JP2004129200A - 情報マテリアル作成システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報マテリアル生成装置と、端末装置とを備え、マテリアル生成装置は、記録装置と無線通信機とを備える。マテリアル生成装置は、情報マテリアルを生成し、記録装置は、情報マテリアルを、情報マテリアルのデータキャリアにおける記録位置を特定するマテリアル位置データとともにデータキャリアに記録する。端末装置は、マテリアル生成装置の通信機と無線通信リンクを確立する無線通信機を備える。マテリアル生成装置は、無線通信リンクを介して端末装置から送信された、情報マテリアル内に表されているイベントを特定するマテリアル位置データの要求に応じて、イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データを端末装置に送信する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報マテリアルを容易に作成するための情報マテリアル作成システム及び情報マテリアル作成方法に関する。
【0002】
幾つかの具体例において、情報マテリアルは、オーディオ及び/又はビデオマテリアル、若しくはデータマテリアルを含んでいてもよい。
【0003】
【従来の技術】
同時に係属中の英国特許出願番号第0008431.9号明細書、第0008393.1号明細書、第0008427.7号明細書には、カメラアダプタボックス(camera adapter box)を有するカメラと、携帯情報端末(personal digital assistant:以下、PDAという。)とを備え、オーディオ及び/又はビデオ(以下、A/Vという。)作品を作成するシステムが開示されている。カメラは、画像及び音声を収録することにより、A/Vマテリアルを生成し、このA/Vマテリアルは、例えばカセットテープ等の記録媒体に記録される。カメラアダプタボックスは、A/Vマテリアルのコンテンツ、及び/又は例えばA/Vマテリアルを記録する際に使用されたカメラのパラメータの設定等、A/Vマテリアルの他の属性を記述するメタデータを生成する。メタデータは、無線通信リンクを介してPDAに送信され、A/Vマテリアルとは独立して保存することができる。したがって、A/V作品における所定のショット(shot)又は抜粋(excerpt)は、特定のA/Vマテリアルのショット又は抜粋に対応するメタデータに関連付けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、A/V作品を作成するための改善されたシステムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る情報マテリアルを容易に作成するための情報マテリアル作成システムは、情報マテリアル生成装置と、端末装置とを備える。マテリアル生成装置は、記録装置と無線通信機とを備える。マテリアル生成装置は、情報マテリアルを生成し、記録装置は、情報マテリアルを、情報マテリアルのデータキャリアにおける記録位置を特定するマテリアル位置データとともにデータキャリアに記録する。端末装置は、マテリアル生成装置の通信機と無線通信リンクを確立する無線通信機を備える。マテリアル生成装置は、無線通信リンクを介して端末装置から送信されてくる、情報マテリアル内に表されているイベントを特定するマテリアル位置データの要求に応じて、イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データを端末装置に送信する。
【0006】
本発明は、上述した英国特許出願に開示されているA/Vマテリアル生成システムを改善したシステムを提供する。この改善は、デジタル端末装置からの要求に応じて、イベントを表す情報マテリアルのデータキャリア上の位置を特定するマテリアル位置データを送信することにより実現される。このイベントは、例えばサッカーゲームにおけるゴールによる得点の映像等、A/V作品を作成するにあたり注目されるいかなる事項であってもよい。このようなイベントは、A/Vマテリアル生成の間にユーザにより観察され、このイベントは、後の編集又は参照の際に効率的且つ容易にアクセスされる。これは、データキャリアにおけるこのイベントを特定するマテリアル位置データがデジタル端末装置で受信され、このマテリアル位置データを用いて、記録されているA/Vマテリアルにおける対応するイベントを表示させ、把握できるからである。
【0007】
情報マテリアル生成の間に生成された特定のイベントにより、データキャリアに格納された内容を把握することは、特に、データキャリアが例えばカセットテープ等の線形記録媒体である場合に有効である。データキャリアがカセットテープである場合、マテリアル位置データは、タイムコードデータを含む。また、データキャリアがハードディスク又はディスケットである場合、マテリアル位置データは、例えば、イベントを表すA/Vマテリアルが記録されているディスク上の領域を特定するアドレスであってもよい。マテリアル位置データは、イベントを表すビデオマテリアルのフレームを特定するユニークマテリアル識別子(Unique Material Identifier:UMID)であってもよい。
【0008】
英国特許出願第0008427.7号明細書に開示されているように、メタデータは、独立して送受信され、デジタル端末装置において保存される。イベントを特定するマテリアル位置データは、デジタル端末装置に保存されたメタデータの一部を構成する。このようにしてイベントを特定することにより、A/Vマテリアルをレビューすることなくメタデータを参照してA/Vマテリアルの編集を行うことができる。マテリアルは、フィールドにおいて編集してもよく、これにより、A/V作品を作成するために必要な時間が短縮される。この目的で、マテリアル生成プロセッサは、A/V情報マテリアルの代理バージョンを生成し、この代理バージョンをデジタル端末装置に送信し、端末装置は、ユーザインタフェースに代理バージョンを表示してもよい。A/V情報マテリアルの代理バージョンは、例えばイベントを特定するために使用され、特定されたイベントに対応するマテリアル位置データは、メタデータ生成装置からデジタル端末装置に送信される。これにより、ユーザは、再生されたA/V情報マテリアルの代理バージョンからイベントを特定し、A/V情報マテリアルの内容を把握し、又は後にA/Vマテリアルを編集することができる。
【0009】
本発明の様々な側面及び特徴は、添付の請求の範囲において定義されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
システム概要
本発明の具体例の構成を図1に示す。本発明の具体例により、マテリアルを効率的且つ低コストに生成することができる。本発明の利点は、以下の説明により明らかとなる。なお、一般的には、マテリアルを生成する作業の流れは、互換性を有し、矛盾がないメタデータを送受信する優れた構成を実現することにより改善される。
【0011】
図1は、オーディオ/ビデオ(A/V)作品が作成される、本発明に基づくシステム及び装置の具体例を示している。したがって、以下の説明においては、生成されるマテリアルは、A/Vマテリアルである。しかしながら、A/Vマテリアルは、本発明に基づいて生成されるマテリアルの一例にすぎない。マテリアルのこの他の例としては、財務データ(financial data)、在庫データ(inventory data)、又は実際には、あらゆる種類の情報、特に、以下に限定されるものではないが、生成される情報量が多いために、ユーザがそのマテリアル全体を把握することが困難であるような情報等を含む。
【0012】
図1に示すように、カメラ1は、カメラアダプタボックス(camera adapter box)2を備える。カメラ1は、マテリアル生成装置の一例である。カメラ1は、その動作において、画像及び音声を収録し、これらの画像及び音声をA/Vマテリアルとして表現し、カセットテープ4に記録する。カセットテープ4は、線形記録媒体であるが、これは、A/Vマテリアルを記録できるデータキャリアの一例にすぎない。この他、ハードディスク等の非線形記録媒体をデータキャリアとして用いてもよい。データキャリアは、いかなる媒体であってもよく、データを表す信号であってもよい。
【0013】
本発明の具体例においてはカメラアダプタボックス2は、カメラ1から取り外すことができる着脱自在のユニットである。なお、カメラアダプタボックス2は、ユーティリティユニットの一例に過ぎず、他の具体例においては、カメラアダプタボックス2とカメラ1とを一体とする構成としてもよい。包括的に言えば、カメラアダプタボックス2は、ユーティリティ装置であり、この機能については、次章で説明する。
【0014】
カメラ1に取り付けられたカメラアダプタボックス2は、メタデータを生成するために使用される。このメタデータは、異なる種類のメタデータを含み、例えば、A/Vマテリアルのコンテンツを記述するメタデータもあれば、A/Vマテリアルを生成した際に使用されたカメラの設定を記述するメタデータもある。カメラアダプタボックス2は、アンテナ6を備え、アンテナ6は、カメラアダプタボックス2内の無線通信送信機/受信機(radio communications transmitter/receiver、図1には示していない)に接続されている。無線通信送信機/受信機は、無線イーサネット(登録商標)通信機(wireless ethernet communicator)10のアンテナ11を介して、無線イーサネット通信機10と無線通信を行い、無線イーサネット通信機10は、ネットワーク12に接続された機器とのイーサネット通信を提供する。
【0015】
図1に示すように、ネットワーク12には、複数の機器が接続されている。ネットワーク12に接続された機器は、互いにデータを送受信することができる。ネットワーク12には、メタ格納器(meta store)20と、メタデータ抽出器24と、編集補助装置(editor assistant)28と、編集機(editor)34とが接続されており、編集補助装置28は、更に、ビデオテープレコーダ(video taperecorder:以下、VTRという。)30を備える。これらの機器は、それぞれ異なる目的でメタデータを使用するものであってもよい。各機器は、メタデータノード又はメタノード(meta node)の具体例である。携帯情報端末(personal digital assistant:以下、PDAという。)及びカメラアダプタボックス2もメタノードを構成することができる。
【0016】
更に、ネットワーク12には、ゲートウェイ38が接続されており、このゲートウェイ38により、各機器は、雲状のシンボル42で表されているワールドワイドウェブ(world−wide−web:WWW)にアクセスすることができる。更に、図1に示す情報マテリアル開発システムの一部は、3つの携帯情報端末PDA_1、PDA_2、PDA_3を備える。各PDAは、それぞれアンテナAT_1、AT_2、AT_3を備える。後述するように、各PDA、すなわち携帯情報端末PDA_1、PDA_2、PDA_3は、無線通信送信機/受信機を備えている。無線通信送信機/受信機は、カメラ1に取り付けられたカメラアダプタボックス2又は無線イーサネット通信機10に無線通信リンク機能を提供する。無線通信リンクは、例えば、IEEE802.11等の無線規格に準拠して動作するものであってもよい。
【0017】
PDAは、データを保存し、データを表示する携帯型装置として機能する補助装置の具体例であり、ユーザインタフェースを備えていてもよい。
【0018】
後述するように、図1に示す情報マテリアル開発システムは、カセットテープ4に記録されるA/Vマテリアルを生成するために使用できる。同時に係属中の英国特許出願番号第0008431.9号明細書、第0008427.7号明細書に開示されているように、カメラアダプタボックス2は、A/Vマテリアルが生成され、カセットテープ4に記録される際に、メタデータを生成する。ここで、カメラ1は、多くの場合、A/Vマテリアルを編集してA/V作品を作成する設備が設けられたスタジオから離れた場所でマテリアルを撮影する。したがって、カメラ1がスタジオから離れた場所で使用される場合、カメラアダプタボックス2は、メタデータをハードディスク50に格納する。ハードディスク50は、ユーティリティボックス(カメラアダプタボックス)2の一部を構成している。更に、カメラ1がスタジオから離れた場所で使用される場合、カメラアダプタボックス2と、このカメラアダプタボックス2の無線通信範囲内にあるPDAとの間に無線通信リンクが確立される。すなわち、無線通信範囲内であれば、カメラアダプタボックス2は、無線通信リンクを介して、携帯情報端末PDA_1、PDA_2、PDA_3にメタデータを送信することができる。また、カメラアダプタボックス2が無線イーサネット通信機10の通信範囲内にある場合、メタデータは、無線イーサネットリンクを介して、ネットワーク12に送信することもできる。したがって、ネットワーク12に接続された全ての機器がメタデータにアクセスすることができる。
【0019】
カセットテープ4に記録されたA/Vマテリアル自体は、多くの場合、個別に運搬され、カセットテープ4をVTR30にローディングすることにより、VTR30に読み出される。同時に係属中の英国特許出願番号第0008393.1号明細書に開示されているように、VTR30は、カセットテープ4からA/Vマテリアルを再生するように構成された収録プロセッサ(ingestion processor)を構成してもよい。ここで、同時に係属中の英国特許出願番号第0008393.1号明細書に開示されているように、メタデータにより、A/Vマテリアル内に存在するコンテンツアイテムを識別することができ、メタデータを用いてこれらのコンテンツアイテム全体を把握することができる。
【0020】
図2に示すように、カセットテープ4は、データメモリ60を備え、データメモリ60は、例えば、TELE−FILE(商標)ラベル等の電子的に読取可能なラベルであってもよく、このラベルにより、カセットテープ4が識別される。すなわち、このラベルは、カセットテープ4に記録されているA/Vマテリアル又はA/Vマテリアルのコレクションを識別するために使用されるボリューム識別子(ボリュームID)の一例である。ボリュームIDは、特にこれに制限されるものではないが、多くの場合、A/Vマテリアルが記録されているデータキャリア(カセットテープ)を識別する。図2では、カメラアダプタボックス2を備えるカメラ1と、2つの携帯情報端末PDA_1、PDA_2とをより詳細に示している。図2に示す構成は、カメラ1が図1に示すネットワーク12から離れた場所で使用されている状況を反映している。したがって、上述のように、アンテナAT_1、AT_2、6と、無線通信送信機/受信機52、54、56とにより、携帯情報端末PDA_1、PDA_2と、カメラアダプタボックス2との間に無線通信リンクが確立されている。
【0021】
カメラ1がA/Vマテリアルを生成すると、カメラアダプタボックス2は、A/Vマテリアルの代理バージョン(proxy version)を生成する。例えば、ビデオマテリアルの場合、ビデオマテリアルの代理バージョンが生成される。ビデオマテリアルの代理バージョンは、元のビデオマテリアルの画質を落とすことによりデータ量を少なくし、送信に必要な帯域幅を狭くしたバージョンである。A/Vマテリアルの代理バージョンは、ハードディスク50に格納される。また、A/Vマテリアルの代理バージョンは、要求に応じて、無線通信リンクを介し、携帯情報端末PDA_1、PDA_2のいずれかに送信することができる。更に、カメラ1が無線イーサネット通信機10の通信範囲内にある場合、A/Vマテリアルの代理バージョンは、ネットワーク12を介して、ネットワーク12に接続されているいかなる機器にも送信することができる。他の具体例において、A/Vマテリアルの代理バージョンは、ハードディスク50の代わりに、光ディスクに記録してもよく、又はハードディスク50のみならず、リムーバブル記録媒体に記録してもよい。
【0022】
図1及び図2に示すシステムは、A/V作品を作成するための改善された設備を提供する。これは、A/Vマテリアルとともに生成されたメタデータをカメラアダプタボックス2からPDAに送信することにより、又はカメラアダプタボックス2が無線イーサネットリンクの範囲内にある場合は、ネットワーク12に接続されたいずれかの機器に送信することにより実現される。すなわち、カメラアダプタボックス2は、ネットワーク12の無線通信範囲内にある場合は、メタノードとして機能する。したがって、ネットワーク12に接続された全ての機器は、生成されたメタデータにシステマチックに(systematically)アクセスすることができる。更に、後述するように、PDAにおいて更なるメタデータを生成してもよく、このメタデータにより、A/Vマテリアルを予備的に編集してもよい。
【0023】
携帯情報端末
同時に係属中の英国特許出願番号第0008431.9号明細書、第0008393.1号明細書、第0008427.7号明細書に開示されているように、携帯情報端末PDA_1、PDA_2は、編集されたA/V作品を作成するための改善された設備を提供する。ここで、本発明の具体例では、A/V作品を作成するための作業の流れを改善することができる。作業の流れは、カメラアダプタボックス2からメタデータを携帯情報端末PDA_1、PDA_2に送信することにより改善される。このメタデータには、カメラアダプタボックス2によって生成されたA/Vマテリアルの代理バージョンの表現も含まれる。
【0024】
携帯情報端末PDA_1、PDA_2は、ビデオの代理バージョンを表示し、ビデオマテリアルの代理バージョンに関するコマンドを入力し、編集を行うためのグラフィカルユーザインタフェースを備えている。PDAに送信されるメタデータとしてはボリュームID、例えばテープ4のデータメモリ60であるTELE−FILE(商標)ラベルも含まれる。ユーザは、編集処理のコマンドを入力することにより、A/Vマテリアルを編集する。
【0025】
図2に示す携帯情報端末PDA_1、PDA_2により、カメラ1によって撮影された特定のイベントを識別することができる。例えば、カメラ1は、スポーツイベントを撮影するために使用される複数のカメラのうちの1つであってもよい。更に、例えば、サッカーの試合において、例えばゴール等の特別なイベントが発生したとすると、編集者は、このイベントが発生した時刻、又はこのイベントが発生した直後の時刻に、このイベントの発生を特定することができる。本発明の具体例においては、PDAは、ユーザインタフェースを介して起動され、所定のイベントを表すA/Vマテリアルを特定するメタデータを要求するコマンドを発する。この要求は、無線通信リンクを介して、カメラアダプタボックス2に送信される。カメラアダプタボックス2は、イベントの記録位置を特定する(mark)ための要求に応じて、この要求時にタイムコードデータを再生(recover)し、このタイムコードデータをPDAに送信する。ここで、カメラアダプタボックス2は、タイムコードデータに加えて、カセットテープ4のボリュームIDをPDAに送信してもよい。これにより、PDAは、A/Vマテリアルにおいて、そのイベントが撮影された時点を識別することができる。これにより、A/Vマテリアルをより容易に編集することができ、又はA/Vマテリアルにおいて特定のイベントが撮影された時点を容易に検索することができる。
【0026】
変形例として、カメラアダプタボックス2は、PDAから、イベントの記録位置を特定するための要求を受け取って、ユニークマテリアル識別子(Unique Material Identifier)を返すようにしてもよい。UMIDは、例えばハードディスク等のデータキャリアに記録されているビデオフレームを特定するために使用することができる。
【0027】
上述のように、要求に応じて無線通信リンクを介してPDAに送信されるメタデータの一部として、A/Vマテリアルの代理バージョンを送信してもよい。ここで、カメラアダプタボックス2に記録されているA/Vマテリアルの代理バージョンと、PDAに送信されたA/Vマテリアルの代理バージョンとが重複することを避けるために、PDAは、A/Vマテリアルの代理バージョンを保存しない。これにより、A/Vマテリアルの代理バージョンが複数生成されることを回避することができ、したがって、同じA/Vマテリアルの代理バージョン及びメタデータの複数のバージョンが同時に存在して、いずれが新しいものであるかが判らなくなってしまうような危険性を回避することができる。
【0028】
アプリケーションプログラミングインタフェース
本発明の具体例は、上述したような、A/V作品の作成の作業を改善するだけではなく、本発明の具体例により、ネットワーク12又は実際にはインターネットに接続された機器間でメタデータを効率的に送受信することができる。後述するように、本発明の具体例では、ワールドワイドウェブに接続されたあらゆる機器又はリソースによりメタデータを送受信することができる。メタデータの送受信及び操作は、全ての機器で使用される共通のアプリケーションプログラミングインタフェースを設け、これによりネットワーク12又はワールドワイドウェブ42に接続された機器間でメタデータを送受信することによって実現される。
【0029】
アプリケーションプログラミングインタフェースは、独立したアプリケーションプログラムを実行するミドルウェアプロセッサと、通信及び相互動作のための共通リソースとを含んでいてもよい。図3は、機器20、24、28、34、又はカメラ1又は携帯情報端末PDA_1、PDA_2、PDA_3のうちのいずれかにおいて動作するアプリケーションプログラムの構成例を示している。このアプリケーションプログラムは、他のノード又は同じ機器内で実行されているアプリケーションプログラムに対して、メタデータを送信又は受信することができる。図3に示す具体例では、アプリケーションプログラム100、102、104は、ネットワーク12に接続された1つの機器の一部として、メタデータを処理するものであってもよい。すなわち、例えば、第1及び第2のアプリケーションプログラム100、102は、メタデータ抽出器24上で動作し、第3のアプリケーションプログラム104は、編集機34上で動作する。図3に示すように、メタデータ抽出器24及び編集機34は、それぞれネットワーク12に接続されたメタデータノードを構成している。
【0030】
本発明の具体例においては、他のアプリケーションプログラミングインタフェースとメタデータを送受信するアプリケーションプログラミングインタフェースを実現し、これにより、アプリケーションプログラム100、102、104は、矛盾がなく、互換性を有するメタデータにアクセスすることができる。本発明に基づくメタデータトレーディングアプリケーションプログラミングインタフェース(metadata trading application programmer’s interface:以下、メタデータトレーディングAPIという。)120、132は、ネットワーク12に接続され又はゲートウェイ38を介してワールドワイドウェブ42に接続された他の全てのメタデータトレーディングAPIに対してメタデータを送受信することができる。メタデータトレーディングAPIの更なる詳細を図4に示す。
【0031】
図4に示すように、メタデータトレーディングAPI120により、例えば編集、前処理又はアーカイブ処理等、特定の機能を実行するアプリケーションプログラム104は、A/Vマテリアルのエッセンス又は属性を記述するメタデータにアクセスすることができる。図4に示すように、メタデータトレーディングAPI120、132は、それぞれシグナリングプロトコルプロセッサ124、122と、ファイル転送プロセッサ130、136とを備える。図4に示す具体例におけるシグナリングプロトコルプロセッサ122、124は、共通オブジェクト要求ブローカアーキテクチャ(Common Object Request Broker Architecture:以下、CORBAという。)シグナリングプロトコル規格に基づいて動作する。CORBAシグナリングプロトコル規格は、データメモリ又はデータベースに対するリモートの呼出(invocation)又は問合せ(querying)を行うためのプロトコルを提供する。シグナリングプロトコルの他の例としては、シンプルオブジェクトアクセスプロトコル(Simple Object Access Protocol:SOAP)又は分散型共通オブジェクトモデル(Distributed Common Object Model:DCOM)等があり、実際には、データにアクセスするために、対応するシグナリングプロトコルプロセッサとクエリ(query)又はレスポンス(response)を交換するよう構成された他のいかなるシグナリングプロトコルを用いてもよい。
【0032】
図4に示す具体例におけるファイル転送プロトコルプロセッサは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hyper−Text Transfer Protocol:HTTP)に基づいて、メタデータリソースにアクセスする。メタデータリソースは、例えば、A/Vマテリアルの代理バージョン、ビデオマテリアルのキースタンプ、又はビデオマテリアルの圧縮された表現であってもよい。また、メタデータリソースは、オーディオマテリアルを表す音声波形サーバ(audio waveform server)であってもよく、若しくは、メタデータリソースは、広義には情報マテリアルのコンテンツを表す他のいかなる種類のメタデータであってもよい。この具体例においては、メタデータリソースは、カメラ1によって生成されたビデオマテリアルを表す、カメラアダプタボックス2によって生成されたビデオの代理バージョンである。
【0033】
本発明の具体例においては、メタデータトレーディングAPI120がA/Vマテリアルの特定のアイテムに関連するメタデータへのアクセスを要求すると、シグナリングプロトコルプロセッサ124は、クエリストリング(query string)128とアラートストリング(alert string)134の少なくとも2つのシグナリングメッセージを送受信する。
【0034】
クエリストリングは、図3に示すように、ネットワーク12に接続された他のメタノード上の他のメタデータトレーディングAPIに送信される。クエリストリングは、メタデータが要求されたA/Vマテリアルアイテムを特定する識別ストリングを含んでいる。例えば、クエリストリングは、特定のデータキャリアに記録されているショットを特定する。このクエリストリングに応答して、メタデータトレーディングAPIは、A/Vマテリアルアイテムに関連するメタデータを提供するメタデータストリングを生成する。すなわち、図4に示すように、他のメタデータトレーディングAPI132のシグナリングプロトコルプロセッサ122は、クエリストリングによって特定されているA/Vマテリアルに関連するメタデータを読み出すことにより、クエリストリングに応答する。他のメタデータトレーディングAPI132は、メタデータをメタデータストリング140の形式で返し、このメタデータストリング140は、CORBAシグナリングプロトコルに従って、元のメタデータトレーディングAPI120に送信される。
【0035】
本発明の具体例においては、メタデータストリング140は、拡張マークアップ言語(extended mark−up language:以下、XMLという。)の形式で生成される。XML形式のメタデータストリング140のフォーマットについては、後に更に詳細に説明する。なお、メタデータストリング140は、多くの場合、メタデータリソースの位置アドレスを示すリソース識別子を含んでいる。メタデータリソースは、通常、大量のバイナリ情報を含み、このため、シグナリングプロトコルプロセッサによって送信するには非効率である。この具体例においては、メタデータリソースは、カメラアダプタボックス2によって生成されたビデオの代理バージョンである。
【0036】
メタデータストリング140は、アプリケーションプログラム104にメタデータとして供給される。ここで、メタデータリソースは、メタデータストリングとともには転送されない。アプリケーションプログラム104は、ファイル転送プロセッサ130を用いて、メタデータリソースにアクセスすることができる。ファイル転送プロセッサ130は、アプリケーションプログラム104からの要求に従い、メタデータストリングの一部として受信されたリソース識別子によって指示されている位置アドレスに格納されているメタデータリソースを読み出す。一具体例においては、リソース識別子は、ユニフォームリソース識別子(Uniform Resource Identifier:URI)アドレスであり、ファイル転送プロセッサ130は、HTTPに基づいて、メタデータリソースを読み出す。このようなメタデータトレーディングAPIにより、URIアドレスを用いて、適切なあらゆるウェブブラウザを介してメタデータリソースにアクセスすることができるようになる。したがって、メタデータリソースは、ネットワーク12に接続されたいかなる機器上のいかなるメタデータノードに存在してもよく、実際には、メタデータリソースは、ワールドワイドウェブ42内に存在するいかなるアドレスからもアクセスすることができる。
【0037】
本発明に基づくメタデータトレーディングAPIの更なる利点について、図5を用いて更に説明する。
【0038】
図5には、カード型の無線イーサネット通信機10を介してデータ通信を行うネットワーク12に接続されたカメラアダプタボックス2の単純化された表現が示されている。ここで、上述のように、カメラアダプタボックス2は、無線イーサネット通信機10の通信範囲内にある場合にのみ、データを送受信することができる。カメラアダプタボックス2に記憶されているメタデータは、揮発性のメタデータリソースの一例である。一方、メタ格納器20、メタデータ抽出器24又は編集機34等、ネットワーク12に接続されている機器の1つに格納されたメタデータは、不揮発性(persistent)のメタデータリソースの一例である。不揮発性のメタデータリソースは、あるアドレスに永久的又は半永久的に格納されており、ネットワーク12を介して継続的にアクセスすることができる。
【0039】
シグナリングプロトコルプロセッサ122、124は、時間が経過すると揮発性のメタデータリソースが入手できなくなる点を考慮して、メタデータが現在利用可能であることを示すアラートストリング134を生成する。アラートストリングは、メタデータが生成されたA/Vマテリアルアイテムを特定する識別子を含んでいる。更に、アラートストリング134は、この識別子に加えて、このA/Vマテリアルに関連して特定されたメタデータリソースが不揮発性であるか、揮発性であるかを示す情報を含んでいる。アプリケーションプログラムがメタデータストリングを受信するための機会又は要求を有している場合、アプリケーションプログラムは、アラートストリングを生成したメタデータノードからメタデータストリングを受信する準備をすることによって、受信したアラートストリングに応じることができる。アプリケーションプログラムは、メタデータリソースが揮発性であるか不揮発性であるかを示す情報を用いて、メタデータストリングによって提供されるURIアドレスに格納されているメタデータリソースを受信するか否か決定することができる。メタデータリソースが不揮発性であることをアラートストリングが示している場合、メタデータトレーディングAPI120は、要求があるまで、このメタデータをアプリケーションプログラム104に転送しなくてもよい。メタデータリソースが必要となるまでメタデータリソースを転送しないことにより、ネットワーク12を介して転送されるデータ量を低減することができ、これにより、帯域幅要求又は混雑を軽減でき、したがって、他のメタデータリソースへのアクセス時間を短縮することができる。一方、メタデータリソースが揮発性であることをアラートストリングが示している場合、メタデータトレーディングAPI120は、メタデータリソースが使用できなくなる前に、このメタデータリソースをメタデータトレーディングAPI120を介してアプリケーションプログラム104にダウンロードすることにより、メタデータリソースにアクセスする。
【0040】
図5に示すように、カメラアダプタボックス2は、無線イーサネット通信機10による無線イーサネット通信リンクの範囲内にある場合、アラートストリングをネットワーク12を介してメタ格納器20に送信する。図5に示すように、アラートストリングS1は、メタデータが生成されたA/Vマテリアルアイテムを特定し、このメタデータが不揮発性であるか揮発性であるかを示している。この具体例においては、カメラアダプタボックス2は、ネットワーク12に永久的に接続されるものではないため、メタデータは、揮発性である。所定時間経過後、メタ格納器20がメタデータを受信する準備ができたときに、メタ格納器20上で動作しているAPIは、クエリストリングを生成する。クエリストリングは、メタデータが今度転送されるA/Vマテリアルアイテムに対応する識別情報を提供する。カメラアダプタボックス2は、クエリストリングに応答して、XMLデータストリングであるメタデータストリングをメタ格納器20に送信する。ここで、ステップS4において、メタデータリソースが揮発性であることをアラートストリングが示しているため、メタ格納器20のメタデータトレーディングAPIのシグナリングプロトコルプロセッサは、メタデータリソースが使用できなくなる前に、ファイル転送プロセッサ130に指示を行い、メタデータリソースをメタ格納器20に転送させる。
【0041】
上述したメタデータトレーディングAPIの動作の説明において、クエリストリングは、リレーショナルデータベースに登録されているデータのアイテムを指示する、例えばXQL又はSQL等のいかなるクエリ言語の形式を有していてもよい。これに代えて、クエリストリングは、関係方式で構成されたデータベースにアクセスするためのXMLパス言語(Xpath)クエリ情報データストリングであってもよい。メタデータをXML言語の形式で表現することにより、メタデータを首尾一貫した互換性を有する手法で交換することができる。XMLフォーマットのメタデータストリングについては、後に更に詳細に説明する。
【0042】
メタデータストリング構造
XMLフォーマットのメタデータストリングの具体例を図6に示す。XMLは、メタデータストリングを記述できるマークアップ言語の一例であり、この他、HTML、無線マークアップ言語(Wireless Mark−up Language:WML)、同期マルチメディア統合言語(Synchronized Multi−media Integrated Language:SMIL)等を用いてもよい。
【0043】
図6に示す具体例において、XMLメタデータストリングの第1のラインは、XMLメタデータストリングをどのように解釈するかを定義及び特定するスキーマを示す参照ストリングである。図6に示す第1のラインR.1は、www.w3.org¥1999¥xlinkのHTTPアドレスを参照しており、このHTTPアドレスが示すウェブサイトから、XMLメタデータを解釈するための構造及び規則を定義するスキーマを知ることができる。このような規則のスキーマにアクセスするためのウェブサイトの位置を示すXMLメタデータストリングの一部は、「ネームスペース宣言(namespace declaration)」と呼ばれる。メタデータストリングの正しい構造を定義するスキーマは、以下のようなセマンティクスを用いて、XMLメタデータストリング内で宣言してもよい。
<Material_Description xmlns:xlink=http://www.w3.org/1999/xlink
xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema−instance”
xsi:noNamespaceSchemaLocation=”D:¥Temp¥metanet_generated.xsd”>
Material_Descriptionノード内のスキーマを定義する2つの属性は、1)XMLスキーマインスタンス(XML Schema Instance:xsiと表される。)ネームスペースが使用されることを特定するネームスペース宣言と、2)noNamespaceSchemaLocation属性とである。これは、XML文書の構造を確認するために使用されるスキーマ文書の位置を定義する一手法である。この属性の値は、スキーマがローカルハードディスクドライブ「D」のディレクトリ「Temp」に格納されており、このスキーマの名称が「metanet_generated.xsd」であることを示している。この位置は、ワールドワイドウェブ上のファイルを参照するURIアドレスであってもよい。なお、このファイルは、いかなる特定の組織又は企業によって所有され、維持管理され、提供されるものであってもよい。
【0044】
図6に示す本発明の具体例においては、メタデータが生成されたA/Vマテリアルを特定するために要求される最小限の情報は、ボリューム識別子(ID)とショット識別子(ID)である。ボリュームIDは、メタデータXMLストリング内で、最初のボリュームノードV1から最後のボリュームノードV2の間でボリュームを定義する。各ボリュームノードの後、XMLメタデータストリングは、そのボリュームに関連したメタデータのセットを含んでいる。図6に示すボリュームに関連付けられたボリュームメタデータMD_Vは、例えば「レポータ(reporter)」、「プロデューサ(producer)」、「国(country)」、「テープ番号(tape number)」等のメタデータフィールドを含んでいる。ボリュームメタデータMD_Vには、更に、ラインMD_V1において示される、例えばユニークマテリアル識別子(Unique Material Identifier:UMID)、TELE−FILEラベル又は包括的又は普遍的ユニーク識別子(Globally or Universally Unique Identifier:UUID)等であるマテリアルIDタイプが含まれる。ボリュームメタデータMD_Vの一部としては、更に、キースタンプ(key stamp)のURIアドレスが含まれ、このURIアドレスは、ラインMD_V2、MD_V3において提供されるタイムコード「01:00:00:01」に関連付けられたボリュームを識別する。
【0045】
XMLメタデータストリングの次のレベルには、メタデータに関連するA/Vマテリアルのショットを特定するショットノードが提供される。XMLメタデータストリング内のショットノードは、ショット開始ノードMD_S1及びショット終了ノードMD_S2によって定義される。XMLメタデータストリングのショットノード内には、メタデータフィールドの組と値MD_Sが格納される。ショットメタデータMD_Sには、マテリアルIDタイプが含まれる。マテリアルIDタイプは、ラインMD_S3、タイトルMD_S4、記述(description)MD_S5、及びショットMD_S6、MD_S7、MD_S8内のイベントを表すキースタンプのURIアドレスにおいて提供されるUMID又はGUIDを示す。ショットメタデータMD_Sには、更に、メタデータフィールドと、音声波形サーバMD_9のユニフォームリソース識別アドレスを特定する値も含まれる。
【0046】
図6に示すXMLメタデータストリングの表現からわかるように、このストリングは、ボリュームIDとショットIDを含み、これらは異なる階層レベルで表現され、ショットは、ボリュームノードの内部に含まれる。各ボリュームノード及びショットノードに続いて、それぞれボリューム及びショットに関連付けられたメタデータが提供される。ここで、複数のショットノードが単一のボリュームに含まれていてもよく、A/Vマテリアルに対応するメタデータストリングは、多くの場合、このような形式を有している。XMLメタデータストリングの単純化された表現を以下に示す。ここでは、メタデータストリングは、ルートノードレベルにおいてメタデータストリングを解釈するためのスキーマのURIから開始される。複数のショットは、後に示す第2の階層レベルである共通の階層レベルに設けられている。
【0047】
【数1】
【0048】
上に示した単純化されたXMLメタデータストリングにおいては、特定のショットに関連付けられたメタデータには、以下のクエリストリングを用いて、「Volume 012; Shot 023」にアクセスするXpathストリングによってアクセスすることができる。
”xpath:¥¥Material_Description¥Volume[Volume[@Material_ID=”Volume012”]]¥Shot[@Material_ID=”Shot 023”]”
ノード又はツリーノードという用語は、データレベルを階層化するツリー状のデータ構造を反映して用いられている。
【0049】
更なる具体例
XMLメタデータストリングの構造では、ショット内に(サブショットとして)ショットを配置できる。以下は、マイクとバーニー(Mike and Barney)のショットの例である。
【0050】
【数2】
【0051】
ショットは、2つ以上の論理セクションを有していてもよい。例えば、インタビューの第1の部分は、マイクに対するインタビューである。カメラは更に撮影を続け、バーニーに向けられ、バーニーへのインタビューを撮影する。このショットは、物理的には1つのショットであるが、手動又は自動処理によって、2つの「サブショット」にセグメント化することができる。このようなセグメント化は、XMLメタデータストリングでは、以下のように表現することができる。
【0052】
【数3】
【0053】
ここでマイクへのインタビューを更に2つのサブショットに分割することもできる。例えば、マイクがまず自らの俳優経歴について語り、続いて映画監督としての経歴の話をしたとすると、XMLメタデータストリングは、以下のように表すことができる。
【0054】
【数4】
【0055】
このように、いかなるショット又はサブショットも更なるサブショットに分割することができる。唯一の制約は、サブショットの長さを1フレームより短くすることはできないという点であり、これがショット内にショットを含める物理的及び論理的制約である。
【0056】
以上の説明からわかるように、XMLメタデータストリングは、XMLメタデータストリングは、クエリストリングを用いてアクセスすることができる、メタデータを含むカプセル化された包括的情報(encapsulated wrapper)を提供する。また、当業者に理解されるように、クエリストリングは、第1の階層においてボリュームを定義し、第2の階層においてショット又はサブショットを定義し、可能性として、第3の階層において、APIによってアクセスされているメタデータの特定のアイテム又はフィールドを定義する。メタデータストリング、アラートストリング、クエリストリングは、ASCIIキャラクタ又はユニコード(Unicode)により作成してもよい。
【0057】
本発明の範囲から逸脱することなく、上述した具体例を様々に変形することができる。特に、メタデータストリングの記述には、いかなる形式のマークアップ言語を用いてもよく、XMLは、単なる一例にすぎない。更に、本発明の範囲から逸脱することなく、XMLメタデータストリングを様々に変形することができる。例えば、他のメタデータを採用してもよく、また、ボリューム内に維持されるショットの相対的論理関係に基づき、ボリューム及びショットメタデータのタイプのそれぞれの相対レベルを変更してもよい。上述のように、A/Vマテリアルは、情報マテリアルの一具体例に過ぎず、情報マテリアルは、財務データ(financial data)、在庫データ(inventory data)、又はこの他のあらゆる種類の情報データであってもよい。したがって、この文脈においては、「ショット」という用語は、特定の期間に亘って生成された情報マテリアルの単位、一部又はセグメントを指す。このような具体例においては、ショットは、情報マテリアルのスナップショットを表現するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基づくA/V作品生成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す、リモートで動作するカメラアダプタボックスを備えるカメラ及び携帯情報端末の構成を示す図である。
【図3】図1に示すネットワークに接続されたメタデータノードを構成する機器上で動作するソフトウェアプロセッサを示す図である。
【図4】本発明に基づくAPIを含む図3に示すソフトウェアプロセッサの動作を説明する図である。
【図5】図1に示すカメラアダプタボックス及びメタ格納器、図3及び図4に示すAPIによって実行される処理のシーケンスを説明する図である。
【図6】図5に示す処理により、図1に示すA/V作品生成システムにおいて通信される拡張マークアップ言語の形式を有するメタデータストリングを示す図である。
【図7】図6の続きである。
Claims (16)
- 情報マテリアルを容易に作成するための情報マテリアル作成システムにおいて、
上記情報マテリアルを生成するマテリアル生成装置であって、該情報マテリアルを、該情報マテリアルのデータキャリアにおける記録位置を特定するマテリアル位置データとともに該データキャリアに記録する記録装置と、無線通信機とを有するマテリアル生成装置と、
上記マテリアル生成装置の通信機と無線通信リンクを確立する無線通信機を有する端末装置とを備え、
上記マテリアル生成装置は、上記無線通信リンクを介して上記端末装置から送信されてくる、上記情報マテリアル内に表されているイベントを特定するマテリアル位置データの要求に応じて、該イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データを該端末装置に送信することを特徴とする情報マテリアル作成システム。 - 上記マテリアル生成装置は、上記データキャリアの識別子を、上記イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データとともに送信することを特徴とする請求項1記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記マテリアル生成装置は、ローカルデータメモリを備え、上記情報マテリアルのコンテンツ又は属性を記述するメタデータを生成し、該メタデータを上記ローカルデータメモリに独立して格納し、該メタデータは、上記データキャリアにおける情報マテリアルの位置を示すマテリアル位置データを含むことを特徴とする請求項1記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記マテリアル生成装置は、上記メタデータを上記端末装置に送信し、該端末装置は、ローカルデータメモリを備え、上記送信されてきたメタデータを該ローカルデータメモリに格納することを特徴とする請求項1記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記端末装置は、上記情報マテリアルの編集作業情報を入力するためのユーザインタフェースを備え、該編集作業情報は、上記端末装置のローカルデータメモリに記憶されることを特徴とする請求項4記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記マテリアル生成装置は、上記情報マテリアルの代理バージョンを生成し、該代理バージョンを上記端末装置に送信することを特徴とする請求項1記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記ユーザインタフェースは、上記情報マテリアルの代理バージョンをユーザに提示し、該代理バージョンとして上記ユーザインタフェースに表示されたイベントに応じて実行されるユーザの操作により、マテリアル位置データの要求を生成することを特徴とする請求項6記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記情報マテリアルは、ビデオデータを含み、上記マテリアル位置データは、上記データキャリアに格納されたビデオデータのフレームを示すことを特徴とする請求項1記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記情報マテリアルの代理バージョンは、上記ビデオデータの表現であり、上記ユーザインタフェースは、表示画面を有し、上記情報マテリアルの代理バージョンとして提供されたビデオデータの表現は、該表示画面を介してユーザに表示されることを特徴とする請求項8記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記マテリアル生成装置は、上記情報マテリアルの代理バージョンを光記録媒体に記録する記録装置を備えることを特徴とする請求項8記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記データキャリアは、線形記録媒体であり、上記マテリアル位置データは、上記線形記録媒体上で上記フレームが記録されている位置を示すタイムコードデータを含むことを特徴とする請求項8記載の情報マテリアル作成システム。
- 上記データキャリアは、非線形記録媒体であり、上記マテリアル位置データは、上記フレームが記録されている位置を特定するユニークマテリアル識別子を含むことを特徴とする請求項8記載の情報マテリアル作成システム。
- 情報マテリアルを作成する情報マテリアル作成方法において、
マテリアル生成装置を用いて情報マテリアルを生成するステップと、
上記情報マテリアルを、該情報マテリアルのデータキャリアにおける記録位置を特定するマテリアル位置データとともに該データキャリアに記録するステップと、
上記マテリアル生成装置と端末装置との間に無線通信リンクを確立するステップと、
上記無線通信リンクを介して上記端末装置から送信されてくる、上記情報マテリアル内に表されているイベントを特定するマテリアル位置データの要求に応答するステップと、
上記イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データを上記端末装置に送信するステップとを有する情報マテリアル作成方法。 - 上記イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データを送信するステップは、上記データキャリアの識別子を送信するステップを含むことを特徴とする請求項13記載の情報マテリアル作成方法。
- 情報マテリアルを作成する情報マテリアル作成装置において、
マテリアル生成装置を用いて情報マテリアルを生成するマテリアル生成手段と、
上記情報マテリアルを、該情報マテリアルのデータキャリアにおける記録位置を特定するマテリアル位置データとともに該データキャリアに記録する記録手段と、
上記マテリアル生成装置と端末装置との間に無線通信リンクを確立するリンク手段と、
上記無線通信リンクを介して上記端末装置から送信されてくる、上記情報マテリアル内に表されているイベントを特定するマテリアル位置データの要求に応答する応答手段と、
上記イベントを表す情報マテリアルのマテリアル位置データを該端末装置に送信する送信手段とを有する情報マテリアル作成装置。 - 上記イベントを表す情報マテリアルの位置データを送信する送信手段は、上記データキャリアの識別子を送信する送信手段を含むことを特徴とする請求項15記載の情報マテリアル作成装置。
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