JP2003297972A - 高周波モジュール - Google Patents
高周波モジュールInfo
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Abstract
よりも高域に移動させる。 【解決手段】 高周波モジュール1は、絶縁性基板4
と、その上に形成される主信号線8と主信号線8の両側
に設けられた一対の接地導体9,9からなるコープレー
ナ型伝送線路5と、主信号線8上に設けられる回路素子
6と、からなるコープレーナ型集積回路3を有する。コ
ープレーナ型集積回路3は絶縁性基板4と接続されて導
電性基台2に実装される。接地導体9と導電性基台2と
の間の共振構造領域23に誘電体22が設けられてい
る。誘電体22が設けられている共振構造領域23Bの
比誘電率は、誘電体22が設けられていない共振構造領
域23Aの比誘電率よりも低い。
Description
形成されたコープレーナ型伝送線路と、その伝送線路上
に設けられる回路素子と、からなるコープレーナ型集積
回路が実装された高周波モジュールに関する。
電界効果トランジスタ(以下GaAsFETと称す)を
能動素子とするマイクロ波集積回路半導体素子(GaA
s Microwave Monolithic Integrated Circuit,以下G
aAsMMICと称す)は、動作周波数が1ギガヘルツ
(GHz)を超える高周波モジュールのキー・コンポー
ネントとして広く利用されている。
れた能動素子例えばGaAsFETと、信号を伝送する
伝送線路から構成されている。伝送線路としては、従来
は絶縁性基板の表面に信号線、裏面に接地導体を有する
マイクロストリップ型伝送線路が用いられていたが、最
近はオンウエーハでの測定評価が可能なコープレーナ型
伝送線路、即ち絶縁性基板の表面に、信号線と接地導体
の両方を形成した伝送線路が注目され、特に製品レベル
においては広く用いられ始めている。
の概略斜視図である。このGaAsMMIC30は、例
えば厚み0.2mmの絶縁性砒化ガリウム基板31の表
面に、GaAsFET32と、幅0.03mmの信号線
33と該信号線33の両側に0.03mm離れて形成さ
れた一対の接地導体34と、が形成されて、コープレー
ナ型伝送線路35を構成する。なお、GaAsMMIC
30の裏面36の面積は例えば1.5mm×3mmであ
る。このGaAsMMIC30の裏面36には、通常、
GaAsMMIC30をモジュールの導電性基台に半田
付けするための裏面導体37が形成されている。
回路半導体素子(GaAsMMIC30)の高周波モジ
ュール38ヘの実装状態を示す斜視図である。
0.3mmの誘電体基板39の表面に形成された幅0.
5mmの信号線40と該誘電体基板39の裏面全面に形
成された接地導体41からなるマイクロストリップ型伝
送線路42とが、導電性基台43の上に固定されてい
る。なお、マイクロストリップ型伝送線路42上には直
流分を遮断するためのキャバシタ、直流電源供給用のイ
ンダクタが設けられるがここでは省略されている。Ga
AsMMIC30は、通常、放熱を考慮して、導電性基
台43に直接半田付け等により固定される。
MIC30の表面のコープレーナ型伝送線路35の信号
線33とマイクロストリップ型伝送線路42の信号線4
0が、また該コープレーナ型伝送線路35の接地導体3
4と該マイクロストリップ型伝送線路42の接地導体4
1(導電性基台43)が金属リボン44により電気的に
連結され高周波モジュール38を形成している。
た従来の高周波モジュール38では、GaAsMMIC
30を形成するコープレーナ型伝送線路35の接地導体
34と裏面導体37で挟まれた砒化ガリウムGaAs3
1で満たされた領域、及び、ワイヤー19をMMIC3
0の周囲に無数に渡って密着させて配線したと仮定した
場合のワイヤー19より内側の領域が、共振器として作
用する(以下、この共振器として作用する領域を共振構
造領域と呼ぶ)。そして、この共振構造領域の形状,比
誘電率で決まる固有の共振が発生し、MMIC30の伝
送特性上の特定の周波数で電力利得の急激な変化(ディ
ップ)が生じて、出力波形上にいわゆるリンギング等が
生じることを発見した。
従来技術の様にコープレーナ型伝送線路35の直下(絶
縁性基板の裏面36)に裏面導体37がある場合には、
チップ表面に形成されたコープレーナ型伝送線路35の
接地導体34と裏面導体37との間に挟まれた共振構造
領域の寸法,形状及び絶縁性砒化ガリウム基板31の比
誘電率によって決まる、ある共振点を生じることとな
る。そして、共振周波数においては、通常の伝送モード
とは違う共振モードの電流が各導体表面に流れ、その電
気抵抗による損失が生じる。結果として、通常の伝送モ
ードとは違う伝送ロスが共振点にて生じることとなる。
力に例えば50Ωの特性インピーダンスを持ったマイク
ロストリップ型伝送線路42を接続した場合、総ての電
界がコープレーナ型伝送線路35の信号線33、接地導
体34に集中せず、信号線33及び裏面導体37間にも
供給されてしまう。すなわち、共振構造領域に入出力路
を接続してしまうこととなり、ある特定の周波数におい
てGaAsMMIC30内で共振状態が生じる。
き、その共振周波数での異常な振る舞い、即ち前述の電
力利得の急激な変化(デイップ)が生じる。また、やパ
ルス波形においては、リンギング等が発生する。
合の高周波モジュール38の周波数特性例を示す。図の
様に特定の周波数(約31GHz)で顕著な電力利得の
落ち込み(4dBのデイップ)が生じ、高周波モジュー
ル38の3dB帯域幅を約30GHzに制限しており、
これは、MMIC本来の特性と共振構造領域の共振特性
が重なり合った特性であることが判明した。したがっ
て、約31GHz付近での共振構造領域での共振の影響
により、高周波モジュール38の実用周波数帯域が決定
されている。
発明の目的は、MMICの実装上、やむを得ず生じてし
まう共振構造領域の共振の周波数、レベルを制御するこ
とにより、MMICを実装することにより、MMICが
本来持つ特性の劣化を最小限とし、そのまま高周波モジ
ュールの特性として引き出すことができる高周波モジュ
ールを提供することにある。
(ユーザーの)必要とする実用周波数帯域内に依存する
場合は、共振構造領域に共振周波数の上昇を招く材料を
設け、この共振周波数を実用周波数帯域よりも高域に移
動させることにある。
生を阻害する材料を設け、この共振による影響の抑制を
図ることにある。また更に、この共振構造領域への入出
力路を断つことにより、この共振による影響を抑制し、
(ユーザーの)必要とする実用周波数帯域の確保を図る
ことにある。
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。
性基板4と、該絶縁性基板4上に形成される主信号線8
と該主信号線8の両側に設けられた一対の接地導体9,
9からなるコープレーナ型伝送線路5と、前記主信号線
8上に設けられる回路素子6と、からなるコープレーナ
型集積回路3と、前記絶縁性基板4と接続されて、前記
コープレーナ型集積回路3が実装される導電性基台2
と、を備える高周波モジュールであって、前記接地導体
9と前記導電性基台2との間の共振構造領域23に誘電
体22を設けたことを特徴とする。
周波数fを高帯域側にシフトすることができ、高周波モ
ジュールの実用周波数帯域を拡張することができる。
項1記載の高周波モジュールにおいて、前記誘電体22
が設けられている共振構造領域23Bの比誘電率が、前
記誘電体22が設けられていない共振構造領域23Aの
比誘電率よりも低いことを特徴とする。
用するデバイスに応じて誘電体22の比誘電率kを適宜
選択することにより、共振周波数fを好適な値にシフト
設定することができ、必要とする実用周波数帯域を確保
することができる。
性基板4と、該絶縁性基板4上に形成される主信号線8
と該主信号線8の両側に設けられた一対の接地導体9,
9からなるコープレーナ型伝送線路5と、前記主信号線
8上に設けられる回路素子6と、からなるコープレーナ
型集積回路3と、前記絶縁性基板4と接続されて、前記
コープレーナ型集積回路3が実装される導電性基台2
と、を備える高周波モジュールであって、前記接地導体
9と前記導電性基台2との間の共振構造領域23に電波
吸収体25を設けたことを特徴とする。
波吸収体25を設けることにより、共振モードを回避す
