JP2003293565A - 暖房畳 - Google Patents
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】施工が容易で故障等のメンテナンスコストを抑
制し、耐湿性に優れ、重いものを置いた部分が必要以上
に加熱されず、美観が良く低価格な暖房畳を提供し、よ
り多くの人々が気軽に畳暖房を利用できる環境を整え、
人々の生活に潤いを与える。 【解決手段】畳床の表面を畳表で被覆した畳に対して、
前記畳表を線状の耐熱部材で畳目に編んで形成し、該畳
表と畳床の間に発熱手段を敷設した。
制し、耐湿性に優れ、重いものを置いた部分が必要以上
に加熱されず、美観が良く低価格な暖房畳を提供し、よ
り多くの人々が気軽に畳暖房を利用できる環境を整え、
人々の生活に潤いを与える。 【解決手段】畳床の表面を畳表で被覆した畳に対して、
前記畳表を線状の耐熱部材で畳目に編んで形成し、該畳
表と畳床の間に発熱手段を敷設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば家屋内に
設置し、部屋を足元から暖めるような床暖房に関し、特
に和室等に敷設される畳で暖房する暖房畳に関する。
設置し、部屋を足元から暖めるような床暖房に関し、特
に和室等に敷設される畳で暖房する暖房畳に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床暖房システムとして、ガス温水
式のものとニクロム線を利用する電気式のものが提供さ
れている。
式のものとニクロム線を利用する電気式のものが提供さ
れている。
【0003】前記ガス温水式のものは、床や畳の下に配
管工事を行い、ボイラーを設置して、温水によって部屋
を暖めるように構成されている。
管工事を行い、ボイラーを設置して、温水によって部屋
を暖めるように構成されている。
【0004】また、前記電気式のものは、ニクロム線を
床や畳の下に張り巡らし、電気で前記ニクロム線を加熱
することで、部屋を暖めるように構成されている。
床や畳の下に張り巡らし、電気で前記ニクロム線を加熱
することで、部屋を暖めるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ガス温水
式のものは、配管工事に費用と時間がかかる上、音がす
る、部屋が乾燥するという問題があった。さらには、配
管設備やボイラーが破損する問題もあった。
式のものは、配管工事に費用と時間がかかる上、音がす
る、部屋が乾燥するという問題があった。さらには、配
管設備やボイラーが破損する問題もあった。
【0006】また、ニクロム線による電気式のものは、
ニクロム線が断線して故障する、ピアノ等重い物を置い
た部分が加熱してしまうという問題があった。
ニクロム線が断線して故障する、ピアノ等重い物を置い
た部分が加熱してしまうという問題があった。
【0007】さらに、前記ガス温水式及び前記電気式共
に、畳を敷いた和室に設置すると、熱によって畳表の変
色速度が大幅に速くなり、畳の寿命が短くなる上、畳の
厚みで熱が分散して熱効率が非常に悪い結果となってい
た。
に、畳を敷いた和室に設置すると、熱によって畳表の変
色速度が大幅に速くなり、畳の寿命が短くなる上、畳の
厚みで熱が分散して熱効率が非常に悪い結果となってい
た。
【0008】この発明は、施工が容易で故障等のメンテ
ナンスコストを抑制し、耐湿性に優れ、重いものを置い
た部分が必要以上に加熱されず、美観が良く低価格な暖
房畳を提供し、より多くの人々が気軽に畳暖房を利用で
きる環境を整え、人々の生活に潤いを与えることを目的
とする。
ナンスコストを抑制し、耐湿性に優れ、重いものを置い
た部分が必要以上に加熱されず、美観が良く低価格な暖
房畳を提供し、より多くの人々が気軽に畳暖房を利用で
きる環境を整え、人々の生活に潤いを与えることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、畳床の表面
を畳表で被覆した畳であって、前記畳表を線状の耐熱部
材で畳目に編んで形成し、該畳表と畳床の間に発熱手段
を敷設した暖房畳であることを特徴とする。
を畳表で被覆した畳であって、前記畳表を線状の耐熱部
材で畳目に編んで形成し、該畳表と畳床の間に発熱手段
を敷設した暖房畳であることを特徴とする。
【0010】前記畳床は、発泡スチロールで形成するス
タイロフォーム床、藁で形成する藁床、竹炭を入れて形
成したダニ防止床等、畳床として利用できる部材で形成
することを含む。なお、該畳床はスタイロフォーム床等
保温性の優れた部材を使用することが望ましい。
タイロフォーム床、藁で形成する藁床、竹炭を入れて形
成したダニ防止床等、畳床として利用できる部材で形成
することを含む。なお、該畳床はスタイロフォーム床等
保温性の優れた部材を使用することが望ましい。
【0011】前記耐熱部材は、木質繊維を利用する紙
材、熱可塑性樹脂で形成する模造イグサ等、過熱によっ
て変色又は/及び変質しない部材で形成することを含
む。また、該耐熱部材の形状は、中身の詰まった棒状、
若しくは空隙の少ないパイプ状に形成し、空気による断
熱層を排除又は微小にすることを含む。
材、熱可塑性樹脂で形成する模造イグサ等、過熱によっ
て変色又は/及び変質しない部材で形成することを含
む。また、該耐熱部材の形状は、中身の詰まった棒状、
若しくは空隙の少ないパイプ状に形成し、空気による断
熱層を排除又は微小にすることを含む。
【0012】前記発熱手段は、カーボン系面状発熱体を
利用する面発熱装置、糸状発熱体素子を利用した繊維状
面発熱装置、ニクロム線を使用するニクロム線発熱装
置、又はガスを利用するガス温水発熱装置で構成するこ
とを含む。前記構成により、長期間暖房しても畳表が変
色せず、美しい美観を維持して快適な生活空間を提供す
ることが可能になる。
利用する面発熱装置、糸状発熱体素子を利用した繊維状
面発熱装置、ニクロム線を使用するニクロム線発熱装
置、又はガスを利用するガス温水発熱装置で構成するこ
とを含む。前記構成により、長期間暖房しても畳表が変
色せず、美しい美観を維持して快適な生活空間を提供す
ることが可能になる。
【0013】好ましい実施の形態として、前記耐熱部材
を、和紙材で線状体に形成することができる。このよう
に紙類を使用して線状体に形成することで、美観及び質
感を天然のイグサに限りなく近づけることができると共
に、和紙とすることで人の移動や物の安置等、通常生活
に必要な強度を得ることができる。
を、和紙材で線状体に形成することができる。このよう
に紙類を使用して線状体に形成することで、美観及び質
感を天然のイグサに限りなく近づけることができると共
に、和紙とすることで人の移動や物の安置等、通常生活
に必要な強度を得ることができる。
【0014】また好ましい実施の形態として、前記発熱
手段を、平面形状の発熱シートで形成することができ
る。前記発熱シートは、カーボン等の導電性樹脂組成物
で形成する面発熱体(カーボン系面状発熱体等)で構成
することを含む。
手段を、平面形状の発熱シートで形成することができ
る。前記発熱シートは、カーボン等の導電性樹脂組成物
で形成する面発熱体(カーボン系面状発熱体等)で構成
することを含む。
【0015】前記構成により、温度が高くなると高分子
熱可塑性樹脂が膨張して電流が流れにくくなり発熱温度
を一定に保つPTC特性を利用することができ、消費電
力を抑えてこもり熱による火災を防止することができ
る。また、遠赤外線を放出して人体を芯から暖めること
ができる。さらに、シート状にすることで発熱シート周
辺の隙間の発生を避けることができ、空気層を排除して
熱効率を高めることができると共に、断線等のトラブル
を回避することができる。
熱可塑性樹脂が膨張して電流が流れにくくなり発熱温度
を一定に保つPTC特性を利用することができ、消費電
力を抑えてこもり熱による火災を防止することができ
る。また、遠赤外線を放出して人体を芯から暖めること
ができる。さらに、シート状にすることで発熱シート周
辺の隙間の発生を避けることができ、空気層を排除して
熱効率を高めることができると共に、断線等のトラブル
を回避することができる。
【0016】また好ましい実施の形態として、前記発熱
手段に発熱エネルギーを供給するための連結用接続手段
を畳床の裏面に備えることができる。前記発熱エネルギ
ーは、電気又は温水で構成することができる。前記連結
用接続手段は、配線を接続するコネクタ、又は配管を接
続する配管継手で形成することができる。
手段に発熱エネルギーを供給するための連結用接続手段
を畳床の裏面に備えることができる。前記発熱エネルギ
ーは、電気又は温水で構成することができる。前記連結
用接続手段は、配線を接続するコネクタ、又は配管を接
続する配管継手で形成することができる。
【0017】前記構成により、側面に連結用接続手段を
備えた場合のように接続方向が限定されず、自由な向き
で暖房畳を設置することが可能になり、設置時間の短縮
化及び設置の容易化を図ることができる。
備えた場合のように接続方向が限定されず、自由な向き
で暖房畳を設置することが可能になり、設置時間の短縮
化及び設置の容易化を図ることができる。
【0018】また好ましい実施の形態として、表面積よ
りも底面積を小さく形成し、複数の暖房畳を並置した際
に前記面積の差で配線通路を確保可能にすることができ
る。前記表面積よりも底面積を小さく形成した形状は、
側面を外上がりに傾斜させた形状、又は側面下部が内側
になるよう段差を設けた形状とすることを含む。この形
状とする部分は、暖房畳の全側面、又は、暖房畳の1又
は複数の側面とすることができる。
りも底面積を小さく形成し、複数の暖房畳を並置した際
に前記面積の差で配線通路を確保可能にすることができ
る。前記表面積よりも底面積を小さく形成した形状は、
側面を外上がりに傾斜させた形状、又は側面下部が内側
になるよう段差を設けた形状とすることを含む。この形
状とする部分は、暖房畳の全側面、又は、暖房畳の1又
は複数の側面とすることができる。
【0019】前記形状により、暖房畳の外側に接続ケー
ブルや電源ケーブルを配置することができ、暖房畳がケ
ーブルで浮き上がることを防止した上で、自由な向きに
配置することが可能になる。
ブルや電源ケーブルを配置することができ、暖房畳がケ
ーブルで浮き上がることを防止した上で、自由な向きに
配置することが可能になる。
【0020】
【発明の効果】この発明により、美観が良く耐久性の高
い暖房畳を低価格で提供することができ、畳暖房の導入
を断念する理由である導入費用及び維持費用を削減し、
工事期間を短縮して、気軽に暖房畳を導入することが可
能になる。
い暖房畳を低価格で提供することができ、畳暖房の導入
を断念する理由である導入費用及び維持費用を削減し、
工事期間を短縮して、気軽に暖房畳を導入することが可
能になる。
【0021】これにより、一般家庭に暖房畳を普及さ
せ、冷え性の人などストーブや石油ファンヒータでは不
十分であった人々も満足できる快適な生活空間を提供す
ることができる。
せ、冷え性の人などストーブや石油ファンヒータでは不
十分であった人々も満足できる快適な生活空間を提供す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を以下図面
と共に説明する。図1は、暖房畳1の外観を示す斜視図
であり、部屋に敷いた状態を表示している。
と共に説明する。図1は、暖房畳1の外観を示す斜視図
であり、部屋に敷いた状態を表示している。
【0023】該暖房畳1は、略長方形に形成して側面を
外上がりに形成する。これにより、図の仮想線に示すよ
うに、複数の暖房畳1を並置した際に、隣接部下方に配
線溝2が形成され、ここに各暖房畳1を連接するための
接続ケーブル3を這わせることができる。なお、前記配
線溝2は、壁と暖房畳1が接触する接触部の下方にも当
然形成される。
外上がりに形成する。これにより、図の仮想線に示すよ
うに、複数の暖房畳1を並置した際に、隣接部下方に配
線溝2が形成され、ここに各暖房畳1を連接するための
接続ケーブル3を這わせることができる。なお、前記配
線溝2は、壁と暖房畳1が接触する接触部の下方にも当
然形成される。
【0024】前記配線溝2に接続ケーブル3を這わせ、
暖房畳1を敷設すると、例えば6畳間であれば図2の背
面図に示すような配線とすることができ、電源70から
前記接続ケーブル3を介して各暖房畳1に電力供給がで
きる。
暖房畳1を敷設すると、例えば6畳間であれば図2の背
面図に示すような配線とすることができ、電源70から
前記接続ケーブル3を介して各暖房畳1に電力供給がで
きる。
【0025】以上に説明した配線溝2によって、配線穴
61から出ている接続ケーブル3が暖房畳1の底に挟ま
れる部分は最小になるため、暖房畳1が接続ケーブル3
によって浮き上がることを防止できる。なお、前記配線
穴61の内部には、接点ケーブル40(後述)のコネク
タを備え、該コネクタに前記接続ケーブル3を接続す
る。また、暖房畳1の背面に備えた配線穴61から暖房
畳1の側面に向かって溝を形成し、接続ケーブル3によ
って暖房畳1が浮き上がるのをより厳重に防止しても良
い。
61から出ている接続ケーブル3が暖房畳1の底に挟ま
れる部分は最小になるため、暖房畳1が接続ケーブル3
によって浮き上がることを防止できる。なお、前記配線
穴61の内部には、接点ケーブル40(後述)のコネク
タを備え、該コネクタに前記接続ケーブル3を接続す
る。また、暖房畳1の背面に備えた配線穴61から暖房
畳1の側面に向かって溝を形成し、接続ケーブル3によ
って暖房畳1が浮き上がるのをより厳重に防止しても良
い。
【0026】次に、前記暖房畳1の内部構成について説
明すると、図3の拡大斜視図(一部断面図)に示すよう
に、上から順に畳表10、クッション材15、無臭合板
20、面状ヒータ30、ボード50、及び畳床60を積
層して構成する。
明すると、図3の拡大斜視図(一部断面図)に示すよう
に、上から順に畳表10、クッション材15、無臭合板
20、面状ヒータ30、ボード50、及び畳床60を積
層して構成する。
【0027】前記畳表10は、後述するように模造イグ
サ11を畳目に編んで形成し、その縁に畳縁13を備え
る。クッション材15は、畳として程よい堅さを得るた
めのクッションであり、適度な堅さと柔軟性を備えたク
ッション部材で形成する。
サ11を畳目に編んで形成し、その縁に畳縁13を備え
る。クッション材15は、畳として程よい堅さを得るた
めのクッションであり、適度な堅さと柔軟性を備えたク
ッション部材で形成する。
【0028】前記無臭合板20は、ベニヤ板で形成す
る。なお、該無臭合板20は、ホルムアルデヒドの含有
量が少ない無臭合板としても良く、また通常の合板で形
成しても良い。
る。なお、該無臭合板20は、ホルムアルデヒドの含有
量が少ない無臭合板としても良く、また通常の合板で形
成しても良い。
【0029】前記面状ヒータ30は、後述するように接
点ケーブル40から流れてくる電力を、電極32から面
発熱体31に供給し、該面発熱体31を発熱させる。前
記ボード50は、木の繊維を固めて形成する。
点ケーブル40から流れてくる電力を、電極32から面
発熱体31に供給し、該面発熱体31を発熱させる。前
記ボード50は、木の繊維を固めて形成する。
【0030】前記畳床60は、発泡スチロールからなる
スタイロフォームで形成し、前記面状ヒータ30の熱を
下方へ逃がさないようにして熱効率を高める。以上の構
成により、面状ヒータ30の熱を、畳床60で下方へ逃
がさないようにして上方へ効率よく放射することがで
き、比較的低温で十分に暖房することができる。
スタイロフォームで形成し、前記面状ヒータ30の熱を
下方へ逃がさないようにして熱効率を高める。以上の構
成により、面状ヒータ30の熱を、畳床60で下方へ逃
がさないようにして上方へ効率よく放射することがで
き、比較的低温で十分に暖房することができる。
【0031】なお、前記畳表10、クッション材15、
無臭合板20、面状ヒータ30、ボード50、及び畳床
60の各間は、隙間を空けずに密着させ、空気による断
熱層を極力排除することが望ましい。
無臭合板20、面状ヒータ30、ボード50、及び畳床
60の各間は、隙間を空けずに密着させ、空気による断
熱層を極力排除することが望ましい。
【0032】次に、暖房畳1を構成する要素の詳細につ
いて説明する。まず、図4に示す畳表説明図と共に、畳
表10の詳細について説明する。畳表10を構成する模
造イグサ11は、図4の(A)の拡大斜視図に示すよう
に、薄い和紙を渦巻状に巻いて棒状に形成し、外周をコ
ーティングして容易にほどけないようにしている。
いて説明する。まず、図4に示す畳表説明図と共に、畳
表10の詳細について説明する。畳表10を構成する模
造イグサ11は、図4の(A)の拡大斜視図に示すよう
に、薄い和紙を渦巻状に巻いて棒状に形成し、外周をコ
ーティングして容易にほどけないようにしている。
【0033】これを、(B)の斜視図に示すように、紐
12を使用して天然イグサを使った通常の畳と同様に畳
編みし、前記畳表10を形成する。
12を使用して天然イグサを使った通常の畳と同様に畳
編みし、前記畳表10を形成する。
【0034】この構造により、畳表10は天然のイグサ
を使用した畳と殆ど変わらない美観及び質感を得ること
ができ、また熱による変色を防止して耐用年数を増加さ
せることができる。
を使用した畳と殆ど変わらない美観及び質感を得ること
ができ、また熱による変色を防止して耐用年数を増加さ
せることができる。
【0035】また、天然のイグサであれば中心部に空気
層が存在するが、芯まで埋め尽くした和紙による模造イ
グサ11を使用することで、空気層による断熱層を排除
して熱効率を向上することができる。
層が存在するが、芯まで埋め尽くした和紙による模造イ
グサ11を使用することで、空気層による断熱層を排除
して熱効率を向上することができる。
【0036】さらに、強度の強い和紙で形成しているた
め摩擦にも強く、人が移動する、あるいは物を摺動する
といった日常生活での使用に十分耐えることができる。
め摩擦にも強く、人が移動する、あるいは物を摺動する
といった日常生活での使用に十分耐えることができる。
【0037】次に、図5に示す前記面状ヒータ30の平
面図と共に、該面状ヒータ30について説明する。該面
状ヒータ30は、縦方向の4本の電極32と、該電極3
2間を接続する複数の面発熱体31を備える。
面図と共に、該面状ヒータ30について説明する。該面
状ヒータ30は、縦方向の4本の電極32と、該電極3
2間を接続する複数の面発熱体31を備える。
【0038】該面発熱体31は、横方向に3列で、ボー
ド50の長さ一杯まで縦方向に並べ、暖房畳1のどの位
置に人が座った状態でも暖房可能なように、2枚の面状
ヒータ30で暖房畳1のほぼ全体をカバーするように敷
設する。前記電極32の下端には、図6の(C)の斜視
図に示すように、接点ケーブル40を接続するための接
続部33を備えており、該接続部33に接点ケーブル4
0に備えた接点41を、ハトメ部材42でハトメする。
ド50の長さ一杯まで縦方向に並べ、暖房畳1のどの位
置に人が座った状態でも暖房可能なように、2枚の面状
ヒータ30で暖房畳1のほぼ全体をカバーするように敷
設する。前記電極32の下端には、図6の(C)の斜視
図に示すように、接点ケーブル40を接続するための接
続部33を備えており、該接続部33に接点ケーブル4
0に備えた接点41を、ハトメ部材42でハトメする。
【0039】前記接点ケーブル40は電極の異なる接点
41を各4つずつ備えており、図5に示すように、2つ
の面状ヒータ30の電極32に対して電極が交互となる
ように順番に接続する。前記接点41には、図6の
(D)の説明図に示すように、金属線の外周を組み織り
した紐で囲繞して形成したケーブル43をはんだ付け
し、前記接点41を接点ケーブル40と一体に形成す
る。該接点ケーブル40の一端には、前述の接続ケーブ
ル3を接続するコネクタ(図示省略)を備える。
41を各4つずつ備えており、図5に示すように、2つ
の面状ヒータ30の電極32に対して電極が交互となる
ように順番に接続する。前記接点41には、図6の
(D)の説明図に示すように、金属線の外周を組み織り
した紐で囲繞して形成したケーブル43をはんだ付け
し、前記接点41を接点ケーブル40と一体に形成す
る。該接点ケーブル40の一端には、前述の接続ケーブ
ル3を接続するコネクタ(図示省略)を備える。
【0040】なお、このようにして接続した接続部33
は、絶縁テープ44(図3)を貼付して絶縁し、さらに
図5仮想線で示すように、保護テープ34で左側面視コ
の字型になるように上下を完全に覆い、前記接続部33
を絶縁、保護する。
は、絶縁テープ44(図3)を貼付して絶縁し、さらに
図5仮想線で示すように、保護テープ34で左側面視コ
の字型になるように上下を完全に覆い、前記接続部33
を絶縁、保護する。
【0041】以上の構造により、ケーブル43を細くし
て接点41をほぼ垂直に設けた接点ケーブル40のため
に、面状ヒータ30の下方(図5の下方)に確保する空
間が少なくてすみ、畳のほぼ全面を面状ヒータ30で暖
めることができる。また、接点ケーブル40は一般的な
導線と接点金具で形成できるため、低コストで製造でき
る。
て接点41をほぼ垂直に設けた接点ケーブル40のため
に、面状ヒータ30の下方(図5の下方)に確保する空
間が少なくてすみ、畳のほぼ全面を面状ヒータ30で暖
めることができる。また、接点ケーブル40は一般的な
導線と接点金具で形成できるため、低コストで製造でき
る。
【0042】さらに、面状ヒータ30を利用すること
で、ニクロム線を利用した場合の断線や、ガス温水方式
の水漏れやボイラー故障といったトラブルが解消され、
メンテナンスが殆ど不要となり、暖房畳1を快適に利用
することができる。
で、ニクロム線を利用した場合の断線や、ガス温水方式
の水漏れやボイラー故障といったトラブルが解消され、
メンテナンスが殆ど不要となり、暖房畳1を快適に利用
することができる。
【0043】なお、図2に示した電源70と接続ケーブ
ル3の間には、制御手段としてコントローラを接続し、
暖房畳1に供給する電力を制御、調整して温度調節可能
に構成しても良い。また、畳表10と無臭合板20の間
に防虫紙を備えても良く、また、畳床60を省略して薄
型の暖房畳1を得ても良い。このように、暖房畳1を構
成する各層の組み合わせを、目的や設置環境に応じて任
意に変更することで、家屋の事情や顧客の要望に適応し
た厚み及び機能の暖房畳を提供することができる。
ル3の間には、制御手段としてコントローラを接続し、
暖房畳1に供給する電力を制御、調整して温度調節可能
に構成しても良い。また、畳表10と無臭合板20の間
に防虫紙を備えても良く、また、畳床60を省略して薄
型の暖房畳1を得ても良い。このように、暖房畳1を構
成する各層の組み合わせを、目的や設置環境に応じて任
意に変更することで、家屋の事情や顧客の要望に適応し
た厚み及び機能の暖房畳を提供することができる。
【0044】また、模造イグサ11は、図4の(A)に
示した渦巻き型に形成した芯部と、該芯部の外側を渦巻
き型に巻いた外周部で2重巻きの2層構造に構成しても
良く、また3重以上に巻いて多層構造に構成しても良
い。この場合、芯部と外周部の材質を変える等、複数の
材質を使用することで、放熱性や耐久性等の諸機能の性
能を調整することができる。
示した渦巻き型に形成した芯部と、該芯部の外側を渦巻
き型に巻いた外周部で2重巻きの2層構造に構成しても
良く、また3重以上に巻いて多層構造に構成しても良
い。この場合、芯部と外周部の材質を変える等、複数の
材質を使用することで、放熱性や耐久性等の諸機能の性
能を調整することができる。
【0045】また、模造イグサ11は、和紙に替えて熱
可塑性樹脂等、他の耐熱性部材で構成しても良い。これ
により、例えば熱可塑性樹脂を使用して、こぼした醤油
やソース等も拭き取ればシミにならない機能を付加する
など、様々なタイプの暖房畳を提供することができる。
また、熱可塑性樹脂で形成する場合あれば、和紙で形成
した場合のように渦巻き型に巻かずとも、適度な太さの
模造イグサ11を容易に形成することができる。
可塑性樹脂等、他の耐熱性部材で構成しても良い。これ
により、例えば熱可塑性樹脂を使用して、こぼした醤油
やソース等も拭き取ればシミにならない機能を付加する
など、様々なタイプの暖房畳を提供することができる。
また、熱可塑性樹脂で形成する場合あれば、和紙で形成
した場合のように渦巻き型に巻かずとも、適度な太さの
模造イグサ11を容易に形成することができる。
【0046】この発明の構成と、上述の実施形態との対
応において、この発明の畳は、実施形態の暖房畳1に対
応し、以下同様に、配線通路は、配線溝2に対応し、耐
熱部材は、模造イグサ11に対応し、発熱手段は、面状
ヒータ30に対応し、発熱シートは、面発熱体31に対
応し、連結用接続手段は、配線穴61に対応するも、こ
の発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるもの
ではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
応において、この発明の畳は、実施形態の暖房畳1に対
応し、以下同様に、配線通路は、配線溝2に対応し、耐
熱部材は、模造イグサ11に対応し、発熱手段は、面状
ヒータ30に対応し、発熱シートは、面発熱体31に対
応し、連結用接続手段は、配線穴61に対応するも、こ
の発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるもの
ではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図1】暖房畳の外観を示す斜視図。
【図2】暖房畳の配置及び配線を示す背面図。
【図3】暖房畳の内部を示す拡大斜視図(一部断面
図)。
図)。
【図4】畳表を説明する説明図。
【図5】面状ヒータを示す平面図。
【図6】接点を説明する説明図。
1…暖房畳
2…配線溝
10…畳表
11…模造イグサ
30…面状ヒータ
31…面発熱体
60…畳床
61…配線穴
Claims (5)
- 【請求項1】畳床の表面を畳表で被覆した畳であって、
前記畳表を線状の耐熱部材で畳目に編んで形成し、該畳
表と畳床の間に発熱手段を敷設した暖房畳。 - 【請求項2】前記耐熱部材を、和紙材で線状体に形成し
た請求項1記載の暖房畳。 - 【請求項3】前記発熱手段を、平面形状の発熱シートで
形成した請求項1又は2記載の暖房畳。 - 【請求項4】前記発熱手段に発熱エネルギーを供給する
ための連結用接続手段を畳床の裏面に備えた請求項1、
2又は3記載の暖房畳。 - 【請求項5】表面積よりも底面積を小さく形成し、複数
の暖房畳を並置した際に前記面積の差で配線通路を確保
可能にした請求項1から4のいずれか1つに記載の暖房
畳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101109A JP2003293565A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 暖房畳 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101109A JP2003293565A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 暖房畳 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003293565A true JP2003293565A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29241652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002101109A Pending JP2003293565A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 暖房畳 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003293565A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109162425A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-01-08 | 昆山博尔法新材料科技有限公司 | 用于室内的铝合金地暖地板结构 |
-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002101109A patent/JP2003293565A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109162425A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-01-08 | 昆山博尔法新材料科技有限公司 | 用于室内的铝合金地暖地板结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |