JP2003292009A - 容器の蓋構造 - Google Patents

容器の蓋構造

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JP2003292009A
JP2003292009A JP2002094518A JP2002094518A JP2003292009A JP 2003292009 A JP2003292009 A JP 2003292009A JP 2002094518 A JP2002094518 A JP 2002094518A JP 2002094518 A JP2002094518 A JP 2002094518A JP 2003292009 A JP2003292009 A JP 2003292009A
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Takashi Fujimoto
高志 藤本
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Hanshin Kasei Kogyo Co Ltd
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Hanshin Kasei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋本体の捻込み操作により容器本体の口部を
開封し、蓋本体を通じて液状物を取り出すことが出来る
蓋構造であって、一層容易に開封でき、しかも、使用す
るまでは未開封の状態を確実に維持し得る容器の蓋構造
を提供する。 【解決手段】 容器の蓋構造は、容器本体(1)の口部
を封止する封止部(27)が備えられた中栓(2)と、
頂部の注出口(31)に連続する円筒状のカッター部
(37)が内部に備えられた蓋本体(3)とから構成さ
れる。中栓(2)の基端部には、捻込操作による蓋本体
(3)の容器本体(1)側への移動を規制する封印帯
(23)が脆弱部(23c)を介して付設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の蓋構造に関
するものであり、詳しくは、蓋の捻込み操作により容器
本体の口部を開封し、蓋部分を通じて液状物を取り出す
ことが出来る容器の蓋構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実公平6−123公報には、肛門から薬
液を注入する「座薬容器」が記載されている。斯かる座
薬容器は、薬液が収容され且つ上端の口部が閉鎖膜(本
体成型時に形成された封止部)によって封止された押潰
し可能な容器本体と、先端に注出口を有し且つ容器本体
の口部に螺合する筒状キャップとから構成され、かつ、
筒状キャップの先端注出口に連続する閉鎖膜切断用の内
筒が筒状キャップの基端内側に軸線に沿って設けられた
ものである。上記の容器は、キャップの捻込み操作によ
り、容器本体の口部の閉鎖膜を内筒によって破断した
後、容器本体の押圧操作により、内筒および注出口を通
じて容器本体内の薬液を取り出す様になされている。
【0003】薬液などの容器に採用されている上記の様
な蓋構造、すなわち、使用時にキャップの捻込み操作に
よって容器本体の口部を開封する蓋構造は、容器本体の
口部を破断する際、キャップの捻込みトルクを内筒の軸
線方向の移動力に変換するため、安定した押込み力を発
揮でき、確実に開封できると言う利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の蓋構
造は、誤ったキャップ操作により、僅かに開封された状
態となる虞があり、また、そのような場合でも、未使用
か否か、すなわち、開封前の状態か否かが判別し難いと
言う問題がある。特に、薬液容器の場合には、衛生上の
観点から、使用するまでは未開封の状態を確実に保証す
る必要がある。また、上記の蓋構造は、口部を開封する
際、キャップの内筒(円筒体)の直線移動によって口部
を破断するため、比較的大きな力(キャップの旋回力)
を必要とする。
【0005】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、蓋本体の捻込み操作により容器本
体の口部を開封し、蓋本体を通じて液状物を取り出すこ
とが出来る蓋構造であって、一層容易に開封でき、しか
も、使用するまでは未開封の状態を確実に維持し得る様
に改良された容器の蓋構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、蓋本体の捻込み操作により容器本体の口
部を開封すると共に、容器本体に収容された液状物を蓋
本体から直接取出可能な容器の蓋構造において、封印帯
が基端部に付設された特定の中栓を採用することによ
り、容器本体の口部を封止すると共に使用前における蓋
本体の容器本体側への移動を規制して未開封状態を維持
し、また、先鋭な形状の特定のカッター部が内部に備え
られた蓋本体を採用することにより、中栓の封止部を切
断するのに必要な力を低減させた。
【0007】すなわち、本発明の要旨は、捻込み操作に
より前記容器本体の口部を開封すると共に、前記容器本
体に収容された液状物を直接取出可能な容器の蓋構造で
あって、前記容器本体の口部を封止する封止部が備えら
れ且つ前記容器本体の口部に嵌着される中栓と、頂部の
注出口に連続する円筒状のカッター部が内部に備えられ
且つ前記中栓に螺合する蓋本体とから構成され、前記中
栓の基端部には、捻込操作による前記蓋本体の容器本体
側への移動を規制する封印帯が脆弱部を介して付設さ
れ、そして、前記カッター部の中栓側の先端部は、襷掛
に切断された形状を備え、かつ、前記封印帯を除去して
前記蓋本体を容器本体側へ移動させた場合に前記容器本
体の口部を切断可能な位置に配置されていることを特徴
とする容器の蓋構造に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る容器の蓋構造の一実
施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係
る容器の蓋構造における開封前の主要部の構造を示す縦
断面図であり、図2は、本発明に係る容器の蓋構造にお
ける開封後の主要部の構造を示す縦断面図である。ま
た、図3は、本発明に係る容器の蓋構造を適用した容器
の一例の縦断面図である。なお、以下の実施形態の説明
においては、容器の蓋構造を「蓋構造」と略記する。
【0009】本発明の蓋構造は、図1及び図3に示す様
に、容器本体(1)の口部に設けられ且つ捻込み操作に
より容器本体(1)の口部を開封すると共に、容器本体
(1)に収容された液状物を直接取出可能な蓋構造であ
り、液状医薬品、消毒剤、液体石鹸、液状食品などの液
状物を収容する各種の容器に適用される。
【0010】容器本体(1)の構成材料としては、変形
可能な適宜の材料を使用し得るが、通常はオレフィン系
樹脂が使用される。斯かるオレフィン系樹脂としては、
ポリエチレンとポリプロピレン系ポリマーが代表的であ
る。ポリエチレンとしては、高密度ポリエチレン(HD
PE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、これらのブ
レンド物(HDPE/LDPE)が挙げられる。また、
ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)又はこれらのブレンド物が挙げ
られる。ポリプロピレン系ポリマーとしては、ポリプロ
ピレン、ポリプロピレンとエチレン等の他のα−オレフ
ィンとのランダム(又はブロック)共重合体、シンジオ
タクチックポリプロピレン、これらのブレンド物が挙げ
られる。容器本体(1)は、通常、押出ブロー成形法、
延伸ブロー成形法などの各種のブロー成形法によって製
造される。
【0011】本発明の蓋構造は、図1に示す様に、容器
本体(1)の口部を封止する封止部(27)が備えられ
且つ容器本体(1)の口部に嵌着される中栓(2)と、
頂部の注出口(31)に連続する円筒状のカッター部
(37)が内部に備えられ且つ中栓(2)に螺合する蓋
本体(3)とから主に構成される。
【0012】中栓(2)は、上記の蓋本体(3)のカッ
ター部(37)によって封止部(27)を切断するた
め、比較的軟質の材料によって構成される。具体的に
は、中栓(2)の構成材料としては、ポリエチレン系樹
脂、特に、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポ
リエチレン(HDPE)と低密度ポリエチレン(LDP
E)のブレンド物(HDPE/LDPE)が挙げられ
る。中栓(2)は、射出成型によって一体的に製造され
る。
【0013】中栓(2)は、容器本体(1)の製造後に
当該容器本体の口部を実質的に封止する栓部材である。
中栓(2)は、略逆有底円筒状に形成され、その外周部
には、蓋本体(3)を螺着するためのねじ(26)が設
けられる。ねじ(26)は、蓋本体(3)の少ない捻込
み操作(例えば90〜360度の回転操作)により当該
蓋本体の軸栓方向の移動距離を大きくするため、二乗ね
じに構成されているのが好ましい。
【0014】中栓(2)の天面側(上端側)には、当該
中栓を容器本体(1)の口部に一層強固に嵌着するた
め、上記の封止部(27)が幾分下方に落ち込んだ状態
で設けられる。中栓(2)の封止部(27)は、上記の
カッター部(37)によって一層容易に切断し得る様
に、外周部が薄肉に形成される。実用的には、封止部
(27)の外周部の肉厚は0.1〜0.3mm程度とさ
れる。また、封止部(27)の外周部の一部は、上記の
カッター部(37)の略1回転の旋回によって前記の外
周部を切断した場合に容器本体(1)の内部に封止部
(27)の切断片が落下しない様に、切断し難い肉厚部
に形成されていてもよい。
【0015】更に、中栓(2)の内周部(ねじ(26)
の裏側部分)には、通常、縦リブ(21)が複数箇所に
設けられる。他方、容器本体(1)の口部の外周部に
は、前記の縦リブ(21)に対応する位置に縦溝(1
1)が設けられる。そして、中栓(2)は、縦リブ(2
1)が縦溝(11)に係合することにより、容器本体
(1)の口部に対して回動不能に嵌着される。
【0016】すなわち、中栓(2)を容器本体(1)の
口部に装着する場合には、上方から押し付ける様にして
前記の口部の外周側に装着することにより、封止部(2
7)の落し込み形状によって容器本体(1)の口部の上
端を中栓(2)の内周側に挟み込み、かつ、縦リブ(2
1)と縦溝(11)の係合によって円周方向のずれを防
止する様になされている。斯かる係合構造により、蓋本
体(3)を螺着する際の中栓(2)の伴回りが防止され
る。なお、符号(22)は、縦リブ(21)の縁側に形
成された抜け止め用のアンダーカット部である。
【0017】本発明の蓋構造においては、使用前は未開
封の状態を確実に保証するため、中栓(2)の基端部
(図面における下端部)には、捻込操作による蓋本体
(3)の容器本体(1)側への移動を規制する円環状の
封印帯(23)が脆弱部(23c)を介して付設され
る。封印帯(23)は、製造時に蓋本体(3)を中栓
(2)に螺着した際、あるいは、使用前の誤操作などに
よって蓋本体(3)を回転させた際、カッター部(3
7)によって封止部(27)を突き破らない様に蓋本体
(3)のストッパーとして機能する部材であり、封印帯
(23)の外径は、蓋本体(3)の基端部の外径と略同
等に形成される。
【0018】封印帯(23)は、開封する際に簡単に除
去し得る様に、薄肉の脆弱部(23c)を介して中栓
(2)の本体部分に連続している。通常、脆弱部(23
c)の肉厚は0.2〜0.4mm程度である。また、封
印帯(23)には、軸線に沿った切込みが一部に設けら
れており、当該切込みの部分の封印帯(23)の端部に
は、当該封印帯の除去操作を行うための把持片(25)
が設けられる。
【0019】また、封印帯(23)の下端内周部には、
後述の容器本体(1)の突起(14)に係合する縦リブ
(24)が設けられている。斯かる縦リブ(24)と容
器本体(1)の突起(14)との係合構造は、上記の縦
リブ(21)と縦溝(11)の係合構造と同様に、円周
方向のずれを防止する機能を備えている。すなわち、蓋
本体(3)を強く螺着した際の封印帯(23)の回り止
めとして機能する。
【0020】一方、蓋本体(3)は、上述の様に、カッ
ター部(37)によって封止部(27)を切断するた
め、比較的硬質の材料によって構成される。具体的に
は、蓋本体(3)の構成材料としては、ポリプロピレン
系樹脂、特に、ポリプロピレン、ポリプロピレンとエチ
レン等の他のα−オレフィンとのランダム(又はブロッ
ク)共重合体、シンジオタクチックポリプロピレン、こ
れらのブレンド物が挙げられる。蓋本体(3)は、射出
成型によって一体的に製造される。
【0021】蓋本体(3)は、使用時に上記のカッター
部(37)によって中栓(2)を開封すると共に、容器
本体(1)に収容された液状物を取り出すための部材で
ある。図1及び図3に示す様に、蓋本体(3)は、略逆
有底円筒状に形成され、その内周部には、中栓(2)の
ねじ(26)に螺着するためのねじ(36)が設けられ
る。ねじ(36)は、上記のねじ(26)と共に二乗ね
じに構成されるのが好ましい。
【0022】蓋本体(3)の内部には、上記の中栓
(2)の封止部(27)を切断する円筒状のカッター部
(37)が天面側(図面における上端側)から突設され
ている。容器本体(1)の口部に落ち込んだ中栓(2)
の封止部(27)をカッター部(37)により切断する
ため、カッター部(37)の外径は、封止部(27)の
直径、すなわち、中栓(2)の落ち込み部分の内径より
も僅かに小さく設計される。
【0023】本発明の蓋構造においては、より少ない力
で中栓(2)を開封するため、カッター部(37)の中
栓(2)側の先端部(図面における下端部)は、襷掛に
切断された形状を備えていることが重要である。すなわ
ち、カッター部(37)の先端部は、斜めに切り落とさ
れた状態の先鋭な形状に形成される。カッター部(3
7)の上記の形状により、蓋本体(3)の捻込み操作に
よって中栓(2)の封止部(27)を一層容易に切断す
ることが出来る。
【0024】更に、カッター部(37)の軸線方向の長
さは、製造時に蓋本体(3)を螺着した場合にカッター
部(37)の先端部が中栓(2)の封止部(27)に略
接するか又は近接した状態となる長さに設定される。す
なわち、カッター部(37)の先端部は、封印帯(2
3)を除去して蓋本体(3)を容器本体(1)側へ移動
させた場合(捻込んだ場合)に容器本体(1)の口部を
切断可能な位置に配置される。
【0025】また、蓋本体(3)の天面側(上端側)の
中央には、液状物を取り出すための注出口(31)が開
口されており、上記の円筒状のカッター部(37)の筒
内は、当該カッター部の基端(図面における上端)にお
いて注出口(31)に通じている。更に、図1に示す様
に、蓋本体(3)の天面側には、開封後に上記の注出口
(31)を開閉するための開閉蓋(32)が設けられて
もよい。開閉蓋(32)は、注出口(31)が設けられ
た蓋本体(3)の天面を覆う状態に蓋本体(3)と一体
的に形成され、蓋本体(3)上端の外周部の一部に形成
されたヒンジ部(連続部)(35)を支点に回動する様
になされている。そして、開閉蓋(32)の内面中央に
は、注出口(31)に嵌合して当該注出口を開放、封止
する開閉ピン(33)が突設されている。
【0026】また、蓋本体(3)の基端内周部(図面に
おける下端内周部)には、容器本体(1)の突起(1
4)に係合してラチェット機構を構成する縦リブ(3
4)が設けられる。他方、容器本体(1)の口部の基部
の外周部には、平面視した場合に蓋本体(3)の捻込み
方向に向かうに従い漸次外周側へ突出する傾斜面を有す
る突起(14)が設けられる。すなわち、本発明の蓋構
造では、図2に示す様に、蓋本体(3)を容器本体
(1)側へ移動させた状態、換言すれば、封印帯(2
3)を除去して蓋本体(3)を捻込んだ状態において、
蓋本体(3)の縦リブ(34)と容器本体(1)の口部
の突起(14)とにより捻込む方向のみの蓋本体(3)
の回転を許容するラチェット機構を構成する様になされ
ている。
【0027】本発明の蓋構造は、容器本体(1)に所要
の液状物を充填した後、容器本体(1)の口部に中栓
(2)を装着し、次いで、蓋本体(3)を中栓(2)に
螺着することにより組み立てられる(図1参照)。中栓
(2)の装着においては、前述の通り、容器本体(1)
の口部に中栓(2)を軸線方向に強く押し付けることに
より、封止部(27)の落し込みによる容器本体(1)
の口部上端の挟込み構造、中栓(2)の縦リブ(21)
と容器本体(1)の縦溝(11)の係合構造および縦リ
ブ(24)と容器本体(1)の突起(14)との係合構
造を利用し、脱落や回動のない強固な嵌合を構成でき
る。そして、蓋本体(3)の装着においては、蓋本体
(3)の下端が封印帯(23)に当接するまで捻込むこ
とにより、封止部(27)を損傷させることなく、安全
に蓋本体(3)を螺着できる。
【0028】また、本発明の蓋構造を開封する場合は、
先ず、把持片(25)を引張ることにより、中栓(2)
基端部の封印帯(23)を切り離した後、蓋本体(3)
を容器本体(1)側へ更に捻込む。蓋本体(3)の捻込
み操作を行うと、カッター部(37)は、旋回しつつ中
栓(2)側へ移動して中栓(2)の封止部(27)を切
断し、中栓(2)を開封する(図2参照)。カッター部
(37)は、そのまま封止部(27)の切断部分を介し
て容器本体(1)口部の内部に進入し、また、斯かるカ
ッター部(37)は、注出口(31)に連続しているた
め、開封後は、容器本体(1)を傾けるか或いは容器本
体(1)を押圧することにより、注出口(31)から液
状物を取り出すことが出来る。
【0029】上記の様に、本発明の蓋構造は、蓋本体
(3)の容器本体(1)側への移動を規制する封印帯
(23)が中栓(2)に付設されており、封印帯(2
3)を除去するまで、換言すれば、開封操作を行うまで
は誤操作などによりカッター部(37)が中栓(2)側
に移動することがないため、中栓(2)の未開封の状態
を確実に維持できる。また、開封操作においては、カッ
ター部(37)の先端部が襷掛に切断された形状を備え
ているため、少ない力で一層容易に中栓(2)を開封で
きる。そして、開封後は、蓋本体(3)の縦リブ(3
4)と容器本体(1)の突起(14)が係合してラチェ
ット機構を構成するため、蓋本体(3)が戻ることがな
く、開封された状態を確実に保持できる。
【0030】従って、本発明の蓋構造は、開封前の未使
用の状態と開封状態を確実に判別することが出来、医薬
