JP2003291334A - インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法 - Google Patents
インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法Info
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
ショットのインク吐出量をほぼ同等に近付けるように制
御することで、印刷画質の一層の向上を図ることができ
るインクジェット式記録装置を提供すること。 【解決手段】 印刷制御手段64には、記録ヘッド8の
圧電振動子25に対して駆動信号を供給する駆動信号発
生回路85が搭載されている。この駆動信号発生回路8
5には、駆動情報格納手段86から各インクに応じた駆
動情報が与えられる。これにより、前記圧電振動子25
に入力される駆動信号が、1ショットのインク吐出量が
それぞれのインクに応じてほぼ同等となる駆動信号が供
給される。
Description
の適性なインク滴の吐出量を補償することができ、これ
により印刷画質の向上を図ることができるインクジェッ
ト式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方
法に関する。
インクジェット式記録装置は、キャリッジに搭載されて
主走査方向に往復移動するインクジェット式記録ヘッド
と、前記主走査方向に直交する副走査方向に記録用紙を
搬送させる紙送り手段が具備され、印刷データに基づい
て記録ヘッドよりインク滴を吐出させることにより、記
録用紙に対して印刷が行なわれる。そして、前記した構
成の記録装置においては、少なくともブラック、シア
ン、マゼンタ、およびイエローの各インクが用いられ、
ブラックインクによるテキスト印刷だけでなく、各イン
クの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可
能にしている。
に連通した圧力室と、この圧力室を膨張および収縮させ
ることで圧力室内のインク圧力を変化させるアクチュエ
ータ、例えばピエゾ圧電振動子が備えられている。この
ような記録ヘッドでは、一連の駆動信号を前記ピエゾ圧
電振動子に供給することでインク圧力を変化させ、これ
によりノズル開口部からインク滴を吐出させることがで
きるように構成されている。
られる印刷制御データを、印刷制御手段においてビット
マップデータに展開し、このビットマップデータに基づ
いて、各圧力室に配置された前記圧電振動子に対して駆
動信号を印加するか否かが制御され、これにより所定の
画像が印刷される。
ては印刷の多様化に伴い、従来の染料インクに代わっ
て、色材として顔料を分散させたインク(以下、顔料イ
ンクという)を用いる記録装置が提供されている。この
顔料インクは、一般にせん断速度の増加と共に、見かけ
の粘度が下がっていく現象が観察される。この特性は、
分散に用いる色材の種類あるいは色材の濃度によって、
その度合いが異なる。
るいは特定の条件での粘度が一致した場合でも、記録ヘ
ッドの駆動周波数が異なる領域(すなわち、せん断速度
の異なる領域)では、見かけ上の粘度も異なるため、同
一の応力(せん断応力)を与えた場合でも、各インク間
で吐出するインク量が異なる結果となる。
およびせん断速度との関係は、一般的に、せん断応力
(γ)=見かけ上の粘度×せん断速度(Γ)として示す
ことができる。したがって、粘度とせん断応力との関係
を示すと、図9のように表すことができる。図9に示す
特性gは、前記したような顔料インクの代表的な物性を
示しており、また、特性nは真水に代表されるニュート
ン流体の物性を示している。すなわち、顔料インクにお
いてはニュートン流体とは異なり、高いせん断応力側で
は見かけ上の粘度が下がる。
ては、各々の印字モードにおいて、異なるせん断応力に
よって、インク滴の吐出動作が行われている。さらに、
前記したgで示す特性は、顔料インクの種類(例えば、
前記したブラック、シアン、マゼンタ、およびイエロー
の各インク)によって異なるため、結果として色ごとに
インク滴の吐出量がばらつき、より高品位の印刷結果を
得ることが困難になるという問題を抱えている。
のせん断応力に対応して見かけ上のインクの粘度をそれ
ぞれ調整することで、インク滴の吐出量を制御するとい
う考え方が採用されている。すなわち、図10に印字モ
ードとして示すように、せん断応力(駆動周波数)の
ある1点で粘度が調整された状態を作っている。したが
って、図10に示すように印字モードにおいては、イ
ンクの粘度を調整したことで、インクAおよびインクB
の間で同等の吐出量が得られるものの、例えば高せん断
領域、すなわち高い駆動周波数領域である印字モード
においては、インクAおよびインクBにおける見かけ上
の粘度が異なるため、インクAおよびインクBにおける
インクの吐出量にばらつきが発生することは避けられな
い。
されたものであり、記録装置において利用されるインク
に応じて、記録ヘッドからの適性なインク滴の吐出量を
補償することができ、これにより印刷画質の一層の向上
を図ることができるインクジェット式記録装置および同
装置における記録ヘッドの駆動方法を提供することを目
的とするものである。
の発明にかかるインクジェット式記録装置は、複数種類
の異なったインクを、印刷データに基づいてインク滴と
