JP2004018705A - 装身具用合成樹脂組成物及び装身具 - Google Patents

装身具用合成樹脂組成物及び装身具 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、健康の増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備えた装身具用合成樹脂組成物に関するもので、ゲルマニウムおよびシリカの遠赤外効果、トルマリンの遠赤外効果とマイナスイオン効果、そして、これらの効果をさらに増すために放射性物質を加えたことによってなるものである。
【解決手段】合成樹脂100重量%に対し、ゲルマニウム1〜30重量%、トルマリン1〜10重量%、シリカ0〜10重量%、放射性鉱物1〜30重量%が含まれており、装身具における窪みに嵌入可能な形状に形成したことを特徴とする健康装身具用素子であり、用いられる合成樹脂がシリコン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂である。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は合成樹脂を主たる構成成分とする装身具用合成樹脂組成物とこれを用いた装身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゲルマニウムを一つの成分とする装身具用組成物として、特開昭53−43620号公報、特開昭62−20850号公報、特開昭63−14830号公報、特開2000−144283号公報などがある。しかるに、これらはいずれも銀合金であり、ゲルマニウムの他にインジウム、パラジウム、亜鉛、ボロンなどが配合されている。
【0003】
しかるに、これらで開示された装身具用の銀合金については、次のような問題がある。まず、特開昭53−43620号の銀合金については酸化しやすく、また、特開昭62−20850号の銀合金については物質的に不安定であり、さらに、特開昭63−14830号の銀合金については高価になってしまう。特開2000−144283号における銀合金にあっても健康増進の効果の面でなお改良が必要といわれている。
【0004】
一方、この種の装身具としては、指輪やピアスのように身体を装飾するもの、あるいは腕時計のベルトのように物品を身体に装着するものがあり、この他には、健康増進や一定の治療・治癒効果を目的とする装身具が知られているが、通常は、主成分としてはゲルマニウム鉱物がそのまま用いられており、指輪やピアスのような身体の装飾を目的として種々の形に加工することはなかなかできないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、以上の従来技術に鑑みて鋭意開発を行い、装飾に好適な機能と健康増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備えた装身具の素材に好適な装身具用合成樹脂組成物及びこれを用いた装身具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、合成樹脂100重量%に対し、ゲルマニウム1〜30重量%、これにトルマリン0〜20重量%、シリカ0〜20重量%含まれていることを特徴とする装身具用合成樹脂組成物であり、これに放射性鉱物1〜30重量%が含まれるのが好ましい。用いられる合成樹脂は、加工のしやすさや値段の点を加味してシリコン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂が好んで採用される。これらの樹脂はゲルマニウムなどや放射性鉱物を粉末化した際にかなり多くの量が充填できるという特徴があり、人体に接触してもアレルギ−などを引き起こさないという特徴もある。
【0007】
各配合成分における好ましい範囲は、合成樹脂100重量%に対し、ゲルマニウム3〜15重量%、トルマリン3〜10重量%、シリカ3〜10重量%、放射性鉱物3〜15重量%である。
【0008】
本発明の第2は、身体に装用した状態で、皮膚に接触する外表面の一部又は全部が、前記装身具用合成樹脂組成物で構成されていることを特徴とする装身具である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、ゲルマニウム、トルマリン、シリカの遠赤外効果、ゲルマニウム、トルマリンのマイナスイオン効果、そして、これらの効果をさらに増すために放射性物質を加えたことによってなるものであり、本発明の装身具用合成樹脂組成物及び装身具は、健康増進あるいは治療・治癒機能を兼ね備え、加工性が容易であること、身体に対してアレルギ−などを引き起こさないという安全な材料であるなどの特徴がある。
【0010】
本発明の特徴は、第1のゲルマニウムが有する遠赤外効果、つまり、肩凝り等を治療・治癒する健康増進、治療効果は、基材中でゲルマニウムの微結晶が形成されているときに特に効果的に発揮される。ゲルマニウムの微結晶は微小ながらも結晶であることから、半導体的な性質を持つためであり、特にP型の場合にその効果は大きい。
【0011】
ゲルマニウムを加えたことによる遠赤外効果としては、身体を温め血行を良くするという効果、つまり、肩凝り等を治療・治癒する健康増進、鎮痛や消炎等の治療効果は、特にP型の場合にその効果は大きい。ゲルマニウムは単結晶、多結晶あるいはアモルファスのいずれでも良く、これらの微細粉末を樹脂で成形したものでも良い。
【0012】
ゲルマニウムは、後述する放射性鉱物の添加と相まって、遠赤外線を放射し、これが皮膚を通して人体に作用することにより鎮痛や消炎等のような健康促進・治療等の効果をもたらす。赤外線が生体に照射された場合には、吸収したエネルギーにより生体内で温度上昇が起り、いわゆる温熱効果が発揮される。ところが、波長が100ミクロン程度の遠赤外線の場合には、上記の熱作用に加えて、照射された微弱な電磁波が生体に直接作用し、いわゆる非熱作用が発揮されると言われており、この波長帯の遠赤外線は生体内で大きな減衰を受け、遠赤外線による直接的な非熱作用が及ぶ範囲は皮膚及びその直下の細胞に限定される。しかし、毛細血管や細胞間の物質代謝を通して間接的に、より深い人体内に作用が及ぶので、健康促進や治療等の効果を発揮させることが可能になるものである。なお、後述する放射性鉱物によってマイナスイオンの発生も促され、これによる特徴も付加される。
【0013】
第2のトルマリンは、結晶体で電気石とも言われ、代表的化学式は、3{NaX Al(BO Si O16( OHF)}(X=Mg、Fe、Li)である。このトルマリン結晶体の特性は上記した遠赤外効果だけではなく、各種の優れた特性があり、例えば、トルマリン結晶体の電気特性によりマイナスイオンを発生する特性があり、上記した遠赤外効果などの特性を合わせて活用することによって、血行の促進・改善、細胞の活性化、活性酸素の排除、血液の浄化・弱アルカリ化、体細胞の新陳代謝の促進、免疫機能や自然治癒力の向上等々といった人体の健康増進に優れた効能が得られる。
【0014】
尚、遠赤外効果を有する素材として、安価な第3のシリカも用いることが可能であり、得られた合成樹脂組成物も安価になるという特徴がある。
【0015】
勿論、従来の合成樹脂に用いられる種々の副資材がそのまま配合され得ることは当然であり、装身具としての硬度を調整したり、腐食を抑えたり、加工性を高めたりすることも可能である。
【0016】
第4にゲルマニウム、トルマリン、シリカの遠赤外線の放射を活発にするため、更にはゲルマニウム、トルマリンから発するマイナスイオンの促進のため、放射線鉱物を含ませたものであり、放射性鉱物は、例えばウラン、トリウム、イットリウムなどの放射性元素を含む鉱物である。その例としては、燐灰ウラン石、ベタフォ石、カルノ−石、ユ−クセン石、フェルグソン石、ガドリン石、グリファイト石、メタ燐重土ウラン石、モナズ石、サマルスキ石、閃ウラン鉱、ウラノビライト、ウラノトリアナイト、ゼノタイムなどが挙げられる。これらから放出する放射線により特にゲルマニウムの遠赤外線の放射は更に活発となり、優れた鎮痛や消炎等の効果をもたらすものである。
【0017】
なお、配合割合の低い場合にはその効果は十分でなく、一方、配合割合の高い組成にあっては、合成樹脂への混入に手間取ったり、樹脂がもろくなったり、ひび割れが生じやすくなるという欠点があり配合割合に限界がある。
【0018】
第2発明の装身具は、皮膚に接触する外表面の一部又は全部が上記の装身具用合成樹脂で構成されていることを特徴とするもので、かかる装身具としては、例えばネックレス、ブレスレット、バングル、指輪などがあるが、ビ−ズ状の球体を多数作成し、これを適当な糸にて繋ぎ合わせた装身具も例示される。尚、装身具全体が本発明の装身具用合成樹脂で形成されていても、表面のみを本発明の装身具用合成樹脂で構成されていても良い。装身具そのものを形どる場合には、モ−ルド内に合成樹脂の架橋前の半液状体を充填し、これを架橋させて装身具を構成することになる。
【0019】
【実施例】
以下、実施例をもって更に詳細に説明する。
図1は本発明の装身具としてのバングルAであり、装身具用素子に適用した例である。図2はその一部断面図である。連接された装身具駒1、1、‥の内側(身体に接触する側)には円形の窪み2が形成されており、これに本発明の素子10が嵌め込まれ、接着剤などによって固定される。
【0020】
図3は本発明の合成樹脂組成物にて形成した素子の一例を示す斜視図であり、全体がタブレット状をなしている。この素子を形成する材料としては、シリコン樹脂100重量%に対し、ゲルマニウム10重量%、トルマリン5重量%、シリカ5重量%、放射性鉱物(ベタフォ石)10重量%が含まれており、装身具における窪みに嵌入可能なタブレット型に形成したものである。なお、各成分は粒子径0.1mm以下の粉末状とし、シリコン樹脂が架橋する前の半液状の時に混入し前記粉末が均一になるように攪拌し、その後、所定のモ−ルド内に注入して加圧下にて架橋し、素子10を得たものである。
【0021】
図4は全体が例えば18Kによって構成されるバングルBであり、その内周側に間隔をもって前記の例で示した素子10が取り付けられている。この素子10もバングルBに設けた溝内に嵌め合わされている。
【0022】
なお、前記した装身具駒1やバングルBそのものを本発明の合成樹脂にて構成することも可能であり、勿論、他の装身具を得ることも可能であり、合成樹脂の柔軟性を利用して断面が円形、楕円形、正方形、長方形などの環状のネックレスやブレスレットとすることもできる。
【0023】
図4は更に別例の装身具の例であり、上記合成樹脂組成物により球体(直径5mm)21を形成しこれにワイヤ−22を通してネックレス20を制作した。
【0024】
このネックレス20を用いて遠赤外効果を試験した。室温(22℃)の環境で43歳の男性の首にネックレスをかけて10分間放置し、サーモグラフィ(温度分解能:0.1℃、アビオニクス社製)で正面から皮膚温度を観察した。
合成樹脂中の配合がゲルマニウムのみであるが場合、0.7℃の温度上昇が見られた。次に放射性好物のみを配合した場合には0.2〜0.3℃の温度上昇が見られた。最後に本発明の場合には、1℃の温度上昇が見られ、その効果が確認できた。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、合成樹脂内に配合したゲルマニウム、トルマリン、シリカによる遠赤外効果やマイナスイオンの発生によって人体における肩こりの解消や鎮痛や消炎等のような健康促進・治療等の効果が発揮でき、特に放射性好物を配合したことにより遠赤外効果が増進されることとなり、装飾機能と健康志向機能を兼ね備えた樹脂組成物及びこれを材料とした装身具が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によって得られた素子を用いた装身具である。
【図2】図2はその一部断面図である。
【図3】図3は本発明によって得られた素子を用いた別の装身具である。
【図4】図4は本発明によって得られた素子の斜視図である。
【図5】図5は本発明によって得られた装身具の斜視図である。
【符号の説明】
1‥装身具駒、
2‥装身具駒に形成した窪み、
10‥装身具用素子、
20‥装身具(ネックレス)
A、B‥バングル。

Claims (4)

  1. 合成樹脂100重量%に対し、ゲルマニウム1〜30重量%、トルマリン0〜20重量%、シリカ0〜20重量%が含まれいることを特徴とする装身具用合成樹脂組成物。
  2. 合成樹脂100重量%に対し、放射性鉱物1〜30重量%が含まれている請求項1記載の装身具用合成樹脂組成物。
  3. 合成樹脂がシリコン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂である請求項1又は2記載の装身具用合成樹脂組成物。
  4. 身体に装用した状態で、皮膚に接触する外表面の一部又は全部が、請求項1乃至3記載の装身具用合成樹脂組成物で構成されていることを特徴とする装身具。
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