JP2003299902A - 集液分散装置 - Google Patents
集液分散装置Info
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プロセス装置の高さ方向における寸法を小さく
し、プロセス装置の運転の安定性を向上させ、プロセス
性能を高くする。 【解決手段】貫通穴が形成され、上方から降下してきた
液体を集めて溜(た)める液溜部材と、前記貫通穴を貫
通させて配設され、側面に流入穴が形成され、前記液溜
部材から流入した液体を分散させる液分散管とを有す
る。この場合、上方から降下してきた液体を集めて溜め
る液溜部材に貫通穴が形成され、貫通穴を貫通させて液
分散管が配設されるので、集液分散装置66〜69の高
さ方向における寸法を小さくすることができる。その結
果、プロセス装置の高さ方向における寸法を小さくする
ことができ、プロセス装置を小型化することができる。
し、プロセス装置の運転の安定性を向上させ、プロセス
性能を高くする。 【解決手段】貫通穴が形成され、上方から降下してきた
液体を集めて溜(た)める液溜部材と、前記貫通穴を貫
通させて配設され、側面に流入穴が形成され、前記液溜
部材から流入した液体を分散させる液分散管とを有す
る。この場合、上方から降下してきた液体を集めて溜め
る液溜部材に貫通穴が形成され、貫通穴を貫通させて液
分散管が配設されるので、集液分散装置66〜69の高
さ方向における寸法を小さくすることができる。その結
果、プロセス装置の高さ方向における寸法を小さくする
ことができ、プロセス装置を小型化することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集液分散装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プロセス装置、例えば、蒸留装置
においては、多成分を含む原液から各成分を分離させる
ために蒸留塔が使用される。
においては、多成分を含む原液から各成分を分離させる
ために蒸留塔が使用される。
【0003】図2は従来の蒸留塔の概念図である。
【0004】図において、11は蒸留塔であり、該蒸留
塔11の塔本体12の高さ方向におけるほぼ中央に、例
えば、二つの成分A及びBを含有する原液Mが供給され
る供給口13が形成される。なお、成分Aは成分Bより
沸点が低いものとする。そして、前記塔本体12内にお
ける供給口13より上方に濃縮部AR11が、供給口1
3より下方に回収部AR12が形成され、前記濃縮部A
R11及び回収部AR12によって複数の理論段が構成
される。
塔11の塔本体12の高さ方向におけるほぼ中央に、例
えば、二つの成分A及びBを含有する原液Mが供給され
る供給口13が形成される。なお、成分Aは成分Bより
沸点が低いものとする。そして、前記塔本体12内にお
ける供給口13より上方に濃縮部AR11が、供給口1
3より下方に回収部AR12が形成され、前記濃縮部A
R11及び回収部AR12によって複数の理論段が構成
される。
【0005】前記回収部AR12においては、原液Mが
降下し、上方ほど成分Aに富んだ蒸気を、下方ほど成分
Bに富んだ液体を発生させるとともに、該成分Bに富ん
だ液体が降下する。そして、成分Bに富んだ液体は、塔
本体12の塔底において図示されない缶出液出口から缶
出液として排出される。該缶出液の一部は、図示されな
い蒸発器に送られ、該蒸発器によって蒸気にされ、前記
回収部AR12より下方に形成された蒸気入口14を介
して塔本体12内に供給される。続いて、前記蒸気は、
前記回収部AR12に供給され、該回収部AR12内を
上昇する間に、原液Mと接触し、該原液Mから成分Aに
富んだ蒸気を発生させる。
降下し、上方ほど成分Aに富んだ蒸気を、下方ほど成分
Bに富んだ液体を発生させるとともに、該成分Bに富ん
だ液体が降下する。そして、成分Bに富んだ液体は、塔
本体12の塔底において図示されない缶出液出口から缶
出液として排出される。該缶出液の一部は、図示されな
い蒸発器に送られ、該蒸発器によって蒸気にされ、前記
回収部AR12より下方に形成された蒸気入口14を介
して塔本体12内に供給される。続いて、前記蒸気は、
前記回収部AR12に供給され、該回収部AR12内を
上昇する間に、原液Mと接触し、該原液Mから成分Aに
富んだ蒸気を発生させる。
【0006】そして、前記成分Aに富んだ蒸気は、濃縮
部AR11に供給され、濃縮部AR11内を上昇し、塔
本体12の塔頂において、蒸気出口15から排出され
る。続いて、成分Aに富んだ蒸気は、図示されない凝縮
器に送られ、該凝縮器において凝縮され、成分Aに富ん
だ液体になり、留出液として排出される。
部AR11に供給され、濃縮部AR11内を上昇し、塔
本体12の塔頂において、蒸気出口15から排出され
る。続いて、成分Aに富んだ蒸気は、図示されない凝縮
器に送られ、該凝縮器において凝縮され、成分Aに富ん
だ液体になり、留出液として排出される。
【0007】また、蒸留塔11のプロセス性能を表す分
離性能を高くするために、留出液の一部が前記濃縮部A
R11に還流液として還流される。そのために、前記濃
縮部AR11より上方に還流液入口16が形成され、該
還流液入口16を介して前記還流液が濃縮部AR11に
供給される。それに伴って、濃縮部AR11内を上昇す
る成分Aに富んだ蒸気と成分Aに富んだ液体とが接触さ
せられ、成分Aの濃度が高くされる。
離性能を高くするために、留出液の一部が前記濃縮部A
R11に還流液として還流される。そのために、前記濃
縮部AR11より上方に還流液入口16が形成され、該
還流液入口16を介して前記還流液が濃縮部AR11に
供給される。それに伴って、濃縮部AR11内を上昇す
る成分Aに富んだ蒸気と成分Aに富んだ液体とが接触さ
せられ、成分Aの濃度が高くされる。
【0008】ところで、前記構成の蒸留塔11において
は、前記濃縮部AR11及び回収部AR12に、充填
(てん)物として規則充填物が充填される。該規則充填
物が充填された規則充填塔においては、塔本体12の内
径(以下「塔径」という。)の大小に関係なく、分離性
能が高くなるので、一理論段当たりの充填物の高さ(以
下「充填高さ」という。)を表す値HETP、及び一理
論段当たりの圧力損失を表す値ΔPを小さくすることが
できる。そして、分離性能を高くするために、蒸留塔1
1内を降下する液体が塔本体12の水平方向の断面にお
いて均一に分散させられるようになっている。
は、前記濃縮部AR11及び回収部AR12に、充填
(てん)物として規則充填物が充填される。該規則充填
物が充填された規則充填塔においては、塔本体12の内
径(以下「塔径」という。)の大小に関係なく、分離性
能が高くなるので、一理論段当たりの充填物の高さ(以
下「充填高さ」という。)を表す値HETP、及び一理
論段当たりの圧力損失を表す値ΔPを小さくすることが
できる。そして、分離性能を高くするために、蒸留塔1
1内を降下する液体が塔本体12の水平方向の断面にお
いて均一に分散させられるようになっている。
【0009】すなわち、還流液入口16を介して供給さ
れた還流液を濃縮部AR11に向けて分散させるため
に、濃縮部AR11より上方にチューブラ型の液分散装
置21が配設され、濃縮部AR11を降下する液体、及
び供給口13を介して供給された原液Mを集めるため
に、濃縮部AR11より下方にラミナー型の集液装置2
2が配設され、集液装置22によって集められた液体を
回収部AR12に向けて分散させるために、回収部AR
12より上方に開放溝型の液分散装置23が配設され
る。
れた還流液を濃縮部AR11に向けて分散させるため
に、濃縮部AR11より上方にチューブラ型の液分散装
置21が配設され、濃縮部AR11を降下する液体、及
び供給口13を介して供給された原液Mを集めるため
に、濃縮部AR11より下方にラミナー型の集液装置2
2が配設され、集液装置22によって集められた液体を
回収部AR12に向けて分散させるために、回収部AR
12より上方に開放溝型の液分散装置23が配設され
る。
【0010】前記液分散装置21は、上端が開放され、
塔本体12の中心において垂直に延在させて配設され、
前記還流液入口16に接続された排出パイプ24から排
出された液体を溜(た)めて所定の水頭圧を発生させる
開放静圧型のスタンドパイプ25、スタンドパイプ25
の下端において水平方向に延在させられ、スタンドパイ
プ25内の液体を径方向に分配するメインヘッダ26、
及び該メインヘッダ26と連結させられて、かつ、水平
方向に延在させられ、メインヘッダ26内の液体をメイ
ンヘッダ26に対して直角の方向に分配する複数のアー
ムチューブ27を備える。そして、該アームチューブ2
7には液体を吐出するための複数の図示されない分散口
が形成される。したがって、還流液入口16を介して還
流された還流液は、液体としてスタンドパイプ25に溜
められ、メインヘッダ26及びアームチューブ27を介
して濃縮部AR11に向けて分散させられる。
塔本体12の中心において垂直に延在させて配設され、
前記還流液入口16に接続された排出パイプ24から排
出された液体を溜(た)めて所定の水頭圧を発生させる
開放静圧型のスタンドパイプ25、スタンドパイプ25
の下端において水平方向に延在させられ、スタンドパイ
プ25内の液体を径方向に分配するメインヘッダ26、
及び該メインヘッダ26と連結させられて、かつ、水平
方向に延在させられ、メインヘッダ26内の液体をメイ
ンヘッダ26に対して直角の方向に分配する複数のアー
ムチューブ27を備える。そして、該アームチューブ2
7には液体を吐出するための複数の図示されない分散口
が形成される。したがって、還流液入口16を介して還
流された還流液は、液体としてスタンドパイプ25に溜
められ、メインヘッダ26及びアームチューブ27を介
して濃縮部AR11に向けて分散させられる。
【0011】また、前記集液装置22は、塔本体12の
内周に沿って集液溝28を形成するコレクタボックス2
9、及び該コレクタボックス29の対向する部分間に、
所定のピッチで互いに平行に架設された複数のコレクタ
ラミナ31を備え、各コレクタラミナ31によって集め
られた液体は、集液溝28に送られる。
内周に沿って集液溝28を形成するコレクタボックス2
9、及び該コレクタボックス29の対向する部分間に、
所定のピッチで互いに平行に架設された複数のコレクタ
ラミナ31を備え、各コレクタラミナ31によって集め
られた液体は、集液溝28に送られる。
【0012】そして、前記液分散装置23は、集液溝2
8と連通させられた排出パイプ32、該排出パイプ32
の下端において水平方向に延在させられ、上端が開放さ
れ、前記排出パイプ32から排出された液体を溜めると
ともに、径方向に分配する第1の分配溝33、及び第1
の分配溝33の直下において水平方向に延在させられ、
上端が大気に開放され、第1の分配溝33内の液体を第
1の分配溝33に対して直角の方向に分配する複数の第
2の分配溝34を備える。また、該第2の分配溝34に
は液体を分散させるための複数の図示されない分散口が
形成される。したがって、集液溝28に送られた液体
は、供給口13を介して供給された原液Mと共に、排出
パイプ32を介して第1の分配溝33に溜められ、第2
の分配溝34を介して回収部AR12に向けて分散させ
られる。
8と連通させられた排出パイプ32、該排出パイプ32
の下端において水平方向に延在させられ、上端が開放さ
れ、前記排出パイプ32から排出された液体を溜めると
ともに、径方向に分配する第1の分配溝33、及び第1
の分配溝33の直下において水平方向に延在させられ、
上端が大気に開放され、第1の分配溝33内の液体を第
1の分配溝33に対して直角の方向に分配する複数の第
2の分配溝34を備える。また、該第2の分配溝34に
は液体を分散させるための複数の図示されない分散口が
形成される。したがって、集液溝28に送られた液体
は、供給口13を介して供給された原液Mと共に、排出
パイプ32を介して第1の分配溝33に溜められ、第2
の分配溝34を介して回収部AR12に向けて分散させ
られる。
【0013】図3は従来の他の蒸留塔の要部を示す断面
図、図4は従来の更に他の蒸留塔をの要部を示す断面図
である。
図、図4は従来の更に他の蒸留塔をの要部を示す断面図
である。
【0014】図3において、12は塔本体、36は濃縮
部AR11より下方に配設されたチムニーハット型の集
液装置、37は集液装置36によって集められた液体を
回収部AR12に分散させるチューブラ型の液分散装置
である。
部AR11より下方に配設されたチムニーハット型の集
液装置、37は集液装置36によって集められた液体を
回収部AR12に分散させるチューブラ型の液分散装置
である。
【0015】前記集液装置36は、塔本体12の内周に
沿って液溝38を形成するコレクタボックス39、及び
コレクタボックス39によって包囲された開口41より
上方に、互いにオーバラップさせて配設された第1、第
2のキャップ42、43を備え、該第1、第2のキャッ
プ42、43によって集められた液体は、液溝38に送
られる。
沿って液溝38を形成するコレクタボックス39、及び
コレクタボックス39によって包囲された開口41より
上方に、互いにオーバラップさせて配設された第1、第
2のキャップ42、43を備え、該第1、第2のキャッ
プ42、43によって集められた液体は、液溝38に送
られる。
【0016】また、液分散装置37は、液溝38に接続
された排出パイプ44から排出された液体を溜めて所定
の水頭圧を発生させる開放静圧型のスタンドパイプ4
5、該スタンドパイプ45の下端において水平方向に延
在させられ、スタンドパイプ45内の液体を径方向に分
配するメインヘッダ46、及び該メインヘッダ46と連
結させて、かつ、水平方向に延在させられ、メインヘッ
ダ46内の液体をメインヘッダ46に対して直角の方向
に分配する複数の図示されないアームチューブを備え
る。そして、該アームチューブには、液体を吐出するた
めの複数の分散口が形成される。したがって、液溝38
に送られた液体は、供給口13を介して供給された原液
Mと共にスタンドパイプ45に溜められ、メインヘッダ
46及びアームチューブを介して分散させられる。
された排出パイプ44から排出された液体を溜めて所定
の水頭圧を発生させる開放静圧型のスタンドパイプ4
5、該スタンドパイプ45の下端において水平方向に延
在させられ、スタンドパイプ45内の液体を径方向に分
配するメインヘッダ46、及び該メインヘッダ46と連
結させて、かつ、水平方向に延在させられ、メインヘッ
ダ46内の液体をメインヘッダ46に対して直角の方向
に分配する複数の図示されないアームチューブを備え
る。そして、該アームチューブには、液体を吐出するた
めの複数の分散口が形成される。したがって、液溝38
に送られた液体は、供給口13を介して供給された原液
Mと共にスタンドパイプ45に溜められ、メインヘッダ
46及びアームチューブを介して分散させられる。
【0017】また、図4において、12は塔本体、48
は濃縮部AR11より下方に配設されたライザートレイ
型オーバフロー式の集液装置、37は集液装置48によ
って集められた液体を回収部AR12に分散させるチュ
ーブラ型の液分散装置である。
は濃縮部AR11より下方に配設されたライザートレイ
型オーバフロー式の集液装置、37は集液装置48によ
って集められた液体を回収部AR12に分散させるチュ
ーブラ型の液分散装置である。
【0018】前記集液装置48は、塔本体12の全体に
わたって配設され、液体を溜め、所定の箇所に形成され
た複数の分散孔52を備える底板51、前記各分散孔5
2から上方に向けて立ち上げられ、上端に蒸気の排出口
と液体の流入口とを兼ねて形成された開口を備えたチム
ニー53、該各チムニー53より上方において、チムニ
ー53の上端と所定の隙(すき)間を置いて配設された
キャップ50、及び前記底板51より下方に配設され、
前記開口を介してチムニー53内に流入した液体を受け
る皿状の受け溝54を備える。したがって、底板51に
よって受けられた液体は、チムニー53の上端の開口を
介してチムニー53内に流入し、受け溝54によって集
められる。
わたって配設され、液体を溜め、所定の箇所に形成され
た複数の分散孔52を備える底板51、前記各分散孔5
2から上方に向けて立ち上げられ、上端に蒸気の排出口
と液体の流入口とを兼ねて形成された開口を備えたチム
ニー53、該各チムニー53より上方において、チムニ
ー53の上端と所定の隙(すき)間を置いて配設された
キャップ50、及び前記底板51より下方に配設され、
前記開口を介してチムニー53内に流入した液体を受け
る皿状の受け溝54を備える。したがって、底板51に
よって受けられた液体は、チムニー53の上端の開口を
介してチムニー53内に流入し、受け溝54によって集
められる。
【0019】また、前記液分散装置37は図3と同じ構
造を有し、受け溝54によって集められた液体は、供給
口13を介して供給された原液Mと共に排出パイプ44
を介してスタンドパイプ45に溜められ、メインヘッダ
46及びアームチューブを介して分散させられる。
造を有し、受け溝54によって集められた液体は、供給
口13を介して供給された原液Mと共に排出パイプ44
を介してスタンドパイプ45に溜められ、メインヘッダ
46及びアームチューブを介して分散させられる。
【0020】なお、必要に応じて、塔本体12内の空間
を二つに分割するために、縦方向に延在させて中仕切り
を配設し、原液Mを供給するフィード側に第1室を、サ
イドカット液を排出するサイドカット側に第2室を形成
するようにした結合型蒸留塔においては、集液装置によ
って集められた液体が、サイドカット液として排出され
るとともに、液分散装置によって分散させられる。
を二つに分割するために、縦方向に延在させて中仕切り
を配設し、原液Mを供給するフィード側に第1室を、サ
イドカット液を排出するサイドカット側に第2室を形成
するようにした結合型蒸留塔においては、集液装置によ
って集められた液体が、サイドカット液として排出され
るとともに、液分散装置によって分散させられる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の蒸留塔11においては、集められた液体を分散させ
るために液分散装置21、23、37を配設する必要が
あるが、液分散装置21、37の場合、高さ方向におけ
る寸法の大きいスタンドパイプ25、45を配設する必
要があり、液分散装置23の場合、第1、第2の分配溝
33、34を二段に重ねる必要があるので、蒸留塔11
の高さ方向における寸法が大きくなり、蒸留塔11が大
型化してしまう。
来の蒸留塔11においては、集められた液体を分散させ
るために液分散装置21、23、37を配設する必要が
あるが、液分散装置21、37の場合、高さ方向におけ
る寸法の大きいスタンドパイプ25、45を配設する必
要があり、液分散装置23の場合、第1、第2の分配溝
33、34を二段に重ねる必要があるので、蒸留塔11
の高さ方向における寸法が大きくなり、蒸留塔11が大
型化してしまう。
【0022】特に、蒸留塔11の中間部における原液
M、還流液、サイドカット液等の液体の出入りの多いプ
ロセス系の場合には、集液装置及び液分散装置の数が多
くなるので、蒸留塔11がその分大型化してしまう。
M、還流液、サイドカット液等の液体の出入りの多いプ
ロセス系の場合には、集液装置及び液分散装置の数が多
くなるので、蒸留塔11がその分大型化してしまう。
【0023】また、液体を均一に分散させるために、所
定の容積を有するスタンドパイプ25、45、第1の分
配溝33等を形成し、スタンドパイプ25、45、第1
の分配溝33等に液体を溜めて液体に静的な状態を形成
するようになっているが、液体の溜められる量が多くな
ると、蒸留塔11の負荷の変動、原液Mの組成の変動に
対して時間遅れが発生し、蒸留塔11の運転の安定性が
低下してしまう。
定の容積を有するスタンドパイプ25、45、第1の分
配溝33等を形成し、スタンドパイプ25、45、第1
の分配溝33等に液体を溜めて液体に静的な状態を形成
するようになっているが、液体の溜められる量が多くな
ると、蒸留塔11の負荷の変動、原液Mの組成の変動に
対して時間遅れが発生し、蒸留塔11の運転の安定性が
低下してしまう。
【0024】そして、液体がスタンドパイプ25、4
5、排出パイプ32等からメインヘッダ26、46、第
1、第2の分配溝33、34等に送られるのに伴って、
流れが縦方向から横方向に変換されるので、各分散口か
ら吐出される液体の流出速度にばらつきが生じてしま
う。その結果、液体を均一に分散させることができず、
マルディストリビューション(偏流現象)が発生し、蒸
留塔11の分離性能が低下してしまう。
5、排出パイプ32等からメインヘッダ26、46、第
1、第2の分配溝33、34等に送られるのに伴って、
流れが縦方向から横方向に変換されるので、各分散口か
ら吐出される液体の流出速度にばらつきが生じてしま
う。その結果、液体を均一に分散させることができず、
マルディストリビューション(偏流現象)が発生し、蒸
留塔11の分離性能が低下してしまう。
【0025】本発明は、前記従来の蒸留塔11の問題点
を解決して、プロセス装置の高さ方向における寸法を小
さくすることができ、プロセス装置の運転の安定性を向
上させることができ、プロセス性能を高くすることがで
きる集液分散装置を提供することを目的とする。
を解決して、プロセス装置の高さ方向における寸法を小
さくすることができ、プロセス装置の運転の安定性を向
上させることができ、プロセス性能を高くすることがで
きる集液分散装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の集
液分散装置においては、貫通穴が形成され、上方から降
下してきた液体を集めて溜める液溜部材と、前記貫通穴
を貫通させて配設され、側面に流入穴が形成され、前記
液溜部材から流入した液体を分散させる液分散管とを有
する。
液分散装置においては、貫通穴が形成され、上方から降
下してきた液体を集めて溜める液溜部材と、前記貫通穴
を貫通させて配設され、側面に流入穴が形成され、前記
液溜部材から流入した液体を分散させる液分散管とを有
する。
【0027】本発明の他の集液分散装置においては、さ
らに、前記液溜部材は、互いに平行に配設された複数の
コレクタラミナである。
らに、前記液溜部材は、互いに平行に配設された複数の
コレクタラミナである。
【0028】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液溜部材は、塔本体内の全体にわたっ
て水平方向に延在させられ、所定の箇所に蒸気を上昇さ
せるためのチムニーが形成された底板である。
は、さらに、前記液溜部材は、塔本体内の全体にわたっ
て水平方向に延在させられ、所定の箇所に蒸気を上昇さ
せるためのチムニーが形成された底板である。
【0029】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記流入穴は液分散管の軸方向に沿って形
成される。そして、前記流入穴の下端は、前記液溜部材
の上面より下方に設定される。
は、さらに、前記流入穴は液分散管の軸方向に沿って形
成される。そして、前記流入穴の下端は、前記液溜部材
の上面より下方に設定される。
【0030】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液分散管は、前記流入穴に隣接させて
形成され、流入した液体を旋回させるための突出部を備
える。
は、さらに、前記液分散管は、前記流入穴に隣接させて
形成され、流入した液体を旋回させるための突出部を備
える。
【0031】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液分散管は、ばね力で前記貫通穴の内
周面に押し付けられる。
は、さらに、前記液分散管は、ばね力で前記貫通穴の内
周面に押し付けられる。
【0032】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液溜部材は、下方に向けて垂下させら
れ、液溜部材より下方の空間を区画する区画部材を備え
る。
は、さらに、前記液溜部材は、下方に向けて垂下させら
れ、液溜部材より下方の空間を区画する区画部材を備え
る。
【0033】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記区画部材の下端は、前記液分散管の下
端より下方に位置させられる。
は、さらに、前記区画部材の下端は、前記液分散管の下
端より下方に位置させられる。
【0034】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記区画部材はプレート状のエプロンであ
る。
は、さらに、前記区画部材はプレート状のエプロンであ
る。
【0035】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記区画部材は、主として液体を降下させ
るための液体流領域、及び主として蒸気を上昇させるた
めの蒸気流領域を形成する。
は、さらに、前記区画部材は、主として液体を降下させ
るための液体流領域、及び主として蒸気を上昇させるた
めの蒸気流領域を形成する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0037】図1は本発明の第1の実施の形態における
蒸留塔の概念図である。
蒸留塔の概念図である。
【0038】図において、61はプロセス装置としての
蒸留装置に使用される蒸留塔であり、該蒸留塔61の外
筐(きょう)としての塔本体12の高さ方向におけるほ
ぼ中央に、例えば、二つの成分A及びBを含有する原液
Mが供給される供給口13が形成される。なお、成分A
は成分Bより沸点が低いものとする。前記蒸留塔61
は、第1セクションSC1、第2セクションSC2、第
3セクションSC3、第4セクションSC4、第5セク
ションSC5、第6セクションSC6、第7セクション
SC7、第8セクションSC8、第9セクションSC
9、第10セクションSC10及び第11セクションS
C11から成る。
蒸留装置に使用される蒸留塔であり、該蒸留塔61の外
筐(きょう)としての塔本体12の高さ方向におけるほ
ぼ中央に、例えば、二つの成分A及びBを含有する原液
Mが供給される供給口13が形成される。なお、成分A
は成分Bより沸点が低いものとする。前記蒸留塔61
は、第1セクションSC1、第2セクションSC2、第
3セクションSC3、第4セクションSC4、第5セク
ションSC5、第6セクションSC6、第7セクション
SC7、第8セクションSC8、第9セクションSC
9、第10セクションSC10及び第11セクションS
C11から成る。
【0039】そして、前記第2セクションSC2、第3
セクションSC3及び第4セクションSC4に濃縮部A
R1が、第6セクションSC6、第7セクションSC
7、第8セクションSC8、第9セクションSC9及び
第10セクションSC10に回収部AR2が形成され、
前記濃縮部AR1及び回収部AR2によって複数の理論
段が構成される。
セクションSC3及び第4セクションSC4に濃縮部A
R1が、第6セクションSC6、第7セクションSC
7、第8セクションSC8、第9セクションSC9及び
第10セクションSC10に回収部AR2が形成され、
前記濃縮部AR1及び回収部AR2によって複数の理論
段が構成される。
【0040】前記回収部AR2においては、供給口13
を介して供給された原液Mが降下し、上方ほど成分Aに
富んだ蒸気を、下方ほど成分Bに富んだ液体を発生させ
るとともに、該成分Bに富んだ液体が降下する。そし
て、成分Bに富んだ液体は、塔本体12の塔底において
缶出液出口62から缶出液として排出される。該缶出液
の一部は、図示されない蒸発器に送られ、該蒸発器によ
って蒸気にされ、前記回収部AR2より下方に形成され
た蒸気入口14から塔本体12内に供給される。続い
て、前記蒸気は、前記回収部AR2に供給され、該回収
部AR2内を上昇する間に、原液Mと接触し、該原液M
から成分Aに富んだ蒸気を発生させる。
を介して供給された原液Mが降下し、上方ほど成分Aに
富んだ蒸気を、下方ほど成分Bに富んだ液体を発生させ
るとともに、該成分Bに富んだ液体が降下する。そし
て、成分Bに富んだ液体は、塔本体12の塔底において
缶出液出口62から缶出液として排出される。該缶出液
の一部は、図示されない蒸発器に送られ、該蒸発器によ
って蒸気にされ、前記回収部AR2より下方に形成され
た蒸気入口14から塔本体12内に供給される。続い
て、前記蒸気は、前記回収部AR2に供給され、該回収
部AR2内を上昇する間に、原液Mと接触し、該原液M
から成分Aに富んだ蒸気を発生させる。
【0041】そして、前記成分Aに富んだ蒸気は、濃縮
部AR1に供給され、濃縮部AR1内を上昇し、塔本体
12の塔頂において、蒸気出口15から排出される。続
いて、成分Aに富んだ蒸気は、図示されない凝縮器に送
られ、該凝縮器において凝縮され、成分Aに富んだ液体
になり、留出液として排出される。
部AR1に供給され、濃縮部AR1内を上昇し、塔本体
12の塔頂において、蒸気出口15から排出される。続
いて、成分Aに富んだ蒸気は、図示されない凝縮器に送
られ、該凝縮器において凝縮され、成分Aに富んだ液体
になり、留出液として排出される。
【0042】また、蒸留塔61のプロセス性能を表す分
離性能を高くするために、留出液の一部が前記濃縮部A
R1に還流液として還流される。そのために、前記濃縮
部AR1より上方に還流液入口16が形成され、該還流
液入口16を介して前記還流液が濃縮部AR1に供給さ
れる。それに伴って、濃縮部AR1内を上昇する成分A
に富んだ蒸気と成分Aに富んだ液体とが接触させられ、
成分Aの濃度が高くされる。なお、前記蒸留塔61、蒸
発器、凝縮器等によって蒸留装置が構成される。
離性能を高くするために、留出液の一部が前記濃縮部A
R1に還流液として還流される。そのために、前記濃縮
部AR1より上方に還流液入口16が形成され、該還流
液入口16を介して前記還流液が濃縮部AR1に供給さ
れる。それに伴って、濃縮部AR1内を上昇する成分A
に富んだ蒸気と成分Aに富んだ液体とが接触させられ、
成分Aの濃度が高くされる。なお、前記蒸留塔61、蒸
発器、凝縮器等によって蒸留装置が構成される。
【0043】ところで、前記構成の蒸留塔61において
は、前記濃縮部AR1の第2セクションSC2及び第4
セクションSC4、並びに回収部AR2の第6セクショ
ンSC6、第8セクションSC8及び第10セクション
SC10に、規則充填物から成る充填物pk1〜pk5
が、それぞれ支持格子gr1〜gr5によって支持され
た状態で充填され、各充填物pk1〜pk5によって、
第2セクションSC2及び第4セクションSC4に第
1、第2の濃縮領域AR21、AR22が、第6セクシ
ョンSC6、第8セクションSC8及び第10セクショ
ンSC10に第1〜第3の回収領域AR23〜AR25
が形成される。
は、前記濃縮部AR1の第2セクションSC2及び第4
セクションSC4、並びに回収部AR2の第6セクショ
ンSC6、第8セクションSC8及び第10セクション
SC10に、規則充填物から成る充填物pk1〜pk5
が、それぞれ支持格子gr1〜gr5によって支持され
た状態で充填され、各充填物pk1〜pk5によって、
第2セクションSC2及び第4セクションSC4に第
1、第2の濃縮領域AR21、AR22が、第6セクシ
ョンSC6、第8セクションSC8及び第10セクショ
ンSC10に第1〜第3の回収領域AR23〜AR25
が形成される。
【0044】なお、本実施の形態において、濃縮部AR
1に2個の充填物pk1、pk2が、回収部AR2に3
個の充填物pk3〜pk5が充填されるようになってい
るが、濃縮部AR1及び回収部AR2にそれぞれ少なく
とも1個の充填物があればよく、必要に応じて充填物の
数を変更することができる。また、本実施の形態におい
て、蒸留塔61は、二つの成分A及びBを含有する原液
Mを成分A及びBに分離させるようになっているが、三
つ以上の成分、例えば、成分A〜Cを含有する原液を成
分A〜Cに分離させることもできる。その場合、塔頂に
おいて蒸気出口15から成分Aに富んだ蒸気を排出し、
塔底において缶出液出口62から成分Cに富んだ液体を
缶出液として排出し、蒸留塔61の中間部において供給
口13と対向させて図示されないサイドカット液排出口
を配設し、該サイドカット液排出口から、沸点が成分A
より高く成分Cより低い成分Bに富んだ液体をサイドカ
ット液として排出する。
1に2個の充填物pk1、pk2が、回収部AR2に3
個の充填物pk3〜pk5が充填されるようになってい
るが、濃縮部AR1及び回収部AR2にそれぞれ少なく
とも1個の充填物があればよく、必要に応じて充填物の
数を変更することができる。また、本実施の形態におい
て、蒸留塔61は、二つの成分A及びBを含有する原液
Mを成分A及びBに分離させるようになっているが、三
つ以上の成分、例えば、成分A〜Cを含有する原液を成
分A〜Cに分離させることもできる。その場合、塔頂に
おいて蒸気出口15から成分Aに富んだ蒸気を排出し、
塔底において缶出液出口62から成分Cに富んだ液体を
缶出液として排出し、蒸留塔61の中間部において供給
口13と対向させて図示されないサイドカット液排出口
を配設し、該サイドカット液排出口から、沸点が成分A
より高く成分Cより低い成分Bに富んだ液体をサイドカ
ット液として排出する。
【0045】ところで、第1セクションSC1におい
て、還流液入口16を介して供給された還流液を第1の
濃縮領域AR21に向けて均一に分散させるために、第
1の濃縮領域AR21より上方に開放溝型の液分散装置
65が配設され、第3セクションSC3において、第1
の濃縮領域AR21を降下する液体を効率よく集め、か
つ、第2の濃縮領域AR22に向けて均一に分散させる
ために、第2の濃縮領域AR22より上方に、ラミナー
型の集液分散装置66が配設される。
て、還流液入口16を介して供給された還流液を第1の
濃縮領域AR21に向けて均一に分散させるために、第
1の濃縮領域AR21より上方に開放溝型の液分散装置
65が配設され、第3セクションSC3において、第1
の濃縮領域AR21を降下する液体を効率よく集め、か
つ、第2の濃縮領域AR22に向けて均一に分散させる
ために、第2の濃縮領域AR22より上方に、ラミナー
型の集液分散装置66が配設される。
【0046】また、第5セクションSC5において、第
2の濃縮領域AR22を降下する液体を効率よく集め、
かつ、供給口13を介して供給された原液Mと共に第1
の回収領域AR23に向けて均一に分散させるために、
第1の回収領域AR23より上方に、ラミナー型の集液
分散装置67が配設され、第7セクションSC7におい
て、第1の回収領域AR23を降下する液体を効率よく
集め、かつ、第2の回収領域AR24に向けて均一に分
散させるために、第2の回収領域AR24より上方に、
チムニートレー型の集液分散装置68が配設され、第9
セクションSC9において、第2の回収領域AR24を
降下する液体を効率よく集め、かつ、第3の回収領域A
R25に向けて均一に分散させるために、第3の回収領
域AR25より上方に、ラミナー型の集液分散装置69
が配設される。
2の濃縮領域AR22を降下する液体を効率よく集め、
かつ、供給口13を介して供給された原液Mと共に第1
の回収領域AR23に向けて均一に分散させるために、
第1の回収領域AR23より上方に、ラミナー型の集液
分散装置67が配設され、第7セクションSC7におい
て、第1の回収領域AR23を降下する液体を効率よく
集め、かつ、第2の回収領域AR24に向けて均一に分
散させるために、第2の回収領域AR24より上方に、
チムニートレー型の集液分散装置68が配設され、第9
セクションSC9において、第2の回収領域AR24を
降下する液体を効率よく集め、かつ、第3の回収領域A
R25に向けて均一に分散させるために、第3の回収領
域AR25より上方に、ラミナー型の集液分散装置69
が配設される。
【0047】さらに、集液分散装置66、67、69に
よって分散させられた液体を、更に均一に分散させるた
めに、各集液分散装置66、67、69の下端に2エレ
メント程度の規則充填物から成る分散用の充填物pk1
1〜pk13が配設される。該充填物pk11〜pk1
3は、各プロセス系によって、充填物pk1〜pk5よ
り粗いものを使用したり、同じ粗さのものを使用したり
することができる。例えば、充填物pk1〜pk5とし
て金網方式のもの(例えば、住友重機械工業株式会社製
「BXパッキング」)が使用される場合に、充填物pk
11〜pk13として薄板方式のもの(例えば、住友重
機械工業株式会社製「メラパック250Y」)を使用す
ることができる。
よって分散させられた液体を、更に均一に分散させるた
めに、各集液分散装置66、67、69の下端に2エレ
メント程度の規則充填物から成る分散用の充填物pk1
1〜pk13が配設される。該充填物pk11〜pk1
3は、各プロセス系によって、充填物pk1〜pk5よ
り粗いものを使用したり、同じ粗さのものを使用したり
することができる。例えば、充填物pk1〜pk5とし
て金網方式のもの(例えば、住友重機械工業株式会社製
「BXパッキング」)が使用される場合に、充填物pk
11〜pk13として薄板方式のもの(例えば、住友重
機械工業株式会社製「メラパック250Y」)を使用す
ることができる。
【0048】次に、前記液分散装置65について説明す
る。
る。
【0049】前記液分散装置65は、還流液入口16に
接続され、塔本体12におけるほぼ中央に向けて延在さ
せられる排出パイプ70、該排出パイプ70の先端の直
下において水平方向に延在させられ、上端が大気に開放
され、前記排出パイプ70から排出された液体を溜める
とともに、径方向に分配する第1の分配溝72、及び該
第1の分配溝72の直下において水平方向に延在させら
れ、上端が開放され、第1の分配溝72内の液体を第1
の分配溝72に対して直角の方向に分配する複数の第2
の分配溝73を備える。そして、該第2の分配溝73に
は液体を吐出するための複数の図示されない分散口が形
成される。したがって、還流液入口16を介して供給さ
れた還流液は、液体として第1の分配溝72に溜めら
れ、第2の分配溝73を介して分散させられる。
接続され、塔本体12におけるほぼ中央に向けて延在さ
せられる排出パイプ70、該排出パイプ70の先端の直
下において水平方向に延在させられ、上端が大気に開放
され、前記排出パイプ70から排出された液体を溜める
とともに、径方向に分配する第1の分配溝72、及び該
第1の分配溝72の直下において水平方向に延在させら
れ、上端が開放され、第1の分配溝72内の液体を第1
の分配溝72に対して直角の方向に分配する複数の第2
の分配溝73を備える。そして、該第2の分配溝73に
は液体を吐出するための複数の図示されない分散口が形
成される。したがって、還流液入口16を介して供給さ
れた還流液は、液体として第1の分配溝72に溜めら
れ、第2の分配溝73を介して分散させられる。
【0050】ところで、前記還流液入口16に供給され
る還流液は、成分Aに富んだ蒸気を凝縮させることによ
って形成された留出液の一部であるので、不純物がほと
んど含まれない。したがって、前記分散口は、第2の分
配溝73の底に形成された孔(ボトムホール)によって
構成することができる。
る還流液は、成分Aに富んだ蒸気を凝縮させることによ
って形成された留出液の一部であるので、不純物がほと
んど含まれない。したがって、前記分散口は、第2の分
配溝73の底に形成された孔(ボトムホール)によって
構成することができる。
【0051】なお、前記第1セクションSC1に、開放
溝型の液分散装置65に代えて集液分散装置68と同様
なチムニートレー型の集液分散装置を配設したり、チュ
ーブラ型の集液装置を配設したりすることができる。
溝型の液分散装置65に代えて集液分散装置68と同様
なチムニートレー型の集液分散装置を配設したり、チュ
ーブラ型の集液装置を配設したりすることができる。
【0052】次に、前記集液分散装置67について説明
する。
する。
【0053】図5は本発明の第1の実施の形態における
ラミナー型の集液分散装置の断面図、図6は本発明の第
1の実施の形態におけるラミナー型の集液分散装置の部
分平面図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるラ
ミナー型の集液分散装置の要部を示す断面図である。
ラミナー型の集液分散装置の断面図、図6は本発明の第
1の実施の形態におけるラミナー型の集液分散装置の部
分平面図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるラ
ミナー型の集液分散装置の要部を示す断面図である。
【0054】図において、67はラミナー型の集液分散
装置であり、該集液分散装置67は、塔本体12の内周
に沿って液溝71を形成するコレクタボックス55、該
コレクタボックス55の内周壁77間に架設されたラミ
ナサポート56、並びに該ラミナサポート56に沿って
所定のピッチで互いに平行に複数配設された液溜部材と
してのコレクタラミナ74〜76から成る。また、各コ
レクタラミナ74〜76は水平方向に延在させられる。
そして、前記液溝71及び各コレクタラミナ74〜76
は、上方から降下してきた液体を集めて溜める。
装置であり、該集液分散装置67は、塔本体12の内周
に沿って液溝71を形成するコレクタボックス55、該
コレクタボックス55の内周壁77間に架設されたラミ
ナサポート56、並びに該ラミナサポート56に沿って
所定のピッチで互いに平行に複数配設された液溜部材と
してのコレクタラミナ74〜76から成る。また、各コ
レクタラミナ74〜76は水平方向に延在させられる。
そして、前記液溝71及び各コレクタラミナ74〜76
は、上方から降下してきた液体を集めて溜める。
【0055】各コレクタラミナ74〜76は、上端に曲
折部78を、中央に傾斜部79を、下端に溝部81を備
え、コレクタラミナ74は、他のコレクタラミナ75、
76と比べて傾斜部79が短く、したがって、曲折部7
8の位置が低い。また、中央のコレクタラミナ76は、
一つの溝部81に対して傾斜部79及び曲折部78を二
つ備え、二つの傾斜部79は塔本体12の中央から互い
に離れる側に向けて傾斜させられる。そして、各コレク
タラミナ75は、前記コレクタラミナ76を挟んで両側
に、例えば、7個ずつ配設され、各コレクタラミナ74
はコレクタラミナ75を挟んで両側に、例えば、1個ず
つ配設され、いずれも塔本体12の中央から離れる側に
向けて傾斜させられる。しかも、前記各曲折部78の先
端は、隣接するコレクタラミナの溝部81とオーバラッ
プさせられ、降下する液体のほとんどが傾斜部79に当
たるようになっている。そして、前記液溝71及び各溝
部81の底壁bには、所定のピッチで複数の貫通穴(パ
ンチ穴)が形成され、該貫通穴を貫通させて筒状の液分
散管82が配設され、液体のドリップポイントを形成す
る。また、各液分散管82の側面には、軸方向に延びる
一つ以上の、本実施の形態においては、複数の切欠堰
(せき)としての流入穴83が形成される。そして、、
溝部81内に集められた液体は、流入穴83を介して液
分散管82内に流入し、液分散管82によって分散させ
られる。
折部78を、中央に傾斜部79を、下端に溝部81を備
え、コレクタラミナ74は、他のコレクタラミナ75、
76と比べて傾斜部79が短く、したがって、曲折部7
8の位置が低い。また、中央のコレクタラミナ76は、
一つの溝部81に対して傾斜部79及び曲折部78を二
つ備え、二つの傾斜部79は塔本体12の中央から互い
に離れる側に向けて傾斜させられる。そして、各コレク
タラミナ75は、前記コレクタラミナ76を挟んで両側
に、例えば、7個ずつ配設され、各コレクタラミナ74
はコレクタラミナ75を挟んで両側に、例えば、1個ず
つ配設され、いずれも塔本体12の中央から離れる側に
向けて傾斜させられる。しかも、前記各曲折部78の先
端は、隣接するコレクタラミナの溝部81とオーバラッ
プさせられ、降下する液体のほとんどが傾斜部79に当
たるようになっている。そして、前記液溝71及び各溝
部81の底壁bには、所定のピッチで複数の貫通穴(パ
ンチ穴)が形成され、該貫通穴を貫通させて筒状の液分
散管82が配設され、液体のドリップポイントを形成す
る。また、各液分散管82の側面には、軸方向に延びる
一つ以上の、本実施の形態においては、複数の切欠堰
(せき)としての流入穴83が形成される。そして、、
溝部81内に集められた液体は、流入穴83を介して液
分散管82内に流入し、液分散管82によって分散させ
られる。
【0056】また、前記各溝部81の両端は、液溝71
に臨ませられるので、余分な液体は溝部81の両端から
液溝71に送られる。そして、該液溝71における所定
の箇所には、塔本体12に接続された供給口13(図
1)が開口させられる。
に臨ませられるので、余分な液体は溝部81の両端から
液溝71に送られる。そして、該液溝71における所定
の箇所には、塔本体12に接続された供給口13(図
1)が開口させられる。
【0057】したがって、第2の濃縮領域AR22を降
下する液体は、溝部81によって受けられるか、傾斜部
79に当たった後、傾斜部79に沿って流れ、溝部81
によって受けられるかした後、大部分は各液分散管82
によって分散させられる。また、残りの液体は、溝部8
1内を水平方向に移動させられて、液溝71に送られ、
供給口13から供給された原液Mと所定の混合手段によ
って混合させられた後、各液分散管82によって分散さ
せられる。
下する液体は、溝部81によって受けられるか、傾斜部
79に当たった後、傾斜部79に沿って流れ、溝部81
によって受けられるかした後、大部分は各液分散管82
によって分散させられる。また、残りの液体は、溝部8
1内を水平方向に移動させられて、液溝71に送られ、
供給口13から供給された原液Mと所定の混合手段によ
って混合させられた後、各液分散管82によって分散さ
せられる。
【0058】ところで、該液分散管82によって分散さ
せられる液体を所定の量だけ確保するために、前記溝部
81の両端に所定の高さの堰が形成され、溝部81に所
定の深さ、すなわち、液深の液溜りが形成される。前記
液深は、塔本体12の操作条件によって決まる塔本体1
2内を降下する液体の量、すなわち、降下液量の最大値
(以下「最大液量」という。)及び最小値(以下「最小
液量」という。)に対応させて設定される。この場合、
流入穴83の下端が底壁bより下方に設定されるので、
液深を小さくし、液溜りに滞留する液体の量を少なくし
ても、十分に液分散管82内に液体を流入させることが
できる。
せられる液体を所定の量だけ確保するために、前記溝部
81の両端に所定の高さの堰が形成され、溝部81に所
定の深さ、すなわち、液深の液溜りが形成される。前記
液深は、塔本体12の操作条件によって決まる塔本体1
2内を降下する液体の量、すなわち、降下液量の最大値
(以下「最大液量」という。)及び最小値(以下「最小
液量」という。)に対応させて設定される。この場合、
流入穴83の下端が底壁bより下方に設定されるので、
液深を小さくし、液溜りに滞留する液体の量を少なくし
ても、十分に液分散管82内に液体を流入させることが
できる。
【0059】そして、液分散管82によって分散させら
れた液体は、充填物pk12に送られ、該充填物pk1
2によって更に均一に分散させられた後、更に充填物p
k3に送られる。
れた液体は、充填物pk12に送られ、該充填物pk1
2によって更に均一に分散させられた後、更に充填物p
k3に送られる。
【0060】一方、充填物pk3、pk12内を上昇し
てきた蒸気は、前記集液分散装置67の各コレクタラミ
ナ74〜76間の隙間を通り、傾斜部79に沿って塔本
体12の中央から離れる側に傾けられて上昇する。この
とき、前記蒸気は傾斜部79に沿って円滑に上昇させら
れるので、集液分散装置67による圧力損失の値ΔP
は、ほとんど無視することができるほど小さくなる。し
たがって、蒸気の流れに偏りが生じない。
てきた蒸気は、前記集液分散装置67の各コレクタラミ
ナ74〜76間の隙間を通り、傾斜部79に沿って塔本
体12の中央から離れる側に傾けられて上昇する。この
とき、前記蒸気は傾斜部79に沿って円滑に上昇させら
れるので、集液分散装置67による圧力損失の値ΔP
は、ほとんど無視することができるほど小さくなる。し
たがって、蒸気の流れに偏りが生じない。
【0061】このように、液体及び蒸気の流れに偏りが
生じないので、第2の濃縮領域AR22及び第1の回収
領域AR23において液体と蒸気とを十分に接触させる
ことができる。
生じないので、第2の濃縮領域AR22及び第1の回収
領域AR23において液体と蒸気とを十分に接触させる
ことができる。
【0062】また、集液分散装置67は、液体を集める
集液装置の機能、及び液体を分散させる液分散装置の機
能を有するので、集液分散装置67の高さ方向における
寸法を小さくすることができる。その結果、蒸留塔61
の高さ方向における寸法を小さくすることができ、蒸留
塔61を小型化することができる。
集液装置の機能、及び液体を分散させる液分散装置の機
能を有するので、集液分散装置67の高さ方向における
寸法を小さくすることができる。その結果、蒸留塔61
の高さ方向における寸法を小さくすることができ、蒸留
塔61を小型化することができる。
【0063】そして、蒸留塔61の中間部における原液
M、還流液、サイドカット液等の液体の出入りの多いプ
ロセス系の場合でも、集液装置及び液分散装置を配設す
る必要がないので、蒸留塔61を小型化することができ
る。
M、還流液、サイドカット液等の液体の出入りの多いプ
ロセス系の場合でも、集液装置及び液分散装置を配設す
る必要がないので、蒸留塔61を小型化することができ
る。
【0064】また、集液分散装置67内に滞留する液体
の量を少なくすることができるので、蒸留塔61の分離
性能を高くすることができる。そして、蒸留塔61の負
荷の変動、原液Mの組成の変動に対して時間遅れが発生
することがなくなるので、蒸留塔61の運転の安定性を
向上させることができる。
の量を少なくすることができるので、蒸留塔61の分離
性能を高くすることができる。そして、蒸留塔61の負
荷の変動、原液Mの組成の変動に対して時間遅れが発生
することがなくなるので、蒸留塔61の運転の安定性を
向上させることができる。
【0065】次に、集液分散装置66、69について説
明する。なお、集液分散装置66、69は同じ構造を有
するので、集液分散装置66についてだけ説明する。
明する。なお、集液分散装置66、69は同じ構造を有
するので、集液分散装置66についてだけ説明する。
【0066】図8は本発明の第1の実施の形態における
他のラミナー型の集液分散装置の要部を示す断面図であ
る。
他のラミナー型の集液分散装置の要部を示す断面図であ
る。
【0067】図において、66はラミナー型の集液分散
装置であり、該集液分散装置66は、塔本体12の内周
に沿って液溝84を形成するコレクタボックス85、該
コレクタボックス85と同じ高さの位置に架設された図
示されないラミナサポート、並びに該ラミナサポートに
沿って所定のピッチで互いに平行に複数配設された液溜
部材としてのコレクタラミナ86から成る。
装置であり、該集液分散装置66は、塔本体12の内周
に沿って液溝84を形成するコレクタボックス85、該
コレクタボックス85と同じ高さの位置に架設された図
示されないラミナサポート、並びに該ラミナサポートに
沿って所定のピッチで互いに平行に複数配設された液溜
部材としてのコレクタラミナ86から成る。
【0068】そして、前記コレクタボックス85及び各
コレクタラミナ86の溝部87の底壁bには、所定のピ
ッチで複数の貫通穴(パンチ穴)が形成され、該貫通穴
を貫通させて筒状の液分散管82が配設される。また、
各液分散管82の側面には、軸方向に延びる一つ以上
の、本実施の形態においては、複数の切欠堰を構成する
長穴状の流入穴83が形成される。
コレクタラミナ86の溝部87の底壁bには、所定のピ
ッチで複数の貫通穴(パンチ穴)が形成され、該貫通穴
を貫通させて筒状の液分散管82が配設される。また、
各液分散管82の側面には、軸方向に延びる一つ以上
の、本実施の形態においては、複数の切欠堰を構成する
長穴状の流入穴83が形成される。
【0069】この場合、集液分散装置66においては、
第1の濃縮領域AR21(図1)から降下してきた液体
と原液Mとは混合させられないので、溝部87によって
受けられた液体をコレクタボックス85に送る必要はな
い。したがって、コレクタボックス85とコレクタラミ
ナ86とが同じ高さに置かれる。なお、pk11は充填
物である。
第1の濃縮領域AR21(図1)から降下してきた液体
と原液Mとは混合させられないので、溝部87によって
受けられた液体をコレクタボックス85に送る必要はな
い。したがって、コレクタボックス85とコレクタラミ
ナ86とが同じ高さに置かれる。なお、pk11は充填
物である。
【0070】次に、前記液分散管82について説明す
る。
る。
【0071】図9は本発明の第1の実施の形態における
液分散管の取付状態を示す図、図10は本発明の第1の
実施の形態における液分散管の断面図、図11は本発明
の第1の実施の形態における液分散管内の液体の流れを
示す第1の図、図12は本発明の第1の実施の形態にお
ける液分散管内の液体の流れを示す第2の図である。
液分散管の取付状態を示す図、図10は本発明の第1の
実施の形態における液分散管の断面図、図11は本発明
の第1の実施の形態における液分散管内の液体の流れを
示す第1の図、図12は本発明の第1の実施の形態にお
ける液分散管内の液体の流れを示す第2の図である。
【0072】図において、82は液分散管であり、該液
分散管82は、上半部を液溝71(図7)、84(図
8)及び溝部81、87の底壁bから上方に向けて突出
させて、しかも、下半部を、底壁bに形成された貫通穴
91を貫通させて、かつ、下方に向けて突出させて配設
される。前記液分散管82は流入穴83を備え、該流入
穴83を介して液体を液分散管82内に流入させ、分散
させる。また、前記液分散管82は、長方形の形状を有
する薄板にあらかじめプレス加工を施し、断面が円形に
なるようにスリーブ状に湾曲させ、薄板の両端を突き合
わせてスリットSLを形成することによって形成され
る。
分散管82は、上半部を液溝71(図7)、84(図
8)及び溝部81、87の底壁bから上方に向けて突出
させて、しかも、下半部を、底壁bに形成された貫通穴
91を貫通させて、かつ、下方に向けて突出させて配設
される。前記液分散管82は流入穴83を備え、該流入
穴83を介して液体を液分散管82内に流入させ、分散
させる。また、前記液分散管82は、長方形の形状を有
する薄板にあらかじめプレス加工を施し、断面が円形に
なるようにスリーブ状に湾曲させ、薄板の両端を突き合
わせてスリットSLを形成することによって形成され
る。
【0073】そして、該スリットSLがわずかに狭くな
るようにして前記貫通穴91に液分散管82を挿入する
と、液分散管82はばね力によって拡開する。したがっ
て、貫通穴91のプレス穴公差を吸収して液分散管82
を挿入することができるだけでなく、前記ばね力によっ
て液分散管82が貫通穴91の内周面に押し付けられ、
密着させられるので、他の固定手段を必要とすることな
く良好な状態で液分散管82を取り付けることができ
る。
るようにして前記貫通穴91に液分散管82を挿入する
と、液分散管82はばね力によって拡開する。したがっ
て、貫通穴91のプレス穴公差を吸収して液分散管82
を挿入することができるだけでなく、前記ばね力によっ
て液分散管82が貫通穴91の内周面に押し付けられ、
密着させられるので、他の固定手段を必要とすることな
く良好な状態で液分散管82を取り付けることができ
る。
【0074】また、流入穴83の形成に伴って、前記液
分散管82の上半部に、径方向内方に向けて、かつ、液
分散管82の円周方向における同じ方向に向けて、流入
した液体を旋回させるための突出部としての切起し部8
8が流入穴83に隣接させて形成される。したがって、
前記液体は、図11に示されるように、流入穴83を介
して接線方向に流入させられ、図12に示されるよう
に、液分散管82の内周面に沿って螺(ら)旋状に下降
して旋回させられ、旋回流を形成する。
分散管82の上半部に、径方向内方に向けて、かつ、液
分散管82の円周方向における同じ方向に向けて、流入
した液体を旋回させるための突出部としての切起し部8
8が流入穴83に隣接させて形成される。したがって、
前記液体は、図11に示されるように、流入穴83を介
して接線方向に流入させられ、図12に示されるよう
に、液分散管82の内周面に沿って螺(ら)旋状に下降
して旋回させられ、旋回流を形成する。
【0075】そして、前記底壁bの上面には、前記各貫
通穴91に沿って環状の突部92が形成される。
通穴91に沿って環状の突部92が形成される。
【0076】また、液分散管82の軸方向におけるほぼ
中央の円周方向における3箇所に、径方向外方に向けて
突起93が形成される。これにより、該突起93は、液
分散管82を貫通穴91内に挿入したときに突部92の
上端に当たり、液分散管82が貫通穴91内において滑
り落ちるのを防止する。また、前記液分散管82の下端
に、必要に応じて複数のノッチを形成することもでき
る。
中央の円周方向における3箇所に、径方向外方に向けて
突起93が形成される。これにより、該突起93は、液
分散管82を貫通穴91内に挿入したときに突部92の
上端に当たり、液分散管82が貫通穴91内において滑
り落ちるのを防止する。また、前記液分散管82の下端
に、必要に応じて複数のノッチを形成することもでき
る。
【0077】このように、液分散管82に切起し部88
が形成され、液体は、流入穴83を介して接線方向に流
入させられるので、前記液分散管82の内周面に沿って
薄い液膜が均一に、かつ、安定して形成されるだけでな
く、ターンダウン時等のように液体の量が少なくても、
液分散管82の内周面の全体に液膜を形成することがで
き、乾き面が形成されない。
が形成され、液体は、流入穴83を介して接線方向に流
入させられるので、前記液分散管82の内周面に沿って
薄い液膜が均一に、かつ、安定して形成されるだけでな
く、ターンダウン時等のように液体の量が少なくても、
液分散管82の内周面の全体に液膜を形成することがで
き、乾き面が形成されない。
【0078】したがって、各ドリップポイントにおいて
偏流が発生するのを防止することができ、下方の充填物
pk11(図1)〜pk13に液体を均一に、かつ、安
定して分散させることができる。また、液分散管82の
内周面に沿って薄い液膜が形成されるので、集液分散装
置66、67、69内に滞留する液体の量を少なくする
ことができる。したがって、蒸留塔61の分離性能を高
くすることができる。そして、蒸留塔61の負荷の変
動、原液Mの組成の変動に対して時間遅れが発生するこ
とがなくなるので、蒸留塔61の運転の安定性を向上さ
せることができる。
偏流が発生するのを防止することができ、下方の充填物
pk11(図1)〜pk13に液体を均一に、かつ、安
定して分散させることができる。また、液分散管82の
内周面に沿って薄い液膜が形成されるので、集液分散装
置66、67、69内に滞留する液体の量を少なくする
ことができる。したがって、蒸留塔61の分離性能を高
くすることができる。そして、蒸留塔61の負荷の変
動、原液Mの組成の変動に対して時間遅れが発生するこ
とがなくなるので、蒸留塔61の運転の安定性を向上さ
せることができる。
【0079】また、前記流入穴83は、液分散管82の
軸方向に沿ってスリット状に形成され、下端が前記突部
92及び底壁bの下面よりわずかに上方で、かつ、上面
よりわずかに下方に位置するように形成されるので、液
体に含有される不純物等によって流入穴83が閉塞(そ
く)するのを防止することができる。しかも、汚れが大
きい液体が通過する際でも、多品種の原液の切替運転中
でも、流入穴83が閉塞することがないので、蒸留塔6
1の保守・管理を簡素化することができる。なお、汚れ
が小さい液体が通過する場合には、長穴状の流入孔83
に代えて三角形状、円形状等の流入孔にすることができ
る。
軸方向に沿ってスリット状に形成され、下端が前記突部
92及び底壁bの下面よりわずかに上方で、かつ、上面
よりわずかに下方に位置するように形成されるので、液
体に含有される不純物等によって流入穴83が閉塞(そ
く)するのを防止することができる。しかも、汚れが大
きい液体が通過する際でも、多品種の原液の切替運転中
でも、流入穴83が閉塞することがないので、蒸留塔6
1の保守・管理を簡素化することができる。なお、汚れ
が小さい液体が通過する場合には、長穴状の流入孔83
に代えて三角形状、円形状等の流入孔にすることができ
る。
【0080】そして、集液分散装置66、67、69お
いては、集液装置と液分散装置とが一体化されるので、
集液分散装置66、67、69内に滞留する液体の量、
すなわち、液滞留量を少なくすることができる。したが
って、液体を流体力学的にも均一化することができる。
いては、集液装置と液分散装置とが一体化されるので、
集液分散装置66、67、69内に滞留する液体の量、
すなわち、液滞留量を少なくすることができる。したが
って、液体を流体力学的にも均一化することができる。
【0081】また、集液装置と液分散装置とが一体化さ
れるので、液体の流れを縦方向から横方向に変換する必
要がなくなる。したがって、液分散管82から吐出され
る液体の流出速度にばらつきが生じることがなくなるの
で、液体を均一に分散させることができ、マルディスト
リビューションが発生するのを防止することができる。
その結果、蒸留塔61の分離性能を高くすることができ
る。
れるので、液体の流れを縦方向から横方向に変換する必
要がなくなる。したがって、液分散管82から吐出され
る液体の流出速度にばらつきが生じることがなくなるの
で、液体を均一に分散させることができ、マルディスト
リビューションが発生するのを防止することができる。
その結果、蒸留塔61の分離性能を高くすることができ
る。
【0082】そして、降下する液体に混入した蒸気は、
液体が旋回流を形成する際に液体から分離させられ、液
分散管82の上端の開口から放出されるので、液体を均
一に分散させる際の妨げにならない。
液体が旋回流を形成する際に液体から分離させられ、液
分散管82の上端の開口から放出されるので、液体を均
一に分散させる際の妨げにならない。
【0083】また、突部92を除去した場合には、その
場合、塔本体12の運転を停止させた後は、底壁b上に
液体が溜まらないので、不純物が底壁b上に堆(たい)
積するのを防止することができる。
場合、塔本体12の運転を停止させた後は、底壁b上に
液体が溜まらないので、不純物が底壁b上に堆(たい)
積するのを防止することができる。
【0084】次に、前記集液分散装置68について説明
する。
する。
【0085】図13は本発明の第1の実施の形態におけ
るチムニートレー型の集液分散装置の断面図、図14は
本発明の第1の実施の形態におけるチムニートレー型の
集液分散装置の平面図である。
るチムニートレー型の集液分散装置の断面図、図14は
本発明の第1の実施の形態におけるチムニートレー型の
集液分散装置の平面図である。
【0086】図において、68はチムニートレー型の集
液分散装置であり、該集液分散装置68は、塔本体12
内の全体にわたって水平方向に延在させて配設され、上
方から降下してきた液体を集めて溜める液溜部材として
の底板94、蒸気を上昇させるために、前記底板94の
所定の箇所に形成された複数の蒸気流入口95から上方
に向けて立ち上げられ、上端に蒸気の排出口96を備え
たチムニー97、該各チムニー97より上方において、
チムニー97の上端と所定の隙間を置いて配設されたキ
ャップ98、及び前記底板94の所定の箇所に所定のピ
ッチで配設された筒状の液分散管82を備える。
液分散装置であり、該集液分散装置68は、塔本体12
内の全体にわたって水平方向に延在させて配設され、上
方から降下してきた液体を集めて溜める液溜部材として
の底板94、蒸気を上昇させるために、前記底板94の
所定の箇所に形成された複数の蒸気流入口95から上方
に向けて立ち上げられ、上端に蒸気の排出口96を備え
たチムニー97、該各チムニー97より上方において、
チムニー97の上端と所定の隙間を置いて配設されたキ
ャップ98、及び前記底板94の所定の箇所に所定のピ
ッチで配設された筒状の液分散管82を備える。
【0087】そして、該液分散管82は、前記底板94
に形成された複数の貫通穴91(図9)を貫通させて配
設され、液体のドリップポイントを形成する。また、各
液分散管82の側面には、軸方向に延びる一つ以上の、
本実施の形態においては、複数の切欠堰としての図示さ
れない流入穴が形成される。
に形成された複数の貫通穴91(図9)を貫通させて配
設され、液体のドリップポイントを形成する。また、各
液分散管82の側面には、軸方向に延びる一つ以上の、
本実施の形態においては、複数の切欠堰としての図示さ
れない流入穴が形成される。
【0088】ところで、前記各集液分散装置66〜69
において、各液分散管82から液体を分散するに当た
り、分散させられた液体に、充填物pk2(図1)〜p
k5、pk11〜pk13より上方を上昇する蒸気が与
える影響が各液分散管82ごとに異なる場合には、液体
に偏流が生じ、マルディストリビューションが発生して
しまう可能性がある。
において、各液分散管82から液体を分散するに当た
り、分散させられた液体に、充填物pk2(図1)〜p
k5、pk11〜pk13より上方を上昇する蒸気が与
える影響が各液分散管82ごとに異なる場合には、液体
に偏流が生じ、マルディストリビューションが発生して
しまう可能性がある。
【0089】例えば、図7に示されるラミナー型の集液
分散装置67のように、各コレクタラミナ74が液溝7
1より高い位置に配設され、溝部81の底壁bに取り付
けられた液分散管82の下端の位置と、液溝71の底壁
bに取り付けられた液分散管82の下端の位置とが異な
る場合、充填物pk3の上方における液溝71より径方
向内方に、補助用の充填物pk12を配設し、前記溝部
81の底壁bに取り付けられた液分散管82の下端と充
填物pk12との間の距離と、液溝71の底壁bに取り
付けられた液分散管82の下端と充填物pk3との間の
距離とを等しくし、各液分散管82から分散させられた
液体に、上昇する蒸気が与える影響を均等にしている。
分散装置67のように、各コレクタラミナ74が液溝7
1より高い位置に配設され、溝部81の底壁bに取り付
けられた液分散管82の下端の位置と、液溝71の底壁
bに取り付けられた液分散管82の下端の位置とが異な
る場合、充填物pk3の上方における液溝71より径方
向内方に、補助用の充填物pk12を配設し、前記溝部
81の底壁bに取り付けられた液分散管82の下端と充
填物pk12との間の距離と、液溝71の底壁bに取り
付けられた液分散管82の下端と充填物pk3との間の
距離とを等しくし、各液分散管82から分散させられた
液体に、上昇する蒸気が与える影響を均等にしている。
【0090】ところが、この場合、前記充填物pk3の
上に、異なる径の充填物pk12を配設する必要がある
ので、作業が煩わしいだけでなく、蒸留塔61のコスト
が高くなってしまう。
上に、異なる径の充填物pk12を配設する必要がある
ので、作業が煩わしいだけでなく、蒸留塔61のコスト
が高くなってしまう。
【0091】また、液分散管82の下端と充填物pk1
2との間の距離と、前記液分散管82の下端と充填物p
k3との間の距離とが等しくても、各分散させられた液
体を、上昇する蒸気が横切ると、液体が飛散して、液体
に偏流が生じ、マルディストリビューションが発生して
しまう。
2との間の距離と、前記液分散管82の下端と充填物p
k3との間の距離とが等しくても、各分散させられた液
体を、上昇する蒸気が横切ると、液体が飛散して、液体
に偏流が生じ、マルディストリビューションが発生して
しまう。
【0092】そこで、各液分散管82から分散させられ
た液体に、上昇する蒸気が与える影響を均等にすること
ができるようにした本発明の第2の実施の形態について
説明する。
た液体に、上昇する蒸気が与える影響を均等にすること
ができるようにした本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0093】図15は本発明の第2の実施の形態におけ
る集液分散装置の断面図、図16は本発明の第2の実施
の形態における集液分散装置の要部を示す断面図、図1
7は本発明の第2の実施の形態におけるエプロンの下縁
を示す図である。
る集液分散装置の断面図、図16は本発明の第2の実施
の形態における集液分散装置の要部を示す断面図、図1
7は本発明の第2の実施の形態におけるエプロンの下縁
を示す図である。
【0094】図において、167は集液分散装置であ
り、該集液分散装置167は、塔本体12の内周に沿っ
て液溝71を形成するコレクタボックス55、該コレク
タボックス55の内周壁77間に架設された図示されな
いラミナサポート、並びに該ラミナサポートに沿って所
定のピッチで互いに平行に複数配設される、液溜部材と
してのコレクタラミナ174〜176から成る。また、
各コレクタラミナ174〜176は水平方向に延在させ
られる。そして、前記液溝71及び各コレクタラミナ1
74〜176は、上方から降下してきた液体を集めて溜
める。
り、該集液分散装置167は、塔本体12の内周に沿っ
て液溝71を形成するコレクタボックス55、該コレク
タボックス55の内周壁77間に架設された図示されな
いラミナサポート、並びに該ラミナサポートに沿って所
定のピッチで互いに平行に複数配設される、液溜部材と
してのコレクタラミナ174〜176から成る。また、
各コレクタラミナ174〜176は水平方向に延在させ
られる。そして、前記液溝71及び各コレクタラミナ1
74〜176は、上方から降下してきた液体を集めて溜
める。
【0095】各コレクタラミナ174〜176は、上端
に曲折部78を、中央に傾斜部79を、下端に溝部81
を備えるとともに、該各溝部81は、溝部81における
塔本体12の中央から離れる側の壁に、水平方向に延在
させられて、かつ、下方に向けて垂下させられて取り付
けられた区画部材としてのプレート状のエプロン101
を備える。該各エプロン101は、各コレクタラミナ1
74〜176より下方の空間を区画し、前記各エプロン
101の下端は、液分散管82の下端より下方に位置さ
せられ、水平方向において平坦(たん)にされ、かつ、
充填物pk21との間の距離Lpは互いに等しく、0≦
Lp≦50〔mm〕にされる。
に曲折部78を、中央に傾斜部79を、下端に溝部81
を備えるとともに、該各溝部81は、溝部81における
塔本体12の中央から離れる側の壁に、水平方向に延在
させられて、かつ、下方に向けて垂下させられて取り付
けられた区画部材としてのプレート状のエプロン101
を備える。該各エプロン101は、各コレクタラミナ1
74〜176より下方の空間を区画し、前記各エプロン
101の下端は、液分散管82の下端より下方に位置さ
せられ、水平方向において平坦(たん)にされ、かつ、
充填物pk21との間の距離Lpは互いに等しく、0≦
Lp≦50〔mm〕にされる。
【0096】なお、複数の充填物が積層して充填される
蒸留塔61(図1)においては、一つの充填物当たり約
1〔mm〕程度の公差が生じる。そこで、該公差に充填
物の積層数を乗算することによって得られた総合公差が
十分に吸収されるように、前記距離Lpが設定される。
蒸留塔61(図1)においては、一つの充填物当たり約
1〔mm〕程度の公差が生じる。そこで、該公差に充填
物の積層数を乗算することによって得られた総合公差が
十分に吸収されるように、前記距離Lpが設定される。
【0097】コレクタラミナ174は、他のコレクタラ
ミナ175、176と比べて傾斜部79が短く、したが
って、曲折部78の位置が低い。また、中央のコレクタ
ラミナ176は、一つの溝部81に対して傾斜部79、
曲折部78及びエプロン101をそれぞれ二つずつ備
え、二つの傾斜部79は、塔本体12の中央から互いに
離れる側に向けて傾斜させられる。そして、各コレクタ
ラミナ175は、前記コレクタラミナ176を挟んで両
側に、複数個(図では、便宜上一つのコレクタラミナ1
75が示される。)ずつ配設され、各コレクタラミナ1
74は、コレクタラミナ175を挟んで両側に、例え
ば、一つ以上配設される。
ミナ175、176と比べて傾斜部79が短く、したが
って、曲折部78の位置が低い。また、中央のコレクタ
ラミナ176は、一つの溝部81に対して傾斜部79、
曲折部78及びエプロン101をそれぞれ二つずつ備
え、二つの傾斜部79は、塔本体12の中央から互いに
離れる側に向けて傾斜させられる。そして、各コレクタ
ラミナ175は、前記コレクタラミナ176を挟んで両
側に、複数個(図では、便宜上一つのコレクタラミナ1
75が示される。)ずつ配設され、各コレクタラミナ1
74は、コレクタラミナ175を挟んで両側に、例え
ば、一つ以上配設される。
【0098】そして、各溝部81には液分散管82が取
り付けられ、コレクタラミナ174〜176によって集
められた液体は、前記液分散管82から前記充填物pk
21に向けて分散させられる。
り付けられ、コレクタラミナ174〜176によって集
められた液体は、前記液分散管82から前記充填物pk
21に向けて分散させられる。
【0099】この場合、コレクタボックス55の内周壁
77とエプロン101との間に流路102が、各エプロ
ン101間に流路103が形成される。そして、各流路
102、及び各流路103における互いに隣接する溝部
81間の下方の部分に、主として蒸気を上昇させるため
の蒸気流領域が、各流路103における液分散管82の
下方の部分に、主として液体を降下させるための液体流
領域が形成される。
77とエプロン101との間に流路102が、各エプロ
ン101間に流路103が形成される。そして、各流路
102、及び各流路103における互いに隣接する溝部
81間の下方の部分に、主として蒸気を上昇させるため
の蒸気流領域が、各流路103における液分散管82の
下方の部分に、主として液体を降下させるための液体流
領域が形成される。
【0100】したがって、液体流領域と蒸気流領域とを
分離させることができるので、上昇する蒸気が分散させ
られた液体を横切ることが少なくなる。その結果、液体
が飛散することがなくなり、液体に偏流が生じるのを防
止し、マルディストリビューションが発生するのを防止
することができる。
分離させることができるので、上昇する蒸気が分散させ
られた液体を横切ることが少なくなる。その結果、液体
が飛散することがなくなり、液体に偏流が生じるのを防
止し、マルディストリビューションが発生するのを防止
することができる。
【0101】また、液分散管82内に蒸気が進入して
も、降下する液体に混入した蒸気は、液体が旋回流を形
成する際に液体から分離させられ、液分散管82の上端
の開口から放出されるので、液体を均一に分散させる際
の妨げにならない。
も、降下する液体に混入した蒸気は、液体が旋回流を形
成する際に液体から分離させられ、液分散管82の上端
の開口から放出されるので、液体を均一に分散させる際
の妨げにならない。
【0102】なお、本実施の形態においては、前記エプ
ロン101は、各溝部81における塔本体12の中央か
ら離れる側の壁に取り付けられるようになっているが、
各溝部81の両側の壁に取り付けることもできる。その
場合、各流路103において、液体流領域と蒸気流領域
とをエプロン101によって区画することができるの
で、上昇する蒸気が分散させられた液体を横切ることが
一層少なくなる。その結果、液体が飛散することが一層
なくなり、液体に偏流が生じるのを一層防止し、マルデ
ィストリビューションが発生するのを一層防止すること
ができる。
ロン101は、各溝部81における塔本体12の中央か
ら離れる側の壁に取り付けられるようになっているが、
各溝部81の両側の壁に取り付けることもできる。その
場合、各流路103において、液体流領域と蒸気流領域
とをエプロン101によって区画することができるの
で、上昇する蒸気が分散させられた液体を横切ることが
一層少なくなる。その結果、液体が飛散することが一層
なくなり、液体に偏流が生じるのを一層防止し、マルデ
ィストリビューションが発生するのを一層防止すること
ができる。
【0103】ところで、前記切起し部88(図10)
は、液分散管82の円周方向における1箇所以上に形成
されるようになっているが、切起し部88の数が多く
(例えば、4個)、液分散管82内を降下する液体の量
が多い場合、各エプロン101は、本実施の形態のよう
に下方に向けて鉛直に延在させ、液体流領域を十分に確
保する必要がある。ところが、切起し部88の数が少な
く(例えば、2個又は1個)、液分散管82内を降下す
る液体の量が少ない場合、蒸気による液の飛散が多くな
るので、液体流領域を十分に確保する必要性が高くな
る。したがって、蒸留条件に応じて蒸気流領域を広く
し、液体流領域をその分狭くすることができる。
は、液分散管82の円周方向における1箇所以上に形成
されるようになっているが、切起し部88の数が多く
(例えば、4個)、液分散管82内を降下する液体の量
が多い場合、各エプロン101は、本実施の形態のよう
に下方に向けて鉛直に延在させ、液体流領域を十分に確
保する必要がある。ところが、切起し部88の数が少な
く(例えば、2個又は1個)、液分散管82内を降下す
る液体の量が少ない場合、蒸気による液の飛散が多くな
るので、液体流領域を十分に確保する必要性が高くな
る。したがって、蒸留条件に応じて蒸気流領域を広く
し、液体流領域をその分狭くすることができる。
【0104】次に、蒸気流領域を広くした本発明の第3
の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形
態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与
することによってその説明を省略する。
の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形
態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与
することによってその説明を省略する。
【0105】図18は本発明の第3の実施の形態におけ
る集液分散装置の要部を示す断面図である。
る集液分散装置の要部を示す断面図である。
【0106】この場合、各コレクタラミナ175の各溝
部81における塔本体12(図15)の中央から離れる
側の壁に、水平方向に延在させられて、かつ、下方に向
けて垂下させられて、区画部材としてのプレート状のエ
プロン111が取り付けられる。該各エプロン111
は、上半部112が溝部81に固定され、下半部113
がわずかに液分散管82側に寄せられる。
部81における塔本体12(図15)の中央から離れる
側の壁に、水平方向に延在させられて、かつ、下方に向
けて垂下させられて、区画部材としてのプレート状のエ
プロン111が取り付けられる。該各エプロン111
は、上半部112が溝部81に固定され、下半部113
がわずかに液分散管82側に寄せられる。
【0107】したがって、蒸留条件に応じて蒸気流領域
を広くし、液体流領域をその分狭くすることができる。
を広くし、液体流領域をその分狭くすることができる。
【0108】図19は本発明の第3の実施の形態におけ
る他の集液分散装置の要部を示す断面図である。
る他の集液分散装置の要部を示す断面図である。
【0109】この場合、各コレクタラミナ175の各溝
部81の底壁bにおける塔本体12(図15)の中央か
ら離れる側に、水平方向に延在させられて、かつ、下方
に向けて垂下させられて、区画部材としての端部に
「L」字状の部分が形成されたプレート状のエプロン1
15が取り付けられる。該各エプロン115は、上端が
前記底壁bに取り付けられ、液分散管82側に寄った部
分から下端にかけて延在させられる。
部81の底壁bにおける塔本体12(図15)の中央か
ら離れる側に、水平方向に延在させられて、かつ、下方
に向けて垂下させられて、区画部材としての端部に
「L」字状の部分が形成されたプレート状のエプロン1
15が取り付けられる。該各エプロン115は、上端が
前記底壁bに取り付けられ、液分散管82側に寄った部
分から下端にかけて延在させられる。
【0110】したがって、蒸留条件に応じて蒸気流領域
を広くし、液体流領域をその分狭くすることができる。
を広くし、液体流領域をその分狭くすることができる。
【0111】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
説明する。
【0112】図20は本発明の第4の実施の形態におけ
るエプロンの下縁を示す図、図21は本発明の第4の実
施の形態における他のエプロンの下縁を示す図である。
るエプロンの下縁を示す図、図21は本発明の第4の実
施の形態における他のエプロンの下縁を示す図である。
【0113】図20において、121は区画部材として
のプレート状のエプロン、122は該エプロン121の
下端に形成された液分散均等化部としてのノッチであ
る。また、図21において、123は区画部材としての
エプロン、124は該エプロン123の下半部に形成さ
れた液分散均等化部としての水平蛇腹である。
のプレート状のエプロン、122は該エプロン121の
下端に形成された液分散均等化部としてのノッチであ
る。また、図21において、123は区画部材としての
エプロン、124は該エプロン123の下半部に形成さ
れた液分散均等化部としての水平蛇腹である。
【0114】前記ノッチ122は、前記液分散管82か
ら分散させられた液体を更に均一化し、前記充填物pk
21に供給するためのものである。また、水平蛇腹12
4は、前記液分散管82から分散させられた液体が、エ
プロンからジャンピングするのを防止するためのもので
ある。
ら分散させられた液体を更に均一化し、前記充填物pk
21に供給するためのものである。また、水平蛇腹12
4は、前記液分散管82から分散させられた液体が、エ
プロンからジャンピングするのを防止するためのもので
ある。
【0115】
塔径ID 1450〔mm〕
塔断面積 1.65〔m2 〕
最小液量 6.8〔m3 /hr〕(4.1〔m3 /m2
・hr〕相当) 最大液量 12.6〔m3 /hr〕(7.6〔m3 /m
2 ・hr〕相当) ところで、蒸留塔61内において、横125〔mm〕×
縦180〔mm〕の範囲を液滴下位置範囲とすると、各
液滴下位置範囲に、外径dが25.4〔mm〕の一つの
液分散管82を配設した場合、液滴下位置範囲の面積が
約230〔cm 2 〕であり、蒸留塔61の断面積は1.
65×10000〔cm2 〕であるので、N個 の液分散管82が必要になる。
・hr〕相当) 最大液量 12.6〔m3 /hr〕(7.6〔m3 /m
2 ・hr〕相当) ところで、蒸留塔61内において、横125〔mm〕×
縦180〔mm〕の範囲を液滴下位置範囲とすると、各
液滴下位置範囲に、外径dが25.4〔mm〕の一つの
液分散管82を配設した場合、液滴下位置範囲の面積が
約230〔cm 2 〕であり、蒸留塔61の断面積は1.
65×10000〔cm2 〕であるので、N個 の液分散管82が必要になる。
【0116】このとき、塔本体12の全体の濡れ辺長L
wは、 になるので、最小の液高さDminは、 になり、最小の液深は10〔mm〕相当が好ましい。
wは、 になるので、最小の液高さDminは、 になり、最小の液深は10〔mm〕相当が好ましい。
【0117】また、最大の液高さはDmaxは、
になり、最大の液深は16〔mm〕相当が好ましい。
【0118】図2に示される従来の液分散装置23の場
合、径が7.8〔mm〕の分散口が56個、径が6.2
〔mm〕の分散口が16個形成される。 〔実施例2〕 塔径ID 1110〔mm〕 塔断面積 0.95〔m2 〕 最小液量 1.235〔m3 /hr〕(1.3〔m3 /
m2 ・hr〕相当) 最大液量 2.28〔m3 /hr〕(2.4〔m3 /m
2 ・hr〕相当) ところで、蒸留塔61内において、横125〔mm〕×
縦180〔mm〕の範囲を液滴下位置範囲とすると、各
液滴下位置範囲に、外径dが25.4〔mm〕の一つの
液分散管82を配設した場合、液滴下位置範囲の面積が
約230〔cm 2 〕であり、蒸留塔61の断面積は0.
95×10000〔cm2 〕であるので、N個 の液分散管82が必要になる。
合、径が7.8〔mm〕の分散口が56個、径が6.2
〔mm〕の分散口が16個形成される。 〔実施例2〕 塔径ID 1110〔mm〕 塔断面積 0.95〔m2 〕 最小液量 1.235〔m3 /hr〕(1.3〔m3 /
m2 ・hr〕相当) 最大液量 2.28〔m3 /hr〕(2.4〔m3 /m
2 ・hr〕相当) ところで、蒸留塔61内において、横125〔mm〕×
縦180〔mm〕の範囲を液滴下位置範囲とすると、各
液滴下位置範囲に、外径dが25.4〔mm〕の一つの
液分散管82を配設した場合、液滴下位置範囲の面積が
約230〔cm 2 〕であり、蒸留塔61の断面積は0.
95×10000〔cm2 〕であるので、N個 の液分散管82が必要になる。
【0119】このとき、塔本体12の全体の濡れ辺長L
wは、 になるので、最小の液高さDminは、 になり、最小の液深は7〔mm〕相当が好ましい。
wは、 になるので、最小の液高さDminは、 になり、最小の液深は7〔mm〕相当が好ましい。
【0120】また、最大の液高さDmaxは、
になり、最大の液深は12〔mm〕相当が好ましい。
【0121】前記各実施の形態においては、蒸留塔内を
フィード側とサイドカット側とに分割しない蒸留塔につ
いて説明しているが、本発明を蒸留塔内が中仕切りによ
って分割された結合型蒸留塔にも適用することができ
る。
フィード側とサイドカット側とに分割しない蒸留塔につ
いて説明しているが、本発明を蒸留塔内が中仕切りによ
って分割された結合型蒸留塔にも適用することができ
る。
【0122】また、前記各実施の形態においては、プロ
セス装置として蒸留装置について説明しているが、吸
収、抽出、混合等のプロセス技術を利用した他のプロセ
ス装置に本発明を適用することができる。例えば、吸収
操作プロセス装置において、窒素酸化物、硫黄酸化物等
のガスを吸収したり、廃液処理プロセス装置において、
アンモニア、シアン等の廃液処理を行ったり、液液プロ
セス装置において、分別抽出による異性体の分離、製品
中の不純物の除去、水溶液の脱水精製、溶剤中の主成分
の抽出、溶剤の回収、廃水内の成分の抽出、廃水/プロ
セス流体からのフェノールの回収、水溶液中の酢酸の回
収、処理液中の有機物質及び無機物質の除去、溶液中の
金属の抽出等を行ったりすることができる。そして、混
合・攪拌(かくはん)プロセス装置において各成分の混
合及び攪拌を行うことができる。このように、各成分が
分布する各種のプロセス装置に本発明を適用することが
できる。
セス装置として蒸留装置について説明しているが、吸
収、抽出、混合等のプロセス技術を利用した他のプロセ
ス装置に本発明を適用することができる。例えば、吸収
操作プロセス装置において、窒素酸化物、硫黄酸化物等
のガスを吸収したり、廃液処理プロセス装置において、
アンモニア、シアン等の廃液処理を行ったり、液液プロ
セス装置において、分別抽出による異性体の分離、製品
中の不純物の除去、水溶液の脱水精製、溶剤中の主成分
の抽出、溶剤の回収、廃水内の成分の抽出、廃水/プロ
セス流体からのフェノールの回収、水溶液中の酢酸の回
収、処理液中の有機物質及び無機物質の除去、溶液中の
金属の抽出等を行ったりすることができる。そして、混
合・攪拌(かくはん)プロセス装置において各成分の混
合及び攪拌を行うことができる。このように、各成分が
分布する各種のプロセス装置に本発明を適用することが
できる。
【0123】また、前記各実施の形態においては、蒸留
塔61内を下方に移動する液体を効率よく集め、均一に
分散させるための集液分散装置について説明している
が、各種の外部液、内部液等の液体を下方に移動させる
ときに、液相と気相とを均一に接触させる装置に適用す
ることもできる。
塔61内を下方に移動する液体を効率よく集め、均一に
分散させるための集液分散装置について説明している
が、各種の外部液、内部液等の液体を下方に移動させる
ときに、液相と気相とを均一に接触させる装置に適用す
ることもできる。
【0124】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0125】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、集液分散装置においては、貫通穴が形成され、上
方から降下してきた液体を集めて溜める液溜部材と、前
記貫通穴を貫通させて配設され、側面に流入穴が形成さ
れ、前記液溜部材から流入した液体を分散させる液分散
管とを有する。
れば、集液分散装置においては、貫通穴が形成され、上
方から降下してきた液体を集めて溜める液溜部材と、前
記貫通穴を貫通させて配設され、側面に流入穴が形成さ
れ、前記液溜部材から流入した液体を分散させる液分散
管とを有する。
【0126】この場合、上方から降下してきた液体を集
めて溜める液溜部材に貫通穴が形成され、該貫通穴を貫
通させて液分散管が配設されるので、集液分散装置の高
さ方向における寸法を小さくすることができる。その結
果、プロセス装置の高さ方向における寸法を小さくする
ことができ、プロセス装置を小型化することができる。
めて溜める液溜部材に貫通穴が形成され、該貫通穴を貫
通させて液分散管が配設されるので、集液分散装置の高
さ方向における寸法を小さくすることができる。その結
果、プロセス装置の高さ方向における寸法を小さくする
ことができ、プロセス装置を小型化することができる。
【0127】そして、プロセス装置の中間部における原
液、還流液、サイドカット液等の液体の出入りの多いプ
ロセス系の場合でも、集液装置及び液分散装置を配設す
る必要がないので、プロセス装置を小型化することがで
きる。
液、還流液、サイドカット液等の液体の出入りの多いプ
ロセス系の場合でも、集液装置及び液分散装置を配設す
る必要がないので、プロセス装置を小型化することがで
きる。
【0128】また、集液分散装置内に滞留する液体の量
を少なくすることができるので、プロセス性能を高くす
ることができる。そして、プロセス装置の負荷の変動、
原液の組成の変動に対して時間遅れが発生することがな
くなるので、プロセス装置の運転の安定性を向上させる
ことができる。
を少なくすることができるので、プロセス性能を高くす
ることができる。そして、プロセス装置の負荷の変動、
原液の組成の変動に対して時間遅れが発生することがな
くなるので、プロセス装置の運転の安定性を向上させる
ことができる。
【0129】本発明の他の集液分散装置においては、さ
らに、前記液溜部材は、互いに平行に配設された複数の
コレクタラミナである。
らに、前記液溜部材は、互いに平行に配設された複数の
コレクタラミナである。
【0130】この場合、液体及び蒸気の流れに偏りが生
じないので、液体と蒸気とを十分に接触させることがで
きる。
じないので、液体と蒸気とを十分に接触させることがで
きる。
【0131】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記流入穴は液分散管の軸方向に沿って形
成される。そして、前記流入穴の下端は、前記液溜部材
の上面より下方に設定される。
は、さらに、前記流入穴は液分散管の軸方向に沿って形
成される。そして、前記流入穴の下端は、前記液溜部材
の上面より下方に設定される。
【0132】この場合、流入穴の下端は、前記液溜部材
の上面より下方に設定されるので、、液体に含有される
不純物等によって流入穴が閉塞するのを防止することが
できる。しかも、汚れが大きい液体が通過する際でも、
多品種の原液の切替運転中でも、流入穴が閉塞すること
がないので、プロセス装置の保守・管理を簡素化するこ
とができる。
の上面より下方に設定されるので、、液体に含有される
不純物等によって流入穴が閉塞するのを防止することが
できる。しかも、汚れが大きい液体が通過する際でも、
多品種の原液の切替運転中でも、流入穴が閉塞すること
がないので、プロセス装置の保守・管理を簡素化するこ
とができる。
【0133】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液分散管は、前記流入穴に隣接させて
形成され、流入した液体を旋回させるための突出部を備
える。
は、さらに、前記液分散管は、前記流入穴に隣接させて
形成され、流入した液体を旋回させるための突出部を備
える。
【0134】この場合、前記液分散管の内周面に沿って
薄い液膜が均一に、かつ、安定して形成されるだけでな
く、ターンダウン時等のように液体の量が少なくても、
液分散管の内周面の全体に液膜を形成することができ、
乾き面が形成されない。
薄い液膜が均一に、かつ、安定して形成されるだけでな
く、ターンダウン時等のように液体の量が少なくても、
液分散管の内周面の全体に液膜を形成することができ、
乾き面が形成されない。
【0135】したがって、下方の充填物に液体を均一
に、かつ、安定して分散させることができる。
に、かつ、安定して分散させることができる。
【0136】また、液分散管の内周面に沿って薄い液膜
が形成されるので、集液分散装置内に滞留する液体の量
を少なくすることができる。したがって、プロセス性能
を高くすることができる。そして、プロセス装置の負荷
の変動、原液の組成の変動に対して時間遅れが発生する
ことがなくなるので、プロセス装置の運転の安定性を向
上させることができる。
が形成されるので、集液分散装置内に滞留する液体の量
を少なくすることができる。したがって、プロセス性能
を高くすることができる。そして、プロセス装置の負荷
の変動、原液の組成の変動に対して時間遅れが発生する
ことがなくなるので、プロセス装置の運転の安定性を向
上させることができる。
【0137】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液分散管は、ばね力で前記貫通穴の内
周面に押し付けられる。
は、さらに、前記液分散管は、ばね力で前記貫通穴の内
周面に押し付けられる。
【0138】この場合、他の固定手段を必要とすること
なく良好な状態で液分散管を取り付けることができる。
なく良好な状態で液分散管を取り付けることができる。
【0139】本発明の更に他の集液分散装置において
は、さらに、前記液溜部材は、下方に向けて垂下させら
れ、液溜部材より下方の空間を区画する区画部材を備え
る。
は、さらに、前記液溜部材は、下方に向けて垂下させら
れ、液溜部材より下方の空間を区画する区画部材を備え
る。
【0140】この場合、前記液溜部材は、下方に向けて
垂下させられ、液溜部材より下方の空間を区画する区画
部材を備えるので、上昇する蒸気が分散させられた液体
を横切ることがなくなる。その結果、液体が飛散するこ
とがなくなり、液体に偏流が生じるのを防止し、マルデ
ィストリビューションが発生するのを防止することがで
きる。
垂下させられ、液溜部材より下方の空間を区画する区画
部材を備えるので、上昇する蒸気が分散させられた液体
を横切ることがなくなる。その結果、液体が飛散するこ
とがなくなり、液体に偏流が生じるのを防止し、マルデ
ィストリビューションが発生するのを防止することがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における蒸留塔の概
念図である。
念図である。
【図2】従来の蒸留塔の概念図である。
【図3】従来の他の蒸留塔の要部を示す断面図である。
【図4】従来の更に他の蒸留塔をの要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるラミナー型
の集液分散装置の断面図である。
の集液分散装置の断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるラミナー型
の集液分散装置の部分平面図である。
の集液分散装置の部分平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるラミナー型
の集液分散装置の要部を示す断面図である。
の集液分散装置の要部を示す断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における他のラミナ
ー型の集液分散装置の要部を示す断面図である。
ー型の集液分散装置の要部を示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における液分散管の
取付状態を示す図である。
取付状態を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における液分散管
の断面図である。
の断面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における液分散管
内の液体の流れを示す第1の図である。
内の液体の流れを示す第1の図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態における液分散管
内の液体の流れを示す第2の図である。
内の液体の流れを示す第2の図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態におけるチムニー
トレー型の集液分散装置の断面図である。
トレー型の集液分散装置の断面図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態におけるチムニー
トレー型の集液分散装置の平面図である。
トレー型の集液分散装置の平面図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態における集液分散
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態における集液分散
装置の要部を示す断面図である。
装置の要部を示す断面図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態におけるエプロン
の下縁を示す図である。
の下縁を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態における集液分散
装置の要部を示す断面図である。
装置の要部を示す断面図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態における他の集液
分散装置の要部を示す断面図である。
分散装置の要部を示す断面図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態におけるエプロン
の下縁を示す図である。
の下縁を示す図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態における他のエプ
ロンの下縁を示す図である。
ロンの下縁を示す図である。
12 塔本体
66〜69、167 集液分散装置
74〜76、86、174〜176 コレクタラミナ
82 液分散管
83 流入穴
88 切起し部
91 貫通穴
94 底板
97 チムニー
101、111、115、121、123 エプロン
Claims (10)
- 【請求項1】 (a)貫通穴が形成され、上方から降下
してきた液体を集めて溜める液溜部材と、(b)前記貫
通穴を貫通させて配設され、側面に流入穴が形成され、
前記液溜部材から流入した液体を分散させる液分散管と
を有することを特徴とする集液分散装置。 - 【請求項2】 前記液溜部材は、互いに平行に配設され
た複数のコレクタラミナである請求項1に記載の集液分
散装置。 - 【請求項3】 前記液溜部材は、塔本体内の全体にわた
って水平方向に延在させられ、所定の箇所に蒸気を上昇
させるためのチムニーが形成された底板である請求項1
に記載の集液分散装置。 - 【請求項4】 (a)前記流入穴は液分散管の軸方向に
沿って形成され、(b)前記流入穴の下端は、前記液溜
部材の上面より下方に設定される請求項1に記載の集液
分散装置。 - 【請求項5】 前記液分散管は、前記流入穴に隣接させ
て形成され、流入した液体を旋回させるための突出部を
備える請求項1に記載の集液分散装置。 - 【請求項6】 前記液分散管は、ばね力で前記貫通穴の
内周面に押し付けられる請求項1に記載の集液分散装
置。 - 【請求項7】 前記液溜部材は、下方に向けて垂下させ
られ、液溜部材より下方の空間を区画する区画部材を備
える請求項1に記載の集液分散装置。 - 【請求項8】 前記区画部材の下端は、前記液分散管の
下端より下方に位置させられる請求項7に記載の集液分
散装置。 - 【請求項9】 前記区画部材はプレート状のエプロンで
ある請求項7又は8に記載の集液分散装置。 - 【請求項10】 前記区画部材は、主として液体を降下
させるための液体流領域、及び主として蒸気を上昇させ
るための蒸気流領域を形成する請求項7〜9のいずれか
1項に記載の集液分散装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002235058A JP2003299902A (ja) | 2002-02-08 | 2002-08-12 | 集液分散装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032681 | 2002-02-08 | ||
| JP2002-32681 | 2002-02-08 | ||
| JP2002235058A JP2003299902A (ja) | 2002-02-08 | 2002-08-12 | 集液分散装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003299902A true JP2003299902A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=29405011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002235058A Pending JP2003299902A (ja) | 2002-02-08 | 2002-08-12 | 集液分散装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003299902A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009068831A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-04-02 | Air Products & Chemicals Inc | 充填塔のための液体コレクター及び再分配器 |
| JP2018533475A (ja) * | 2015-11-02 | 2018-11-15 | コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag | イソシアネートを精製するための蒸留塔およびその使用 |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002235058A patent/JP2003299902A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009068831A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-04-02 | Air Products & Chemicals Inc | 充填塔のための液体コレクター及び再分配器 |
| US8408026B2 (en) | 2007-08-21 | 2013-04-02 | Air Products And Chemicals, Inc. | Liquid collector and redistributor for packed columns |
| JP2018533475A (ja) * | 2015-11-02 | 2018-11-15 | コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag | イソシアネートを精製するための蒸留塔およびその使用 |
| JP7013372B2 (ja) | 2015-11-02 | 2022-01-31 | コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフト | イソシアネートを精製するための蒸留塔およびその使用 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041110 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070302 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070731 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |