JP2003292030A - シュリンク包装体およびシュリンク包装装置 - Google Patents

シュリンク包装体およびシュリンク包装装置

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JP2003292030A
JP2003292030A JP2002097572A JP2002097572A JP2003292030A JP 2003292030 A JP2003292030 A JP 2003292030A JP 2002097572 A JP2002097572 A JP 2002097572A JP 2002097572 A JP2002097572 A JP 2002097572A JP 2003292030 A JP2003292030 A JP 2003292030A
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JP
Japan
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shrink
film
shrink film
article
wrapping
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JP2002097572A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kosemura
和幸 小瀬村
Akira Wakabayashi
彰 若林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いテンションでシュリンク包装しても
ミシン目が破れることの無いシュリンク包装体およびシ
ュリンク包装装置の提供。 【解決手段】 被包装物品と、前記被包装物品を密着し
た状態で包み込むシュリンク包装とを備えてなるシュリ
ンク包装体であって、前記シュリンク包装には、開封時
において前記シュリンク包装の他の部分よりも容易に開
裂させることのできる開封部が、前記シュリンク包装の
外周の一部に形成されてなることを特徴とするシュリン
ク包装体、および前記シュリンク包装体を製造するシュ
リンク包装装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュリンク包装体
およびシュリンク包装装置に関し、特に、ミシン目を設
けたシュリンク包装体において、シュリンクフィルムが
高いテンションで収縮するような条件でシュリンク包装
を行った場合においてもミシン目のところが破れること
の無いシュリンク包装体、および前記シュリンク包装体
が得られるシュリンク包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フィルムは、2〜5本が1つ
の紙箱に収納された形態で販売されることが多い。前記
紙箱は、4〜5個集めた状態で、シュリンクフィルムで
包装されることが多い。
【0003】紙箱を集合包装したシュリンク包装体にお
いては、従来はミシン目を入れていなかったので、開封
時には、カッターナイフや鋏でシュリンクフィルムに切
り目を入れる必要があった。
【0004】そこで、近年、前記シュリンク包装体にミ
シン目を設けてカッターナイフや鋏等の道具を用いるこ
となしに容易に開封できるようにすることが検討され
た。
【0005】前記シュリンク包装体の一例を図17に示
す。
【0006】図17に示すシュリンク包装体Pは、写真
フィルムのパトローネが収納された円柱状の防湿ケース
をたとえば5本収納した直方体状の紙箱Aを、短辺方向
に沿って5個配列した集合体をシュリンクフィルムBで
包装した包装体であり、全体として紙箱Aの長辺を短辺
とする長方形板状の形態を有している。シュリンク包装
体Pの幅方向中央部には、開封を容易にするミシン目p
が長手方向に沿って設けられている。
【0007】前記紙箱Aの集合体をシュリンク包装する
シュリンク包装装置としては、図18に示すシュリンク
包装装置Sが挙げられる。
【0008】シュリンク包装装置Sは、図18に示すよ
うに、長手方向に沿って二つ折りされたシュリンクフィ
ルム原反が巻回された原反ロールaと、原反ロールaを
下方から支持する1対のフィルム置きローラbと、原反
ロールaから巻き出されて搬送されるシュリンクフィル
ムsの搬送方向を紙面に向かう方向に90°転換させる
1対の直角三角形板状の三角フォーマーcと、シュリン
クフィルムの搬送方向に対して三角フォーマーcの上流
側に位置し、シュリンクフィルムsにミシン目を設ける
ミシン目刃d1およびミシン目刃受けローラd2と、ミ
シン目刃d1およびミシン目刃受けローラd2よりも上
流側に位置し、シュリンク時に内側の空気が抜けるよう
にシュリンクフィルムsに空気抜き孔を開けるフィルム
孔開けローラeとを有している。フィルム孔開けローラ
eと原反ロールaとの間には、シュリンクフィルムsに
張力を付与すると同時に矢印の方向に搬送するテンショ
ンローラg2およびニップローラg1が設けられてい
る。なお、図18において、fおよびhはパスローラを
示す。
【0009】紙箱Aの集合体は、三角フォーマーcの間
に装入され、図19において(A)および(B)に示す
ように、シュリンクフィルムsとともに長手方向に搬送
されつつ、シュリンクフィルムsによって上下から挟ま
れる。そして、(C)に示すように、シュリンクフィル
ムsは三方シールされ、紙箱Aの集合体は袋状のシュリ
ンクフィルムsに包まれる。
【0010】この状態において、前記紙箱Aの集合体を
シュリンクフィルムsの収縮温度以上に保持すると、図
17に示されるシュリンク包装体Pが得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】シュリンク包装装置S
においては、二つ折りにされた状態でシュリンクフィル
ムsにミシン目pが穿孔されるので、図19において
(B)に示すように、シュリンクフィルムsにおける紙
箱Aの上方に位置する部分のみならず下方に位置する部
分にもミシン目pが付与され、その結果、図17に示す
ように、シュリンク包装体Pにおいては、シュリンク包
装体Pを長手方向に1周するようにミシン目pが付与さ
れる。
【0012】しかしながら、前記シュリンク包装体Pに
おいては、三方シール後、シュリンクフィルムsを加熱
収縮させる際に、紙箱Aの下側に位置するほうのミシン
目が破れることがあった。
【0013】特に、図20において(A)に示すよう
に、紙箱AにヘッダーA2が設けられている場合には、
同図において(B)に示すように、ヘッダーA2を紙箱
本体A4に向かって折畳んで幅方向に沿って所定の個数
纏め、次いで(C)に示すようにシュリンクフィルムs
でシュリンク包装するので、シュリンク包装体Pにおい
て、シュリンクフィルムsに強い張力が加わるような条
件で、三方シールおよび熱収縮を行う必要がある。
【0014】しかし、前記条件で三方シールおよび熱収
縮を行うと、ミシン目pの破れが更に発生し易いという
問題があった。
【0015】本発明は、ミシン目を設けたシュリンク包
装体において、シュリンクフィルムが高いテンションで
収縮するような条件でシュリンク包装を行った場合にお
いてもミシン目のところが破れることの無いシュリンク
包装体、および前記シュリンク包装体が容易に製造でき
るシュリンク包装装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被包装物品と、前記被包装物品を密着した状態で包
み込むシュリンク包装とを備えてなるシュリンク包装体
であって、開封時において前記シュリンク包装の他の部
分よりも容易に開裂させることのできる開封部が、前記
シュリンク包装の外周の一部に沿って形成されてなるこ
とを特徴とするシュリンク包装体に関する。
【0017】前記シュリンク包装体においては、前記開
封部は、前記被包装物品の周長の全周には設けられてい
ないから、加熱収縮させてシュリンク包装を形成すると
きに、前記開封部が開裂することがない。
【0018】また、前記シュリンク包装を形成するシュ
リンクフィルムは、一旦破れ目が形成されると前記破れ
目から容易に裂けるから、前記シュリンク包装における
開封部を開封して破れ目を形成することにより、前記シ
ュリンク包装を容易に開封できる。
【0019】さらに、前記開封部は手で容易に開裂でき
るように形成できるから、前記シュリンク包装を開封す
るのに、鋏やナイフなどの道具を使用する必要がない。
【0020】前記被包装物品としては、たとえば防湿ケ
ース入りの写真フィルムを収納する直方体状の紙箱、お
よび前記紙箱を全体が扁平な直方体状になるように複数
個整列させて形成した紙箱集合体などが挙げられるが、
シュリンクフィルムで包装できる物品であれば、前記紙
箱や紙箱集合体には限定されない。
【0021】前記シュリンク包装は、例えば、二つ折り
したシュリンクフィルムの間に前記被包装物品を挟み、
前記被包装物品の外周に沿って三方をシールする三方シ
ールを行うことにより形成できる。また、2枚のシュリ
ンクフィルムの間に前記被包装物品を挟み、前記被包装
物品の外周に沿って四方をシールする四方シールを行っ
てもよい。
【0022】前記シュリンクフィルムとしては、たとえ
ばポリエチレンフィルムを二軸延伸したポリエチレン二
軸延伸フィルムがあるが、他に、エチレン・プロピレン
共重合体など、各種ポリオレフィンの二軸延伸フィル
ム、PET二軸延伸フィルム、ナイロン(R)二軸延伸
フィルムなどが挙げられる。
【0023】前記開封部は、開封時においては、前記開
封部を開く方向に、前記シュリンク包装における前記開
封部の両側に力を加えることにより、容易に開裂させる
ことができるが、前記シュリンクフィルムで前記被包装
物品を包装後、加熱収縮させてシュリンク包装を形成す
るときには開裂しないように形成される。前記開裂部
は、通常は線状に形成される。前記開封部としては、後
述するミシン目のほか、周囲よりもフィルムの厚みが薄
い線状の区域である薄肉部などが挙げられる。
【0024】請求項2に記載の発明は、前記被包装物品
が扁平な形態を有してなり、前記シュリンク包装は、前
記被包装物品の一方の面に接する部分にのみ前記開封部
が形成されてなる請求項1に記載のシュリンク包装体に
関する。
【0025】被包装物品が扁平な形状を有する場合に
は、加熱・収縮時に、前記開封部にとくに強い力が作用
する故に、前記被包装物品の周長の全周に亘ってミシン
目などの開封部を形成すると、前記開封部のうち、下方
に位置する部分に破れが発生し易い。
【0026】しかしながら、前記シュリンク包装体に
は、開封部のない部分が下側に位置するように把持して
加熱・収縮処理できるという長所があるから、厳しい条
件で加熱・収縮を行ってもシュリンク包装に破れ目が発
生することがない。
【0027】前記シュリンク包装体は、請求項1に記載
のシュリンク包装体の有する特長に加え、前記開封部が
特に大きいので、前記開封部を手で開裂させることによ
り、シュリンク包装に大きな裂け目を形成できる故に開
封が容易であるという特長を有する。
【0028】前記シュリンク包装体としては、二つ折り
したシュリンクフィルムで前記被包装物品を包んで三方
シールしたり、2枚のシュリンクフィルムの間に前記被
包装物品を挟んで四方シールしたりして形成されたシュ
リンク包装体において、前記被包装物品の一方の面に接
する側のフィルムに開封部を形成したものが挙げられ
る。
【0029】請求項3に記載の発明は、前記被包装物品
が、複数の箱状体を1列または2列以上に配列してなる
集合体であるシュリンク包装体に関する。
【0030】前記シュリンク包装体は、例えば、防湿ケ
ース入りの写真フィルムを所定の個数収容した紙箱を1
列または2列以上にマトリクス状に配列し、全体として
直方体状の形態を有する集合体に本発明を適用した例で
ある。
【0031】請求項4に記載の発明は、一方の面に前記
集合体を載置したときに、前記箱状体のうち少なくとも
1つが見えるように形成されてなる開口部を有する台紙
を備え、前記集合体が前記台紙に載置された状態でシュ
リンク包装されてなるシュリンク包装体に関する。
【0032】従来は、前記集合体を構成する箱状体が外
側から見えるようにするには、切り欠きを設けた台紙を
用いていたので、シュリンクフィルムに大きなテンショ
ンが残留するような条件でシュリンク包装した場合、前
記台紙の切り欠きの部分が前記テンションに負けて曲が
ったり変形したりすることがあった。
【0033】これに対して、前記台紙は、強度低下の原
因になる切り欠きを有しないから、前記条件でシュリン
ク包装した場合においても、前記収縮応力に負けて台紙
が変形することがない、前記集合体を形成する箱状体の
前記台紙に接する側の面、即ち裏面には、バーコードが
描かれたり、有効期限が印字されていることが多い。し
たがって、前記包装形態を有するシュリンクフィルム包
装体を形成すれば、前記シュリンク包装を破ることな
く、前記開口部を通して前記箱状体に描かれたバーコー
ドや有効期限の印字を光学的に読み取ることができる。
【0034】請求項5に記載の発明は、前記開封部がミ
シン目であるシュリンク包装体に関する。
【0035】ミシン目は容易に形成でき、しかも、開封
時に手で容易に開裂させることができるから、前記シュ
リンク包装体は、製造が容易であり、しかも開封も容易
に行える。
【0036】請求項6に記載の発明は、シュリンクフィ
ルムを供給するシュリンクフィルム供給手段と、前記シ
ュリンクフィルム供給手段から供給されたシュリンクフ
ィルムによって前記被包装物品の両面を覆う被包装物品
被覆手段と、前記被包装物品被覆手段に供給されるシュ
リンクフィルムにおける前記被包装物品の一方の面に接
する部分に開封部を形成する開封部形成手段と、前記被
包装物品被覆手段において前記被包装体を被覆したシュ
リンクフィルムを前記被包装物品の外周に沿ってシール
して包装体を形成するシール手段と、前記シール手段に
おいて形成された包装体を加熱し、前記シュリンクフィ
ルムを収縮させてシュリンク包装を形成する加熱収縮手
段とを備えてなることを特徴とするシュリンク包装装置
に関する。
【0037】前記シュリンク包装装置によれば、請求項
1〜5に記載のシュリンク包装体を容易に製造できる。
【0038】前記シュリンクフィルム、被包装物品、お
よび開封部は、請求項1のところで説明した通りであ
る。
【0039】前記シュリンクフィルム供給手段として
は、後述する二つ折りフィルム供給部のほか、2枚のシ
ュリンクフィルムを、互いに相対するような位置関係を
保持しつつ供給する2重フィルム供給装置などがある。
【0040】前記開封部形成手段としては、前記シュリ
ンクフィルムにミシン目を形成するミシン目形成装置の
ほか、線状の薄肉部を設ける薄肉部形成装置などが挙げ
られる。
【0041】前記被包装物品被覆手段としては、後述の
空間形成部と被包装物品装入部とを備える被包装物品被
覆装置のほか、前記2重フィルム供給装置から供給され
た2枚のシュリンクフィルムの一方に前記被包装物品を
載置し、前記シュリンクフィルムの他方で前記被包装物
品を覆う被包装物品被覆装置などが挙げられる。
【0042】前記シール手段としては、前記二つ折り供
給部から供給されたシュリンクフィルムによって被包装
物品を包装する場合に適用される三方シール装置、およ
び2重フィルム供給装置から供給されたシュリンクフィ
ルムの間に前記被包装物品を挟んで包装する場合に適用
される四方シール装置などが挙げられる。
【0043】請求項7に記載の発明は、前記シュリンク
フィルム供給手段は、シュリンクフィルムを、長手方向
に二つ折りされた状態で供給する二つ折りフィルム供給
部を有してなり、前記被包装物品被覆手段は、前記二つ
折りフィルム供給部から供給されたシュリンクフィルム
の側縁部を互いに離間させて空間を形成する空間形成部
と、前記空間形成部において前記シュリンクフィルムに
形成された空間に前記被包装物品を装入する被包装物品
装入部とを備えてなり、前記開封部形成手段は、前記シ
ュリンクフィルムにおける側縁の一方と二つ折りされて
形成された折目部との間の部分に開封部を形成する開封
部形成部を備えてなるシュリンク包装装置に関する。
【0044】前記シュリンク包装装置においては、前記
シール手段において前記被包装物品の周囲の三方をシー
ルすればよいから、シュリンク包装体を能率よく製造で
きる。
【0045】前記開封部形成部としては、請求項6のと
ころで述べたミシン目形成装置および薄肉部形成装置な
どが挙げられる。
【0046】請求項8に記載の発明は、前記空間形成部
が、前記二つ折りフィルム供給部から供給された二つ折
り状態のシュリンクフィルムが巻き掛けられ、前記シュ
リンクフィルムの側縁部を互いに離間させて空間を形成
すると同時に前記シュリンクフィルムの搬送方向を90
°転換する1対の三角形板状部材からなる三角フォーマ
ーを備えてなるシュリンク包装装置に関する。
【0047】前記シュリンク包装装置においては、前記
三角フォーマーの間から被包装物品を装入して前記シュ
リンクフィルムの搬送方向に沿って前記被包装物品を搬
送することにより、前記シュリンクフィルムで前記被包
装物品装入部を包むことができる。
【0048】したがって、前記シュリンク包装装置は、
被包装物品被覆手段の構成を特に簡略化できる。
【0049】
【発明の実施の形態】1.実施形態1 本発明に係るシュリンク包装体の一例を図1に示す。
【0050】シュリンク包装体10は、図1に示すよう
に、写真フィルムのパトローネを所定の本数、たとえば
2〜5本収容する直方体状の5個の紙箱2Aを、長辺側
の側面同志が隣接するように配置して形成され、全体と
して扁平な直方体状の形態を有する集合体2を、シュリ
ンクフィルム42でシュリンク包装した形態を有してい
る。紙箱2Aは、本発明のシュリンク包装体における箱
状体に相当する。
【0051】集合体2は、2つ折りにしたシュリンクフ
ィルム42の側縁部を互いに離間させて形成された空間
に装入される。そして、シュリンクフィルム42は、集
合体2の外周に沿って三方をシールされ、シール部6が
形成される。これにより、集合体2の上側を覆う上側シ
ュリンクフィルム4Aと、集合体2の下側を覆う下側シ
ュリンクフィルム4Bと、シュリンクフィルム42の折
目部に相当し、集合体2の長手方向に沿った一方の側面
を覆う折目部4Cとを有するシュリンク包装4が形成さ
れる。
【0052】ミシン目8は、本発明に係る開封部の一例
であり、集合体2の長手方向に沿って上側シュリンクフ
ィルム4Aにのみ設けられ、下側シュリンクフィルム4
Bには設けられていない。したがって、ヘッダーが設け
られた紙箱の集合体をシュリンク包装する場合のよう
に、シュリンクフィルム42に大きなテンションが加わ
るような条件でシュリンク包装する場合においても、加
熱・収縮中にミシン目8の部分が破れることがない。ま
た、ミシン目8の部分を破ることにより、ナイフや鋏な
どの道具を使用することなく、シュリンク包装4を破る
ことができる。
【0053】2.実施形態2 本発明に係るシュリンク包装体の別の例を図2に示す。
特に断らない限り、図2において、図1と同一の符号
は、前記符号が図1において示す要素と同一の要素を示
す。
【0054】実施形態2に係るシュリンク包装体12
は、実施形態1に係るシュリンク包装10と同様に、5
個の紙箱2Aからなり、全体として扁平な直方体状の集
合体2をシュリンク包装したものであり、図2に示すよ
うに、集合体2の幅方向に沿ってミシン目8が設けられ
ている。
【0055】この点以外は、シュリンク包装体12は実
施形態1に係るシュリンク包装体と同一である。
【0056】シュリンク包装体12は、実施形態1に係
るシュリンク包装体と同様に、シュリンクフィルム42
に大きなテンションが加わるような条件でシュリンク包
装した場合においても、加熱・収縮中にミシン目8の部
分が破れることがなく、また、ミシン目8の部分を破る
ことにより、ナイフや鋏などの道具を使用せずにシュリ
ンク包装4を破ることができる。
【0057】3.実施形態3 本発明に係るシュリンク包装体の更に別の例を図3に示
す。特に断らない限り、図3において、図1と同一の符
号は、前記符号が図1において示す要素と同一の要素を
示す。
【0058】実施形態3に係るシュリンク包装体14
は、図3に示すように、ミシン目8を、集合体2の長手
方向と幅方向とに沿って十字状に設けた以外は実施形態
1に係るシュリンク包装体と同一である。
【0059】シュリンク包装体14は、実施形態1およ
び実施形態2に係るシュリンク包装体と同様の特長に加
え、ミシン目8を破るとシュリンクフィルム42に十字
状の切れ目が形成される故に、より容易にシュリンク包
装4を破って開封できるという特長を有する。
【0060】4.実施形態4 ヘッダを有する紙箱をシュリンク包装したシュリンク包
装体の一例につき、上方から見たところを図4に示し、
下方から見たところを図5に示す。特に断らない限り、
図4および図5において、図1と同一の符号は、前記符
号が図1において示す要素と同一の要素を示す。
【0061】実施形態4に係るシュリンク包装体16
は、図4および図5に示すように、札状のヘッダ22が
長辺に沿って設けられた図6に示す紙箱20を、長辺側
の側面が隣接するように5個配置した集合体24を台紙
26の上面に載置し、これを二つ折りされたシュリンク
フィルム42で上下から挟み、三方シールして熱収縮さ
せたものである。集合体24は、図7に示すように、紙
箱20に設けられたヘッダ22に、隣接する紙箱20を
載置して形成される。なお、紙箱20内部には、実施形
態1〜3のところで述べた紙箱2Aと同様に、写真フィ
ルムのパトローネを収納する防湿ケースを所定の個数収
納した紙箱である。
【0062】台紙26には開口部28が設けられ、紙箱
20に印刷されたバーコードおよび有効期限の印字がシ
ュリンクフィルム42を通して読み取れるように形成さ
れている。
【0063】シール部6は、台紙26の外周に沿って設
けられた三方シール部である。
【0064】上側シュリンクフィルム4Aは、集合体2
4を覆い、下側シュリンクフィルム4Bは、台紙26に
おける集合体24が載置された側とは反対側を覆う。
【0065】ミシン目8は、実施形態1に係るシュリン
ク包装体と同様に、上側シュリンクフィルム4Aの幅方
向中央部に、集合体24の長手方向に沿って設けられて
いる。
【0066】実施形態4に係るシュリンク包装体16に
おいては、ミシン目8は、上側シュリンクフィルム4A
にしか設けられていないので、熱収縮中にミシン目の部
分が破れることがない。また、開封時には、ミシン目8
を破ることにより、特に道具を使用することなく、シュ
リンク包装4を破って紙箱20を取り出すことができ
る。
【0067】5.実施形態5 ヘッダを有する紙箱をシュリンク包装したシュリンク包
装体の別の例を図8に示す。
【0068】実施形態5に係るシュリンク包装体18
は、図8に示すように、札状のヘッダ23が短辺に沿っ
て設けられた直方体状の紙箱21をシュリンク包装した
包装体である。
【0069】図8において(A)に示す紙箱21の構成
を、同図において(B)に示すようにヘッダ23が紙箱
本体21に当接するように折畳んて長辺側の側面が隣接
するように5個配置し、集合体25を形成する。
【0070】そして、同図において(C)に示すよう
に、集合体25を、二つ折りされたシュリンクフィルム
42で上下から挟み、三方シールしてリール部6を形成
した後、熱収縮させ、上側シュリンクフィルム4Aと下
側シュリンクフィルム4Bと側縁部4Cとを有するシュ
リンク包装4を形成することにより、シュリンク包装体
18が得られる。
【0071】実施形態5に係るシュリンク包装体18に
おいては、紙箱21のヘッダ23を折畳んだ状態でシュ
リンク包装するから、実施形態1〜3に係るシュリンク
包装体よりもシュリンクフィルムに更に強いテンション
が加わるような条件で三方シールおよび熱収縮が行われ
る。しかし、ミシン目8は、上側シュリンクフィルム4
Aにしか設けられていないので、熱収縮中にミシン目の
部分が破れることがない。また、開封時には、ミシン目
8を破ることにより、特に道具を使用することなく、シ
ュリンク包装4を破って紙箱20を取り出すことができ
る。
【0072】6.実施形態6 本発明に係るシュリンク包装装置の一例について、全体
的な構成を図9に示し、後述する二つ折りフィルム供給
部の構成の概略を図10に示す。前記シュリンク包装装
置によれば、実施形態1または4に係るシュリンク包装
体が製造される。
【0073】図9に示すように、実施形態6に係るシュ
リンク包装装置1000は、シュリンクフィルム42を
二つ折り状態で供給する二つ折りフィルム供給部100
と、二つ折りフィルム供給部から供給された二つ折り状
態のシュリンクフィルム42の側縁部を互いに離間させ
てシュリンクフィルム42をC字状に開き、空間を形成
すると同時に、前記空間に、実施形態1に記載の集合体
2を装入して前記シュリンクフィルム42で被覆する被
覆部200と、被包部200で集合体2を被覆したシュ
リンクフィルム42を集合体2の外周に沿って三方シー
ルして包装体を形成するシール部300と、シール部で
シールされた包装体を加熱してシュリンクフィルム42
を収縮させてシュリンク包装体10を形成するシュリン
クトンネル400とを備える。二つ折りフィルム供給部
100、被覆部200およびシール部300、シュリン
クトンネル400は、それぞれ本発明に係るシュリンク
包装装置におけるシュリンクフィルム供給手段、被包装