品などの液状物を収容する容器において、誤操作や改竄
を防止して確実に衛生管理を行うことが出来る。なお、
本発明の蓋構造において、蓋本体(3)は、開閉蓋(3
2)のない形態、注出口(31)がノズルとして上方に
伸長された形態などの種々の形態に構成することが出来
る。また、基端部に封印帯を有する中栓によって容器本
体の口部が封止され且つ蓋本体の回転によって封印帯を
切断する蓋構造としては、上記のカッター部に替え、ス
パイク状のピンが蓋本体の内部に突設された構造を挙げ
ることが出来る。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る容器の蓋構造によれば、カ
ッター部の先端部が襷掛に切断された形状を備えている
ため、開封操作においては少ない力で一層容易に開封で
き、また、封印帯を除去するまでは誤操作などによりカ
ッター部が中栓側に移動することがないため、中栓の未
開封の状態を確実に保証でき、医薬品などの液状物を収
容する容器において、誤操作や改竄を防止して確実に衛
生管理を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の蓋構造における開封前の主
要部の構造を示す縦断面図
【図2】本発明に係る容器の蓋構造における開封後の主
要部の構造を示す縦断面図
【図3】本発明に係る容器の蓋構造を適用した容器の一
例の縦断面図
【符号の説明】
1 :容器本体 11 :縦溝 14 :突起(ラチェット機構) 2 :中栓 21 :縦リブ 22 :アンダーカット部 23 :封印帯 23c:脆弱部 24 :縦リブ 25 :把持片 26 :ねじ 27 :封止部 3 :蓋本体 31 :注出口 32 :開閉蓋 33 :開閉ピン 34 :縦リブ(ラチェット機構) 35 :ヒンジ部 36 :ねじ 37 :カッター部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA12 AA24 AA25 AA26 AB01 AB05 BA03 CA01 CB02 CC05 DA01 DB02 DB09 DB12 DB13 DC05 EA03 EB01 EB02 EC04 FA02 FA03 FB01 FC04 GA06 GB01 GB06 GB08 KA13 LA01 LA18 LB02 LB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捻込み操作により容器本体(1)の口部
    を開封すると共に、容器本体(1)に収容された液状物
    を直接取出可能な容器の蓋構造であって、容器本体
    (1)の口部を封止する封止部(27)が備えられ且つ
    容器本体(1)の口部に嵌着される中栓(2)と、頂部
    の注出口(31)に連続する円筒状のカッター部(3
    7)が内部に備えられ且つ中栓(2)に螺合する蓋本体
    (3)とから構成され、中栓(2)の基端部には、捻込
    操作による蓋本体(3)の容器本体(1)側への移動を
    規制する封印帯(23)が脆弱部(23c)を介して付
    設され、そして、カッター部(37)の中栓(2)側の
    先端部は、襷掛に切断された形状を備え、かつ、封印帯
    (23)を除去して蓋本体(3)を容器本体(1)側へ
    移動させた場合に容器本体(1)の口部を切断可能な位
    置に配置されていることを特徴とする容器の蓋構造。
  2. 【請求項2】 中栓(2)の内周部には縦リブ(21)
    が設けられ、容器本体(1)の口部の外周部には縦溝
    (11)が設けられ、中栓(2)は、縦リブ(21)が
    縦溝(11)に係合することにより、容器本体(1)の
    口部に対して回動不能に嵌着されている請求項1に記載
    の容器の蓋構造。
  3. 【請求項3】 蓋本体(3)の基端部の内周部には、縦
    リブ(34)が設けられ、容器本体(1)の口部の基部
    の外周部には、平面視した場合に蓋本体(3)の捻込み
    方向に向かうに従い漸次外周側へ突出する傾斜面を有す
    る突起(14)が設けられ、蓋本体(3)を容器本体
    (1)側へ移動させた状態において、蓋本体(3)の縦
    リブ(34)と容器本体(1)の口部の突起(14)と
    によりラチェット機構を構成する様になされている請求
    項1又は2に記載の容器の蓋構造。
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Cited By (22)

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