JP2003290677A - 木材破砕機 - Google Patents
木材破砕機Info
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Links
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Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】破砕途中木材の逆流を防止して、木材の破砕生
産性を向上することができる木材破砕機を提供する。 【解決手段】本体フレーム10上に設けられ、外周部に
破砕ビット18を配設した破砕ロータ20を備えた回転
式の破砕装置16と、被破砕木材を破砕装置16に搬送
する送りコンベア3と、押えローラ42、この押えロー
ラ42の破砕装置16と反対側に設けた駆動ローラ4
3、これら押えローラ42と駆動ローラ43とに巻き回
された無限軌道部材44を有し、上下動しながら被破砕
木材を押圧し破砕装置16へと導入する押圧コンベア装
置5と、この押圧コンベア装置5の破砕装置16側に、
その下端部の高さ方向位置が少なくとも押えローラ42
の軸心位置Xと略同一若しくはそれより低い位置となる
ように、押圧コンベア装置5とともに上下動可能に配設
された破砕木材の巻き込み防止壁94とを備える。
産性を向上することができる木材破砕機を提供する。 【解決手段】本体フレーム10上に設けられ、外周部に
破砕ビット18を配設した破砕ロータ20を備えた回転
式の破砕装置16と、被破砕木材を破砕装置16に搬送
する送りコンベア3と、押えローラ42、この押えロー
ラ42の破砕装置16と反対側に設けた駆動ローラ4
3、これら押えローラ42と駆動ローラ43とに巻き回
された無限軌道部材44を有し、上下動しながら被破砕
木材を押圧し破砕装置16へと導入する押圧コンベア装
置5と、この押圧コンベア装置5の破砕装置16側に、
その下端部の高さ方向位置が少なくとも押えローラ42
の軸心位置Xと略同一若しくはそれより低い位置となる
ように、押圧コンベア装置5とともに上下動可能に配設
された破砕木材の巻き込み防止壁94とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剪定枝材・間伐
材、枝木材、廃木材等を破砕対象とする木材破砕機に関
するものである。
材、枝木材、廃木材等を破砕対象とする木材破砕機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、森林で伐採された木材を枝払い
するときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維
持管理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋を解体し
たとき発生する廃木材は、通常、最終的に産業廃棄物と
して処理される。木材破砕機は、廃棄物処理過程におけ
る廃棄物の減容を図ったり、粉砕した後の粉砕物を発酵
処理し有機肥料として再利用することを目的に、それら
枝材、枝木材等を所定の大きさに破砕(粉砕)するもの
である。
するときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維
持管理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋を解体し
たとき発生する廃木材は、通常、最終的に産業廃棄物と
して処理される。木材破砕機は、廃棄物処理過程におけ
る廃棄物の減容を図ったり、粉砕した後の粉砕物を発酵
処理し有機肥料として再利用することを目的に、それら
枝材、枝木材等を所定の大きさに破砕(粉砕)するもの
である。
【0003】この木材破砕機は、例えば、特開2002
−1159号公報に記載のように、本体フレームと、こ
の本体フレーム上に設けられ、外周部に破砕ビットを配
設した破砕ロータ(ロータ)を備えた回転式の破砕装置
と、前記破砕装置の近傍に設けた送りローラ(駆動輪)を
有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する搬送手段
(案内コンベア)と、この搬送手段の上方かつ前記破砕装
置の近傍に設けた押えローラ、及び前記本体フレームに
固定された支持架台にピン結合されて前記押えローラを
揺動可能となる様に支持した支持ブラケットを有し、揺
動しながら前記被破砕木材を押圧し前記破砕装置へと導
入する押圧導入手段(導入用ローラ装置)と、前記破砕ビ
ットの回転軌跡の径方向外周側に位置し、篩い部材等か
ら構成され破砕木材の流動通路を画定する通路画定部材
の前記送りローラ側端部に設けられた略L字形状の板と
を備えている。
−1159号公報に記載のように、本体フレームと、こ
の本体フレーム上に設けられ、外周部に破砕ビットを配
設した破砕ロータ(ロータ)を備えた回転式の破砕装置
と、前記破砕装置の近傍に設けた送りローラ(駆動輪)を
有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する搬送手段
(案内コンベア)と、この搬送手段の上方かつ前記破砕装
置の近傍に設けた押えローラ、及び前記本体フレームに
固定された支持架台にピン結合されて前記押えローラを
揺動可能となる様に支持した支持ブラケットを有し、揺
動しながら前記被破砕木材を押圧し前記破砕装置へと導
入する押圧導入手段(導入用ローラ装置)と、前記破砕ビ
ットの回転軌跡の径方向外周側に位置し、篩い部材等か
ら構成され破砕木材の流動通路を画定する通路画定部材
の前記送りローラ側端部に設けられた略L字形状の板と
を備えている。
【0004】上記構成において、搬送手段によって搬送
されてきた被破砕木材は、破砕装置の近傍で搬送手段の
上方に位置する押圧導入手段の押えローラにて押圧され
つつ破砕装置へと導入される。このとき、被破砕木材の
大きさに応じ、押えローラが支持ブラケットを介して揺
動し、これによって円滑な破砕装置への導入が図られ
る。破砕装置へ導入された被破砕木材は、破砕ビットに
より下方から上方へ向けて破砕され、破砕ロータと通路
画定部材により画定された破砕木材流動通路内に導入さ
れた後、この破砕木材流動通路内を順次回転流動しなが
らさらに破砕ビットによって順次細かく粉砕され、篩い
部材の篩いの目より小さくなった段階で篩い部材を通過
して破砕装置外部へと排出される。
されてきた被破砕木材は、破砕装置の近傍で搬送手段の
上方に位置する押圧導入手段の押えローラにて押圧され
つつ破砕装置へと導入される。このとき、被破砕木材の
大きさに応じ、押えローラが支持ブラケットを介して揺
動し、これによって円滑な破砕装置への導入が図られ
る。破砕装置へ導入された被破砕木材は、破砕ビットに
より下方から上方へ向けて破砕され、破砕ロータと通路
画定部材により画定された破砕木材流動通路内に導入さ
れた後、この破砕木材流動通路内を順次回転流動しなが
らさらに破砕ビットによって順次細かく粉砕され、篩い
部材の篩いの目より小さくなった段階で篩い部材を通過
して破砕装置外部へと排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、以下のような点でさらなる改善の余地があっ
た。
来技術は、以下のような点でさらなる改善の余地があっ
た。
【0006】すなわち、上述したように一旦破砕ビット
により破砕され、破砕木材流動通路内に取り込まれた破
砕木材(以下、破砕途中木材という)は、篩い部材を通
過可能な大きさに破砕されるまで破砕木材流動通路内を
回転流動し続ける。ここで、破砕木材流動通路の外周側
のうち半分以上の部分は、篩い部材や例えば固定刃支持
体等からなる通路画定部材によって覆われているが、被
破砕木材導入側である押えローラや送りローラ側は、被
破砕木材を取り込むために開放空間となっており、その
ままでは、破砕木材流動通路を破砕ロータの回転に沿っ
て流れてきた破砕途中木材が、破砕ロータの回転による
遠心力によって通路画定部材端部から上記開放空間を通
って押えローラ側へ飛び出そうとする。
により破砕され、破砕木材流動通路内に取り込まれた破
砕木材(以下、破砕途中木材という)は、篩い部材を通
過可能な大きさに破砕されるまで破砕木材流動通路内を
回転流動し続ける。ここで、破砕木材流動通路の外周側
のうち半分以上の部分は、篩い部材や例えば固定刃支持
体等からなる通路画定部材によって覆われているが、被
破砕木材導入側である押えローラや送りローラ側は、被
破砕木材を取り込むために開放空間となっており、その
ままでは、破砕木材流動通路を破砕ロータの回転に沿っ
て流れてきた破砕途中木材が、破砕ロータの回転による
遠心力によって通路画定部材端部から上記開放空間を通
って押えローラ側へ飛び出そうとする。
【0007】上記従来技術においては、押えローラを支
持した支持ブラケットにより通路画定部材端部から飛び
出した破砕途中木材の飛散をある程度は防止することが
できる。しかしながら、押えローラ側へ飛散した破砕途
中木材は、押えローラの上半部において、押えローラ本
体と押えローラの外周に設けた鋸歯状の把持部との間に
載置され、押えローラの回転に伴い被破砕木材の投入側
へと逆流することとなる。
持した支持ブラケットにより通路画定部材端部から飛び
出した破砕途中木材の飛散をある程度は防止することが
できる。しかしながら、押えローラ側へ飛散した破砕途
中木材は、押えローラの上半部において、押えローラ本
体と押えローラの外周に設けた鋸歯状の把持部との間に
載置され、押えローラの回転に伴い被破砕木材の投入側
へと逆流することとなる。
【0008】このように、破砕作業の途中で、所定の大
きさになる前の破砕途中木材が破砕装置から飛び出し逆
流すると、破砕木材の生産量が減少することになる。
きさになる前の破砕途中木材が破砕装置から飛び出し逆
流すると、破砕木材の生産量が減少することになる。
【0009】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、破砕途中木材の逆流を防止し
て、木材の破砕生産性を向上することができる木材破砕
機を提供することにある。
のであり、その目的は、破砕途中木材の逆流を防止し
て、木材の破砕生産性を向上することができる木材破砕
機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の木材破砕機は、本体フレームと、こ
の本体フレームに設けられ、外周部に破砕ビットを配設
した破砕ロータを備えた回転式の破砕装置と、前記本体
フレームに設けられ、被破砕木材を前記破砕装置に搬送
する搬送手段と、この搬送手段の上方かつ前記破砕装置
の近傍に設けた押えローラと、この押えローラの前記破
砕装置と反対側に設けた駆動ローラと、前記押えローラ
と前記駆動ローラとに巻き回された無限軌道部材とを有
し、上下動しながら前記被破砕木材を押圧し前記搬送手
段と協働して前記破砕装置へと導入する押圧導入手段
と、この押圧導入手段の前記破砕装置側に、その下端部
の高さ方向位置が少なくとも前記押えローラの軸心位置
と略同一、若しくはそれより低い位置となるように設け
た破砕木材の巻き込み防止壁とを備える。
るために、本発明の木材破砕機は、本体フレームと、こ
の本体フレームに設けられ、外周部に破砕ビットを配設
した破砕ロータを備えた回転式の破砕装置と、前記本体
フレームに設けられ、被破砕木材を前記破砕装置に搬送
する搬送手段と、この搬送手段の上方かつ前記破砕装置
の近傍に設けた押えローラと、この押えローラの前記破
砕装置と反対側に設けた駆動ローラと、前記押えローラ
と前記駆動ローラとに巻き回された無限軌道部材とを有
し、上下動しながら前記被破砕木材を押圧し前記搬送手
段と協働して前記破砕装置へと導入する押圧導入手段
と、この押圧導入手段の前記破砕装置側に、その下端部
の高さ方向位置が少なくとも前記押えローラの軸心位置
と略同一、若しくはそれより低い位置となるように設け
た破砕木材の巻き込み防止壁とを備える。
【0011】本発明においては、搬送手段によって搬送
手段側へ搬送されてきた被破砕木材は、破砕装置の近傍
で搬送手段の上方に位置する押圧導入手段の無限軌道部
材にて押圧されつつ搬送手段と協働して破砕装置へと導
入される。このとき、被破砕木材の大きさに応じ、押圧
導入手段が上下動し、これによって円滑な破砕装置への
導入が図られる。破砕装置へ導入された被破砕木材は、
例えば下方から上方へ向けて破砕ビットに衝突され破砕
され、例えば固定刃を支持する固定刃支持体や篩い部材
等の通路画定部材により画定された破砕木材流動通路内
に導入された後、この破砕木材流動通路内を順次回転流
動しながらさらに破砕ビットによって順次細かく粉砕さ
れ、篩い部材の篩いの目より小さくなった段階で篩い部
材を通過して破砕装置外部へと排出される。
手段側へ搬送されてきた被破砕木材は、破砕装置の近傍
で搬送手段の上方に位置する押圧導入手段の無限軌道部
材にて押圧されつつ搬送手段と協働して破砕装置へと導
入される。このとき、被破砕木材の大きさに応じ、押圧
導入手段が上下動し、これによって円滑な破砕装置への
導入が図られる。破砕装置へ導入された被破砕木材は、
例えば下方から上方へ向けて破砕ビットに衝突され破砕
され、例えば固定刃を支持する固定刃支持体や篩い部材
等の通路画定部材により画定された破砕木材流動通路内
に導入された後、この破砕木材流動通路内を順次回転流
動しながらさらに破砕ビットによって順次細かく粉砕さ
れ、篩い部材の篩いの目より小さくなった段階で篩い部
材を通過して破砕装置外部へと排出される。
【0012】このとき、一旦破砕装置に取り込まれた後
上記破砕木材流動通路を回転流動している破砕途中木材
が、破砕ロータの回転による遠心力によって被破砕木材
導入側である押えローラ側の開放空間から逆流し押えロ
ーラ側へ飛び出そうとしても、まず上記開放空間の外周
側のうち下側はその後導入された被破砕木材自体や押圧
導入手段で塞がれ、その上側は押圧導入手段とともに上
下動可能に配設された巻き込み防止壁で塞がれる。
上記破砕木材流動通路を回転流動している破砕途中木材
が、破砕ロータの回転による遠心力によって被破砕木材
導入側である押えローラ側の開放空間から逆流し押えロ
ーラ側へ飛び出そうとしても、まず上記開放空間の外周
側のうち下側はその後導入された被破砕木材自体や押圧
導入手段で塞がれ、その上側は押圧導入手段とともに上
下動可能に配設された巻き込み防止壁で塞がれる。
【0013】そして、特に本発明においては、上記巻き
込み防止壁の下端部の高さ方向位置が、少なくとも押え
ローラの軸心位置と略同一かそれより低い位置となって
いる。これにより、破砕装置側から見て上方に回転する
無限軌道部材に向かって上記破砕木材流動通路から破砕
途中木材が飛来した場合でも、押えローラの軸心位置よ
り高い位置のものは必ず巻き込み防止壁でブロックされ
て下方へ落下する。また巻き込み防止壁よりも下方に飛
来し押圧導入手段の無限軌道部材の凹凸形状等に載置し
た場合も、この位置では凹凸形状が水平より下方へ傾斜
した状態となるため、重力の作用及び振動等によって破
砕木材は下方に落下する。
込み防止壁の下端部の高さ方向位置が、少なくとも押え
ローラの軸心位置と略同一かそれより低い位置となって
いる。これにより、破砕装置側から見て上方に回転する
無限軌道部材に向かって上記破砕木材流動通路から破砕
途中木材が飛来した場合でも、押えローラの軸心位置よ
り高い位置のものは必ず巻き込み防止壁でブロックされ
て下方へ落下する。また巻き込み防止壁よりも下方に飛
来し押圧導入手段の無限軌道部材の凹凸形状等に載置し
た場合も、この位置では凹凸形状が水平より下方へ傾斜
した状態となるため、重力の作用及び振動等によって破
砕木材は下方に落下する。
【0014】したがって、上記従来構造のように破砕ロ
ータ側から飛来した破砕途中木材の一部が無限軌道部材
の回転と共に被破砕木材導入側へと逆流出するのを抑制
でき、この結果、破砕生産性を向上することができる。
ータ側から飛来した破砕途中木材の一部が無限軌道部材
の回転と共に被破砕木材導入側へと逆流出するのを抑制
でき、この結果、破砕生産性を向上することができる。
【0015】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記押えローラは、前記駆動ローラから離間する方向に
付勢される弾性力により弾性支持される。
前記押えローラは、前記駆動ローラから離間する方向に
付勢される弾性力により弾性支持される。
【0016】これにより、上記(1)のような構成にも
係わらず、万一何らかの原因で押えローラ側と巻き込み
防止壁との間に破砕途中木材が挟まって巻き込まれた場
合には、押えローラが破砕装置と反対側に逃げること
で、押圧導入手段の駆動負荷が過大となるのを防止する
ことができる。
係わらず、万一何らかの原因で押えローラ側と巻き込み
防止壁との間に破砕途中木材が挟まって巻き込まれた場
合には、押えローラが破砕装置と反対側に逃げること
で、押圧導入手段の駆動負荷が過大となるのを防止する
ことができる。
【0017】(3)上記(1)又は(2)において、ま
た好ましくは、前記押圧導入手段は、前記押えローラを
それら押えローラの回転軸方向に複数並べて配設すると
ともに、前記駆動ローラをそれら駆動ローラの駆動軸方
向に複数並べて配設し、前記複数の押えローラと前記複
数の駆動ローラとをそれぞれ複数の前記無限軌道部材に
より巻き回した押圧コンベア装置である。
た好ましくは、前記押圧導入手段は、前記押えローラを
それら押えローラの回転軸方向に複数並べて配設すると
ともに、前記駆動ローラをそれら駆動ローラの駆動軸方
向に複数並べて配設し、前記複数の押えローラと前記複
数の駆動ローラとをそれぞれ複数の前記無限軌道部材に
より巻き回した押圧コンベア装置である。
【0018】(4)上記(3)において、さらに好まし
くは、前記無限軌道部材は、複数のリンク部材を関節結
合して構成され、前記押えローラと前記駆動ローラとに
それぞれ掛け回された無端状のリンクと、このリンクの
外周側にて各リンク部材にそれぞれ取り付けられ、略三
角形の横断面形状を備えた複数の押圧板とを備えてい
る。
くは、前記無限軌道部材は、複数のリンク部材を関節結
合して構成され、前記押えローラと前記駆動ローラとに
それぞれ掛け回された無端状のリンクと、このリンクの