物品被覆手段、シール手段、加熱収縮手段に相当する。
【0074】二つ折りフィルム供給部100は、図9お
よび図10に示すように、長手方向に沿って二つ折りさ
れたシュリンクフィルム原反が巻回された原反ロール1
02と、原反ロール102を下方から支持する1対のフ
ィルム置きローラ104と、原反ロール102から二つ
折りの状態で巻き出されたシュリンクフィルム42に張
力を付与すると同時に、図9および図10における矢印
aに沿ってシュリンクフィルム42を搬送するテンショ
ンローラ106およびニップローラ108と、搬送方向
aに沿ってテンションローラ106の下流に位置し、加
熱収縮時に内側の空気が抜けるようにシュリンクフィル
ム42に空気抜き孔を開ける刺状突起が円周方向に沿っ
て4列に形成されたフィルム孔開けローラ110と、搬
送方向aに沿ってフィルム孔開けローラ110の下流に
位置し、シュリンクフィルム42を被覆部200に向か
って誘導するパスローラ112および114とを備え
る。
【0075】テンションローラ106とフィルム置きロ
ーラ104との間には、シュリンクフィルム42に張力
を付与し、また、シュリンクフィルム42のテンション
ローラ106への巻き掛け角が大きくなるようにシュリ
ンクフィルム42を誘導するパスローラ116が設けら
れている。
【0076】被覆部200は、図9および図10に示す
ように、二つ折りフィルム供給部100から供給された
二つ折り状態のシュリンクフィルム42の側縁部を互い
に離間させ、C字型に開いて間に空間を形成すると同時
に、シュリンクフィルム42の搬送方向aを水平面内に
おいて90°転換させる1対の直角三角形板状の三角フ
ォーマー202と、搬送方向aに対して三角フォーマー
202の上流側に隣接し、三角フォーマー202によっ
てC字型に開かれたシュリンクフィルム42のうちの上
側のシュリンクフィルムにミシン目を付与する円盤状の
ミシン目刃502と、前記ミシン目の付与されるシュリ
ンクフィルムの搬送経路を挟んでミシン目刃502に相
対するミシン目刃受けローラ504と、三角フォーマー
202の間に配設され、三角フォーマー202において
90°転換されたシュリンクフィルム42の搬送方向a
に沿って集合体2を搬送する製品コンベア204とを備
える。なお、図10においては製品コンベア204は省
略されている。なお、三角フォーマー202は、シュリ
ンクフィルム42の搬送経路を挟むように上下に配置さ
れている。以下、上側に位置する三角フォーマー202
を「上側三角フォーマー202A」と呼称し、下側に位
置する三角フォーマー202を「下側三角フォーマー2
02B」と呼称することがある。
【0077】ミシン目刃502は、ミシン目刃受けロー
ラ504の表面に押圧された状態で従動回転してシュリ
ンクフィルム42を押し切りするスコアカット刃であ
る。ミシン目刃502とミシン目刃受けローラ504と
は、本発明に係るシュリンク包装装置の備える開封部形
成手段に相当する。
【0078】ミシン目刃受けローラ504には、ベルト
506によってフィルム孔開けローラ110の回転が伝
達されてシュリンクフィルム42の搬送速度と実質的に
等しい周速で回転する。
【0079】但し、シュリンク包装装置1000におい
ては、ミシン目刃受けローラ504だけでなく、ミシン
目刃502に駆動部を設けて前記駆動部によりシュリン
クフィルム42の搬送速度と実質的に等しい周速で回転
させてもよい。また、ミシン目刃502のみをシュリン
クフィルム42の搬送速度と実質的に等しい周速で回転
させ、ミシン目受けローラ504を、シュリンクフィル
ム42とミシン目刃502との間の摩擦力により従動回
転させてもよい。
【0080】前記駆動部としては、フィルム孔開けロー
ラ110の回転をミシン目刃502の回転軸に伝達する
ベルトやチェーン、歯車、およびミシン目刃502を回
転させるモータなどが挙げられるが、好ましいものとし
ては、ミシン目刃受けローラ504の近傍を送られるシ
ュリンクフィルム42との摩擦力によって駆動される摩
擦車514が挙げられる。
【0081】摩擦車514は、図11に示すように、ミ
シン目刃502の回転軸502Aの一端に同心に固定さ
れた円盤状のディスク部514Bと、ディスク部514
Bの外周面に嵌装され、シュリンクフィルム42に当接
する外輪部514Aとを有する。外輪部514Aは、ス
ポンジゴムのように摩擦係数が大きく、柔軟な材料によ
り形成することが好ましく、また、外径は、ミシン目刃
502の外径と略同一に形成することが好ましい。
【0082】なお、回転軸502Aにおける摩擦車51
4の固定された側とは反対側の端部において、ベアリン
グ516によって回転可能に支持されている。ベアリン
グ516は、シュリンク包装装置1000の基台(図示
せず。)に適宜の手段により固定されている。
【0083】ミシン目刃502に駆動部を設けることに
より、ミシン目刃502の谷の部分でミシン目刃502
の回転が停止してミシン目が連続するという問題が防止
される。
【0084】また、シュリンクフィルム42の送り時に
おいて、ミシン目刃502が回転しない場合に警報を出
力するようにすれば、ミシン目刃502の回転が停止し
て連続したミシン目が生じたことを早期に検出できるか
ら、ミシン目が連続した不良品の発生を未然に防止でき
る。
【0085】更に、前記駆動部にワンウェイ機構を設け
れば、シュリンクフィルム42における孔開けローラ1
10とミシン目刃502との間に弛みが生じたときに、
この弛みがとれるまでミシン目刃502の回転が停止す
ることが防止される。
【0086】加えて、前記場合において、ミシン目刃5
02とミシン目刃受けローラ504とを、図9および図
10に示される位置関係とは逆に、送り時のシュリンク
フィルム42の下面にミシン目刃502が当接し、前記
シュリンクフィルム42の上面にミシン目刃受けローラ
504が当接するように配設すれば、前記駆動部の構造
が簡単になる。
【0087】シール部300は、三角フォーマー202
において90°転換された搬送方向aに沿って三角フォ
ーマー202の下流側に隣接して設けられている。
【0088】シール部300は、シュリンクフィルム4
2の搬送経路の上方に位置し、L字型の平面形状を有す
るとともに、集合体2の外周に沿ってシュリンクフィル
ム42をシールしつつL字型に切断するLシールバー3
02と、シュリンクフィルム42の搬送経路を挟んでL
シールバー302の下方に位置し、シール時にLシール
バー302を受けるLシールバー受け304と、Lシー
ルバー302とLシールバー受け304との間に位置
し、シュリンクフィルム42と集合体2とをLシールバ
ー302近傍に搬送するLシールコンベア306と、L
シールバー302でシールされた残りのシュリンクフィ
ルム42を巻き取るシュリンクフィルム巻き取り部30
8と、Lシールバー302に隣接して設けられ、シュリ
ンクフィルム巻き取り部308に向かってシュリンクフ
ィルム42を、側縁部を保持して搬送するフィルム駆動
チェーン310および312とを備える。Lシールバー
受け304の上面には、耐熱性ゴム板が貼られている。
なお、図9においては、シュリンクフィルム42の搬送
経路の上方に位置するフィルム駆動チェーン310が恰
もLシールバー302よりも遥か上方に位置するように
描かれているが、実際には、同図において2点鎖線で示
すように、シュリンクフィルム42の搬送経路を挟んで
フィルム駆動チェーン312に相対するように配設され
ている。フィルム駆動チェーン312は、モータなどの
適宜駆動手段によって駆動され、フィルム駆動チェーン
310は、フィルム駆動チェーン312に従動する。
【0089】Lシールバー302の縦断面を図12に示
す。
【0090】図12に示すように、Lシールバーは、板
状のシールバー302Aと、シールバー302Aを両側
から覆うように設けられた1対のフィルム押さえ302
Bと、シールバー302Aの先端に植設され、シール時
にシュリンクフィルム42を切断するカット刃302C
とを備える。
【0091】シールバー302Aの内部におけるカット
刃302Cの近傍には、シールバー302Aを加熱する
シールバーヒータ302Dが設けられている。
【0092】フィルム押さえ302Bは、固定ボルト3
02Eと振れ止めボルト302Fおよび振れ止めナット
302Gとによってシールバー302Aに固定されてい
る。
【0093】シュリンク包装装置1000の動作につい
て以下に説明する。
【0094】二つ折りフィルム供給部100において
は、原反ロール102は、シュリンクフィルム42にお
ける折目部4Cが図9における左方に位置するように装
着される。
【0095】原反ロール102から巻き出された二つ折
れ状態のシュリンクフィルム42は、図9および図10
に示すように、フィルム置きローラ104およびパスロ
ーラ116に巻き掛けられ、テンションローラ106と
ニップローラ108とにより矢印aに方向に搬送され
る。テンションローラ106とニップローラ108との
間を通過したシュリンクフィルム42は、フィルム孔開
けローラ110に巻き掛けられ、同時に、フィルム孔開
けローラ110にの表面に設けられた突起110Aによ
って空気孔が形成される。
【0096】フィルム孔開けローラ110は、シュリン
クフィルム42の搬送速度と同一の周速で連れ回る。フ
ィルム孔開けローラ110の前記回転はベルト506に
よってミシン目刃受けローラ504にも伝達され、ミシ
ン目刃受けローラ504も、シュリンクフィルム42の
搬送速度と同一の周速で従動する。
【0097】次に、シュリンクフィルム42は、パスロ
ーラ112および114によって三角フォーマー202
に導かれると同時に、パスローラ114と三角フォーマ
ー202とによってC字型に開かれ、上側シュリンクフ
ィルム4Aと下側シュリンクフィルム4Bとに分かれ
る。
【0098】上側シュリンクフィルム4Aは、パスロー
ラ114を通過後、ミシン目刃502とミシン目刃受け
ローラ504との間を通過することにより、ミシン目刃
502によって点状に押し切りされ、長手方向に沿って
ミシン目8が形成される。一方、下側シュリンクフィル
ム4Bは、パスローラ114を通過後、ミシン目刃50
2とミシン目刃受けローラ504との間を通過すること
なく、三角フォーマー202のうちの下側三角フォーマ
ー202Bに導かれる。したがって、ミシン目8は、上
側シュリンクフィルム4Aにのみ形成される。
【0099】図9に示すように、上側シュリンクフィル
ム4Aは、三角フォーマー202のうちの上側三角フォ
ーマー202Aに、上面から下面に向かう方向に巻き掛
けられる。一方、下側シュリンクフィルム4Bは、下側
三角フォーマー202Bに、下面から上面に向かう方向
に巻き掛けられる。そして、シュリンクフィルム42の
折目部4Cは、上側三角フォーマー202Aと下側三角
フォーマー202Bとの左端において直角に曲げられ
る。
【0100】集合体2は、製品コンベア204に載置さ
れて上側三角フォーマー202Aと下側三角フォーマー
202Bとの間に装入され、上面、下面、および図9に
紙面に向かう側の側面がシュリンクフィルム42によっ
て被覆される。
【0101】シュリンクフィルム42によって被覆され
た集合体2は、製品コンベア204によって更に搬送方
向aに沿って搬送され、Lシールコンベア306によっ
て、図9に示すように、シール部300におけるLシー
ルバー302の下流側に隣接する位置に搬送される。
【0102】シール部300においてシュリンクフィル
ム42がシールされ、切断されるところを上面から見た
様子を図13に示す。
【0103】シール部300の前記位置にシュリンクフ
ィルム42に包まれた集合体2が移動すると、前回のシ
ュリンク包装においてシュリンクフィルム42の末端に
形成されたシール部6に相対するようにLシールバー3
02がシュリンクフィルム42に向かって降下する。L
シールバー302が降下すると、上側シュリンクフィル
ム4Aと下側シュリンクフィルム4Bとは、フィルム押
さえ302Bとカット刃302Cとの先端部とLシール
バー受け304との間に挟まれる。
【0104】ここで、Lシールバー302においては、
シールバーヒータ302Dに予め通電され、シールバー
302Aおよびカット刃302Cが加熱されているか
ら、その熱で、上側シュリンクフィルム4Aと下側シュ
リンクフィルム4Bとが熱融着すると共にカット刃30
2Cによって裁断される。
【0105】これにより、フィルム駆動チェーン310
に沿って伸び、搬送方向aに対して上流側の終端におい
て折目部4Cに向かって直角に屈曲するL字型のシール
部6がシュリンクフィルム42に形成される。前記シー
ル部6は、搬送方向aに対して下流側の終端において前
回のシール時に形成された熱融着部6に連続し、全体と
してコの字型の形状を有する。上側シュリンクフィルム
4Aと下側シュリンクフィルム4Bとは、前記シール部
6と折目部4Cとによって互いに接合され、集合体2を
内部に収容する袋状体を形成する。
【0106】シール部300においてシールされた集合
体2は、Lシールコンベア306によってシュリンクト
ンネル400内に搬送される。そして、シュリンクトン
ネル400内でシュリンクフィルム42の収縮温度以上
に加熱されてシュリンクフィルム42が収縮することに
より、図1に示すシュリンク包装体10が得られる。
【0107】実施形態6に係るシュリンク包装装置10
00においては、上側シュリンクフィルム4Aにしかミ
シン目8が形成されないから、シュリンクトンネル40
0内で加熱中にミシン目8の部分が破れることがない。
【0108】また、集合体2を製品コンベア204に載
置すれば、前記集合体2は、シール部300に自動的に
送られ、次いでシュリンクトンネル400に自動的に送
られてシュリンク包装されるから、オペレータは、単
に、一定の間隔で集合体2を製品コンベアの上流側末端
に載置するだけでよい。したがって、シュリンク包装装
置1000は、運転が容易である。
【0109】更に、二つ折り状のシュリンクフィルム4
2で集合体2を上下から挟んでシュリンク包装している
から、集合体2の外周に沿った二方のみをシールすれば
よく、シール部300の構成を単純化できる。
【0110】7.実施形態7 本発明に係るシュリンク包装装置の別の例について、全
体的な構成を図14に示す。図14において、図9およ
び図10と同一の符号は、前記符号が前記図面において
示す要素と同一の要素を示す。
【0111】実施形態7に係るシュリンク包装装置10
02は、図14に示すように、ミシン刃502に代え
て、一定間隔でレーザ光を照射してミシン目を形成する
レーザ光照射装置508を用いた以外は、実施形態6に
係るシュリンク包装装置と同一の構成を有している。
【0112】シュリンク包装装置1002においては、
レーザ光照射装置508は、ミシン目刃受けローラ50
4に相対する位置に設けられているが、上側三角フォー
マー202Aの上方または下側三角フォーマー202B
の下方に隣接させて設けてもよい。
【0113】シュリンク包装装置1002においては、
レーザ光が一定間隔で上側シュリンクフィルム4Aまた
は下側シュリンクフィルム4Bに照射されることにより
ミシン目が形成される。
【0114】したがって、実施形態6に係るシュリンク
包装装置とは異なり、ミシン目刃受けローラ504をフ
ィルム孔開けローラ110と同速度で回転させる必要は
必ずしもない。また、レーザ光照射装置508を上側三
角フォーマー202Aに相対する位置に設けた場合に
は、レーザ光照射装置508から下方に照射されたレー
ザ光は、上側シュリンクフィルム4Aを通過したあと、
上側三角フォーマー202Aで遮られるから、下側シュ
リンクフィルム4Bには届かない。したがって、前記レ
ーザ光によって下側シュリンクフィルム4Bにまでミシ
ン目が形成されることがないから、ミシン目刃受けロー
ラ504を省略できる。これは、レーザ光照射装置50
8を下側三角フォーマー202Bに相対する位置に設け
た場合についても同様である。
【0115】シュリンク包装装置1002は、前記諸点
を除いては、実施形態6に係るシュリンク包装装置10
00と同様の特長を有している。
【0116】8.実施形態8 本発明に係るシュリンク包装装置の更に別の例につい
て、全体的な構成を図15に示し、二つ折りフィルム供
給部の構成の概略を図16に示す。図15および図16
において、図9および図10と同一の符号は、前記符号
が前記図面において示す要素と同一の要素を示す。
【0117】実施形態8に係るシュリンク包装装置10
04は、ミシン目刃502に代えて、ミシン目形成ロー
ラ510を用いた以外は、図15および図16に示すよ
うに実施形態6に係るシュリンク包装装置1000と同
一の構成を有している。
【0118】ミシン目形成ローラ510は、シュリンク
包装装置1000におけるミシン目刃502と同様の位
置に、シュリンクフィルム42の搬送方向aに対して直
交するように設けられた胴510Aと、胴510Aの表
面に、軸線方向に沿って1列に植設されたミシン目刃5
10Bとを備える。ミシン目刃510Bはスコアカット
刃である点でシュリンク包装装置1000におけるミシ
ン目刃502と同様である。
【0119】ミシン目形成ローラ510とミシン目刃受
けローラ504との間にはベルト512が設けられ、ベ
ルト506とベルト512とによってフィルム孔開けロ
ーラ110の回転がミシン目形成ローラ510に伝達さ
れる。これにより、ミシン目形成ローラ510は所定の
速度で回転して、上側シュリンクフィルム4Aに搬送方
向aに直行する方向、言いかえれば折目部4Cに対して
直交する方向のミシン目8を形成する。
【0120】したがって、シュリンク包装装置1004
によれば、図2に示す形態のシュリンク包装体が得られ
る。
【0121】この点を除いては、シュリンク包装装置1
004は、実施形態6に係るシュリンク包装装置100
0と同様の特長を有している。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ミシン目を設けたシュリンク包装体において、シュリン
クフィルムが高いテンションで収縮するような条件でシ
ュリンク包装を行った場合においてもミシン目のところ
が破れることの無いシュリンク包装体、および前記シュ
リンク包装体が得られるシュリンク包装装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るシュリンク包装体の一例
を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係るシュリンク包装体の別の
例を示す斜視図である。
【図3】図3は、本発明に係るシュリンク包装体の更に
別の例を示す斜視図である。
【図4】図4は、ヘッダを有する紙箱をシュリンク包装
したシュリンク包装体の一例につき、上方から見たとこ
ろを示す斜視図である。
【図5】図5は、図4に示すシュリンク包装体を下方か
ら見たところを示す斜視図である。
【図6】図6は、図4および図5に示すシュリンク包装
体を形成するヘッダ付記の紙箱を示す斜視図である。
【図7】図7は、図6に示す紙箱の重ね方を示す斜視図
である。
【図8】図8は、ヘッダを有する紙箱をシュリンク包装
したシュリンク包装体の別の例につき、前記紙箱、前記
紙箱を配置して形成した集合体、およびシュリンク包装
体そのものを示す斜視図である。
【図9】図9は、本発明に係るシュリンク包装装置の一
例について、全体的な構成を示す斜視図である。
【図10】図10は、図9に示すシュリンク包装装置が
備える二つ折りフィルム供給部における各構成要素の配
列を示す概略配置図である。
【図11】図11は、図9に示すシュリンク包装装置が
備えるミシン目刃の別の例について構成を示す拡大図で
ある。
【図12】図12は、図9に示すシュリンク包装装置が
備えるLシールバーの構成を示す縦断面である。
【図13】図13は、図9に示すシュリンク包装装置の
有するシール部においてシュリンクフィルム42がシー
ルされ、切断されるところを示す上面図である。
【図14】図14は、本発明に係るシュリンク包装装置
の別の例について、全体的な構成を示す斜視図である。
【図15】図15は、本発明に係るシュリンク包装装置
の更に別の例について、全体的な構成を示す斜視図であ
る。
【図16】図16は、図15に示すシュリンク包装装置
が備える二つ折りフィルム供給部における各構成要素の
配列を示す概略配置図である。
【図17】図17は、従来検討されたシュリンク包装体
の一例を示す斜視図である。
【図18】図18は、図17に示すシュリンク包装体を
製造するシュリンク包装装置の一例を示す概略図であ
る。
【図19】図19は、図18に示すシュリンク包装装置
で紙箱の集合体をシュリンク包装する手順を示す流れ図
である。
【図20】図20は、ヘッダを有する紙箱について従来
検討されたシュリンク包装体の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 集合体 2A 紙箱 4 シュリンク包装 4A 上側シュリンクフィルム 4B 下側シュリンクフィルム 6 シール部 8 ミシン目 10 シュリンク包装体 12 シュリンク包装体 14 シュリンク包装体 16 シュリンク包装体 20 紙箱 21 紙箱 42 シュリンクフィルム 100 二つ折りフィルム供給部 200 被覆部 202 三角フォーマー 300 シール部 302 Lシールバー 400 シュリンクトンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AA03 AB03 AB08 BA06 BA14 CA01 CB03 CB07 CC03 CC10 DB04 DD03 DE01 DF01 DF06 DF10 FA02 FB02 FB07 GA08 GB05 JA02 3E067 AA24 AC03 AC11 AC12 BA06B BA20C BB02B BB14C BC06B CA30 EA29 EB03 FB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物品と、前記被包装物品を密着
    した状態で包み込むシュリンク包装とを備えてなるシュ
    リンク包装体であって、 開封時において前記シュリンク包装の他の部分よりも容
    易に開裂させることのできる開封部が、前記シュリンク
    包装の外周の一部に沿って形成されてなることを特徴と
    するシュリンク包装体。
  2. 【請求項2】 前記被包装物品は扁平な形態を有して
    なり、前記シュリンク包装は、前記被包装物品の一方の
    面に接する部分にのみ前記開封部が形成されてなる請求
    項1に記載のシュリンク包装体。
  3. 【請求項3】 前記被包装物品は、複数の箱状体を1
    列または2列以上に纏めてなる集合体である請求項1ま
    たは2に記載のシュリンク包装体。
  4. 【請求項4】 一方の面に前記集合体を載置したとき
    に、前記箱状体のうち少なくとも1つが見えるように形
    成されてなる開口部を有する台紙を備え、 前記集合体が前記台紙に載置された状態でシュリンク包
    装されてなる請求項3に記載のシュリンク包装体。
  5. 【請求項5】 前記開封部はミシン目である請求項1
    〜4の何れか1項に記載のシュリンク包装体。
  6. 【請求項6】 シュリンクフィルムを供給するシュリ
    ンクフィルム供給手段と、 前記シュリンクフィルム供給手段から供給されたシュリ
    ンクフィルムによって前記被包装物品の両面を覆う被包
    装物品被覆手段と、 前記被包装物品被覆手段に供給されるシュリンクフィル
    ムにおける前記被包装物品の一方の面に接する部分に開
    封部を形成する開封部形成手段と、 前記被包装物品被覆手段において前記被包装体を被覆し
    たシュリンクフィルムを前記被包装物品の外周に沿って
    シールして包装体を形成するシール手段と、 前記シール手段において形成された包装体を加熱し、前
    記シュリンクフィルムを収縮させてシュリンク包装を形
    成する加熱収縮手段とを備えてなることを特徴とするシ
    ュリンク包装装置。
  7. 【請求項7】 前記シュリンクフィルム供給手段
    は、シュリンクフィルムを、長手方向に二つ折りされた
    状態で供給する二つ折りフィルム供給部を有してなり、 前記被包装物品被覆手段は、前記二つ折りフィルム供給
    部から供給されたシュリンクフィルムの側縁部を互いに
    離間させて空間を形成する空間形成部と、前記空間形成
    部において前記シュリンクフィルムに形成された空間に
    前記被包装物品を装入する被包装物品装入部とを備えて
    なり、 前記開封部形成手段は、前記シュリンクフィルムにおけ
    る側縁の一方と二つ折りされて形成された折目部との間
    の部分に開封部を形成する開封部形成部を備えてなる請
    求項6に記載のシュリンク包装装置。
  8. 【請求項8】 前記空間形成部は、前記二つ折りフ
    ィルム供給部から供給された二つ折り状態のシュリンク
    フィルムが巻き掛けられ、前記シュリンクフィルムの側
    縁部を互いに離間させて空間を形成すると同時に前記シ
    ュリンクフィルムの搬送方向を90°転換する1対の三
    角形板状部材からなる三角フォーマーを備えてなる請求
    項7に記載のシュリンク包装装置。
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