JP2004019016A - 繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材 - Google Patents

繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材 Download PDF

Info

Publication number
JP2004019016A
JP2004019016A JP2002172395A JP2002172395A JP2004019016A JP 2004019016 A JP2004019016 A JP 2004019016A JP 2002172395 A JP2002172395 A JP 2002172395A JP 2002172395 A JP2002172395 A JP 2002172395A JP 2004019016 A JP2004019016 A JP 2004019016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
urethane resin
fiber
finishing agent
aqueous dispersion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002172395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hasegawa
長谷川 博史
Satoshi Murahashi
村橋 智至
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP2002172395A priority Critical patent/JP2004019016A/ja
Publication of JP2004019016A publication Critical patent/JP2004019016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

【課題】耐洗濯性および耐アルカリ性等の耐久性が優れるウレタン樹脂水性分散体を用いた繊維用仕上げ剤、および該繊維仕上げ剤用を用いて処理して得られる樹脂加工繊維基材を提供する。
【解決手段】重量平均分子量100,000以上のジメチルホルムアミド可溶性ウレタン樹脂および/またはジメチルホルムアミド不溶性ウレタン樹脂からなるカルボキシル基含有ウレタン樹脂(a)の水性分散体(A)、並びにエポキシ樹脂(B)を含有することを特徴とする繊維用仕上げ剤;該水性分散体からなる繊維用仕上げ剤用の主剤;並びに、該繊維用仕上げ剤を繊維基材の表面に塗布し、加熱硬化して得られる樹脂加工繊維基材;である。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材に関する。さらに詳しくはウレタン樹脂の水性分散体及びエポキシ樹脂からなる繊維用仕上げ剤、並びに該仕上げ剤で処理して得られる樹脂加工繊維基材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、繊維基材は風合いを調節したり、製品形態を安定なものにするため、繊維基材の表面に樹脂仕上げ剤が塗工されている。
これらの仕上げ剤としては、ポリウレタン樹脂の水性分散体を用いる方法が提案されており、たとえば▲1▼特開昭56−134270号公報、および▲2▼特開昭62−112507号公報等が挙げられる。
しかしながら、上記▲1▼は得られる樹脂加工繊維基材の耐久性能、特に耐洗濯性が悪く、また▲2▼は得られる樹脂加工繊維基材の耐久性能、特に耐アルカリ性が悪いという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は耐洗濯性、耐アルカリ性等の耐久性が優れるウレタン樹脂水性分散体を用いた繊維用仕上げ剤、および該繊維仕上げ剤用を用いて処理して得られる樹脂加工繊維基材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは耐久性に優れる繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材について鋭意検討し、本発明に到達した。すなわち本発明は、重量平均分子量100,000以上のジメチルホルムアミド可溶性ウレタン樹脂および/またはジメチルホルムアミド不溶性ウレタン樹脂からなるカルボキシル基含有ウレタン樹脂(a)の水性分散体(A)、並びにエポキシ樹脂(B)を含有することを特徴とする繊維用仕上げ剤;重量平均分子量100,000以上のジメチルホルムアミド可溶性ウレタン樹脂および/またはジメチルホルムアミド不溶性ウレタン樹脂からなるカルボキシル基含有ウレタン樹脂(a)の水性分散体(A)からなる繊維用仕上げ剤用の主剤;並びに、該繊維用仕上げ剤を繊維基材の表面に塗布し、加熱硬化して得られる樹脂加工繊維基材;である。
【発明の実施の形態】
【0005】
以下本発明の構成について詳しく説明する。本発明におけるカルボキシル基含有ウレタン樹脂(a)は、有機ポリイソシアネート(a1)、カルボキシル基と活性水素を含有する化合物(a2)、高分子ジオール(a3)および必要により用いられる活性水素含有多官能化合物(a4)、鎖伸長剤(a5)、鎖停止剤(a6)、カルボキシル基を中和する塩基性化合物(a7)とから構成される。
【0006】
(a)には、ジメチルホルムアミド(以下DMFと略記)可溶性ウレタン樹脂(u1)、DMF不溶性ウレタン樹脂(u2)、または(u1)と(u2)の両方を含有するものが含まれる。
本発明におけるDMF可溶性ウレタン樹脂(u1)とは、(a)をDMFに0.0125質量%添加して、常温で1時間撹拌した後、0.3μmの孔径のフィルター(フロロポアーメンブランフィルターNP−030:住友電工株式会社製)で加圧濾過して得られた濾液に含まれるウレタン樹脂である。また、(u2)は、上記方法で得られる濾過残査のウレタン樹脂である。
【0007】
本発明における(a)のDMF可溶性ウレタン樹脂の重量平均分子量(以下Mwと略記)は通常100,000以上、下限は好ましくは120,000、更に好ましくは150,000であり、上限は好ましくは2,000,000、さらに好ましくは1,500 ,000、特に好ましくは500,000である。
DMF可溶性ウレタン樹脂のMwが100,000未満の場合、得られる繊維用仕上げ剤の耐久性が不良となる。
なお、Mwは、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)で、DMF可溶性ウレタン樹脂の0.0125質量%DMF溶液を試料として、溶媒としてDMFを使用し、分子量標準としてポリスチレンを用いて測定できる。
【0008】
本発明における(a)の弱酸価の好ましい範囲は3〜16mgKOH/gであり、弱酸価の下限は、さらに好ましくは5mgKOH/g、特に好ましくは7mgKOH/gであり、弱酸価の上限は、さらに好ましくは14mgKOH/g、特に好ましくは12mgKOH/gである。弱酸価が3mgKOH/g以上であれば(a)中に存在する親水基量が多いため水性分散体が安定になりやすく、16gKOH/g以下であれば得られる樹脂加工繊維基材の耐水性が低下しないので良好である。
本発明において、(a)の弱酸価は以下のように測定されるものである。
(A)を1.0g〜1.5gとり、ジメチルホルムアミド100mlで溶解もしくは膨潤させ、1/2Nの塩酸水溶液を滴下して、系内のpHを3〜4として、系中に存在するアルカリ性物質を中和し、その後、N/100水酸化カリウム水溶液を用いて電位差滴定を行って、第1変曲点から第2変曲点までの滴定量をもとに、弱酸価を算出する。なお、算出される弱酸価は(A)中の固形分当たりの弱酸価に換算し、換算後の弱酸価を本発明における弱酸価とする。なお、固形分濃度は、試料1.0〜1.5gを直径15cmのシャーレに精秤し、145℃で90分間加熱乾燥後の残分の質量を測定し、試料質量に対する百分率で表したものである。
【0009】
該(a)を構成する有機ポリイソシアネ−ト(a1)としては、ジイソシアネートおよび3官能またはそれ以上の多官能イソシアネートが含まれ;例えば、炭素数(NCO基中の炭素を除く、以下同様)6〜20の芳香族ポリイソシアネート、炭素数2〜18の脂肪族ポリイソシアネート、炭素数6〜15の脂環式ポリイソシアネート、炭素数8〜15の芳香脂肪族ポリイソシアネートおよびこれらのポリイソシアネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ビューレット基、ウレトジオン基、ウレトイミン基、イソシアヌレート基、オキサゾリドン基含有変性物など)およびこれらの2種以上の混合物が含まれる。
【0010】
芳香族ポリイソシアネート(a11)としては、例えば1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−および/または2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4’−および/または4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4’−ジイソシアナトビフェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトビフェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン、粗製MDI、1,5−ナフチレンジイソシアネート、4,4’,4”−トリフェニルメタントリイソシアネート、並びにm−およびp−イソシアナトフェニルスルホニルイソシアネートなどが挙げられる。
【0011】
脂肪族ポリイソシアネート(a12)としては、例えばエチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、ドデカメチレンジイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート(2,6−ジイソシアナトメチルカプロエート)、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレート、ビス(2−イソシアナトエチル)カーボネート、および2−イソシアナトエチル−2,6−ジイソシアナトヘキサノエートなどが挙げられる。
【0012】
脂環式ポリイソシアネート(a13)としては、例えばイソホロンジイソシアネート(IPDI)、水添MDI、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、ビス(2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、並びに2,5−および/または2,6−ノルボルナンジイソシアネートなどが挙げられる。
【0013】
芳香脂肪族ポリイソシアネート(a14)としては、例えばm−および/またはp−キシリレンジイソシアネート、並びにα,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
【0014】
また、ポリイソシアネートの変性物(a15)としては、変性MDI(ウレタン変性MDI、カルボジイミド変性MDI、トリヒドロカルビルホスフェート変性MDI)、ウレタン変性TDI、ビューレット変性HDI、イソシアヌレート変性HDI、イソシアヌレート変性IPDIなどの(a11)〜(a14)のポリイソシアネートの変性物およびこれらの2種以上の混合物[例えば変性MDIとウレタン変性TDI(イソシアネート基含有プレポリマー)との併用]が含まれる。
これらのうち好ましいものは、仕上げ加工した繊維基材が変色しない点で脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、および芳香脂肪族ポリソシアネートであり、さらに好ましいものは、仕上げ加工した繊維基材の耐久性の点で脂環式ポリイソシアネートである。
【0015】
(a)を構成するカルボキシル基と活性水素を含有する化合物(a2)としては、例えばカルボキシル基含有モノオール(乳酸、ヒドロキシ酪酸など)、カルボキシル基含有ジオール(2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメチロールブタン酸、2,2−ジメチロールヘプタン酸、2,2−ジメチロールオクタン酸、酒石酸など)、カルボキシル基含有モノアミン(グリシン、アラニン、バリンなど)、カルボキシル基含有ジアミン(リジン、アルギニンなど)等が挙げられる。これらのうちで好ましいものはカルボキシル基含有ジオール、さらに好ましいものは2,2−ジメチロールプロピオン酸および2,2−ジメチロールブタン酸である。
該(a2)の使用量は、(a2)のカルボキシル基が(a)中に3〜16mgKOH/gの弱酸価を有するような量を用いることが好ましい。
【0016】
(a)を構成する高分子ジオール(a3)としては、ポリカーボネートジオール(a31)、ポリエステルジオール(a32)、ポリエーテルジオール(a33)、などが挙げられる。
【0017】
(a31)としては、通常の方法すなわちジオール成分(エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,4−シクロヘキサンジオールなどの単独または2種以上の混合物など)とエチレンカーボネートを反応させ脱エチレングリコール化による方法、あるいは上記ジオール成分とアリールカーボネート、たとえばジフェニルカーボネートとのエステル交換による方法で得られるものなどが挙げられる。
【0018】
(a32)としては、通常の方法すなわちジオール成分(エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,4−シクロヘキサンジオールなどの単独または2種以上の混合物など)とジカルボン酸成分{脂肪族ジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸など)、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸など)などの単独または2種以上の混合物など}とを反応(縮合)させることによる方法、あるいは、ラクトン(ε−カプロラクトン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトンなどの単独または2種以上の混合物など)を開環重合させることによる方法で得られるものなどが挙げられる。
【0019】
(a33)としては、通常の方法すなわち先に例示したジオール成分などへのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、1,2−、2,3−もしくは1,3−ブチレンオキサイド、テトラヒドロフラン、スチレンオキサイド、α−オレフィンオキサイド、エピクロルヒドリンなどの単独または2種以上の混合物など)の付加を、無触媒でまたは触媒(アルカリ触媒、アミン系触媒、酸性触媒)の存在下(とくにアルキレンオキサイド付加の後半の段階で)に常圧または加圧下に1段階または多段階で行なうことによる方法で得られるものなどが挙げられる。なお、アルキレンオキサイドを2種以上用いる場合の付加形態はブロックでもランダムでも良い。
【0020】
(a3)のうち、好ましいのはの耐久性の観点から(a31)である。
(a3)の数平均分子量は好ましくは400〜5,000、更に好ましくは500〜5,000、とくに好ましくは1,000〜3,000である。数平均分子量が400以上であれば処理した樹脂加工繊維基材の風合いが柔軟で好ましく、5,000以下であれば樹脂加工繊維基材の耐久性が十分である。〔上記および以下において数平均分子量はMnと略記し、GPCを用いて、テトラヒドロフランを溶媒として、ポリスチレンを標準として測定されるものである。〕
(a3)の使用量は、(a2)〜(a6)の合計質量に基づいて通常30質量%以上、好ましくは50質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上である。30質量%以上であれば得られる樹脂加工繊維基材の耐久性が良好である。
【0021】
必要により用いられる活性水素含有多官能化合物(a4)としては、次のものが挙げられる。すなわち、400未満のMnを有する低分子ポリオール(a41)およびこれらの2種以上の併用が含まれる。
【0022】
(a41)には、(1)炭素数2〜15の多価アルコール類[2価アルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコールなど);3価アルコール(例えばグリセリン、トリメチロールプロパンなど);これらの多価アルコールのアルキレンオキサイド(EOおよび/またはPO)低モル付加物(Mn400未満)など]、(2)炭素数2〜10のジアミン類(例えばエチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、トルエンジアミン、ピペラジンなど);ヒドラジンもしくはその誘導体(二塩基酸ジヒドラジド例えばアジピン酸ジヒドラジドなど)、(3)炭素数2〜10のアミノアルコール類(例えばエタノールアミン、ジエタノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、トリエタノールアミンなど)などが含まれる。
該(a4)の使用量は、(a2)〜(a6)の合計質量に基づいて通常20質量%以下、好ましくは15質量%以下である。
【0023】
(a)の構成成分として、さらに必要に応じて鎖伸長剤(a5)、鎖停止剤(a6)を用いることができる。該鎖伸長剤(a5)としては(a42)で挙げた炭素数2〜10のジアミン類、炭素数2〜10のアミノアルコール類などが挙げられる。鎖停止剤(a6)としては炭素数1〜8のモノアルコール類(メタノール、エタノール、イソプロパノール、セロソルブ類、カルビトール類など)、炭素数1〜10のモノアミン類(モノメチルアミン、モノエチルアミン、モノブチルアミン、ジブチルアミン、モノオクチルアミンなどのモノもしくはジアルキルアミン;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンなどのモノもしくはジアルカノールアミンなど)などが挙げられる。
該(a5)および(a6)の使用量は、(a1)のNCO基の当量に基づいて通常0.3当量以下、好ましくは0.1当量以下であり、(a6)の使用量は得られる(a)のDMF可溶分の重量平均分子量が100,000以上となる量を
用いることができる。
【0024】
カルボキシル基を中和する塩基性化合物(a7)としては、アミン類[アンモニア、アルキルアミン(トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジプロピルアミンなど)、アルカノールアミン(トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、アミノエチルプロパノールなど)、脂環式アミン(モルホリンなど)など]およびアルカリ金属(ナトリウム、カリウム、リチウムなど)が挙げられる。これらの中で好ましいものは、得られる樹脂加工繊維基材の耐水性の面からアミン類であり、特に好ましいものはトリエチルアミンである。
【0025】
(a)の水性分散体を製造する方法としては、例えば、(a1)と、(a2)、(a3)および必要により(a4)、さらには必要により有機溶剤を仕込み、一段または多段でウレタンプレポリマーを形成し、次いで該プレポリマーに塩基性化合物(a7)を加え親水化した後、あるいは親水化しながら、必要により鎖伸長剤(a5)および/または鎖停止剤(a6)を含む水性媒体と混合して水性分散体となし、NCO基が実質的に無くなるまで反応[水または(a5)による鎖伸長、および必要により(a6)による鎖停止]し、必要により有機溶剤を留去することにより製造することができる。親水化はウレタンプレポリマー形成時または水性分散体形成後に行ってもよい。(a5)による鎖伸長および必要により(a6)による鎖停止を行う場合には、プレポリマーを水性媒体中に分散させた後に、(a5)および必要により(a6)を加えてプレポリマーと反応させるのが好ましい。
また、有機溶剤の存在下に(a1)と(a2)、(a3)および必要により(a4)を反応させてプレポリマー溶液を形成し、鎖伸長剤(a5)および必要により鎖停止剤(a6)を反応させるか、有機溶剤の存在下に(a1)と(a2)、(a3)および必要により(a4)、および必要により鎖伸長剤(a5)および鎖停止剤(a6)を一段で反応させることにより、(a)の有機溶剤溶液を形成し、水性媒体中に分散させ、必要により有機溶剤を留去することにより、(a)の水性分散体を形成することもできる。この場合も、塩基性化合物(a7)の添加による親水化は水性分散体の形成前に行っても形成の段階で行っても形成後に行ってもよい。
【0026】
プレポリマーは、(a1)と(a2)、(a3)および必要により(a4)を、イソシアネート基/活性水素含有基 (カルボキシル基を除く)の当量比が通常1.01〜3、好ましくは1.1〜 1.6となる割合で、反応させることにより形成される。プレポリマーの形成は、通常20℃〜150℃、好ましくは60℃〜110℃の反応で行われ、反応時間は通常2〜10時間である。プレポリマーの形成は、NCO基と実質的に非反応性の有機溶剤の存在下または非存在下で行うことができる。プレポリマーは通常0.5〜5%の遊離NCO基含量を有する。水性分散体は、プレポリマーを、通常10℃〜60℃、好ましくは20℃〜40℃で、水性媒体[必要により(a5)および/または(a6)を含有する、水または水と親水性有機溶剤との混合物]と混合・分散して、反応させ、必要により有機溶剤を留去することにより形成することができる。
【0027】
上記の反応の際に用いる有機溶剤は、NCO基と実質的に非反応性のもの(例えば、芳香族炭化水素類、脂肪族炭化水素類、ケトン類、エステル類、エーテル類およびアミド類など)が挙げられる。
また、水性媒体に含有させる親水性溶剤としては、親水性(水混和性)のもの(例えば、ケトン類、エステル類、エーテル類、アミド類およびアルコール類など)が挙げられ、水と親水性溶剤との比は通常100/0〜50/50、好ましくは100/0〜80/20特に好ましくは100/0である。
【0028】
上記ウレタン化反応においては反応を促進させるため、必要により通常のウレタン化反応に使用される触媒を使用してもよい。触媒には、アミン触媒、たとえばトリエチルアミン、N−エチルモルホリン、トリエチレンジアミンおよび米国特許第4524104号明細書に記載のシクロアミジン類[1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(サンアプロ・製造、DBU)など];錫系触媒、たとえばジブチル錫ジラウリレート、ジオクチル錫ジラウリレートおよびオクチル酸錫;チタン系触媒、たとえばテトラブチルチタネートが挙げられる。
【0029】
(a)は、乳化剤を添加して乳化剤乳化型の(a)の水性分散体とすることもできるが、得られる樹脂加工繊維基材の耐久性の観点から乳化剤は添加しない方が好ましい。
乳化剤乳化型の(a)の水性分散体を製造する方法には、上記と同様にして、有機溶剤の存在下または非存在下でプレポリマーを形成し、乳化剤を加えて、水性媒体と混合して水性分散体とし反応[鎖伸長、および必要により鎖停止]を行い必要により有機溶剤を留去する方法などが挙げられる。
乳化剤はプレポリマー、水性媒体のいずれか一方に加えても、双方に加えてもよい。乳化剤がプレポリマーと反応性の場合には水性媒体に加えるのが好ましい。乳化剤乳化型の(a)に占める乳化剤の質量比は、ウレタンプレポリマーの質量に基づいて、通常0〜10%、好ましくは0〜3%である。
【0030】
乳化剤には、アニオン性、カチオン性、ノニオン性および両性の界面活性剤 、高分子型乳化分散剤、およびこれらの2種以上の併用が含まれ、例えば米国特許第3929678号および米国特許第4331447号明細書に記載のものが挙げられる。
【0031】
アニオン性界面活性剤には、C8〜24の炭化水素基を有するエーテルカルボン酸またはその塩、C8〜24の炭化水素基を有するスルホン酸塩、C8〜24の炭化水素基を1個もしくは2個有するスルホコハク酸塩、C8〜24の炭化水素基を有するリン酸エステルもしくはエーテルリン酸エステルおよびそれらの塩、C8〜24の炭化水素基を有する脂肪酸塩およびC8〜24の炭化水素基を有するアシル化アミノ酸塩等;ノニオン性界面活性剤には、脂肪族アルコール(C8〜24)AO(C2〜8)付加物(重合度1〜100)、多価(2価〜10価またはそれ以上)アルコール脂肪酸(C8〜24)エステル、脂肪酸(C8〜24)アルカノールアミド、(ポリ)オキシアルキレン(C2〜8、重合度1〜100)アルキル(C1〜22)フェニルエーテル、(ポリ)オキシアルキレン(C2〜8、重合度1〜100)アルキル(C8〜24)アミンおよびアルキル(C8〜24)ジアルキル(C1〜6)アミンオキシド等;カチオン性界面活性剤には、第4級アンモニウム塩型、アミン塩型等;両性界面活性剤には、ベタイン型両性界面活性剤、 アミノ酸型両性界面活性剤等が挙げられる。
【0032】
高分子型乳化分散剤としては、ポリビニルアルコール、デンプンおよびその誘導体、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダなどのカルボキシル基含有(共)重合体でMn=1,000〜50,000のもの、及び米国特許第5906704号明細書に記載のウレタン結合もしくはエステル結合を有する高分子型分散剤など[例えばポリカプロラクトンポリオールとポリエーテルジオールをポリイソシアネートで連結させたもの]が使用できる。
【0033】
これらの乳化剤のうちで好ましいものは、ノニオン性界面活性剤および高分子型乳化分散剤とくに上記公報に記載のウレタン結合もしくはエステル結合を有する高分子型乳化分散剤である。
【0034】
本発明における(A)の重量平均粒子径は、通常0.01〜4μm、好ましくは0.01〜3μmである。
本発明における(A)の固形分濃度は、好ましくは20〜70質量%、さらに好ましくは30〜50質量%である。
【0035】
プレポリマーまたはプレポリマーの溶剤溶液を水性媒体に乳化分散させる装置は特に限定されず、例えば下記の方式の乳化機が挙げられる:1)錨型撹拌方式、2)回転子−固定子式方式[例えば「エバラマイルダー」(荏原製作所製)]、3)ラインミル方式[例えばラインフローミキサー]、4)静止管混合式[例えばスタティックミキサー]、5)振動式[例えば「VIBRO  MIXER」(冷化工業社製)]、6)超音波衝撃式[例えば超音波ホモジナイザー]、7)高圧衝撃式[ 例えばガウリンホモジナイザー(ガウリン社)]、8)膜乳化式[例えば膜乳化モジュール]、および9)遠心薄膜接触式[例えばフィルミックス]。これらのうち、好ましいのは、5)、8)および9)である。
【0036】
本発明における繊維用仕上げ剤を構成する他の成分であるエポキシ樹脂(B)としては、分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂が含まれる。好ましくは、分子内にエポキシ基を3個以上、さらに好ましくは3〜8個、特に好ましくは3〜6個有するエポキシ樹脂である。(B)のエポキシ当量(エポキシ基1個当たりの分子量)は、好ましくは85〜400g/eqであり、さらに好ましくは85〜300g/eqである。エポキシ当量が400g/eq以下であると、架橋構造がルーズにならず硬化物の耐水性、耐薬品性、耐摩耗性等の物性が良好であり、一方、エポキシ当量が85g/eq以上であると硬化物の耐水性、耐薬品性等がさらに良好な架橋構造となる。
(B)の例としては、下記(b1)から(b5)が挙げられる。
【0037】
(B1)グリシジルエーテル型エポキシ樹脂
(i)2価フェノール類のジグリシジルエーテル
炭素数6〜30の2価フェノール類のジグリシジルエーテル、例えば、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノールCジグリシジルエーテル、ビスフェノールAEジグリシジルエーテル、ビスフェノールSジグリシジルエーテル、ハロゲン化ビスフェノールAジグリシジルエーテル、カテキンジグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエーテル、ハイドロキノンジグリシジルエーテル、1,5−ジヒドロキシナフタレンジグリシジルエーテル、ジヒドロキシビフェニルジグリシジルエーテル、オクタクロロ−4,4’−ジヒドロキシビフェニルジグリシジルエーテル、テトラメチルビフェニルジグリシジルエーテル、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フロオレンジグリシジルエーテル、ビスフェノールA2モルとエピクロロヒドリン3モルの反応から得られるジグリシジルエーテル等;
【0038】
(ii)3〜6価またはそれ以上の、多価フェノール類のポリグリシジルエーテル
炭素数6〜50またはそれ以上で、3〜6価またはそれ以上の多価フェノール類のポリグリシジルエーテル、例えば、ピロガロールトリグリシジルエーテル、ジヒドロキシナフチルクレゾールトリグリシジルエーテル、トリス(ヒドロキシフェニル)メタントリグリシジルエーテル、ジナフチルトリオールトリグリシジルエーテル、テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタンテトラグリシジルエーテル、p−グリシジルフェニルジメチルトリールビスフェノールAグリシジルエーテル、トリスメチル−tert−ブチル−ブチルヒドロキシメタントリグリシジルエーテル、4,4’−オキシビス(1,4−フェニルエチル)テトラクレゾールグリシジルエーテル、4,4’−オキシビス(1,4−フェニルエチル)フェニルグリシジルエーテル、ビス(ジヒドロキシナフタレン)テトラグリシジルエーテル、フェノールまたはクレゾールノボラック樹脂のグリシジルエーテル、リモネンフェノールノボラック樹脂のグリシジルエーテル、フェノールとグリオキザール、グルタールアルデヒド、またはホルムアルデヒドの縮合反応によつて得られるポリフェノールのポリグリシジルエーテル、およびレゾルシンとアセトンの縮合反応によって得られるのポリフェノールのポリグリシジルエーテル等;
【0039】
(iii)脂肪族2価アルコールのジグリシジルエーテル
炭素数2〜60のジオールのジグリシジルエーテル、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、テトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、ビスフェノールAのアルキレンオキシド〔エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド(1〜20モル)〕付加物のジグリシジルエーテル等;
(vi)3〜6価またはそれ以上の脂肪族アルコールのポリグリシジルエーテル
炭素数3〜50またはそれ以上で、3〜6価またはそれ以上の多価アルコール類のグリシジルエーテル、例えば、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル、ソルビトールヘキサグリシジルエーテル、ポリ(n=2〜5)グリセロールポリグリシジルエーテル等;
【0040】
(B2)グリシジルエステル型エポキシ樹脂
(i)炭素数6〜20またはそれ以上で、2〜6価またはそれ以上の芳香族ポリカルボン酸のグリシジルエステル
芳香族ポリカルボン酸、例えば、フタル酸ジグリシジルエステル、イソフタル酸ジグリシジルエステル、テレフタル酸ジグリシジルエステル、トリメリット酸トリグリシジルエステル等のフタル酸類のグリシジルエステル等;
(ii)炭素数6〜20またはそれ以上で、2〜6価またはそれ以上の脂肪族もしくは脂環式ポリカルボン酸のグリシジルエステル
脂肪族もしくは脂環式ポリカルボン酸のグリシジルエステル、例えば、上記フェノール系のグリシジルエステルの芳香核水添加物、ダイマー酸ジグリシジルエステル、ジグリシジルオキサレート、ジグリシジルマレート、ジグリシジルスクシネート、ジグリシジルグルタレート、ジグリシジルアジペート、ジグリシジルピメレート、グリシジル(メタ)アクリレートの(共)重合体(重合度は例えば2〜10)、トリカルバリル酸トリグリシジルエステル等;
【0041】
(B3)グリシジルアミン型エポキシ樹脂
(i)炭素数6〜20またはそれ以上で、2〜10またはそれ以上の活性水素原子をもつ芳香族アミン類のグリシジルアミン
芳香族アミン類のグリシジルアミン、例えば、N,N−ジグリシジルアニリン、N,N−ジグリシジルトルイジン、N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、N,N,N’,N’−テトラグリシジルジアミノジフェニルスルホン、N,N,N’,N’−テトラグリシジルジエチルジフェニルメタン、N,N,O−トリグリシジルアミノフェノール等;
(ii)炭素数6〜20またはそれ以上で、2〜10またはそれ以上の活性水素原子をもつ脂肪族アミン類のグリシジルアミン
脂肪族アミンのグリシジルアミン、例えば、N,N,N’,N’−テトラグリシジルキシリレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラグリシジルヘキサメチレンジアミン等;
(iii)炭素数6〜20またはそれ以上で、2〜10またはそれ以上の活性水素原子をもつ脂環式アミン類のグリシジルアミン
脂環式アミンのグリシジルアミン、例えばN,N,N’,N’−テトラグリシジルキシリレンジアミンの水添化合物等;
(iv)炭素数6〜20またはそれ以上で、2〜10またはそれ以上の活性水素原子をもつ複素環式アミン類のグリシジルアミン
複素環式アミンのグリシジルアミン、例えば、トリスグリシジルメラミン等;
【0042】
(B4)鎖状脂肪族エポキサイド
炭素数6〜50またはそれ以上で2〜6価またはそれ以上の鎖状脂肪族エポキサイド、例えばエポキシ当量85〜400g/eqのエポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化大豆油等;
(B5)脂環式エポキサイド
炭素数6〜50またはそれ以上で、エポキシ基の数2〜4またはそれ以上の脂環式エポキサイド、例えば、ビニルシクロヘキセンジオキシド、リモネンジオキシド、ジシクロペンタジエンジオキシド、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテル、エチレングリコールビスエポキシジシクロペンチルエーテル、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−3’、4’−エポキシ−6’−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、およびビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル)ブチルアミン、前記フェノール類のエポキシ化合物の核水添化物等;等が挙げられる。
なお(B1)〜(B5)以外のものでも、活性水素と反応可能なグリシジル基をもつエポキシ樹脂であれば使用できる。また、これらのエポキシ樹脂は、二種以上併用できる。
これら(B)のうち、好ましいのはグリシジルエーテル型(B1)、およびグリシジルエステル型(B2)であり、特に好ましいのはグリシジルエーテル型(B1)である。
また、繊維用仕上げ剤として、乾燥、架橋反応後の皮膜特性が優れ、得られる樹脂加工繊維基材の耐久性能が優れるという観点から、水溶性であるエポキシ樹脂(エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル、ソルビトールヘキサグリシジルエーテル、ポリ(n=2〜5)グリセロールポリグリシジルエーテル、ジグリシジルオキサレート、ジグリシジルマレート、ジグリシジルスクシネート、ジグリシジルグルタレートなど)が好ましい。水溶性の(B)とは、25℃にて水90gにエポキシ樹脂10gを攪拌下混合し、水溶率が50%以上であるものをいう。
本発明の仕上げ剤において、エポキシ樹脂(B)が水溶性または水分散性である場合には、そのままでウレタン樹脂の水性分散体(A)と混合することができる。
一方、エポキシ樹脂(B)が非水溶性または非水分散性の場合には、乳化剤を予めエポキシ樹脂(B)に添加してから、もしくは添加しながら、攪拌下徐々に水を投入する方法;乳化剤を予めエポキシ樹脂(B)に添加してから、もしくは添加しながら、ウレタン樹脂水性分散体(A)と混合する方法が挙げられる。この場合、乳化剤の一部もしくは全てを予めウレタン樹脂水性分散体(A)に添加しておいてもよい。
使用できる乳化剤としては、前述の界面活性剤などが含まれ、好ましいものはノニオン性界面活性剤および高分子型乳化分散剤とくに前記公報に記載のウレタン結合もしくはエステル結合を有する高分子型乳化分散剤である。
乳化剤の添加量は、エポキシ樹脂(B)の質量に基づいて、好ましくは5〜50%、さらに好ましくは10〜30%である。
【0043】
本発明において(B)は(A)中のカルボキシル基と反応させることにより、(a)を網目状に架橋した樹脂となし、得られる樹脂加工繊維基材の耐久性能を向上させるために用いられるため、(B)に含まれるエポキシ基と(A)に含まれるカルボキシル基の当量比が重要である。該(B)の使用量は、(A)に含まれるカルボキシル基/(B)に含まれるエポキシ基の当量比が1/0.5〜1/4となるように用いられ、好ましくは当量比が1/0.7〜3.5、さらに好ましくは1/0.8〜3となるように用いられる。(A)と(B)の混合方法は特に限定されず、例えば(A)を含む水性液と(B)または(B)の水溶液もしくは水分散液とを、通常の撹拌による混合や混合装置(ホモミキサー、ホモデイスパーなど)を用いて混合する方法が挙げられる。
【0044】
本発明の繊維用仕上げ剤にはには、必要により、公知の増粘剤、消泡剤、湿潤剤、柔軟剤、および本発明のウレタン樹樹(a)以外の各種樹脂の水性分散体[例えば、(a)以外のウレタン樹脂水性分散体、アクリル樹脂水性分散体、SBRラテックスなど]を併用することができる。(a)以外のウレタン樹脂水性分散体としては、Mwが100,000未満のウレタン樹脂が挙げられる。(a)と、100,000未満のMwを有するウレタン樹脂を併用する場合であって、(a)がMwが100,000以上のDMF可溶分を有する場合には合計したウレタン樹脂のDMF可溶分のMwは100,000以上であることが好ましい。上記の(a)以外の水性分散体を併用する場合の比率は、固形分換算で(a)の質量に基づいて(a)以外の水性分散体が50質量%以下、特に30質量%以下であることが好ましい。また、公知の増粘剤、消泡剤、湿潤剤および柔軟剤等を添加する場合は、1質量%以下、特に0.1〜0.5質量%であることが好ましい。
さらに、(A)中のカルボキシル基と(B)中のエポキシ基との反応性を促進するために、硬化促進剤(C)を配合することができる。該(C)としては、アミン触媒、たとえばトリエチルアミン、エチルジメチルアミン、テトラメチルエチレンジアミンおよびトリエタノールアミン等の直鎖状アミン、N,N−ジメチルピペラジン、N−エチルモルホリン、トリエチレンジアミン(以下、TEAと表す)および米国特許第4524104号明細書に記載のシクロアミジン類[1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(以下、DABUと表す)など]等の脂環式アミン、ベンジルジメチルアミン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノールおよび2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等の芳香族アミン、2−メチルイミダゾール、2−エチルー4−メチルイミダゾールおよび2−ウンデシルイミダゾール等のイミダゾール類等が挙げられる。これらの中で沸点が100℃を超えるアミン、例えばTEAやDABUが、バックコート剤の乾燥時に揮発せず、硬化促進効果に優れることから好ましい。また、該(C)の添加量は(A)の質量に基づいて5質量%以下、特に1質量%以下であることが好ましい。
【0045】
本発明の繊維用仕上げ剤の固形分濃度は特に限定されないが、通常10〜50質量%、好ましくは15〜45質量%である。また、粘度(25℃)は通常10〜100,000mPa・sである。本発明における粘度は、B型(ブルックフィールド型)粘度計で12rpmにて測定できる。
【0046】
適用繊維としては、本発明の繊維処理剤は天然繊維、再生繊維および合成繊維などに適用することができる。天然繊維としては、例えば羊毛、木綿および絹等が挙げられる。
再生繊維としてはレーヨンおよびアセテート等が挙げられる。合成繊維としてはポリエステル、ポリアミドおよびポリアクリロニトリル等が挙げられる。
処理される繊維基材の形態としては編物、織物および不織布などが挙げられる。
【0047】
樹脂加工繊維基材の製造は、織物や編物および不織布などの繊維基材に、本発明の繊維用仕上げ剤をスプレー、ロールコーター、ナイフコーター、ブレードコーター、グラビアコーターなどにより繊維基材の片面または両面に塗布し、加熱乾燥、硬化させる方法や、繊維基材を本発明の繊維用仕上げ剤中に浸漬し、マングルなどで絞った後、加熱乾燥、硬化させる方法などが挙げられる。塗工量は、固形分で通常0.1〜200g/m、好しくは0.5〜150g/m、特に好ましくは1〜100g/mである。加熱乾燥、硬化の条件は、温度が通常30〜300℃、好ましくは50〜250℃、特に好ましくは80〜200℃であり、時間は加熱温度に依存するが通常1〜30分、好ましくは1〜20分である。加熱乾燥機としては循風乾燥機、赤外線乾燥機などが使用できる。
【0048】
【実施例】
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下において「部」は質量部、「%」は質量%を示す。
【0049】
製造例1
温度計、撹拌機、およびガス吹き込み管を備えたオートクレーブに、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール(Mn=2,000)75部、ジメチロールプロピオン酸3部、IPDI20部、アセトン40部を仕込み、容器の気相部を窒素置換してから密閉し、撹拌しながら温度80℃にてウレタン化を行った後、40℃まで冷却し、アセトン60部、トリエチルアミン2.2部を加えて密閉し、十分均一にしてウレタンプレポリマー溶液(u1)を得た。予め水135部を仕込んだ、温度計、撹拌機および冷却管を備えた四口フラスコの中に、180部の(u1)を高速撹拌下に投入し分散を行った。得られた水性分散体に、さらにエチレンジアミン2.1部を水18部に溶解した溶液10部を添加し、40℃にて12時間撹拌し、分子末端のイソシアネート基を鎖伸長反応させ、アセトンを減圧留去した後、アセトンと共に留去された水およびトリエチルアミンと同量の水およびトリエチルアミンをそれぞれ添加し、固形分濃度40%の水性分散体(A1)を得た。(A1)を構成するウレタン樹脂の弱酸価は13であり、(A1)はDMF可溶性ウレタン樹脂からなり、そのMwは170,000であった。
【0050】
製造例2
温度計、撹拌機、およびガス吹き込み管を備えたオートクレーブに、ポリテトラメチレンエーテルジオール(Mn=2,000)75部、ネオペンチルグリコール0.5部、ジメチロールプロピオン酸2部、水添MDI23部、アセトン40部を仕込み、容器の気相部を窒素置換してから密閉し、撹拌しながら温度80℃にてウレタン化を行った後、40℃まで冷却し、アセトン60部、トリエチルアミン2.2部を加えて密閉し、十分均一にしてウレタンプレポリマー溶液(u2)を得た。予め水135部を仕込んだ、温度計、撹拌機および冷却管を備えた四口フラスコの中に、180部の(u2)を高速撹拌下に投入し分散を行った。得られた水性分散体に、さらにイソホロンジアミン5.7部を水14部に溶解した溶液10部を添加し、40℃にて12時間撹拌し、分子末端のイソシアネート基を鎖伸長反応させ、アセトンを減圧留去した後、アセトンと共に留去された水およびトリエチルアミンと同量の水およびトリエチルアミンをそれぞれ添加し、固形分濃度40%の水性分散体(A2)を得た。(A2)を構成するウレタン樹脂の弱酸価は8であり、(A2)はDMF可溶性ウレタン樹脂からなり、そのMwは250,000であった。
【0051】
製造例3
製造例1のポリヘキサメチレンカーボネートジオールに代えて、ポリエチレンアジペートジオール(Mn=2,000)を使用する他は製造例1と同様にして、固形分濃度40%の水性分散体(A3)を得た。(A3)を構成するウレタン樹脂の弱酸価は13であり、(A3)はDMF可溶性ウレタン樹脂からなり、そのMwは160,000であった。
【0052】
比較製造例1
製造例1のエチレンジアミンの使用量を2.1部から4.2部に代えて使用する他は製造例1と同様にして比較の水性分散体(X1)を得た。(X1)を構成するウレタン樹脂の弱酸価は13であり、(X1)はDMF可溶性ウレタン樹脂からなり、そのMwは40,000であった。
【0053】
比較製造例2
製造例2のイソホロンジアミンの使用量を6部から14部に代えて使用する他は製造例2と同様にして比較の水性分散体(X2)を得た。(X2)を構成するウレタン樹脂の弱酸価は8であり、(X2)はDMF可溶性ウレタン樹脂からなり、そのMwは15,000であった。
【0054】
実施例1〜5
製造例1〜3で得たウレタン樹脂の水性分散体(A1)〜(A3)を用いて、表1に記載の各材料を配合し、繊維用仕上げ剤(F−1)〜(F−5)を得た。
比較例1〜4
比較製造例1または2で得た(X1)または(X2)を用いて、表1に記載の各材料を配合し、比較の繊維用仕上げ剤(Y−1)〜(Y−4)を得た。
表1に記載のB1〜B4は下記のエポキシ樹脂の略号である。
B1:グリセロールポリ(ジおよびトリ)グリシジルエーテル(エポキシ当量=140g/eq)
B2:ポリ(ジおよびトリ)グリセロールポリ(テトラおよびペンタ)グリシジルエーテル(エポキシ当量=190g/eq)
B3:トリグリシジル−トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(エポキシ当量=250g/eq)
B4:ポリエチレングリコール(Mn2000)ジグリシジルエーテル(エポキシ当量=1,060g/eq)
【0055】
【表1】
Figure 2004019016
【0056】
試験布作成例
ポリエステルタフタ(20cm×30cm)の片面のうちの20cm×20cmの部分に、上記の繊維用仕上げ剤をナイフコーターを用いて、フローコーティング法により塗布量が20g/mになるように塗布した。これを150℃で15分間、循風乾燥機で加熱して樹脂加工繊維基材を得た。
【0057】
性能試験例
得られた樹脂加工繊維基材の風合い、耐洗濯性、耐アルカリ性、耐ドライクリーニング性を以下の方法により評価した。その評価結果を表2に示す。
風合い :得られた樹脂加工繊維基材の風合いを、触感により5段階評価した。
1(非常に硬い)2(硬い)3(やや硬い)4(柔らかい)5(非   常に柔らかい)
耐洗濯性:JISL−1027、103法に準じて家庭洗濯機(NA−33、松下電器産業社製)にて家庭用洗剤(アタック、花王社製)2g/L、浴比1/60、40℃の温水で5分間洗濯、2分間すすぎ、脱水後60℃で水平乾燥を1回として60回繰り返し、60回洗濯後の樹脂脱落面積を目視にて5段階評価した。
1(50%以上)、2(30%〜50%)、3(5%〜30%)、
4(0〜5%)、5(0%)
耐アルカリ性:60℃の1N水酸化ナトリウム水溶液3L中に樹脂加工繊維基材を5時間浸漬した後、流水にて5分間水洗(手洗いか、洗濯機か)、乾燥(80℃循風乾燥機で15分間)し、樹脂脱落面積を目視にて評価した。
1(50%以上)、2(30%〜50%)、3(5%〜30%)、
4(0〜5%)、5(0%)
耐ドライクリーニング性:JIS L−0860 パークレン法に準じて行い、ドライ クリーニング処理後の樹脂脱落面積を目視にて評価した。
1(50%以上)、2(30%〜50%)、3(5%〜30%)、
4(0〜5%)、5(0%)
【0058】
【表2】
Figure 2004019016
【0059】
【発明の効果】
本発明の繊維用仕上げ剤は、耐洗濯性、耐アルカリ性等の優れた耐久性能を与えることができる。また、水性分散体であるため安全衛生的にも優れている。上記効果を奏することから本発明の繊維用仕上げ剤および該繊維用仕上げ剤を処理した樹脂加工繊維基材は、衣料用、靴用、鞄用、産業資材用の樹脂加工繊維基材として有用である。

Claims (12)

  1. 重量平均分子量100,000以上のジメチルホルムアミド可溶性ウレタン樹脂および/またはジメチルホルムアミド不溶性ウレタン樹脂からなるカルボキシル基含有ウレタン樹脂(a)の水性分散体(A)、並びにエポキシ樹脂(B)を含有することを特徴とする繊維用仕上げ剤。
  2. (a)が3〜16mgKOH/gの弱酸価を有するカルボキシル基含有ポリカーボネート型ウレタン樹脂である請求項1記載の繊維用仕上げ剤。
  3. (a)が数平均分子量500〜5,000の高分子ポリカーボネートジオール、カルボキシル基と活性水素を含有する化合物、並びに有機ポリイソシアネートから構成されてなるウレタン樹脂である請求項1または2記載の繊維用仕上げ剤。
  4. (B)のエポキシ当量が85〜400g/eqである請求項1〜3いずれか記載の繊維用仕上げ剤。
  5. (B)が3〜8官能のエポキシ樹脂である請求項1〜4のいずれか記載の繊維用仕上げ剤。
  6. (B)が水溶性エポキシ樹脂である請求項1〜5いずれか記載の繊維用仕上げ剤。
  7. (A)に含まれるカルボキシル基/(B)に含まれるエポキシ基の当量比が1/0.5〜1/4である請求項1〜6いずれか記載の繊維用仕上げ剤。
  8. さらに硬化促進剤(C)を含有してなる請求項1〜7いずれか記載の繊維用仕上げ剤。
  9. (C)が100℃を超える沸点を有するアミンである請求項1〜8いずれか記載の繊維用仕上げ剤。
  10. 重量平均分子量100,000以上のジメチルホルムアミド可溶性ウレタン樹脂および/またはジメチルホルムアミド不溶性ウレタン樹脂からなるカルボキシル基含有ウレタン樹脂(a)の水性分散体(A)からなる繊維用仕上げ剤用の主剤。
  11. 該ウレタン樹脂が3〜16mgKOH/gの弱酸価を有するポリカーボネート型ウレタン樹脂である請求項10記載の水性分散体からなる繊維用仕上げ剤用の主剤。
  12. 請求項1〜9いずれか記載の繊維用仕上げ剤を繊維基材の表面に塗布し、加熱硬化して得られる樹脂加工繊維基材。
JP2002172395A 2002-06-13 2002-06-13 繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材 Pending JP2004019016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002172395A JP2004019016A (ja) 2002-06-13 2002-06-13 繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002172395A JP2004019016A (ja) 2002-06-13 2002-06-13 繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004019016A true JP2004019016A (ja) 2004-01-22

Family

ID=31171966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002172395A Pending JP2004019016A (ja) 2002-06-13 2002-06-13 繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004019016A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104277A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Yokohama Rubber Co Ltd:The 硬化性樹脂組成物
JP2006117922A (ja) * 2004-09-21 2006-05-11 Showa Denko Kk ウレタン樹脂を用いた熱硬化性樹脂組成物
JP2006124681A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Showa Denko Kk 末端カルボキシウレタン樹脂を用いる熱硬化性樹脂組成物
JP2006206835A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nicca Chemical Co Ltd ポリウレタン樹脂水分散液及びそれを用いた難燃性ポリエステル系繊維の製造方法
WO2010122599A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 三洋化成工業株式会社 ポリウレタン樹脂水分散体
JP2012518064A (ja) * 2009-02-19 2012-08-09 バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト 官能化されたポリウレタンポリ尿素分散液
US8524838B2 (en) 2004-09-21 2013-09-03 Showa Denko K.K. Heat-curable urethane resin composition
JP2014525996A (ja) * 2011-08-04 2014-10-02 キー ジュン,スーン 耐汚染性及び耐液体性を有するテキスタイルファブリックシート及びその製造方法
US9103067B2 (en) 2011-08-04 2015-08-11 Soon Kie JUNG Textile fabric sheet having stain and liquid resistance and the preparation method thereof
CN115726223A (zh) * 2022-12-01 2023-03-03 安徽集友纸业包装有限公司 烟用接装纸及其制备方法和应用

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006117922A (ja) * 2004-09-21 2006-05-11 Showa Denko Kk ウレタン樹脂を用いた熱硬化性樹脂組成物
US8524838B2 (en) 2004-09-21 2013-09-03 Showa Denko K.K. Heat-curable urethane resin composition
JP2006124681A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Showa Denko Kk 末端カルボキシウレタン樹脂を用いる熱硬化性樹脂組成物
JP2006104277A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Yokohama Rubber Co Ltd:The 硬化性樹脂組成物
JP2006206835A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Nicca Chemical Co Ltd ポリウレタン樹脂水分散液及びそれを用いた難燃性ポリエステル系繊維の製造方法
JP2012518064A (ja) * 2009-02-19 2012-08-09 バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト 官能化されたポリウレタンポリ尿素分散液
CN102405243A (zh) * 2009-04-22 2012-04-04 三洋化成工业株式会社 聚氨酯树脂水分散体
WO2010122599A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 三洋化成工業株式会社 ポリウレタン樹脂水分散体
CN102405243B (zh) * 2009-04-22 2014-01-15 三洋化成工业株式会社 聚氨酯树脂水分散体
US8779056B2 (en) 2009-04-22 2014-07-15 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Aqueous polyurethane resin dispersion
JP2014525996A (ja) * 2011-08-04 2014-10-02 キー ジュン,スーン 耐汚染性及び耐液体性を有するテキスタイルファブリックシート及びその製造方法
US9103067B2 (en) 2011-08-04 2015-08-11 Soon Kie JUNG Textile fabric sheet having stain and liquid resistance and the preparation method thereof
CN115726223A (zh) * 2022-12-01 2023-03-03 安徽集友纸业包装有限公司 烟用接装纸及其制备方法和应用
CN115726223B (zh) * 2022-12-01 2023-10-31 安徽集友纸业包装有限公司 烟用接装纸及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104203999B (zh) 乙烯基系树脂和树脂组合物
CN102405243B (zh) 聚氨酯树脂水分散体
US7271216B2 (en) Polyurethane resin aqueous dispersion and sheet material obtained from the same
JP2013227528A (ja) ポリウレタン系樹脂水性分散体
JP2004019016A (ja) 繊維用仕上げ剤および樹脂加工繊維基材
WO2003064534A1 (fr) Dispersion aqueuse de resine synthetique
EP3150648A1 (en) Aqueous functionalized polyurethane dispersions
AU2006201702A1 (en) Polyurethane dispersions having improved film-forming properties
JP2021070799A (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体及びポリウレタン樹脂水性分散体の製造方法
JP2006096852A (ja) 水系ポリウレタン樹脂エマルション
JP3984596B2 (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体及びそれを用いたシート材料
JP2010195982A (ja) 水性塗料用ポリウレタン樹脂エマルション
JP3940013B2 (ja) 皮革様シート材料
JP2006022222A (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体
JP7691972B2 (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体
CN1871398A (zh) 多孔性构造体的制造方法、人造皮革和合成皮革
TWI891661B (zh) 纖維基材及人工皮革
JP2004016325A (ja) 面状ファスナー用バックコート剤及び面状ファスナー
JP2011122034A (ja) ポリウレタン樹脂エマルション
JP3108033B2 (ja) ポリウレタン樹脂水性分散体
CN112262165A (zh) 具有碳二亚胺基团的聚氨酯-有机聚硅氧烷
CN113195648B (zh) 氨基甲酸酯树脂水分散体、覆膜、层叠体及氨基甲酸酯树脂水分散体的制造方法
JP2015010115A (ja) エポキシ系水性分散体
JP2020059928A (ja) 樹脂皮膜及びそれを積層してなる繊維布帛及び繊維製品
JP2024020871A (ja) 湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080226