JP2003290768A - 尿石付着防止装置 - Google Patents
尿石付着防止装置Info
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- JP2003290768A JP2003290768A JP2002101326A JP2002101326A JP2003290768A JP 2003290768 A JP2003290768 A JP 2003290768A JP 2002101326 A JP2002101326 A JP 2002101326A JP 2002101326 A JP2002101326 A JP 2002101326A JP 2003290768 A JP2003290768 A JP 2003290768A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フェライト製の第1中間電極12およびマグ
ネシウム製の第2中間電極22による電気分解で改質水
を生成することにより、容易に、殺菌効果を安定して維
持でき且つ洗浄効果も得られる尿石付着防止装置1を提
供する。 【解決手段】 水の電気分解により、フェライト製の第
1中間電極12が配される第1電解室10において種々
の酸素活性種(OH、H2O2、O2 -等)を含む殺菌効果
を有する改質水を生成すると共に、マグネシウム製の第
2中間電極22が配される第2電解室20においてMg
(OH)2を含むアルカリ性の洗浄効果を有する改質水
を生成し、これらの改質水を所定の規則にしたがって便
器6に流出させた。これにより、水を電気分解するとい
う容易な手段によって、殺菌効果を安定して維持でき且
つ洗浄効果も得られる尿石付着防止装置1を実現でき
る。
ネシウム製の第2中間電極22による電気分解で改質水
を生成することにより、容易に、殺菌効果を安定して維
持でき且つ洗浄効果も得られる尿石付着防止装置1を提
供する。 【解決手段】 水の電気分解により、フェライト製の第
1中間電極12が配される第1電解室10において種々
の酸素活性種(OH、H2O2、O2 -等)を含む殺菌効果
を有する改質水を生成すると共に、マグネシウム製の第
2中間電極22が配される第2電解室20においてMg
(OH)2を含むアルカリ性の洗浄効果を有する改質水
を生成し、これらの改質水を所定の規則にしたがって便
器6に流出させた。これにより、水を電気分解するとい
う容易な手段によって、殺菌効果を安定して維持でき且
つ洗浄効果も得られる尿石付着防止装置1を実現でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器の着色汚れの
主原因である尿石が便器に付着することを抑制するため
の、尿石付着防止装置の構成に関する。
主原因である尿石が便器に付着することを抑制するため
の、尿石付着防止装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】便器の着色汚れの主原因の1つに尿石の
付着がある。尿石は、尿中の尿素が細菌によりアンモニ
アに分解されてpHが上昇してアルカリ性となり、それ
により、尿中のカルシウムイオン(Ca2+)とリン酸イ
オン(PO4 2-)が反応して、リン酸カルシウム(Ca
PO4)が有機物と共に析出したものである。したがっ
て、便器への尿石付着を防止する有効な方法は殺菌であ
る。
付着がある。尿石は、尿中の尿素が細菌によりアンモニ
アに分解されてpHが上昇してアルカリ性となり、それ
により、尿中のカルシウムイオン(Ca2+)とリン酸イ
オン(PO4 2-)が反応して、リン酸カルシウム(Ca
PO4)が有機物と共に析出したものである。したがっ
て、便器への尿石付着を防止する有効な方法は殺菌であ
る。
【0003】従来、便器の殺菌方法としては、薬剤散
布、または水道水の電気分解により次亜塩素酸(HOC
l)を生成し散布する等の方法があった。
布、または水道水の電気分解により次亜塩素酸(HOC
l)を生成し散布する等の方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薬剤を
散布する方法は、定期的に薬剤散布器に薬剤を補給する
必要があるため、薬剤補給作業が煩雑であると共に、薬
剤を消費するためランニングコストが多大になるという
問題があった。
散布する方法は、定期的に薬剤散布器に薬剤を補給する
必要があるため、薬剤補給作業が煩雑であると共に、薬
剤を消費するためランニングコストが多大になるという
問題があった。
【0005】また、電気分解により生成した次亜塩素酸
(HOCl)を散布する方法は、整備コストおよびラン
ニングコストを抑えることはできるが、供給水(たとえ
ば水道水)中の塩素イオン濃度の変動に連動して生成さ
れる次亜塩素酸(HOCl)の濃度が変動する、つまり
殺菌効果がばらつくため、殺菌効果を安定して維持でき
ないという問題があった。
(HOCl)を散布する方法は、整備コストおよびラン
ニングコストを抑えることはできるが、供給水(たとえ
ば水道水)中の塩素イオン濃度の変動に連動して生成さ
れる次亜塩素酸(HOCl)の濃度が変動する、つまり
殺菌効果がばらつくため、殺菌効果を安定して維持でき
ないという問題があった。
【0006】さらに、上述の二つの方法は、殺菌効果は
あるものの、便器に付着した汚れに対する除去効果は無
いため一旦便器に尿石が付着するとそれを除去すること
ができない、つまり、別途洗剤等による洗浄が必要にな
るという問題もあった。
あるものの、便器に付着した汚れに対する除去効果は無
いため一旦便器に尿石が付着するとそれを除去すること
ができない、つまり、別途洗剤等による洗浄が必要にな
るという問題もあった。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、フェライト電極およびマグネシウム
電極による電気分解による改質水を用いることにより、
容易に、殺菌効果を安定して維持でき且つ洗浄効果も得
られる尿石付着防止装置を提供することを目的とする。
されたものであり、フェライト電極およびマグネシウム
電極による電気分解による改質水を用いることにより、
容易に、殺菌効果を安定して維持でき且つ洗浄効果も得
られる尿石付着防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。本発明の請求
項1に記載の尿石付着防止装置は、便器と、イオンが通
過可能な電解膜を隔てて第1電解室と第2電解室とに区
画された電解槽と、第1電解室に配される貴金属または
貴金属合金から形成された第1電極と、第2電解室に配
される貴金属または貴金属合金から形成された第2電極
と、第1、第2電極間且つ第1電解室に配設されるフェ
ライトから形成された第1中間電極と、第1、第2電極
間且つ第2電解室に配設されるマグネシウムから形成さ
れた第2中間電極と、第1、第2電極に電圧を印加する
制御手段と、第1電解室に水を流入させる第1導水管
と、第2電解室に水を流入させる第2導水管と、第1電
解室内の水を便器側へ流出させる第1放水管と、第2電
解室内の水を便器側へ流出させる第2放水管とを備え、
制御手段は、第1、第2電極に電圧を印加して第1、第
2電解室内の水をそれぞれ電気分解により改質すると共
に、洗浄要求に応じてこの改質した水を第1、第2放水
管を介して便器側へ流出させる構成とした。
するため、以下の技術的手段を採用する。本発明の請求
項1に記載の尿石付着防止装置は、便器と、イオンが通
過可能な電解膜を隔てて第1電解室と第2電解室とに区
画された電解槽と、第1電解室に配される貴金属または
貴金属合金から形成された第1電極と、第2電解室に配
される貴金属または貴金属合金から形成された第2電極
と、第1、第2電極間且つ第1電解室に配設されるフェ
ライトから形成された第1中間電極と、第1、第2電極
間且つ第2電解室に配設されるマグネシウムから形成さ
れた第2中間電極と、第1、第2電極に電圧を印加する
制御手段と、第1電解室に水を流入させる第1導水管
と、第2電解室に水を流入させる第2導水管と、第1電
解室内の水を便器側へ流出させる第1放水管と、第2電
解室内の水を便器側へ流出させる第2放水管とを備え、
制御手段は、第1、第2電極に電圧を印加して第1、第
2電解室内の水をそれぞれ電気分解により改質すると共
に、洗浄要求に応じてこの改質した水を第1、第2放水
管を介して便器側へ流出させる構成とした。
【0009】請求項1の発明によれば、第1、第2電極
に電圧を印加すると、第1電解室においては、第1中間
電極の高電位電圧電極側表面近傍の水から電子が奪われ
種々の酸素活性種(たとえば、過酸化水素、ヒドロキシ
ラジカル、スーパーオキシドアニオン等)が生成され
る。これらの酸素活性種の酸化力により殺菌効果が得ら
れる。一方、第2電解室においては、第2中間電極の高
電位電圧電極側表面からマグネシウムイオン(Mg2+)
が水中に溶出し第2電解室内の水がアルカリ性に改質さ
れる。この改質水の界面活性作用により便器表面の汚れ
が除去される。したがって、殺菌効果を安定して維持で
きることに加えて便器表面の汚れ除去も同時に行える尿
石付着防止装置を実現できる。なお、第1中間電極をフ
ェライトにより形成したので高効率で酸素活性種を生成
することができる。
に電圧を印加すると、第1電解室においては、第1中間
電極の高電位電圧電極側表面近傍の水から電子が奪われ
種々の酸素活性種(たとえば、過酸化水素、ヒドロキシ
ラジカル、スーパーオキシドアニオン等)が生成され
る。これらの酸素活性種の酸化力により殺菌効果が得ら
れる。一方、第2電解室においては、第2中間電極の高
電位電圧電極側表面からマグネシウムイオン(Mg2+)
が水中に溶出し第2電解室内の水がアルカリ性に改質さ
れる。この改質水の界面活性作用により便器表面の汚れ
が除去される。したがって、殺菌効果を安定して維持で
きることに加えて便器表面の汚れ除去も同時に行える尿
石付着防止装置を実現できる。なお、第1中間電極をフ
ェライトにより形成したので高効率で酸素活性種を生成
することができる。
【0010】また、1つの電解槽をイオンが通過可能な
電解膜により隔てることにより、電源に接続される電極
数を増やさずに2種類の電解室すなわち第1電解室と第
2電解室を形成することができ、電極への配線を簡素化
できると共に尿石付着防止装置の小型化を図ることがで
きる。
電解膜により隔てることにより、電源に接続される電極
数を増やさずに2種類の電解室すなわち第1電解室と第
2電解室を形成することができ、電極への配線を簡素化
できると共に尿石付着防止装置の小型化を図ることがで
きる。
【0011】また、第1、第2電解室それぞれに、電解
室内の改質水を便器へ流出させる放水管を設けたので、
尿石付着防止装置から便器へ流出させる改質水の種類を
必要に応じて自由に選択することができる。
室内の改質水を便器へ流出させる放水管を設けたので、
尿石付着防止装置から便器へ流出させる改質水の種類を
必要に応じて自由に選択することができる。
【0012】また、フェライトで形成される第1中間電
極、およびマグネシウムで形成される第2中間電極は電
圧印加手段に直接接続されていないため、フェライト、
あるいはマグネシウムが消耗して各中間電極を交換する
場合、電極交換作業を容易に行うことができる。
極、およびマグネシウムで形成される第2中間電極は電
圧印加手段に直接接続されていないため、フェライト、
あるいはマグネシウムが消耗して各中間電極を交換する
場合、電極交換作業を容易に行うことができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の尿石付着防止装
置は、電圧印加手段は、第1電極に高電位電圧を印加す
ると共に第1電極に低電位電圧を印加する第1通電モー
ドと、第1電極に低電位電圧を印加すると共に第1電極
に高電位電圧を印加する第2通電モードとを交互に切替
える構成としている。
置は、電圧印加手段は、第1電極に高電位電圧を印加す
ると共に第1電極に低電位電圧を印加する第1通電モー
ドと、第1電極に低電位電圧を印加すると共に第1電極
に高電位電圧を印加する第2通電モードとを交互に切替
える構成としている。
【0014】請求項2の発明によれば、第1、第2電極
への電圧印加により第1、第2電解室において電気分解
が進行すると第1中間電極および第2中間電極が消耗す
るが、各中間電極の両面を消耗させることができ、各中
間電極の寿命を延長できる。
への電圧印加により第1、第2電解室において電気分解
が進行すると第1中間電極および第2中間電極が消耗す
るが、各中間電極の両面を消耗させることができ、各中
間電極の寿命を延長できる。
【0015】すなわち、第1電解室においては、フェラ
イトで形成された第1中間電極の低電位電圧電極側表面
が、水の電気分解により生成された水素ガスに曝されて
劣化される。一方、第2電解室おいては、第2中間電極
の高電位電圧電極側表面にMg( OH )2が析出し、
この析出物質のために第2中間電極表面におけるMg2 +
イオンの溶出が不均等となり、第2中間電極表面に亀
裂、あるいは荒れ(凹凸状態)が発生する。この状態が
続くと、電極表面からの微小なマグネシウム片の剥離が
発生し、電極の寿命が短縮される。そこで、第1、第2
電極に印加する電圧の極性を入れ換え、さらにそれを繰
返すことにより、第1中間電極の表裏両面を劣化させる
と共に、第2中間電極の表裏両面を荒れ状態とすること
ができるので、第1、第2中間電極の寿命を延長するこ
とができる。
イトで形成された第1中間電極の低電位電圧電極側表面
が、水の電気分解により生成された水素ガスに曝されて
劣化される。一方、第2電解室おいては、第2中間電極
の高電位電圧電極側表面にMg( OH )2が析出し、
この析出物質のために第2中間電極表面におけるMg2 +
イオンの溶出が不均等となり、第2中間電極表面に亀
裂、あるいは荒れ(凹凸状態)が発生する。この状態が
続くと、電極表面からの微小なマグネシウム片の剥離が
発生し、電極の寿命が短縮される。そこで、第1、第2
電極に印加する電圧の極性を入れ換え、さらにそれを繰
返すことにより、第1中間電極の表裏両面を劣化させる
と共に、第2中間電極の表裏両面を荒れ状態とすること
ができるので、第1、第2中間電極の寿命を延長するこ
とができる。
【0016】この場合、請求項5に記載の尿石付着防止
装置のように、第1の通電モードおよび前記第2の通電
モードの継続時間を等しく設定すれば、第1、第2中間
電極の表裏両面の消耗度合いを確実に同等レベルとして
第1、第2中間電極の寿命を延長することができる。
装置のように、第1の通電モードおよび前記第2の通電
モードの継続時間を等しく設定すれば、第1、第2中間
電極の表裏両面の消耗度合いを確実に同等レベルとして
第1、第2中間電極の寿命を延長することができる。
【0017】本発明の請求項3に記載の尿石付着防止装
置は、便器と、貴金属または貴金属合金から形成された
一対の第3電極と第3電極間に配置されるフェライトか
ら形成された第1中間電極を備える第1電解槽と、貴金
属または貴金属合金から形成された一対の第4電極と第
4電極間に配置されるマグネシウムから形成された第2
中間電極を備える第2電解槽と、一対の第3電極に電圧
を印加すると共に一対の第4電極に電圧を印加する制御
手段と、第1電解槽に水を流入させる第1導水管と、第
2電解槽に水を流入させる第2導水管と、第1電解槽内
から水を便器側へ流出させる第1放水管と、第2電解槽
内から水を便器側へ流出させる第2放水管とを備え、制
御手段は、一対の第3電極に電圧を印加すると共に一対
の第4電極に電圧を印加して第1、第2電解槽内の水を
それぞれ電気分解により改質すると共に、洗浄要求に応
じてこの改質した水を第1、第2放水管を介して便器側
へ流出させる構成とした。
置は、便器と、貴金属または貴金属合金から形成された
一対の第3電極と第3電極間に配置されるフェライトか
ら形成された第1中間電極を備える第1電解槽と、貴金
属または貴金属合金から形成された一対の第4電極と第
4電極間に配置されるマグネシウムから形成された第2
中間電極を備える第2電解槽と、一対の第3電極に電圧
を印加すると共に一対の第4電極に電圧を印加する制御
手段と、第1電解槽に水を流入させる第1導水管と、第
2電解槽に水を流入させる第2導水管と、第1電解槽内
から水を便器側へ流出させる第1放水管と、第2電解槽
内から水を便器側へ流出させる第2放水管とを備え、制
御手段は、一対の第3電極に電圧を印加すると共に一対
の第4電極に電圧を印加して第1、第2電解槽内の水を
それぞれ電気分解により改質すると共に、洗浄要求に応
じてこの改質した水を第1、第2放水管を介して便器側
へ流出させる構成とした。
【0018】請求項3の発明によれば、第3、第4電極
に電圧を印加すると、第1電解槽においては、第1中間
電極の高電位電圧電極側表面近傍の水から電子が奪われ
種々の酸素活性種(たとえば、過酸化水素、ヒドロキシ
ラジカル、スーパーオキシドアニオン等)が生成され
る。これらの酸素活性種の酸化力により殺菌効果が得ら
れる。一方、第2電解槽においては、第2中間電極の高
電位電圧電極側表面からマグネシウムイオン(Mg2+)
が水中に溶出し第2電解槽内の水がアルカリ性に改質さ
れる。この改質水の界面活性作用により便器表面の汚れ
が除去される。したがって、殺菌効果を安定して維持で
きることに加えて便器表面の汚れ除去も同時に行える尿
石付着防止装置を実現できる。なお、第1中間電極をフ
ェライトにより形成したので高効率で酸素活性種を生成
することができる。
に電圧を印加すると、第1電解槽においては、第1中間
電極の高電位電圧電極側表面近傍の水から電子が奪われ
種々の酸素活性種(たとえば、過酸化水素、ヒドロキシ
ラジカル、スーパーオキシドアニオン等)が生成され
る。これらの酸素活性種の酸化力により殺菌効果が得ら
れる。一方、第2電解槽においては、第2中間電極の高
電位電圧電極側表面からマグネシウムイオン(Mg2+)
が水中に溶出し第2電解槽内の水がアルカリ性に改質さ
れる。この改質水の界面活性作用により便器表面の汚れ
が除去される。したがって、殺菌効果を安定して維持で
きることに加えて便器表面の汚れ除去も同時に行える尿
石付着防止装置を実現できる。なお、第1中間電極をフ
ェライトにより形成したので高効率で酸素活性種を生成
することができる。
【0019】また、第1、第2電解槽それぞれに、電解
槽内の改質水を便器へ流出させる放水管を設けたので、
尿石付着防止装置から便器へ流出させる改質水の種類を
必要に応じて自由に選択することができる。
槽内の改質水を便器へ流出させる放水管を設けたので、
尿石付着防止装置から便器へ流出させる改質水の種類を
必要に応じて自由に選択することができる。
【0020】また、フェライトで形成される第1中間電
極、およびマグネシウムで形成される第2中間電極は電
圧印加手段に直接接続されていないため、フェライト、
あるいはマグネシウムが消耗して各中間電極を交換する
場合、電極交換作業を容易に行うことができる。
極、およびマグネシウムで形成される第2中間電極は電
圧印加手段に直接接続されていないため、フェライト、
あるいはマグネシウムが消耗して各中間電極を交換する
場合、電極交換作業を容易に行うことができる。
【0021】本発明の請求項4に記載の尿石付着防止装
置は、電圧印加手段は、第1電解槽の一対の第3電極に
対して、その一方に高電位電圧を印加すると共に他方に
低電位電圧を印加する第1通電モードと、その一方に低
電位電圧を印加すると共に他方に高電位電圧を印加する
第2通電モードとを交互に切替えると共に、第2電解槽
の一対の第4電極に対して、その一方に高電位電圧を印
加すると共に他方に低電位電圧を印加する第1通電モー
ドと、その一方に低電位電圧を印加すると共に他方に高
電位電圧を印加する第2通電モードとを交互に切替える
構成とした。
置は、電圧印加手段は、第1電解槽の一対の第3電極に
対して、その一方に高電位電圧を印加すると共に他方に
低電位電圧を印加する第1通電モードと、その一方に低
電位電圧を印加すると共に他方に高電位電圧を印加する
第2通電モードとを交互に切替えると共に、第2電解槽
の一対の第4電極に対して、その一方に高電位電圧を印
加すると共に他方に低電位電圧を印加する第1通電モー
ドと、その一方に低電位電圧を印加すると共に他方に高
電位電圧を印加する第2通電モードとを交互に切替える
構成とした。
【0022】請求項4の発明によれば、一対の第3電極
への電圧印加、一対の第4電極への電圧印加により第
1、第2電解槽において電気分解が進行して第1中間電
極および第2中間電極が消耗するが、各中間電極の両面
をほぼ均等に消耗させることができ、各中間電極の寿命
を延長できる。
への電圧印加、一対の第4電極への電圧印加により第
1、第2電解槽において電気分解が進行して第1中間電
極および第2中間電極が消耗するが、各中間電極の両面
をほぼ均等に消耗させることができ、各中間電極の寿命
を延長できる。
【0023】すなわち、第1電解槽においては、フェラ
イトで形成された第1中間電極の低電位電圧電極側表面
が、水の電気分解により生成された水素ガスに曝されて
劣化される。一方、第2電解槽おいては、第2中間電極
の高電位電圧電極側表面にMg( OH )2が析出し、
この析出物質のために第2中間電極表面におけるMg2 +
イオンの溶出が不均等となり、第2中間電極表面に亀
裂、あるいは荒れ(凹凸状態)が発生する。この状態が
続くと、電極表面からの微小なマグネシウム片の剥離が
発生し、電極の寿命が短縮される。そこで、一対の第3
電極への電圧印加、一対の第4電極への電圧印加の極性
を入れ換え、さらにそれを順次繰返すことにより、第1
中間電極の表裏両面を劣化させると共に、第2中間電極
の表裏両面を荒れ状態とすることができるので、第1、
第2中間電極の寿命を延長することができる。
イトで形成された第1中間電極の低電位電圧電極側表面
が、水の電気分解により生成された水素ガスに曝されて
劣化される。一方、第2電解槽おいては、第2中間電極
の高電位電圧電極側表面にMg( OH )2が析出し、
この析出物質のために第2中間電極表面におけるMg2 +
イオンの溶出が不均等となり、第2中間電極表面に亀
裂、あるいは荒れ(凹凸状態)が発生する。この状態が
続くと、電極表面からの微小なマグネシウム片の剥離が
発生し、電極の寿命が短縮される。そこで、一対の第3
電極への電圧印加、一対の第4電極への電圧印加の極性
を入れ換え、さらにそれを順次繰返すことにより、第1
中間電極の表裏両面を劣化させると共に、第2中間電極
の表裏両面を荒れ状態とすることができるので、第1、
第2中間電極の寿命を延長することができる。
【0024】この場合、請求項5に記載の尿石付着防止
装置のように、第1の通電モードおよび前記第2の通電
モードの継続時間を等しく設定すれば、第1、第2中間
電極の表裏両面の消耗度合いを確実に同等レベルとして
第1、第2中間電極の寿命を延長することができる。
装置のように、第1の通電モードおよび前記第2の通電
モードの継続時間を等しく設定すれば、第1、第2中間
電極の表裏両面の消耗度合いを確実に同等レベルとして
第1、第2中間電極の寿命を延長することができる。
【0025】本発明の請求項6に記載の尿石付着防止装
置は、第1導水管の途中に設けられ第1導水管を開閉す
る第1弁手段と、第2導水管の途中に設けられ第2導水
管を開閉する第2弁手段と、第1放水管の途中に設けら
れ第1放水管を開閉する第3弁手段と、第2放水管の途
中に設けられ第2放水管を開閉する第4弁手段とを備
え、これらの第1〜第4弁手段は制御手段によって開閉
制御される構成としている。これにより、第1、第2電
解室、または第1、第2電解槽から便器への水の流出、
および第1、第2電解室、または第1、第2電解槽への
水の供給を、容易且つ確実に任意のタイミングで行うこ
とができる。
置は、第1導水管の途中に設けられ第1導水管を開閉す
る第1弁手段と、第2導水管の途中に設けられ第2導水
管を開閉する第2弁手段と、第1放水管の途中に設けら
れ第1放水管を開閉する第3弁手段と、第2放水管の途
中に設けられ第2放水管を開閉する第4弁手段とを備
え、これらの第1〜第4弁手段は制御手段によって開閉
制御される構成としている。これにより、第1、第2電
解室、または第1、第2電解槽から便器への水の流出、
および第1、第2電解室、または第1、第2電解槽への
水の供給を、容易且つ確実に任意のタイミングで行うこ
とができる。
【0026】本発明の請求項7に記載の尿石付着防止装
置は、前記第1〜第4弁手段は電磁弁であり、該電磁弁
は前記制御手段によって駆動される構成としている。こ
れにより、第1、第2電解室、または第1、第2電解槽
から便器への水の流出、および第1、第2電解室、また
は第1、第2電解槽への水の供給を、容易且つ確実に任
意のタイミングで行うことができる。
置は、前記第1〜第4弁手段は電磁弁であり、該電磁弁
は前記制御手段によって駆動される構成としている。こ
れにより、第1、第2電解室、または第1、第2電解槽
から便器への水の流出、および第1、第2電解室、また
は第1、第2電解槽への水の供給を、容易且つ確実に任
意のタイミングで行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による尿石付着防止
装置を図面に基づいて説明する。
装置を図面に基づいて説明する。
【0028】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態による尿石付着防止装置1の構成を示す説明
図である。
の実施形態による尿石付着防止装置1の構成を示す説明
図である。
【0029】尿石付着防止装置1は、大きくは、図1に
示すように、電解膜3により第1電解室10と第2電解
室20とに区画された電解槽2と、両電解室10、20
中に備えられる第1電極11と第2電極21に電圧を印
加する制御装置4と、両電解室10、20に加圧された
水を流入させる第1、第2導水管13、23と、第1、
第2導水管13、23を遮断または連通する第1、第2
の電磁弁14、24と、両電解室10、20内の水を流
出させる第1、第2放水管15、25と、第1、第2放
水管15、25を遮断または連通する第3、第4電磁弁
16、26とを備えている。
示すように、電解膜3により第1電解室10と第2電解
室20とに区画された電解槽2と、両電解室10、20
中に備えられる第1電極11と第2電極21に電圧を印
加する制御装置4と、両電解室10、20に加圧された
水を流入させる第1、第2導水管13、23と、第1、
第2導水管13、23を遮断または連通する第1、第2
の電磁弁14、24と、両電解室10、20内の水を流
出させる第1、第2放水管15、25と、第1、第2放
水管15、25を遮断または連通する第3、第4電磁弁
16、26とを備えている。
【0030】電解槽2は、酸およびアルカリに強い材
料、たとえばプラスチックあるいはステンレス鋼などの
材料で形成されている。また、電解槽2は、イオンが通
過可能な電解膜3により第1電解室10と第2電解室2
0とに区画されると共に、第1電解室10、第2電解室
20には、図1に示すように、貴金属合金であるPt−
Ti合金製の第1電極11、第2電極21が、互いに対
向するように配置されている。さらに、第1、第2電極
11、21間且つ第1電解室10内には、フェライトか
ら形成される第1中間電極が配置されている。また、第
1、第2電極11、21間且つ第2電解室20内には、
マグネシウムから形成される第2中間電極が配置されて
いる。上述の電解膜3としては、たとえば、ポリテトラ
クロロエチレンから形成された多孔膜とポリエチレンテ
レフタレートから形成された不織布とを複合させたもの
が用いられている。電解膜3は、イオンは通過可能であ
る、言い換えると、電解槽2内において第1、第2電極
11、21間に電流は流れるが、第1、第2電解室1
0、20における電解生成物は通過できない。
料、たとえばプラスチックあるいはステンレス鋼などの
材料で形成されている。また、電解槽2は、イオンが通
過可能な電解膜3により第1電解室10と第2電解室2
0とに区画されると共に、第1電解室10、第2電解室
20には、図1に示すように、貴金属合金であるPt−
Ti合金製の第1電極11、第2電極21が、互いに対
向するように配置されている。さらに、第1、第2電極
11、21間且つ第1電解室10内には、フェライトか
ら形成される第1中間電極が配置されている。また、第
1、第2電極11、21間且つ第2電解室20内には、
マグネシウムから形成される第2中間電極が配置されて
いる。上述の電解膜3としては、たとえば、ポリテトラ
クロロエチレンから形成された多孔膜とポリエチレンテ
レフタレートから形成された不織布とを複合させたもの
が用いられている。電解膜3は、イオンは通過可能であ
る、言い換えると、電解槽2内において第1、第2電極
11、21間に電流は流れるが、第1、第2電解室1
0、20における電解生成物は通過できない。
【0031】第1電解室10、第2電解室20の上部に
は、第1電解室に加圧された水を流入させる第1導水管
13、第2電解室に加圧された水を流入させる第2導水
管23がそれぞれ接続され、各導水管13、23の途中
には、各導水管13、23を遮断または連通する第1、
第2切替え手段である第1、第2の電磁弁14、24が
それぞれ設けられている。また、各導水管13、23
は、上水道管(図示せず)あるいは工業用水管(図示せ
ず)に接続されている。また、第1、第2の電磁弁1
4、24は、非通電時において遮断状態となり、通電時
において連通状態となる。
は、第1電解室に加圧された水を流入させる第1導水管
13、第2電解室に加圧された水を流入させる第2導水
管23がそれぞれ接続され、各導水管13、23の途中
には、各導水管13、23を遮断または連通する第1、
第2切替え手段である第1、第2の電磁弁14、24が
それぞれ設けられている。また、各導水管13、23
は、上水道管(図示せず)あるいは工業用水管(図示せ
ず)に接続されている。また、第1、第2の電磁弁1
4、24は、非通電時において遮断状態となり、通電時
において連通状態となる。
【0032】一方、第1電解室10、第2電解室20の
下部には、第1電解室内の水を流出させる第1放水管1
5、第2電解室内の水を流出させる第2放水管25がそ
れぞれ接続され、各放水管15、25の途中には、各放
水管15、25を遮断または連通する第3、第4切替え
手段である第3、第4電磁弁16、26がそれぞれ設け
られている。また、各放水管15、25は、図1に示す
ように、途中で一本にまとめられて便器6の上方に接続
されている。また、第3、第4電磁弁16、26は、非
通電時において遮断状態となり、通電時において連通状
態となる。
下部には、第1電解室内の水を流出させる第1放水管1
5、第2電解室内の水を流出させる第2放水管25がそ
れぞれ接続され、各放水管15、25の途中には、各放
水管15、25を遮断または連通する第3、第4切替え
手段である第3、第4電磁弁16、26がそれぞれ設け
られている。また、各放水管15、25は、図1に示す
ように、途中で一本にまとめられて便器6の上方に接続
されている。また、第3、第4電磁弁16、26は、非
通電時において遮断状態となり、通電時において連通状
態となる。
【0033】また、第1、第2電解室10、20の上部
には、第1、第2電解室10、20内の水位を検出する
ための第1、第2水位センサ17、27が設置されてい
る。これらの第1、第2水位センサ17、27の出力信
号は、第1、第2電解室10、20内の水位が所定値以
上の時は低レベル、第1、第2電解室10、20内の水
位が所定値未満の時は高レベルとなる。
には、第1、第2電解室10、20内の水位を検出する
ための第1、第2水位センサ17、27が設置されてい
る。これらの第1、第2水位センサ17、27の出力信
号は、第1、第2電解室10、20内の水位が所定値以
上の時は低レベル、第1、第2電解室10、20内の水
位が所定値未満の時は高レベルとなる。
【0034】次に、第1電極11、第2電極21に電圧
を印加する電圧印加手段である制御装置4の構成につい
て説明する。図2には、本発明の第1の実施形態による
尿石付着防止装置1の制御装置4の電気回路構成図を示
