JP2003296637A - ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステム - Google Patents

ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステム

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JP2003296637A
JP2003296637A JP2002103431A JP2002103431A JP2003296637A JP 2003296637 A JP2003296637 A JP 2003296637A JP 2002103431 A JP2002103431 A JP 2002103431A JP 2002103431 A JP2002103431 A JP 2002103431A JP 2003296637 A JP2003296637 A JP 2003296637A
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Hideaki Yano
英昭 谷野
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに
対して物品又はサービスを要求することができるように
する。 【解決手段】 匿名配送支援サーバ7は、ユーザIDに
対応した匿名IDを発行し、且つ、ユーザIDに対応し
た氏名及び住所を、匿名IDと対応付けて記憶する。ユ
ーザは、商品の配送をサプライヤに依頼するときは、ユ
ーザ端末1を用いて、配送先の代わりに匿名IDをサプ
ライヤサーバ5に入力する。サプライヤは、サプライヤ
サーバ5に入力された匿名IDを宅配業者端末3に送信
する。宅配業者端末3は、受信した匿名IDに対応した
氏名及び住所を匿名配送支援サーバ3から取得し、その
氏名及び住所に、サプライヤの商品を配送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して、物品又はサービスをサプライヤへ要求するため
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等の通信ネットワ
ークを利用して、商品又はサービスを販売したり、懸賞
をかけたりすること等が行われている。ユーザは、商
品、サービス、又は懸賞品等(以下、「商品」と総称す
る)が欲しい場合には、一般に、ユーザ端末を用いて、
商品を提供するサプライヤのサーバ(以下、サプライヤ
サーバ)にアクセスし、サプライヤサーバに対して、氏
名、住所、口座番号、クレジットカード番号等の個人情
報を入力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ユーザの個
人情報がサプライヤに知られることになり、以後、サプ
ライヤのマーケティング活動等により、ユーザは、不要
なダイレクトメールや電話の勧誘等を受ける場合があ
る。
【0004】また、ユーザが入力した個人情報が漏洩す
る虞がある。このため、ユーザは、知らない企業から
も、不要なダイレクトメールや電話の勧誘などを受ける
虞がある。また、クレジットカード番号が悪意に使用さ
れてしまう虞もある。
【0005】しかし、従来、このような状況をユーザか
ら防ぐ仕組みは考えられていない。このため、ユーザが
サプライヤサーバを利用することを躊躇してしまい、通
信ネットワークを利用したビジネスを拡大することを阻
害する要因になっている。
【0006】従って、本発明の目的は、ユーザの個人情
報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを
要求することができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
うシステムは、ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライ
ヤに対して物品又はサービスを要求することができるシ
ステムであって、ユーザがサプライヤから物品又はサー
ビスを受けるために必要となるそのユーザの個人情報に
対応した個人情報識別コードを生成する識別コード生成
手段と、ユーザの個人情報をそのユーザの個人情報識別
コードに対応付けて記憶し、ユーザの個人情報をサプラ
イヤに対して秘匿するユーザ個人情報記憶手段と、ユー
ザの個人情報識別コードをユーザへ出力する識別コード
出力手段と、ユーザがサプライヤに物品又はサービスを
要求する場合にユーザから入力されたユーザの個人情報
識別コードを受けるユーザ入力識別コード受け手段と、
ユーザから入力されたユーザの個人情報識別コードに対
応したユーザの個人情報を、ユーザ個人情報記憶手段か
ら取得して、ユーザが要求した物品又はサービスに関す
る商的処理を行うサプライヤ以外の業者へ提供するユー
ザ個人情報提供手段とを備える。
【0008】ここで、ユーザ入力識別コード受け手段が
ユーザの個人情報識別コードを受けるまでのルートとし
ては、種々のルートが考えられる。例えば、ユーザから
個人情報識別コードを受けたサプライヤからその個人情
報識別コードを受けるルートや、或いは、ユーザから個
人情報識別コードを受けたサプライヤから、サプライヤ
以外の業者がその個人情報識別コードを受けて、そのサ
プライヤ以外の業者からその個人情報識別コードを受け
るルートが考えられる。
【0009】好適な実施形態では、ユーザの個人情報に
は、ユーザの氏名及び住所、ユーザの口座番号、及び、
ユーザのクレジットカード番号のうちの少なくとも一つ
が含まれており、サプライヤ以外の業者は、配送業者、
金融機関、及び、収納代行業者のうちの少なくとも一つ
である。
【0010】好適な実施形態では、ユーザ個人情報記憶
手段から個人情報識別コードが取得された後、所定のタ
イミングで、ユーザ個人情報記憶手段において記憶され
ている、その取得された個人情報識別コードを無効にす
る又は消去する識別コード無効/消去手段が更に備えら
れる。
【0011】本発明の第2の側面に従うシステムは、ユ
ーザ所望の配送先情報を秘匿しつつサプライヤに対して
物品又はサービスを要求することができるシステムであ
って、サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユ
ーザから、物品の配送先情報と物品識別コードとの入力
を受ける配送先情報/識別コード入力手段と、入力され
た配送先情報と物品識別コードとを記憶し、ユーザから
入力された配送先情報をサプライヤに対して秘匿する配
送先情報/識別コード記憶手段と、ユーザから入力され
た物品識別コードをサプライヤへ出力する物品識別コー
ド出力手段と、ユーザから入力された配送先情報を配送
業者へ出力する配送先情報出力手段とを備える。それに
より、配送業者が、物品識別コードに対応した物品を、
サプライヤから受けてユーザ所望の配送先に配送するこ
とが可能になる。
【0012】本発明のシステムを構成する各機能はコン
ピュータにより実施することができるが、そのためのコ
ンピュータプログラムは、ディスク型ストレージ、半導
体メモリ及び通信ネットワークなどの各種媒体を通じて
コンピュータにインストール又はロードすることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態に係るシステ
ムの全体を示す。
【0015】本実施形態では、ユーザが利用するコンピ
ュータシステム(以下、ユーザ端末)1と、宅配業者が
利用するコンピュータシステム(以下、宅配業者端末)
3とがある。また、インターネット等の通信ネットワー
ク19上には、サプライヤサーバ5と、匿名配送支援サ
ーバ7とが備えられる。
【0016】ユーザ端末1は、WWWブラウザを備えた
コンピュータシステムであって、例えば、パーソナルコ
ンピュータ、携帯電話機、又は、PDA(Personal Dig
italAssistants)等である。
【0017】宅配業者端末3も、ユーザ端末1と同様
に、WWWブラウザを備えたコンピュータシステムであ
って、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、
又は、PDA(Personal Digital Assistants)等であ
る。
【0018】サプライヤサーバ5は、例えば、サプライ
ヤが取扱う複数の商品のうち所望の商品の購入要求を受
付ける電子的な店として機能するコンピュータシステム
や、抽選で景品をプレンゼントする懸賞をかけてその懸
賞の応募を受付ける機能を有したコンピュータシステム
である。
【0019】匿名配送支援サーバ7は、ユーザ及び宅配
業者から会員登録の要求を受けてそのユーザ及び宅配業
者を会員として登録したり、会員となったユーザに対し
後述の匿名IDを発行したり等を行う(匿名配送支援サ
