JP2003320007A - 生体組織補填体の製造方法 - Google Patents

生体組織補填体の製造方法

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JP2003320007A JP2002129270A JP2002129270A JP2003320007A JP 2003320007 A JP2003320007 A JP 2003320007A JP 2002129270 A JP2002129270 A JP 2002129270A JP 2002129270 A JP2002129270 A JP 2002129270A JP 2003320007 A JP2003320007 A JP 2003320007A
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Hideyuki Adachi
英之 安達
Hiroki Hibino
浩樹 日比野
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良治 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手術中という限られた時間内において充分な
量の間葉系幹細胞を生体組織補填材に付着させる。 【解決手段】 患者の生体組織欠損部に補填する生体組
織補填体を手術中に製造する方法であって、患者から体
液を採取するステップS1と、採取した体液から少なく
とも間葉系幹細胞を含む濃縮体を抽出するステップS2
と、抽出された濃縮体を希釈材により希釈するステップ
S3と、希釈された濃縮体を生体組織補填材に散布する
ステップS4とを含む生体組織補填体の製造方法を提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生体組織補填体
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、骨腫瘍摘出や外傷等により生じた
骨欠損部等の生体組織欠損部に、骨補填材等の生体組織
補填材を補填することにより、骨等の生体組織を再生さ
せて生体組織欠損部を修復することが可能になってきて
いる。骨補填材としては、ハイドロキシアパタイト(H
AP)やリン酸三カルシウム(TCP)が知られている
が、体内に異物を残さないとする考え方から、例えば、
β−TCPのようなリン酸カルシウム多孔体からなる足
場材が使用される。β−TCPを骨欠損部の骨細胞に接
触させておくと、破骨細胞がβ−TCPを食べ、骨芽細
胞が新しい骨を形成する、いわゆるリモデリングが行わ
れる。すなわち、骨欠損部に補填された骨補填材は、経
時的に自家骨に置換されていくことになる。
【0003】ところで、術後の骨欠損部の修復速度を高
めるために、骨補填材をそのまま用いるのではなく、患
者から採取した骨髄液を骨補填材に付与して骨欠損部に
補填することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合に、間葉系幹
細胞を多く含む骨髄液を患者から採取し、骨補填材をこ
の骨髄液に浸した後に、骨欠損部に補填することにな
る。しかしながら、単に骨補填材を骨髄液に浸すだけで
は、充分な量の間葉系幹細胞を骨補填材に付着させるこ
とができないという問題があった。また、充分な量の間
葉系幹細胞を骨補填材に付着させるためには、抽出した
骨髄液を培養することにより、増殖した間葉系幹細胞を
骨補填材に付着させることが考えられている。しかしな
がら、間葉系幹細胞の培養には、2週間程度の期間が必
要であるため、患者には、手術前の骨髄液採取のための
来院と、手術のための来院の少なくとも2回の来院が要
求され、時間的、身体的な負担が大きいという不都合が
あった。
【0005】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであって、手術中という限られた時間内において
充分な量の間葉系幹細胞を生体組織補填材に付着させる
ことができる生体組織補填体の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、以下の手段を提供する。請求項1に係
る発明は、患者の生体組織欠損部に補填する生体組織補
填体を手術中に製造する方法であって、患者から体液を
採取するステップと、採取した体液から少なくとも間葉
系幹細胞を含む濃縮体を抽出するステップと、抽出され
た濃縮体を希釈材により希釈するステップと、希釈され
た濃縮体を生体組織補填材に散布するステップとを含む
生体組織補填体の製造方法を提供する。この発明によれ
ば、採取した体液をそのまま生体組織補填材に付着させ
るのではなく、その体液から間葉系幹細胞を含む濃縮体
を抽出するので、成長に寄与する成分を多く付与した生
体組織補填体を製造することができる。この際に、濃縮
体を希釈材により希釈するステップを行うことにより、
粘性の高い濃縮体を粘性の低い液体とすることができ、
これを生体組織補填材に散布するだけで、間葉系幹細胞
を生体組織補填材に均一に付着させ、かつ、内部へ浸透
させることが可能となる。ここで、体液は、骨髄液、抹
消血、臍帯血等である。濃縮体は、採取した体液から血
球または組織液の少なくともいずれかの不要成分を除去
したものであり、例えば、少なくとも間葉系幹細胞等を
含む液体またはゲル状体である。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載さ
れた製造方法において、希釈された濃縮体を生体組織補
填材に散布する前に、該生体組織補填材を生体組織欠損
部の形状に合わせて加工する生体組織補填体の製造方法
を提供する。この発明によれば、濃縮体が散布される前
の生体組織補填材を加工して生体組織欠損部の形状に合
わせるので、細胞を無駄にしたり、細胞に損傷を与えた
りすることなく、生体組織欠損部にぴったり適合する生
体組織補填体を製造することが可能となる。
【0008】請求項3に係る発明は、患者の生体組織欠
損部に補填する生体組織補填体を手術中に製造する方法
であって、患者から体液を採取するステップと、採取し
た体液から少なくとも間葉系幹細胞を含む濃縮体を抽出
するステップと、抽出された濃縮体を生体組織補填体に
付着させるステップとを含む生体組織補填体の製造方法
を提供する。この発明によれば、採取した体液から抽出
した間葉系幹細胞を含む濃縮体を生体組織補填体に付着
させるので、成長に寄与する成分を多く付与した生体組
織補填体を製造することが可能となる。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項3に記載さ
れた製造方法において、濃縮体を生体組織補填材に付着
させる前に、該生体組織補填材を生体組織欠損部の形状
に合わせて加工する生体組織補填体の製造方法を提供す
る。この発明によれば、濃縮体が付着する前の生体組織
補填材を加工して生体組織欠損部の形状に合わせるの
で、細胞を無駄にしたり、細胞に損傷を与えたりするこ
となく、生体組織欠損部にぴったり適合する生体組織補
填体を製造することが可能となる。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の製造方法により製造された生体
組織補填体を、患者の生体組織欠損部に移植するまでの
間、所定の温度および湿度に保温および保湿する生体組
織補填体の製造方法を提供する。この発明によれば、請
求項1から請求項4のいずれかの製造方法によって製造
された生体組織補填体を保温および保湿することによ
り、温度変化や乾燥から保護された状態に維持できる。
したがって、手術期間が長期化しても、生体組織欠損部
への補填に適した状態で生体組織補填体を提供すること
が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態に係る生体
組織補填体の製造方法について、図1および図2を参照
して以下に説明する。本実施形態に係る製造方法は、例
えば、生体組織の一種としての骨に形成された骨欠損部
に補填するための骨補填体の製造方法である。
【0012】本実施形態に係る骨補填体の製造方法は、
図1に示されるように、骨髄液採取ステップS1と、濃
縮体抽出ステップS2と、希釈ステップS3と、散布ス
テップS4とを含んでいる。濃縮体抽出ステップS2
は、分離ステップS5と不要成分除去ステップS6とか
らなる。
【0013】骨髄液採取ステップS1は、図2に示すよ
うに、患者の身体A、例えば、腸骨からシリンジ1によ
り体液である骨髄液2を採取するステップである。分離
ステップS5は、例えば、遠心分離方法によるものであ
り、上記骨髄液採取ステップS1で採取した骨髄液2
を、図3に示すように、(a)試験管状の遠心分離容器
3に入れ、(b)遠心分離機4により回転させることに
より、(c)遠心分離容器3の回転半径方向外方に配さ
れる底部側に比重の大きな濃縮体5、上部にそれよりも
比重の小さい組織液等の不要成分6を分離させることが
できるステップである。不要成分除去ステップS6は、
このようにして骨髄液2から濃縮体5を分離した後に、
図4に示すように、上澄みの不要成分6を廃棄すること
により、濃縮体5のみを取り出すステップである。
【0014】なお、骨髄液2中から血球を除去するに
は、骨髄液2に抗体複合体を加えることにより、不要な
細胞に抗体複合体を介して骨髄液2中の赤血球を結合さ
せてロゼットを作らせ、比重分離用メディウムとを加え
て遠心分離することが考えられる。この場合には、ロゼ
ットになった不要の細胞を沈殿させ、目的の間葉系幹細
胞を含む濃縮体5を比重分離用メディウムの上部層から
回収することにしてもよい。
【0015】希釈ステップS3は、図5に示すように、
上記のようにして抽出し、回収された濃縮体5に、例え
ば、生理食塩水等の任意の希釈材7を加えることによ
り、濃縮体5の粘性を低下させるステップである。散布
ステップS4は、図6に示すように、上記のようにして
得られた濃縮体5の希釈液を、例えば、スプレー等の任
意の散布手段8によって、骨補填材9の表面に均一に散
布するステップである。骨補填材9としては、例えば、
特許2597355号公報に開示されている方法により
製造されたβ−TCPからなる多孔体が使用される。
【0016】このように、本実施形態に係る骨補填体の
製造方法によれば、骨形成に関与しない不要成分6を除
去した間葉系幹細胞等を含む濃縮体5を骨補填材9に散
布するという簡易な方法によって、骨欠損部を迅速に修
復し得る骨補填体を製造することができる。すなわち、
各ステップが短時間で終了するステップなので、骨髄液
2の採取から骨補填体の製造までを短時間で行うことが
できる。また、このようにして製造された骨補填体は、
不要成分6が付与されていないので、骨形成に寄与する
成分を多く付与でき、骨欠損部を早期に修復することが
できる。
【0017】次に、この発明の第2の実施形態に係る生
体組織補填体の製造方法について、図7を参照して以下
に説明する。本実施形態の説明において、上述した第1
の実施形態に係る製造方法と構成を共通とする箇所に同
一符号を付して説明を簡略化する。本実施形態に係る製
造方法も、第1の実施形態に係る製造方法と同様に、骨
欠損部に補填するための骨補填体の製造方法であり、第
1の製造方法に加えて、濃縮体5の散布ステップS4の
前に、骨補填材9を加工するか否かについての判断ステ
ップS7と、加工ステップS8とを備えている。
【0018】上記判断ステップS7では、骨補填材9の
加工が必要か否かが判断され、必要のある場合には加工
ステップS8に進み、必要のない場合には、散布ステッ
プS4に進むようになっている。骨補填材9の加工が必
要となるのは、例えば、β−TCPからなる多孔質ブロ
ック状の骨補填材9が提供されている場合に、当該骨補
填材9から構成される骨補填体を実際に補填する骨欠損
部の容積が、当該骨補填材9よりも小さくて骨補填材9
が骨欠損部に入らない場合や、骨補填材9の形状が骨欠
損部の形状に適合せず、骨表面からはみ出してしまうよ
うな場合である。また、骨補填材9の加工の必要がない
と判断されるのは、骨補填材9が顆粒状である場合や、
充分に小さい多孔質ブロック状である場合である。
【0019】加工ステップS8では、骨補填材9に対し
て、切削や穿孔等の加工が行われる。なお、切削かすと
して生ずる骨補填材9の粉体も、必要により回収され、
加工された骨補填材9とともに散布ステップS4に送ら
れる。
【0020】ここで、図7に示す例では、判断ステップ
S7と加工ステップS8とが希釈ステップS3と散布ス
テップS4との間に配置されているが、これに限定され
るものではなく、これらの判断ステップS7および加工
ステップS8は、散布ステップS4より前のいずれの位
置に配置されていてもよい。
【0021】このように構成された本実施形態に係る骨
補填体の製造方法によれば、第1の実施形態に係る製造
方法と同様の作用効果を奏するうえに、骨欠損部にぴっ
たりと適合する骨補填体を製造することができる。した
がって、骨欠損部に骨補填体を安定して保持させること
ができ、安定した骨形成を図ることができる。また、削
りかすとして生ずる骨補填材9の粉末に対して濃縮体5
を散布することにより、骨補填体を骨欠損部に補填した
状態で生ずる隙間にこれらの粉末からなる骨補填体を埋
め込むこともできる。
【0022】さらに、濃縮体5の散布ステップS4の前
に骨補填材9を加工する加工ステップS8を設けている
ので、骨補填材9を切削あるいは穿孔加工しても細胞の
損傷を伴わない。したがって、骨欠損部に適合する健全
な骨補填体を迅速に製造することができる。
【0023】次に、この発明の第3の実施形態に係る生
体組織補填体の製造方法について、図8を参照して以下
に説明する。本実施形態に係る製造方法も骨補填体の製
造方法であって、上述した第1および第2の実施形態に
係る製造方法の希釈ステップS3を無くし、散布ステッ
プS4に代えて塗布ステップS9を備えたものである。
なお、塗布ステップS9の前に骨補填材9の加工ステッ
プS8等が存在する点は第2の実施形態に係る製造方法
と同様であるが、この判断ステップS7および加工ステ
ップS8は削除してもよい。なお、濃縮体5の粘性を調
整するために、適量の生理食塩水等を加えて、粘性の低
いペースト状の濃縮体5を製造し、これを骨補填材9に
塗布することにしてもよい。
【0024】このように構成された本実施形態に係る骨
補填体の製造方法によれば、第1および第2の実施形態
に係る製造方法と同様に、骨欠損部に適合する健全な骨
補填体を迅速に製造することができる。
【0025】これらの実施形態に係る製造方法は、図9
に示されるように、手術中に実施することができる。す
なわち、患者がベッドに寝かせられて手術が開始される
と、病巣部等の患部を開窓する施術行程(プロセスP
1)の開始に先だって、第1〜第3の実施形態に係る生
体組織補填体の製造方法に含まれる骨髄液の採取ステッ
プS1が実施される(プロセスP2)。そして、これら
のプロセスP1,P2は、両者同時に並行して行われ、
プロセスP1においては、骨腫瘍部等の病巣部が掻爬さ
れることにより骨欠損部が露出する。
【0026】一方、プロセスP2では、希釈ステップS
3あるいは不純物除去ステップS6までが進行してい
る。そして、プロセスP1において明らかになった骨欠
損部の容量や形状に基づいて、プロセスP1からプロセ
スP2に加工要求が行われ、骨補填材9が加工される。
実際には、骨欠損部を掻爬した医師が、当該骨欠損部に
合わせて骨補填材9を切削等することにより、骨欠損部
に適合する骨補填材9が形成される。その後に散布・塗
布ステップS4,S9を経て製造された骨補填体がプロ
セスP1に戻される。そして、このように構成された骨
補填体が骨欠損部に移植され、上皮組織を縫合すること
により手術が終了する。
【0027】このように、この発明の上記各実施形態に
係る製造方法によれば、骨髄液2の採取から短時間で骨
補填体を製造することができるので、移植手術の間に骨
補填体を製造して移植することができる。すなわち、患
者は、移植手術に先立って、骨髄液2を採取する必要が
なく、1度の来院で済ませることができる。また、手術
中に骨補填体を製造できるので、骨欠損部の正確な形状
や大きさに基づいて、ぴったり適合する骨補填体を製造
することができる。すなわち、骨欠損部の形状は、手術
前のCT診断やMRI診断により、ある程度判断できる
が、現実に患部を開窓して、腫瘍等を掻爬した段階で、
明らかになる場合もある。この場合に、医師が骨欠損部
を見ながら骨補填体を加工することができる。しかも、
骨欠損部の形状等に合わせて、製造された骨補填体を切
除するのではなく、濃縮体5が付与される前の骨補填材
9を加工するので、細胞の損傷等のない健全な骨補填体
を得ることができる。
【0028】なお、手術によっては、その施術行程が中
断され、あるいは、時間が延長されるなど、所要時間が
不定となる場合も生ずる。すなわち、施術プロセスP1
と並行して行われている骨補填体の製造プロセスP2が
先に完了して骨補填体が製造されてしまうこともあり、
この場合には、図10に示されるように、移植の準備が
完了したか否かを判断して(ステップS10)、準備が
完了していたら施術プロセスP1に戻し、準備が完了し
ていない場合には、製造された骨補填体を、適当な温度
および湿度の環境下、例えば温度37℃、湿度70〜9
5%の保温・保湿ボックス内に保管する(保温・保湿ス
テップS11)ことにすればよい。これにより、骨補填
体に含まれる間葉系幹細胞の乾燥等による損傷を防止す
ることができる。
【0029】なお、本実施形態において、生体組織とし
ての骨を対象として説明したが、これに代えて、骨以外
の軟骨細胞や表皮細胞、真皮細胞、角膜細胞、消化管上
皮や内皮細胞、神経細胞等を対象としてもよい。また、
生体組織補填材としてはβ−TCPからなる骨補填材9
を対象としたが、これに代えて、HAPやTCPあるい
はコラーゲン、PLA(ポリ乳酸)、PGA(ポリグリ
コール酸)、PLGA(ポリ乳酸ポリグリコール酸共重
合体)等の生体吸収材料を採用してもよい。
【0030】また、間葉系幹細胞を多く含む骨髄液2を
採取して、そこから生体組織補填体を製造することとし
たが、これに代えて、末梢血、臍帯血から分離した間葉
系幹細胞を用いて生体組織補填体を製造することにして
もよい。また、サイトカイン、濃縮血小板、BMP、F
GF、TGF−β、IGF、PDGF、VEGF、HG
F、これらを複合させたもの等の成長に寄与する物質を
混合して生体組織補填体を製造することにしてもよい。
また、希釈材として上記成長に寄与する物質を使用して
もよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る生
体組織補填体の製造方法によれば、手術中に生体組織補
填体を製造することができるので、患者の時間的、身体
的負担を軽減することができる。また、対象組織の形成
に寄与する成分、例えば、間葉系幹細胞を多く含む濃縮
体により生体組織補填体を製造するので、生体組織にお
ける欠損部を迅速に修復可能な生体組織補填体を製造す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係る生体組織
補填体の製造方法を説明するフローチャートである。
【図2】 図1の製造方法における採取ステップを説
明する模式図である。
【図3】 図1の製造方法における分離ステップを説
明する模式図である。
【図4】 図1の製造方法における不要成分除去ステ
ップを説明する模式図である。
【図5】 図1の製造方法における希釈ステップを説
明する模式図である。
【図6】 図1の製造方法における散布ステップを説
明する模式図である。
【図7】 この発明の第2の実施形態に係る生体組織
補填体の製造方法を説明するフローチャートである。
【図8】 この発明の第3の実施形態に係る生体組織
補填体の製造方法を説明するフローチャートである。
【図9】 この発明の製造方法を適用する手術手順を
説明するフローチャートである。
【図10】 この発明の他の実施形態に係る生体組織
補填体の製造方法を手術に適用した場合を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2 骨髄液(体液) 5 濃縮体 7 希釈材 9 骨補填材(生体組織補填材) S1 採取ステップ S2 抽出ステップ S3 希釈ステップ S4 散布ステップ S8 加工ステップ S11 保温・保湿ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 良治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C081 AA14 AB04 CD34 CF011 DA01 DC03 EA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の生体組織欠損部に補填する生体
    組織補填体を手術中に製造する方法であって、 患者から体液を採取するステップと、 採取した体液から少なくとも間葉系幹細胞を含む濃縮体
    を抽出するステップと、 抽出された濃縮体を希釈材により希釈するステップと、 希釈された濃縮体を生体組織補填材に散布するステップ
    とを含む生体組織補填体の製造方法。
  2. 【請求項2】 希釈された濃縮体を生体組織補填材に
    散布する前に、該生体組織補填材を生体組織欠損部の形
    状に合わせて加工する請求項1に記載の生体組織補填体
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 患者の生体組織欠損部に補填する生体
    組織補填体を手術中に製造する方法であって、 患者から体液を採取するステップと、 採取した体液から間葉系幹細胞を含む濃縮体を抽出する
    ステップと、 抽出された濃縮体を生体組織補填体に付着させるステッ
    プとを含む生体組織補填体の製造方法。
  4. 【請求項4】 濃縮体を生体組織補填材に付着させる
    前に、該生体組織補填材を生体組織欠損部の形状に合わ
    せて加工する請求項3に記載の生体組織補填体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の製造方法により製造された生体組織補填体を、患者
    の生体組織欠損部に移植するまでの間、所定の温度およ
    び湿度に保温および保湿する生体組織補填体の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168360A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Olympus Corp 生体組織補填体の検査方法、装置、細胞培養容器および培養状態検査方法
JP2006217872A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Olympus Corp 生体組織補填体の検査方法

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