JP2003303048A - 入力装置、ポインタ制御方法 - Google Patents
入力装置、ポインタ制御方法Info
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- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of two-dimensional [2D] relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指を実際に移動させることなくポインタを制
御するとともに、クリック動作の検出を可能とする入力
装置、ポインタ制御方法を提供する。 【解決手段】 ポインタを表示する表示画面を有する上
位装置に対し、前記上位装置に前記ポインタに関する情
報を送信するとともに、接触情報を検出するセンサ12
を備えた入力装置10において、前記センサ12で検出
された接触情報に基づいて、前記センサと指との接触領
域を抽出する領域抽出手段と、前記領域抽出手段で抽出
された前記接触領域に基づきポインタを制御する制御手
段とを有する。
御するとともに、クリック動作の検出を可能とする入力
装置、ポインタ制御方法を提供する。 【解決手段】 ポインタを表示する表示画面を有する上
位装置に対し、前記上位装置に前記ポインタに関する情
報を送信するとともに、接触情報を検出するセンサ12
を備えた入力装置10において、前記センサ12で検出
された接触情報に基づいて、前記センサと指との接触領
域を抽出する領域抽出手段と、前記領域抽出手段で抽出
された前記接触領域に基づきポインタを制御する制御手
段とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋読み取りセン
サを有する入力装置に係り、特にポインティングデバイ
ス機能を有する入力装置、ポインタ制御方法に関する。
サを有する入力装置に係り、特にポインティングデバイ
ス機能を有する入力装置、ポインタ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】指紋の認識と種々の機能を設けた装置が
従来から提案されており、例えば特開平11−2830
26公報には、指紋検出機能付きタッチパッド及び情報
処理装置が開示されている。この公報には、従来別のユ
ニットであった指紋を検出するセンサと指の触れた位置
を検出する位置センサとを1つのユニットとし、センサ
に接触する指の中心付近の位置データを座標情報として
コンピュータに送信する内容が記されている。また、他
の特開平4−158434公報にはディスプレイ装置の
ポインティングデバイスが開示されている。この公報で
は、一定時間ごとに検出される指紋パターンにより指の
移動方向と移動距離からディスプレイ上のカーソル移動
を行う内容が記されている。また、特開平10−275
233には情報処理システム、ポインティング装置及び
情報処理装置が開示されている。この公報では、指紋像
と照合像の位置ずれをフーリエ変換を用いて検出し、そ
の検出した位置ずれに基づいてポインタの移動位置を決
定する内容が記されている。
従来から提案されており、例えば特開平11−2830
26公報には、指紋検出機能付きタッチパッド及び情報
処理装置が開示されている。この公報には、従来別のユ
ニットであった指紋を検出するセンサと指の触れた位置
を検出する位置センサとを1つのユニットとし、センサ
に接触する指の中心付近の位置データを座標情報として
コンピュータに送信する内容が記されている。また、他
の特開平4−158434公報にはディスプレイ装置の
ポインティングデバイスが開示されている。この公報で
は、一定時間ごとに検出される指紋パターンにより指の
移動方向と移動距離からディスプレイ上のカーソル移動
を行う内容が記されている。また、特開平10−275
233には情報処理システム、ポインティング装置及び
情報処理装置が開示されている。この公報では、指紋像
と照合像の位置ずれをフーリエ変換を用いて検出し、そ
の検出した位置ずれに基づいてポインタの移動位置を決
定する内容が記されている。
【0003】このように従来の技術における入力装置
は、指の移動のずれを検出し、画面上のポインタを制御
している。
は、指の移動のずれを検出し、画面上のポインタを制御
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、指の移
動を検出する方法では、実際に指を移動しなければなら
ないため、操作性に問題があるとともに、指紋を読み取
るセンサ部分が広くしなければならず、装置の大型化や
コスト増につながる。また、ポインティングデバイスと
して重要な機能であるクリック動作の検出機能をサポー
トしていない。
動を検出する方法では、実際に指を移動しなければなら
ないため、操作性に問題があるとともに、指紋を読み取
るセンサ部分が広くしなければならず、装置の大型化や
コスト増につながる。また、ポインティングデバイスと
して重要な機能であるクリック動作の検出機能をサポー
トしていない。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑み、指を
実際に移動させることなくポインタを制御するととも
に、クリック動作の検出を可能とする入力装置、ポイン
タ制御方法を提供することを目的とする。
実際に移動させることなくポインタを制御するととも
に、クリック動作の検出を可能とする入力装置、ポイン
タ制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ポインタを表示する表示画面を有する上位
装置に対し、前記上位装置に前記ポインタに関する情報
を送信するとともに、接触情報を検出するセンサを備え
た入力装置において、前記センサで検出された接触情報
に基づいて、前記センサと指との接触領域を抽出する領
域抽出手段と、前記領域抽出手段で抽出された前記接触
領域に基づきポインタを制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
に本発明は、ポインタを表示する表示画面を有する上位
装置に対し、前記上位装置に前記ポインタに関する情報
を送信するとともに、接触情報を検出するセンサを備え
た入力装置において、前記センサで検出された接触情報
に基づいて、前記センサと指との接触領域を抽出する領
域抽出手段と、前記領域抽出手段で抽出された前記接触
領域に基づきポインタを制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】本発明は、接触領域を抽出する領域抽出手
段で接触領域を抽出し、指とセンサの接触領域を用いて
ポインタの制御を行う入力装置である。そして、その接
触領域における重心あるいは中心を検出し、その検出し
た位置を用いてポインタを制御する第1の制御手段を有
する。また、重心あるいは中心の検出は、指が触れてい
なければ検出できないことを利用し、検出された時間に
基づきクリックを検出するクリック検出手段を有する。
なお、ここでのクリックとは、センサ面を1回押下する
動作をいう。また、接触領域から、その面積、輪郭の長
さ、接触領域に外接する四角形の辺の長さを検出する第
2の制御手段を有する。この第2の制御手段により、検
出した量によりポインタの移動速度を決定することも可
能となる。また、検出した量によりクリック動作の検出
も可能となり、さらに、指の接触領域に対する略垂直方
向の動きを検出することが可能となる。これらで用いら
れる接触領域の情報である接触領域情報は、所定の情報
を削減または圧縮することも可能であるので、処理速度
を向上することができる。
段で接触領域を抽出し、指とセンサの接触領域を用いて
ポインタの制御を行う入力装置である。そして、その接
触領域における重心あるいは中心を検出し、その検出し
た位置を用いてポインタを制御する第1の制御手段を有
する。また、重心あるいは中心の検出は、指が触れてい
なければ検出できないことを利用し、検出された時間に
基づきクリックを検出するクリック検出手段を有する。
なお、ここでのクリックとは、センサ面を1回押下する
動作をいう。また、接触領域から、その面積、輪郭の長
さ、接触領域に外接する四角形の辺の長さを検出する第
2の制御手段を有する。この第2の制御手段により、検
出した量によりポインタの移動速度を決定することも可
能となる。また、検出した量によりクリック動作の検出
も可能となり、さらに、指の接触領域に対する略垂直方
向の動きを検出することが可能となる。これらで用いら
れる接触領域の情報である接触領域情報は、所定の情報
を削減または圧縮することも可能であるので、処理速度
を向上することができる。
【0008】これらポインティングデバイスとしての機
能の他に、指紋識別機能として、予め指紋情報が記録さ
れている指紋辞書情報を有し、その指紋辞書情報を用い
て指紋の識別を行うことができる。この指紋辞書には、
使用者一人に対して人差し指と中指という具合に、複数
の指紋を記録することが可能である。その複数の指紋を
記録することにより、入力装置が有するいくつかの動作
モードを自動的に切り替えることを可能としている。
能の他に、指紋識別機能として、予め指紋情報が記録さ
れている指紋辞書情報を有し、その指紋辞書情報を用い
て指紋の識別を行うことができる。この指紋辞書には、
使用者一人に対して人差し指と中指という具合に、複数
の指紋を記録することが可能である。その複数の指紋を
記録することにより、入力装置が有するいくつかの動作
モードを自動的に切り替えることを可能としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0010】本発明の実施の形態におけるシステムの全
体構成図を図1に示す。図1に示されるように、入力装
置10は、コンピュータ22とUSB(Universal Seri
al Bus)ケーブルなどで接続され、コンピュータ22上
に表示するために検出したポインタ位置などのデータを
コンピュータ22に送信する。
体構成図を図1に示す。図1に示されるように、入力装
置10は、コンピュータ22とUSB(Universal Seri
al Bus)ケーブルなどで接続され、コンピュータ22上
に表示するために検出したポインタ位置などのデータを
コンピュータ22に送信する。
【0011】コンピュータ22は、図2に示されるよう
に、表示装置50と、ドライブ装置52と、主記憶装置
54と、補助記憶装置56と、CPU(Central Proces
singUnit)46と、USB(Universal Serial Bus)イ
ンタフェース48とを有し、それらはバスで接続されて
いる。このうち、表示装置50は、コンピュータ22を
操作するために必要な各種情報などを表示する。ドライ
ブ装置52は、着脱自在な記録媒体の読み書きが可能で
あり、例えば記録媒体からプログラム読み込み、補助記
憶装置56にインストールするときに用いられる。CP
U46は、補助記憶装置56に格納されたプログラムを
読み込み実行し、プログラムやデータなどを記憶するた
めに主記憶装置54を用いる。そしてUSBインタフェ
ース48は、入力装置10とのやり取りをUSB転送方
式で行うためのインタフェースである。
に、表示装置50と、ドライブ装置52と、主記憶装置
54と、補助記憶装置56と、CPU(Central Proces
singUnit)46と、USB(Universal Serial Bus)イ
ンタフェース48とを有し、それらはバスで接続されて
いる。このうち、表示装置50は、コンピュータ22を
操作するために必要な各種情報などを表示する。ドライ
ブ装置52は、着脱自在な記録媒体の読み書きが可能で
あり、例えば記録媒体からプログラム読み込み、補助記
憶装置56にインストールするときに用いられる。CP
U46は、補助記憶装置56に格納されたプログラムを
読み込み実行し、プログラムやデータなどを記憶するた
めに主記憶装置54を用いる。そしてUSBインタフェ
ース48は、入力装置10とのやり取りをUSB転送方
式で行うためのインタフェースである。
【0012】次に、入力装置10の斜視図を図3に示
す。図3に示されるように、入力装置10は、手をのせ
て使用する形状をしており、指紋の検出などを行うセン
サ部12を有する。
す。図3に示されるように、入力装置10は、手をのせ
て使用する形状をしており、指紋の検出などを行うセン
サ部12を有する。
【0013】この入力装置10のハードウェアブロック
図を図4に示す。図4に示されるように入力装置10
は、センサ部12と、A/Dコンバータ14と、MCU
(Micro Computer Unit)18と、メモリ16と、US
Bコントローラ20とを有する。このうちセンサ部12
は、上述した指紋の検出とセンサ部12に指が触れてい
る部分の検出などを行う。そしてこの検出された信号は
A/Dコンバータ14に出力され、A/Dコンバータ1
4でA/D変換されてMCU18に出力される。MCU
18は、センサ部12からのデータを処理し、その処理
したデータをUSBコントローラ20を介してコンピュ
ータ22に出力する。またメモリ16は、処理を行うプ
ログラムやデータなどを一時的に保存するために用いら
れる。
図を図4に示す。図4に示されるように入力装置10
は、センサ部12と、A/Dコンバータ14と、MCU
(Micro Computer Unit)18と、メモリ16と、US
Bコントローラ20とを有する。このうちセンサ部12
は、上述した指紋の検出とセンサ部12に指が触れてい
る部分の検出などを行う。そしてこの検出された信号は
A/Dコンバータ14に出力され、A/Dコンバータ1
4でA/D変換されてMCU18に出力される。MCU
18は、センサ部12からのデータを処理し、その処理
したデータをUSBコントローラ20を介してコンピュ
ータ22に出力する。またメモリ16は、処理を行うプ
ログラムやデータなどを一時的に保存するために用いら
れる。
【0014】次に、図5を用いて入力装置10の機能ブ
ロック図を説明する。図5には、上述したセンサ部12
とA/Dコンバータ14、そして指紋辞書データ24
と、指紋識別部26と、位置・方向検出部28が示され
ている。このうち、指紋識別部26は、センサ部12で
検出された接触情報から認識した指紋データを、予め登
録された指紋が記録されている指紋辞書データ24と比
較し、指紋辞書データ24の中のどの指紋パターンで一
致したのか、または一致しなかったのかの情報である指
紋識別データを出力する。位置・方向検出部28では、
A/D変換された指紋データを基に、センサ部12のど
の位置に指が置かれたかを検出し、位置・方向移動量検
出信号として出力する。
ロック図を説明する。図5には、上述したセンサ部12
とA/Dコンバータ14、そして指紋辞書データ24
と、指紋識別部26と、位置・方向検出部28が示され
ている。このうち、指紋識別部26は、センサ部12で
検出された接触情報から認識した指紋データを、予め登
録された指紋が記録されている指紋辞書データ24と比
較し、指紋辞書データ24の中のどの指紋パターンで一
致したのか、または一致しなかったのかの情報である指
紋識別データを出力する。位置・方向検出部28では、
A/D変換された指紋データを基に、センサ部12のど
の位置に指が置かれたかを検出し、位置・方向移動量検
出信号として出力する。
【0015】次に上記センサ部12とA/Dコンバータ
14について説明する。まずセンサ部12は、センサ面
を走査し、指の接触情報をアナログデータで検出する。
このセンサ部12で検出されたアナログデータを、A/
Dコンバータ14はディジタルデータに変換する。この
ディジタル変換された指紋情報は、図6に示されるよう
な指と触れる部分をn×m個に分割したボックスを用いた
接触情報として出力される。そしてこのボックスの位置
は、図6のようにXY座標を用いてボックス(X,Y)と
特定できる。
14について説明する。まずセンサ部12は、センサ面
を走査し、指の接触情報をアナログデータで検出する。
このセンサ部12で検出されたアナログデータを、A/
Dコンバータ14はディジタルデータに変換する。この
ディジタル変換された指紋情報は、図6に示されるよう
な指と触れる部分をn×m個に分割したボックスを用いた
接触情報として出力される。そしてこのボックスの位置
は、図6のようにXY座標を用いてボックス(X,Y)と
特定できる。
【0016】この接触情報の例を図7を用いて説明す
る。センサ部12へ指が触れると、図7に示されるよう
に指が触れている部分のボックス(X,Y)と、そのボッ
クス(X,Y)に指が触れている強さとが検出される仕組
みとなっている。例えば、強く触れられている部分は、
ボックス(4,5)のように濃い色で出力され、弱く触れ
られている部分は、ボックス(4,2)のように薄い色で出
力される。
る。センサ部12へ指が触れると、図7に示されるよう
に指が触れている部分のボックス(X,Y)と、そのボッ
クス(X,Y)に指が触れている強さとが検出される仕組
みとなっている。例えば、強く触れられている部分は、
ボックス(4,5)のように濃い色で出力され、弱く触れ
られている部分は、ボックス(4,2)のように薄い色で出
力される。
【0017】次に、位置・方向検出部28について説明
をする。位置・方向検出部28は、接触情報から得られ
る接触領域から、表示装置50上での絶対座標値である
位置・方向移動量を検出する機能を有し、その絶対座標
値を検出するために用いるデータの組み合わせにより2
種類のパターンが存在する。以下、これらのパターンを
順に説明する。
をする。位置・方向検出部28は、接触情報から得られ
る接触領域から、表示装置50上での絶対座標値である
位置・方向移動量を検出する機能を有し、その絶対座標
値を検出するために用いるデータの組み合わせにより2
種類のパターンが存在する。以下、これらのパターンを
順に説明する。
【0018】まず、接触領域の重心を用いる重心パター
ンを、図8を用いて説明する。この図8は、位置・方向
検出部28の詳細であり、図8には、重心位置検出部3
0と、面積検出部34と、絶対位置算出部32と、相対
位置算出部38と、移動速度決定部36とが示されてい
る。このうち、重心位置検出部30は、先ほど説明した
図7において、指が触れている部分である接触領域の重
心の位置を検出する。面積検出部34は、接触領域の面
積を検出する。絶対位置算出部32は、重心位置検出部
30からの情報に基づきコンピュータ22の表示装置5
0の画面上での絶対座標位置を求め、その位置を位置方
向移動量検出信号として出力する。具体的に説明する
と、センサ部12に触れた指の重心がセンサ部12の上
のほうにあれば、表示装置50の画面上のポインタも上
の方へ表示させることを意味する。このような絶対位置
算出部32の機能に加え、ポインタの移動の速さを変え
ることができるのが相対位置算出部38である。相対位
置算出部38は、後述する移動速度決定部36で定めら
れた速度でポインタを目標位置まで移動させる。その移
動速度を決定する移動速度決定部36は、面積検出部3
4が検出した面積に応じ、表示装置50の画面上のカー
ソル移動や画面スクロールの速度を決定する。例えば図
9に示されるように、接触領域の面積が小さい場合はカ
ーソルの移動を遅くし、図10に示されるように接触領
域の面積が大きい場合はカーソルの移動を速くする。
ンを、図8を用いて説明する。この図8は、位置・方向
検出部28の詳細であり、図8には、重心位置検出部3
0と、面積検出部34と、絶対位置算出部32と、相対
位置算出部38と、移動速度決定部36とが示されてい
る。このうち、重心位置検出部30は、先ほど説明した
図7において、指が触れている部分である接触領域の重
心の位置を検出する。面積検出部34は、接触領域の面
積を検出する。絶対位置算出部32は、重心位置検出部
30からの情報に基づきコンピュータ22の表示装置5
0の画面上での絶対座標位置を求め、その位置を位置方
向移動量検出信号として出力する。具体的に説明する
と、センサ部12に触れた指の重心がセンサ部12の上
のほうにあれば、表示装置50の画面上のポインタも上
の方へ表示させることを意味する。このような絶対位置
算出部32の機能に加え、ポインタの移動の速さを変え
ることができるのが相対位置算出部38である。相対位
置算出部38は、後述する移動速度決定部36で定めら
れた速度でポインタを目標位置まで移動させる。その移
動速度を決定する移動速度決定部36は、面積検出部3
4が検出した面積に応じ、表示装置50の画面上のカー
ソル移動や画面スクロールの速度を決定する。例えば図
9に示されるように、接触領域の面積が小さい場合はカ
ーソルの移動を遅くし、図10に示されるように接触領
域の面積が大きい場合はカーソルの移動を速くする。
【0019】以上でブロックについての説明を終え、次
に、面積検出部34と重心位置検出部30の処理内容の
説明を、面積の検出、重心の決定の順に説明する。ま
ず、先ほど説明した図7において、ボックスごとに色が
濃い部分や薄い部分があり、そのボックス(i,j)の濃
淡値をPijと定義する。次に、求まった濃淡値Pijが、接
触領域か、あるいは非接触領域であるかを判定するため
の濃淡値の閾値Cを用意する。そしてボックス(i,j)が
接触領域であれば1をとり、非接触領域であれば0をと
る変数dijを次のように定義する。
に、面積検出部34と重心位置検出部30の処理内容の
説明を、面積の検出、重心の決定の順に説明する。ま
ず、先ほど説明した図7において、ボックスごとに色が
濃い部分や薄い部分があり、そのボックス(i,j)の濃
淡値をPijと定義する。次に、求まった濃淡値Pijが、接
触領域か、あるいは非接触領域であるかを判定するため
の濃淡値の閾値Cを用意する。そしてボックス(i,j)が
接触領域であれば1をとり、非接触領域であれば0をと
る変数dijを次のように定義する。
【0020】
【数1】
この式1におけるdijは接触あるいは非接触の識別結果
であるとともに、すべてのボックスの面積は1であるこ
とに注意すると、接触領域と判定されたボックスの総面
積、すなわち接触領域の面積Sは次のようになる。
であるとともに、すべてのボックスの面積は1であるこ
とに注意すると、接触領域と判定されたボックスの総面
積、すなわち接触領域の面積Sは次のようになる。
【0021】
【数2】
このようにして、面積検出部34は接触領域の面積Sを
求める。次に、この面積Sを用いて重心を求める。その
ためまずX軸とY軸ごとに投影値Txi、Tyiを求める。この
投影値の定義式を式3と式4に示す。
求める。次に、この面積Sを用いて重心を求める。その
ためまずX軸とY軸ごとに投影値Txi、Tyiを求める。この
投影値の定義式を式3と式4に示す。
【0022】
【数3】
【0023】
【数4】
これらの式の右辺は接触領域と判定されたPijだけの和
であるため、式3ではX座標がi番目であるボックスの面
積の総和であり、式4ではY座標がj番目であるボックス
の面積の総和となっている。また式3と式4において、
投影値Txiはm個存在し、投影値Tyiはn個存在する。この
ように求まった投影値Txi、Tyiから重心位置に相当する
ボックスを式5のように定義する。
であるため、式3ではX座標がi番目であるボックスの面
積の総和であり、式4ではY座標がj番目であるボックス
の面積の総和となっている。また式3と式4において、
投影値Txiはm個存在し、投影値Tyiはn個存在する。この
ように求まった投影値Txi、Tyiから重心位置に相当する
ボックスを式5のように定義する。
【0024】
【数5】
ここでαi、βjは係数であり、例えばαi=i、βj =j
のように定まる数列である。また、上記X座標とY座標
は、X、Yのそれぞれの軸方向にそれぞれαi倍、βj倍
した投影値Txi、Tyiの和を、面積Sで割ったαi、βjに
関する加重平均である。
のように定まる数列である。また、上記X座標とY座標
は、X、Yのそれぞれの軸方向にそれぞれαi倍、βj倍
した投影値Txi、Tyiの和を、面積Sで割ったαi、βjに
関する加重平均である。
【0025】以上説明した重心を求める処理を、図11
のフローチャートを用いて説明する。このフローチャー
トの処理は、2つの処理ブロックからなる。1つは、面
積Sと投影値Tyiを求める処理であり、これは処理を効
率化するために、SとTyiを同時に求める処理である。
もう1つは投影値Txiを求める処理である。これらの処
理ブロックのうち、面積Sと投影値Tyiを求める処理
は、ステップS101からステップS109に対応し、
投影値Txiを求める処理は、ステップS110からステ
ップS118に対応する。
のフローチャートを用いて説明する。このフローチャー
トの処理は、2つの処理ブロックからなる。1つは、面
積Sと投影値Tyiを求める処理であり、これは処理を効
率化するために、SとTyiを同時に求める処理である。
もう1つは投影値Txiを求める処理である。これらの処
理ブロックのうち、面積Sと投影値Tyiを求める処理
は、ステップS101からステップS109に対応し、
投影値Txiを求める処理は、ステップS110からステ
ップS118に対応する。
【0026】以下フローチャートの説明を行う。最初の
ステップS101において、面積値、X投影値、Y投影
値、ループカウンタが初期化される。次にステップS1
02でループカウンタjがnを超えたかどうかの判定が
される。このjは、Y軸方向に延伸するボックスの個数
をカウントするカウンタのため、jがY軸方向に延伸す
るボックスの個数であるnを超えた場合は、TyjとSを
求める処理が終了したことを意味し、後述する次の処理
ブロックの投影値Txiを求める処理へ処理が移行する。
ステップS102でjがn以下の場合は、Tyj及びSを求
める処理を継続するのでステップS103へ進む。次の
ステップS103では、ループカウンタiの初期化が行
われる。このiは、X軸方向に延伸するボックスの個数
をカウントするカウンタである。このカウンタiも、j
と同様にステップS104でmを超えたかどうかの判定
がされる。そしてこの判定内容も先ほどと同様に、iが
X軸方向に延伸するボックスの個数であるmを超えた場
合は、Y軸でj番目にあるボックスのX軸方向に関する
処理が終了したことを意味するため、j+1番目の処理
を実行するために再びステップS108へ進む。ステッ
プS104でiがm以下の場合は、次のステップS10
5で、上述した濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われ、P
ijがCより小さい場合は、ボックス(i、j)の部分は
指紋パターンではないため何も処理は行わず次のi+1
番目の処理を行うためにステップS109へ進む。Pij
がC以上の場合は、ボックス(i、j)の部分は指紋パ
ターンなので、この処理ブロックの処理目的である面積
S、投影値Tyjを求める処理がステップS106とステ
ップS107で行われる。このうちステップS106の
処理は、面積を求める処理であり、面積Sにボックスの
面積1を加える。また、ステップS107の処理は、投
影値Tyjを求める処理なので、TyjにPijを加える(式4
参照)。そしてこれらの処理を終えると、次のi+1番
目の処理を行うためにステップS109へ進む。このよ
うにして面積SとY投影値が求まると、上記ステップS
102でステップS110へ処理は分岐し、X投影値を
求める処理ブロックが実行される。
ステップS101において、面積値、X投影値、Y投影
値、ループカウンタが初期化される。次にステップS1
02でループカウンタjがnを超えたかどうかの判定が
される。このjは、Y軸方向に延伸するボックスの個数
をカウントするカウンタのため、jがY軸方向に延伸す
るボックスの個数であるnを超えた場合は、TyjとSを
求める処理が終了したことを意味し、後述する次の処理
ブロックの投影値Txiを求める処理へ処理が移行する。
ステップS102でjがn以下の場合は、Tyj及びSを求
める処理を継続するのでステップS103へ進む。次の
ステップS103では、ループカウンタiの初期化が行
われる。このiは、X軸方向に延伸するボックスの個数
をカウントするカウンタである。このカウンタiも、j
と同様にステップS104でmを超えたかどうかの判定
がされる。そしてこの判定内容も先ほどと同様に、iが
X軸方向に延伸するボックスの個数であるmを超えた場
合は、Y軸でj番目にあるボックスのX軸方向に関する
処理が終了したことを意味するため、j+1番目の処理
を実行するために再びステップS108へ進む。ステッ
プS104でiがm以下の場合は、次のステップS10
5で、上述した濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われ、P
ijがCより小さい場合は、ボックス(i、j)の部分は
指紋パターンではないため何も処理は行わず次のi+1
番目の処理を行うためにステップS109へ進む。Pij
がC以上の場合は、ボックス(i、j)の部分は指紋パ
ターンなので、この処理ブロックの処理目的である面積
S、投影値Tyjを求める処理がステップS106とステ
ップS107で行われる。このうちステップS106の
処理は、面積を求める処理であり、面積Sにボックスの
面積1を加える。また、ステップS107の処理は、投
影値Tyjを求める処理なので、TyjにPijを加える(式4
参照)。そしてこれらの処理を終えると、次のi+1番
目の処理を行うためにステップS109へ進む。このよ
うにして面積SとY投影値が求まると、上記ステップS
102でステップS110へ処理は分岐し、X投影値を
求める処理ブロックが実行される。
【0027】このX投影値を求める処理ブロックでは、
数3に示されるようにPijの2つの添え字うち、iを固
定してjに関してPijの和を求める処理を行い、Txiが求
まると、今度はiを増分することで再び和を求める。こ
の処理をi>mとなるまで行う。そのためにはまずステ
ップS110では再びループカウンタiを初期化する。
次にステップS111でループカウンタiがmを超えた
かどうかの判定がされる。このiは、X軸方向に延伸す
るボックスの個数をカウントするカウンタのため、iが
X軸方向に延伸するボックスの個数であるmを超えた場
合は、X投影値が求まったこととなり、最初の処理ブロ
ックでY投影値と面積Sが求まっているため、ステップ
S118で重心位置が求まることになる(式5参照)。
次のステップS112では、ループカウンタjの初期化
が行われる。このjは、Y軸方向に延伸するボックスの
個数をカウントするカウンタである。このカウンタj
も、iと同様にステップS113でnを超えたかどうか
の判定がされる。そしてこの判定内容も先ほどと同様
に、jがY軸方向に延伸するボックスの個数であるnを
超えた場合は、X軸でi番目にあるボックスのY軸方向
に関する処理が終了したことを意味するため、i+1番
目の処理を実行するためにステップS117へ進む。ス
テップS113の判定でjがn以下の場合は、次のステ
ップS114で、上述した濃淡値Pijと閾値Cとの比較
が行われ、PijがCより小さい場合は、ボックス(i、
j)の部分は非接触領域なので何も処理は行わず次のj
+1番目の処理を行うためにステップS116へ進む。
PijがC以上の場合は、ボックス(i、j)の部分は接
触領域なので、この処理ブロックの処理目的である投影
値Txiを求めるためにTxiにPijを加える(式3参照)。
このようにしてX投影値が求まると、上記ステップS1
11でステップS118へ処理は分岐し、ステップS1
18で重心位置が算出され、重心が求まる。
数3に示されるようにPijの2つの添え字うち、iを固
定してjに関してPijの和を求める処理を行い、Txiが求
まると、今度はiを増分することで再び和を求める。こ
の処理をi>mとなるまで行う。そのためにはまずステ
ップS110では再びループカウンタiを初期化する。
次にステップS111でループカウンタiがmを超えた
かどうかの判定がされる。このiは、X軸方向に延伸す
るボックスの個数をカウントするカウンタのため、iが
X軸方向に延伸するボックスの個数であるmを超えた場
合は、X投影値が求まったこととなり、最初の処理ブロ
ックでY投影値と面積Sが求まっているため、ステップ
S118で重心位置が求まることになる(式5参照)。
次のステップS112では、ループカウンタjの初期化
が行われる。このjは、Y軸方向に延伸するボックスの
個数をカウントするカウンタである。このカウンタj
も、iと同様にステップS113でnを超えたかどうか
の判定がされる。そしてこの判定内容も先ほどと同様
に、jがY軸方向に延伸するボックスの個数であるnを
超えた場合は、X軸でi番目にあるボックスのY軸方向
に関する処理が終了したことを意味するため、i+1番
目の処理を実行するためにステップS117へ進む。ス
テップS113の判定でjがn以下の場合は、次のステ
ップS114で、上述した濃淡値Pijと閾値Cとの比較
が行われ、PijがCより小さい場合は、ボックス(i、
j)の部分は非接触領域なので何も処理は行わず次のj
+1番目の処理を行うためにステップS116へ進む。
PijがC以上の場合は、ボックス(i、j)の部分は接
触領域なので、この処理ブロックの処理目的である投影
値Txiを求めるためにTxiにPijを加える(式3参照)。
このようにしてX投影値が求まると、上記ステップS1
11でステップS118へ処理は分岐し、ステップS1
18で重心位置が算出され、重心が求まる。
【0028】以上説明したように重心パターンでは接触
領域の重心位置を求めることにより、座標位置を検出す
る。そしてこのように検出された座標位置は、図12に
示されるように、表示装置50の表示画面に反映され
る。
領域の重心位置を求めることにより、座標位置を検出す
る。そしてこのように検出された座標位置は、図12に
示されるように、表示装置50の表示画面に反映され
る。
【0029】次に、重心位置のかわりに中心位置を用い
て検出する中心パターンを説明する。中心パターンでの
位置・方向検出部28のブロック図は、図13に示され
るように、重心パターンでの重心位置検出部30を、中
心位置検出部58にかえたものとなり、他の絶対位置算
出部32、面積検出部34、移動速度決定部36、相対
位置算出部38は、重心パターンと同じである。
て検出する中心パターンを説明する。中心パターンでの
位置・方向検出部28のブロック図は、図13に示され
るように、重心パターンでの重心位置検出部30を、中
心位置検出部58にかえたものとなり、他の絶対位置算
出部32、面積検出部34、移動速度決定部36、相対
位置算出部38は、重心パターンと同じである。
【0030】そこで中心位置検出部58が中心を検出す
る処理を示すフローチャートの説明に先立ち、最初にこ
の実施の形態における「中心」の定義を行う。
る処理を示すフローチャートの説明に先立ち、最初にこ
の実施の形態における「中心」の定義を行う。
【0031】まず、接触領域と判定されたボックスの集
合をMとする。
合をMとする。
【0032】
【数6】
集合Mに属するボックス(i、j)におけるiの最大値
をxmaxとする。
をxmaxとする。
【0033】
【数7】
集合Mに属するボックス(i、j)におけるiの最小値
をxminとする。
をxminとする。
【0034】
【数8】
集合Mに属するボックス(i、j)におけるjの最大値
をymaxとする。
をymaxとする。
【0035】
【数9】
集合Mに属するボックス(i、j)におけるjの最小値
をyminとする。
をyminとする。
【0036】
【数10】
このようにして求まったxmax、xmin、ymax、yminは
図12に記されたそれぞれの値に対応する。そしてこれ
らxmax、xmin、ymax、yminから中心を次のように定
義する。
図12に記されたそれぞれの値に対応する。そしてこれ
らxmax、xmin、ymax、yminから中心を次のように定
義する。
【0037】
【数11】
以上説明した中心を求める処理を、図14のフローチャ
ートを用いて説明する。まず、最初のステップS201
でxminを求める。このステップS201は、xminを戻
り値とする例えばC言語での関数であり、もしxminが
算出されない非接触領域の場合は、「−1」を戻り値と
する処理が行われる。そして、このステップS201で
の結果が「−1」の場合、すべてのボックスが非接触領
域であることを示しているので、ステップS202で接
触領域が無いと判定され処理終了となる。ステップS2
01でxminが算出されると、次にステップS203で
xm axを算出する処理を行い、X軸に関する処理は終了
する。Y軸に関しても同様に、ステップS204、ステ
ップS205でymax、yminを算出する。このようにx
max、xmin、ymax、yminを算出すると、ステップS2
06でxmax、xminの中点を求め、ステップS207で
ymax、yminの中点を求めることにより、式11の中心
を算出することができる。
ートを用いて説明する。まず、最初のステップS201
でxminを求める。このステップS201は、xminを戻
り値とする例えばC言語での関数であり、もしxminが
算出されない非接触領域の場合は、「−1」を戻り値と
する処理が行われる。そして、このステップS201で
の結果が「−1」の場合、すべてのボックスが非接触領
域であることを示しているので、ステップS202で接
触領域が無いと判定され処理終了となる。ステップS2
01でxminが算出されると、次にステップS203で
xm axを算出する処理を行い、X軸に関する処理は終了
する。Y軸に関しても同様に、ステップS204、ステ
ップS205でymax、yminを算出する。このようにx
max、xmin、ymax、yminを算出すると、ステップS2
06でxmax、xminの中点を求め、ステップS207で
ymax、yminの中点を求めることにより、式11の中心
を算出することができる。
【0038】以上説明した処理のうち、ステップS20
1とステップS203の処理例を図15と図16とを用
いて説明する。最初にステップS201の処理を図15
のフローチャートを用いて説明する。ステップS301
でループカウンタiが0に初期化される。次のステップ
S302では、iとmとの大小判定がされる。このi
は、X軸方向に延伸するボックスの個数をカウントする
カウンタのため、iがX軸方向に延伸するボックスの個
数であるmより大きくなった場合は、ステップS306
で指紋パターンなしとして処理を終了する。iがm以下
の場合は、ステップS303でTxiが0かどうかの判定
がされる。この判定処理において、投影値Txiが0であ
れば、i番目では接触領域がないためステップS304
でiを増分し、再びステップS302の処理を行う。投
影値Txiが0でなければ、そのi番目で初めて接触領域
が検出されたことを意味するので、ステップS305で
iをx minに代入し処理を終了する。
1とステップS203の処理例を図15と図16とを用
いて説明する。最初にステップS201の処理を図15
のフローチャートを用いて説明する。ステップS301
でループカウンタiが0に初期化される。次のステップ
S302では、iとmとの大小判定がされる。このi
は、X軸方向に延伸するボックスの個数をカウントする
カウンタのため、iがX軸方向に延伸するボックスの個
数であるmより大きくなった場合は、ステップS306
で指紋パターンなしとして処理を終了する。iがm以下
の場合は、ステップS303でTxiが0かどうかの判定
がされる。この判定処理において、投影値Txiが0であ
れば、i番目では接触領域がないためステップS304
でiを増分し、再びステップS302の処理を行う。投
影値Txiが0でなければ、そのi番目で初めて接触領域
が検出されたことを意味するので、ステップS305で
iをx minに代入し処理を終了する。
【0039】次に、xmaxを求めるステップS203の
処理を図16のフローチャートを用いて説明する。ステ
ップS401でループカウンタiがmに初期化される。
次のステップS402では、iと0との大小判定がされ
る。このiは、mから0までをカウントするカウンタの
ため、iが0より小さくなった場合は、ステップS40
6で非接触領域として処理を終了する。iが0以上の場
合は、ステップS403でTxiが0かどうかの判定がさ
れる。この判定処理において、投影値Txiが0であれ
ば、i番目で接触領域が検出されていないためステップ
S404でiを減らし、再びステップS402の処理を
行う。投影値Txiが0でなければ、そのi番目で初めて
接触領域が検出されたことを意味するので、ステップS
305でiをxmaxに代入し処理を終了する。
処理を図16のフローチャートを用いて説明する。ステ
ップS401でループカウンタiがmに初期化される。
次のステップS402では、iと0との大小判定がされ
る。このiは、mから0までをカウントするカウンタの
ため、iが0より小さくなった場合は、ステップS40
6で非接触領域として処理を終了する。iが0以上の場
合は、ステップS403でTxiが0かどうかの判定がさ
れる。この判定処理において、投影値Txiが0であれ
ば、i番目で接触領域が検出されていないためステップ
S404でiを減らし、再びステップS402の処理を
行う。投影値Txiが0でなければ、そのi番目で初めて
接触領域が検出されたことを意味するので、ステップS
305でiをxmaxに代入し処理を終了する。
【0040】以上説明したようにこのパターンでは中心
位置を求めることにより座標位置を検出する。そしてこ
のように検出された座標位置は、先ほどの図12に示さ
れるように、表示装置50の表示画面に反映される。こ
のようにして入力装置10は、重心のあるいは中心の2
種類のパターンにより座標位置の算出を行う。
位置を求めることにより座標位置を検出する。そしてこ
のように検出された座標位置は、先ほどの図12に示さ
れるように、表示装置50の表示画面に反映される。こ
のようにして入力装置10は、重心のあるいは中心の2
種類のパターンにより座標位置の算出を行う。
【0041】次に、重心または中心の検出を用いてクリ
ック及びダブルクリックの判定を行う判定方法について
図17を用いて説明する。
ック及びダブルクリックの判定を行う判定方法について
図17を用いて説明する。
【0042】図17のグラフは、縦軸に重心検出の有
無、横軸に時間をとったグラフである。そして横軸に
は、Ton1,Toff1,Ton2,Toff2がプロットされており、こ
のうち、Ton1,Ton2は、重心が検出された時刻を示し、T
off1,Toff2は重心が検出されなくなった時刻を示してい
る。これらTon1,Toff1,Ton2,Toff2と、予め定められた
「クリックON時間」と「クリックOFF時間」とを用いて
クリックの検出を行う方法を説明する。なお、以下の説
明では重心を用いた場合を説明するが重心は中心でも良
い。
無、横軸に時間をとったグラフである。そして横軸に
は、Ton1,Toff1,Ton2,Toff2がプロットされており、こ
のうち、Ton1,Ton2は、重心が検出された時刻を示し、T
off1,Toff2は重心が検出されなくなった時刻を示してい
る。これらTon1,Toff1,Ton2,Toff2と、予め定められた
「クリックON時間」と「クリックOFF時間」とを用いて
クリックの検出を行う方法を説明する。なお、以下の説
明では重心を用いた場合を説明するが重心は中心でも良
い。
【0043】最初にクリックの判定の説明をする。上記
「クリックON時間」とは、重心が検出されてから検出さ
れなくなるまでの時間と比較する時間である。このクリ
ックON時間よりも重心が検出されてから検出されなくな
るまでの時間が短ければクリックと判定する。従って、
Ton1を重心が検出された時刻とし、Toff1を重心が検出
されなくなった時刻としたとき、不等式0<Toff1−Ton
1<クリックON時間が満たされたときにクリックと判定
する。
「クリックON時間」とは、重心が検出されてから検出さ
れなくなるまでの時間と比較する時間である。このクリ
ックON時間よりも重心が検出されてから検出されなくな
るまでの時間が短ければクリックと判定する。従って、
Ton1を重心が検出された時刻とし、Toff1を重心が検出
されなくなった時刻としたとき、不等式0<Toff1−Ton
1<クリックON時間が満たされたときにクリックと判定
する。
【0044】次にダブルクリックの判定の説明をする。
ダブルクリックは、クリックが2つ連続されて検出され
ることであるが、クリックとクリックとの間隔があまり
長ければダブルクリックとは判定しない。そのためクリ
ックとクリックとの間隔の制限時間を定めておいたのが
「クリックOFF時間」である。従って、上記クリックの
判定2つと、クリックとクリックとの間隔時間判定の合
計3つの判定によりダブルクリックと判定する。この判
定不等式は、Ton2を重心が検出された時刻とし、Toff2
を重心が検出されなくなった時刻としたとき、 0<Toff1−Ton1<クリックON時間(1回目のクリック
判定) 0<Ton2−Toff1<クリックOFF時間(クリックとクリッ
クの間隔判定) 0<Toff2−Ton2<クリックON時間(2回目のクリック
判定) であり、これら3つの不等式が全て満たされたときにダ
ブルクリックと判定する。
ダブルクリックは、クリックが2つ連続されて検出され
ることであるが、クリックとクリックとの間隔があまり
長ければダブルクリックとは判定しない。そのためクリ
ックとクリックとの間隔の制限時間を定めておいたのが
「クリックOFF時間」である。従って、上記クリックの
判定2つと、クリックとクリックとの間隔時間判定の合
計3つの判定によりダブルクリックと判定する。この判
定不等式は、Ton2を重心が検出された時刻とし、Toff2
を重心が検出されなくなった時刻としたとき、 0<Toff1−Ton1<クリックON時間(1回目のクリック
判定) 0<Ton2−Toff1<クリックOFF時間(クリックとクリッ
クの間隔判定) 0<Toff2−Ton2<クリックON時間(2回目のクリック
判定) であり、これら3つの不等式が全て満たされたときにダ
ブルクリックと判定する。
【0045】このクリックの検出において、重心あるい
は中心の検出まで行わず、接触領域の検出によってもク
リックを検出することができる。この場合、図17中の
「重心有」、「重心無」を「接触領域有」、「接触領域
無」に読み替える。
は中心の検出まで行わず、接触領域の検出によってもク
リックを検出することができる。この場合、図17中の
「重心有」、「重心無」を「接触領域有」、「接触領域
無」に読み替える。
【0046】次に、以上説明した重心の検出によるクリ
ック判定の他に面積により判定する方法を図18と図1
9のフローチャートを用いて説明する。最初にこのフロ
ーチャートで用いられる変数について説明する。まず変
数Tは、時間カウンタであり、時間の計測に用いられ
る。Ton1,Toff1,Ton2,Toff2は上述した意味と同じ意味
で用いられる。Sは接触領域の面積であり、SCは指が
センサを押していると判定するための面積の閾値であ
り、SがSCより大きいときに指がセンサを押している
と判定する。
ック判定の他に面積により判定する方法を図18と図1
9のフローチャートを用いて説明する。最初にこのフロ
ーチャートで用いられる変数について説明する。まず変
数Tは、時間カウンタであり、時間の計測に用いられ
る。Ton1,Toff1,Ton2,Toff2は上述した意味と同じ意味
で用いられる。Sは接触領域の面積であり、SCは指が
センサを押していると判定するための面積の閾値であ
り、SがSCより大きいときに指がセンサを押している
と判定する。
【0047】次に、フローチャートの説明をする。まず
ステップS501でTon1,Toff1,Ton2,Toff2及びTが0で
初期化される。次にステップS502で接触領域の画像
の入力がされ、ステップS503でSとSCの大小判定
が行われる。この判定は、指がセンサに触れているかど
うかの判定であり、SがSCより小さい場合は、指がセ
ンサに触れていると判定しないため、ステップS504
で時間カウンタを増分し、再びステップS502の処理
を行う。SがSC以上の場合は、指がセンサに触れてい
ると判定し、ステップS505でTon1に時間カウンタT
の値を代入する。次に、ステップS506再び接触領域
の画像入力が行われ、次のステップS507でSとSC
の大小判定が行われる。この判定は、指がセンサを押し
ているかどうかの判定であり、SがSC以上の場合は、
指がセンサに触れていると判定するため、ステップS5
08で時間カウンタを増分し、再びステップS506の
処理を行う。SがSCより小さい場合は、指がセンサに
触れていないと判定し、ステップS509でToff1に時
間カウンタTの値を代入する。この時点でTon1,Toff1が
求まったため、1回目のクリック判定をステップS51
0で行う。この判定は重心による判定のときと同様に、
Toff1−Ton1<クリックON時間を満たすかどうかの判定
であり、満たさない場合は、クリックでもダブルクリッ
クでもないため、ステップS522で通常の位置・方向
検出処理を行う。Toff1−Ton1<クリックON時間を満た
す場合は、1回目はクリックであることが確認でき、次
にダブルクリックかどうかを判定するため、再びステッ
プS511で接触領域の画像が入力されて面積Sを求
め、その面積とSCの大小判定がステップS512で行
われる。このときSがSCより小さければ、指がセンサ
に触れていないため、ステップS513で時間カウンタ
Tを増分し、再びステップS511の処理を行う。Sが
SC以上であれば、ステップS514でTon2に時間カウ
ンタTの値を代入する。ここでTon2が求まったため、Ton
2−Toff1<クリックOFF時間を満たすかどうか判定を行
う。Ton2−Toff1<クリックOFF時間を満たさない場合
は、間隔が長いということで、ステップS516でシン
グルクリック動作と判定し、次の処理に備えるために、
ステップS501へ処理を移行する。Ton2−Toff1<ク
リックOFF時間を満たす場合は、再びステップS517
で接触領域の画像入力がされて面積Sを求め、その面積
とSCの大小判定がステップS518で行われる。この
ときSがSCより小さければ、指がセンサに触れていな
いため、ステップS523で時間カウンタTを増分し、
再びステップS517の処理を行う。SがSC以上であ
れば、ステップS519でToff2に時間カウンタTの値を
代入する。この時点でTon2,Toff2が求まったため、クリ
ックかどうかの判定をステップS520で行う。この判
定も重心による判定のときと同様に、Toff2−Ton2<ク
リックON時間を満たすかどうかの判定であり、満たさな
い場合は、クリックでもダブルクリックでもないため、
ステップS522で通常の位置方向検出処理を行う。To
ff2−Ton2<クリックON時間を満たす場合は、ステップ
S521でダブルクリック動作と判定し、次の処理に備
えるために、ステップS501へ処理を移行する。
ステップS501でTon1,Toff1,Ton2,Toff2及びTが0で
初期化される。次にステップS502で接触領域の画像
の入力がされ、ステップS503でSとSCの大小判定
が行われる。この判定は、指がセンサに触れているかど
うかの判定であり、SがSCより小さい場合は、指がセ
ンサに触れていると判定しないため、ステップS504
で時間カウンタを増分し、再びステップS502の処理
を行う。SがSC以上の場合は、指がセンサに触れてい
ると判定し、ステップS505でTon1に時間カウンタT
の値を代入する。次に、ステップS506再び接触領域
の画像入力が行われ、次のステップS507でSとSC
の大小判定が行われる。この判定は、指がセンサを押し
ているかどうかの判定であり、SがSC以上の場合は、
指がセンサに触れていると判定するため、ステップS5
08で時間カウンタを増分し、再びステップS506の
処理を行う。SがSCより小さい場合は、指がセンサに
触れていないと判定し、ステップS509でToff1に時
間カウンタTの値を代入する。この時点でTon1,Toff1が
求まったため、1回目のクリック判定をステップS51
0で行う。この判定は重心による判定のときと同様に、
Toff1−Ton1<クリックON時間を満たすかどうかの判定
であり、満たさない場合は、クリックでもダブルクリッ
クでもないため、ステップS522で通常の位置・方向
検出処理を行う。Toff1−Ton1<クリックON時間を満た
す場合は、1回目はクリックであることが確認でき、次
にダブルクリックかどうかを判定するため、再びステッ
プS511で接触領域の画像が入力されて面積Sを求
め、その面積とSCの大小判定がステップS512で行
われる。このときSがSCより小さければ、指がセンサ
に触れていないため、ステップS513で時間カウンタ
Tを増分し、再びステップS511の処理を行う。Sが
SC以上であれば、ステップS514でTon2に時間カウ
ンタTの値を代入する。ここでTon2が求まったため、Ton
2−Toff1<クリックOFF時間を満たすかどうか判定を行
う。Ton2−Toff1<クリックOFF時間を満たさない場合
は、間隔が長いということで、ステップS516でシン
グルクリック動作と判定し、次の処理に備えるために、
ステップS501へ処理を移行する。Ton2−Toff1<ク
リックOFF時間を満たす場合は、再びステップS517
で接触領域の画像入力がされて面積Sを求め、その面積
とSCの大小判定がステップS518で行われる。この
ときSがSCより小さければ、指がセンサに触れていな
いため、ステップS523で時間カウンタTを増分し、
再びステップS517の処理を行う。SがSC以上であ
れば、ステップS519でToff2に時間カウンタTの値を
代入する。この時点でTon2,Toff2が求まったため、クリ
ックかどうかの判定をステップS520で行う。この判
定も重心による判定のときと同様に、Toff2−Ton2<ク
リックON時間を満たすかどうかの判定であり、満たさな
い場合は、クリックでもダブルクリックでもないため、
ステップS522で通常の位置方向検出処理を行う。To
ff2−Ton2<クリックON時間を満たす場合は、ステップ
S521でダブルクリック動作と判定し、次の処理に備
えるために、ステップS501へ処理を移行する。
【0048】以上説明したように、重心または中心によ
る判定とは異なり、面積による判定では、完全に指が離
れなくてもクリックやダブルクリックの判定を行うこと
が可能となる。
る判定とは異なり、面積による判定では、完全に指が離
れなくてもクリックやダブルクリックの判定を行うこと
が可能となる。
【0049】次に、マウスカーソルの移動速度決定方法
について説明する。マウスカーソルの移動速度の決定
は、上述したように面積検出部34(図8参照)が求め
た面積により、移動速度決定部36が決定している。こ
の移動速度の決定方法を以下に説明する。
について説明する。マウスカーソルの移動速度の決定