ーバ7の具体的な動作については後に詳述する)。
【0020】匿名配送支援サーバ7は、複数のデータベ
ース(以下、データベースを「DB」と略記する)から
成るDBシステム9を有する。DBシステム9には、ユ
ーザDB11と、宅配業者DB13と、匿名DB15
と、公開DB17とが備えられている。
【0021】ユーザDB11には、図2に示すように、
各ユーザの個人情報、例えば、ユーザID、パスワー
ド、氏名、住所、電話番号、及び電子メールアドレスが
ユーザ別(具体的には、会員となったユーザ別)に登録
される。なお、後述するように、ユーザの氏名及び住所
は、宅配業者の公開鍵で暗号化されて公開DB17に登
録される(以下、暗号化された氏名及び住所を「暗号化
配送先データ」と言う)。また、ユーザの氏名及び住所
に対応したID(以下、匿名ID)が発行される。勿
論、匿名IDを見ただけではそれに対応したユーザの氏
名及び住所はわからないように、匿名IDは構成され
る。
【0022】宅配業者DB13には、図3に示すよう
に、各宅配業者に関する宅配業者情報、例えば、宅配業
者ID、宅配業者名、パスワード、及び宅配業者の公開
鍵が宅配業者別(具体的には、会員となった宅配業者
別)に登録される。上述したユーザの氏名及び住所は、
各宅配業者の公開鍵で暗号化される(すなわち、暗号化
配送先データの数は、会員として登録された宅配業者の
数と同じ数になる)。
【0023】匿名DB15には、図4に示すように、各
ユーザのユーザIDと、各ユーザの氏名及び住所に対応
した匿名IDと、各ユーザの匿名IDが有効か無効かを
示す有効/無効情報とが登録される。ここで、匿名ID
が「有効」とは、その匿名IDを用いて商品の配送を依
頼することができることを意味し、匿名IDが「無効」
とは、その匿名IDを用いて商品の配送を依頼すること
ができないことを意味する。
【0024】公開DB17には、図5に示すように、公
開可能な情報、例えば、配送依頼に用いられた各匿名I
Dと、各匿名IDに対応した宅配業者ID、宅配業者
名、及び暗号化配送先データとが格納される。ここで、
各匿名IDに対しては、会員として登録された宅配業者
の数と同じ数だけ、宅配業者ID、宅配業者名、及び暗
号化配送先データが登録される。
【0025】この実施形態では、(1)準備フェーズ、
(2)利用フェーズ、(3)配送・匿名ID消滅フェー
ズの3つのフェーズがある。これら3つのフェーズによ
って、本実施形態における一つの流れができる。以下、
図6〜図8を参照して各フェーズについて説明する。
【0026】(1)準備フェーズ 図6は、準備フェーズにおいて実行される動作の流れを
示す。
【0027】ユーザ端末1は、ユーザの操作に従って、
匿名配送支援サーバ7にアクセスし、所定の個人情報
(すなわち、パスワード、氏名、住所、電話番号等)を
入力する(ステップS1)。匿名配送支援サーバ7は、
S1に応答してユーザID(具体的にはユーザの会員I
D)を生成して、生成したユーザIDを含むユーザの個
人情報をユーザDB11に登録すると共に(S2)、生
成されたユーザIDをユーザ端末1に送信する(S
3)。これにより、ユーザIDがユーザに通知される。
【0028】また、宅配業者端末3は、宅配業者におけ
る人間の操作に従って、匿名配送支援サーバ7にアクセ
スし、所定の宅配業者情報(すなわち、パスワード、宅
配業者名、及び公開鍵など)を入力する(S4)。匿名
配送支援サーバ7は、S4に応答して宅配業者ID(具
体的には宅配業者の会員ID)を生成して、生成した宅
配業者IDを含む宅配業者情報を宅配業者DB13に登
録すると共に(S5)、生成された宅配業者IDを宅配
業者端末3に送信する(S6)。これにより、宅配業者
IDが宅配業者に通知される。
【0029】以上が、準備フェーズについての説明であ
る。なお、図6には特に示していないが、ユーザIDが
発行された後は、ユーザIDに対応した匿名IDが発行
され、そのユーザIDと匿名IDが対応付けられて匿名
DB15に格納される。
【0030】(2)利用フェーズ 図7は、利用フェーズにおいて実行される動作の流れを
示す。
【0031】この利用フェーズと、後述の配送・匿名I
D消滅フェーズとにおいて、ユーザは、サプライヤに対
して配送先情報を秘匿にした状態で、サプライヤが取扱
っている商品の配送を所望の配送先に配送することを依
頼することができる。
【0032】すなわち、まず、ユーザ端末1は、ユーザ
の要求に応じて、認証データ(例えば、ユーザID及び
パスワード)を匿名配送支援サーバ7に送信する(S7
−1)。匿名配送支援サーバ7は、ユーザ端末1からの
認証データに基づいて認証処理を行う(S7−2)。具
体的には、例えば、匿名配送支援サーバ7は、ユーザ端
末1からのユーザID及びパスワードがユーザDB11
に登録されているか否かをチェックし、登録されていれ
ば認証OKとしてユーザ端末1のログインを認め、登録
されていなければ認証NGとしてユーザ端末1のログイ
ンを認めないようにする。
【0033】ユーザ端末1は、匿名配送支援サーバ7に
ログインできた後、ユーザの操作に従って、匿名IDの
取得を依頼する(S8)。匿名配送支援サーバ7は、S
7−1で受けたユーザIDに対応した匿名IDを匿名D
B15から取得し、取得した匿名IDをユーザ端末1に
送信する(S9)。これにより、匿名IDが、ユーザ端
末1にて記憶され、且つ、ユーザに通知される。
【0034】また、その後、匿名配送支援サーバ7は、
ユーザ端末1に送信した匿名IDに対応したユーザID
を匿名DB15から取得し、且つ、取得したユーザID
に対応したユーザの氏名及び住所をユーザDB11から
取得する。そして、匿名配送支援サーバ7は、取得した
氏名及び住所を、宅配業者DB13に登録されている各
宅配業者の公開鍵で暗号化し、各々の暗号化された氏名
及び住所(つまり暗号化配送先データ)と、各宅配業者
の宅配業者ID及び宅配業者名とを対応付けて公開DB
17に登録する。これにより、前述したように、一つの
匿名IDに対し、会員として登録された宅配業者の数と
同じ数だけ、宅配業者ID、宅配業者名、及び暗号化配
送先データが登録される。例えば、会員として登録され
た宅配業者の数が3つであれば、図9に示すように、一
つの匿名IDに対して3つの宅配業者ID、宅配業者
名、及び暗号化配送先データが登録される。
【0035】その後、ユーザ端末1は、ユーザの操作に
従って、ユーザ所望のサプライヤサーバ5にアクセス
し、サプライヤサーバ5に対し(例えば、サプライヤサ
ーバ5が提供するWebページ上で)、所望の商品を指
定すると共に、配送先情報(例えば、氏名及び住所)の
代わりに匿名IDを入力する(S11)。なお、このと
き、配送先情報の代わりに入力された情報が匿名IDで
あることをサプライヤサーバ5が認識できるような手段
が用意されると良い。例えば、サプライヤサーバ5が提
供するWebページに、配送先情報の代わりとして匿名
IDを入力するための匿名ID入力欄が設けられ、ユー
ザ端末1は、匿名IDを入力する場合は、その匿名ID
入力欄に入力するか、或いは別の手段として、ユーザ端
末1は、匿名IDと共に所定のコードを入力する。これ
により、サプライヤサーバ5は、配送先情報の代わりに
入力された情報が匿名IDであることを認識できる。
【0036】サプライヤサーバ5は、ユーザ端末1から
匿名IDが入力された後は、入力された匿名IDが有効
であるか無効であるかの確認を行うために、ユーザ端末
1からの匿名IDを匿名配送支援サーバ7に送信する
(S12)。匿名配送支援サーバ7は、サプライヤサー
バ5からの匿名IDに対応した有効/無効情報を匿名D
B15から取得してサプライヤサーバ5に送信すると共
に、サプライヤサーバ5からの匿名IDに対応した各宅
配業者名を公開DB17から抽出し各宅配業者名のリス
トを生成してそれもサプライヤサーバ5に送信する(S
13)。これにより、サプライヤサーバ5は、S11で
ユーザ端末1から入力された匿名IDが有効か無効かを
確認することができ、且つ、ユーザに指定された商品の
配送をどの宅配業者に依頼するかの選定を行うことがで
きる。その選定は、サプライヤサーバ5が所定のアルゴ
リズムで行っても良いし、オペレータが任意に行っても
良い。
【0037】以上が、利用フェーズについての説明であ
る。
【0038】(3)配送・匿名ID消滅フェーズ 図8は、配送・匿名ID消滅フェーズにおいて実行され
る動作の流れを示す。
【0039】利用フェーズの最後において、ユーザに指
定された商品の配送をどの宅配業者に依頼するかが選定
された後は、その商品と共に、匿名IDが宅配業者に送
られる(S14)。その後、宅配業者端末3は、宅配業
者における人間の操作に従って、認証データ(例えば宅
配業者ID及びパスワード)を匿名配送支援サーバ7に
送信して匿名配送支援サーバ7にログインし(S15−
1、S15−2)、匿名配送支援サーバ7に対して、S
14で送られて来た匿名IDを入力すると共に、その匿
名IDに対応した配送先情報の取得を要求する(S1
6)。
【0040】その要求に応答して、匿名配送支援サーバ
7は、S16で入力された匿名IDと、S15−1で受
信した宅配業者IDとに対応した暗号化配送先データを
公開DB17から取得し、取得した暗号化配送先データ
を、S16の要求元の宅配業者端末3に送信する(S1
7)。
【0041】宅配業者端末3は、匿名配送支援サーバ7
から暗号化配送先データを受信したら、その暗号化配送
先データを自分の秘密鍵で復号化する(S18)。これ
により、商品の配送先、つまり、配送先であるユーザの
氏名及び住所を配送業者が特定できる。その後、ユーザ
指定の商品が、宅配業者から、特定された配送先に配送
される。
【0042】また、暗号化配送先データが匿名配送支援
サーバ7から宅配業者端末3に送信された後、所定のタ
イミングで、匿名配送支援サーバ7は、上述の利用フェ
ーズにおいて一度使用された匿名ID(以下、「使用済
み匿名ID」と言う)を無効にしても良いか否かの問い
合わせをユーザ端末1に送信する(S20)。ユーザ端
末1は、その問い合わせに応答して、使用済み匿名ID
を無効にしても良いか否かを匿名配送支援サーバ7に対
し入力する(S21)。
【0043】匿名配送支援サーバ7は、S20の問合せ
に応答して、ユーザ端末1から、使用済み匿名IDを無
効にしても良い旨(図8には「OK」と表示)を受けた
ときは、匿名DB15内の、使用済み匿名IDに対応し
た有効/無効情報を「有効」から「無効」に切り換える
(S22)。若しくは、匿名配送支援サーバ7は、ユー
ザ端末1から「OK」を受けたときは、使用済み匿名I
Dそれ自体を匿名DB15から消去する。また、それと
共に、匿名配送支援サーバ7は、その使用済み匿名ID
に対応した各々の宅配業者名、宅配業者ID、及び暗号
化配送先データを公開DB17から消去する。
【0044】一方、匿名配送支援サーバ7は、S20の
問合せに応答して、ユーザ端末1から、使用済み匿名I
Dを無効にしない旨(図8には「NG」と表示)を受け
たときは、匿名DB15内の、使用済み匿名IDに対応
した有効/無効情報を「有効」のまま維持する。
【0045】以上、上述した実施形態によれば、ユーザ
は、サプライヤサーバ5に対して、氏名及び住所の代わ
りに匿名IDを入力すれば、サプライヤが取扱う商品を
受け取ることができる。匿名IDは、それを見ただけで
は、それに対応した配送先情報を特定することができな
いようになっている。これにより、ユーザは、サプライ
ヤに対して個人情報(特に配送先情報)を秘密にした状
態で、サプライヤが取扱う商品を受け取ることができ、
以って、不要なダイレクトメールや電話の勧誘等を受け
る可能性を従来よりも少なくすることができる。また、
これにより、サプライヤは、ユーザが従来よりも躊躇す
ることなくサプライヤサーバに対して商品の要求や応募
等をすることができるので、ユーザとの接点を増やすこ
とができるという利益を受けることができる。さらに、
これにより、宅配の需要も換気されて配送するべき荷物
の数が増えるので、宅配業者も利益を受けることができ
る。
【0046】また、上述した実施形態によれば、一度利
用された匿名IDは無効化(例えば消去)される。これ
により、匿名IDがいつまでも残ることを防ぐことがで
きるので、何らかの方法でその匿名IDに対応する暗号
化配送先データが解読されてしまう虞を低減することが
でき、以って、不要なダイレクトメールや電話の勧誘等
を受ける可能性を更に少なくすることができる。
【0047】以上が、本実施形態についての説明であ
る。なお、上述した実施形態では、氏名及び住所だけで
なく、ユーザの電話番号も一緒に暗号化しても良い。ま
た、使用済み匿名IDは、所定のタイミングで自動的に
消去されても良い。また、匿名DB15における使用済
み匿名IDを無効化するタイミングは、S9の後であれ
ばどの時点も採用し得る。また、公開DB17における
使用済み匿名IDを無効化するタイミングは、S17の
後であればどの時点も採用し得る。また、支援サーバ7
は、どこに設置されても良い(例えば、特定の第三者機
関に設置されても良いし、配送業者に設置されても良
い)。
【0048】また、上述した実施形態は、ユーザが依頼
人として、所望の物品を所望の宛先に配送することをサ
プライヤに依頼する場合に応用することができ、それに
より、依頼人及び受取人の双方の個人情報をサプライヤ
に秘匿にした状態で、所望の物品の配送をサプライヤに
依頼できる。具体的には、例えば、上述した実施形態に
おいて、ユーザは、S8で、匿名配送支援サーバ7に対
し、依頼人(つまりユーザ)の匿名IDと、受取人(つ
まり配送先)の匿名IDとの双方を要求する。匿名配送
支援サーバ7は、その要求に応答して、依頼人の匿名I
Dと受取人の匿名IDとの双方を匿名DB15から取得
してユーザに送信する(受取人の匿名IDは、受取人の
氏名や住所等を検索キーにユーザDB11からユーザI
Dを取得した後で、そのユーザIDを検索キーに取得し
て良い)。ユーザは、物品の配送をサプライヤに依頼す
るときは、依頼人及び受取人の氏名及び住所等の代わり
に、依頼人の匿名ID及び受取人の匿名IDの双方を入
力する。以後の処理内容は、上述した実施形態の説明か
ら当然に理解できる通りである。
【0049】また、上述した実施形態では、例えば以下
のような変形例が考えられる。
【0050】すなわち、上述した実施形態では、コード
化される情報は、ユーザの氏名及び住所から成る配送先
情報に限らず、他の個人情報、例えば、クレジットカー
ド番号でも良い。以下、その場合の例について説明す
る。
【0051】上述した準備フェースにおいて、ユーザ
は、ユーザ端末1を用いて、支援サーバ7に、商品の購
入の際に利用するクレジットカードの番号を支援サーバ
7に入力する。支援サーバ7は、ユーザ端末1からクレ
ジットカード番号の入力を受けて、入力されたクレジッ
トカード番号に対応した識別コード(以下、クレジット
カード番号ID)を生成し、入力されたクレジットカー
ド番号と、生成されたクレジットカード番号IDとを対
応付けて所定のテーブル(以下、カード番号管理テーブ
ル)に登録する。そして、支援サーバ7は、生成された
クレジットカード番号IDを、ユーザ端末1に通知す
る。
【0052】ユーザは、サプライヤに対して商品を注文
する際、商品の決済をカード決済(収納代行機関を利用
した決済)でする場合には、サプライヤサーバ5に対し
て、クレジットカード番号IDを入力する(なお、その
際、ユーザは、クレジットカード番号ID入力欄があれ
ばその欄にクレジットカード番号IDを入力すれば良い
し、その欄がなければ、クレジットカード番号IDであ
ることをサプライヤサーバ5が認識するためのコードも
合わせて入力すれば良い)。サプライヤサーバ5は、入
力されたクレジットカード番号IDと、決済額(商品提
供に必要な金額)とを、支援サーバ7に送信するか、或
いは、そのIDに対応したクレジットカード番号が有効
である収納代行機関の端末に送信する。支援サーバ7
は、サプライヤサーバ5から受信した、或いは、収納代
行機関の端末から受信したクレジットカード番号IDに
対応したクレジットカード番号をカード番号管理テーブ
ルから取得して、取得したクレジットカード番号と上記
決済額とを収納代行機関に通知する。収納代行機関は、
通知されたクレジットカード番号と決済額とに基づい
て、決済の可否をサプライヤサーバ5へ通知する。サプ
ライヤサーバ5は、それに応答して、商品の受注を承認
して、その商品をユーザへ提供するための処理(例え
ば、上述した実施形態と同様の処理)を行う。
【0053】以上のようにすれば、クレジットカード番
号をサプライヤに秘匿にした状態で商品を注文すること
ができる。勿論、上述した実施形態及び変形例は、配送
先情報やクレジットカード番号に限らず他の個人情報に
ついても適用することができる。
【0054】ところで、商品の配送先をサプライヤに対
して秘匿するという観点から、以下のような別の実施形
態も考えられる。
【0055】すなわち、別の実施形態では、サプライヤ
サーバ5は、ユーザに商品を指定された場合には、その
商品の識別コード(以下、商品ID)とサプライヤ情報
(例えばサプライヤ名)とをユーザ端末1に送信する。
ユーザ端末1は、ユーザ所望の配送先情報と共に、サプ
ライヤサーバ5からの商品IDとサプライヤ情報とを宅
配業者端末3に送信する。宅配業者端末3は、ユーザ端
末1からのサプライヤ情報に基づいてサプライヤを特定
し、特定したサプライヤのサプライヤサーバに対し、商
品IDを送信する。サプライヤサーバ5は、宅配業者端
末3からの商品IDに基づいて商品を特定する。特定さ
れた商品は、サプライヤから宅配業者3に届けられる。
宅配業者3は、届けられた商品を、ユーザ端末1から宅
配業者端末3が受信した配送先情報が表す配送先に配送
する。
【0056】この別の実施形態でも、商品の配送先をサ
プライヤに対して秘匿することができる。
【0057】以上、本発明の好適な幾つかの実施形態を
説明したが、これらは本発明の説明のための例示であっ
て、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣
旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る配送支援システムの
全体を示すブロック図。
【図2】ユーザDB11に登録されるデータを示す図。
【図3】宅配業者DB13に登録されるデータを示す
図。
【図4】匿名DB15に登録されるデータを示す図。
【図5】公開DB17に登録されるデータを示す図。
【図6】準備フェーズにおいて実行される動作の流れを
示す図。
【図7】利用フェーズにおいて実行される動作の流れを
示す図。
【図8】配送・匿名ID消滅フェーズにおいて実行され
る動作の流れを示す
【図9】一つの匿名IDに対して公開DB17に登録さ
れた複数の暗号化配送先データ等の例を示す図。
【符号の説明】
1 ユーザ端末 3 宅配業者端末 5 サプライヤサーバ 7 匿名配送支援サーバ 9 DBシステム 11 ユーザDB 13 宅配業者DB 15 匿名DB 17 公開DB 19 通信ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライ
    ヤに対して物品又はサービスを要求することができるシ
    ステムであって、 ユーザがサプライヤから物品又はサービスを受けるため
    に必要となる前記ユーザの個人情報に対応した個人情報
    識別コードを生成する識別コード生成手段と、 前記ユーザの個人情報を前記ユーザの個人情報識別コー
    ドに対応付けて記憶し、前記ユーザの個人情報を前記サ
    プライヤに対して秘匿するユーザ個人情報記憶手段と、 前記ユーザの個人情報識別コードを前記ユーザへ出力す
    る識別コード出力手段と、 前記ユーザが前記サプライヤに物品又はサービスを要求
    する場合に前記ユーザから入力された前記ユーザの個人
    情報識別コードを受けるユーザ入力識別コード受け手段
    と、 前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コ
    ードに対応した前記ユーザの個人情報を、前記ユーザ個
    人情報記憶手段から取得して、前記ユーザが要求した物
    品又はサービスに関する商的処理を行う前記サプライヤ
    以外の業者へ提供するユーザ個人情報提供手段とを備え
    るシステム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザの個人情報には、前記ユーザ
    の氏名及び住所、前記ユーザの口座番号、及び、前記ユ
    ーザのクレジットカード番号のうちの少なくとも一つが
    含まれており、 前記サプライヤ以外の業者は、配送業者、金融機関、及
    び、収納代行業者のうちの少なくとも一つである請求項
    1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ個人情報記憶手段から前記個
    人情報識別コードが取得された後、所定のタイミング
    で、前記ユーザ個人情報記憶手段において記憶されてい
    る、前記取得された個人情報識別コードを無効にする又
    は消去する識別コード無効/消去手段を更に備える請求
    項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 ユーザ所望の配送先情報を秘匿しつつサ
    プライヤに対して物品又はサービスを要求することがで
    きるシステムであって、 サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユーザか
    ら、前記物品の配送先情報と前記物品識別コードとの入
    力を受ける配送先情報/識別コード入力手段と、 前記入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶
    し、前記入力された配送先情報を前記サプライヤに対し
    て秘匿する配送先情報/識別コード記憶手段と、 前記入力された物品識別コードを前記サプライヤへ出力
    する物品識別コード出力手段と、 前記入力された配送先情報を前記配送業者へ出力する配
    送先情報出力手段とを備え、それにより、前記配送業者
    が、前記物品識別コードに対応した前記物品を、前記サ
    プライヤから受けて前記ユーザ所望の配送先に配送する
    ことが可能になるシステム。
  5. 【請求項5】 ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライ
    ヤに対して物品又はサービスを要求することができる方
    法であって、 ユーザがサプライヤから物品又はサービスを受けるため
    に必要となる前記ユーザの個人情報に対応した個人情報
    識別コードを生成するステップと、 前記ユーザの個人情報を前記ユーザの個人情報識別コー
    ドに対応付けてユーザ情報保存手段へ格納し、前記ユー
    ザの個人情報を前記サプライヤに対して秘匿するステッ
    プと、 前記ユーザの個人情報識別コードを前記ユーザへ出力す
    るステップと、 前記ユーザが前記サプライヤに物品又はサービスを要求
    する場合に前記ユーザから入力された前記ユーザの個人
    情報識別コードを受けるステップと、 前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コ
    ードに対応した前記ユーザの個人情報を、前記ユーザ情
    報保存手段から取得して、前記ユーザが要求した物品又
    はサービスに関する商的処理を行う前記サプライヤ以外
    の業者へ提供するステップとを有する方法。
  6. 【請求項6】 ユーザ所望の配送先情報を秘匿しつつサ
    プライヤに対して物品又はサービスを要求することがで
    きる方法であって、 サプライヤから物品の物品識別コードを受けたユーザか
    ら、前記物品の配送先情報と前記物品識別コードとの入
    力を受けるステップと、 前記入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶
    し、前記入力された配送先情報を前記サプライヤに対し
    て秘匿するステップと、 前記入力された物品識別コードを前記サプライヤへ出力
    するステップと、 前記入力された配送先情報を前記配送業者へ出力するス
    テップとを有し、それにより、前記配送業者が、前記物
    品識別コードに対応した前記物品を、前記サプライヤか
    ら受けて前記ユーザ所望の配送先に配送することが可能
    になる方法。
  7. 【請求項7】 ユーザがサプライヤから物品又はサービ
    スを受けるために必要となる前記ユーザの個人情報に対
    応した個人情報識別コードを生成するステップと、 前記ユーザの個人情報を前記ユーザの個人情報識別コー
    ドに対応付けてユーザ情報保存手段へ格納し、前記ユー
    ザの個人情報を前記サプライヤに対して秘匿するステッ
    プと、 前記ユーザの個人情報識別コードを前記ユーザへ出力す
    るステップと、 前記ユーザが前記サプライヤに物品又はサービスを要求
    する場合に前記ユーザから入力された前記ユーザの個人
    情報識別コードを受けるステップと、 前記ユーザから入力された前記ユーザの個人情報識別コ
    ードに対応した前記ユーザの個人情報を、前記ユーザ情
    報保存手段から取得して、前記ユーザが要求した物品又
    はサービスに関する商的処理を行う前記サプライヤ以外
    の業者へ提供するステップとをコンピュータに実行させ
    るためのコンピュータプログラム。
  8. 【請求項8】 サプライヤから物品の物品識別コードを
    受けたユーザから、前記物品の配送先情報と前記物品識
    別コードとの入力を受けるステップと、 前記入力された配送先情報と物品識別コードとを記憶
    し、前記入力された配送先情報を前記サプライヤに対し
    て秘匿するステップと、 前記入力された物品識別コードを前記サプライヤへ出力
    するステップと、 前記入力された配送先情報を前記配送業者へ出力するス
    テップとをコンピュータに実行させるためのコンピュー
    タプログラム。
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