JP2003524902A - 半導体素子および圧電フィルタを備えたハイブリッド集積回路を製造する方法 - Google Patents

半導体素子および圧電フィルタを備えたハイブリッド集積回路を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 キャリア基板と接続され互いに隣り合って配置された半導体素子と圧電フィルタを備えたハイブリッド集積回路を製造する方法。半導体素子は、シリコン層に形成されている半導体領域を含み、圧電フィルタは、音響反射層に配置された音響共振部を含み、音響共振部は、圧電材料層と音響反射層の間に配置された第1の電極、圧電材料、並びに圧電層の反対面に配置され第1の電極に面した第2の電極を含む。半導体素子はシリコンウェハの第2の面上に形成される。同じ面に圧電材料層と第1の電極も形成され、その後、その表面は音響反射層で被覆される。次に、接着層が、形成された構成を音響反射層とともにキャリア基板に付着させるために使用される。フィルタの配置では、シリコンがウェハの第2の面から除去される。比較的厚い音響反射層はパターニングされる必要がなく、よって反射層をエッチングするとき下方に存在する面にダメージを与え得ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、互いに隣り合うようにキャリア基板上に設けられた半導体素子と圧
電フィルタとを備えたハイブリッド集積回路を製造する方法に関する。半導体素
子はシリコン層内に設けられた半導体領域を含む。圧電フィルタは音響反射層上
に形成された音響共振部を含む。その音響共振部は、圧電材料層と、この圧電材
料層および音響反射層の間に配置された第1の電極と、圧電材料層の反対側に第
1の電極に対して反対側に配置された第2の電極とを含む。
【0002】 半導体素子は、単一のトランジスタでもよいが、半導体材料層内に形成され、
多くのトランジスタを含み、必要であれば受動部品(passive component)をさ
らに付加した集積回路でもよい。薄膜音響波共振部(Thin Film Acoustic Wave
Resonators)とも呼ばれている圧電フィルタは、500MHzと5GHzとの間の範囲にお
ける共振周波数を有するように、かつ、Q値(quality factors Q)が1000以上で
あるように製造され、例えば、長さおよび幅が200μmの狭い領域に製造され得
る。このようなフィルタを用いることによって、選択増幅器(selective amplifi
ers)などのハイブリッド集積回路は、キャリア基板上に設けられることができ、
また、前述の周波数の信号を処理する、GSM電話技術(GSM telephony)などのパ
ーソナル無線通信技術(personal wireless communication)用装置における使
用に特に適している。
【0003】 実際には、圧電材料層は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)または酸化亜
鉛(ZnO)の層でよい。これらの層は、これらの材料内を伝搬する前述の周波
数の音響波の半波長に等しい厚さに形成される。共振部が上に形成されている音
響反射層は、実際には、一般に、いくつかのサブレイヤを高い音響インピーダン
スと低い音響インピーダンスとに交互に構成する。通常慣用されている場合とし
ては、例えば、約100Gg/msの比較的高い音響インピーダンスを有するタン
グステンと、それぞれ約13Gg/msまたは約2Gg/msの比較的低い音響
インピーダンスを有する酸化シリコンまたは合成樹脂とからなるサブレイヤから
形成される。これらの層は、前述の周波数の音響波がこれらの材料内を伝搬する
際の波長の4分の1波長に等しい厚さに形成される。前述の周波数帯における周
波数において、圧電層および反射層はともに1から3μmの範囲内の厚さを有する
【0004】 US3,414,832は、第1の例として、シリコンのキャリア基板から開始される
前述の段落において記載された方法を開示する。この基板において、半導体素子
、即ち、バイポーラ・トランジスタが形成される。続いて、半導体素子の次に圧
電フィルタが設けられる。このために、まず、音響反射層が基板上に部分的に形
成され、その後、この層の上に音響共振部が形成される。最後に、半導体素子を
そのフィルタに接続する金属が形成される。第2の例においては、絶縁すること
から開始され、まず、セラミック基板上に半導体素子を含む半導体結晶が設けら
れる。このポイントから後、該方法は、第1の例に関して記述された方法と同じ
方法で実行される。
【0005】 実際には、半導体素子の隣りに音響反射層を設けることは困難であることがわ
かっている。この目的のため、このような層は、半導体素子の上に、および隣り
合うように堆積されなければならない。その後、エッチング処理によってパター
ニングされなければならならず、その結果として、その層は半導体素子から再度
除去される。堆積された層は部分的に厚さが異なる場合があり、また、エッチン
グ処理は部分的に異なるエッチング速度で実行される場合がある。その結果、そ
の層が半導体素子から完全に除去されることを確実にするために、エッチング処
理は、その層が除去されるために厳密に必要とされる期間を越える期間の間実行
される。実際には、“オーバーエッチ期間”(“overetch time”)を約20%に
するのが通常である。音響反射層が半導体素子に用いられている層と比較して厚
い場合には、半導体素子に用いられている層は、”オーバーエッチング期間“の
間に完全にエッチングされてしまう可能性がある。このことによって、もはや使
用することができないほどに半導体素子はダメージを受ける結果となる。
【0006】 本発明の目的は、上述した欠点を克服することである。これを達成するために
、本発明に従った方法は、半導体素子が補助的シリコンスライス板(auxiliary
slice of silicon)の第1の面に形成され、その後、第1の電極を支持する圧電
材料層が補助的スライス板の上の同じ第1の面において形成され、その後、この
ように形成された構造には、そのフリー表面領域(free surface area)上に、
音響反射層が設けられ、続いて、この層とともにキャリア基板に付着され、その
後、音響共振部が設けられている補助的なスライス板の第2の面からシリコンが
除去されることを特徴とする。
【0007】 半導体素子の形成後、圧電材料層がシリコンの補助的スライス板上に堆積され
、続いて、パターンに従ってエッチングされる。この層は、音響反射層に比較し
て薄い。圧電材料層の厚さは、現実的には、1から3μmの間の範囲である。この
ような薄い層は、半導体素子が“オーバーエッチング期間”によって使用できな
くなるほどに半導体素子層に影響を与えることなしに、パターンに従って容易に
エッチングされることができる。半導体素子に、並びに音響共振部に設けられる
音響反射層は、パターンに従ってエッチングされない。従って、ハイブリッド集
積回路は、音響反射層がパターンに従ってエッチングされることなく、キャリア
基板上に設けられることができる。
【0008】 好ましくは、半導体領域は、シリコンのスライス板の上層に形成され、そのス
ライス板にはその上層の上に配置されている酸化シリコン層が形成され、その後
、第1の電極を支持している圧電材料層がこの酸化シリコン層上に形成され、そ
の後、このように形成された構造のフリー表面(free surface)に音響反射層が
設けられ、その構造は、続いてキャリア基板に前述の層とともに付着され、その
後、補助的スライス板の第2の面の表面が上層の直前で停止するシリコン除去の
処理を受け、続いて、音響共振部の位置においてシリコンが酸化シリコン層まで
下方へ除去される。表面全体に施される第1のシリコン除去段階は、通常用いら
れている機械的化学的研磨処理によって実行され得る。第2の段階において、酸
化シリコン層が音響共振部の位置において露出され、その酸化シリコン層はエッ
チング停止層として作用する。水酸化カリウムを入れたエッチング容器内におい
て、シリコンは酸化シリコンに関して選択性良くエッチングされ得る。このエッ
チング処理の間に、補助的スライス板の半導体素子の在る領域がマスクされ、そ
れによって、その領域においてシリコンが除去されることを防止する。
【0009】 酸化シリコン層が上層の下に埋め込まれて設けられているシリコンスライス板
のその上層に半導体領域が形成されている場合には、シリコンはその補助的スラ
イス板の第2の面からさらに容易に除去され得る。その上層は、ほとんど半導体
素子まで除去され、その後、第1の電極を支持する圧電材料層が露出された酸化
シリコン層上に形成され、その後、このように形成された構造のフリー表面に音
響反射層が設けられ、その後、その構造は、この層とともにキャリア基板に付着
され、その後、補助的スライス板の第2の面の表面からシリコンが埋め込まれた
酸化シリコン層まで下方へ除去される。使用されるそのスライス板はSOI(Si
licon-On-Insulator)のスライス板である。また、この場合、除去工程における
第1の段階として、通常の機械的化学的研磨処理が実行され得る。続くマスクな
しの段階において、埋め込まれていた酸化シリコン層が露出されるまでシリコン
がエッチングされる。約600μmの厚さのスライス板のうち、例えば、約500μm
が研磨処理によって除去され、残りがエッチングによって除去され得る。
【0010】 補助的スライス板上における共振部の圧電層が形成された後、第1の電極がそ
の上に形成される。補助的スライス板の第1の面に配置された酸化シリコン層上
に音響共振部を形成するに先立って、第2の電極が設けられる場合には、音響共
振部の配置について、第1の電極の反対側の第2の電極が同様の方法で共振部上
に形成され、その後、第1の電極を載せる圧電材料層がこの第2の電極上に形成
される。
【0011】 この方法の欠点は、共振部の圧電材料層が前述の第2の電極上に形成されなけ
ればならないことにある。この電極にダメージを与えることを防止するために、
圧電材料層は比較的低温で堆積されなければならない。例えば、第2の電極がア
ルミニウムまたはタングステンの層において形成されていた場合、補助的スライ
ス板は、圧電材料層の堆積の間に350℃よりも高い温度に熱してはならない。等
しく方向付けられた結晶を含む圧電材料層を得るためには、高温でその層を堆積
することが望ましい。このことは、圧電材料層が補助的スライス板の第1の面に
配置された酸化シリコン層上に直接形成され、その後、第1の電極が設けられ、
このように形成された構造のフリー表面に音響共振部層が設けられ、続いて、前
述の構造がこの層とともにキャリア基板に取り付けられ、その後、酸化シリコン
層が補助的スライス板の第2の面から露出され、続いて、音響共振部が配置され
る領域において、この層に開口が設けられ、第2の電極が設けられれば、可能に
なる。従って、圧電材料層は、第2の電極の形成に先立って形成される。よって
、堆積工程の間の加熱によって引き起こされるこの電極へのダメージは防止され
る。
【0012】 圧電フィルタは集積回路内において半導体素子へ接続されなければならない。
第1および第2の電極の両方が半導体素子へ接続される場合には、2つの金属化
層が形成されなければならない。つまり、補助的スライス板から見たときに、1
つの金属化層は共振部の下に、他の1つの金属化層は共振部の上になければなら
ない。共振部が比較的厚く、即ち、厚みが1から3μmの範囲であるので、第2の
金属化層を設けることは容易でない。この層を設けるために、比較的厚い共振部
の上やそれに隣接して延伸する導電部、それだけでなく、共振部のエッジを越え
て延伸する導電部を形成しなければならない。特に、後者の導電部は、高さにお
いて比較的大きく異なる部位を橋渡ししなければならないので、形成することが
困難である。第2の電極がともに第1の電極の反対側に配置される2つのサブ電
極にされた場合には、2つの連続して接続された共振部が2つのサブ電極の間に
形成され、この問題は回避される。この場合、たった1種類の金属が共振部の上
またはその近傍に形成されればよく、高さが異なるように橋渡しする前述の段階
は実行する必要がない。
【0013】 補助的基板が音響反射層の一部を形成する接着層によってキャリア基板へ付着
された場合、特に、音響共振部の第1の電極が音響反射層の一部を形成する場合
にも、簡単な構成が得られる。実際には、接着層が比較的低い音響インピーダン
スを有し、電極材料がそれより非常に大きな音響インピーダンスを有するのでこ
のようなことが可能になる。第1の電極の厚さは、フィルタの所望される共振周
波数に対応するために選択されなければならず、接着層は、その非常に低い音響
インピーダンスのためにより非常に厚くすることができる。
【0014】 本発明のこれらのおよび他の特徴は、次に記述される実施の形態に関連して説
明され明らかにされる。
【0015】 図面は、模式的であり、同一スケールで記載されているわけではなく、また、
一致する要素にはできる限り同じ参照番号が付されている。簡単化のために、製
造される半導体素子は、図示されているように、単一のバイポーラ・トランジス
タである。実際には、半導体素子は、多くのトランジスタを含む集積半導体回路
を代替的に用いてもよい。集積半導体回路には、例えば、抵抗器、キャパシタま
たはコイルなどの受動素子が付加されていてもよい。圧電フィルタを含む半導体
素子は、例えば、500MHzから5GHzの間の周波数を有する信号を処理すること
ができる選択的増幅器を形成することができる。
【0016】 図1から図11は、ハイブリッド集積回路の第1の実施の形態による製造のい
くつかの段階における模式的断面図である。図10に示されているように、ハイ
ブリッド集積回路は、互いにキャリア基板3の上に隣り合うように設けられた半
導体素子1および圧電フィルタ2を備える。半導体素子1は、シリコン層4に設
けられた半導体領域5、6を含む。圧電フィルタ2は、音響反射層7の上に形成
された音響共振部8、9、10を含む。その音響共振部は、圧電材料層8と、こ
の層8および音響反射層7の間に位置付けられている第1の電極9と、第1の電
極9に対して反対側に位置付けられ圧電材料層8の他の面に配置されている第2
の電極10とを含む。
【0017】 記述されている実施の形態において、半導体素子1がシリコンの補助的スライ
ス板12の第1の面11上に設けられ、その後、第1の電極9を搭載した圧電材
料層8が、補助スライス板の同じ第1の面11上に設けられる。
【0018】 第1の実施の形態において、補助スライス板12は、上層13に約800nmの厚
さにエピタキシャル成長せられることで設けられた約600μmの厚さのシリコン
のスライス板である。本実施の形態において、補助スライス板12は、約5×10
15atoms/ccの低濃度でn型にドーピングされ、トランジスタ1が後に形成さ
れる領域においては、約1020atoms/ccの高濃度でn型にドーピングされた埋
め込み層14が形成されている。これから記述されるように、層13の一部分は
、そのトランジスタの半導体領域5および6が形成されるシリコン層4を形成す
る。層13には、後に形成されるトランジスタのコレクタのためのドーピングと
して役立ち得るn型のドーピングが施される。埋め込み層14は、高濃度でn型
にドーピングされ、トランジスタ1のコレクタのための接続層として作用し得る
。上層13内において、5×1017atoms/ccの不純物濃度でp型にドーピングさ
れた約200nmのディープベース領域5、および2×1020atoms/ccの不純物濃度
で約100nmのディープエミッタ領域6が、通常用いられている方法で形成される
。トランジスタ1のコレクタ領域は、エミッタ領域6の下に位置付けられる層1
3の部分15によって形成される。
【0019】 上層13の上に、約600nmの厚さの酸化シリコン層16が、エミッタ領域6お
よびベース領域5のそれぞれの接続を可能とする開口17および18を有するよ
うに形成される。図示する面上の外側に他の開口が、埋め込み層14の接続、従
って、トランジスタのコレクタ15の接続を可能にするように、酸化シリコン層
17内において形成される。
【0020】 酸化シリコン層16の上には、金属、例えば、約500nmの厚さのアルミニウム
の層が、導電部19と、第1の実施の形態においては、後に形成される音響共振
部8、9、10の電極10と、を含むように形成される。
【0021】 半導体素子1、および、本実施の形態においては、電極10の形成後、音響共
振部8、9、10は、スライス板12の第1の面上に半導体素子1に隣り合うよ
うに形成される。この目的を達成するために、圧電材料層が位置付けられ、続い
て、図3に示されている部分8が完全に残存するようにパターンに従ってエッチ
ングされる。実際には、圧電材料層は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)ま
たは酸化亜鉛(ZnO)の層でよい。これらの層は、これらの材料内を伝搬する
前述の周波数の音響波の有する波長の半波長に等しい厚さに形成される。500M
Hzと5GHzとの間の周波数帯域内の周波数用に、圧電層は1から3μmの範囲内
の厚みを有する。この層8は、例えば、約200μmの長さおよび幅を有する。
【0022】 堆積された層は部分的に異なる厚みを示す場合があり、エッチング工程では、
部分的にエッチングレートが異なる場合がある。従って、確実に層が全体的に半
導体素子から除去されるように、エッチング処理は、その層をエッチングして除
去するために厳密に必要とされる期間よりも長い期間の間実行される。実際には
、約20%の“オーバーエッチング期間”が、通常、設定される。圧電材料層は1
から2μmの間の比較的薄い厚みを有する。このような薄い層は、半導体素子が
“オーバーエッチング期間”によって使用できなくなるほどに半導体素子層に悪
影響を与えてしまうことなく、パターンに従って容易にエッチングされ得る。
【0023】 導電部19および圧電材料層8の上に、約250μmの厚みの酸化シリコン層2
0が堆積され、酸化シリコン層20には、開口21が形成される。続いて、その
開口21内に、約1μmの厚さのタングステン電極9が配設される。この電極は
、図示する面の外側において、導電部19の1つに電極9を接続する接続部も形
成する層によって形成される。従って、共振部8、9、10は、補助的スライス
板12上において半導体素子1の隣りに形成される。続いて、音響反射層7が、
図5において示され、前述のように形成された構造の全くのフリー表面(entire
free surface)の上に堆積される。本実施の形態において、この音響反射層は
、5つの約1μmの厚みのサブレイヤの積層から構成されている層である。1μm
の厚みのタングステン電極9上には、約1μmの厚みの酸化シリコン層である積
層の第1の層が設けられ、その上に約1μmの厚みのタングステン層が堆積され
、続いて、約1μmの厚みの酸化シリコン層、約1μmの厚みのタングステン層、
最後に、約1μmの厚みの酸化シリコン層が堆積される。
【0024】 共振部を搭載する音響反射層は、実際には、一般に、高い音響インピーダンス
と低い音響インピーダンスとを交互に有するようにいくつかのサブレイヤから構
成される。通常用いられているサブレイヤは、例えば、約100Gg/msという比較
的高い音響インピーダンスを有するタングステンと、例えば、それぞれ約13Gg/m sおよび約2Gg/msという比較的低い音響インピーダンスを有する酸化シリコ
ンまたは合成樹脂(synthetic resin)とから形成される。これらのレイヤは、
これらの材料内を伝播する前述の周波数の音響波における波長の4分の1に等しい
厚みに形成される。
【0025】 次に、図6に示す構造は、接着層22(例えば、ポリイミド)によって、キャ
リア基板3(本実施の形態においては2から3mmの厚みを有するガラス板)の上に
付着される。次に、補助的スライス板12の第2の面23の全表面は、上層13
の直前で停止するシリコン除去の処理を受け、続いて、シリコンが、音響共振部
8、9、10の領域において酸化シリコン層17まで下方へ除去される。その表
面に亘って施される第1のシリコン除去段階は、通常用いられている機械的化学
的研磨処理によって実行されることができ、600μmの厚みのスライス板12か
ら400μmが除去される。第2の段階において、酸化シリコン層16が音響共振
部8、9、10の領域において露出され、その酸化シリコン層16はエッチング
停止層として作用し得る。水酸化カリウムを入れたエッチング容器内において、
シリコンは酸化シリコンに対して非常に選択性良くエッチングされ得る。このエ
ッチング処理の間に、エッチングマスク24が半導体素子1の領域に形成される
。本実施の形態においては、そのエッチングマスクは、約200nmの厚さの窒化シ
リコン層で形成される。
【0026】 露出された酸化シリコン層16には、最後に、開口(図示せず)が設けられ、
ハイブリッド集積回路が外部と接続することができる。
【0027】 図11から18は、半導体素子1および圧電フィルタ2を備えたハイブリッド
集積回路の第2の実施の形態による製造のいくつかの段階における模式的断面図
である。本実施の形態によれば、半導体素子は半導体領域5および6を含むバイ
ポーラ・トランジスタであり、圧電フィルタ2は音響反射層7の上に形成される
音響共振部8、9、10を有し、前述のバイポーラ・トランジスタおよび圧電フ
ィルタは、キャリア基板3上に互いに隣り合って配置されている。
【0028】 第2の実施の形態において、補助的スライス板25は、そのスライス板内に埋
め込まれた絶縁材料層26(本実施の形態においては埋め込まれた酸化シリコン
層)を含む約600μmの厚みのシリコンスライス板であり、その絶縁材料層の上
には、約1020atoms/ccでn型のドーピングされた約100nmの厚みのシリコン単
結晶層27が位置付けられている。約800nmの厚みの上層28が層27の上に形
成される。本実施の形態によれば、その上層は、約5×1015atoms/ccで低濃度
のn型にドーピングされている。このドーピングは、後に形成されるトランジス
タのコレクタのドーピングとして役立つ。層27は、高濃度のn型にドーピング
され、トランジスタ1のコレクタのための接続層として作用する。
【0029】 n型のドーピング層28において、5×1017atoms/ccのドーピング濃度でp
型にドーピングされた約200nmのディープベース領域5と、2×1020atoms/cc
のドーピング濃度を有する約100nmのディープエミッタ領域6とが、通常用いら
れている方法で形成される。トランジスタ1のコレクタ領域は、エミッタ領域6
の下に位置する層28のうちの部分15によって形成される。続いて、酸化シリ
コン層26の上に位置付けられている層27および28はトランジスタ近傍まで
除去され、それによって、シリコン層4には、半導体領域5および6が残存して
形成されている。次に、酸化シリコン層29がこの層の上に形成される。該酸化
シリコン層はそれぞれエミッタ領域6およびベース領域5の接続のための開口3
0および31を有する。
【0030】 酸化シリコン層26および29上には、金属(例えば、約200nmの厚みのアル
ミニウム層)が形成され、この金属は、導電部19と、第2の実施の形態におい
て後に形成される音響共振部8、9、10のうちの電極10とを有する。
【0031】 半導体素子1、本実施の形態においては電極10の形成の後、音響共振部8、
9、10が、スライス板12の第1の面11の上であって半導体素子1の隣りに
形成される。本目的のために、圧電材料層が配置され、続いて、圧電材料層は、
図13に示されるように部分8が保護されるようなパターンに従ってエッチング
される。この層8は、例えば、約200μmの幅および長さを有する。本実施の形
態においても、圧電材料層は、半導体素子が“オーバーエッチング期間”によっ
て使用できなくなるほどに半導体素子層に悪影響を与えてしまうことなく、パタ
ーンに従ってエッチングされ得る。
【0032】 導電部19および圧電材料層8の上に、約250nmの厚みの酸化シリコン層20
が堆積され、そこに開口21が形成され、次に、開口21の内側に、約1μmの
厚みのタングステン電極9が設けられる。この電極は、図示する面の外側におい
て、導電部19の1つに電気的に接続するように形成される接続も形成される層
において形成される。従って、共振部8、9、10は、補助的スライス板25上
において、半導体素子1に隣り合うように形成される。続いて、音響反射層7が
、図5に示されているこのように形成された構造の全フリー表面上に堆積される
。本実施の形態においても、音響反射層は、酸化シリコンおよびタングステンの
サブレイヤの積層から構成される層である。
【0033】 続いて、図16において示される構造は、接着層22(例えば、ポリイミド)
によって、キャリア基板3(本実施の形態においては、2,3mmの厚みを有する
ガラス板)上に設けられる。次に、シリコンが、補助的シリコンスライス板15
の第2の面23の表面全体からシリコン層26まで下方へ除去される。本実施の
形態においても、シリコンは、2つの段階で除去され得る。第1の段階では、通
常に用いられている機械的化学的研磨処が施され、600μmの厚みのスライス板
12のうち400μmが除去される。第2の段階は、水酸化カリウムを入れたエッ
チング容器内で実行される。第2の実施の形態においては、シリコンはマスクを
使用することなく除去され、それによって、本実施の形態は第1の実施の形態よ
りも簡単化されている。
【0034】 露出されたシリコン層26には、ハイブリッド集積回路が外部と接続するため
に、最後に、開口(図示せず)が設けられる。
【0035】 この2つの実施の形態において、共振部8、9、10のうち、圧電層8の形成
の後、その層の上に電極9が形成される。この電極は、共振部8、9、10のう
ち、第1の電極9を形成する。キャリア基板3の上にフィルタ2が搭載された後
、この電極は、キャリア基板から見て、共振部8、9、10の下に位置付けられ
る。この2つの実施の形態において、第2の電極10は、図3および図13を参
照して、音響層8に先立って形成される。続いて、圧電層8がこの第2の電極の
上に設けられる。
【0036】 図19から22は、第3の実施の形態による製造のいくつかの段階における模
式的断面図である。この製造は、初期において、図1および図2に示されている
ものと同じ方法で行われる。図19に示すように、酸化シリコン層16上には、
開口17および18が設けられる前に、圧電層8が形成される。次に、酸化シリ
コン層に開口17および18が形成され、導電部19を含む金属が形成される。
【0037】 圧電材料層8は、酸化シリコン層16上に直に形成される。前述した2つの実
施の形態において、この層8は、第2の電極10の上に形成される。第2の電極
10へのダメージを防止するために、圧電材料層は、比較的低温で堆積されなけ
ればならない。第2の電極が、例えば、アルミニウムまたはタングステンの層で
形成されている場合には、補助的スライス板は、圧電材料層の堆積の間に、約35
0℃を超える温度には熱することができない。等しい方向性を有する結晶からな
る圧電材料層を得るために、高温においてその層を堆積することが所望される。
このことは、第3の実施の形態において記載されている方法を使用すれば可能に
なる。
【0038】 図19において示される構造の形成の後、開口21を有する酸化シリコン層2
0が形成され、その後、共振部8、9、10のうち第1の電極9が開口21の内
側に形成される。続いて、音響反射層7が堆積される。
【0039】 続いて、図20に示される構造は、接着層22によってキャリア基板3に固定
される。次に、シリコンが補助的スライス板12の第2の面23の表面全体から
除去され、その処理は上層13の直前で停止し、続いて、シリコンが音響共振部
8、9、10の領域において酸化シリコン層17まで下方へ除去される。この工
程において、エッチングマスク24が半導体素子1の領域に設けられている。
【0040】 最後に、酸化シリコン層16には、音響共振部の領域において、共振部8、9
、10のうち第2の電極10を設ける部分に開口21が形成される。実際には、
より多くの開口が露出された酸化シリコン層16に形成されてもよく、それによ
って、第2の電極10は導電部19へ接続されることができ、ハイブリッド集積
回路が外部に接続されるように形成されることができる。
【0041】 図23から図25は、第4の実施の形態による製造のいくつかの段階における
模式的断面図である。この製造は、初期においては、図11および図12に示さ
れているように行われる。図23に図示されているように、開口30および31
が酸化シリコン層29に設けられる前に、圧電層8が酸化シリコン層26上に形
成される。続いて、開口30および31が酸化シリコン層29に形成され、導電
部19を含む金属が設けられる。
【0042】 圧電材料層8は、第1および第2の実施の形態のように第2の電極10の上で
はなく、第3の実施の形態と同様に、酸化シリコン層26の上に直に形成される
。このことによって、第3の実施の形態において記載されているように、圧電材
料層は比較的高温において堆積されることができる。
【0043】 図23に示されている構造の形成後、開口21を有する酸化シリコン層20が
形成され、その後、共振部8、9、10のうち第1の電極9が開口21の内側に
設けられる。次に、音響反射層7は堆積され、このように形成された構造は、接
着層22によってキャリア基板9に固定される。続いて、シリコンが、補助的シ
リコンスライス板12における第2の面23の表面全体から酸化シリコン層26
に至るまで下方へ除去される。
【0044】 最後に、酸化シリコン層26には、音響共振部の領域において、共振部8、9
、10のうち第2の電極10を設ける部分に開口33が形成される。実際には、
より多くの開口が露出された酸化シリコン層26に形成されてもよく、それによ
って、第2の電極10は導電部19へ接続されることができ、ハイブリッド集積
回路が外部に接続されるように形成されることができる。
【0045】 この集積回路において、圧電フィルタ2は半導体素子1へ接続されなければな
らない。第2の電極10と同様に第1の電極9が半導体素子1に接続されている
とした場合、2つの金属層が形成されなければならない。即ち、その1つは導電
部19を含み、他の1つは第1の電極9を含むものである。共振部が比較的厚い
、即ち、1から3μmの範囲にある場合には、第1の電極9を含む第2の金属層は
容易に設けることができない。この層は、比較的厚い共振部8の上や近傍の両方
に位置する導電部だけでなく、その共振部のエッジを越えて延伸する導電部も含
めなければならない。
【0046】 特に、高さにおいて比較的大きく異なる部位を橋渡ししなければならない後者の
導電部は、形成することが困難である。この問題は、音響共振部8の第2の電極
10が、図26および図27において示されているように、第1の電極9に対し
て、ともに対向する2つのサブ電極34および35を含むようにされている場合
には、それによって、2つの直列接続された共振部が2つのサブ電極34および
35の間に形成される。その結果、金属だけがその共振部の上およびその近傍に
形成されればよく、高さの異なる部位への橋渡しをする前述の段階を採用する必
要がない。これは、図25に示される第4の実施の形態のハイブリッド集積回路
に対応したものとして図26に示され、図18に示される第2の実施の形態に対
応したものとして図27(?)に示される。上述した他の実施の形態による製造
を簡単化させるという同じ結果を導くことは明らかである。
【0047】 簡単な構成は、さらに、補助的基板12、25が音響反射層7の一部を形成す
る接着層によってキャリア基板3へ固定されている場合、特に、音響共振部のう
ち第1の電極9が音響反射層7の一部を形成している場合にも得られる。これは
実際に実現可能である。なぜなら、接着層は比較的低い音響抵抗を示し、電極材
料はそれより非常に高い音響抵抗を示すからである。第1の電極9の厚みは、そ
のフィルタの所望される共振周波数に従うように選択され、一方、接着層は、そ
の非常に低い音響インピーダンスのために非常に厚い厚みを有する。図28にお
いて第4の実施の形態として示されているのがこの結果である。本実施の形態に
おいても、他の上述した実施の形態の製造を簡単にするという同じ結果になるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図2】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図3】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図4】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図5】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図6】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図7】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図8】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図9】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図10】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第1の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図11】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図12】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図13】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図14】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図15】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図16】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図17】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図18】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第2の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図19】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第3の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図20】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第3の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図21】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第3の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図22】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第3の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図23】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第4の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図24】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第4の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図25】 本発明に従った方法によって製造されたハイブリッド集積回路の第4の実施の
形態の製造におけるいくつかの段階の模式的断面図。
【図26】 前述の実施の形態の製造の簡単化を可能とするいくつかの特定の結果の模式的
断面図。
【図27】 前述の実施の形態の製造の簡単化を可能とするいくつかの特定の結果の模式的
断面図。
【図28】 前述の実施の形態の製造の簡単化を可能とするいくつかの特定の結果の模式的
断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィルヘルムス、エム.シー.ドルマンス オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 ルカス、レイテン オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 (72)発明者 ヘンリクス、ジー.アール.マース オランダ国5656、アーアー、アインドーフ ェン、プロフ.ホルストラーン、6 Fターム(参考) 5J108 AA07 BB07 BB08 CC11 JJ04 KK02 KK07 MM11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣り合ってキャリア基板上に設けられた半導体素子および圧電フィルタ
    を備え、前記半導体素子はシリコン層に設けられた半導体領域を含み、前記圧電
    フィルタは音響反射層上に形成された音響共振部を含み、前記音響共振部は、圧
    電材料層と、該層および前記音響反射層の間に位置付けられた第1の電極と、前
    記圧電材料層の他の面であって第1の電極に対して反対側に配置された第2の電極
    とを含むハイブリッド集積回路を製造する方法であって、 前記半導体素子は補助的シリコンスライス板の第1の面に形成され、その後、
    前記第1の電極を支持する圧電材料層が前記補助的スライス板の同じ第1の面に
    設けられ、その後、このように形成された該構造が、音響反射層とともにそのフ
    リー表面領域上に形成され、続いて、該音響反射層とともに前記キャリア基板に
    付着され、その後、前記補助的スライス板の前記第2の面から、前記音響共振部
    の領域におけるシリコンが除去されることを特徴とするハイブリッド集積回路を
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体領域はシリコンスライス板の上層に形成され、該スライス板には、
    該上層の上に酸化シリコン層が設けられ、その後、前記第1の電極を支持する前
    記圧電材料層が該酸化シリコン層上に形成され、その後、このように形成された
    該構造のフリー表面には、音響反射層が設けられ、続いて、前記構造は、前記音
    響反射層とともに前記キャリア基板へ付着され、その後、前記補助的スライス基
    板の前記第2の面の表面は前記上層の直前で停止するシリコン除去処理を施され
    、続いて、前記音響共振部の領域において、シリコンは前記酸化シリコン層まで
    下方へ除去されることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド集積回路を製
    造する方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体領域は、シリコンスライス板の上層であって、該上層の下方に埋め
    込まれた酸化シリコン層を有するシリコンスライス板の該上層に形成され、前記
    半導体素子に隣り合う部分の該上層が除去され、その後、前記第1の電極を支持
    する圧電材料層が、露出された前記酸化シリコン層上に形成され、その後、この
    ように形成された該構造のフリー表面には音響反射層が設けられ、その後、該構
    造は、該音響反射層とともに前記キャリア基板へ付着され、その後、シリコンが
    、前記補助的スライス板の第2の面の表面から前記埋め込まれた酸化シリコン層
    まで下方へ除去されることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド集積回路
    を製造する方法。
  4. 【請求項4】 まず、前記補助的スライス板の第1の面に配置された前記酸化シリコン層が、
    前記第2の電極とともに、前記音響共振部の領域に設けられ、その後、前記第1
    の電極を搭載した前記圧電材料層が前記第2の電極上に形成されることを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載のハイブリッド集積回路を製造する方法。
  5. 【請求項5】 前記圧電材料層は、前記補助的スライス板の第1の面に配置された前記酸化シ
    リコン層上に直接に形成され、その後、前記第1の電極が設けられ、このように
    形成された該構造のフリー表面上に音響反射層が形成され、続いて、前記構造は
    該音響反射層とともに前記キャリア基板へ付着され、その後、前記酸化シリコン
    層が前記補助的スライス板の第2の面から露出され、続いて、前記酸化シリコン
    層には、前記音響共振部の領域において、前記第2の電極が形成される開口が設
    けられることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のハイブリッド集積回
    路を製造する方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の電極は、ともに前記第1の電極の反対側に配置される2つのサブ電
    極になるようにされ、それによって、前記2つのサブ電極の間に2つの直列接続
    された共振部が形成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のハ
    イブリッド集積回路を製造する方法。
  7. 【請求項7】 前記補助的スライス板は、接着層により前記キャリア基板へ付着されることを
    特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のハイブリッド集積回路を製
    造する方法。
  8. 【請求項8】 前記補助的スライス板は、前記音響反射層の一部を形成する接着層により前記
    キャリア基板へ付着されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに
    記載のハイブリッド集積回路を製造する方法。
  9. 【請求項9】 前記音響共振部のうち前記第1の電極は前記音響反射層の一部を形成すること
    を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のハイブリッド集積回路を
    製造する方法。
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