JP2004019080A - 抄紙機のセーブオール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ミストを伴う白水を外部へ流出させることなく、排水できるセーブオール構造を提供する。
【解決手段】抄紙機における脱水の受入れ部と、排水路DPとの間に脱水流路50を設け、脱水流路50は、底壁52と、両側の側壁55と、天井54として暗渠構造にした。脱水流路50に天井54があるので、排水中にミストを伴う白水が外部に飛散しない。また、天井54を第2の排水路に使えるので、受入れ部以降で脱水された水も排水でき、排水効果が高い。排水路DPに脱気装置61を接続しているので、脱気装置61によって、暗渠構造の脱水流路50内を負圧にすることができるので、ミストの飛散を効果的に防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】抄紙機における脱水の受入れ部と、排水路DPとの間に脱水流路50を設け、脱水流路50は、底壁52と、両側の側壁55と、天井54として暗渠構造にした。脱水流路50に天井54があるので、排水中にミストを伴う白水が外部に飛散しない。また、天井54を第2の排水路に使えるので、受入れ部以降で脱水された水も排水でき、排水効果が高い。排水路DPに脱気装置61を接続しているので、脱気装置61によって、暗渠構造の脱水流路50内を負圧にすることができるので、ミストの飛散を効果的に防止できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抄紙機のセーブオール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機の一例として、ツインワイヤ式抄紙機を図3に基づき説明する。
1はフォーミングロール、2はブレストロールで、これらのロール1,2は互いに接近して配置され、後述する上下部フォーミングワイヤのニップ部Nを構成している。3は上部フォーミングワイヤ(以下、上部ワイヤという)で、フォーミングロール1と複数のガイドロール11にエンドレスに巻き掛けられて、ワイヤパートの上半分領域で循環する。4は下部フォーミングワイヤ(以下、下部ワイヤという)で、ブレストロール2と複数のガイドロール12にエンドレスに巻き掛けられて、ワイヤパートの下半分領域で循環する。
前記上部ワイヤ3がフォーミングロール1に巻き掛けられた部分と、前記下部ワイヤ4がブレストロール2に巻き掛けられた部分は、ワイヤ3,4が互いに接近する方向に走行する部分であり、側面視で漏半状の開口部を形成している。そして、開口部の奥底が、フォーミングロール1とブレストロール2で挟まれるニップ部Nであり、そこから各ワイヤ3,4の走行方向下流側において、各ワイヤ3,4が重なって走行する領域の内部が紙層を形成するフォーミングゾーンを構成している。
そして、前記開口部に臨むように、ヘッドボックス6が配置されており、紙料懸濁液(以下、紙料液という)を前記ワイヤ3,4間に噴出させるようにしている。このようにして紙料液がフォーミングギャップに供給される。この紙料液は、パルプと水の割合(重量)が約1対100 の懸濁液である。
【0003】
前記フォーミングロール1の後方であって、前記上部ワイヤ3の上方には、サクションボックス30が設けられている。このサクションボックス30はフォーミングギャップを通過していく紙料液から水分の数10%を吸引するために設けられている。さらに、このサクションボックス30の下面には数本の固定ブレード7が固定されており、上部ワイヤ3をガイドするようにしている。
【0004】
上記サクションボックス30の下方領域において、下部ワイヤ4の下面には可動式のブレード8が配置されており、下部ワイヤ4を下方から支えている。この可動式ブレード8は、側面視で略三角形状の箱型に形成されたローディングテーブル9によって支持されている。このローディングテーブル9の上板9aは、ワイヤの走行方向に間隔をあけて並んで配設された複数枚の板から構成されている。また、上板9aは、前板9b、背板9cによって支持されており、両者の下端間には開口部が設けられている。
【0005】
上記のごとき構成であるから、紙料は、フォーミングロール1とブレストロール2に挟まれたニップ部Nと上下のブレード7,8との間を通過する間に、上下ワイヤ3,4で搬送されながら大部分の水分が除去されて紙層に形成されていく。
【0006】
サクションボックス30に吸引された水は図示しない排水管を通して機外へ排出され、可動ブレード8部分から下方に落下した水は、ローディングテーブル9の上板9aの間から下方に流れ落ちてローディングテーブル9内に入り、前板9bと背板9cの間の開口から底壁52上に落下される。そして、底壁52上に落下した水は、底壁52によってワイヤパートの中央部に設けた排水口51へ誘導され、排水口51から排水管を通して機外へ排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のごときロール&ブレード形ギャップフォーマーでは、フォーミングロール部で下部ワイヤ4を通して大量のパルプを含む水(以下、白水という)が脱水される。そして、下部ワイヤ4を通過するときに、白水の一部はミストとなるため、このミストをうまく回収しないと、ミストが抄紙機内部に溜まったり、外部に流出して周辺環境を汚染する。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑み、ミストを伴う白水を外部へ流出させることなく、排水できるセーブオール構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の抄紙機のセーブオール構造は、抄紙機における脱水の受入れ部と、排水路との間に脱水流路を設け、該脱水流路は、底壁と、両側の側壁と、天井とからなる暗渠構造にしたことを特徴とする。
請求項2の抄紙機のセーブオール構造は、請求項1記載の発明において、前記排水路に脱気装置を接続したことを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明によれば、脱水流路に天井があるので、排水中にミストを伴う白水が外部に飛散しない。また、天井を第2の排水路に使えるので、受入れ部以降で脱水された水も排水でき、排水効果が高い。
請求項2の発明によれば、脱気装置によって、暗渠構造の脱水流路内を負圧にすることができるので、ミストを脱水流路内に吸引することができ、ミスとの飛散を効果的に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1はツインワイヤ式抄紙機のワイヤパートの全体側面図である。図2は図1のII−II線断面矢視図である。
図1および図2において、符号51は後述する側壁55に設けられた排水口でありワイヤパートの略中央部に設けられている。そして、この排水口51には排水路DPが接続されており、排水口51からワイヤパート内の白水を機外に設けられた貯水槽STに排出するようになっている。そして、この貯水槽STに排出された白水は、原料と混合され再び紙料として利用される。
【0012】
さて、本発明のセーブオール構造を説明する。
図1に示すように、可動ブレード8の下方において、この可動ブレード8が配設された領域から前記排水口51までの間には、脱水流路50の第1底壁52が設けられている。この第1底壁52は、その先端がブレストロール2の近傍まで延びており、その先端から排水口51に向けて下傾するように配設されている。
【0013】
この第1底壁52の上方かつ下部ワイヤ4の下方には、天井54が設けられている。この天井54は、その前端(図1では右端)が、可動ブレード8を取付けているローディングテーブル9の背板9cの後方まで延びており、この背板9cとの間は、図示しないゴムシートによって液密に保たれている。一方、天井54の後端は、前記排水口51が設けられた部分の上方まで延びている。そして、天井54は、その前端から後端に向けて下傾するように配設されている。
【0014】
また、図2に示すように、前記第1底壁52と天井54の間および底壁52とローディングテーブル9の間には、その左右両端間に一対の側壁55,55が設けられている。前述したように、この一対の側壁55 ,55のうち一方の側壁55(図2では右側)には、排水口51が設けられている。
【0015】
このため、脱水流路50は、ブレストロール2の後方領域、および可動ブレード8が配設された領域から排水口51までの間が、ローディングテーブル9、第1底壁52、天井54、および一対の側壁55,55によって筒状の暗渠構造となっているから、ブレストロール2と可動ブレード8との間の領域から落下した白水、および可動ブレード8からローディングテーブル9を通って底壁52上に落下した白水が外部に飛散することを防ぐことができる。そして、白水を確実に排水口51に案内することができるから、排水口51から排水管DPを通して貯水槽STに確実に排出することができる。
上記の脱水流路50において、ブレストロール2とローディングテーブル9の前板9bの間の部分、および第1底壁52と天井54の前端の間の部分が、特許請求の範囲にいう脱水の受け入れ部である。
【0016】
図2に示すように、前記一対の側壁55,55の上端は、天井54の上面より上方まで延びており、天井54の上面も排水路として機能できる構造となっている。そして、天井54の後端の下方には、前端が前記第1底壁52の後端に接続された第2底壁53が設けられており、この第2底壁53は、その後端から前端に向かって下傾するように配設されている。
【0017】
このため、可動ブレード8より後方の下部ワイヤ4から落下した白水は天井54によって直接受けとめられるが、天井54に落下した白水を第2底壁53に落下させて、第2底壁53によって排水口51に導入することができる。
同様に、ローディングテーブル9の背板9cを越えて下方に落下する白水も、ローディングテーブル9の背板9cと天井54上面によって案内され、第2底壁53に落下させることができるので、第2底壁53によって排水口51に導入することができる。
したがって、脱水流路50の天井54の上面も第2の排水路として使用できるので、受入れ部以降で脱水された白水等も確実に排水でき、排水効果が高くなる。
なお、可動ブレード8より後方の下部ワイヤ4から落下した白水のうち、第2底壁53に落下した白水も当然に排水口51に導入される。
【0018】
また、図2に示すように、排水路DPには、配管62を介して公知のブロア等、排水路DP内の空気を吸引することができる脱気装置61を接続している。このため、排水路DP内の空気とともにワイヤパート内の空気、特に第1底壁52等で形成された暗渠構造の内部の空気を吸引して、その部分を負圧とすることができる。
よって、白水が可動ブレード8から落下したときに発生するミストを確実に排水流路50内に集めることができ、ミストの飛散を効果的に防ぐことができる。
【0019】
上記のごとく、本発明のセーブオール構造によれば、ミストを伴う白水を外部へ流出させることなく、排水できるという効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、脱水流路に天井があるので、排水中にミストを伴う白水が外部に飛散しない。また、天井を第2の排水路に使えるので、受入れ部以降で脱水された水も排水でき、排水効果が高い。
請求項2の発明によれば、脱気装置によって、暗渠構造の脱水流路内を負圧にすることができるので、ミストの飛散を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセーブオール構造が採用されたツインワイヤ式抄紙機のワイヤパートの全体側面図である。
【図2】図1のII−II線断面矢視図である。
【図3】従来のツインワイヤ式抄紙機のワイヤパートの全体側面図である。
【符号の説明】
50 脱水流路
52 底壁
54 天井
55 側壁
61 脱気装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、抄紙機のセーブオール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機の一例として、ツインワイヤ式抄紙機を図3に基づき説明する。
1はフォーミングロール、2はブレストロールで、これらのロール1,2は互いに接近して配置され、後述する上下部フォーミングワイヤのニップ部Nを構成している。3は上部フォーミングワイヤ(以下、上部ワイヤという)で、フォーミングロール1と複数のガイドロール11にエンドレスに巻き掛けられて、ワイヤパートの上半分領域で循環する。4は下部フォーミングワイヤ(以下、下部ワイヤという)で、ブレストロール2と複数のガイドロール12にエンドレスに巻き掛けられて、ワイヤパートの下半分領域で循環する。
前記上部ワイヤ3がフォーミングロール1に巻き掛けられた部分と、前記下部ワイヤ4がブレストロール2に巻き掛けられた部分は、ワイヤ3,4が互いに接近する方向に走行する部分であり、側面視で漏半状の開口部を形成している。そして、開口部の奥底が、フォーミングロール1とブレストロール2で挟まれるニップ部Nであり、そこから各ワイヤ3,4の走行方向下流側において、各ワイヤ3,4が重なって走行する領域の内部が紙層を形成するフォーミングゾーンを構成している。
そして、前記開口部に臨むように、ヘッドボックス6が配置されており、紙料懸濁液(以下、紙料液という)を前記ワイヤ3,4間に噴出させるようにしている。このようにして紙料液がフォーミングギャップに供給される。この紙料液は、パルプと水の割合(重量)が約1対100 の懸濁液である。
【0003】
前記フォーミングロール1の後方であって、前記上部ワイヤ3の上方には、サクションボックス30が設けられている。このサクションボックス30はフォーミングギャップを通過していく紙料液から水分の数10%を吸引するために設けられている。さらに、このサクションボックス30の下面には数本の固定ブレード7が固定されており、上部ワイヤ3をガイドするようにしている。
【0004】
上記サクションボックス30の下方領域において、下部ワイヤ4の下面には可動式のブレード8が配置されており、下部ワイヤ4を下方から支えている。この可動式ブレード8は、側面視で略三角形状の箱型に形成されたローディングテーブル9によって支持されている。このローディングテーブル9の上板9aは、ワイヤの走行方向に間隔をあけて並んで配設された複数枚の板から構成されている。また、上板9aは、前板9b、背板9cによって支持されており、両者の下端間には開口部が設けられている。
【0005】
上記のごとき構成であるから、紙料は、フォーミングロール1とブレストロール2に挟まれたニップ部Nと上下のブレード7,8との間を通過する間に、上下ワイヤ3,4で搬送されながら大部分の水分が除去されて紙層に形成されていく。
【0006】
サクションボックス30に吸引された水は図示しない排水管を通して機外へ排出され、可動ブレード8部分から下方に落下した水は、ローディングテーブル9の上板9aの間から下方に流れ落ちてローディングテーブル9内に入り、前板9bと背板9cの間の開口から底壁52上に落下される。そして、底壁52上に落下した水は、底壁52によってワイヤパートの中央部に設けた排水口51へ誘導され、排水口51から排水管を通して機外へ排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のごときロール&ブレード形ギャップフォーマーでは、フォーミングロール部で下部ワイヤ4を通して大量のパルプを含む水(以下、白水という)が脱水される。そして、下部ワイヤ4を通過するときに、白水の一部はミストとなるため、このミストをうまく回収しないと、ミストが抄紙機内部に溜まったり、外部に流出して周辺環境を汚染する。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑み、ミストを伴う白水を外部へ流出させることなく、排水できるセーブオール構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の抄紙機のセーブオール構造は、抄紙機における脱水の受入れ部と、排水路との間に脱水流路を設け、該脱水流路は、底壁と、両側の側壁と、天井とからなる暗渠構造にしたことを特徴とする。
請求項2の抄紙機のセーブオール構造は、請求項1記載の発明において、前記排水路に脱気装置を接続したことを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明によれば、脱水流路に天井があるので、排水中にミストを伴う白水が外部に飛散しない。また、天井を第2の排水路に使えるので、受入れ部以降で脱水された水も排水でき、排水効果が高い。
請求項2の発明によれば、脱気装置によって、暗渠構造の脱水流路内を負圧にすることができるので、ミストを脱水流路内に吸引することができ、ミスとの飛散を効果的に防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1はツインワイヤ式抄紙機のワイヤパートの全体側面図である。図2は図1のII−II線断面矢視図である。
図1および図2において、符号51は後述する側壁55に設けられた排水口でありワイヤパートの略中央部に設けられている。そして、この排水口51には排水路DPが接続されており、排水口51からワイヤパート内の白水を機外に設けられた貯水槽STに排出するようになっている。そして、この貯水槽STに排出された白水は、原料と混合され再び紙料として利用される。
【0012】
さて、本発明のセーブオール構造を説明する。
図1に示すように、可動ブレード8の下方において、この可動ブレード8が配設された領域から前記排水口51までの間には、脱水流路50の第1底壁52が設けられている。この第1底壁52は、その先端がブレストロール2の近傍まで延びており、その先端から排水口51に向けて下傾するように配設されている。
【0013】
この第1底壁52の上方かつ下部ワイヤ4の下方には、天井54が設けられている。この天井54は、その前端(図1では右端)が、可動ブレード8を取付けているローディングテーブル9の背板9cの後方まで延びており、この背板9cとの間は、図示しないゴムシートによって液密に保たれている。一方、天井54の後端は、前記排水口51が設けられた部分の上方まで延びている。そして、天井54は、その前端から後端に向けて下傾するように配設されている。
【0014】
また、図2に示すように、前記第1底壁52と天井54の間および底壁52とローディングテーブル9の間には、その左右両端間に一対の側壁55,55が設けられている。前述したように、この一対の側壁55 ,55のうち一方の側壁55(図2では右側)には、排水口51が設けられている。
【0015】
このため、脱水流路50は、ブレストロール2の後方領域、および可動ブレード8が配設された領域から排水口51までの間が、ローディングテーブル9、第1底壁52、天井54、および一対の側壁55,55によって筒状の暗渠構造となっているから、ブレストロール2と可動ブレード8との間の領域から落下した白水、および可動ブレード8からローディングテーブル9を通って底壁52上に落下した白水が外部に飛散することを防ぐことができる。そして、白水を確実に排水口51に案内することができるから、排水口51から排水管DPを通して貯水槽STに確実に排出することができる。
上記の脱水流路50において、ブレストロール2とローディングテーブル9の前板9bの間の部分、および第1底壁52と天井54の前端の間の部分が、特許請求の範囲にいう脱水の受け入れ部である。
【0016】
図2に示すように、前記一対の側壁55,55の上端は、天井54の上面より上方まで延びており、天井54の上面も排水路として機能できる構造となっている。そして、天井54の後端の下方には、前端が前記第1底壁52の後端に接続された第2底壁53が設けられており、この第2底壁53は、その後端から前端に向かって下傾するように配設されている。
【0017】
このため、可動ブレード8より後方の下部ワイヤ4から落下した白水は天井54によって直接受けとめられるが、天井54に落下した白水を第2底壁53に落下させて、第2底壁53によって排水口51に導入することができる。
同様に、ローディングテーブル9の背板9cを越えて下方に落下する白水も、ローディングテーブル9の背板9cと天井54上面によって案内され、第2底壁53に落下させることができるので、第2底壁53によって排水口51に導入することができる。
したがって、脱水流路50の天井54の上面も第2の排水路として使用できるので、受入れ部以降で脱水された白水等も確実に排水でき、排水効果が高くなる。
なお、可動ブレード8より後方の下部ワイヤ4から落下した白水のうち、第2底壁53に落下した白水も当然に排水口51に導入される。
【0018】
また、図2に示すように、排水路DPには、配管62を介して公知のブロア等、排水路DP内の空気を吸引することができる脱気装置61を接続している。このため、排水路DP内の空気とともにワイヤパート内の空気、特に第1底壁52等で形成された暗渠構造の内部の空気を吸引して、その部分を負圧とすることができる。
よって、白水が可動ブレード8から落下したときに発生するミストを確実に排水流路50内に集めることができ、ミストの飛散を効果的に防ぐことができる。
【0019】
上記のごとく、本発明のセーブオール構造によれば、ミストを伴う白水を外部へ流出させることなく、排水できるという効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、脱水流路に天井があるので、排水中にミストを伴う白水が外部に飛散しない。また、天井を第2の排水路に使えるので、受入れ部以降で脱水された水も排水でき、排水効果が高い。
請求項2の発明によれば、脱気装置によって、暗渠構造の脱水流路内を負圧にすることができるので、ミストの飛散を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセーブオール構造が採用されたツインワイヤ式抄紙機のワイヤパートの全体側面図である。
【図2】図1のII−II線断面矢視図である。
【図3】従来のツインワイヤ式抄紙機のワイヤパートの全体側面図である。
【符号の説明】
50 脱水流路
52 底壁
54 天井
55 側壁
61 脱気装置
Claims (2)
- 抄紙機における脱水の受入れ部と、排水路との間に脱水流路を設け、
該脱水流路は、底壁と、両側の側壁と、天井とからなる暗渠構造にした
ことを特徴とする抄紙機のセーブオール構造。 - 前記排水路に脱気装置を接続した
ことを特徴とする請求項1記載の抄紙機のセーブオール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002179485A JP2004019080A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 抄紙機のセーブオール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002179485A JP2004019080A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 抄紙機のセーブオール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004019080A true JP2004019080A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31176871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002179485A Pending JP2004019080A (ja) | 2002-06-20 | 2002-06-20 | 抄紙機のセーブオール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004019080A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4819160B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2011-11-24 | メッツォ ペーパー カルルスタッド アクチボラグ | 製紙機械の成形セクションにおけるユニット |
-
2002
- 2002-06-20 JP JP2002179485A patent/JP2004019080A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4819160B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2011-11-24 | メッツォ ペーパー カルルスタッド アクチボラグ | 製紙機械の成形セクションにおけるユニット |
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