外周側にて各リンク部材にそれぞれ取り付けられ、略三
角形の横断面形状を備えた複数の押圧板とを備えてい
る。
【0019】(5)上記(4)において、さらに好まし
くは、前記複数の押圧板のうち少なくとも1つには、前
記リンク部材の取付部に対応する位置に詰まり防止用の
開口部を設ける。
くは、前記複数の押圧板のうち少なくとも1つには、前
記リンク部材の取付部に対応する位置に詰まり防止用の
開口部を設ける。
【0020】これにより、万が一上記(2)のようにし
て破砕途中木材が巻き込まれた後、さらに循環駆動する
無限軌道部材の内周側に入り込んで貯留したとしても、
上記開口部を介し無限軌道部材の外側へと排出すること
ができる。
て破砕途中木材が巻き込まれた後、さらに循環駆動する
無限軌道部材の内周側に入り込んで貯留したとしても、
上記開口部を介し無限軌道部材の外側へと排出すること
ができる。
【0021】(6)上記目的を達成するために、また本
発明の木材破砕機は、本体フレームと、この本体フレー
ムに設けられ、外周部に破砕ビットを配設した破砕ロー
タを備えた回転式の破砕装置と、前記本体フレームに設
けられ、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する搬送手段
と、この搬送手段の上方かつ前記破砕装置の近傍に設け
た押えローラを有し、上下動しながら前記被破砕木材を
押圧し前記搬送手段と協働して前記破砕装置に導入する
押圧導入手段と、この押圧導入手段の前記破砕装置側
に、その下端部の高さ方向位置が少なくとも前記押えロ
ーラの軸心位置と同一、若しくはそれより低い位置とな
るように設けた破砕木材の巻き込み防止壁とを備える。
発明の木材破砕機は、本体フレームと、この本体フレー
ムに設けられ、外周部に破砕ビットを配設した破砕ロー
タを備えた回転式の破砕装置と、前記本体フレームに設
けられ、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する搬送手段
と、この搬送手段の上方かつ前記破砕装置の近傍に設け
た押えローラを有し、上下動しながら前記被破砕木材を
押圧し前記搬送手段と協働して前記破砕装置に導入する
押圧導入手段と、この押圧導入手段の前記破砕装置側
に、その下端部の高さ方向位置が少なくとも前記押えロ
ーラの軸心位置と同一、若しくはそれより低い位置とな
るように設けた破砕木材の巻き込み防止壁とを備える。
【0022】(7)上記目的を達成するために、また本
発明の木材破砕機は、本体フレームと、この本体フレー
ム上に設けられ、外周部に破砕ビットを配設した破砕ロ
ータを備えた回転式の破砕装置と、前記破砕ビットの回
転軌跡の径方向外周側領域のうち前記被破砕木材の投入
部に、前記破砕ロータの回転方向に向かうに従って前記
回転軌跡までの距離が小さくなるように傾斜をもって配
置された破砕木材飛び出し防止部を備えたガイド板部材
とを備える。
発明の木材破砕機は、本体フレームと、この本体フレー
ム上に設けられ、外周部に破砕ビットを配設した破砕ロ
ータを備えた回転式の破砕装置と、前記破砕ビットの回
転軌跡の径方向外周側領域のうち前記被破砕木材の投入
部に、前記破砕ロータの回転方向に向かうに従って前記
回転軌跡までの距離が小さくなるように傾斜をもって配
置された破砕木材飛び出し防止部を備えたガイド板部材
とを備える。
【0023】本発明においては、破砕装置へと導入され
た被破砕木材は、例えば下方から上方へ向けて破砕ビッ
トに衝突されて破砕され、例えば固定刃を支持する固定
刃支持体や篩い部材等の通路画定部材により画定された
破砕木材流動通路内に導入される。その後、この破砕木
材流動通路内を順次回転流動しながらさらに破砕ビット
によって順次細かく粉砕され、篩い部材の篩いの目より
小さくなった段階で篩い部材を通過して破砕装置外部へ
と排出される。
た被破砕木材は、例えば下方から上方へ向けて破砕ビッ
トに衝突されて破砕され、例えば固定刃を支持する固定
刃支持体や篩い部材等の通路画定部材により画定された
破砕木材流動通路内に導入される。その後、この破砕木
材流動通路内を順次回転流動しながらさらに破砕ビット
によって順次細かく粉砕され、篩い部材の篩いの目より
小さくなった段階で篩い部材を通過して破砕装置外部へ
と排出される。
【0024】このとき、一旦破砕装置に取り込まれた後
上記破砕木材流動通路を回転流動している破砕途中木材
は、そのままでは破砕ロータの回転による遠心力によっ
て上記通路画定部材の開放空間言い換えれば被破砕木材
の投入部から逆流し、飛び出そうとする。そこで、これ
に対応して本発明においては、破砕ビット回転軌跡外周
側の投入部にガイド板部材を設け、その破砕木材飛び出
し防止部を、破砕ロータの回転方向に向かってビット回
転軌跡までの距離が小さくなるように、言い換えれば回
転軌跡の接線方向に対し所定の角度をもって配置する。
これにより、破砕木材流動通路を回転流動してきた破砕
途中木材は、ガイド板部材の木材飛び出し防止部に衝突
してビット回転軌跡に近づくような、上記飛び出しを阻
むような斜め方向の力を受ける。すなわち、破砕装置の
被破砕木材導入側に設けられる例えば押圧導入手段側へ
の飛来自体が抑制される。この結果、上記従来構造のよ
うに破砕ロータ側から飛来した破砕途中木材の一部が被
破砕木材導入側へと逆流出するのを抑制できるので、破
砕生産性を向上することができる。
上記破砕木材流動通路を回転流動している破砕途中木材
は、そのままでは破砕ロータの回転による遠心力によっ
て上記通路画定部材の開放空間言い換えれば被破砕木材
の投入部から逆流し、飛び出そうとする。そこで、これ
に対応して本発明においては、破砕ビット回転軌跡外周
側の投入部にガイド板部材を設け、その破砕木材飛び出
し防止部を、破砕ロータの回転方向に向かってビット回
転軌跡までの距離が小さくなるように、言い換えれば回
転軌跡の接線方向に対し所定の角度をもって配置する。
これにより、破砕木材流動通路を回転流動してきた破砕
途中木材は、ガイド板部材の木材飛び出し防止部に衝突
してビット回転軌跡に近づくような、上記飛び出しを阻
むような斜め方向の力を受ける。すなわち、破砕装置の
被破砕木材導入側に設けられる例えば押圧導入手段側へ
の飛来自体が抑制される。この結果、上記従来構造のよ
うに破砕ロータ側から飛来した破砕途中木材の一部が被
破砕木材導入側へと逆流出するのを抑制できるので、破
砕生産性を向上することができる。
【0025】(8)上記(7)において、好ましくは、
前記本体フレームに設けられ、前記破砕装置の近傍に設
けた送りローラを有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬
送する搬送手段と、前記被破砕木材を押圧し前記搬送手
段と協働して前記破砕装置へと導入する押圧導入手段と
をさらに備え、前記ガイド板部材は、前記破砕装置と反
対側の端部が前記送りローラの回転軌跡の近傍となるよ
うに略水平に配設された被破砕木材導入部をさらに備え
る。
前記本体フレームに設けられ、前記破砕装置の近傍に設
けた送りローラを有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬
送する搬送手段と、前記被破砕木材を押圧し前記搬送手
段と協働して前記破砕装置へと導入する押圧導入手段と
をさらに備え、前記ガイド板部材は、前記破砕装置と反
対側の端部が前記送りローラの回転軌跡の近傍となるよ
うに略水平に配設された被破砕木材導入部をさらに備え
る。
【0026】これにより、搬送手段で搬送されてきた被
破砕木材の一部が破砕装置側へ導入されず送りローラ側
にひっかかったまま下方へもぐり込もうとする場合で
も、被破砕木材導入部の端部でそのもぐり込みを防止
し、確実に破砕装置側へ導入することができる。
破砕木材の一部が破砕装置側へ導入されず送りローラ側
にひっかかったまま下方へもぐり込もうとする場合で
も、被破砕木材導入部の端部でそのもぐり込みを防止
し、確実に破砕装置側へ導入することができる。
【0027】(9)上記(8)において、さらに好まし
くは、前記ガイド板部材の前記被破砕木材導入部は、そ
の高さ方向位置が、前記送りローラの回転軌跡の最上部
位置よりも低くなるように配設されている。
くは、前記ガイド板部材の前記被破砕木材導入部は、そ
の高さ方向位置が、前記送りローラの回転軌跡の最上部
位置よりも低くなるように配設されている。
【0028】略円形形状をした送りローラ側に対し被破
砕木材導入部の端部を略水平に近接させようとする場
合、ガイド板部材が所定の厚みをもつ板であって端部に
曲率をもった凹状形状を加工しにくい(あるいは限界が
ある)ことから、略円形形状の頂部付近で近接させるよ
りも、なるべく頂部より下方の位置で近接させた方がそ
の隙間を小さくできる。本発明においては、被破砕木材
導入部の高さ方向位置を送りローラ回転軌跡の最上部位
置より低くすることにより、被破砕木材導入部の端部と
送りローラ回転軌跡を十分に近接させることができ、上
記(8)で説明したもぐり込みをさらに確実に防止する
ことができる。
砕木材導入部の端部を略水平に近接させようとする場
合、ガイド板部材が所定の厚みをもつ板であって端部に
曲率をもった凹状形状を加工しにくい(あるいは限界が
ある)ことから、略円形形状の頂部付近で近接させるよ
りも、なるべく頂部より下方の位置で近接させた方がそ
の隙間を小さくできる。本発明においては、被破砕木材
導入部の高さ方向位置を送りローラ回転軌跡の最上部位
置より低くすることにより、被破砕木材導入部の端部と
送りローラ回転軌跡を十分に近接させることができ、上
記(8)で説明したもぐり込みをさらに確実に防止する
ことができる。
【0029】(10)上記(1)乃至(9)において、
また好ましくは、前記木材破砕機は破砕した破砕木材を
搬出する搬出コンベアと、走行手段とを備え自走可能で
ある。
また好ましくは、前記木材破砕機は破砕した破砕木材を
搬出する搬出コンベアと、走行手段とを備え自走可能で
ある。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の木材破砕機の一実
施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明
の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す側面図で
あり、図2は図1に示した本発明の木材破砕機の一実施
の形態の上面図である。これら図1及び図2において、
この木材破砕機は、自走可能な自走式木材破砕機であ
り、1は、ホッパ2、搬送手段としての送りコンベア
3、破砕ユニット4、及び押圧導入手段としての押圧コ
ンベア装置5を搭載した破砕機本体、6は前記破砕機本
体1の下方に設けた走行体、7は搬出コンベア、8は磁
選機、9は動力体としてのパワーユニットである。
施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明
の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す側面図で
あり、図2は図1に示した本発明の木材破砕機の一実施
の形態の上面図である。これら図1及び図2において、
この木材破砕機は、自走可能な自走式木材破砕機であ
り、1は、ホッパ2、搬送手段としての送りコンベア
3、破砕ユニット4、及び押圧導入手段としての押圧コ
ンベア装置5を搭載した破砕機本体、6は前記破砕機本
体1の下方に設けた走行体、7は搬出コンベア、8は磁
選機、9は動力体としてのパワーユニットである。
【0031】図3(a)は、図1中A方向から見た矢視
前面図であり、図3(b)は、図1中B方向から見た矢
視後面図である。これら図3(a)及び図3(b)にお
いて、前記の走行体6は、本体フレーム10と、その下
部に設けた走行装置11とを備えている。本体フレーム
10は、例えば略長方形の枠体によって形成され前記破
砕ユニット4、前記ホッパ2、及びパワーユニット9等
を載置する破砕機取付け部10Aと、この破砕機取付け
部10Aの下部に設けたトラックフレーム部10Bとか
ら構成される。
前面図であり、図3(b)は、図1中B方向から見た矢
視後面図である。これら図3(a)及び図3(b)にお
いて、前記の走行体6は、本体フレーム10と、その下
部に設けた走行装置11とを備えている。本体フレーム
10は、例えば略長方形の枠体によって形成され前記破
砕ユニット4、前記ホッパ2、及びパワーユニット9等
を載置する破砕機取付け部10Aと、この破砕機取付け
部10Aの下部に設けたトラックフレーム部10Bとか
ら構成される。
【0032】図1及び図2に戻り、前記走行装置11
は、前記トラックフレーム部10Bに回転自在に支持さ
れた駆動輪12a及びアイドラ12bと、これらの間に
掛け渡した走行手段としての無限軌道履帯13と、駆動
輪12a側に設けた左・右走行用油圧モータ14L,1
4R(後述の図14等参照)とを備えている。
は、前記トラックフレーム部10Bに回転自在に支持さ
れた駆動輪12a及びアイドラ12bと、これらの間に
掛け渡した走行手段としての無限軌道履帯13と、駆動
輪12a側に設けた左・右走行用油圧モータ14L,1
4R(後述の図14等参照)とを備えている。
【0033】前記の破砕ユニット4は、前記本体フレー
ム破砕機取付け部10Aの前後方向ほぼ中央部上に搭載
されている。図4は、この破砕ユニット4付近の構造を
表す図1中部分拡大側面図であり、図5は、図4に示し
た構造の一部透視側面図である。
ム破砕機取付け部10Aの前後方向ほぼ中央部上に搭載
されている。図4は、この破砕ユニット4付近の構造を
表す図1中部分拡大側面図であり、図5は、図4に示し
た構造の一部透視側面図である。
【0034】これら図4及び図5において、15は、前
記本体フレーム破砕機取付け部10Aに取り付けられる
ベース部であり、16は破砕装置である。
記本体フレーム破砕機取付け部10Aに取り付けられる
ベース部であり、16は破砕装置である。
【0035】前記ベース部15は、その最下部に設けた
底板15aと、底板15a上に左・右両側に立設した側
板15bとを備えている。前記底板15aには、ボルト
17を挿通させるための貫通孔(図示せず)が設けられ
ており、この貫通孔に挿入したボルト17を用いて底板
15aが前記本体フレーム破砕機取付け部10Aに締結
固定される。
底板15aと、底板15a上に左・右両側に立設した側
板15bとを備えている。前記底板15aには、ボルト
17を挿通させるための貫通孔(図示せず)が設けられ
ており、この貫通孔に挿入したボルト17を用いて底板
15aが前記本体フレーム破砕機取付け部10Aに締結
固定される。
【0036】前記破砕装置16は、回転式の一軸破砕装
置(この例ではいわゆるインパクトクラッシャ)であ
り、刃物としての破砕ビット18(打撃板でもよい)及
びそれら破砕ビット18を固定する固定具19を外周部
に取り付けたロータ(破砕ロータ)20を備えている。
置(この例ではいわゆるインパクトクラッシャ)であ
り、刃物としての破砕ビット18(打撃板でもよい)及
びそれら破砕ビット18を固定する固定具19を外周部
に取り付けたロータ(破砕ロータ)20を備えている。
【0037】前記破砕ロータ20は、その回転軸(図示
せず)の両端が、前記左・右の側板15b,15bに設
けた軸受機構21,21によって回転自在に支持されて
いる。これら軸受機構21は、各側板15bの自走式木
材破砕機幅方向外方側に取り付けられると共に、前記ベ
ース部底板15a上に設けた支持架台22上に、中間部
材23を介して載置支持されている。またこれら軸受機
構21の外周側には破砕装置用油圧モータ24,24を
それぞれ設けており(図1及び図2参照)、その駆動軸
(図示せず)にカップリング(図示せず)を介し前記破
砕ロータ20の回転軸(図示せず)が連結されている。
せず)の両端が、前記左・右の側板15b,15bに設
けた軸受機構21,21によって回転自在に支持されて
いる。これら軸受機構21は、各側板15bの自走式木
材破砕機幅方向外方側に取り付けられると共に、前記ベ
ース部底板15a上に設けた支持架台22上に、中間部
材23を介して載置支持されている。またこれら軸受機
構21の外周側には破砕装置用油圧モータ24,24を
それぞれ設けており(図1及び図2参照)、その駆動軸
(図示せず)にカップリング(図示せず)を介し前記破
砕ロータ20の回転軸(図示せず)が連結されている。
【0038】前記破砕ビット18は、その刃面が前記破
砕ロータ20の正転方向(図5中矢印ア方向、被破砕木
材に対し上向きに衝突する向き)回転に対応するような
向きに配置されており、Rはその回転軌跡としての破砕
外径である。また、破砕ビット18の破砕外径Rの外周
側下方領域には、グレート支持部材25により支持さ
れ、破砕木材の粒度を設定するための多数の開口部(図
示せず)を備えた略部分円筒面形状の篩い部材(グレー
ト)26が配置される。
砕ロータ20の正転方向(図5中矢印ア方向、被破砕木
材に対し上向きに衝突する向き)回転に対応するような
向きに配置されており、Rはその回転軌跡としての破砕
外径である。また、破砕ビット18の破砕外径Rの外周
側下方領域には、グレート支持部材25により支持さ
れ、破砕木材の粒度を設定するための多数の開口部(図
示せず)を備えた略部分円筒面形状の篩い部材(グレー
ト)26が配置される。
【0039】ここで、破砕外径Rの外周側領域のうち、
このグレート26及びグレート支持部材25より上方に
は、固定刃としてのアンビル(2次破砕板、反発板)を
備えた固定刃支持体82が設けられている。本実施形態
の特徴のひとつとして、この固定刃支持体82は、固定
側部材として前記ベース部15に固定された固定部82
Aと、この固定部82Aの上方で破砕ロータ20の最上
部(頂部)付近に設けられ、前記ベース部15に対し略水
平方向を軸心方向とするピン84によって回動可能に構
成された回動部82Bとから構成される。ここで、前記
アンビル27は、この例では破砕ロータ20の回転方向
上流側から順に27a,27b,27cの3つが配設さ
れており、アンビル27aは前記回動部82Bに、アン
ビル27b,27cは前記固定部82Aに設けられてい
る。
このグレート26及びグレート支持部材25より上方に
は、固定刃としてのアンビル(2次破砕板、反発板)を
備えた固定刃支持体82が設けられている。本実施形態
の特徴のひとつとして、この固定刃支持体82は、固定
側部材として前記ベース部15に固定された固定部82
Aと、この固定部82Aの上方で破砕ロータ20の最上
部(頂部)付近に設けられ、前記ベース部15に対し略水
平方向を軸心方向とするピン84によって回動可能に構
成された回動部82Bとから構成される。ここで、前記
アンビル27は、この例では破砕ロータ20の回転方向
上流側から順に27a,27b,27cの3つが配設さ
れており、アンビル27aは前記回動部82Bに、アン
ビル27b,27cは前記固定部82Aに設けられてい
る。
【0040】このとき、前記回動部82Bの前記固定部
82A側の上端部、及び前記固定部82Aの前記回動部
82B側の上端部には、それぞれシアピン支持部85,
86が互いに対向するように設けられている。そしてこ
れらシアピン支持部85,86の間を架け渡すように、
シアピン87が配設されている。
82A側の上端部、及び前記固定部82Aの前記回動部
82B側の上端部には、それぞれシアピン支持部85,
86が互いに対向するように設けられている。そしてこ
れらシアピン支持部85,86の間を架け渡すように、
シアピン87が配設されている。
【0041】図6は、このシアピン87の詳細構造を表
す図5中部分抽出拡大図であり、図7は、図6中C方向
から見た上面図である。これら図6、図7、及び図5に
おいて、シアピン87はこの種のものとして公知のもの
であり、例えば切り欠き部等により構成される応力集中
部87Aを備えている。このとき、前述の回動部82B
はピン84まわりに自由回動可能に配置されており、シ
アピン87を介して固定部82Aと接続されることによ
ってのみ静止保持されている。これにより、回動部82
Bに配置された前記アンビル27aに破砕ロータ16に
沿った方向の過大な力が作用しシアピン87Aの応力集
中部87Aにて耐えられる以上の過大な応力が発生した
とき、ここからシアピン87が破断し、回動部82Bが
ピン84まわりに図5中イ方向(言い換えれば破砕ロー
タ20の回転方向に沿った方向)に退避するように回動
して、この位置に開口部を創出するようになっている。
す図5中部分抽出拡大図であり、図7は、図6中C方向
から見た上面図である。これら図6、図7、及び図5に
おいて、シアピン87はこの種のものとして公知のもの
であり、例えば切り欠き部等により構成される応力集中
部87Aを備えている。このとき、前述の回動部82B
はピン84まわりに自由回動可能に配置されており、シ
アピン87を介して固定部82Aと接続されることによ
ってのみ静止保持されている。これにより、回動部82
Bに配置された前記アンビル27aに破砕ロータ16に
沿った方向の過大な力が作用しシアピン87Aの応力集
中部87Aにて耐えられる以上の過大な応力が発生した
とき、ここからシアピン87が破断し、回動部82Bが
ピン84まわりに図5中イ方向(言い換えれば破砕ロー
タ20の回転方向に沿った方向)に退避するように回動
して、この位置に開口部を創出するようになっている。
【0042】ここで、固定部82A側に設けたシアピン
支持部86には、回動部82Bの上記回動の検出手段と
して、公知の接触式のリミットスイッチ88が設けられ
ている。通常時は、前記リミットスイッチ88の回動ピ
ン88aが、回動部82Bより突出して設けた係止部材
89によって係止されている。上記のようにして回動部
82Bがピン84まわりに回動すると、これに応じ上記
回動ピン88aが上記係止部材89の係止状態から開放
されて図6中矢印ウ方向に回動し、この回動ピン88a
の回動を電気的に検出しケーブル90を介し検出信号と
してコントローラ145(後述の図14参照)へと出力す
るようになっている。
支持部86には、回動部82Bの上記回動の検出手段と
して、公知の接触式のリミットスイッチ88が設けられ
ている。通常時は、前記リミットスイッチ88の回動ピ
ン88aが、回動部82Bより突出して設けた係止部材
89によって係止されている。上記のようにして回動部
82Bがピン84まわりに回動すると、これに応じ上記
回動ピン88aが上記係止部材89の係止状態から開放
されて図6中矢印ウ方向に回動し、この回動ピン88a
の回動を電気的に検出しケーブル90を介し検出信号と
してコントローラ145(後述の図14参照)へと出力す
るようになっている。
【0043】一方、図5において、破砕外径Rの外周側
領域のうち、グレート26及びグレート支持部材25の
前記送りコンベア3側(図5中左側)の被破砕木材投入部
には、グレート支持構造体91が設けられている。この
グレート支持構造体91は、前記グレート支持部材25
を支持する支持架台91aと、前記破砕外径Rの径方向
外周側に位置する破砕室壁面部91bとを備えている。
領域のうち、グレート26及びグレート支持部材25の
前記送りコンベア3側(図5中左側)の被破砕木材投入部
には、グレート支持構造体91が設けられている。この
グレート支持構造体91は、前記グレート支持部材25
を支持する支持架台91aと、前記破砕外径Rの径方向
外周側に位置する破砕室壁面部91bとを備えている。
【0044】この破砕室壁面部91bの上部には、略
「レ」字形状のガイド板部材92が設けられており、ガ
イド板部材92は、鉛直上下方向よりもやや斜めに配置
される破砕木材飛び出し防止部92aと、略水平に配設
された被破砕木材導入部92bとを備えている。破砕木
材飛び出し防止部92aは、詳細には、図5に示すよう
に、破砕ロータの回転方向(図5中では上方向)に向かっ
て破砕外径Rまでの距離が小さくなるように、言い換え
れば、破砕外径Rの接線方向に対して所定の角度θ(図
5参照)をもつように配設されており、これによって後
述のように破砕途中木材の飛び出しを抑制するようにな
っている。
「レ」字形状のガイド板部材92が設けられており、ガ
イド板部材92は、鉛直上下方向よりもやや斜めに配置
される破砕木材飛び出し防止部92aと、略水平に配設
された被破砕木材導入部92bとを備えている。破砕木
材飛び出し防止部92aは、詳細には、図5に示すよう
に、破砕ロータの回転方向(図5中では上方向)に向かっ
て破砕外径Rまでの距離が小さくなるように、言い換え
れば、破砕外径Rの接線方向に対して所定の角度θ(図
5参照)をもつように配設されており、これによって後
述のように破砕途中木材の飛び出しを抑制するようにな
っている。
【0045】図1及び図2に戻り、前記の送りコンベア
3は、前記本体フレーム破砕機取付け部10上に設けた
中間フレーム28に載置されており、上記ホッパ2内の
下部に略水平方向に延設されている。そしてこの送りコ
ンベア3は、破砕装置16側(自走式木材破砕機後方
側)端部に設けた例えばスプロケット状の駆動ローラ
(以下適宜、送りローラという)29(図5も参照)
と、その反対側(木材破砕機前方側)に設けた従動ロー
ラ30と、これら送りローラ29及び従動ローラ30の
間に巻回して設けた搬送体(コンベアベルト)31とを
備えている。
3は、前記本体フレーム破砕機取付け部10上に設けた
中間フレーム28に載置されており、上記ホッパ2内の
下部に略水平方向に延設されている。そしてこの送りコ
ンベア3は、破砕装置16側(自走式木材破砕機後方
側)端部に設けた例えばスプロケット状の駆動ローラ
(以下適宜、送りローラという)29(図5も参照)
と、その反対側(木材破砕機前方側)に設けた従動ロー
ラ30と、これら送りローラ29及び従動ローラ30の
間に巻回して設けた搬送体(コンベアベルト)31とを
備えている。
【0046】このとき、32は、送りコンベア3のほぼ
全長にわたってその自走式木材破砕機幅方向両側に設け
た被破砕木材の漏れ防止用の送りコンベアカバーであ
り、前記中間フレーム28上にそれぞれ立設されてい
る。また、前述の被破砕木材導入部92bは、その高さ
方向位置が送りローラ回転軌跡Sの最上部(頂部)位置よ
り低くなるように配設されるとともに、その送りローラ
29側(図5中左側)端部92baが送りローラ29の回
転軌跡Sの近傍となるように配置されている。
全長にわたってその自走式木材破砕機幅方向両側に設け
た被破砕木材の漏れ防止用の送りコンベアカバーであ
り、前記中間フレーム28上にそれぞれ立設されてい
る。また、前述の被破砕木材導入部92bは、その高さ
方向位置が送りローラ回転軌跡Sの最上部(頂部)位置よ
り低くなるように配設されるとともに、その送りローラ
29側(図5中左側)端部92baが送りローラ29の回
転軌跡Sの近傍となるように配置されている。
【0047】また、前記搬送体31は、例えば、自走式
木材破砕機の幅方向の左・右両側に位置し、多数のリン
ク部材(図示せず)をピン(図示せず)を介した結合によ
って回動自在に関節結合してなる無端状(エンドレス)
のリンク(図示せず)と、それら無端状リンクの間を自
走式木材破砕機の幅方向に連結するように固定され被破
砕木材の搬送方向に配列した複数の搬送板36とを備え
ている。またこのとき、前記送りローラ29の回転軸2
9aの両端部を支持する軸受機構(図示せず)が前記中
間フレーム28に支持されており、前記送りローラ回転
軸29aの木材破砕機右側(図2中上側)でかつ上記軸
受機構よりもさらに幅方向外側に配置される送りコンベ
ア用油圧モータ39(図2参照)が、前記回転軸29aに
連結されている。なおこのとき、前記従動ローラ30の
回転軸(図示せず)を支持する軸受機構40(図1参
照)が公知の張力調整機構41によって略水平方向に変
位可能に構成され、これによって、上記搬送体31の張
力を調整可能となっている。
木材破砕機の幅方向の左・右両側に位置し、多数のリン
ク部材(図示せず)をピン(図示せず)を介した結合によ
って回動自在に関節結合してなる無端状(エンドレス)
のリンク(図示せず)と、それら無端状リンクの間を自
走式木材破砕機の幅方向に連結するように固定され被破
砕木材の搬送方向に配列した複数の搬送板36とを備え
ている。またこのとき、前記送りローラ29の回転軸2
9aの両端部を支持する軸受機構(図示せず)が前記中
間フレーム28に支持されており、前記送りローラ回転
軸29aの木材破砕機右側(図2中上側)でかつ上記軸
受機構よりもさらに幅方向外側に配置される送りコンベ
ア用油圧モータ39(図2参照)が、前記回転軸29aに
連結されている。なおこのとき、前記従動ローラ30の
回転軸(図示せず)を支持する軸受機構40(図1参
照)が公知の張力調整機構41によって略水平方向に変
位可能に構成され、これによって、上記搬送体31の張
力を調整可能となっている。
【0048】図1及び図2に戻り、前記の押圧コンベア
装置5は、前述した中間フレーム28の後方側端部の上
方に設けられている。図8は、この押圧コンベア装置5
の詳細構造を表す図5中要部抽出拡大図であり、図9
は、図5中IX−IX断面による一部破断断面図である。
装置5は、前述した中間フレーム28の後方側端部の上
方に設けられている。図8は、この押圧コンベア装置5
の詳細構造を表す図5中要部抽出拡大図であり、図9
は、図5中IX−IX断面による一部破断断面図である。
【0049】これら図8及び図9において、押圧コンベ
ア装置5は、送りコンベア3の上方かつ破砕装置16の
近傍(詳細には破砕装置16側端部)に設けられ、前記
送りコンベア3の前記送りローラ29とほぼ同径のスプ
ロケット状の複数(この例では4個)の従動ローラ(以下
適宜、押えローラという)42と、その反対側(木材破
砕機前方側、被破砕木材の導入側)に設けられ前記押え
ローラ42とほぼ同径のスプロケット状の複数(この例
では4個)の駆動ローラ(以下適宜、導入ローラとい
う)43と、これら導入ローラ43及び押えローラ42
の間にそれぞれ巻回して設けた複数列(この例では4
列)の無限軌道部材44とを備えている。
ア装置5は、送りコンベア3の上方かつ破砕装置16の
近傍(詳細には破砕装置16側端部)に設けられ、前記
送りコンベア3の前記送りローラ29とほぼ同径のスプ
ロケット状の複数(この例では4個)の従動ローラ(以下
適宜、押えローラという)42と、その反対側(木材破
砕機前方側、被破砕木材の導入側)に設けられ前記押え
ローラ42とほぼ同径のスプロケット状の複数(この例
では4個)の駆動ローラ(以下適宜、導入ローラとい
う)43と、これら導入ローラ43及び押えローラ42
の間にそれぞれ巻回して設けた複数列(この例では4
列)の無限軌道部材44とを備えている。
【0050】各無限軌道部材44は、例えば前述した走
行装置11の無限軌道履帯13や、油圧ショベル等にお
いて一般的に走行手段として用いられる履帯と同等の構
造であり、幅方向中央部に位置し、多数のリンク部材4
5をピン46を介した結合によって回動自在に関節結合
してなる無端状(エンドレス)のリンク47と、それら
無端状リンク47の外周側にて各リンク部材45にそれ
ぞれ取り付けられ被破砕木材の搬送方向に配列された複
数の押圧板48とを備えている。なお、この4列に並ん
だ無限軌道部材44は、特に明確な図示を省略するが、
隣接するものどうしの押圧板48の配置が1/2ピッチ
ずつずれたいわゆる千鳥配列となっており、これにより
被破砕木材の押圧・把持能力の強化が図られている。
行装置11の無限軌道履帯13や、油圧ショベル等にお
いて一般的に走行手段として用いられる履帯と同等の構
造であり、幅方向中央部に位置し、多数のリンク部材4
5をピン46を介した結合によって回動自在に関節結合
してなる無端状(エンドレス)のリンク47と、それら
無端状リンク47の外周側にて各リンク部材45にそれ
ぞれ取り付けられ被破砕木材の搬送方向に配列された複
数の押圧板48とを備えている。なお、この4列に並ん
だ無限軌道部材44は、特に明確な図示を省略するが、
隣接するものどうしの押圧板48の配置が1/2ピッチ
ずつずれたいわゆる千鳥配列となっており、これにより
被破砕木材の押圧・把持能力の強化が図られている。
【0051】図10(a)〜(d)はこの押圧板48の
詳細構造を表す図であり、図10(a)は図8中D部拡
大図に相当する押圧板48の側面図であり、図10
(b)はその正面図であり、図10(c)はその上面図
であり、図10(d)は図10(c)中E−E断面による
横断面図である。
詳細構造を表す図であり、図10(a)は図8中D部拡
大図に相当する押圧板48の側面図であり、図10
(b)はその正面図であり、図10(c)はその上面図
であり、図10(d)は図10(c)中E−E断面による
横断面図である。
【0052】これら図10(a)〜(d)において、押
圧板48は、上述した油圧ショベル等の無限軌道履帯の
構成部材として公知のもの(いわゆるシュー)に類似す
るものであり、図10(a)に示すように略三角形の横
断面形状(側面形状)を備えているものである(いわゆる
三角シュー)。この押圧板48は、幅方向(図10(c)
又は図10(d)中左右方向)左右両側に位置する左右
押圧部48A,48Aを備えている。これら押圧部48
A,48Aは、無限軌道部材44の内周側に臨むように
凹部48a,48aがそれぞれ形成されており、それら
凹部48a,48aの幅方向中央側には前述のリンク部
材45に取り付けるための左右ブラケット48b,48
bが設けられている。
圧板48は、上述した油圧ショベル等の無限軌道履帯の
構成部材として公知のもの(いわゆるシュー)に類似す
るものであり、図10(a)に示すように略三角形の横
断面形状(側面形状)を備えているものである(いわゆる
三角シュー)。この押圧板48は、幅方向(図10(c)
又は図10(d)中左右方向)左右両側に位置する左右
押圧部48A,48Aを備えている。これら押圧部48
A,48Aは、無限軌道部材44の内周側に臨むように
凹部48a,48aがそれぞれ形成されており、それら
凹部48a,48aの幅方向中央側には前述のリンク部
材45に取り付けるための左右ブラケット48b,48
bが設けられている。
【0053】そして、本実施形態の押圧板48の最も大
きな特徴として、上記押圧部48A,48Aどうしの間
を、横断面略三角形状の小断面の接続部48Bで接続す
る形状とすることで、上記リンク部材45の取付け部
(ブラケット48bの近傍)に対応する位置に、木材片の
詰まり防止用の開口部93を形成したことである。これ
により、無限軌道部材44内に入り込んだ木材片(破砕
途中木材)を、図10(d)中矢印エで示すように無限
軌道部材44の外側へ排出可能となっている。
きな特徴として、上記押圧部48A,48Aどうしの間
を、横断面略三角形状の小断面の接続部48Bで接続す
る形状とすることで、上記リンク部材45の取付け部
(ブラケット48bの近傍)に対応する位置に、木材片の
詰まり防止用の開口部93を形成したことである。これ
により、無限軌道部材44内に入り込んだ木材片(破砕
途中木材)を、図10(d)中矢印エで示すように無限
軌道部材44の外側へ排出可能となっている。
【0054】図8及び図9に戻り、49は、前記導入ロ
ーラ43,43の径方向内周側にそれぞれ収納配置して
設けた押圧コンベア装置用油圧モータ49である。
ーラ43,43の径方向内周側にそれぞれ収納配置して
設けた押圧コンベア装置用油圧モータ49である。
【0055】図11は、図8中F方向から見た上面図で
あり、図12は、図11中油圧モータ49及びその近傍
部の詳細構造を表す拡大図相当の図である。
あり、図12は、図11中油圧モータ49及びその近傍
部の詳細構造を表す拡大図相当の図である。
【0056】これら図11及び図12において、前記押
圧コンベア装置用油圧モータ49は、後述するスライダ
58の接続ビーム部58bに取り付けた4つの従動輪支
持フレーム体50のうち木材破砕機の幅方向両端に位置
する従動輪支持フレーム体50,50に設けた油圧モー
タ支持フレーム51,51にそれぞれ固定されており、
無限軌道部材44の内周側に配置されている。そして、
これら押圧コンベア装置用油圧モータ49,49の太径
の駆動力出力部49a,49aに対し、前記4つのスプ
ロケット状の導入ローラ43のうち木材破砕機の幅方向
両端に位置する導入ローラ43,43が固定されてい
る。また、4つの導入ローラ43のうち上記幅方向両端
の2つを除く中間部の導入ローラ43,43は、上記2
つの押圧コンベア装置用油圧モータ49,49を連結す
るように配設された共通の駆動軸体49bにそれぞれ固
定されている。
圧コンベア装置用油圧モータ49は、後述するスライダ
58の接続ビーム部58bに取り付けた4つの従動輪支
持フレーム体50のうち木材破砕機の幅方向両端に位置
する従動輪支持フレーム体50,50に設けた油圧モー
タ支持フレーム51,51にそれぞれ固定されており、
無限軌道部材44の内周側に配置されている。そして、
これら押圧コンベア装置用油圧モータ49,49の太径
の駆動力出力部49a,49aに対し、前記4つのスプ
ロケット状の導入ローラ43のうち木材破砕機の幅方向
両端に位置する導入ローラ43,43が固定されてい
る。また、4つの導入ローラ43のうち上記幅方向両端
の2つを除く中間部の導入ローラ43,43は、上記2
つの押圧コンベア装置用油圧モータ49,49を連結す
るように配設された共通の駆動軸体49bにそれぞれ固
定されている。
【0057】一方、前記4つのスプロケット状の押えロ
ーラ42のそれぞれは、各従動輪支持フレーム体50内
に収納さればね53aを介し導入ローラ43からの離間
方向へ付勢される可動軸受体53bによってその回転軸
(図示せず)を支持されている。言い換えれば、これら押
えローラ42は、その回転軸が導入ローラ43側(破砕
装置16と反対側)に変位可能なように弾性支持されて
いる。
ーラ42のそれぞれは、各従動輪支持フレーム体50内
に収納さればね53aを介し導入ローラ43からの離間
方向へ付勢される可動軸受体53bによってその回転軸
(図示せず)を支持されている。言い換えれば、これら押
えローラ42は、その回転軸が導入ローラ43側(破砕
装置16と反対側)に変位可能なように弾性支持されて
いる。
【0058】なお、4つの従動輪支持フレーム体50の
それぞれは、その下部及び上部に無端状リンク47の循
環駆動をガイドするためのガイドローラ50a,50a
及びガイド板部材50cを備えている。
それぞれは、その下部及び上部に無端状リンク47の循
環駆動をガイドするためのガイドローラ50a,50a
及びガイド板部材50cを備えている。
【0059】ここで、上記押圧コンベア装置5は、押圧
コンベア装置支持機構55によって上下方向にスライド
可能に配設されている。
コンベア装置支持機構55によって上下方向にスライド
可能に配設されている。
【0060】図13は、この押圧コンベア装置支持機構
55の全体構造を表す側面図である。この図13及び前
述の図9において、押圧コンベア装置支持機構55は、
略鉛直方向に延設され、前記中間フレーム28の破砕装
置16側端部近傍に設けたブラケット56に一端(下
端)が接続された左・右一対の押圧コンベア装置上下用
油圧シリンダ57,57と、これら油圧シリンダ57,
57の他端(上端)に接続されるブラケット部58aを
左・右両側端部に備え、それら油圧シリンダ57,57
を伸縮させつつ上下方向にスライド可能に配設されたス
ライダ58とを有している。
55の全体構造を表す側面図である。この図13及び前
述の図9において、押圧コンベア装置支持機構55は、
略鉛直方向に延設され、前記中間フレーム28の破砕装
置16側端部近傍に設けたブラケット56に一端(下
端)が接続された左・右一対の押圧コンベア装置上下用
油圧シリンダ57,57と、これら油圧シリンダ57,
57の他端(上端)に接続されるブラケット部58aを
左・右両側端部に備え、それら油圧シリンダ57,57
を伸縮させつつ上下方向にスライド可能に配設されたス
ライダ58とを有している。
【0061】前記スライダ58は、前記無限軌道部材4
4の内周側に略水平方向に配設された前記接続ビーム部
58bと、この接続ビーム部58bの左・右両端にそれ
ぞれ固定され略鉛直方向に延設された左・右一対の縦ビ
ーム部58c,58cと、それら縦ビーム部58c,5
8cから自走式木材破砕機の幅方向外側に突出するよう
に設けた前記ブラケット部58a,58aと、前記縦ビ
ーム部58c,58cの上端部同士を接続するように、
上記接続ビーム部58bの上方に略水平方向に配設され
た略円形断面形状の水平ビーム部58dとを備えてい
る。
4の内周側に略水平方向に配設された前記接続ビーム部
58bと、この接続ビーム部58bの左・右両端にそれ
ぞれ固定され略鉛直方向に延設された左・右一対の縦ビ
ーム部58c,58cと、それら縦ビーム部58c,5
8cから自走式木材破砕機の幅方向外側に突出するよう
に設けた前記ブラケット部58a,58aと、前記縦ビ
ーム部58c,58cの上端部同士を接続するように、
上記接続ビーム部58bの上方に略水平方向に配設され
た略円形断面形状の水平ビーム部58dとを備えてい
る。
【0062】以上のような構造により、スライダ58及
び押圧コンベア装置5が一体となって略上下方向(略鉛
直方向)にスライド移動(押圧コンベア装置5の略水平
方向に対する斜め角度は変えないまま平行に移動)自在
に構成されている。
び押圧コンベア装置5が一体となって略上下方向(略鉛
直方向)にスライド移動(押圧コンベア装置5の略水平
方向に対する斜め角度は変えないまま平行に移動)自在
に構成されている。
【0063】96は、このときのスライド移動のガイド
となるリンク機構であり、その押圧コンベア装置5側端
部は、前記スライダ縦ビーム部58cに設けたブラケッ
ト98に対し、前記ピン97を介して回動自在に連結さ
れている。なお、押圧コンベア装置上下用油圧シリンダ
57,57は基本的にメンテナンス時の強制昇降用であ
り、通常の木材破砕作業時には使用しない。
となるリンク機構であり、その押圧コンベア装置5側端
部は、前記スライダ縦ビーム部58cに設けたブラケッ
ト98に対し、前記ピン97を介して回動自在に連結さ
れている。なお、押圧コンベア装置上下用油圧シリンダ
57,57は基本的にメンテナンス時の強制昇降用であ
り、通常の木材破砕作業時には使用しない。
【0064】このとき、本実施形態の木材破砕機の特徴
のひとつとして、スライダ縦ビーム部58c,58cの
破砕装置16側に破砕途中木材の巻き込み防止壁94が
例えばボルト固定され、押圧コンベア装置支持機構55
によって押圧コンベア装置5とともに上下動するように
なっている。この巻き込み防止壁94は、その下端部9
4aの高さ方向位置が、少なくとも押えローラ42の軸
心位置X(図5参照)と略同一かそれより低い位置とな
るように配設され、押圧コンベア装置5の破砕装置16
側端部の上半分を覆うように構成されている。これによ
り、破砕途中木材の押圧コンベア装置5への巻き込みを
防止するようになっている(詳細は後述)。
のひとつとして、スライダ縦ビーム部58c,58cの
破砕装置16側に破砕途中木材の巻き込み防止壁94が
例えばボルト固定され、押圧コンベア装置支持機構55
によって押圧コンベア装置5とともに上下動するように
なっている。この巻き込み防止壁94は、その下端部9
4aの高さ方向位置が、少なくとも押えローラ42の軸
心位置X(図5参照)と略同一かそれより低い位置とな
るように配設され、押圧コンベア装置5の破砕装置16
側端部の上半分を覆うように構成されている。これによ
り、破砕途中木材の押圧コンベア装置5への巻き込みを
防止するようになっている(詳細は後述)。
【0065】図1及び図2に戻り、前記のホッパ2は、
前記中間フレーム28に対し、支持部材59を介して略
水平方向に取り付けられている。2aは、自走式木材破
砕機前方側端部の側壁であり、2b,2bはそれぞれ自
走式木材破砕機幅方向両側(左・右側)の側壁である。
側壁2bの上部には、上方に向かって拡開形状の拡開部
(あおり部)2cが設けられ、被破砕木材投入時の便宜
が図られている。
前記中間フレーム28に対し、支持部材59を介して略
水平方向に取り付けられている。2aは、自走式木材破
砕機前方側端部の側壁であり、2b,2bはそれぞれ自
走式木材破砕機幅方向両側(左・右側)の側壁である。
側壁2bの上部には、上方に向かって拡開形状の拡開部
(あおり部)2cが設けられ、被破砕木材投入時の便宜
が図られている。
【0066】前記の搬出コンベア7は、排出側(自走式
木材破砕機後方側、図1及び図2中右側)部分が、前記
パワーユニット9から突出して設けたアーム部材62
(但し図2では図示省略)に、支持部材63,64を介
し吊り下げ支持されている。また、排出反対側(前方
側、図1及び図2中左側)部分は、前記本体フレーム破
砕機取付け部10Aよりも下方に位置し、支持部材65
を介し本体フレーム破砕機取付け部10Aから吊り下げ
られるように支持されている。この結果、搬出コンベア
7は、本体フレーム10の下方からパワーユニット9の
下方を通って、本体フレーム10の自走式木材破砕機後
方側外方(破砕機本体5の外方)へ、上り傾斜で配置さ
れている。
木材破砕機後方側、図1及び図2中右側)部分が、前記
パワーユニット9から突出して設けたアーム部材62
(但し図2では図示省略)に、支持部材63,64を介
し吊り下げ支持されている。また、排出反対側(前方
側、図1及び図2中左側)部分は、前記本体フレーム破
砕機取付け部10Aよりも下方に位置し、支持部材65
を介し本体フレーム破砕機取付け部10Aから吊り下げ
られるように支持されている。この結果、搬出コンベア
7は、本体フレーム10の下方からパワーユニット9の
下方を通って、本体フレーム10の自走式木材破砕機後
方側外方(破砕機本体5の外方)へ、上り傾斜で配置さ
れている。
【0067】また、66はフレームであり、67はこの
フレーム66に支持される駆動輪、68は前記駆動輪6
7を駆動する搬出コンベア用油圧モータ68(図2参
照)、69は前記駆動輪67と従動輪(図示せず)との
間に巻回して設けらたコンベアベルト、70及び71は
前記コンベアベルト69の両側面及び搬送面をそれぞれ
支持するガイドローラ及びローラである。なお、72
は、従動輪の回転軸を支持する軸受機構(図示せず)を
略水平方向に変位可能とする公知の張力調整機構であ
り、これによって上記コンベアベルト69の張力を調整
可能となっている。
フレーム66に支持される駆動輪、68は前記駆動輪6
7を駆動する搬出コンベア用油圧モータ68(図2参
照)、69は前記駆動輪67と従動輪(図示せず)との
間に巻回して設けらたコンベアベルト、70及び71は
前記コンベアベルト69の両側面及び搬送面をそれぞれ
支持するガイドローラ及びローラである。なお、72
は、従動輪の回転軸を支持する軸受機構(図示せず)を
略水平方向に変位可能とする公知の張力調整機構であ
り、これによって上記コンベアベルト69の張力を調整
可能となっている。
【0068】前記の磁選機8は、支持部材73を介し前
記アーム部材62より吊り下げ支持されており、前記コ
ンベアベルト69の上方にこれと略直交するように配置
した磁選機ベルト74と、図示しない磁力発生手段と、
磁選機用油圧モータ75とを備えている。
記アーム部材62より吊り下げ支持されており、前記コ
ンベアベルト69の上方にこれと略直交するように配置
した磁選機ベルト74と、図示しない磁力発生手段と、
磁選機用油圧モータ75とを備えている。
【0069】前記のパワーユニット9は、前記本体フレ
ーム破砕機取付け部10Aの自走式木材破砕機後方側
(図1、図2中右側)端部の上部に、パワーユニット積
載部材76を介し搭載されており、その左前方側部分に
は運転席77が設けられている。
ーム破砕機取付け部10Aの自走式木材破砕機後方側
(図1、図2中右側)端部の上部に、パワーユニット積
載部材76を介し搭載されており、その左前方側部分に
は運転席77が設けられている。
【0070】ここで、上記送りコンベア3、破砕装置1
6、押圧コンベア装置5、搬出コンベア7、磁選機8、
走行装置11、及び押圧コンベア装置支持機構55は、
この自走式木材破砕機に備えられる油圧駆動装置によっ
て駆動される被駆動部材を構成しており、これらは、上
記送りコンベア用油圧モータ39、破砕装置用油圧モー
タ24、押圧コンベア装置用油圧モータ49、搬出コン
ベア用油圧モータ68、磁選機用油圧モータ75、左・
右走行用油圧モータ14L,14R、及びスライダ昇降
用(押圧コンベア装置上下用)の油圧シリンダ57等の
各種油圧アクチュエータや、前記パワーユニット9内に
搭載されるエンジン(図示せず、後述の図14参照)、
このエンジンにより駆動される少なくとも1つの油圧ポ
ンプ(図示せず、後述の図14等参照)、及び複数のコ
ントロールバルブ(図示せず、後述の図14等参照)等
からなる油圧駆動装置(詳細は後述)によって駆動され
る。
6、押圧コンベア装置5、搬出コンベア7、磁選機8、
走行装置11、及び押圧コンベア装置支持機構55は、
この自走式木材破砕機に備えられる油圧駆動装置によっ
て駆動される被駆動部材を構成しており、これらは、上
記送りコンベア用油圧モータ39、破砕装置用油圧モー
タ24、押圧コンベア装置用油圧モータ49、搬出コン
ベア用油圧モータ68、磁選機用油圧モータ75、左・
右走行用油圧モータ14L,14R、及びスライダ昇降
用(押圧コンベア装置上下用)の油圧シリンダ57等の
各種油圧アクチュエータや、前記パワーユニット9内に
搭載されるエンジン(図示せず、後述の図14参照)、
このエンジンにより駆動される少なくとも1つの油圧ポ
ンプ(図示せず、後述の図14等参照)、及び複数のコ
ントロールバルブ(図示せず、後述の図14等参照)等
からなる油圧駆動装置(詳細は後述)によって駆動され
る。
【0071】ここで、前述したこの自走式木材破砕機に
備えられる油圧駆動装置の詳細構成を順を追って説明す
る。
備えられる油圧駆動装置の詳細構成を順を追って説明す
る。
【0072】(a)全体構成
図14は、本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる前記の油圧駆動装置の全体概略構成を表す油圧回路
図である。
れる前記の油圧駆動装置の全体概略構成を表す油圧回路
図である。
【0073】この図14において、121はエンジン、
119A,119B,119Cはこのエンジン121に
よって駆動される可変容量型の第1油圧ポンプ及び第2
油圧ポンプ並びに固定容量型の第3油圧ポンプ、125
は同様にエンジン121によって駆動される固定容量型
のパイロットポンプ、24,39,49,57,68,
75は第1〜第3油圧ポンプ119A〜119Cから吐
出される圧油がそれぞれ供給される上記油圧モータ及び
上記油圧シリンダ(すなわち油圧アクチュエータ)、1
20A,120B,120Cは前記第1〜第3油圧ポン
プ119A〜119Cからそれら油圧モータ24,3
9,49,68,75及び油圧シリンダ57に供給され
る圧油の流れ(方向及び流量、若しくは流量のみ)を制
御するコントロールバルブ126L,126R,12
7,128等(詳細は後述)を内蔵する第1、第2、第
3制御弁装置、132a,132bは前記の運転席77
に設けられ(図1参照)、第1制御弁装置120A内の
左走行用コントロールバルブ127(後述)及び第2制
御弁装置120B内の右走行用コントロールバルブ12
8(後述)をそれぞれ切り換え操作するための左・右走
行用操作レバー、136は破砕機本体1(例えば前記の
運転席77内)に設けられ、送りコンベア3、押圧コン
ベア装置5、破砕装置16、搬出コンベア7、及び磁選
機8の始動・停止等を操作者が指示入力して操作するた
めの操作盤である。
119A,119B,119Cはこのエンジン121に
よって駆動される可変容量型の第1油圧ポンプ及び第2
油圧ポンプ並びに固定容量型の第3油圧ポンプ、125
は同様にエンジン121によって駆動される固定容量型
のパイロットポンプ、24,39,49,57,68,
75は第1〜第3油圧ポンプ119A〜119Cから吐
出される圧油がそれぞれ供給される上記油圧モータ及び
上記油圧シリンダ(すなわち油圧アクチュエータ)、1
20A,120B,120Cは前記第1〜第3油圧ポン
プ119A〜119Cからそれら油圧モータ24,3
9,49,68,75及び油圧シリンダ57に供給され
る圧油の流れ(方向及び流量、若しくは流量のみ)を制
御するコントロールバルブ126L,126R,12
7,128等(詳細は後述)を内蔵する第1、第2、第
3制御弁装置、132a,132bは前記の運転席77
に設けられ(図1参照)、第1制御弁装置120A内の
左走行用コントロールバルブ127(後述)及び第2制
御弁装置120B内の右走行用コントロールバルブ12
8(後述)をそれぞれ切り換え操作するための左・右走
行用操作レバー、136は破砕機本体1(例えば前記の
運転席77内)に設けられ、送りコンベア3、押圧コン
ベア装置5、破砕装置16、搬出コンベア7、及び磁選
機8の始動・停止等を操作者が指示入力して操作するた
めの操作盤である。
【0074】第1、第2、第3油圧ポンプ119A,1
19B,119C及びパイロットポンプ125の吐出管
路137A,137B,137C及び139から分岐し
た管路137Aa,137Ba,137Ca及び139
aには、リリーフ弁159A,159B,159C及び
160がそれぞれ設けられており、第1、第2、第3油
圧ポンプ119A,119B,119C及びパイロット
ポンプ125の吐出圧P1,P2,P3,Ppの最大値を制
限するためのリリーフ圧の値を、それぞれに備えられた
ばね159Aa,159Ba,159Ca及び160a
の付勢力で設定するようになっている。
19B,119C及びパイロットポンプ125の吐出管
路137A,137B,137C及び139から分岐し
た管路137Aa,137Ba,137Ca及び139
aには、リリーフ弁159A,159B,159C及び
160がそれぞれ設けられており、第1、第2、第3油
圧ポンプ119A,119B,119C及びパイロット
ポンプ125の吐出圧P1,P2,P3,Ppの最大値を制
限するためのリリーフ圧の値を、それぞれに備えられた
ばね159Aa,159Ba,159Ca及び160a
の付勢力で設定するようになっている。
【0075】8つの油圧モータ24,24,39,4
9,68,75は、前述のように、送りコンベア3動作
用の駆動力を発生する上記送りコンベア用油圧モータ3
9、押圧コンベア装置5動作用の駆動力を発生する上記
押圧コンベア装置用油圧モータ49、破砕装置16動作
用の駆動力を発生する上記破砕装置用油圧モータ24,
24、搬出コンベア7動作用の駆動力を発生する上記搬
出コンベア用油圧モータ68、磁選機8動作用の駆動力
を発生する上記磁選機用油圧モータ75、及び左・右無
限軌道履帯13,13への駆動力を発生する上記左・右
走行用油圧モータ14L,14Rとから構成されてい
る。
9,68,75は、前述のように、送りコンベア3動作
用の駆動力を発生する上記送りコンベア用油圧モータ3
9、押圧コンベア装置5動作用の駆動力を発生する上記
押圧コンベア装置用油圧モータ49、破砕装置16動作
用の駆動力を発生する上記破砕装置用油圧モータ24,
24、搬出コンベア7動作用の駆動力を発生する上記搬
出コンベア用油圧モータ68、磁選機8動作用の駆動力
を発生する上記磁選機用油圧モータ75、及び左・右無
限軌道履帯13,13への駆動力を発生する上記左・右
走行用油圧モータ14L,14Rとから構成されてい
る。
【0076】(b)第1制御弁装置及び操作弁装置
図15は、前記の第1制御弁装置120Aの詳細構成を
表す油圧回路図である。この図15において、破砕装置
用油圧モータ24に接続された第1破砕装置用コントロ
ールバルブ126L及び左走行用油圧モータ14Lに接
続された左走行用コントロールバルブ127は、いずれ
も対応する油圧モータ24,14Lへの圧油の方向及び
流量を制御可能な油圧パイロット方式の3位置切換弁と
なっている。
表す油圧回路図である。この図15において、破砕装置
用油圧モータ24に接続された第1破砕装置用コントロ
ールバルブ126L及び左走行用油圧モータ14Lに接
続された左走行用コントロールバルブ127は、いずれ
も対応する油圧モータ24,14Lへの圧油の方向及び
流量を制御可能な油圧パイロット方式の3位置切換弁と
なっている。
【0077】これら左走行用コントロールバルブ127
及び第1破砕装置用コントロールバルブ126Lには第
1油圧ポンプ119Aから吐出された圧油が導入され、
この圧油を左走行用油圧モータ14L及び破砕装置用油
圧モータ24へ供給するようになっている。これらコン
トロールバルブ127,126Lは、第1油圧ポンプ1
19Aの吐出管路137Aに接続されたセンターバイパ
スライン122Aにおいて、上流側から、左走行用コン
トロールバルブ127、第1破砕装置用コントロールバ
ルブ126Lの順序で配置されている。
及び第1破砕装置用コントロールバルブ126Lには第
1油圧ポンプ119Aから吐出された圧油が導入され、
この圧油を左走行用油圧モータ14L及び破砕装置用油
圧モータ24へ供給するようになっている。これらコン
トロールバルブ127,126Lは、第1油圧ポンプ1
19Aの吐出管路137Aに接続されたセンターバイパ
スライン122Aにおいて、上流側から、左走行用コン
トロールバルブ127、第1破砕装置用コントロールバ
ルブ126Lの順序で配置されている。
【0078】左走行用コントロールバルブ127は、パ
イロットポンプ125で発生され前述の操作レバー装置
132で所定圧力に減圧されたパイロット圧により操作
される。すなわち、操作レバー装置132は、上記操作
レバー132aとその操作量に応じたパイロット圧を出
力する一対の減圧弁132b,132bとを備えてい
る。操作レバー装置132の操作レバー132aを図1
5中a方向(又はその反対方向、以下対応関係同じ)に
操作すると、パイロット圧がパイロット管路140a
(又は140b)を介して左走行用コントロールバルブ
127の駆動部127a(又は127b)に導かれ、こ
れによって左走行用コントロールバルブ127が図15
中上側の切換位置127A(又は下側の切換位置127
B)に切り換えられ、第1油圧ポンプ119Aからの圧
油が吐出管路137A、センターバイパスライン122
A、及び左走行用コントロールバルブ127の切換位置
127A(又は下側の切換位置127B)を介して左走
行用油圧モータ14Lに供給され、左走行用油圧モータ
14Lが順方向(又は逆方向)に駆動される。
イロットポンプ125で発生され前述の操作レバー装置
132で所定圧力に減圧されたパイロット圧により操作
される。すなわち、操作レバー装置132は、上記操作
レバー132aとその操作量に応じたパイロット圧を出
力する一対の減圧弁132b,132bとを備えてい
る。操作レバー装置132の操作レバー132aを図1
5中a方向(又はその反対方向、以下対応関係同じ)に
操作すると、パイロット圧がパイロット管路140a
(又は140b)を介して左走行用コントロールバルブ
127の駆動部127a(又は127b)に導かれ、こ
れによって左走行用コントロールバルブ127が図15
中上側の切換位置127A(又は下側の切換位置127
B)に切り換えられ、第1油圧ポンプ119Aからの圧
油が吐出管路137A、センターバイパスライン122
A、及び左走行用コントロールバルブ127の切換位置
127A(又は下側の切換位置127B)を介して左走
行用油圧モータ14Lに供給され、左走行用油圧モータ
14Lが順方向(又は逆方向)に駆動される。
【0079】なお、操作レバー132aを図15に示す
中立位置にすると、左走行用コントロールバルブ127
はばね127c,127dの付勢力で図15に示す中立
位置に復帰し、左走行用油圧モータ14Lは停止する。
中立位置にすると、左走行用コントロールバルブ127
はばね127c,127dの付勢力で図15に示す中立
位置に復帰し、左走行用油圧モータ14Lは停止する。
【0080】図16は、上記操作弁装置123の詳細構
成を表す油圧回路図である。この図16において、13
9はパイロットポンプ125の吐出管路であり、この吐
出管路139に対し、走行ロック用ソレノイド制御弁1
46、破砕装置正転用ソレノイド制御弁148F、破砕
装置逆転用ソレノイド制御弁148Rが互いにパラレル
に接続されている。
成を表す油圧回路図である。この図16において、13
9はパイロットポンプ125の吐出管路であり、この吐
出管路139に対し、走行ロック用ソレノイド制御弁1
46、破砕装置正転用ソレノイド制御弁148F、破砕
装置逆転用ソレノイド制御弁148Rが互いにパラレル
に接続されている。
【0081】上記走行ロック用ソレノイド制御弁146
は、操作弁装置123に内蔵されており、パイロットポ
ンプ125からのパイロット圧を操作レバー装置132
に導くパイロット導入管路144a,144bに配設さ
れ、コントローラ145(図14参照)からの駆動信号
St(後述)で切り換えられるようになっている。すな
わち、この走行ロック用ソレノイド制御弁146は、ソ
レノイド146aに入力される駆動信号StがONにな
ると図16中右側の連通位置146Aに切り換えられ、
パイロットポンプ125からのパイロット圧を導入管路
144a,144bを介し操作レバー装置132に導
き、操作レバー132aによる左走行用コントロールバ
ルブ127の上記操作を可能とする。一方、駆動信号S
tがOFFになると、走行ロック用ソレノイド制御弁1
46はばね146bの復元力で図16中左側の遮断位置
146Bに復帰し、導入管路144aと導入管路144
bとを遮断すると共に導入管路144bをタンク147
へのタンクライン147aに連通させ、この導入管路1
44b内の圧力をタンク圧とし、操作レバー装置132
による左走行用コントロールバルブ127の上記操作を
不可能とするようになっている。
は、操作弁装置123に内蔵されており、パイロットポ
ンプ125からのパイロット圧を操作レバー装置132
に導くパイロット導入管路144a,144bに配設さ
れ、コントローラ145(図14参照)からの駆動信号
St(後述)で切り換えられるようになっている。すな
わち、この走行ロック用ソレノイド制御弁146は、ソ
レノイド146aに入力される駆動信号StがONにな
ると図16中右側の連通位置146Aに切り換えられ、
パイロットポンプ125からのパイロット圧を導入管路
144a,144bを介し操作レバー装置132に導
き、操作レバー132aによる左走行用コントロールバ
ルブ127の上記操作を可能とする。一方、駆動信号S
tがOFFになると、走行ロック用ソレノイド制御弁1
46はばね146bの復元力で図16中左側の遮断位置
146Bに復帰し、導入管路144aと導入管路144
bとを遮断すると共に導入管路144bをタンク147
へのタンクライン147aに連通させ、この導入管路1
44b内の圧力をタンク圧とし、操作レバー装置132
による左走行用コントロールバルブ127の上記操作を
不可能とするようになっている。
【0082】図15に戻り、第1破砕装置用コントロー
ルバルブ126Lは、パイロットポンプ125で発生さ
れ前記操作弁装置123内の上記破砕装置正転用ソレノ
イド制御弁148F及び上記破砕装置逆転用ソレノイド
制御弁148Rで所定圧力に減圧されたパイロット圧に
より操作される。
ルバルブ126Lは、パイロットポンプ125で発生さ
れ前記操作弁装置123内の上記破砕装置正転用ソレノ
イド制御弁148F及び上記破砕装置逆転用ソレノイド
制御弁148Rで所定圧力に減圧されたパイロット圧に
より操作される。
【0083】すなわち、図16に示した破砕装置正転用
ソレノイド制御弁148F及び破砕装置逆転用ソレノイ
ド制御弁148Rは、コントローラ145からの駆動信
号Scr1,Scr2でそれぞれ駆動されるソレノイド148
Fa,148Raが設けられており、第1破砕装置用コ
ントロールバルブ126Lはその駆動信号Scr1,Scr2
の入力に応じて切り換えられるようになっている。
ソレノイド制御弁148F及び破砕装置逆転用ソレノイ
ド制御弁148Rは、コントローラ145からの駆動信
号Scr1,Scr2でそれぞれ駆動されるソレノイド148
Fa,148Raが設けられており、第1破砕装置用コ
ントロールバルブ126Lはその駆動信号Scr1,Scr2
の入力に応じて切り換えられるようになっている。
【0084】すなわち、駆動信号Scr1がONで駆動信
号Scr2がOFFになると、破砕装置正転用ソレノイド
制御弁148Fが図16中右側の連通位置148FAに
切り換えられるとともに破砕装置逆転用ソレノイド制御
弁148Rはばね148Rbの復元力で図16中左側の
遮断位置148RBに復帰する。これにより、パイロッ
トポンプ125からのパイロット圧が導入管路150
a,150bを介し第1破砕装置用コントロールバルブ
126Lの駆動部126Laに導かれ、また導入管路1
53a,153bはタンクライン147aに連通されて
タンク圧になり、これによって第1破砕装置用コントロ
ールバルブ126Lが図15中上側の切換位置126L
Aに切り換えられる。これにより、第1油圧ポンプ11
9Aからの圧油が吐出管路137A、センターバイパス
ライン122A、及び第1破砕装置用コントロールバル
ブ126Lの切換位置126LAを介して破砕装置用油
圧モータ24に供給され、破砕装置用油圧モータ24が
順方向に駆動される。
号Scr2がOFFになると、破砕装置正転用ソレノイド
制御弁148Fが図16中右側の連通位置148FAに
切り換えられるとともに破砕装置逆転用ソレノイド制御
弁148Rはばね148Rbの復元力で図16中左側の
遮断位置148RBに復帰する。これにより、パイロッ
トポンプ125からのパイロット圧が導入管路150
a,150bを介し第1破砕装置用コントロールバルブ
126Lの駆動部126Laに導かれ、また導入管路1
53a,153bはタンクライン147aに連通されて
タンク圧になり、これによって第1破砕装置用コントロ
ールバルブ126Lが図15中上側の切換位置126L
Aに切り換えられる。これにより、第1油圧ポンプ11
9Aからの圧油が吐出管路137A、センターバイパス
ライン122A、及び第1破砕装置用コントロールバル
ブ126Lの切換位置126LAを介して破砕装置用油
圧モータ24に供給され、破砕装置用油圧モータ24が
順方向に駆動される。
【0085】同様に、駆動信号Scr1がOFFで駆動信
号Scr2がONになると、破砕装置正転用ソレノイド制
御弁148Fがはばね148Fbの復元力で図16中左
側の遮断位置148FBに復帰するとともに破砕装置逆
転用ソレノイド制御弁148Rが図16中右側の連通位
置148RAに切り換えられる。これによって、パイロ
ット圧が導入管路153a,153bを介し第1破砕装
置用コントロールバルブ駆動部126Lbに導かれ、ま
た導入管路150a,150bはタンク圧になり、第1
破砕装置用コントロールバルブ126Lが図15中下側
の切換位置126LBに切り換えられる。これにより、
第1油圧ポンプ119Aからの圧油がその切換位置12
6LBを介して破砕装置用油圧モータ24に供給され、
破砕装置用油圧モータ24が逆方向に駆動される。
号Scr2がONになると、破砕装置正転用ソレノイド制
御弁148Fがはばね148Fbの復元力で図16中左
側の遮断位置148FBに復帰するとともに破砕装置逆
転用ソレノイド制御弁148Rが図16中右側の連通位
置148RAに切り換えられる。これによって、パイロ
ット圧が導入管路153a,153bを介し第1破砕装
置用コントロールバルブ駆動部126Lbに導かれ、ま
た導入管路150a,150bはタンク圧になり、第1
破砕装置用コントロールバルブ126Lが図15中下側
の切換位置126LBに切り換えられる。これにより、
第1油圧ポンプ119Aからの圧油がその切換位置12
6LBを介して破砕装置用油圧モータ24に供給され、
破砕装置用油圧モータ24が逆方向に駆動される。
【0086】なお駆動信号Scr1,Scr2がともにOFF
になると、破砕装置正転用ソレノイド制御弁148F及
び破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148Rはともにば
ね148Fb,148Rbの復元力で図16中左側の遮
断位置148RB,148FBに復帰し、第1破砕装置
用コントロールバルブ126Lはばね126Lc,12
6Ldの復元力で図15に示す中立位置126LCに復
帰して第1油圧ポンプ119Aからの圧油は遮断され、
破砕装置用油圧モータ24が停止する。
になると、破砕装置正転用ソレノイド制御弁148F及
び破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148Rはともにば
ね148Fb,148Rbの復元力で図16中左側の遮
断位置148RB,148FBに復帰し、第1破砕装置
用コントロールバルブ126Lはばね126Lc,12
6Ldの復元力で図15に示す中立位置126LCに復
帰して第1油圧ポンプ119Aからの圧油は遮断され、
破砕装置用油圧モータ24が停止する。
【0087】(c)第2制御弁装置
図17は、前記の第2制御弁装置120Bの詳細構成を
表す油圧回路図である。この図17において、第2制御
弁装置120Bは前記第1制御弁装置120Aとほぼ同
様の構造になっており、126Rは第2破砕装置用コン
トロールバルブ、128は右走行用コントロールバルブ
であり、それぞれ第2油圧ポンプ119Bから吐出され
た圧油を右走行用油圧モータ14R及び破砕装置用油圧
モータ24へ供給するようになっている。これらコント
ロールバルブ128,126Rは、第2油圧ポンプ11
9Bの吐出管路137Bに接続されたセンターバイパス
ライン122Bにおいて上流側から右走行用コントロー
ルバルブ128、第2破砕装置用コントロールバルブ1
26Rの順序で配置されている。
表す油圧回路図である。この図17において、第2制御
弁装置120Bは前記第1制御弁装置120Aとほぼ同
様の構造になっており、126Rは第2破砕装置用コン
トロールバルブ、128は右走行用コントロールバルブ
であり、それぞれ第2油圧ポンプ119Bから吐出され
た圧油を右走行用油圧モータ14R及び破砕装置用油圧
モータ24へ供給するようになっている。これらコント
ロールバルブ128,126Rは、第2油圧ポンプ11
9Bの吐出管路137Bに接続されたセンターバイパス
ライン122Bにおいて上流側から右走行用コントロー
ルバルブ128、第2破砕装置用コントロールバルブ1
26Rの順序で配置されている。
【0088】右走行用コントロールバルブ128は、左
走行用コントロールバルブ127と同様に操作レバー装
置133のパイロット圧により操作され、操作レバー1
33aを図17中b方向(又はその反対方向、以下対応
関係同じ)に操作すると、パイロット圧がパイロット管
路142a(又は142b)を介して右走行用コントロ
ールバルブ128の駆動部128a(又は128b)に
導かれ、これによって右走行用コントロールバルブ12
8が図17中上側の切換位置128A(又は下側の切換
位置128B)に切り換えられ、第2油圧ポンプ119
Bからの圧油がその切換位置128A(又は下側の切換
位置128B)を介して右走行用油圧モータ117に供
給され順方向(又は逆方向)に駆動される。操作レバー
133aを図17に示す中立位置にすると、右走行用コ
ントロールバルブ128はばね128c,128dの付
勢力で図17に示す中立位置に復帰し、右走行用油圧モ
ータ14Rは停止する。
走行用コントロールバルブ127と同様に操作レバー装
置133のパイロット圧により操作され、操作レバー1
33aを図17中b方向(又はその反対方向、以下対応
関係同じ)に操作すると、パイロット圧がパイロット管
路142a(又は142b)を介して右走行用コントロ
ールバルブ128の駆動部128a(又は128b)に
導かれ、これによって右走行用コントロールバルブ12
8が図17中上側の切換位置128A(又は下側の切換
位置128B)に切り換えられ、第2油圧ポンプ119
Bからの圧油がその切換位置128A(又は下側の切換
位置128B)を介して右走行用油圧モータ117に供
給され順方向(又は逆方向)に駆動される。操作レバー
133aを図17に示す中立位置にすると、右走行用コ
ントロールバルブ128はばね128c,128dの付
勢力で図17に示す中立位置に復帰し、右走行用油圧モ
ータ14Rは停止する。
【0089】なお、操作レバー装置133へのパイロッ
ト圧は、上記操作レバー装置132同様、パイロットポ
ンプ125より走行ロック用ソレノイド制御弁146を
介して供給される。したがって、操作レバー装置132
と同様、走行ロック用ソレノイド制御弁146のソレノ
イド146aに入力される駆動信号StがONになると
操作レバー133による右走行用コントロールバルブ1
28の上記操作が可能となり、駆動信号StがOFFに
なると、操作レバー装置133による右走行用コントロ
ールバルブ128の上記操作が不可能となる。
ト圧は、上記操作レバー装置132同様、パイロットポ
