JP2004018196A - 吊下部揺れ検出装置 - Google Patents
吊下部揺れ検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004018196A JP2004018196A JP2002176654A JP2002176654A JP2004018196A JP 2004018196 A JP2004018196 A JP 2004018196A JP 2002176654 A JP2002176654 A JP 2002176654A JP 2002176654 A JP2002176654 A JP 2002176654A JP 2004018196 A JP2004018196 A JP 2004018196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- base
- light
- swing
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 55
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 11
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
【課題】簡易な装置構成で懸垂材の繰り出し長さに関わらず吊下部の揺れを検出する。
【解決手段】ホイストXの吊下部2には,基台1に対向し,基台1側からの照射光を反射するミラー21を設け,基台1には,ミラー21に対向する反射型光電センサ11と,該反射型光電センサ11からOFF信号が入力された場合に本ホイストXの動作を停止させるコントローラ12とを設ける。反射型光電センサ11は,吊下部2に向かって発光する発光部11aと,ミラー21からの反射光を受光する受光部11b,該受光部11bによる受光レベルが予め設定された所定のレベル以上か否かによりON信号又はOFF信号を出力する出力回路11cとを具備する。ここで,反射型光電センサ11は,ミラー21が所定の検出角度θの範囲内に存在する場合にON信号が,検出角度θの範囲から外れた場合にOFF信号が出力されるよう調節する。
【選択図】図1
【解決手段】ホイストXの吊下部2には,基台1に対向し,基台1側からの照射光を反射するミラー21を設け,基台1には,ミラー21に対向する反射型光電センサ11と,該反射型光電センサ11からOFF信号が入力された場合に本ホイストXの動作を停止させるコントローラ12とを設ける。反射型光電センサ11は,吊下部2に向かって発光する発光部11aと,ミラー21からの反射光を受光する受光部11b,該受光部11bによる受光レベルが予め設定された所定のレベル以上か否かによりON信号又はOFF信号を出力する出力回路11cとを具備する。ここで,反射型光電センサ11は,ミラー21が所定の検出角度θの範囲内に存在する場合にON信号が,検出角度θの範囲から外れた場合にOFF信号が出力されるよう調節する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,ホイストやクレーン等における基台から懸垂材により吊り下げられた吊下部の揺れを検出する吊下部揺れ検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
工場内等において,荷物の搬送装置として,天井近くに配設されたレールに沿って走行する移動台車(前記基台に相当)からワイヤーベルト等の懸垂材によりハンド付きの吊下部(昇降台等)を昇降可能に吊り下げ,前記ハンドにより荷物を把持して搬送する懸垂式昇降装置(いわゆるホイストやクレーン等)が利用されている。このようなホイスト等においては,前記移動台車が移動する際や,所定の巻き取り装置で前記懸垂材の繰り出し量(巻き取り量)を調節することにより前記吊下部の昇降が行われる際に前記吊下部が揺れるが,前記吊下部が所定以上大きく揺れた場合,安全性確保のため懸垂式昇降装置の動作を停止させる必要がある。
従来,前記吊下部の揺れを検出するものとして,例えば,特開平8−175786号公報(公報1),特開平9−257475号公報(公報2),及び特開平11−335071号公報(公報3)等に,前記吊下部の前記移動台車に対する相対位置や揺れ角度などを検出する技術が示されている。これら従来の技術は,前記吊下部に設けられた光源や光の再帰反射手段(コーナキューブ等)からの光を前記移動台車に設けられたカメラや半導体位置検出素子(PSD:ポジションセンシングデバイス)で受光することにより,前記吊下部の2次元の位置や前記吊下部の振れ角度を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記公報1〜3に示される技術では,前記吊下部の2次元位置を検出するためのカメラ及び画像処理手段やPSD等を必要とし,装置が複雑かつ高価となるという問題点があった。特に,前記公報2及び3においては,前記移動台車側にカメラ等の受光器,前記吊下部側にLED等の光源をそれぞれ要するので,前記吊下部と前記移動台車との間で電力や制御信号を伝達する必要があり,装置がより複雑化する。さらに,このような2次元の位置検出を行うためには,前記吊下部の光源や反射手段からの光のフォーカスをカメラやPSD等により合わせる必要があるが,前記懸垂材の繰り出し長さが短い場合には,フォーカスが合わず,前記吊下部の位置(揺れ)検出ができないという問題点もあった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,簡易な装置構成で懸垂材の繰り出し長さに関わらず吊下部の揺れを検出できる吊下部揺れ検出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は,基台から懸垂材により吊り下げられた吊下部の揺れを検出する吊下部揺れ検出装置において,前記基台若しくは前記吊下部に設置された発光手段と,前記吊下部若しくは前記基台に設置され前記発光手段からの光を反射する反射手段と,前記基台若しくは前記吊下部に設置され前記反射手段からの光を受光する受光手段と,前記受光手段の受光レベルに基づいて前記吊下部の揺れを検出する揺れ検出手段と,を具備してなることを特徴とする吊下部揺れ検出装置として構成されている。
これにより,前記基台にカメラ及び画像処理手段やPSD等を設けることなく,前記発光手段及び前記受光手段を具備するフォトカップラ等の反射型光センサを設けるだけの簡易な装置構成で前記吊下部の揺れを検出することが可能となる。しかも,前記受光手段で前記反射手段からの反射光の受光レベルを検出するにおいては,画像処理やPSD等で位置検出を行う場合のように微妙なフォーカス合わせの必要がないため,前記懸垂材の繰り出し長さに関わらず前記吊下部の揺れを検出できる。
【0005】
また,本吊下部揺れ検出装置は,前記基台が所定のレールに沿って走行する移動台車であるものや,前記基台からの前記懸垂材の繰り出し長さを調節することにより前記吊下部が昇降可能に構成されたもの,例えば,クレーンやホイスト等に適用したものが考えれる。
また,前記揺れ検出手段により,前記吊下部の所定以上の揺れが検出された場合に,前記基台の走行動作及び/又は前記懸垂材の繰り出し長さの調節動作を停止させるよう構成すれば,前記吊下部に異常な揺れが生じた場合の安全装置となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るホイストXの概略構成を表す図,図2は本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが大きく揺れた状態を表す図,図3は本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが傾いた状態を表す図である。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係るホイストXは,大きく分けて,天井付近に配設されたレール3に沿って走行する移動台車1(前記基台の一例)と,前記移動台車1から垂下された2本のワイヤベルト等の懸垂材4と,前記懸垂材4の下端部に取り付けられ,荷物を把持可能なグリッパ2(前記吊下部の一例)とで構成されている。前記グリッパ2は,前記移動台車1に設けられた巻き取りドラム(不図示)による前記懸垂材4の巻き取り/繰り出し動作により昇降する。前記グリッパ2には,前記移動車体1に対向し,前記移動台車1側から照射される光を反射するミラー21(前記反射手段の一例)が設けられている。このミラー21は単に光を反射するだけの受動的な作用をなすものであり,当然ながら電力や制御信号を必要としない。従って,前記グリッパ2側に対して電力や制御信号を伝達するための伝達手段を前記移動台車1と前記グリッパ2との間に設ける必要がなく,装置構成が簡略化される。
また,前記移動台車1には,前記ミラー21に対向して設けられた反射型のフォトカップラ等である反射型光センサ11と,該反射型光センサ11からの信号に基づいて本ホイストXにおける前記移動台車1の走行動作及び前記懸垂材4の巻き取り/繰り出し動作を許可又は禁止(動作停止)するコントローラ12とが設けられている。さらに,前記反射型光センサ11は,前記グリッパ2に向かって光を発光する発光部11a(前記発光手段の一例)と,該発光部11aによる光が前記ミラー21に反射した反射光を受光する受光部11b,該受光部11bによる受光レベルが予め設定された所定のレベル以下の場合には前記OFF信号を,前記所定のレベルを超える場合にはON信号を出力する出力回路11c(前記揺れ検出手段の一例)とを具備している。ここで,前記反射型光センサ11は,前記ミラー21が所定の検出角度θの範囲内に存在する場合に前記ON信号が,前記検出角度θの範囲から外れた場合に前記OFF信号が出力されるよう調節されている。このような反射型光センサ11は,従来用いられていたカメラ及び画像処理装置や,PSDに比べ構造が簡単で安価である。ここで,前記反射型光センサ11に設定される前記所定のレベルは,例えば,前記巻き取りドラムにロータリーエンコーダを設ける等により検出した前記懸垂材4の繰り出し長さに応じて,前記コントローラ12等により設定されるよう構成してもよい。
【0007】
次に,本ホイストXによる揺れ検出について説明する。
図1に示すように,前記グリッパ2の揺れが小さい(或いは揺れがない)場合は,前記ミラー21が前記反射型センサ11の検出角度θの範囲内に存在するため,前記反射型光センサ11の信号出力はONとなる。この場合,前記コントローラ12は本ホイストXを動作させる,或いは動作を許可する。
一方,図2に示すように,前記グリッパ2の揺れが所定以上大きい場合,即ち,前記ミラー21が前記検出角度θの範囲外となるほどの前記グリッパ2の揺れが生じた場合は,前記反射型光センサ11の信号出力はOFFとなる。このとき,前記コントローラ12は本ホイストXの動作を禁止する(動作を停止させる)。また,前記グリッパ2が前記検出角度θの範囲内に存在する場合であっても,前記グリッパ2が図3に示すように傾いた場合には,前記反射型センサ11の信号出力はOFFとなり,前記コントローラ12は本ホイストXの動作を禁止する。これにより,前記グリッパ2の揺れが大きい場合と同様に危険な,前記グリッパ2が傾いた状態をも検出して本ホイストXの動作を停止させることができる。
また,前記反射型センサ11においては,前記ミラー21からの反射光のフォーカスは特に問題とならないので,前記懸垂材4の繰り出し長さに関わらず前記グリッパ2の所定以上の揺れ及び傾きを検出できる。しかも,一般に,前記懸垂材4の繰り出し長さが短いほど,前記グリッパ2のより小さな揺れが問題(危険)となるのに対し,本ホイストXでは,前記検出角度θに従い,前記懸垂材4の繰り出し長さが短い(前記反射型センサ11と前記ミラー21との距離が近い)ほど前記グリップ2のより小さな揺れを検出できるので,ホイスト等の安全装置として好適である。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,非常に簡単な構成で吊下部の所定以上の揺れ及び傾きを検出できるので,非常に容易かつ安価にホイスト等の安全装置を実現することが可能となる。しかも,懸垂材の繰り出し長さに関わらず吊下部の揺れ及び傾きを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るホイストXの概略構成を表す図。
【図2】本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが大きく揺れた状態を表す図。
【図3】本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが傾いた状態を表す図。
【符号の説明】
1…移動台車(基台)
2…グリッパ(吊下部)
3…レール
4…懸垂材(ワイヤベルト等)
11…反射型光センサ
11a…発光部
11b…受光部
11c…出力回路
12…コントローラ
21…ミラー
【発明の属する技術分野】
本発明は,ホイストやクレーン等における基台から懸垂材により吊り下げられた吊下部の揺れを検出する吊下部揺れ検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
工場内等において,荷物の搬送装置として,天井近くに配設されたレールに沿って走行する移動台車(前記基台に相当)からワイヤーベルト等の懸垂材によりハンド付きの吊下部(昇降台等)を昇降可能に吊り下げ,前記ハンドにより荷物を把持して搬送する懸垂式昇降装置(いわゆるホイストやクレーン等)が利用されている。このようなホイスト等においては,前記移動台車が移動する際や,所定の巻き取り装置で前記懸垂材の繰り出し量(巻き取り量)を調節することにより前記吊下部の昇降が行われる際に前記吊下部が揺れるが,前記吊下部が所定以上大きく揺れた場合,安全性確保のため懸垂式昇降装置の動作を停止させる必要がある。
従来,前記吊下部の揺れを検出するものとして,例えば,特開平8−175786号公報(公報1),特開平9−257475号公報(公報2),及び特開平11−335071号公報(公報3)等に,前記吊下部の前記移動台車に対する相対位置や揺れ角度などを検出する技術が示されている。これら従来の技術は,前記吊下部に設けられた光源や光の再帰反射手段(コーナキューブ等)からの光を前記移動台車に設けられたカメラや半導体位置検出素子(PSD:ポジションセンシングデバイス)で受光することにより,前記吊下部の2次元の位置や前記吊下部の振れ角度を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記公報1〜3に示される技術では,前記吊下部の2次元位置を検出するためのカメラ及び画像処理手段やPSD等を必要とし,装置が複雑かつ高価となるという問題点があった。特に,前記公報2及び3においては,前記移動台車側にカメラ等の受光器,前記吊下部側にLED等の光源をそれぞれ要するので,前記吊下部と前記移動台車との間で電力や制御信号を伝達する必要があり,装置がより複雑化する。さらに,このような2次元の位置検出を行うためには,前記吊下部の光源や反射手段からの光のフォーカスをカメラやPSD等により合わせる必要があるが,前記懸垂材の繰り出し長さが短い場合には,フォーカスが合わず,前記吊下部の位置(揺れ)検出ができないという問題点もあった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,簡易な装置構成で懸垂材の繰り出し長さに関わらず吊下部の揺れを検出できる吊下部揺れ検出装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は,基台から懸垂材により吊り下げられた吊下部の揺れを検出する吊下部揺れ検出装置において,前記基台若しくは前記吊下部に設置された発光手段と,前記吊下部若しくは前記基台に設置され前記発光手段からの光を反射する反射手段と,前記基台若しくは前記吊下部に設置され前記反射手段からの光を受光する受光手段と,前記受光手段の受光レベルに基づいて前記吊下部の揺れを検出する揺れ検出手段と,を具備してなることを特徴とする吊下部揺れ検出装置として構成されている。
これにより,前記基台にカメラ及び画像処理手段やPSD等を設けることなく,前記発光手段及び前記受光手段を具備するフォトカップラ等の反射型光センサを設けるだけの簡易な装置構成で前記吊下部の揺れを検出することが可能となる。しかも,前記受光手段で前記反射手段からの反射光の受光レベルを検出するにおいては,画像処理やPSD等で位置検出を行う場合のように微妙なフォーカス合わせの必要がないため,前記懸垂材の繰り出し長さに関わらず前記吊下部の揺れを検出できる。
【0005】
また,本吊下部揺れ検出装置は,前記基台が所定のレールに沿って走行する移動台車であるものや,前記基台からの前記懸垂材の繰り出し長さを調節することにより前記吊下部が昇降可能に構成されたもの,例えば,クレーンやホイスト等に適用したものが考えれる。
また,前記揺れ検出手段により,前記吊下部の所定以上の揺れが検出された場合に,前記基台の走行動作及び/又は前記懸垂材の繰り出し長さの調節動作を停止させるよう構成すれば,前記吊下部に異常な揺れが生じた場合の安全装置となる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るホイストXの概略構成を表す図,図2は本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが大きく揺れた状態を表す図,図3は本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが傾いた状態を表す図である。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係るホイストXは,大きく分けて,天井付近に配設されたレール3に沿って走行する移動台車1(前記基台の一例)と,前記移動台車1から垂下された2本のワイヤベルト等の懸垂材4と,前記懸垂材4の下端部に取り付けられ,荷物を把持可能なグリッパ2(前記吊下部の一例)とで構成されている。前記グリッパ2は,前記移動台車1に設けられた巻き取りドラム(不図示)による前記懸垂材4の巻き取り/繰り出し動作により昇降する。前記グリッパ2には,前記移動車体1に対向し,前記移動台車1側から照射される光を反射するミラー21(前記反射手段の一例)が設けられている。このミラー21は単に光を反射するだけの受動的な作用をなすものであり,当然ながら電力や制御信号を必要としない。従って,前記グリッパ2側に対して電力や制御信号を伝達するための伝達手段を前記移動台車1と前記グリッパ2との間に設ける必要がなく,装置構成が簡略化される。
また,前記移動台車1には,前記ミラー21に対向して設けられた反射型のフォトカップラ等である反射型光センサ11と,該反射型光センサ11からの信号に基づいて本ホイストXにおける前記移動台車1の走行動作及び前記懸垂材4の巻き取り/繰り出し動作を許可又は禁止(動作停止)するコントローラ12とが設けられている。さらに,前記反射型光センサ11は,前記グリッパ2に向かって光を発光する発光部11a(前記発光手段の一例)と,該発光部11aによる光が前記ミラー21に反射した反射光を受光する受光部11b,該受光部11bによる受光レベルが予め設定された所定のレベル以下の場合には前記OFF信号を,前記所定のレベルを超える場合にはON信号を出力する出力回路11c(前記揺れ検出手段の一例)とを具備している。ここで,前記反射型光センサ11は,前記ミラー21が所定の検出角度θの範囲内に存在する場合に前記ON信号が,前記検出角度θの範囲から外れた場合に前記OFF信号が出力されるよう調節されている。このような反射型光センサ11は,従来用いられていたカメラ及び画像処理装置や,PSDに比べ構造が簡単で安価である。ここで,前記反射型光センサ11に設定される前記所定のレベルは,例えば,前記巻き取りドラムにロータリーエンコーダを設ける等により検出した前記懸垂材4の繰り出し長さに応じて,前記コントローラ12等により設定されるよう構成してもよい。
【0007】
次に,本ホイストXによる揺れ検出について説明する。
図1に示すように,前記グリッパ2の揺れが小さい(或いは揺れがない)場合は,前記ミラー21が前記反射型センサ11の検出角度θの範囲内に存在するため,前記反射型光センサ11の信号出力はONとなる。この場合,前記コントローラ12は本ホイストXを動作させる,或いは動作を許可する。
一方,図2に示すように,前記グリッパ2の揺れが所定以上大きい場合,即ち,前記ミラー21が前記検出角度θの範囲外となるほどの前記グリッパ2の揺れが生じた場合は,前記反射型光センサ11の信号出力はOFFとなる。このとき,前記コントローラ12は本ホイストXの動作を禁止する(動作を停止させる)。また,前記グリッパ2が前記検出角度θの範囲内に存在する場合であっても,前記グリッパ2が図3に示すように傾いた場合には,前記反射型センサ11の信号出力はOFFとなり,前記コントローラ12は本ホイストXの動作を禁止する。これにより,前記グリッパ2の揺れが大きい場合と同様に危険な,前記グリッパ2が傾いた状態をも検出して本ホイストXの動作を停止させることができる。
また,前記反射型センサ11においては,前記ミラー21からの反射光のフォーカスは特に問題とならないので,前記懸垂材4の繰り出し長さに関わらず前記グリッパ2の所定以上の揺れ及び傾きを検出できる。しかも,一般に,前記懸垂材4の繰り出し長さが短いほど,前記グリッパ2のより小さな揺れが問題(危険)となるのに対し,本ホイストXでは,前記検出角度θに従い,前記懸垂材4の繰り出し長さが短い(前記反射型センサ11と前記ミラー21との距離が近い)ほど前記グリップ2のより小さな揺れを検出できるので,ホイスト等の安全装置として好適である。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,非常に簡単な構成で吊下部の所定以上の揺れ及び傾きを検出できるので,非常に容易かつ安価にホイスト等の安全装置を実現することが可能となる。しかも,懸垂材の繰り出し長さに関わらず吊下部の揺れ及び傾きを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るホイストXの概略構成を表す図。
【図2】本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが大きく揺れた状態を表す図。
【図3】本発明の実施の形態に係るホイストXのグリッパが傾いた状態を表す図。
【符号の説明】
1…移動台車(基台)
2…グリッパ(吊下部)
3…レール
4…懸垂材(ワイヤベルト等)
11…反射型光センサ
11a…発光部
11b…受光部
11c…出力回路
12…コントローラ
21…ミラー
Claims (4)
- 基台から懸垂材により吊り下げられた吊下部の揺れを検出する吊下部揺れ検出装置において,
前記基台若しくは前記吊下部に設置された発光手段と,
前記吊下部若しくは前記基台に設置され前記発光手段からの光を反射する反射手段と,
前記基台若しくは前記吊下部に設置され前記反射手段からの光を受光する受光手段と,
前記受光手段の受光レベルに基づいて前記吊下部の揺れを検出する揺れ検出手段と,
を具備してなることを特徴とする吊下部揺れ検出装置。 - 前記基台が所定のレールに沿って走行する移動台車である請求項1に記載の吊下部揺れ検出装置。
- 前記基台からの前記懸垂材の繰り出し長さを調節することにより前記吊下部が昇降可能に構成されてなる請求項1又は2のいずれかに記載の吊下部揺れ検出装置。
- 前記揺れ検出手段により,前記吊下部の所定以上の揺れが検出された場合に,前記基台の走行動作及び/又は前記懸垂材の繰り出し長さの調節動作を停止させるよう構成されてなる請求項2又は3のいずれかに記載の吊下部揺れ検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002176654A JP2004018196A (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | 吊下部揺れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002176654A JP2004018196A (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | 吊下部揺れ検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004018196A true JP2004018196A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31174894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002176654A Pending JP2004018196A (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | 吊下部揺れ検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004018196A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006343329A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-21 | Arck Sensor | 固定点に対する可動物体の位置決定装置 |
| JP2008184298A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Murata Mach Ltd | 天井走行車 |
| JP2009269699A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Nakanishi Metal Works Co Ltd | 吊下げ部材の破断又は弛み検出装置 |
| TWI708725B (zh) * | 2016-05-20 | 2020-11-01 | 日商村田機械股份有限公司 | 搬送車及搬送方法 |
| CN114162724A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-11 | 新凤鸣集团股份有限公司 | 一种天车丝箱归正处理装置 |
| KR20230010701A (ko) * | 2020-06-08 | 2023-01-19 | 무라다기카이가부시끼가이샤 | 천장 반송차 및 파지부의 승강 제어 방법 |
-
2002
- 2002-06-18 JP JP2002176654A patent/JP2004018196A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006343329A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-21 | Arck Sensor | 固定点に対する可動物体の位置決定装置 |
| JP2008184298A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Murata Mach Ltd | 天井走行車 |
| JP2009269699A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Nakanishi Metal Works Co Ltd | 吊下げ部材の破断又は弛み検出装置 |
| TWI708725B (zh) * | 2016-05-20 | 2020-11-01 | 日商村田機械股份有限公司 | 搬送車及搬送方法 |
| KR20230010701A (ko) * | 2020-06-08 | 2023-01-19 | 무라다기카이가부시끼가이샤 | 천장 반송차 및 파지부의 승강 제어 방법 |
| US20230202806A1 (en) * | 2020-06-08 | 2023-06-29 | Murata Machinery, Ltd. | Overhead transport vehicle, and method of controlling raising/lowering of gripping unit |
| KR102846934B1 (ko) | 2020-06-08 | 2025-08-18 | 무라다기카이가부시끼가이샤 | 천장 반송차 및 파지부의 승강 제어 방법 |
| US12448254B2 (en) | 2020-06-08 | 2025-10-21 | Murata Machinery, Ltd. | Overhead transport vehicle, and method of controlling raising/lowering of gripping unit |
| CN114162724A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-11 | 新凤鸣集团股份有限公司 | 一种天车丝箱归正处理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7425510B2 (ja) | 物体捕捉装置 | |
| JP3947540B2 (ja) | 巻上機における貨物の位置検出方法とその装置 | |
| US20080128374A1 (en) | Overhead traveling and transporting apparatus | |
| US7395605B2 (en) | Apparatus and method for measuring and controlling pendulum motion | |
| CN111108058A (zh) | 用于提升和/或降下尤其是起重机的升降机的负载装卸机构的方法及其升降机 | |
| US9771244B2 (en) | Elevator | |
| US7845087B2 (en) | Apparatus and method for measuring and controlling pendulum motion | |
| JP2013530905A (ja) | 速度位置検知システム | |
| CN113597588B (zh) | 物体检测系统、输送台车以及物体检测装置 | |
| JP4461199B1 (ja) | 距離測定装置 | |
| JPH11226889A (ja) | 作業装置 | |
| TW202237510A (zh) | 高架搬送車 | |
| JP5388045B2 (ja) | 搬送台車及び光測距装置 | |
| JP2004018196A (ja) | 吊下部揺れ検出装置 | |
| KR101949953B1 (ko) | 크레인 훅의 anti-snag & sway 제어 시스템 | |
| JP2008184298A (ja) | 天井走行車 | |
| JP5094207B2 (ja) | 複数台で運転をする電気ホイスト | |
| JP7003353B2 (ja) | クレーン衝突防止装置 | |
| JP7544277B2 (ja) | 天井搬送車 | |
| CN118929453B (zh) | 天车取放货定位装置、天车系统及天车运输方法 | |
| JP2023129921A (ja) | 走行車システム | |
| JP2004021774A (ja) | 移動作業ロボット | |
| JP2006266973A (ja) | 変位量測定方法 | |
| KR101114928B1 (ko) | 리프팅 장치 | |
| JP2846189B2 (ja) | コイル搬送用天井クレーンの先荷検出装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20071218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080422 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |