JP2004013662A - 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークに新規に追加された印刷装置に対して、クラインアトPCから印刷が可能にするためには、例えば管理者が、手動で印刷装置が適切に接続可能にするための設定を行い、手動でサーバのソフトウェアの設定を行う必要があり負荷のかかる作業であった。
【解決手段】ネットワークに新規に追加された印刷装置を自動で特定し、特定された印刷装置がネットワークに適切に接続可能にするための設定を自動で行い、サーバのソフトウェアの設定を自動で行ない、管理者の管理の負荷を軽減可能になる。
【選択図】 図5
【解決手段】ネットワークに新規に追加された印刷装置を自動で特定し、特定された印刷装置がネットワークに適切に接続可能にするための設定を自動で行い、サーバのソフトウェアの設定を自動で行ない、管理者の管理の負荷を軽減可能になる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークデバイス、及び、ネットワークデバイスとネットワークを介して通信可能なコンピュータ、及び、これらの装置を含むネットワークシステム、及び、方法、及び制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを探索し、探索されたネットワークデバイスをユーザが手動で指定すると、ネットワークアドレスの設定が行われる技術は存在する。
【0003】
しかし、新しくネットワークに接続する印刷装置を購入し、印刷クライアントからネットワーク経由で印刷可能にするためには、種々の手続きをふむ必要がある。例えば、印刷装置をTCP/IPのネットワークに接続する場合、最初に管理者は、印刷装置のパネルを使用したり、印刷装置に付属されたツールを使用したりして、印刷装置に対してIPアドレスを設定する。次に、プリントサーバPCに、設定したIPアドレスのLPRポートを作成し、購入した印刷装置のプリンタドライバをインストールし、出力先をLPRポートに割り振り、共有で使用できる設定を行う。最後に、各クライアントPCに、共有されたプリンタのプリンタドライバを各自インストールしてもらうか、または管理者が赴き、インストール作業を行う。以上の手続きを踏むことにより、クライアントPCから新しい印刷装置に対して印刷が可能になる。
【0004】
対して、一般ユーザのマニュアル操作無しに、クライアントPCにプリンタドライバをインストールできる方法が考えられつつある。このようなネットワークシステムでは、管理者がインストール指定すると、自動で各クライアントPCにプリンタドライバをインストールする機能がある。しかし、この場合も、プリンタドライバのインストールという手続きに関しては軽減されているが、購入してきたネットワークプリンタに対して、例えばIPアドレスの設定を行い、プリンタの設定項目をオブジェクトとして管理するための仕組みであるプリントエージェントオブジェクトを作成する手続きが必要である。
【0005】
このように、新規にネットワークに接続された印刷装置に対して、クライアントPCから印刷を可能にする手続きは、数多くの手続きを踏み、一般的に複雑であり、管理者の負荷を増加させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、これらの問題点の少なくとも一つの点を鑑みてなされたもので、ネットワーク環境下において、周辺装置がネットワークに接続されると、周辺装置がネットワーク通信を可能な状態になっているか否かを判断する仕組みを提供することを一つの目的とする。
【0007】
さらにこの判断結果に応じて、周辺装置の通信環境の設定を自動で行牛組を提供することをさらに別の目的とする。
【0008】
さらには、クライアントPCから印刷を可能にするための設定を自動で行ない、改良された方法及び印刷装置を提供し、ひいては管理者の負荷を低減することをさらに別の目的とする。
【0009】
さらに、本願発明の実施形態においては、あるサブネットワークに接続されていたネットワークデバイスが、異なるサブネットワークに移動した場合であっても、サーバ側で当該ネットワークデバイスを適切に再設定できる仕組みを提供することをさらに別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的の少なくとも一つを達成すべく、本願においては、解決手段の一例として、以下の手段を提供する。
【0011】
請求項1に記載の発明は、周辺装置と通信可能な情報処理装置において、前記周辺装置に対する探索要求を発行し、前記探索要求に対する応答に付加された前記周辺装置を一意に識別可能な識別情報を取得することにより、前記ネットワーク上の周辺装置を探索する探索手段と、所定のプロトコルに従い、周辺装置に対して設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求を前記ネットワークへ送信する送信処理を制御する送信制御手段と、該送信処理において送信された前記設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求に対する応答を取得する取得手段と、前記探索手段に探索された周辺装置の情報と、前記取得手段により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索手段に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記判断手段は、前記探索手段が探索した周辺装置に固有の識別情報をキーにして、前記取得手段が取得した設定情報が含む固有の識別情報に対応する周辺装置の設定が適切か否かを判断することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記送信制御手段は、所定のサブネットに属する前記周辺装置に対し、該周辺装置に設定されているIPアドレス情報の取得要求を送信する送信処理を制御し、前記取得手段は、前記サブネットに属するように設定されている周辺装置から、前記周辺装置に固有の識別情報を含む前記取得要求に対する応答を取得し、前記判断手段は、前記取得手段が取得した固有の識別情報を用いて、前記探索手段が探索した周辺装置に、正しくIPアドレスが設定されているか否かを判断することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記判断手段は、前記探索手段が探索した所定のサブネットに周辺装置が属するように前記周辺装置が設定されている場合には、前記周辺装置が正しく設定されていると判断することを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、前記判断手段により、正しく設定されていないと判断された周辺装置を自動的に前記所定のプロトコルにて通信可能に設定する設定情報をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】
他の請求項に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の発明の方法及び制御プログラムの発明であるので省略する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
本実施形態の目的の一つは、ネットワークシステムの環境下において、デバイス設定処理に実質的なユーザの介入を必要とすることなく、印刷装置がネットワークに接続可能となる設定を行い、印刷可能となる設定を行い、クライアントPCから印刷を可能にすることである。
【0018】
特に、第1の実施形態では、各コンピュータ、および印刷装置は、ネットワークで接続されており、ネットワークは、TCP/IPプロトコルをサポートしており、各コンピュータはIPアドレスが付加されていると仮定する。
【0019】
図1は、本発明の実施形態を適用可能なコンピュータの内部構成を示した図であり、以後登場するコンピュータの内部構成は、特に示さない場合には同様のものとする。図1に示すとおり、本実施形態に示すコンピュータは、標準的なPCや、ワークステーションにより構成される。
【0020】
図1において、100は、印刷クライアントコンピュータであり、クライアントコンピュータから新しく接続された印刷装置に対して、プリンタドライバをインストールして、印刷を行うコンピュータである。または、サーバコンピュータを兼ねていてもよい。または、印刷クライアントコンピュータが印刷可能にするための設定を行うプログラムがインストールされているコンピュータである。PC100は、ROM102もしくはハードディスク(HD)111に記憶された、あるいはフロッピー(R)ディスクドライブ(FD)112より供給される印刷装置設定プログラム、またはサーバ設定プログラムを実行するCPU101を備え、システムバス104に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0021】
103はRAMで、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。105はユーザコマンド入力コントローラ(KBC)で、キーボード(KB)109や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。106はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)110の表示を制御する。107はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、そして印刷装置設定プログラム、またはサーバ設定プログラム等を記憶するハードディスク(HD)111およびフロッピー(R)ディスクコントローラ(FDC)112とのアクセスを制御する。108はホストインタフェース(I/F)で、LAN120を介して、ローカルプリンタ、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
【0022】
図2は、本実施形態に含まれるプリンタの内部構成を示した図であり、以後、特に示さない限り記載される印刷装置の内部構成はこのようになっているものとする。ここでは、本発明の周辺装置の一例として、画像形成装置であるプリンタを挙げたが、周辺装置には、他の画像形成装置として、レーザプリンタはもちろん、インクジェットプリンタ、複写機、ファクシミリ並びにこれらの複合機であってもよいが、デジタルカメラ、スキャナなども含む。
【0023】
図2において、200は、ネットワークデバイスである印刷装置であり、ROM202もしくはRAM203などの記憶媒体より供給されるソフトウェアを実行するCPU201を備え、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0024】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205はユーザコマンド入力装置で、本体パネルボタン等からの指示入力を制御する。206は、パネル表示部で、本体パネル内の液晶等に、本体の状態等を制御したり表示したりする。207は、印刷デバイスとして、本体を制御する。208はホストインタフェース(I/F)で、LAN209を介して、ローカルプリンタ、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
【0025】
図3は、実質的な一般ユーザの介入を必要とすることない、印刷装置の設定を行い、サーバコンピュータの設定を行うシステムが動作するネットワークシステムの構成の実施形態の一例を示す図である。サーバコンピュータには、例えば、NDPS(登録商標)に対応したノベル社のネットウェアなどのミドルウェアが搭載されていてもよい。
【0026】
図3において、300は、例えばTCP/IPプロトコルをサポートするネットワークである。310、320、330は、ユーザが使用している印刷クライアントコンピュータで、ユーザは、プリンタドライバを使って、主に印刷装置350に印刷出力をするものとする。印刷クライアントは、図1のハードウェア構成を持つ。340は、サーバコンピュータで、ユーザが、新しく接続された印刷装置350に印刷できるようにするため、実質的な管理者の介入を必要とすること無く、印刷装置350の設定を行い、続いてサーバコンピュータの設定を行うプログラムが動作し、図1のハードウェア構成を持つ。なお、簡易のため、印刷装置設定プログラム、およびサーバ設定プログラムが、サーバコンピュータ340上で動作するとしているが、別のコンピュータで動作しても良いことは言うまでもない。この場合、サーバ設定プログラムは、なんらかの方法でサーバコンピュータ340と通信することになる。
【0027】
350は、周辺装置の一例である印刷装置で、一般ユーザに使用させる新しく接続された印刷装置であり、図2の構成を有する。もちろん、これらの構成は、一般的な構成を概念図にしただけで、一般ユーザが使用するコンピュータは何台あって良いことは言うまでもない。また、印刷装置が複数あっても良いことは言うまでもない。
【0028】
図4は、自動印刷環境構築プログラムの具体的な操作の流れの一例を示したフローチャートである。各コンピュータ、および印刷装置は、図1に示されたようなネットワークで接続されており、ネットワークは、TCP/IPプロトコルをサポートしており、各コンピュータはIPアドレスが付加されている場合を考える。また、サーバコンピュータ340は、印刷装置に対して、例えばLPRなどの所定のネットワークプリンティングプロトコルを使用して印刷ジョブを投入し、印刷クライアントコンピュータは、サーバコンピュータ340経由で印刷を行うことができるものとする。例えば、サーバコンピュータ340は、図1のようなハードウェア構成を取る。
【0029】
上述のような前提のシステムにおいて、ある印刷装置を購入し、ネットワークに接続すると、例えば、サーバコンピュータ340のHD111又はFD112に記憶されている、本発明の設定プログラムが起動し、図4のS401の処理を開始する。ステップS401において、新規に接続された印刷装置を発見する。なお、新規に接続された印刷装置を発見する方法は種々あるが、一例は後述する。
【0030】
次に、ステップS402において、新規に接続された印刷装置があるかどうかを判定する。新規に接続された印刷装置が無い場合、ステップS407に進み、処理を終了しないならば、ステップS408に進み、一定期間待機したあとステップS401へ戻る。処理を終了するならば、図4の一連のプロセスを終了する。S407において、処理を終了するか、処理を終了しないかは、例えば、自動印刷環境構築プログラム9997(設定プログラム)が、キーボードなどからの終了指示の入力に基づく終了シグナル、あるいは、サーバコンピュータ340内の、予め設定したタイマによる終了を示す割込みを認識するか否かで判断可能である。
【0031】
ステップS402において、新規に接続された印刷装置がある場合は、ステップS403へ進む。新規に接続された印刷装置にはIPアドレスが設定されていないか、有効なIPアドレスが設定されていないか、DHCP(DynamicHost Control Protocol)の設定がされていることが考えられる。DHCPは接続された時にDHCPサーバにより動的にIPアドレスを取得できるため便利であるが、DHCPサーバがネットワークに接続されいる必要があり、特に、電源投入毎にIPアドレスが変わることがあり、クライアントからIPアドレスを指定して印刷するLPR印刷の場合は、印刷装置にDHCPでIPアドレスを取得させる方法は一般的に不向きである。
【0032】
そこで、ステップS403において、固定の有効なIPアドレスを印刷装置に設定する場合を考える。なお、固定のIPアドレスを設定する方法は種々あるが、手動で設定しても、遠隔で設定しても、どの方法でも良いことは言うまでもない。また、印刷装置に設定するIPアドレスを選定する方法としては、もし印刷装置が発見された時に使用するIPアドレスをあらかじめ設定する方法が考えられる。なお、IPアドレスのコンフリクトを防ぐため、あらかじめ設定しておくIPアドレスを複数にするか、範囲を与えるようにし、設定する前に、設定しようとするIPアドレスが本当に現在使用されていないかを確認してから設定するとよい。
【0033】
次に、ステップS404において、新しく追加された印刷装置に対して、Printer Agent(以後PAと略する場合がある)オブジェクトを生成する。PAは、一般的には抽象的な概念であるが、ここでは、プリンタをオブジェクトとして管理するための、各種設定情報を含むデータ構造を示すものとする。本実施例では、ステップS403で生成するPAは、Public Access Printerとして生成するとする。PAの名前に関しては、任意の重複しない数字であっても良いし、IPアドレスであっても良いし、あらかじめ与えられていた名前であっても良いし、その他、重複しなければ何であっても良い。次に、ステップS405において、ステップS404において生成されたPAに対して、サーバコンピュータ304に搭載されるミドルウェアの自動ドライバインストール機能を有効にする設定を行う。
【0034】
次に、ステップS406において、ステップS404において生成されたPAに対して、あらかじめ用意しておいたプリンタドライバにより、プリンタドライバの関連付けを行い、終了する。
【0035】
図5は、新規に接続された印刷装置を発見する実施形態の一例を示したフローチャートである。図5の各処理は、サーバコンピュータ340に記憶された自動印刷環境構築プログラム9997により実行される。ネットワークには、プリンタだけでは無くPC等、様々な機器が接続されている。目的のネットワークに接続された印刷装置だけを列挙するため、自動印刷環境構築プログラムは、ステップS501において、印刷装置が理解でき、印刷装置が応答を返すプロトコルAの探索要求パケットをネットワーク全体にブロードキャストする処理を制御する。プロトコルAは、所望のネットワーク、ここでは、サブネットワーク(サブネット)内にプリンタの探索要求のブロードキャストを行なう。探索要求を受けたプリンタは、要求に対して、例えば、イーサネット(R)のネットワークボードに一意に物理的に付与されるMACアドレスを付加した応答を返信する。サーバコンピュータ340は、プリンタ350から、応答を受信することにより、当該ネットワークのサブネットに接続される全てのプリンタを検出することができる。
【0036】
プロトコルAは、ここでは、周辺装置探索用の簡易なプロトコルであり、周辺装置固有の識別情報、例えばMACアドレスなどを、ネットワークを探索して取得することができる。印刷装置は、プロトコルAの探索要求パケットを受け取ると、自分のMACアドレスを付加して応答を返すので、ステップS502において、応答が返ってきたMACアドレスのリストで構成されている、印刷装置のリストであるリストAを作成する。次に、ネットワークに接続された印刷装置の中で、既に使用されている印刷装置と、新しく追加された印刷装置を区別する。有効なIPアドレスが設定されている印刷装置が既に使用されている印刷装置、有効なIPアドレスが設定されていない印刷装置が新しく追加された印刷装置と考えられるため、有効なIPアドレスが設定されている機器が応答するプロトコルBに基づく探索パケットをネットワーク全体にブロードキャストする処理を、不図示のOS又は、送信プログラムを介して制御する。
【0037】
有効なIPアドレスが設定された機器は、プロトコルBの探索パケットを受け取ると、自分にIPアドレスとMACアドレスを付加して応答を返すので、ステップS504において、応答が返ってきたIPアドレスとMACアドレスのリストで構成されている、有効なIPアドレスが設定された機器のリストであるリストBを作成する。
【0038】
最後に、ステップS505において、リストAとリストBから、有効なIPアドレスが設定されていない、ネットワークに接続された印刷装置のリスト、すなわち、目的の新規に追加された印刷装置のリストが取得できる。
【0039】
具体的には、例えば、ステップS502において作成された印刷装置のリストであるリストAが作成される。ここでリストAを、{prn1、prn2、prn4、prn5、prn7}とする。また、ステップS504においては、有効なIPアドレスが設定された機器のリストであるリストBを作成する。リストBは、{prn1、prn3、prn4、prn6、prn7}とする。新規で追加された印刷装置のリストは、リストAにあってリストBに無いメンバである{prn2、prn5}となる。ここで、識別情報であるprn1乃至prn7は、MACアドレスを示す。機器に一意に付与され、所定の探索プロトコルであるものであれば、MACアドレスに限らず、例えば、改竄が検知可能な暗号化列であるプリンタに記憶されている証明書情報を、識別情報として、サーバコンピュータ340がプロトコルAを用いて取得してもよい。
【0040】
なお、プロトコルBとしては、ネットワーク機器で一般に持つSNMP/MIBを使うことが一般的だと思われるが、別のプロトコルであっても良いことは言うまでもない。
【0041】
また、本例では、SNMP/MIBを使用することを想定して、さらに独自のプロトコルを簡単にするために、プロトコルAとプロトコルBの二つのプロトコルを使用して新規に接続された印刷装置を特定したが、独自の複雑なプロトコルを開発して、本例のプロトコルAだけで新規デバイスを発見可能にするようにしても良いことは言うまでもない。
【0042】
以上により、新しく印刷可能になった印刷装置が追加された場合、自動で印刷装置にIPアドレスを設定し、サーバコンピュータ340上にPAを作成し、NDPSの機能であるプリンタドライバの自動インストール機能を有効にすることにより、印刷クライアントにプリンタドライバが自動でインストールされ、実質的なユーザの介入を必要とすることなく印刷が可能となる。
【0043】
ここで、図7は、IPアドレスが正しく設定されていないプリンタを特定する処理の一例を示す図である。S505の処理の一例を詳しく説明した図である。S505が開始されると、図7のS701処理に移る。S701で自動印刷環境構築プログラム9997は、リストAから一台の周辺機器(対象周辺装置)、ここではプリンタ350設定情報を読み込む。そして、S702で、対象周辺装置に設定されているIPアドレスがリストB内にあるか否かを判断する。S702で、対象周辺装置に設定されているIPアドレスがリストBにあると判断した場合は、リストAから読み込んだ対象周辺装置にはIPアドレスが正しく設定されていたものと判断する。S702で、リストAから読み込んだ対象周辺装置に設定されているIPアドレスがリストBにあると判断した場合は、S703に進み、S701でリストAから読み込んだ対象周辺装置には、IPアドレスが正しく設定されていないと判断し、対象周辺装置の識別情報、例えば、周辺装置名、MACアドレス、証明書情報などを獲得し、IPアドレスが正しく設定されていない装置としてファイルに追記する。そして、S704に進む。S704では、リストAの最後まで読み進んだか否かを判断する。最後であると判断した場合は、処理を終了する。即ちS505を抜ける。最後ではないと判断した場合には、リストAの読み込みポインタを進めて、次の一台の周辺装置の設定情報を読み込む(S701)。以後、リストAを読み終わるまで繰り返す。ここで、プロトコルAはIPアドレスを使用せずに、限定的な通信することが出来る簡易なプロトコルである。プロトコルAのような簡易なプロトコルを予め周辺装置に実装するのは容易であり、コスト的にも現実的なことである。
【0044】
こうすることで、IPアドレスが正しく設定されていない周辺装置のリストが完成する。まずプロトコルAで、所定のサブネット上で稼動中の全ての周辺装置から、MACアドレスとIPアドレスの組を取得する。
【0045】
そして、プロトコルBにて所定のサブネットに探索を行う。プロトコルBに対しては、正しく設定された周辺装置からしか応答が無い。例えば、サブネットが、192.168.1.0/25である場合、192.168.1.255に対してブロードキャストを行うと、192.168.1.1〜192.168.1.254までのIPアドレスが周辺装置に正しく設定されている場合にはそれらの周辺装置からは、それぞれ応答が有る。しかし、例えば、他のサブネット、192.168.3.0/25のサブネットに所属するプリンタX(192.168.3.100)が192.168.1.0/25に移動してきた場合、プリンタXは、192.168.1.255へのブロードキャストには応答しない。プリンタXはまだ、192.168.1.0/25に移動したにも関わらず、192.168.1.1〜192.168.1.254の値に正しく設定されていないからである。従って、プロトコルBで所定のサブネットの探索を行い応答の有ったものリストであるリストBは、192.168.1.1〜192.168.1.254の値に正しく設定されている周辺装置のリストである。
【0046】
ここで、リストAから、リストBに記憶された周辺装置のリストを除くと、正しくIPアドレスを設定すべき周辺装置が見つかる。これらの周辺装置に対して、正しく該所定のサブネットに属するような設定を遠隔で行うことができる。例えば、プリンタXのIPアドレスを自動印刷環境構築プログラム9997により、まだ使用されていない192.168.1.0/25に属するIPアドレス例えば192.168.1.10などに自動的に設定しなおす。以後、プリンタXはIP(インターネットプロトコル)を用いて通信することが出来る。このようにすれば、サブネットの応答の特性を利用して、また、周辺装置固有の識別情報であるMACアドレスを利用することにより、あるサブネットに新たに参加したプリンタの設定を、管理者の手を煩わせることなく、自動的に正しいか否かを判断し、正しくない場合には自動的に正しいアドレスに整合設定、つまり、正しいサブネット下に属することを示すアドレスを設定することが可能となる。
【0047】
本実施形態では、プリンタと通信可能なサーバコンピュータ304にには、簡易な探索プロトコルにより、プリンタに対する探索要求を発行し、探索要求に対する応答に付加されたプリンタに固有の識別情報であるMACアドレスを取得することにより、前記ネットワーク上のプリンタを探索する自動印刷環境構築プログラム(設定プログラム)と、所定のプロトコルに従い、プリンタに対して設定情報並びにプリンタに固有の識別情報の要求を前記ネットワークへの送信する送信処理を制御し、該送信処理において送信された前記IPアドレス、並びに、前記周辺装置に固有のMACアドレスの送信要求に対する応答を取得し、前記探索手段に探索された周辺装置の情報と、前記取得手段により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索手段に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する処理を実行するための自動印刷環境構築プログラムが搭載される。
【0048】
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、新しく印刷装置が追加された場合、PAを生成する場合のディレクトリの位置とアクセス権の設定が自動で行うのが困難なため、Public Access Printer(パブリックアクセスプリンタ)としてPAを生成した。しかし、ディレクトリが複雑で無く、あらかじめディレクトリのどこにPAを生成するか解っている場合、あらかじめディレクトリの位置、およびアクセス権を指定しておいて、自動でControlled AccessPrinter(コントロールアクセスプリンタ)を生成するようにしても良いことは言うまでもない。
【0049】
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、プリンタドライバの関連付けを自動で行っていたが、クライアントPCのOSが、例えばWindows(登録商標) 2000しか無い場合がある。その場合は、全てのOSのプリンタドライバを関連付けする必要は無く、Windows(登録商標) 2000のプリンタドライバだけ用意しておいて、それだけを関連付けすれば良い。このように、全て自動で行うと逆に負荷がかかる場合があり、一部を手動に変更可能にする選択肢を付けても良いことは言うまでもない。
【0050】
(第4の実施形態)
第1の実施形態では、新規に追加された印刷装置の探索を行うのを、一定間隔おきに行うものであった。これを、印刷装置がネットワークに接続された時になんらかの通知を行い、通知を受けてから印刷装置の設定、およびサーバコンピュータ340の設定を行うようにしても良いことは言うまでもない。
【0051】
上記で説明した本発明に係る実施例の自動印刷環境構築プログラムは、外部からインストールされるプログラムによって、コンピュータ100によって遂行されても良い。その場合、そのプログラムはCD−ROMやフラッシュメモリやフロッピー(R)ディスクなどの記憶媒体により、あるいは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群をコンピュータ100上にロードすることにより、コンピュータ100に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0052】
図6は、記憶媒体のメモリマップの一例を示す図である。9999はディレクトリ情報を記憶してある領域で、以降のインストールプログラムを記憶してある領域9998および自動印刷環境構築プログラムを記憶してある領域9997の位置を示している。9998は、インストールプログラムを記憶してある領域である。例えば、記憶媒体は、サーバコンピュータ340内に備えられる。即ち、記憶媒体は、例えば、図1のコンピュータ100のHD111や、FD112に相当する。9997は、実施例の自動印刷環境構築プログラムを記憶してある領域である。本発明のプログラムがコンピュータ100にインストールされる際には、まずインストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶されているインストールプログラムがシステムにロードされ、CPU101によって実行される。次に、 CPU101によって実行されるインストールプログラムが、本プログラムを記憶してある領域9997から本プログラムを読み出して、ハードディスク111に格納する。
【0053】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
【0054】
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0058】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0059】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムを、インターネット通信などの通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0060】
本願の各実施形態によれば、新しく印刷装置が追加された場合、印刷装置がネットワークに接続可能にするための設定を自動で行い、ネットワークシステムにおけるプリンタ設定を自動で行なうことができる。さらに、ネットワークシステムのプリンタドライバ自動ダウンロード機能と組み合わせることにより、実質的なユーザの介入を必要とすることなく、クライアントPCから印刷が可能になるという効果がある。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、新しく周辺装置が追加された場合、周辺装置がネットワークに接続可能にするための設定成されているか否かを判断することが出来る。
【0062】
さらに別の発明によれば、該判断結果に応じて、ネットワークシステムにおける周辺装置の設定を自動で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用可能なコンピュータの内部構成を示した図である。
【図2】本実施形態に含まれるプリンタの内部構成を示した図である。
【図3】ネットワークシステムの構成の実施形態の一例を示す図である。
【図4】自動印刷環境構築プログラムの処理の一例を示す図である。
【図5】新規に接続された印刷装置を探索する仕組みの一例を示したフローチャートである。
【図6】記憶媒体メモリマップの一例を示す図である。
【図7】IPアドレスが正しく設定されていないプリンタを特定する処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 クライアントコンピュータ
200 印刷装置
300 ネットワーク
310 印刷クライアントコンピュータ
320 印刷クライアントコンピュータ
330 印刷クライアントコンピュータ
340 サーバコンピュータ
350 追加された周辺装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークデバイス、及び、ネットワークデバイスとネットワークを介して通信可能なコンピュータ、及び、これらの装置を含むネットワークシステム、及び、方法、及び制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークを探索し、探索されたネットワークデバイスをユーザが手動で指定すると、ネットワークアドレスの設定が行われる技術は存在する。
【0003】
しかし、新しくネットワークに接続する印刷装置を購入し、印刷クライアントからネットワーク経由で印刷可能にするためには、種々の手続きをふむ必要がある。例えば、印刷装置をTCP/IPのネットワークに接続する場合、最初に管理者は、印刷装置のパネルを使用したり、印刷装置に付属されたツールを使用したりして、印刷装置に対してIPアドレスを設定する。次に、プリントサーバPCに、設定したIPアドレスのLPRポートを作成し、購入した印刷装置のプリンタドライバをインストールし、出力先をLPRポートに割り振り、共有で使用できる設定を行う。最後に、各クライアントPCに、共有されたプリンタのプリンタドライバを各自インストールしてもらうか、または管理者が赴き、インストール作業を行う。以上の手続きを踏むことにより、クライアントPCから新しい印刷装置に対して印刷が可能になる。
【0004】
対して、一般ユーザのマニュアル操作無しに、クライアントPCにプリンタドライバをインストールできる方法が考えられつつある。このようなネットワークシステムでは、管理者がインストール指定すると、自動で各クライアントPCにプリンタドライバをインストールする機能がある。しかし、この場合も、プリンタドライバのインストールという手続きに関しては軽減されているが、購入してきたネットワークプリンタに対して、例えばIPアドレスの設定を行い、プリンタの設定項目をオブジェクトとして管理するための仕組みであるプリントエージェントオブジェクトを作成する手続きが必要である。
【0005】
このように、新規にネットワークに接続された印刷装置に対して、クライアントPCから印刷を可能にする手続きは、数多くの手続きを踏み、一般的に複雑であり、管理者の負荷を増加させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、これらの問題点の少なくとも一つの点を鑑みてなされたもので、ネットワーク環境下において、周辺装置がネットワークに接続されると、周辺装置がネットワーク通信を可能な状態になっているか否かを判断する仕組みを提供することを一つの目的とする。
【0007】
さらにこの判断結果に応じて、周辺装置の通信環境の設定を自動で行牛組を提供することをさらに別の目的とする。
【0008】
さらには、クライアントPCから印刷を可能にするための設定を自動で行ない、改良された方法及び印刷装置を提供し、ひいては管理者の負荷を低減することをさらに別の目的とする。
【0009】
さらに、本願発明の実施形態においては、あるサブネットワークに接続されていたネットワークデバイスが、異なるサブネットワークに移動した場合であっても、サーバ側で当該ネットワークデバイスを適切に再設定できる仕組みを提供することをさらに別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的の少なくとも一つを達成すべく、本願においては、解決手段の一例として、以下の手段を提供する。
【0011】
請求項1に記載の発明は、周辺装置と通信可能な情報処理装置において、前記周辺装置に対する探索要求を発行し、前記探索要求に対する応答に付加された前記周辺装置を一意に識別可能な識別情報を取得することにより、前記ネットワーク上の周辺装置を探索する探索手段と、所定のプロトコルに従い、周辺装置に対して設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求を前記ネットワークへ送信する送信処理を制御する送信制御手段と、該送信処理において送信された前記設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求に対する応答を取得する取得手段と、前記探索手段に探索された周辺装置の情報と、前記取得手段により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索手段に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記判断手段は、前記探索手段が探索した周辺装置に固有の識別情報をキーにして、前記取得手段が取得した設定情報が含む固有の識別情報に対応する周辺装置の設定が適切か否かを判断することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記送信制御手段は、所定のサブネットに属する前記周辺装置に対し、該周辺装置に設定されているIPアドレス情報の取得要求を送信する送信処理を制御し、前記取得手段は、前記サブネットに属するように設定されている周辺装置から、前記周辺装置に固有の識別情報を含む前記取得要求に対する応答を取得し、前記判断手段は、前記取得手段が取得した固有の識別情報を用いて、前記探索手段が探索した周辺装置に、正しくIPアドレスが設定されているか否かを判断することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記判断手段は、前記探索手段が探索した所定のサブネットに周辺装置が属するように前記周辺装置が設定されている場合には、前記周辺装置が正しく設定されていると判断することを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明は、前記判断手段により、正しく設定されていないと判断された周辺装置を自動的に前記所定のプロトコルにて通信可能に設定する設定情報をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】
他の請求項に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の発明の方法及び制御プログラムの発明であるので省略する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
本実施形態の目的の一つは、ネットワークシステムの環境下において、デバイス設定処理に実質的なユーザの介入を必要とすることなく、印刷装置がネットワークに接続可能となる設定を行い、印刷可能となる設定を行い、クライアントPCから印刷を可能にすることである。
【0018】
特に、第1の実施形態では、各コンピュータ、および印刷装置は、ネットワークで接続されており、ネットワークは、TCP/IPプロトコルをサポートしており、各コンピュータはIPアドレスが付加されていると仮定する。
【0019】
図1は、本発明の実施形態を適用可能なコンピュータの内部構成を示した図であり、以後登場するコンピュータの内部構成は、特に示さない場合には同様のものとする。図1に示すとおり、本実施形態に示すコンピュータは、標準的なPCや、ワークステーションにより構成される。
【0020】
図1において、100は、印刷クライアントコンピュータであり、クライアントコンピュータから新しく接続された印刷装置に対して、プリンタドライバをインストールして、印刷を行うコンピュータである。または、サーバコンピュータを兼ねていてもよい。または、印刷クライアントコンピュータが印刷可能にするための設定を行うプログラムがインストールされているコンピュータである。PC100は、ROM102もしくはハードディスク(HD)111に記憶された、あるいはフロッピー(R)ディスクドライブ(FD)112より供給される印刷装置設定プログラム、またはサーバ設定プログラムを実行するCPU101を備え、システムバス104に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0021】
103はRAMで、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。105はユーザコマンド入力コントローラ(KBC)で、キーボード(KB)109や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。106はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)110の表示を制御する。107はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、そして印刷装置設定プログラム、またはサーバ設定プログラム等を記憶するハードディスク(HD)111およびフロッピー(R)ディスクコントローラ(FDC)112とのアクセスを制御する。108はホストインタフェース(I/F)で、LAN120を介して、ローカルプリンタ、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
【0022】
図2は、本実施形態に含まれるプリンタの内部構成を示した図であり、以後、特に示さない限り記載される印刷装置の内部構成はこのようになっているものとする。ここでは、本発明の周辺装置の一例として、画像形成装置であるプリンタを挙げたが、周辺装置には、他の画像形成装置として、レーザプリンタはもちろん、インクジェットプリンタ、複写機、ファクシミリ並びにこれらの複合機であってもよいが、デジタルカメラ、スキャナなども含む。
【0023】
図2において、200は、ネットワークデバイスである印刷装置であり、ROM202もしくはRAM203などの記憶媒体より供給されるソフトウェアを実行するCPU201を備え、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0024】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205はユーザコマンド入力装置で、本体パネルボタン等からの指示入力を制御する。206は、パネル表示部で、本体パネル内の液晶等に、本体の状態等を制御したり表示したりする。207は、印刷デバイスとして、本体を制御する。208はホストインタフェース(I/F)で、LAN209を介して、ローカルプリンタ、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
【0025】
図3は、実質的な一般ユーザの介入を必要とすることない、印刷装置の設定を行い、サーバコンピュータの設定を行うシステムが動作するネットワークシステムの構成の実施形態の一例を示す図である。サーバコンピュータには、例えば、NDPS(登録商標)に対応したノベル社のネットウェアなどのミドルウェアが搭載されていてもよい。
【0026】
図3において、300は、例えばTCP/IPプロトコルをサポートするネットワークである。310、320、330は、ユーザが使用している印刷クライアントコンピュータで、ユーザは、プリンタドライバを使って、主に印刷装置350に印刷出力をするものとする。印刷クライアントは、図1のハードウェア構成を持つ。340は、サーバコンピュータで、ユーザが、新しく接続された印刷装置350に印刷できるようにするため、実質的な管理者の介入を必要とすること無く、印刷装置350の設定を行い、続いてサーバコンピュータの設定を行うプログラムが動作し、図1のハードウェア構成を持つ。なお、簡易のため、印刷装置設定プログラム、およびサーバ設定プログラムが、サーバコンピュータ340上で動作するとしているが、別のコンピュータで動作しても良いことは言うまでもない。この場合、サーバ設定プログラムは、なんらかの方法でサーバコンピュータ340と通信することになる。
【0027】
350は、周辺装置の一例である印刷装置で、一般ユーザに使用させる新しく接続された印刷装置であり、図2の構成を有する。もちろん、これらの構成は、一般的な構成を概念図にしただけで、一般ユーザが使用するコンピュータは何台あって良いことは言うまでもない。また、印刷装置が複数あっても良いことは言うまでもない。
【0028】
図4は、自動印刷環境構築プログラムの具体的な操作の流れの一例を示したフローチャートである。各コンピュータ、および印刷装置は、図1に示されたようなネットワークで接続されており、ネットワークは、TCP/IPプロトコルをサポートしており、各コンピュータはIPアドレスが付加されている場合を考える。また、サーバコンピュータ340は、印刷装置に対して、例えばLPRなどの所定のネットワークプリンティングプロトコルを使用して印刷ジョブを投入し、印刷クライアントコンピュータは、サーバコンピュータ340経由で印刷を行うことができるものとする。例えば、サーバコンピュータ340は、図1のようなハードウェア構成を取る。
【0029】
上述のような前提のシステムにおいて、ある印刷装置を購入し、ネットワークに接続すると、例えば、サーバコンピュータ340のHD111又はFD112に記憶されている、本発明の設定プログラムが起動し、図4のS401の処理を開始する。ステップS401において、新規に接続された印刷装置を発見する。なお、新規に接続された印刷装置を発見する方法は種々あるが、一例は後述する。
【0030】
次に、ステップS402において、新規に接続された印刷装置があるかどうかを判定する。新規に接続された印刷装置が無い場合、ステップS407に進み、処理を終了しないならば、ステップS408に進み、一定期間待機したあとステップS401へ戻る。処理を終了するならば、図4の一連のプロセスを終了する。S407において、処理を終了するか、処理を終了しないかは、例えば、自動印刷環境構築プログラム9997(設定プログラム)が、キーボードなどからの終了指示の入力に基づく終了シグナル、あるいは、サーバコンピュータ340内の、予め設定したタイマによる終了を示す割込みを認識するか否かで判断可能である。
【0031】
ステップS402において、新規に接続された印刷装置がある場合は、ステップS403へ進む。新規に接続された印刷装置にはIPアドレスが設定されていないか、有効なIPアドレスが設定されていないか、DHCP(DynamicHost Control Protocol)の設定がされていることが考えられる。DHCPは接続された時にDHCPサーバにより動的にIPアドレスを取得できるため便利であるが、DHCPサーバがネットワークに接続されいる必要があり、特に、電源投入毎にIPアドレスが変わることがあり、クライアントからIPアドレスを指定して印刷するLPR印刷の場合は、印刷装置にDHCPでIPアドレスを取得させる方法は一般的に不向きである。
【0032】
そこで、ステップS403において、固定の有効なIPアドレスを印刷装置に設定する場合を考える。なお、固定のIPアドレスを設定する方法は種々あるが、手動で設定しても、遠隔で設定しても、どの方法でも良いことは言うまでもない。また、印刷装置に設定するIPアドレスを選定する方法としては、もし印刷装置が発見された時に使用するIPアドレスをあらかじめ設定する方法が考えられる。なお、IPアドレスのコンフリクトを防ぐため、あらかじめ設定しておくIPアドレスを複数にするか、範囲を与えるようにし、設定する前に、設定しようとするIPアドレスが本当に現在使用されていないかを確認してから設定するとよい。
【0033】
次に、ステップS404において、新しく追加された印刷装置に対して、Printer Agent(以後PAと略する場合がある)オブジェクトを生成する。PAは、一般的には抽象的な概念であるが、ここでは、プリンタをオブジェクトとして管理するための、各種設定情報を含むデータ構造を示すものとする。本実施例では、ステップS403で生成するPAは、Public Access Printerとして生成するとする。PAの名前に関しては、任意の重複しない数字であっても良いし、IPアドレスであっても良いし、あらかじめ与えられていた名前であっても良いし、その他、重複しなければ何であっても良い。次に、ステップS405において、ステップS404において生成されたPAに対して、サーバコンピュータ304に搭載されるミドルウェアの自動ドライバインストール機能を有効にする設定を行う。
【0034】
次に、ステップS406において、ステップS404において生成されたPAに対して、あらかじめ用意しておいたプリンタドライバにより、プリンタドライバの関連付けを行い、終了する。
【0035】
図5は、新規に接続された印刷装置を発見する実施形態の一例を示したフローチャートである。図5の各処理は、サーバコンピュータ340に記憶された自動印刷環境構築プログラム9997により実行される。ネットワークには、プリンタだけでは無くPC等、様々な機器が接続されている。目的のネットワークに接続された印刷装置だけを列挙するため、自動印刷環境構築プログラムは、ステップS501において、印刷装置が理解でき、印刷装置が応答を返すプロトコルAの探索要求パケットをネットワーク全体にブロードキャストする処理を制御する。プロトコルAは、所望のネットワーク、ここでは、サブネットワーク(サブネット)内にプリンタの探索要求のブロードキャストを行なう。探索要求を受けたプリンタは、要求に対して、例えば、イーサネット(R)のネットワークボードに一意に物理的に付与されるMACアドレスを付加した応答を返信する。サーバコンピュータ340は、プリンタ350から、応答を受信することにより、当該ネットワークのサブネットに接続される全てのプリンタを検出することができる。
【0036】
プロトコルAは、ここでは、周辺装置探索用の簡易なプロトコルであり、周辺装置固有の識別情報、例えばMACアドレスなどを、ネットワークを探索して取得することができる。印刷装置は、プロトコルAの探索要求パケットを受け取ると、自分のMACアドレスを付加して応答を返すので、ステップS502において、応答が返ってきたMACアドレスのリストで構成されている、印刷装置のリストであるリストAを作成する。次に、ネットワークに接続された印刷装置の中で、既に使用されている印刷装置と、新しく追加された印刷装置を区別する。有効なIPアドレスが設定されている印刷装置が既に使用されている印刷装置、有効なIPアドレスが設定されていない印刷装置が新しく追加された印刷装置と考えられるため、有効なIPアドレスが設定されている機器が応答するプロトコルBに基づく探索パケットをネットワーク全体にブロードキャストする処理を、不図示のOS又は、送信プログラムを介して制御する。
【0037】
有効なIPアドレスが設定された機器は、プロトコルBの探索パケットを受け取ると、自分にIPアドレスとMACアドレスを付加して応答を返すので、ステップS504において、応答が返ってきたIPアドレスとMACアドレスのリストで構成されている、有効なIPアドレスが設定された機器のリストであるリストBを作成する。
【0038】
最後に、ステップS505において、リストAとリストBから、有効なIPアドレスが設定されていない、ネットワークに接続された印刷装置のリスト、すなわち、目的の新規に追加された印刷装置のリストが取得できる。
【0039】
具体的には、例えば、ステップS502において作成された印刷装置のリストであるリストAが作成される。ここでリストAを、{prn1、prn2、prn4、prn5、prn7}とする。また、ステップS504においては、有効なIPアドレスが設定された機器のリストであるリストBを作成する。リストBは、{prn1、prn3、prn4、prn6、prn7}とする。新規で追加された印刷装置のリストは、リストAにあってリストBに無いメンバである{prn2、prn5}となる。ここで、識別情報であるprn1乃至prn7は、MACアドレスを示す。機器に一意に付与され、所定の探索プロトコルであるものであれば、MACアドレスに限らず、例えば、改竄が検知可能な暗号化列であるプリンタに記憶されている証明書情報を、識別情報として、サーバコンピュータ340がプロトコルAを用いて取得してもよい。
【0040】
なお、プロトコルBとしては、ネットワーク機器で一般に持つSNMP/MIBを使うことが一般的だと思われるが、別のプロトコルであっても良いことは言うまでもない。
【0041】
また、本例では、SNMP/MIBを使用することを想定して、さらに独自のプロトコルを簡単にするために、プロトコルAとプロトコルBの二つのプロトコルを使用して新規に接続された印刷装置を特定したが、独自の複雑なプロトコルを開発して、本例のプロトコルAだけで新規デバイスを発見可能にするようにしても良いことは言うまでもない。
【0042】
以上により、新しく印刷可能になった印刷装置が追加された場合、自動で印刷装置にIPアドレスを設定し、サーバコンピュータ340上にPAを作成し、NDPSの機能であるプリンタドライバの自動インストール機能を有効にすることにより、印刷クライアントにプリンタドライバが自動でインストールされ、実質的なユーザの介入を必要とすることなく印刷が可能となる。
【0043】
ここで、図7は、IPアドレスが正しく設定されていないプリンタを特定する処理の一例を示す図である。S505の処理の一例を詳しく説明した図である。S505が開始されると、図7のS701処理に移る。S701で自動印刷環境構築プログラム9997は、リストAから一台の周辺機器(対象周辺装置)、ここではプリンタ350設定情報を読み込む。そして、S702で、対象周辺装置に設定されているIPアドレスがリストB内にあるか否かを判断する。S702で、対象周辺装置に設定されているIPアドレスがリストBにあると判断した場合は、リストAから読み込んだ対象周辺装置にはIPアドレスが正しく設定されていたものと判断する。S702で、リストAから読み込んだ対象周辺装置に設定されているIPアドレスがリストBにあると判断した場合は、S703に進み、S701でリストAから読み込んだ対象周辺装置には、IPアドレスが正しく設定されていないと判断し、対象周辺装置の識別情報、例えば、周辺装置名、MACアドレス、証明書情報などを獲得し、IPアドレスが正しく設定されていない装置としてファイルに追記する。そして、S704に進む。S704では、リストAの最後まで読み進んだか否かを判断する。最後であると判断した場合は、処理を終了する。即ちS505を抜ける。最後ではないと判断した場合には、リストAの読み込みポインタを進めて、次の一台の周辺装置の設定情報を読み込む(S701)。以後、リストAを読み終わるまで繰り返す。ここで、プロトコルAはIPアドレスを使用せずに、限定的な通信することが出来る簡易なプロトコルである。プロトコルAのような簡易なプロトコルを予め周辺装置に実装するのは容易であり、コスト的にも現実的なことである。
【0044】
こうすることで、IPアドレスが正しく設定されていない周辺装置のリストが完成する。まずプロトコルAで、所定のサブネット上で稼動中の全ての周辺装置から、MACアドレスとIPアドレスの組を取得する。
【0045】
そして、プロトコルBにて所定のサブネットに探索を行う。プロトコルBに対しては、正しく設定された周辺装置からしか応答が無い。例えば、サブネットが、192.168.1.0/25である場合、192.168.1.255に対してブロードキャストを行うと、192.168.1.1〜192.168.1.254までのIPアドレスが周辺装置に正しく設定されている場合にはそれらの周辺装置からは、それぞれ応答が有る。しかし、例えば、他のサブネット、192.168.3.0/25のサブネットに所属するプリンタX(192.168.3.100)が192.168.1.0/25に移動してきた場合、プリンタXは、192.168.1.255へのブロードキャストには応答しない。プリンタXはまだ、192.168.1.0/25に移動したにも関わらず、192.168.1.1〜192.168.1.254の値に正しく設定されていないからである。従って、プロトコルBで所定のサブネットの探索を行い応答の有ったものリストであるリストBは、192.168.1.1〜192.168.1.254の値に正しく設定されている周辺装置のリストである。
【0046】
ここで、リストAから、リストBに記憶された周辺装置のリストを除くと、正しくIPアドレスを設定すべき周辺装置が見つかる。これらの周辺装置に対して、正しく該所定のサブネットに属するような設定を遠隔で行うことができる。例えば、プリンタXのIPアドレスを自動印刷環境構築プログラム9997により、まだ使用されていない192.168.1.0/25に属するIPアドレス例えば192.168.1.10などに自動的に設定しなおす。以後、プリンタXはIP(インターネットプロトコル)を用いて通信することが出来る。このようにすれば、サブネットの応答の特性を利用して、また、周辺装置固有の識別情報であるMACアドレスを利用することにより、あるサブネットに新たに参加したプリンタの設定を、管理者の手を煩わせることなく、自動的に正しいか否かを判断し、正しくない場合には自動的に正しいアドレスに整合設定、つまり、正しいサブネット下に属することを示すアドレスを設定することが可能となる。
【0047】
本実施形態では、プリンタと通信可能なサーバコンピュータ304にには、簡易な探索プロトコルにより、プリンタに対する探索要求を発行し、探索要求に対する応答に付加されたプリンタに固有の識別情報であるMACアドレスを取得することにより、前記ネットワーク上のプリンタを探索する自動印刷環境構築プログラム(設定プログラム)と、所定のプロトコルに従い、プリンタに対して設定情報並びにプリンタに固有の識別情報の要求を前記ネットワークへの送信する送信処理を制御し、該送信処理において送信された前記IPアドレス、並びに、前記周辺装置に固有のMACアドレスの送信要求に対する応答を取得し、前記探索手段に探索された周辺装置の情報と、前記取得手段により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索手段に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する処理を実行するための自動印刷環境構築プログラムが搭載される。
【0048】
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、新しく印刷装置が追加された場合、PAを生成する場合のディレクトリの位置とアクセス権の設定が自動で行うのが困難なため、Public Access Printer(パブリックアクセスプリンタ)としてPAを生成した。しかし、ディレクトリが複雑で無く、あらかじめディレクトリのどこにPAを生成するか解っている場合、あらかじめディレクトリの位置、およびアクセス権を指定しておいて、自動でControlled AccessPrinter(コントロールアクセスプリンタ)を生成するようにしても良いことは言うまでもない。
【0049】
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、プリンタドライバの関連付けを自動で行っていたが、クライアントPCのOSが、例えばWindows(登録商標) 2000しか無い場合がある。その場合は、全てのOSのプリンタドライバを関連付けする必要は無く、Windows(登録商標) 2000のプリンタドライバだけ用意しておいて、それだけを関連付けすれば良い。このように、全て自動で行うと逆に負荷がかかる場合があり、一部を手動に変更可能にする選択肢を付けても良いことは言うまでもない。
【0050】
(第4の実施形態)
第1の実施形態では、新規に追加された印刷装置の探索を行うのを、一定間隔おきに行うものであった。これを、印刷装置がネットワークに接続された時になんらかの通知を行い、通知を受けてから印刷装置の設定、およびサーバコンピュータ340の設定を行うようにしても良いことは言うまでもない。
【0051】
上記で説明した本発明に係る実施例の自動印刷環境構築プログラムは、外部からインストールされるプログラムによって、コンピュータ100によって遂行されても良い。その場合、そのプログラムはCD−ROMやフラッシュメモリやフロッピー(R)ディスクなどの記憶媒体により、あるいは電子メールやパソコン通信などのネットワークを介して、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群をコンピュータ100上にロードすることにより、コンピュータ100に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0052】
図6は、記憶媒体のメモリマップの一例を示す図である。9999はディレクトリ情報を記憶してある領域で、以降のインストールプログラムを記憶してある領域9998および自動印刷環境構築プログラムを記憶してある領域9997の位置を示している。9998は、インストールプログラムを記憶してある領域である。例えば、記憶媒体は、サーバコンピュータ340内に備えられる。即ち、記憶媒体は、例えば、図1のコンピュータ100のHD111や、FD112に相当する。9997は、実施例の自動印刷環境構築プログラムを記憶してある領域である。本発明のプログラムがコンピュータ100にインストールされる際には、まずインストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶されているインストールプログラムがシステムにロードされ、CPU101によって実行される。次に、 CPU101によって実行されるインストールプログラムが、本プログラムを記憶してある領域9997から本プログラムを読み出して、ハードディスク111に格納する。
【0053】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
【0054】
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0058】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0059】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムを、インターネット通信などの通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0060】
本願の各実施形態によれば、新しく印刷装置が追加された場合、印刷装置がネットワークに接続可能にするための設定を自動で行い、ネットワークシステムにおけるプリンタ設定を自動で行なうことができる。さらに、ネットワークシステムのプリンタドライバ自動ダウンロード機能と組み合わせることにより、実質的なユーザの介入を必要とすることなく、クライアントPCから印刷が可能になるという効果がある。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、新しく周辺装置が追加された場合、周辺装置がネットワークに接続可能にするための設定成されているか否かを判断することが出来る。
【0062】
さらに別の発明によれば、該判断結果に応じて、ネットワークシステムにおける周辺装置の設定を自動で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用可能なコンピュータの内部構成を示した図である。
【図2】本実施形態に含まれるプリンタの内部構成を示した図である。
【図3】ネットワークシステムの構成の実施形態の一例を示す図である。
【図4】自動印刷環境構築プログラムの処理の一例を示す図である。
【図5】新規に接続された印刷装置を探索する仕組みの一例を示したフローチャートである。
【図6】記憶媒体メモリマップの一例を示す図である。
【図7】IPアドレスが正しく設定されていないプリンタを特定する処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 クライアントコンピュータ
200 印刷装置
300 ネットワーク
310 印刷クライアントコンピュータ
320 印刷クライアントコンピュータ
330 印刷クライアントコンピュータ
340 サーバコンピュータ
350 追加された周辺装置
Claims (11)
- 周辺装置と通信可能な情報処理装置において、
前記周辺装置に対する探索要求を発行し、前記探索要求に対する応答に付加された前記周辺装置に固有の識別情報を取得することにより、前記ネットワーク上の周辺装置を探索する探索手段と、
所定のプロトコルに従い、周辺装置に対して設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求を前記ネットワークへ送信する送信処理を制御する送信制御手段と、
該送信処理において送信された前記設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求に対する応答を取得する取得手段と、
前記探索手段に探索された周辺装置の情報と、前記取得手段により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索手段に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する判断手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記判断手段は、前記探索手段が探索した周辺装置に固有の識別情報をキーにして、前記取得手段が取得した設定情報が含む固有の識別情報に対応する周辺装置の設定が適切か否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記送信制御手段は、所定のサブネットに属する前記周辺装置に対し、該周辺装置に設定されているIPアドレス情報の取得要求を送信する送信処理を制御し、
前記取得手段は、前記サブネットに属するように設定されている周辺装置から、前記周辺装置に固有の識別情報を含む前記取得要求に対する応答を取得し、
前記判断手段は、前記取得手段が取得した固有の識別情報を用いて、前記探索手段が探索した周辺装置に、正しくIPアドレスが設定されているか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段は、前記探索手段が探索した所定のサブネットに周辺装置が属するように前記周辺装置が設定されている場合には、前記周辺装置が正しく設定されていると判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記判断手段により、正しく設定されていないと判断された周辺装置を自動的に前記所定のプロトコルにて通信可能に設定する設定情報をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
- 周辺装置と通信可能な情報処理装置における方法において、
前記周辺装置に対する探索要求を発行し、前記探索要求に対する応答に付加された前記周辺装置に固有の識別情報を取得することにより、前記ネットワーク上の周辺装置を探索する探索工程と、
所定のプロトコルに従い、周辺装置に対して設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求を前記ネットワークへ送信する送信処理を制御する送信制御工程と、
該送信処理において送信された前記設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求に対する応答を取得する取得工程と、
前記探索工程にて探索された周辺装置の情報と、前記取得工程により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索工程に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する判断工程とを備えたことを特徴とする情報処理方法。 - 前記判断工程では、前記探索工程で探索された周辺装置に固有の識別情報をキーにして、前記取得工程で取得された設定情報が含む固有の識別情報に対応する周辺装置の設定が適切か否かを判断することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
- 前記送信制御工程では、所定のサブネットに属する前記周辺装置に対し、該周辺装置に設定されているIPアドレス情報の取得要求の送信を制御し、
前記取得工程では、前記サブネットに属するように設定されている周辺装置から、前記周辺装置に固有の識別情報を含む前記取得要求に対する応答を取得し、
前記判断工程では、前記取得工程で取得された固有の識別情報を用いて、前記探索工程が探索した周辺装置に、正しくIPアドレスが設定されているか否かを判断することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理方法。 - 前記判断工程では、前記探索工程で探索された所定のサブネットに周辺装置が属するように前記周辺装置が設定されている場合には、前記周辺装置が正しく設定されていると判断することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の情報処理方法。
- 前記判断工程により、正しく設定されていないと判断された周辺装置を自動的に前記所定のプロトコルにて通信可能に設定する設定工程をさらに備えたことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の情報処理方法。
- 周辺装置と通信可能な情報処理装置において実行される制御プログラムにおいて、
前記周辺装置に対する探索要求を発行し、前記探索要求に対する応答に付加された前記周辺装置を一意に識別可能な識別情報を取得することにより、前記ネットワーク上の周辺装置を探索する探索工程と、
所定のプロトコルに従い、周辺装置に対して設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求を前記ネットワークへ送信する送信処理を制御する送信制御工程と、
該送信処理において送信された前記設定情報並びに前記周辺装置に固有の識別情報の要求に対する応答を取得する取得工程と、
前記探索工程にて探索された周辺装置の情報と、前記取得工程により取得された前記周辺装置からの応答とに基づいて、前記探索工程に探索された周辺装置が、前記所定のプロトコルに従い正しく設定されているか否かを判断する判断工程とを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
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| JP2002168440A JP2004013662A (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム |
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