ンプ125より走行ロック用ソレノイド制御弁146を
介して供給される。したがって、操作レバー装置132
と同様、走行ロック用ソレノイド制御弁146のソレノ
イド146aに入力される駆動信号StがONになると
操作レバー133による右走行用コントロールバルブ1
28の上記操作が可能となり、駆動信号StがOFFに
なると、操作レバー装置133による右走行用コントロ
ールバルブ128の上記操作が不可能となる。
【0090】第2破砕装置用コントロールバルブ126
Rは、上記第1破砕装置用コントロールバルブ126L
と同様、パイロットポンプ125で発生され前記操作弁
装置123内の上記破砕装置正転用ソレノイド制御弁1
48F及び上記破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148
Rで所定圧力に減圧されたパイロット圧により操作され
る。
Rは、上記第1破砕装置用コントロールバルブ126L
と同様、パイロットポンプ125で発生され前記操作弁
装置123内の上記破砕装置正転用ソレノイド制御弁1
48F及び上記破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148
Rで所定圧力に減圧されたパイロット圧により操作され
る。
【0091】すなわち、コントローラ145からの駆動
信号Scr1がONで駆動信号Scr2がOFFになると、パ
イロットポンプ125からのパイロット圧が導入管路1
50a,150bを介し第2破砕装置用コントロールバ
ルブ126Rの駆動部126Raに導かれ、また導入管
路153a,153bはタンクライン147aに連通さ
れてタンク圧になり、第2破砕装置用コントロールバル
ブ126Rが図17中上側の切換位置126RAに切り
換えられる。これにより、第2油圧ポンプ119Bから
の圧油がその切換位置126RAを介して破砕装置用油
圧モータ24に供給され、破砕装置用油圧モータ24が
順方向に駆動される。
信号Scr1がONで駆動信号Scr2がOFFになると、パ
イロットポンプ125からのパイロット圧が導入管路1
50a,150bを介し第2破砕装置用コントロールバ
ルブ126Rの駆動部126Raに導かれ、また導入管
路153a,153bはタンクライン147aに連通さ
れてタンク圧になり、第2破砕装置用コントロールバル
ブ126Rが図17中上側の切換位置126RAに切り
換えられる。これにより、第2油圧ポンプ119Bから
の圧油がその切換位置126RAを介して破砕装置用油
圧モータ24に供給され、破砕装置用油圧モータ24が
順方向に駆動される。
【0092】同様に、駆動信号Scr1がOFFで駆動信
号Scr2がONになると、パイロット圧が導入管路15
3a,153bを介し第2破砕装置用コントロールバル
ブ駆動部126Rbに導かれ、また導入管路150a,
150bはタンク圧になり、第2破砕装置用コントロー
ルバルブ126Rが図17中下側の切換位置126RB
に切り換えられ、第2油圧ポンプ119Bからの圧油が
その切換位置126RBを介して破砕装置用油圧モータ
24に供給され、破砕装置用油圧モータ24が逆方向に
駆動される。
号Scr2がONになると、パイロット圧が導入管路15
3a,153bを介し第2破砕装置用コントロールバル
ブ駆動部126Rbに導かれ、また導入管路150a,
150bはタンク圧になり、第2破砕装置用コントロー
ルバルブ126Rが図17中下側の切換位置126RB
に切り換えられ、第2油圧ポンプ119Bからの圧油が
その切換位置126RBを介して破砕装置用油圧モータ
24に供給され、破砕装置用油圧モータ24が逆方向に
駆動される。
【0093】駆動信号Scr1,Scr2がともにOFFにな
ると、第2破砕装置用コントロールバルブ126Rはば
ね126Rc,126Rdの復元力で図17に示す中立
位置126RCに復帰して破砕装置用油圧モータ24が
停止する。
ると、第2破砕装置用コントロールバルブ126Rはば
ね126Rc,126Rdの復元力で図17に示す中立
位置126RCに復帰して破砕装置用油圧モータ24が
停止する。
【0094】以上の説明で分かるように、第1破砕装置
用コントロールバルブ126Lと第2破砕装置用コント
ロールバルブ126Rとは、ソレノイド制御弁148
F,148Rへの駆動信号Scr1,Scr2に応じて互いに
同一の動作を行い、駆動信号Scr1がONで駆動信号Sc
r2がOFFの場合には、第1油圧ポンプ119A及び第
2油圧ポンプ119Bからの圧油を一部合流させつつ破
砕装置用油圧モータ24,24へと供給するようになっ
ている。
用コントロールバルブ126Lと第2破砕装置用コント
ロールバルブ126Rとは、ソレノイド制御弁148
F,148Rへの駆動信号Scr1,Scr2に応じて互いに
同一の動作を行い、駆動信号Scr1がONで駆動信号Sc
r2がOFFの場合には、第1油圧ポンプ119A及び第
2油圧ポンプ119Bからの圧油を一部合流させつつ破
砕装置用油圧モータ24,24へと供給するようになっ
ている。
【0095】(d)第3制御弁装置
前記の第3制御弁装置20Cは、特に詳細な図示や説明
を行わないが、例えば、前記送りコンベア用油圧モータ
39に接続された送りコンベア用コントロールバルブ、
前記押圧コンベア装置用油圧モータ49に接続された押
圧コンベア装置用コントロールバルブ、前記搬出コンベ
ア用油圧モータ68に接続された搬出コンベア用コント
ロールバルブ、前記磁選機用油圧モータ75に接続され
た磁選機用コントロールバルブ、前記押圧コンベア装置
上下用油圧シリンダ57,57に接続された押圧コンベ
ア装置上下用コントロールバルブを備えている。これら
コントロールバルブはソレノイド駆動部をそなえた電磁
切換弁あるいは電磁比例弁であり、コントローラ145
からの駆動信号の入力に応じて切り換えられ、対応する
油圧アクチュエータに第3油圧ポンプ119Cからの圧
油を供給して駆動させるようになっている。
を行わないが、例えば、前記送りコンベア用油圧モータ
39に接続された送りコンベア用コントロールバルブ、
前記押圧コンベア装置用油圧モータ49に接続された押
圧コンベア装置用コントロールバルブ、前記搬出コンベ
ア用油圧モータ68に接続された搬出コンベア用コント
ロールバルブ、前記磁選機用油圧モータ75に接続され
た磁選機用コントロールバルブ、前記押圧コンベア装置
上下用油圧シリンダ57,57に接続された押圧コンベ
ア装置上下用コントロールバルブを備えている。これら
コントロールバルブはソレノイド駆動部をそなえた電磁
切換弁あるいは電磁比例弁であり、コントローラ145
からの駆動信号の入力に応じて切り換えられ、対応する
油圧アクチュエータに第3油圧ポンプ119Cからの圧
油を供給して駆動させるようになっている。
【0096】(e)操作盤及びコントローラの基本機能
前記操作盤136は、例えば、破砕ロータ20の正転方
向起動、停止、逆転方向起動を行うための正転ボタン、
停止ボタン、逆転ボタンや、走行操作を行う走行モード
及び破砕作業を行う破砕モードのいずれか一方を選択す
るための動作モード選択スイッチ等を含む、各種ボタ
ン、スイッチ、ダイヤル等が設けられている。
向起動、停止、逆転方向起動を行うための正転ボタン、
停止ボタン、逆転ボタンや、走行操作を行う走行モード
及び破砕作業を行う破砕モードのいずれか一方を選択す
るための動作モード選択スイッチ等を含む、各種ボタ
ン、スイッチ、ダイヤル等が設けられている。
【0097】操作者が上記各種ボタン、スイッチ、ダイ
ヤルの操作を行うと、その操作信号が前記のコントロー
ラ145に入力される。コントローラ145は、操作盤
136からの操作信号に基づき、前述した送りコンベア
用コントロールバルブ、押圧コンベア装置用コントロー
ルバルブ、押圧コンベア装置上下用コントロールバル
ブ、搬出コンベア用コントロールバルブ、磁選機用コン
トロールバルブ、走行ロック用ソレノイド制御弁、破砕
装置正転用ソレノイド制御弁248F、破砕装置逆転用
ソレノイド制御弁248Rのソレノイド248Fa,2
48Ra又はソレノイド駆動部への前記の駆動信号S
t,Scr1,Scr2等を生成し、対応するソレノイドにそ
れらを出力するようになっている。一例を挙げると、操
作盤136のモード選択スイッチで「走行モード」が選
択された場合には、走行ロック用ソレノイド制御弁14
6の駆動信号StをONにして走行ロック用ソレノイド
制御弁146を図16中右側の連通位置146Aに切り
換え、操作レバー132a,133aによる走行用コン
トロールバルブ127,128の操作を可能とする。操
作盤136のモード選択スイッチで「破砕モード」が選
択された場合には、走行ロック用ソレノイド制御弁14
6の駆動信号StをOFFにして図16中左側の遮断位
置146Bに復帰させ、操作レバー132a,133a
による走行用コントロールバルブ127,128の操作
を不可能とする。また、操作盤136の破砕ロータ正転
ボタン(又は逆転ボタン)が押された場合、破砕装置正
転用ソレノイド制御弁148Fのソレノイド148Fa
(又は破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148Rのソレ
ノイド148Ra)への駆動信号Scr1(又は駆動信号
Scr2)をONにするとともに破砕装置逆転用ソレノイ
ド制御弁148Rのソレノイド148Ra(又は破砕装
置正転用ソレノイド制御弁148Fのソレノイド148
Fa)への駆動信号Scr2(又は駆動信号Scr1)をOF
Fにし、第1及び第2破砕装置用コントロールバルブ1
26L,126Rを図15及び図17中上側の切換位置
126LA,126RA(又は下側の切換位置126L
B,126RB)に切り換え、第1及び第2油圧ポンプ
119A,119Bからの圧油を合流させて破砕装置用
油圧モータ24に供給して駆動し、破砕装置16を正転
方向(又は逆転方向)に起動する。
ヤルの操作を行うと、その操作信号が前記のコントロー
ラ145に入力される。コントローラ145は、操作盤
136からの操作信号に基づき、前述した送りコンベア
用コントロールバルブ、押圧コンベア装置用コントロー
ルバルブ、押圧コンベア装置上下用コントロールバル
ブ、搬出コンベア用コントロールバルブ、磁選機用コン
トロールバルブ、走行ロック用ソレノイド制御弁、破砕
装置正転用ソレノイド制御弁248F、破砕装置逆転用
ソレノイド制御弁248Rのソレノイド248Fa,2
48Ra又はソレノイド駆動部への前記の駆動信号S
t,Scr1,Scr2等を生成し、対応するソレノイドにそ
れらを出力するようになっている。一例を挙げると、操
作盤136のモード選択スイッチで「走行モード」が選
択された場合には、走行ロック用ソレノイド制御弁14
6の駆動信号StをONにして走行ロック用ソレノイド
制御弁146を図16中右側の連通位置146Aに切り
換え、操作レバー132a,133aによる走行用コン
トロールバルブ127,128の操作を可能とする。操
作盤136のモード選択スイッチで「破砕モード」が選
択された場合には、走行ロック用ソレノイド制御弁14
6の駆動信号StをOFFにして図16中左側の遮断位
置146Bに復帰させ、操作レバー132a,133a
による走行用コントロールバルブ127,128の操作
を不可能とする。また、操作盤136の破砕ロータ正転
ボタン(又は逆転ボタン)が押された場合、破砕装置正
転用ソレノイド制御弁148Fのソレノイド148Fa
(又は破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148Rのソレ
ノイド148Ra)への駆動信号Scr1(又は駆動信号
Scr2)をONにするとともに破砕装置逆転用ソレノイ
ド制御弁148Rのソレノイド148Ra(又は破砕装
置正転用ソレノイド制御弁148Fのソレノイド148
Fa)への駆動信号Scr2(又は駆動信号Scr1)をOF
Fにし、第1及び第2破砕装置用コントロールバルブ1
26L,126Rを図15及び図17中上側の切換位置
126LA,126RA(又は下側の切換位置126L
B,126RB)に切り換え、第1及び第2油圧ポンプ
119A,119Bからの圧油を合流させて破砕装置用
油圧モータ24に供給して駆動し、破砕装置16を正転
方向(又は逆転方向)に起動する。
【0098】その後、破砕ロータ停止ボタン136C3
が押された場合、上記駆動信号Scr1,Scr2をともにO
FFにして第1及び第2破砕装置用コントロールバルブ
126L,126Rを図15及び図17に示す中立位置
126LC,126RCに復帰させ、破砕装置用油圧モ
ータ24を停止し、破砕装置16を停止させる。
が押された場合、上記駆動信号Scr1,Scr2をともにO
FFにして第1及び第2破砕装置用コントロールバルブ
126L,126Rを図15及び図17に示す中立位置
126LC,126RCに復帰させ、破砕装置用油圧モ
ータ24を停止し、破砕装置16を停止させる。
【0099】(f)コントローラの破砕装置停止機能
以上(a)〜(e)において説明した基本構成を備えた
本実施形態の油圧駆動装置において、最も大きな特徴
は、前述したリミットスイッチ88により固定刃支持体
回動部82Bの回動状態が検出されたときに、破砕装置
16を停止させることにある。
本実施形態の油圧駆動装置において、最も大きな特徴
は、前述したリミットスイッチ88により固定刃支持体
回動部82Bの回動状態が検出されたときに、破砕装置
16を停止させることにある。
【0100】図18は、コントローラ145による上記
破砕装置停止制御の制御内容を表すフローチャートであ
る。この図18において、まず、ステップ10で、前述
したリミットスイッチ88からの検出信号を入力する。
その後、ステップ20に移り、ステップ10で入力した
検出信号に基づき、固定刃支持体82の回動部82Bが
回動したかどうかを判定する。判定が満たされない場
合、ステップ10に戻り同様の手順を繰り返す。
破砕装置停止制御の制御内容を表すフローチャートであ
る。この図18において、まず、ステップ10で、前述
したリミットスイッチ88からの検出信号を入力する。
その後、ステップ20に移り、ステップ10で入力した
検出信号に基づき、固定刃支持体82の回動部82Bが
回動したかどうかを判定する。判定が満たされない場
合、ステップ10に戻り同様の手順を繰り返す。
【0101】ステップ20の判定が満たされた場合、ス
テップ30に移り、破砕装置正転用ソレノイド制御弁1
48Fのソレノイド148Faへの駆動信号Scr1及び
破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148Rのソレノイド
148Raへの駆動信号Scr2をともにOFFにする。
これにより、第1及び第2破砕装置用コントロールバル
ブ126L,126Rが図15及び図17に示す中立位
置126LC,126RCに復帰し、破砕装置用油圧モ
ータ24が停止し、破砕装置16が停止する。
テップ30に移り、破砕装置正転用ソレノイド制御弁1
48Fのソレノイド148Faへの駆動信号Scr1及び
破砕装置逆転用ソレノイド制御弁148Rのソレノイド
148Raへの駆動信号Scr2をともにOFFにする。
これにより、第1及び第2破砕装置用コントロールバル
ブ126L,126Rが図15及び図17に示す中立位
置126LC,126RCに復帰し、破砕装置用油圧モ
ータ24が停止し、破砕装置16が停止する。
【0102】次に、上記構成の本実施の形態に係る自走
式破砕機の動作を以下に説明する。上記構成の自走式破
砕機において、破砕作業時には、操作者が操作盤136
のモード選択スイッチで「破砕モード」を選択した後、
前記破砕ロータ正転ボタンを押すことにより、コントロ
ーラ145から第1及び第2破砕装置用コントロールバ
ルブ226L,226Rのソレノイド駆動部226L
a,226Raへの駆動信号Scr1がONになるととも
にソレノイド駆動部26Lb,26Rbへの駆動信号S
cr2がOFFになり、第1及び第2破砕装置用コントロ
ールバルブ226L,226Rが切換位置226LA,
226RAに切り換えられる。
式破砕機の動作を以下に説明する。上記構成の自走式破
砕機において、破砕作業時には、操作者が操作盤136
のモード選択スイッチで「破砕モード」を選択した後、
前記破砕ロータ正転ボタンを押すことにより、コントロ
ーラ145から第1及び第2破砕装置用コントロールバ
ルブ226L,226Rのソレノイド駆動部226L
a,226Raへの駆動信号Scr1がONになるととも
にソレノイド駆動部26Lb,26Rbへの駆動信号S
cr2がOFFになり、第1及び第2破砕装置用コントロ
ールバルブ226L,226Rが切換位置226LA,
226RAに切り換えられる。
【0103】また、同様に各種ボタン、スイッチを操作
することにより、送りコンベア用コントロールバルブ、
押圧コンベア装置用コントロールバルブ、搬出コンベア
用コントロールバルブ、磁選機用コントロールバルブを
切り換える。
することにより、送りコンベア用コントロールバルブ、
押圧コンベア装置用コントロールバルブ、搬出コンベア
用コントロールバルブ、磁選機用コントロールバルブを
切り換える。
【0104】これにより、第3油圧ポンプ119Cから
の圧油が、磁選機用油圧モータ75、搬出コンベア用油
圧モータ68、押圧コンベア装置用油圧モータ49、送
りコンベア用油圧モータ39に供給され、磁選機8、搬
出コンベア7、押圧コンベア装置5、送りコンベア3が
起動される一方、第1及び第2油圧ポンプ119A,1
19Bからの圧油が一部合流して破砕装置用油圧モータ
24に供給され破砕装置16が正転方向に起動される。
なお、図示を省略するが、押圧コンベア装置上下用コン
トロールバルブは、その中立位置において押圧コンベア
装置上下用油圧シリンダ57,57のボトム側管路とロ
ッド側管路とを連通させるようになっており、この結
果、通常状態では押圧コンベア装置5は押圧コンベア装
置支持機構55によって上下方向に自由にスライド昇降
可能となる。
の圧油が、磁選機用油圧モータ75、搬出コンベア用油
圧モータ68、押圧コンベア装置用油圧モータ49、送
りコンベア用油圧モータ39に供給され、磁選機8、搬
出コンベア7、押圧コンベア装置5、送りコンベア3が
起動される一方、第1及び第2油圧ポンプ119A,1
19Bからの圧油が一部合流して破砕装置用油圧モータ
24に供給され破砕装置16が正転方向に起動される。
なお、図示を省略するが、押圧コンベア装置上下用コン
トロールバルブは、その中立位置において押圧コンベア
装置上下用油圧シリンダ57,57のボトム側管路とロ
ッド側管路とを連通させるようになっており、この結
果、通常状態では押圧コンベア装置5は押圧コンベア装
置支持機構55によって上下方向に自由にスライド昇降
可能となる。
【0105】そして、例えば適宜の作業具あるいは手作
業(人力)によりホッパ2内に被破砕木材(被破砕木材
等)を投入すると、ホッパ2で受け入れた被破砕木材が
送りコンベア3の搬送体31の押圧板48上に載置さ
れ、ホッパ2の側壁2bによって案内されつつ押圧板4
8によって自走式木材破砕機後方側(図1、図2中右
方)へ略水平方向に搬送される。
業(人力)によりホッパ2内に被破砕木材(被破砕木材
等)を投入すると、ホッパ2で受け入れた被破砕木材が
送りコンベア3の搬送体31の押圧板48上に載置さ
れ、ホッパ2の側壁2bによって案内されつつ押圧板4
8によって自走式木材破砕機後方側(図1、図2中右
方)へ略水平方向に搬送される。
【0106】このように後方へと搬送されてきた被破砕
木材は、押圧コンベア装置5の前端(図1、図2中左側
端)付近まで来ると、前述のように押圧コンベア装置5
は押圧コンベア装置上下用油圧シリンダ57によって上
下昇降自由に支持されていることから、被破砕木材の上
部が押圧コンベア装置5の無限軌道部材44の下部に入
り込むようにして押圧コンベア装置5を浮き上がらせつ
つ取り込まれる。そして、押圧コンベア装置5の自重で
上部を押さえつけられることにより押圧把持され、無限
軌道部材44の回転と共に送りコンベア3と協動して把
持された状態のまま後方側(図1及び図2中右側)へと
導出され、前記破砕装置16へと導入される。このよう
にして、被破砕木材を破砕装置16へ円滑かつ効率的に
導入することができる。
木材は、押圧コンベア装置5の前端(図1、図2中左側
端)付近まで来ると、前述のように押圧コンベア装置5
は押圧コンベア装置上下用油圧シリンダ57によって上
下昇降自由に支持されていることから、被破砕木材の上
部が押圧コンベア装置5の無限軌道部材44の下部に入
り込むようにして押圧コンベア装置5を浮き上がらせつ
つ取り込まれる。そして、押圧コンベア装置5の自重で
上部を押さえつけられることにより押圧把持され、無限
軌道部材44の回転と共に送りコンベア3と協動して把
持された状態のまま後方側(図1及び図2中右側)へと
導出され、前記破砕装置16へと導入される。このよう
にして、被破砕木材を破砕装置16へ円滑かつ効率的に
導入することができる。
【0107】被破砕木材の破砕装置16への導入時に
は、押圧コンベア装置5の破砕装置16側端部にある押
えローラ42と送りコンベア3の破砕装置16側端部に
ある送りローラ29とで協動して被破砕木材を上下から
挟み込むようにして、この挟み込み部分を破砕時の破砕
支点としつつ、それより破砕装置16側の被破砕木材先
端部を破砕ロータ20に向かって片持ち梁状に突出させ
る。そして、この突出した先端部に回転する破砕ロータ
20の破砕ビット18を衝突させることで、比較的大雑
把に被破砕木材先端部を折るあるいは破砕する(1次破
砕、予破砕)。折られた被破砕木材先端部は、破砕ロー
タ20の外周側の空間を破砕ロータ20の回転方向に沿
うように導かれ、アンビル27a,27b,27cに順
次衝突しその衝撃力によってさらに細かく破砕される
(2次破砕、本破砕)。
は、押圧コンベア装置5の破砕装置16側端部にある押
えローラ42と送りコンベア3の破砕装置16側端部に
ある送りローラ29とで協動して被破砕木材を上下から
挟み込むようにして、この挟み込み部分を破砕時の破砕
支点としつつ、それより破砕装置16側の被破砕木材先
端部を破砕ロータ20に向かって片持ち梁状に突出させ
る。そして、この突出した先端部に回転する破砕ロータ
20の破砕ビット18を衝突させることで、比較的大雑
把に被破砕木材先端部を折るあるいは破砕する(1次破
砕、予破砕)。折られた被破砕木材先端部は、破砕ロー
タ20の外周側の空間を破砕ロータ20の回転方向に沿
うように導かれ、アンビル27a,27b,27cに順
次衝突しその衝撃力によってさらに細かく破砕される
(2次破砕、本破砕)。
【0108】以上のようにして破砕された破砕途中木材
は、グレート26の開口部を通過可能な粒度となるまで
破砕ロータ20の外周側の空間(破砕木材流動通路P、
図5参照)を回りつつ、破砕ビット18やアンビル27
a〜cによってさらに衝撃力を加えられ破砕されてい
く。グレート26の篩いの目を通過可能な粒度にまで小
さくなると、その篩いの目を通過して選別され、グレー
ト26の外部へ排出される。
は、グレート26の開口部を通過可能な粒度となるまで
破砕ロータ20の外周側の空間(破砕木材流動通路P、
図5参照)を回りつつ、破砕ビット18やアンビル27
a〜cによってさらに衝撃力を加えられ破砕されてい
く。グレート26の篩いの目を通過可能な粒度にまで小
さくなると、その篩いの目を通過して選別され、グレー
ト26の外部へ排出される。
【0109】排出された破砕木材は、シュート83(図
3(a)参照)を介し搬出コンベア7のコンベアベルト
69上に落下する。搬出コンベア7は、循環駆動される
コンベアベルト69によって上記破砕木材を後方側(図
1及び図2中右側)へ運搬し、最終的に破砕木材を破砕
機本体5外(自走式木材破砕機の後部、図1中右端部)
へリサイクル品として排出(搬出)する。
3(a)参照)を介し搬出コンベア7のコンベアベルト
69上に落下する。搬出コンベア7は、循環駆動される
コンベアベルト69によって上記破砕木材を後方側(図
1及び図2中右側)へ運搬し、最終的に破砕木材を破砕
機本体5外(自走式木材破砕機の後部、図1中右端部)
へリサイクル品として排出(搬出)する。
【0110】このとき、搬出コンベア7の搬送途中の破
砕木材に対し、磁選機8が、回転駆動される磁選機ベル
ト74越しに磁力発生手段からの磁力を作用させて、コ
ンベアベルト69上の磁性物を磁選機ベルト74に吸着
させた後、コンベアベルト69と略直交する方向(自走
式木材破砕機の幅方向)に運搬して、前記搬出コンベア
7のフレーム66に設けたシュート(図示せず)を介し
コンベアベルト69の側方に落下させ排出する。
砕木材に対し、磁選機8が、回転駆動される磁選機ベル
ト74越しに磁力発生手段からの磁力を作用させて、コ
ンベアベルト69上の磁性物を磁選機ベルト74に吸着
させた後、コンベアベルト69と略直交する方向(自走
式木材破砕機の幅方向)に運搬して、前記搬出コンベア
7のフレーム66に設けたシュート(図示せず)を介し
コンベアベルト69の側方に落下させ排出する。
【0111】以上のような構成及び動作の本実施形態の
木材破砕装置の作用効果を以下に説明する。
木材破砕装置の作用効果を以下に説明する。
【0112】(1−1)巻き込み防止壁94による効果
以上のような被破砕木材及び破砕途中木材の流れに関
し、破砕ロータ20において、前述したように破砕木材
流動通路Pの外周側のうち半分以上の部分は、グレート
26、固定刃支持体82、グレート支持構造体91から
なる通路画定部材によって覆われているが、被破砕木材
導入側である押えローラ42や送りローラ29側は、被
破砕木材を取り込むために開口部(開放空間Q、図5参
照)となっている。このため、そのままでは、破砕木材
流動通路Pを破砕ロータ20の回転に沿って流れてきた
破砕途中木材が、破砕ロータ20の回転による遠心力に
よって上記開放空間Qから逆流し押えローラ42や送り
ローラ29側へ飛び出そうとする可能性がある。
し、破砕ロータ20において、前述したように破砕木材
流動通路Pの外周側のうち半分以上の部分は、グレート
26、固定刃支持体82、グレート支持構造体91から
なる通路画定部材によって覆われているが、被破砕木材
導入側である押えローラ42や送りローラ29側は、被
破砕木材を取り込むために開口部(開放空間Q、図5参
照)となっている。このため、そのままでは、破砕木材
流動通路Pを破砕ロータ20の回転に沿って流れてきた
破砕途中木材が、破砕ロータ20の回転による遠心力に
よって上記開放空間Qから逆流し押えローラ42や送り
ローラ29側へ飛び出そうとする可能性がある。
【0113】本実施形態においては、まず上記開放空間
Qの外周側のうち下側はその後導入された被破砕木材自
体や押圧コンベア装置5で塞がれ、その上側は押圧コン
ベア装置5とともに上下動可能に配設された破砕途中木
材の巻き込み防止壁94で塞がれる。このとき特に、上
記巻き込み防止壁94の下端部の高さ方向位置が、少な
くとも押えローラ42の軸心位置Xと略同一かそれより
低い位置となっている。これにより、破砕ロータ20側
から見て上方に回転する押えローラ42に向かって上記
破砕木材流動通路Pから破砕途中木材が飛来した場合で
も、押えローラ42の軸心位置Xより高い位置のものは
必ず巻き込み防止壁94でブロックされて下方へ落下す
る。また巻き込み防止壁94よりも下方に飛来し押圧コ
ンベア装置5の無限軌道部材44の凹凸形状等に載置さ
れた場合も、この位置では凹凸形状が水平より下方へ傾
斜した状態となるため、重力の作用及び振動等によって
破砕途中木材は下方に落下する。
Qの外周側のうち下側はその後導入された被破砕木材自
体や押圧コンベア装置5で塞がれ、その上側は押圧コン
ベア装置5とともに上下動可能に配設された破砕途中木
材の巻き込み防止壁94で塞がれる。このとき特に、上
記巻き込み防止壁94の下端部の高さ方向位置が、少な
くとも押えローラ42の軸心位置Xと略同一かそれより
低い位置となっている。これにより、破砕ロータ20側
から見て上方に回転する押えローラ42に向かって上記
破砕木材流動通路Pから破砕途中木材が飛来した場合で
も、押えローラ42の軸心位置Xより高い位置のものは
必ず巻き込み防止壁94でブロックされて下方へ落下す
る。また巻き込み防止壁94よりも下方に飛来し押圧コ
ンベア装置5の無限軌道部材44の凹凸形状等に載置さ
れた場合も、この位置では凹凸形状が水平より下方へ傾
斜した状態となるため、重力の作用及び振動等によって
破砕途中木材は下方に落下する。
【0114】したがって、従来構造のように破砕ロータ
20側から飛来した破砕途中木材の一部が押えローラ4
2の回転と共に押えローラ42を乗り越えて被破砕木材
導入側へと逆流出するのを抑制でき、この結果、破砕生
産性を向上することができる。
20側から飛来した破砕途中木材の一部が押えローラ4
2の回転と共に押えローラ42を乗り越えて被破砕木材
導入側へと逆流出するのを抑制でき、この結果、破砕生
産性を向上することができる。
【0115】(1−2)押えローラ42の弾性支持構造
による効果 前述したように、本実施形態においては、押圧コンベア
装置5の押えローラ42は、破砕ロータ20と反対側に
変位可能なようにその回転軸を可動軸受体53bによっ
て弾性支持されている。これにより、上記(1−1)に
も係わらず、万一何らかの原因で押えローラ42側と巻
き込み防止壁94との間に破砕途中木材が挟まって巻き
込まれた場合には、押えローラ42が導入ローラ43側
(破砕ロータ20と反対側)に逃げることで、押圧コン
ベア装置5の導入ローラ43の駆動負荷が過大となるの
を防止することができる。
による効果 前述したように、本実施形態においては、押圧コンベア
装置5の押えローラ42は、破砕ロータ20と反対側に
変位可能なようにその回転軸を可動軸受体53bによっ
て弾性支持されている。これにより、上記(1−1)に
も係わらず、万一何らかの原因で押えローラ42側と巻
き込み防止壁94との間に破砕途中木材が挟まって巻き
込まれた場合には、押えローラ42が導入ローラ43側
(破砕ロータ20と反対側)に逃げることで、押圧コン
ベア装置5の導入ローラ43の駆動負荷が過大となるの
を防止することができる。
【0116】(1−3)押圧板48の開口部による効果
前述したように、本実施形態においては、押圧板48の
うちリンク部材45の取付け部に対応する位置に、木材
片の詰まり防止用の開口部93を形成している。これに
より、万が一上記(1−2)のようにして破砕途中木材
が巻き込まれた後、さらに循環駆動する無限軌道部材4
4の内周側に入り込んで貯留したとしても、上記開口部
93を介し無限軌道部材44の外側へと排出することが
できる。
うちリンク部材45の取付け部に対応する位置に、木材
片の詰まり防止用の開口部93を形成している。これに
より、万が一上記(1−2)のようにして破砕途中木材
が巻き込まれた後、さらに循環駆動する無限軌道部材4
4の内周側に入り込んで貯留したとしても、上記開口部
93を介し無限軌道部材44の外側へと排出することが
できる。
【0117】(2−1)ガイド板部材92の破砕木材飛
び出し防止部92aによる作用効果 上記(1−1)で前述したように、破砕木材流動通路Pの
外周側のうち被破砕木材導入側は開放空間Qとなってお
り、そのままでは、破砕木材流動通路Pを破砕ロータ2
0の回転に沿って流れてきた破砕途中木材が押えローラ
42や送りローラ29側へ飛び出そうとする可能性があ
る。
び出し防止部92aによる作用効果 上記(1−1)で前述したように、破砕木材流動通路Pの
外周側のうち被破砕木材導入側は開放空間Qとなってお
り、そのままでは、破砕木材流動通路Pを破砕ロータ2
0の回転に沿って流れてきた破砕途中木材が押えローラ
42や送りローラ29側へ飛び出そうとする可能性があ
る。
【0118】本実施形態においては、破砕外径R外周側
の投入部にガイド板部材92を設けるとともに、その破
砕木材飛び出し防止部92aを、破砕ロータ20の回転
方向に向かって破砕外径Rまでの距離が小さくなるよう
に、破砕外径Rの接線方向に対し所定の角度θをもって
配置する。これにより、破砕木材流動通路Pを回転流動
してきた破砕途中木材は、ガイド板部材木材飛び出し防
止部92aに衝突して破砕外径Rに近づくような上記飛
び出しを阻むような斜め方向の力を受ける傾向となっ
て、破砕ロータ20の被破砕木材導入側である押圧コン
ベア装置5側への飛来自体が抑制される。この結果、上
記(1−1)同様、従来構造のように破砕ロータ20側
から飛来した破砕途中木材の一部が被破砕木材導入側へ
と逆流出するのを抑制できるので、これによっても破砕
生産性を向上することができる。
の投入部にガイド板部材92を設けるとともに、その破
砕木材飛び出し防止部92aを、破砕ロータ20の回転
方向に向かって破砕外径Rまでの距離が小さくなるよう
に、破砕外径Rの接線方向に対し所定の角度θをもって
配置する。これにより、破砕木材流動通路Pを回転流動
してきた破砕途中木材は、ガイド板部材木材飛び出し防
止部92aに衝突して破砕外径Rに近づくような上記飛
び出しを阻むような斜め方向の力を受ける傾向となっ
て、破砕ロータ20の被破砕木材導入側である押圧コン
ベア装置5側への飛来自体が抑制される。この結果、上
記(1−1)同様、従来構造のように破砕ロータ20側
から飛来した破砕途中木材の一部が被破砕木材導入側へ
と逆流出するのを抑制できるので、これによっても破砕
生産性を向上することができる。
【0119】(2−2) ガイド板部材92の被破砕木材
導入部92aによる効果 前述したように、本実施形態においては、ガイド板部材
被破砕木材導入部92bの送りローラ29側端部92b
aが送りローラ回転軌跡Sの近傍となるように配置され
ている。これにより、送りコンベア3で搬送されてきた
被破砕木材の一部が破砕ロータ20側へ導入されず送り
ローラ29側にひっかかったまま下方へもぐり込もうと
する場合でも、被破砕木材導入部の端部でそのもぐり込
みを防止し、確実に破砕ロータ20側へ導入することが
できる。
導入部92aによる効果 前述したように、本実施形態においては、ガイド板部材
被破砕木材導入部92bの送りローラ29側端部92b
aが送りローラ回転軌跡Sの近傍となるように配置され
ている。これにより、送りコンベア3で搬送されてきた
被破砕木材の一部が破砕ロータ20側へ導入されず送り
ローラ29側にひっかかったまま下方へもぐり込もうと
する場合でも、被破砕木材導入部の端部でそのもぐり込
みを防止し、確実に破砕ロータ20側へ導入することが
できる。
【0120】さらに、本実施形態においては、ガイド板
部材被破砕木材導入部92bの高さ方向位置が送りロー
ラ回転軌跡Sの最上部位置より低くなっている。これに
は、以下のような効果がある。すなわち、略円形形状を
した送りローラ29側に対し被破砕木材導入部92bの
端部を略水平に近接させようとする場合、ガイド板部材
92が所定の厚みをもつ板であって端部に曲率をもった
凹状形状(いわゆるすくい角部分)を加工しにくい(ある
いは限界がある)ことから、円形形状の頂部付近で近接
させるよりも、なるべく頂部より下方の位置で近接させ
た方がその隙間を小さくできる。したがって、本実施形
態においては、被破砕木材導入部92aの高さ方向位置
を送りローラ回転軌跡Sの最上部位置より低くすること
により、被破砕木材導入部92aの端部と送りローラ回
転軌跡Sを十分に近接させることができ、上述したもぐ
り込みをさらに確実に防止することができる。
部材被破砕木材導入部92bの高さ方向位置が送りロー
ラ回転軌跡Sの最上部位置より低くなっている。これに
は、以下のような効果がある。すなわち、略円形形状を
した送りローラ29側に対し被破砕木材導入部92bの
端部を略水平に近接させようとする場合、ガイド板部材
92が所定の厚みをもつ板であって端部に曲率をもった
凹状形状(いわゆるすくい角部分)を加工しにくい(ある
いは限界がある)ことから、円形形状の頂部付近で近接
させるよりも、なるべく頂部より下方の位置で近接させ
た方がその隙間を小さくできる。したがって、本実施形
態においては、被破砕木材導入部92aの高さ方向位置
を送りローラ回転軌跡Sの最上部位置より低くすること
により、被破砕木材導入部92aの端部と送りローラ回
転軌跡Sを十分に近接させることができ、上述したもぐ
り込みをさらに確実に防止することができる。
【0121】(3)リミットスイッチ88に基づく破砕ロ
ータ20の停止制御による効果 本実施形態においては、前述したように、前記リミット
スイッチ88の回動ピン88aがピン84まわりに回動
するとコントローラ145にその検出信号を出力し、コ
ントローラ145は図18のフローのステップ10でこ
れを入力した後ステップ20を経てステップ30におい
て、破砕装置用油圧モータ24を停止させるようになっ
ている。
ータ20の停止制御による効果 本実施形態においては、前述したように、前記リミット
スイッチ88の回動ピン88aがピン84まわりに回動
するとコントローラ145にその検出信号を出力し、コ
ントローラ145は図18のフローのステップ10でこ
れを入力した後ステップ20を経てステップ30におい
て、破砕装置用油圧モータ24を停止させるようになっ
ている。
【0122】これにより、性能上破砕困難な高硬度の被
破砕木材や異物等が破砕装置16内へ導入されたとき
は、固定刃支持体82の回動部82Bが回動してそれら
を破砕装置16外部へ排出するとともに、そのことがリ
ミットスイッチ88で検出され、これに応じてコントロ
ーラ145によって破砕ロータ20の回転が停止され
る。この結果、上記硬い被破砕木材や異物等によって破
砕ロータ20や破砕ビット18あるいはその周囲の構造
物が破損するのを防止することができる。
破砕木材や異物等が破砕装置16内へ導入されたとき
は、固定刃支持体82の回動部82Bが回動してそれら
を破砕装置16外部へ排出するとともに、そのことがリ
ミットスイッチ88で検出され、これに応じてコントロ
ーラ145によって破砕ロータ20の回転が停止され
る。この結果、上記硬い被破砕木材や異物等によって破
砕ロータ20や破砕ビット18あるいはその周囲の構造
物が破損するのを防止することができる。
【0123】このとき、固定刃支持体82のすべてを回
動させるようにすると、破砕ロータ20まわりに巨大な
開口部が創出されて破砕途中木材が大量に排出され、安
全上好ましくないが、本実施形態においては、固定刃支
持体82の回動部82Bを回動させるようにすること
で、必要最小限の開口として破砕途中木材の大量排出を
避けつつ、各部破損防止を図ることができる。
動させるようにすると、破砕ロータ20まわりに巨大な
開口部が創出されて破砕途中木材が大量に排出され、安
全上好ましくないが、本実施形態においては、固定刃支
持体82の回動部82Bを回動させるようにすること
で、必要最小限の開口として破砕途中木材の大量排出を
避けつつ、各部破損防止を図ることができる。
【0124】なお、以上は、押圧導入手段として、押え
ローラ42と、駆動ローラ43と、無限軌道部材44と
を備えた押圧コンベア装置5を有する場合を例にとって
説明したが、これに限られない。すなわち、例えば、前
述の特開2002−1159号公報に記載のように、押
圧導入手段として、送りコンベア3(搬送手段)の上方
かつ破砕装置16の近傍に設けた押えローラを有し、上
下動しながら被破砕木材を押圧し搬送手段と協働して破
砕装置16に導入する構成のものを用いてもよい。この
場合も、同様の効果を得る。
ローラ42と、駆動ローラ43と、無限軌道部材44と
を備えた押圧コンベア装置5を有する場合を例にとって
説明したが、これに限られない。すなわち、例えば、前
述の特開2002−1159号公報に記載のように、押
圧導入手段として、送りコンベア3(搬送手段)の上方
かつ破砕装置16の近傍に設けた押えローラを有し、上
下動しながら被破砕木材を押圧し搬送手段と協働して破
砕装置16に導入する構成のものを用いてもよい。この
場合も、同様の効果を得る。
【0125】
【発明の効果】請求項1,6記載の発明によれば、押圧
導入手段に向かって破砕木材流動通路から破砕途中木材
が飛来した場合でも、押えローラの軸心位置より高い位
置のものは必ず巻き込み防止壁でブロックされて下方へ
落下する。したがって、従来構造のように破砕ロータ側
から飛来した破砕途中木材の一部が無限軌道部材の回転
と共に被破砕木材導入側へと逆流出するのを抑制でき、
この結果、破砕生産性を向上することができる。
導入手段に向かって破砕木材流動通路から破砕途中木材
が飛来した場合でも、押えローラの軸心位置より高い位
置のものは必ず巻き込み防止壁でブロックされて下方へ
落下する。したがって、従来構造のように破砕ロータ側
から飛来した破砕途中木材の一部が無限軌道部材の回転
と共に被破砕木材導入側へと逆流出するのを抑制でき、
この結果、破砕生産性を向上することができる。
【0126】請求項7記載の発明によれば、破砕木材流
動通路を回転流動してきた破砕途中木材は、ガイド板部
材の木材飛び出し防止部に衝突してビット回転軌跡に近
づくような飛び出しを阻むような斜め方向の力を受け、
破砕装置の被破砕木材導入側への飛来自体が抑制され
る。この結果、上記従来構造のように破砕ロータ側から
飛来した破砕途中木材の一部が被破砕木材導入側へと逆
流出するのを抑制できるので、破砕生産性を向上するこ
とができる。
動通路を回転流動してきた破砕途中木材は、ガイド板部
材の木材飛び出し防止部に衝突してビット回転軌跡に近
づくような飛び出しを阻むような斜め方向の力を受け、
破砕装置の被破砕木材導入側への飛来自体が抑制され
る。この結果、上記従来構造のように破砕ロータ側から
飛来した破砕途中木材の一部が被破砕木材導入側へと逆
流出するのを抑制できるので、破砕生産性を向上するこ
とができる。
【図1】本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造
を表す側面図である。
を表す側面図である。
【図2】本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造
を表す上面図である。
を表す上面図である。
【図3】本発明の木材破砕機の一実施の形態の構造を図
1中A方向から見た矢視前面図、及び図1中B方向から
見た矢視後面図である。
1中A方向から見た矢視前面図、及び図1中B方向から
見た矢視後面図である。
【図4】本発明の木材破砕機の一実施の形態を構成する
破砕ユニット付近の構造を表す部分拡大側面図である。
破砕ユニット付近の構造を表す部分拡大側面図である。
【図5】本発明の木材破砕機の一実施の形態を構成する
破砕ユニット付近の構造の一部透視側面図である。
破砕ユニット付近の構造の一部透視側面図である。
【図6】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられ
るシアピン付近の詳細構造を表す図5中部分抽出拡大図
である。
るシアピン付近の詳細構造を表す図5中部分抽出拡大図
である。
【図7】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられ
るシアピン付近の詳細構造を表す図6中C方向から見た
上面図である。
るシアピン付近の詳細構造を表す図6中C方向から見た
上面図である。
【図8】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられ
る押圧コンベア装置の詳細構造を表す図5中要部抽出拡
大図である。
る押圧コンベア装置の詳細構造を表す図5中要部抽出拡
大図である。
【図9】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられ
る押圧コンベア装置の詳細構造を表す図5中IX−IX断面
による一部破断断面図である。
る押圧コンベア装置の詳細構造を表す図5中IX−IX断面
による一部破断断面図である。
【図10】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる押圧板の詳細構造を表す、図8中D部拡大図に相当
する押圧板の側面図、正面図、上面図、図10(c)中
E−E断面による横断面図である。
れる押圧板の詳細構造を表す、図8中D部拡大図に相当
する押圧板の側面図、正面図、上面図、図10(c)中
E−E断面による横断面図である。
【図11】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる押圧コンベア装置の詳細構造を表す図8中F方向か
ら見た上面図である。
れる押圧コンベア装置の詳細構造を表す図8中F方向か
ら見た上面図である。
【図12】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる押圧コンベア装置の詳細構造を表す図11中油圧モ
ータ及びその近傍部の詳細構造の拡大図相当の図であ
る。
れる押圧コンベア装置の詳細構造を表す図11中油圧モ
ータ及びその近傍部の詳細構造の拡大図相当の図であ
る。
【図13】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる押圧コンベア装置支持機構の全体構造を表す側面図
である。
れる押圧コンベア装置支持機構の全体構造を表す側面図
である。
【図14】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる油圧駆動装置の全体概略構成を表す油圧回路図であ
る。
れる油圧駆動装置の全体概略構成を表す油圧回路図であ
る。
【図15】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる油圧駆動装置を構成する第1制御弁装置の詳細構成
を表す油圧回路図である。
れる油圧駆動装置を構成する第1制御弁装置の詳細構成
を表す油圧回路図である。
【図16】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる油圧駆動装置を構成する操作弁装置の詳細構成を表
す油圧回路図である。
れる油圧駆動装置を構成する操作弁装置の詳細構成を表
す油圧回路図である。
【図17】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れる油圧駆動装置を構成する第2制御弁装置の詳細構成
を表す油圧回路図である。
れる油圧駆動装置を構成する第2制御弁装置の詳細構成
を表す油圧回路図である。
【図18】本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えら
れるコントローラによる上記破砕装置停止制御の制御内
容を表すフローチャートである。
れるコントローラによる上記破砕装置停止制御の制御内
容を表すフローチャートである。
3 送りコンベア(搬送手段)
5 押圧コンベア装置(押圧導入手段)
7 搬出コンベア
10 本体フレーム
13 無限軌道履帯(走行手段)
16 破砕装置
18 破砕ビット
20 破砕ロータ
24 破砕装置用油圧モータ
26 グレート
29 送りローラ
42 押えローラ
44 無限軌道部材
45 リンク部材
47 リンク
48 押圧板
49 駆動ローラ
82 固定刃支持体
87 シアピン
88 リミットスイッチ
91 グレート支持構造体
92 ガイド板部材
92a 破砕木材飛び出し防止部
92b 被破砕木材導入部
93 開口部
94 巻き込み防止壁
126L 第1破砕装置用コントロールバルブ
126R 第2破砕装置用コントロールバルブ
145 コントローラ
R 破砕外径(破砕ビットの回転軌跡)
S 送りローラの回転軌跡
X 押えローラ軸心位置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 田中 正道
茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株
式会社土浦工場内
(72)発明者 柴 好美
茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株
式会社土浦工場内
Fターム(参考) 2B241 DA13 DA26 DA35
4D065 CA16 CB10 CC01 EB20 ED02
ED06
4D067 DD04 DD14 GA11 GB03
Claims (10)
- 【請求項1】本体フレームと、 この本体フレームに設けられ、外周部に破砕ビットを配
設した破砕ロータを備えた回転式の破砕装置と、 前記本体フレームに設けられ、被破砕木材を前記破砕装
置に搬送する搬送手段と、 この搬送手段の上方かつ前記破砕装置の近傍に設けた押
えローラと、この押えローラの前記破砕装置と反対側に
設けた駆動ローラと、前記押えローラと前記駆動ローラ
とに巻き回された無限軌道部材とを有し、上下動しなが
ら前記被破砕木材を押圧し前記搬送手段と協働して前記
破砕装置へと導入する押圧導入手段と、 この押圧導入手段の前記破砕装置側に、その下端部の高
さ方向位置が少なくとも前記押えローラの軸心位置と同
一、若しくはそれより低い位置となるように設けた破砕
木材の巻き込み防止壁とを備えたことを特徴とする木材
破砕機。 - 【請求項2】請求項1記載の木材破砕機において、前記
押えローラは、前記駆動ローラから離間する方向に付勢
される弾性力により弾性支持されることを特徴とする木
材破砕機。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の木材破砕機におい
て、前記押圧導入手段は、前記押えローラをそれら押え
ローラの回転軸方向に複数並べて配設するとともに、前
記駆動ローラをそれら駆動ローラの駆動軸方向に複数並
べて配設し、前記複数の押えローラと前記複数の駆動ロ
ーラとをそれぞれ複数の前記無限軌道部材により巻き回
した押圧コンベア装置であることを特徴とする木材破砕
機。 - 【請求項4】請求項3記載の木材破砕機において、前記
無限軌道部材は、複数のリンク部材を関節結合して構成
され、前記押えローラと前記駆動ローラとにそれぞれ掛
け回された無端状のリンクと、このリンクの外周側にて
各リンク部材にそれぞれ取り付けられ、略三角形の横断
面形状を備えた複数の押圧板とを備えたことを特徴とす
る木材破砕機。 - 【請求項5】請求項4記載の木材破砕機において、前記
複数の押圧板のうち少なくとも1つには、前記リンク部
材の取付部に対応する位置に詰まり防止用の開口部を設
けたことを特徴とする木材破砕機。 - 【請求項6】本体フレームと、 この本体フレームに設けられ、外周部に破砕ビットを配
設した破砕ロータを備えた回転式の破砕装置と、 前記本体フレームに設けられ、被破砕木材を前記破砕装
置に搬送する搬送手段と、 この搬送手段の上方かつ前記破砕装置の近傍に設けた押
えローラを有し、上下動しながら前記被破砕木材を押圧
し前記搬送手段と協働して前記破砕装置に導入する押圧
導入手段と、 この押圧導入手段の前記破砕装置側に、その下端部の高
さ方向位置が少なくとも前記押えローラの軸心位置と同
一、若しくはそれより低い位置となるように設けた破砕
木材の巻き込み防止壁とを備えたことを特徴とする木材
破砕機。 - 【請求項7】本体フレームと、 この本体フレーム上に設けられ、外周部に破砕ビットを
配設した破砕ロータを備えた回転式の破砕装置と、 前記破砕ビットの回転軌跡の径方向外周側領域のうち前
記被破砕木材の投入部に、前記破砕ロータの回転方向に
向かうに従って前記回転軌跡までの距離が小さくなるよ
うに傾斜をもって配置された破砕木材飛び出し防止部を
備えたガイド板部材とを備えることを特徴とする木材破
砕機。 - 【請求項8】請求項7記載の木材破砕機において、前記
本体フレームに設けられ、前記破砕装置の近傍に設けた
送りローラを有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送す
る搬送手段と、前記被破砕木材を押圧し前記搬送手段と
協働して前記破砕装置へと導入する押圧導入手段とをさ
らに備え、前記ガイド板部材は、前記破砕装置と反対側
の端部が前記送りローラの回転軌跡の近傍となるように
略水平に配設された被破砕木材導入部をさらに備えるこ
とを特徴とする木材破砕機。 - 【請求項9】請求項8記載の木材破砕機において、前記
ガイド板部材の前記被破砕木材導入部は、その高さ方向
位置が、前記送りローラの回転軌跡の最上部位置よりも
低くなるように配設されていることを特徴とする木材破
砕機。 - 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかに記載の木材
破砕機において、前記木材破砕機は破砕した破砕木材を
搬出する搬出コンベアと、走行手段とを備え自走可能で
あることを特徴とする木材破砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002098288A JP2003290677A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 木材破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002098288A JP2003290677A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 木材破砕機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003290677A true JP2003290677A (ja) | 2003-10-14 |
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|---|---|---|---|
| JP2002098288A Pending JP2003290677A (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 木材破砕機 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006043613A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 木材破砕機の木材供給装置 |
| JP2006116413A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 木材破砕機及び押圧ローラ装置 |
| JP2008168206A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 木材破砕機 |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098288A patent/JP2003290677A/ja active Pending
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