JP2003297743A - 較正方法、較正基板、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 - Google Patents
較正方法、較正基板、リソグラフィ装置およびデバイス製造方法Info
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Abstract
路パターンのあるデバイスを作る場合に使う、両面のパ
ターンを整列させる整列システムを必要な整列精度に較
正するための方法を提供すること。 【解決手段】 この構成手順は、対向する側に基準マー
カWM1、WM3を有すし、整列ビームに透明な較正基
板HWを使う。表側の基準マーカWM3の位置を通常の
方法で決め、次に裏側の基準マーカWM1の位置を、こ
の較正基板HWを通らせる整列ビームによって決める。
しかし、マーカWM3に関するマーカWM1の焦点位置
のシフトを補償するために、平面板50を、マーカWM
1が較正基板HWの前の平面にあるかのように見えるよ
うに、較正基板HWの上に置く。この様に、この発明は
直接的で容易に理解できる手順を提供する。
Description
テム; − 所望のパターンに従ってこの投影ビームをパター
ン化するためのパターニング手段; − 基板を保持するための基板テーブル;および − このパターン化したビームをこの基板の第1側の
目標部分上に結像するための投影システム;を含むリソ
グラフィ投影装置の較正に関する。
は、入射放射線ビームに、この基板の目標部分に創成す
べきパターンに対応する、パターン化した断面を与える
ために使うことができる手段を指すと広く解釈すべきで
あり;“光バルブ”という用語もこのような関係で使っ
てある。一般的に、上記パターンは、集積回路またはそ
の他のデバイス(以下参照)のような、この目標部分に
創るデバイスの特別の機能層に対応するだろう。そのよ
うなパターニング手段の例には次のようなものがある。 − マスクを保持するためのマスクテーブル。マスク
の概念は、リソグラフィでよく知られ、二値、交互位相
シフト、および減衰位相シフトのようなマスク型、並び
に種々のハイブリッドマスク型を含む。そのようなマス
クを放射線ビーム中に置くと、このマスク上のパターン
に従って、このマスクに入射する放射線の選択透過(透
過性マスクの場合)または選択反射(反射性マスクの場
合)を生ずる。このマスクテーブルは、このマスクを入
射放射線ビームの中の所望の位置に保持できること、お
よび、もし望むなら、それをこのビームに対して動かせ
ることを保証する。 − プログラム可能ミラーアレイ。そのような装置の
一例は、粘弾性制御層および反射面を有するマトリック
スアドレス可能面である。そのような装置の背後の基本
原理は、(例えば)この反射面のアドレス指定された領
域が入射光を回折光として反射し、一方アドレス指定さ
れない領域が入射光を未回折光として反射するというこ
とである。適当なフィルタを使って、上記未回折光を反
射ビームから濾過して取除き、回折光だけを後に残すこ
とができ;この様にして、このビームがマトリックスア
ドレス可能面のアドレス指定パターンに従ってパターン
化されるようになる。プログラム可能ミラーアレイの代
替実施例は、極小ミラーのマトリックス配置を使用し、
適当な局部電界を印加することにより、または圧電作動
手段を使うことにより、それらの各々を軸線周りに個々
に傾斜することができる。やはり、これらのミラーは、
マトリックスアドレス可能で、アドレス指定したミラー
が入射放射線ビームをアドレス指定されないミラーの方
へ異なる方向に反射し;この様にして、反射ビームをこ
れらのマトリックスアドレス可能ミラーのアドレス指定
パターンに従ってパターン化する。必要なアドレス指定
は、適当な電子手段を使って行える。上に説明した両方
の場合に、パターニング手段は、一つ以上のプログラム
可能ミラーアレイを含むことができる。ここで言及した
ようなミラーアレイについての更なる情報は、例えば、
米国特許第5,296,891号および同第5,52
3,193号、並びにPCT特許出願WO98/385
97およびWO98/33096から集めることがで
き、それらを参考までにここに援用する。プログラム可
能ミラーアレイの場合、上記支持構造体は、例えば、必
要に応じて固定または可動でもよい、フレームまたはテ
ーブルとして具体化してもよい。 − プログラム可能LCDアレイ。そのような構成の
例は、米国特許第5,229,872号で与えられ、そ
れを参考までにここに援用する。簡単のために、この本
文の残りは、ある場所で、マスクおよびマスクテーブル
を伴う例を具体的に指向するかも知れないが;しかし、
そのような場合に議論する一般原理は、上に示すような
パターニング手段の広い文脈で見るべきである。
“レンズ”と呼ぶかも知れないが;この用語は、例え
ば、屈折性光学素子、反射性光学素子、および反射屈折
性光学素子を含む、種々の型式の投影システムを包含す
るように広く解釈すべきである。この放射線システムも
放射線のこの投影ビームを指向し、成形しまたは制御す
るためにこれらの設計形式の何れかに従って作用する部
品を含んでもよく、そのような部品も以下で集合的また
は単独に“レンズ”と呼ぶかも知れない。更に、このリ
ソグラフィ装置は、二つ以上の基板テーブル(および/
または二つ以上のマスクテーブル)を有する型式でもよ
い。そのような“多段”装置では、追加のテーブルを並
列に使ってもよく、または準備工程を一つ以上のテーブ
ルで行い、一方他の一つ以上のテーブルを露出に使って
もよい。二段階リソグラフィ装置は、例えば、米国特許
第5,969,441号および1998年2月27日提
出の米国特許出願第09/180,011号(WO98
/40791)に記載してあり、それらを参考までにこ
こに援用する。
路(IC)の製造に使うことができる。そのような場
合、パターニング手段がこのICの個々の層に対応する
回路パターンを創成してもよく、このパターンを、放射
線感応性材料(レジスト)の層で塗被した基板(シリコ
ンウエハ)の目標部分(一つ以上のダイを含む)上に結
像することができる。一般的に、単一ウエハが隣接する
目標部分の全ネットワークを含み、それらをこの投影シ
ステムを介して、一度に一つずつ、順次照射する。マス
クテーブル上のマスクによるパターニングを使う現在の
装置では、機械の二つの異なる種類を区別することがで
きる。一つの種類のリソグラフィ投影装置では、全マス
クパターンをこの目標部分上に一度に露出することによ
って各目標部分を照射し;そのような装置を普通ウエハ
ステッパと呼ぶ。代替装置 ― 普通ステップ・アンド・
スキャン装置と呼ぶ ― では、このマスクパターンを投
影ビームの下で与えられた基準方向(“走査”方向)に
順次走査し、一方、一般的に、この投影システムが倍率
M(一般的に<1)であり、この基板テーブルを走査す
る速度Vが、倍率M掛けるマスクテーブルを走査する速
度であるので、この基板テーブルをこの方向に平行また
は逆平行に同期して走査することによって各目標部分を
照射する。ここに説明したようなリソグラフィ装置に関
する更なる情報は、例えば、米国特許第6,046,7
92号から収集することができ、それを参考までにここ
に援用する。
べきウエハ上の特定の点に配置するプロセスである。典
型的には、小さなパターンのような、一つ以上の整列マ
ークが基板とマスクの各々の上に設けてある。デバイス
は、中間処理工程による相次ぐ露出によって蓄積した多
くの層から成ることがある。各露出の前に、基板上のマ
ークとマスクの間の整列を行い、新しい露出と先の露出
との間の位置誤差を最小にし、その誤差をオーバレイ誤
差と呼ぶ。
ロ電気機械システム(MEMS)、マイクロオプト電気
機械システム(MOEMS)およびフリップチップのよ
うな、ある技術では、デバイスを基板の両側から作る。
基板の一つの側に、この基板の他の側に先に露出した形
態と正確に整列する露出を行うことに問題があった。
0.5マイクロメートル以上の整列精度が一般的に要求
される。
学素子を使う表・裏側整列(FTBA)システムが提案
されている。この方法で、既知のスルー・ザ・レンズ
(TTL)整列システムが反対の基板表面上にあるマー
カの位置を決めることが出来る。このFTBAシステム
は、上側マーカが処理層で覆われ、もう整列できないと
きに起る処理問題を克服するためにも有用である。しか
し、通常のハードウエア設計からの偏差、温度変化、基
板厚さおよび楔形の変化、レンズの補正不能誤差、整列
ビームの非直交性および標準オーバレイ誤差がこのFT
BAシステムの精度に影響する。従って、必要な整列精
度を満たすためにこのFTBAシステムを較正する必要
がある。
裏側整列システムを較正するための方法を提供すること
である。
目的は、本発明によれば、基板の対向する側にある整列
マーカへ整列できる整列システムを較正する方法であっ
て、上記整列システムが放射線の整列ビームを直接一つ
の側に向け且つ上記整列ビームを追加の光学システムを
介して他の側に向け、この方法が:第1および第2の対
向する面を有し且つ上記整列ビームの放射線に透明な較
正基板を用意し、上記較正基板がその第1面に基準マー
カを有し、上記基準マーカが上記第1および第2面の両
方から検出可能である工程;上記第1面に向けられた上
記整列ビームで上記基準マーカへの第1整列を行う工
程;並びに上記整列システムの焦点位置が上記第1マー
カの位置へ変位するようにこの整列ビームに平面板を介
在させながら、上記第2面に向けられ且つ上記第1面を
通って伝播する上記整列ビームで上記基準マーカへの第
2整列を行う工程を含み;上記第1および第2整列をど
んな順序で行ってもよい方法によって達成される。
するための直接的で容易に理解できる手順を提供する。
これら三つの整列工程の結果の比較がこの第2の、裏側
整列マーカを、それがこの整列システムに見える場合、
再結像するこの光学システムの較正をもたらす。そこで
この表・裏側整列システムを自信をもって不透明な生産
基板を整列するために使うことが出来る。
システムの各再結像光学システムに繰返してもよいよう
に、各側に複数の基準マーカを備えてもよい。この平面
板の楔形(平行性からの偏差)および不均質性を平均す
るために、この平面板を上記整列ビームの方向と実質的
に平行な軸の周りおよびこの基板の平面に平行な直交軸
の周りに180°だけ回転する。各回転後、第2整列を
繰返し、四つの測定値を得る。
およびその二つの対向する面の一つに基準マーカを有す
る透明体を含み、上記基準マーカが上記対向する面の両
方から検出可能である較正基板も提供する。
解決される。即ち、基板の対向する側にある整列マーカ
へ整列できるリソグラフィ装置の整列システムを較正す
る方法であって、上記整列システムが放射線の整列ビー
ムを直接一つの側に向け且つ上記整列ビームを追加の光
学システムを介して他の側に向け、この方法が:その第
1面に1対の第1基準マーカを有する基板を用意する工
程;上記追加の光学システムを使って上記対の第1基準
マーカへの第1整列を行う工程;上記基板の第2面にあ
る1対の第2基準マーカの第1露出を行う工程;第1軸
周りに180°だけの上記基板の第1回転を行う工程;
上記追加の光学システムを使って上記対の第2基準マー
カへの第2整列を行う工程;上記基板の上記第1面にあ
る1対の第3基準マーカの第2露出を行う工程;および
上記整列システムを較正するために上記第1および第3
基準マーカの相対位置を測定する工程を含む方法であ
る。
結ぶ線または上記対の第1基準マーカを結ぶ線でもよ
い。この較正は、両方の周りに回転して繰返すのが好ま
しい。上記の説明した較正方法の両方を組合わせると都
合がよい。
る。即ち、基板の対向する側にある整列マーカへ整列で
きるリソグラフィ装置の整列システムを較正する方法で
あって、上記整列システムが放射線の整列ビームを直接
一つの側に向け且つ上記整列ビームを追加の光学システ
ムを介して他の側に向け、この方法が:その第1面に1
対の第1基準マーカをおよびその第2面に1対の第2基
準マーカ有する基板を用意する工程;上記面に向けた上
記整列ビームでこれらの第1整列マークへの整列を行
い、上記追加の光学システムを使ってこれらの第2基準
マークへの整列を行う工程;第1軸周りに180°だけ
の上記基板の第1回転を行う工程;並びに上記面に向け
た上記整列ビームでこれらの第2整列マークへの整列を
行い、上記追加の光学システムを使ってこれらの第1基
準マークへの整列を行う工程;並びにこれらの整列を比
較する工程を含み;これらの整列をどんな順序で行って
もよい方法である。
結ぶ線または上記対の第1基準マーカを結ぶ線の垂直2
等分線でもよい。この較正は、両方の周りに回転して繰
返すのが好ましい。以上に説明した三つの較正方法のど
れかを組合わせても都合がよい。
ても解決される。即ち、基板の対向する側にある整列マ
ーカへ整列できるリソグラフィ装置の整列システムを較
正する方法であって、上記整列システムが放射線の整列
ビームを直接一つの側に向け且つ上記整列ビームを追加
の光学システムを介して他の側に向け、この方法が:そ
の第1面に第1対の三つ以上の基準マーカの列をおよび
その第2面に第2対の三つ以上の基準マーカの列を有す
る基板を用意する工程;上記直接入射整列放射線を使っ
てこの第1対の基準マーカの列への整列を行い、上記追
加の光学システムを使ってこの第2対の基準マーカの列
への整列を行う工程;第1軸周りに180°だけの上記
基板の第1回転を行う工程;上記直接入射整列放射線を
使ってこの第2対の基準マーカの列への整列を行い、上
記追加の光学システムを使ってこの第1対の基準マーカ
の列への整列を行う工程;並びにこれらの整列を比較す
る工程を含み;これらの整列をどんな順序で行ってもよ
い方法である。この較正方法を先に説明した三つの方法
と組合わせて使っても都合がよい。そこで、以上におい
て説明した方法を使って較正したリソグラフィ装置は、
他のリソグラフィ装置を較正するための較正基板を作る
ために使うことが出来る。
投影装置であって: − 放射線の投影ビームを供給するための放射線シス
テム; − 所望のパターンに従ってこの投影ビームをパター
ン化するための、パターニング手段; − 基板を保持するるための基板テーブル;および − このパターン化したビームをこの基板の第1側の
目標部分上に結像するための投影システムを含み: − 上記支持システムまたは上記パターニング手段上
の基準マーカを、上記基板の上記パターン化したビーム
を結像すべき第1面上に設けた整列マーカに整列するた
めに、それに対して上記基板が透明である放射線の整列
ビームを使用する整列システム; − 上記整列ビームを上記基板の上記第1面に対向す
る第2面に集束するように、上記整列ビームの経路に選
択的に介在させ得る平面板に特徴がある投影装置を提供
する。
あって: − 少なくとも部分的に放射線感応性材料の層で覆わ
れた基板を用意する工程; − 放射線システムを使って放射線の投影ビームを用
意する工程; − この投影ビームの断面にパターンを付けるために
パターニング手段を使う工程; − この放射線のパターン化したビームを上記基板の
第1側にあるこの放射線感応性材料の層の目標領域上に
投影する工程を含み: − 上記投影工程の前に、上記支持システムまたは上
記パターニング手段上の基準マーカを、上記基板の上記
パターン化したビームを結像すべき第1面上に設けた第
1整列マーカに整列するために、それに対して上記基板
が透明である放射線の整列ビームで上記整列マーカを照
明することによって整列システムを使用する工程;上記
整列ビームを上記基板の上記第1面に対向する第2面に
集束するように、平面板を上記整列ビームの経路に介在
させ、および上記基準マーカを上記基板の上記第1面に
対向する第2面に設けた第2整列マーカと整列する工程
に特徴がある方法も提供する。
上記整列マーカを両側から検出できるように、厚さ10
μm以下の較正基板も提供する。この基板は、厚さ10
μm以下で第1整列マーカを備える第1領域、および厚
さ10μm以下で第2整列マーカを備える第2領域を備
え、上記第1および第2領域がこの基板の表面が形成す
る平面に垂直な方向に分離していてもよい。この間隔
は、100μmを超えるのが都合がよい。
方法で、厚さ10μm以下の上に説明した基板を使い、
上に説明した方法の最初のものを行う工程;この基板を
この基板の表面が形成する平面に垂直な軸周りに回転す
る工程;およびこの方法をもう一度行う工程を含む方法
も提供する。
にある整列マークを参照することは、勿論、基板のその
側にエッチングした整列マークを含み、および整列マー
クの上に、それが埋っても必ずしも表面に露出されない
ように、後に材料を堆積したマークを含む。
う製造プロセスでは、パターン(例えば、マスクの中
の)を、少なくとも部分的に放射線感応材料(レジス
ト)の層で覆われた基板上に結像する。この結像工程の
前に、この基板は、例えば、下塗り、レジスト塗布およ
びソフトベークのような、種々の処理を受けるかも知れ
ない。露出後、基板は、例えば、露出後ベーク(PE
B)、現像、ハードベークおよび結像形態の測定/検査
のような、他の処理を受けるかも知れない。この一連の
処理は、デバイス、例えばICの個々の層をパターン化
するための基礎として使用する。そのようにパターン化
した層は、次に、エッチング、イオン注入(ドーピン
グ)、金属化処理、酸化処理、化学・機械的研磨等のよ
うな、全て個々の層の仕上げを意図した種々の処理を受
けるかも知れない。もし、幾つかの層が必要ならば、全
処理またはその変形を各新しい層に反復しなければなら
ないだろう。結局、デバイスのアレイが基板(ウエハ)
上にできる。次に、これらのデバイスをダイシングまた
は鋸引のような手法によって互いから分離し、そこから
個々のデバイスをキャリヤに取付け、ピンに接続し等で
きる。そのようなプロセスに関する更なる情報は、例え
ば、ピータ・バン・ザントの“マイクロチップの製作:
半導体加工の実用ガイド”、第3版、マグロウヒル出版
社、1997年、ISBN0-07-067250-4という本から得ること
ができ、それを参考までにここに援用する。
明による装置の使用を具体的に参照してもよいが、その
ような装置は、他の多くの可能な用途があることを明確
に理解すべきである。例えば、それを集積光学システ
ム、磁区メモリ用誘導検出パターン、液晶ディスプレイ
パネル、薄膜磁気ヘッド等の製造に使ってもよい。当業
者は、そのような代替用途の関係では、この本文で使う
“ウエハ”または“ダイ”という用語のどれも、それぞ
れ、より一般的な用語“基板”および“目標領域”で置
換えられると考えるべきであることが分るだろう。
ビーム”という用語を紫外放射線(例えば、365、2
48、193、157または126nmの波長の)およ
びEUV、並びにイオンビームまたは電子ビームのよう
な、粒子ビームを含むあらゆる種類の電磁放射線を包含
するために使用する。
添付の概略図を参照して説明する。これらの図で、対応
する参照記号は、対応する部品を示す。
グラフィ投影装置を概略的に描く。この装置は: − 放射線(例えば、EUV放射線)の投影ビームP
Bを供給するための、この特別の場合放射線源LAも含
む、放射線システムLA、Ex、IL; − マスクMA(例えば、レチクル)を保持するため
の、およびこのマスクを部材PLに関して正確に位置決
めするために第1位置決め手段に結合された第1物体テ
ーブル(マスクテーブル)MT; − 基板W(例えば、レジストを塗被したシリコンウ
エハ)を保持するための、およびこの基板を部材PLに
関して正確に位置決めするために第2位置決め手段に結
合された第2物体テーブル(基板テーブル)WT; − マスクMAの被照射部分を基板Wの目標部分C
(一つ以上のダイを含む)上に結像するための、投影シ
ステム(“レンズ”)PL(例えば、石英レンズシステ
ム)を含む。ここに描くように、この装置は、反射型で
ある(即ち、反射性のマスクを有する)。しかし、一般
的に、それは、例えば、(透過性のマスクを備える)透
過型でもよい。その代りに、この装置は、上に言及した
種類のプログラム可能ミラーアレイのような、他の種類
のパターニング手段を使ってもよい。
作る線源LA(例えば、UVレーザ)を含む。このビー
ムを直接か、または、例えば、ビーム拡大器Exのよう
な、状態調節手段を通してから、照明システム(照明
器)ILの中へ送る。この照明器ILは、このビームの
強度分布の外側および/または内側半径方向範囲(普
通、それぞれ、σ外側および/またはσ内側と呼ぶ)を
設定するための調整手段AMを含む。その上、それは、
一般的に、積分器INおよびコンデンサCOのような、
種々の他の部品を含む。この様にして、マスクMAに入
射するビームPBは、その断面に所望の均一性および強
度分布を有する。
Aが、例えば、水銀灯である場合によくあることだが)
このリソグラフィ投影装置のハウジング内にあってもよ
いが、このリソグラフィ投影装置から遠く離れていて、
それが作った放射線ビームをこの装置に(例えば、適当
な指向ミラーを使って)導いてもよいことに注意すべき
で;この後者のシナリオは、線源LAがエキシマレーザ
である場合によくあることである。本発明および請求項
は、これらのシナリオの両方を包含する。
上に保持されたマスクMAを横切る。マスクMAを縦断
してから、ビームPBは、レンズPLを通過し、それが
このビームPBを基板Wの目標部分C上に集束する。第
2位置決め手段PW(および干渉計測定手段IF)を使
って、基板テーブルWTを、例えば、異なる目標部分C
をビームPBの経路に配置するように、正確に動かすこ
とができる。同様に、例えば、マスクMAをマスクライ
ブラリから機械的に検索してから、または走査中に、第
1位置決め手段PMを使ってマスクMAをビームPBの
経路に関して正確に配置することができる。一般的に、
物体テーブルMT、WTの移動は、図1にはっきりは示
さないが、長ストロークモジュール(粗位置決め)およ
び短ストロークモジュール(微細位置決め)を使って実
現するが、それらは図1には明示しない。しかし、ウエ
ハステッパの場合は(ステップアンドスキャン装置と違
って)、マスクテーブルMTを短ストロークアクチュエ
ータに結合するだけでもよく、または固定してもよい。
うことができる: 1.ステップモードでは、マスクテーブルMTを本質的
に固定して保持し、全マスク像を目標部分C上に一度に
(即ち、単一“フラッシュ”で)投影する。次に基板テ
ーブルWTをxおよび/またはy方向にシフトして異な
る目標部分CをビームPBで照射できるようにする; 2.走査モードでは、与えられた目標部分Cを単一“フ
ラッシュ”では露出しないことを除いて、本質的に同じ
シナリオを適用する。その代りに、マスクテーブルMT
が与えられた方向(所謂“走査方向”、例えば、x方
向)に速度νで動き得て、それで投影ビームPBがマス
ク像の上を走査させられ;同時に、基板テーブルWTが
それと共に同じまたは反対方向に速度V=Mνで動かさ
れ、このMはレンズPLの倍率(典型的には、M=1/
4または1/5)である。この様にして、比較的大きい
目標部分Cを、解像度について妥協する必要なく、露出
できる。
を示す。ウエハマークWM3およびWM4がウエハWの
第1側(“表側”)に設けてあり、光をこれらのマーク
から、WM3およびWM4の上の矢印で示すように反射
し、且つ後に説明する整列システム(図示せず)に関連
してマスク上のマークと整列するために使うことができ
る。更なるウエハマークWM1およびWM2がウエハW
の第2側(“裏側”)に設けてある。ウエハWの裏側の
ウエハマークWM1およびWM2への光学的アクセスに
備えるために、光学システムがウエハテーブルWTに組
込んである。この光学システムは、1対のアーム10
A、10Bを含む。各アームは、二つのミラー12、1
4および二つのレンズ16、18から成る。各アームの
ミラー12、14は、それらが水平線と成す角度の和が
90Eであるように傾斜している。この様にして、これ
らのミラーの一つに鉛直に入射する光ビームは、もう一
つのミラーから反射するとき、鉛直のままである。
からミラー12上へ、およびレンズ16および18を介
して、ミラー14上へ、次にそれぞれのウエハマークW
M1、WM2上へ向ける。光をウエハマークの部分から
反射し、この光学システムのアームに沿ってミラー1
4、レンズ18および16並びにミラー12を介して戻
す。ミラー12、14およびレンズ16、18は、ウエ
ハマークWM1、WM2の像20A、20Bが、ウエハ
Wの表側の設けた何れかのウエハマークWM3、WM4
の垂直位置に対応して、ウエハWの表(上)面の平面に
出来るように配置してある。レンズ16、18およびミ
ラー12、14の順序は、勿論、その光学システムに適
するように、異なってもよい。例えば、レンズ18は、
ミラー14とウエハWの間にあってもよい。ウエハマー
クWM1、WM2の像20A、20Bは、仮想ウエハマ
ークとして作用し、ウエハWの表(上)側に設けた実ウ
エハマークと全く同様に、先在の整列システム(図示せ
ず)による整列に使うことができる。
10A、10Bは、像20A、20Bを作り、それらは
ウエハWの上の整列システムが見られるようにウエハW
の脇へ変位する。光学システムのアーム10A、10B
の二つの好適向きを、XY平面にあるウエハWの平面図
である図3および図4に示す。ウエハテーブルWTは、
はっきりさせるために図3および図4から省略してあ
る。図3では、光学システムのアーム10A、10Bが
X軸に沿って整列してある。図4では、光学システムの
アーム10A、10BがY軸に平行である。両方の場
合、ウエハマークWM1、WM2がX軸上にある。ウエ
ハマークWM1、WM2は、ウエハWの下側にあり、そ
れでウエハWの上側の視点からは反転している。しか
し、この光学システムのアームのミラーの構成は、これ
らの像がウエハWの上側にあるのと全く同じに見えるよ
うに、ウエハマークWM1、WM2の像20A、20B
を回転してまた正しい方向に復元し、反転しないことを
意図する。この光学システムは、ウエハマークWM1、
WM2対その像20A、20Bのサイズの比が1:1で
あるように、即ち拡大も縮小もないようにも構成してあ
る。従って、像20A、20Bは、それらがちょうどウ
エハWの表側の実ウエハマークであるかのように使うこ
とができる。これらの光学素子は、小さいウエハマーク
を拡大するように(または大きいウエハマークを縮小す
るように)構成してもよいことが分るだろうが;重要な
ことは、このウエハマークの像が、先在する整列システ
ムを使う整列を可能にするために正しいサイズであるこ
とである。マスク上に設けた共通の整列パターンまたは
キーを使って実および仮想の両方のウエハマークで整列
を行うことができる。
すように、ウエハWの表と裏の両方の側に対応する位置
に設けてある。図3および図4には、はっきりさせるた
めにウエハWの裏側のウエハマークしか示さない。この
構成によれば、ウエハWをX軸かY軸周りに回転して裏
返すとき、ウエハWの上側にあったウエハマークが今度
は下側であるが、それを光学システムのアームの10
A、10Bによって結像できるような位置にある。
構成品の配置(特にマークの中間像があるかどうか)に
依って、マークのある方向の運動が像の反対方向の変位
を生ずるかも知れず、一方他の方向では、マークと像が
同じ向きに動くだろうということに気付くだろう。この
整列システムを制御するソフトウエアは、ウエハマーク
WM1、MW2の位置を決めるとき、および整列を行う
ときにウエハWとマスクの相対位置を調整するときに、
これを考慮に入れる。
の側毎に設けてある。単一のマークがマスク上の特定点
の像のウエハ上の特定点に対する相対位置決めについて
の情報を与えることができる。しかし、正しい向き、整
列および倍率を保証するために、少なくとも二つのマー
クを使う。
で示す。この発明のこの実施例によれば、ウエハマーク
をウエハの裏側に結像するための光学システム10A、
10Bがこのウエハテーブルに特別な様式で組込んであ
る。図5に示すように、光学システムのアームのミラー
12、14が別部品として設けてあるのではなく、ウエ
ハテーブルWTと一体である。適当な面をウエハテーブ
ルWTに機械加工し、次に反射率を改善するために被膜
を付け、それによってミラー12、14を作ってもよ
い。この光学システムは、熱膨張係数が非常に低い、ゼ
ロデュルのような、ウエハテーブルと同じ材料作ること
ができ、従って高い整列精度を維持できることを保証す
る。
よび代替形は、ヨーロッパ特許出願第0225023
5.5号に記載してあり、その内容を参考までにここに
援用する。
する側の整列マーク間を所望の精度に整列できるが較正
を要する。この表・裏側整列システムを較正するために
は、裏側整列マークの表側像のこの整列システムで測っ
た位置とこの裏側整列マークの実際の位置との間の正確
な関係を知ることが必要である。この関係は、都合よく
裏側マーカとその像の間の距離を表す、FTBAオフセ
ットと考えることができる。このFTBAオフセットを
決めるためには、このFTBA整列システムと独立に裏
側マークの位置を決める方法を用意することが必要であ
り;次にその決定をこのFTBA整列システムによって
測定した位置と比較する。
の測定した位置と投影システムPLが投影した像の位置
との間の関係を決めるために較正が必要であることに気
付くだろう。この較正は、既知で本発明の如何なる部分
も構成しない。それを以下の説明では無視する。
Aシステムを直接較正する方法を提供する。しかし、そ
のような較正は時間が掛ることがある。従って、本発明
は、リソグラフィ装置を基準(神聖な)機械になるよう
に較正する方法も提供する。次にこれを使って基準基板
(神聖なウエハ)を製造し、それを使って遥かに単純且
つ迅速な方法で他の機械を較正することが出来る。
は、基板の底側にある整列マークを光学システムで通常
の表側マーカ(基板の上側)のzレベルと同じzレベル
に投影することによって機能する。z=0で表すこの平
面は、この投影レンズの焦点面と一致する。設計によっ
て、この裏側マーカ読出し位置の向き、サイズおよびz
レベル位置設定は、出来る限り、表側マーカのそれらに
等しい。それで裏側整列走査のx、y位置は、それが上
側走査であるのと同じ方法で決る。光学素子およびオフ
セット補正の歪みに補正を行う必要がある。透明較正ウ
エハHWを使うFTBAオフセット測定手順を図6aお
よび図6bに示す。
び屈折率nの透明材料で作り、対向する側に基準マーカ
WM1、WM3を有する。この較正ウエハは、出来るだ
け薄く作るのが好ましい。基準マーカWM3は、この基
板を通して検出可能であり且つFTBA光学システムを
通して観察したとき正常に見えるように、可視鏡像部分
を有するべきである。これは、二つのマーカを、各向き
に一つ、互いから既知の位置に持つか、または両向きを
結合して一つのマーカにする所謂普遍的マーカによって
実現する。基準マーカWM1は、このウエハを裏返せる
ように、同じ方法で構成するのが好ましい。マーカWM
1およびWM3は重ねて示すが、実際にはそれらが並ん
でいるだろうことを注記する。
す状況で、較正基板HWの表側の基準マーカWM3の位
置を通常の方法で決める。次にこの較正基板HWの裏側
の基準マーカWM1の位置を、この較正基板HWを通し
て送出した整列放射線によって決める。しかし、マーカ
WM3に関するマーカWM1の焦点位置のシフトを補償
するために、所定の厚さおよび屈折率の平面板50を、
図6bに光線作図によって概略的に示すように、マーカ
WM1が較正基板HWの前の平面にあるかのように見え
るように、較正基板HWの上に置く。すると以前は両面
オーバレイ性能を決めるためにウエハを通る鋸挽きまた
エッチングのような破壊的技術を使うことが必要であ
り、そのときは測定誤差が実際のオーバレイ精度を超え
ることさえあったが、較正基板HWの表側および裏側の
実マーカ位置間の直接比較を簡単に行うことが出来る。
の屈折率n1および厚さd1の較正基板HWに対し、平面
板50の屈折率n2および厚さd2が以下の関係で決るこ
とを示すことが出来る:
面板50を三つの直交軸(x、y、z)の各々の周りに
180°に亘って回転してからこの測定を繰返す。この
較正基板HWの不均質性は、既知の技術を使い且つ適当
な補正を加えて別に測定することが出来る。所定の厚さ
および屈折率の平面板50を使う概念は、勿論、ウエハ
マーカの焦点位置をシフトすることを望む、どの整列方
法にも適用可能である。同じウエハを使ってこの測定プ
ロセスを繰返して、直交軸と回転軸の間の‘クロストー
ク’誤差を最小にする。
して基板が透明である放射線、例えば、シリコン基板に
赤外線を使う、生産基板の対向する側のマーカの直接整
列用にも使える。勿論、この平面板用に選んだ材料もこ
の整列システムで使う放射線に透明でなければならな
い。
れに代る、第2の手順は、標準シリコン基板を必要と
し、オフセットの推定値から始る。この手順を図7aな
いしdおよび図8aないしdに示す。この第1ステップ
では、基板60を第1組のマーカ61と共に露出する。
マーカ61の矢印は、それらの向きを示し;この整列シ
ステムは、通常特定の向きのマーカしか測定できないの
で、この向きが重要である。一つ以上の向きを結合して
各マーカにする普遍的マーカを使ってもよいことが分る
だろう。これらのマーカの位置は、ウエハを裏返したと
き、それらがFTBA光学素子に見えるようになってい
る。露出した通りのマーカを図7aに示す。次にこのウ
エハをひっくり返し(即ち、Y軸周りに180°回転
し)、FTBAシステムおよびこの第1組のマーカ61
(この第1組のマーカ61は、今度はウエハの裏側にあ
る)を使って配置する。この段階では、図7bおよび図
7cに破線で表す、ウエハの表側と裏側の間の正確な関
係が分っていない。次に第2組のマーカ62をこのウエ
ハの表側に露出する(第1露出中は裏側だったので、ウ
エハの表側にはマークがない)。第2組のマーカ62
は、第1組のマーカ61の推定位置にある。最後に、こ
のウエハを再びY軸周りに180°だけ回転し、第3組
のマーカ63を既知のオフセットで露出できるように、
FTBAシステムおよび第2組のマーカ62を使って整
列する。第1および第3組のマーカ61、63の位置の
差を測定し(これらの組のマーカは両方ともウエハの表
側にある)、既知のオフセットを差引く。これは、この
FTBA光学システムの両分岐のyオフセット(即ち、
このウエハの測定位置中心のy変位)の和をもたらす。
8dに示す、類似の方法で決める。最初に、ウエハ70
を、図8aに示す、通常のマーカ71bおよび回転した
マーカ71a(これらのマーカの向きは矢印によって示
す)を含む第4組のマーカ71と共に露出する。マーカ
71a、71bは、図示のように既知の間隔で互いに隣
接している。この整列システムは、特定の向きのマーカ
しか検出できないので、マーカのこの配置がxオフセッ
ト検出のために必要である。マーカ71bは、表側整列
システムによる検出が可能なように向いている。マーカ
71aの向きは、一旦基板をx軸周りに180°に亘っ
て回転してしまうと(即ち、裏返すと)、FTBA光学
システムを介して検出可能であるように反転している。
(即ち、裏返し)、このFTBAシステムおよび図8b
に示す状態に達するよう回転したマーカ71aを使って
整列する。次に、第5組のマーカ72を、図8cに示す
ようにマーカ71aの推定位置に露出する。次に、ウエ
ハ70を再びx軸周りに回転する。FTBAシステムに
よって第5組のマーカ72に対して整列したウエハで、
第6組のマーカ73を既知のオフセットで露出する。
位置の差を測定し(これらの組のマーカは両方ともウエ
ハの表側にある)、既知のオフセットを差引く。この計
算は、通常のマーカ71bと回転したマーカ71aの間
隔を考慮に入れる追加のオフセットを含む。これは、こ
のFTBA光学システムの両分岐のxオフセット(即
ち、このウエハの測定位置中心のx変位)の和をもたら
す。
は、ウエハの回転に関する情報を提供しない。これは、
xおよびyオフセット測定を必要に迫られて別々に行う
からである。回転効果を決めおよび補償するためには、
更なる測定が必要である。この測定は、これらのFTB
A光学素子を介して結像できるように配置した4列のマ
ーク(図示せず)を使って行う。y軸周りの回転前およ
び後でのマーク位置の測定は、ウエハの回転角を決めら
れるようにし、それが次にこのy軸オフセットを決めら
れるようにする。この回転測定は、FTBA光学素子の
ウインドウのサイズによって制限される。より正確な回
転測定は、最初の方法で説明したように、透明ウエハを
使って得られるかも知れない。実際には、第1と第2の
両方の方法を使い、第1は回転を測定するため、第2は
xおよびyオフセットを測定するために使ってもよい。
この手順中にウエハを露出するのではなく、予め露出し
たウエハを使う。図9を参照すると、基板80がその表
側に第1組のマーカ81およびその裏側に第2組のマー
カ82を備える。第2組のマーカ82に対する第1組の
マーカ81の相対位置は分っていない。表側マーカ81
の位置を検出し、裏側マーカ82の像(FTBA光学素
子を介して見た)の位置を検出する。ウエハをy軸周り
に180°に亘って回転し(即ち、裏返し)、表側マー
カ82および裏側マーカ81の像の位置を検出する。
の間の位置の差を測定する。これは、このFTBA光学
システムの両分岐のFTBAyオフセット(即ち、この
ウエハの測定位置中心のy変位)の和をもたらす。
に二組のマーカ91、92を備える。これらのマーカ
は、図示のように既知の間隔で互いに隣接している。第
1組のマーカ91は、表側整列システムによる検出が可
能なように向いている。第2組のマーカ92の向きは、
一旦基板をx軸周りに180°に亘って回転してしまう
と(即ち、裏返すと)、FTBA光学システムを介して
検出可能であるように反転している。表側のマーカ9
1、92の他に、基板90は、裏側に二つの類似の組の
マーカも備える(図10には示さず)。
2の相対位置は分っていない。第1組の表側マーカ91
の位置を検出し、対応する組の裏側マーカの像(FTB
A光学素子を介して見た)の位置を検出する。ウエハを
x軸周りに180°に亘って回転する(即ち、裏返
す)。第2組の表側のマーカ92の位置を検出し、対応
する組の裏側マーカの像の位置を検出する。
を、隣接するマークの既知の間隔を考慮に入れて、測定
する。これは、このFTBA光学システムの両分岐のF
TBAxオフセット(即ち、このウエハの測定位置中心
のx変位)の和をもたらす。この回転測定は、第2の方
法に関して上に説明したように、これらのFTBA光学
素子を介して結像できるように配置した4列のマーク
(図示せず)を使って行う。
差を最小にするために、この第3の手順を数回繰返して
もよい。典型的には、3回の繰返しで十分である。第2
の手順の直後に第3手順を続けてもよく、この第3手順
が第1手順中に露出したマークの反復測定をもたらす。
テムのxおよびyオフセットの第1手順より正確な測定
をもたらすが、予備整列マークを使ってこの回転誤差を
測定できても、FTBA光学素子の視界ウインドウが小
さいので、この精度が低い。他方ガラス基板を使う較正
プロセスは、このガラスの不均質性のために、xおよび
yオフセットの測定精度が低いが、二つの分岐間のアー
ムが長いために、回転オフセットの測定がより正確であ
る。それで基準機械を完全に較正するために、二つの方
法の組合せを使うと効果的である。
薄基板を使う。この極薄基板は、このウエハの厚さのた
めに両側から直接読めるように、例えば上に言及した普
遍的マーカ型の、基準マーカを備える。このため、この
基板は、通常のウエハの厚さ500μmに比べて、10
μmオーダ以下の厚さでもよい。
びFTBA光学システムを通して測定すると、整列ビー
ムの入射角が垂直でないための誤差だけを受けて、FT
BAオフセットを直接与える。これは、第1方法で説明
したような平面板、または焦点深度較正から計算し且つ
差引いた誤差を使って補償できる。
で薄い必要があるだけである。それでこの極薄較正ウエ
ハは、比較的厚いウエハにトラフをエッチングし、次に
そのトラフの底に基準マークをエッチングすることによ
って作ってもよい。その代りに、所望の厚さの一切れの
適当な材料を厚い基板にある貫通孔の上に接着してもよ
い。
列ビームの入射角が垂直でないことによって生ずる誤差
を除去してもよい。この較正ウエハは、その表側表面に
極薄領域を、およびその裏側表面に隣接極薄領域を備え
る。このウエハをz軸周りに回転すると(注記:ウエハ
を裏返さない)、整列ビームの入射角が垂直でないため
の誤差を決められるようにする。
マーカを標準ウエハの両側に露出することを必要とす
る。これらのマーカの位置は、直接且つ通常のオフセッ
ト値を使うFTBA光学システムを使って決める。この
ウエハを裏返して測定を繰返す。次にこのウエハを切り
分け、このウエハの対向する側のマーカの位置を走査顕
微鏡を使って決める。
‘クロストーク’誤差を最小にするために、同じウエハ
を使って、上記方法のどれかを繰返してもよい。典型的
には、3回の繰返しで十分である。一旦基準機械を較正
してしまうと、両側にマーカを有するウエハを作り且つ
表側と裏側のマーカ間の正確な位置関係を測定すること
は簡単なことである。これらの基準ウエハを“神聖なウ
エハ”と呼び、次に他の機械のFTBAシステムを直接
較正するために使うことが出来る。この表側と裏側の基
準マーカの相対位置は、較正すべきFTBAシステムお
よびこれらの結果で測定し、既知の相対位置と比較し、
直接FTBAオフセットを得る。
計画を概説する。表側だけの像を整列するためにFTB
Aを使うときは、予備整列マークが像それら自体と整列
していなくてもよい。それで1台の機械しか使用してい
ないなら、精密なFTBAオフセット較正は必要ない。
裏側整列マークが表側パターンに関してどこにあるかを
知ることは重要でない。2台以上の機械を使うべきな
ら、最初に調整した機械を“神聖な”と呼び、他の全て
の機械を調整するための“神聖なウエハ”を作るために
使うことが出来る。 ● 裏側に予備整列マークを露出し、それらをウエハに
エッチングする。 ● 表側に製品のように通常の露出を行い且つ処理する
が、整列のためには裏側マークを使用する。
とき、予備整列マークは、像それら自体と整列していな
ければならない。従って、完全較正を行い、露出に以下
の手順を採用する: ● 裏側に予備整列マークを露出し、それらをウエハに
エッチングする。 ● 表側に製品のように通常の露出を行い且つ処理し、
整列するために表側マークを使用する。 ● ウエハを裏返す。(裏側が表側になり、表側が裏側
になる。) ● 表側に製品のように通常の露出を行い且つ処理する
が、整列するためには裏側マーク(最初の露出の表側マ
ーク)を使用する。
びこの第1ウエハに接着した第2ウエハの一つの側 ―
の像を整列するためにFTBAを使うとき、予備整列マ
ークは、やはり像それら自体と整列していなければなら
ない。完全較正を行い、露出に以下の手順を採用する: ● 裏側に予備整列マークを露出し、それらをウエハに
エッチングする。 ● 表側に製品のように通常の露出を行い且つ処理し、
整列するために表側マークを使用する。 ● ウエハを裏返す。(裏側が表側になり、表側が裏側
になる。) ● 表側に製品のように通常の露出を行い且つ処理する
が、整列するためには裏側マーク(最初の露出の表側マ
ーク)を使用する。 ● 表側に薄いウエハを接着する。(表側が接着側にな
る。) ● この接着側に製品のように通常の露出を行い且つ処
理するが、整列するためには裏側マークを使用する。
したが、この発明を説明したのと別の方法で実施しても
よいことが分るだろう。この説明は、この発明を制限す
ることを意図しない。
を図示する。
ムの二つの分岐を組込んだ基板テーブルを示す概略断面
図である。
置および向きを示すウエハの平面図である。
および向きを示す平面図である。
る基板テーブルの一部の断面図である。
板テーブルおよびウエハを断面で示す。
に、図6aのウエハの上に置いた平面板を断面で光線作
図と共に示す。
セスのYオフセットを求める手順を示す。
セスのYオフセットを求める手順を示す。
セスのYオフセットを求める手順を示す。
セスのYオフセットを求める手順を示す。
トを求める手順を示す。
トを求める手順を示す。
トを求める手順を示す。
トを求める手順を示す。
を求める手順を示す。
トを求める手順を示す。
Claims (26)
- 【請求項1】 基板の対向する側にある整列マーカへ整
列できる整列システムを較正する方法であって、前記整
列システムが放射線の整列ビームを直接一つの側に向け
且つ前記整列ビームを追加の光学システムを介して他の
側に向け、前記方法が:第1および第2の対向する面を
有し且つ前記整列ビームの放射線に透明な較正基板を用
意し、前記較正基板がその第1面に基準マーカを有し、
前記基準マーカが前記第1および第2面の両方から検出
可能である工程;前記第1面に向けられた前記整列ビー
ムで前記基準マーカへの第1整列を行う工程;および前
記整列システムの焦点位置が前記第1マーカの位置へ変
位するように前記整列ビームに平面板を介在させなが
ら、前記記第2面に向けられ且つ上記第1面を通って伝
播する前記整列ビームで前記基準マーカへの第2整列を
行う工程を含み;前記第1および第2整列をどんな順序
で行ってもよい方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載された方法であって、更
に前記平面板を3直交軸の周りに180°だけ回転する
工程および各回転後上記第2整列を繰返す工程を含む方
法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項3の何れかの1項
に記載された方法に於いて、前記第1整列を前記追加の
光学システムを介して行う方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかの1項
に記載された方法において使うための較正基板であっ
て、その二つの対向する面の一つに基準マーカを有する
透明体を含み、前記基準マーカが前記対向する面の両方
から検出可能であることからなる較正基板。 - 【請求項5】 請求項4に記載された較正基板に於い
て、前記整列マーカが回折格子を含む較正基板。 - 【請求項6】 基板の対向する側にある整列マーカへ整
列できるリソグラフィ装置の整列システムを較正する方
法であって、前記整列システムが放射線の整列ビームを
直接一つの側に向け且つ前記整列ビームを追加の光学シ
ステムを介して他の側に向けることからなり、前記方法
が:その第1面に1対の第1基準マーカを有する基板を
用意する工程;前記追加の光学システムを使って前記対
の第1基準マーカへの第1整列を行う工程;前記基板の
第2面にある1対の第2基準マーカの第1露出を行う工
程;第1軸周りに180°だけの前記基板の第1回転を
行う工程;前記追加の光学システムを使って前記対の第
2基準マーカへの第2整列を行う工程;前記基板の前記
第1面にある1対の第3基準マーカの第2露出を行う工
程;および前記整列システムを較正するために前記第1
および第3基準マーカの相対位置を測定する工程を含む
方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載された方法であって、更
に前記対の第2基準マーカの位置を前記追加の光学シス
テムを使って測定する工程を含む方法。 - 【請求項8】 請求項6または請求項7の何れか1項に
記載された方法に於いて、前記第1軸が前記対の第1基
準マーカを結ぶ線の垂直2等分線である方法。 - 【請求項9】 請求項6または請求項7の何れか1項に
記載された方法に於いて、前記第1軸が前記対の第1基
準マーカを結ぶ線である方法。 - 【請求項10】 リソグラフィ装置を較正する方法であ
って、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載され
た方法および請求項6ないし請求項9の何れか1項に記
載された方法を実施することを含む方法。 - 【請求項11】 基板の対向する側にある整列マーカへ
整列できるリソグラフィ装置の整列システムを較正する
方法であって、前記整列システムが放射線の整列ビーム
を直接一つの側に向け且つ前記整列ビームを追加の光学
システムを介して他の側に向けることからなり、前記方
法が:その第1面に1対の第1基準マーカをおよびその
第2面に1対の第2基準マーカ有する基板を用意する工
程;前記面に向けた前記整列ビームでこれらの第1整列
マークへの整列を行い、前記追加の光学システムを使っ
てこれらの第2基準マークへの整列を行う工程;第1軸
周りに180°だけの上記基板の第1回転を行う工程;
上記面に向けた上記整列ビームでこれらの第2整列マー
クへの整列を行い、前記追加の光学システムを使ってこ
れらの第1基準マークへの整列を行う工程;およびこれ
らの整列を比較する工程;を含み、 これらの整列をどんな順序で行ってもよい方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載された方法に於い
て、前記第1軸が前記対の第1基準マーカを結ぶ線の垂
直2等分線である方法。 - 【請求項13】 請求項11に記載された方法に於い
て、前記第1軸が前記対の第1基準マーカを結ぶ線であ
る方法。 - 【請求項14】 リソグラフィ装置を較正する方法であ
って、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載され
た方法および請求項11ないし請求項13の何れか1項
に記載された方法を実施することを含む方法。 - 【請求項15】 リソグラフィ装置を較正する方法であ
って、請求項6ないし請求項9の何れか1項に記載され
た方法および請求項11ないし請求項13の何れか1項
に記載された方法を実施することを含む方法。 - 【請求項16】 基板の対向する側にある整列マーカへ
整列できるリソグラフィ装置の整列システムを較正する
方法であって、前記整列システムが放射線の整列ビーム
を直接一つの側に向け且つ前記整列ビームを追加の光学
システムを介して他の側に向けるものであり、前記方法
が:その第1面に第1対の三つ以上の基準マーカの列を
およびその第2面に第2対の三つ以上の基準マーカの列
を有する基板を用意する工程;前記直接入射整列放射線
を使って前記第1対の基準マーカの列への整列を行い、
前記追加の光学システムを使って前記第2対の基準マー
カの列への整列を行う工程;第1軸周りに180°だけ
の前記基板の第1回転を行う工程;前記直接入射整列放
射線を使って前記第2対の基準マーカの列への整列を行
い、前記追加の光学システムを使って前記第1対の基準
マーカの列への整列を行う工程;およびこれらの整列を
比較する工程;を含み、 これらの整列をどんな順序で行ってもよい方法。 - 【請求項17】 リソグラフィ装置を較正する方法であ
って、請求項16に記載された方法および請求項6ない
し請求項15の何れか1項に記載された方法を実施する
ことを含む方法。 - 【請求項18】 基板の対向する側にある整列マーカへ
整列できるリソグラフィ装置の整列システムを較正する
方法であって、前記整列システムが放射線の整列ビーム
を直接一つの側に向け且つ前記整列ビームを追加の光学
システムを介して他の側に向けることからなり、前記方
法が:請求項1ないし請求項3、請求項6ないし請求項
10、請求項11ないし請求項15、または請求項17
の何れか1項に記載された方法を使って基準リソグラフ
ィ装置を較正する工程;較正基板上の第1および第2基
準マーカの位置関係を決めるために前記基準リソグラフ
ィ装置を使う工程;および前記リソグラフィ装置を較正
するために前記較正基板を使う工程;を含む方法。 - 【請求項19】 請求項18に記載された方法において
使うための較正基板であって、その対向する側に、前記
第1および第2基準マーカの位置関係を示す情報と組合
わせて、第1および第2基準マーカを有する基板。 - 【請求項20】 デバイス製造方法であって: − 少なくとも部分的に放射線感応性材料の層で覆わ
れた基板を用意する工程; − 放射線システムを使って放射線の投影ビームを用
意する工程; − 前記投影ビームの断面にパターンを付けるために
パターニング手段を使う工程; − 前記放射線のパターン化したビームを前記基板の
第1側にあるこの放射線感応性材料の層の目標領域上に
投影する工程を含み:請求項1ないし請求項3、請求項
6ないし請求項10、請求項11ないし請求項15、ま
たは請求項17の何れか1項に記載された方法によって
整列システムを較正する工程、および前記投影工程の前
に、前記支持システムまたは前記パターニング手段上に
ある基準マーカを前記基板の対向する側の設けた整列マ
ーカと整列させるために前記整列システムを使う工程、
を含む方法。 - 【請求項21】 リソグラフィ投影装置であって: − 放射線の投影ビームを供給するための放射線シス
テム; − 所望のパターンに従って前記投影ビームをパター
ン化するための、パターニング手段; − 基板を保持するるための基板テーブル;および − 前記パターン化したビームを前記基板の第1側の
目標部分上に結像するための投影システムを含み: − 前記支持システムまたは前記パターニング手段上
の基準マーカを、前記基板の前記パターン化したビーム
を結像すべき第1面上に設けた整列マーカに整列するた
めに、それに対して前記基板が透明である放射線の整列
ビームを使用する整列システム; − 前記整列ビームを前記基板の前記第1面に対向す
る第2面に集束するように、前記整列ビームの経路に選
択的に介在させ得る平面板に特徴がある投影装置。 - 【請求項22】 デバイス製造方法であって: − 少なくとも部分的に放射線感応性材料の層で覆わ
れた基板を用意する工程; − 放射線システムを使って放射線の投影ビームを用
意する工程; − この投影ビームの断面にパターンを付けるために
パターニング手段を使う工程; − この放射線のパターン化したビームを前記基板の
第1側にあるこの放射線感応性材料の層の目標領域上に
投影する工程;を含み − 前記投影工程の前に、前記支持システムまたは前
記パターニング手段上の基準マーカを、前記基板の上記
パターン化したビームを結像すべき第1面上に設けた第
1整列マーカに整列するために、それに対して前記基板
が透明である放射線の整列ビームで前記整列マーカを照
明することによって整列システムを使用する工程;前記
整列ビームを前記基板の前記第1面に対向する第2面に
集束するように、平面板を上記整列ビームの経路に介在
させ、および上記基準マーカを上記基板の上記第1面に
対向する第2面に設けた第2整列マーカと整列する工程
を特徴とする方法。 - 【請求項23】 少なくとも整列マーカ付近で、前記整
列マーカを両側から検出できるように、厚さ10μm以
下である較正基板。 - 【請求項24】 請求項23に記載された較正基板に於
いて、前記基板が厚さ10μm以下で第1整列マーカを
備える第1領域、および厚さ10μm以下で第2整列マ
ーカを備える第2領域を備え、前記第1および第2領域
が前記基板の表面が形成する平面に垂直な方向に分離し
ている基板。 - 【請求項25】 請求項24に記載された較正基板に於
いて、前記間隔が100μmを超える基板。 - 【請求項26】 リソグラフィ装置を較正する方法であ
って、請求項23ないし請求項25の何れか一項に記載
されたウエハを使って請求項1ないし請求項3の何れか
一項に記載された方法を行う工程;前記基板を、該基板
の表面が形成する平面に垂直な軸線周りに回転する工
程;および第二の時間のための前記方法を行う工程を含
む方法。
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