して吐出することで、記録媒体に対して印刷を行う記録
ヘッドを搭載したインクジェット式記録装置であって、
種類の異なった各インクにおけるせん断応力の差に基づ
く見かけ上の粘度の差分から生じるインク吐出量の差を
低減させるように制御された駆動信号を、前記記録ヘッ
ドのノズル開口部に対応して配置された各アクチュエー
タに対してそれぞれ供給する駆動信号発生手段を具備し
た点に特徴を有する。
ノズル列ごとに種類の異なったインクが吐出されるよう
に構成され、前記駆動信号発生手段は、各ノズル列に対
応した前記各アクチュエータごとに、インク吐出量の差
を低減させるように制御された前記駆動信号をそれぞれ
供給するように構成される。
前記駆動信号発生手段は、予め設定されている複数の基
本駆動波形信号のいずれかを選択することで、もしくは
予め設定されている基本駆動波形信号の複数を選択する
ことで、インク吐出量の差を低減させるように制御され
た前記駆動信号を生成するように構成される。また好ま
しい他の実施の形態においては、前記駆動信号発生手段
は、駆動信号の電圧レベルを変更することで、もしくは
予め設定されている複数の電圧レベルの駆動信号を選択
することで、インク吐出量の差を低減させるように制御
された前記駆動信号を生成するように構成される。
クカートリッジに搭載されたデータ記憶手段から、せん
断応力の差に基づく見かけ上の粘度の情報を読み出すこ
とができるように構成され、前記駆動信号発生手段は、
データ記憶手段から読み出した前記情報に基づいて、各
インクに対応して制御された前記駆動信号を生成する構
成を好適に採用することができる。
に対してマニュアル設定されたせん断応力の差に基づく
見かけ上の粘度の情報に基づいて、各インクに対応して
制御された前記駆動信号を生成する構成も好適に採用す
ることができる。この場合、前記マニュアル設定は、好
ましくは記録装置に搭載された駆動条件選択手段、もし
くは記録装置に対して印刷指令を行うホストコンピュー
タに搭載されたプリンタドライバのユーティリティ上で
実行される駆動条件選択手段によりなされるように構成
される。
記録装置の他の形態においては、前記記録ヘッドのノズ
ル開口部から吐出される種類の異なったインクに対応し
て、当該ノズル開口部の開口径を異ならせて構成した点
に特徴を有する。この場合においても、好ましくは前記
記録ヘッドは、ノズル列ごとに異なったインクが吐出さ
れるように構成され、各ノズル列ごとにノズル開口部の
開口径を異ならせて構成される。
にしても、前記記録ヘッドに導入される各インクとし
て、顔料分散系のインクを利用する記録装置に対して好
適に採用することができる。
方法は、複数種類の異なったインクを、印刷データに基
づいてインク滴として吐出することで、記録媒体に対し
て印刷を行う記録ヘッドを搭載したインクジェット式記
録装置における記録ヘッドの駆動方法であって、前記記
録ヘッドに導入される種類の異なった各インクの粘度特
性の情報を取得する情報取得ステップと、前記情報取得
ステップにより取得された各インクの粘度特性の情報に
基づいて、駆動信号発生手段に対して粘度特性の情報に
対応した駆動条件を設定する駆動条件設定ステップと、
前記駆動条件設定ステップにより設定された駆動条件に
対応して、種類の異なるインクが吐出されるノズル開口
部に対応した各アクチュエータに対し、前記粘度特性に
応じた駆動信号を前記駆動信号発生手段より供給する駆
動信号供給ステップとを順次実行するようになされる。
情報取得ステップにおいて、各インクの粘度特性の情報
として、せん断応力に対応する粘度情報をそれぞれ取得
し、前記駆動条件設定ステップにおいて、せん断応力に
対応する粘度情報に基づいて、駆動信号発生手段に対し
て駆動条件を設定するようになされる。
かるインクジェット式記録装置によると、駆動信号発生
手段は、種類の異なった各インクにおけるせん断応力の
差に基づく見かけ上の粘度の差分から生じるインク吐出
量の差を低減させるように制御された駆動信号をそれぞ
れ生成する。そして、種類の異なった各インクを吐出す
るノズル開口部に対応して配置された各アクチュエータ
に対して、前記駆動信号がそれぞれ供給するようになさ
れる。
成される駆動信号が、駆動電圧を制御することでインク
吐出量の差を低減させるように補正する場合を考える
と、補正前の駆動信号電圧レベルをV1、補正後の駆動
信号電圧レベルをV2、駆動周波数をfとして場合、V
2=K×f×V1の関係式で示すことができる。ここ
で、Kはインクの種類、インクの組成によって決定され
る係数であり、この係数Kは吐出に使われる一つのイン
クを基準にした場合には、そのインクに対して相対的な
係数でよい。前記関係式に示されるように、駆動周波数
が高周波になるにしたがって、駆動電圧の補正が大きく
なされる。
して、1ショットにおいて吐出されるインク量を調整す
ることができ、せん断応力の差に基づく見かけ上のイン
ク粘度が異なる各顔料インクを用いても、1ショットに
おいて吐出されるインク量を同等に合わせることができ
る。これにより、印刷画質の一層の向上を図ることがで
きるインクジェット式記録装置を提供することができ
る。
ェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づ
いて説明する。図1はこの発明が適用された記録装置本
体の基本構成を斜視図によって示したものである。図1
において符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1
はキャリッジモータ2により駆動されるタイミングベル
ト3を介し、ガイド部材4に案内されて紙送り部材5の
長手方向に沿った主走査方向に往復移動されるように構
成されている。
配置されており、この紙送りローラ6と図示せぬ従動ロ
ーラとによって挟まれた記録用紙7が、紙送りローラ6
の回転駆動によって前記した主走査方向に直交する副走
査方向に搬送されるように構成されている。この場合、
前記紙送り部材5の上面には、多数の突起部5aが長手
方向に沿って間欠的に形成されており、記録用紙7はこ
の突起部5aの上面に沿って搬送されることにより、後
述する記録ヘッドとの間で所定のギャップが形成される
ようになされる。
7に対向する下側面には、破線で示すようにインクジェ
ット式記録ヘッド8が搭載されている。また、その上部
には前記記録ヘッド8にインクを供給するブラックイン
クカートリッジ9B、およびシアン、マゼンタ、イエロ
ーの各インクをそれぞれ封入した各カラーインクカート
リッジ9C,9M,9Yがそれぞれ主走査方向に隣接す
るようにして着脱可能に装着されている。
ション)に配置されたキャッピング手段であって、この
キャッピング手段11は前記記録ヘッド8が直上に移動
した時に、上方に移動して記録ヘッドのノズル形成面
(この実施の形態においては、記録ヘッド8の下側面)
を封止することができるように構成されている。そして
キャッピング手段11の下方には、キャッピング手段1
1の内部空間に負圧を与えるための吸引ポンプ12が配
置されている。
休止期間中において、記録ヘッド8のノズル形成面を封
止してノズル開口からのインク溶媒の蒸発を抑制させる
蓋体として機能すると共に、前記吸引ポンプ12からの
負圧を記録ヘッド8に作用させて、記録ヘッドからイン
クを吸引排出させることで、インク滴の吐出機能をメン
テナンスするクリーニング操作も実行されるように構成
されている。
段11に隣接した印刷領域側には、ゴムなどの弾性素材
を短冊状に形成したワイピング部材13が配置されてい
て、キャリッジ1がキャッピング手段11側に往復移動
する際に、必要に応じて記録ヘッドの移動経路に水平方
向に進退し、記録ヘッド8のノズル形成面を払拭して清
掃するワイピング動作がなされるように構成されてい
る。
た記録へッド8の一例について、そのノズル形成面を模
式的に示したものである。この記録へッド8は副走査方
向に例えば48個または64個の後述するノズル開口部
が列状に形成されて、それぞれノズル列K,C,M,Y
を構成し、このノズル列が記録装置において使用される
インクの数(この実施の形態においては4つ)に対応し
て主走査方向に隣接して配置されている。
2に示すように主走査方向の左から順にブラックインク
を吐出するノズル列K、シアンインクを吐出するノズル
列C、マゼンタインクを吐出するノズル列M、イエロー
インクを吐出するノズル列Yがそれぞれ配列されてい
る。
な一部の構成を断面図で示したものである。この図3に
例示した記録へッド8は、たわみ振動モードの圧電振動
子25を取り付けた記録ヘッドである。この記録ヘッド
8は、圧力室31を形成したアクチュエータユニット3
2と、このアクチュエータユニット32の前面に接合さ
れた流路ユニット33と、アクチュエータユニット32
の背面に、圧力室31に対応させて形成されたピエゾ圧
電振動子25とを備えている。
1が形成された圧力室形成基板34と、この圧力室形成
基板34の前面に接合された蓋部材35と、圧力室形成
基板34の背面に接合されて圧力室31の背面側開口面
を塞ぐ振動板36とから構成されている。前記振動板3
6は、例えば、弾性を有する薄いセラミック板によって
構成されている。また蓋部材35には、圧力室31に連
通した第1インク流路37および第2インク流路38が
形成されている。また、流路ユニット33は、インク室
形成基板40と、インク室形成基板40の前面に接合さ
れたノズルプレート41と、インク室形成基板40の背
面に接合された供給口形成板42とから構成されてい
る。
3とノズル連通口44とが形成されており、またノズル
プレート41にはノズル開口部16が列状に並べられた
状態で多数(例えば、前記したように48個または64
個)穿設されている。そして、各ノズル開口部16は、
対応するノズル連通口44にそれぞれ連通されている。
また、供給口形成板42には、共通インク室43と第1
インク流路37とを連通するインク供給口45が形成さ
れており、さらにノズル連通口44と第2インク流路3
8とを連通する連通口46が形成されている。
8には、共通インク室43から、インク供給口45、第
1インク流路37、圧力室31、第2インク流路38、
連通口46、および、ノズル連通口44を通ってノズル
開口部16に至る一連のインク流路が形成されている。
んで圧力室31の背面側に配置されている。この圧電振
動子25の前面には下部電極50が形成され、背面には
圧電振動子25を覆うようにして上部電極51が形成さ
れている。また、アクチュエータユニット32の両端部
には、基端部分が各圧電振動子25の上部電極51に導
通する接続端子52が配設されている。この接続端子5
2の先端面には、フレキシブル回路基板53が接合され
ており、接続端子52および上部電極51を介して圧電
振動子25に駆動信号が供給されるように構成されてい
る。
ては、後述するような駆動信号が供給されると上部電極
51と下部電極50との間に電位差が生じる。この電位
差により圧電振動子25は例えば、電界とは直交する方
向に収縮し、圧電振動子25および振動板36は、圧力
室31側に突出するように撓んで圧力室31を収縮させ
る。
吐出させる場合には、例えば、圧力室31を急激に収縮
させる。すなわち、圧力室31が急激に収縮されると圧
力室31内のインク圧力が上昇し、この圧力上昇に伴っ
てノズル開口部16からインク滴が吐出される。また、
インク滴の吐出後に、上部電極51と下部電極50との
間の電位差をなくすと、圧電振動子25および振動板3
6が元の状態に戻る。これにより、収縮されていた圧力
室31内が膨張し、共通インク室43からインク供給口
45および第1インク流路37を通して圧力室31内に
インクが補給される。
載された制御回路の一例をブロック図によって示したも
のである。なお図4において、すでに説明した各部に相
当する部分は同一符号で示しており、したがってその詳
細な説明は省略する。図4においては、吸引ポンプ12
によって吸引したインク廃液を排出する廃液タンク14
が示されており、廃液タンク14に排出されたインク廃
液は、この廃液タンク14内に収納された廃液吸収材1
5によって保持するように構成されている。
であり、このホストコンピュータ60には、プリンタド
ライバ61が搭載されている。そしてプリンタドライバ
61のユーティリティ上で、入力装置62およびディス
プレイ63を利用して、周知の用紙サイズ、モノクロ/
カラー印刷の選択、記録モードの選択、フォント等のデ
ータおよび印刷指令等が入力できるように構成されてい
る。
より、プリンタドライバ61からは、記録装置に搭載さ
れた印刷制御手段64に対して印刷データが送出される
ようになされる。この印刷制御手段64は、前記ホスト
コンピュータ60からの印刷データに基づいてビットマ
ップデータを生成し、このデータに基づいてヘッド駆動
手段65により駆動信号を発生させて、キャリッジ1に
搭載された記録ヘッド8からインク滴を吐出させる機能
を備えている。ヘッド駆動手段65は、印刷データに基
づく駆動信号の他に、フラッシング制御手段66からの
フラッシング指令信号を受けてフラッシング操作のため
の駆動信号を記録ヘッド8に出力するようにも構成され
ている。
このクリーニング制御手段67は、ポンプ駆動手段68
を起動させて、吸引ポンプ12を動作させるようになさ
れる。そして、例えば操作パネルに配置されたクリーニ
ング指令スイッチ69のオン操作を受けたクリーニング
指令検知手段70からの指令信号により、クリーニング
動作が実行される。また、クリーニング制御手段67
は、中央制御手段71を介して、前記したホストコンピ
ュータよりクリーニング指令を受けた場合においても、
同様にクリーニング動作を実行させる機能を備えてい
る。
ッジモータ制御手段72に対して制御信号が送出される
ように構成されており、これによりキャリッジモータ2
が駆動され、キャリッジ1を所定の位置に移動させる制
御がなされる。
込み手段73が接続されており、この読み出し書き込み
手段73は、インクカートリッジを記録装置に装着した
時、各インクカートリッジに搭載されたデータ記憶手段
74としての例えばEEPROMとの間で、データの授
受がなされるように機能する。この実施の形態において
は、前記したデータ記憶手段74には、それぞれのカー
トリッジに封入されたインク粘度の特性情報(せん断応
力に対応した見かけ上のインク粘度の情報)が書き込ま
れており、前記読み出し書き込み手段73は、この情報
を取得して中央制御手段に71に供給するように機能す
る。また、この読み出し書き込み手段73は、記録装置
側において生成されるデータを、必要に応じて前記デー
タ記憶手段74に書き込むことができるようにも作用す
る。
したインク粘度の情報に対応する記録ヘッドの駆動条件
に関するデータが格納された駆動条件設定テーブル75
が接続されており、中央制御手段71は前記テーブル7
5にアクセスし、インクカートリッジ側から読み出した
前記インク粘度の情報に対応した記録ヘッドの駆動条件
に関するデータを取得することができるように構成され
ている。
されるインク粘度の情報としては、せん断応力に対応す
る粘度情報を二次元の関係で持たせるのが好ましいが、
記録装置において使用される染料インクが、各色に応じ
て予め定められた物性のものである場合には、インク粘
度の情報として数桁のコードを利用して持たせることも
でき、このコードから、駆動条件設定テーブル75に二
次元のマップで記述された、せん断応力に対応する粘度
情報を取得するように構成されていてもよい。
件選択手段76からの制御信号が供給されるようにも構
成されている。この駆動条件選択手段76には操作スイ
ッチ77が具備されており、この操作スイッチ77を利
用して、装着された各カートリッジに封入されたインク
粘度の情報をマニュアル操作により設定することができ
る。
クカートリッジにデータ記憶手段74が装填されていな
い場合、あるいはデータ記憶手段74が装填されていて
も、前記したインク粘度の情報が記録されていない場合
において、前記操作スイッチ77を利用することができ
る。また、前記したインク粘度の情報の設定は、記録装
置に対して印刷指令を行うホストコンピュータ60に搭
載されたプリンタドライバ61のユーティリティ上にお
いて設定可能となるように構築されていてもよい。
4、およびヘッド駆動手段65のさらに詳細な構成をブ
ロック図によって示したものである。まず、印刷制御手
段64は、前記したホストコンピュータ60からの印刷
データ等を受信するインターフェース80と、各種デー
タの記憶等を行うRAM81と、各種データ処理のため
の制御ルーチン等を記憶したROM82と、CPU等を
含み、前記中央制御手段71との間でデータの授受を行
い、印刷制御手段64における各種の制御を実行する制
御部83と、発振回路84と、駆動信号を発生する駆動
信号発生回路85と、前記中央制御手段71を介した駆
動条件設定テーブル75より読み出された駆動情報を格
納する駆動情報格納手段86と、ドットパターンデータ
(ビットマップデータ)に展開された印刷データや駆動
信号等を、前記ヘッド駆動手段65に送信するためのイ
ンターフェース87とを備えている。
ラクタコード、グラフィック関数、イメージデータのい
ずれか1つのデータまたは複数のデータからなる印刷デ
ータをホストコンピュータ60から受信する。また、イ
ンターフェース80は、ホストコンピュータ60に対し
てビジー(BUSY)信号やアクノレッジ(ACK)信
号等を出力することができる。
バッファ81b、出力バッファ81cを備え、ワークメ
モリ等として利用されるものである。受信バッフア81
aには、インターフェース80が受信したホストコンピ
ュータ60からの印刷データ等が一時的に記憶される。
また中間バッファ81bには、制御部83によって中間
コードに変換された中間コードデータが記憶される。さ
らに出力バッフア81cには、ドットパターンデータが
展開される。
によって実行される各種制御ルーチン、フォントデー
タ、および、グラフィック関数等を記憶している。また
制御部83は、受信バッファ81a内の印刷データを読
み出して中間コードに変換し、変換した中間コードデー
タを中間バッファ81bに記憶させる機能を備えてい
る。さらに、制御部83は、中間バッファ81bから読
み出した中間コードデータを、ROM82内のフォント
データおよびグラフィック関数等を参照してドットパタ
ーンデータに展開する機能を備えている。また、この展
開されたドットパターンデータは、必要な装飾処理が行
われた後、出力バッファ81cに記憶されるように機能
する。
に相当するドットパターンデータが得られると、この1
行分のドットパターンデータは、インターフェース87
を介してヘッド駆動手段65にシリアル伝送される。ま
た、出力バッファ81cから1行分のドットパターンデ
ータが出力されると、中間バッファ81bの内容が消去
されて、次の中間コードに対する展開が行われる。
的な構成について説明する。このヘッド駆動手段65に
は、シフトレジスタ90、ラッチ回路91、レベルシフ
タ92、アナログスイッチ93が具備されている。そし
て、アナログスイッチ93を介して記録ヘッド8におけ
る圧電振動子25に対して駆動信号が供給されるように
構成されている。
らのシフトレジスタ90、ラッチ回路91、レベルシフ
タ92、およびアナログスイッチ93は、各ノズル開口
部16毎に対応させて、それぞれシフトレジスタ90a
〜90n、ラッチ回路91a〜91n、レベルシフタ9
2a〜92n、アナログスイッチ93a〜93nが具備
されている。そして、前記各アナログスイッチ93a〜
93nをそれぞれ介して記録ヘッド8における圧電振動
子25a〜25nに対して駆動信号が供給される。
ータに展開された印刷データ(SI)は、発振回路84
からのクロック信号(CK)に同期して、インターフェ
ース87を通じてヘッド駆動手段65に搭載されたシフ
トレジスタ90(すなわち、図6に示す各シフトレジス
タ90a〜90n)に対して順次シリアル伝送される。
このシリアル転送された印刷データ(SI)は、インタ
ーフェース87を通じて送られるラッチ指令信号(LA
T)を受けるラッチ回路91(91a〜91n)によっ
て、ラッチされる。
増幅器であるレベルシフタ92(92a〜92n)によ
って、アナログスイッチ93が駆動可能な電圧まで昇圧
され、この昇圧されたスイッチング信号を前記アナログ
スイッチ93(93a〜93n)に供給するように作用
する。
駆動信号発生回路85からの駆動信号(COM)が入力
されており、アナログスイッチ93の出力は、記録ヘッ
ド8に搭載された前記ピエゾ素子による圧電振動子25
(25a〜25n)に供給される。そして、前記した印
刷データは、アナログスイッチ93のオン・オフ動作を
制御する。例えば、アナログスイッチ93に加わる印刷
データが“1”である期間中は、駆動信号が圧電振動子
25に供給され、この駆動信号に応じて圧電振動子25
は変形する。一方、アナログスイッチ93に加わる印刷
データが“0”の期間中は、圧電振動子25への駆動信
号の供給が遮断される。このような圧電振動子25の変
形に伴って、ノズル開口部16からインク滴が吐出され
る。
度情報に基づいて記録ヘッドから適性な量の各インク滴
を吐出させる作用について説明する。図7には駆動信号
の波形と、これらの各波形の出力タイミングが示されて
いる。図5に示した駆動信号発生回路85より生成され
る駆動信号は、図7(A)に示した第1の駆動波形信号
と、図7(B)に示した第2の駆動波形信号と、図7
(C)に示した第3の駆動波形信号が用意されている。
なお、第3の駆動波形信号は、第1の駆動波形信号と第
2の駆動波形信号の両者を共に選択することにより生成
される。したがって、ここでは第1駆動波形信号と第2
駆動信号波形の発生タイミングの合計の時間が、記録ヘ
ッド8における1ショットの駆動周期に設定されてい
る。
の傾きをもっており、(A)として示す第1の駆動波形
信号は、aとして示す傾きで駆動電圧が降下し、bとし
て示す傾きで駆動電圧が上昇する駆動波形を形成してい
る。ここで、aとして示す傾きは、アクチュエータとし
ての圧電振動子25をドライブした時、記録ヘッドのノ
ズル開口部16に形成されたインクのメニスカスを引き
込む作用を発生し、bとして示す傾きは、メニスカスが
引き込まれた状態のインクをノズル開口部16側に押し
出す作用を発生する。これにより、ノズル開口部よりイ
ンク滴が吐出される。
号は、cとして示す傾きで駆動電圧が降下し、dとして
示す傾きで駆動電圧が上昇する駆動波形を形成してい
る。ここで、cとして示す傾きは、同様に圧電振動子2
5をドライブした時、記録ヘッドのノズル開口部16に
形成されたインクのメニスカスを引き込む作用を発生
し、dとして示す傾きは、メニスカスが引き込まれた状
態のインクをノズル開口部16側に押し出す作用を発生
する。この場合、dとして示す傾きは、前記したbとし
て示す傾きに対して若干急峻になされ、その電圧レベル
の変化も若干大きい。したがって、(B)として示す第
2の駆動波形信号は、(A)として示す第1の駆動波形
信号よりも、圧電振動子をドライブした時のインク滴の
吐出機能は大きくなる。
信号は、前記した第1と第2の駆動波形信号の両者を共
に選択した状態であり、圧電振動子25をドライブした
時において、最大のインク滴の吐出機能を発揮する。す
なわち、前記したbとdのタイミングにおいて、それぞ
れインク滴を吐出することになる。そして、図5に示し
た駆動信号発生回路85においては、前記した第1と第
2の駆動波形信号を繰り返して発生するようになされて
いる。
クの粘度の情報に基づいて、それぞれのインクを吐出さ
せる圧電振動子25に対して、前記したような第1また
は第2の駆動波形信号のいずれか、もしくは両者を選択
することにより生成される駆動信号を記録ヘッドに供給
するようになされる。これにより、ノズル開口部からの
1ショットにおけるインクの吐出量を補正し、顔料イン
クの種類(粘度特性)にかかわらず、1ショットにおけ
る各色のインクの吐出量がほぼ同等に近付けるように制
御される。
〜90nから、ラッチ回路91a〜91n等を経てアナ
ログスイッチ93a〜93nに加わる印刷データのビッ
トが“1”の期間中には、駆動信号が圧電振動子25a
〜25nに印加され、圧電振動子25a〜25nは駆動
信号の波形に応じて伸縮する。一方、印刷データのビッ
トが“0”の期間中は、圧電振動子25a〜25nへの
駆動信号の供給が遮断される。
発生する第1および第2の駆動波形信号の発生タイミン
グに合わせて、印刷データのビットを“1”または
“0”に設定することによって、第1または第2の駆動
波形信号のいずれか一方、もしくは第1および第2の駆
動波形信号の双方を選択して駆動信号として生成するこ
とができる。この場合、図5に示す駆動情報格納手段8
6には、中央制御手段71を介して各インクの粘度情報
に対応した駆動情報が格納されており、駆動信号発生回
路85に対して、第1および第2の駆動波形信号の発生
タイミングに合わせて、印刷データのビットを“1”ま
たは“0”に制御する情報が供給される。
見かけ上のインク粘度の差分が小さな場合においては、
印刷データのビットを“1,0”に設定することで、駆
動信号として図7(A)に示す第1駆動波形信号が、こ
れを吐出させるノズル開口部に対応する圧電振動子25
に供給される。また、前記差分が中程度である場合にお
いては、印刷データのビットを“0,1”に設定するこ
とで、駆動信号として図7(B)に示す第2駆動波形信
号が、これを吐出させるノズル開口部に対応する圧電振
動子25に供給される。さらに、前記差分が大きな場合
においては、印刷データのビットを“1,1”に設定す
ることで、駆動信号として図7(C)に示す第3駆動波
形信号が、これを吐出させるノズル開口部に対応する圧
電振動子25に供給される。
トにおける各顔料インクの吐出量が補正され、インクの
種類にかかわらず、1ショットにおけるインクの吐出量
がほぼ同等に近付けるように制御される。それ故、特に
顔料インクで代表されるように、せん断応力に対応した
粘度の特性が、各インクによって異なるような物性のイ
ンクを組み合わせて用いても、1ショットにおけるイン
クの吐出量がほぼ同等となるように補償することがで
き、これにより印刷画質の向上を図ることができる。
は、説明の便宜上、図7に示すように第1と第2の駆動
波形信号を用意し、これらのいずれかまたは両者を採用
することで、3段階の補償を実現するようにしている
が、例えば3つの基本駆動波形信号を用意し、同様にそ
れらのいずれか、または組み合わせて利用することで、
6段階の補償を実現させることができる。
て記録ヘッドから適性な量の各インク滴を吐出させる他
の例について説明するものである。図8には各ノズル開
口部に対応した各アクチュエータとしての圧電振動子に
加える駆動信号の形態が示されている。この駆動信号
は、図7に示した例と同様に、駆動電圧レベルが降下す
る傾きと、これに引き続いて駆動電圧が上昇する傾きを
もっている。
ヘッドのノズル開口部に形成されたインクのメニスカス
を引き込むと共に、メニスカスが引き込まれた状態のイ
ンクをノズル開口部側に押し出すことで、ノズル開口部
よりインク滴を吐出させるようになされる。
対応する見かけ上のインク粘度の特性情報に基づいて、
駆動信号の電圧レベルが例えば実線から破線で示すよう
な範囲で変化するようになされる。すなわち、実線で示
す基準駆動波形に対して、その基準電位を上昇させると
共に、図中h,i,jとして示すようにその振幅も増大
させるようになされる。この様に駆動波形信号が実線の
状態から破線で示す状態に変更されるにしたがって、圧
電振動子をドライブした時において、インク滴の吐出機
能が増大する。
上の粘度の差分が小さなインクを吐出させる場合におい
ては、実線に示すような駆動波形を採用し、前記差分が
大きなインクを吐出させる場合においては、破線で示す
ような駆動波形を採用することで、ノズル開口部からの
1ショットにおけるインクの吐出量を補正し、インクの
種類(粘度特性)にかかわらず、1ショットにおける各
色のインクの吐出量をほぼ同等に近付けるように制御す
ることができる。この例によると、インクの種類(粘度
特性)に対応して当該インクを吐出させる圧電振動子に
加える駆動波形信号の電圧レベルを適宜変更すること
で、無段階に1ショットにおけるインクの吐出量を補正
することが可能となる。
と、破線で示す駆動波形とを、図7における(A)およ
び(B)で示す出力タイミングのように、時分割で交互
に繰り返して発生させるようにした場合には、図5およ
び図6に示すような回路構成をそのまま使用することが
できる。すなわち、図8に実線で示す駆動波形の出力タ
イミングにおいて、印刷データのビットを“1”に制御
し、図8に破線で示す駆動波形の出力タイミングにおい
て、印刷データのビットを“0”に制御することで、実
線で示す低振幅の駆動波形を選択することができ、これ
を圧電振動子に加えることができる。
イミングにおいて、印刷データのビットを“0”に制御
し、図8に破線で示す駆動波形の出力タイミングにおい
て、印刷データのビットを“1”に制御することで、破
線で示す高振幅の駆動波形を選択することができ、これ
を圧電振動子に加えることができる。これにより、ノズ
ル開口部からの1ショットにおけるインクの吐出量を補
正し、インクの種類(粘度特性)にかかわらず、1ショ
ットにおける各色のインクの吐出量をほぼ同等に近付け
るように制御することができる。
ベルの駆動波形をさらに作成し、同様に時分割で各駆動
波形を選択させるように構成することで、さらに多段階
にわたり1ショットにおけるインクの吐出量を補正させ
ることが可能となる。
異なったインクが吐出されるノズル開口部に対応する圧
電振動子に対して、異なる駆動信号を供給することで、
各インクの粘度特性の相異による1ショットの吐出量を
揃えるようにしているが、種類(粘度特性)が異なった
インクに対応して、ノズル開口部の開口径を異ならせて
構成しても、同様の結果を得ることができる。
当該記録装置にそれぞれに指定されたインクを専ら使用
するようなインクカートリッジの供給体制が採られてお
り、したがって、当該記録装置に対応した物性のインク
が使用される。それ故、この記録装置に使用される各色
のインクの粘度特性に対応して、粘度が低いインクを吐
出させるノズル開口部の開口径を小とし、粘度が高いイ
ンクを吐出させるノズル開口部の開口径を大となるよう
に予め記録ヘッドのノズル開口部の開口径を異ならせて
構成することで、各インクの粘度の相異に対応して1シ
ョットの吐出量を揃えることが可能となる。
クジェット式記録装置によると、例えば顔料インクに代
表されるように、せん断応力に対応する粘度の関係が異
なる各インクを利用した場合であっても、記録ヘッドの
ノズル開口部から吐出される1ショットのインク吐出量
をほぼ同等に近付けるように制御することができるの
で、印刷画質の一層の向上を図ることができるインクジ
ェット式記録装置を提供することができる。
置の基本構成を示した斜視図である。
ノズル形成面から見た状態を示す模式図である。
断面図である。
ロック図である。
ブロックにおける詳細な構成を示したブロック図であ
る。
である。
波形図である。
した波形図である。
ある。
インク吐出量の関係を解説する特性図である
Claims (12)
- 【請求項1】 複数種類の異なったインクを、印刷デー
タに基づいてインク滴として吐出することで、記録媒体
に対して印刷を行う記録ヘッドを搭載したインクジェッ
ト式記録装置であって、 種類の異なった各インクにおけるせん断応力の差に基づ
く見かけ上の粘度の差分から生じるインク吐出量の差を
低減させるように制御された駆動信号を、前記記録ヘッ
ドのノズル開口部に対応して配置された各アクチュエー
タに対してそれぞれ供給する駆動信号発生手段を具備し
たことを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 【請求項2】 前記記録ヘッドは、ノズル列ごとに種類
の異なったインクが吐出されるように構成され、前記駆
動信号発生手段は、各ノズル列に対応した前記各アクチ
ュエータごとに、インク吐出量の差を低減させるように
制御された前記駆動信号をそれぞれ供給するように構成
した請求項1に記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項3】 前記駆動信号発生手段は、予め設定され
ている複数の基本駆動波形信号のいずれかを選択するこ
とで、もしくは予め設定されている基本駆動波形信号の
複数を選択することで、インク吐出量の差を低減させる
ように制御された前記駆動信号を生成するように構成し
た請求項1または請求項2に記載のインクジェット式記
録装置。 - 【請求項4】 前記駆動信号発生手段は、駆動信号の電
圧レベルを変更することで、もしくは予め設定されてい
る複数の電圧レベルの駆動信号を選択することで、イン
ク吐出量の差を低減させるように制御された前記駆動信
号を生成するように構成した請求項1または請求項2に
記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項5】 前記記録装置に装着されたインクカート
リッジに搭載されたデータ記憶手段から、せん断応力の
差に基づく見かけ上の粘度の情報を読み出すことができ
るように構成され、前記駆動信号発生手段は、データ記
憶手段から読み出した前記情報に基づいて、各インクに
対応して制御された前記駆動信号を生成するように構成
した請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインク
ジェット式記録装置。 - 【請求項6】 前記駆動信号発生手段は、記録装置に対
してマニュアル設定されたせん断応力の差に基づく見か
け上の粘度の情報に基づいて、各インクに対応して制御
された前記駆動信号を生成するように構成した請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載のインクジェット式記
録装置。 - 【請求項7】 前記マニュアル設定が、記録装置に搭載
された駆動条件選択手段、もしくは記録装置に対して印
刷指令を行うホストコンピュータに搭載されたプリンタ
ドライバのユーティリティ上で実行される駆動条件選択
手段によりなされるように構成した請求項6に記載のイ
ンクジェット式記録装置。 - 【請求項8】 複数種類の異なったインクを、印刷デー
タに基づいてインク滴として吐出することで、記録媒体
に対して印刷を行う記録ヘッドを搭載したインクジェッ
ト式記録装置であって、 前記記録ヘッドのノズル開口部から吐出される種類の異
なったインクに対応して、当該ノズル開口部の開口径を
異ならせて構成したことを特徴とするインクジェット式
記録装置。 - 【請求項9】 前記記録ヘッドは、ノズル列ごとに異な
ったインクが吐出されるように構成され、各ノズル列ご
とにノズル開口部の開口径を異ならせて構成した請求項
8に記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項10】 前記記録ヘッドに導入される各インク
が、顔料分散系のインクである請求項1ないし請求項9
のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項11】 複数種類の異なったインクを、印刷デ
ータに基づいてインク滴として吐出することで、記録媒
体に対して印刷を行う記録ヘッドを搭載したインクジェ
ット式記録装置における記録ヘッドの駆動方法であっ
て、 前記記録ヘッドに導入される種類の異なった各インクの
粘度特性の情報を取得する情報取得ステップと、 前記情報取得ステップにより取得された各インクの粘度
特性の情報に基づいて、駆動信号発生手段に対して粘度
特性の情報に対応した駆動条件を設定する駆動条件設定
ステップと、 前記駆動条件設定ステップにより設定された駆動条件に
対応して、種類の異なるインクが吐出されるノズル開口
部に対応した各アクチュエータに対し、前記粘度特性に
応じた駆動信号を前記駆動信号発生手段より供給する駆
動信号供給ステップと、 を順次実行するようになされたインクジェット式記録装
置における記録ヘッドの駆動方法。 - 【請求項12】 前記情報取得ステップにおいて、各イ
ンクの粘度特性の情報として、せん断応力に対応する粘
度情報をそれぞれ取得し、前記駆動条件設定ステップに
おいて、せん断応力に対応する粘度情報に基づいて、駆
動信号発生手段に対して駆動条件を設定するようになさ
れる請求項11に記載のインクジェット式記録装置にお
ける記録ヘッドの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002096189A JP2003291334A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002096189A JP2003291334A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003291334A true JP2003291334A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29239359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002096189A Pending JP2003291334A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | インクジェット式記録装置および同装置における記録ヘッドの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003291334A (ja) |
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