JP2003307918A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置Info
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- JP2003307918A JP2003307918A JP2002111405A JP2002111405A JP2003307918A JP 2003307918 A JP2003307918 A JP 2003307918A JP 2002111405 A JP2002111405 A JP 2002111405A JP 2002111405 A JP2002111405 A JP 2002111405A JP 2003307918 A JP2003307918 A JP 2003307918A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像剤の透磁率変化を検知することによりト
ナー濃度を制御するトナー濃度センサーを備えた現像装
置において、 現像剤がかさ密度変動を起こしたとして
も、正確なトナー濃度制御を行うことができるようにす
る。 【解決手段】 トナー濃度センサー43を攪拌室R2の
攪拌スクリュー37の近傍で、現像剤攪拌時にトナー濃
度センサーの検知面43aを流れる現像剤の流速が一定
であり、かつその流動が規則的であるような部位に配置
し、トナー濃度センサー43の設置位置およびその近傍
領域Aにおける現像剤流路の断面積を、領域Aにおける
現像容器43の天板51を下方に下げることにより、そ
れ以外の現像剤流路の断面積に比べ小さくし、また攪拌
スクリュー37の径を領域Aだけ小径にする。
ナー濃度を制御するトナー濃度センサーを備えた現像装
置において、 現像剤がかさ密度変動を起こしたとして
も、正確なトナー濃度制御を行うことができるようにす
る。 【解決手段】 トナー濃度センサー43を攪拌室R2の
攪拌スクリュー37の近傍で、現像剤攪拌時にトナー濃
度センサーの検知面43aを流れる現像剤の流速が一定
であり、かつその流動が規則的であるような部位に配置
し、トナー濃度センサー43の設置位置およびその近傍
領域Aにおける現像剤流路の断面積を、領域Aにおける
現像容器43の天板51を下方に下げることにより、そ
れ以外の現像剤流路の断面積に比べ小さくし、また攪拌
スクリュー37の径を領域Aだけ小径にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式ある
いは静電記録方式等によって像担持体上に形成された静
電潜像を現像して可視画像を形成する複写機、プリン
タ、記録画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装
置、および該画像形成装置の現像装置に関する。
いは静電記録方式等によって像担持体上に形成された静
電潜像を現像して可視画像を形成する複写機、プリン
タ、記録画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装
置、および該画像形成装置の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像剤担持体の表面に顕画剤とし
ての乾式現像剤を担持し、静電潜像を担持した像担持体
の表面近傍にこの現像剤を搬送供給し、像担持体と現像
剤担持体の間に交互(交番)電界を印加しながら静電潜
像を現像して顕像化する現像装置がよく知られている。
ての乾式現像剤を担持し、静電潜像を担持した像担持体
の表面近傍にこの現像剤を搬送供給し、像担持体と現像
剤担持体の間に交互(交番)電界を印加しながら静電潜
像を現像して顕像化する現像装置がよく知られている。
【0003】なお、上記現像剤担持体は、一般に現像ス
リーブが用いられる場合が多いので、以下の説明では
「現像スリーブ」といい、また、像担持体は一般に感光
体ドラムが用いられる場合が多いので、以下の説明で
は、「感光体ドラム」という。
リーブが用いられる場合が多いので、以下の説明では
「現像スリーブ」といい、また、像担持体は一般に感光
体ドラムが用いられる場合が多いので、以下の説明で
は、「感光体ドラム」という。
【0004】上記現像方法として、従来から、例えば2
成分系組成(キャリア粒子とトナー粒子)からなる現像
剤(2成分現像剤)により、内部に磁界発生手段である
磁石を配置した現像スリーブの表面に磁気ブラシを形成
させ、微小な現像間隙を保持して対向させた感光体ドラ
ムにこの磁気ブラシを摺擦または近接させ、そして現像
スリーブと感光体ドラム間(S−D間)に連続的に交互
電界を印加することによってトナー粒子の現像スリーブ
側から感光体ドラム側への転移および逆転移を繰り返し
て行わせて現像を行う、いわゆる磁気ブラシ現像法が知
られている。(例えば、特開昭55−32060号公
報、特開昭59−165082号公報参照)。
成分系組成(キャリア粒子とトナー粒子)からなる現像
剤(2成分現像剤)により、内部に磁界発生手段である
磁石を配置した現像スリーブの表面に磁気ブラシを形成
させ、微小な現像間隙を保持して対向させた感光体ドラ
ムにこの磁気ブラシを摺擦または近接させ、そして現像
スリーブと感光体ドラム間(S−D間)に連続的に交互
電界を印加することによってトナー粒子の現像スリーブ
側から感光体ドラム側への転移および逆転移を繰り返し
て行わせて現像を行う、いわゆる磁気ブラシ現像法が知
られている。(例えば、特開昭55−32060号公
報、特開昭59−165082号公報参照)。
【0005】図8に示すように、上記2成分磁気ブラシ
現像用の現像装置18は、隔壁19によって現像剤流路
である現像室R1と攪拌室R2に区画された現像容器1
8aを備えており、現像室R1と攪拌室R2はそれぞれ
攪拌搬送部材である攪拌搬送スクリュー23、24が回
転可能に収容されている。現像室R1の開口部には、所
定の方向に回転する感光体ドラム3と微小間隔をおい
て、所定の方向に回転する現像スリーブ25が対向配置
され、その内部には磁石29が固定配置されている。
現像用の現像装置18は、隔壁19によって現像剤流路
である現像室R1と攪拌室R2に区画された現像容器1
8aを備えており、現像室R1と攪拌室R2はそれぞれ
攪拌搬送部材である攪拌搬送スクリュー23、24が回
転可能に収容されている。現像室R1の開口部には、所
定の方向に回転する感光体ドラム3と微小間隔をおい
て、所定の方向に回転する現像スリーブ25が対向配置