す。
を印加する電圧印加手段である制御装置4の構成につい
て説明する。図2には、本発明の第1の実施形態による
尿石付着防止装置1の制御装置4の電気回路構成図を示
す。
【0035】制御装置4は、図2に示すように、メイン
スイッチ7を介して、たとえば100Vの交流電源8に
接続している。制御装置4は、100Vの交流電源8か
らの交流電力を所定電圧の直流に変換する変換部41
と、変換部41から直流電力を供給されて第1、第2電
極11、21へ電圧を印加すると共に第1〜第4電磁弁
14、24、16、26を駆動する電源部42と、変換
部41からの直流電力により作動して電源部42に対し
て電圧印加信号および電磁弁駆動信号を出力する制御部
43とを備えている。すなわち、電源部42は、制御部
43からの電圧印加信号および電磁弁駆動信号に基づい
て第1、第2電極11、21へ電圧を印加すると共に第
1〜第4電磁弁14、24、16、26を駆動する。
スイッチ7を介して、たとえば100Vの交流電源8に
接続している。制御装置4は、100Vの交流電源8か
らの交流電力を所定電圧の直流に変換する変換部41
と、変換部41から直流電力を供給されて第1、第2電
極11、21へ電圧を印加すると共に第1〜第4電磁弁
14、24、16、26を駆動する電源部42と、変換
部41からの直流電力により作動して電源部42に対し
て電圧印加信号および電磁弁駆動信号を出力する制御部
43とを備えている。すなわち、電源部42は、制御部
43からの電圧印加信号および電磁弁駆動信号に基づい
て第1、第2電極11、21へ電圧を印加すると共に第
1〜第4電磁弁14、24、16、26を駆動する。
【0036】本発明の第1の実施形態による尿石付着防
止装置1においては、変換部41は、電源部42へ直流
36Vを、制御部43へ直流5Vをそれぞれ供給してい
る。
止装置1においては、変換部41は、電源部42へ直流
36Vを、制御部43へ直流5Vをそれぞれ供給してい
る。
【0037】電源部42は、第1電極11および第2電
極21の一方の電極に高電位電圧として36Vを印加す
ると共に、他方の電極に低電位電圧として0Vを印加す
る。また、第1〜第4電磁弁14、24、16、26
は、直流36Vで駆動される。
極21の一方の電極に高電位電圧として36Vを印加す
ると共に、他方の電極に低電位電圧として0Vを印加す
る。また、第1〜第4電磁弁14、24、16、26
は、直流36Vで駆動される。
【0038】制御部43は、電源部42に対して、第1
電極11に高電位電圧として36Vを印加すると共に第
2電極21に低電位電圧として0Vを印加する第1通電
モードと、第1電極11に低電位電圧として0Vを印加
すると共に第2電極21に高電位電圧として36Vを印
加する第2通電モードとを交互に繰返させるように電圧
印加信号を出力している。さらに、第1通電モードの通
電時間と第2通電モードの通電時間とは等しくなるよう
に設定されており、本発明の第1の実施形態による尿石
付着防止装置1においては、それぞれ3秒間に設定され
ている。また、制御部43には、便器6が使用されてい
ることを検出する便器使用センサ5が接続されている。
便器使用センサ5は、たとえば赤外線センサ等から構成
されて、便器6の直近に人がいること、つまり便器6が
使用中であることを検出するものである。本発明の第1
の実施形態による尿石付着防止装置1の便器使用センサ
5における出力信号レベルは、便器6が使用中において
は高レベルとなり、便器6の不使用中においては低レベ
ルとなっている。制御部43は、便器使用センサ5から
の出力信号に基づき作動を開始し、所定の規則にしたが
って電源部42に対して電圧印加信号および電磁弁駆動
信号を出力する。さらに、制御部43には、第1、第2
電解室10、20内の水位を検出するための第1、第2
水位センサ17、27が接続されている。
電極11に高電位電圧として36Vを印加すると共に第
2電極21に低電位電圧として0Vを印加する第1通電
モードと、第1電極11に低電位電圧として0Vを印加
すると共に第2電極21に高電位電圧として36Vを印
加する第2通電モードとを交互に繰返させるように電圧
印加信号を出力している。さらに、第1通電モードの通
電時間と第2通電モードの通電時間とは等しくなるよう
に設定されており、本発明の第1の実施形態による尿石
付着防止装置1においては、それぞれ3秒間に設定され
ている。また、制御部43には、便器6が使用されてい
ることを検出する便器使用センサ5が接続されている。
便器使用センサ5は、たとえば赤外線センサ等から構成
されて、便器6の直近に人がいること、つまり便器6が
使用中であることを検出するものである。本発明の第1
の実施形態による尿石付着防止装置1の便器使用センサ
5における出力信号レベルは、便器6が使用中において
は高レベルとなり、便器6の不使用中においては低レベ
ルとなっている。制御部43は、便器使用センサ5から
の出力信号に基づき作動を開始し、所定の規則にしたが
って電源部42に対して電圧印加信号および電磁弁駆動
信号を出力する。さらに、制御部43には、第1、第2
電解室10、20内の水位を検出するための第1、第2
水位センサ17、27が接続されている。
【0039】なお、尿石付着防止装置1のメインスイッ
チ7は、長期間使用しない場合等を除き常時閉となって
いる。
チ7は、長期間使用しない場合等を除き常時閉となって
いる。
【0040】次に、本発明の第1の実施形態による尿石
付着防止装置1の作動について、図3に示す尿石付着防
止装置1の各部の作動のタイムチャートに基づいて説明
する。
付着防止装置1の作動について、図3に示す尿石付着防
止装置1の各部の作動のタイムチャートに基づいて説明
する。
【0041】図3は、本発明の第1の実施形態による尿
石付着防止装置1における、第1〜第4電磁弁14、2
4、16、26、第1、第2電極11、21の通電状
態、および第1、第2水位センサ17、27、便器使用
センサ5の出力信号レベルのタイムチャートである。す
なわち、図3(a)〜(d)には、第1〜第4電磁弁1
4、24、16、26の通電状態を示す。図3(e)に
は、第1、第2電極11、21への電圧印加状態を示
す。図3(f)〜(h)には、第1、第2水位センサ1
7、27、便器使用センサ5の出力信号レベルを示す。
図3(a)〜(h)において、縦軸は通電状態(ON、
OFF)または出力信号レベル(H、L)を示し、横軸
は時間(t)を示す。
石付着防止装置1における、第1〜第4電磁弁14、2
4、16、26、第1、第2電極11、21の通電状
態、および第1、第2水位センサ17、27、便器使用
センサ5の出力信号レベルのタイムチャートである。す
なわち、図3(a)〜(d)には、第1〜第4電磁弁1
4、24、16、26の通電状態を示す。図3(e)に
は、第1、第2電極11、21への電圧印加状態を示
す。図3(f)〜(h)には、第1、第2水位センサ1
7、27、便器使用センサ5の出力信号レベルを示す。
図3(a)〜(h)において、縦軸は通電状態(ON、
OFF)または出力信号レベル(H、L)を示し、横軸
は時間(t)を示す。
【0042】便器6の前に人が立つと、図3(h)に示
すように、便器使用センサ5の出力信号レベルがLから
Hに変わる。これにより、制御装置4の制御部43が作
動を開始する。
すように、便器使用センサ5の出力信号レベルがLから
Hに変わる。これにより、制御装置4の制御部43が作
動を開始する。
【0043】先ず、便器6の前から人が立ち去り便器使
用センサ5の出力信号レベルがHからLに変わると、制
御装置4により、図3(d)に示すように、第4電磁弁
26が通電され第2放水管25が連通される。これによ
り、第2電解室20内の改質水が第2放水管25を通っ
て便器6に流出する。第2電解室20内の改質水はMg
(OH)2を含むアルカリ性であり、その界面活性化作
用により便器6の汚れが除去される。ここで、第4電磁
弁26への通電時間t1は、第2電解室20内の改質水
が全量流出するように設定されている。時間t1が経過
して第4電磁弁26への通電が停止されると第2放水管
25は再び遮断される。また、第2電解室20内の改質
水が流出すると、図3(g)に示すように、第2水位セ
ンサ27の出力信号レベルはHからLに変わる。
用センサ5の出力信号レベルがHからLに変わると、制
御装置4により、図3(d)に示すように、第4電磁弁
26が通電され第2放水管25が連通される。これによ
り、第2電解室20内の改質水が第2放水管25を通っ
て便器6に流出する。第2電解室20内の改質水はMg
(OH)2を含むアルカリ性であり、その界面活性化作
用により便器6の汚れが除去される。ここで、第4電磁
弁26への通電時間t1は、第2電解室20内の改質水
が全量流出するように設定されている。時間t1が経過
して第4電磁弁26への通電が停止されると第2放水管
25は再び遮断される。また、第2電解室20内の改質
水が流出すると、図3(g)に示すように、第2水位セ
ンサ27の出力信号レベルはHからLに変わる。
【0044】次に、図3(c)に示すように、第3電磁
弁16が通電され第1放水管15が連通される。これに
より、第1電解室10内の改質水が第1放水管15を通
って便器6に流出する。第1電解室10内の改質水は、
フェライト電解により生成された各種酸素活性種を含ん
でおり、その殺菌作用により便器6内が殺菌される。こ
こで、第3電磁弁16への通電時間t2は、第1電解室
10内の改質水が全量流出するように設定されている。
時間t2が経過して第3電磁弁16への通電が停止され
ると第1放水管15は再び遮断される。また、第1電解
室10内の改質水が流出すると、図3(f)に示すよう
に、第1水位センサ17の出力信号レベルはHからLに
変わる。
弁16が通電され第1放水管15が連通される。これに
より、第1電解室10内の改質水が第1放水管15を通
って便器6に流出する。第1電解室10内の改質水は、
フェライト電解により生成された各種酸素活性種を含ん
でおり、その殺菌作用により便器6内が殺菌される。こ
こで、第3電磁弁16への通電時間t2は、第1電解室
10内の改質水が全量流出するように設定されている。
時間t2が経過して第3電磁弁16への通電が停止され
ると第1放水管15は再び遮断される。また、第1電解
室10内の改質水が流出すると、図3(f)に示すよう
に、第1水位センサ17の出力信号レベルはHからLに
変わる。
【0045】次に、図3(a)、(b)に示すように、
第1、第2の電磁弁13、23が通電され第1、第2導
水管13、23が連通される。これにより、水道管(図
示せず)あるいは工業用水管(図示せず)からの水が、
第1、第2導水管13、23を通って第1、第2電解室
10、20に流入する。そして、第1、第2電解室1
