JP2004143454A - 水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置 - Google Patents
水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004143454A JP2004143454A JP2003342962A JP2003342962A JP2004143454A JP 2004143454 A JP2004143454 A JP 2004143454A JP 2003342962 A JP2003342962 A JP 2003342962A JP 2003342962 A JP2003342962 A JP 2003342962A JP 2004143454 A JP2004143454 A JP 2004143454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- component
- aqueous
- content
- jet recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【解決手段】 下記式(I)で表されるフタロシアニン染料と、水性媒体と、を含有する水性インクにおいて、該フタロシアニン染料はx+y=2の成分を含有せず、x+y=3の成分及びx+y=4の成分を少なくとも含有し、x+y=3の成分の含有量よりx+y=4の成分の含有量が多く、且つ該水性媒体は蒸気圧0.01mmHg(20〜25℃)以上のアミン化合物を含有していることを特徴とする水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置。
【化1】
(式中、CuPcは、銅フタロシアニン残基を表し、xは1、2、3または4であり、yは0、1、2または3である。)
【選択図】 図5
Description
また、本発明は、上記水性インクを用いたインクジェット記録方法、及びそれに用いるインクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置である。
1.銅フタロシアニンをクロロスルホン酸によってスルホン化し、続いてアンモニアによってスルホン酸をスルホンアミド化する。
2.スルホン化、スルホンアミド化されたフタル酸、フタロニトリルを出発物質として銅フタロシアニンとし、必要なら続いてスルホンアミド化する。
などの定法によって合成することができる。
インクの物性に関しては、インクジェット適性の観点から、コントロールすることが好ましい。インクの表面張力は20〜50mN/mであることが好ましい。インクの粘度は1〜5mPa・s、更には1〜2.5mPa・sであることが好ましい。インクのpHは6〜10.5の範囲であることが好ましい。
水性媒体は、基本的に水を主成分とし、水溶性有機溶剤を含んでいてもよい。そして、本発明においては、前記したフタロシアニン染料を含むインクで形成した、耐ガス性に優れた画像の課題である耐水性を、水性媒体中に蒸気圧0.01mmHg(20〜25℃)以上のアミン化合物を含有させることにより大幅に改善することができる。このようなアミン化合物を含有させることにより、画像の耐水性が向上する理由は明らかでないが、以下のように推測している。
lnP=−△Hvap/RT+C
(Pは蒸気圧、△Hvapはモル蒸発熱(定数)、Rは気体定数、Tは温度、Cは定数である)
水性媒体には、上記した物質に加え、表面張力の調整のための界面活性剤として公知の物が広く使用できる。例えば、脂肪酸塩類、高級アルコール酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩類及び高級アルコールリン酸エステル塩などのアニオン界面活性剤;脂肪族アミン塩類及び第4級アンモニウム塩類などのカチオン界面活性剤;高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂肪族エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪族エステルエチレンオキサイド付加物、脂肪族アミドエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物、多価アルコールの脂肪酸エステル及びアルカノールアミンの脂肪酸アミド類などの非イオン性界面活性剤;アミノ酸型、ベタイン型などの両性界面活性剤などが用いられる。特に制限はないが、より好ましくは高級アルコールのエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド付加物、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体、アセチレングリコールのエチレンオキサイドの付加物などの非イオン性界面活性剤を用いる。更に、前記エチレンオキサイド付加物の付加モル数は4〜20の範囲が好ましい。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適な記録装置としては、これらのインクが収容されるインク収容部を有する記録ヘッドの室内のインクに、記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該エネルギーによりインク液滴を発生させる装置が挙げられる。
本発明に用い得る被記録媒体としては、インクを付着して記録を行う被記録媒体であればいずれのものでも使用することができる。
上述の方法により、本実施例に用いるフタロシアニン染料1〜3を調製した。
温度45℃、相対湿度55%下にて、オゾン濃度3ppmで2時間、50%デューティのベタ印字物を暴露した。
光学濃度(OD)を初期に対する残存率として以下のようにして評価した。ODはスペクトロリノ(グレタグ製)によって測定した。
A:残存率80%以上
B:残存率70以上80%未満
C:残存率70%未満
2.耐水性
幅3mm、間隔3mmのシアン色のカラーバーを印刷し、プリント物を45度傾斜させて水道水1.5mlを上面から流した。乾燥後、色の滲み出しを目視により観察した。
A:色の滲み出しが無い
B:僅かな色の滲みがある
C:色の滲みが多い
3.ブロンズ現象
3cm角の100%ベタのシアン色カラーパッチを印刷し、蛍光灯下でプリント物を上面・斜め45度の角度から目視により観察した。
A:いずれの場合も自然に、全く同じように観察される。
C:金属光沢のようなものが観察されたり、見る角度によって色味が変化して見えたりする。
4.インク吐出特性
15℃、相対湿度10%湿度環境下で細罫線の印刷と休止を繰り返し、印刷状態を観察した。
AA:長期に渡って印刷に乱れが無く、細罫線が認識できる
A:長期放置時などの場合、一部の書き出し箇所に印字乱れがある
B:長期放置時などの場合、一部の書き出し箇所に不吐出がある
C:書き出し乱れが多い
評価結果を表4に示す。この結果から、本発明にかかるインクが、耐ガス性と耐水性との双方を高いレベルで両立し、加えてブロンズ現象までもが抑制されたインクジェット画像を与えることが分る。
表5に示されるインク組成とした以外は、実施例1と同様にしてシアンインクを調製し、評価した。結果を表5に示す。
表6に示されるようなフタロシアニン染料4及び5を用い、表7に示される組成とした以外は、実施例1と同様にしてシアンインクを調製し、評価した。結果を表7に示す。なお、表6中、x+yは一般式(I)の染料中のx+yを示し、各数字は液体クロマトグラム中の各ピーク高さの和になっている。
Claims (17)
- 測定波長254nmでの高速液体クロマトグラフィー分析において、x+y=4の成分のピーク高さAとx+y=3の成分のピーク高さBが、A/B>1を満足する請求項1に記載の水性インク。
- A/Bが1.5以上である請求項2に記載の水性インク。
- 前記アミン化合物が2−ピロリドンである請求項1〜3のいずれかに記載の水性インク。
- 蒸気圧が0.01mmHg(20〜25℃)以上のグリコールを更に含んでいる請求項1〜4のいずれかに記載の水性インク。
- 前記グリコールがエチレングリコールである請求項5に記載の水性インク。
- インクジェット記録用である請求項1〜6のいずれかに記載の水性インク。
- インクの粘度が1〜5mPa・sである請求項1〜7のいずれかに記載の水性インク。
- インクの粘度が1〜2.5mPa・sである請求項8に記載の水性インク。
- 水性インクをインクジェット法で被記録媒体に吐出する工程を有するインクジェット記録方法において、
該水性インクが、下記式(I)で表されるフタロシアニン染料と、水性媒体と、を含有する水性インクであって、該フタロシアニン染料はx+y=2の成分を含有せず、x+y=3の成分及びx+y=4の成分を少なくとも含有し、x+y=3の成分の含有量よりx+y=4の成分の含有量が多く、且つ該水性媒体は蒸気圧0.01mmHg(20〜25℃)以上のアミン化合物を含有していることを特徴とするインクジェット記録方法。
(式中、CuPcは、銅フタロシアニン残基を表し、xは1、2、3または4であり、yは0、1、2または3である。) - 該被記録媒体が支持体上にインク受容層を備えているものである請求項10に記載のインクジェット記録方法。
- 該インク受容層がシリカ化合物を含有している請求項11に記載のインクジェット記録方法。
- 該インク受容層がアルミナ水和物を含有している請求項11に記載のインクジェット記録方法。
- 水性インクと、該水性インクを吐出させるためのインクジェット記録ヘッドを有している記録ユニットにおいて、
該水性インクが、下記式(I)で表されるフタロシアニン染料と、水性媒体と、を含有する水性インクであって、該フタロシアニン染料はx+y=2の成分を含有せず、x+y=3の成分及びx+y=4の成分を少なくとも含有し、x+y=3の成分の含有量よりx+y=4の成分の含有量が多く、且つ該水性媒体は蒸気圧0.01mmHg(20〜25℃)以上のアミン化合物を含有していることを特徴とする記録ユニット。
(式中、CuPcは、銅フタロシアニン残基を表し、xは1、2、3または4であり、yは0、1、2または3である。) - 水性インクと、該水性インクを吐出させるためのインクジェット記録ヘッドを有しているインクジェット記録装置において、
該水性インクが、下記式(I)で表されるフタロシアニン染料と、水性媒体と、を含有する水性インクであって、該フタロシアニン染料はx+y=2の成分を含有せず、x+y=3の成分及びx+y=4の成分を少なくとも含有し、x+y=3の成分の含有量よりx+y=4の成分の含有量が多く、且つ該水性媒体は蒸気圧0.01mmHg(20〜25℃)以上のアミン化合物を含有していることを特徴とするインクジェット記録装置。
(式中、CuPcは、銅フタロシアニン残基を表し、xは1、2、3または4であり、yは0、1、2または3である。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003342962A JP4072487B2 (ja) | 2002-10-02 | 2003-10-01 | 水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002290217 | 2002-10-02 | ||
| JP2003342962A JP4072487B2 (ja) | 2002-10-02 | 2003-10-01 | 水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004143454A true JP2004143454A (ja) | 2004-05-20 |
| JP2004143454A5 JP2004143454A5 (ja) | 2005-11-10 |
| JP4072487B2 JP4072487B2 (ja) | 2008-04-09 |
Family
ID=32473386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003342962A Expired - Fee Related JP4072487B2 (ja) | 2002-10-02 | 2003-10-01 | 水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4072487B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006014010A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | インク、インクセット、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置 |
| JP2008536962A (ja) * | 2005-03-14 | 2008-09-11 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 耐オゾン性の改善された、アミン及びフタロシアニン染料含有のインクジェットインク |
-
2003
- 2003-10-01 JP JP2003342962A patent/JP4072487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006014010A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-09 | Canon Kabushiki Kaisha | インク、インクセット、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置 |
| US7247193B2 (en) | 2004-08-04 | 2007-07-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink, ink set, ink jet recording method, ink cartridge, recording unit, and ink jet recording apparatus |
| JP2008536962A (ja) * | 2005-03-14 | 2008-09-11 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 耐オゾン性の改善された、アミン及びフタロシアニン染料含有のインクジェットインク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4072487B2 (ja) | 2008-04-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1405883B1 (en) | Aqueous ink, ink jet recording method, ink tank, recording unit and ink jet recording apparatus | |
| US8075126B2 (en) | Ink, ink jet recording method, recording unit, ink cartridge, and ink jet recording apparatus | |
| RU2346019C2 (ru) | Черные чернила для струйной печати, набор чернил, способ струйной печати, чернильный картридж, печатающий элемент и устройство для струйной печати | |
| US7226498B2 (en) | Ink jet yellow ink, ink jet light-color ink, ink set, ink jet recording method, ink cartridge, recording unit, and ink jet recording apparatus | |
| EP1749863B1 (en) | Ink for inkjet recording, inkjet recording method, ink cartridge, and inkjet recording apparatus | |
| US7198665B2 (en) | Ink jet black ink, ink set, ink jet recording method, ink cartridge, recording unit and ink jet recording apparatus | |
| RU2337933C1 (ru) | Чернила для струйной печати, способ красноструйной регистрации, чернильный картридж, регистрирующий блок и прибор для струйной печати | |
| JPH03185080A (ja) | インク及びこれを用いたインクジェット記録方法 | |
| WO2006001274A1 (ja) | アゾ化合物、インク組成物及び着色体 | |
| WO2007007854A1 (ja) | インクジェット用シアンインク及びインクジェット記録方法 | |
| JP4072487B2 (ja) | 水性インク、インクジェット記録方法、インクタンク、記録ユニット及びインクジェット記録装置 | |
| JP3141959B2 (ja) | 水性インク組成物及びそれを用いた記録方法 | |
| JP2012025156A (ja) | インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 | |
| JP5440849B2 (ja) | インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジおよびインクジェット記録装置 | |
| JP4620936B2 (ja) | インクジェット用ブラックインク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置 | |
| JP5440850B2 (ja) | インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジおよびインクジェット記録装置 | |
| JP4328743B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP4989135B2 (ja) | インクジェット用シアンインク及びインクジェット記録方法 | |
| JP2004352766A (ja) | インクセット、記録方法、記録ユニット、インクカートリッジ及び記録装置 | |
| JP2005320480A (ja) | アントラピリドン化合物、これを含有する水性インク、及びこれを使用したインクジェット記録方法 | |
| JP2004123910A (ja) | 画像形成方法及び画像 | |
| JPH04211472A (ja) | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 | |
| JP2004123912A (ja) | インクセット及びインクジェット記録方法 | |
| HK1101777A (en) | Inkjet black ink, ink set, inkjet recording method, ink cartridge, recording unit, and inkjet recorder | |
| JP2006063337A (ja) | インクジェット用インク、インクセット、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050922 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050922 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070615 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070626 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070827 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080108 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080121 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
