JP2004100370A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Hajime Miyata
肇 宮田
Shigeru Shirai
滋 白井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】便座に設けられた人体洗浄ノズルとノズル支持アーム及びその収納部の汚れの洗浄を容易にし、清潔な衛生洗浄装置を提供する。
【解決手段】便座前部の下方に形成された開口凹部のノズル収納部の側壁部にノズル洗浄手段を有することで、人体洗浄ノズルが汚れた場合でも収納部内の洗浄手段により洗浄水を噴霧することで、人体洗浄ノズルやノズル支持アーム、またその周囲の洗浄も簡単に行うことができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水をノズルから噴出して人体の局部を洗浄する温水洗浄便座において、特に人体洗浄用ノズルの掃除に係わる物である。
【0002】
【従来の技術】
本発明に係わる従来技術としては、洗浄水をおしり洗浄ノズルやビデ洗浄ノズルなどの洗浄ノズルから噴出して人体の局部を洗浄する温水洗浄便座が知られている。
【0003】
局部の洗浄ノズルを駆動する方法としては幾つか具現化されているが、その内の一手段として、アーム揺動式が知られている。
【0004】
アーム揺動式ノズル駆動方法は、便座内に回転軸を設けてアームを回転駆動しアームの先端に取り付けられているノズルを回転駆動するものである。アームの内部は空洞となっており、外部に設けられた洗浄水供給手段よりアーム内に洗浄水が供給され先端のノズルより噴出される。
【0005】
アームが上下に揺動するのに伴いノズルからの洗浄水も上下に移動し、広範囲に局部を洗浄することが可能である。
【0006】
またアーム揺動式ノズルにおいては、非使用時において、便座内に設けた窪み部分に収納することで、通常状態においも邪魔にならないように局部の洗浄ノズルを収納することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した構成の従来の衛生洗浄装置では、アーム部やその先端部分のノズル部分に糞尿や水垢等の汚れが付着した場合、手でふき取ってやる作業が必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、便座前部の下方に開口凹部を形成し、その中にノズル支持部とともに人体洗浄ノズルを収納し、駆動手段によって使用時に繰出すようにした局部洗浄機構を有する衛生洗浄装置で、人体洗浄ノズル収納部の側壁部にノズル洗浄手段を有するものである。
【0009】
上記発明によれば、人体洗浄ノズルが汚れた場合でもノズル収納部内の洗浄手段により洗浄水を噴霧し、人体洗浄ノズルやノズル支持部、またその周囲の洗浄も簡単に行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に係わる衛生洗浄装置は、便座と、便座内に収納され便座に着座した人体の局部を洗浄する人体洗浄ノズルと、人体洗浄ノズルを駆動する駆動手段と、便座の前部の下方に開口凹部を形成した人体洗浄ノズル収納部と、人体洗浄ノズル収納部の側壁部にノズル洗浄手段を有し、人体洗浄ノズルが汚れても、簡単に汚れを洗い流すことができる。
【0011】
本発明の請求項2に係わる衛生洗浄装置は、人体洗浄ノズルが収納部から駆動手段により所定の位置に移動し、ノズル洗浄手段から洗浄水を、人体洗浄ノズルに向けて噴霧することにより、人体洗浄ノズルだけでなく便器の洗浄も同時に行うことができる。
【0012】
本発明の請求項3に係わる衛生洗浄装置は、人体洗浄ノズルが収納部から駆動手段により所定の範囲で揺動しつつ、ノズル洗浄手段から洗浄水を、人体洗浄ノズルに向けて噴霧することにより、より広範囲に洗浄することができる。
【0013】
本発明の請求項4に係わる衛生洗浄装置は、人体洗浄ノズルがノズル収納部に収納された状態においてノズル洗浄手段から洗浄水を、人体洗浄ノズルに向けて噴霧するため人体洗浄ノズルだけでなく、ノズル収納部分の側壁の汚れも落とすことができる。
【0014】
本発明の請求項5に係わる衛生洗浄装置は、人体洗浄ノズルが人体局部の洗浄動作終了後、制御手段により自動的に人体ノズルの洗浄を行うため、使用後速やかに洗浄を行うことで、常に人体洗浄ノズルを清潔に保つことができる。
【0015】
本発明の請求項6に係わる衛生洗浄装置は、人体の局部を洗浄する動作指示があった場合、まず人体洗浄ノズルの洗浄を所定時間行って後、人体局部洗浄を行うので、人体局部洗浄前にノズルが洗われるのでより清潔、快適な人体局部洗浄を行うことができる。
【0016】
本発明の請求項7に係わる衛生洗浄装置は、人体の局部を洗浄する動作指示があった場合、まず人体洗浄ノズルの洗浄を所定時間行って後、人体局部洗浄を行い、人体局部洗浄終了後、再度人体洗浄ノズルの洗浄を行う。すなわち人体局部洗浄の前後でノズルの洗浄を行うので、より清潔にノズルの状態が保持される。
【0017】
本発明の請求項8に係わる衛生洗浄装置は、ノズル洗浄手段が扇形噴霧ノズルより構成され、扇形に洗浄水が噴霧されるためより広範囲の人体洗浄ノズルの洗浄を行うことができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0019】
(実施例)
図1において、1は便器であり、2は便器上部に取り付けられた便座である。
【0020】
図2に便座を開いた状態を示す。図3は便座裏面のみを拡大して図示している。本実施例における人体洗浄ノズル3は図2、3に示すように非使用時においては便座2の前方下方部分に設けられた凹形状をなす収納部4内部に収納固定されている。
【0021】
図4に洗浄装置の構成を示す。便座2内部には人体洗浄ノズル3を支持するためのベース6を備え、このベース6上に回転支持されるアーム5を有し、このアーム5先端に人体洗浄ノズル3が取り付けられている。このアーム5内は空洞形状を有し、洗浄水供給手段(図示せず)より供給される洗浄水がこのアーム5内を流れ、先端に設置された人体洗浄ノズル3より噴出される。このアーム5が回転軸を中心として揺動することにより、アーム5先端に支持される人体洗浄ノズル3を便座2内の収納部4内、あるいは人体洗浄ノズルの洗浄水噴出面が人体局部に対向する洗浄位置との間の任意の位置で回転支持する。アーム5自身はモーター7により駆動されその回転方向の正逆切換で、人体洗浄ノズル3の収納及び前進を行う。
【0022】
また前記アーム5及び人体洗浄ノズル3を収納している便座凹部形状の収納部4側壁にはノズル洗浄用ノズル8が固定設置されている。
【0023】
図5を用い洗浄水がノズルより噴出されるまでの経路を説明する。
【0024】
まず人体局部洗浄動作の場合は、止水電磁弁10が開き、分岐栓11よりストレーナー12を通り、水が流入する。流量は流量センサ13の計測値をもとに制御回路(図示せず)により定流量弁14で、所定の値になるように絞られ、一定流量の水が熱交換器15で所定の温度のお湯になるまで温められ、その後切換弁9で、アーム5に送られ、人体洗浄ノズル3先端孔から噴出する。
【0025】
ノズル洗浄の場合は、止水電磁弁10が開き、分岐栓11よりストレーナー12を通り、水が流入する。流量は流量センサ13の計測値をもとに制御回路(図示せず)により定流量弁14で、所定の値になるように絞られて送水するまでは、人体洗浄と同様であるが、お湯にする必要がないので熱交換機15は作動せず、その後切り替え弁9で洗浄ノズル8側に洗浄水が送られる。
【0026】
本発明の洗浄動作について説明する。
【0027】
洗浄スイッチ(図示せず)が押されると制御装置(図示せず)により図4で示す駆動モーター7が正回転し、人体洗浄ノズル3がその洗浄位置に達すると前述した水回路の弁が開いて洗浄水が噴出される。そして使用後停止スイッチ(図示せず)を押すと弁が閉じ続いて駆動モーター7の出力軸が逆転して人体洗浄ノズル3が便座2方向に所定位置戻った状態で待機し、その後制御装置からの支持によりノズル洗浄8側に洗浄水が送られ洗浄ノズル8より噴出した洗浄水によりアーム5及び人体洗浄ノズル3が洗浄される。その際拡散した洗浄水は便器面にも噴霧されるので便器面の汚れも落とす効果も合わせ持っている。所定時間の洗浄動作が終われば、洗浄水の給水が停止された後、再度駆動モーター7によりアーム5及び人体洗浄ノズル3は便座2の凹形状の収納部分4に収納される。
【0028】
なお、本発明に用いている洗浄用ノズルは、噴霧ノズルであれば何れの種類も使用可能であるが、特に扇形ノズルの様な広角な範囲に噴霧するノズルを用いた場合より広範囲な洗浄が可能となり、洗浄の効果が向上する。
【0029】
またノズル洗浄の動作として、人体局部洗浄が終了した後、アームが所定位置まで戻った状態で洗浄ノズルより洗浄水を噴霧し洗浄を行う際、駆動モータを正逆交互に駆動しアームを所定の範囲内で揺動させることにより、よりアーム全体に洗浄水が噴霧されるので人体洗浄ノズル及びアーム全体がより広範囲に効率よく洗浄できる。
【0030】
また、人体局部洗浄終了後駆動モータにより、人体洗浄ノズル及びアームが便器収納部に収納された後洗浄ノズルによる洗浄を行うことで、人体洗浄ノズル及びアームのみならず収納部分の側壁も人体洗浄ノズルやアームから反射拡散した洗浄水により洗浄されるので収納部分の洗浄も可能となり、収納部分も清潔に保つことが可能である。
【0031】
なお、前述した本発明においては、人体局部洗浄動作終了後、人体洗浄ノズルの洗浄をおこなっているが、洗浄動作としてはノズルの洗浄を行ってから人体局部洗浄を行うことも可能であるとともに、人体局部洗浄動作の前後に人体洗浄ノズルの洗浄を行うことで、より洗浄効果を高めることも可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の衛生洗浄装置によると便座前部の下方に形成された開口凹部のノズル収納部の側壁部にノズル洗浄手段を有することで、人体洗浄ノズルが汚れた場合でも洗浄手段から洗浄水の噴霧を行うことにより、人体洗浄ノズルやノズル支持部、またその周囲の洗浄も簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における衛生洗浄装置の全体側面図
【図2】本発明の実施例における衛生洗浄装置の全体正面図
【図3】本発明の実施例における衛生洗浄装置の便座裏面図
【図4】本発明の実施例における衛生洗浄装置の便座内構成図
【図5】本発明の実施例における衛生洗浄装置の洗浄水経路構成図
【符号の説明】
1 便器
2 便座
3 人体洗浄ノズル
4 収納部
5 アーム
8 洗浄ノズル

Claims (8)

  1. 便座と、人体の局部を洗浄する人体洗浄ノズルと、前記人体洗浄ノズルを駆動する駆動手段と、前記便座の前部下方に開口凹形状をなす人体洗浄ノズル収納部と、前記人体洗浄ノズル収納部の側壁部分にノズル洗浄手段を有する衛生洗浄装置。
  2. 人体洗浄ノズルが便座の人体洗浄ノズル収納部から駆動手段により所定位置に駆動され移動し、ノズル洗浄手段から洗浄水を、前記人体洗浄ノズルに向けて噴霧して成る請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 人体洗浄ノズルが便座の人体洗浄ノズル収納部から駆動手段により稼動し、所定の範囲で揺動しつつ、ノズル洗浄手段から洗浄水を、前記人体洗浄ノズルに向けて噴霧して成る請求項1記載の衛生洗浄装置。
  4. 人体洗浄ノズルが人体洗浄ノズル収納部に収納された状態においてノズル洗浄手段から洗浄水を、前記人体洗浄ノズルに向けて噴霧して成る請求項1記載の衛生洗浄装置。
  5. 人体洗浄ノズルが人体局部の洗浄動作終了後、ノズル洗浄手段により人体ノズルの洗浄を行う請求項1から4いずれか1項記載の衛生洗浄装置
  6. ノズル洗浄手段により人体洗浄ノズルの洗浄を行った後、人体洗浄ノズルが人体局部洗浄を行う請求項1から4いずれか1項記載の衛生洗浄装置。
  7. ノズル洗浄手段により人体洗浄ノズルの洗浄を行った後、人体洗浄ノズルが人体局部洗浄を行い、人体局部洗浄終了後、再度人体洗浄ノズルの洗浄をノズル洗浄手段により行う請求項1から4いずれか1項に記載する衛生洗浄装置
  8. ノズル洗浄手段が扇形噴霧ノズルからなる請求項1から7いずれか1項記載の衛生洗浄装置。
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