JP2003302510A - 反射シート - Google Patents
反射シートInfo
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- JP2003302510A JP2003302510A JP2002103730A JP2002103730A JP2003302510A JP 2003302510 A JP2003302510 A JP 2003302510A JP 2002103730 A JP2002103730 A JP 2002103730A JP 2002103730 A JP2002103730 A JP 2002103730A JP 2003302510 A JP2003302510 A JP 2003302510A
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- prism
- seal layer
- polymer
- adhesive
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/12—Reflex reflectors
- G02B5/122—Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type
- G02B5/124—Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type plural reflecting elements forming part of a unitary plate or sheet
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリズムシートとシール層とを備えた反射シ
ートであって、シール層が基板へ反射シートを接着する
ための接着層として機能し、基板に接着する時には位置
合わせが容易でありながら、シール層と隆起素子との間
の剥離強度が高い、反射シート。 【解決手段】 シール層が、結晶性ポリマー、粘着性ポ
リマー及び無機顔料を含んでなり、前記粘着性ポリマー
は、前記結晶性ポリマーの融点以上の温度で前記結晶性
ポリマーと相溶可能である反射シート。
ートであって、シール層が基板へ反射シートを接着する
ための接着層として機能し、基板に接着する時には位置
合わせが容易でありながら、シール層と隆起素子との間
の剥離強度が高い、反射シート。 【解決手段】 シール層が、結晶性ポリマー、粘着性ポ
リマー及び無機顔料を含んでなり、前記粘着性ポリマー
は、前記結晶性ポリマーの融点以上の温度で前記結晶性
ポリマーと相溶可能である反射シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリズムシートと
シール層との積層体からなる反射シートであって、プリ
ズムシートに一体的に結合された隆起素子(raised rid
ge element)に囲まれた複数のプリズム突起を含む複数
のセルを有し、前記プリズム突起が前記シール層と前記
プリズムシートとの間の空間に露出した構造の、反射シ
ートの改良に関する。本発明の反射シートは、たとえ
ば、道路、空港、工事現場等の設置場所に配置される再
帰反射標識として使用できる。
シール層との積層体からなる反射シートであって、プリ
ズムシートに一体的に結合された隆起素子(raised rid
ge element)に囲まれた複数のプリズム突起を含む複数
のセルを有し、前記プリズム突起が前記シール層と前記
プリズムシートとの間の空間に露出した構造の、反射シ
ートの改良に関する。本発明の反射シートは、たとえ
ば、道路、空港、工事現場等の設置場所に配置される再
帰反射標識として使用できる。
【0002】
【従来の技術】従来から、反射素子として複数の微小プ
リズム突起を利用した、反射シートが知られている。こ
の様な反射シートは、プリズム突起の持つすぐれた再帰
反射性能を利用した、いわゆる再帰反射シートであり、
この様なプリズム突起を有するものは、通常、プリズム
型反射シートと呼ばれている。この様な反射シートは、
米国特許4,025,159号(対応日本出願、特開昭
52−110592号)公報、米国特許第4,775,2
19号、特開昭60−100103号公報、特表平6−
50111号公報等に、その構造や製造法が開示されて
いる。
リズム突起を利用した、反射シートが知られている。こ
の様な反射シートは、プリズム突起の持つすぐれた再帰
反射性能を利用した、いわゆる再帰反射シートであり、
この様なプリズム突起を有するものは、通常、プリズム
型反射シートと呼ばれている。この様な反射シートは、
米国特許4,025,159号(対応日本出願、特開昭
52−110592号)公報、米国特許第4,775,2
19号、特開昭60−100103号公報、特表平6−
50111号公報等に、その構造や製造法が開示されて
いる。
【0003】プリズム突起は、たとえば、キューブコー
ナーである。この様なプリズム突起は、通常はシート状
の基礎部分と一体成形され、プリズムシートを形成す
る。プリズムシートを形成する樹脂は、通常、屈折率が
1.4〜1.7の範囲にある透明性の高いものであり、
たとえば、アクリル系樹脂、エポキシ変性アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂等である。
ナーである。この様なプリズム突起は、通常はシート状
の基礎部分と一体成形され、プリズムシートを形成す
る。プリズムシートを形成する樹脂は、通常、屈折率が
1.4〜1.7の範囲にある透明性の高いものであり、
たとえば、アクリル系樹脂、エポキシ変性アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂等である。
【0004】プリズム型反射シートは、通常、次の様に
作製する。まず、シール層表面の上に所定の間隔をおい
てプリズムシートを重ねた後、シール層裏面から熱エン
ボス加工を施す。プリズムシートの向きは、プリズム突
起を有する裏面が、シール層表面と対向する様にする。
熱エンボス加工は、シール層の一部分からなる熱可塑性
樹脂を含有する隆起部を形成し、その隆起部をプリズム
シートに接触させる。熱可塑性樹脂を含有する隆起部
は、一種のホットメルト接着剤として機能し、隆起部を
プリズムシートに接触させた状態で冷却すると、隆起部
とプリズムシートとが接着される。すなわち、この様に
して形成された隆起部は、一端において前記プリズムシ
ート裏面に接着され、他端においてシール層と一体的に
結合され、プリズム突起がシール層とプリズムシートと
の間の空間に露出する様に、プリズムシートとシール層
とを相互に離す役目を担う。プリズム突起が反射性(特
に再帰反射性)を有効に発揮するには、この様に、シー
ル層とプリズムシートとの間の空間に露出した状態が必
要である。
作製する。まず、シール層表面の上に所定の間隔をおい
てプリズムシートを重ねた後、シール層裏面から熱エン
ボス加工を施す。プリズムシートの向きは、プリズム突
起を有する裏面が、シール層表面と対向する様にする。
熱エンボス加工は、シール層の一部分からなる熱可塑性
樹脂を含有する隆起部を形成し、その隆起部をプリズム
シートに接触させる。熱可塑性樹脂を含有する隆起部
は、一種のホットメルト接着剤として機能し、隆起部を
プリズムシートに接触させた状態で冷却すると、隆起部
とプリズムシートとが接着される。すなわち、この様に
して形成された隆起部は、一端において前記プリズムシ
ート裏面に接着され、他端においてシール層と一体的に
結合され、プリズム突起がシール層とプリズムシートと
の間の空間に露出する様に、プリズムシートとシール層
とを相互に離す役目を担う。プリズム突起が反射性(特
に再帰反射性)を有効に発揮するには、この様に、シー
ル層とプリズムシートとの間の空間に露出した状態が必
要である。
【0005】反射シートを基板に接着するには、反射シ
ートを形成した後、シール層裏面と基板との間に接着剤
からなる接着層を配置する必要があった。すなわち、シ
ール層と接着層とは互いに別々の層として用意する必要
があった。たとえば、接着層の接着剤として感圧接着剤
が良く用いられるが、感圧接着剤からなるシール層を用
いることはできない。前述の様に隆起部は、プリズムシ
ートとシール層とを相互に離す役目を担うので、常温
(約25℃)での流動性が高い感圧接着剤から隆起部を
形成するわけには行かないからである。
ートを形成した後、シール層裏面と基板との間に接着剤
からなる接着層を配置する必要があった。すなわち、シ
ール層と接着層とは互いに別々の層として用意する必要
があった。たとえば、接着層の接着剤として感圧接着剤
が良く用いられるが、感圧接着剤からなるシール層を用
いることはできない。前述の様に隆起部は、プリズムシ
ートとシール層とを相互に離す役目を担うので、常温
(約25℃)での流動性が高い感圧接着剤から隆起部を
形成するわけには行かないからである。
【0006】一方、隆起素子が一体的に結合されたプリ
ズムシートも知られている。たとえば、前掲の米国特許
4,025,159号(特開昭52−110592)号
や、米国特許5,946,134号(特表平9−504
383号)公報、米国特許5,882,796号(特表
平2000−508088号)、米国特許5,910,
858号(特表平2000−508086号)等に開示
されている。
ズムシートも知られている。たとえば、前掲の米国特許
4,025,159号(特開昭52−110592)号
や、米国特許5,946,134号(特表平9−504
383号)公報、米国特許5,882,796号(特表
平2000−508088号)、米国特許5,910,
858号(特表平2000−508086号)等に開示
されている。
【0007】この様な隆起素子付きプリズムシートは、
それぞれが、複数のプリズム突起と、それらのプリズム
突起を囲む様に配置された隆起素子とからなる、複数の
セルを有する裏面と、その裏面と対向する表面とを有す
る。隆起素子は一端においてプリズムシート裏面に一体
的に結合され、他端が自由端である。また、隆起素子の
高さは、プリズム突起の高さよりも大きい。したがっ
て、隆起素子の他端において、プリズムシートをシール
層と接着して積層シートを形成すれば、この積層シート
からなる反射シートを作製できる。
それぞれが、複数のプリズム突起と、それらのプリズム
突起を囲む様に配置された隆起素子とからなる、複数の
セルを有する裏面と、その裏面と対向する表面とを有す
る。隆起素子は一端においてプリズムシート裏面に一体
的に結合され、他端が自由端である。また、隆起素子の
高さは、プリズム突起の高さよりも大きい。したがっ
て、隆起素子の他端において、プリズムシートをシール
層と接着して積層シートを形成すれば、この積層シート
からなる反射シートを作製できる。
【0008】なお、この様なタイプの反射シートでも、
これまでは、反射シートを作製した後、シール層とは別
の接着層を用いて反射シートを基板に接着し、反射性積
層体を完成させていた。
これまでは、反射シートを作製した後、シール層とは別
の接着層を用いて反射シートを基板に接着し、反射性積
層体を完成させていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基板に反射
シートを接着する場合、一度、反射シートを基板の上に
置き、正確に位置合わせをしてから接着を完了させる。
位置合わせは、通常、常温(約25℃)で行う。また、
位置合わせの際には、通常、基板の上に置かれた反射シ
ートを数回、基板から引き離しては置き直す作業を行
う。したがって、基板に接着されるシール層の接着面
(裏面)は、常温タックがほとんど無いのが良い。一
方、隆起素子と接着するシール層の接着面(表面)は、
隆起素子の先端部分にのみ接着されるので、プリズムシ
ート全体から見れば、接着面積が比較的小さい。したが
って、隆起素子と接着するシール層の表面では、通常の
使用環境である常温で高い剥離強度が要求される。
シートを接着する場合、一度、反射シートを基板の上に
置き、正確に位置合わせをしてから接着を完了させる。
位置合わせは、通常、常温(約25℃)で行う。また、
位置合わせの際には、通常、基板の上に置かれた反射シ
ートを数回、基板から引き離しては置き直す作業を行
う。したがって、基板に接着されるシール層の接着面
(裏面)は、常温タックがほとんど無いのが良い。一
方、隆起素子と接着するシール層の接着面(表面)は、
隆起素子の先端部分にのみ接着されるので、プリズムシ
ート全体から見れば、接着面積が比較的小さい。したが
って、隆起素子と接着するシール層の表面では、通常の
使用環境である常温で高い剥離強度が要求される。
【0010】この様に、シール層の表裏両面において互
いに異なる性能が要求されるので、前述の様に、従来は
シール層の裏面に、別途、接着層を配置してから基板と
接着していた。しかしながら、別途、接着層を配置する
ことは、手間でもあり避ける方が良い。たとえば、作業
者が反射シートを基板に接着する際に、接着層を基板ま
たは反射シートに設けることは、接着作業の簡便性を損
なう。一方、作業者の手元に届く前に、反射シート裏面
に接着層を設けることは、反射シートの製造工程を簡略
化できず、コスト高になる傾向がある。この様な理由か
ら、シール層の改良について検討を続け、本発明を成す
に至った。
いに異なる性能が要求されるので、前述の様に、従来は
シール層の裏面に、別途、接着層を配置してから基板と
接着していた。しかしながら、別途、接着層を配置する
ことは、手間でもあり避ける方が良い。たとえば、作業
者が反射シートを基板に接着する際に、接着層を基板ま
たは反射シートに設けることは、接着作業の簡便性を損
なう。一方、作業者の手元に届く前に、反射シート裏面
に接着層を設けることは、反射シートの製造工程を簡略
化できず、コスト高になる傾向がある。この様な理由か
ら、シール層の改良について検討を続け、本発明を成す
に至った。
【0011】すなわち、本発明の目的は、シール層が基
板へ反射シートを接着するための接着層として機能し、
基板に接着する時には位置合わせが容易でありながら、
シール層と隆起素子との間の剥離強度が高い、反射シー
トを提供することにある。
板へ反射シートを接着するための接着層として機能し、
基板に接着する時には位置合わせが容易でありながら、
シール層と隆起素子との間の剥離強度が高い、反射シー
トを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、プリズムシートと、そのプリズムシート
に積層されたシール層とを備え、前記プリズムシート
は、それぞれが、複数のプリズム突起とそれらのプリズ
ム突起を囲む様に配置された隆起素子とからなる、複数
のセルを有する裏面と、その裏面と対向する表面とを有
し、前記表面に入射された光を前記プリズム突起によっ
て反射可能で、前記隆起素子は、一端において前記プリ
ズムシート裏面に一体的に結合され、他端において前記
シール層の表面に接着し、前記プリズム突起が前記シー
ル層と前記プリズムシートとの間の空間に露出する様
に、前記プリズムシートと前記シール層とを相互に離し
ている、反射シートにおいて、前記シール層は、感熱接
着性を有する接着剤と、その接着剤中に分散された無機
顔料とを含んでなり、前記接着剤は結晶性ポリマーと粘
着性ポリマーとを含有し、前記粘着性ポリマーは、前記
結晶性ポリマーの融点以上の温度で前記結晶性ポリマー
と相溶可能であることを特徴とする、反射シートを提供
する。
に、本発明は、プリズムシートと、そのプリズムシート
に積層されたシール層とを備え、前記プリズムシート
は、それぞれが、複数のプリズム突起とそれらのプリズ
ム突起を囲む様に配置された隆起素子とからなる、複数
のセルを有する裏面と、その裏面と対向する表面とを有
し、前記表面に入射された光を前記プリズム突起によっ
て反射可能で、前記隆起素子は、一端において前記プリ
ズムシート裏面に一体的に結合され、他端において前記
シール層の表面に接着し、前記プリズム突起が前記シー
ル層と前記プリズムシートとの間の空間に露出する様
に、前記プリズムシートと前記シール層とを相互に離し
ている、反射シートにおいて、前記シール層は、感熱接
着性を有する接着剤と、その接着剤中に分散された無機
顔料とを含んでなり、前記接着剤は結晶性ポリマーと粘
着性ポリマーとを含有し、前記粘着性ポリマーは、前記
結晶性ポリマーの融点以上の温度で前記結晶性ポリマー
と相溶可能であることを特徴とする、反射シートを提供
する。
【0013】
【発明の実施の形態】(作用)本発明の反射シートで
は、隆起素子付きプリズムシートと、プリズムシートの
隆起素子に接着されたシール層とを備え、そのシール層
が上記の様な特徴を有する。すなわち、シール層が、
粘着性ポリマーと結晶性ポリマーとを含有し、前記粘着
性ポリマーは、前記結晶性ポリマーの融点以上の温度で
前記結晶性ポリマーと相溶可能である感熱接着性の接着
剤と、その接着剤中に分散された無機顔料とを含有す
ることを特徴としている。したがって、シール層が基板
へ反射シートを接着するための接着層として機能し、基
板に接着する時には位置合わせが容易でありながら、シ
ール層と隆起素子との間の剥離強度を効果的に高めるこ
とができる。
は、隆起素子付きプリズムシートと、プリズムシートの
隆起素子に接着されたシール層とを備え、そのシール層
が上記の様な特徴を有する。すなわち、シール層が、
粘着性ポリマーと結晶性ポリマーとを含有し、前記粘着
性ポリマーは、前記結晶性ポリマーの融点以上の温度で
前記結晶性ポリマーと相溶可能である感熱接着性の接着
剤と、その接着剤中に分散された無機顔料とを含有す
ることを特徴としている。したがって、シール層が基板
へ反射シートを接着するための接着層として機能し、基
板に接着する時には位置合わせが容易でありながら、シ
ール層と隆起素子との間の剥離強度を効果的に高めるこ
とができる。
【0014】本発明で用いるシール層を形成する組成物
は、シール層と隆起素子との密着性を高める効果を有す
る粘着性ポリマーと、シール層の感熱接着性(加熱によ
り粘着性を発揮する性質)を高める効果を有する結晶性
ポリマーとを含有する、接着剤を含む。これにより、隆
起素子を熱接着した後は、シール層と隆起素子との間の
剥離強度を効果的に高めることができる。また、シール
層形成用の組成物は、結晶性ポリマーと無機顔料とを組
合せて含むので、基板と接するシール層裏面(接着面)
の常温タックをほとんど無くすことができる。
は、シール層と隆起素子との密着性を高める効果を有す
る粘着性ポリマーと、シール層の感熱接着性(加熱によ
り粘着性を発揮する性質)を高める効果を有する結晶性
ポリマーとを含有する、接着剤を含む。これにより、隆
起素子を熱接着した後は、シール層と隆起素子との間の
剥離強度を効果的に高めることができる。また、シール
層形成用の組成物は、結晶性ポリマーと無機顔料とを組
合せて含むので、基板と接するシール層裏面(接着面)
の常温タックをほとんど無くすことができる。
【0015】反射シートを基板に接着する時の位置合わ
せが容易であるのは、シール層裏面の常温タックがほと
んど無いからである。一方、隆起素子の先端の様な比較
的狭い面をシール層の平らな接着面に接着する場合、平
らな比較的広い被着面を有する被着物を接着面に接着す
る場合の通常の理論を、そのまま適用するのが困難であ
る。したがって、シール層の隆起素子に対する剥離強度
が高められる理由は明らかではないが、次の様に考えら
れる。
せが容易であるのは、シール層裏面の常温タックがほと
んど無いからである。一方、隆起素子の先端の様な比較
的狭い面をシール層の平らな接着面に接着する場合、平
らな比較的広い被着面を有する被着物を接着面に接着す
る場合の通常の理論を、そのまま適用するのが困難であ
る。したがって、シール層の隆起素子に対する剥離強度
が高められる理由は明らかではないが、次の様に考えら
れる。
【0016】シール層からプリズムシートを剥離した場
合、接着構造が凝集破壊され、隆起素子に接着したシー
ル層の部分が隆起素子側に移行する。すなわち、上記構
成のシール層が、隆起素子に対して高い剥離強度を有す
るのは、この様な凝集破壊に対するシール層の強度が高
いことを意味している。
合、接着構造が凝集破壊され、隆起素子に接着したシー
ル層の部分が隆起素子側に移行する。すなわち、上記構
成のシール層が、隆起素子に対して高い剥離強度を有す
るのは、この様な凝集破壊に対するシール層の強度が高
いことを意味している。
【0017】シール層は感熱接着性を有するので、シー
ル層とプリズムシートと積層する際には、隆起素子とシ
ール層とを熱圧着する。加熱した状態では、粘着性ポリ
マーと結晶性ポリマーとが互いに相溶する。特に、加熱
温度が結晶性ポリマーの融点以上である場合、実質的に
全部の粘着性ポリマーと結晶性ポリマーとが互いに相溶
した状態になる。この様な状態で、隆起素子が粘着性ポ
リマーと結晶性ポリマーとを含む接着剤に接触する。し
たがって、粘着性ポリマーの粘着性が十分に発揮され、
隆起素子とシール層とが良好に密着できる。
ル層とプリズムシートと積層する際には、隆起素子とシ
ール層とを熱圧着する。加熱した状態では、粘着性ポリ
マーと結晶性ポリマーとが互いに相溶する。特に、加熱
温度が結晶性ポリマーの融点以上である場合、実質的に
全部の粘着性ポリマーと結晶性ポリマーとが互いに相溶
した状態になる。この様な状態で、隆起素子が粘着性ポ
リマーと結晶性ポリマーとを含む接着剤に接触する。し
たがって、粘着性ポリマーの粘着性が十分に発揮され、
隆起素子とシール層とが良好に密着できる。
【0018】一方、熱圧着後、プリズムシートとシール
層との積層体は常温まで冷却される。この様に十分に冷
却された状態では、粘着性ポリマー相と結晶性ポリマー
相とは、一方の相からなるマトリックスの中に、他方の
相が微小な粒子として分散したミクロ相分離構造を形成
する。また、これらの相分離構造の中に、無機顔料も粒
子として分散して含まれる。この様な分散構造がシール
層中に形成されるので、粒子が補強効果を発揮する充填
材として機能し、シール層の凝集破壊強度を高めている
ものと考えられる。
層との積層体は常温まで冷却される。この様に十分に冷
却された状態では、粘着性ポリマー相と結晶性ポリマー
相とは、一方の相からなるマトリックスの中に、他方の
相が微小な粒子として分散したミクロ相分離構造を形成
する。また、これらの相分離構造の中に、無機顔料も粒
子として分散して含まれる。この様な分散構造がシール
層中に形成されるので、粒子が補強効果を発揮する充填
材として機能し、シール層の凝集破壊強度を高めている
ものと考えられる。
【0019】基板への接着の際には、シール層の裏面を
基板に向けて重ねて、反射シートを基板に向かって加熱
しながら圧接して、すなわち熱圧着して反射シートと基
板とを接着する。したがって、基板に反射シートを接着
する際に別途接着剤を使用する必要が無く、基板への接
着も容易である。また、無機顔料として白色または着色
顔料を用いれば、基板に接着した状態で、非反射条件に
おいて、被着体の色を隠蔽でき、また、被着体と異なる
無機顔料の色を反射シートに与えることもできる。
基板に向けて重ねて、反射シートを基板に向かって加熱
しながら圧接して、すなわち熱圧着して反射シートと基
板とを接着する。したがって、基板に反射シートを接着
する際に別途接着剤を使用する必要が無く、基板への接
着も容易である。また、無機顔料として白色または着色
顔料を用いれば、基板に接着した状態で、非反射条件に
おいて、被着体の色を隠蔽でき、また、被着体と異なる
無機顔料の色を反射シートに与えることもできる。
【0020】(反射シート)本発明の反射シートの好適
な例について、図面に沿って説明する。図1は、本発明
による反射シートと、その反射シートが接着された基板
(2)からなる反射性積層体の断面図である。図2は、
反射シートのプリズムシート表面を上方から見た平面図
である。
な例について、図面に沿って説明する。図1は、本発明
による反射シートと、その反射シートが接着された基板
(2)からなる反射性積層体の断面図である。図2は、
反射シートのプリズムシート表面を上方から見た平面図
である。
【0021】図示の様に、本発明の反射シートは、プリ
ズムシート(1)と、それに積層されたシール層(3)
とを有する。プリズムシート(1)は、その裏面(1
4)に、複数のプリズム突起(11)と、プリズム突起
(11)が配置された領域(10)を囲む様に配置され
た隆起素子(12)とを備えている。1つの領域(1
0)に配置された複数のプリズム突起(11)と、それ
を取り囲む隆起素子(12)とが、1つのセル(13)
を形成する。本例の反射シートでは、図2に示されてい
る様に、隆起素子(12)の輪郭が表面(15)から透
視できる。
ズムシート(1)と、それに積層されたシール層(3)
とを有する。プリズムシート(1)は、その裏面(1
4)に、複数のプリズム突起(11)と、プリズム突起
(11)が配置された領域(10)を囲む様に配置され
た隆起素子(12)とを備えている。1つの領域(1
0)に配置された複数のプリズム突起(11)と、それ
を取り囲む隆起素子(12)とが、1つのセル(13)
を形成する。本例の反射シートでは、図2に示されてい
る様に、隆起素子(12)の輪郭が表面(15)から透
視できる。
【0022】複数のセル(13)は、隆起素子(12)
を挟んで互いに隣接して配置されている。プリズムシー
ト裏面(14)と対向する表面(15)は、通常、外か
らの光が入射される光入射面である。表面(15)に入
射された光は、従来のプリズム型反射シートと同様に、
プリズム突起(11)によって反射可能である。基板
(2)は、プリズムシート(1)に表面(21)を向け
て配置され、基板表面(21)にシール層(3)が接着
される。セル(13)の輪郭の形は、図示のものに限定
されず、たとえば、平行四角形や六角形などの多角形
や、その他の形状でも良い。
を挟んで互いに隣接して配置されている。プリズムシー
ト裏面(14)と対向する表面(15)は、通常、外か
らの光が入射される光入射面である。表面(15)に入
射された光は、従来のプリズム型反射シートと同様に、
プリズム突起(11)によって反射可能である。基板
(2)は、プリズムシート(1)に表面(21)を向け
て配置され、基板表面(21)にシール層(3)が接着
される。セル(13)の輪郭の形は、図示のものに限定
されず、たとえば、平行四角形や六角形などの多角形
や、その他の形状でも良い。
【0023】プリズムシートの隆起素子(12)は、一
端(121)においてプリズムシート裏面(14)に一
体的に結合され、他端(122)においてシール層
(3)に接着し、プリズム突起(11)がシール層
(3)とプリズムシート裏面(14)との間の空間
(4)に露出する様に、プリズムシート(1)とシール
層(3)とを相互に離している。すなわち、シート表面
(15)から測定した、隆起素子の高さ(他端122ま
での距離)は、プリズム突起の高さ(頂点111までの
距離)よりも大きい。
端(121)においてプリズムシート裏面(14)に一
体的に結合され、他端(122)においてシール層
(3)に接着し、プリズム突起(11)がシール層
(3)とプリズムシート裏面(14)との間の空間
(4)に露出する様に、プリズムシート(1)とシール
層(3)とを相互に離している。すなわち、シート表面
(15)から測定した、隆起素子の高さ(他端122ま
での距離)は、プリズム突起の高さ(頂点111までの
距離)よりも大きい。
【0024】図示の反射シートは、たとえば、ライナー
表面にシール層(3)を配置した後、シール層(3)と
プリズムシート(1)の隆起素子(12)とが密着する
様に、シール層(3)に向かって加熱しながら圧接し、
隆起素子(12)とシール層(3)とを圧着する工程で
製造することができる。圧接(圧着)の際に加える圧力
は、通常50g/cm2〜50kg/cm2(約5kP
a〜4.9MPa)である。加熱温度は、結晶性ポリマ
ーの融点や反射シートの構成部品の耐熱温度にもよる
が、通常60〜200℃の範囲である。なお、隆起素子
は、シール層を貫通して基材表面に直に接することがな
い様にするのが良いが、図1に示される様に、隆起素子
(12)の先端(他端)近傍が、シール層(3)に少し
の部分が埋設されても良い。
表面にシール層(3)を配置した後、シール層(3)と
プリズムシート(1)の隆起素子(12)とが密着する
様に、シール層(3)に向かって加熱しながら圧接し、
隆起素子(12)とシール層(3)とを圧着する工程で
製造することができる。圧接(圧着)の際に加える圧力
は、通常50g/cm2〜50kg/cm2(約5kP
a〜4.9MPa)である。加熱温度は、結晶性ポリマ
ーの融点や反射シートの構成部品の耐熱温度にもよる
が、通常60〜200℃の範囲である。なお、隆起素子
は、シール層を貫通して基材表面に直に接することがな
い様にするのが良いが、図1に示される様に、隆起素子
(12)の先端(他端)近傍が、シール層(3)に少し
の部分が埋設されても良い。
【0025】シール層全体の厚みは、通常20〜200
μm、好適には30〜150μmである。厚みが薄すぎ
ると、プリズムシートの接着時における隆起素子がシー
ル層を貫通することを防げないおそれがある一方、シー
ル層の厚さが大きすぎると、圧着条件や隆起素子の高さ
にもよるが、プリズムシートをシール層に接着した状態
でシール層がプリズム突起に接触し、反射性が低下する
おそれがある。
μm、好適には30〜150μmである。厚みが薄すぎ
ると、プリズムシートの接着時における隆起素子がシー
ル層を貫通することを防げないおそれがある一方、シー
ル層の厚さが大きすぎると、圧着条件や隆起素子の高さ
にもよるが、プリズムシートをシール層に接着した状態
でシール層がプリズム突起に接触し、反射性が低下する
おそれがある。
【0026】この様に、シール層の表面に隆起素子付き
プリズムシートを、その裏面を向けて重ねてシール層に
向けて熱圧着し、反射シートを完成させることができ
る。この様にすれば、プリズム突起が反射性(特に再帰
反射性)を有効に発揮する様に空間に露出した状態で、
プリズム突起のシールが可能である。
プリズムシートを、その裏面を向けて重ねてシール層に
向けて熱圧着し、反射シートを完成させることができ
る。この様にすれば、プリズム突起が反射性(特に再帰
反射性)を有効に発揮する様に空間に露出した状態で、
プリズム突起のシールが可能である。
【0027】隆起素子(12)は、プリズムシート
(1)を作製する際に一体的に結合される。たとえば、
プリズム突起(11)及び隆起素子(12)と、それぞ
れ同一形状、同一寸法及び同一配列を有する空洞を備え
た鋳型を用意し、その鋳型の空洞に液状樹脂を注入し、
その樹脂を鋳型に接触させた状態で固化させる様な一体
成形によりプリズムシートを作製する。樹脂の固化操作
には、溶融樹脂の冷却や硬化性樹脂の硬化等を用いるこ
とができる。また、鋳型空洞に注入された液状樹脂にシ
ート状の支持体を接触させた状態で樹脂を固化させて、
支持体と、隆起素子及びプリズム突起とを結合すること
もできる。さらに、プリズムシートの原料となる樹脂シ
ートを用意し、上記の様な空洞を有する型を加熱しなが
ら圧接させる、接触成形法によってプリズムシートを作
製することもできる。
(1)を作製する際に一体的に結合される。たとえば、
プリズム突起(11)及び隆起素子(12)と、それぞ
れ同一形状、同一寸法及び同一配列を有する空洞を備え
た鋳型を用意し、その鋳型の空洞に液状樹脂を注入し、
その樹脂を鋳型に接触させた状態で固化させる様な一体
成形によりプリズムシートを作製する。樹脂の固化操作
には、溶融樹脂の冷却や硬化性樹脂の硬化等を用いるこ
とができる。また、鋳型空洞に注入された液状樹脂にシ
ート状の支持体を接触させた状態で樹脂を固化させて、
支持体と、隆起素子及びプリズム突起とを結合すること
もできる。さらに、プリズムシートの原料となる樹脂シ
ートを用意し、上記の様な空洞を有する型を加熱しなが
ら圧接させる、接触成形法によってプリズムシートを作
製することもできる。
【0028】反射シートを屋外で使用する場合、プリズ
ムシートの表面(15)に保護層を配置するのが好まし
い。保護層は、たとえば、紫外線吸収材を含有する透明
ポリマーフィルムが使用できる。
ムシートの表面(15)に保護層を配置するのが好まし
い。保護層は、たとえば、紫外線吸収材を含有する透明
ポリマーフィルムが使用できる。
【0029】本発明の反射シートは、それが接着される
基板が標識基板であり、前記複数のプリズム突起がキュ
ーブコーナープリズムを含んでなる場合、再帰反射標識
として好適に使用できる。本発明の反射シートでは、隆
起素子を接着するシール層が粘着性ポリマーを含有する
で、外部から衝撃を受けた場合でもシール層が割れる等
の接着破壊が起こり難い。したがって、道路、空港、工
事現場等の設置場所に配置し、再帰反射標識として使用
するのに特に適している。
基板が標識基板であり、前記複数のプリズム突起がキュ
ーブコーナープリズムを含んでなる場合、再帰反射標識
として好適に使用できる。本発明の反射シートでは、隆
起素子を接着するシール層が粘着性ポリマーを含有する
で、外部から衝撃を受けた場合でもシール層が割れる等
の接着破壊が起こり難い。したがって、道路、空港、工
事現場等の設置場所に配置し、再帰反射標識として使用
するのに特に適している。
【0030】(粘着性ポリマー)粘着性ポリマー("sel
f-adherent polymer")は、常温(約25℃)で粘着性
を示すポリマーである。粘着性ポリマーは、たとえば、
アクリル系ポリマー、ニトリル−ブタジエン系共重合体
(NBR等)、スチレン−ブタジエン系共重合体(SB
R等)、非結晶性ポリウレタン、シリコーン系ポリマー
等である。粘着性ポリマーは、これらのポリマー1種単
独、または2種以上の混合物から構成される。
f-adherent polymer")は、常温(約25℃)で粘着性
を示すポリマーである。粘着性ポリマーは、たとえば、
アクリル系ポリマー、ニトリル−ブタジエン系共重合体
(NBR等)、スチレン−ブタジエン系共重合体(SB
R等)、非結晶性ポリウレタン、シリコーン系ポリマー
等である。粘着性ポリマーは、これらのポリマー1種単
独、または2種以上の混合物から構成される。
【0031】シール層の粘着性ポリマーは、架橋されて
いるのが好ましい。架橋された粘着性ポリマーは、シー
ル層の隆起素子に対する密着性を損なうことなくシール
層の耐圧性を効果的に高める。この作用により、プリズ
ムシートをシール層に向けて圧接した時に、隆起素子が
シール層を貫通して基材表面に直に接することを効果的
に防ぐことができる。隆起素子がシール層を貫通して基
材表面に直に接した場合、シール層とプリズムシートの
間の剥離強度が低下し、プリズムシートとシール層との
間の接着の耐久性が低下するおそれがある。この様な接
着の耐久性の低下は、反射シートの使用中に、プリズム
シートのシール層からの剥がれ(ポップオフ等)を発生
させる。シール層の耐圧性を高めることは、十分に大き
な力(圧力)でプリズムシートをシール層に向けて圧接
することを可能にし、隆起素子とシール層との間の接着
力(剥離強度)を効果的に高める。
いるのが好ましい。架橋された粘着性ポリマーは、シー
ル層の隆起素子に対する密着性を損なうことなくシール
層の耐圧性を効果的に高める。この作用により、プリズ
ムシートをシール層に向けて圧接した時に、隆起素子が
シール層を貫通して基材表面に直に接することを効果的
に防ぐことができる。隆起素子がシール層を貫通して基
材表面に直に接した場合、シール層とプリズムシートの
間の剥離強度が低下し、プリズムシートとシール層との
間の接着の耐久性が低下するおそれがある。この様な接
着の耐久性の低下は、反射シートの使用中に、プリズム
シートのシール層からの剥がれ(ポップオフ等)を発生
させる。シール層の耐圧性を高めることは、十分に大き
な力(圧力)でプリズムシートをシール層に向けて圧接
することを可能にし、隆起素子とシール層との間の接着
力(剥離強度)を効果的に高める。
【0032】粘着性ポリマーは、(a)不飽和二重結
合、芳香族ケトン構造等を有する光架橋性官能基や
(b)水酸基、カルボキシル基等の、架橋性官能基を分
子内に含み、架橋可能であるのが好ましい。また、上記
架橋性官能基に加えて、炭素数が4〜8のアルキル基、
及び/またはアリ−ル基や、上記架橋性官能基以外の極
性基を分子内に含むのが良い。
合、芳香族ケトン構造等を有する光架橋性官能基や
(b)水酸基、カルボキシル基等の、架橋性官能基を分
子内に含み、架橋可能であるのが好ましい。また、上記
架橋性官能基に加えて、炭素数が4〜8のアルキル基、
及び/またはアリ−ル基や、上記架橋性官能基以外の極
性基を分子内に含むのが良い。
【0033】アリール基とは、化学構造にベンゼン環を
含む官能基である。たとえば、フェニル基、フェノキシ
基、ベンジル基、ベンゾイル基、ナフチル基、ビフェニ
ル基等である。極性基としては、ニトリル基、ピリジニ
ル基、アルキルジ置換アミノ基等の窒素含有官能基等が
好ましい。アルキル基の炭素数は、より好適には6以下
(すなわち、炭素数4、5または6)であるのが好まし
い。
含む官能基である。たとえば、フェニル基、フェノキシ
基、ベンジル基、ベンゾイル基、ナフチル基、ビフェニ
ル基等である。極性基としては、ニトリル基、ピリジニ
ル基、アルキルジ置換アミノ基等の窒素含有官能基等が
好ましい。アルキル基の炭素数は、より好適には6以下
(すなわち、炭素数4、5または6)であるのが好まし
い。
【0034】粘着性ポリマー分子に含まれる、前記アル
キル基、及び/またはアリール基を含むモノマー単位
(それぞれが、前記アルキル基またはアリール基を有す
る出発モノマーに由来する繰り返し単位)の割合は、通
常60〜99モル%、好適には70〜98モル%であ
る。
キル基、及び/またはアリール基を含むモノマー単位
(それぞれが、前記アルキル基またはアリール基を有す
る出発モノマーに由来する繰り返し単位)の割合は、通
常60〜99モル%、好適には70〜98モル%であ
る。
【0035】本発明で使用可能な粘着性ポリマーの1例
として、(i)分子内に炭素数4〜8のアルキル基を有
するアクリレートモノマー、及び/または、分子内にア
リール基を有するアクリレートモノマーと、(ii)分子
内に架橋性官能基を有する(メタ)アクリレートと含有
する出発モノマー混合物を共重合させて得たアクリル系
ポリマーを挙げることができる。
として、(i)分子内に炭素数4〜8のアルキル基を有
するアクリレートモノマー、及び/または、分子内にア
リール基を有するアクリレートモノマーと、(ii)分子
内に架橋性官能基を有する(メタ)アクリレートと含有
する出発モノマー混合物を共重合させて得たアクリル系
ポリマーを挙げることができる。
【0036】上記(i)のモノマーとしては、たとえ
ば、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、2−メチルブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、イソオクチルアクリレート、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレート、フェノキシプロピル
(メタ)アクリレート等が使用できる。上記(ii)のモ
ノマーとしては、たとえば、(メタ)アクリル酸、フマ
ル酸、イタコン酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アク
リレート等が使用できる。また、光架橋性官能基とし
て、芳香族化合物に由来する官能基を含む(メタ)アク
リレートモノマーを用いた場合、上記(ii)のモノマー
を省略することもできる。なお、芳香族化合物に由来す
る光架橋性官能基とは、ベンゾフェノン、ビニルベンゼ
ン、ベンザルアセトフェノン、シンナミリデン、クマリ
ン、スチルベン、スチリルピリジン、α−フェニルマレ
イミド、アントラセン等に由来する官能基である。
ば、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、2−メチルブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、イソオクチルアクリレート、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレート、フェノキシプロピル
(メタ)アクリレート等が使用できる。上記(ii)のモ
ノマーとしては、たとえば、(メタ)アクリル酸、フマ
ル酸、イタコン酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アク
リレート等が使用できる。また、光架橋性官能基とし
て、芳香族化合物に由来する官能基を含む(メタ)アク
リレートモノマーを用いた場合、上記(ii)のモノマー
を省略することもできる。なお、芳香族化合物に由来す
る光架橋性官能基とは、ベンゾフェノン、ビニルベンゼ
ン、ベンザルアセトフェノン、シンナミリデン、クマリ
ン、スチルベン、スチリルピリジン、α−フェニルマレ
イミド、アントラセン等に由来する官能基である。
【0037】この様なアクリル系ポリマーは、各成分モ
ノマーを所定の割合で含有する出発モノマー混合物を用
いて通常の方法、たとえば、塊状重合、溶液重合、懸濁
重合、乳化重合等により共重合させて調製することがで
きる。
ノマーを所定の割合で含有する出発モノマー混合物を用
いて通常の方法、たとえば、塊状重合、溶液重合、懸濁
重合、乳化重合等により共重合させて調製することがで
きる。
【0038】粘着性ポリマ−のTg(ガラス転移温度)
は、通常−50〜10℃、好適には−40〜5℃、特に
好適には−30〜0℃である。粘着性ポリマーの分子量
は、所定の接着力が発揮される範囲であれば良く、通常
は重量平均分子量で10,000〜1,000,000
の範囲である。また、従来の感圧性接着剤と同様に、粘
着性ポリマーとともに粘着付与剤を使用することもでき
る。
は、通常−50〜10℃、好適には−40〜5℃、特に
好適には−30〜0℃である。粘着性ポリマーの分子量
は、所定の接着力が発揮される範囲であれば良く、通常
は重量平均分子量で10,000〜1,000,000
の範囲である。また、従来の感圧性接着剤と同様に、粘
着性ポリマーとともに粘着付与剤を使用することもでき
る。
【0039】前述の様に、粘着性ポリマーは架橋するの
が好ましい。たとえば、架橋性官能基がカルボキシル基
の場合、熱架橋成分として、ビスアミド系架橋剤、エポ
キシ樹脂、イソシアネート化合物等を好適に使用でき
る。この様な架橋成分を用いる場合の接着剤組成物全体
(総質量)に占める架橋成分の割合は、通常0.01〜
20質量%、好適には0.05〜10質量%である。
が好ましい。たとえば、架橋性官能基がカルボキシル基
の場合、熱架橋成分として、ビスアミド系架橋剤、エポ
キシ樹脂、イソシアネート化合物等を好適に使用でき
る。この様な架橋成分を用いる場合の接着剤組成物全体
(総質量)に占める架橋成分の割合は、通常0.01〜
20質量%、好適には0.05〜10質量%である。
【0040】シール層全体に占める粘着性ポリマーの割
合は、通常30〜60質量%、好適には31〜55質量
%である。粘着性ポリマーの割合が少なすぎると、シー
ル層と隆起素子との密着性が低下するおそれがある。反
対に粘着性ポリマーの割合が多すぎると、常温タックが
上昇したり、シール層の凝集破壊強度が低下し、シール
層に接着された隆起素子の剥離強度が低下するおそれが
ある。
合は、通常30〜60質量%、好適には31〜55質量
%である。粘着性ポリマーの割合が少なすぎると、シー
ル層と隆起素子との密着性が低下するおそれがある。反
対に粘着性ポリマーの割合が多すぎると、常温タックが
上昇したり、シール層の凝集破壊強度が低下し、シール
層に接着された隆起素子の剥離強度が低下するおそれが
ある。
【0041】(結晶性ポリマー)結晶性ポリマーは常温
(約25℃)で結晶化するポリマーであり、通常、25
℃を超える融点を有し、融点未満の温度で結晶化するポ
リマーである。結晶性ポリマーのDSC(示差走査熱量
計)で測定した融点は、通常40〜150℃、好適には
45〜100℃である。結晶性ポリマーの分子量は、重
量平均分子量が、通常2,000〜200,000、好
ましくは3,000〜100,000の範囲である。な
お、本明細書において「分子量」とは、GPCを用いて
測定した、ポリスチレン換算分子量である。
(約25℃)で結晶化するポリマーであり、通常、25
℃を超える融点を有し、融点未満の温度で結晶化するポ
リマーである。結晶性ポリマーのDSC(示差走査熱量
計)で測定した融点は、通常40〜150℃、好適には
45〜100℃である。結晶性ポリマーの分子量は、重
量平均分子量が、通常2,000〜200,000、好
ましくは3,000〜100,000の範囲である。な
お、本明細書において「分子量」とは、GPCを用いて
測定した、ポリスチレン換算分子量である。
【0042】結晶性ポリマーは、前述の効果の他、シー
ル層に熱剥離容易性を付与することができる。熱剥離容
易性とは、所定の温度(結晶性ポリマーの融点以上)に
加熱して、加熱する前の値よりも低い値にまで剥離強度
が低下した状態で、被着体から剥離できる性質である。
シール層が熱剥離容易性を有する場合、基板から反射シ
ートを容易に除去できる。したがって、基板の再利用や
リサイクルが極めて容易になり、省資源や環境保護のた
めにも有益である。
ル層に熱剥離容易性を付与することができる。熱剥離容
易性とは、所定の温度(結晶性ポリマーの融点以上)に
加熱して、加熱する前の値よりも低い値にまで剥離強度
が低下した状態で、被着体から剥離できる性質である。
シール層が熱剥離容易性を有する場合、基板から反射シ
ートを容易に除去できる。したがって、基板の再利用や
リサイクルが極めて容易になり、省資源や環境保護のた
めにも有益である。
【0043】結晶性ポリマーと粘着性ポリマーとが、結
晶性ポリマーの融点以上の温度において相溶性が良好な
場合、熱剥離容易性を効果的に高めることができる。こ
の様な熱剥離効果にすぐれる結晶性ポリマーとしては、
ポリカプロラクトンポリオールまたはポリカーボネート
ポリオールや、それらのポリオールとジイソシアネート
とを反応させて合成したポリウレタン等がある。ポリウ
レタンは、隆起素子とシール層との間の剥離強度を高め
るのに有利である。
晶性ポリマーの融点以上の温度において相溶性が良好な
場合、熱剥離容易性を効果的に高めることができる。こ
の様な熱剥離効果にすぐれる結晶性ポリマーとしては、
ポリカプロラクトンポリオールまたはポリカーボネート
ポリオールや、それらのポリオールとジイソシアネート
とを反応させて合成したポリウレタン等がある。ポリウ
レタンは、隆起素子とシール層との間の剥離強度を高め
るのに有利である。
【0044】互いに相溶性が良好な、結晶性ポリマーと
粘着性ポリマーとの好適な組合せとしては、前述の様な
分子内にアリール基を有する粘着性ポリマーと、分子内
に炭素数が4〜6の範囲のアルキレン基からなる繰り返
し単位を有する結晶性ポリマーである。この様な組合せ
において特に好適な結晶性ポリマーの例として、ポリカ
プロラクトン、または1,6−ヘキサンジオールジカル
ボネートに由来する繰り返し単位を分子内に有するポリ
ウレタンを挙げることができる。
粘着性ポリマーとの好適な組合せとしては、前述の様な
分子内にアリール基を有する粘着性ポリマーと、分子内
に炭素数が4〜6の範囲のアルキレン基からなる繰り返
し単位を有する結晶性ポリマーである。この様な組合せ
において特に好適な結晶性ポリマーの例として、ポリカ
プロラクトン、または1,6−ヘキサンジオールジカル
ボネートに由来する繰り返し単位を分子内に有するポリ
ウレタンを挙げることができる。
【0045】シール層全体に占める結晶性ポリマーの割
合は、通常5〜55質量%、好適には10〜50質量%
である。結晶性ポリマーの割合が少なすぎるとシール層
の常温タックが上昇し、また、凝集破壊強度が低下する
おそれがある。また、結晶性ポリマーの割合が少なすぎ
ると、シール層の感熱接着性や熱剥離性が低下するおそ
れがある。反対に結晶性ポリマーの割合が多すぎると、
シール層と隆起素子との間の密着性が低下し、シール層
に接着された隆起素子の剥離強度が低下するおそれがあ
る。
合は、通常5〜55質量%、好適には10〜50質量%
である。結晶性ポリマーの割合が少なすぎるとシール層
の常温タックが上昇し、また、凝集破壊強度が低下する
おそれがある。また、結晶性ポリマーの割合が少なすぎ
ると、シール層の感熱接着性や熱剥離性が低下するおそ
れがある。反対に結晶性ポリマーの割合が多すぎると、
シール層と隆起素子との間の密着性が低下し、シール層
に接着された隆起素子の剥離強度が低下するおそれがあ
る。
【0046】(シール層)シール層は、塗布可能なシー
ル層用組成物の塗膜から形成できる。シール層用組成物
は、粘着性ポリマー、結晶性ポリマー、無機顔料及び溶
剤を含有する原料組成物を均一に混合して調製できる。
混合操作は、通常の分散装置、サンドミル、プラネタリ
ーミキサー等を用いて行う。シール層は、通常、シール
層用組成物をライナーまたは基板上に塗布して形成し、
その後、プリズムシートと密着して反射シートを形成す
る。塗布操作は通常の方法、たとえば、ナイフコート、
バーコート、ロールコート、ダイコート等を用いて行
う。塗膜の乾燥は、通常60〜180℃の温度にて行わ
れる。乾燥時間は、通常、数十秒から数分である。
ル層用組成物の塗膜から形成できる。シール層用組成物
は、粘着性ポリマー、結晶性ポリマー、無機顔料及び溶
剤を含有する原料組成物を均一に混合して調製できる。
混合操作は、通常の分散装置、サンドミル、プラネタリ
ーミキサー等を用いて行う。シール層は、通常、シール
層用組成物をライナーまたは基板上に塗布して形成し、
その後、プリズムシートと密着して反射シートを形成す
る。塗布操作は通常の方法、たとえば、ナイフコート、
バーコート、ロールコート、ダイコート等を用いて行
う。塗膜の乾燥は、通常60〜180℃の温度にて行わ
れる。乾燥時間は、通常、数十秒から数分である。
【0047】塗布組成物は、通常、粘着性ポリマー及び
結晶性ポリマーを溶剤中で均一に溶解してビヒクルを形
成し、そのビヒクル中に無機顔料を均一分散させて調製
する。また、重合後に粘着性ポリマーを形成するモノマ
ーと架橋剤モノマーとを含有するモノマー混合物と、結
晶性ポリマーとの混合物を、上記ビヒクルとして用いる
こともできる。モノマー混合物を用いる場合、ライナー
や基板等の被塗布物の上に、モノマー混合物からなる組
成物を塗布した後、紫外線または電子線を照射し、上記
モノマーを重合(または、重合及び架橋)してシール層
を形成する。
結晶性ポリマーを溶剤中で均一に溶解してビヒクルを形
成し、そのビヒクル中に無機顔料を均一分散させて調製
する。また、重合後に粘着性ポリマーを形成するモノマ
ーと架橋剤モノマーとを含有するモノマー混合物と、結
晶性ポリマーとの混合物を、上記ビヒクルとして用いる
こともできる。モノマー混合物を用いる場合、ライナー
や基板等の被塗布物の上に、モノマー混合物からなる組
成物を塗布した後、紫外線または電子線を照射し、上記
モノマーを重合(または、重合及び架橋)してシール層
を形成する。
【0048】無機顔料は、通常の白色または、白色以外
の着色顔料が使用できる。たとえば、酸化チタン、酸化
亜鉛、二酸化ケイ素、アルミナ、ジルコニア、酸化鉄等
である。顔料は、本発明の効果を損なわない限り、蛍光
顔料であっても良い。シール層全体に占める無機顔料の
割合は、通常5〜20質量%、好適には10〜15質量
%である。無機顔料の割合が少なすぎると、シール層の
常温タックが上昇し、また、凝集破壊強度が低下するお
それがある。また、無機顔料の割合が少なすぎると、シ
ール層の隠蔽性が低下するおそれがある。反対に無機顔
料の割合が多すぎると、シール層と隆起素子との間の密
着性が低下するおそれがある。
の着色顔料が使用できる。たとえば、酸化チタン、酸化
亜鉛、二酸化ケイ素、アルミナ、ジルコニア、酸化鉄等
である。顔料は、本発明の効果を損なわない限り、蛍光
顔料であっても良い。シール層全体に占める無機顔料の
割合は、通常5〜20質量%、好適には10〜15質量
%である。無機顔料の割合が少なすぎると、シール層の
常温タックが上昇し、また、凝集破壊強度が低下するお
それがある。また、無機顔料の割合が少なすぎると、シ
ール層の隠蔽性が低下するおそれがある。反対に無機顔
料の割合が多すぎると、シール層と隆起素子との間の密
着性が低下するおそれがある。
【0049】シール層には、上記必須成分以外の添加剤
を加えても良い。添加剤は、たとえば、粘着性付与樹
脂、非結晶性かつ非粘着性の熱可塑性ポリマー、可塑
剤、染料、紫外線吸収剤、界面活性剤等である。なお、
シール層全体に占めるこれらの添加剤の割合は、通常3
0質量%以下である。
を加えても良い。添加剤は、たとえば、粘着性付与樹
脂、非結晶性かつ非粘着性の熱可塑性ポリマー、可塑
剤、染料、紫外線吸収剤、界面活性剤等である。なお、
シール層全体に占めるこれらの添加剤の割合は、通常3
0質量%以下である。
【0050】(プリズムシート)プリズムシートは、前
述の様にして、前掲の特許公報に開示されている製造方
法によって製造することができる。プリズムシートを形
成する樹脂は、通常、屈折率が1.4〜1.7の範囲に
ある透明性の高いものであり、たとえば、アクリル系樹
脂、エポキシ変性アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂
等である。この様な樹脂の全光線透過率は通常70%以
上、好適には80%以上、特に好適には90%以上であ
る。
述の様にして、前掲の特許公報に開示されている製造方
法によって製造することができる。プリズムシートを形
成する樹脂は、通常、屈折率が1.4〜1.7の範囲に
ある透明性の高いものであり、たとえば、アクリル系樹
脂、エポキシ変性アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂
等である。この様な樹脂の全光線透過率は通常70%以
上、好適には80%以上、特に好適には90%以上であ
る。
【0051】本発明で使用されるプリズムシートのプリ
ズム突起の形状、寸法、配列等は、従来から使用されて
いるもの(前掲の米国特許第4,775,219号等に開
示。)と同じものが使用できる。また、隆起素子の形
状、寸法、配列等も、従来から使用されているもの(前
掲の米国特許第5,946,134号等に開示。)と同
じものが使用できる。
ズム突起の形状、寸法、配列等は、従来から使用されて
いるもの(前掲の米国特許第4,775,219号等に開
示。)と同じものが使用できる。また、隆起素子の形
状、寸法、配列等も、従来から使用されているもの(前
掲の米国特許第5,946,134号等に開示。)と同
じものが使用できる。
【0052】たとえば、反射シートを再帰反射標識とし
て使用する場合、プリズム状突起は、好ましくはキュー
ブコーナーである。キューブコーナーは、三角錐形状、
またはその他の立体形状を有する。三角錐状キューブコ
ーナーの場合、その好ましい寸法は、底面の一辺の長さ
が0.1〜3.0mmの範囲、高さが25〜500μmの
範囲である。底面の三角形は、通常、正三角形または二
等辺三角形であるが、各辺の長さが少し異なる不等辺三
角形であってもよい。
て使用する場合、プリズム状突起は、好ましくはキュー
ブコーナーである。キューブコーナーは、三角錐形状、
またはその他の立体形状を有する。三角錐状キューブコ
ーナーの場合、その好ましい寸法は、底面の一辺の長さ
が0.1〜3.0mmの範囲、高さが25〜500μmの
範囲である。底面の三角形は、通常、正三角形または二
等辺三角形であるが、各辺の長さが少し異なる不等辺三
角形であってもよい。
【0053】隆起素子に囲まれた1つの微小なセルの面
積は、通常3〜40mm2、好適には5〜30mm2で
ある。また、プリズムシート裏面全体に占める隆起素子
の面積の割合は、通常10〜50%、好適には15〜4
0%である。
積は、通常3〜40mm2、好適には5〜30mm2で
ある。また、プリズムシート裏面全体に占める隆起素子
の面積の割合は、通常10〜50%、好適には15〜4
0%である。
【0054】隆起素子の断面形状は、たとえば、図1に
示される様な長方形や、台形である。台形の場合、プリ
ズムシートに結合した一端から他端に向かって先細る様
にするのが良い。また、シール層との接着面積を可及的
に大きくするために、隆起素子の他端表面に微細な凹凸
を形成することもできる。
示される様な長方形や、台形である。台形の場合、プリ
ズムシートに結合した一端から他端に向かって先細る様
にするのが良い。また、シール層との接着面積を可及的
に大きくするために、隆起素子の他端表面に微細な凹凸
を形成することもできる。
【0055】プリズムシートのシート状の基礎部分(隆
起素子及びプリズム突起を除いた部分)は通常ランドと
呼ばれるが、ランドの厚さは、通常50〜500μm、
好適には70〜300μmである。ランドとの結合面か
ら測定したプリズム突起の高さは、通常20〜400μ
m、好適には50〜300μmである。ランドとの結合
面から測定した隆起素子の高さは、通常100〜700
μm、好適には150〜600μmである。
起素子及びプリズム突起を除いた部分)は通常ランドと
呼ばれるが、ランドの厚さは、通常50〜500μm、
好適には70〜300μmである。ランドとの結合面か
ら測定したプリズム突起の高さは、通常20〜400μ
m、好適には50〜300μmである。ランドとの結合
面から測定した隆起素子の高さは、通常100〜700
μm、好適には150〜600μmである。
【0056】(基板)基板の材質は特に限定されない
が、通常、金属板またはプラスチック板である。金属板
としては、ステンレス、アルミニウム等が使用できる。
プラスチック板としては、比較的硬質のものが良く、た
とえば、ポリカーボネート、ポリイミド、アクリル樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等が使用できる。基
板の厚さは、通常250μm〜10mmであるが、本発
明の効果を損なわない限りこれに限定されない。また、
反射シートと接着される基板表面の面積は、通常40〜
2,000cm 2であるが、本発明の効果を損なわない
限りこれに限定されない。
が、通常、金属板またはプラスチック板である。金属板
としては、ステンレス、アルミニウム等が使用できる。
プラスチック板としては、比較的硬質のものが良く、た
とえば、ポリカーボネート、ポリイミド、アクリル樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等が使用できる。基
板の厚さは、通常250μm〜10mmであるが、本発
明の効果を損なわない限りこれに限定されない。また、
反射シートと接着される基板表面の面積は、通常40〜
2,000cm 2であるが、本発明の効果を損なわない
限りこれに限定されない。
【0057】
【実施例】実施例1
本例は、図1に示される様にして、隆起付きプリズムシ
ートとシール層とを用いて反射シートを作製した例であ
る。
ートとシール層とを用いて反射シートを作製した例であ
る。
【0058】プリズムシートは、キューブコーナープリ
ズムをプリズム突起として有する再帰反射性プリズムシ
ートであった。このプリズムシートは、前掲の米国特許
5,946,134号公報に開示の方法により、ポリカ
ーボネート樹脂から鋳型を用いた一体成形法により作製
した。この成形工程において、プリズムシートの表面
(ランドの表面)に、厚さが50μmの保護層を密着さ
せた。この保護層は、紫外線吸収材を含有するポリメチ
ルメタクリレートフィルムであった。なお、プリズムシ
ートの各部分の寸法は次のとおりであった。 *ランドの厚さ=220μm *プリズム突起の高さ=90μm *隆起素子の高さ=220μm *隆起素子の幅(プリズムシート表面において測定)=
230μm *1つのセル(プリズム領域)の面積 (プリズムシート表面において測定)=11mm2 *セルの形状は平行四角形 プリズムシート表面の水平方向寸法=25mm×150
mm
ズムをプリズム突起として有する再帰反射性プリズムシ
ートであった。このプリズムシートは、前掲の米国特許
5,946,134号公報に開示の方法により、ポリカ
ーボネート樹脂から鋳型を用いた一体成形法により作製
した。この成形工程において、プリズムシートの表面
(ランドの表面)に、厚さが50μmの保護層を密着さ
せた。この保護層は、紫外線吸収材を含有するポリメチ
ルメタクリレートフィルムであった。なお、プリズムシ
ートの各部分の寸法は次のとおりであった。 *ランドの厚さ=220μm *プリズム突起の高さ=90μm *隆起素子の高さ=220μm *隆起素子の幅(プリズムシート表面において測定)=
230μm *1つのセル(プリズム領域)の面積 (プリズムシート表面において測定)=11mm2 *セルの形状は平行四角形 プリズムシート表面の水平方向寸法=25mm×150
mm
【0059】シール層は、次の様にして作製した。ま
ず、シール層形成用組成物を作製した。結晶性ポリマー
(C)と、粘着性ポリマー(S)と、無機顔料(P)
と、粘着性ポリマーの架橋剤(L)とは、不揮発分比
(C:S:P:L)で35:52:13:0.2の割合
であった。架橋剤を除く成分を溶剤と一緒にサンドミル
を用いて混合して均一な分散液を得た後、塗布する前に
架橋剤をその分散液に添加して、シール層形成用組成物
を得た。溶剤は、トルエンと酢酸エチルの混合溶剤であ
り、この組成物の不揮発分濃度は35質量%であった。
ず、シール層形成用組成物を作製した。結晶性ポリマー
(C)と、粘着性ポリマー(S)と、無機顔料(P)
と、粘着性ポリマーの架橋剤(L)とは、不揮発分比
(C:S:P:L)で35:52:13:0.2の割合
であった。架橋剤を除く成分を溶剤と一緒にサンドミル
を用いて混合して均一な分散液を得た後、塗布する前に
架橋剤をその分散液に添加して、シール層形成用組成物
を得た。溶剤は、トルエンと酢酸エチルの混合溶剤であ
り、この組成物の不揮発分濃度は35質量%であった。
【0060】結晶性ポリマーは、結晶性の1,6−ヘキ
サンジオールカーボネート(ダイセル化学工業(株)社
製、商標:PLACCEL CD-220)と、イソホロンジイソシア
ネートを重合して得たポリウレタン(Mn=8,900、Mw=34,
000)であった。このポリウレタンのDSCで測定した
融点は、50℃であった。
サンジオールカーボネート(ダイセル化学工業(株)社
製、商標:PLACCEL CD-220)と、イソホロンジイソシア
ネートを重合して得たポリウレタン(Mn=8,900、Mw=34,
000)であった。このポリウレタンのDSCで測定した
融点は、50℃であった。
【0061】粘着性ポリマーは、フェノキシエチルアク
リレート/ブチルアクリレート/2−ヒドロキシ−3−
フェノキシプロピルアクリレート/アクリル酸を、質量
比55/25/15/5の割合で含有する混合モノマー
溶液(溶剤はトルエンと酢酸エチルの混合溶剤、不揮発
分濃度は30質量%)を用いて、上記混合モノマーを重
合して得た。
リレート/ブチルアクリレート/2−ヒドロキシ−3−
フェノキシプロピルアクリレート/アクリル酸を、質量
比55/25/15/5の割合で含有する混合モノマー
溶液(溶剤はトルエンと酢酸エチルの混合溶剤、不揮発
分濃度は30質量%)を用いて、上記混合モノマーを重
合して得た。
【0062】無機顔料は、石原産業(株)社製の白色酸
化チタン(品番)CR−90であった。また、架橋剤
は、ビスアミド系架橋剤であった。
化チタン(品番)CR−90であった。また、架橋剤
は、ビスアミド系架橋剤であった。
【0063】上記の様にして得たシール層形成用組成物
を、ライナー(帝人デュポン(株)社製のシリコーン剥
離処理ポリエステルフィルム、厚さ=50μm)の剥離
面に、バーセット300μmで塗布し、65℃で3分、
100℃で2分乾燥し、厚みは60μmのシール層を得
た。
を、ライナー(帝人デュポン(株)社製のシリコーン剥
離処理ポリエステルフィルム、厚さ=50μm)の剥離
面に、バーセット300μmで塗布し、65℃で3分、
100℃で2分乾燥し、厚みは60μmのシール層を得
た。
【0064】このシール層(ライナー付きのまま)と、
上記プリズムシートとを、プリズムシートの隆起素子が
シール層表面に接する様に積層した。積層したシール層
とプリズムシートを、加熱可能なスチールロールとゴム
ロールからなる熱ラミネーターを用いてシール層とプリ
ズムシートとを熱圧着し、本例の反射シートを完成させ
た。なお、上記熱圧着操作では、ライナーがスチールロ
ールに接触するようにした。スチールロール表面温度は
90℃、スチールロールとゴムロールの隙間は0(ゼ
ロ)、ラミネータの搬送速度は0.64m/分であっ
た。この様にして完成した本例の反射シートについて、
以下の様にして評価した。
上記プリズムシートとを、プリズムシートの隆起素子が
シール層表面に接する様に積層した。積層したシール層
とプリズムシートを、加熱可能なスチールロールとゴム
ロールからなる熱ラミネーターを用いてシール層とプリ
ズムシートとを熱圧着し、本例の反射シートを完成させ
た。なお、上記熱圧着操作では、ライナーがスチールロ
ールに接触するようにした。スチールロール表面温度は
90℃、スチールロールとゴムロールの隙間は0(ゼ
ロ)、ラミネータの搬送速度は0.64m/分であっ
た。この様にして完成した本例の反射シートについて、
以下の様にして評価した。
【0065】再帰性反射性能の測定
熱圧着後、28時間室温で放置した反射シートについ
て、輝度測定装置(GAMMA SCIENTIFIC社製 MODEL920)
を用い、プリズムシート表面の任意の3点について輝度
を測定し、それらの平均値を再帰性反射性能(単位はcd
/lux/m2)とした。なお、シール層を接着する前のプリ
ズムシート再帰性反射性能は、474 cd/lux/m2であっ
た。
て、輝度測定装置(GAMMA SCIENTIFIC社製 MODEL920)
を用い、プリズムシート表面の任意の3点について輝度
を測定し、それらの平均値を再帰性反射性能(単位はcd
/lux/m2)とした。なお、シール層を接着する前のプリ
ズムシート再帰性反射性能は、474 cd/lux/m2であっ
た。
【0066】剥離強度
シール層とプリズムシートとを熱圧着した後、28時間
室温で放置した25mm幅の反射シートを、住友スリー
エム(株)社製の脱脂剤(品番:FEY−0180)で
脱脂処理された、1mm厚のアルミ基板(JIS H4000
に記載のA5052P合金)に、シール層を介して熱接着し
た。シール層裏面の常温タックはほとんど無く、反射シ
ートを基板に接する時の位置合わせは容易であった。
室温で放置した25mm幅の反射シートを、住友スリー
エム(株)社製の脱脂剤(品番:FEY−0180)で
脱脂処理された、1mm厚のアルミ基板(JIS H4000
に記載のA5052P合金)に、シール層を介して熱接着し
た。シール層裏面の常温タックはほとんど無く、反射シ
ートを基板に接する時の位置合わせは容易であった。
【0067】基板への反射シートの熱接着は、ライナー
を剥離し、基板と反射シートとを積層した後、上記熱圧
着操作を行った熱ラミネーターを用いて行った。その
時、プリズムシートの保護層が、スチールロール表面に
接触するようにした。スチールロール表面温度は103
℃、スチールロールとゴムロールの隙間は300μm、
搬送速度は0.64m/分であった。
を剥離し、基板と反射シートとを積層した後、上記熱圧
着操作を行った熱ラミネーターを用いて行った。その
時、プリズムシートの保護層が、スチールロール表面に
接触するようにした。スチールロール表面温度は103
℃、スチールロールとゴムロールの隙間は300μm、
搬送速度は0.64m/分であった。
【0068】この様にして基板と反射シートとを接着し
て室温で26時間放置したものをサンプルとし、接着
し、引張り速度300mm/分、90度の角度で剥離
し、剥離強度を測定した。剥離は、シール層とプリズム
シートの隆起素子との間で生じ、シール層の部分が隆起
素子側に移行した。
て室温で26時間放置したものをサンプルとし、接着
し、引張り速度300mm/分、90度の角度で剥離
し、剥離強度を測定した。剥離は、シール層とプリズム
シートの隆起素子との間で生じ、シール層の部分が隆起
素子側に移行した。
【0069】熱剥離容易性
剥離強度の測定の場合と同様にして作製したサンプルを
使用した。このサンプルを、工業用ドライヤーで70℃
以上に加熱し、室温まで冷却した後(加熱後約5分
後)、引張り速度300mm/分、90度の角度で、剥
離が基板とシール層との間で生じる様に剥離し、熱剥離
強度を測定した。この熱剥離強度(H)と、上記(2)
で測定した剥離強度(A)に対する百分率(H×100
/A)を求め、これを熱剥離強度保持率として用い、こ
の保持率が50%以下の場合を熱剥離容易性がある(O
K)と判定し、この保持率が50%を超える場合を熱剥
離容易性なし(NG)と判定した。これらの評価結果を
表1に示す。
使用した。このサンプルを、工業用ドライヤーで70℃
以上に加熱し、室温まで冷却した後(加熱後約5分
後)、引張り速度300mm/分、90度の角度で、剥
離が基板とシール層との間で生じる様に剥離し、熱剥離
強度を測定した。この熱剥離強度(H)と、上記(2)
で測定した剥離強度(A)に対する百分率(H×100
/A)を求め、これを熱剥離強度保持率として用い、こ
の保持率が50%以下の場合を熱剥離容易性がある(O
K)と判定し、この保持率が50%を超える場合を熱剥
離容易性なし(NG)と判定した。これらの評価結果を
表1に示す。
【0070】実施例2〜7、及び比較例1
以下に説明する様にして、実施例2〜7、及び比較例1
の反射シートを作製した。実施例2〜7の反射シートで
は、実施例1の場合と同様に、基板と接するシール層裏
面の常温タックはほとんど無く、反射シートと基板とを
積層する時の位置合わせは容易であった。実施例2〜
7、及び比較例1の反射シートについても、実施例1と
同様にして評価した。それらの結果を表1に示す。
の反射シートを作製した。実施例2〜7の反射シートで
は、実施例1の場合と同様に、基板と接するシール層裏
面の常温タックはほとんど無く、反射シートと基板とを
積層する時の位置合わせは容易であった。実施例2〜
7、及び比較例1の反射シートについても、実施例1と
同様にして評価した。それらの結果を表1に示す。
【0071】実施例2
シール層の厚さを37μm(塗布操作のバーセット20
0μm)とした以外は実施例1と同様にして、本例の反
射シートを得た。
0μm)とした以外は実施例1と同様にして、本例の反
射シートを得た。
【0072】実施例3
結晶性ポリマー(C)と粘着性ポリマー(S)との比率
(C:S)を、35:52から43.5:43.5に変
えた以外は実施例1と同様にして、本例の反射シートを
得た。
(C:S)を、35:52から43.5:43.5に変
えた以外は実施例1と同様にして、本例の反射シートを
得た。
【0073】実施例4
結晶性ポリマー(C)と粘着性ポリマー(S)との比率
(C:S)を、35:52から52:35に変えた以外
は実施例1と同様にして、本例の反射シートを得た。
(C:S)を、35:52から52:35に変えた以外
は実施例1と同様にして、本例の反射シートを得た。
【0074】実施例5
結晶性ポリマーを、次のものに換えた以外は実施例1と
同様にして、本例の反射シートを得た。本例で用いた結
晶性ポリマーは、ダイセル化学工業(株)社製のポリカ
プロラクトン(商標:PLACCEL H7、融点=60℃)であ
った。
同様にして、本例の反射シートを得た。本例で用いた結
晶性ポリマーは、ダイセル化学工業(株)社製のポリカ
プロラクトン(商標:PLACCEL H7、融点=60℃)であ
った。
【0075】実施例6
シール層形成用組成物に、次の非結晶性かつ非粘着性の
熱可塑性ポリマー(B)を加え、結晶性ポリマー
(C)、粘着性ポリマー(S)、無機顔料(P)、架橋
剤(L)及び熱可塑性ポリマー(B)との不揮発分比
(C:S:P:L:B)を、35:36:13:0.
2:16に変えた以外は実施例1と同様にして、本例の
反射シートを得た。
熱可塑性ポリマー(B)を加え、結晶性ポリマー
(C)、粘着性ポリマー(S)、無機顔料(P)、架橋
剤(L)及び熱可塑性ポリマー(B)との不揮発分比
(C:S:P:L:B)を、35:36:13:0.
2:16に変えた以外は実施例1と同様にして、本例の
反射シートを得た。
【0076】本例で用いた熱可塑性ポリマーは、ダイセ
ル化学工業(株)社製のポリカーボネートジオール(商
標:PLACCEL CD‐220PL)と、イソホロンジイソシアネ
ートを重合して得たポリウレタン(Mn=7,800、Mw=34,00
0)であった。
ル化学工業(株)社製のポリカーボネートジオール(商
標:PLACCEL CD‐220PL)と、イソホロンジイソシアネ
ートを重合して得たポリウレタン(Mn=7,800、Mw=34,00
0)であった。
【0077】実施例7
架橋剤の比率を、0.2から0.5に変えた以外は実施
例6と同様にして、本例の反射シートを得た。
例6と同様にして、本例の反射シートを得た。
【0078】比較例1
結晶性ポリマーを用いず、粘着性ポリマーの割合を52
から87に変えた以外は実施例1と同様にして、本例の
反射シートを得た。
から87に変えた以外は実施例1と同様にして、本例の
反射シートを得た。
【0079】
【表1】
【0080】
【発明の効果】以上からも明らかな様に、本発明によれ
ば、シール層が基板へ反射シートを接着するための接着
層として機能し、基板に接着する時には位置合わせが容
易でありながら、シール層と隆起素子との間の剥離強度
が高い、反射シートを提供することができる。
ば、シール層が基板へ反射シートを接着するための接着
層として機能し、基板に接着する時には位置合わせが容
易でありながら、シール層と隆起素子との間の剥離強度
が高い、反射シートを提供することができる。
【図1】 本発明の反射シートおよび該反射シートが接
着された基板からなる反射積層体の断面図である。
着された基板からなる反射積層体の断面図である。
【図2】 本発明の反射シートのプリズムシート表面を
上方から見た平面図である。
上方から見た平面図である。
1:プリズムシート、2:基板、3:シール層、4:空
間。10:プリズム領域、11:プリズム突起、12:
隆起素子、13:セル、14:プリズムシート裏面、1
5:プリズムシート表面。21:基板表面。111:プ
リズム突起頂点、121:隆起素子の一端、122:隆
起素子の他端。
間。10:プリズム領域、11:プリズム突起、12:
隆起素子、13:セル、14:プリズムシート裏面、1
5:プリズムシート表面。21:基板表面。111:プ
リズム突起頂点、121:隆起素子の一端、122:隆
起素子の他端。
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C09J 169/00 C09J 169/00
201/00 201/00
G02F 1/1335 520 G02F 1/1335 520
1/13357 1/13357
(72)発明者 高松 頼信
神奈川県相模原市南橋本3−8−8 住友
スリーエム株式会社内
Fターム(参考) 2H042 EA04 EA11 EA12 EA13 EA14
EA16
2H091 FB03 FC22 GA17
4F100 AA00B AA00H AA21 AK01B
AK25 AK41B AK45B AK51
AS00A AS00B BA02 BA03
BA07 CA13B CA13H CB00B
DC11A DD01A DD21A GB51
JA11B JL13B
4J004 AA10 AA15 FA01 FA10
4J040 DF041 DF051 DF061 ED011
EF262 EL021 HB44 HC12
KA13 KA16 LA02
Claims (4)
- 【請求項1】 プリズムシートと、そのプリズムシート
に積層されたシール層とを備え、 前記プリズムシートは、それぞれが、複数のプリズム突
起とそれらのプリズム突起を囲む様に配置された隆起素
子とからなる、複数のセルを有する裏面と、その裏面と
対向する表面とを有し、前記表面に入射された光を前記
プリズム突起によって反射可能で、 前記隆起素子は、一端において前記プリズムシート裏面
に一体的に結合され、他端において前記シール層の表面
に接着し、前記プリズム突起が前記シール層と前記プリ
ズムシートとの間の空間に露出する様に、前記プリズム
シートと前記シール層とを相互に離している、反射シー
トにおいて、 前記シール層は、感熱接着性を有する接着剤と、その接
着剤中に分散された無機顔料とを含んでなり、前記接着
剤は結晶性ポリマーと粘着性ポリマーとを含有し、前記
粘着性ポリマーは、前記結晶性ポリマーの融点以上の温
度で前記結晶性ポリマーと相溶可能であることを特徴と
する、反射シート。 - 【請求項2】 前記隆起素子と前記シール層とを、前記
シール層を加熱して接着している、請求項1に記載の反
射シート。 - 【請求項3】 前記シール層全体に占める、前記粘着性
ポリマーの割合が30〜60質量%である、請求項1に
記載の反射シート。 - 【請求項4】 前記結晶性ポリマーが、ポリカーボネー
トポリオールに由来する繰り返し単位を分子内に有する
ポリマー、またはポリカプロラクトンポリオールに由来
する繰り返し単位を分子内に有するポリマーである、請
求項1に記載の反射シート。
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