JP2003304337A - 遠隔会議システムにおける発言管理システム - Google Patents
遠隔会議システムにおける発言管理システムInfo
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Abstract
者の発言機会を均等化することにより多くの意見を吸い
上げ、会議時間内での討議をより活発化することができ
る発言管理システムを提供する。 【解決手段】 発言管理システムは、管理サーバ端末1
00および参加者端末110、120、130がネット
ワーク140で接続された同時会話可能な遠隔会議シス
テムにおいて、会議参加者の複数人が同時に発言した場
合、管理サーバ端末100が発言機会を均等化する機能
を有している。
Description
参加者端末がネットワークで接続された同時会話可能な
遠隔会議システムにおいて、会議参加者の複数人が同時
に発言した場合、管理サーバが発言機会を均等化する機
能を有していることを特徴とする発言管理システムに関
する。
ードバンド化に伴い、高精細なライブ映像の放送や音声
ストリーム配信等が現実的なサービスとして注目されて
おり、二人以上の会議参加者がインターネット/イント
ラネットやローカル・エリア・ネットワーク等のネット
ワークを介して、オーディオ、ビデオその他の情報を双
方向に通信する会議アプリケーションが、ますます一般
的になりつつある。
デオ会議においては、会話の内容が不明瞭にならないよ
うに、同時に発言することを禁止することが多い。その
ため、話し好きな会議参加者が長時間マイクを占領する
場面(発言者の偏り)が生じてしまい、他に発言したい
会議参加者がタイミングをはかることができず、なかな
か発言できないことがある。また、このような発言権の
偏りが生じる状況では、会議の主催者は、他の会議参加
者の意思を確認しづらいことがある。
次のような様々な発明が既に知られている。例えば、特
開平2−67858号公報に記載の「電話会議話者選択
方式」は、発言時間と発言回数により評価値を計算する
ことにより話者選択を行い、会議参加者の発言機会の平
等または予め割り当てられた発言機会を保証するもので
ある。また、特開平5−22456号公報に記載の「電
子会議システムの発言者自動選択装置」は、会議参加者
の発言時間および発言抑止時間をマイク番号によりメモ
リに記憶、発言量を監視し、最も発言抑止されている参
加者からの音声信号を優先し、発言者を偏らせないよう
にするものである。また、特開平6−189002号公
報に記載の「電子会議進行支援システム」は、電子会議
に使用する計算機自体に、各参加者の発言権の優先度を
ファジィ推論により推論し、推論結果を提示させるよう
にしたもので、提示された優先度に基づいて適格に発言
権を移行させることができるものである。
載の「多地点間会議システムの議事進行制御方法」は、
会議参加者別に発言権の優先度を設定し、この優先度に
基づいて会議参加者に発言権を順次付与し、議事の進行
を制御することを特徴とするものである。さらに、特開
平10−150648号公報に記載の「テレビ会議シス
テム」は、発言予約者を会議参加者全員に明らかにし、
どの発言予約者に次に発言させるかを会議参加者の投票
により決定することができるもので、発言者を決定する
ために議長を選出することを不要とするテレビ会議シス
テムである。
ように遠隔会議においても同時会話することができるよ
うにすることも可能であるが、そのようにした場合に
は、複数の会議参加者が同時に発言した際、ある参加者
Aの発言はわかっても、同時に発言した他の参加者Bの
発言を聞き逃してしまったために討議のやり取りが不明
確になることがたびたび発生していた。このときは、会
議中に再度その内容を確認したり、会議終了後に他の会
議参加者に確認したりすることとなる。この同時会話に
おける問題を解決する発明として、特開平8−3312
64号公報に記載の「テレビ会議システム」が知られて
いる。この発明は、テレビ会議の映像および会話を会議
参加者の操作により蓄積し、蓄積内容を再生する機能を
設けたテレビ会議システムであり、これにより発言を聞
き逃した場合でも、その発言を再度閲覧することにより
過ぎた事象の確認をすることができる。
特開平2−67858号公報、特開平5−22456号
公報、特開平6−189002号公報、特開平8−27
4888号公報、特開平10−150648号公報に記
載のいずれの発明も、会議参加者に対して発言の機会を
平等または公平に与えることを目的としているが、発言
権を1人に与え順次発言権を移行させていこうとするも
のであるため、顔を合わせて行う集合形式の会議と比べ
円滑な会議の進行に劣っていた。
報に記載の発明は、蓄積した映像・会話の内容を再生し
確認することができるため、同時会話の場合でも他の者
に迷惑をかけずに過ぎた事象を再度閲覧することができ
るが、同時会話はそのまま蓄積されるため、ある特定の
話者の発言をより明瞭に再生し直すことはできない。ま
た、操作しないと蓄積されないため、操作し忘れた場合
は致命的であり、これでは不意の聞き逃しに対応するこ
とはできない。
参加者に対して発言する機会を平等に与えられることに
加えて、主催者が、発言の少ない会議参加者を見極めて
「意見はありませんか?」と発言を促し、多くの会議参
加者から意見を吸い上げることができるが、遠隔会議で
は、会議参加者の数が多くなれば同時に発言できる人数
は制限され、多くの会議参加者または全ての会議参加者
に発言を促すことは難しい。
なされたものであり、遠隔会議において会議を円滑に進
行させるために同時会話を採用した場合に、会議参加者
の発言機会を均等化することにより多くの意見を吸い上
げ、会議時間内での討議をより活発化することができる
発言管理システムを提供することを目的とする。また、
同時会話時において特定話者の発言を、その場で再生確
認することができる発言管理システムを提供することを
目的とする。さらに、発言の頻度が少ない会議参加者の
発言を促進することができる発言管理システムを提供す
ることを目的とする。
め、本発明の発言管理システムは、管理サーバおよび参
加者端末がネットワークで接続された同時会話可能な遠
隔会議システムにおいて、会議参加者の複数人が同時に
発言した場合、管理サーバが発言機会を均等化する機能
を有していることを特徴とするものである。
いる会議参加者を視覚的に表示するインタフェースを有
し、その一覧画面を見ながら発言者の意見に耳を傾け、
理解した後、発言を始めようとするが、このとき、同じ
タイミングで発言しようとする会議参加者が他にも出現
することはよくあることで、これは会議をより円滑に進
行させるための同時会話可能な遠隔会議システムにおい
ても同様である。このように複数人の発言が重複した場
合でも、本発明を適用すれば、会議参加者の発言機会を
均等化し、より多くの会議参加者に発言機会を付与する
ことができるため、より多くの意見を吸い上げ、討議を
活発にし、会議時間を有効に活用することができる。
すると発言内容の確認が困難になる場合がみられるた
め、同時に会話できる人数を制限して同時会話許可数を
設定する場合がある。この場合には、前記発言機会を均
等化する機能として、会議参加者の複数人が同時に発言
したことにより同時会話許可数を超えたものとなると
き、発言頻度の少ない会議参加者に優先して発言権を与
え、同時会話許可数に制限するものとする方法を採用す
ることができる。これによれば、発言頻度の少ない会議
参加者が発言頻度の多い会議参加者よりも優先して発言
できるため、会議参加者の発言機会を均等化することが
できる。
参加者毎に、会議参加者の発言の音声データに基づいて
発言時間を管理することとすれば、会議参加者の発言時
間により発言機会を均等化することができる。
求に応じて、会議参加者の複数人が同時に発言した場合
の個別音声データを、音声レベルの処理後、合成し直し
て再送信する機能を有するようにすれば、同時会話時の
特定話者の発言をその場で再生し、聞き逃した会話を確
認することができる。このとき、本発明では、音声デー
タを話者ごとに記録しているため、特定話者について個
別に音声データの音声レベルを処理することが可能であ
る。したがって、確認したい特定話者の音声データの音
声レベルのみを上げることができ、発言内容の確認をよ
り容易にすることができる。
記個別音声データを参加者端末にて再生するものとすれ
ば、自分以外の会議参加者の発言のみ合成することがで
きるため、自分の発言が同時に再生されるという違和感
を解消することができる。
言を促進する通知を行うこととすれば、オペレータが介
在していない会議においても発言の少ない会議参加者に
対して発言を促すメッセージが送信されるため、会議参
加者に積極的な発言を求めることができる。
について説明する。図1は、本発明における発言管理シ
ステムの構成例である。図1において、発言管理システ
ムは、管理サーバ端末100と複数の参加者端末11
0、120、130がネットワーク140を介して接続
