JP2003294467A - 移動体用情報処理装置、移動体用情報処理システムならびにそれに用いられる送信局、サーバ、方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

移動体用情報処理装置、移動体用情報処理システムならびにそれに用いられる送信局、サーバ、方法、記録媒体およびプログラム

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JP2003294467A JP2002094539A JP2002094539A JP2003294467A JP 2003294467 A JP2003294467 A JP 2003294467A JP 2002094539 A JP2002094539 A JP 2002094539A JP 2002094539 A JP2002094539 A JP 2002094539A JP 2003294467 A JP2003294467 A JP 2003294467A
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Hiroyuki Hamada
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敦士 山下
Noboru Nomura
登 野村
Shinji Kubota
真司 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPSによる位置検出と並行してローカルな
情報に基づいて現在位置を特定し、さらに、柔軟に経路
案内を行うことができる移動体用情報処理装置を提供す
ること。 【解決手段】 移動体用情報処理装置100は、GPS
衛星500からの電波に基づいて検出する位置情報を、
DSRC局200から送信されるDSRC情報に基づい
て修正し、精度よく現在位置を特定する。移動体用情報
処理装置100は、特定した現在位置の地図を表示し経
路案内を行う。また、移動体用情報処理装置100は、
DSRC情報に含まれる周辺情報も地図と併せて表示
し、柔軟に経路案内を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体用の情報処
理装置に関し、より特定的には、現在位置の特定を行い
経路案内機能を有する移動体用の情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、GPS(Global Po
sitioning System:全地球測位システ
ム)によって現在位置を検出して経路案内(ナビゲーシ
ョン)を行うナビゲーション装置が存在する。ところ
が、GPSによる測量結果には、10〜100m程度の
誤差が生じるため、正確に経路案内するためには、その
誤差を補正する必要がある。そのため、様々なシステム
が提案されている。
【0003】たとえば、特開平08−136638号公
報などに記載のディファレンシャルGPSシステムを用
いれば、誤差を数m程度にまで軽減させることができ
る。ディファレンシャルGPSシステムでは、位置が正
確に分かっている定点に基準局を設置し、そこから各G
PS衛星までの距離を正確に計算しておく。その基準局
では、GPS衛星からの電波で測距を行い、計算結果と
測距結果との差異をもとに補正値を求める。当該補正値
は、FM多重放送などによって利用者のナビゲーション
装置に通知される。ナビゲーション装置は、当該補正値
に基づいて、GPSで検出した位置情報を補正し、より
正確な位置を求めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、検出した位置
情報をディファレンシャルGPSシステムによって補正
し、現在位置の緯度経度を高精度に特定したとしても、
未だ、従来のナビゲーション装置では、十分に経路案内
できない場合が生じる。たとえば、高速道路が高い所に
あり、その下を一般道路が走っているような場合、両者
とも緯度経度は同一であるので、従来のナビゲーション
装置では、どちらの道路を走っているかを区別するのは
困難である。すなわち、GPSを用いれば、緯度経度と
いったグローバルな位置情報を得ることはできるもの
の、どういった道路を走っているのかなどのローカルな
位置情報を得ることはできなかった。
【0005】また、従来のナビゲーション装置では、工
事などにより道路の車線が制限されていたりする場合な
ど、十分に経路案内ができない場合が多々存在し、柔軟
に道路状況の変化などに対応して経路案内をすることが
困難であった。
【0006】それゆえ、本発明の目的は、GPSによる
位置検出と並行してローカルな情報に基づいて現在位置
を特定し、さらに、柔軟に経路案内を行うことができる
移動体用情報処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、移動体に備え付けられ、現在位置の特定を行う
移動体用情報処理装置であって、広域で用いられる広域
情報から位置情報を検出する広域位置情報検出手段と、
狭域で用いられる狭域情報を取得する狭域情報取得手段
と、狭域情報に基づいて、広域位置情報検出手段が検出
した位置情報を修正して現在位置を特定する現在位置特
定手段とを含む。
【0008】第1の発明によれば、狭域情報を用いて広
域情報から検出した位置情報を修正し、現在位置を特定
するので、より正確に移動体の現在位置を特定すること
ができる移動体用情報処理装置を提供することが可能と
なる。
【0009】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、狭域情報には、狭域情報を無線で送信する送
信局が配置されている配置場所に関する情報が含まれて
おり、現在位置特定手段は、配置場所に関する情報に基
づいて現在位置を特定することを特徴とする。
【0010】第2の発明によれば、送信局の配置場所に
関する情報を得ることができるので、現在移動体がどの
道路に位置しているかなど緯度経度だけでは認識できな
い情報を入手することができ、現在位置をより正確に特
定することが可能となる。
【0011】第3の発明は、第1または第2の発明に従
属する発明であって、狭域情報には、狭域情報を無線で
送信する送信局が位置する正確な緯度経度が含まれてお
り、現在位置特定手段は、正確な緯度経度に基づいて広
域位置情報検出手段が検出した位置情報を修正して現在
位置を特定することを特徴とする。
【0012】第3の発明によれば、移動体の近傍に存在
する送信局の正確な緯度経度に基づいて広域情報から得
られる位置情報を修正するので、移動体の現在の緯度経
度をより正確なものにすることができ、より正確に現在
位置を特定することが可能となる。
【0013】第4の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、さらに、地図データを格納する地図記憶媒体
と、現在位置特定手段が特定した現在位置に対応する地
図データを地図記憶媒体から読み出し、現在位置の地図
を表示する地図表示手段と、地図表示手段の地図表示に
基づいて経路案内を行う経路案内手段とを含む。
【0014】第4の発明によれば、現在位置の地図を表
示して経路案内を行うことが可能となる。
【0015】第5の発明は、第4の発明に従属する発明
であって、狭域情報には、現在位置の周辺情報が含まれ
ており、地図表示手段は、現在位置の地図と共に、周辺
情報も併せて表示することを特徴とする。
【0016】第5の発明によれば、地図と共に周辺情報
も併せて表示されるので、ユーザは、最新の周辺の状況
に応じて移動することができ、より柔軟に経路上を移動
することが可能となる。
【0017】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、経路案内手段は、周辺情報に基づいて経路案
内することを特徴とする。
【0018】第6の発明によれば、周辺情報に基づいて
経路案内するので、周辺状況に応じたより柔軟な経路案
内をユーザに提供することが可能となる。
【0019】第7の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、狭域情報には、地図情報が含まれており、さ
らに、地図記憶媒体で格納された地図データと狭域情報
の地図情報とを用いて地図データを表示する地図表示手
段と、地図表示手段の地図表示に基づいて経路案内を行
う経路案内手段とを含む。
【0020】第7の発明によれば、周辺のより詳しい地
図などを入手することができ、経路案内に用いる地図上
の情報量を増やすことが可能となる。
【0021】第8の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、さらに、狭域情報を無線で送信する送信局に
対し、ユーザが所望する狭域情報の送信を要求する狭域
情報要求手段と、所望する狭域情報を送信局から取得す
る所望狭域情報取得手段と、所望狭域情報取得手段が取
得した狭域情報を表示する所望狭域情報表示手段とを含
む。
【0022】第8の発明によれば、ユーザが所望する狭
域情報を入手することができるので、様々な情報を利用
しながら移動することが可能となる。
【0023】第9の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、さらに、ユーザが所望する狭域情報を受け付
ける受付部と、受付部で受け付けた所望の狭域情報を送
信局から取得する所望狭域情報取得手段と、所望狭域情
報取得手段が取得した狭域情報を表示する所望狭域情報
表示手段とを含む。
【0024】第9の発明によれば、ユーザが所望する狭
域情報を受け付けて表示することができので、様々な情
報を利用しながら移動することが可能となる。
【0025】第10の発明は、移動体の現在位置を特定
するためのシステムであって、現在位置の特定を行う移
動体用情報処理装置と、狭域で用いられる狭域情報を無
線で送信する狭域情報送信局とを備え、移動体用情報処
理装置は、広域で用いられる広域情報から位置情報を検
出する広域位置情報検出手段と、狭域情報送信局から送
信される狭域情報を取得する狭域情報取得手段と、狭域
情報に基づいて、広域位置情報検出手段が検出した位置
情報を修正して現在位置を特定する現在位置特定手段と
を含む。
【0026】第10の発明によれば、道路上などに設置
された狭域情報送信局から送信される狭域情報を移動体
情報処理装置が利用できるので、移動体は、より正確な
現在位置を特定しながら移動することができるシステム
が提供される。
【0027】第11の発明は、第10の発明に従属する
発明であって、さらに、ネットワークを介して狭域情報
送信局と接続されており、移動用情報処理装置からの要
求に応じて、所望の狭域情報を、狭域情報送信局を介し
て、移動体用情報処理装置に送信する狭域情報送信サー
バとを備える。
【0028】第11の発明によれば、所望の狭域情報を
移動体用情報処理装置に送信することができるシステム
が提供される。
【0029】第12の発明は、広域で用いられる広域情
報および狭域で用いられる狭域情報に基づいて移動体の
現在位置を特定するためのシステムに用いられる狭域情
報を無線で送信するための送信局であって、自己が位置
する正確な緯度経度および/または自己が配置されてい
る配置場所に関する情報を狭域情報に含めて送信する狭
域情報送信手段を含む。
【0030】第13の発明は、広域で用いられる広域情
報および狭域で用いられる狭域情報に基づいて移動体の
現在位置を特定するためのシステムに用いられるサーバ
であって、ネットワークを介して接続されている狭域情
報を無線で送信するための送信局からの要求に応じて、
所望の狭域情報を、送信局に送信する狭域情報送信手段
を含む。
【0031】第14の発明は、第13の発明に従属する
発明であって、狭域情報送信手段は、予め登録されてい
る移動体宛にのみ狭域情報を送信することを特徴とす
る。
【0032】第14の発明によれば、狭域情報を提供す
るサービスを行うビジネスを展開するためのサーバが提
供できる。したがって、狭域情報サービス普及への貢献
が期待される。
【0033】第15の発明は、現在位置の特定を行う方
法であって、広域で用いられる広域情報から位置情報を
検出するステップと、狭域で用いられる狭域情報を取得
するステップと、狭域情報に基づいて、広域位置情報検
出手段が検出した位置情報を修正して現在位置を特定す
るステップとを含む。
【0034】第16の発明は、現在位置の特定を行うプ
ログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒
体であって、広域で用いられる広域情報から位置情報を
検出するステップと、狭域で用いられる狭域情報を取得
するステップと、狭域情報に基づいて、広域位置情報検
出手段が検出した位置情報を修正して現在位置を特定す
るステップとを含むプログラムが格納されている。
【0035】第17の発明は、現在位置の特定を行うコ
ンピュータで実行されるプログラムであって、広域で用
いられる広域情報から位置情報を検出するステップと、
狭域で用いられる狭域情報を取得するステップと、狭域
情報に基づいて、広域位置情報検出手段が検出した位置
情報を修正して現在位置を特定するステップとを含む。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る移動体用情報システムの全体構成を示す図であ
る。図1において、移動体用情報システムは、車両に設
置されている移動体用情報処理装置100と、DSRC
(Dedicated Short Range Co
mmunications:狭域通信)方式による無線
信号を送受信するDSRC局200と、サービスサーバ
300と、ネットワーク400とを備える。
【0037】移動体用情報処理装置100とDSRC局
200とは、DSRC方式によって、双方向高速通信を
行う。
【0038】移動体用情報処理装置100は、GPS衛
星500(図1では、一つしか示していないが実際は複
数である)からの電波を受信して現在位置の緯度経度
(以下、GPS位置情報という)を検出し、地図と共に
表示して、ユーザを経路案内する。また、移動体用情報
処理装置100は、DSRC局200のアンテナから出
力されるDSRC方式による無線信号を受信し、無線信
号に含まれている情報(以下、DSRC情報という)に
基づき、GPS位置情報を修正しながら地図および周辺
情報(たとえば、交通情報、渋滞情報、工事情報や近隣
の店情報など)を表示する。さらに、移動体用情報処理
装置100は、ユーザの入力に応じて、DSRC局20
0に所望するDSRC情報を得るための要求を行う。D
SRC情報は、約30m範囲内の狭域で使用される情報
である。一方、GPS位置情報は、全地球のように広域
で使用される情報である。
【0039】DSRC局200は、道路上や店舗の駐車
場に設置されており、移動体用情報処理装置100に対
し、画一的なDSRC情報を一方的に送信すると共に、
移動体用情報処理装置100の要求に応じて必要な情報
をネットワーク400を介してサービスサーバ300か
ら取得し、移動体用情報処理装置100に送信する。D
SRC局200が一方的に送信する画一的なDSRC情
報(以下、画一的DSRC情報という)は、定期的にサ
ービスサーバ300からネットワーク400を介してD
SRC局200に送信される。画一的DSRC情報に
は、位置情報(GPS位置情報と区別するため、DSR
C位置情報ということにする)の他、交通情報、工事情
報、渋滞情報、近隣の店情報などの周辺情報が含まれて
いる。DSRC位置情報には、DSRC局200の正確
な緯度経度および自己の配置場所に関する情報(たとえ
ば、国道何号、○○高速道路など道路の名称)が含まれ
ている。また、DSRC位置情報には、地図情報として
例えば店舗、サービスエリア等の駐車場の地図が含まれ
ていても良い。DSRC位置情報の地図は、一旦移動体
用情報処理装置100内に記憶され、次回以降も活用す
ることが出来る。なお、図1においては、DSRC局2
00を一つしか示さなかったが、実際は、道路上などに
複数存在する。
【0040】ネットワーク400は、専用線などで構成
される交換網である。
【0041】サービスサーバ300は、定期的に画一的
DSRC情報をDSRC局200に送信すると共に、D
SRC局200からの要求に応じて必要なDSRC情報
をDSRC局200に送信する。
【0042】図2は、移動体用情報処理装置100の構
成を示すブロック図である。図2において、移動体用情
報処理装置100は、制御部101と、地図情報記憶部
102と、車両ID記憶部103と、操作部104と、
DSRC情報送受信部105と、GPS位置検出部10
6と、表示部107と、一時記憶部108とを含む。
【0043】操作部104は、ユーザの入力に応じて、
制御部101の動作を制御する操作ボタンなどである。
操作部104は、ユーザがDSRC情報を入手したいと
所望する場合、それを受け付けて制御部101に所望の
DSRC情報を取得させる。
【0044】表示部107は、制御部101からの指示
に応じて、地図およびDSRC情報を表示する液晶画面
装置などである。車両ID記憶部103は、移動体用情
報処理装置100が設置されている車両に割り当てられ
ているIDナンバー(以下、車両IDという)を格納す
るためのメモリである。車両IDは、DSRC局200
にDSRC情報の送信を要求する際に利用される。地図
情報記憶部102は、地図のデータを格納しているCD
−ROMなどの記録媒体である。一時記憶部108は、
DSRC情報を一時的に格納しておくためのメモリであ
る。
【0045】DSRC情報送受信部105は、DSRC
局200から無線で送信されるDSRC情報を受信して
制御部101に与えると共に、制御部101からの要求
をDSRC局200に無線で送信する。GPS位置検出
部106は、GPS衛星500からの電波に基づいて、
GPS位置情報を検出し、制御部101に送る。
【0046】制御部101は、GPS位置検出部106
からのGPS位置情報およびDSRC情報送受信部10
5からのDSRC情報に基づいて、地図情報記憶部10
2から地図データを取り出し、表示部107に地図を表
示させ経路案内を行うと共に、DSRC情報に含まれる
周辺情報を表示させる。また、制御部101は、操作部
104からの指示に応じて、ユーザが所望するDSRC
情報の送信を、DSRC情報送受信部105を介して、
DSRC局200に要求し、所望のDSRC情報を取得
する。この際、制御部101は、車両ID記憶部103
に格納されている車両IDを共に送信する。さらに、制
御部101は、取得したDSRC情報を一時記憶部10
8に格納しておく。DSRC情報に地図情報などが含ま
れた場合には、地図情報を一時格納部108に格納し、
次回以降も再利用する。またCD−ROMに入った地図
データと、DSRC情報に含まれた地図情報とを用い
て、経路案内に用いる地図上の情報量を増やすことが出
来る。例えばDSRC情報に店舗、サービスエリア等の
駐車場の地図を入れておけば、ドライバーは、具体的な
駐車場の地図により、駐車時の操作をスムーズに行うこ
とが出来る。
【0047】図3は、DSRC局200の構成を示すブ
ロック図である。図3において、DSRC局200は、
第1のDSRC情報送受信部201と、制御部202
と、DSRC情報記憶部203と、第2のDSRC情報
送受信部204とを含む。
【0048】DSRC情報記憶部203は、DSRC情
報を格納する記録媒体である。第1のDSRC情報送受
信部201は、DSRC方式によって、移動体用情報処
理装置100と制御部202との間でDSRC情報の送
受信を行う。第2のDSRC情報送受信部204は、ネ
ットワーク400を介して、サービスサーバ300と制
御部202との間でDSRC情報の送受信を行う。
【0049】制御部202は、第2のDSRC情報送受
信部204から送られてくる画一的DSRC情報をDS
RC情報記憶部203に格納しておいて、画一的DSR
C情報を第1のDSRC情報送受信部201に送る。ま
た、制御部202は、移動体用情報処理装置100から
の要求に基づき、必要なDSRC情報を第2のDSRC
情報送受信部204を介してサービスサーバ300から
取得し、移動体用情報処理装置100宛に送信する。
【0050】図4は、サービスサーバ300の構成を示
すブロック図である。図4において、サービスサーバ3
00は、DSRC情報送受信部301と、制御部302
と、DSRC情報記憶部303とを含む。
【0051】DSRC情報記憶部303は、DSRC情
報を格納する記録媒体である。DSRC情報送受信部3
01は、ネットワーク400を介して、DSRC局20
0と制御部302との間でDSRC情報の送受信を行
う。制御部302は、定期的に画一的DSRC情報をD
SRC情報記憶部303から取り出し、DSRC局20
0に送信する。また、制御部302は、DSRC局20
0から要求があった場合、必要なDSRC情報をDSR
C情報記憶部303から取り出し、送信要求に含まれる
車両ID宛に送信する。
【0052】図5は、移動体用情報処理装置100にお
ける制御部101の動作を示すフローチャートである。
以下、図5を参照しながら、制御部101の動作につい
て説明する。まず、制御部101は、GPS位置検出部
106が検出したGPS位置情報を取得する(ステップ
S101)。次に、制御部101は、現在、DSRC情
報送受信部105が画一的DSRC情報を受信中である
か否か判断する(ステップS102)。
【0053】画一的DSRC情報を受信中でない場合、
制御部101は、GPS位置情報に基づいて地図情報記
憶部102から対応する地図データを取得し、表示部1
07に地図を表示させ経路案内を行う(ステップS11
2)。次に、制御部101は、地図表示と併せて、一時
記憶部108に格納されているDSRC情報に基づい
て、DSRC情報に含まれる周辺情報を表示部107に
表示させ、より現状に即した経路案内を行い(ステップ
S113)、ステップS108の動作に進む。
【0054】一方、画一的DSRC情報を受信中である
場合、制御部101は、画一的DSRC情報からDSR
C位置情報を取り出す(ステップS103)。次に、制
御部101は、DSRC位置情報に含まれる正確な緯度
経度によってGPS位置情報の緯度経度を修正し(ステ
ップS104)、さらに、DSRC位置情報に含まれる
配置場所に関する情報(道路の名称など)によって現在
位置している道路を特定する(ステップS105)。
【0055】次に、制御部101は、修正したGPS位
置情報に基づいて、地図情報記憶部102から対応する
地図データを取得し、さらに特定された道路に基づいて
現在位置を特定し、表示部107に現在位置と共に地図
を表示させて経路案内を行う(ステップS106)。次
に、制御部101は、受信中のDSRC情報に基づい
て、周辺情報を表示部107に表示させ、より現状に即
した経路案内を行い(ステップS107)、ステップS
108の動作に進む。
【0056】ステップS108の動作において、制御部
101は、操作部104からDSRC情報(現在表示中
のDSRC情報にリンクされている情報を含む)を表示
するための指示が与えられているか否かを判断する。指
示が与えられていない場合、制御部101は、ステップ
S101の動作に戻る。
【0057】一方、指示が与えられている場合、制御部
101は、近隣の交信可能なDSRC局200に対し
て、DSRC情報送受信部105を介して、所望のDS
RC情報を送信するよう要求する(ステップS10
9)。当該送信要求には、車両IDが含まれる。次に、
制御部101は、DSRC情報送受信部105が受信し
た所望のDSRC情報を受け取り(ステップS11
0)、取得したDSRC情報を地図表示と共に表示し
(ステップS111)、ステップS101の動作に戻
る。
【0058】図6は、移動体用情報処理装置100から
DSRC情報の送信要求がある場合の移動体用情報処理
装置100、DSRC局200およびサービスサーバ3
00の動作を示すフローチャートである。図6におい
て、図5に示したステップと同一の動作については、同
一のステップ番号を付す。
【0059】まず、移動体用情報処理装置100は、交
信可能なDSRC局200に対し、DSRC情報の送信
を要求する(ステップS109)。次に、DSRC局2
00の制御部202は、移動体用情報処理装置100か
らの送信要求を受信し(ステップS201)、サービス
サーバ300に対して、DSRC情報の送信を要求する
(ステップS202)。
【0060】次に、サービスサーバ300の制御部30
2は、DSRC局200からの送信要求を受信し、送信
要求に含まれている車両IDを確認する(ステップS3
01)。次に、サービスサーバ300の制御部302
は、DSRC情報記憶部303から必要なDSRC情報
を取得し(ステップS302)、車両IDに対応する移
動体用情報処理装置100宛に、当該DSRC情報をD
SRC局200に送信し(ステップS303)、処理を
終了する。
【0061】次に、DSRC局200の制御部202
は、サービスサーバ300から送信されてくるDSRC
情報を受信して(ステップS203)、車両IDに対応
する移動体用情報処理装置100に当該DSRC情報を
送信し(ステップS204)、処理を終了する。その
後、移動体用情報処理装置100は、送信されてくるD
SRC情報を受信する(ステップS110)。
【0062】このように、DSRC位置情報には、DS
RC局200の正確な緯度経度と共に、道路の名称など
のローカルな情報が含まれているので、移動体用情報処
理装置100は、DSRC位置情報に基づいてGPS位
置情報を修正してさらに現在位置を特定することが可能
となる。したがって、より正確な地図表示および経路案
内を行うことが可能となる。たとえば、高速道路の下を
一般道路が走っている場合、移動体用情報処理装置10
0では、DSRC情報に基づいてどちらの道路に位置し
ているのかを認識することが可能となる。
【0063】また、DSRC情報に含まれる周辺情報
(交通情報、渋滞情報、工事情報、店情報など)を地図
と共に表示できるので、移動体用情報処理装置100
は、より柔軟に経路案内を行うことができる。
【0064】さらに、移動体用情報処理装置100はユ
ーザが所望するDSRC情報を取得することができるの
で、ユーザは、有益な情報を入手することが可能とな
る。
【0065】なお、ここでは、DSRC位置情報に道路
の名称を含むこととしたが、それに代わって住所や店の
名前などを使用するようにしてもよい。
【0066】また、DSRC位置情報として、DSRC
局200の正確な緯度経度と配置場所に関する情報とを
用いたが、ディファレンシャルGPSで用いるような補
正値と配置場所に関する情報とを用いるようにしてもよ
い。
【0067】なお、サービスサーバ300では、予め登
録してある車両IDの車両にのみ、所望するDSRC情
報を送信するようにしてもよい。これにより、DSRC
情報を送信するビジネスが展開できる。
【0068】なお、上記実施形態では、DSRC方式に
よる双方向通信を利用することとしたが、双方向通信を
行えるのであれば、これに限られるものではない。
【0069】なお、制御部101をCPUとし、プログ
ラムを実行することによって、制御部101を動作させ
るようにしてもよい。また、当該プログラムは、コンピ
ュータ装置に利用可能な記録媒体に格納しておいてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る移動体用情報シ
ステムの全体構成を示す図である。
【図2】移動体用情報処理装置100の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】DSRC局200の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】サービスサーバ300の構成を示すブロック図
である。
【図5】移動体用情報処理装置100における制御部1
01の動作を示すフローチャートである。
【図6】移動体用情報処理装置100からDSRC情報
の送信要求がある場合の移動体用情報処理装置100、
DSRC局200およびサービスサーバ300の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 移動体用情報処理装置 200 DSRC局 300 サービスサーバ 400 ネットワーク 500 GPS衛星 101,202,302 制御部 102 地図情報記憶部 103 車両ID記憶部 104 操作部 105,301 DSRC情報送受信部 106 GPS位置検出部 107 表示部 108 一時記憶部 201 第1のDSRC情報送受信部 203,303 DSRC情報記憶部 204 第2のDSRC情報送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 A Z 29/10 29/10 A (72)発明者 山下 敦士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野村 登 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久保田 真司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB22 HC27 HD03 HD23 2F029 AA02 AB07 AC02 AC14 AC19 AD04 5H180 AA01 BB04 BB13 CC12 FF05 FF13 FF14 FF22 FF27 FF33 FF38 5J062 AA01 AA05 BB01 CC07 DD24 EE04 FF01 HH01 HH04 HH07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に備え付けられ、現在位置の特定
    を行う移動体用情報処理装置であって、 広域で用いられる広域情報から位置情報を検出する広域
    位置情報検出手段と、 狭域で用いられる狭域情報を取得する狭域情報取得手段
    と、 前記狭域情報に基づいて、前記広域位置情報検出手段が
    検出した位置情報を修正して現在位置を特定する現在位
    置特定手段とを含む、移動体用情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記狭域情報には、前記狭域情報を無線
    で送信する送信局が配置されている配置場所に関する情
    報が含まれており、 前記現在位置特定手段は、前記配置場所に関する情報に
    基づいて現在位置を特定することを特徴とする、請求項
    1に記載の移動体用情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記狭域情報には、前記狭域情報を無線
    で送信する送信局が位置する緯度経度が含まれており、 前記現在位置特定手段は、前記緯度経度に基づいて前記
    広域位置情報検出手段が検出した位置情報を修正して現
    在位置を特定することを特徴とする、請求項1または2
    に記載の移動体用情報処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、地図データを格納する地図記憶
    媒体と、 前記現在位置特定手段が特定した現在位置に対応する地
    図データを前記地図記憶媒体から読み出し、現在位置の
    地図を表示する地図表示手段と、 前記地図表示手段の地図表示に基づいて経路案内を行う
    経路案内手段とを含む、請求項1に記載の移動体用情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記狭域情報には、現在位置の周辺情報
    が含まれており、 前記地図表示手段は、現在位置の地図と共に、前記周辺
    情報も併せて表示することを特徴とする、請求項4に記
    載の移動体用情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記経路案内手段は、前記周辺情報に基
    づいて経路案内することを特徴とする、請求項5に記載
    の移動体用情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記狭域情報には、地図情報が含まれて
    おり、 さらに、地図記憶媒体で格納された地図データと前記狭
    域情報の地図情報とを用いて地図データを表示する地図
    表示手段と、 前記地図表示手段の地図表示に基づいて経路案内を行う
    経路案内手段とを含む、請求項1に記載の移動体用情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記狭域情報を無線で送信する
    送信局に対し、ユーザが所望する狭域情報の送信を要求
    する狭域情報要求手段と、 前記所望する狭域情報を前記送信局から取得する所望狭
    域情報取得手段と、 前記所望狭域情報取得手段が取得した狭域情報を表示す
    る所望狭域情報表示手段とを含む、請求項1に記載の移
    動体用情報処理装置。
  9. 【請求項9】 さらに、ユーザが所望する狭域情報を受
    け付ける受付部と、 前記受付部で受け付けた所望の狭域情報を前記送信局か
    ら取得する所望狭域情報取得手段と、 前記所望狭域情報取得手段が取得した狭域情報を表示す
    る所望狭域情報表示手段とを含む、請求項1に記載の移
    動体用情報処理装置。
  10. 【請求項10】 移動体の現在位置を特定するためのシ
    ステムであって、 現在位置の特定を行う移動体用情報処理装置と、 狭域で用いられる狭域情報を無線で送信する狭域情報送
    信局とを備え、 前記移動体用情報処理装置は、 広域で用いられる広域情報から位置情報を検出する広域
    位置情報検出手段と、 前記狭域情報送信局から送信される前記狭域情報を取得
    する狭域情報取得手段と、 前記狭域情報に基づいて、前記広域位置情報検出手段が
    検出した位置情報を修正して現在位置を特定する現在位
    置特定手段とを含む、移動体用情報システム。
  11. 【請求項11】 さらに、ネットワークを介して前記狭
    域情報送信局と接続されており、前記移動用情報処理装
    置からの要求に応じて、所望の狭域情報を、前記狭域情
    報送信局を介して、前記移動体用情報処理装置に送信す
    る狭域情報送信サーバとを備える、請求項10に記載の
    移動体用情報システム。
  12. 【請求項12】 広域で用いられる広域情報および狭域
    で用いられる狭域情報に基づいて移動体の現在位置を特
    定するためのシステムに用いられる前記狭域情報を無線
    で送信するための送信局であって、 自己が位置する正確な緯度経度および/または自己が配
    置されている配置場所に関する情報を前記狭域情報に含
    めて送信する狭域情報送信手段を含む、狭域情報送信
    局。
  13. 【請求項13】 広域で用いられる広域情報および狭域
    で用いられる狭域情報に基づいて移動体の現在位置を特
    定するためのシステムに用いられるサーバであって、 ネットワークを介して接続されている前記狭域情報を無
    線で送信するための送信局からの要求に応じて、所望の
    狭域情報を、前記送信局に送信する狭域情報送信手段を
    含む、狭域情報送信サーバ。
  14. 【請求項14】 前記狭域情報送信手段は、予め登録さ
    れている移動体宛にのみ狭域情報を送信することを特徴
    とする、請求項13に記載の狭域情報送信サーバ。
  15. 【請求項15】 現在位置の特定を行う方法であって、 広域で用いられる広域情報から位置情報を検出するステ
    ップと、 狭域で用いられる狭域情報を取得するステップと、 前記狭域情報に基づいて、前記広域位置情報検出手段が
    検出した位置情報を修正して現在位置を特定するステッ
    プとを含む、現在位置特定方法。
  16. 【請求項16】 現在位置の特定を行うプログラムを記
    録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体であって、 広域で用いられる広域情報から位置情報を検出するステ
    ップと、 狭域で用いられる狭域情報を取得するステップと、 前記狭域情報に基づいて、前記広域位置情報検出手段が
    検出した位置情報を修正して現在位置を特定するステッ
    プとを含むプログラムが格納された、記録媒体。
  17. 【請求項17】 現在位置の特定を行うコンピュータで
    実行されるプログラムであって、 広域で用いられる広域情報から位置情報を検出するステ
    ップと、 狭域で用いられる狭域情報を取得するステップと、 前記狭域情報に基づいて、前記広域位置情報検出手段が
    検出した位置情報を修正して現在位置を特定するステッ
    プとを含む、現在位置特定プログラム。
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JP2006292689A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 交通システム

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