0、20内の水位が所定レベルとなり、図3(f)、
(g)に示すように、第1、第2水位センサ17、27
の出力信号がLからHに変わると、それを受けて第1、
第2の電磁弁13、23への通電が停止され第1、第2
導水管13、23が遮断されて各電解室10、20への
水の流入が止まる。
第1、第2の電磁弁13、23が通電され第1、第2導
水管13、23が連通される。これにより、水道管(図
示せず)あるいは工業用水管(図示せず)からの水が、
第1、第2導水管13、23を通って第1、第2電解室
10、20に流入する。そして、第1、第2電解室1
0、20内の水位が所定レベルとなり、図3(f)、
(g)に示すように、第1、第2水位センサ17、27
の出力信号がLからHに変わると、それを受けて第1、
第2の電磁弁13、23への通電が停止され第1、第2
導水管13、23が遮断されて各電解室10、20への
水の流入が止まる。
【0046】次に、制御装置4は、図3(f)、(g)
に示す第1、第2水位センサ17、27の出力信号によ
り各電解室10、20の両方に水が満たされたことを検
知して、図3(e)に示すように、第1、第2電極1
1、21への電圧印加を開始する。
に示す第1、第2水位センサ17、27の出力信号によ
り各電解室10、20の両方に水が満たされたことを検
知して、図3(e)に示すように、第1、第2電極1
1、21への電圧印加を開始する。
【0047】すなわち、制御部43が、電源部42に対
して、電解槽2の第1、第2電極11、21へ電圧印
加、すなわち3秒間の第1通電モードと3秒間の第2通
電モードとを交互に繰返させるように電圧印加信号を出
力する。その結果、第1通電モードとして第1電極11
に高電位電圧として36Vが、第2電極21に低電位電
圧として0Vが3秒間印加されると、続いて第2通電モ
ードとして、第1電極11に低電位電圧として0Vが、
第2電極21に高電位電圧として36Vが3秒間印加さ
れ、これが交互に繰り返される。この時、第1、第2電
極11、21、第1、第2中間電極12、22におい
て、隣合う2つの電極間の電位差は7.2V(36V/
5)となっている。
して、電解槽2の第1、第2電極11、21へ電圧印
加、すなわち3秒間の第1通電モードと3秒間の第2通
電モードとを交互に繰返させるように電圧印加信号を出
力する。その結果、第1通電モードとして第1電極11
に高電位電圧として36Vが、第2電極21に低電位電
圧として0Vが3秒間印加されると、続いて第2通電モ
ードとして、第1電極11に低電位電圧として0Vが、
第2電極21に高電位電圧として36Vが3秒間印加さ
れ、これが交互に繰り返される。この時、第1、第2電
極11、21、第1、第2中間電極12、22におい
て、隣合う2つの電極間の電位差は7.2V(36V/
5)となっている。
【0048】これにより、電解槽2内においては、第
1、第2電極11、21、第1、第2中間電極12、2
2により電気分解が進行する。なお、図1は、第1通電
モード、すなわち第1電極11に36V、第2電極21
に0Vが印加されている状態を示す。電解槽2において
は、図1に示すように、36Vが印加される第1電極1
1が+極、0Vが印加される第2電極21が−極として
作用する。同時に、第1、第2中間電極11、12にお
いては、第1電極11側表面12a、22aが−極、第
2電極21側表面12b、22bが+極として作用す
る。したがって、第1電解室10において、−極である
第1中間電極12の第1電極11側表面12a近傍に水
素ガスが生成されると共に、+極である第1中間電極1
2の第2電極21側表面12b近傍に各種の酸素活性種
(OH、H2O2、O2 -等)が生成される。これらの酸素
活性種の酸化力が殺菌効果を発揮する。すなわち、第1
電解室10内の水が殺菌効果を有する改質水となる。一
方、第2電解室20において、+極である第2中間電極
22の第2電極21側表面22bからMg2+イオンが溶
出し、このMg2+イオンと水の電気分解で生じたOH―
とにより、下記(化1)に示すような反応が生じ、Mg
(OH)2が生成される。このMg(OH)2が水に溶け
て、第2電解室20内の水がアルカリ性に改質される。
この改質水は界面活性効果を有しているので洗浄効果を
発揮する。
1、第2電極11、21、第1、第2中間電極12、2
2により電気分解が進行する。なお、図1は、第1通電
モード、すなわち第1電極11に36V、第2電極21
に0Vが印加されている状態を示す。電解槽2において
は、図1に示すように、36Vが印加される第1電極1
1が+極、0Vが印加される第2電極21が−極として
作用する。同時に、第1、第2中間電極11、12にお
いては、第1電極11側表面12a、22aが−極、第
2電極21側表面12b、22bが+極として作用す
る。したがって、第1電解室10において、−極である
第1中間電極12の第1電極11側表面12a近傍に水
素ガスが生成されると共に、+極である第1中間電極1
2の第2電極21側表面12b近傍に各種の酸素活性種
(OH、H2O2、O2 -等)が生成される。これらの酸素
活性種の酸化力が殺菌効果を発揮する。すなわち、第1
電解室10内の水が殺菌効果を有する改質水となる。一
方、第2電解室20において、+極である第2中間電極
22の第2電極21側表面22bからMg2+イオンが溶
出し、このMg2+イオンと水の電気分解で生じたOH―
とにより、下記(化1)に示すような反応が生じ、Mg
(OH)2が生成される。このMg(OH)2が水に溶け
て、第2電解室20内の水がアルカリ性に改質される。
この改質水は界面活性効果を有しているので洗浄効果を
発揮する。
【0049】
【化1】 Mg2++OH― →Mg(OH)2
また、第1電解室10と第2電解室20とは電解膜3に
より隔てられているので、第1、第2電極11、21間
に電流は流れるが、各電解室10、20内の生成物(各
種の酸素活性種、Mg(OH)2)が混ざり合うことは
ない。
より隔てられているので、第1、第2電極11、21間
に電流は流れるが、各電解室10、20内の生成物(各
種の酸素活性種、Mg(OH)2)が混ざり合うことは
ない。
【0050】電圧印加により第1通電モードが進行する
と、第1中間電極12の第1電極11側表面12aは水
素ガスに曝されて劣化する。また、第2中間電極22の
第2電極21側表面22bには生成されたMg(OH)
2が析出し始める。このMg(OH)2の析出量が多くな
ると、第2中間電極22の第2電極21側表面22bか
らのMg2+イオンの溶出が不均一となり、表面22bに
亀裂が入ったり、表面22bが荒れて凹凸を生じたりす
る。この状態が続くと、表面22bから微細なマグネシ
ウム片の剥離が発生して第2中間電極22の寿命が短く
なってしまう。そこで、表面22bにMg(OH)2が
析出し始める時点、すなわち第1通電モードが3秒間経
過した時点で第2通電モードに切替えて、表面22bと
反対側の表面22aからMg2+イオンを溶出させると共
に、表面22bに析出し始めたMg(OH)2を水中に
溶解させて表面22bを復元することで、第2中間電極
22の表面22a、22bの荒れを防止し、寿命を長期
化することができる。また、第1中間電極12に関して
も、第2通電モードに切替えることにより第1中間電極
12の表面12a、12bを均等に劣化消耗させて寿命
を長期化することができる。
と、第1中間電極12の第1電極11側表面12aは水
素ガスに曝されて劣化する。また、第2中間電極22の
第2電極21側表面22bには生成されたMg(OH)
2が析出し始める。このMg(OH)2の析出量が多くな
ると、第2中間電極22の第2電極21側表面22bか
らのMg2+イオンの溶出が不均一となり、表面22bに
亀裂が入ったり、表面22bが荒れて凹凸を生じたりす
る。この状態が続くと、表面22bから微細なマグネシ
ウム片の剥離が発生して第2中間電極22の寿命が短く
なってしまう。そこで、表面22bにMg(OH)2が
析出し始める時点、すなわち第1通電モードが3秒間経
過した時点で第2通電モードに切替えて、表面22bと
反対側の表面22aからMg2+イオンを溶出させると共
に、表面22bに析出し始めたMg(OH)2を水中に
溶解させて表面22bを復元することで、第2中間電極
22の表面22a、22bの荒れを防止し、寿命を長期
化することができる。また、第1中間電極12に関して
も、第2通電モードに切替えることにより第1中間電極
12の表面12a、12bを均等に劣化消耗させて寿命
を長期化することができる。
【0051】ところで、本発明の第1の実施形態による
尿石付着防止装置1においては第2中間電極22として
マグネシウムの鋳造材を用いており、鋳造材の場合は電
極表面にMg(OH)2が析出し始めるまでの時間は約
3秒であるので、第1通電モードおよび第2通電モード
の通電時間を3秒間としている。第2中間電極22を形
成するマグネシウム材料の製造方法(たとえば、鍛造、
圧延、焼結等)が異なると、電極表面にMg(OH)2
が析出し始めるまでの時間も異なる。したがって、中間
電極5として使用するマグネシウム材料の製造方法に対
応して第1通電モードおよび第2通電モードの通電時間
を最適に設定することにより、常に、第2中間電極22
の表面22a、22bの荒れを防止し、寿命を長期化す
ることができる。
尿石付着防止装置1においては第2中間電極22として
マグネシウムの鋳造材を用いており、鋳造材の場合は電
極表面にMg(OH)2が析出し始めるまでの時間は約
3秒であるので、第1通電モードおよび第2通電モード
の通電時間を3秒間としている。第2中間電極22を形
成するマグネシウム材料の製造方法(たとえば、鍛造、
圧延、焼結等)が異なると、電極表面にMg(OH)2
が析出し始めるまでの時間も異なる。したがって、中間
電極5として使用するマグネシウム材料の製造方法に対
応して第1通電モードおよび第2通電モードの通電時間
を最適に設定することにより、常に、第2中間電極22
の表面22a、22bの荒れを防止し、寿命を長期化す
ることができる。
【0052】また、第1、第2中間電極12、22は、
水素ガスにより劣化、あるいはMg 2+イオンの溶出によ
り消耗するため定期的な交換が必要となる。本発明の第
1実施形態による尿石付着防止装置1においては、第
1、第2中間電極12、22は、第1電極11および第
2電極21のように制御装置4に電気的に接続されてい
ないので、その交換作業は容易に実施することができ
る。
水素ガスにより劣化、あるいはMg 2+イオンの溶出によ
り消耗するため定期的な交換が必要となる。本発明の第
1実施形態による尿石付着防止装置1においては、第
1、第2中間電極12、22は、第1電極11および第
2電極21のように制御装置4に電気的に接続されてい
ないので、その交換作業は容易に実施することができ
る。
【0053】第1通電モードおよび第2通電モードを交
互に切替えながらの第1、第2電極11、21への電圧
印加時間が所定時間(本発明の第1の実施形態による尿
石付着防止装置1においては30分)経過すると、制御
装置4は、第1、第2電極11、21への電圧印加を停
止する。また、30分経過する前に便器6が使用されて
便器使用センサ5の出力信号レベルがLからHとなる
と、制御部43は、それを検知して第1、第2電極1
1、21への電圧印加を停止すると共に、次回の作動を
新たに開始する。
互に切替えながらの第1、第2電極11、21への電圧
印加時間が所定時間(本発明の第1の実施形態による尿
石付着防止装置1においては30分)経過すると、制御
装置4は、第1、第2電極11、21への電圧印加を停
止する。また、30分経過する前に便器6が使用されて
便器使用センサ5の出力信号レベルがLからHとなる
と、制御部43は、それを検知して第1、第2電極1
1、21への電圧印加を停止すると共に、次回の作動を
新たに開始する。
【0054】以上説明した、本発明の第1の実施形態に
よる尿石付着防止装置1おいては、イオンが通過可能な
電解膜3を隔てて第1電解室10と第2電解室20とに
区画された電解槽2と、第1電解室10に配される貴金
属または貴金属合金から形成された第1電極11と、第
2電解室20に配される貴金属または貴金属合金から形
成された第2電極と21、第1、第2電極11、21間
且つ第1電解室10に配設されるフェライトから形成さ
れた第1中間電極12と、第1、第2電極11、21間
且つ第2電解室20に配設されるマグネシウムから形成
された第2中間電極22と、第1、第2電極11、21
に電圧を印加する電圧印加手段である制御装置4と、第
1電解室10に加圧された水を流入させる第1導水管1
3と、第2電解室20に加圧された水を流入させる第2
導水管23と、第1導水管13の途中に設けられ第1導
水管13を遮断または連通する第1切替え手段である第
1の電磁弁14と、第2導水管23の途中に設けられ第
2導水管23を遮断または連通する第2切替え手段であ
る第2の電磁弁24と、第1電解室10内の水を流出さ
せる第1放水管15と、第2電解室20内の水を流出さ
せる第2放水管25と、第1放水管15の途中に設けら
れ第1放水管15を遮断または連通する第3切替え手段
である第3電磁弁16と、第2放水管25の途中に設け
られ第2放水管25を遮断または連通する第4切替え手
段である第4電磁弁26とを備え、第1、第2電極1
1、12に電圧を印加して第1、第2電解室10、10
内の水をそれぞれ電気分解により改質し、それを第1、
第2放水管15、16を介して便器6に流出させる構成
とした。さらに、制御装置4は、第1電極11に高電位
電圧を印加すると共に第2電極21に低電位電圧を印加
する第1通電モードと、第1電極11に低電位電圧を印
加すると共に第2電極12に高電位電圧を印加する第2
通電モードとを交互に切替える構成とした。
よる尿石付着防止装置1おいては、イオンが通過可能な
電解膜3を隔てて第1電解室10と第2電解室20とに
区画された電解槽2と、第1電解室10に配される貴金
属または貴金属合金から形成された第1電極11と、第
2電解室20に配される貴金属または貴金属合金から形
成された第2電極と21、第1、第2電極11、21間
且つ第1電解室10に配設されるフェライトから形成さ
れた第1中間電極12と、第1、第2電極11、21間
且つ第2電解室20に配設されるマグネシウムから形成
された第2中間電極22と、第1、第2電極11、21
に電圧を印加する電圧印加手段である制御装置4と、第
1電解室10に加圧された水を流入させる第1導水管1
3と、第2電解室20に加圧された水を流入させる第2
導水管23と、第1導水管13の途中に設けられ第1導
水管13を遮断または連通する第1切替え手段である第
1の電磁弁14と、第2導水管23の途中に設けられ第
2導水管23を遮断または連通する第2切替え手段であ
る第2の電磁弁24と、第1電解室10内の水を流出さ
せる第1放水管15と、第2電解室20内の水を流出さ
せる第2放水管25と、第1放水管15の途中に設けら
れ第1放水管15を遮断または連通する第3切替え手段
である第3電磁弁16と、第2放水管25の途中に設け
られ第2放水管25を遮断または連通する第4切替え手
段である第4電磁弁26とを備え、第1、第2電極1
1、12に電圧を印加して第1、第2電解室10、10
内の水をそれぞれ電気分解により改質し、それを第1、
第2放水管15、16を介して便器6に流出させる構成
とした。さらに、制御装置4は、第1電極11に高電位
電圧を印加すると共に第2電極21に低電位電圧を印加
する第1通電モードと、第1電極11に低電位電圧を印
加すると共に第2電極12に高電位電圧を印加する第2
通電モードとを交互に切替える構成とした。
【0055】これにより、第1電解室10においては、
電気分解により種々の酸素活性種(OH、H2O2、O2 -
等)が生成され、水が改質される。これらの酸素活性種
の酸化力により殺菌効果が得られる。また、種々の酸素
活性種は、水道水中の塩素濃度等には無関係に生成され
るので、常に殺菌効果を安定して維持できる。一方、第
2電解室20においては、電気分解によりMg(OH)
2が生成され、水がアルカリ性に改質される。この改質
水の界面活性作用により便器表面の汚れを除去できる。
すなわち、水を電気分解するという容易な手段によっ
て、殺菌効果を有する改質水、および洗浄効果を有する
改質水の両方を同時に生成することができるので、殺菌
効果を安定して維持でき且つ洗浄効果も得られる尿石付
着防止装置1を実現できる。
電気分解により種々の酸素活性種(OH、H2O2、O2 -
等)が生成され、水が改質される。これらの酸素活性種
の酸化力により殺菌効果が得られる。また、種々の酸素
活性種は、水道水中の塩素濃度等には無関係に生成され
るので、常に殺菌効果を安定して維持できる。一方、第
2電解室20においては、電気分解によりMg(OH)
2が生成され、水がアルカリ性に改質される。この改質
水の界面活性作用により便器表面の汚れを除去できる。
すなわち、水を電気分解するという容易な手段によっ
て、殺菌効果を有する改質水、および洗浄効果を有する
改質水の両方を同時に生成することができるので、殺菌
効果を安定して維持でき且つ洗浄効果も得られる尿石付
着防止装置1を実現できる。
【0056】また、1つの電解槽2をイオンが通過可能
な電解膜3により隔てることにより、制御装置4に直接
接続される電極数を増やさずに2種類の電解室すなわち
第1電解室10と第2電解室20を形成している。この
ため、電極数を低減し配線を簡素化して低コスト化でき
ると共に、尿石付着防止装置1の小型化を図ることがで
きる。
な電解膜3により隔てることにより、制御装置4に直接
接続される電極数を増やさずに2種類の電解室すなわち
第1電解室10と第2電解室20を形成している。この
ため、電極数を低減し配線を簡素化して低コスト化でき
ると共に、尿石付着防止装置1の小型化を図ることがで
きる。
【0057】また、第1、第2電解室10、20で生成
された改質水を流出させる第1、第2放水管15、25
および各放水管15、25の遮断または連通を切替える
第3、第4電磁弁16、26を設けて、両改質水をそれ
ぞれ独立して流出させられるので、尿石付着防止装置1
から流出させる改質水の種類を必要に応じて自由に選択
することができる。
された改質水を流出させる第1、第2放水管15、25
および各放水管15、25の遮断または連通を切替える
第3、第4電磁弁16、26を設けて、両改質水をそれ
ぞれ独立して流出させられるので、尿石付着防止装置1
から流出させる改質水の種類を必要に応じて自由に選択
することができる。
【0058】また、フェライトで形成される第1中間電
極12、およびマグネシウムで形成される第2中間電極
22は制御装置4に直接接続されていないので、フェラ
イト、あるいはマグネシウムが消耗して各中間電極1
2、22を交換する場合、電極交換作業を容易に行うこ
とができる。
極12、およびマグネシウムで形成される第2中間電極
22は制御装置4に直接接続されていないので、フェラ
イト、あるいはマグネシウムが消耗して各中間電極1
2、22を交換する場合、電極交換作業を容易に行うこ
とができる。
【0059】また、第1、第2電極11、21への電圧
印加時において、第1通電モードと第2通電モードとを
交互に切替えることにより、各中間電極12、22の両
面12a、12b、22a、22bをほぼ均等に消耗さ
せて、各中間電極12、22の寿命を延長することがで
きる。
印加時において、第1通電モードと第2通電モードとを
交互に切替えることにより、各中間電極12、22の両
面12a、12b、22a、22bをほぼ均等に消耗さ
せて、各中間電極12、22の寿命を延長することがで
きる。
【0060】なお、以上説明した、本発明の第1の実施
形態による尿石付着防止装置1においては、各中間電極
12、22の個数を2枚づつとしているが、これを2枚
づつに限らずともよい。たとえば、3枚づつであっても
よい。また、各中間電極12、22の個数が同数でなく
異なっていてもよい。さらに、複数枚の各中間電極1
2、22をそれぞれ電気絶縁材料からなるスペーサに固
定してユニット化し、各中間電極12、22毎に1個の
部品とすれば、各中間電極12、22交換時の作業性を
向上することができる。
形態による尿石付着防止装置1においては、各中間電極
12、22の個数を2枚づつとしているが、これを2枚
づつに限らずともよい。たとえば、3枚づつであっても
よい。また、各中間電極12、22の個数が同数でなく
異なっていてもよい。さらに、複数枚の各中間電極1
2、22をそれぞれ電気絶縁材料からなるスペーサに固
定してユニット化し、各中間電極12、22毎に1個の
部品とすれば、各中間電極12、22交換時の作業性を
向上することができる。
【0061】また、以上説明した、本発明の第1の実施
形態による尿石付着防止装置1においては、第1電極1
1および第2電極21をPt−Ti合金で形成したが、
第1電極11をフェライトから形成すると共に第2電極
21をマグネシウムから形成してもよい。これにより、
フェライト製電極およびマグネシウム製電極の総面積を
大きくできるので、小容量の電解槽2で短時間に改質水
を生成することができる。この場合、各中間電極12、
22の少なくとも一方を省略してもよい。これにより、
電解槽2を小型化することができる。
形態による尿石付着防止装置1においては、第1電極1
1および第2電極21をPt−Ti合金で形成したが、
第1電極11をフェライトから形成すると共に第2電極
21をマグネシウムから形成してもよい。これにより、
フェライト製電極およびマグネシウム製電極の総面積を
大きくできるので、小容量の電解槽2で短時間に改質水
を生成することができる。この場合、各中間電極12、
22の少なくとも一方を省略してもよい。これにより、
電解槽2を小型化することができる。
【0062】また、以上説明した、本発明の第1の実施
形態による尿石付着防止装置1において、第1電極11
をフェライトから形成するか、あるいは第2電極21を
マグネシウムから形成してもよい。これにより、フェラ
イト製電極またはマグネシウム製電極の総面積を大きく
できるので、小容量の電解槽2で短時間に改質水を生成
することができる。
形態による尿石付着防止装置1において、第1電極11
をフェライトから形成するか、あるいは第2電極21を
マグネシウムから形成してもよい。これにより、フェラ
イト製電極またはマグネシウム製電極の総面積を大きく
できるので、小容量の電解槽2で短時間に改質水を生成
することができる。
【0063】また、第1電極11をフェライトから形成
し且つ第1中間電極12を省略するか、あるいは第2電
極21をマグネシウムから形成し且つ第2中間電極22
を省略してもよい。これにより、電解槽2を小型化する
ことができる。
し且つ第1中間電極12を省略するか、あるいは第2電
極21をマグネシウムから形成し且つ第2中間電極22
を省略してもよい。これにより、電解槽2を小型化する
ことができる。
【0064】また、第1電極11および第2電極21
を、貴金属合金であるPt−Ti合金に代えてPt等の
貴金属から形成してもよい。これによっても、両電極1
1、21を交換不要とすることができる。
を、貴金属合金であるPt−Ti合金に代えてPt等の
貴金属から形成してもよい。これによっても、両電極1
1、21を交換不要とすることができる。
【0065】また、本発明の第1の実施形態による尿石
付着防止装置1の作動に関しては、図3のタイムチャー
トに示す内容に限定するものではなく、必要に応じて変
更してもよい。たとえば、図3のタイムチャートにおい
ては、便器6の使用が終了すると、つまり、便器使用セ
ンサ5の出力信号レベルがHからLに変わると、各電解
室10、20から改質水を流出させているが、便器6の
使用中に、つまり、便器使用センサ5の出力信号レベル
がLからHに変わって所定時間(たとえば5秒)後に、
各電解室10、20から改質水を流出させてもよい。ま
た、各電解室10、20からの改質水の流出の順番を、
先ず第1電解室10、次に第2電解室としているが、こ
れを反対にしてもよい。さらに、便器6が使用される度
に両電解室10、20から改質水を流出させるのではな
く、1回の便器6使用時に各電解室10、20のどちら
か一方から改質水を流出させ、次回は各電解室10、2
0の他方から流出させ、これを交互に繰返してもよい。
付着防止装置1の作動に関しては、図3のタイムチャー
トに示す内容に限定するものではなく、必要に応じて変
更してもよい。たとえば、図3のタイムチャートにおい
ては、便器6の使用が終了すると、つまり、便器使用セ
ンサ5の出力信号レベルがHからLに変わると、各電解
室10、20から改質水を流出させているが、便器6の
使用中に、つまり、便器使用センサ5の出力信号レベル
がLからHに変わって所定時間(たとえば5秒)後に、
各電解室10、20から改質水を流出させてもよい。ま
た、各電解室10、20からの改質水の流出の順番を、
先ず第1電解室10、次に第2電解室としているが、こ
れを反対にしてもよい。さらに、便器6が使用される度
に両電解室10、20から改質水を流出させるのではな
く、1回の便器6使用時に各電解室10、20のどちら
か一方から改質水を流出させ、次回は各電解室10、2
0の他方から流出させ、これを交互に繰返してもよい。
【0066】また、本発明の第1の実施形態による尿石
付着防止装置1においては、制御装置4の電源を100
Vの交流電源8としているが、他の電源、たとえば、2
00Vの交流電源、または蓄電池等の直流電源を用いて
もよい。
付着防止装置1においては、制御装置4の電源を100
Vの交流電源8としているが、他の電源、たとえば、2
00Vの交流電源、または蓄電池等の直流電源を用いて
もよい。
【0067】また、本発明の第1の実施形態による尿石
付着防止装置1における、第1、第2電磁弁14、24
の少なくとも一方を廃止して、代わりに、機械式フロー
ト弁(水位の変動に追随してフロートが移動するとそれ
に連動して通路が開閉させる)を設けてもよい。この場
合、機械式フロート弁が設けられた電解室の水位センサ
も廃止できる。
付着防止装置1における、第1、第2電磁弁14、24
の少なくとも一方を廃止して、代わりに、機械式フロー
ト弁(水位の変動に追随してフロートが移動するとそれ
に連動して通路が開閉させる)を設けてもよい。この場
合、機械式フロート弁が設けられた電解室の水位センサ
も廃止できる。
【0068】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態による尿石付着防止装置1について説明する。
実施形態による尿石付着防止装置1について説明する。
【0069】図4に、本発明の第2の実施形態による尿
石付着防止装置1の構成を示す説明図を示す。
石付着防止装置1の構成を示す説明図を示す。
【0070】本発明の第2の実施形態による尿石付着防
止装置1においては、第1の実施形態による尿石付着防
止装置1における、第1、第2電解室10、20を、図
4に示すように、独立した2つの電解槽、すなわち、第
1電解槽10A、第2電解槽20Aに分離したものであ
る。
止装置1においては、第1の実施形態による尿石付着防
止装置1における、第1、第2電解室10、20を、図
4に示すように、独立した2つの電解槽、すなわち、第
1電解槽10A、第2電解槽20Aに分離したものであ
る。
【0071】第1、第2電解槽10A、20Aには、貴
金属合金であるPt−Ti合金製から形成された一対の
第3電極11A、11B、および貴金属合金であるPt
−Ti合金製から形成された一対の第4電極21A、2
1Bが、それぞれ配置されている。そして、第3電極1
1A、11B間にはフェライトから形成された第1中間
電極12が配置されると共に、第4電極21A、21B
間には、マグネシウムから形成された第2中間電極22
が配置されている。
金属合金であるPt−Ti合金製から形成された一対の
第3電極11A、11B、および貴金属合金であるPt
−Ti合金製から形成された一対の第4電極21A、2
1Bが、それぞれ配置されている。そして、第3電極1
1A、11B間にはフェライトから形成された第1中間
電極12が配置されると共に、第4電極21A、21B
間には、マグネシウムから形成された第2中間電極22
が配置されている。
【0072】第1、第2電解槽10A、20A、第3電
極11A、11B、および第4電極21A、21B以外
の構成は上述の第1の実施形態による尿石付着防止装置
1と同一であり、したがって、第1の実施形態による尿
石付着防止装置1の場合と同じ効果が得られる。
極11A、11B、および第4電極21A、21B以外
の構成は上述の第1の実施形態による尿石付着防止装置
1と同一であり、したがって、第1の実施形態による尿
石付着防止装置1の場合と同じ効果が得られる。
【0073】また、第2の実施形態による尿石付着防止
装置1においては、各種の酸素活性種を生成するための
第1電解槽10Aと、Mg(OH)2を生成するための
第2電解槽20Aを分離独立して形成したので、尿石付
着防止装置1内における第1、第2電解槽10A、20
Aの配置の設計自由度を向上することができる。
装置1においては、各種の酸素活性種を生成するための
第1電解槽10Aと、Mg(OH)2を生成するための
第2電解槽20Aを分離独立して形成したので、尿石付
着防止装置1内における第1、第2電解槽10A、20
Aの配置の設計自由度を向上することができる。
【0074】なお、以上説明した、本発明の第2の実施
形態による尿石付着防止装置1において、一対の第3電
極11A、11Bの少なくとも一方をフェライトから形
成すると共に、一対の第4電極21A、21Bの少なく
とも一方をマグネシウムから形成してもよい。これによ
り、フェライト製電極およびマグネシウム製電極の総面
積を大きくできるので、小容量の各電解槽10A、20A
により短時間に改質水を生成することができる。この場
合、各中間電極12、22の少なくとも一方を省略して
もよい。これにより、各電解槽10A、20Aの少なくと
も一方を小型化することができる。
形態による尿石付着防止装置1において、一対の第3電
極11A、11Bの少なくとも一方をフェライトから形
成すると共に、一対の第4電極21A、21Bの少なく
とも一方をマグネシウムから形成してもよい。これによ
り、フェライト製電極およびマグネシウム製電極の総面
積を大きくできるので、小容量の各電解槽10A、20A
により短時間に改質水を生成することができる。この場
合、各中間電極12、22の少なくとも一方を省略して
もよい。これにより、各電解槽10A、20Aの少なくと
も一方を小型化することができる。
【0075】また、以上説明した、本発明の第2の実施
形態による尿石付着防止装置1において、一対の第3電
極11A、11Bの少なくとも一方をフェライトから形
成するか、あるいは一対の第4電極21A、21Bの少
なくとも一方をマグネシウムから形成してもよい。これ
により、フェライト製電極またはマグネシウム製電極の
総面積を大きくできるので、小容量の第1電解槽10A
または第2電解槽20Aにより短時間に改質水を生成す
ることができる。
形態による尿石付着防止装置1において、一対の第3電
極11A、11Bの少なくとも一方をフェライトから形
成するか、あるいは一対の第4電極21A、21Bの少
なくとも一方をマグネシウムから形成してもよい。これ
により、フェライト製電極またはマグネシウム製電極の
総面積を大きくできるので、小容量の第1電解槽10A
または第2電解槽20Aにより短時間に改質水を生成す
ることができる。
【0076】また、一対の第3電極11A、11Bの少
なくとも一方をフェライトから形成し且つ第1中間電極
12を省略するか、あるいは一対の第4電極21A、2
1Bの少なくとも一方をマグネシウムから形成し且つ第
2中間電極22を省略してもよい。これにより、第1電
解槽10Aまたは第2電解槽20Aを小型化することがで
きる。
なくとも一方をフェライトから形成し且つ第1中間電極
12を省略するか、あるいは一対の第4電極21A、2
1Bの少なくとも一方をマグネシウムから形成し且つ第
2中間電極22を省略してもよい。これにより、第1電
解槽10Aまたは第2電解槽20Aを小型化することがで
きる。
【0077】また、一対の第3電極11A、11Bおよ
び一対の第4電極21A、21Bを、貴金属合金である
Pt−Ti合金に代えてPt等の貴金属から形成しても
よい。これによっても、各電極11A、11B、21
A、21Bを交換不要とすることができる。
び一対の第4電極21A、21Bを、貴金属合金である
Pt−Ti合金に代えてPt等の貴金属から形成しても
よい。これによっても、各電極11A、11B、21
A、21Bを交換不要とすることができる。
【0078】さらに、以上説明した、本発明の第2の実
施形態による尿石付着防止装置1において、Mg(O
H)2を生成するための第2電解槽20Aを省略しても
よい。この場合、第1電解槽10Aにおいて生成される
各種の酸素活性種を含む改質水の殺菌効果により便器を
清浄に維持することができると共に、尿石付着防止装置
1を小型化することができる。
施形態による尿石付着防止装置1において、Mg(O
H)2を生成するための第2電解槽20Aを省略しても
よい。この場合、第1電解槽10Aにおいて生成される
各種の酸素活性種を含む改質水の殺菌効果により便器を
清浄に維持することができると共に、尿石付着防止装置
1を小型化することができる。
【図1】本発明の第1実施形態による尿石付着防止装置
1の構成を示す説明図である。
1の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態による尿石付着防止装置
1の制御装置4の電気回路構成を示す説明図である。
1の制御装置4の電気回路構成を示す説明図である。
【図3】(a)〜(d)は、第1〜第4電磁弁14、2
4、16、26の通電状態のタイムチャートである。
(e)は、第1、第2電極11、21への電圧印加状態
のタイムチャートである。(f)〜(h)は、第1、第
2水位センサ17、27、便器使用センサ5の出力信号
レベルのタイムチャートである。
4、16、26の通電状態のタイムチャートである。
(e)は、第1、第2電極11、21への電圧印加状態
のタイムチャートである。(f)〜(h)は、第1、第
2水位センサ17、27、便器使用センサ5の出力信号
レベルのタイムチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態による尿石付着防止装
置1の構成を示す説明図である。
置1の構成を示す説明図である。
1 尿石付着防止装置
2 電解槽
3 電解膜
4 制御装置(制御手段)
41 変換部
42 電源部
43 制御部
5 便器使用センサ
6 便器
7 メインスイッチ
8 交流電源
10 第1電解室
10A 第1電解槽
11 第1電極
11A 第3電極
12 第1中間電極
13 第1導水管
14 第1電磁弁(第1弁手段)
15 第1放水管
16 第3電磁弁(第3弁手段)
17 第1水位センサ
20 第2電解室
20A 第2電解槽
21 第2電極
21A 第4電極
22 第2中間電極
23 第2導水管
24 第2電磁弁(第2弁手段)
25 第2放水管
26 第4電磁弁(第4弁手段)
27 第2水位センサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2D038 AA02
4D061 DA02 DB01 DB09 EA02 EB02
EB04 EB12 EB20 EB28 EB30
EB31 EB39 GC14
Claims (7)
- 【請求項1】 便器と、イオンが通過可能な電解膜を隔
てて第1電解室と第2電解室とに区画された電解槽と、
前記第1電解室に配される貴金属または貴金属合金から
形成された第1電極と、前記第2電解室に配される貴金
属または貴金属合金から形成された第2電極と、前記第
1、第2電極間且つ前記第1電解室に配設されるフェラ
イトから形成された第1中間電極と、前記第1、第2電
極間且つ前記第2電解室に配設されるマグネシウムから
形成された第2中間電極と、前記第1、第2電極に電圧
を印加する制御手段と、前記第1電解室に水を流入させ
る第1導水管と、前記第2電解室に水を流入させる第2
導水管と、前記第1電解室内の水を前記便器側へ流出さ
せる第1放水管と、 前記第2電解室内の水を前記便器側へ流出させる第2放
水管とを備え、前記制御手段は、前記第1、第2電極に
電圧を印加して前記第1、第2電解室内の水をそれぞれ
電気分解により改質すると共に、洗浄要求に応じてこの
改質した水を前記第1、第2放水管を介して前記便器側
へ流出させることを特徴とする尿石付着防止装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1電極に高電位
電圧を印加すると共に、前記第1電極に低電位電圧を印
加する第1通電モードと、前記第1電極に低電位電圧を
印加すると共に、前記第1電極に高電位電圧を印加する
第2通電モードとを交互に切替えることを特徴とする請
求項1に記載の尿石付着防止装置。 - 【請求項3】 便器と、貴金属または貴金属合金から形
成された一対の第3電極と該第3電極間に配置されるフ
ェライトから形成された第1中間電極を備える第1電解
槽と、貴金属または貴金属合金から形成された一対の第
4電極と該第4電極間に配置されるマグネシウムから形
成された第2中間電極を備える第2電解槽と、前記一対
の第3電極に電圧を印加すると共に前記一対の第4電極
に電圧を印加する制御手段と、前記第1電解槽に水を流
入させる第1導水管と、前記第2電解槽に水を流入させ
る第2導水管と、前記第1電解槽内から水を前記便器側
へ流出させる第1放水管と、前記第2電解槽内から水を
前記便器側へ流出させる第2放水管とを備え、前記制御
手段は、前記一対の第3電極に電圧を印加すると共に前
記一対の第4電極に電圧を印加して前記第1、第2電解
槽内の水をそれぞれ電気分解により改質すると共に、洗
浄要求に応じてこの改質した水を前記第1、第2放水管
を介して前記便器側へ流出させることを特徴とする尿石
付着防止装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1電解槽に備え
られる前記一対の第3電極に対して、その一方に高電位
電圧を印加すると共に他方に低電位電圧を印加する第1
通電モードと、その一方に低電位電圧を印加すると共に
他方に高電位電圧を印加する第2通電モードとを交互に
切替えると共に、前記第2電解槽に備えられる前記一対
の第4電極に対して、その一方に高電位電圧を印加する
と共に他方に低電位電圧を印加する第1通電モードと、
その一方に低電位電圧を印加すると共に他方に高電位電
圧を印加する第2通電モードとを交互に切替えることを
特徴とする請求項3に記載の尿石付着防止装置。 - 【請求項5】 前記第1の通電モードおよび前記第2の
通電モードの継続時間を等しくしたことを特徴とする請
求項2または請求項4に記載の尿石付着防止装置。 - 【請求項6】 前記第1導水管の途中に設けられ前記第
1導水管を開閉する第1弁手段と、 前記第2導水管の途中に設けられ前記第2導水管を開閉
する第2弁手段と、 前記第1放水管の途中に設けられ前記第1放水管を開閉
する第3弁手段と、 前記第2放水管の途中に設けられ前記第2放水管を開閉
する第4弁手段とを備え、 これらの第1〜第4弁手段は前記制御手段によって開閉
制御されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいず
れかに記載の尿石付着防止装置。 - 【請求項7】 前記第1〜第4弁手段は電磁弁であり、
該電磁弁は前記制御手段によって駆動されることを特徴
とする請求項6に記載の尿石付着防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101326A JP2003290768A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 尿石付着防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101326A JP2003290768A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 尿石付着防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003290768A true JP2003290768A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29241748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002101326A Pending JP2003290768A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 尿石付着防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003290768A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2426282A1 (de) * | 2010-09-07 | 2012-03-07 | Geberit International AG | Spülvorrichtung |
| CN103041413A (zh) * | 2011-10-12 | 2013-04-17 | 科勒诺维达株式会社 | 温水洁身器的喷嘴组件杀菌方法 |
| KR102559900B1 (ko) * | 2022-03-17 | 2023-07-26 | 에스아이오티 주식회사 | 변기용 살균 세정 장치 및 이를 포함하는 변기용 살균 세정 공정 및 변기용 살균 세정 관리 시스템 |
-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002101326A patent/JP2003290768A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2426282A1 (de) * | 2010-09-07 | 2012-03-07 | Geberit International AG | Spülvorrichtung |
| CN103041413A (zh) * | 2011-10-12 | 2013-04-17 | 科勒诺维达株式会社 | 温水洁身器的喷嘴组件杀菌方法 |
| KR102559900B1 (ko) * | 2022-03-17 | 2023-07-26 | 에스아이오티 주식회사 | 변기용 살균 세정 장치 및 이를 포함하는 변기용 살균 세정 공정 및 변기용 살균 세정 관리 시스템 |
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