JP2004124529A - 集塵システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送風ファンを介して吸引した空気を浄化する浄化機32を備え、移動する掘削作業機1の周辺から発生する粉塵をこの浄化機32を介して集塵する集塵システムにおいて、送風ファンを介して吸引された空気をフレキシブルダクト44から吹き出す捕集機40を掘削作業機1に搭載し、このフレキシブルダクト44を浄化機32の吸い込み口に向けるように支持するダクト支持機構50を備える構成とした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集塵システムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の集塵システムとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
これについて説明すると、図5に示すように、外壁体2を有するとともに前部に地山を掘削するためのカッタヘッド6が回転自在に設けられた掘削機本体4と、この掘削機本体4の後部に延設されるとともに掘削機本体4に作用する回転反力を支持する支持ビーム8とを備えたシールド型掘削作業機1における集塵装置11であって、支持ビーム8の前端部に、カッタヘッド6側にて発生する粉塵を吸い込むための吸込用開口8aを形成するとともに、内部にこの吸込用開口8aから吸い込まれた粉塵を後方に導く導出用通路8bを形成し、上記導出用通路8b内に連通する第1吸引部15および外壁体の後方にて発生する粉塵を吸引する第2吸引部16を設けるとともに、これら両吸引部に、吸引管13を介して浄化機14を接続したものである。これにより、掘削作業機の作業状況に応じた集塵を一台の浄化機14にて行うようになっている。
【0004】
掘削作業機1は外壁体2を介してトンネル内に固定されているため、浄化機14へと延びる吸引管13もトンネル内に固定して設けられている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−4778号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、トンネル内を自走する掘削作業機の場合、掘削中に掘削作業機の位置や姿勢が変化するため、浄化機へと延びる吸引管をトンネル内に設けることが難しいという問題点があった。
【0007】
また、掘削作業機から浄化機へと延びる吸引管が長くなると、吸引管の通路抵抗が大きくなり、効率の良い集塵を行うことができないという問題点があった。
【0008】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、トンネル内を自走する掘削作業機等にも適用できる集塵システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、送風ファンを介して吸引した空気を浄化する浄化機を備え、移動する作業機の周辺から発生する粉塵をこの浄化機を介して集塵する集塵システムに適用する。
【0010】
そして、送風ファンを介して吸引された空気をフレキシブルダクトから吹き出す捕集機を作業機に搭載し、このフレキシブルダクトを浄化機の吸い込み口に向けるダクト支持機構を備える構成とした。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、ダクト支持機構はフレキシブルダクトを垂直軸回りに旋回させ、かつフレキシブルダクトを伸縮させる構成とした。
【0012】
第3の発明は、第1または第2の発明において、作業機は掘削用カッターヘッドを動かすブーム機構を備え、捕集機の吸い込み口をブーム機構に取り付けするものとした。
【0013】
【発明の作用および効果】
第1の発明において、粉塵が作業機に搭載された捕集機によって吸引された後、浄化機へ送られるため、作業機から浄化機までの距離が長くなっても、効率の良い集塵を行うことができる。
【0014】
捕集機のフレキシブルダクトを動かして浄化機の吸い込み口に向けられるため、作業機の位置や姿勢が変化することに対応できる。
【0015】
第2の発明において、ダクト支持機構がフレキシブルダクトを旋回させるとともに伸縮させることにより、作業機の位置や姿勢の変化に対応してフレキシブルダクトを浄化機の吸い込み口に向けることができる。
【0016】
第3の発明において、ブーム機構が動かされても捕集機の吸い込み口が常にカッタヘッドに向けられ、掘削部から生じる粉塵を効率良く吸い込むことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
図1の(a),(b)に示すように、トンネル30内にて掘削作業機1はクローラ21を介して自走し、ブーム機構22の先端に設けられる掘削用カッターヘッド23を介して切羽を掘削するようになっている。
【0019】
トンネル30内に空気を供給する給気ダクト31が配設される。この給気ダクト31は図示しない送風ファンに接続されており、この送風ファンから送られる外気をトンネル30内に供給する。
【0020】
トンネル30内には浄化機32が設けられる。この浄化機32はトンネル30内の空気を吸引して粉塵等を捕捉し、浄化された空気を排出する。浄化機32は車輪37を介して自走する車両38に搭載される。
【0021】
浄化機32は送風ファンを介して空気を吸引する吸引部34と、吸引された空気中の粉塵等を捕捉する浄化部(フィルタ)35と、この浄化部35にて浄化された空気をトンネル30内に排出する排出部36とを備える。排出部36の吹き出し口36aは給気ダクト31の吹き出し口31aよりトンネル30の出口側に配置される。これにより、図1の(a)に矢印で示すように、吹き出し口31aから吹き出される新鮮な空気流と、吹き出し口36aから吹き出される空気流が交差し、トンネル30内の換気が促される。
【0022】
浄化機32はトンネル30内の空気を吸引部34に導く伸縮吸引ダクト33を備える。伸縮吸引ダクト33の吸い込み口33aはラッパ状に拡がっている。この伸縮吸引ダクト33は浄化機32からトンネル内奥に向けて延び、その通路長を可変とすることにより、吸い込み口33aの位置を変えられる。トンネル30内には伸縮吸引ダクト33を図中矢印で示すようにスライド可能に支持するガイドレール39が設けられている。
【0023】
掘削作業機1には送風ファンを介して吸引された空気をフレキシブルダクト44から吹き出す捕集機40が搭載される。
【0024】
捕集機40はカッタヘッド23の掘削部に向けて開口する吸引ダクト41,42と、この吸引ダクト41,42から送風ファンを介して空気を吸引する吸引部43と、吸引部43から吐出される空気を浄化機32の吸い込み口33aへと吹き出すフレキシブルダクト44と、このフレキシブルダクト44を浄化機32の吸い込み口に向けて支持するダクト支持機構50とを備える。
【0025】
図2〜4に示すように、吸引部43はブーム機構22の後方に位置して掘削作業機1の中央部に搭載される。吸引部43の送風ファンは電動モータを介して回転駆動される。
【0026】
掘削作業機1の後部にはケーブルリール26が搭載され、このケーブルリール26から引き出されるケーブル27がトンネル30の外に設けられる電源に接続される。このケーブル27を介して供給される電流によって掘削作業機1を駆動する油圧源ユニット及び送風ファンの電動モータに供給される。
【0027】
吸引ダクト41,42は吸引部43から掘削作業機1の前部へと延びる。中央の吸引ダクト41はその吸い込み口41aがブーム機構22の基端部に取り付けられ、ブーム機構22が動かされても吸い込み口41aが常にカッタヘッド23に向けられ、カッタヘッド23による掘削部から生じる粉塵を効率良く吸い込むようになっている。
【0028】
掘削作業機1の前部にはズリをかき寄せるフロントリガー25を備える。左右に対で設けられる吸引ダクト42はそれぞれの吸い込み口42aがフロントリガー25の上方に配置される。
【0029】
フレキシブルダクト44はフレキシブルダクト44はその長さを可変とするテレスコピック構造を有し、その基端を吸引部43に接続する湾曲部45が曲がり変形が可能なフレキシブル構造を有している。
【0030】
ダクト支持機構50はフレキシブルダクト44を掘削作業機1に対して垂直軸回りに回動可能に支持する旋回ハンガ51と、旋回ハンガ51を旋回駆動する旋回ジャッキ52と、旋回ハンガ51及びフレキシブルダクト44を伸縮させる伸縮ジャッキ53とを備え、フレキシブルダクト44の向き及び長さを変えられるようになっている。
【0031】
浄化機32の吸い込み量は捕集機40の吸い込み量より大きく設定される。これにより、捕集機40から吐出される空気をもらさず浄化機32が吸い込むようになっている。
【0032】
以上のように集塵システムは構成されて、カッタヘッド23による掘削部から発生する粉塵が掘削作業機1に搭載された捕集機40によって吸引された後、浄化機32へ送られるため、掘削作業機1から浄化機32への距離が長くなっても、効率の良い集塵を行うことができる。
【0033】
捕集機40のフレキシブルダクト44を動かして浄化機32の吸い込み口33aに向けられるため、掘削作業機1の位置や姿勢が変化するのに対応できる。
【0034】
浄化機32の伸縮吸引ダクト33を伸ばすことにより、浄化機32を移動することなく、掘削作業機1の進行に対応できる。
【0035】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、(a)は集塵システムの平面図、(b)は集塵システムの側面図。
【図2】同じく掘削作業機の平面図。
【図3】同じく掘削作業機の側面図。
【図4】同じく掘削作業機の正面図。
【図5】従来例を示す掘削作業機の側面図。
【符号の説明】
1 掘削作業機
31 給気ダクト
32 浄化機
33 伸縮吸引ダクト
44 フレキシブルダクト
50 ダクト支持機構
Claims (3)
- 送風ファンを介して吸引した空気を浄化する浄化機を備え、移動する作業機の周辺から発生する粉塵をこの浄化機を介して集塵する集塵システムにおいて、
送風ファンを介して吸引された空気をフレキシブルダクトから吹き出す捕集機を前記作業機に搭載し、このフレキシブルダクトを前記浄化機の吸い込み口に向けるダクト支持機構を備える構成としたことを特徴とする集塵システム。 - 前記ダクト支持機構は前記フレキシブルダクトを垂直軸回りに旋回させ、かつフレキシブルダクトを伸縮させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の集塵システム。
- 前記作業機は掘削用カッターヘッドを動かすブーム機構を備え、このブーム機構に前記捕集機の吸い込み口を取り付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の集塵システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002290953A JP2004124529A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 集塵システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002290953A JP2004124529A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 集塵システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004124529A true JP2004124529A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32282676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002290953A Pending JP2004124529A (ja) | 2002-10-03 | 2002-10-03 | 集塵システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004124529A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009155996A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Ryuki Engineering:Kk | 掘削システム |
| KR101219669B1 (ko) | 2011-03-30 | 2013-01-10 | 정도산업 주식회사 | 터널굴착공사용 트레일러 탑재 집진기 |
| CN103075177A (zh) * | 2013-01-14 | 2013-05-01 | 山西璐安矿业(集团)有限责任公司 | 煤炭掘进工作面通风防尘系统 |
| CN105525939A (zh) * | 2016-01-20 | 2016-04-27 | 中国矿业大学 | 一种巷道掘进工作面干式过滤除尘系统 |
| CN110454174A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-11-15 | 中国矿业大学 | 一种用于高瓦斯矿井的隔离式掘进机及隔离式抽采方法 |
| KR102596545B1 (ko) * | 2022-06-29 | 2023-11-01 | 유태은 | 파일 커팅기가 구비된 파일 압입장치 및 이를 이용한 시공 공법 |
-
2002
- 2002-10-03 JP JP2002290953A patent/JP2004124529A/ja active Pending
Cited By (7)
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