JP2004105231A - 照明型容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーブル上等で使用するとき、ボトムの一部を所定形状で光り輝かせ、また比較的わずかな領域等を飲料用の液体等の色合いを反映して照明色を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場の雰囲気を個性豊かに装飾することができる照明型容器を提供する。
【解決手段】無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム3側に光透過性を有する容器1を着脱自在に装着するホルダー本体11を形成する。ホルダー本体11は、上記ボトム3側の裏面側に位置する導光体22、当該導光体22…等を照らす光源15、及び当該光源用の電源Bbを備え、光源15から発する光によって上記導光体22を輝かせ、更にこの導光体22を介して上記容器1のボトム3側を通し外界に照射する。
【選択図】 図1
【解決手段】無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム3側に光透過性を有する容器1を着脱自在に装着するホルダー本体11を形成する。ホルダー本体11は、上記ボトム3側の裏面側に位置する導光体22、当該導光体22…等を照らす光源15、及び当該光源用の電源Bbを備え、光源15から発する光によって上記導光体22を輝かせ、更にこの導光体22を介して上記容器1のボトム3側を通し外界に照射する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば飲料用のカップ、グラス等に対し光の照射乃至発散性のイルミネーション機能をもたせ、特にそのボトム部分で所定形状の光輝部分が形成されるようにした照明型容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食卓のテーブル上やテーブル周囲を照明する場合、例えば飾り照明器具として、テーブルの真上に無色透明・有色透明・非透明等のガラス部材によって形成された電気照明式のランタン器具を吊掛配置させていた。また、食卓のテーブル面上に置かれる飾り照明器具としては、光源として例えば豆電球や蝋燭等を配置した台座に、例えばステンドグラス等の包囲形光透過部材を被せた構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来における飾り照明器具では、光源からの光によって食卓におけるテーブル面上全体を略均一に薄明かりの状態で照らすものであって、例えばテーブル上の一点でも比較的わずかな領域等を個性豊かに照明するとともに、飲料用の液体等をもって照明色を不特定にかつ自在に変えたり、容器自体の底部の一部を所定形状に光るようにしたりすることで、場の雰囲気を個性豊かに装飾するということはできないものであった。
【0004】
本発明は、テーブル上方の一点を、それが比較的わずかな領域であっても、また当該領域の上方の方向を個性豊かに照明することが可能であり、しかも収容する飲料用の液体等の色合いを反映して照明色を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場の雰囲気を当該液体色を反映した光の照明で個性豊かに装飾することができ、またボトムに所定形状の光輝部分を形成できるようにした照明型容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム3(33)側に光透過性を有する容器1(31,51)を着脱自在に装着可能とする台座状のホルダー本体11(34,54)に対し、上記ボトム3(33)側の裏面側に位置する導光体22(35,56)、当該導光体22…等を照らす光源15(37)、及び当該光源用の電源Bbを備え、光源15(37)から発する光を上記導光体22(35,56)を介して上記容器1(31,51)のボトム3(33)側を通し外界に照射することを要点とする。
上記容器1(31,51)は、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ1、コップ、グラス31,51、ジョッキ、あるいはガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成すことを要点とする。
上記導光体22(35,56)は、光を放つ際、当該光にある程度の指向性を与えるか、乃至は当該光を指向性無く発散するものであることを要点とする。
上記導光体22(35,56)は、上記容器1(31,51)のボトム3(33)側と上記ホルダー本体11(34,54)との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する形体を成すことを要点とする。
上記容器1(31,51)に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設したことを要点とする。
上記容器1(31,51)は、上記ホルダー本体11(34,54)に対し防水性のパッキン部材Pを介して水密嵌合状に装着されることを要点とする。
【0006】
以上のように構成された本発明にあって、光源15(37)が発光した場合、導光体22(35,56)の形状に沿った光輝模様部分を形成し、その光輝部分の模様形状が有する独特の光の雰囲気を形成させる。また更に、この光は導光体22(35,56)を介して拡散されて発光領域を増加されるとともに、容器1(31,51)のボトム3(33)を透過して、一部は容器1(31,51)内の液体の色を反映し上方の開口を抜け更に上方へ向い、他の一部は容器1(31,51)内の液体の色を純粋に反映して、もしくは容器1(31,51)自体の素材の色と混色して容器1(31,51)を透過して容器1(31,51)周囲を照らし、周囲の場に光の装飾性を与える。
上記容器1(31,51)が、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ1、コップ、グラス31,51、ジョッキの他に、ガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成す場合も、光源15(37)が発光した場合、この光は導光体22(35,56)を介して拡散されて発光領域を増加されるとともに、ガラス人形、花瓶、金魚鉢等の周囲にも上述の如き光の装飾性を与える。
上記導光体22(35,56)が、光を放つ際、当該光にある程度の指向性を与える場合は、集中的な一箇所の領域に光の装飾性を与え、当該光を指向性無く発散する場合は、上記容器1(31,51)の周囲なるべく全方位に光の装飾性を与える。
上記導光体22(35,56)が、上記容器1(31,51)のボトム3(33)側と上記ホルダー本体11(34,54)との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する場合、特に上記容器51がシャンパングラスやカクテルグラス、ワイングラス等の形体を成す場合に、これらグラスに美しい光のイルミネーションを与え、お洒落な雰囲気を創造する。
上記容器1(31,51)に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設した場合、光源15(37)の発光が容器1(31,51)の周囲にユニークな光の装飾性を与える。
上記容器1(31,51)と上記ホルダー本体11(34,54)との間に対し防水性のパッキン部材Pを介装した場合、容器1(31,51)から溢れた液体がホルダー本体11(34,54)内に浸入することが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を同時に参照しながら本発明の第一の実施の形態を説明する。図1及び図2において、符号1はカップであり、把手部2を備える一方で、本例ではボトム3側が円形状の平面を成すとともに、ボトム3側の裏面側にカップ1本体の外径よりも若干小径となる環状の段差を介して所定寸法分下方へ向いて突出する先端側が開放された筒状の内囲保護壁面部4を備え、かつ内囲保護壁面部4の上方側の外周にはリング状の水平外方を向く環状凹部5が形成されており、後述するパッキン部材Pを支持することが可能となっている。
【0008】
尚、カップ1は、少なくともボトム3側が光透過性を有するガラス部材、乃至樹脂部材等から構成されているものであるが、ボトム3側が光透過性を有していれば他の部分は陶器や金属等の材質を例えば被せたり、接着固定したりする構成としても良い。またカップ1は、飲料用の液体(所要形状の氷等も可)等を収容する本体側の筒状の飲料収容壁面6が少なくとも光透過性を有する材質から構成されている場合、例えば当該飲料収容壁面6の外表面に対しては、光透過性のある例えばキャラクター、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を直接的に施しても良く、または、これらの光透過性のある模様等を施した無色性乃至有色性のフィルム(図示せず)を貼設しても良い。
【0009】
符号11はホルダー本体であり、カップ1の本体外径と同一の外径(但しデザイン性を考慮しあえて異なる外形としても良い)で上方側が開放された筒状の外囲保護壁面部12を備え、底面13上には、電源としてのボタン型電池Bbを収容する電池収容部14が構成されている。詳しく図示してないが電池収容部14の外壁内側には、光源としてのLED(乃至電球)15の保持部16を着脱自在に装着するための係合凹部(図示せず)等が構成され、例えば係合凹部内に保持部16の突起17が係合することで、双方14,16の間にボタン型電池Bbの収容を維持しながらLED15に対し電流の供給を行えるようになっている。また底面13の一部には、LED15とボタン型電池Bbとの電気的な接続・切断を可能とするプッシュスイッチ部(このプッシュスイッチ部も水分の浸入を防ぐ密閉性に構成することが望ましい)18が装着されている。プッシュスイッチ部18の一回の操作ではLED15を発光させ、もう一回の操作ではLED15を消灯させ、以下の操作ではこれを交互に繰り返す。
【0010】
一方、カップ1のボトム3の裏面側には、導光体保持部21に保持された導光体22が当該ボトム3に接触乃至極近接するように配設されているが、この導光体保持部21は、カップ1のボトム3側に装着する場合、または、ホルダー本体11側に装着する場合があるが、何れの構成を採用しても良く、かつ本例では中央側に導光体22を収容する開口22aが構成されているとともに、当該開口22aから外周に向けてLED15の保持部16に対する着脱を可能にするための放射状に開く切欠部22bが形成されている。尚、図1及び図2に示す本例の構成では、導光体22の側方に対しLED15の位置が固定されるようになっているが、この場合、LED15の上面側に遮光部材(図示せず)を設けるか、あるいは遮光塗料を塗布する等して外界から視認し得なくするようにしても良い。但し導光体22の下方に対しLED15を固定するようにした場合は、遮光部材乃至遮光塗料は不要にしても構わない。あるいはLED15は導光体22の内部側に進入させ被保持の状態に構成にしても結構である。尚、導光体22の導光体保持部21による保持を維持するためには透明接着剤等を使用しても良いが、圧入による摩擦力、もしくは螺合で保持しても良い。
【0011】
尚、この導光体22自体は平面視で例えばハート形状、ダイヤ形状その他の所定の各種形状のものとすることができる等の形状は特に限定されるものでなく、また中実構造とする場合のみならず、必要があれば中空状に形成することもできる。
【0012】
尚、図2に示すように、カップ1の内囲保護壁面部4の外周側の数点個所には係合突起hpが設けられており、ホルダー本体11の外囲保護壁面部12の内周側の数点個所には係合凹部hdが形成されており、双方hp,hdの係合で、カップ1に対しホルダー本体11を着脱自在に装着することが可能となる。また双方hp,hdの係合に際し上述のパッキン部材pを介在させた場合には、カップ1から溢れたり零れたりした液体がホルダー本体11内に浸入して内部の電気系部品等に悪影響を及ぼす等ということはなく、従って水洗いすることにも全く問題がない。
【0013】
次に、本実施の形態の組み付け方法と使用の一例について説明する。先ずカップ1を用意するとともに、カップ1の水平外方を向く環状凹部5にパッキンpを装着する。またホルダー本体11の底面上の電池収容部14内にボタン型電池Bbを装着するとともに、LED15を装着した収容部16をもってボタン型電池Bbの装着を安定的に固定する。
【0014】
また一方で、例えばカップ1のボトム3の裏面側に対し導光体保持部21を導光体22を装着(固定)した状態で接着乃至固着、もしくは例えばホルダー本体11に構成された支持部(図示せず)を介してボトム3の裏面側に対して押接し固定する。またホルダー本体11の底面13の所要位置に開口を設け、プッシュスイッチ部18を非浸水の状態で取り付け、ボタン型電池部Bb及びLED15との間に電気的な接続関係を機能的に可能ならしめる状態にする。
【0015】
しかる状態で、カップ1内に無色乃至有色の液体を注いでプッシュスイッチ部18を一度プッシュすると、プッシュスイッチ部18の電気的導通を介しボタン型電池BbからLED15に対して通電が成されてLED15が発光し、かつこの発光に基づき導光体22自体が光り、更にはこれの周囲全体に光の発散乃至照射が行われる。そのため、カップ1のボトム3及び液体の保有色を反映した光がカップ1の上方の開口から外部へ向けて照射されるとともに、液体の保有色を反映した光がカップ1の本体とも言える包囲壁を透過して周囲にも発散されるものとなり、その結果、カップ1は、液体色を反映した光のイルミネーションを発揮して、場の雰囲気に光の独特的な装飾性を与えるものである。特に、本発明に係わるカップ1を複数用意して各々に異なる色合いの飲料用の液体を収容した場合には複数のカップ1…がそれぞれに発光色の異なる光の発散乃至照射を行い、より一層カラフルで個性的な独特の光の雰囲気を現出し、周囲にバラエティに富む光の装飾性を与えて利用者の会話もはずむ楽しい一時を演出することも可能である。
【0016】
次に、図3及び図4を参照し本発明の第二の実施の形態について説明する。図3及び図4において、符号31は容器としてのグラス(例えばビールグラス等)であり、上方の開口から下方のボトム(本例でも光の透過性を有する)33側まで比較的長い寸法を有するとともにボトム33側の面積が上方の開口面積よりも狭くなった所謂略逆円錐状の形状を有して成り、グラス本体32は例えば光透過性のある透明ガラス、乃至は透明樹脂等から構成されているものとする。但しグラス本体32には、有色透明性乃至は有色光透過性のガラス乃至樹脂を使用しても良く、あるいは第一の実施の形態で示したように諸種の模様を施したり、諸種の模様が施されたフィルム(図示せず)を貼設しても良い。またグラス本体32のボトム33側には下方に向う程に面積が増加する所謂円錐状のホルダー本体に相当する部分34が構成されている。但し本例ではグラス本体32、及びホルダ本体に相当する部分34の材質が双方ともに同質のものであり双方32,34があらかじめ一体に構成されているものであるが、勿論、双方32,34をあらかじめ別々のものとして構成し、双方32,34を螺合等で一体化するものとしても結構である。
【0017】
ホルダー本体に相当する部分34におけるグラス本体32のボトム33側の裏面側周囲には、導光体35を収容し保持するための筒状に下方に突出した導光体保持部36が形成されている。導光体35の導光体保持部36による保持を維持するためには例えば透明接着剤等を使用しても良いが、圧入による摩擦力もしくは螺合で保持しても良い。また導光体35の裏面側にはLED(乃至は電球等)37を収容するための凹部38が形成されており、ホルダー本体に相当する部分34に対し例えば螺合により装着された底面39上に構成された電池収容部41の壁面の係合凹部(詳しく図示せず)に対しLED37を保持した保持部42の突起43が係合することで、双方41,42の間にボタン型電池Bbの収容を維持しながらLED37に対し電流の供給を行えるようになる。すなわち、このLED37が上記導光体35の上記凹部38内に進入配置されたものとなり、導光体35の発光性能を向上させるものである。また底面39の一部には、LED37とボタン型電池Bbとの電気的な接続・切断を可能とするプッシュスイッチ部(このプッシュスイッチ部も水分の浸入を防ぐ密閉性を有することが望ましい)44が装着されている。プッシュスイッチ部44の一回の操作ではLED37を発光させ、もう一回の操作ではLED37を消灯させ、以下の操作ではこれを交互に繰り返す。
【0018】
尚、ホルダー本体に相当する部分34の下方側の内側内周には雌ネジが構成されており、底面39の外周側には下方に環状に突出する壁面の外周に雄ネジが構成されており、双方が所要の位置にパッキン部材Pを介在させながら螺合することで導光体35へのLED37の適切な収容を維持することが可能となるとともに、電位系統の腐食をも有効に防止できる。
【0019】
次に、本実施の形態の組み付け、及び使用の一例について説明する。先ずグラス本体32のボトム33の裏面側の導光体保持部36内に導光体35を収容し保持させる。一方、底面39上の電池収容部41内にボタン型電池Bbを収容させ、かつLED37を装着した保持部42を電池収容部41に組み付けるとともに底面39の他の所要の位置にプッシュスイッチ部44を非浸水状態を保ちつつ装着し、かつLED37とボタン型電池Bb、及びプッシュスイッチ部44との間の電気系統の配線関係を整える。
【0020】
しかる後、ホルダー本体34の雌ネジ部分の奥部にパッキン部材Pを介在させつつ、当該雌ネジ部分に底面39の雄ネジ部分を螺合させ、かつパッキン部材Pをもって双方34,39との間に気密性をもたせ、電気系統の腐食化を有効に防止する。
【0021】
しかる状態で、グラス本体32内に無色乃至所要色の飲料用の液体を注いだ状態でプッシュスイッチ部44を一度プッシュすると、プッシュスイッチ部44の電気的導通を介しボタン型電池BbからLED37に対して通電が成されてLED37が発光し、かつこの発光に基づき上方直近の導光体22が光り輝き、またこの導光体22から全体的に光の発散乃至照射が行われる。そのため、この無色乃至有色の光がボトム33及び無色乃至所要色の液体を透過して当該液体の保有色を反映した色の光となってグラス本体32の上方の開口から上方へ向け照射されるとともに、グラス本体32内の液体全体をも所要色としての液体として発光させ、この液体の透過光がグラス本体32を透過して周囲に所要色の光を発散させる。その結果、グラス本体32は、飲料用の液体の保有色を反映した光のイルミネーションを発揮して、場の雰囲気に光の独特的な装飾性を与えるものであり、特に本発明に係わるグラス31をそれぞれに色彩が異なるものを複数用いた場合、より一層銘々にカラフルで個性的な独特の装飾性を現出することが可能となって、場を総体的に、よりバラエティに富む光の装飾性で飾り利用者の会話もはずむ楽しい一時を演出することができる。
【0022】
次に、図5及び図6を参照し本発明の第三の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態の場合、第二の実施の形態の場合と同一部分には同一符号を付して繰り返される説明は省略するものとする。図5及び図6において、符号51はグラス(例えばシャンパングラス等)であり、グラス本体52の高さ寸法は第二の実施の形態のグラス本体32の高さ寸法よりも小さな寸法となっているとともに、ボトム33の裏面側に対し、下方を向いた筒状(即ち円周状)の第一の包囲形突起53が構成されている。但し第一の包囲形突起53は必ずしも円周状の形状に限定されるものではなく、後述する導光体56の水平方向の断面形状等に対応して種々変更しても良い。
【0023】
一方、ホルダー本体54の上方側に対しても、上方を向いた筒状(即ち円周状)の第二の包囲形突起55が構成されている。但し第二の包囲形突起55も必ずしも円周状の形状に限定されるものではなく、後述する導光体56の水平方向の断面形状等に対応して種々変更しても良い。
【0024】
グラス本体52の第一の包囲形突起53と、ホルダー本体54の第二の包囲形突起55との間には、所定の高さ(長さ)寸法(即ちグラス51としてグラス本体52とホルダー本体54との間の高低差の間隔がデザイン的に好ましい寸法となる所定の高さ(長さ)寸法)を有する縦長の導光体56が介装される。
【0025】
縦長の導光体56は、数種の構成を考えることができる。第一には、水平方向の断面視形状が例えばハート形をした縦長の導光体56で、上端側及び下端側に対し、上述の第一、第二の包囲形突起53、55の内側に寸法的に狂いなく収まって嵌合する円筒状の嵌合部57,58を構成して対応するタイプがある。この場合の導光体56の固定には接着剤を利用しても良く、圧入による強い摩擦力を利用しても良い。第二には、水平方向の断面視形状が例えばハート形をした縦長の導光体56に関して、その上端側及び下端側の上下二箇所の位置に対し、上述の第一、第二の包囲形突起53、55の内側に寸法的に狂いなく収まって嵌合する外形を有するとともに、当該導光体56を寸法的に狂いなく収容する形状の開口を有する嵌合部57,58を構成し、かつこの嵌合部57,58同士を何本かの縦方向のフレーム状部材(図示せず)で接続して縦長の導光体56を補強するタイプがある。この場合の導光体56、なかんずく本実施の形態における嵌合部57,58の固定も接着剤や、圧入による強い摩擦力を利用するか、あるいは上述の第一の構成も含めあらかじめ一体に仕上げる方法がある。
【0026】
本実施の形態の場合、具体的な組み付け方法、及び使用の一例については上述した実施の形態の場合と概ね同じであるため、詳しい説明は省略する。
【0027】
尚、上述の第一乃至第三の実施の形態においては、容器としてのカップ1、グラス31,51のボトム3,33の裏面側の構成については具体的な説明をしていないが、このボトム3,33の裏面側は完全な平面でも良く、あるいは導光体22,35,56の端面の具体的な断面視形状を寸法的に狂いなく収容し嵌合させる形状の凹部を構成し対応しても良いものである。また導光体22,35,56の構成については、一様に光透過性のある所定色の樹脂や曇りガラス等を用いても良く、かつ形状としてもハート形に限定されるものではなく、円体(柱)、多角体(柱)、楕円体(柱)、これらの要素の種々任意の組み合わせ体(柱)、あるいはデザイン的に種々工夫を凝らした特殊形状体(柱)、もしくは人、動物、花、草木等の様々な造形体(柱)等々を採用しても良いことは勿論である。またホルダー本体11,34,54についても、なるべくであれば内部構成を隠す意味で光透過性の低い、乃至は光反射性の高いガラス材等を用いたり、陶器、金属、樹脂等の他、これらに表面塗装、塗膜を施したりすることも好ましい態様である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているために、容器1(31,51)のボトムで所定形状の光輝部分を形成し、またボトムから所定色の光を発することで、この容器1(31,51)からの光でテーブル上の一点である比較的わずかな領域、乃至当該領域の上方の方向を個性豊かに照明することが可能となり、しかも収容する飲料用の液体等の色合いを反映して周囲照明の色彩を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場の雰囲気を当該液体色を反映した美しくユニークな光の照明で個性豊かに装飾することができる。
【0029】
即ち、これは本発明において、無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム3(33)側に光透過性を有する容器1(31,51)を着脱自在とする台座状のホルダー本体11(34,54)に対し、上記ボトム3(33)側の裏面側に位置する導光体22(35,56)、当該導光体22…等を照らす光源15(37)、及び当該光源用の電源Bbを備え、光源15(37)から発する光を上記導光体22(35,56)を介して上記容器1(31,51)のボトム3(33)側を通し外界に照射するように構成したからであり、これによって、外観上からは、容器1(31,51)自体が美しい所定色の発光を放つように見ることができる。
【0030】
そのため、この点、ユニークで創造性、意外性があって生活を楽しくするのみならず、容器1(31,51)の発光には、収容する飲料用の液体等の色合いを純粋に反映して、もしくは液体の色合いと容器1(31,51)自体の光透過性の色合いとの混色を反映して、種々発光色を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場(テーブル上やキャンプ場等)の雰囲気を容器1(31,51)自体から発する美しくユニークな光の照明で個性豊かに装飾することができ、特に友人、知人等の集まり等に各人の好みに合わせ各人が利用すれば、各人の交友・会話をより明るく楽しくさせる演出を生じる効果があるのである。
【0031】
上記容器1(31,51)が、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ1、コップ、グラス31,51、ジョッキの他に、ガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成す場合も、光源15(37)が発光した場合、これらガラス人形、花瓶等自体が発光するようにも見えるため、これらガラス人形、花瓶等の周囲にも上述の如き光の装飾性を与えることができ、上述の如きユニークな効果が得られる。
【0032】
上記導光体22(35,56)が光を放つ際、これがその形状に沿って容器1(31,51)のボトム3(33)側の一部が輝き、独特の雰囲気を醸し出し、更に当該光にある程度の指向性を発揮する場合は、一箇所の領域に集中的に美しくかつユニークな光の装飾性を与え、当該光を指向性無く発散する場合は、上記容器1(31,51)の周囲なるべく全方位に光の装飾性を与え、周囲を明るくすることができる。
【0033】
上記導光体56が、上記容器51のボトム33側と上記ホルダー本体54との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する場合、特に上記容器51がシャンパングラスやカクテルグラス、ワイングラス等の形体を成す場合に、導光体56自体の発光がこれらのグラスに美しい光のイルミネーションを与えるとともに、特にグラス内の液体を美しく発光させ飲欲を増すとともに、お洒落な雰囲気を創造する効果がある。
【0034】
上記容器1(31,51)に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設した場合、光源15(37)の発光が容器1(31,51)の周囲にユニークな光の装飾性を与え、これにより周囲に老若を問わず情感豊かな雰囲気を感じさせる創造的な効果を生じさせることができる。
【0035】
上記容器1(31,51)と上記ホルダー本体11(34,54)との間に対し防水性のパッキン部材Pを介装した場合、容器1(31,51)から零れたり溢れた液体がホルダー本体11(34,54)内に浸入することを防止することができるため、容器1(31,51)そのものをホルダー本体11(34,54)とともに水、洗剤で洗浄することができ、扱いに煩わしさがなく、日常の使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す斜視断面図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す斜視断面図である。
【図4】同じく分解斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態を示す斜視断面図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【符号の説明】
1…カップ 2…把手部
3…ボトム 4…内囲保護壁面部
5…環状凹部 6…飲料収容壁面
11…ホルダー本体 12…外囲保護壁面部
13…底面 14…電池収容部
15…LED 16…保持部
17…突起 18…プッシュスイッチ部
21…導光体保持部 22…導光体
22a…開口 22b…切欠部
hp…係合突起 hd…係合凹部
31…グラス 32…グラス本体
33…グラス本体 34…ホルダ本体に相当する部分
35…導光体 36…導光体保持部
37…LED 38…凹部
39…底面 41…電池収容部
42…保持部 43…突起
44…プッシュスイッチ部
51…グラス 52…グラス本体
53…第一の包囲形突起 54…ホルダー本体
55…第二の包囲形突起 56…導光体
57…嵌合部 58…嵌合部
P…パッキン部材 Bb…ボタン型電池
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば飲料用のカップ、グラス等に対し光の照射乃至発散性のイルミネーション機能をもたせ、特にそのボトム部分で所定形状の光輝部分が形成されるようにした照明型容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食卓のテーブル上やテーブル周囲を照明する場合、例えば飾り照明器具として、テーブルの真上に無色透明・有色透明・非透明等のガラス部材によって形成された電気照明式のランタン器具を吊掛配置させていた。また、食卓のテーブル面上に置かれる飾り照明器具としては、光源として例えば豆電球や蝋燭等を配置した台座に、例えばステンドグラス等の包囲形光透過部材を被せた構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来における飾り照明器具では、光源からの光によって食卓におけるテーブル面上全体を略均一に薄明かりの状態で照らすものであって、例えばテーブル上の一点でも比較的わずかな領域等を個性豊かに照明するとともに、飲料用の液体等をもって照明色を不特定にかつ自在に変えたり、容器自体の底部の一部を所定形状に光るようにしたりすることで、場の雰囲気を個性豊かに装飾するということはできないものであった。
【0004】
本発明は、テーブル上方の一点を、それが比較的わずかな領域であっても、また当該領域の上方の方向を個性豊かに照明することが可能であり、しかも収容する飲料用の液体等の色合いを反映して照明色を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場の雰囲気を当該液体色を反映した光の照明で個性豊かに装飾することができ、またボトムに所定形状の光輝部分を形成できるようにした照明型容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム3(33)側に光透過性を有する容器1(31,51)を着脱自在に装着可能とする台座状のホルダー本体11(34,54)に対し、上記ボトム3(33)側の裏面側に位置する導光体22(35,56)、当該導光体22…等を照らす光源15(37)、及び当該光源用の電源Bbを備え、光源15(37)から発する光を上記導光体22(35,56)を介して上記容器1(31,51)のボトム3(33)側を通し外界に照射することを要点とする。
上記容器1(31,51)は、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ1、コップ、グラス31,51、ジョッキ、あるいはガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成すことを要点とする。
上記導光体22(35,56)は、光を放つ際、当該光にある程度の指向性を与えるか、乃至は当該光を指向性無く発散するものであることを要点とする。
上記導光体22(35,56)は、上記容器1(31,51)のボトム3(33)側と上記ホルダー本体11(34,54)との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する形体を成すことを要点とする。
上記容器1(31,51)に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設したことを要点とする。
上記容器1(31,51)は、上記ホルダー本体11(34,54)に対し防水性のパッキン部材Pを介して水密嵌合状に装着されることを要点とする。
【0006】
以上のように構成された本発明にあって、光源15(37)が発光した場合、導光体22(35,56)の形状に沿った光輝模様部分を形成し、その光輝部分の模様形状が有する独特の光の雰囲気を形成させる。また更に、この光は導光体22(35,56)を介して拡散されて発光領域を増加されるとともに、容器1(31,51)のボトム3(33)を透過して、一部は容器1(31,51)内の液体の色を反映し上方の開口を抜け更に上方へ向い、他の一部は容器1(31,51)内の液体の色を純粋に反映して、もしくは容器1(31,51)自体の素材の色と混色して容器1(31,51)を透過して容器1(31,51)周囲を照らし、周囲の場に光の装飾性を与える。
上記容器1(31,51)が、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ1、コップ、グラス31,51、ジョッキの他に、ガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成す場合も、光源15(37)が発光した場合、この光は導光体22(35,56)を介して拡散されて発光領域を増加されるとともに、ガラス人形、花瓶、金魚鉢等の周囲にも上述の如き光の装飾性を与える。
上記導光体22(35,56)が、光を放つ際、当該光にある程度の指向性を与える場合は、集中的な一箇所の領域に光の装飾性を与え、当該光を指向性無く発散する場合は、上記容器1(31,51)の周囲なるべく全方位に光の装飾性を与える。
上記導光体22(35,56)が、上記容器1(31,51)のボトム3(33)側と上記ホルダー本体11(34,54)との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する場合、特に上記容器51がシャンパングラスやカクテルグラス、ワイングラス等の形体を成す場合に、これらグラスに美しい光のイルミネーションを与え、お洒落な雰囲気を創造する。
上記容器1(31,51)に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設した場合、光源15(37)の発光が容器1(31,51)の周囲にユニークな光の装飾性を与える。
上記容器1(31,51)と上記ホルダー本体11(34,54)との間に対し防水性のパッキン部材Pを介装した場合、容器1(31,51)から溢れた液体がホルダー本体11(34,54)内に浸入することが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を同時に参照しながら本発明の第一の実施の形態を説明する。図1及び図2において、符号1はカップであり、把手部2を備える一方で、本例ではボトム3側が円形状の平面を成すとともに、ボトム3側の裏面側にカップ1本体の外径よりも若干小径となる環状の段差を介して所定寸法分下方へ向いて突出する先端側が開放された筒状の内囲保護壁面部4を備え、かつ内囲保護壁面部4の上方側の外周にはリング状の水平外方を向く環状凹部5が形成されており、後述するパッキン部材Pを支持することが可能となっている。
【0008】
尚、カップ1は、少なくともボトム3側が光透過性を有するガラス部材、乃至樹脂部材等から構成されているものであるが、ボトム3側が光透過性を有していれば他の部分は陶器や金属等の材質を例えば被せたり、接着固定したりする構成としても良い。またカップ1は、飲料用の液体(所要形状の氷等も可)等を収容する本体側の筒状の飲料収容壁面6が少なくとも光透過性を有する材質から構成されている場合、例えば当該飲料収容壁面6の外表面に対しては、光透過性のある例えばキャラクター、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を直接的に施しても良く、または、これらの光透過性のある模様等を施した無色性乃至有色性のフィルム(図示せず)を貼設しても良い。
【0009】
符号11はホルダー本体であり、カップ1の本体外径と同一の外径(但しデザイン性を考慮しあえて異なる外形としても良い)で上方側が開放された筒状の外囲保護壁面部12を備え、底面13上には、電源としてのボタン型電池Bbを収容する電池収容部14が構成されている。詳しく図示してないが電池収容部14の外壁内側には、光源としてのLED(乃至電球)15の保持部16を着脱自在に装着するための係合凹部(図示せず)等が構成され、例えば係合凹部内に保持部16の突起17が係合することで、双方14,16の間にボタン型電池Bbの収容を維持しながらLED15に対し電流の供給を行えるようになっている。また底面13の一部には、LED15とボタン型電池Bbとの電気的な接続・切断を可能とするプッシュスイッチ部(このプッシュスイッチ部も水分の浸入を防ぐ密閉性に構成することが望ましい)18が装着されている。プッシュスイッチ部18の一回の操作ではLED15を発光させ、もう一回の操作ではLED15を消灯させ、以下の操作ではこれを交互に繰り返す。
【0010】
一方、カップ1のボトム3の裏面側には、導光体保持部21に保持された導光体22が当該ボトム3に接触乃至極近接するように配設されているが、この導光体保持部21は、カップ1のボトム3側に装着する場合、または、ホルダー本体11側に装着する場合があるが、何れの構成を採用しても良く、かつ本例では中央側に導光体22を収容する開口22aが構成されているとともに、当該開口22aから外周に向けてLED15の保持部16に対する着脱を可能にするための放射状に開く切欠部22bが形成されている。尚、図1及び図2に示す本例の構成では、導光体22の側方に対しLED15の位置が固定されるようになっているが、この場合、LED15の上面側に遮光部材(図示せず)を設けるか、あるいは遮光塗料を塗布する等して外界から視認し得なくするようにしても良い。但し導光体22の下方に対しLED15を固定するようにした場合は、遮光部材乃至遮光塗料は不要にしても構わない。あるいはLED15は導光体22の内部側に進入させ被保持の状態に構成にしても結構である。尚、導光体22の導光体保持部21による保持を維持するためには透明接着剤等を使用しても良いが、圧入による摩擦力、もしくは螺合で保持しても良い。
【0011】
尚、この導光体22自体は平面視で例えばハート形状、ダイヤ形状その他の所定の各種形状のものとすることができる等の形状は特に限定されるものでなく、また中実構造とする場合のみならず、必要があれば中空状に形成することもできる。
【0012】
尚、図2に示すように、カップ1の内囲保護壁面部4の外周側の数点個所には係合突起hpが設けられており、ホルダー本体11の外囲保護壁面部12の内周側の数点個所には係合凹部hdが形成されており、双方hp,hdの係合で、カップ1に対しホルダー本体11を着脱自在に装着することが可能となる。また双方hp,hdの係合に際し上述のパッキン部材pを介在させた場合には、カップ1から溢れたり零れたりした液体がホルダー本体11内に浸入して内部の電気系部品等に悪影響を及ぼす等ということはなく、従って水洗いすることにも全く問題がない。
【0013】
次に、本実施の形態の組み付け方法と使用の一例について説明する。先ずカップ1を用意するとともに、カップ1の水平外方を向く環状凹部5にパッキンpを装着する。またホルダー本体11の底面上の電池収容部14内にボタン型電池Bbを装着するとともに、LED15を装着した収容部16をもってボタン型電池Bbの装着を安定的に固定する。
【0014】
また一方で、例えばカップ1のボトム3の裏面側に対し導光体保持部21を導光体22を装着(固定)した状態で接着乃至固着、もしくは例えばホルダー本体11に構成された支持部(図示せず)を介してボトム3の裏面側に対して押接し固定する。またホルダー本体11の底面13の所要位置に開口を設け、プッシュスイッチ部18を非浸水の状態で取り付け、ボタン型電池部Bb及びLED15との間に電気的な接続関係を機能的に可能ならしめる状態にする。
【0015】
しかる状態で、カップ1内に無色乃至有色の液体を注いでプッシュスイッチ部18を一度プッシュすると、プッシュスイッチ部18の電気的導通を介しボタン型電池BbからLED15に対して通電が成されてLED15が発光し、かつこの発光に基づき導光体22自体が光り、更にはこれの周囲全体に光の発散乃至照射が行われる。そのため、カップ1のボトム3及び液体の保有色を反映した光がカップ1の上方の開口から外部へ向けて照射されるとともに、液体の保有色を反映した光がカップ1の本体とも言える包囲壁を透過して周囲にも発散されるものとなり、その結果、カップ1は、液体色を反映した光のイルミネーションを発揮して、場の雰囲気に光の独特的な装飾性を与えるものである。特に、本発明に係わるカップ1を複数用意して各々に異なる色合いの飲料用の液体を収容した場合には複数のカップ1…がそれぞれに発光色の異なる光の発散乃至照射を行い、より一層カラフルで個性的な独特の光の雰囲気を現出し、周囲にバラエティに富む光の装飾性を与えて利用者の会話もはずむ楽しい一時を演出することも可能である。
【0016】
次に、図3及び図4を参照し本発明の第二の実施の形態について説明する。図3及び図4において、符号31は容器としてのグラス(例えばビールグラス等)であり、上方の開口から下方のボトム(本例でも光の透過性を有する)33側まで比較的長い寸法を有するとともにボトム33側の面積が上方の開口面積よりも狭くなった所謂略逆円錐状の形状を有して成り、グラス本体32は例えば光透過性のある透明ガラス、乃至は透明樹脂等から構成されているものとする。但しグラス本体32には、有色透明性乃至は有色光透過性のガラス乃至樹脂を使用しても良く、あるいは第一の実施の形態で示したように諸種の模様を施したり、諸種の模様が施されたフィルム(図示せず)を貼設しても良い。またグラス本体32のボトム33側には下方に向う程に面積が増加する所謂円錐状のホルダー本体に相当する部分34が構成されている。但し本例ではグラス本体32、及びホルダ本体に相当する部分34の材質が双方ともに同質のものであり双方32,34があらかじめ一体に構成されているものであるが、勿論、双方32,34をあらかじめ別々のものとして構成し、双方32,34を螺合等で一体化するものとしても結構である。
【0017】
ホルダー本体に相当する部分34におけるグラス本体32のボトム33側の裏面側周囲には、導光体35を収容し保持するための筒状に下方に突出した導光体保持部36が形成されている。導光体35の導光体保持部36による保持を維持するためには例えば透明接着剤等を使用しても良いが、圧入による摩擦力もしくは螺合で保持しても良い。また導光体35の裏面側にはLED(乃至は電球等)37を収容するための凹部38が形成されており、ホルダー本体に相当する部分34に対し例えば螺合により装着された底面39上に構成された電池収容部41の壁面の係合凹部(詳しく図示せず)に対しLED37を保持した保持部42の突起43が係合することで、双方41,42の間にボタン型電池Bbの収容を維持しながらLED37に対し電流の供給を行えるようになる。すなわち、このLED37が上記導光体35の上記凹部38内に進入配置されたものとなり、導光体35の発光性能を向上させるものである。また底面39の一部には、LED37とボタン型電池Bbとの電気的な接続・切断を可能とするプッシュスイッチ部(このプッシュスイッチ部も水分の浸入を防ぐ密閉性を有することが望ましい)44が装着されている。プッシュスイッチ部44の一回の操作ではLED37を発光させ、もう一回の操作ではLED37を消灯させ、以下の操作ではこれを交互に繰り返す。
【0018】
尚、ホルダー本体に相当する部分34の下方側の内側内周には雌ネジが構成されており、底面39の外周側には下方に環状に突出する壁面の外周に雄ネジが構成されており、双方が所要の位置にパッキン部材Pを介在させながら螺合することで導光体35へのLED37の適切な収容を維持することが可能となるとともに、電位系統の腐食をも有効に防止できる。
【0019】
次に、本実施の形態の組み付け、及び使用の一例について説明する。先ずグラス本体32のボトム33の裏面側の導光体保持部36内に導光体35を収容し保持させる。一方、底面39上の電池収容部41内にボタン型電池Bbを収容させ、かつLED37を装着した保持部42を電池収容部41に組み付けるとともに底面39の他の所要の位置にプッシュスイッチ部44を非浸水状態を保ちつつ装着し、かつLED37とボタン型電池Bb、及びプッシュスイッチ部44との間の電気系統の配線関係を整える。
【0020】
しかる後、ホルダー本体34の雌ネジ部分の奥部にパッキン部材Pを介在させつつ、当該雌ネジ部分に底面39の雄ネジ部分を螺合させ、かつパッキン部材Pをもって双方34,39との間に気密性をもたせ、電気系統の腐食化を有効に防止する。
【0021】
しかる状態で、グラス本体32内に無色乃至所要色の飲料用の液体を注いだ状態でプッシュスイッチ部44を一度プッシュすると、プッシュスイッチ部44の電気的導通を介しボタン型電池BbからLED37に対して通電が成されてLED37が発光し、かつこの発光に基づき上方直近の導光体22が光り輝き、またこの導光体22から全体的に光の発散乃至照射が行われる。そのため、この無色乃至有色の光がボトム33及び無色乃至所要色の液体を透過して当該液体の保有色を反映した色の光となってグラス本体32の上方の開口から上方へ向け照射されるとともに、グラス本体32内の液体全体をも所要色としての液体として発光させ、この液体の透過光がグラス本体32を透過して周囲に所要色の光を発散させる。その結果、グラス本体32は、飲料用の液体の保有色を反映した光のイルミネーションを発揮して、場の雰囲気に光の独特的な装飾性を与えるものであり、特に本発明に係わるグラス31をそれぞれに色彩が異なるものを複数用いた場合、より一層銘々にカラフルで個性的な独特の装飾性を現出することが可能となって、場を総体的に、よりバラエティに富む光の装飾性で飾り利用者の会話もはずむ楽しい一時を演出することができる。
【0022】
次に、図5及び図6を参照し本発明の第三の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態の場合、第二の実施の形態の場合と同一部分には同一符号を付して繰り返される説明は省略するものとする。図5及び図6において、符号51はグラス(例えばシャンパングラス等)であり、グラス本体52の高さ寸法は第二の実施の形態のグラス本体32の高さ寸法よりも小さな寸法となっているとともに、ボトム33の裏面側に対し、下方を向いた筒状(即ち円周状)の第一の包囲形突起53が構成されている。但し第一の包囲形突起53は必ずしも円周状の形状に限定されるものではなく、後述する導光体56の水平方向の断面形状等に対応して種々変更しても良い。
【0023】
一方、ホルダー本体54の上方側に対しても、上方を向いた筒状(即ち円周状)の第二の包囲形突起55が構成されている。但し第二の包囲形突起55も必ずしも円周状の形状に限定されるものではなく、後述する導光体56の水平方向の断面形状等に対応して種々変更しても良い。
【0024】
グラス本体52の第一の包囲形突起53と、ホルダー本体54の第二の包囲形突起55との間には、所定の高さ(長さ)寸法(即ちグラス51としてグラス本体52とホルダー本体54との間の高低差の間隔がデザイン的に好ましい寸法となる所定の高さ(長さ)寸法)を有する縦長の導光体56が介装される。
【0025】
縦長の導光体56は、数種の構成を考えることができる。第一には、水平方向の断面視形状が例えばハート形をした縦長の導光体56で、上端側及び下端側に対し、上述の第一、第二の包囲形突起53、55の内側に寸法的に狂いなく収まって嵌合する円筒状の嵌合部57,58を構成して対応するタイプがある。この場合の導光体56の固定には接着剤を利用しても良く、圧入による強い摩擦力を利用しても良い。第二には、水平方向の断面視形状が例えばハート形をした縦長の導光体56に関して、その上端側及び下端側の上下二箇所の位置に対し、上述の第一、第二の包囲形突起53、55の内側に寸法的に狂いなく収まって嵌合する外形を有するとともに、当該導光体56を寸法的に狂いなく収容する形状の開口を有する嵌合部57,58を構成し、かつこの嵌合部57,58同士を何本かの縦方向のフレーム状部材(図示せず)で接続して縦長の導光体56を補強するタイプがある。この場合の導光体56、なかんずく本実施の形態における嵌合部57,58の固定も接着剤や、圧入による強い摩擦力を利用するか、あるいは上述の第一の構成も含めあらかじめ一体に仕上げる方法がある。
【0026】
本実施の形態の場合、具体的な組み付け方法、及び使用の一例については上述した実施の形態の場合と概ね同じであるため、詳しい説明は省略する。
【0027】
尚、上述の第一乃至第三の実施の形態においては、容器としてのカップ1、グラス31,51のボトム3,33の裏面側の構成については具体的な説明をしていないが、このボトム3,33の裏面側は完全な平面でも良く、あるいは導光体22,35,56の端面の具体的な断面視形状を寸法的に狂いなく収容し嵌合させる形状の凹部を構成し対応しても良いものである。また導光体22,35,56の構成については、一様に光透過性のある所定色の樹脂や曇りガラス等を用いても良く、かつ形状としてもハート形に限定されるものではなく、円体(柱)、多角体(柱)、楕円体(柱)、これらの要素の種々任意の組み合わせ体(柱)、あるいはデザイン的に種々工夫を凝らした特殊形状体(柱)、もしくは人、動物、花、草木等の様々な造形体(柱)等々を採用しても良いことは勿論である。またホルダー本体11,34,54についても、なるべくであれば内部構成を隠す意味で光透過性の低い、乃至は光反射性の高いガラス材等を用いたり、陶器、金属、樹脂等の他、これらに表面塗装、塗膜を施したりすることも好ましい態様である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているために、容器1(31,51)のボトムで所定形状の光輝部分を形成し、またボトムから所定色の光を発することで、この容器1(31,51)からの光でテーブル上の一点である比較的わずかな領域、乃至当該領域の上方の方向を個性豊かに照明することが可能となり、しかも収容する飲料用の液体等の色合いを反映して周囲照明の色彩を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場の雰囲気を当該液体色を反映した美しくユニークな光の照明で個性豊かに装飾することができる。
【0029】
即ち、これは本発明において、無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム3(33)側に光透過性を有する容器1(31,51)を着脱自在とする台座状のホルダー本体11(34,54)に対し、上記ボトム3(33)側の裏面側に位置する導光体22(35,56)、当該導光体22…等を照らす光源15(37)、及び当該光源用の電源Bbを備え、光源15(37)から発する光を上記導光体22(35,56)を介して上記容器1(31,51)のボトム3(33)側を通し外界に照射するように構成したからであり、これによって、外観上からは、容器1(31,51)自体が美しい所定色の発光を放つように見ることができる。
【0030】
そのため、この点、ユニークで創造性、意外性があって生活を楽しくするのみならず、容器1(31,51)の発光には、収容する飲料用の液体等の色合いを純粋に反映して、もしくは液体の色合いと容器1(31,51)自体の光透過性の色合いとの混色を反映して、種々発光色を不特定にかつ自在に変えることが可能で、これにより場(テーブル上やキャンプ場等)の雰囲気を容器1(31,51)自体から発する美しくユニークな光の照明で個性豊かに装飾することができ、特に友人、知人等の集まり等に各人の好みに合わせ各人が利用すれば、各人の交友・会話をより明るく楽しくさせる演出を生じる効果があるのである。
【0031】
上記容器1(31,51)が、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ1、コップ、グラス31,51、ジョッキの他に、ガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成す場合も、光源15(37)が発光した場合、これらガラス人形、花瓶等自体が発光するようにも見えるため、これらガラス人形、花瓶等の周囲にも上述の如き光の装飾性を与えることができ、上述の如きユニークな効果が得られる。
【0032】
上記導光体22(35,56)が光を放つ際、これがその形状に沿って容器1(31,51)のボトム3(33)側の一部が輝き、独特の雰囲気を醸し出し、更に当該光にある程度の指向性を発揮する場合は、一箇所の領域に集中的に美しくかつユニークな光の装飾性を与え、当該光を指向性無く発散する場合は、上記容器1(31,51)の周囲なるべく全方位に光の装飾性を与え、周囲を明るくすることができる。
【0033】
上記導光体56が、上記容器51のボトム33側と上記ホルダー本体54との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する場合、特に上記容器51がシャンパングラスやカクテルグラス、ワイングラス等の形体を成す場合に、導光体56自体の発光がこれらのグラスに美しい光のイルミネーションを与えるとともに、特にグラス内の液体を美しく発光させ飲欲を増すとともに、お洒落な雰囲気を創造する効果がある。
【0034】
上記容器1(31,51)に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設した場合、光源15(37)の発光が容器1(31,51)の周囲にユニークな光の装飾性を与え、これにより周囲に老若を問わず情感豊かな雰囲気を感じさせる創造的な効果を生じさせることができる。
【0035】
上記容器1(31,51)と上記ホルダー本体11(34,54)との間に対し防水性のパッキン部材Pを介装した場合、容器1(31,51)から零れたり溢れた液体がホルダー本体11(34,54)内に浸入することを防止することができるため、容器1(31,51)そのものをホルダー本体11(34,54)とともに水、洗剤で洗浄することができ、扱いに煩わしさがなく、日常の使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す斜視断面図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す斜視断面図である。
【図4】同じく分解斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態を示す斜視断面図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【符号の説明】
1…カップ 2…把手部
3…ボトム 4…内囲保護壁面部
5…環状凹部 6…飲料収容壁面
11…ホルダー本体 12…外囲保護壁面部
13…底面 14…電池収容部
15…LED 16…保持部
17…突起 18…プッシュスイッチ部
21…導光体保持部 22…導光体
22a…開口 22b…切欠部
hp…係合突起 hd…係合凹部
31…グラス 32…グラス本体
33…グラス本体 34…ホルダ本体に相当する部分
35…導光体 36…導光体保持部
37…LED 38…凹部
39…底面 41…電池収容部
42…保持部 43…突起
44…プッシュスイッチ部
51…グラス 52…グラス本体
53…第一の包囲形突起 54…ホルダー本体
55…第二の包囲形突起 56…導光体
57…嵌合部 58…嵌合部
P…パッキン部材 Bb…ボタン型電池
Claims (6)
- 無色透明・有色透明・乃至非透明等であって少なくともボトム側に光透過性を有する容器を着脱自在に装着可能とする台座状のホルダー本体に対し、上記ボトム側の裏面側に位置する導光体、当該導光体を照らす光源、及び当該光源用の電源を備え、光源から発する光を上記導光体を介して上記容器のボトム側を通し外界に照射することを特徴とする照明型容器。
- 上記容器が、所要の液体、乃至飲料用の液体を収容するカップ、コップ、グラス、ジョッキ、あるいはガラス人形、花瓶、金魚鉢等の形体を成すことを特徴とする請求項1記載の照明型容器。
- 上記導光体が、光を放つ際、当該光にある程度の指向性を与えるか、乃至は当該光を指向性無く発散するものであることを特徴とする請求項1または2記載の照明型容器。
- 上記導光体が、上記容器のボトム側と上記ホルダー本体との間で所要の長さ寸法を有して外界に露出乃至露見する形体を成すことを特徴とする請求項1または2記載の照明型容器。
- 上記容器に対し、光透過性を有するキャラクタ、アニマル、フラワー、もしくは諸種の他のデザイン性を有する所要の模様を形成した無色性もしくは有色性の透明フイルム、または光透過性を有する有色性の非透明フィルムを貼設したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の照明型容器。
- 上記容器が、上記ホルダー本体に対し防水性のパッキン部材を介して水密嵌合状に装着されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の照明型容器。
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