は、上述したように面積検出部34(図8参照)が求め
た面積により、移動速度決定部36が決定している。こ
の移動速度の決定方法を以下に説明する。
【0050】まず最初に、決定方法の概要を説明する。
この決定方法は、面積により速度を決定することから、
予め最低速度時の面積と、最高速度時の面積の設定を行
う。そして、設定された2つの面積に基づいて、検出し
た面積での速度が決定されるようになっている。
この決定方法は、面積により速度を決定することから、
予め最低速度時の面積と、最高速度時の面積の設定を行
う。そして、設定された2つの面積に基づいて、検出し
た面積での速度が決定されるようになっている。
【0051】この処理の詳細を以下説明する。最初に説
明する図41は、最低及び最高速度の設定処理を示すフ
ローチャートである。
明する図41は、最低及び最高速度の設定処理を示すフ
ローチャートである。
【0052】まず、ステップS1401で、MCU18
は、指番号がnの時の最低速度であるSP1での指紋面
積値を面積検出部34に要求する。ここで、指番号nと
は、例えば右手の小指から親指までを1から5番とする
などして、それぞれの指に予め定められた番号である。
は、指番号がnの時の最低速度であるSP1での指紋面
積値を面積検出部34に要求する。ここで、指番号nと
は、例えば右手の小指から親指までを1から5番とする
などして、それぞれの指に予め定められた番号である。
【0053】次に、ステップS1402で、MCU18
は、面積値を設定すると判断した場合、ステップS14
04へ処理を進め、設定しない場合は、ステップS14
03で、面積値の要求をリトライするかどうか判断す
る。そして、MCU18は、リトライしない場合は処理
を終了し、リトライする場合は、再びステップS140
1へ処理を進める。
は、面積値を設定すると判断した場合、ステップS14
04へ処理を進め、設定しない場合は、ステップS14
03で、面積値の要求をリトライするかどうか判断す
る。そして、MCU18は、リトライしない場合は処理
を終了し、リトライする場合は、再びステップS140
1へ処理を進める。
【0054】ステップS1402で、指紋面積値を設定
すると判断した場合、ステップS1404で、MCU1
8は、SP1での指紋面積値Fn1を指紋辞書データ2
4に設定する。
すると判断した場合、ステップS1404で、MCU1
8は、SP1での指紋面積値Fn1を指紋辞書データ2
4に設定する。
【0055】ここで、指紋辞書データ24について説明
する。指紋辞書データ24は、図42に示されるよう
に、指紋認証データと、その指紋認証データでの最低速
度SP1と、最低速度SP1での指紋面積値Fn1と、
最高速度SP2と、最高速度SP2での指紋面積値Fn
2からなる構造のデータを指紋認証データごと有する構
造となっている。
する。指紋辞書データ24は、図42に示されるよう
に、指紋認証データと、その指紋認証データでの最低速
度SP1と、最低速度SP1での指紋面積値Fn1と、
最高速度SP2と、最高速度SP2での指紋面積値Fn
2からなる構造のデータを指紋認証データごと有する構
造となっている。
【0056】次に、フローチャートの説明に戻り、MC
U18は、ステップS1405で、指番号がnの時の最
高速度であるSP2での指紋面積値を面積検出部34に
要求する。
U18は、ステップS1405で、指番号がnの時の最
高速度であるSP2での指紋面積値を面積検出部34に
要求する。
【0057】そして、ステップS1406で、MCU1
8は、面積値を設定すると判断した場合、ステップS1
406へ処理を進め、設定しない場合は、再びステップ
S1405へ処理を進める。
8は、面積値を設定すると判断した場合、ステップS1
406へ処理を進め、設定しない場合は、再びステップ
S1405へ処理を進める。
【0058】ステップS1406で、指紋面積値を設定
すると判断した場合、ステップS1407で、MCU1
8は、SP2での指紋面積値Fn2を辞書データ24に
設定し、設定処理を終了する。
すると判断した場合、ステップS1407で、MCU1
8は、SP2での指紋面積値Fn2を辞書データ24に
設定し、設定処理を終了する。
【0059】このように設定された最低・最高速度時の
指紋面積値を用いて移動速度を決定するが、その決定方
法を図43を用いて説明する。
指紋面積値を用いて移動速度を決定するが、その決定方
法を図43を用いて説明する。
【0060】図43に示されるグラフは、横軸に指紋面
積値をとり、縦軸に移動速度をとったものである。そし
てこのグラフには、線分L1、L2、L3が示されてい
る。このうち、線分L1は、先ほど設定した最低・最高
速度時と指紋面積値の組(Fn1、SP1)と、(Fn
2、SP2)とをプロットし、それらを結んだものであ
る。また、線分L2は、(Fn1、SP1)と(0、S
P1)とを結ぶ線分である。そして線分L3は、(Fn
2、SP2)と(M、SP2)とを結ぶ線分である。な
お、Mは、面積検出部34が検出可能な指紋面積値の最
大値である。
積値をとり、縦軸に移動速度をとったものである。そし
てこのグラフには、線分L1、L2、L3が示されてい
る。このうち、線分L1は、先ほど設定した最低・最高
速度時と指紋面積値の組(Fn1、SP1)と、(Fn
2、SP2)とをプロットし、それらを結んだものであ
る。また、線分L2は、(Fn1、SP1)と(0、S
P1)とを結ぶ線分である。そして線分L3は、(Fn
2、SP2)と(M、SP2)とを結ぶ線分である。な
お、Mは、面積検出部34が検出可能な指紋面積値の最
大値である。
【0061】これら3つの線分を用いて、図44に示す
フローチャートにより移動速度が決定される。次に、こ
のフローチャートの説明をする。
フローチャートにより移動速度が決定される。次に、こ
のフローチャートの説明をする。
【0062】まず最初に、現在の指紋の面積値を検出す
るため、ステップS1501で、MCU18は、指番号
がnの指紋の面積値を面積検出部34から呼び出す。そ
して、MCU18はステップS1502で、先ほど設定
した最低速度SP1と最高速度SP2を呼び出す。ま
た、ステップS1503で、MCU18は、最低速度S
P1の時の指紋面積値Fn1と、最高速度SP2の時の
指紋面積値Fn2も呼び出す。
るため、ステップS1501で、MCU18は、指番号
がnの指紋の面積値を面積検出部34から呼び出す。そ
して、MCU18はステップS1502で、先ほど設定
した最低速度SP1と最高速度SP2を呼び出す。ま
た、ステップS1503で、MCU18は、最低速度S
P1の時の指紋面積値Fn1と、最高速度SP2の時の
指紋面積値Fn2も呼び出す。
【0063】次に、MCU18は、ステップS1504
で、現在の指紋の面積値と最低速度SP1の時の指紋面
積値Fn1とを比較し、現在の指紋の面積値が最低速度
SP1の時の指紋面積値Fn1より小さい場合、図43
の線分L2に対応するため、ステップS1505で、移
動速度をSP1と決定する。
で、現在の指紋の面積値と最低速度SP1の時の指紋面
積値Fn1とを比較し、現在の指紋の面積値が最低速度
SP1の時の指紋面積値Fn1より小さい場合、図43
の線分L2に対応するため、ステップS1505で、移
動速度をSP1と決定する。
【0064】次に、MCU18は、ステップS1506
で、現在の指紋の面積値と最高速度SP2の時の指紋面
積値Fn2とを比較し、現在の指紋の面積値が最高速度
SP2の時の指紋面積値Fn2より大きい場合、図43
の線分L3に対応するため、ステップS1507で、移
動速度をSP1と決定する。
で、現在の指紋の面積値と最高速度SP2の時の指紋面
積値Fn2とを比較し、現在の指紋の面積値が最高速度
SP2の時の指紋面積値Fn2より大きい場合、図43
の線分L3に対応するため、ステップS1507で、移
動速度をSP1と決定する。
【0065】次の、ステップS1508は、現在の指紋
面積値が、区間(Fn1、Fn2)にある場合に対応す
る場合の処理である。また、これは、図43において、
線分L2に対応する場合の移動速度を決定する処理であ
る。
面積値が、区間(Fn1、Fn2)にある場合に対応す
る場合の処理である。また、これは、図43において、
線分L2に対応する場合の移動速度を決定する処理であ
る。
【0066】この場合の移動速度は、ステップS150
8に示されるように、 (SP2−SP1)×(指紋面積値)/(Fn2−Fn
1)+(SP1×Fn2−SP2×Fn1)/(Fn2
−Fn1)となる。
8に示されるように、 (SP2−SP1)×(指紋面積値)/(Fn2−Fn
1)+(SP1×Fn2−SP2×Fn1)/(Fn2
−Fn1)となる。
【0067】これは、(Fn1、SP1)と、(Fn
2、SP2)とを結ぶ直線の方程式が、Y−SP1=
(SP2−SP1)/(Fn2−Fn1)×(X−Fn
1)であることから、上記式のXに指紋面積値を代入し
変形することで、ステップS1508に示す式が求ま
る。このようにすることにより、指紋面積値を用いて移
動速度を決定することが可能となる。また、指紋辞書デ
ータ24には、指紋ごとに速度パラメータが記録されて
いるため、例えば人差し指の場合は速く移動させ、中指
の場合は遅く移動させるなど、指により速度を使い分け
ることが可能となる。
2、SP2)とを結ぶ直線の方程式が、Y−SP1=
(SP2−SP1)/(Fn2−Fn1)×(X−Fn
1)であることから、上記式のXに指紋面積値を代入し
変形することで、ステップS1508に示す式が求ま
る。このようにすることにより、指紋面積値を用いて移
動速度を決定することが可能となる。また、指紋辞書デ
ータ24には、指紋ごとに速度パラメータが記録されて
いるため、例えば人差し指の場合は速く移動させ、中指
の場合は遅く移動させるなど、指により速度を使い分け
ることが可能となる。
【0068】さらに、上記説明における図43に代えて
図45に示されるグラフに従って、移動速度を決定して
も良い。これは、図43における速度変化を、Fn1か
らFn2の場合と、Fn2からFn3の場合の2段階に
変化するようにしたグラフである。
図45に示されるグラフに従って、移動速度を決定して
も良い。これは、図43における速度変化を、Fn1か
らFn2の場合と、Fn2からFn3の場合の2段階に
変化するようにしたグラフである。
【0069】この場合のL1における速度を決定する式
は、図43におけるL1の式と同じであり、L2におけ
る速度を決定する式は、(SP3−SP2)×(指紋面
積値)/(Fn3−Fn2)+(SP2×Fn3−SP
3×Fn2)/(Fn3−Fn2)となる。
は、図43におけるL1の式と同じであり、L2におけ
る速度を決定する式は、(SP3−SP2)×(指紋面
積値)/(Fn3−Fn2)+(SP2×Fn3−SP
3×Fn2)/(Fn3−Fn2)となる。
【0070】上記のように複数の線分を用いた速度の決
定方法の他にも、例えば、2次曲線や指数曲線などを用
いて速度を決定するようにしても良い。
定方法の他にも、例えば、2次曲線や指数曲線などを用
いて速度を決定するようにしても良い。
【0071】次に、移動速度の決定を、上記のような指
紋面積値ではなく、指紋の輪郭またはXY幅の検出によ
り行う方法を説明する。最初に輪郭を用いる場合につい
て説明する。
紋面積値ではなく、指紋の輪郭またはXY幅の検出によ
り行う方法を説明する。最初に輪郭を用いる場合につい
て説明する。
【0072】一般的に、指紋画像のような縞状の画像の
輪郭を求めるには、その縞部分を塗りつぶしてから、3
×3画素マトリックス等の微分フィルタをかけるため、
処理が複雑である。そこで比較的簡単に輪郭を抽出する
方法を以下に説明する。図20に示される位置・方向検
出部28には、図8の面積検出部34にかわり、新たに
指紋パターンの輪郭を検出する輪郭検出部60が設けら
れている。
輪郭を求めるには、その縞部分を塗りつぶしてから、3
×3画素マトリックス等の微分フィルタをかけるため、
処理が複雑である。そこで比較的簡単に輪郭を抽出する
方法を以下に説明する。図20に示される位置・方向検
出部28には、図8の面積検出部34にかわり、新たに
指紋パターンの輪郭を検出する輪郭検出部60が設けら
れている。
【0073】次に、輪郭について図21を用いて説明す
る。図21には、XY座標上の指紋パターン62と、x
max、xmin、ymax、yminとボックスA(xc、
ymin)、B(xmin、ya)、C(xmax、yb)、D
(xd、ymax)とが示されている。このうち、xmax、
xmin、ymax、yminは、上記式6から式10で定義さ
れ、この定義は、先ほどの場合と同じ定義である。また
ボックスAのxcはY座標がyminで、かつ指紋パターン
でもあるボックスのX座標である。ボックスBのyaはX
座標がxminで、かつ指紋パターンでもあるボックスの
Y座標である。ボックスCのybはX座標がxmaxで、か
つ指紋パターンでもあるボックスのY座標である。ボッ
クスDのxdはY座標がymaxで、かつ指紋パターンでも
あるボックスのX座標である。そしてこれらのボックス
を図22に示すように直線で結んで描かれた図を輪郭と
する。
る。図21には、XY座標上の指紋パターン62と、x
max、xmin、ymax、yminとボックスA(xc、
ymin)、B(xmin、ya)、C(xmax、yb)、D
(xd、ymax)とが示されている。このうち、xmax、
xmin、ymax、yminは、上記式6から式10で定義さ
れ、この定義は、先ほどの場合と同じ定義である。また
ボックスAのxcはY座標がyminで、かつ指紋パターン
でもあるボックスのX座標である。ボックスBのyaはX
座標がxminで、かつ指紋パターンでもあるボックスの
Y座標である。ボックスCのybはX座標がxmaxで、か
つ指紋パターンでもあるボックスのY座標である。ボッ
クスDのxdはY座標がymaxで、かつ指紋パターンでも
あるボックスのX座標である。そしてこれらのボックス
を図22に示すように直線で結んで描かれた図を輪郭と
する。
【0074】次に線分の長さを求める。そのためにボッ
クスA、B、C、Dを通常の座標のようにして、線分A
B、線分BC、線分CD、線分DAのそれぞれの長さの
和を輪郭の長さとする。この長さの和の具体的な求め方
をフローチャートを用いて説明する。最初にボックスA
の座標を求める方法を、図23のフローチャートを用い
て説明する。まずステップS601でループカウンタj
を0で初期化する。次にステップS602でjとnとの
比較を行い、jがnを超えていた場合は、ステップS6
08でパターン無しとして処理を終了する。jがn以下
の場合は、ステップS603でループカウンタiを0で
初期化する。次にステップS604でiとmとの比較を
行い、iがmより大きい場合は、ステップS607でj
を増分しステップS602の処理を行う。iがm以下の
場合は、ステップS605で濃淡値Pijと閾値Cとの比
較が行われる。PijがCより小さい場合は、非接触領域
なので、ステップS606でiを増分し、再びステップ
S604の処理を行う。PijがC以上の場合は、初めて
接触領域が見つかったことになり、そのときのiをx c
に代入し、jをyminに代入し、ボックスAの座標が求
まる。
クスA、B、C、Dを通常の座標のようにして、線分A
B、線分BC、線分CD、線分DAのそれぞれの長さの
和を輪郭の長さとする。この長さの和の具体的な求め方
をフローチャートを用いて説明する。最初にボックスA
の座標を求める方法を、図23のフローチャートを用い
て説明する。まずステップS601でループカウンタj
を0で初期化する。次にステップS602でjとnとの
比較を行い、jがnを超えていた場合は、ステップS6
08でパターン無しとして処理を終了する。jがn以下
の場合は、ステップS603でループカウンタiを0で
初期化する。次にステップS604でiとmとの比較を
行い、iがmより大きい場合は、ステップS607でj
を増分しステップS602の処理を行う。iがm以下の
場合は、ステップS605で濃淡値Pijと閾値Cとの比
較が行われる。PijがCより小さい場合は、非接触領域
なので、ステップS606でiを増分し、再びステップ
S604の処理を行う。PijがC以上の場合は、初めて
接触領域が見つかったことになり、そのときのiをx c
に代入し、jをyminに代入し、ボックスAの座標が求
まる。
【0075】次にボックスBの座標を求める方法を、図
24のフローチャートを用いて説明する。まずステップ
S701でループカウンタiを0で初期化する。次にス
テップS602でiとmとの比較を行い、iがmを超え
ていた場合は、ステップS708でパターン無しとして
処理を終了する。iがm以下の場合は、ステップS70
3でループカウンタjを0で初期化する。次にステップ
S704でjとnとの比較を行い、jがnより大きい場
合は、ステップS707でiを増分しステップS702
の処理を行う。jがn以下の場合は、ステップS705
で濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われる。PijがCより
小さい場合は、非接触領域なので、ステップS706で
jを増分し、再びステップS704の処理を行う。Pij
がC以上の場合は、初めて接触領域が見つかったことに
なり、そのときのiをxminに代入し、jをyaに代入
し、ボックスBの座標が求まる。
24のフローチャートを用いて説明する。まずステップ
S701でループカウンタiを0で初期化する。次にス
テップS602でiとmとの比較を行い、iがmを超え
ていた場合は、ステップS708でパターン無しとして
処理を終了する。iがm以下の場合は、ステップS70
3でループカウンタjを0で初期化する。次にステップ
S704でjとnとの比較を行い、jがnより大きい場
合は、ステップS707でiを増分しステップS702
の処理を行う。jがn以下の場合は、ステップS705
で濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われる。PijがCより
小さい場合は、非接触領域なので、ステップS706で
jを増分し、再びステップS704の処理を行う。Pij
がC以上の場合は、初めて接触領域が見つかったことに
なり、そのときのiをxminに代入し、jをyaに代入
し、ボックスBの座標が求まる。
【0076】次にボックスCの座標を求める方法を、図
25のフローチャートを用いて説明する。まずステップ
S801でループカウンタjをnで初期化する。次にス
テップS802でjと0との比較を行い、jが0より小
さい場合は、ステップS808で非接触領域として処理
を終了する。jが0以上の場合は、ステップS803で
ループカウンタiを0で初期化する。次にステップS8
04でiとmとの比較を行い、iがmより大きい場合
は、ステップS807でjを減少しステップS802の
処理を行う。iがm以下の場合は、ステップS805で
濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われる。PijがCより小
さい場合は、非接触領域なので、ステップS806でi
を増分し、再びステップS804の処理を行う。Pijが
C以上の場合は、初めて接触領域が見つかったことにな
り、そのときのiをxdに代入し、jをymaxに代入し、
ボックスCの座標が求まる。
25のフローチャートを用いて説明する。まずステップ
S801でループカウンタjをnで初期化する。次にス
テップS802でjと0との比較を行い、jが0より小
さい場合は、ステップS808で非接触領域として処理
を終了する。jが0以上の場合は、ステップS803で
ループカウンタiを0で初期化する。次にステップS8
04でiとmとの比較を行い、iがmより大きい場合
は、ステップS807でjを減少しステップS802の
処理を行う。iがm以下の場合は、ステップS805で
濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われる。PijがCより小
さい場合は、非接触領域なので、ステップS806でi
を増分し、再びステップS804の処理を行う。Pijが
C以上の場合は、初めて接触領域が見つかったことにな
り、そのときのiをxdに代入し、jをymaxに代入し、
ボックスCの座標が求まる。
【0077】次にボックスDの座標を求める方法を、図
26のフローチャートを用いて説明する。まずステップ
S901でループカウンタiをmで初期化する。次にス
テップS902でiと0との比較を行い、iが0より小
さい場合は、ステップS908で非接触領域として処理
を終了する。iが0以上の場合は、ステップS903で
ループカウンタjを0で初期化する。次にステップS9
04でjとnとの比較を行い、jがnより大きい場合
は、ステップS907でiを減少しステップS902の
処理を行う。jがn以下の場合は、ステップS905で
濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われる。PijがCより小
さい場合は、非接触領域なので、ステップS906でj
を増分し、再びステップS904の処理を行う。Pijが
C以上の場合は、初めて接触領域が見つかったことにな
り、そのときのiをxmaxに代入し、jをybに代入し、
ボックスDの座標が求まる。
26のフローチャートを用いて説明する。まずステップ
S901でループカウンタiをmで初期化する。次にス
テップS902でiと0との比較を行い、iが0より小
さい場合は、ステップS908で非接触領域として処理
を終了する。iが0以上の場合は、ステップS903で
ループカウンタjを0で初期化する。次にステップS9
04でjとnとの比較を行い、jがnより大きい場合
は、ステップS907でiを減少しステップS902の
処理を行う。jがn以下の場合は、ステップS905で
濃淡値Pijと閾値Cとの比較が行われる。PijがCより小
さい場合は、非接触領域なので、ステップS906でj
を増分し、再びステップS904の処理を行う。Pijが
C以上の場合は、初めて接触領域が見つかったことにな
り、そのときのiをxmaxに代入し、jをybに代入し、
ボックスDの座標が求まる。
【0078】これらの処理を用いて、輪郭の長さを求め
る処理を図27のフローチャートを用いて説明する。最
初のステップS1001からステップS1004まで
は、上記A、B、C、Dを求める処理であり、ステップ
S1001は、図24のフローチャートに対応し、ステ
ップS1002は、図26のフローチャートに対応し、
ステップS1003は、図23のフローチャートに対応
し、ステップS1004は、図25のフローチャートに
対応する。このようにして求まったA、B、C、Dから
ステップS1005で輪郭の長さを求める。このステッ
プS1005におけるL1、L2、L3、L4は、それぞれ
L1=AB、L2=DA、L3=CD、L4=BCであり、距離
の計測方法はステップS1005に示されるようなユー
クリッド空間で定義された距離のような距離空間におけ
る距離の定義を満たす計測方法であればよい。そのよう
な計測方法を用いてステップS1005でL1、L2、L
3、L4が求めると、次にステップS1006でそれらの
和Lを計算し、輪郭の長さが求まる。このような方法に
より、微分フィルタをかけるよりも簡単に輪郭の長さを
求めることができる。そしてこの長さLは、マウスカー
ソルの移動速度に反映される。
る処理を図27のフローチャートを用いて説明する。最
初のステップS1001からステップS1004まで
は、上記A、B、C、Dを求める処理であり、ステップ
S1001は、図24のフローチャートに対応し、ステ
ップS1002は、図26のフローチャートに対応し、
ステップS1003は、図23のフローチャートに対応
し、ステップS1004は、図25のフローチャートに
対応する。このようにして求まったA、B、C、Dから
ステップS1005で輪郭の長さを求める。このステッ
プS1005におけるL1、L2、L3、L4は、それぞれ
L1=AB、L2=DA、L3=CD、L4=BCであり、距離
の計測方法はステップS1005に示されるようなユー
クリッド空間で定義された距離のような距離空間におけ
る距離の定義を満たす計測方法であればよい。そのよう
な計測方法を用いてステップS1005でL1、L2、L
3、L4が求めると、次にステップS1006でそれらの
和Lを計算し、輪郭の長さが求まる。このような方法に
より、微分フィルタをかけるよりも簡単に輪郭の長さを
求めることができる。そしてこの長さLは、マウスカー
ソルの移動速度に反映される。
【0079】次にXY幅を用いる場合のブロック図を図
28を用いて説明する。図28に示されるように、位置
・方向検出部28には、図8の面積検出部34にかわ
り、XYの幅を検出するXY幅検出部62が設けられて
いる。このXY幅Lとは、上記式6から式10で定義さ
れるxmax、xmin、ymax、yminを用いて、L=xmax−
xmin+ymax−yminで定義される。この式において、
xmax−xminは接触領域のX軸方向の長さであり、y
max−yminはY軸方向の長さである。従ってxmax、y
maxが大きく、xmin、yminが小さいような、接触領域
が縦横に長い場合、Lは大きな値をとり、逆にxmax、
ymaxが小さく、xmin、yminが大きいような、接触領
域が縦横に小さい場合、Lは小さな値をとる。このよう
にして求まったLは、マウスカーソルの移動速度に反映
される。
28を用いて説明する。図28に示されるように、位置
・方向検出部28には、図8の面積検出部34にかわ
り、XYの幅を検出するXY幅検出部62が設けられて
いる。このXY幅Lとは、上記式6から式10で定義さ
れるxmax、xmin、ymax、yminを用いて、L=xmax−
xmin+ymax−yminで定義される。この式において、
xmax−xminは接触領域のX軸方向の長さであり、y
max−yminはY軸方向の長さである。従ってxmax、y
maxが大きく、xmin、yminが小さいような、接触領域
が縦横に長い場合、Lは大きな値をとり、逆にxmax、
ymaxが小さく、xmin、yminが大きいような、接触領
域が縦横に小さい場合、Lは小さな値をとる。このよう
にして求まったLは、マウスカーソルの移動速度に反映
される。
【0080】以上説明した2つの処理により、比較的容
易に指紋パターンの大きさを検出することができるた
め、入力装置10の処理の負荷を抑えることができると
ともに、指の動きに遅れずに反応することを可能とす
る。
易に指紋パターンの大きさを検出することができるた
め、入力装置10の処理の負荷を抑えることができると
ともに、指の動きに遅れずに反応することを可能とす
る。
【0081】また、上記2つの検出方法と面積を検出す
る方法により、XY方向に対する指の動きだけではな
く、XY平面と垂直な方向への動きも検出できるので、
図29に示されるような、面積検出部34(または、輪
郭検出部60、XY幅検出部62)からデータを取得
し、垂直方向の動きを検出する垂直位置算出部64を設
けることにより、3D入力装置としての機能を有する入
力装置を提供することができる。
る方法により、XY方向に対する指の動きだけではな
く、XY平面と垂直な方向への動きも検出できるので、
図29に示されるような、面積検出部34(または、輪
郭検出部60、XY幅検出部62)からデータを取得
し、垂直方向の動きを検出する垂直位置算出部64を設
けることにより、3D入力装置としての機能を有する入
力装置を提供することができる。
【0082】例えば、指がセンサに軽く触れている状態
で、使用者が指をセンサに強く押し付けると、接触領域
が増える。その大きくなった接触領域に伴って増加する
面積、輪郭の長さ、XY幅を、入力装置10が検出する
ことにより、表示装置50上に表示されている3次元画
像をズームアップすることなどが可能となる。
で、使用者が指をセンサに強く押し付けると、接触領域
が増える。その大きくなった接触領域に伴って増加する
面積、輪郭の長さ、XY幅を、入力装置10が検出する
ことにより、表示装置50上に表示されている3次元画
像をズームアップすることなどが可能となる。
【0083】次に、処理の負荷を減らし、処理時間を短
縮する方法として、データの間引きとデータの圧縮につ
いて説明する。図30は、データの間引きの1つの例を
示した図であり、縦方向及び横方向に対して、ラインご
とに間引きを行い、指紋データ量を削減している。この
場合、データは斜線部分になるため、データ量は約25
%となり、処理の負荷を減らすことができるとともに、
処理時間を短縮することができる。このラインごとに間
引きを行う処理を図31のフローチャートを用いて説明
する。ステップS1101での処理は、ループカウンタ
jの0による初期化である。次にステップS1102で
jとn/2との比較が行われる。jとの比較対象がn/
2であるのは、1本ずつ間引くため、画素データを読み
込む処理回数は半分となるからである。jとn/2との
比較の結果、jがn/2より大きい場合は、全ての処理
が終了したことを示しているので、このフローチャート
の処理は終了する。jがn/2以下の場合は、ステップ
S1103でループカウンタiを0で初期化する。次の
ステップS1104でiとm/2との比較が行われる。
iとの比較対象がm/2であるのは先ほどと同じ理由で
ある。iとm/2との比較の結果、iがm/2より大き
い場合は、j番目に関する処理が終了したことを示して
いるので、ステップS1107で次のj+1番目の処理
をするためjを増分する。iがm/2以下の場合は、ス
テップS1105で(i×2、j×2)の位置にあるボ
ックスの画素データを読み出し、ステップS1106で
iを増分する。
縮する方法として、データの間引きとデータの圧縮につ
いて説明する。図30は、データの間引きの1つの例を
示した図であり、縦方向及び横方向に対して、ラインご
とに間引きを行い、指紋データ量を削減している。この
場合、データは斜線部分になるため、データ量は約25
%となり、処理の負荷を減らすことができるとともに、
処理時間を短縮することができる。このラインごとに間
引きを行う処理を図31のフローチャートを用いて説明
する。ステップS1101での処理は、ループカウンタ
jの0による初期化である。次にステップS1102で
jとn/2との比較が行われる。jとの比較対象がn/
2であるのは、1本ずつ間引くため、画素データを読み
込む処理回数は半分となるからである。jとn/2との
比較の結果、jがn/2より大きい場合は、全ての処理
が終了したことを示しているので、このフローチャート
の処理は終了する。jがn/2以下の場合は、ステップ
S1103でループカウンタiを0で初期化する。次の
ステップS1104でiとm/2との比較が行われる。
iとの比較対象がm/2であるのは先ほどと同じ理由で
ある。iとm/2との比較の結果、iがm/2より大き
い場合は、j番目に関する処理が終了したことを示して
いるので、ステップS1107で次のj+1番目の処理
をするためjを増分する。iがm/2以下の場合は、ス
テップS1105で(i×2、j×2)の位置にあるボ
ックスの画素データを読み出し、ステップS1106で
iを増分する。
【0084】以上説明したフローチャートにより、デー
タ量だけではなく計算量も単純計算で25%にすること
ができる。そしてこのデータの間引きを行うデータ間引
き部66は、図32に示されるようにA/Dコンバータ
14と位置・方向検出部28との間に設けられ、間引き
したデータを位置・方向検出部28に出力し、位置・方
向検出部28は、その間引かれたデータを処理すること
により、処理量の軽減と処理時間の短縮をすることがで
きる。
タ量だけではなく計算量も単純計算で25%にすること
ができる。そしてこのデータの間引きを行うデータ間引
き部66は、図32に示されるようにA/Dコンバータ
14と位置・方向検出部28との間に設けられ、間引き
したデータを位置・方向検出部28に出力し、位置・方
向検出部28は、その間引かれたデータを処理すること
により、処理量の軽減と処理時間の短縮をすることがで
きる。
【0085】次に、圧縮について説明する。指紋データ
の圧縮は、A/Dコンバータ14でディジタル変換され
た指紋データをコンパレータを用いて圧縮する。例えば
図33に示されるように、1画素が256階調(8ビッ
ト)の指紋データを4階調(2ビット)や2階調(1ビ
ット)に圧縮する。このうち256階調を4階調に変換
したとすると、図33に示されるように、256階調で
は1画素分のデータで、4画素分のデータを表すことが
できる。
の圧縮は、A/Dコンバータ14でディジタル変換され
た指紋データをコンパレータを用いて圧縮する。例えば
図33に示されるように、1画素が256階調(8ビッ
ト)の指紋データを4階調(2ビット)や2階調(1ビ
ット)に圧縮する。このうち256階調を4階調に変換
したとすると、図33に示されるように、256階調で
は1画素分のデータで、4画素分のデータを表すことが
できる。
【0086】この圧縮処理を図34のフローチャートを
用いて説明する。ステップS1201での処理は、ルー
プカウンタjの0による初期化である。次にステップS
1202でjとnとの比較が行われる。jとnとの比較
の結果、jがnより大きい場合は、全ての処理が終了し
たことを示しているので、処理は終了する。jがn以下
の場合は、ステップS1203でループカウンタiを0
で初期化する。次のステップS1204でiとmとの比
較が行われる。iとmとの比較の結果、iがmより大き
い場合は、j番目に関する処理が終了したことを示して
いるので、ステップS1207で次のj+1番目の処理
をするためjを増分する。iがm以下の場合は、ステッ
プS1205で(i、j)の位置にあるボックスの画素
データを1/64(246階調から4階調)にして読み
出し、ステップS1206でiを増分する。
用いて説明する。ステップS1201での処理は、ルー
プカウンタjの0による初期化である。次にステップS
1202でjとnとの比較が行われる。jとnとの比較
の結果、jがnより大きい場合は、全ての処理が終了し
たことを示しているので、処理は終了する。jがn以下
の場合は、ステップS1203でループカウンタiを0
で初期化する。次のステップS1204でiとmとの比
較が行われる。iとmとの比較の結果、iがmより大き
い場合は、j番目に関する処理が終了したことを示して
いるので、ステップS1207で次のj+1番目の処理
をするためjを増分する。iがm以下の場合は、ステッ
プS1205で(i、j)の位置にあるボックスの画素
データを1/64(246階調から4階調)にして読み
出し、ステップS1206でiを増分する。
【0087】以上説明したフローチャートにより、デー
タ量を1/64にすることができる。そしてこのデータ
の圧縮を行うデータ圧縮部68は、図35に示されるよ
うにA/Dコンバータ14と位置・方向検出部28との
間に設け、圧縮したデータを位置・方向検出部28に出
力し、位置・方向検出部28は、その圧縮したデータを
処理することにより、処理量の軽減と処理時間の短縮を
することができる。なお、コンパレータによる階調変換
の他にランレングス処理など、他の圧縮方法であって
も、この圧縮は実現可能である。
タ量を1/64にすることができる。そしてこのデータ
の圧縮を行うデータ圧縮部68は、図35に示されるよ
うにA/Dコンバータ14と位置・方向検出部28との
間に設け、圧縮したデータを位置・方向検出部28に出
力し、位置・方向検出部28は、その圧縮したデータを
処理することにより、処理量の軽減と処理時間の短縮を
することができる。なお、コンパレータによる階調変換
の他にランレングス処理など、他の圧縮方法であって
も、この圧縮は実現可能である。
【0088】また、先ほどのデータの間引きと、圧縮と
を組み合わせた構成を図36に示す。図36において、
A/Dコンバータ14によりA/D変換された指紋デー
タは、まずデータ間引き部66で間引きされ、さらにデ
ータ圧縮部68で圧縮されてから位置・方向検出部28
へ出力される。このようにすることにより、間引きと圧
縮とをそれぞれ単独で行った場合よりも、さらに処理量
の軽減と処理時間の短縮をすることができる。
を組み合わせた構成を図36に示す。図36において、
A/Dコンバータ14によりA/D変換された指紋デー
タは、まずデータ間引き部66で間引きされ、さらにデ
ータ圧縮部68で圧縮されてから位置・方向検出部28
へ出力される。このようにすることにより、間引きと圧
縮とをそれぞれ単独で行った場合よりも、さらに処理量
の軽減と処理時間の短縮をすることができる。
【0089】次に、入力装置10の動作モード切り替え
について説明する。動作モードは認証処理モードと、絶
対位置処理モードと、相対位置処理モードと、Z位置処
理モードの4種類ある。それらモードの切り替えは、入
力装置10に新たにスイッチを設け、そのスイッチで行
う場合と、コンピュータ22で行う場合と、センサで認
証した指の種類で行う場合の3種類ある。このうち、入
力装置10にスイッチを設ける場合は、例えば図37に
示されるように入力装置10の側面に4段階にスライド
するスイッチを設ける。この場合の入力装置10のハー
ドウェアブロック図は、図4に示したハードウェアブロ
ック図に、スイッチ74を設けた図38に示されるブロ
ック図となる。スイッチ74は、抵抗76、78、8
0、82及び電源84から構成される。抵抗76はスイ
ッチSW1に直列に接続され、抵抗78はスイッチSW
2に直列に接続され、抵抗80はスイッチSW3に直列
に接続され、抵抗82はスイッチSW4に直列に接続さ
れている。そして抵抗76とスイッチSW1とからなる
直列回路と、抵抗78とスイッチSW2とからなる直列
回路と、抵抗80とスイッチSW3からなる直列回路
と、抵抗82とスイッチSW4とからなる直列回路は、
それぞれ電源84と接地との間に接続されている。この
ように構成されたスイッチにおいて、例えばSW1が接
地に接続するとローレベルとなり、他のSW2、SW
3、SW4はハイレベルとなるため、MCU18はどの
スイッチが選択されたかを認識し、選択されたスイッチ
に対応する動作モードを実行する。このように、入力装
置10にスイッチを設けた場合は、そのスイッチで動作
モードを選択することができる。
について説明する。動作モードは認証処理モードと、絶
対位置処理モードと、相対位置処理モードと、Z位置処
理モードの4種類ある。それらモードの切り替えは、入
力装置10に新たにスイッチを設け、そのスイッチで行
う場合と、コンピュータ22で行う場合と、センサで認
証した指の種類で行う場合の3種類ある。このうち、入
力装置10にスイッチを設ける場合は、例えば図37に
示されるように入力装置10の側面に4段階にスライド
するスイッチを設ける。この場合の入力装置10のハー
ドウェアブロック図は、図4に示したハードウェアブロ
ック図に、スイッチ74を設けた図38に示されるブロ
ック図となる。スイッチ74は、抵抗76、78、8
0、82及び電源84から構成される。抵抗76はスイ
ッチSW1に直列に接続され、抵抗78はスイッチSW
2に直列に接続され、抵抗80はスイッチSW3に直列
に接続され、抵抗82はスイッチSW4に直列に接続さ
れている。そして抵抗76とスイッチSW1とからなる
直列回路と、抵抗78とスイッチSW2とからなる直列
回路と、抵抗80とスイッチSW3からなる直列回路
と、抵抗82とスイッチSW4とからなる直列回路は、
それぞれ電源84と接地との間に接続されている。この
ように構成されたスイッチにおいて、例えばSW1が接
地に接続するとローレベルとなり、他のSW2、SW
3、SW4はハイレベルとなるため、MCU18はどの
スイッチが選択されたかを認識し、選択されたスイッチ
に対応する動作モードを実行する。このように、入力装
置10にスイッチを設けた場合は、そのスイッチで動作
モードを選択することができる。
【0090】次に、コンピュータ22からモードの選択
を行う場合は、例えばコンピュータ22に備えられたキ
ーボードのファンクションキーの種類で動作モードを判
定する。この場合のフローチャートを図39に示す。最
初にステップS1301でコンピュータ22から通知さ
れたキーの種類が認証モードかどうか判断され、認証モ
ードに対応するファンクションキーの種類が通知された
場合は、ステップS1302で認証処理を行う。認証モ
ードでなければ、ステップS1303で絶対位置モード
かどうか判断され、絶対位置モードに対応するファンク
ションキーの種類が通知された場合は、ステップS13
04で絶対位置処理を行う。絶対位置モードでなけれ
ば、ステップS1305で相対位置モードかどうか判断
され、相対位置モードに対応するファンクションキーの
種類が通知された場合は、ステップS1306で相対位
置処理を行う。相対位置モードでなければ、ステップS
1307でZ位置処理を行う。このようにすることによ
り、スイッチまたはコンピュータ22から動作モードの
選択を行うことができる。
を行う場合は、例えばコンピュータ22に備えられたキ
ーボードのファンクションキーの種類で動作モードを判
定する。この場合のフローチャートを図39に示す。最
初にステップS1301でコンピュータ22から通知さ
れたキーの種類が認証モードかどうか判断され、認証モ
ードに対応するファンクションキーの種類が通知された
場合は、ステップS1302で認証処理を行う。認証モ
ードでなければ、ステップS1303で絶対位置モード
かどうか判断され、絶対位置モードに対応するファンク
ションキーの種類が通知された場合は、ステップS13
04で絶対位置処理を行う。絶対位置モードでなけれ
ば、ステップS1305で相対位置モードかどうか判断
され、相対位置モードに対応するファンクションキーの
種類が通知された場合は、ステップS1306で相対位
置処理を行う。相対位置モードでなければ、ステップS
1307でZ位置処理を行う。このようにすることによ
り、スイッチまたはコンピュータ22から動作モードの
選択を行うことができる。
【0091】次に、センサで認証した指の種類で行う場
合について説明する。ここでの指の種類とは、人差し指
や親指などの指の種類であり、入力装置10は、それぞ
れ指紋が異なることを利用し、指の種類の判定を行い、
種々の動作モードを実行する。そのため入力装置10の
ブロック図は、図5に示されたブロック図の指紋識別部
26と位置・方向検出部28との間に、位置・方向検出
部28の動作モードを決定する位置方向モード選択部7
0を図40のように設ける。
合について説明する。ここでの指の種類とは、人差し指
や親指などの指の種類であり、入力装置10は、それぞ
れ指紋が異なることを利用し、指の種類の判定を行い、
種々の動作モードを実行する。そのため入力装置10の
ブロック図は、図5に示されたブロック図の指紋識別部
26と位置・方向検出部28との間に、位置・方向検出
部28の動作モードを決定する位置方向モード選択部7
0を図40のように設ける。
【0092】この構成において、入力装置10の使用者
の右手人差し指、右手中指、右手薬指の計3本の指の指
紋を指紋辞書データ24に予め入力しておく。さらにそ
れぞれの指に動作モードを対応させておく。例えば右手
人差し指は絶対位置モード、右手中指は相対位置モー
ド、右手薬指はスクロール動作と対応させておく。この
ように、指紋辞書データ24に指紋と動作やモードを対
応させておき、使用者が例えば右手人差し指をセンサ部
12にのせ、認証が終了すると、絶対位置モードで位置
・方向検出部28は動作する。
の右手人差し指、右手中指、右手薬指の計3本の指の指
紋を指紋辞書データ24に予め入力しておく。さらにそ
れぞれの指に動作モードを対応させておく。例えば右手
人差し指は絶対位置モード、右手中指は相対位置モー
ド、右手薬指はスクロール動作と対応させておく。この
ように、指紋辞書データ24に指紋と動作やモードを対
応させておき、使用者が例えば右手人差し指をセンサ部
12にのせ、認証が終了すると、絶対位置モードで位置
・方向検出部28は動作する。
【0093】このように、センサで認証した指の種類に
よる場合は、動作モードの選択だけではなく、スクロー
ル動作などの入力装置10単体での操作のバリエーショ
ンを増やすことが可能となる。
よる場合は、動作モードの選択だけではなく、スクロー
ル動作などの入力装置10単体での操作のバリエーショ
ンを増やすことが可能となる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、指を実際に移動さ
せることなくポインタを制御するとともに、クリック動
作の検出を可能とする入力装置、ポインタ制御方法が得
られる。
せることなくポインタを制御するとともに、クリック動
作の検出を可能とする入力装置、ポインタ制御方法が得
られる。
【図1】本発明の実施の形態における全体構成図であ
る。
る。
【図2】コンピュータのハードウェアブロック図であ
る。
る。
【図3】入力装置の斜視図である。
【図4】入力装置のハードウェアブロック図である。
【図5】入力装置の機能ブロック図である。
【図6】XY座標である。
【図7】接触情報が出力されたXY座標である。
【図8】重心パターンにおける位置方向検出部を示す図
である。
である。
【図9】接触領域の面積が小さい場合を示す図である。
【図10】接触領域の面積が大きい場合を示す図であ
る。
る。
【図11】重心を求めるフローチャートである。
【図12】接触領域の重心位置と表示画面上の表示位置
との対応を示す図である。
との対応を示す図である。
【図13】中心パターンにおける位置方向検出部を示す
図である。
図である。
【図14】中心を求めるフローチャートである。
【図15】X方向開始位置を求めるフローチャートであ
る。
る。
【図16】X方向終了位置を求めるフローチャートであ
る。
る。
【図17】クリック判定方法の説明図である。
【図18】クリック判定のフローチャート(その1)で
ある。
ある。
【図19】クリック判定のフローチャート(その2)で
ある。
ある。
【図20】輪郭検出部を設けた位置方向検出部を示す図
である。
である。
【図21】接触領域を示す図である。
【図22】接触領域の輪郭を示す図である。
【図23】座標Aを求めるフローチャートである。
【図24】座標Bを求めるフローチャートである。
【図25】座標Cを求めるフローチャートである。
【図26】座標Dを求めるフローチャートである。
【図27】輪郭の長さを求めるフローチャートである。
【図28】XY幅検出部を設けた位置・方向検出部を示
す図である。
す図である。
【図29】Z位置算出部を設けた位置・方向検出部を示
す図である。
す図である。
【図30】間引き方法を示すXY座標である。
【図31】間引きを行うフローチャートである。
【図32】データ間引き部の配置位置を示す図である。
【図33】圧縮方法の説明図である。
【図34】圧縮を行うフローチャートである。
【図35】データ圧縮部の配置位置を示す図である。
【図36】データ間引き部とデータ圧縮部の配置位置を
示す図である。
示す図である。
【図37】スイッチを設けた入力装置の斜視図である。
【図38】スイッチを設けた入力装置のハードウェアブ
ロック図である。
ロック図である。
【図39】動作モードを決定するフローチャートであ
る。
る。
【図40】位置方向モード選択部を設けた入力装置の機
能ブロック図である。
能ブロック図である。
【図41】移動速度を設定するフローチャートである。
【図42】指紋辞書データを示す図である。
【図43】移動速度を決定するためのグラフである。
【図44】移動速度を決定するフローチャートである。
【図45】移動速度を決定するためのグラフである。
10…入力装置
12…センサ部
14…A/Dコンバータ
16…メモリ
18…MCU
20…USBコントローラ
22…コンピュータ
24…指紋辞書データ
26…指紋識別部
28…位置・方向検出部
30…重心位置検出部
32…絶対位置算出部
34…面積検出部
36…移動速度決定部
38…相対位置算出部
46…CPU
48…USBインタフェース
50…表示装置
52…ドライブ装置
54…主記憶装置
56…補助記憶装置
58…中心位置検出部
60…輪郭検出部
62…XY幅検出部
64…Z位置算出部
66…データ間引き部
68…データ圧縮部
70…位置方向モード選択部
72、74…スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 遠藤 みち子
東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富
士通コンポーネント株式会社内
(72)発明者 西山 由利子
東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富
士通コンポーネント株式会社内
(72)発明者 菊地 綾司
東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富
士通コンポーネント株式会社内
(72)発明者 遠藤 孝夫
東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富
士通コンポーネント株式会社内
Fターム(参考) 5B087 AA06 AB02 BC12 BC13 BC27
BC32 DE07
Claims (18)
- 【請求項1】 ポインタを表示する表示画面を有する上
位装置に対し、前記上位装置に前記ポインタに関する情
報を送信するとともに、接触情報を検出するセンサを備
えた入力装置において、 前記センサで検出された接触情報に基づいて、前記セン
サと指との接触領域を抽出する領域抽出手段と、 前記領域抽出手段で抽出された前記接触領域に基づきポ
インタを制御する制御手段とを有することを特徴とする
入力装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記領域抽出手段で抽
出された前記接触領域における重心位置または中心位置
を検出し、該検出した位置に基づき前記ポインタを制御
する第1の制御手段と、 前記領域抽出手段で抽出された前記接触領域から求まる
値に基づき前記ポインタを制御する第2の制御手段とを
有することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 【請求項3】 前記第2の制御手段は、前記ポインタの
移動速度を前記接触領域の面積に対応させることを特徴
とする請求項2に記載の入力装置。 - 【請求項4】 前記第2の制御手段は、前記ポインタの
移動速度を前記接触領域の輪郭の長さに対応させること
を特徴とする請求項2に記載の入力装置。 - 【請求項5】 前記第2の制御手段は、前記ポインタの
移動速度を前記接触領域に外接する長方形の辺の長さに
対応させることを特徴とする請求項2に記載の入力装
置。 - 【請求項6】 前記領域抽出手段により接触領域が検出
される時間に基づき、クリックを検出するクリック検出
手段を有することを特徴とする請求項1に記載の入力装
置。 - 【請求項7】 前記第2の制御手段により検出される値
に基づき、クリックを検出するクリック検出手段を有す
ることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。 - 【請求項8】 前記クリック検出手段は、所定の間隔で
2つのクリックが検出された際に、ダブルクリックを検
出することを特徴とする請求項6または7に記載の入力
装置。 - 【請求項9】 前記接触領域から求まる値により、 前記センサに対する略垂直方向の指の位置を検出する垂
直位置検出手段を有することを特徴とする請求項2に記
載の入力装置。 - 【請求項10】 予め指紋情報を記録しておく指紋辞書
情報を有し、 前記センサで読み込んだ前記指紋情報の識別を、前記指
紋辞書情報を用いて行う指紋情報識別手段とを有するこ
とを特徴とする請求項9に記載の入力装置。 - 【請求項11】 前記第1の制御手段のみにより前記ポ
インタを制御する第1の動作モードと、 前記第1の手段と前記第2の制御手段とにより前記ポイ
ンタを制御する第2の動作モードと、 前記指紋情報識別手段が指紋を識別する第3の動作モー
ドと、 前記垂直位置検出手段が垂直位置を検出する第4の動作
モードとを有し、 上記動作モードを切り替える切り替え手段を有すること
を特徴とする請求項10に記載の入力装置。 - 【請求項12】 前記指紋情報識別手段による識別結果
に基づき、上記動作モードを切り替えることを特徴とす
る請求項11に記載の入力装置。 - 【請求項13】 前記領域抽出手段で得られた領域情報
の情報量を削減した接触領域情報を生成する情報削減手
段を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれ
か1項に記載の入力装置。 - 【請求項14】 前記領域抽出手段で得られた領域情報
の情報量を圧縮した接触領域情報を生成する情報圧縮手
段を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれ
か1項に記載の入力装置。 - 【請求項15】 ポインタを表示する表示画面を有する
上位装置に対し、接触情報を検出するためのセンサから
得られる接触情報に基づいて前記ポインタを制御するポ
インタ制御方法において、 前記センサと指との接触領域を抽出し、 前記検出した前記接触領域に基づき前記ポインタを制御
するポインタ制御方法。 - 【請求項16】 ポインタを表示する表示画面を有する
上位装置に対し、前記上位装置に前記ポインタに関する
情報を送信するとともに、接触情報を検出するセンサを
備えた入力装置において、 前記センサに接触した指の指紋を認証する指紋認証手段
と、 前記センサで検出された接触情報に基づいて、前記セン
サと指との接触領域の面積を検出する面積検出手段と、 前記指紋認証手段で認証された指紋及び前記面積検出手
段で抽出された前記接触領域の面積に基づき前記ポイン
タの移動速度を制御する制御手段とを有することを特徴
とする入力装置。 - 【請求項17】 前記制御手段は、前記指紋に関連付け
予め記憶され、前記ポインタを移動させる速度として用
いられる速度パラメータを、前記指紋認証手段で認証さ
れた指紋に基づいて設定し、前記速度パラメータと前記
面積検出手段で検出された面積とに基づいて前記ポイン
タの移動速度を制御することを特徴とする請求項16に
記載の入力装置。 - 【請求項18】 前記制御手段は、前記面積検出手段に
より検出された面積が前記第1の面積以下であれば、前
記ポインタを最低速度で移動させ、 前記面積検出手段により検出された面積が前記第2の面
積以上であれば、前記ポインタを最高速度で移動させ、 前記面積検出手段により検出された面積が、前記第1の
面積より大きく、前記第2の面積より小さい場合は、前
記検出された面積に基づき、前記最低速度から前記最高
速度の範囲内の速度で前記ポインタを移動させることを
特徴とする請求項16または17に記載の入力装置。
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