ることができ、コープレーナ型集積回路3の本来の実用
周波数帯域を確保することができる。
性基板4と、該絶縁性基板上に形成される主信号線8と
該主信号線の両側に設けられた一対の接地導体9,9か
らなるコープレーナ型伝送線路5と、前記主信号線8上
に設けられる回路素子6と、からなるコープレーナ型集
積回路3と、前記絶縁性基板4と接続されて、前記コー
プレーナ型集積回路5が実装される導電性基台2と、を
備える高周波モジュール1であって、該高周波モジュー
ル1の入力端10及び出力端11と前記主信号線8とを
接続するとともに、前記接地導体9と前記導電性基台2
とを接続する導電性ワイヤ19を設け、前記絶縁性基板
4と前記導電性ワイヤ19との間に電波吸収体26を設
けたことを特徴とする。
ワイヤ19との間の共振構造領域に電波吸収体26を設
けることにより、導電性基台2と導電性ワイヤ19との
間に生じる電界を吸収することができ、特に入出力側の
電波吸収体26は、共振構造領域への入出力を遮断する
作用によって共振モードの影響を抑制することができ、
必要とするコープレーナ型集積回路3の実用周波数帯域
を確保することができる。
実施の形態について説明する。図1は、コープレーナ型
集積回路3を導電性基台2に実装した高周波モジュール
を示す概略斜視図である。
例えば電力増幅用GaAsMMIC等のコープレーナ型
集積回路3が実装されたものである。コープレーナ型集
積回路3は、絶縁性基板4と、絶縁性基板4上に形成さ
れるコープレーナ型伝送線路5と、回路素子6と、で構
成される。
ム(GaAs)基板(比誘電率kが約13)が用いら
れ、その表面4aには、コープレーナ型伝送線路5と回
路素子6が形成されている。裏面4bの中央部、即ち、
導電性基台2と直接接していない部分には、裏面導体7
は形成されていない。また裏面4bの一部、ここでは、
伝送方向の両端縁4c,4cには、図に示すように、導
電性基台2の底面2aと導電接続するための裏面導体7
が形成されていてもよい。
4上に形成される主信号線8と、その主信号線8の両側
に設けられた一対の接地導体9,9と、で構成される。
また主信号線8の中央には、例えば、GaAsFET等
の回路素子6が設けられている。
る。図において、屈曲した左側は入力端10であり、右
側が出力端11となる。入力端10及び出力端11に
は、各屈曲片を貫通する一対の同軸線路12,13が設
けられている。また、入力端10及び出力端11側の底
面2a上には、例えば厚さ0.3mmの誘電体基板1
4,15が設けられている。両誘電体基板14,15上
には、それぞれ入力端信号線16及び出力端信号線18
が形成されており、それぞれ同軸線路12,13に接続
されている。
の金属リボン19により、コープレーナ型伝送線路5の
主信号線8の一端と接続されている。また出力端信号線
18は、金属リボン19により、コープレーナ型伝送線
路5の主信号線8の他端と接続されている。
属リボン19により、絶縁性基板4と入力端10側の誘
電体基板14との間における導電性基台2の底面2aと
電気的に接続されている。また、各接地導体9の他端
は、金属リボン19により、絶縁性基板4と出力端11
側の誘電体基板15との間における導電性基台2の底面
2aと電気的に接続されている。更に、各接地導体の中
途部は、金属リボン19(例えば図のように各2本)に
より、導電性基台2の側面と電気的に接続されている。
なお、図示はしないが、他にも適宜、接地導体9と導電
性基台2の間に接続されている。
20が形成されている。凹部20の深さは例えば0.5
mmである。凹部20の開口部には裏面導体7は存在し
ない。凹部20の開口縁部は、裏面導体7を介して絶縁
性基板4と接続されているか、又は裏面導体7無しで絶
縁基板4と接続されている。また、凹部20には、誘電
体22として、例えば、比誘電率k=1の空気22aが
満たされている。すなわち、凹部底面21と接地導体9
との間の共振構造領域23(23B)が、絶縁性基板4
と凹部20内の空気22aとされている。
電性基台2の底面2aから接地導体9に向かう電界が生
じており、この電界の影響により、コープレーナ型集積
回路6固有の共振周波数fで共振状態となる。なお、共
振周波数fについては後述する。
に限定されることはない。図2は、凹部20に空気22
a以外の誘電体22として、例えばダイヤ,ガラスエポ
キシや石英ガラス等の誘電体22bを充填した例であ
る。この場合、絶縁性基板4の裏面4bには裏面導体7
には被着されていない。また、絶縁性基板4の両端の導
電性基台2に接する所の裏面導体7の有無は、特性に影
響を与えない。
プレーナ型集積回路3の底面よりも広い場合の例であ
る。この場合は、絶縁性基板4を底面2aで支持するこ
とができないため、絶縁性基板4の裏面4bに支柱24
を設け、凹部底面21に固着したものである。
の裏面4bの四隅に設けられている。この場合、絶縁性
基板4の裏面4bには裏面導体7には被着されない。な
お、支柱24の本数は4本に限定されることは無く、コ
ープレーナ型集積回路3が安定して取り付けられていれ
ば、5本以上又は4本未満であってもよい。また、図示
はしないが、絶縁性基板4の裏面4bの重心位置に若干
太めの支柱24を設けて凹部底面21と接続することと
してもよい。
であってもよい。支柱が導体の場合、絶縁性基板4と接
する部分には、裏面導体7を有することとしてもよい。
しかしながら、導体部分の割合が多くなるにしたがっ
て、共振周波数を高域側へ移動させる効果は減少するこ
ととなる。
上述した空気22a以外の誘電体22として、放熱を考
慮してダイヤ,ガラスエポキシや石英ガラス等の誘電体
22bを設けた例である。この場合、絶縁性基板4の裏
面4bには裏面導体7は無い方がよい。裏面導体7があ
る場合は、共振周波数を広域側へ移動させる効果が減少
することとなる。
振周波数fと、接地導体9と導電性基台2との間の共振
構造領域23との関係について説明する。まず、本発明
者は、この共振周波数を表す計算式が、空洞共振器の計
算式をもってほぼ表現できることに着目した。
用される絶縁性基板31の外周の総ての6平面を導電性
の面で覆うと、空洞共振器の構造となり、ここに発生す
る共振周波数fは、下記式(1)で表される。
有の共振周波数fである。cは光速、εは真空誘電率で
ある。また、x,y,zは直方体の絶縁性基板31の寸
法であり、xは信号の伝送方向幅、yは伝送方向に対し
直交する方向の幅,zは高さ方向幅である。l,m,n
は任意の整数である。なお、図12に示すように、この
共振周波数fが最小 (図では31GHz)となる基本共振
モードはx,y>zのとき、l=m=1,n=0である
ことが知られている。
の面で覆われた場合の空洞共振器の共振周波数の計算式
である。実際の実装においては、絶縁性基板31の上面
にはコープレーナ回路、側面には導電性の面の代用とな
る最低でも入出力部の4本のワイヤがあり、実際の共振
周波数を算出するには、ワイヤの本数、ワイヤの配線場
所等、関与する多数のパラメータが予想されるが、概
ね、式1の計算結果が使用でき、他のパラメータによる
共振周波数の変動は僅かであることが、実験により確認
されている。
め、基本共振モードについて解くと、共振周波数f1 は
式2で求めることができる。
域23Aとしての絶縁性基板31の比誘電率である。ま
た、x1 ,y1 ,z1 は、共振構造領域23Aとしての
絶縁性基板31の寸法である。なお、実際のコープレー
ナ型集積回路3では、共振構造領域23Aの厚さz
1 は、絶縁性基板31の伝送方向幅x1 及び直交方向幅
y 1 に比べて極めて小さいため、式1にてn=0を代入
することにより式2には現れない。
11に示すように、接地導体34と、導電性基台43の
絶縁性基板31より外側を、ワイヤで接続するため、x
1 ,y1 は大きめの値を代入することとなる。
れば、n=0となり、式2にz1 項が現れないため、共
振構造領域23Aの厚みを増すことによる共振周波数f
の変動は起こらない。
領域23Bにおいて、絶縁性基板4の厚み及びその比誘
電率k1 と、絶縁性基板4と導電性基台2との間に挿入
される比誘電体22の厚み及びその誘電率k2 と、を積
層することによって、下記式3により合成された比誘電
率k12が決まる。この比誘電率k12が小さくなる分、そ
の共振周波数f12が高域側に変動することとなる。
f1 <f12となるため、図5に示すように、共振周波数
fが上昇し、その分ディップが高域に出現することとな
る。図12と図5を比較すると、誘電体22(例えば空
気22a)を0.1mm挿入したことにより、共振周波
数は約63GHzへ移動し、約30GHz付近で制限されて
いた3dB帯域幅が、MMICの本来の実用周波数帯
域、即ち、3dB帯域で約55GHzを確保することが可
能となった。
は、挿入する誘電体22の比誘電率k2 に依存するた
め、誘電体22を適宜選択して、k1 >k12とすること
により、共振周波数fは高帯域側へシフトされ、具体的
に言えば、高周波モジュール1において電力利得が急激
に落ち込む周波数は、高域側へ移動することになり、実
用周波数帯域をより広く確保することが可能となる。
さ0.2mmの石英ガラス22bを挿入すると共振周波
数f12は56GHzとなる。すなわち、比誘電率k2 は高
くなるほど共振周波数f12の高域への移動量は小さくな
り、k2 >(2/3)・k1となると、移動量は5GHz
を下回り、十分な効果を得ることができない。
実施の形態は、図2〜図4に示すように、絶縁性基板4
と導電性基台2との間に、誘電体22に換えて、電波吸
収体25を設けた例である。
あり、導電性基台2から接地導体9に向かう電界を吸収
する。電波吸収体25は、主に抵抗体タイプと焼結フェ
ライトタイプの2種類がある。
凹部20に挿入することにより、導電性基台2から接地
導体9へ向かう電界を吸収することで共振状態が低減さ
れ、また、ワイヤ19と導電性基台2間に生じた電界も
MMICに供給されると同時に吸収されるため、共振構
造領域23への入出力を遮断する効果を併せ持つ。この
場合は、特に、絶縁性基板4の底面に裏面導体7が存在
しても、入出力遮断の機能により、ある程度の効果を期
待できる。
利得の落ち込み量はMMICの本来の特性まで改善さ
れ、3dB帯域幅として約55GHzが達成された。
0に電波吸収体25を完全に埋め込んだ場合であるが、
凹部20の一部のみに電波吸収体25(厚みが例えば
0.3mm)を挿入することも可能である。この場合に
は、改善量は少ないが電波吸収体25の寸法精度(厚み
精度)が要求されないので、製造上は好ましい。
実用周波数帯域内に共振周波数fが存在していたとして
も、電波吸収体25の特性により、共振モードを回避す
ることができ、電力利得が急激に落ち込むディップ状の
特性は、実用周波数帯域から除去されることとなる。
基板4と導電性基台2との間に電波吸収体25を設けた
例について述べたが、図7に示すように、絶縁性基板4
側面と金属リボン19との間の共振構造領域23に、例
えば板状の電波吸収体26を設けてもよい。この板状電
波吸収体26は絶縁性基板4側面に張り付けてもよく、
また、張り付けずに所定の間隔で導電性基台2表面に立
設してもよい。また、図8及び図9に示すように、第二
実施の形態の高周波モジュールに、上述のように、絶縁
性基板4の側面に電波吸収体26を設けてもよい。
2間に生じる電界を吸収することができ、共振構造への
入出力を遮断することにより、実用周波数帯域内でモジ
ュール1のディップの無い増幅特性が得られることとな
る。
ても、高周波モジュール1の入力端10として、同軸線
路12,入力側誘電体基板14及び入力信号線16から
なる入力側マイクロストリップ型伝送線路を構成してい
るが、入力側マイクロストリップ型伝送線路を介さず
に、同軸線路12と主信号線8の一端を直接接続するこ
ととしてもよい。同様に、高周波モジュール1の出力端
11として、同軸線路13,出力側誘電体基板15及び
出力信号線18からなる出力側マイクロトリップ型伝送
線路を構成しているが、出力側マイクロストリップ型伝
送線路を介さずに、同軸線路13と主信号線8の他端を
直接接続することとしてもよい。
ば、共振状態が生じる共振周波数を高帯域側にシフトす
ることができ、高周波モジュールの実用周波数帯域を拡
張することができる。
ルを適用するデバイスに応じて誘電体の比誘電率を適宜
選択することにより、共振周波数を好適な値にシフト設
定することができ、必要とする実用周波数帯域を確保す
ることができる。
電波吸収体を設けることにより、共振モードを避け、共
振が生じない本来のコープレーナ型集積回路の実用周波
数帯域を確保することができる。
電性ワイヤとの間の空隙に電波吸収体を設けることによ
り、導電性基台と導電性ワイヤとの間に生じる電界を吸
収することができ、共振構造領域への入出力を遮断し
て、共振が生じない本来のコープレーナ型集積回路の実
用周波数帯域を確保することができる。
態を示す斜視図である。
態の第一変形例及び第二実施の形態を示す斜視図であ
る。
態の第二変形例を示す斜視図である。
態の第三変形例及び第二実施の形態の第二変形例を示す
斜視図である。
ルの電力利得の周波数特性を示すグラフである。
ルの電力利得の周波数特性を示すグラフである。
態の第一変形例を示す斜視図である。
態の第二変形例を示す斜視図である。
態の第三変形例を示す斜視図である。
る。
特性を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性基板(4)と、該絶縁性基板上に
形成される主信号線(8)と該主信号線の両側に設けら
れた一対の接地導体(9,9)からなるコープレーナ型
伝送線路(5)と、前記主信号線上に設けられる回路素
子(6)と、からなるコープレーナ型集積回路(3)
と、 前記コープレーナ型集積回路が実装される導電性基台
(2)と、を備える高周波モジュールであって、 前記接地導体と前記導電性基台との間の共振構造領域
(23)に誘電体(22)を設けたことを特徴とする高
周波モジュール。 - 【請求項2】 前記誘電体が設けられている共振構造領
域(23B)の比誘電率が、前記誘電体が設けられてい
ない共振構造領域(23A)の比誘電率よりも低いこと
を特徴とする請求項1記載の高周波モジュール。 - 【請求項3】 絶縁性基板(4)と、該絶縁性基板上に
形成される主信号線(8)と該主信号線の両側に設けら
れた一対の接地導体(9,9)からなるコープレーナ型
伝送線路(5)と、前記主信号線上に設けられる回路素
子(6)と、からなるコープレーナ型集積回路(3)
と、 前記絶縁性基板と接続されて、前記コープレーナ型集積
回路が実装される導電性基台(2)と、を備える高周波
モジュールであって、 前記接地導体と前記導電性基台との間の共振構造領域
(23)に電波吸収体(25)を設けたことを特徴とす
る高周波モジュール。 - 【請求項4】 絶縁性基板(4)と、該絶縁性基板上に
形成される主信号線(8)と該主信号線の両側に設けら
れた一対の接地導体(9,9)からなるコープレーナ型
伝送線路(5)と、前記主信号線上に設けられる回路素
子(6)と、からなるコープレーナ型集積回路(3)
と、 前記絶縁性基板と接続されて、前記コープレーナ型集積
回路が実装される導電性基台(2)と、を備える高周波
モジュールであって、 該高周波モジュールの入力端(10)及び出力端(1
1)と前記主信号線とを接続するとともに、前記接地導
体と前記導電性基台とを接続する導電性ワイヤ(19)
を設け、 前記絶縁性基板と前記導電性ワイヤとの間に電波吸収体
(26)を設けたことを特徴とする高周波モジュール。
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|---|---|---|---|
| JP2002096584A JP3916988B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 高周波モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2002096584A JP3916988B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 高周波モジュール |
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-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002096584A patent/JP3916988B2/ja not_active Expired - Lifetime
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