JP2004046813A - 計算資源の起動方法及び情報処理システム並びに記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者のための基本アプリケーションを構築することと、この基本アプリケーション内に一連の利用者との相互作用を受信して状況を設定することと、一連の利用者との相互作用に応じて自動的に計算資源を起動することで、利用者の直接的な介入を不要とした。即ち、既存の使用説明書又はその他の技術マニュアルに含まれる適格な技術文書が故障を有する装置を調べている利用者に提供されるような問合せ不要の情報検索システムを開示する。利用者は、装置について利用者の分析に基づく症状を入力し、これに応じてシステムが装置において発生し得る故障に関する情報を提供する。症状が入力されると個別の故障の相対的な値を決定しそれらの故障に起因する症状に関連させる。利用者はシステム内で可能性の高い故障に関する技術情報を選択できるようになる。
【選択図】 図1
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、エキスパート・システムに関し、より特定すれば、直接的な介入なしに計算資源が利用者から起動されるような計算資源の自動起動方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
エキスパート・システムがサービス業において広範囲に使用されるようになったことで、知識埋込みシステムが限られた分野における高品質の専門性を提供できるようになってきた。しかし、大半の従来技術のシステムでは、診断作業を実行する際の専門家のための資源として、技術文書の有用性を評価していない。オンラインの技術資料は成功への可能性を拡大することで利用者を補助することができる。この資源を認識しない大半の従来技術のシステムは、単に、オンライン文書を「ヘルプ・テキスト」の形式で読めるようにするためのインタフェースを提供しているに過ぎない。
【0003】
しかし、通常、この文書は専門家と開発者が技術資料の内容を簡略な形に書き改めた結果である。説明書に含まれ、また、現場で多くの技術者が使用する正確な技術的記述は提供されていない。技術文書を書き改めることにより、専門家並びに開発者は、システムを開発するための時間を増加させ、元の内容を減少させている。技術文書は実際の資料に依存せず、独自に保守されるため、この「ヘルプ・テキスト」文書を維持するための寿命コストが高い。
【0004】
ある種のヘルプ・システムは、エキスパート・システムを取り入れ、ヘルプ・システムに「知性」を追加している。このような従来技術のシステムの一つは、「知的ヘルプ・システム」と題する米国特許第5,103,498号明細書に詳述されている。このシステムでは監視装置がシステム‐利用者間のインタフェースを「監視」し、どのような監視情報を保存するか決定している。システムの物理的状態と合わせてこの情報が知識ベースに保存される。インタフェース・エンジンが知識ベースのデータと規則を照合してヘルプ・テキストを生成する。
【0005】
残念ながら、このシステムにおいて利用者はヘルプを要求する必要があり、また、そのヘルプはヘルプ・テキストとして供給される。
【0006】
医療情報分野専用システムは、観察した症状と考え得る診断を評価することにより、情報の自動検索の方法を提供している。これにより、関連する医学文書へのアクセスを提供している。このシステムは、エルキンら(P.L.Elkin,etal.)の「診断支援システムにおけるループの閉鎖(Closing the Loop on Diagnostic Decision Support Systems)」、 医療分野におけるコンピュータ応用に関する第14回年次シンポジウム(14th Annual symposium on Computer Applns.in Medical Care)医療情報システムの基準(Standards in Medical Informatics)(1990年11月ワシントンD.C.)IEEEコンピュータ学会出版局刊に解説されている。
【0007】
残念ながら、このシステムの技術的詳細については未だ開示されていない。
【0008】
さらに、多くの従来技術のシステムでは、計算資源を利用者が「オン」又は「オフ」にするのが普通だった。これは、利用者が入力した情報全ての中から相互の関連性を求めるために、特定の情報をどこで処理するかを決定していることが解る。このようなシステムでは、システムの能力全体に目が届かず、そのため、有用な計算資源を見落としてしまう。
【0009】
【発明の概要】
本発明では、利用者の介入なしに外部計算資源を自動的に起動するようなシステムを開発した。
【0010】
本システムにおいては、基本アプリケーション、即ち、コンピュータプログラムを利用者毎に対話的に使用する。利用が進むに従い、利用者の入力した情報に基づいて各種の内部計算が実行される。この計算から付加情報が利用者にとって有用であると入力情報に基づき決定した場合、付加情報の利用が可能であると利用者に知らせる。利用者が付加情報を所望する場合には、参照のために表示することができる。これ以外にも、利用者は、分析を続行して付加情報の参照を後の機会まで保留することが可能である。本システムにおいて、確率ネットワークを使用して、利用可能な情報の重要度から、確率又はその他の決定をなすのが望ましい。
【0011】
本発明による好適実施例のシステムでは、従来技術のシステムとは異なり、既存の利用者又はその他向けの技術解説書に含まれる正確な技術文書を使用する情報検索方法を使用している。利用者が情報を受け取るために、情報の存在について知っている必要はない。さらに、本システムはヘルプ・テキストへのオンライン・アクセスを単に提供するのではなく、使用説明書の本文への内容ポインタを提供する(エキスパート・システムの構成に基づく)。大半のオンライン情報アクセスシステムでは、利用者が検索条件を入力し関連情報の検索時にその問合せの処理を要求する必要があったが、本システムではこれを必要としない。関連情報が利用可能かどうかは、診断について利用者が作業するのと同様に自動的に又は「問合せなし」に提供し得る。これは、診断セッションの内容を評価し適切な技術文書にアクセスすることで達成している。利用者が関連文書を検索するために手を休めなければならないことによる時間の損失がなく、資料は利用されるまで待機しているだけである。さらに、要求された時点で提供される文書は使用説明書の本文で、利用者に馴染深い文書である。印刷資料の更新は全て本システム内に電子的にアップロードできるため、技術資料の印刷物と電子化文書は、常に一致する。実際の検索処理は利用者がシステムを使用する以前に、開発段階で、オフラインで実行されるため遅延は生じない。
【0012】
好適実施例において、本発明を使用した情報検索システムには、調査すべき装置に関する文書、並びに、その装置の故障により呈するような各々の症状を関連させる確率的情報が保存されている計算システムが含まれる。本システムの利用者は何らかのデータ入力手段、例えば、キーボードにより画面上のメニューから選択して調査中の装置に関する症状を入力することができる。これに応じて、システムが各々の故障の呈する症状により示される故障の確率を計算する。考え得る故障が表示され、利用者に考え得る故障に関連のある資料を選択する機会を与える。
【0013】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のシステムの一つの実施例における基本アプリケーションと計算資源の間の関連性を表わす略図である。一般に、基本アプリケーションは、例えば、エキスパート・システム、確率ネットワーク、又は、その他のコンピュータプログラムなどのコンピュータ・システム上で作動するアプリケーションよりなる。一般に、計算資源は情報検索システム、データベース又は有用な情報を提供し得るようなその他のもの或いは何らかの機能を実行するものである。本システムにおいて、外部計算資源は特定の利用者の介入なしに自動的に起動される。
【0014】
基本アプリケーションの使用が対話的に進捗するに従い、利用者が入力した入力情報に基づいた内部計算が行なわれるのが望ましい。これらの計算で、さらなる情報が、利用者に有用であると決定した場合、そのさらなる情報が利用可能であると通知する。実際には、利用者との対話で計算資源が関連情報を返す。又は、動作を実行する内容が組立てられている。好適実施例において、情報が利用可能であると利用者に通知するだけで、これを表示しているのではないため、利用者は分析又は計画の継続を選択し、情報を後で参照するように保留することができる。
【0015】
本システムは、確率ネットワークとして公知の確率論的エキスパート・システム環境において機能するのが望ましい。一組の環境について一つの確率を割当てるための確率ネットワークの使用は、エキスパート・システムの分野で過去数年の内に一般化してきた技術である。本技術は、症状と故障の、又は、より一般的に、原因とその結果の関係に条件確率を割当てることで専門家の知識を表現する。このようなシステムにおいては、ある症状を呈し得るような全ての考えられる故障について症状がいつ又はどのように発生したかを評価することによって、エキスパート・システムがこの関連性の確率論的評価を提供し得るものである。例えば、症状“streaky copy”(複写にムラがある)と故障“toner clutch failure”(トナー・クラッチ不良)の間の関連性が「強い」場合には、この症状が観察されれば、この故障が存在している度合(確率)が高いことになる。確率ネットワーク環境において、専門家と開発者が各々の症状と全ての故障Fの間に延在する関連性に確率値、即ち、P(S1 |F1 ,F2 ,…,Fn )を割当てる。実行時にはベイズ(Bayes) の規則に従ってこれらの確率を反転し、ある故障が原因となる症状に対する故障を表現する、例えば、P(F1 |S1 ,S2 ,…,Sn )である。つまり、利用者が既知の症状を観察し、これを入力すると、これらの症状が支持する各々の故障の相対値が計算され、診断全体の中から関連性のない故障を排除する。
【0016】
本システムにおける確率ネットワークの構造は、症状、その原因となる故障、又は仮説に関連する特徴で表現される。これらのネットワークのノード(症状と故障の両方)が情報検索システムのための内容を提供する。好適実施例において、この関連性を実現するために使用しているソフトウェアはDXpress として周知であり、カリフォルニア州パロアルトのナレッジ・インダストリーズ社(Knowledge Industries,Palo Alto,California)から商業的に入手可能である。
【0017】
本明細書においては、術語「故障」及び「症状」を使用しているが、これらが単に説明のために使用されているに過ぎないことは理解すべきである。その他の同等の術語、例えば、条件と表現、本質の状態と観察、などを使うのも容易である。故障と症状という表現の使用が特に便利な点は、好適実施例において、本システムを修理技術者が使用して装置の診断及び修理を行なうためである。
【0018】
図2は、故障と症状の一般的関連性を示す略図である。図示の目的で選択した故障と症状は、例えば、本発明のシステムと組合せて使用されるような、複写機の修理/調節の状況と関連している。図2に図示したように、各々の故障は、一つ以上の症状と関連し、各々の症状は、一つ以上の故障に関係し得る。例えば、“Drum Scratched”(ドラムの損傷)10による故障は、“Dotted Lines”(線のかすれ)12を含む多くの多様な症状を惹起することがある。しかし、“Dotted Lines”12は、また、“Pick−off Pawl” (ギヤの破損)15により発生することがある。当然のことながら、図2には幾つかの故障と幾つかの症状だけしか図示していない。実際の確率ネットワークは、図2に図示したものに比べ非常に大きく、複雑な構成で相互に関連する数百の故障と症状が含まれる。
【0019】
さらに大型のシステムにおける図2の構図は、専門家とソフトウェア開発者の議論から開発される。その時点で個々の各々の症状と全ての故障の間に延在する関連性に各々の確率が割当てられる。例えば、専門家とソフトウェア技術者は、“Dotted Lines”12が発生する場合、1/3の確率で“Pick−off Pawl” 15が原因となり、2/3の確率で“Drum Scratched”10が原因であると決定してもよい。これらの確率割当ては、本明細書の情報検索システムにおいて故障と症状を識別するためと、システムの利用者に得られた文書を提供するために使用される。
【0020】
診断セッションの間に、利用者は観察した症状をエキスパート・システムに入力する、即ち、現在のセッションにおける症状を有効にする。その結果、後述するような方法で、それらの症状に関連する技術文書をその利用者が閲覧のために利用できるようになる。これらの症状が支持する故障、即ち、これらの症状が発生する原因となる故障も、観察した症状から個々の故障の予想を推論するのに充分な根拠があれば有効となす。このような症状が発生した場合、個々の故障についての技術文書もまた利用可能となる。
【0021】
有効にした症状と故障に関係する技術文書だけを指定することにより、本システムは診断セッションの現在の状況に最も関連のある文書情報だけを提供する。その他の全ての文書を利用者が閲覧することが可能であるが、システムによる指定はなされない。支持する症状(即ち、助けになった症状が個々の故障の関係を増加させる)と故障からトピックを拾い、有効にした各々の故障について、一層状況に即した文書の組を提供するための方法も提供する。結果は、現在の診断の記述により即した一組のトピックとなる。
【0022】
確率ネットワーク・システムを開発時に活用することで、ネットワークの内容を用いて実行時に提供すべき関連文書の所在を特定することができる。実行時には、有効ノード及びそれらの類似性を利用して診断セッション中の適切な段階でより関連性の高い文書を提供する。
【0023】
その他の方法も使用可能であるが、使用説明書の目次を使う方法で適切な情報を検索する。本法は「意味パターン認識による文字列検索方法及びその装置(Method and Apparatus for Semantic Pattern Matchig for Text Retrieval)」 と題した、本出願と共通して譲受される同時出願の米国特許出願第07/988,729号明細書中に詳細に記述してある。目次法は、同等のシステムに対して幾つかの利点を有する。第1に、目次システムでは自然言語理解技術並びにトピック内容伝達の独自の方法を使用して使用説明書の本文検索によりよい方式を提供する。第2に、本システムはエキスパート・システム内で有効な各々の概念と前記診断の目標を指向する概念の統合状況の両方に関連するような構造化した基本的なマニュアルのトピックの組を利用者に提供する。その結果、利用可能な情報の内容が豊富になり、利用者にとってより有益になる。最後に、確率論的方法では現在何がシステムで重要か、また、どの観察項目がそれらの重要な概念を支持しているかを評価する自然な方法を提供する。このため、本システムはより完全かつ信頼性の高い文書の組を提供し、現在の診断を支援する。
【0024】
他の形式の自然言語解析システムもコンピュータとのインタフェースにおいて良好な解決策となり得るかもしれないが、他システムでは全体的な機能性を制限するような限定的制限を有している。このような自然言語理解技術の形式は、小型で安価なコンピュータがまだ要求される電子的サービスの分野で有効な道具となるには充分に成熟していない。本明細書で述べる目次式システムは、使用説明書の範囲で関連のある情報の入力並びに検索のためのインタフェースを提供する。当然のことながら、ここでは目次式を選択しているが、特に、自然言語技術の進捗に合わせて、本発明において何れの形式のシステムも使用可能である。
【0025】
本発明の情報検索システムでは、概念ネットワーク環境からの入力を使用する。概念ネットワークは、専門家及び開発者が一つ一つのノードを構築することによって生成するため、本システムは専門家及び開発者(技術文書に精通しているもの)が、実際の英語文字列検索パターンを作成するような制御入力方式を提供する。開発者は使用説明書内の関連する全てのトピックから構成され、特に、使用説明書の実際の目次を記述した目次データベースを使用する上での責任も有する。データベースを、この後、公知の技術及び自然言語理解システムを使用して意味定義データベースに変換し、各々のトピックが意味表現の形態をなし、意味の類似性の検索が可能となるようにする。
【0026】
前述の環境における本システムの使用方法の簡略化による利益は複数存在する。第1に、本システムでは利用者が問合せを考えシステムがそれを理解する必要がない。特に、本システムの利用者は問合せの入力のために作業を全く中断する必要がない。適切な問合せが既に構成され解析されており、関連する情報が検索されている。第2に、本システムでは利用者が問合せを直接入力しようとする場合に一般的に発生する解析の失敗がない。本システムは入力シーケンスをどのように適切に構成するかについて、開発時に制御を行なっているため、「新規の」問合せを取扱う必要が全くない。最後に、本システムでは問合せと目次のトピックとの照合の過程を簡略化している。トピックと問合せを解析し表現する方法に関して本システムは充分に定義してあるので、照合は簡単である。
【0027】
利用者に問合せ不要の情報検索を提供することに加え、本システムでは、目次又は関連部分などの利用者向け文書閲覧のための方法を提供する。つまり、利用者にはオンラインで技術文書を検索使用するための適切な手段が用意してある。
【0028】
当該分野における本システムの動作の一例として、エキスパート情報検索システムを、複写機分野の保守技術者がどのように使用するかを考えてみる。複写機技術者は携帯している可搬型計算機(ラップトップ型コンピュータ)を顧客の複写機へ接続する。顧客は最近の全ての複写に黒い筋が現れると訴えている。技術者は複写機の診断プログラムを呼出し、メニューから複写機が表示した既知の症状を選択し入力を開始する。最初の幾つかの症状を入力すると、システムは症状と最も可能性の高い故障の両方に基づいた文書が利用可能であると技術者に通知する。技術者は文書をすぐに読み、幾つかの考えられる故障の中の最初の可能性に現在の装置の故障に適合する又は適合しないようなさらなる追加情報が存在するか否かを検索する。同時に、観察した症状についての記述を参照し、幾つかの異なる故障がこの症状を引き起こし、最初の故障原因の候補だけではないことを理解する。これは、直接的な要求をすることなく利用者が検索不要の情報データベース(計算資源)を起動したことになる。
【0029】
前述の例では、エキスパート・システムの全体的な能力を補完するように複写機についての専門的知識並びに技術資料へのインタフェースが提供される。さらに、技術者がシステムにさらなる情報を請求することなく資料が自動的に提供されている。本システムは、診断の現在の状態を理解し、単に適切な資料で応答しているに過ぎない。
【0030】
あらゆる分野において、問合せ不要の情報検索を提供するという概念は、完全に問合せの目標を表現できない又は複雑な問合せ文を取扱う能力がないような自然言語又はそれ以外からなる問合せ言語を取扱うことに対する望ましい解決策である。本システムは、利用者が問合せ式を構成し結果を待つ必要なしに現在の状況に関連する文書を提供する。検索パターンとして使用するノードラベルを製作する過程を単純化するため、その分野を記述するために用いる文書に通常密接な関係のあるエキスパート・システムの構造を利用する。つまり、関連する使用説明書の情報への内容的ポインタを提供することで、エキスパート・システムの構造から受益するのである。
【0031】
エキスパート・システムは、大別すると、開発環境と実行環境の2つのソフトウェア環境よりなる。開発時には、図2に図示したような、概念ネットワーク情報をDXpress 開発プログラムから抽出し、情報検索プログラムを通して処理を行なう。情報検索システムは、各々のノード内からの情報を用いて使用説明書の記述を検索するためのパターンを形成する。検索結果は一組のトピックをなし、これが、ノードの内容に相関している。
【0032】
図3は、使用説明書の本文の一例である。図3に図示したように、典型的な使用説明書には、例えば、図3の上部の部分18に含まれるような図面と、図3の下部の部分20に含まれるような文章が含まれる。図3に図示したトピック情報は後述するような情報検索に使用する。図面と記述文章の両方がトピック22を含む。
【0033】
トピック22へのポインタがこの後でノードの構造の一部として保存される。これは、使用者への時間的遅延なしにオフライン状態で実行する。開発者及び専門家は開発システムの唯一の使用者であるため、ネットワーク維持マニュアル検索を指揮する責任を有する。利用者はシステムが関連トピック22を検索するのを待つ必要はない。この作業は、実行用システムが構築される以前に完了しているためである。このような例外的な特徴は、情報検索システムがエキスパート・システムと共存することに関係する最小実行コストが存在することを表わしており、ある種の大型知識ベースの複雑さからすれば、これは重要である。
【0034】
図4は、本システムの開発全体を表わした略図であり、高レベルでのシステムを表現している。図4に図示したように、本発明によるシステムの開発における最初の段階は概念ネットワークの構築である。概念ネットワークの構築については図2と関連して前述した。構築が終われば、次に、情報検索システムへ情報を転送し、使用説明書の情報の形で関連トピックを検索できるようにする。情報が認識されると、全システムをコンパイルし、故障、症状、使用説明書の間の関連性を全て構築する。これにより、得られた実行環境は本システムの利用者が利用できるようになる。
【0035】
概念ネットワークのノードから使用説明書の本文へのポインタを構築した後、本システムは診断セッションの間の適切な時刻に文書を提示する知的な方法を提供する。例えば、現在のエキスパート・システムの内容が“Drum Damage”(ドラムの損傷)であれば、システムが“Transfer Corona”(転写コロナ)についての文書を指定するのは望ましくない。この問題の解決方法は、どのノードが現在重要かを評価し、それについての文書だけを利用者に提供することである。これについては後述する。
【0036】
実行環境において、情報検索システムにより発見された情報は、症状についてと故障についてとで、異なった使用の仕方がなされる。症状は利用者が入力するので、情報検索システムの発見した情報は利用者からの要求により利用可能となる。例えば、利用者が症状をシステムに入力しその症状についての補完文書が利用可能であれば、(観察症状のリスト内で)症状の隣りにアイコンが出現し、文書が利用可能であることを示す。利用者は観察されなかった(具体的に例示されていない)症状に関する文書の閲覧も要求することができる。例えば、これは利用者が例示する以前に症状についての付加情報を請求するような場合に行なわれる。
【0037】
いつ故障についての補完文書を提供するかを決定するのはさらに困難である。実行システムにおける故障は、これまでに観察された全ての症状による各々の条件付確率に基づいた順位付けしたリストの形で提示される。最上位の候補はリストの最上位に出現するので、利用者は実際の候補と現在の組合せの環境下で低い重要性を有する低確率の故障を識別することができる。こうした理由から、本システムで最上位の候補だけに絞って故障についての文書を自動的に提供する。
【0038】
有効述部(AP)を定義し、これによって故障が最上位の候補の「有効な」組の部分をなすか否かをシステムが決定する。述部は最上位の故障候補の現在の組合せを特定することを目的としている。これらの述部は新しい症状の提示がある度に変更することができる。概念ネットワークシステムにおいて、故障確率の組合せの和は常に1.0である。つまり、新しい症状が記録される度に、この症状と強い相関を有する故障が確率を増加させることになる。その値が増加すると、他の故障の値が減少し、全故障確率は和が1.0を保ち続ける。
【0039】
各々の故障は正、負又は中立の反応を有し得る。新しい症状の提示に対する正の反応は、故障に対する症状の裏付けを定義する。負の反応は不支持を定義するのが通常だが、候補の中から故障を選ばないこともあり得る。大半のシステムでは、中立反応は最も一般的な反応で、故障の数とその症状に付随する故障に起因する。最も起こり得る状況は、各々の症状と密接な関連性を有する故障が幾つかしか存在しない場合である。基本的に、有効述部は閾値として0.03(又はその他の所望の値)を用い、関連性のない故障を排除している。確率0.03又はそれ以上を有する全ての故障は上位候補と見做す。これらの候補が利用者に文書が利用可能であることを通知する唯一の故障である。当然のことながら、その他の基準を一定の閾値の代わりに用いることも容易である。
【0040】
以上で、個々のノードに使用説明書の本文を提供することを説明したが、故障及び症状ノードの間の文書における可能な関連性については考慮しなかった。実際に、使用説明書の本文を「相互参照」するノードは、相互参照が現在のエキスパート・システムの状況について豊富な記述を定義しているため…例えば、症状と故障の両方が共通のトピックを共有するような診断セッションにおける状況…、主たる目的と見做している。この情報の状況が個々のノードについてのみ記述した情報より関連性が深いことを利用者が見出すかもしれない。
【0041】
例えば、観察された症状が4つあり故障の上位候補が5つあるような状況が存在すると仮定する。最も関連性の高い文書は、症状と故障を結び付ける文書、例えば、症状2に関連した故障Aであろう。症状とそれに関連した故障候補の支持を表わす支持構造を定義することで、システムはどの症状が個々の故障を支持するかを決定する。つまり、支持構造内の各ノードからトピックを相互参照する単純な組合せを実行し、一つ以上のノードとの関連を有する豊富なトピックの組合せを生成できる。この組合せは「1次トピックの組」と呼ばれる。個々のノードへの関連性だけを有するトピックの組合せを「2次トピックの組」と呼ぶことにする。
【0042】
1次トピックの組を故障の上位候補について生成するには、故障の支持グループの構成成分がどのようなものであり得るかを定義する必要がある。これは、支持グループ述部(SGP)で行なう。支持グループ述部は、上位候補の組の各々の構成成分を新しい症状が観察される度に評価する。この処理は、故障の組合せ全体の前後のスナップショットをとる場合のそれと非常に類似している。故障後の「スナップショット」を故障前の「スナップショット」と比較し、新しい観察でどの故障が最も直接的な影響を受けたかを検証することにより差分を記述する。言い換えれば、新しい観察に最も強い反応を有した故障が決定される。
【0043】
支持グループ述部はΔPij行列に基づく。ΔPij行列は、新しい症状が入力された前後で各々の故障の確率の差を表わしている。差が充分有意であれば、症状と故障(反応)の間には相関が存在する。数1は、ΔPijと結果の行列を定義したものである。現在のセッションで有効な症状だけが示してある。これらは各々の症状の提示の際の支持、不支持、又は中立を測定した時点で評価したノードである。
F=(F1 ,…,Fm )は有効な全ての故障の組を表わす。S=(S1 ,…,Sj )は有効な全ての症状の組を表わす。また、α=支持グループ閾値は所望の閾値である。FにおけるFi について、本システムの目標はSj が観察した最新の症状ΔPij=P(Fi |S1 ,…,Sj )−P(Fi |S1 ,…,Sj−1 )となるΔPijを見つけることである。
ΔPij>αの場合、Sj をFi 支持グループSGi に加算する(α=0.01に設定するのが望ましい)。
【0044】
【数1】
【0045】
図5は所定の時刻に本システムへ入力した一組の症状に基づいた一連の故障の各々の確率を表わした略図である。全故障確率の和が1.0となるべきである点に注意されたい。図5の略図の時点で、故障F8 及びF11はその時点までにシステムに入力した症状を惹起する可能性が強い故障の上位候補2つである。
【0046】
図6はさらに症状S4 がシステムに入力された後に何が起こるかを示している。症状S4 の追加でF8 とF11の確率が増加し、一方、その他の故障全ての確率が減少して、和が1.0に保たれる。これは、ΔPij(スナップショット)法が新しい症状の導入の結果をどのように評価するかの一例を表わしたものである。故障F8 とF11の確率の増加に注意する。これらの確率値が増加することで、その他の、もっと関連性の低い故障の確率値が減少する。ΔPijは直前の故障の確率値とS4 を観察した後の確率値の間の隔たりを表わす。
【0047】
故障が(正又は負の何れかに)新しい症状の影響を受けると決定した場合、症状は故障の支持グループの構成要素の一つとなる。各々の新しい症状の提示の後、全ての変更を受けた支持グループが評価され、後述するような方法で利用者が閲覧できるように新しい1次トピックの組を生成する。
【0048】
図7は、1次及び2次トピックに関して本システムの動作を示す略図である。図7に図示してあるように、症状A,B,Cは30に入力されている。これらの症状は後述するような方法でユーザインタフェースを介して入力される。この例では、図5及び図6に関して説明したように相互に関連しているという点で、症状が特定の故障の支持グループ(故障A)の構成要素をなしている。その結果、症状が相互参照35して、最も利用者の興味を引きそうな1次トピック40を構成する。症状が所定の故障支持グループ内にあって相互にそれほどの相関を示さない場合、1次トピック40より焦点を絞る範囲が広く、なおかつ、利用者の興味の対象であるような2次トピック42が発生し、利用者はこれを利用できる。この情報に応答して、利用者はユーザインタフェース45を用い、トピック・データベース50から利用可能な1次又は2次の故障Aのトピック47に関する文書を選択できる。
【0049】
図8は、有効述部と支持グループ述部の双方が自動文書指定を提供するための既存の実行環境にどのように適合するかを示す略図である。図8において、黒い矢印は流れを、また、白い矢印はシステムからの出力を表わす。同図では、最新の症状72の入力以前にユーザインタフェース70を介して全故障値からスナップショット「以前」71がどのように提示されるかを表わしている。図8の場合、直前の症状74は観察した症状S1 からS5 までから構成される。これらの症状に関する確率情報は前述のような方法で提示される。
【0050】
次に、利用者は例えば症状S6 として記述する“Uneven Density”(不均一な複写濃度)などの新しい症状77を観察する。この新しい症状の提示79が観察した症状のリスト74に加えられ、有効述部80に転送される。有効述部80は最も観察した症状を引き起こしそうな故障の候補リスト81を保持する。述部は全ての故障値のスナップショット「以後」82も提供する。これらの値は支持グループ述部85が候補支持グループ86を保持するためと各支持グループ内のトピック88を相互参照するために使用し、これによって、1次及び2次の文書89をユーザインタフェース経由で利用可能となす。
【0051】
図9は、本システムのユーザインタフェースの好適実施例を示す略図である。本実施例においてユーザインタフェースは、3つのウインドウ90、91、92を含み、ウインドウ90は利用者による可能性のある知見の分類に関係し、ウインドウ91は利用者の観察に関係し、ウインドウ92は概念ネットワーク内で構成した確率に基づく上位故障候補を一覧する。第1のウインドウは利用者が選択できるこの分類内の症状を表わす。次のウインドウ91は観察した症状を表示する。最後のウインドウ92では故障のリストと入力した全ての症状に基づく現在の確率が表示される。また、一連のグラフィックによる「押しボタン」94も提供し、利用者が文字による又は詳細な情報が利用可能な他のメニュー又は画面を選択できるようになしてあり、これは、利用者が選択できるアイコン95で示される。
【0052】
図10は、利用者が例えば文字列を反転表示するボックス上で「クリック」することにより“PICK−OFF PAWL” (ギヤの破損)による故障についての文書閲覧を要求した状況を表わしている。図示したように、利用者には1次及び2次のトピック両方のリストが提示される。利用者が参照するトピックを決定すると(例えば、“Pick−off Pawl Replacement”(破損したギヤの交換))、ユーザインタフェースはこの接点から参照する方法を提供する。つまり、関連トピックは特定の状況に基づく文書へのエントリー点である。この後、利用者は周辺の文字又は図解領域を閲覧して必要な情報を検索する(典型的な文書が図3に図示してある)。
【0053】
図11は、エントリー点が確立した後、利用者が文書全体を自律的に閲覧するために提供されているユーザインタフェースを示す。
【0054】
確率論的エキスパート・システムと並行して動作し、診断セッションの「自動的な」副作用として、問合せ不要の技術文書を提供するような情報検索システムについて説明した。本システムは、エキスパート・システム内に埋込まれた情報から検索目標を導き出すものである。つまり、本システムは、知識ベースを構築するための第1の資源として、また、技術文書を検索するために後で使用可能な状況により変化するノードラベルの提供者として、2種類の方法で専門的知識を利用する。専門家が文書とその生成に慣れるほど、エキスパート・システム用の良好な記述ラベルを提供できるようになり、これがひいては、検索パターンとなる。つまり、検索の成功確率を増大させる。さらに、オンラインで文書を検索する計算重視の実際の作業は、開発時にオフラインで動作を実行することにより実行システムから排除してある。このような特徴が、高品質の結果を呈する簡単な解決方法を提供し、情報検索用システムの改良を提供する。
【0055】
なお、前述の好適実施例の説明は、本発明を説明する目的でなしたものであり、一例として、複写機の修理などの特定の用例を用いて解説したが、これらの実施例は、図示と説明のためのものでしかない。本発明の範囲は、特許請求の範囲に述べられている通りである。
【0056】
【発明の効果】
本発明は、利用者のための基本アプリケーションを構築することと、この基本アプリケーション内に一連の利用者との相互作用を受信して状況を設定することと、一連の利用者との相互作用に応じて自動的に前記計算資源を起動することを基本として、計算資源の自動起動方法ないしはそのシステムを、上述したように構成したので、利用者の介入なしに外部計算資源を自動的に起動させることができる。また、基本アプリケーション、即ち、コンピュータプログラムを利用者毎に対話的に使用し、その利用が進むに従い、利用者の入力した情報に基づいて各種の内部計算が実行され、この計算から付加情報が利用者にとって有用であると入力情報に基づき決定した場合には、付加情報の利用が可能であると利用者に知らせ、かつ、利用者が付加情報を所望する場合には、参照のために表示することもできる。これ以外にも、利用者は、分析を続行して付加情報の参照を後の機会まで保留することが可能となる。また、本発明においては、従来のシステムとは異なり、既存の利用者又はその他向けの技術解説書に含まれる正確な技術文書を使用する情報検索方法を使用しており、利用者が情報を受け取るために、情報の存在について知っている必要はない。さらに、本システムはヘルプ・テキストへのオンライン・アクセスを単に提供するのではなく、エキスパート・システムの構成に基づき、使用説明書の本文への内容ポインタも提供される。大半のオンライン情報アクセスシステムでは、利用者が検索条件を入力し関連情報の検索時にその問合せの処理を要求する必要があったが、本発明では、これを不要にできる。関連情報が利用可能かどうかは、診断について利用者が作業するのと同様に自動的に又は問合せなしに提供することができる。これは、診断セッションの内容を評価し適切な技術文書にアクセスすることで達成しており、利用者が関連文書を検索するために手を休めなければならないことによる時間の損失がなく、資料は利用されるまで待機しているだけで済むものとなる。さらに、要求された時点で提供される文書は使用説明書の本文で、利用者に馴染深い文書ともなる。印刷資料の更新は全て本システム内に電子的にアップロードできるため、技術資料の印刷物と電子化文書は、常に一致するものともなる。また、実際の検索処理は利用者がシステムを使用する以前に、開発段階で、オフラインで実行されるため遅延も生じないものとなる。さらに、本発明には、調査すべき装置に関する文書、並びに、その装置の故障により呈するような各々の症状を関連させる確率的情報が保存されている計算システムが含まれており、本システムの利用者は何らかのデータ入力手段、例えば、キーボードにより画面上のメニューから選択して調査中の装置に関する症状を入力することができる。これに応じて、システムが各々の故障の呈する症状により示される故障の確率を計算し、考え得る故障が表示され、利用者に考え得る故障に関連のある資料を選択する機会を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の計算資源と基本アプリケーションの関連性を略図的に示すブロック図である。
【図2】システム内で故障と症状を相関させる確率ネットワークの一例を略図的に示す模式図である。
【図3】複写機内部の定着ユニットの取外しについての一般的な利用者資料の文書の一例を示す平面図である。
【図4】本明細書で説明するシステムにおけるコンピュータシステムを初期設定するために用いる方法を示すブロック図である。
【図5】新しい症状の追加以前に調査している装置の各種故障の確率を示す特性図である。
【図6】新しい症状の追加後の確率の変化を示す特性図である。
【図7】1次及び2次の問題の関連性を示す流れ図である。
【図8】決定支援グループの処理と確率的上位リストを略図的に示すブロック図である。
【図9】典型的なユーザ・インタフェースを示す正面図である。
【図10】1次及び2次情報の選択を示す正面図である。
【図11】オンライン技術情報の表示を示す正面図である。
Claims (25)
- 利用者のために計算資源を自動的に起動する方法であって、
前記利用者のための基本アプリケーションを構築することと、
この基本アプリケーション内に一連の利用者との相互作用を受信して状況を設定することと、
前記一連の利用者との前記相互作用に応じて自動的に前記計算資源を起動することを特徴とする計算資源の自動起動方法。 - 計算資源が、情報検索システムを含むことを特徴とする請求項1記載の計算資源の自動起動方法。
- 計算資源が、さらにデータベースシステムを含むことを特徴とする請求項2記載の計算資源の自動起動方法。
- 計算資源が、適切な初期条件で起動されることを特徴とする請求項2記載の計算資源の自動起動方法。
- 基本アプリケーションが、エキスパート・システムを含むことを特徴とする請求項1記載の計算資源の自動起動方法。
- 基本アプリケーションが、さらに概念ネットワークを含むことを特徴とする請求項5記載の計算資源の自動起動方法。
- 計算資源が、情報検索システムを含むことを特徴とする請求項5記載の計算資源の自動起動方法。
- 一連の利用者との相互作用が、状態についての症状の入力を含み、
この症状の入力に応答して情報検索システムが前記状態についての情報の利用可能性を少なくとも表示することを特徴とする請求項7記載の計算資源の自動起動方法。 - エキスパート・システムが、個々の症状をそのような症状の原因となる状態に関連させる確率情報を含み、
前記症状の入力に応答して情報検索システムが前記状態についての文書を表示することを特徴とする請求項8記載の計算資源の自動起動方法。 - 利用者のために計算資源を自動的に起動する方法であって、
前記利用者のために実行すべき作業に関連し一組の発生し得る状態を有する状況を有する基本アプリケーションを構築することと、
前記基本アプリケーション内に前記作業に関連する実際の状態について一連の利用者が特定した情報を受信することと、
前記利用者が特定した情報と前記一組の発生し得る状態の関連性を見つけ出すことと、
前記利用者が特定した情報に応答して前記発生し得る状態の各々を再評価することと、
前記一連の利用者が特定した情報の最後の情報で最も影響を受けた前記発生し得る状態について前記利用者に情報を提示することを含むことを特徴とする計算資源の自動起動方法。 - 計算資源が、情報検索システムを含むことを特徴とする請求項10記載の計算資源の自動起動方法。
- 基本アプリケーションが、エキスパート・システムを含むことを特徴とする請求項10記載の計算資源の自動起動方法。
- 基本アプリケーションが、さらに概念ネットワークを含むことを特徴とする請求項12記載の計算資源の自動起動方法。
- 一連の利用者が指定した情報が、状態についての一連の症状の入力を含み、
この一連の症状の入力に応答して情報検索システムが前記状態についての情報の利用可能性を少なくとも表示することを特徴とする請求項13記載の計算資源の自動起動方法。 - エキスパート・システムが、個々の症状をそのような症状の原因となる状態に関連させる確率情報を含み、
前記症状の入力に応答して情報検索システムが前記状態についての文書を表示することを特徴とする請求項14記載の計算資源の自動起動方法。 - 状態についての情報の利用可能性を少なくとも表示する段階が、アイコンの表示を含むことを特徴とする請求項14記載の計算資源の自動起動方法。
- 発生し得る状態の各々がそれに関する確率を備えており、各々の状態についての前記確率が表示されることを特徴とする請求項14記載の計算資源の自動起動方法。
- 利用者のために計算資源を自動的に起動する方法であって、
前記利用者のために外部システムに関連する状況を有するエキスパート・システムのアプリケーションを構築し、前記外部システムは症状としてそれ自体が振舞い発生し得る状態を有することと、
前記外部システムにおける状態についての一連の前記症状を前記エキスパート・システムのアプリケーションに受信することと、
前記外部システムに存在する前記状態について入力した個々の症状の影響を決定することと、
入力した個々の症状に応答して前記発生し得る状態の各々を再評価することと、
少なくとも一つの状態に対して少なくとも閾値効果を有する前記入力した症状について前記状態又は前記症状の少なくとも一つについての情報を提供することと、
前記発生し得る状態を再評価することと、
前記入力した最後の症状により最も影響を受けた前記発生し得る状態についての情報を前記利用者に提供することを含むことを特徴とする計算資源の自動起動方法。 - 利用者のために計算資源を自動的に起動するためのシステムであって、
前記利用者のために基本アプリケーションを構築するための手段と、
状況を構成する一連の利用者との相互作用を前記基本アプリケーション内に受信するための手段と、
前記一連の利用者との前記相互作用に応答して前記計算資源を自動的に起動するための手段とを含むことを特徴とする計算資源の自動起動システム。 - 計算資源が、情報検索システムを有する計算システムを含むことを特徴とする請求項19記載の計算資源の自動起動システム。
- 計算資源が、さらにデータベースシステムを含むことを特徴とする請求項20記載の計算資源の自動起動システム。
- 利用者のために基本アプリケーションを構築するための手段が、計算システム上で作動するエキスパート・システムを含むことを特徴とする請求項19記載の計算資源の自動起動システム。
- エキスパート・システムが、さらに概念ネットワークを含むことを特徴とする請求項22記載の計算資源の自動起動システム。
- 基本アプリケーション内に状況を構築する一連の利用者との相互作用を受信するための手段が、データ入力装置を含むことを特徴とする請求項19記載の計算資源の自動起動システム。
- 一連の利用者との相互作用に応答する手段が、両者に情報の利用可能性を表示することを含むことを特徴とする請求項19記載の計算資源の自動起動システム。
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