JP2003307635A - 光導波路型回折格子素子の特性調整方法および製造方法、光導波路型回折格子素子、光部品ならびに光通信システム - Google Patents
光導波路型回折格子素子の特性調整方法および製造方法、光導波路型回折格子素子、光部品ならびに光通信システムInfo
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望の偏波特性を有するよう光導波路型回折
格子素子を調整する方法などを提供する。 【解決手段】 初めに光ファイバ111が用意され(ス
テップS1)、この光ファイバ111に対して屈折率変
調114が形成される(ステップS2)。これにより光
導波路型回折格子素子110が一旦製造される。その
後、光導波路型回折格子素子110の偏波特性が測定さ
れて、光導波路型回折格子素子110の複屈折の方位が
求められる(ステップS3)。そして、この求められた
複屈折の方位に応じた照射方向より、光ファイバ111
の長手方向に垂直な方位の偏光成分を含む屈折率変化誘
起光が光ファイバ111に照射され、この照射に因り光
ファイバ111に新たな複屈折が生じる(ステップS
4)。これにより、光導波路型回折格子素子110の偏
波特性が調整される。
格子素子を調整する方法などを提供する。 【解決手段】 初めに光ファイバ111が用意され(ス
テップS1)、この光ファイバ111に対して屈折率変
調114が形成される(ステップS2)。これにより光
導波路型回折格子素子110が一旦製造される。その
後、光導波路型回折格子素子110の偏波特性が測定さ
れて、光導波路型回折格子素子110の複屈折の方位が
求められる(ステップS3)。そして、この求められた
複屈折の方位に応じた照射方向より、光ファイバ111
の長手方向に垂直な方位の偏光成分を含む屈折率変化誘
起光が光ファイバ111に照射され、この照射に因り光
ファイバ111に新たな複屈折が生じる(ステップS
4)。これにより、光導波路型回折格子素子110の偏
波特性が調整される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路の長手方
向に沿って屈折率変調が形成された光導波路型回折格子
素子の特性を調整する方法、および、このような光導波
路型回折格子素子を製造する方法に関するものである。
向に沿って屈折率変調が形成された光導波路型回折格子
素子の特性を調整する方法、および、このような光導波
路型回折格子素子を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導波路型回折格子素子は、光導波路
(例えば光ファイバ)の長手方向に沿ってコア領域に屈
折率変調が形成されたものである。光導波路型回折格子
素子は、例えば、石英ガラスをベースとしコア領域にG
eO2が添加された光ファイバを用意し、この光ファイ
バに対して側方より空間的に強度変調された紫外光を照
射して、この紫外光の空間的な強度分布に応じた屈折率
変化を生じさせることで製造される。
(例えば光ファイバ)の長手方向に沿ってコア領域に屈
折率変調が形成されたものである。光導波路型回折格子
素子は、例えば、石英ガラスをベースとしコア領域にG
eO2が添加された光ファイバを用意し、この光ファイ
バに対して側方より空間的に強度変調された紫外光を照
射して、この紫外光の空間的な強度分布に応じた屈折率
変化を生じさせることで製造される。
【0003】このような光導波路型回折格子素子は、ブ
ラッググレーティング素子と長周期グレーティング素子
とに大別される。そのうち、ブラッググレーティング素
子は、屈折率変調周期が比較的短く、ブラッグ条件を満
たす波長の光を選択的に反射することができる。このよ
うなブラッググレーティング素子は、光通信システムに
おいて、光フィルタ、光合分波器および分散調整器など
の光部品の1構成要素として用いられる。
ラッググレーティング素子と長周期グレーティング素子
とに大別される。そのうち、ブラッググレーティング素
子は、屈折率変調周期が比較的短く、ブラッグ条件を満
たす波長の光を選択的に反射することができる。このよ
うなブラッググレーティング素子は、光通信システムに
おいて、光フィルタ、光合分波器および分散調整器など
の光部品の1構成要素として用いられる。
【0004】ところで、一般に、光通信システムにおい
て用いられる光部品は、信号光に対して偏波モード分散
が小さいことが要求され、また、偏波依存損失も小さい
ことが要求されている。しかし、実際には、光ファイバ
の構造および応力それぞれの非軸対称性が存在する場合
があり、また、屈折率変調形成時の紫外光照射条件に因
り屈折率変調の非軸対称性も存在することから、光導波
路型回折格子素子を含む光部品は偏波モード分散や偏波
依存損失を有する(例えば非特許文献1を参照)。
て用いられる光部品は、信号光に対して偏波モード分散
が小さいことが要求され、また、偏波依存損失も小さい
ことが要求されている。しかし、実際には、光ファイバ
の構造および応力それぞれの非軸対称性が存在する場合
があり、また、屈折率変調形成時の紫外光照射条件に因
り屈折率変調の非軸対称性も存在することから、光導波
路型回折格子素子を含む光部品は偏波モード分散や偏波
依存損失を有する(例えば非特許文献1を参照)。
【0005】
【非特許文献1】K. Dossou, et al., "Contribution o
f the Transverse Asymmetry of the Index Change to
the Birefringence of Fiber Bragg Gratings: A Numer
ical Calculation", Proc. 27th Eur. Conf. On Opt. C
omm., We.P.6, pp.390-391 (2001)
f the Transverse Asymmetry of the Index Change to
the Birefringence of Fiber Bragg Gratings: A Numer
ical Calculation", Proc. 27th Eur. Conf. On Opt. C
omm., We.P.6, pp.390-391 (2001)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光部品が偏波モード分
散や偏波依存損失を有する場合、この光部品を含む光通
信システムにおける信号光伝送品質は悪いものとなる。
また、実際に製造される光部品の偏波モード分散や偏波
依存損失が一定ではないことから、光通信システムを構
築する際に支障が生じる。
散や偏波依存損失を有する場合、この光部品を含む光通
信システムにおける信号光伝送品質は悪いものとなる。
また、実際に製造される光部品の偏波モード分散や偏波
依存損失が一定ではないことから、光通信システムを構
築する際に支障が生じる。
【0007】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、所望の偏波特性を有するよう光導波路
型回折格子素子を調整する方法、および、所望の偏波特
性を有する光導波路型回折格子素子を製造する方法を提
供することを目的とする。
れたものであり、所望の偏波特性を有するよう光導波路
型回折格子素子を調整する方法、および、所望の偏波特
性を有する光導波路型回折格子素子を製造する方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光導波路型
回折格子素子の特性調整方法は、光導波路の長手方向に
沿って屈折率変調が形成された光導波路型回折格子素子
の特性を調整する方法であって、(1) 光導波路型回折格
子素子の偏波特性を測定して、光導波路型回折格子素子
の複屈折の方位を求める第1ステップと、(2) 第1ステ
ップにおいて求めた複屈折の方位に応じた照射方向よ
り、光導波路の長手方向に垂直な方位の偏光成分を含む
屈折率変化誘起光を光導波路に照射し、この照射に因り
光導波路に複屈折を生じさせて光導波路型回折格子素子
の特性を調整する第2ステップと、を備えることを特徴
とする。この特性調整方法によれば、先ず第1ステップ
において、光導波路型回折格子素子の偏波特性が測定さ
れて、光導波路型回折格子素子の複屈折の方位が求めら
れる。そして、続く第2ステップにおいては、先に求め
られた複屈折の方位に応じた照射方向より、光導波路の
長手方向に垂直な方位の偏光成分を含む屈折率変化誘起
光が光導波路に照射され、この照射に因り光導波路に複
屈折を生じて光導波路型回折格子素子の特性が調整され
る。このようにして、所望の偏波特性を有するよう光導
波路型回折格子素子が調整される。特に、第2ステップ
において、光導波路の長手方向に垂直な方位に偏光した
屈折率変化誘起光を光導波路に照射するのが好適であ
り、この場合には、光導波路型回折格子素子の特性が高
効率に調整され得る。
回折格子素子の特性調整方法は、光導波路の長手方向に
沿って屈折率変調が形成された光導波路型回折格子素子
の特性を調整する方法であって、(1) 光導波路型回折格
子素子の偏波特性を測定して、光導波路型回折格子素子
の複屈折の方位を求める第1ステップと、(2) 第1ステ
ップにおいて求めた複屈折の方位に応じた照射方向よ
り、光導波路の長手方向に垂直な方位の偏光成分を含む
屈折率変化誘起光を光導波路に照射し、この照射に因り
光導波路に複屈折を生じさせて光導波路型回折格子素子
の特性を調整する第2ステップと、を備えることを特徴
とする。この特性調整方法によれば、先ず第1ステップ
において、光導波路型回折格子素子の偏波特性が測定さ
れて、光導波路型回折格子素子の複屈折の方位が求めら
れる。そして、続く第2ステップにおいては、先に求め
られた複屈折の方位に応じた照射方向より、光導波路の
長手方向に垂直な方位の偏光成分を含む屈折率変化誘起
光が光導波路に照射され、この照射に因り光導波路に複
屈折を生じて光導波路型回折格子素子の特性が調整され
る。このようにして、所望の偏波特性を有するよう光導
波路型回折格子素子が調整される。特に、第2ステップ
において、光導波路の長手方向に垂直な方位に偏光した
屈折率変化誘起光を光導波路に照射するのが好適であ
り、この場合には、光導波路型回折格子素子の特性が高
効率に調整され得る。
【0009】また、本発明に係る光導波路型回折格子素
子の特性調整方法は、第1ステップにおいて、光導波路
に対して側方より荷重を付与しながら光導波路型回折格
子素子の偏波特性を測定して、光導波路型回折格子素子
の複屈折の方位を求めるのが好適である。第1ステップ
において、光導波路の長手方向に沿った各位置において
光導波路に対して側方より荷重を付与しながら光導波路
型回折格子素子の偏波特性を測定して、光導波路型回折
格子素子の複屈折の方位の長手方向分布を求めるのが好
適である。第1ステップにおいて、光導波路型回折格子
素子の偏波依存損失および偏波モード分散の何れかを測
定して、光導波路型回折格子素子の複屈折の方位を求め
るのが好適である。また、第2ステップにおいて、光導
波路型回折格子素子の偏波依存損失および偏波モード分
散の何れかをモニタしながら、屈折率変化誘起光を光導
波路に照射するのが好適である。これら何れの場合に
も、所望の偏波特性を有するよう光導波路型回折格子素
子を調整する上で好適である。
子の特性調整方法は、第1ステップにおいて、光導波路
に対して側方より荷重を付与しながら光導波路型回折格
子素子の偏波特性を測定して、光導波路型回折格子素子
の複屈折の方位を求めるのが好適である。第1ステップ
において、光導波路の長手方向に沿った各位置において
光導波路に対して側方より荷重を付与しながら光導波路
型回折格子素子の偏波特性を測定して、光導波路型回折
格子素子の複屈折の方位の長手方向分布を求めるのが好
適である。第1ステップにおいて、光導波路型回折格子
素子の偏波依存損失および偏波モード分散の何れかを測
定して、光導波路型回折格子素子の複屈折の方位を求め
るのが好適である。また、第2ステップにおいて、光導
波路型回折格子素子の偏波依存損失および偏波モード分
散の何れかをモニタしながら、屈折率変化誘起光を光導
波路に照射するのが好適である。これら何れの場合に
も、所望の偏波特性を有するよう光導波路型回折格子素
子を調整する上で好適である。
【0010】本発明に係る光導波路型回折格子素子の製
造方法は、光導波路の長手方向に沿って屈折率変調が形
成された光導波路型回折格子素子を製造する方法であっ
て、光導波路に屈折率変調を形成した後に、上記の本発
明に係る光導波路型回折格子素子の特性調整方法を用い
て光導波路型回折格子素子の特性を調整して、光導波路
型回折格子素子を製造することを特徴とする。この製造
方法によれば、光導波路に屈折率変調が形成された後
に、上記の本発明に係る光導波路型回折格子素子の特性
調整方法が用いられて光導波路型回折格子素子の特性が
調整されて、これにより、所望の偏波特性を有する光導
波路型回折格子素子が製造される。
造方法は、光導波路の長手方向に沿って屈折率変調が形
成された光導波路型回折格子素子を製造する方法であっ
て、光導波路に屈折率変調を形成した後に、上記の本発
明に係る光導波路型回折格子素子の特性調整方法を用い
て光導波路型回折格子素子の特性を調整して、光導波路
型回折格子素子を製造することを特徴とする。この製造
方法によれば、光導波路に屈折率変調が形成された後
に、上記の本発明に係る光導波路型回折格子素子の特性
調整方法が用いられて光導波路型回折格子素子の特性が
調整されて、これにより、所望の偏波特性を有する光導
波路型回折格子素子が製造される。
【0011】本発明に係る光導波路型回折格子素子は、
上記の本発明に係る光導波路型回折格子素子の製造方法
により製造されたものであることを特徴とする。また、
本発明に係る光部品は、上記の本発明に係る光導波路型
回折格子素子を含み、この光導波路型回折格子素子によ
り特定波長の光を反射することで、光の合波、分波また
は分散調整を行うことを特徴とする。光導波路型回折格
子素子は上記の製造方法により製造されたものであるか
ら、これら光導波路型回折格子素子または光部品は所望
の偏波特性を有するものとなる。
上記の本発明に係る光導波路型回折格子素子の製造方法
により製造されたものであることを特徴とする。また、
本発明に係る光部品は、上記の本発明に係る光導波路型
回折格子素子を含み、この光導波路型回折格子素子によ
り特定波長の光を反射することで、光の合波、分波また
は分散調整を行うことを特徴とする。光導波路型回折格
子素子は上記の製造方法により製造されたものであるか
ら、これら光導波路型回折格子素子または光部品は所望
の偏波特性を有するものとなる。
【0012】本発明に係る光通信システムは、上記の本
発明に係る光導波路型回折格子素子を含み、信号光を伝
送するとともに、この信号光のうち特定波長のものを光
導波路型回折格子素子により反射することを特徴とす
る。或いは、上記の本発明に係る光部品を含み、信号光
を伝送するとともに、この信号光の合波、分波または分
散調整を光部品により行うことを特徴とする。この光通
信システムは、上記の光導波路型回折格子素子または光
部品を含むものであるから、信号光伝送品質が優れたも
のとなる。
発明に係る光導波路型回折格子素子を含み、信号光を伝
送するとともに、この信号光のうち特定波長のものを光
導波路型回折格子素子により反射することを特徴とす
る。或いは、上記の本発明に係る光部品を含み、信号光
を伝送するとともに、この信号光の合波、分波または分
散調整を光部品により行うことを特徴とする。この光通
信システムは、上記の光導波路型回折格子素子または光
部品を含むものであるから、信号光伝送品質が優れたも
のとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
【0014】図1は、本実施形態に係る光部品100の
構成図である。この図に示される光部品100は、光導
波路型回折格子素子110および光サーキュレータ12
0を備えている。光導波路型回折格子素子110は、石
英系の光ファイバの長手方向に沿って屈折率変調が形成
されたブラッググレーティング素子である。光サーキュ
レータ120は、第1ポート121、第2ポート122
および第3ポート123を有しており、第2ポート12
2が光導波路型回折格子素子110と接続されている。
光サーキュレータ120は、第1ポート121に入力し
た光を第2ポート122に出力し、第2ポート122に
入力した光を第3ポート123に出力する。
構成図である。この図に示される光部品100は、光導
波路型回折格子素子110および光サーキュレータ12
0を備えている。光導波路型回折格子素子110は、石
英系の光ファイバの長手方向に沿って屈折率変調が形成
されたブラッググレーティング素子である。光サーキュ
レータ120は、第1ポート121、第2ポート122
および第3ポート123を有しており、第2ポート12
2が光導波路型回折格子素子110と接続されている。
光サーキュレータ120は、第1ポート121に入力し
た光を第2ポート122に出力し、第2ポート122に
入力した光を第3ポート123に出力する。
【0015】この光部品100は以下のように動作す
る。光部品100の第1端101に光が入力すると、そ
の光は、光サーキュレータ120の第1ポート121に
入力して第2ポート122より出力され、光導波路型回
折格子素子110に入射する。光導波路型回折格子素子
110に入射した光のうち所定波長の光は、光導波路型
回折格子素子110により反射される。この反射された
光は、光サーキュレータ120の第2ポート122に入
力して第3ポート123より出力され、光部品100の
第2端102より出力される。一方、光導波路型回折格
子素子110に入射して透過した光は、光部品100の
第3端103より出力される。
る。光部品100の第1端101に光が入力すると、そ
の光は、光サーキュレータ120の第1ポート121に
入力して第2ポート122より出力され、光導波路型回
折格子素子110に入射する。光導波路型回折格子素子
110に入射した光のうち所定波長の光は、光導波路型
回折格子素子110により反射される。この反射された
光は、光サーキュレータ120の第2ポート122に入
力して第3ポート123より出力され、光部品100の
第2端102より出力される。一方、光導波路型回折格
子素子110に入射して透過した光は、光部品100の
第3端103より出力される。
【0016】すなわち、光部品100の第1端101か
ら第2端102へ光が透過する際の光学的な諸特性(例
えば、透過率、波長分散、偏波モード分散、偏波依存損
失、等)は、光導波路型回折格子素子110において光
が反射する際の光学的な諸特性に依存している。また、
光部品100の第1端101から第3端103へ光が透
過する際の光学的な諸特性は、光導波路型回折格子素子
110において光が透過する際の光学的な諸特性に依存
している。
ら第2端102へ光が透過する際の光学的な諸特性(例
えば、透過率、波長分散、偏波モード分散、偏波依存損
失、等)は、光導波路型回折格子素子110において光
が反射する際の光学的な諸特性に依存している。また、
光部品100の第1端101から第3端103へ光が透
過する際の光学的な諸特性は、光導波路型回折格子素子
110において光が透過する際の光学的な諸特性に依存
している。
【0017】このような光部品100は、第1端101
に入力した光のうち所定波長域の光を第2端102に出
力するとともに、他の波長域の光を第3端103に出力
することができるので、光分波器として用いられ得る。
また、このような光部品100は、第1端101に入力
した所定波長域の光と、第3端103に入力した他の波
長域の光とを合波して、その合波した光を第2端102
に出力することができるので、光合波器としても用いら
れ得る。また、このような光部品100は、第1端10
1に入力して第2端102に出力する光の波長分散を調
整することができるので、分散調整器としても用いられ
得る。
に入力した光のうち所定波長域の光を第2端102に出
力するとともに、他の波長域の光を第3端103に出力
することができるので、光分波器として用いられ得る。
また、このような光部品100は、第1端101に入力
した所定波長域の光と、第3端103に入力した他の波
長域の光とを合波して、その合波した光を第2端102
に出力することができるので、光合波器としても用いら
れ得る。また、このような光部品100は、第1端10
1に入力して第2端102に出力する光の波長分散を調
整することができるので、分散調整器としても用いられ
得る。
【0018】図2は、本実施形態に係る光導波路型回折
格子素子110の説明図である。同図(a)は、光軸に
垂直に光導波路型回折格子素子110を切断したときの
断面を示し、同図(b)は、光軸を含む面で光導波路型
回折格子素子110を切断したときの断面を示す。この
図には、説明の便宜の為にxyz直交座標系も示されて
いる。光導波路型回折格子素子110は、コア領域11
2およびクラッド領域113を含む光ファイバ111に
おいて、そのコア領域112の長手方向に沿った一定範
囲に亘って屈折率変調114が形成されたものである。
格子素子110の説明図である。同図(a)は、光軸に
垂直に光導波路型回折格子素子110を切断したときの
断面を示し、同図(b)は、光軸を含む面で光導波路型
回折格子素子110を切断したときの断面を示す。この
図には、説明の便宜の為にxyz直交座標系も示されて
いる。光導波路型回折格子素子110は、コア領域11
2およびクラッド領域113を含む光ファイバ111に
おいて、そのコア領域112の長手方向に沿った一定範
囲に亘って屈折率変調114が形成されたものである。
【0019】このような光導波路型回折格子素子110
は、石英ガラスをベースとしコア領域112にGeO2
が添加された光ファイバ111を用意し、この光ファイ
バ111に対して側方より空間的に強度変調された紫外
光(例えばKrFエキシマレーザ光減から出力された波
長248nmの紫外レーザ光)を照射して、この紫外光
の空間的な強度分布に応じた屈折率変化を生じさせるこ
とで製造される。
は、石英ガラスをベースとしコア領域112にGeO2
が添加された光ファイバ111を用意し、この光ファイ
バ111に対して側方より空間的に強度変調された紫外
光(例えばKrFエキシマレーザ光減から出力された波
長248nmの紫外レーザ光)を照射して、この紫外光
の空間的な強度分布に応じた屈折率変化を生じさせるこ
とで製造される。
【0020】光導波路型回折格子素子110は、一般
に、その製造の過程で非軸対称性を有するものとなって
いる。すなわち、光ファイバ111のコア領域112の
断面形状が真円ではなく楕円となっている場合があり、
また、光ファイバ111のコア領域112が偏心してい
る場合もあり、これらの理由により、光ファイバ111
は、構造上の非軸対称性に因る複屈折Bgを有している
場合がある。また、光ファイバ111は、応力分布の非
軸対称性に因る複屈折Bsを有している場合もある。さ
らに、光導波路型回折格子素子110は、屈折率変調形
成時の紫外光照射条件により屈折率変調の非軸対称性に
因る複屈折Buvを有している場合がある。このような非
軸対称性に因る複屈折Bg,Bs,Buvを有していると、
光導波路型回折格子素子110およびこれを含む光部品
100は、偏波モード分散や偏波依存損失を有すること
になる。
に、その製造の過程で非軸対称性を有するものとなって
いる。すなわち、光ファイバ111のコア領域112の
断面形状が真円ではなく楕円となっている場合があり、
また、光ファイバ111のコア領域112が偏心してい
る場合もあり、これらの理由により、光ファイバ111
は、構造上の非軸対称性に因る複屈折Bgを有している
場合がある。また、光ファイバ111は、応力分布の非
軸対称性に因る複屈折Bsを有している場合もある。さ
らに、光導波路型回折格子素子110は、屈折率変調形
成時の紫外光照射条件により屈折率変調の非軸対称性に
因る複屈折Buvを有している場合がある。このような非
軸対称性に因る複屈折Bg,Bs,Buvを有していると、
光導波路型回折格子素子110およびこれを含む光部品
100は、偏波モード分散や偏波依存損失を有すること
になる。
【0021】しかし、本実施形態に係る光導波路型回折
格子素子110および光部品110は、以下のようにし
て特性が調整されて製造されているので、所望の偏波特
性を有するものとなっている。図3は、本実施形態に係
る光導波路型回折格子素子の製造方法(および特性調整
方法)の説明図である。
格子素子110および光部品110は、以下のようにし
て特性が調整されて製造されているので、所望の偏波特
性を有するものとなっている。図3は、本実施形態に係
る光導波路型回折格子素子の製造方法(および特性調整
方法)の説明図である。
【0022】初めに光ファイバ111が用意され(ステ
ップS1)、この光ファイバ111に対して屈折率変調
114が形成される(ステップS2)。ステップS2で
は、位相格子法または二光束干渉法により屈折率変調1
14が形成される。これにより光導波路型回折格子素子
110が一旦製造される。その後、光導波路型回折格子
素子110の偏波特性が測定されて、光導波路型回折格
子素子110の複屈折の方位が求められる(ステップS
3)。そして、この求められた複屈折の方位に応じた照
射方向より、光ファイバ111の長手方向に垂直な方位
の偏光成分を含む偏光した屈折率変化誘起光が光ファイ
バ111に照射され、この照射に因り光ファイバ111
に新たな複屈折が生じる(ステップS4)。この新たな
複屈折は、既に存在していた複屈折Bg,Bs,Buvを打
ち消すように作用するものである。これにより、光導波
路型回折格子素子110の偏波特性が調整され、所望の
偏波特性を有する光導波路型回折格子素子110が製造
される。
ップS1)、この光ファイバ111に対して屈折率変調
114が形成される(ステップS2)。ステップS2で
は、位相格子法または二光束干渉法により屈折率変調1
14が形成される。これにより光導波路型回折格子素子
110が一旦製造される。その後、光導波路型回折格子
素子110の偏波特性が測定されて、光導波路型回折格
子素子110の複屈折の方位が求められる(ステップS
3)。そして、この求められた複屈折の方位に応じた照
射方向より、光ファイバ111の長手方向に垂直な方位
の偏光成分を含む偏光した屈折率変化誘起光が光ファイ
バ111に照射され、この照射に因り光ファイバ111
に新たな複屈折が生じる(ステップS4)。この新たな
複屈折は、既に存在していた複屈折Bg,Bs,Buvを打
ち消すように作用するものである。これにより、光導波
路型回折格子素子110の偏波特性が調整され、所望の
偏波特性を有する光導波路型回折格子素子110が製造
される。
【0023】上記ステップS3において、光ファイバ1
11に対して側方より荷重を付与しながら光導波路型回
折格子素子110の偏波特性を測定して、光導波路型回
折格子素子110の複屈折の方位を求めるのが好適であ
る。図4は、本実施形態に係る光導波路型回折格子素子
の製造方法(および特性調整方法)における偏波特性測
定の説明図である。この図に示されるように、光導波路
型回折格子素子110は、光導波路型回折格子素子11
0と同一の外径を有していて平行に配置されたダミー材
130とともに、平板131と平板132との間に挟ま
れていて、荷重Wが加えられる。また、光導波路型回折
格子素子110は、両端に設けられたクランプ141,
142により、自己の光軸の周りθ方向に回転可能であ
る。そして、光導波路型回折格子素子110は、θ方向
の各回転角度位置で偏波特性(偏波依存損失または偏波
モード分散)が測定されて、複屈折の方位が求められ
る。
11に対して側方より荷重を付与しながら光導波路型回
折格子素子110の偏波特性を測定して、光導波路型回
折格子素子110の複屈折の方位を求めるのが好適であ
る。図4は、本実施形態に係る光導波路型回折格子素子
の製造方法(および特性調整方法)における偏波特性測
定の説明図である。この図に示されるように、光導波路
型回折格子素子110は、光導波路型回折格子素子11
0と同一の外径を有していて平行に配置されたダミー材
130とともに、平板131と平板132との間に挟ま
れていて、荷重Wが加えられる。また、光導波路型回折
格子素子110は、両端に設けられたクランプ141,
142により、自己の光軸の周りθ方向に回転可能であ
る。そして、光導波路型回折格子素子110は、θ方向
の各回転角度位置で偏波特性(偏波依存損失または偏波
モード分散)が測定されて、複屈折の方位が求められ
る。
【0024】また、上記ステップS4において、光導波
路型回折格子素子110の偏波依存損失および偏波モー
ド分散の何れかをモニタしながら、屈折率変化誘起光を
光ファイバ111に照射するのが好適である。すなわ
ち、屈折率変化誘起光が光ファイバ111に照射される
とともに、光導波路型回折格子素子110の偏波依存損
失および偏波モード分散の何れかがモニタされ、そのモ
ニタ値と所望値とが比較されて、モニタ値が所望値に達
した時点で、屈折率変化誘起光の照射は終了する。この
ようにすることにより、光導波路型回折格子素子110
の偏波特性は確実に所望のものとなる。
路型回折格子素子110の偏波依存損失および偏波モー
ド分散の何れかをモニタしながら、屈折率変化誘起光を
光ファイバ111に照射するのが好適である。すなわ
ち、屈折率変化誘起光が光ファイバ111に照射される
とともに、光導波路型回折格子素子110の偏波依存損
失および偏波モード分散の何れかがモニタされ、そのモ
ニタ値と所望値とが比較されて、モニタ値が所望値に達
した時点で、屈折率変化誘起光の照射は終了する。この
ようにすることにより、光導波路型回折格子素子110
の偏波特性は確実に所望のものとなる。
【0025】なお、ステップS3において、光ファイバ
111の長手方向に沿った各位置において、光ファイバ
111に対して側方より荷重を付与しながら光導波路型
回折格子素子110の偏波特性を測定して、光導波路型
回折格子素子110の複屈折の方位の長手方向分布を求
めるのも好適である。この場合には、ステップS4にお
いては、光ファイバ111の長手方向に沿った各位置に
おいて、複屈折の方位に応じた照射方向より屈折率変化
誘起光が光ファイバ111に照射されるのが好適であ
る。
111の長手方向に沿った各位置において、光ファイバ
111に対して側方より荷重を付与しながら光導波路型
回折格子素子110の偏波特性を測定して、光導波路型
回折格子素子110の複屈折の方位の長手方向分布を求
めるのも好適である。この場合には、ステップS4にお
いては、光ファイバ111の長手方向に沿った各位置に
おいて、複屈折の方位に応じた照射方向より屈折率変化
誘起光が光ファイバ111に照射されるのが好適であ
る。
【0026】図5は、本実施形態に係る光導波路型回折
格子素子の製造方法(および特性調整方法)における偏
波特性調整の説明図である。同図(a)および(b)そ
れぞれにおいて、光ファイバ111の複屈折の方向をx
軸としたときに、屈折率変化誘起光UVはx軸に平行に
光ファイバ111に入射する。同図(a)では、屈折率
変化誘起光UVは、光ファイバ111の長手方向に垂直
(すなわち、y軸に平行)な方位の偏光成分のみであ
り、この場合には、偏波特性が効率よく調整される。同
図(b)では、屈折率変化誘起光UVは、光ファイバ1
11の長手方向に垂直(すなわち、y軸に平行)な方位
の偏光成分を含むだけでなく、長手方向に平行な方位の
偏光成分をも含むが、この場合にも、偏波特性が調整さ
れる。
格子素子の製造方法(および特性調整方法)における偏
波特性調整の説明図である。同図(a)および(b)そ
れぞれにおいて、光ファイバ111の複屈折の方向をx
軸としたときに、屈折率変化誘起光UVはx軸に平行に
光ファイバ111に入射する。同図(a)では、屈折率
変化誘起光UVは、光ファイバ111の長手方向に垂直
(すなわち、y軸に平行)な方位の偏光成分のみであ
り、この場合には、偏波特性が効率よく調整される。同
図(b)では、屈折率変化誘起光UVは、光ファイバ1
11の長手方向に垂直(すなわち、y軸に平行)な方位
の偏光成分を含むだけでなく、長手方向に平行な方位の
偏光成分をも含むが、この場合にも、偏波特性が調整さ
れる。
【0027】本実施形態に係る光導波路型回折格子素子
110は、以上のようにして偏波特性が調整されて製造
されたものである。また、本実施形態に係る光部品10
0は、このような光導波路型回折格子素子110を含む
ものである。したがって、光導波路型回折格子素子11
0および光部品100それぞれは、所望の偏波特性を有
するものとなっている。
110は、以上のようにして偏波特性が調整されて製造
されたものである。また、本実施形態に係る光部品10
0は、このような光導波路型回折格子素子110を含む
ものである。したがって、光導波路型回折格子素子11
0および光部品100それぞれは、所望の偏波特性を有
するものとなっている。
【0028】次に、本発明に係る光通信システムの実施
形態について説明する。図6は、本実施形態に係る光通
信システム1の構成図である。この光通信システム1
は、光送信器10、光中継器20および光受信器30を
備えており、光送信器10と光中継器20との間に光フ
ァイバ伝送路40が敷設され、光中継器20と光受信器
30との間に光ファイバ伝送路50が敷設され、また、
光中継器20には光ファイバ伝送路60も接続されてい
る。光中継器20内には光分波器21が設けられてお
り、光受信器30内には分散調整器31および受光部3
2が設けられている。光分波器21および分散調整器3
1それぞれは、上述した本実施形態に係る光部品100
と同様の構成を有する。
形態について説明する。図6は、本実施形態に係る光通
信システム1の構成図である。この光通信システム1
は、光送信器10、光中継器20および光受信器30を
備えており、光送信器10と光中継器20との間に光フ
ァイバ伝送路40が敷設され、光中継器20と光受信器
30との間に光ファイバ伝送路50が敷設され、また、
光中継器20には光ファイバ伝送路60も接続されてい
る。光中継器20内には光分波器21が設けられてお
り、光受信器30内には分散調整器31および受光部3
2が設けられている。光分波器21および分散調整器3
1それぞれは、上述した本実施形態に係る光部品100
と同様の構成を有する。
【0029】光送信器10は、多波長の信号光を多重化
して光ファイバ伝送路40に送出する。光送信器10か
ら光ファイバ伝送路40を伝搬してきて光中継器20に
到達した多波長の信号光は、光中継器20内の光分波器
21により2つの波長域に分波されて、一方の波長域の
信号光は光ファイバ伝送路50に送出され、他方の波長
域の信号光は光ファイバ伝送路60に送出される。光中
継器20から光ファイバ伝送路30を伝搬してきて光受
信器30に到達した多波長の信号光は、光受信器30内
の分散調整器31により分散補償されて、受光部32に
より波長毎に受光される。
して光ファイバ伝送路40に送出する。光送信器10か
ら光ファイバ伝送路40を伝搬してきて光中継器20に
到達した多波長の信号光は、光中継器20内の光分波器
21により2つの波長域に分波されて、一方の波長域の
信号光は光ファイバ伝送路50に送出され、他方の波長
域の信号光は光ファイバ伝送路60に送出される。光中
継器20から光ファイバ伝送路30を伝搬してきて光受
信器30に到達した多波長の信号光は、光受信器30内
の分散調整器31により分散補償されて、受光部32に
より波長毎に受光される。
【0030】このように、本実施形態に係る光通信シス
テム1では、光送信器10から送出された多波長の信号
光は、光中継器20内の光分波器21により分波され
て、一方の波長域の信号光が光受信器30に到達する。
また、光送信器10から光受信器30に到達する信号光
は、光受信器30内の分散調整器31により分散補償さ
れる。特に、本実施形態に係る光通信システム1では、
上述した本実施形態に係る光部品100と同様の構成を
有する光分波器21および分散調整器31が用いられて
いるので、偏波モード分散または偏波依存損失が調整さ
れて、信号光の伝送品質が優れたものとなる。
テム1では、光送信器10から送出された多波長の信号
光は、光中継器20内の光分波器21により分波され
て、一方の波長域の信号光が光受信器30に到達する。
また、光送信器10から光受信器30に到達する信号光
は、光受信器30内の分散調整器31により分散補償さ
れる。特に、本実施形態に係る光通信システム1では、
上述した本実施形態に係る光部品100と同様の構成を
有する光分波器21および分散調整器31が用いられて
いるので、偏波モード分散または偏波依存損失が調整さ
れて、信号光の伝送品質が優れたものとなる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
よれば、光導波路型回折格子素子の偏波特性が測定され
て、光導波路型回折格子素子の複屈折の方位が求めら
れ、続いて、先に求められた複屈折の方位に応じた照射
方向より、光導波路の長手方向に垂直な方位の偏光成分
を含む屈折率変化誘起光が光導波路に照射され、この照
射に因り光導波路に複屈折を生じて光導波路型回折格子
素子の特性が調整される。このようにして、所望の特性
を有するよう光導波路型回折格子素子が調整され、或い
は、所望の特性を有する光導波路型回折格子素子が製造
される。
よれば、光導波路型回折格子素子の偏波特性が測定され
て、光導波路型回折格子素子の複屈折の方位が求めら
れ、続いて、先に求められた複屈折の方位に応じた照射
方向より、光導波路の長手方向に垂直な方位の偏光成分
を含む屈折率変化誘起光が光導波路に照射され、この照
射に因り光導波路に複屈折を生じて光導波路型回折格子
素子の特性が調整される。このようにして、所望の特性
を有するよう光導波路型回折格子素子が調整され、或い
は、所望の特性を有する光導波路型回折格子素子が製造
される。
【図1】本実施形態に係る光部品100の構成図であ
る。
る。
【図2】本実施形態に係る光導波路型回折格子素子11
0の説明図である。
0の説明図である。
【図3】本実施形態に係る光導波路型回折格子素子の製
造方法(および特性調整方法)の説明図である。
造方法(および特性調整方法)の説明図である。
【図4】本実施形態に係る光導波路型回折格子素子の製
造方法(および特性調整方法)における偏波特性測定の
説明図である。
造方法(および特性調整方法)における偏波特性測定の
説明図である。
【図5】本実施形態に係る光導波路型回折格子素子の製
造方法(および特性調整方法)における偏波特性調整の
説明図である。
造方法(および特性調整方法)における偏波特性調整の
説明図である。
【図6】本実施形態に係る光通信システム1の構成図で
ある。
ある。
1…光通信システム、10…光送信器、20…光中継
器、30…光受信器、100…光部品、110…光導波
路型回折格子素子、111…光ファイバ、120…光サ
ーキュレータ。
器、30…光受信器、100…光部品、110…光導波
路型回折格子素子、111…光ファイバ、120…光サ
ーキュレータ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 井上 享
神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電
気工業株式会社横浜製作所内
Fターム(参考) 2H049 AA01 AA34 AA45 AA59 AA62
AA68
2H050 AA01 AB05X AC82 AC84
AD00
Claims (11)
- 【請求項1】 光導波路の長手方向に沿って屈折率変調
が形成された光導波路型回折格子素子の特性を調整する
方法であって、 前記光導波路型回折格子素子の偏波特性を測定して、前
記光導波路型回折格子素子の複屈折の方位を求める第1
ステップと、 前記第1ステップにおいて求めた複屈折の方位に応じた
照射方向より、前記光導波路の前記長手方向に垂直な方
位の偏光成分を含む屈折率変化誘起光を前記光導波路に
照射し、この照射に因り前記光導波路に複屈折を生じさ
せて前記光導波路型回折格子素子の特性を調整する第2
ステップと、 を備えることを特徴とする光導波路型回折格子素子の特
性調整方法。 - 【請求項2】 前記第2ステップにおいて、前記光導波
路の前記長手方向に垂直な方位に偏光した屈折率変化誘
起光を前記光導波路に照射する、ことを特徴とする請求
項1記載の光導波路型回折格子素子の特性調整方法。 - 【請求項3】 前記第1ステップにおいて、前記光導波
路に対して側方より荷重を付与しながら前記光導波路型
回折格子素子の偏波特性を測定して、前記光導波路型回
折格子素子の複屈折の方位を求める、ことを特徴とする
請求項1記載の光導波路型回折格子素子の特性調整方
法。 - 【請求項4】 前記第1ステップにおいて、前記光導波
路の長手方向に沿った各位置において前記光導波路に対
して側方より荷重を付与しながら前記光導波路型回折格
子素子の偏波特性を測定して、前記光導波路型回折格子
素子の複屈折の方位の長手方向分布を求める、ことを特
徴とする請求項3記載の光導波路型回折格子素子の特性
調整方法。 - 【請求項5】 前記第1ステップにおいて、前記光導波
路型回折格子素子の偏波依存損失および偏波モード分散
の何れかを測定して、前記光導波路型回折格子素子の複
屈折の方位を求める、ことを特徴とする請求項1記載の
光導波路型回折格子素子の特性調整方法。 - 【請求項6】 前記第2ステップにおいて、前記光導波
路型回折格子素子の偏波依存損失および偏波モード分散
の何れかをモニタしながら、前記屈折率変化誘起光を前
記光導波路に照射する、ことを特徴とする請求項1記載
の光導波路型回折格子素子の特性調整方法。 - 【請求項7】 光導波路の長手方向に沿って屈折率変調
が形成された光導波路型回折格子素子を製造する方法で
あって、 前記光導波路に前記屈折率変調を形成した後に、請求項
1記載の光導波路型回折格子素子の特性調整方法を用い
て前記光導波路型回折格子素子の特性を調整して、前記
光導波路型回折格子素子を製造する、ことを特徴とする
光導波路型回折格子素子の製造方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の光導波路型回折格子素子
の製造方法により製造されたものであることを特徴とす
る光導波路型回折格子素子。 - 【請求項9】 請求項8記載の光導波路型回折格子素子
を含み、この光導波路型回折格子素子により特定波長の
光を反射することで、光の合波、分波または分散調整を
行うことを特徴とする光部品。 - 【請求項10】 請求項8記載の光導波路型回折格子素
子を含み、信号光を伝送するとともに、この信号光のう
ち特定波長のものを前記光導波路型回折格子素子により
反射することを特徴とする光通信システム。 - 【請求項11】 請求項9記載の光部品を含み、信号光
を伝送するとともに、この信号光の合波、分波または分
散調整を前記光部品により行うことを特徴とする光通信
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002264506A JP2003307635A (ja) | 2002-02-13 | 2002-09-10 | 光導波路型回折格子素子の特性調整方法および製造方法、光導波路型回折格子素子、光部品ならびに光通信システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002035864 | 2002-02-13 | ||
| JP2002-35864 | 2002-02-13 | ||
| JP2002264506A JP2003307635A (ja) | 2002-02-13 | 2002-09-10 | 光導波路型回折格子素子の特性調整方法および製造方法、光導波路型回折格子素子、光部品ならびに光通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003307635A true JP2003307635A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29405125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002264506A Pending JP2003307635A (ja) | 2002-02-13 | 2002-09-10 | 光導波路型回折格子素子の特性調整方法および製造方法、光導波路型回折格子素子、光部品ならびに光通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003307635A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119045188A (zh) * | 2024-08-22 | 2024-11-29 | 广州市行动者科技有限责任公司 | 基于自适应算法的光波导衍射效率优化方法及系统 |
-
2002
- 2002-09-10 JP JP2002264506A patent/JP2003307635A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119045188A (zh) * | 2024-08-22 | 2024-11-29 | 广州市行动者科技有限责任公司 | 基于自适应算法的光波导衍射效率优化方法及系统 |
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