JP2004117594A - 液晶表示装置のバックライト構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で輝度ムラが生じることなく照明色のバリエーションを増やすことができる液晶表示装置のバックライト構造を提供することにある。
【解決手段】発光素子27と導光板28との間に色変換シート40が設けられている。色変換シート40は、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有した樹脂シートからなる。蛍光体は、特定の波長の光線を吸収して異なる波長の光線を発光し、顔料は特定の波長の光を吸収又は反射する。これにより、発光素子27から照射された光の色は、白色や黄色等に変換される。このように色が変換された光線は、導光板28を介して液晶表示パネル25の方向へ照射される。
【選択図】 図1
【解決手段】発光素子27と導光板28との間に色変換シート40が設けられている。色変換シート40は、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有した樹脂シートからなる。蛍光体は、特定の波長の光線を吸収して異なる波長の光線を発光し、顔料は特定の波長の光を吸収又は反射する。これにより、発光素子27から照射された光の色は、白色や黄色等に変換される。このように色が変換された光線は、導光板28を介して液晶表示パネル25の方向へ照射される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に使用するバックライトの構造に関するものであり、特に照明の色を効果的且つ所望の色に変換することができる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の液晶表示装置のバックライト構造は、図7に示すように、枠体4の底面10に載置される導光板8と、この導光板8の側面に設置されるLED等の発光素子7を備えた回路基板6が配されている。導光板8の上には、拡散シート9、液晶表示パネル5が順に配設され、液晶表示装置1が形成される。導光板8は枠体4の第1収容部4aに固定され、回路基板6は枠体4の第2収容部4bに立てた状態で組み込まれている。その際、導光板8に凹設された受光部13に発光素子7が対向するように、回路基板6は位置決めされると共に導光板8と枠体4との間に挟み込まれて固定される。導光板8は、その側面に設けられたフック14を枠体4に開設された溝15に嵌合することにより固定されている。回路基板6の上には、発光漏れを防ぐ遮光板19が設けられている。従来のバックライト構造はこのように構成されていた(例えば特願2002―78828号の図7)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
液晶表示装置のバックライト構造において、通常、照明の色は発光素子7の発光色で決まるが、商品のバリエーションを増やしたり、個性的な商品を提供するため、照明の色も様々なものが求められている。このため、色変換剤を基材シートに塗布した拡散シート9を使用して、導光板8から照射される光の色を変えて液晶表示パネル5を照明する色を変えることがあった。
【0004】
しかし、このように色変換機能を持たせた拡散シート9の場合には、液晶表示パネル5と同等の面積が必要であるため、面積が広く、価格が高かった。従って、より安価に照明色を変更することが課題となっていた。
【0005】
また、色変換剤を拡散シート9に塗布することにより、拡散シート9の光拡散作用が低下して不十分となり、輝度ムラが生じることがあった。このため、輝度ムラを生じることなく照明色を変更することが課題となっていた。
【0006】
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたもので、安価で輝度ムラが生じることなく照明色のバリエーションを増やすことができる液晶表示装置のバックライト構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶表示装置のバックライト構造は、請求項1に示すように、発光素子からの光を導光板を介して液晶表示パネルに照射することにより照明する液晶表示装置のバックライト構造において、前記発光素子と前記導光板との間に前記発光素子が発する光の色を変換するいろ変換シートを介在させたものである。この液晶表示装置のバックライト構造における前記色変換シートは、請求項2に示すように、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有する樹脂シートからなる。液晶表示装置のバックライト構造における前記樹脂シートは、請求項3に示すように、拡散部材を含有している。液晶表示装置のバックライト構造における前記色変換シートは、請求項4に示すように、少なくとも前記発光素子の発光面を覆うものとなっている。この液晶表示装置のバックライト構造における前記色変換シートは、請求項5に示すように、前記発光素子の発光面を覆い、且つ前記発光素子が実装された回路基板に固着されるものである。この液晶表示装置のバックライト構造における前記発光素子と導光板の受光部との間隔は、請求項6に示すように、前記色変換シートの厚さに等しいか又はわずかに大きい寸法に設定されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の液晶表示装置のバックライト構造は、発光素子と導光板との間に色変換シートを介在させている。この色変換シートは、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有した樹脂シートからなる。蛍光体は、特定の波長の光線を吸収して異なる波長の光線を発光し、顔料は特定の波長の光を吸収又は反射する。これにより、発光素子から照射された光の色は、そのまま色変換シートを通過する光線の色(例えば青,赤等)に、波長が変わった光線や吸収又は反射によって変わった光線の色(例えば黄等)が混ざって白色や黄色等に変換される。このように色が変換された光線は、導光板を介して液晶表示パネルの方向へ照射される。
【0009】
上記のように、本発明では、発光素子から導光板に照射する光の色を色変換シートで変換しているので、発光素子の発光面のように小さい面積の部分を色変換シートで覆うだけで良いことになる。また、拡散シートあるいは他の構造に手を加えていないため、拡散、導光等に何等影響を与えることがなく、輝度ムラが発生することもない。
【0010】
【実施例】
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係る液晶表示装置のバックライト構造を示す分解斜視図、図2はその要部断面図である。このバックライト構造においても、基本構造は通常のものと同様であり、枠体24の第1収容部24aに導光板28を収めてそのフック34を枠体24の溝35に嵌合させ、枠体24の第2収容部24bに発光素子27が実装された回路基板26を収容し、拡散シート29、液晶表示パネル25及び遮光板39をそれぞれ上に重ねて収めたものとなっている。
【0011】
この構造においては、発光素子27と導光板28との間に、色変換シート40を設けている。この色変換シート40は、図3乃至図5に示すように、約0.1〜0.5mmの厚さを有するシリコーンゴムシート等の樹脂シート41をベースとするもので、その中にYAG蛍光体等の蛍光体42及び顔料43の一方又は両方と、径が約1〜10μmのガラスボール、シリカ等からなる拡散部材44を混入したものとなっている。
【0012】
この色変換シート40は、発光素子27の発光面31を覆い、回路基板26の表面に密着する帯状をなしている。本実施例においては、色変換シート40の回路基板26に密着する部分を両面テープ等の固着手段で回路基板26の表面に固着させている。また、導光板28の凹状をなす受光部33の縁部33a,33bと回路基板26の表面との間に色変換シート40を挟んで、強固に色変換シート40を固定する構造になっている。尚、導光板28の受光部33と発光素子27との間の間隔は、色変換シート40の厚さと等しいか又はわずかに大きい寸法に設定されている。これにより、色変換シート40が介在することで発光素子27が圧迫されて破損することを防ぐことができる。また、色変換シート40は少なくとも発光素子27の発光面31を覆うことができる大きさであれば良いものであり、発光面31に直接固着しても良い。
【0013】
上記構成からなるバックライト構造においては、図3に示すように、例えば青色LEDからなる発光素子27からの光線B1が蛍光体42に当たると、YAG蛍光体の場合、460nm付近の青い光線を吸収して550nm付近の黄色い光線b1を発光する。この黄色い光線b1は、蛍光体42に当たることなく樹脂シート41をそのまま通過する青色の光線B2と混ざり合って光線B3となって導光板28に照射される。YAG蛍光体の場合、その量を多くすると発光する光線b1の色調は黄色が強くなり、青色の光線B2と混合すると光線B3は白色又は黄色に見えることになる。このように青色の発光色をより明るく感じる白色や個性的な黄色に変更し、導光板28及び拡散シート29を介して液晶表示パネル25を照明することになる。
【0014】
また、図4に示すように、色変換シート40に顔料43を混入した場合には、発光素子27からの光線B1が顔料43に当たって顔料43の色に従って一部の波長の光が吸収又は反射されて顔料43と同色の光線bb1となり、樹脂シート41をそのまま通過する光線B2と混ざった光線B3となって導光板28に照射される。尚、顔料43を混入した色変換シート40は、上記のように色の変換が可能なだけでなく、発光素子27の発光色と同色の顔料を混入した色変換シートを用いた場合には、発光色の強弱や輝度のムラをなくして、色調と輝度を安定させることができる。
【0015】
また、図5に示すように、色変換シート40に蛍光体42や顔料43と共に拡散部材44を混入した場合には、発光素子27から照射された光線B1が拡散部材44に当たると、光線B1は拡散し、拡散された光が周囲の蛍光体42や顔料43に当たったり、そのまま通過することになる。このように色変換シート40に照射された光線B1は拡散されて色ムラや輝度ムラの発生がより少ない光線となって導光板28に照射されることになる。
【0016】
一方、上記バックライト構造は、導光板28の側面に対向するように発光素子27を配置して、導光板28の側方から光を照射する構造となっているが、図6に示すように、導光板28側方に延長した受光部28aの下面28bに対向するように発光素子27を配置し、受光部28aの上面を斜めにカットした反射面28cに向かって光を照射する構造にも色変換シート40を使用した構造を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、発光素子と導光板との間に色変換シートを配設することにより、発光素子の発光色を変えて照明のバリエーションを増やすことができる。特に、発光素子の発光面を覆うように色変換シートを設けるだけで発光色を変えることができるので、色変換シートの面積を小さく抑えることができ、低コストで発光色を変えることができる。
【0018】
また、色変換シートを発光素子と導光板との間に介在させるだけで、拡散シートや導光板に手を加えていないので、それらの拡散機能や導光機能に悪影響を与えることがなく、拡散機能や導光機能の低下による輝度ムラの発生を防ぐことができる。
【0019】
更に、発光素子と導光板との間に極めて薄い色変換シートを介在させるだけであるため、バックライト構造の厚みを薄いまま保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示装置のバックライト構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すバックライト構造における要部断面図である。
【図3】図1に示す色変換シートの断面拡大図である。
【図4】図1に示す色変換シートの他の断面拡大図である。
【図5】図1に示す色変換シートのその他の断面拡大図である。
【図6】図1に示す構造を導光板の下方に発光素子が配置された構造に適用したときの一部変更例を示す断面図である。
【図7】従来の液晶表示装置のバックライト構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
4,24 枠体
5,25 液晶表示パネル
6,26 回路基板
7,27 発光素子
8,28 導光板
9,29 拡散シート
40 色変換シート
41 樹脂シート
42 蛍光体
43 顔料
44 拡散部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に使用するバックライトの構造に関するものであり、特に照明の色を効果的且つ所望の色に変換することができる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の液晶表示装置のバックライト構造は、図7に示すように、枠体4の底面10に載置される導光板8と、この導光板8の側面に設置されるLED等の発光素子7を備えた回路基板6が配されている。導光板8の上には、拡散シート9、液晶表示パネル5が順に配設され、液晶表示装置1が形成される。導光板8は枠体4の第1収容部4aに固定され、回路基板6は枠体4の第2収容部4bに立てた状態で組み込まれている。その際、導光板8に凹設された受光部13に発光素子7が対向するように、回路基板6は位置決めされると共に導光板8と枠体4との間に挟み込まれて固定される。導光板8は、その側面に設けられたフック14を枠体4に開設された溝15に嵌合することにより固定されている。回路基板6の上には、発光漏れを防ぐ遮光板19が設けられている。従来のバックライト構造はこのように構成されていた(例えば特願2002―78828号の図7)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
液晶表示装置のバックライト構造において、通常、照明の色は発光素子7の発光色で決まるが、商品のバリエーションを増やしたり、個性的な商品を提供するため、照明の色も様々なものが求められている。このため、色変換剤を基材シートに塗布した拡散シート9を使用して、導光板8から照射される光の色を変えて液晶表示パネル5を照明する色を変えることがあった。
【0004】
しかし、このように色変換機能を持たせた拡散シート9の場合には、液晶表示パネル5と同等の面積が必要であるため、面積が広く、価格が高かった。従って、より安価に照明色を変更することが課題となっていた。
【0005】
また、色変換剤を拡散シート9に塗布することにより、拡散シート9の光拡散作用が低下して不十分となり、輝度ムラが生じることがあった。このため、輝度ムラを生じることなく照明色を変更することが課題となっていた。
【0006】
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたもので、安価で輝度ムラが生じることなく照明色のバリエーションを増やすことができる液晶表示装置のバックライト構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶表示装置のバックライト構造は、請求項1に示すように、発光素子からの光を導光板を介して液晶表示パネルに照射することにより照明する液晶表示装置のバックライト構造において、前記発光素子と前記導光板との間に前記発光素子が発する光の色を変換するいろ変換シートを介在させたものである。この液晶表示装置のバックライト構造における前記色変換シートは、請求項2に示すように、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有する樹脂シートからなる。液晶表示装置のバックライト構造における前記樹脂シートは、請求項3に示すように、拡散部材を含有している。液晶表示装置のバックライト構造における前記色変換シートは、請求項4に示すように、少なくとも前記発光素子の発光面を覆うものとなっている。この液晶表示装置のバックライト構造における前記色変換シートは、請求項5に示すように、前記発光素子の発光面を覆い、且つ前記発光素子が実装された回路基板に固着されるものである。この液晶表示装置のバックライト構造における前記発光素子と導光板の受光部との間隔は、請求項6に示すように、前記色変換シートの厚さに等しいか又はわずかに大きい寸法に設定されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の液晶表示装置のバックライト構造は、発光素子と導光板との間に色変換シートを介在させている。この色変換シートは、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有した樹脂シートからなる。蛍光体は、特定の波長の光線を吸収して異なる波長の光線を発光し、顔料は特定の波長の光を吸収又は反射する。これにより、発光素子から照射された光の色は、そのまま色変換シートを通過する光線の色(例えば青,赤等)に、波長が変わった光線や吸収又は反射によって変わった光線の色(例えば黄等)が混ざって白色や黄色等に変換される。このように色が変換された光線は、導光板を介して液晶表示パネルの方向へ照射される。
【0009】
上記のように、本発明では、発光素子から導光板に照射する光の色を色変換シートで変換しているので、発光素子の発光面のように小さい面積の部分を色変換シートで覆うだけで良いことになる。また、拡散シートあるいは他の構造に手を加えていないため、拡散、導光等に何等影響を与えることがなく、輝度ムラが発生することもない。
【0010】
【実施例】
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係る液晶表示装置のバックライト構造を示す分解斜視図、図2はその要部断面図である。このバックライト構造においても、基本構造は通常のものと同様であり、枠体24の第1収容部24aに導光板28を収めてそのフック34を枠体24の溝35に嵌合させ、枠体24の第2収容部24bに発光素子27が実装された回路基板26を収容し、拡散シート29、液晶表示パネル25及び遮光板39をそれぞれ上に重ねて収めたものとなっている。
【0011】
この構造においては、発光素子27と導光板28との間に、色変換シート40を設けている。この色変換シート40は、図3乃至図5に示すように、約0.1〜0.5mmの厚さを有するシリコーンゴムシート等の樹脂シート41をベースとするもので、その中にYAG蛍光体等の蛍光体42及び顔料43の一方又は両方と、径が約1〜10μmのガラスボール、シリカ等からなる拡散部材44を混入したものとなっている。
【0012】
この色変換シート40は、発光素子27の発光面31を覆い、回路基板26の表面に密着する帯状をなしている。本実施例においては、色変換シート40の回路基板26に密着する部分を両面テープ等の固着手段で回路基板26の表面に固着させている。また、導光板28の凹状をなす受光部33の縁部33a,33bと回路基板26の表面との間に色変換シート40を挟んで、強固に色変換シート40を固定する構造になっている。尚、導光板28の受光部33と発光素子27との間の間隔は、色変換シート40の厚さと等しいか又はわずかに大きい寸法に設定されている。これにより、色変換シート40が介在することで発光素子27が圧迫されて破損することを防ぐことができる。また、色変換シート40は少なくとも発光素子27の発光面31を覆うことができる大きさであれば良いものであり、発光面31に直接固着しても良い。
【0013】
上記構成からなるバックライト構造においては、図3に示すように、例えば青色LEDからなる発光素子27からの光線B1が蛍光体42に当たると、YAG蛍光体の場合、460nm付近の青い光線を吸収して550nm付近の黄色い光線b1を発光する。この黄色い光線b1は、蛍光体42に当たることなく樹脂シート41をそのまま通過する青色の光線B2と混ざり合って光線B3となって導光板28に照射される。YAG蛍光体の場合、その量を多くすると発光する光線b1の色調は黄色が強くなり、青色の光線B2と混合すると光線B3は白色又は黄色に見えることになる。このように青色の発光色をより明るく感じる白色や個性的な黄色に変更し、導光板28及び拡散シート29を介して液晶表示パネル25を照明することになる。
【0014】
また、図4に示すように、色変換シート40に顔料43を混入した場合には、発光素子27からの光線B1が顔料43に当たって顔料43の色に従って一部の波長の光が吸収又は反射されて顔料43と同色の光線bb1となり、樹脂シート41をそのまま通過する光線B2と混ざった光線B3となって導光板28に照射される。尚、顔料43を混入した色変換シート40は、上記のように色の変換が可能なだけでなく、発光素子27の発光色と同色の顔料を混入した色変換シートを用いた場合には、発光色の強弱や輝度のムラをなくして、色調と輝度を安定させることができる。
【0015】
また、図5に示すように、色変換シート40に蛍光体42や顔料43と共に拡散部材44を混入した場合には、発光素子27から照射された光線B1が拡散部材44に当たると、光線B1は拡散し、拡散された光が周囲の蛍光体42や顔料43に当たったり、そのまま通過することになる。このように色変換シート40に照射された光線B1は拡散されて色ムラや輝度ムラの発生がより少ない光線となって導光板28に照射されることになる。
【0016】
一方、上記バックライト構造は、導光板28の側面に対向するように発光素子27を配置して、導光板28の側方から光を照射する構造となっているが、図6に示すように、導光板28側方に延長した受光部28aの下面28bに対向するように発光素子27を配置し、受光部28aの上面を斜めにカットした反射面28cに向かって光を照射する構造にも色変換シート40を使用した構造を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、発光素子と導光板との間に色変換シートを配設することにより、発光素子の発光色を変えて照明のバリエーションを増やすことができる。特に、発光素子の発光面を覆うように色変換シートを設けるだけで発光色を変えることができるので、色変換シートの面積を小さく抑えることができ、低コストで発光色を変えることができる。
【0018】
また、色変換シートを発光素子と導光板との間に介在させるだけで、拡散シートや導光板に手を加えていないので、それらの拡散機能や導光機能に悪影響を与えることがなく、拡散機能や導光機能の低下による輝度ムラの発生を防ぐことができる。
【0019】
更に、発光素子と導光板との間に極めて薄い色変換シートを介在させるだけであるため、バックライト構造の厚みを薄いまま保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液晶表示装置のバックライト構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すバックライト構造における要部断面図である。
【図3】図1に示す色変換シートの断面拡大図である。
【図4】図1に示す色変換シートの他の断面拡大図である。
【図5】図1に示す色変換シートのその他の断面拡大図である。
【図6】図1に示す構造を導光板の下方に発光素子が配置された構造に適用したときの一部変更例を示す断面図である。
【図7】従来の液晶表示装置のバックライト構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
4,24 枠体
5,25 液晶表示パネル
6,26 回路基板
7,27 発光素子
8,28 導光板
9,29 拡散シート
40 色変換シート
41 樹脂シート
42 蛍光体
43 顔料
44 拡散部材
Claims (6)
- 発光素子からの光を導光板を介して液晶表示パネルに照射することにより照明する液晶表示装置のバックライト構造において、
前記発光素子と前記導光板との間に前記発光素子が発する光の色を変換するいろ変換シートを介在させることを特徴とする液晶表示装置のバックライト構造。 - 前記色変換シートは、蛍光体及び顔料の一方又は両方を含有する樹脂シートからなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置のバックライト構造。
- 前記樹脂シートは、拡散部材を含有することを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置のバックライト構造。
- 前記色変換シートは、少なくとも前記発光素子の発光面を覆うことを特徴とする請求項1乃至3の一つに記載の液晶表示装置のバックライト構造。
- 前記色変換シートは、前記発光素子の発光面を覆い、且つ前記発光素子が実装された回路基板に固着されることを特徴とする請求項1乃至3の一つに記載の液晶表示装置のバックライト構造。
- 前記発光素子と導光板の受光部との間隔は、前記色変換シートの厚さに等しいか又はわずかに大きい寸法に設定されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置のバックライト構造。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2002278126A JP2004117594A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | 液晶表示装置のバックライト構造 |
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|---|---|
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| JP2002278126A Pending JP2004117594A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | 液晶表示装置のバックライト構造 |
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Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100685830B1 (ko) | 2005-04-27 | 2007-02-22 | 삼성에스디아이 주식회사 | 백라이트 유닛 어셈블리 |
| WO2008013304A1 (en) * | 2006-07-28 | 2008-01-31 | Fujifilm Corporation | Surface area illumination device |
| JP2008053198A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-03-06 | Fujifilm Corp | 面状照明装置 |
| JP2008166160A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Fujifilm Corp | 面状照明装置 |
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