され、その内部には磁石29が固定配置されている。
【0006】現像容器18a内にはトナー粒子と磁性キ
ャリアが混合された現像剤22が収容されており、トナ
ー粒子と磁性キャリアの混合比(以下「T/C比」とい
う)は、現像により消費されたトナーに見合った量のト
ナーが、補給用トナーの収容されているトナー貯蔵室2
1から落下補給されることで一定に保っている。
ャリアが混合された現像剤22が収容されており、トナ
ー粒子と磁性キャリアの混合比(以下「T/C比」とい
う)は、現像により消費されたトナーに見合った量のト
ナーが、補給用トナーの収容されているトナー貯蔵室2
1から落下補給されることで一定に保っている。
【0007】落下補給されたトナーは、攪拌室R2内の
スクリュー24による攪拌によって現像容器18a中の
現像剤22と攪拌され、搬送される。現像室R1内の搬
送スクリュー23の現像剤搬送方向とは逆に現像容器長
手方向に沿って搬送する。隔壁19には図中手前側と奥
側に開口が設けられており、この開口で現像剤の受け渡
しが行われる。
スクリュー24による攪拌によって現像容器18a中の
現像剤22と攪拌され、搬送される。現像室R1内の搬
送スクリュー23の現像剤搬送方向とは逆に現像容器長
手方向に沿って搬送する。隔壁19には図中手前側と奥
側に開口が設けられており、この開口で現像剤の受け渡
しが行われる。
【0008】ところで、現像容器18a中の2成分現像
剤のT/C比の維持は、出力画像の安定化に非常に重要
であり、その検知、維持方法は従来さまざまな方式が提
案されている。
剤のT/C比の維持は、出力画像の安定化に非常に重要
であり、その検知、維持方法は従来さまざまな方式が提
案されている。
【0009】例えば、感光体ドラム周辺に検知手段を設
け、感光体ドラム上の現像トナー像に光を照射し、この
ときの透過光あるいは反射光からトナー補給量を調整
し、その結果としてT/C比を検知する方式、現像スリ
ーブ近傍に検知手段を設け、現像スリーブ上に塗布され
た現像剤に光を照射したときの反射光からT/C比を検
知する方式、また現像容器中にセンサーを設け、コイル
のインダクタンスを利用してセンサー近傍の一定体積内
の現像剤の見掛け透磁率変化を検知し、T/C比を検知
する方式が提案され、実用化されている。
け、感光体ドラム上の現像トナー像に光を照射し、この
ときの透過光あるいは反射光からトナー補給量を調整
し、その結果としてT/C比を検知する方式、現像スリ
ーブ近傍に検知手段を設け、現像スリーブ上に塗布され
た現像剤に光を照射したときの反射光からT/C比を検
知する方式、また現像容器中にセンサーを設け、コイル
のインダクタンスを利用してセンサー近傍の一定体積内
の現像剤の見掛け透磁率変化を検知し、T/C比を検知
する方式が提案され、実用化されている。
【0010】しかし、感光体ドラム上の現像トナー量か
らT/C比を維持する方式は、例えば、感光体ドラムと
現像スリーブとの間隙や、潜像電位の変動等により現像
容器中の現像剤のT/C比とは関係なく現像トナー量が
変動してしまい、その結果適正なトナー補給ができない
という問題があり、また現像スリーブ上に塗布された現
像剤に光を照射した時の反射光からT/C比を検知する
方式は、高湿環境下等でトナーの帯電量が低下したとき
等に生じるトナー飛散により反射光検知手段表面が汚れ
てしまった場合に、正確なT/C比を検知できない問題
がある。
らT/C比を維持する方式は、例えば、感光体ドラムと
現像スリーブとの間隙や、潜像電位の変動等により現像
容器中の現像剤のT/C比とは関係なく現像トナー量が
変動してしまい、その結果適正なトナー補給ができない
という問題があり、また現像スリーブ上に塗布された現
像剤に光を照射した時の反射光からT/C比を検知する
方式は、高湿環境下等でトナーの帯電量が低下したとき
等に生じるトナー飛散により反射光検知手段表面が汚れ
てしまった場合に、正確なT/C比を検知できない問題
がある。
【0011】これらに対し、コイルのインダクタンスを
利用してセンサー近傍の一定体積内の現像剤の透磁率変
化を検知し、T/C比を検知する方式のセンサー(以下
「トナー濃度検知センサー」という)は、センサー単体
のコストが安価なことに加え、上記のようなスペースの
問題、トナー飛散による汚れの問題の影響を受けないた
め、低コスト、小スペースの複写機、あるいはプリンタ
などの画像形成装置に最適なT/C比検知手段といえ
る。
利用してセンサー近傍の一定体積内の現像剤の透磁率変
化を検知し、T/C比を検知する方式のセンサー(以下
「トナー濃度検知センサー」という)は、センサー単体
のコストが安価なことに加え、上記のようなスペースの
問題、トナー飛散による汚れの問題の影響を受けないた
め、低コスト、小スペースの複写機、あるいはプリンタ
などの画像形成装置に最適なT/C比検知手段といえ
る。
【0012】上記現像剤の透磁率変化を利用したトナー
濃度検知センサーは、例えば一定体積中の現像剤の透磁
率が大きくなった時は、現像剤のT/C比が低くなった
と判断し、トナー補給を開始させ、逆に透磁率が小さく
なった場合、現像剤のT/C比が高くなったと判断し、
トナー補給を停止するようなシーケンスに基づき現像剤
のT/C比を制御する。
濃度検知センサーは、例えば一定体積中の現像剤の透磁
率が大きくなった時は、現像剤のT/C比が低くなった
と判断し、トナー補給を開始させ、逆に透磁率が小さく
なった場合、現像剤のT/C比が高くなったと判断し、
トナー補給を停止するようなシーケンスに基づき現像剤
のT/C比を制御する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような一定体積内の現像剤に含まれるキャリアの見掛け
透磁率μ変化を検知する方式のトナー濃度検知センサー
は、何らかの影響により、現像剤そのもののかさ密度が
変わってしまった場合、かさ密度変化に伴い、現像剤の
見掛け透磁率も変化してしまうため、透磁率変化に対応
してセンサー出力も変化してしまう問題点を有する。
ような一定体積内の現像剤に含まれるキャリアの見掛け
透磁率μ変化を検知する方式のトナー濃度検知センサー
は、何らかの影響により、現像剤そのもののかさ密度が
変わってしまった場合、かさ密度変化に伴い、現像剤の
見掛け透磁率も変化してしまうため、透磁率変化に対応
してセンサー出力も変化してしまう問題点を有する。
【0014】つまり、図8において、現像容器18a中
のT/C比は一定なのに、現像容器18a中でかさ密度
が変化してしまうことは、トナー濃度検知センサー近傍
一定体積内の現像剤(キャリア)量が変わってしまうた
め、そのときの透磁率変化がセンサー出力に出てしまう
こととなる。その結果、トナーを消費していないのにト
ナーが減ったことを示すセンサー出力を出してしまい、
トナーを補給してしまう、あるいはトナー量が減ってい
るにも拘わらず、トナーが減っていないようなセンサー
出力を出してしまいトナー補給を行わないなどの問題が
起こる。
のT/C比は一定なのに、現像容器18a中でかさ密度
が変化してしまうことは、トナー濃度検知センサー近傍
一定体積内の現像剤(キャリア)量が変わってしまうた
め、そのときの透磁率変化がセンサー出力に出てしまう
こととなる。その結果、トナーを消費していないのにト
ナーが減ったことを示すセンサー出力を出してしまい、
トナーを補給してしまう、あるいはトナー量が減ってい
るにも拘わらず、トナーが減っていないようなセンサー
出力を出してしまいトナー補給を行わないなどの問題が
起こる。
【0015】前者の場合、トナー過補給により、画像濃
度が濃くなる問題や、トナー量増加に伴い現像剤量が増
加し、現像剤が現像容器から溢れてしまう問題、あるい
は現像剤中のトナー比率の増加に伴うトナー帯電量低下
によるトナー飛散などの問題を引き起こす。
度が濃くなる問題や、トナー量増加に伴い現像剤量が増
加し、現像剤が現像容器から溢れてしまう問題、あるい
は現像剤中のトナー比率の増加に伴うトナー帯電量低下
によるトナー飛散などの問題を引き起こす。
【0016】一方、後者の場合は、現像剤中のトナー量
減少による画像劣化、画像濃度薄、あるいはトナー帯電
量増加による画像濃度薄等の問題を引き起こす。
減少による画像劣化、画像濃度薄、あるいはトナー帯電
量増加による画像濃度薄等の問題を引き起こす。
【0017】上記問題は、前述した現像方式で使用され
る現像装置、現像剤の系において、本発明者らの詳細な
検討の結果、主に以下の3つの現象に起因するものであ
ることが分かった。
る現像装置、現像剤の系において、本発明者らの詳細な
検討の結果、主に以下の3つの現象に起因するものであ
ることが分かった。
【0018】第1の現象は、従来一般的に使用される粉
砕トナーに起因するもので、粉砕トナーは個々のトナー
形状が凸凹で、個々に異なることから静止状態、あるい
は流動状態、放置状態において、現像剤のかさ密度の変
動を引き起こし易く、しかも長期使用によるトナー形状
変化が引き起こすかさ密度変動が大きい。
砕トナーに起因するもので、粉砕トナーは個々のトナー
形状が凸凹で、個々に異なることから静止状態、あるい
は流動状態、放置状態において、現像剤のかさ密度の変
動を引き起こし易く、しかも長期使用によるトナー形状
変化が引き起こすかさ密度変動が大きい。
【0019】第2の現象は、現像スリーブが感光体ドラ
ムに対して順方向に回転し、さらに現像スリーブ上での
現像剤のコートムラを防止するために、現像スリーブの
規制ブレード近傍で現像剤を溜め、現像剤圧縮を行う構
成に起因する。
ムに対して順方向に回転し、さらに現像スリーブ上での
現像剤のコートムラを防止するために、現像スリーブの
規制ブレード近傍で現像剤を溜め、現像剤圧縮を行う構
成に起因する。
【0020】従来、一般に使用される現像スリーブは感
光体ドラムに対して順方向に回転し、さらに現像スリー
ブ上での現像剤のコートムラを防止するために、現像ス
リーブの規制ブレード近傍で現像剤を溜め、現像剤圧縮
を行う構成のため現像剤は現像器が稼働すればするほ
ど、徐々に機械的に圧縮される。
光体ドラムに対して順方向に回転し、さらに現像スリー
ブ上での現像剤のコートムラを防止するために、現像ス
リーブの規制ブレード近傍で現像剤を溜め、現像剤圧縮
を行う構成のため現像剤は現像器が稼働すればするほ
ど、徐々に機械的に圧縮される。
【0021】また、図8において、現像スリーブ25は
感光体ドラム3に対して順方向に回転するため、現像ス
リーブ25は磁石29の作用により現像容器18aから
現像剤を汲み上げなければならず、磁石29の磁極N
2、S2極に高い磁力のマグネットを用い、その作用に
より現像剤22を汲み上げることから、現像スリーブ2
5と規制ブレード28間の磁気拘束力が強まり、現像剤
22は機械的、磁気的に圧縮され、その結果トナーの形
状変化による現像剤のかさ密度変化、あるいは外添剤の
埋め込まれによるかさ密度変化が生じ、それに伴い一定
体積中の現像剤の透磁率変化などを引き起こしてしま
う。
感光体ドラム3に対して順方向に回転するため、現像ス
リーブ25は磁石29の作用により現像容器18aから
現像剤を汲み上げなければならず、磁石29の磁極N
2、S2極に高い磁力のマグネットを用い、その作用に
より現像剤22を汲み上げることから、現像スリーブ2
5と規制ブレード28間の磁気拘束力が強まり、現像剤
22は機械的、磁気的に圧縮され、その結果トナーの形
状変化による現像剤のかさ密度変化、あるいは外添剤の
埋め込まれによるかさ密度変化が生じ、それに伴い一定
体積中の現像剤の透磁率変化などを引き起こしてしま
う。
【0022】第3の現象は、トナー帯電量の変動に関す
る問題である。特に上記構成では、現像スリーブ25の
規制ブレード28近傍の現像剤溜まり部に現像剤が詰ま
り、現像剤が圧縮されやすい状況であると、現像スリー
ブ25が回転することによる現像剤同士の摩擦力も増
え、現像スリーブ25が回転すればするほどトナー帯電
量が増え、初期トナー帯電量からのトナー帯電量変化が
大きくなってしまうためである。トナー帯電量の変動が
大きいことは、現像剤間の反発力の変化量が大きいこと
を示す。現像剤間の反発力はトナー帯電量が大きいほど
反発しやすく、反発によって現像剤間が広がるため現像
剤のかさ密度が減少してしまう。
る問題である。特に上記構成では、現像スリーブ25の
規制ブレード28近傍の現像剤溜まり部に現像剤が詰ま
り、現像剤が圧縮されやすい状況であると、現像スリー
ブ25が回転することによる現像剤同士の摩擦力も増
え、現像スリーブ25が回転すればするほどトナー帯電
量が増え、初期トナー帯電量からのトナー帯電量変化が
大きくなってしまうためである。トナー帯電量の変動が
大きいことは、現像剤間の反発力の変化量が大きいこと
を示す。現像剤間の反発力はトナー帯電量が大きいほど
反発しやすく、反発によって現像剤間が広がるため現像
剤のかさ密度が減少してしまう。
【0023】上記3点の現象は共に現像剤のかさ密度変
化が大きいことを示すため、上記の現像器、現像剤構成
ではトナー濃度検知センサーの使いこなしが困難なこと
が分かる。
化が大きいことを示すため、上記の現像器、現像剤構成
ではトナー濃度検知センサーの使いこなしが困難なこと
が分かる。
【0024】このようなかさ密度変動によるセンサーの
誤検知を防止するため、特開昭60−14775号公報
にて開示されているように、スクレーパーに対し、セン
サーの検出面に角度をつけることで、現像剤かさ密度変
化を抑えるように現像剤を圧迫する方法があるが、現像
剤劣化、トナー帯電量変化、環境の温湿度変化などによ
り現像剤の流動性が悪くなった場合、センサー面上を流
れる現像剤の流速が落ち、センサーのT/C比追従性が
悪くなったり、現像剤が詰まったりする問題が起こる。
誤検知を防止するため、特開昭60−14775号公報
にて開示されているように、スクレーパーに対し、セン
サーの検出面に角度をつけることで、現像剤かさ密度変
化を抑えるように現像剤を圧迫する方法があるが、現像
剤劣化、トナー帯電量変化、環境の温湿度変化などによ
り現像剤の流動性が悪くなった場合、センサー面上を流
れる現像剤の流速が落ち、センサーのT/C比追従性が
悪くなったり、現像剤が詰まったりする問題が起こる。
【0025】従って、本発明の目的は、現像剤がかさ密
度変動を起こしたとしても、正確なトナー濃度制御を行
うことのできる現像装置および画像形成装置を提供する
ことである。
度変動を起こしたとしても、正確なトナー濃度制御を行
うことのできる現像装置および画像形成装置を提供する
ことである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置および画像形成装置にて達成される。要約すれ
ば、本発明は、非磁性トナーおよび磁性キャリアを含む
2成分現像剤をを収容し、現像剤流路を含む現像容器
と、2成分現像剤を攪拌搬送するために前記現像容器内
に配置された攪拌搬送部材と、該攪拌搬送部材の最外郭
面より外側でかつ近接して、2成分現像剤のトナー濃度
変化を透磁率変化として検知するトナー濃度検知手段と
を有する現像装置において、前記トナー濃度検知手段を
前記攪拌搬送部材の近傍で、現像剤攪拌時に前記トナー
濃度検知手段の検知面を流れる現像剤の流速が一定であ
り、かつその流動が規則的である部位に設置し、前記ト
ナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍領域におけ
る前記現像剤流路の断面積を、それ以外の前記現像剤流
路の断面積に比べて小さくし、前記攪拌搬送部材の径を
前記設置位置およびその近傍領域のみ小径にしたことを
特徴とする現像装置である。
現像装置および画像形成装置にて達成される。要約すれ
ば、本発明は、非磁性トナーおよび磁性キャリアを含む
2成分現像剤をを収容し、現像剤流路を含む現像容器
と、2成分現像剤を攪拌搬送するために前記現像容器内
に配置された攪拌搬送部材と、該攪拌搬送部材の最外郭
面より外側でかつ近接して、2成分現像剤のトナー濃度
変化を透磁率変化として検知するトナー濃度検知手段と
を有する現像装置において、前記トナー濃度検知手段を
前記攪拌搬送部材の近傍で、現像剤攪拌時に前記トナー
濃度検知手段の検知面を流れる現像剤の流速が一定であ
り、かつその流動が規則的である部位に設置し、前記ト
ナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍領域におけ
る前記現像剤流路の断面積を、それ以外の前記現像剤流
路の断面積に比べて小さくし、前記攪拌搬送部材の径を
前記設置位置およびその近傍領域のみ小径にしたことを
特徴とする現像装置である。
【0027】本発明による他の態様によれば、静電潜像
が形成される像担持体を有し、該像担持体上に形成され
た静電潜像を可視画像に現像するために、前記像担持体
に対向して非磁性トナーおよび磁性キャリアを含む2成
分現像剤を担持し搬送する、内部に固定磁界発生手段を
配置する回転可能な現像剤担持体と、2成分現像剤を収
容し、現像剤流路を含む現像容器と、2成分現像剤を攪
拌搬送するために前記現像剤流路内に配置された攪拌搬
送部材と、該攪拌搬送部材の最外郭面より外側でかつ近
接して、2成分現像剤のトナー濃度変化を透磁率変化と
して検知するトナー濃度検知手段とを有する現像装置を
備えた画像形成装置において、前記トナー濃度検知手段
を前記攪拌搬送部材の近傍で、現像剤攪拌時に前記トナ
ー濃度検知手段の検知面を流れる現像剤の流速が一定で
あり、かつその流動が規則的である部位に配置し、前記
トナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍領域にお
ける前記現像剤流路の断面積を、それ以外の前記現像剤
流路の断面積に比べて小さくし、前記攪拌搬送部材の径
を前記設置位置およびその近傍領域の小径にしたことを
特徴とする画像形成装置が提供される。
が形成される像担持体を有し、該像担持体上に形成され
た静電潜像を可視画像に現像するために、前記像担持体
に対向して非磁性トナーおよび磁性キャリアを含む2成
分現像剤を担持し搬送する、内部に固定磁界発生手段を
配置する回転可能な現像剤担持体と、2成分現像剤を収
容し、現像剤流路を含む現像容器と、2成分現像剤を攪
拌搬送するために前記現像剤流路内に配置された攪拌搬
送部材と、該攪拌搬送部材の最外郭面より外側でかつ近
接して、2成分現像剤のトナー濃度変化を透磁率変化と
して検知するトナー濃度検知手段とを有する現像装置を
備えた画像形成装置において、前記トナー濃度検知手段
を前記攪拌搬送部材の近傍で、現像剤攪拌時に前記トナ
ー濃度検知手段の検知面を流れる現像剤の流速が一定で
あり、かつその流動が規則的である部位に配置し、前記
トナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍領域にお
ける前記現像剤流路の断面積を、それ以外の前記現像剤
流路の断面積に比べて小さくし、前記攪拌搬送部材の径
を前記設置位置およびその近傍領域の小径にしたことを
特徴とする画像形成装置が提供される。
【0028】上記発明において、前記トナー濃度検知手
段の設置位置およびその近傍領域における前記現像剤流
路上の前記現像容器の天板の高さを下げることが好まし
い。前記トナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍
領域における前記現像剤流路の底面を、前記現像剤流路
側に突出させることが好ましい。前記トナー濃度検知手
段の設置位置およびその近傍領域における前記現像剤流
路の現像容器側壁面を、前記現像剤流路側に突出させこ
とが好ましい。前記トナー濃度検知手段の検出面と前記
攪拌搬送部材の間隔を1mm以下とすることが好まし
い。
段の設置位置およびその近傍領域における前記現像剤流
路上の前記現像容器の天板の高さを下げることが好まし
い。前記トナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍
領域における前記現像剤流路の底面を、前記現像剤流路
側に突出させることが好ましい。前記トナー濃度検知手
段の設置位置およびその近傍領域における前記現像剤流
路の現像容器側壁面を、前記現像剤流路側に突出させこ
とが好ましい。前記トナー濃度検知手段の検出面と前記
攪拌搬送部材の間隔を1mm以下とすることが好まし
い。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置およ
び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。な
お、つぎに説明する実施例にては、本発明は、例えば図
7に示されるような電子写真画像形成装置に具現化され
るものとして説明するが、これに限定されるものではな
い。
び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。な
お、つぎに説明する実施例にては、本発明は、例えば図
7に示されるような電子写真画像形成装置に具現化され
るものとして説明するが、これに限定されるものではな
い。
【0030】図7にて、電子写真画像形成装置は、像担
持体である感光体ドラム3を回転自在に設け、該感光体
ドラム3を一次帯電器4で一様に帯電し、つぎに、例え
ばレーザのような発光素子5によって情報信号を露光し
て静電潜像を形成し、現像装置32で可視像化する。次
に該可視像を転写帯電器6により転写紙7に転写し、更
に定着装置8にて定着して永久画像を得る。また、感光
体ドラム3上の転写残トナーはクリーニング装置9によ
り除去する。
持体である感光体ドラム3を回転自在に設け、該感光体
ドラム3を一次帯電器4で一様に帯電し、つぎに、例え
ばレーザのような発光素子5によって情報信号を露光し
て静電潜像を形成し、現像装置32で可視像化する。次
に該可視像を転写帯電器6により転写紙7に転写し、更
に定着装置8にて定着して永久画像を得る。また、感光
体ドラム3上の転写残トナーはクリーニング装置9によ
り除去する。
【0031】実施例1
本発明の第1実施例について、図1〜図3により説明す
る。
る。
【0032】図1において、現像装置32は現像容器3
1を備え、その内部は隔壁44によって現像剤流路であ
る現像室R1と攪拌室R2に区画され、攪拌室R2の上
方にはトナー貯蔵室R3が設けられ、中には補給用トナ
ー33が収容されている。トナー貯蔵室R3下部にある
補給口34からは、現像で消費されたトナーに見合った
量のトナーが攪拌室R2内に落下補給される。
1を備え、その内部は隔壁44によって現像剤流路であ
る現像室R1と攪拌室R2に区画され、攪拌室R2の上
方にはトナー貯蔵室R3が設けられ、中には補給用トナ
ー33が収容されている。トナー貯蔵室R3下部にある
補給口34からは、現像で消費されたトナーに見合った
量のトナーが攪拌室R2内に落下補給される。
【0033】一方、現像室R1、および攪拌室R2内に
は、上記トナー粒子と磁性キャリアが混合された現像剤
35が収容されている。
は、上記トナー粒子と磁性キャリアが混合された現像剤
35が収容されている。
【0034】現像室R1内には現像剤攪拌、および搬送
性に優れた機能を有するスパイラル形状をした現像剤攪
拌搬送部材である攪拌搬送スクリュー(以下単に「スク
リュー」という)36が収容されており、回転駆動によ
り現像剤を現像剤担持体である現像スリーブ38の長手
方向に沿って搬送する。
性に優れた機能を有するスパイラル形状をした現像剤攪
拌搬送部材である攪拌搬送スクリュー(以下単に「スク
リュー」という)36が収容されており、回転駆動によ
り現像剤を現像剤担持体である現像スリーブ38の長手
方向に沿って搬送する。
【0035】攪拌室R2内には、同様に、スパイラル形
状のスクリュー37が回転可能に収容されており、攪拌
室R2内のスクリュー37による現像剤搬送方向は現像
室R1内のスクリュー36によるそれとは反対方向であ
る。隔壁44には図中手前側と奥側に図に示さない開口
が設けられており、スクリュー36で搬送された現像剤
がこの開口の1つからスクリュー37に受け渡され、ス
クリュー37で搬送された現像剤が上記の開口の他の1
つからスクリュー36に受け渡される。
状のスクリュー37が回転可能に収容されており、攪拌
室R2内のスクリュー37による現像剤搬送方向は現像
室R1内のスクリュー36によるそれとは反対方向であ
る。隔壁44には図中手前側と奥側に図に示さない開口
が設けられており、スクリュー36で搬送された現像剤
がこの開口の1つからスクリュー37に受け渡され、ス
クリュー37で搬送された現像剤が上記の開口の他の1
つからスクリュー36に受け渡される。
【0036】また、現像容器31の感光体ドラム3に近
接する部位には開口部が設けられ、該開口部にアルミニ
ウムや非磁性ステンレス鋼等の材質で、その表面に適度
な凹凸を有する現像剤担持体である現像スリーブ38が
設けられている。
接する部位には開口部が設けられ、該開口部にアルミニ
ウムや非磁性ステンレス鋼等の材質で、その表面に適度
な凹凸を有する現像剤担持体である現像スリーブ38が
設けられている。
【0037】現像スリーブ38は、本実施例において
は、矢印b方向(感光体ドラム3の回転方向と同方向)
に周速度Vbで回転し、現像容器31の開口部上端に設
けられた層厚規制ブレード41にて現像剤が適正な層厚
に規制された後、該現像剤を現像領域に担持搬送する。
現像スリーブ38に担持された現像剤の磁気ブラシは現
像領域で矢印a方向に周速度Vaで回転する感光体ドラ
ム3に接触し、静電潜像はこの現像領域で現像される。
現像スリーブ38の周速度Vbは感光体ドラム周速比1
30〜200%が望ましく、150〜180%ならさら
によい。上記の範囲以下では十分な画像濃度が得られ
ず、またそれ以上では現像剤の飛散が生じる。
は、矢印b方向(感光体ドラム3の回転方向と同方向)
に周速度Vbで回転し、現像容器31の開口部上端に設
けられた層厚規制ブレード41にて現像剤が適正な層厚
に規制された後、該現像剤を現像領域に担持搬送する。
現像スリーブ38に担持された現像剤の磁気ブラシは現
像領域で矢印a方向に周速度Vaで回転する感光体ドラ
ム3に接触し、静電潜像はこの現像領域で現像される。
現像スリーブ38の周速度Vbは感光体ドラム周速比1
30〜200%が望ましく、150〜180%ならさら
によい。上記の範囲以下では十分な画像濃度が得られ
ず、またそれ以上では現像剤の飛散が生じる。
【0038】現像スリーブ38内にはローラ状の磁界発
生手段である磁石42が固定配置されている。この磁石
42は、現像領域39に対向する現像磁極N1を有して
いる。現像磁極N1が、現像領域39に形成する現像磁
界により現像剤の磁気ブラシが形成され、この磁気ブラ
シが感光体ドラム3に接触して静電潜像を現像する。そ
の際、磁気ブラシに付着しているトナーと、スリーブ表
面に付着しているトナーも、該静電潜像の画像領域に転
移して現像する。本実施例では、磁石42は上記現像磁
極N1の他にN2、S1、S2、S3の各搬送極を有し
ている。
生手段である磁石42が固定配置されている。この磁石
42は、現像領域39に対向する現像磁極N1を有して
いる。現像磁極N1が、現像領域39に形成する現像磁
界により現像剤の磁気ブラシが形成され、この磁気ブラ
シが感光体ドラム3に接触して静電潜像を現像する。そ
の際、磁気ブラシに付着しているトナーと、スリーブ表
面に付着しているトナーも、該静電潜像の画像領域に転
移して現像する。本実施例では、磁石42は上記現像磁
極N1の他にN2、S1、S2、S3の各搬送極を有し
ている。
【0039】現像スリーブ38の回転によりS2極にて
塗布された現像剤35は層厚規制ブレード41を通過し
て現像磁極N1に至り、その磁界中に穂立ちした現像剤
が感光体ドラム3上の静電潜像を現像する。その後S2
極、S3極間の反発磁界により現像スリーブ38上の現
像剤は、攪拌室R1内へ落下する。攪拌室R1内に落下
した現像剤はスクリュー36、37により攪拌搬送され
る。
塗布された現像剤35は層厚規制ブレード41を通過し
て現像磁極N1に至り、その磁界中に穂立ちした現像剤
が感光体ドラム3上の静電潜像を現像する。その後S2
極、S3極間の反発磁界により現像スリーブ38上の現
像剤は、攪拌室R1内へ落下する。攪拌室R1内に落下
した現像剤はスクリュー36、37により攪拌搬送され
る。
【0040】本実施例におけるトナー濃度検知手段であ
るインダクタンス検知センサー43は、図1に示すよう
に攪拌室R2の側面でかつスクリュー37に近接した場
所に配置されているが、トナー濃度検知センサー43の
センサー面(検知表面)43aにトナー濃度検知が可能
な程度の現像剤の厚みを有し、かつスクリュー回転時に
現像剤が流動を示す場所であれば別の場所でも構わな
い。
るインダクタンス検知センサー43は、図1に示すよう
に攪拌室R2の側面でかつスクリュー37に近接した場
所に配置されているが、トナー濃度検知センサー43の
センサー面(検知表面)43aにトナー濃度検知が可能
な程度の現像剤の厚みを有し、かつスクリュー回転時に
現像剤が流動を示す場所であれば別の場所でも構わな
い。
【0041】本実施例のトナー濃度検知センサー43
は、「従来の技術」の項で述べたように、コイルのイン
ダクタンスを利用し、現像剤の透磁率を検知するものを
使用する。
は、「従来の技術」の項で述べたように、コイルのイン
ダクタンスを利用し、現像剤の透磁率を検知するものを
使用する。
【0042】つぎに、本発明の特徴部分の構成と、その
効果について詳述する。図2には図1の示した現像装置
32を線X−Xから見た平面図が示される。図3には、
図2の線Y−Yから見た断面図が示される。
効果について詳述する。図2には図1の示した現像装置
32を線X−Xから見た平面図が示される。図3には、
図2の線Y−Yから見た断面図が示される。
【0043】本実施例における現像容器31は、図3に
示すように、トナー濃度センサー43の設置された領域
A(図2参照)における現像容器31の天板(現像容器
の蓋)51を現像剤35の上面よりも低くなるように構
成し、天板51から領域Aを通過する現像剤35に適度
な圧力が掛かるようにしたものである。
示すように、トナー濃度センサー43の設置された領域
A(図2参照)における現像容器31の天板(現像容器
の蓋)51を現像剤35の上面よりも低くなるように構
成し、天板51から領域Aを通過する現像剤35に適度
な圧力が掛かるようにしたものである。
【0044】また、領域A以外の現像剤流路では、トナ
ー濃度検知センサー43を使用した自動トナー補給によ
り補給されたトナーと現像剤との攪拌性を考慮して、図
1に示すように、攪拌室R2内のスクリュー37の頂点
yに対し、現像剤の上面がx=2〜3mm下になるよう
に、現像容器31に収容する初期現像剤量を設定するの
が好ましい。
ー濃度検知センサー43を使用した自動トナー補給によ
り補給されたトナーと現像剤との攪拌性を考慮して、図
1に示すように、攪拌室R2内のスクリュー37の頂点
yに対し、現像剤の上面がx=2〜3mm下になるよう
に、現像容器31に収容する初期現像剤量を設定するの
が好ましい。
【0045】しかし、領域A以外の現像剤の上面をスク
リューの頂点yに対しxmm下にしたままで、領域Aの
部分の現像剤面をスクリュー37よりも上げなければ現
像容器31の天板51で現像剤面を圧縮できない。そこ
で、スクリュー37の径を領域A以外の部分のスクリュ
ーの径に対して小径にし、現像容器31の天板51で現
像剤を圧縮できるようにした。
リューの頂点yに対しxmm下にしたままで、領域Aの
部分の現像剤面をスクリュー37よりも上げなければ現
像容器31の天板51で現像剤面を圧縮できない。そこ
で、スクリュー37の径を領域A以外の部分のスクリュ
ーの径に対して小径にし、現像容器31の天板51で現
像剤を圧縮できるようにした。
【0046】なお、現像容器31の天板51の高さは、
領域Aの部分の現像剤面高さに合わせて設定する。
領域Aの部分の現像剤面高さに合わせて設定する。
【0047】上記のように、スクリューの径を小径にし
ていくと、その部分の現像剤の搬送力が落ちるため、現
像剤が滞留ぎみとなり、領域A以外の現像剤面をスクリ
ューの頂点yに対してxmm下げたままで、領域Aの現
像剤面を小径にしたスクリューよりも上げることができ
る。このとき、滞留ぎみの現像剤面がスクリュー37の
頂点yよりも2〜10mm程度上がっているように領域
Aのスクリュー37の径を設定する。
ていくと、その部分の現像剤の搬送力が落ちるため、現
像剤が滞留ぎみとなり、領域A以外の現像剤面をスクリ
ューの頂点yに対してxmm下げたままで、領域Aの現
像剤面を小径にしたスクリューよりも上げることができ
る。このとき、滞留ぎみの現像剤面がスクリュー37の
頂点yよりも2〜10mm程度上がっているように領域
Aのスクリュー37の径を設定する。
【0048】このスクリューの頂点yの部分で設定され
た現像剤面とスクリューとの間隔に合わせ、領域Aで現
像剤に適当に圧力が掛かるように、現像容器の天板51
は現像剤面とスクリューとの間隔の1/2〜1/4程度
のギャップzで設定すればよい。
た現像剤面とスクリューとの間隔に合わせ、領域Aで現
像剤に適当に圧力が掛かるように、現像容器の天板51
は現像剤面とスクリューとの間隔の1/2〜1/4程度
のギャップzで設定すればよい。
【0049】つまり、トナー形状、現像剤劣化、トナー
帯電量変化、環境温湿度変化により、現像剤の上面変化
が起こったとしても、トナー濃度検知センサーのセンサ
ー面を通過する現像剤は、狭くなった現像剤流路とスク
リューの搬送力により適度に圧縮された状態で搬送さ
れ、かさ密度が変化することがないため、正確にT/C
比を検知することができる。
帯電量変化、環境温湿度変化により、現像剤の上面変化
が起こったとしても、トナー濃度検知センサーのセンサ
ー面を通過する現像剤は、狭くなった現像剤流路とスク
リューの搬送力により適度に圧縮された状態で搬送さ
れ、かさ密度が変化することがないため、正確にT/C
比を検知することができる。
【0050】また、センサー面上の現像剤は、センサー
面上に近接されたスクリューにより強制的に搬送される
ため、現像剤が滞留することはない。
面上に近接されたスクリューにより強制的に搬送される
ため、現像剤が滞留することはない。
【0051】さらに、本発明者らは、Canon製CL
C700の現像器を改造して上記本発明の系(トナー濃
度検知センサー、トナー濃度センサー近傍の現像剤流路
を狭めた系)で空回転耐久試験時のトナー濃度センサー
の出力変動を確認したところ、空回転3時間で、ほぼ一
定の出力を得ることができた。
C700の現像器を改造して上記本発明の系(トナー濃
度検知センサー、トナー濃度センサー近傍の現像剤流路
を狭めた系)で空回転耐久試験時のトナー濃度センサー
の出力変動を確認したところ、空回転3時間で、ほぼ一
定の出力を得ることができた。
【0052】また、Canon製CLC700の現像器
を改造して上記本発明の系(トナー濃度検知センサー、
トナー濃度センサー近傍の現像剤流路を狭めた系)で実
機確認を行ったところ、画像比率の異なる原稿で5万枚
の補給耐久でT/C比を7%を中心に±1%の制御(T
/C比6%になったところでトナー補給開始、T/C比
8%になったところでトナー補給停止)で、5千枚毎に
現像容器中の現像剤のT/C比を確認した結果、図4の
グラフに示すように、T/C比7%を中心に±1%の自
動トナー補給制御を行うことができた。
を改造して上記本発明の系(トナー濃度検知センサー、
トナー濃度センサー近傍の現像剤流路を狭めた系)で実
機確認を行ったところ、画像比率の異なる原稿で5万枚
の補給耐久でT/C比を7%を中心に±1%の制御(T
/C比6%になったところでトナー補給開始、T/C比
8%になったところでトナー補給停止)で、5千枚毎に
現像容器中の現像剤のT/C比を確認した結果、図4の
グラフに示すように、T/C比7%を中心に±1%の自
動トナー補給制御を行うことができた。
【0053】上記のように、本実施例では、現像剤がト
ナー形状の変化、劣化、トナー帯電量変化、環境温湿度
変化によりかさ密度変動を起こしたとしても、コイルの
インダクタンスを利用し、キャリアの透磁率を検知する
トナー濃度検知センサーによって、より正確なT/C比
制御を行うことができる。
ナー形状の変化、劣化、トナー帯電量変化、環境温湿度
変化によりかさ密度変動を起こしたとしても、コイルの
インダクタンスを利用し、キャリアの透磁率を検知する
トナー濃度検知センサーによって、より正確なT/C比
制御を行うことができる。
【0054】実施例2
つぎに、本発明の第2実施例について図5と図6により
説明する。
説明する。
【0055】本実施例では、第1実施例における領域A
を、現像容器31の蓋51だけでなく、現像容器31の
壁面31aと底面31b、および隔壁44の壁面44a
にも肉付けをし、現像剤流路の断面積を領域A以外の現
像剤流路の断面積に対し狭くした。
を、現像容器31の蓋51だけでなく、現像容器31の
壁面31aと底面31b、および隔壁44の壁面44a
にも肉付けをし、現像剤流路の断面積を領域A以外の現
像剤流路の断面積に対し狭くした。
【0056】これにより、トナー濃度センサー43をス
クリュー37に近づけることができ、センサー面上の現
像剤流動性が上がり、正確にT/C比の変化に対し追従
することができる。なお、本発明者らの検討では、スク
リューとセンサー間の距離は1mm以下が好ましい。
クリュー37に近づけることができ、センサー面上の現
像剤流動性が上がり、正確にT/C比の変化に対し追従
することができる。なお、本発明者らの検討では、スク
リューとセンサー間の距離は1mm以下が好ましい。
【0057】さらに、スクリューと現像容器の壁面を近
づけることにより、スクリューと現像容器の壁面との間
にできるだけデッドスペース(スクリューにより現像剤
を搬送できないスペース)に溜まる、現像剤として使用
されない現像剤の量を減らすことができる。
づけることにより、スクリューと現像容器の壁面との間
にできるだけデッドスペース(スクリューにより現像剤
を搬送できないスペース)に溜まる、現像剤として使用
されない現像剤の量を減らすことができる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の現像装置および画像形成装置によれば、トナー濃度検
知手段を攪拌搬送部材の近傍で、現像剤攪拌時に前記ト
ナー濃度検知手段の検知面を流れる現像剤の流速が一定
であり、かつその流動が規則的である部位に設置し、前
記トナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍領域に
おける現像剤流路の断面積を、それ以外の現像剤流路の
断面積に比べて小さくし、前記攪拌搬送部材の径を前記
設置位置およびその近傍領域だけ小径にしたことによ
り、現像剤がかさ密度変動を起こしたとしても、正確な
トナー濃度制御を行うことのでき、良好な画像形成を行
うことができる。
の現像装置および画像形成装置によれば、トナー濃度検
知手段を攪拌搬送部材の近傍で、現像剤攪拌時に前記ト
ナー濃度検知手段の検知面を流れる現像剤の流速が一定
であり、かつその流動が規則的である部位に設置し、前
記トナー濃度検知手段の設置位置およびその近傍領域に
おける現像剤流路の断面積を、それ以外の現像剤流路の
断面積に比べて小さくし、前記攪拌搬送部材の径を前記
設置位置およびその近傍領域だけ小径にしたことによ
り、現像剤がかさ密度変動を起こしたとしても、正確な
トナー濃度制御を行うことのでき、良好な画像形成を行
うことができる。
【図1】本発明が適用される現像装置の第1実施例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】第1実施例に係る図3の現像装置の線Y−Yか
ら見た平面図である。
ら見た平面図である。
【図3】第1実施例に係る図2の現像装置の線X−Xか
ら見た断面図である。
ら見た断面図である。
【図4】第1実施例における5千枚毎の現像容器中のT
/C比の変動を示すグラフである。
/C比の変動を示すグラフである。
【図5】本発明の第2実施例における現像装置を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図6】本発明の第2実施例における現像装置の、図1
の線X−Xから見た平面図である。
の線X−Xから見た平面図である。
【図7】本発明が適用される電子写真画像形成装置の一
例を示す概略構成図である。
例を示す概略構成図である。
【図8】従来の現像装置の一例を示す構成図である。
3 感光体ドラム(像担持体)
31 現像容器
32 現像装置
36、37 スクリュー(攪拌搬送部材)
43 インダクタンス検知センサー(トナー濃
度検知手段) 43a 検知面 R1 現像室(現像剤流路) R2 攪拌室(現像剤流路)
度検知手段) 43a 検知面 R1 現像室(現像剤流路) R2 攪拌室(現像剤流路)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 日比野 勝
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 小澤 一郎
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
Fターム(参考) 2H031 AA05 AA11 AB02 AB09 AC08
AC14 AC18 BA05 BA09 BC03
EA03
2H077 AA12 AB02 AB18 AC02 AD02
AD06 BA08 DA10 DA42 DA52
EA01 FA19
Claims (10)
- 【請求項1】 非磁性トナーおよび磁性キャリアを含む
2成分現像剤を収容する、現像剤流路を含む現像容器
と、2成分現像剤を攪拌搬送するために前記現像剤流路
内に配置された攪拌搬送部材と、該攪拌搬送部材の最外
郭面より外側でかつ近接して、2成分現像剤のトナー濃
度変化を透磁率変化として検知するトナー濃度検知手段
とを有する現像装置において、 前記トナー濃度検知手段を前記攪拌搬送部材の近傍で、
現像剤攪拌時に前記トナー濃度検知手段の検知面を流れ
る現像剤の流速が一定であり、かつその流動が規則的で
ある部位に設置し、前記トナー濃度検知手段の設置位置
およびその近傍領域における前記現像剤流路の断面積
を、それ以外の前記現像剤流路の断面積に比べて小さく
し、前記攪拌搬送部材の径を前記設置位置およびその近
傍領域のみ小径にしたことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 前記トナー濃度検知手段の設置位置およ
びその近傍領域における前記現像剤流路上の前記現像容
器の天板の高さを下げたことを特徴とする請求項1の現
像装置。 - 【請求項3】 前記トナー濃度検知手段の設置位置およ
びその近傍領域における前記現像剤流路の底面を、前記
現像剤流路側に突出させたことを特徴とする請求項1の
現像装置。 - 【請求項4】 前記トナー濃度検知手段の設置位置およ
びその近傍領域における前記現像剤流路の現像容器側壁
面を、前記現像剤流路側に突出させたことを特徴とする
請求項1の現像装置。 - 【請求項5】 前記トナー濃度検知手段検出面と前記攪
拌搬送部材の間隔を1mm以下としたことを特徴とする
請求項1の現像装置。 - 【請求項6】 静電潜像が形成される像担持体を有し、
該像担持体上に形成された静電潜像を可視画像に現像す
るために、前記像担持体に対向して非磁性トナーおよび
磁性キャリアを含む2成分現像剤を担持し搬送する、内
部に固定磁界発生手段を配置する回転可能な現像剤担持
体と、2成分現像剤を収容する、現像剤流路を含む現像
容器と、2成分現像剤を攪拌搬送するために前記現像剤
流路内に配置された攪拌搬送部材と、該攪拌搬送部材の
最外郭面より外側でかつ近接して、2成分現像剤のトナ
ー濃度変化を透磁率変化として検知するトナー濃度検知
手段とを有する現像装置を備えた画像形成装置におい
て、 前記トナー濃度検知手段を前記攪拌搬送部材の近傍で、
現像剤攪拌時に前記トナー濃度検知手段の検知面を流れ
る現像剤の流速が一定であり、かつその流動が規則的で
ある部位に設置し、前記トナー濃度検知手段の設置位置
およびその近傍領域における前記現像剤流路の断面積
を、それ以外の前記現像剤流路の断面積に比べて小さく
し、前記攪拌搬送部材の径を前記設置位置およびその近
傍領域のみ小径にしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記トナー濃度検知手段の設置位置およ
びその近傍領域における前記現像剤流路上の前記現像容
器の天板の高さを下げたことを特徴とする請求項6の画
像形成装置。 - 【請求項8】 前記トナー濃度検知手段の設置位置およ
びその近傍領域における現像剤流路の底面を、前記現像
剤流路側に突出させたことを特徴とする請求項6の画像
形成装置。 - 【請求項9】 前記トナー濃度検知手段の設置位置およ
びその近傍領域における前記現像剤流路の現像容器側壁
面を、前記現像剤流路側に突出させたことを特徴とする
請求項6の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記トナー濃度検知手段の検出面と前
記攪拌搬送部材の間隔を1mm以下としたことを特徴と
する請求項6の画像形成装置。
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