JP2003302121A - 自然エネルギー利用冷暖房設備および同設置方法 - Google Patents
自然エネルギー利用冷暖房設備および同設置方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地中熱と溜め池の水といった自然エネルギー
を利用して建物を暖房および冷房することのできる設備
およびその設置方法を提供する。 【解決手段】 建物1の近傍に溜め池3を設けると共
に、該溜め池3内にループ状熱交換器4を設置し、前記
溜め池3の外周に沿って棒状熱交換器5を複数埋設し、
建物1内に室内機2を設置し、蒸発器6a、圧縮器6
b、凝縮器6cおよび膨張弁6dを有するヒートポンプ
6を設け、前記棒状熱交換器5およびループ状熱交換器
4とヒートポンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱媒Lを
循環させる第一循環路7で連結し、前記ヒートポンプ6
の凝縮器6cと室内機2とを、第二熱媒Mを循環させる
第二循環路8で連結し、前記棒状熱交換器5と前記ルー
プ状熱交換器4で採取した熱エネルギーを、前記ヒート
ポンプ6を介して前記室内機2へ送り、前記建物1を冷
房または暖房する。
を利用して建物を暖房および冷房することのできる設備
およびその設置方法を提供する。 【解決手段】 建物1の近傍に溜め池3を設けると共
に、該溜め池3内にループ状熱交換器4を設置し、前記
溜め池3の外周に沿って棒状熱交換器5を複数埋設し、
建物1内に室内機2を設置し、蒸発器6a、圧縮器6
b、凝縮器6cおよび膨張弁6dを有するヒートポンプ
6を設け、前記棒状熱交換器5およびループ状熱交換器
4とヒートポンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱媒Lを
循環させる第一循環路7で連結し、前記ヒートポンプ6
の凝縮器6cと室内機2とを、第二熱媒Mを循環させる
第二循環路8で連結し、前記棒状熱交換器5と前記ルー
プ状熱交換器4で採取した熱エネルギーを、前記ヒート
ポンプ6を介して前記室内機2へ送り、前記建物1を冷
房または暖房する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、主として山村地
域の建物に好的の自然エネルギーを利用した冷暖房設備
およびその設置方法に関するものである。
域の建物に好的の自然エネルギーを利用した冷暖房設備
およびその設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 広い土地と山林を有する山村地域にお
いては、生活環境の向上が求められている一方で、労働
力不足により、その土地や山林等の自然環境を保全する
機能が低下している。従って、その二つが同時に求めら
れている。
いては、生活環境の向上が求められている一方で、労働
力不足により、その土地や山林等の自然環境を保全する
機能が低下している。従って、その二つが同時に求めら
れている。
【0003】比較的広い土地を有する山村地域において
は、多くの溜め池が存在しており、また、存在していな
い場所でも、その広い土地を利用して溜め池を設けるこ
とができる。こうした広い土地や溜め池に豊富に存在す
る地中熱や水の熱といった自然エネルギーを利用して建
物の冷暖房を行うことができれば、山村地域の自然環境
を汚染することがなく、好ましい。また、大局的な見地
から言っても、地球温暖化や酸性雨による森林の破壊を
防止することができるので望ましい。
は、多くの溜め池が存在しており、また、存在していな
い場所でも、その広い土地を利用して溜め池を設けるこ
とができる。こうした広い土地や溜め池に豊富に存在す
る地中熱や水の熱といった自然エネルギーを利用して建
物の冷暖房を行うことができれば、山村地域の自然環境
を汚染することがなく、好ましい。また、大局的な見地
から言っても、地球温暖化や酸性雨による森林の破壊を
防止することができるので望ましい。
【0004】こうした観点から、本発明者は、山村地域
で利用することができる自然エネルギーについて、下記
の如く検討した。 (1)地下水 地下水の温度は、年間を通じて変化が少なく熱源として
安定しているものの、その存在は不確定である。特に山
村区域では地域的に限定されやすい。また、地下水は比
較的採取し易いために、採取量が自然の保有量を上回
り、地盤沈下や枯渇といった問題を誘発しやすい。従っ
て、冷暖房の熱源としては好ましくない。
で利用することができる自然エネルギーについて、下記
の如く検討した。 (1)地下水 地下水の温度は、年間を通じて変化が少なく熱源として
安定しているものの、その存在は不確定である。特に山
村区域では地域的に限定されやすい。また、地下水は比
較的採取し易いために、採取量が自然の保有量を上回
り、地盤沈下や枯渇といった問題を誘発しやすい。従っ
て、冷暖房の熱源としては好ましくない。
【0005】(2)太陽光
無尽蔵の自然エネルギーとして注目度は高く、今後の利
用増大が予想されるが、季節や気候等の影響を受け易
く、特に冬期には補助熱源を必要とする。従って、使用
条件を満たす必要がある。
用増大が予想されるが、季節や気候等の影響を受け易
く、特に冬期には補助熱源を必要とする。従って、使用
条件を満たす必要がある。
【0006】(3)地中熱
地下100〜150m位の岩盤に不凍液等の熱媒を送り
込んで、この熱媒で地中熱を採取することができる。ま
た、地中の深部では、年間を通じてその温度が15〜2
0℃位で安定している。さらに、地中熱はどのような場
所にでも豊富に存在する。従って、冷暖房の熱源として
利用することができる。
込んで、この熱媒で地中熱を採取することができる。ま
た、地中の深部では、年間を通じてその温度が15〜2
0℃位で安定している。さらに、地中熱はどのような場
所にでも豊富に存在する。従って、冷暖房の熱源として
利用することができる。
【0007】(4)溜め池(水中熱)
ダムや貯水池を含む溜め池の深層部(5〜10m以深)
の水温は、年間を通して比較的安定しており、熱エネル
ギーの量としてもある程度豊富である。また、地域的に
は限定されるものの、設置費は高くない。従って、冷暖
房の熱源として利用できる。
の水温は、年間を通して比較的安定しており、熱エネル
ギーの量としてもある程度豊富である。また、地域的に
は限定されるものの、設置費は高くない。従って、冷暖
房の熱源として利用できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 本発明者は、上記の
点に鑑み、地中熱と溜め池の水を利用した建物の冷暖房
装置を創案するに至った。そこで、本発明は、地中熱と
溜め池の水といった自然エネルギーを利用して建物を暖
房および冷房することのできる設備およびその設置方法
を提供することを課題とする。
点に鑑み、地中熱と溜め池の水を利用した建物の冷暖房
装置を創案するに至った。そこで、本発明は、地中熱と
溜め池の水といった自然エネルギーを利用して建物を暖
房および冷房することのできる設備およびその設置方法
を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図3を参照し
て説明する。本発明に係る自然エネルギー利用冷暖房設
備は、建物1の近傍に溜め池3を設けると共に、該溜め
池3内にループ状熱交換器4を設置し、前記溜め池3の
外周に沿って棒状熱交換器5を複数埋設し、建物1内に
室内機2を設置し、蒸発器6a、圧縮器6b、凝縮器6
cおよび膨張弁6dを有するヒートポンプ6を設け、前
記棒状熱交換器5およびループ状熱交換器4とヒートポ
ンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱媒Lを循環させる第
一循環路7で連結し、前記ヒートポンプ6の凝縮器6c
と室内機2とを、第二熱媒Mを循環させる第二循環路8
で連結し、前記棒状熱交換器5と前記ループ状熱交換器
4で採取した熱エネルギーを、前記ヒートポンプ6を介
して前記室内機2へ送り、前記建物1を冷房または暖房
してなる。
て説明する。本発明に係る自然エネルギー利用冷暖房設
備は、建物1の近傍に溜め池3を設けると共に、該溜め
池3内にループ状熱交換器4を設置し、前記溜め池3の
外周に沿って棒状熱交換器5を複数埋設し、建物1内に
室内機2を設置し、蒸発器6a、圧縮器6b、凝縮器6
cおよび膨張弁6dを有するヒートポンプ6を設け、前
記棒状熱交換器5およびループ状熱交換器4とヒートポ
ンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱媒Lを循環させる第
一循環路7で連結し、前記ヒートポンプ6の凝縮器6c
と室内機2とを、第二熱媒Mを循環させる第二循環路8
で連結し、前記棒状熱交換器5と前記ループ状熱交換器
4で採取した熱エネルギーを、前記ヒートポンプ6を介
して前記室内機2へ送り、前記建物1を冷房または暖房
してなる。
【0010】また、本発明に係る自然エネルギー利用冷
暖房設備の設置方法は、建物1の近傍に溜め池3を設け
ると共に、該溜め池3内にループ状熱交換器4を設置す
る第一工程と、前記溜め池3の外周に沿って棒状熱交換
器5を複数埋設する第二工程と、建物1内に室内機2を
設置する第三工程と、蒸発器6a、圧縮器6b、凝縮器
6cおよび膨張弁6dを有するヒートポンプ6を設ける
第四工程と、前記棒状熱交換器5およびループ状熱交換
器4とヒートポンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱媒L
を循環させる第一循環路7で連結する第五工程と、前記
ヒートポンプ6の凝縮器6cと室内機2とを、第二熱媒
Mを循環させる第二循環路8で連結する第六工程と、で
構成し、前記棒状熱交換器5と前記ループ状熱交換器4
で採取した熱エネルギーを、前記ヒートポンプ6を介し
て前記室内機2へ送り、前記建物1を冷房または暖房し
てなる。
暖房設備の設置方法は、建物1の近傍に溜め池3を設け
ると共に、該溜め池3内にループ状熱交換器4を設置す
る第一工程と、前記溜め池3の外周に沿って棒状熱交換
器5を複数埋設する第二工程と、建物1内に室内機2を
設置する第三工程と、蒸発器6a、圧縮器6b、凝縮器
6cおよび膨張弁6dを有するヒートポンプ6を設ける
第四工程と、前記棒状熱交換器5およびループ状熱交換
器4とヒートポンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱媒L
を循環させる第一循環路7で連結する第五工程と、前記
ヒートポンプ6の凝縮器6cと室内機2とを、第二熱媒
Mを循環させる第二循環路8で連結する第六工程と、で
構成し、前記棒状熱交換器5と前記ループ状熱交換器4
で採取した熱エネルギーを、前記ヒートポンプ6を介し
て前記室内機2へ送り、前記建物1を冷房または暖房し
てなる。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明に係る自然エネルギー利
用冷暖房設備(および同設置方法)の実施形態を、図1
乃至図3に示す。この冷暖房設備は、建物1の近傍に溜
め池3を設けると共に、その溜め池3の底に、ポリエチ
レン等の合成樹脂製パイプを輪状に巻回したループ状熱
交換器4を設置し、さらに、溜め池3の外周に沿って同
じくポリエチレン等の合成樹脂製パイプで構成した棒状
熱交換器5を多数埋設している。なお、この棒状熱交換
器5は、例えば、外筒内に内筒を同心状に挿入して組付
けた同心二重管タイプでも良いし、管本体の中心に隔壁
を設けて二つの通路を形成したU字管タイプでも良い。
用冷暖房設備(および同設置方法)の実施形態を、図1
乃至図3に示す。この冷暖房設備は、建物1の近傍に溜
め池3を設けると共に、その溜め池3の底に、ポリエチ
レン等の合成樹脂製パイプを輪状に巻回したループ状熱
交換器4を設置し、さらに、溜め池3の外周に沿って同
じくポリエチレン等の合成樹脂製パイプで構成した棒状
熱交換器5を多数埋設している。なお、この棒状熱交換
器5は、例えば、外筒内に内筒を同心状に挿入して組付
けた同心二重管タイプでも良いし、管本体の中心に隔壁
を設けて二つの通路を形成したU字管タイプでも良い。
【0012】また、それと共に、建物1内に室内機2を
設置すると共に、建物1の外にヒートポンプ6を設置し
ている。このヒートポンプ6は、蒸発器6a、圧縮器6
b、凝縮器6cおよび膨張弁6dを備えると共に、それ
らを通過する第三熱媒Nを有する。
設置すると共に、建物1の外にヒートポンプ6を設置し
ている。このヒートポンプ6は、蒸発器6a、圧縮器6
b、凝縮器6cおよび膨張弁6dを備えると共に、それ
らを通過する第三熱媒Nを有する。
【0013】さらに、棒状熱交換器5およびループ状熱
交換器4とヒートポンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱
媒(不凍液)Lを循環させる第一循環路7で連結すると
共に、ヒートポンプ6の凝縮器6cと室内機2とを、第
二熱媒(不凍液)Mを循環させる第二循環路8で連結し
ている。第一循環路7および第二循環路8には、それぞ
れ第一熱媒Lおよび第二熱媒Mを循環させるためのポン
プ9を取付けている。
交換器4とヒートポンプ6の蒸発器6a内とを、第一熱
媒(不凍液)Lを循環させる第一循環路7で連結すると
共に、ヒートポンプ6の凝縮器6cと室内機2とを、第
二熱媒(不凍液)Mを循環させる第二循環路8で連結し
ている。第一循環路7および第二循環路8には、それぞ
れ第一熱媒Lおよび第二熱媒Mを循環させるためのポン
プ9を取付けている。
【0014】そして、棒状熱交換器5とループ状熱交換
器4で採取した熱エネルギーを、ヒートポンプ6を介し
て室内機2へ送り、建物1を冷房または暖房する。室内
機2は、いわゆる通常のエアコンを使用している。
器4で採取した熱エネルギーを、ヒートポンプ6を介し
て室内機2へ送り、建物1を冷房または暖房する。室内
機2は、いわゆる通常のエアコンを使用している。
【0015】なお、本発明に係る自然エネルギー利用冷
暖房設備の設置方法における第一工程〜第六工程の順序
は、その順番通りに限定されるものではない。
暖房設備の設置方法における第一工程〜第六工程の順序
は、その順番通りに限定されるものではない。
【0016】この自然エネルギー利用冷暖房設備の作用
について、暖房の場合について説明する。最初に、二つ
のポンプ9を稼動して、第一循環路7および第二循環路
8の第一熱媒Lおよび第二熱媒Mを循環させる。第一循
環路7の第一熱媒Lは、棒状熱交換器5を循環して地中
熱を採取すると同時に、ループ状熱交換器4を循環して
水中熱を採取し、ヒートポンプ6に送られる。
について、暖房の場合について説明する。最初に、二つ
のポンプ9を稼動して、第一循環路7および第二循環路
8の第一熱媒Lおよび第二熱媒Mを循環させる。第一循
環路7の第一熱媒Lは、棒状熱交換器5を循環して地中
熱を採取すると同時に、ループ状熱交換器4を循環して
水中熱を採取し、ヒートポンプ6に送られる。
【0017】ヒートポンプ6では、蒸発器6aにおいて
第三熱媒Nが第一熱媒Lによって加温された後、圧縮器
6bで圧縮され、高温化されて凝縮器6cに至り、凝縮
器6cにおいて熱を放出し第二液媒を加温する。加温さ
れた第二液媒は、室内機2を循環する間にその熱を放出
し、建物1内を暖房する。第三液媒は、膨張弁6dを通
過して再び蒸発器6aに至る。こうした行程を繰り返す
ことによって、建物1内を暖房する。なお、冷房の場合
は、第三液媒の流れを逆にする。また、冷房と共に除湿
を行うこともできる。
第三熱媒Nが第一熱媒Lによって加温された後、圧縮器
6bで圧縮され、高温化されて凝縮器6cに至り、凝縮
器6cにおいて熱を放出し第二液媒を加温する。加温さ
れた第二液媒は、室内機2を循環する間にその熱を放出
し、建物1内を暖房する。第三液媒は、膨張弁6dを通
過して再び蒸発器6aに至る。こうした行程を繰り返す
ことによって、建物1内を暖房する。なお、冷房の場合
は、第三液媒の流れを逆にする。また、冷房と共に除湿
を行うこともできる。
【0018】本発明者は、本発明に係る冷暖房設備を、
次のように設置して暖房効果を試した。すなわち、建坪
が200m2の建物1において、面積200m2の土地
に水深5mの溜め池3を作り、その底に、100mのパ
イプを輪状に複数巻回したループ状熱交換器4を3個設
置した。同時に、外径100mmの棒状熱交換器5を、
溜め池3の外周に添って、地中100mの深さに至る程
度で、かつ約5m間隔で配置した。この溜め池3の底部
の水温は8℃であった(地中熱の温度は測定していな
い)。
次のように設置して暖房効果を試した。すなわち、建坪
が200m2の建物1において、面積200m2の土地
に水深5mの溜め池3を作り、その底に、100mのパ
イプを輪状に複数巻回したループ状熱交換器4を3個設
置した。同時に、外径100mmの棒状熱交換器5を、
溜め池3の外周に添って、地中100mの深さに至る程
度で、かつ約5m間隔で配置した。この溜め池3の底部
の水温は8℃であった(地中熱の温度は測定していな
い)。
【0019】こうした環境下で本設備を稼動したとこ
ろ、蒸発器6aに至る第一熱媒Lの温度は5℃であり、
そこから出た第一熱媒Lの温度は2℃であった。そし
て、ヒートポンプ6で加温され、凝縮器6cから出る第
二液媒の温度は50℃にも達した。これにより、本発明
に係る冷暖房設備によって、建坪200m2の建物1を
充分に暖房できることを確認した。
ろ、蒸発器6aに至る第一熱媒Lの温度は5℃であり、
そこから出た第一熱媒Lの温度は2℃であった。そし
て、ヒートポンプ6で加温され、凝縮器6cから出る第
二液媒の温度は50℃にも達した。これにより、本発明
に係る冷暖房設備によって、建坪200m2の建物1を
充分に暖房できることを確認した。
【0020】なお、この冷暖房設備は、ループ状熱交換
器4と棒状熱交換器5の両方を作動することもできる
し、いずれか一方のみを作動することもできる。
器4と棒状熱交換器5の両方を作動することもできる
し、いずれか一方のみを作動することもできる。
【0021】この冷暖房設備は、地中熱と溜め池3の水
といった自然エネルギーを利用して建物1の冷暖房を行
うことができる。従って、石油や石炭等を燃焼させて冷
暖房を行うのと異なり、自然環境を汚染せず、地中温暖
化や酸性雨による森林の破壊を未然に防止しつつ、冷暖
房を行うことができる。また、自然エネルギーを利用す
るので、運転コストの低廉化を図ることができる。
といった自然エネルギーを利用して建物1の冷暖房を行
うことができる。従って、石油や石炭等を燃焼させて冷
暖房を行うのと異なり、自然環境を汚染せず、地中温暖
化や酸性雨による森林の破壊を未然に防止しつつ、冷暖
房を行うことができる。また、自然エネルギーを利用す
るので、運転コストの低廉化を図ることができる。
【0022】なお、溜め池3の外周に添って棒状熱交換
器5を埋設しているので、この棒状熱交換器5が杭の役
目も果たし、溜め池3の崩壊を未然に防止する。
器5を埋設しているので、この棒状熱交換器5が杭の役
目も果たし、溜め池3の崩壊を未然に防止する。
【0023】また、ヒートポンプ6と熱媒循環用のポン
プ9は、商用電源の他に、太陽熱発電装置や内燃機関発
電装置によって稼動することができる。太陽光発電装置
は、図4に示すように、ソーラーパネル10で太陽光を
吸収し、蓄電池ボックス11内の蓄電池13に、充電必
要時に作動する制御基板12を介して蓄電し、コントロ
ーラー14によって必要量の電力をヒートポンプ6と熱
媒循環用ポンプ9へ供給する。
プ9は、商用電源の他に、太陽熱発電装置や内燃機関発
電装置によって稼動することができる。太陽光発電装置
は、図4に示すように、ソーラーパネル10で太陽光を
吸収し、蓄電池ボックス11内の蓄電池13に、充電必
要時に作動する制御基板12を介して蓄電し、コントロ
ーラー14によって必要量の電力をヒートポンプ6と熱
媒循環用ポンプ9へ供給する。
【0024】
【発明の効果】 本発明に係る自然エネルギー利用冷暖
房設備は、地中熱と溜め池3の水といった自然エネルギ
ーを利用して建物1の冷暖房を行うことができる。従っ
て、自然環境を汚染せず、また、地中温暖化や酸性雨に
よる森林の破壊を未然に防止しつつ、冷暖房を行うこと
ができる。また、自然エネルギーを利用するので、運転
コストの低廉化を図ることができる。
房設備は、地中熱と溜め池3の水といった自然エネルギ
ーを利用して建物1の冷暖房を行うことができる。従っ
て、自然環境を汚染せず、また、地中温暖化や酸性雨に
よる森林の破壊を未然に防止しつつ、冷暖房を行うこと
ができる。また、自然エネルギーを利用するので、運転
コストの低廉化を図ることができる。
【図1】 本発明に係る自然エネルギー利用冷暖房装置
の実施形態を示す正面構成図である。
の実施形態を示す正面構成図である。
【図2】 図1に示す実施形態の平面構成図である。
【図3】 図1に示す実施形態の部分拡大正面構成図で
ある。
ある。
【図4】 本発明に係る冷暖房設備のヒートポンプ等を
稼動する太陽熱発電装置のフローチャートである。
稼動する太陽熱発電装置のフローチャートである。
1 建物
2 室内機
3 溜め池
4 ループ状熱交換器
5 棒状熱交換器
6 ヒートポンプ
6a 蒸発器
6b 圧縮器
6c 凝縮器
6d 膨張弁
7 第一循環路
8 第二循環路
9 ポンプ
10 ソーラーパネル
11 蓄電池ボックス
12 制御基板
13 蓄電池
14 コントローラー
L 第一熱媒
M 第二熱媒
N 第三熱媒
Claims (2)
- 【請求項1】 建物(1)の近傍に溜め池(3)を設け
ると共に、該溜め池(3)内にループ状熱交換器(4)
を設置し、 前記溜め池(3)の外周に沿って棒状熱交換器(5)を
複数埋設し、 建物(1)内に室内機(2)を設置し、 蒸発器(6a)、圧縮器(6b)、凝縮器(6c)およ
び膨張弁(6d)を有するヒートポンプ(6)を設け、 前記棒状熱交換器(5)およびループ状熱交換器(4)
とヒートポンプ(6)の蒸発器(6a)内とを、第一熱
媒(L)を循環させる第一循環路(7)で連結し、 前記ヒートポンプ(6)の凝縮器(6c)と室内機
(2)とを、第二熱媒(M)を循環させる第二循環路
(8)で連結し、 前記棒状熱交換器(5)と前記ループ状熱交換器(4)
で採取した熱エネルギーを、前記ヒートポンプ(6)を
介して前記室内機(2)へ送り、前記建物(1)を冷房
または暖房してなる自然エネルギー利用冷暖房設備。 - 【請求項2】 建物(1)の近傍に溜め池(3)を設け
ると共に、該溜め池(3)内にループ状熱交換器(4)
を設置する第一工程と、 前記溜め池(3)の外周に沿って棒状熱交換器(5)を
複数埋設する第二工程と、 建物(1)内に室内機(2)を設置する第三工程と、 蒸発器(6a)、圧縮器(6b)、凝縮器(6c)およ
び膨張弁(6d)を有するヒートポンプ(6)を設ける
第四工程と、 前記棒状熱交換器(5)およびループ状熱交換器(4)
とヒートポンプ(6)の蒸発器(6a)内とを、第一熱
媒(L)を循環させる第一循環路(7)で連結する第五
工程と、 前記ヒートポンプ(6)の凝縮器(6c)と室内機
(2)とを、第二熱媒(M)を循環させる第二循環路
(8)で連結する第六工程と、で構成し、 前記棒状熱交換器(5)と前記ループ状熱交換器(4)
で採取した熱エネルギーを、前記ヒートポンプ(6)を
介して前記室内機(2)へ送り、前記建物(1)を冷房
または暖房してなる自然エネルギー利用冷暖房設備の設
置方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002110023A JP2003302121A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 自然エネルギー利用冷暖房設備および同設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002110023A JP2003302121A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 自然エネルギー利用冷暖房設備および同設置方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003302121A true JP2003302121A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29393286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002110023A Pending JP2003302121A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 自然エネルギー利用冷暖房設備および同設置方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003302121A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006292313A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 地中熱利用装置 |
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| CN102213469A (zh) * | 2010-04-01 | 2011-10-12 | 上海建冶科技工程股份有限公司 | 纯水循环地热和辅助热泵空调系统 |
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| CN109028657A (zh) * | 2018-08-14 | 2018-12-18 | 贵州大学 | 一种岩溶水-土壤源复合热泵系统 |
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-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002110023A patent/JP2003302121A/ja active Pending
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