲フレ
ーム12に沿って3つのケーシング15のヒンジ結合に
より曲折して取付られている。これにより、中央部に設
けられたツマミ21を回すことで、ケーシング15が揺
動してツマミ21の先端の進退に応じて3つのケーシン
グ15が進退する。その結果、ブラシ電極群G1は、中
央部で垂直方向に9本の可動電極ピン11が垂直方向に
頭部(湾曲フレーム12)に対して進退し、ブラシ電極
群G2,G3は、それぞれブラシ電極群G1の両側におい
て少し角度を持って9本の可動電極ピン11が頭部(湾
曲フレーム12)に対して進退する。このような電極の
配置関係は、それぞれがブラシ電極群としてブロック分
割されていることから容易である。
【0013】次に、図4に従って通電用電極ピン1の製
造方法について説明する。まず、コイルばね係止部6が
形成され、部頭部が、例えば、R1.27mm程度で丸
くされ、閉塞された、外径が2.55mmφ±0.05
の黄銅のピンを固定ジグに固定して、図2(b)に示す
ように、ドリルで、ピンの尻2b(コイルばね係止部6
の後部)のほうから1.56mmφの孔2c(図1参
照)を軸方向に沿ってまっすぐに開ける(ステップ10
1)。この孔2cは、頭部2aの厚さが、1.0mm乃
至1.5mm程度になり、ピンを貫通しない位置までと
される。これにより図1の中空部3が形成される。次
に、通電用電極ピン1を60°C前後の温度まで加熱し
て通電用電極ピン1を膨張させて孔2cを拡大する(ス
テップ102)。なお、このときの温度としては、永久
磁石4の磁力を減退させない程度の温度がよく、通常、
50°C〜80°C程度の範囲の温度がよい。
造方法について説明する。まず、コイルばね係止部6が
形成され、部頭部が、例えば、R1.27mm程度で丸
くされ、閉塞された、外径が2.55mmφ±0.05
の黄銅のピンを固定ジグに固定して、図2(b)に示す
ように、ドリルで、ピンの尻2b(コイルばね係止部6
の後部)のほうから1.56mmφの孔2c(図1参
照)を軸方向に沿ってまっすぐに開ける(ステップ10
1)。この孔2cは、頭部2aの厚さが、1.0mm乃
至1.5mm程度になり、ピンを貫通しない位置までと
される。これにより図1の中空部3が形成される。次
に、通電用電極ピン1を60°C前後の温度まで加熱し
て通電用電極ピン1を膨張させて孔2cを拡大する(ス
テップ102)。なお、このときの温度としては、永久
磁石4の磁力を減退させない程度の温度がよく、通常、
50°C〜80°C程度の範囲の温度がよい。
【0014】次に1.5mmφ±0.05、長さが5.
00mm±0.05のサマリウム・コバルト(SmCo
5)の円柱状の永久磁石4を挿入ピン5を介して中空部
3に装填する(ステップ103)。なお、この場合、先
端側が孔2bの径より少し大きなテーパ状の案内孔ジグ
を孔2bに連結しておき、永久磁石4と挿入ピン5の先
端を接着等で仮結合しておくか、ガイド溝ジグを尻2b
の手前に設けて、永久磁石4と挿入ピン5とを同時に挿
入するとよいが、挿入ピン5より径の細いピンで永久磁
石4を押して永久磁石4を先に頭部付近まで挿入しても
よい。挿入ピン5の後部をエアーあるいは油圧により押
してゆっくりと永久磁石4を頭部2aまで挿入ピン5と
もども挿入する(ステップ104)。この場合、挿入ピ
ン5の径が中空部3の内径よりも少し大きい場合には圧
入することになるが、挿入ピン5の径の一部分だけ中空
部3の内径よりも大きくするとよい。あるいは挿入ピン
5全体の長さを短くするとよく、これを短くして挿入ピ
ン5の後ろの中空部3が空いているときには樹脂等で塞
げばよい。そして、挿入ピン5を通電用電極ピン1の後
部に位置に合わせて挿入を停止する。なお、長い挿入ピ
ン5を使用するときには、通電用電極ピン1の尻に合わ
せ切断して後部を研磨する(ステップ104)。最後
に、通電用電極ピン1を金メッキする(ステップ10
5)。
00mm±0.05のサマリウム・コバルト(SmCo
5)の円柱状の永久磁石4を挿入ピン5を介して中空部
3に装填する(ステップ103)。なお、この場合、先
端側が孔2bの径より少し大きなテーパ状の案内孔ジグ
を孔2bに連結しておき、永久磁石4と挿入ピン5の先
端を接着等で仮結合しておくか、ガイド溝ジグを尻2b
の手前に設けて、永久磁石4と挿入ピン5とを同時に挿
入するとよいが、挿入ピン5より径の細いピンで永久磁
石4を押して永久磁石4を先に頭部付近まで挿入しても
よい。挿入ピン5の後部をエアーあるいは油圧により押
してゆっくりと永久磁石4を頭部2aまで挿入ピン5と
もども挿入する(ステップ104)。この場合、挿入ピ
ン5の径が中空部3の内径よりも少し大きい場合には圧
入することになるが、挿入ピン5の径の一部分だけ中空
部3の内径よりも大きくするとよい。あるいは挿入ピン
5全体の長さを短くするとよく、これを短くして挿入ピ
ン5の後ろの中空部3が空いているときには樹脂等で塞
げばよい。そして、挿入ピン5を通電用電極ピン1の後
部に位置に合わせて挿入を停止する。なお、長い挿入ピ
ン5を使用するときには、通電用電極ピン1の尻に合わ
せ切断して後部を研磨する(ステップ104)。最後
に、通電用電極ピン1を金メッキする(ステップ10
5)。
【0015】以上の処理では、ステップ102に孔2c
を拡大する加熱工程を設けているが、このステップ10
2をなくすこともできる。この場合には、永久磁石4と
挿入ピン5との径は、中空部3の内径よりも少し小さい
ものとして、ステップ105において永久磁石4と挿入
ピン5とを同時に前記の場合よりも高い圧力をかけて圧
入することになる。前記のステップ102で加熱処理の
場合も、この加熱処理をしない場合も永久磁石4側を冷
却しておくとよい。
を拡大する加熱工程を設けているが、このステップ10
2をなくすこともできる。この場合には、永久磁石4と
挿入ピン5との径は、中空部3の内径よりも少し小さい
ものとして、ステップ105において永久磁石4と挿入
ピン5とを同時に前記の場合よりも高い圧力をかけて圧
入することになる。前記のステップ102で加熱処理の
場合も、この加熱処理をしない場合も永久磁石4側を冷
却しておくとよい。
【0016】以上説明してきたが、実施例の通電用電極
ピン1は、頭部が閉塞された例を挙げているが、例え
ば、頭部が絞り込まれて一部開口しているものであって
もよく、要するに装填した磁石が頭部から飛び出さない
状態で保持して埋設できる頭部であればよい。また、実
施例では、永久磁石4を頭部空間に埋設するために、挿
入ピン5を中空部3に嵌合させるような形態を採ってい
るが、挿入ピン5に換えて永久磁石4を中空部3の頭部
に装填後に単に孔に合成樹脂等を充填して中空部3を塞
ぐ形態を採ってもよい。さらに、実施例の通電用電極ピ
ン1の材料は、黄銅に限定されるものではなく、例え
ば、ステンレス、銅等の金属、合成樹脂等を利用しても
よいことはもちろんである。
ピン1は、頭部が閉塞された例を挙げているが、例え
ば、頭部が絞り込まれて一部開口しているものであって
もよく、要するに装填した磁石が頭部から飛び出さない
状態で保持して埋設できる頭部であればよい。また、実
施例では、永久磁石4を頭部空間に埋設するために、挿
入ピン5を中空部3に嵌合させるような形態を採ってい
るが、挿入ピン5に換えて永久磁石4を中空部3の頭部
に装填後に単に孔に合成樹脂等を充填して中空部3を塞
ぐ形態を採ってもよい。さらに、実施例の通電用電極ピ
ン1の材料は、黄銅に限定されるものではなく、例え
ば、ステンレス、銅等の金属、合成樹脂等を利用しても
よいことはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】以上、説明してきたように、この発明に
あっては、頭部に永久磁石を埋め込んで通電用電極ピン
としたので、非磁性材料の電極ピンがあたかも磁性をも
ったようなものとすることができ、治療用の電極等に利
用したときには、例えば、頭皮、その他の皮下に深く電
流を浸透させることができ、治療効果の向上が期待でき
る。
あっては、頭部に永久磁石を埋め込んで通電用電極ピン
としたので、非磁性材料の電極ピンがあたかも磁性をも
ったようなものとすることができ、治療用の電極等に利
用したときには、例えば、頭皮、その他の皮下に深く電
流を浸透させることができ、治療効果の向上が期待でき
る。
【図1】図1は、本発明の一実施例の通電用電極ピンの
断面説明図である。
断面説明図である。
【図2】図2は、その外観図である。
【図3】図3は、この通電用電極ピンを利用した頭皮通
電用ブラシの一実施例の断面図である。
電用ブラシの一実施例の断面図である。
【図4】図4は、その製造工程の説明図である。
1…通電用電極ピン、2…円筒体、2a…頭部、2b…
非貫通孔、3…中空部、4…永久磁石、5…挿入ピン、
6…コイルばね係止部、7…金メッキ層、10…ブラシ
本体 (頭皮通電用ブラシ本体) 、11…ブラシ電極、1
2…湾曲フレーム(フレーム体)、13…コイルばね、1
4…中空筒体、15…ケーシング。
非貫通孔、3…中空部、4…永久磁石、5…挿入ピン、
6…コイルばね係止部、7…金メッキ層、10…ブラシ
本体 (頭皮通電用ブラシ本体) 、11…ブラシ電極、1
2…湾曲フレーム(フレーム体)、13…コイルばね、1
4…中空筒体、15…ケーシング。
Claims (11)
- 【請求項1】頭部が閉塞されあるいはその一部が開口し
た中空の第1の非磁性部材と、 前記閉塞されあるいはその一部が開口した頭部により飛
び出しが阻止される状態で前記頭部側の中空部分に装填
された永久磁石と、 この永久磁石を前記頭部側の中空部分に埋設するために
前記永久磁石の後ろの中空部分を塞ぐ第2の非磁性部材
とからなることを特徴とする通電用電極ピン。 - 【請求項2】前記頭部は閉塞され、前記永久磁石は、前
記中空部の内径と実質的に同じか、これより少し小さい
径の円板状あるいは円柱形状のものであり、前記第2の
非磁性部材は、前記中空部分に嵌合して前記第1の非磁
性部材に固定され、その径は、前記中空の内径と実質的
に同じか、これより少し大きい径の円柱形状のものであ
って、前記第2の非磁性部材が前記永久磁石の後ろの中
空部分に嵌合している請求項1記載の通電用電極ピン。 - 【請求項3】前記第1の非磁性部材は、外径が2mmφ
から3mmφの筒状のものであって、表面が金属メッキ
されたものであり、前記永久磁石は、希土類金属を含む
ものであり、その外径が1mmφから2mmφの円柱状
のものであって、前記中空に前記第2の非磁性部材とと
もに挿入される請求項2記載の通電用電極ピン。 - 【請求項4】前記第1の非磁性部材の頭部の厚さがその
頂点あるいは周辺で0.5mm〜1.2mmの範囲にあ
る請求項3記載の通電用電極ピン。 - 【請求項5】複数のブラシ電極と、この複数のブラシ電
極が植設され頭部を囲むように内側が湾曲形成された横
長帯状のブラシ本体とを有し、前記複数のブラシ電極
は、頭部が閉塞されあるいはその一部が開口した中空の
第1の非磁性部材と、前記閉塞されあるいはその一部が
開口した頭部により飛び出しが阻止される状態で前記頭
部側の中空部分に装填された永久磁石と、 この永久磁
石を前記頭部側の中空部分に埋設するために前記永久磁
石の後ろの中空部分を塞ぐ第2の非磁性部材とからな
り、その軸方向において外方に向けて弾力的に押庄村勢
されることを特徴とする頭皮通電用ブラシ。 - 【請求項6】前記頭部は閉塞され、前記永久磁石は、前
記中空部の内径と実質的に同じか、これより少し小さい
径の円板状あるいは円柱形状のものであり、前記第2の
非磁性部材の径は、前記中空の内径と実質的に同じか、
これより少し大きい径の円柱形状のものであって、前記
第2の非磁性部材が前記永久磁石の後ろの中空部分に嵌
合している請求項5記載の頭皮通電用ブラシ。 - 【請求項7】前記第1の非磁性部材は、外径が2mmφ
から3mmφの筒状のものであって、表面が金属メッキ
されたものであり、前記永久磁石は、希土類金属を含む
ものであり、その外径が1mmφから2mmφの円柱状
のものであって、前記中空に前記第2の非磁性部材とと
もに挿入される請求項6記載の頭皮通電用ブラシ。 - 【請求項8】前記第1の非磁性部材の頭部の厚さがその
頂点あるいは周辺で0.5mm〜1.2mmの範囲にあ
る請求項7記載の頭皮通電用ブラシ。 - 【請求項9】頭部が閉塞されあるいはその一部が開口し
た中空の第1の非磁性部材の前記中空に前記閉塞されあ
るいはその一部が開口した頭部により飛び出しが阻止さ
れるように前記中空の内径と実質的に同じか、これより
少し小さい径の永久磁石を前記頭部側の中空部分に装填
し、前記永久磁石の後ろで前記第1の非磁性部材の中空
部分に第2の非磁性部材を挿入して前記永久磁石を埋設
することを特徴とする通電用電極ピンの製造方法。 - 【請求項10】前記第1の非磁性部材は、円柱状の黄銅
をドリルにより軸方向に孔を開けて形成され、所定の温
度まで加熱され、その後に前記永久磁石が前記孔に装填
される請求項9記載の通電用電極ピンの製造方法。 - 【請求項11】前記第1の非磁性部材が加熱される温度
は60°〜80°の範囲の温度であり、前記第1の非磁
性部材は、外径が2mmφから3mmφの筒状のもので
あって、表面が金属メッキされたものであり、前記永久
磁石は、希土類金属を含むものであり、その外径が1m
mφから2mmφの円柱状のものであり、前記中空に挿
入される請求項10記載の通電用電極ピンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002103272A JP2003290363A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 通電用電極ピン、これを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002103272A JP2003290363A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 通電用電極ピン、これを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003290363A true JP2003290363A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29242574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002103272A Pending JP2003290363A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | 通電用電極ピン、これを利用した頭皮通電用ブラシおよび通電用電極ピンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003290363A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102008393B1 (ko) * | 2018-07-10 | 2019-08-13 | 주식회사 셀로긴 | 생체신호 피드백 기반의 마이크로 전류 발생장치, 이를 포함하는 탈모 방지 및 발모 마사지 장치 |
| KR102261940B1 (ko) * | 2020-12-28 | 2021-06-08 | 황정현 | 두피 관리 장치 |
| JP2022042017A (ja) * | 2021-10-28 | 2022-03-11 | 有限会社G.Mコーポレーション | 皮膚刺激ブラシ用ピン及びブラシ |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103272A patent/JP2003290363A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102008393B1 (ko) * | 2018-07-10 | 2019-08-13 | 주식회사 셀로긴 | 생체신호 피드백 기반의 마이크로 전류 발생장치, 이를 포함하는 탈모 방지 및 발모 마사지 장치 |
| KR102261940B1 (ko) * | 2020-12-28 | 2021-06-08 | 황정현 | 두피 관리 장치 |
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