されたものとして構成され、管理サーバ端末100は、
管理サーバ処理装置101を有し、参加者端末110、
120、130は、それぞれ、ユーザ処理装置111、
121、131、入力装置112、122、132およ
び出力装置113、123、133を有する。
力装置から入力された音声データが各ユーザ処理装置か
ら管理サーバ端末101へ送信され、送信された音声デ
ータは管理サーバ処理装置101で受信された後、同時
に発言された音声データと合成(音声ミキシング)され
各参加者端末へ送信される。合成された音声データは、
各参加者端末の各ユーザ処理装置で受信され、各出力装
置へ出力される。
て、音声データを参加者毎に別々に記録しているため、
発言頻度の多い参加者よりも発言頻度の少ない参加者に
優先して発言権を与えることができ、参加者に均等に発
言機会を割振ることが可能となる(発言優先制御機
能)。また、発言頻度の少ない参加者に対して、管理サ
ーバ端末100が自動的にメッセージを送ることによ
り、発言を促進することができる(発言促進制御機
能)。さらに、指定された音声データの音声レベルを上
げて再生することにより、聞き逃した特定話者の発言を
明確にすることができる(特定会話再生機能)。なお、
同時発言可能な人数を制限しない会議システムにおいて
も、本発明の発言促進制御機能および特定会話再生機能
は適用可能である。
の同時会話における発言管理システムは、管理サーバ端
末100と複数の参加者端末110、120、130お
よびインターネット、イントラネット等のネットワーク
140から構成されるが、参加者端末の数には制限がな
い。管理サーバ端末100は、管理サーバ処理装置10
1を有し、会議に参加している参加者を把握し、会議全
体を管理する。参加者端末110、120、130は、
それぞれ、ユーザ処理装置111、121、131、入
力装置112、122、132および出力装置113、
123、133を有し、会議に参加する参加者が使用す
る。ここで、入力装置とは、音声を入力するマイク等お
よびキーボード、マウス等のユーザ操作を反映する入力
インタフェースであり、出力装置とは、音声を再生する
スピーカ等およびモニタ等の受信したデータを表示する
出力インタフェースである。ネットワーク140は、管
理サーバ端末100と参加者端末110、120、13
0を接続するものである。
るデータ受信部200、音声制御部201、コマンド解
析部202、データ管理部203、データ処理部20
4、データ送信部205、発言管理情報206、音声管
理情報207から構成される。
る、入力部300、音声制御部301、データ送信部3
02、コマンド生成部303、データ受信部304、デ
ータ管理部305、データ制御部306、出力部30
7、再生管理情報308から構成される。
ず、管理サーバ処理装置について、図2を用いて説明す
る。データ受信部200は、ネットワーク140から、
音声データまたは操作コマンドを受信し、音声制御部2
01またはコマンド解析部202へ渡す部分である。音
声制御部201は、同時会話の発言優先制御と、発言促
進制御を行う部分である。同時会話の発言優先制御と
は、複数端末からほぼ同時に音声データを受信した場合
は、システム内で記録している発言時間を参照し、発言
時間が少ない端末からの音声データを優先して、データ
管理部203を経て、ネットワーク140へ送信する仕
組みである。発言促進制御とは、各参加者の発言時間を
監視し、発言時間が少ない参加者端末に対して、通知コ
マンドを生成し、データ送信部205を経て、ネットワ
ーク140へ送信する仕組みである。発言管理情報20
6は、音声制御部201が制御する参加者毎の発言時間
や同時会話中の参加者情報を記録するための記憶領域
(ハードディスク等)である。コマンド解析部202
は、受信した操作コマンドが、音声データの再送要求コ
マンドであることを確認し、データ管理部203へ通知
する部分である。データ管理部203は、同時会話時の
音声データを管理し、音声データをデータ処理部204
へ渡す部分である。データ処理部204は、複数の音声
データの同期をとり、合成したものをデータ送信部20
5へ渡す部分である。また、データ管理部203から再
送要求を受けた場合は、指定された特定話者の音声デー
タに対してのみ、音声レベルを上げて、合成処理を行
う。データ送信部205は、音声制御部201またはデ
ータ処理部204から渡されたデータをネットワーク1
40へ送信する部分である。音声管理情報207は、デ
ータ管理部203が管理する同時会話時の音声データと
ともに時間情報を記録するための記憶領域(ハードディ
スク等)である。
いて説明する。入力部300は、入力装置から音声デー
タまたは操作データを受信し、音声制御部301または
コマンド生成部303へ渡す部分である。音声制御部3
01は、入力部300から渡された音声データの無音・
雑音検出を行い、音声データをデータ送信部302へ渡
す部分である。コマンド生成部303は、操作データに
応じて操作コマンドを生成し、データ送信部302また
はデータ管理部305へ渡す部分である。操作コマンド
とは、音声データの再送要求、再生要求や停止要求等が
ある。データ送信部302は、音声制御部301または
コマンド生成部303から渡されたデータをネットワー
ク140へ送信する部分である。データ受信部304
は、ネットワーク140から音声データまたは通知コマ
ンドを受信し、データ制御部306へ渡す部分である。
データ制御部306は、音声データを受信した場合は、
その音声データがライブデータ(会議中の音声データ)
なのか、再送データ(参加者からの再送要求に応じて再
度、送信された音声データ)なのかを判断し、出力部3
07またはデータ管理部305へ渡す部分である。ま
た、通知コマンドを受信した場合は、通知データを出力
部307に渡す部分である。データ管理部305は、デ
ータ制御部306から渡された再送データを記録し、操
作コマンドの要求に応じて、再送データを出力部307
へ渡す部分である。出力部307は、データ管理部30
5またはデータ制御部306から渡されたデータに応じ
て、スピーカや出力インタフェースへデータを送信する
部分である。再生管理情報308は、データ管理部30
5が管理する再送データを記録するための記憶領域(ハ
ードディスク等)である。
ートを参照して、本実施例の全体の動作について詳細に
説明する。
て、図4を用いて説明する。本発明を用いて会議を開始
し(ステップA1)、管理サーバ端末宛に送信されたデ
ータは、データ受信部200で受信する(ステップA
2)。データ受信部200は、受信したデータが音声デ
ータであるか否かを判別し(ステップA3)、受信デー
タが音声データであると判断した場合は、音声制御部2
01で、現在同時会話中の参加者による、継続的な音声
データであるか否かを判別する(ステップA4)。ステ
ップA4において、継続的な音声データであると判断し
た場合は、音声制御部201は、発言時間を加算して、
発言管理情報206に記録し(ステップA8)、音声デ
ータをデータ管理部203へ渡す。この発言時間の総和
が、同時会話の発言頻度となる。
加していない参加者の発言であると判断した場合は、現
在同時会話を行っている参加者の数を確認し、新規に、
同時会話に参加できるか否かを判断する。同時会話の参
加者数が、事前に設定された同時会話許可数を下回って
いる場合は、新規に、同時会話に参加することができる
(ステップA5)。ステップA5において、新規に、同
時会話に参加できると判断した場合は、同時に、新規に
発言した参加者がいるかどうか判断する。つまり、その
受信した音声データとほぼ同時に、他の参加者端末から
も新規の音声データを受信していないかを確認する(ス
テップA6)。ステップA5において、すでに、同時会
話の参加者数が、同時会話許可数を満たしており、同時
会話に参加できないと判断した場合は、受信した音声デ
ータを破棄する(ステップA12)。
規参加者が一人以上いると判断した場合は、音声制御部
201は、発言管理情報206に記録されている各参加
者の発言時間を参照し、発言時間が最も少ない参加者を
決定する(ステップA7)。ステップA7において、発
言時間が最も少ない参加者であると判断した場合は、音
声制御部201は、発言時間を加算して、発言管理情報
206に記録し(ステップA8)、その音声データを優
先して、データ管理部203へ渡す。ステップA7にお
いて、発言時間が最も少ない参加者ではないと判断した
場合は、受信した音声データを破棄する(ステップA1
2)。
加者がいないと判断した場合は、発言時間を加算して、
発言管理情報206に記録し(ステップA8)、音声デ
ータをデータ管理部203へ渡す。次に、データ管理部
203は、音声制御部201から渡された音声データ
を、時間情報とともに音声管理情報207に一旦記録し
(ステップA9)、音声データをデータ処理部204へ
渡す。データ処理部204は、受け取った音声データ
を、参加者毎にバッファリングし、それぞれの音声デー
タの時間情報を参照しながら同期をとり、合成する(ス
テップA10)。合成した音声データは、送信部205
を経て、すべての参加者端末宛にネットワーク140へ
送信する(ステップA11)。
コマンドであると判断した場合は、コマンド解析部20
2で、現在、開催中の会議における、音声データの再送
要求コマンドであるか否かを判別する(ステップA1
3)。ステップA13において、正しい再送要求コマン
ドであると判断した場合は、コマンド解析部202は、
データ管理部203に対して、再送データの生成処理を
要求する。データ管理部203は、音声管理情報207
を参照して、直前まで、特定話者が発言していたことを
確認し、特定話者の音声データが取得可能であるか否か
を判断する(ステップA14)。ステップA13におい
て、再送要求以外の操作コマンドであると判断した場合
は、受信した操作コマンドを破棄する(ステップA1
5)。
データを取得可能と判断した場合は、データ管理部20
3は、音声管理情報207から、その特定話者を含む参
加者全員の、直前のある一定時間の音声データを取得
し、データ処理部204へ渡す。ここで取得する時間の
長さは、再送要求した参加者が指定してもよいし、管理
サーバで設定しておいてもよい。データ処理部204
は、指定された特定話者の音声データに対してのみ、音
量を上げたり音質を良くしたりして、音声レベルを上げ
る加工を施し、時間情報を参照して、同時会話をしてい
た複数の音声データの同期をとりながら、合成し、再送
データを生成する(ステップA10)。データ処理部2
04で生成された再送データは、データ送信部205を
経て、要求元の参加者端末宛に送信される(ステップA
11)。
者が、直前のある一定時間に、同時会話に参加していな
いと判断した場合は、データ処理部204で、エラーの
内容を含む通知コマンドを生成し、データ送信部205
を経て、要求元の参加者端末宛に送信する(ステップA
16)。ステップA11、ステップA12、ステップA
15およびステップA16における処理が完了すると、
会議を終了するのか否かの判断をする(ステップA1
7)。会議を継続する場合は、再度、ステップA2へ遷
移し、会議を終了する場合は、管理サーバ処理装置にお
ける、データの送受信処理を終了する。
促進制御機能の動作について、図5を用いて説明する。
発言促進制御機能は、ネットワーク140からの受信デ
ータがトリガーになるのではなく、事前に設定した監視
間隔毎に(例えば30分に一回)、発言時間のチェック
を行うものである。まず、音声制御部201では、監視
間隔毎に、発言管理情報206を参照して、各参加者の
発言時間をチェックする(ステップB1)。そして、極
端に発言時間が少ない参加者がいるかどうか確認し、発
言促進が必要であるか否かを判断する(ステップB
2)。発言促進が必要であると判断した場合は、例え
ば、「何か意見はありませんか?」といった、発言を促
す内容の通知コマンドを生成し(ステップB3)、デー
タ送信部205を経て、該当する参加者端末宛に送信す
る(ステップB4)。ステップB2において、特に、発
言促進は必要ないと判断した場合は、再度、ステップB
1の処理へ遷移する。会議が終了するまで、以上の処理
を繰り返す。
図6を用いて説明する。本発明を用いて会議に参加する
と(ステップC1)、ユーザ処理装置では、入力部30
0またはデータ受信部304で、各種データを受信する
(ステップC2)。受信データが入力装置からの入力デ
ータであるか否かを判別し(ステップC3)、入力装置
からの入力データであると判断した場合は、さらに、入
力部300で、そのデータが音声データであるか否かを
判別する(ステップC4)。ステップC4において、音
声データであると判断した場合は、音声制御部301に
て、無音・雑音検出を行い、音声以外の余計なデータは
削除する(ステップC5)。音声制御部301で、参加
者の発言であると判断された音声データは、参加してい
る管理サーバ端末宛に、データ送信部302を経て、ネ
ットワーク140へ送信される(ステップC6)。
たいときには、参加者は、入力装置を使用して、聞き直
したい特定話者を指定し、入力部300へ伝える。この
特定話者の指定は、例えば、参加者端末を利用して、新
規に遠隔会議に参加する際に、参加者端末のIPアドレ
ス等のログイン情報を管理サーバ端末へ送信し、管理サ
ーバでリスト管理を行い、そのリストをすべての参加者
が画面で一覧表示により参照可能でかつ特定話者を選択
できるようなインタフェースを有するシステムで行うこ
とができる。ステップC4において、入力装置からの操
作データであると判断した場合は、コマンド生成部30
3で、操作データの内容に応じて、各操作コマンドを生
成する(ステップC7)。生成したコマンドが、音声デ
ータの再送要求のための操作コマンドであるか否かを確
認し(ステップC8)、再送要求コマンドの場合は、管
理サーバ端末宛に、データ送信部302を経て、ネット
ワーク140へ送信される(ステップC9)。
く、ネットワーク140からの受信データであると判断
した場合は、さらに、データ受信部304で、そのデー
タが音声データであるか否かを判別する(ステップC1
2)。ステップC12において、音声データであると判
断した場合は、データ制御部306で、受信した音声デ
ータがライブデータ(遠隔会議中の音声データ)なの
か、再送データ(ユーザからの取得要求に応じて再度、
送信された音声データ)なのかを判別する(ステップC
13)。ステップC13において、受信データがライブ
データであると判断した場合は、出力部307を経て、
出力装置で再生する(ステップC15)。また、ステッ
プC13において、受信データが再送データであると判
断した場合は、データ管理部305で、再生データを再
生管理情報308に蓄積する(ステップC14)。
7を経て、参加者に通知され、再送データを今、再生す
るか否かを入力インタフェースにて選択する。討議の切
れ目や休憩時間に再生する場合は、すぐに再生せずに、
会議中のライブデータを再生し続けてもよい。
0を経て、コマンド生成部303で、音声データの再生
要求のための操作コマンドを生成する(ステップC
7)。ステップC8において、音声データの再生要求の
ための操作コマンドと判断した場合は、さらに、データ
管理部305で、蓄積された再送データを再生するのか
否かを判断する(ステップC10)。ステップC10に
おいて、再送データを再生すると判断した場合は、デー
タ管理部305で、再生管理情報308から、再送デー
タを取得し、出力部307経て、再送データを再生する
(ステップC11)。このようにして、参加者は再度、
同時会話の内容を確認することができる。
0を経て、コマンド生成部303で、音声データの停止
要求のための操作コマンドを生成する(ステップC
7)。ステップC8において、音声データの停止要求の
ための操作コマンドと判断した場合は、さらに、データ
管理部305で、再送データの取得処理を中止し、ライ
ブデータの再生を再開する(ステップC15)。
あると判断した場合は、データ制御部306から、出力
部307を経て、出力装置にて通知コマンドの内容を表
示する(ステップC16)。さらに、ステップC6、ス
テップC9、ステップC11、ステップC14、ステッ
プC15およびステップC16における処理が完了する
と、会議を退席するのか否かの判断をする(ステップC
17)。会議を継続する場合は、再度、ステップC2へ
遷移し、会議を退席する場合は、ユーザ処理装置におけ
る、データの送受信処理を終了する。
会話において、二人までの同時会話を許す遠隔会議を例
に具体的に説明する。会議参加者は、参加者A、参加者
B、参加者C、参加者Dの四人とし、現在までの発言時
間は、それぞれ10分、5 分、1分、0分である。ま
た、発言時間の監視間隔を30分に設定する。現在、参
加者Aが一人で発言中であり、これから参加者Bと参加
者Cが同時に発言を始める。音声制御部201は、同時
会話許可数には空きがあり、参加者Bと参加者Cが同時
に発言したことを確認すると、参加者Bと参加者Cの、
現在までの発言頻度を比較する。ここでは、参加者Bの
発言時間が5分、参加者Cの発言時間が1分なので、参
加者Cの発言を優先して、同時会話に追加する。すべて
の参加者は、参加者Aと参加者Cの会話を聞くことにな
る。会議が進行し、30分経っても参加者Dの発言時間
が0分のままであった場合には、参加者Dに対して「意
見はありませんか?」というメッセージを送信する。こ
のように、本発明によれば、より多くの会議参加者が発
言する機会を付与することができ、より多くの意見を吸
い上げ、討議を活発にすることができる。
る。第2の実施例として、同時会話時の特定話者の音声
のみを再生し、確認する方法がある。この場合は、図2
のデータ管理部203において、再送要求を受けたと
き、指定された特定話者の音声データのみを取得し、デ
ータ処理部204で合成を行わずに、データ送信部20
5から送信するものである。この処理方法を採用するこ
とにより、より明瞭な音声データを再生することがで
き、発言内容の確認を容易にすることができる。
タイミングで、発言頻度が少ない参加者に発言を促す方
法がある。この場合には、各参加者の発言時間を一覧表
示することにより、発言頻度が少ない参加者が一目で認
識できるので、オペレータが任意のタイミングで、入力
装置から手動で通知コマンドを発行することができる。
これによれば、設定した監視間隔で自動に通知を行うも
のではないため、きめ細かい発言促進手段をとることが
できる。
合成を、ユーザ処理装置自身で行う方法がある。管理サ
ーバにおいて、合成する前の同時会話の音声データを各
参加者端末へ送信する。受信した音声データが、送信元
端末の音声データであるときは、該音声データは合成せ
ず、その他の音声データを合成して再生することによ
り、自分の声が再生される違和感を解消することもでき
る。
聞き逃した音声が、どの参加者のものであったかが不明
確な場合は、特定話者を指定せずに、再送データを要求
する方法がある。コマンド解析部202において、特定
話者を指定していない再送要求コマンドを受信した場合
は、データ処理部204で、各参加者の音声レベルを上
げた、複数の合成データを生成する。これによれば、そ
の音声データを受信した要求元参加者端末の画面では、
再送された各音声データと発言している参加者を対応付
けて表示することにより、聞き逃した音声がどの参加者
のものであったかを確認することができる。
システムを用いれば、以下の効果を得ることができる。
まず、第1の効果として、遠隔会議において、複数人が
同時に発言した場合に発言機会を均等化することによ
り、発言者の集中を緩和し、多くの会議参加者の意見を
拝聴することができる。発言頻度の多い会議参加者より
も発言頻度の少ない会議参加者の発言を優先すること
で、すべての会議参加者に均等に発言機会を割振るため
である。また、第2の効果としては、同時会話時の特定
話者の発言をその場で再生して、聞き逃した会話を確認
することができることにある。その理由は、同時会話の
音声データを話者ごとに別々に記録しておき、指定され
た特定話者の音声レベルを上げることにより、同時に会
話していた他の会議参加者とのやり取りを保持しなが
ら、特定話者の会話をより明瞭にして再生するためであ
る。さらに、第3の効果として、オペレータが介在しな
い会議でも円滑に会議を進行し、会議参加者の意思疎通
を支援することができる。その理由は、各会議参加者の
発言時間を監視することにより、発言の少ない会議参加
者に対して、管理サーバから発言を促すメッセージを自
動的に送信して、会議参加者に積極的な発言を求めるた
めである。このようにして、発言促進のみならず会議参
加者の参加意識を向上させることもできる。
示したものである。
たものである。
までのフローチャートである。
ローチャートである。
のフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 管理サーバおよび参加者端末がネットワ
ークで接続された同時会話可能な遠隔会議システムにお
いて、会議参加者の複数人が同時に発言した場合、管理
サーバが発言機会を均等化する機能を有していることを
特徴とする発言管理システム。 - 【請求項2】 前記発言機会を均等化する機能が、会議
参加者の複数人が同時に発言したことにより同時会話許
可数を超えたものとなるとき、発言頻度の少ない会議参
加者に優先して発言権を与え、同時会話許可数に制限す
るものであることを特徴とする請求項1記載の発言管理
システム。 - 【請求項3】 前記発言頻度を、会議参加者毎に発言の
音声データに基づいて発言時間を管理することで評価す
ることを特徴とする請求項2記載の発言管理システム。 - 【請求項4】 前記管理サーバが、会議参加者の要求に
応じて、会議参加者の複数人が同時に発言した場合の個
別音声データを、音声レベルの処理後、合成し直して再
送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1
項に記載の発言管理システム。 - 【請求項5】 前記管理サーバから再送信された前記個
別音声データを参加者端末にて再生することを特徴とす
る請求項4記載の発言管理システム。 - 【請求項6】 発言頻度が少ない参加者端末に発言を促
進する通知を行うことを特徴とする請求項1から5のい
ずれか1項に記載の発言管理システム。
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