JP2003309168A - 静電吸着ホルダー及び基板処理装置 - Google Patents

静電吸着ホルダー及び基板処理装置

Info

Publication number
JP2003309168A
JP2003309168A JP2002113563A JP2002113563A JP2003309168A JP 2003309168 A JP2003309168 A JP 2003309168A JP 2002113563 A JP2002113563 A JP 2002113563A JP 2002113563 A JP2002113563 A JP 2002113563A JP 2003309168 A JP2003309168 A JP 2003309168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric plate
substrate
holder
adsorption
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002113563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4082924B2 (ja
Inventor
Yasumi Sago
康実 佐護
Kazuaki Kaneko
一秋 金子
Takushi Okada
拓士 岡田
Masayoshi Ikeda
真義 池田
Toshihiro Tachikawa
俊洋 立川
Tadashi Iguchi
忠士 井口
Takashi Kayamoto
隆司 茅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Canon Anelva Corp
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Anelva Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd, Anelva Corp filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2002113563A priority Critical patent/JP4082924B2/ja
Priority to US10/413,136 priority patent/US7220319B2/en
Priority to TW092108720A priority patent/TWI222155B/zh
Priority to KR10-2003-0024084A priority patent/KR100508459B1/ko
Priority to CNB031367755A priority patent/CN1289258C/zh
Publication of JP2003309168A publication Critical patent/JP2003309168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4082924B2 publication Critical patent/JP4082924B2/ja
Priority to US12/470,231 priority patent/USRE42175E1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B11/00Work holders not covered by any preceding group in the subclass, e.g. magnetic work holders, vacuum work holders
    • B25B11/002Magnetic work holders
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P72/00Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
    • H10P72/50Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof for positioning, orientation or alignment
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/23Chucks or sockets with magnetic or electrostatic means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の変形や位置ずれを抑えた優れた性能の
静電吸着ホルダーを提供する。 【解決手段】 吸着電極43に印加された電圧により誘
電体プレート42を誘電分極させ、表面に板状の対象物
9を静電吸着して保持する。誘電体プレート42と吸着
電極43との間には誘電体プレート42と吸着電極43
との中間の熱膨張率を持つ緩和層44が設けられ、吸着
電極43の誘電体プレート42とは反対側には、同様に
中間の熱膨張率を持つ被覆層45が設けられている。誘
電体プレート42はマグネシアより成り、吸着電極43
はアルミニウムより成る。緩和層44及び被覆層45は
アルミニウムとセラミックスの複合材より成る。誘電体
プレート42と緩和層44は、アルミニウムを主成分と
したろう材でろう付けされている。基板処理装置は、静
電吸着ホルダーにより基板9を保持して処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、基板を静電吸
着して保持する静電吸着ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板を静電吸着して保持する静電吸着ホ
ルダーは、基板の表面に所定の処理を施す基板処理の分
野で盛んに使用されている。例えば、LSI(大規模集
積回路)をはじめとする各種半導体デバイスや液晶ディ
スプレイ等の製造においては、製品の元になる基板を処
理する工程が多々存在している。この際、処理の均一性
や再現性のため、処理中に基板を所定の位置に保持すべ
く、静電吸着ホルダーが使用される。例えば、レジスト
パターンをマスクとしたエッチング処理では、プラズマ
中で生成されるイオンや活性種の作用を利用してエッチ
ングが行われる。この際、プラズマに対して最適な空間
位置に基板を保持するため、静電吸着ホルダーが使用さ
れる。静電吸着ホルダーは、大まかには、静電吸着のた
めの電圧が印加される吸着電極と、吸着電極に印加され
た電圧によって誘電分極する部材であって基板が直接接
する部材である誘電体プレートとから構成されている。
基板は、誘電体プレートの表面に誘起された静電気によ
り吸着されて保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した静電吸着ホル
ダーにおいては、吸着した基板が安定した状態であるこ
とが要請される。例えば、基板の処理中に基板の位置が
変化したり基板の姿勢が変化したりすると、処理の再現
性や均一性が低下する問題がある。処理の再現性や均一
性の観点から基板処理の際に問題となるのは、静電吸着
ホルダーの熱変形や熱膨張である。室温より高い温度に
基板を保持して処理したり、基板が処理の際に熱を受け
て温度上昇したりする場合、静電吸着ホルダーも基板と
同様に温度上昇する。この際、静電吸着ホルダーに熱変
形や熱膨張が生ずると、吸着保持している基板にも変形
や位置ずれが生ずる恐れがある。本願の発明は、かかる
課題を解決するため成されたものであり、基板の変形や
位置ずれを抑えた優れた性能の静電吸着ホルダーを提供
する技術的意義がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1記載の発明は、板状の対象物を静電
吸着して保持する静電吸着ホルダーであって、表面が静
電吸着面である誘電体プレートと、誘電体プレートを誘
電分極させる電圧が印加される吸着電極と誘電体プレー
トと吸着電極との間に設けられているとともに誘電体プ
レートと吸着電極との中間の熱膨張率を持つ材料より成
る緩和層と、吸着電極の誘電体プレートとは反対側に設
けられているともに誘電体プレートと吸着電極との中間
の熱膨張率を持つ材料より成る被覆層とを備えていると
いう構成を有する。また、上記課題を解決するため、請
求項2記載の発明は、板状の対象物を静電吸着して保持
する静電吸着ホルダーであって、表面が静電吸着面であ
る誘電体プレートと、誘電体プレートを誘電分極させる
電圧が印加される吸着電極とより成り、誘電体プレート
と吸着電極とは、吸着電極の内部応力とは逆向きの内部
応力を有する緩和層を介在させながら接合されており、
さらに、吸着電極の誘電体プレートとは反対側の表面に
も、吸着電極の内部応力とは逆向きの内部応力を有する
被覆層が形成されており、吸着電極が緩和層と被覆層に
よって挟まれた構造であるという構成を有する。また、
上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記
請求項1又は2の構成において、前記誘電体プレートは
マグネシアより成るものであって前記吸着電極はアルミ
ニウムより成るものであり、前記緩和層及び前記被覆層
はアルミニウムとセラミックスの複合材より成るもので
あるという構成を有する。また、上記課題を解決するた
め、請求項4記載の発明は、前記請求項3の構成におい
て、前記誘電体プレートと前記緩和層とは、アルミニウ
ムを主成分としたろう材でろう付けされているという構
成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項5
記載の発明は、前記請求項3の構成において、前記誘電
体プレートと前記緩和層とは、すず又は鉛を主成分とし
たはんだではんだ付けされているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明
は、前記請求項1又は2いずれかの構成において、前記
誘電体プレートはアルミナより成るものであって前記吸
着電極はアルミニウムより成るものであり、前記緩和層
はアルミニウムとセラミックスの複合材であるという構
成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項7
記載の発明は、前記請求項6の構成において、前記誘電
体プレートと前記緩和層とは、インジウムをろう材とし
てろう付けされているという構成を有する。また、上記
課題を解決するため、請求項8記載の発明は、基板を室
温より高い所定の温度に維持しつつ基板の表面に所定の
処理を施す基板処理装置であって、前記請求項1乃至7
いずれかの静電吸着ホルダーを備えており、当該静電吸
着ホルダーに基板を保持させつつ処理するものであると
いう構成を有する。また、上記課題を解決するため、請
求項9記載の発明は、前記請求項8の構成において、基
板を臨む空間にプラズマを形成するプラズマ形成手段を
備え、プラズマを利用した処理を行うものであるという
構成を有する。また、上記課題を解決するため、請求項
10記載の発明は、前記請求項8又は9の構成におい
て、前記誘電体プレートは、基板が静電吸着される部分
の周囲に段差が設けられていて低くなっており、この低
くなった部分には、静電吸着される基板を取り囲む補正
リングが設けられており、補正リングは、基板の周辺部
における処理の不均一化を防止するものであるという構
成を有する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態につ
いて説明する。まず、静電吸着ホルダーの発明の実施形
態について説明する。図1は、静電吸着ホルダーの発明
の実施形態の正面断面概略図である。図1に示す静電吸
着ホルダーは、ホルダー本体41と、表面が静電吸着面
である誘電体プレート42と、静電吸着用の電圧が印加
される吸着電極43とから主に構成されている。
【0006】本実施形態の静電吸着ホルダーは、全体と
しては台状であり、上面に板状の対象物9を載置して保
持するものである。ホルダー本体41はアルミニウム又
はステンレスなどの金属製である。ホルダー本体41
は、高さの低いほぼ円柱状である。吸着電極43は、ホ
ルダー本体41上に固定されている。図1に示すよう
に、吸着電極43は、下端部の周囲にフランジ状の部分
(以下、電極フランジ)を有する。吸着電極43は、こ
の電極フランジの部分においてホルダー本体41に対し
てネジ止めされることでホルダー本体41に対して固定
されている。尚、吸着電極43は、ホルダー本体41に
対して電気的に短絡された状態で固定されている。
【0007】また、ネジ止めされた電極フランジの部分
を覆うようにして保護リング49が設けられている。保
護リング49は、酸化シリコンのような絶縁物で形成さ
れている。保護リング49は、吸着電極43の側面や電
極フランジの表面を覆って保護するものである。後述す
るように、静電吸着ホルダーがプラズマが存在する環境
下や放電用の電極として使用される場合、保護リング4
9は、吸着電極43の側面や保護リング49の表面をプ
ラズマや放電による損傷から保護する。また、静電吸着
ホルダーが基板処理に使用される場合、基板がシリコン
ウェーハであれば、酸化シリコン製の保護リング49を
設けることで、保護リング49がエッチングされても基
板を汚損する可能性は低くなる。
【0008】誘電体プレート42は、吸着電極43の上
側に位置している。吸着電極43は、図1に示すよう
に、上方に突出した凸部と、その周囲のフランジ状の部
分(以下、フランジ部)とから成っている。誘電体プレ
ート42は、吸着電極43とほぼ同径の円盤状である。
【0009】上記静電吸着ホルダーには、吸着電源40
が接続される。吸着電源40のタイプは、吸着の方式に
よって多少異なるが、本実施形態では、単極式となって
おり、正の直流電源が吸着電源40として採用されてい
る。吸着電源40は、ホルダー本体41に接続されてお
り、ホルダー本体41を介して正の直流電圧を吸着電極
43に印加するようになっている。吸着電極43に電圧
が印加されると、前述したように、誘電体プレート42
に誘電分極が生じ、対象物9が静電吸着される。本実施
形態では、正の直流電圧が印加されるので、誘電体プレ
ート42の表面には正の電荷が誘起され、これにより対
象物9が静電吸着される。
【0010】尚、静電吸着のメカニズムとしては、二つ
のものが知られている。一つは、クーロン力によるもの
であり、もう一つはジョンソンラーベク力によるもので
ある。ジョンソンラーベク力は、微小な領域に電流が集
中することにより生ずる吸着力である。即ち、誘電体プ
レート42の表面や対象物9の裏面は、微視的には小さ
な凹凸があり、対象物9が誘電体プレート42に載置さ
れた際には、これらの凹凸が接触している。吸着電源4
0が動作して誘電体プレート42の表面に電荷が誘起さ
れると、これらの微小な凹凸の接触箇所に電流が集中し
て流れ、この結果、ジョンソンラーベク力による吸着力
が生ずる。本実施形態のような静電吸着ホルダーは、ク
ーロン力よりもジョンソンラーベク力の方が支配的であ
り、主にジョンソンラーベク力により静電吸着が成され
る。但し、ジョンソンラーベク力が支配的であるものに
本願発明が限定される訳ではない。
【0011】さて、本実施形態の静電吸着ホルダーの大
きな特徴点は、静電吸着中に熱による対象物9の変位や
変形を抑えるための効果的な構成を備えている点であ
る。以下、この点について説明する。本実施形態のよう
な静電吸着ホルダーは、室温より高い温度の環境下で対
象物9の保持を行うことが想定されている。これは、後
述するような基板処理装置の場合の他、高温環境下での
試験のために対象物9を吸着保持するような場合があげ
られる。本実施形態の静電吸着ホルダーは、高温状態に
おいても、対象物9の変位や変形が抑制されている。
【0012】具体的に説明すると、まず、図1に示すよ
うに、誘電体プレート42と吸着電極43との間には、
緩和層44が挟み込まれている。緩和層44は、誘電体
プレート42と吸着電極43との熱膨張率の差を緩和
し、誘電体プレート42の熱による変形や変位を抑制す
るものである。より具体的には、緩和層44は、吸着電
極43と誘電体プレート42の中間の熱膨張率を有す
る。「中間の熱膨張率」とは、例えば吸着電極43の熱
膨張率の方が誘電体プレート42より大きい場合、吸着
電極43より小さく且つ誘電体プレート42より大きい
熱膨張率ということである。また、誘電体プレート42
の熱膨張率が吸着電極43よりより大きい場合、誘電体
プレート42より小さく且つ吸着電極43より大きい熱
膨張率ということである。
【0013】さらに具体的に説明すると、本実施形態で
は、吸着電極43は、アルミニウムで形成されている。
また、誘電体プレート42は、マグネシア(MgO)で
形成されている。そして、緩和層44は、セラミックス
と金属の複合材で形成されている。アルミニウムとマグ
ネシアとの中間の熱膨張率を持つ複合材としては、シリ
コンカーバイド(SiC)とアルミニウムの複合材(以
下、SiC−Al複合材)があげられる。アルミニウム
の熱膨張率は、0.237×10−4/K、マグネシア
の熱膨張率は14×10−6/Kである。この場合、1
0×10−6/K程度の熱膨張率を有するSiC+Al
複合材が、緩和層44の材料として選定される。
【0014】このようなSiC+Al複合材としては、
SiC粉末を高温高圧で焼結させてポーラスな(多孔性
の)部材(以下、多孔性セラッミクス)を成形し、融解
したアルミニウムをその中に流し込んで充填し、その後
に冷却したものが使用できる。多孔性セラミックスの焼
結時の温度と圧力を適宜選定することにより、多孔性セ
ラミックスの体積開口率が調整できる。この結果、充填
するアルミニウムの量も調整できる。尚、体積開口率
は、ポーラスでないセラッミクスの密度に対する多孔性
セラミックスの密度の比により求められる。尚、このよ
うにして得られた複合材を機械加工することで、図1に
示すような形状の緩和層44が製作される。このように
して製作するSiC+Al複合材の熱膨張率は、両者の
成分比によって異なる。体積開口率を調整して所望の成
分比を得ることで、上述した10×10−6/Kの熱膨
張率とすることができる。
【0015】また、図1に示すように、本実施形態の静
電吸着ホルダーでは、吸着電極43の誘電体プレート4
2とは反対側の表面に、被覆層45が設けられている。
つまり、吸着電極43が緩和層44と被覆層45によっ
て挟まれた構造となっている。本実施形態では、被覆層
45は、吸着電極43とホルダー本体41との間に挟み
込まれた状態となっている。この被覆層45も、誘電体
プレート42と吸着電極43との中間の熱膨張率を持つ
材料より形成されている。被覆層45の材料を緩和層4
4と同じにすればこの要件を満足するが、被覆層45の
材料に緩和層44とは異なる材料を用いても良い。
【0016】このように、誘電体プレート42と吸着電
極43との中間の熱膨張率を持つ材料よりなる緩和層4
4と被覆層45で吸着電極43を挟んだ構造にしておく
と、静電吸着される対象物9の熱による変形や変位を効
果的に抑制できる。以下、この点について、図2を使用
して詳細に説明する。図2は、図1に示す静電吸着ホル
ダーの技術的意義について模式的に示した図である。
【0017】吸着電極43は金属であり、誘電体プレー
ト42はその名の通り誘電体製であるから、一般的に熱
膨張率の差が大きい。そして、誘電体プレート42が吸
着電極43に対して固定されているため、静電吸着ホル
ダーが熱を受けて全体に温度上昇した際、両者の熱膨張
率の違いから、吸着電極43が大きく変形し易い。この
結果、図2(1)に示すように誘電体プレート42も凸
状に変形したり、図2(2)に示すように凹状に変形し
たりすることがある。このような誘電体プレート42の
変形が生ずると、吸着されている対象物9に変形や変位
が生ずる恐れがある。
【0018】このような場合、図2(3)に示すよう
に、吸着電極43と静電吸着ホルダーの間に、中間の熱
膨張率を持つ緩和層44を挿入してやると、熱膨張率の
差が緩和され、誘電体プレート42の変形は抑制され
る。本願の発明者の研究によると、このような緩和層4
4に加え、図2(4)に示すように、さらに反対側にも
同様の層(被覆層45)を設けてやると、さらに誘電体
プレート42の変形が抑えられることが判明した。この
理由は、完全に明らかになった訳ではないが、一つに
は、同様の熱膨張率を持つ層により吸着電極43がサン
ドイッチされることで、両側の面の熱膨張のバランスが
取れた状態になることが考えられる。また、同様の熱膨
張率を持つ層により吸着電極43がサンドイッチされる
ことで、吸着電極43の内部応力のバランスが均一にな
ることが原因であるとも考えられる。
【0019】内部応力に着目すると、緩和層44や被覆
層45の内部応力が吸着電極43の変形を抑制する働き
を有しているとも考えられる。例えば、吸着電極43が
上に凸になるように変形しようとした場合、緩和層44
や被覆層45の内部応力はそれを抑える向きに、つまり
下に凸になるように変形するよう作用することがあり得
る。また、吸着電極43に圧縮応力が発生した際、緩和
層44や被覆層45に引っ張り応力が発生したり、逆
に、吸着電極43に引っ張りが発生した際、緩和層44
や被覆層45に圧縮が発生することがあり得ると考えら
れる。一般的に言えば、吸着電極43の内部応力とは逆
向きの内部応力を緩和層44や被覆層45が有するとい
うことである。この場合の逆向きとは、完全に逆向きで
なくともよい。ベクトルで言えば、吸着電極43の内部
応力に対し緩和層44や被覆層45の内部応力が90度
を越える角度を成すということである。
【0020】いずれにしても、被覆層45を設けること
で、吸着電極43の変形がさらに抑制され、誘電体プレ
ート42の変形、及びこれに起因した対象物9の変形や
変位がさらに抑制される。尚、被覆層45が緩和層44
と同様の熱膨張率を持つとは、熱膨張率の値が一致して
いるということではなく、吸着電極43と誘電体プレー
ト42の中間の熱膨張率を持つ、という点で「同様」と
いうことに過ぎない。とはいえ、本実施形態では、緩和
層44と同様のセラッミクスと金属の複合材(例えばS
iC−Al複合材)が被覆層45の材料に用いられてい
る。被覆層45に用いた複合材は、充分な金属含有量を
有し、導電性である。これは、被覆層45が吸着電極4
3とホルダー本体41との間を絶縁しないようにするた
めである。尚、誘電体プレート42の固定の仕方も、誘
電体プレート42の変形等を抑制する上で重要である。
ねじ止めのようなスポット的な方法で誘電体プレート4
2を固定した場合、固定箇所でピンチされた状態となる
とともに固定箇所において局所的に熱伝達性が向上する
ため、誘電体プレート42の熱変形が助長される問題が
ある。
【0021】本実施形態では、誘電体プレート42は、
アルミニウムやインジウムのような材料を主成分とする
ろう付けにより緩和層44を挟んで吸着電極43に接合
されている。この場合の「主成分とする」とは、100
%アルミニウム又はインジウムでも良いし、何らかの添
加物が入っていても良い。例えばアルミニウム又はイン
ジウムで形成された薄いシート状の部材を誘電体プレー
ト42と緩和層44との間に挟み込み、加熱・冷却して
全面ろう付けすることで、接合が行われる。尚、熱接触
性や機械的強度を向上させる観点から、ろう付けの際、
機械的に圧力をかけて、例えば、570〜590℃程度
に加熱し、1〜2MPa(メガパスカル)程度の圧力を
かけて接合する。
【0022】このようなろう付けにより誘電体プレート
42が接合されているため、誘電体プレート42の熱変
形がさらに効果的に抑制されている。尚、緩和層44と
吸着電極43との固定、吸着電極43と被覆層45との
固定についても、同様のろう付けとすることができる。
尚、誘電体プレート42と緩和層44とは、すず又は鉛
を主成分としたはんだではんだ付けされていても良い。
【0023】次に、基板処理装置の発明の実施形態につ
いて説明する。本願発明の基板処理装置は、基板を室温
より高い所定の温度に維持しつつ処理する装置である。
以下の説明では、このような装置の一例として、プラズ
マエッチング装置を採り上げる。また、以下の説明で
は、「対象物」をその下位概念である「基板」に言い換
える。
【0024】図3は、基板処理装置の発明の実施形態の
正面断面概略図である。図3に示す装置は、内部で基板
9の表面のエッチングがなされる処理容器1と、処理容
器1内に所定のプロセスガスを導入するプロセスガス導
入系2と、プロセスガスにエネルギーを与えて処理容器
1内にプラズマを形成するプラズマ形成手段3と、プラ
ズマの作用によってエッチングされる処理容器1内の所
定の位置に基板9を静電吸着して保持する静電吸着ホル
ダー4とから主に構成されている。静電吸着ホルダー4
は、上述した実施形態のものとほぼ同様である。
【0025】処理容器1は、気密な真空容器であり、排
気系11によって内部が排気されるようになっている。
処理容器1は、ステンレス等の金属で形成されたおり、
電気的には接地されている。排気系11は、ドライポン
プ等の真空ポンプ111及び排気速度調整器112を備
えており、処理容器1内を10−3Pa〜10Pa程度
の真空圧力に維持することが可能になっている。
【0026】プロセスガス導入系2は、プラズマエッチ
ングに必要なプロセスガスを所定の流量で導入できるよ
うになっている。本実施形態では、CHF等の反応性
ガスをプロセスガスとして処理容器1内に導入するよう
になっている。プロセスガス導入系2は、CHFのよ
うなフッ素系ガスのプロセスガスを溜めた不図示のガス
ボンベと、ガスボンベと処理容器1とを繋ぐ配管等から
構成されている。
【0027】プラズマ形成手段3は、導入されたプロセ
スガスに高周波エネルギーを与えてプラズマを形成する
ようになっている。即ち、プラズマ形成手段3は、静電
吸着ホルダー4に対向するようにして処理容器1内に設
けられた対向電極30と、対向電極30に高周波電圧を
印加するプラズマ用高周波電源31により構成されてい
る。プラズマ用高周波電源31は、周波数が数100k
Hz〜数10MHz程度のものであり、不図示の整合器
を介して対向電極30に接続されている。プラズマ用高
周波電源31の出力は、300〜2500W程度でよ
い。対向電極30は、絶縁部32を介在させながら処理
容器1に気密に取り付けられている。
【0028】プラズマ用高周波電源31が対向電極30
に高周波電圧を印加すると、処理容器1内に高周波電界
が設定され、導入されたプロセスガスに高周波放電が生
じ、プラズマが形成される。フッ素系ガスのプラズマ中
では、フッ素又はフッ素化合物のイオンや活性種が盛ん
に生成され、これらのイオンや活性種が基板9に到達す
ることにより基板9の表面がエッチングされる。
【0029】尚、静電吸着ホルダー4には、基板9に効
率よくイオンを入射させるためのイオン入射用高周波電
源6がキャパシタンスを介して接続されている。プラズ
マが形成されている状態でイオン入射用高周波電源6が
動作すると、プラズマと高周波電界の相互作用により、
負の直流分の電圧である自己バイアス電圧が基板9に与
えられる。この自己バイアス電圧によりイオンが効率良
く基板9に入射するため、エッチングが効率よく行われ
る。
【0030】また、本実施形態における静電吸着ホルダ
ー4は、誘電体プレート42のフランジ部に、補正リン
グ46が設けられている。補正リング46は、誘電体プ
レート42上の基板9とほぼ面一になるよう設けられて
いる。補正リング46は、単結晶シリコン等の基板9と
同じ又は類似した材料で形成されている。補正リング4
6は、基板9の周辺部分における処理の不均一化を防止
するものである。本実施形態の装置において、基板9の
周辺部分は、基板9の端面からの熱放散があるため、中
央部分に比べて温度が低くなり易い。そこで、端面から
の熱の放散に見合うだけの熱が与えられるように、基板
9と同じ材料で形成された補正リング46を基板9の周
囲に設けて基板9の温度を均一にしている。
【0031】また、処理容器1内に形成されたプラズマ
は、エッチングの過程で基板9から放出されるイオンや
電子によっても維持されている。プラズマが形成された
空間全体のうち基板9の周辺部分を臨む部分は、基板9
の中央部分を臨む部分に比べてイオンや電子の供給が少
なく、プラズマ密度が低くなっている。このため、基板
9と同じ材料で形成された補正リング46を周囲に設け
ることにより、基板9の周辺部分を臨む空間部分への電
子やイオンの供給量を相対的に多くしてプラズマ密度を
均一にしている。
【0032】静電吸着ホルダー4は、絶縁ブロック47
を介して処理容器1に取り付けられている。絶縁ブロッ
ク47は、アルミナ等の絶縁材で形成されており、ホル
ダー本体41と処理容器1とを絶縁するとともに、ホル
ダー本体41をプラズマから保護するようになってい
る。尚、処理容器1内に真空リークが生じないようにす
るため、静電吸着ホルダー4と絶縁ブロック47との間
及び処理容器1と絶縁ブロック47との間にOリング等
の封止部材が設けられている。
【0033】また、本実施形態では、処理中に基板9を
冷却しながら温度制御する温度制御手段5が設けられて
いる。エッチングの際に維持すべき基板9の温度(以
下、最適温度)は、室温より高いある程度の高温である
場合が多い。しかしながら、基板9はエッチング中にプ
ラズマからの熱を受けて温度上昇し、最適温度を超えて
しまう場合が多い。温度制御手段5は、エッチング中に
基板9を冷却し、最適温度に維持するようにしている。
【0034】図3に示すように、吸着電極43は、内部
に空洞を有している。温度制御手段5は、この空洞に冷
媒を流通させて吸着電極43を冷却し、間接的に基板9
を冷却するものである。空洞は、冷媒による熱交換が行
われる面積を大きくするため、冷却フィンを互い違いに
つき合わせて形成した空間のような複雑な凹凸を有する
空間とすることが好ましい。温度制御手段5は、吸着電
極43内の空洞に冷媒を供給する冷媒供給管51と、空
洞から冷媒を排出する冷媒排出管52と、冷媒の温度調
節を行いながら冷媒を循環させるサーキュレータ53等
から構成されている。冷媒としては、例えば3M社製の
フロリナート(商品名)が使用される。温度制御手段5
は、冷媒を30〜40℃程度にして循環させることで、
基板9を室温より高い80〜90℃程度に冷却するよう
構成されている。
【0035】尚、静電吸着された基板9と誘電体プレー
ト42との間にガスを供給して熱伝達性を向上させる不
図示の熱伝達用ガス導入系が設けられている。基板9の
裏面の微小な凹凸及び誘電体プレート42の表面の微小
な凹凸により形成される微小な空間は、真空圧力とな
り、熱伝達性が悪い。熱伝達用ガス導入系は、この微小
な空間にヘリウムのようなガスを導入して熱伝達性を改
善する。また、静電吸着ホルダー4は、基板9の受け渡
しのためのリフトピン48を内蔵している。リフトピン
48は、不図示の昇降機構によって昇降するようになっ
ている。リフトピン48は、図3では一本のみが示され
ているが、実際には三本程度設けられている。
【0036】次に、上記実施形態の基板処理装置の動作
について説明する。不図示の搬送機構によって基板9が
処理容器1内に搬入され静電吸着ホルダー4上に載置さ
れると、吸着電源40が動作し、基板9は静電吸着ホル
ダー4に静電吸着される。排気系11によって処理容器
1内は予め所定の圧力まで排気されている。この状態
で、プロセスガス導入系2が動作し、所定のプロセスガ
スが導入される。そして、プラズマ用高周波電源31が
動作し、前述したようにプラズマが生成されてエッチン
グが行われる。温度制御手段5は、基板9を冷却しなが
ら最適温度に維持する。このようにして所定時間エッチ
ングを行った後、プロセスガス導入系2、プラズマ用高
周波電源31、イオン入射用高周波電源6の動作を停止
する。そして、吸着電源40の動作を停止させて静電吸
着を解除し、処理容器1内を排気した後、不図示の搬送
機構によって基板9が搬出される。
【0037】上記基板処理装置では、エッチング中に吸
着電極43は室温より高い温度となるものの、前述した
ように、緩和層44と被覆層45により変形が抑えられ
る。このため、誘電体プレート42の変形及びこれに起
因した基板9の変形や変位も抑制される。従って、処理
の均一性や再現性が高くなる。
【0038】緩和層44及び被覆層45による熱変形の
抑制の技術的意義は、本実施形態のように補正リング4
6を使用する場合に著しい。以下、この点について説明
する。補正リング46は、基板9を外側に向けて実質的
に延長した(大きくした)構成とするものであり、前述
したように基板9と同様の材質であって基板9とほぼ面
一となるものである。このため、誘電体プレート42
は、フランジ部を有し、この部分に補正リング46が配
置される。補正リング46は、基板9と同様に静電吸着
され、前述した作用効果を奏する。
【0039】ここで、補正リング46が置かれたフラン
ジ部は、厚さが薄く、また周縁部であるため、熱変形し
易く変形量も大きくなり易い。もし、補正リング46に
変形や変位が生ずると、基板9の端面からの熱放散を補
償する作用が不均一になってしまう。また、変形や変位
によって補正リング46の誘電体プレート42に対する
熱接触性が低下し、基板9に比べて温度が高くなってし
まう。特に問題なのは、補正リング46の誘電体プレー
ト42に対する熱接触性の低下がランダムに生ずると、
補正リング46が基板9を加熱する作用もランダムに生
じ、処理の際の基板9の温度の再現性が大きく低下して
しまう点である。本実施形態では、前述したように吸着
電極43の変形を抑え込むことで誘電体プレート42の
変形や変位を抑制しているので、補正リング46の変形
や変位もまた抑制されている。このため、上述した基板
9の温度の不均一化や再現性低下が抑制されている。
【0040】次に、上記本実施形態の構成による効果に
ついて確認した実験の結果について説明する。図4から
図7は、実施形態の構成による効果について確認した実
験の結果について概略的に示した図である。図4から図
7に結果を示す実験は、前述した実施形態の静電吸着ホ
ルダー4を異なる温度(又は温度履歴)にした状態で、
誘電体プレート42の表面の変形又は変位を測定したも
のである。測定は、静電吸着ホルダー4の上方に一定の
高さを設定し、この高さから誘電体プレート42の表面
の各点までの距離を距離計により計測することにより行
われた。
【0041】図4及び図5は、誘電体プレート42の凸
部の表面の各点の高さを示している。このうち、図4
は、緩和層44及び被覆層45のない従来タイプの静電
吸着ホルダーの場合、図5は、緩和層44及び被覆層4
5のある実施形態のタイプの静電吸着ホルダー4の場合
である。また、図6及び図7は、誘電体プレート42の
フランジ部の表面の各点の高さを示している。図6は、
緩和層44及び被覆層45のない従来タイプの静電吸着
ホルダーの場合、図7は、緩和層44及び被覆層45の
ある実施形態のタイプの静電吸着ホルダー4の場合であ
る。尚、図6及び図7におけるフランジ部の表面上の点
(,,,)が具体的にどこであるのか、同様の
符号(,,,)で図1中に指し示されている。
【0042】図4から図7において、Aは、20℃の状
態で一晩放置してからそのまま20℃の条件で測定した
データ、Bは5℃に維持して測定したデータ、Cは5℃
にした後に加熱して20℃にして測定したデータ、Dは
50℃に維持して測定したデータ、Eは50℃にした後
に強制冷却して20℃にして測定したデータである。
尚、静電吸着ホルダー4は、リフトピン48等のような
内蔵部材のため表面に開口を有するが、開口の部分に相
当するデータは図4から図7では無視されている。
【0043】まず、図4から図7に示すデータにおい
て、一般的に、温度が高い方が誘電体プレート42の表
面は高い位置に位置している。これは、静電吸着ホルダ
ー4全体の熱膨張に主に起因しており、ある意味で当然
の結果である。問題なのは、誘電体プレート42の表面
の変位又は変形の仕方が温度又は温度履歴によって異な
ることである。即ち、図5に示す、静電吸着ホルダー4
の表面の各点の高さを結んだ線(以下、表面高さ分布)
は、同様の形状を描きながら、温度又は温度履歴によっ
て上昇したり下降したりしている。つまり、平行移動し
ている。これは、誘電体プレート42が、基本的には変
形せず、全体に均一に熱膨張していることを示している
と考えられる。
【0044】しかし、図4では、表面高さ分布は、異な
る形状を描きながら温度又は温度履歴によって上昇した
り下降したりしている。つまり、平行移動していない。
これは、誘電体プレート42の変形が生じていることを
示していると考えられる。特に問題なのは、温度履歴に
よって表面高さ分布が異なる形状になってしまうことで
ある。つまり、同じ20℃の場合の測定であっても、一
晩放置して自然になった場合と、5℃の後に加熱してな
った場合と、50℃の後に強制冷却してなった場合とで
は、表面高さ分布は異なった曲線になってしまってい
る。
【0045】フランジ部におけるデータについても、同
様のことがいえる。即ち、図6及び図7とを比較すると
解るように、緩和層44及び被覆層45がある場合は、
表面高さ分布は平行移動しながら上昇したり下降したり
しているが、それらが無い従来の構成では、そうはなっ
ていない。そして、温度履歴が相違する場合も、表面高
さ分布は異なる曲線となっている。
【0046】温度履歴によって表面高さ分布が異なって
しまうことは、基板処理の再現性という点で深刻な問題
をもたらす。基板処理装置は、製造メーカーで製造さ
れ、出荷テスト等を経て生産ラインに組み込まれて使用
される。しかしながら、実際に基板処理が行われるまで
の静電吸着ホルダー4の温度履歴は、常に同じという訳
にはいかない。たとえ全く同じ処理を行う装置であって
も、出荷テストや生産ラインでの稼働テスト等におい
て、異なる温度履歴になることが殆どである。さらに、
基板9の枚葉処理を考えてみると、ある基板9が処理さ
れる際のそれまでの静電吸着ホルダー4の温度履歴と、
別の基板9が処理される際のそれまでの静電吸着ホルダ
ー4の温度履歴とが相違することは、往々にしてありう
る。例えば、枚葉処理が連続して行われている場合と、
定期メンテナンスがあり、装置の稼働が相当時間停止し
た後に最初に処理する場合とでは、温度履歴が相違して
しまうことは容易に想像がつく。
【0047】温度履歴によって表面高さ分布が異なると
いうことは、温度制御手段5によって静電吸着ホルダー
4を一定の温度に維持していても、温度履歴によって基
板9の位置や形状が変化してしまうことを意味する。つ
まり、処理の再現性の点で深刻な問題となってしまう。
一方、緩和層44及び被覆層45がある構成では、温度
履歴によって表面高さ分布が異なることはなく、基板9
の位置や形状は変化しない。従って、静電吸着ホルダー
4をある定められた温度に維持するだけで再現性の高い
処理が行えることになる。
【0048】
【実施例】上述した実施形態に属する実施例について、
以下に説明する。静電吸着ホルダーの実施例として、以
下の二つの構成があげられる。 <実施例1> 吸着電極43の材料:アルミニウム 誘電体プレート42の材料:マグネシア(MgO) 誘電体プレート42の固定:アルミニウムによるろう付
け(ろう付け温度は550℃) 緩和層44の材料:SiC+Al複合材 緩和層44の厚さ:12mm 被覆層45の材料:SiC+Al複合材 被覆層45の厚さ:12mm 吸着用電圧:500V
【0049】<実施例2> 吸着電極43の材料:アルミニウム 誘電体プレート42の材料:アルミナ(Al) 誘電体プレート42の固定:インジウムによるろう付け
(ろう付け温度は120℃) 緩和層44の材料:SiC+Cu複合材 緩和層44の厚さ:12mm 被覆層45の材料:SiC+Cu複合材 被覆層45の厚さ:12mm 吸着用電圧:500V
【0050】尚、実施例2中の「SiC+Cu複合材」
とは、シリコンカーバイドと銅の複合材のことである。
製法は、前述したSiC+Al複合材の場合と基本的に
同様である。また、マグネシアは、アルミナと比べる
と、耐食性の点で優れている。エッチングのような侵食
作用のあるガスを使用する処理の場合、マグネシアより
成る誘電体プレート42の方が好ましい。上記いずれか
の構成の静電吸着ホルダー4を使用し、直径300mm
の基板9を静電吸着しながらプラズマエッチングを行う
装置が、基板処理装置の実施例としてあげられる。
【0051】上述した実施形態及び実施例において、緩
和層44及び被覆層45の材料として、SiC+Alの
複合材やSiC+Cu複合材が使用されたが、他のセラ
ミックスと金属の複合材でも良い。例えば、ニッケルと
SiCとの複合材、鉄−ニッケル−コバルト合金とSi
Cとの複合材、鉄−ニッケル合金とSiCとの複合材、
ニッケルとSiとの複合材、鉄−ニッケル−コバ
ルト合金とSiとの複合材、鉄−ニッケル合金と
Siとの複合材等である。また、セラミックスと
金属の複合材に限定される訳ではなく、吸着電極43と
誘電体プレート42の中間の熱膨張率を有するものであ
れば良い。
【0052】また、静電吸着のタイプとして、前述した
単極式の他、双極式や多極式がある。双極式は、一対の
吸着電極を設け、正負の電圧(互いに極性の異なる電
圧)を印加するタイプである。多極式は、多数対の吸着
電極を設け、対を構成する電極に正負の電圧を印加する
タイプである。双極式や多極式のタイプでは、吸着電極
が誘電体プレートの中に埋設される場合もある。また、
単極式の場合、負の直流電圧を印加するタイプもある。
このようなタイプの場合であっても、本願発明は同様に
実施できる。
【0053】さらに、上述した静電吸着ホルダー4は、
対象物又は基板9を上面に載置して保持するものであっ
たが、静電吸着面を下方に向けて保持する構成や、側方
に向けて保持する(対象物又は基板9を立てて保持す
る)構成が採用されることもある。また、上述した説明
では、基板処理の例として、プラズマエッチング装置を
とりあげたが、プラズマ化学蒸着(CVD)装置、スパ
ッタリング装置など、他の基板処理装置についても同様
に実施できる。尚、温度制御手段5は、処理中に基板9
を加熱しながら所定の温度に維持する場合もある。ま
た、静電吸着ホルダー4の用途としては、基板処理の
他、環境試験装置のように対象物9の試験を行う場合な
どがあげられる。
【0054】
【発明の効果】以上説明した通り、本願の請求項1乃至
7いずれかの発明によれば、吸着電極の変形が抑制され
るので、対象物を安定して吸着することができる。ま
た、請求項8の発明によれば、静電吸着ホルダーが室温
より高い温度に加熱される場合でも、再現性や均一性の
点で優れた基板処理を行うことができる。また、請求項
9の発明によれば、プラズマによって静電吸着ホルダー
が加熱されることが避けられないので、上記効果が持つ
意義は大きい。また、請求項10の発明によれば、上記
効果に加え、補正リングを使用する効果が損なわれない
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電吸着ホルダーの発明の実施形態の正面断面
概略図である。
【図2】図1に示す静電吸着ホルダーの技術的意義につ
いて模式的に示した図である。
【図3】基板処理装置の発明の実施形態の正面断面概略
図である。
【図4】実施形態の構成による効果について確認した実
験の結果について概略的に示した図である。
【図5】実施形態の構成による効果について確認した実
験の結果について概略的に示した図である。
【図6】実施形態の構成による効果について確認した実
験の結果について概略的に示した図である。
【図7】実施形態の構成による効果について確認した実
験の結果について概略的に示した図である。
【符号の説明】
1 処理容器 11 排気系 2 プロセスガス導入系 3 プラズマ形成手段 30 対向電極 31 プラズマ用高周波電源 4 静電吸着ホルダー 40 吸着電源 41 ホルダー本体 42 誘電体プレート 43 吸着電極 5 温度制御手段 5 イオン入射用高周波電源 9 対象物又は基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 一秋 東京都府中市四谷五丁目8番1号アネルバ 株式会社内 (72)発明者 岡田 拓士 東京都府中市四谷五丁目8番1号アネルバ 株式会社内 (72)発明者 池田 真義 東京都府中市四谷五丁目8番1号アネルバ 株式会社内 (72)発明者 立川 俊洋 神奈川県伊勢原市沼目二丁目1番49号日本 発条株式会社伊勢原工場内 (72)発明者 井口 忠士 神奈川県伊勢原市沼目二丁目1番49号日本 発条株式会社伊勢原工場内 (72)発明者 茅本 隆司 神奈川県伊勢原市沼目二丁目1番49号日本 発条株式会社伊勢原工場内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 HA02 HA03 HA17 HA33 HA38 HA39 HA45 HA46 MA28 MA29 MA32 NA01 NA05 PA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の対象物を静電吸着して保持する静
    電吸着ホルダーであって、 表面が静電吸着面である誘電体プレートと、 誘電体プレートを誘電分極させる電圧が印加される吸着
    電極と誘電体プレートと吸着電極との間に設けられてい
    るとともに誘電体プレートと吸着電極との中間の熱膨張
    率を持つ材料より成る緩和層と、 吸着電極の誘電体プレートとは反対側に設けられている
    ともに誘電体プレートと吸着電極との中間の熱膨張率を
    持つ材料より成る被覆層とを備えていることを特徴とす
    る静電吸着ホルダー。
  2. 【請求項2】 板状の対象物を静電吸着して保持する静
    電吸着ホルダーであって、表面が静電吸着面である誘電
    体プレートと、誘電体プレートを誘電分極させる電圧が
    印加される吸着電極とより成り、 誘電体プレートと吸着電極とは、吸着電極の内部応力と
    は逆向きの内部応力を有する緩和層を介在させながら接
    合されており、 さらに、吸着電極の誘電体プレートとは反対側の表面に
    も、吸着電極の内部応力とは逆向きの内部応力を有する
    被覆層が形成されており、吸着電極が緩和層と被覆層に
    よって挟まれた構造であることを特徴とする静電吸着ホ
    ルダー。
  3. 【請求項3】 前記誘電体プレートはマグネシアより成
    るものであって前記吸着電極はアルミニウムより成るも
    のであり、前記緩和層及び前記被覆層はアルミニウムと
    セラミックスの複合材より成るものであることを特徴と
    する請求項1又は2記載の静電吸着ホルダー。
  4. 【請求項4】 前記誘電体プレートと前記緩和層とは、
    アルミニウムを主成分としたろう材でろう付けされてい
    ることを特徴とする請求項3記載の静電吸着ホルダー。
  5. 【請求項5】 前記誘電体プレートと前記緩和層とは、
    すず又は鉛を主成分としたはんだではんだ付けされてい
    ることを特徴とする請求項3記載の静電吸着ホルダー。
  6. 【請求項6】 前記誘電体プレートはアルミナより成る
    ものであって前記吸着電極はアルミニウムより成るもの
    であり、前記緩和層はアルミニウムとセラミックスの複
    合材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の静
    電吸着ホルダー。
  7. 【請求項7】 前記誘電体プレートと前記緩和層とは、
    インジウムをろう材としてろう付けされていることを特
    徴とする請求項6記載の静電吸着ホルダー。
  8. 【請求項8】 基板を室温より高い所定の温度に維持し
    つつ基板の表面に所定の処理を施す基板処理装置であっ
    て、前記請求項1乃至7いずれかの静電吸着ホルダーを
    備えており、当該静電吸着ホルダーに基板を保持させつ
    つ処理するものであることを特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 基板を臨む空間にプラズマを形成するプ
    ラズマ形成手段を備え、プラズマを利用した処理を行う
    ものであることを特徴とする請求項8記載の基板処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記誘電体プレートは、基板が静電吸
    着される部分の周囲に段差が設けられていて低くなって
    おり、この低くなった部分には、静電吸着される基板を
    取り囲む補正リングが設けられており、補正リングは、
    基板の周辺部における処理の不均一化を防止するもので
    あることを特徴とする請求項8又は9記載の基板処理装
    置。
JP2002113563A 2002-04-16 2002-04-16 静電吸着ホルダー及び基板処理装置 Expired - Fee Related JP4082924B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002113563A JP4082924B2 (ja) 2002-04-16 2002-04-16 静電吸着ホルダー及び基板処理装置
US10/413,136 US7220319B2 (en) 2002-04-16 2003-04-15 Electrostatic chucking stage and substrate processing apparatus
TW092108720A TWI222155B (en) 2002-04-16 2003-04-15 Electrostatic chucking stage and substrate processing apparatus
KR10-2003-0024084A KR100508459B1 (ko) 2002-04-16 2003-04-16 정전 흡착 스테이지 및 기판 처리 장치
CNB031367755A CN1289258C (zh) 2002-04-16 2003-04-16 静电吸附台和基底加工装置
US12/470,231 USRE42175E1 (en) 2002-04-16 2009-05-21 Electrostatic chucking stage and substrate processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002113563A JP4082924B2 (ja) 2002-04-16 2002-04-16 静電吸着ホルダー及び基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003309168A true JP2003309168A (ja) 2003-10-31
JP4082924B2 JP4082924B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=29395712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002113563A Expired - Fee Related JP4082924B2 (ja) 2002-04-16 2002-04-16 静電吸着ホルダー及び基板処理装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7220319B2 (ja)
JP (1) JP4082924B2 (ja)
KR (1) KR100508459B1 (ja)
CN (1) CN1289258C (ja)
TW (1) TWI222155B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011086919A (ja) * 2009-09-17 2011-04-28 Ngk Insulators Ltd 静電チャック及びその製法
JP2012512537A (ja) * 2008-12-19 2012-05-31 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー Euvリソグラフィのためのウェハチャック
JP2015088481A (ja) * 2013-09-26 2015-05-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 赤外線放射素子及びその製造方法
US10497598B2 (en) 2014-02-07 2019-12-03 Entegris, Inc. Electrostatic chuck and method of making same
CN116393336A (zh) * 2023-06-09 2023-07-07 太原科技大学 用于磁致伸缩材料薄膜基体旋转涂布的夹具及其使用方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050106794A1 (en) * 2002-03-26 2005-05-19 Fuji Electric Holdings Co., Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device
JP4008401B2 (ja) * 2003-09-22 2007-11-14 日本碍子株式会社 基板載置台の製造方法
JP4349952B2 (ja) * 2004-03-24 2009-10-21 京セラ株式会社 ウェハ支持部材とその製造方法
US20080314320A1 (en) * 2005-02-04 2008-12-25 Component Re-Engineering Company, Inc. Chamber Mount for High Temperature Application of AIN Heaters
US20070029046A1 (en) * 2005-08-04 2007-02-08 Applied Materials, Inc. Methods and systems for increasing substrate temperature in plasma reactors
US20070169703A1 (en) * 2006-01-23 2007-07-26 Brent Elliot Advanced ceramic heater for substrate processing
WO2009042807A2 (en) 2007-09-26 2009-04-02 Lakota Technologies, Inc. Adjustable field effect rectifier
US8148748B2 (en) * 2007-09-26 2012-04-03 Stmicroelectronics N.V. Adjustable field effect rectifier
TWI475594B (zh) 2008-05-19 2015-03-01 恩特格林斯公司 靜電夾頭
EP2342951B1 (en) * 2008-10-31 2019-03-06 Lam Research Corporation Lower electrode assembly of plasma processing chamber
WO2010080855A2 (en) 2009-01-06 2010-07-15 Lakota Technologies Inc. Self-bootstrapping field effect diode structures and methods
US20100177454A1 (en) * 2009-01-09 2010-07-15 Component Re-Engineering Company, Inc. Electrostatic chuck with dielectric inserts
WO2010127370A2 (en) * 2009-05-01 2010-11-04 Lakota Technologies, Inc. Series current limiting device
CN102449754B (zh) 2009-05-15 2015-10-21 恩特格林斯公司 具有聚合物突出物的静电吸盘
US8861170B2 (en) 2009-05-15 2014-10-14 Entegris, Inc. Electrostatic chuck with photo-patternable soft protrusion contact surface
CN105196094B (zh) 2010-05-28 2018-01-26 恩特格林斯公司 高表面电阻率静电吸盘
US9048276B2 (en) * 2010-05-28 2015-06-02 Axcelis Technologies, Inc. Matched coefficient of thermal expansion for an electrostatic chuck
CN103194730A (zh) * 2013-04-09 2013-07-10 上海华力微电子有限公司 氮化钛化学气相沉积设备
CN106796915B (zh) * 2015-04-02 2020-02-18 株式会社爱发科 吸附装置和真空处理装置
JP6584289B2 (ja) * 2015-11-04 2019-10-02 東京エレクトロン株式会社 基板載置台および基板処理装置
US20240376602A1 (en) * 2023-05-10 2024-11-14 Tokyo Electron Limited Deposition Systems with Rotating Electrostatic Chuck and Methods Thereof

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3238925B2 (ja) * 1990-11-17 2001-12-17 株式会社東芝 静電チャック
US5886863A (en) 1995-05-09 1999-03-23 Kyocera Corporation Wafer support member
JP3485390B2 (ja) 1995-07-28 2004-01-13 京セラ株式会社 静電チャック
US6209480B1 (en) * 1996-07-10 2001-04-03 Mehrdad M. Moslehi Hermetically-sealed inductively-coupled plasma source structure and method of use
JP4004086B2 (ja) * 1996-07-22 2007-11-07 日本発条株式会社 静電チャック装置
US5740009A (en) * 1996-11-29 1998-04-14 Applied Materials, Inc. Apparatus for improving wafer and chuck edge protection
JPH10270540A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Nippon Cement Co Ltd 静電チャックデバイスおよび静電チャック用基台
JPH11157953A (ja) 1997-12-02 1999-06-15 Nhk Spring Co Ltd セラミックスと金属との構造体及びそれを用いた静電チャック装置
JPH11168134A (ja) 1997-12-03 1999-06-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 静電吸着装置およびその製造方法
US6178919B1 (en) * 1998-12-28 2001-01-30 Lam Research Corporation Perforated plasma confinement ring in plasma reactors
US6490146B2 (en) * 1999-05-07 2002-12-03 Applied Materials Inc. Electrostatic chuck bonded to base with a bond layer and method
JP2001223261A (ja) 2000-02-07 2001-08-17 Hitachi Ltd 静電チャック及び静電吸着装置
JP3851489B2 (ja) * 2000-04-27 2006-11-29 日本発条株式会社 静電チャック
US6503368B1 (en) * 2000-06-29 2003-01-07 Applied Materials Inc. Substrate support having bonded sections and method
JP4559595B2 (ja) 2000-07-17 2010-10-06 東京エレクトロン株式会社 被処理体の載置装置及びプラズマ処理装置
JP2002293655A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Ngk Insulators Ltd 金属端子とセラミック部材との接合構造、金属部材とセラミック部材との接合構造および金属端子とセラミック部材との接合材
JP2003060019A (ja) * 2001-08-13 2003-02-28 Hitachi Ltd ウエハステージ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512537A (ja) * 2008-12-19 2012-05-31 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー Euvリソグラフィのためのウェハチャック
US8564925B2 (en) 2008-12-19 2013-10-22 Carl Zeiss Smt Gmbh Wafer chuck for EUV lithography
KR101504800B1 (ko) * 2008-12-19 2015-03-20 칼 짜이스 에스엠테 게엠베하 Euv 리소그래피를 위한 웨이퍼 척
JP2011086919A (ja) * 2009-09-17 2011-04-28 Ngk Insulators Ltd 静電チャック及びその製法
JP2015088481A (ja) * 2013-09-26 2015-05-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 赤外線放射素子及びその製造方法
US10497598B2 (en) 2014-02-07 2019-12-03 Entegris, Inc. Electrostatic chuck and method of making same
CN116393336A (zh) * 2023-06-09 2023-07-07 太原科技大学 用于磁致伸缩材料薄膜基体旋转涂布的夹具及其使用方法
CN116393336B (zh) * 2023-06-09 2023-08-18 太原科技大学 用于磁致伸缩材料薄膜基体旋转涂布的夹具及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
USRE42175E1 (en) 2011-03-01
TWI222155B (en) 2004-10-11
US7220319B2 (en) 2007-05-22
TW200308044A (en) 2003-12-16
CN1472037A (zh) 2004-02-04
KR20030082472A (ko) 2003-10-22
US20030222416A1 (en) 2003-12-04
JP4082924B2 (ja) 2008-04-30
CN1289258C (zh) 2006-12-13
KR100508459B1 (ko) 2005-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003309168A (ja) 静電吸着ホルダー及び基板処理装置
US7175737B2 (en) Electrostatic chucking stage and substrate processing apparatus
US7331307B2 (en) Thermally sprayed member, electrode and plasma processing apparatus using the electrode
JP5759718B2 (ja) プラズマ処理装置
US6549393B2 (en) Semiconductor wafer processing apparatus and method
CN102683148B (zh) 等离子体处理装置
US20100230051A1 (en) Shower head and plasma processing apparatus having same
JP5993568B2 (ja) 基板載置システム、基板処理装置、静電チャック及び基板冷却方法
JP6552346B2 (ja) 基板処理装置
JP2001189378A (ja) ウエハー吸着加熱装置
TW200919622A (en) Carrying bench and plasma treatment apparatus using the same
KR101613950B1 (ko) 플라즈마 처리장치
JPH10223621A (ja) 真空処理装置
JP6469985B2 (ja) プラズマ処理装置
US7619179B2 (en) Electrode for generating plasma and plasma processing apparatus using same
CN101005727B (zh) 等离子体发生用电极和等离子体处理装置
JP4355159B2 (ja) 静電吸着ホルダー及び基板処理装置
JPH10154745A (ja) 静電吸着装置
JP2006066857A (ja) 双極型静電チャック
JP2000021962A (ja) 静電吸着装置
JPH08167595A (ja) プラズマ処理装置
JP2001217304A (ja) 基板ステージ、それを用いた基板処理装置および基板処理方法
KR20230138930A (ko) 세라믹 기판, 세라믹 기판의 제조 방법, 정전 척, 기판 고정 장치, 및 반도체 장치용 패키지
KR20230136531A (ko) 기판 탑재대, 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP2025152074A (ja) 基板載置台、基板処理装置および基板載置台の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4082924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees