JP2004143757A - 橋梁架け替え方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】橋梁設置位置80に架けられた既設橋梁1aを新設橋梁1bに架け替える橋梁架け替え方法であって、橋梁設置位置80と並列して設けられた新設橋梁仮置位置83に新設橋梁1bを待機させた後、既設橋梁1aを移動させると同時に、新設橋梁1bを橋梁設置位置80に移動させることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、既設橋を撤去し、新設橋を架設する橋梁架け替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来の橋梁架け替え方法においては、既設橋を撤去した後に新設橋を架設する方法が採用されており、この種の方法として種々の方法が提案されている。
【0003】
従来の橋梁架け替え方法としては、例えば、架け替えを必要とする旧橋の側方に、上面に第1仮ガイドレールを敷設した仮橋台を構築し、この第1仮ガイドレールの上に移動可能な自在支承を配置させる状態で仮橋台の上に新橋を仮架設する新橋仮架設工程と、この新橋を仮橋として交通の切り回しを行いながら旧橋及び旧下部工を撤去する旧橋撤去工程と、旧橋及び旧下部工を撤去したのちの架け替え位置に、上面に本ガイドレールを敷設した新下部工を新たに構築すると共に、本ガイドレールと前記第1仮ガイドレール間に敷設した第2仮ガイドレールを介して前記第1仮ガイドレールから本ガイドレールに至るように自在支承を移動させながら前記仮橋台の上から新下部工の上に新橋を移動させて、この新橋を新下部工の上に架設する新橋本架設工程と、新橋を新下部工の上に架設したのち、前記仮橋台及び仮ガイドレールを撤去する仮橋台撤去工程を備えていることを特徴とする橋梁架け替え工法がある。(特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−167715号公報(第1−4頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の橋梁架け替え方法においては、既設橋から新設橋に架け替える際、周囲の状況から仮設橋を設置することが不可能となる場合、本来その橋梁上を通過する交通を通行止めとしなければならないため、交通の遮断あるいは迂回路の渋滞を招き、社会的損失が大きくなるという問題があった。また、仮設橋を設置することが可能となる場合であっても、架け替え期間中に交通を通行させる迂回路を別途設置し、架け替え終了後にその迂回路を撤去するため、その迂回路に要する設備費用が無駄になるという問題があった。特に、上記の公報に記載されているような橋梁の場合、大型化した新設橋を仮設橋に利用することにより、新設橋を支持するのに必要な仮橋台を既設橋の側方に構築しなければならず、また、架け替え終了後にその仮橋台を撤去しなければならないため、有効な経済性を得ることが困難となる。また、必ず、仮設側を通る迂回路が必要となり、迂回路を設けることができない場所での設置は困難となる。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、橋梁の架け替えを迅速に行い、橋梁の架け替え期間を短縮して、社会的損失及び経済的損失を最小限に抑制する橋梁架け替え方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
請求項1に係る発明は、橋梁設置位置に架けられた既設橋梁を新設橋梁に架け替える橋梁架け替え方法であって、前記橋梁設置位置と並列して設けられた新設橋梁仮置位置に新設橋梁を待機させた後、前記既設橋梁を移動させるときに、前記新設橋梁を移動させることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、既設橋梁を移動させると同時に新設橋梁を移動させて架け替えを行うことにより、この架け替え作業に要する時間を大幅に短縮することになるとともに、この架け替え作業に伴って迂回路を設置する必要がない。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の橋梁架け替え方法において、前記既設橋梁を、前記橋梁設置位置と並列して設けられた既設橋梁仮置位置に移動させることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、既設橋梁を、橋梁設置位置と並列して設けられた既設橋梁仮置位置に移動させることにより、橋梁設置位置には、既設橋梁が迅速に新設橋梁に架け替えられることとなる。
【0011】
請求項3に係る発明は、請求項1または2記載の橋梁架け替え方法において、前記既設橋梁を該既設橋梁の底面を支持した状態で摺動させると同時に、前記新設橋梁を該新設橋梁の底面を支持した状態で前記橋梁設置位置に摺動させることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、既設橋梁をその既設橋梁の底面を支持した状態で摺動させると同時に、新設橋梁をその新設橋梁の底面を支持した状態で橋梁設置位置に摺動させることにより、小さい荷重をもって既設橋梁及び新設橋梁が摺動するため、既設橋梁及び新設橋梁の摺動が迅速に行われることとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、河川上に位置する既設橋梁及び新設橋梁を示す図である。
図1において、既設橋梁1aは、河川R上に、その河川Rが流れる方向と交差する方向に架設され、その両端部に伸縮装置81a、82aを設けて道路81、82に連接され、橋梁設置位置80に配置されている。また、新設橋梁1bは、既設橋梁1aと並列した新設橋梁仮置位置83に設置されている。これらの既設橋梁1a及び新設橋梁1bは、その底面が河川Rの底面から立設された工事用桟橋90に支持されている。この工事用桟橋90は、架け替え時に既設橋梁1a及び新設橋梁1bが移動可能となるように、その河川Rが流れる方向に延在して設置されている。
既設橋梁1aが移動する方向に延在した工事用桟橋90の端部90aに位置する既設橋梁仮置位置84には、既設橋梁仮受けベント92が複数配置されている。この既設橋梁仮受けベント92は、河川Rの底面から立設されており、その上方に既設橋梁1aが載置可能となる構造とされている。
【0014】
図2は、既設橋梁1aと、その既設橋梁1aに取付けられた架設ジャッキを示す図である。
既設橋梁1aは、その上面に設けられた床板2aと、その床板2aの下面に設けられた梁としての横桁3aとを備えて構成されている。その横桁3aの両側面に、架設ジャッキ10が設置されている。
また、新設橋梁1bは、その上面に設けられた床板2bと、その床板2bの下面に設けられた梁としての横桁3bとを備えて構成されている。その横桁3bの両側面に、架設ジャッキ10が設置されている。
ここで、既設橋梁1aと新設橋梁1bとに取付けられた架設ジャッキ10の構成については同様であるため、既設橋梁1aに取付けられた架設ジャッキ10について説明し、新設橋梁1bに取付けられた架設ジャッキ10については、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0015】
架設ジャッキ10は、固定部20と、棒材30と、ジャッキ部40と、ベース部50とを備えて構成されている。
固定部20は、その中央部21が鉛直方向に円筒状に形成されており、その内部の全長に渡ってネジを切った構成とされている。
固定部20の側部には、その中央部21から大きく離間する位置まで突出した突出部22が設けられ、その突出部22には、既設橋梁1aを連結する連結部23が設けられている。
連結部23は、横桁3の側面に溶接もしくはボルトにて固定された矩形状の連結部材3aにボルトで締結して固定されている。
また、固定部20の下側には、その固定部20が下方への脱落を防止するように、ストッパ24が設けられている。
【0016】
棒材30は、固定部20に嵌合されてその固定部20を支持し、比較的厚肉であるパイプ材の全長に渡ってネジを切ってなり、その固定部20から下方に延在して設けられている。この棒材30は、固定部20の上下動を案内することが可能となるように、固定部20に嵌合されている。ただし、本発明の場合、固定部20は、稼動部材として使用しないため、棒材30の上部に固定して設置されている。
【0017】
ジャッキ部40は、図3に示すように、その中央部41が鉛直方向に円筒状に形成されており、その内部の全長に渡ってネジを切った構成とされている。
ジャッキ部40の側部には、その中央部41から大きく離間する位置まで突出した突出部42が設けられ、その突出部42には、ジャッキ部40に対して固定され、工事用桟橋90上に載置されたベース部50を連結する連結部43が設けられている。
連結部43は、そのベース部50の側面に溶接もしくはボルトにて固定された矩形状の連結部材50aにボルトで締結して固定されている。
【0018】
また、ジャッキ部40は、棒材30に対して移動可能となるように、この棒材30を囲繞した、すなわち、この棒材30が嵌合された構成とされている。
ジャッキ部40の下側には、そのジャッキ部40が下方への脱落を防止するように、ストッパ44が設けられている。
【0019】
ベース部50は、その側面にジャッキ部40が連結される略矩形状の架台であり、その下部には、そのベース部50と工事用桟橋90との間に介在し、既設橋梁1aを移動させる摺動部材としてスライドジャッキ51が複数設置されている。このスライドジャッキ51は、例えば、シリンダの上部に油圧により上下するピストンを備え、底部にその油圧の作用でシリンダ下端より突出する合成樹脂製の滑走部材を配置したものを使用する。
【0020】
工事用桟橋90は、図示しないが、河川Rの底面から立設された複数の杭の上部に設置され、鋼板によって構成されている。その工事用桟橋90には、既設橋梁1aのジャッキアップあるいはジャッキダウンを行う位置において、棒材30が鉛直方向に貫通可能となるように、貫通孔91が複数配置されている。
ここで、既設橋梁1aが工事用桟橋90に近い位置にある場合、固定部20の取付位置も工事用桟橋90の近くに位置する。したがって、この場合、固定部20から下方に延在する棒材30の下部30aは、貫通孔91を貫通した下方に位置することとなる。
【0021】
次に、上記の構成からなる橋梁架け替え方法について説明する。
この橋梁架け替え方法は、既設橋梁1aと道路81、82とを縁切りした後、既設橋梁1aを橋梁設置位置80から既設橋梁仮置位置84へその底面を支持した状態で移動するとともに、新設橋梁1bを新設橋梁仮置位置83から橋梁設置位置80へその底面を支持した状態で移動して、新設橋梁1bを連接するものである。
【0022】
図4に、この橋梁架け替え方法についてのフローチャートを示す。
まず、既設橋梁1aと新設橋梁1bとの架け替えに必要な仮設備工を行う(ステップS10)。この仮設備工は、例えば、工事用桟橋90、既設橋梁仮受けベント92の設置工事などである。
次に、新設橋梁1bの作業として、新設橋梁1bを組立てる(ステップS11)。この新設橋梁1bに備えられた床板2b上において、舗装工を完了させる(ステップS12)。その後、新設橋梁1bに水道管、ガス管、電気配管などの添加物を設置するとともに(ステップS13)、高欄を設置する(ステップS14)。そして、架設ジャッキ10を新設橋梁1bに設置する(ステップS15)。すなわち、新設橋梁1bの適当な複数の位置にそれぞれ架設ジャッキ10を配置し、その架設ジャッキ10を新設橋梁1bに備えられた横桁3bの側面に設置して、架設ジャッキ10に備えられた連結部23と、その横桁3bの側面に設けられた連結部材3eとをボルトで締結して固定する。この状態で、新設橋梁1bを待機させる。
【0023】
また、既設橋梁1aの作業として、この既設橋梁1aと道路81、82とを連接する伸縮装置81a、82aを撤去する(ステップS31)。このステップS31の作業において、作業開始前に、既設橋梁1aを通行する交通を遮断し、およそ一夜間の工事期間でステップS31の作業を行い、作業終了後、この既設橋梁1aと道路81、82とを覆工板によって連接して仮復旧し、交通の通行を開放する。
【0024】
その後、この既設橋梁1aに備えられた添加物を撤去して移設するとともに(ステップS32)、高欄を縁切りし(ステップS33)、支承を縁切りする(ステップS34)。必要に応じて、既設橋梁1aに対してジャッキアップに要する補強材を既設橋梁1aに取付け(ステップS35)、また、新設橋梁1bが橋梁設置位置80に設置される際に必要な支承を、道路81、82と新設橋梁1bとが連接する位置に固定する(ステップS36)。そして、架設ジャッキ10を既設橋梁1aに設置する(ステップS37)。すなわち、既設橋梁1aの適当な複数の位置にそれぞれ架設ジャッキ10を配置し、その架設ジャッキ10を既設橋梁1aに備えられた横桁3aの側面に設置して、架設ジャッキ10に備えられた連結部23と、その横桁3aの側面に設けられた連結部材3dとをボルトで締結して固定する。
これらの作業、すなわち、ステップS11〜16及びステップS31〜36の作業は、河川の渇水期に行われることが好ましい。
【0025】
架設ジャッキ10が既設橋梁1a及び新設橋梁1bに設置された後、既設橋梁1aをジャッキアップするとともに(ステップS38)、新設橋梁1bをジャッキアップし(ステップS16)、既設橋梁1aを橋梁設置位置80から既設橋梁仮置位置84まで移動させるととともに(ステップS39)、新設橋梁1bを新設橋梁仮置位置83から橋梁設置位置80まで移動させる(ステップS17)。
【0026】
すなわち、全てのジャッキ部40を同時に加圧して駆動させ、既設橋梁1a及び新設橋梁1bを所定の位置までジャッキアップする。既設橋梁1a及び新設橋梁1bを所定の位置までジャッキアップした後、ジャッキ部40の下側に設けられたストッパ44を巻き上げて締結し、ジャッキ部40の加圧を解除する。その状態を維持したまま、スライドジャッキ51を滑動可能な状態に設定し、図示しない外部からの移送手段によって、既設橋梁1a及び新設橋梁1bをそれぞれの底面を支持した状態で所定の位置まで移動し、既設橋梁1a及び新設橋梁1bが所定の位置に移動した後、スライドジャッキ51を滑動不可の状態に設定する。これらの既設橋梁1a及び新設橋梁1bの移動時には、図5に示すように、架設ジャッキ10によって既設橋梁1a及び新設橋梁1bがジャッキアップされることによって、棒材30の下部30aが工事用桟橋90に設けられた貫通孔91より上方にあるため、この状態のまま既設橋梁1a及び新設橋梁1bを移動することが可能である。
また、このステップS16〜17及びS38〜39の作業において、作業開始前に、既設橋梁1aを通行する交通を遮断し、およそ一夜間の工事期間でこれらの作業を行う。
【0027】
新設橋梁1bを新設橋梁仮置位置83から橋梁設置位置80に移動した後、ジャッキダウンして、道路81、82と新設橋梁1bとが連接する位置に固定された支承の位置に、新設橋梁1bを設置する(ステップS18)。すなわち、ジャッキ部40を加圧し、ストッパ44を巻き下げ、全てのジャッキ部40を同時に加圧して駆動させ、新設橋梁1bを所定の位置までジャッキダウンする。新設橋梁1bを所定の位置までジャッキダウンした後、ジャッキ部40の加圧を解除する。その後、架設ジャッキ10が不要となるため、新設橋梁1bに取付けられた架設ジャッキ10を撤去する。
設置完了後、この新設橋梁1bと道路81、82とを覆工板によって連接して仮復旧し(ステップS19)、交通の通行を開放する。そして、新設橋梁1bに添加物を取付ける(ステップS20)。
【0028】
その後、この新設橋梁1bと道路81、82とを連接する伸縮装置81a、82aを取付ける(ステップS21)。このステップS21の作業において、作業開始前に、新設橋梁1bを通行する交通を遮断し、およそ一夜間の工事期間でステップS21の作業を行い、作業終了後、この新設橋梁1bと道路81、82とを伸縮装置81a、82aによって連接し、交通の通行を開放する。
【0029】
また、既設橋梁1aにおいて、その既設橋梁1aを橋梁設置位置80から既設橋梁仮置位置84まで移動した後、そのまま既設橋梁仮受けベント92上に仮置きする(ステップS40)。すなわち、ジャッキ部40を加圧し、ストッパ44を巻き下げ、全てのジャッキ部40を同時に加圧して駆動させ、既設橋梁1aを所定の位置までジャッキダウンする。既設橋梁1aを所定の位置までジャッキダウンした後、ジャッキ部40の加圧を解除する。その後、架設ジャッキ10が不要となるため、既設橋梁1aに取付けられた架設ジャッキ10を撤去する。
既設橋梁1aは、その位置で解体される(ステップS41)。その解体された部材は、その位置から撤去され、搬出される(ステップS42)。
【0030】
この場合、交通の遮断を行う期間が、既設橋梁1aの伸縮装置81a、82aを撤去する際の一夜間、既設橋梁1aと新設橋梁1bとの架け替えを行う際の一夜間、及び新設橋梁1bの伸縮装置81a、82aを取付ける際の一夜間、合計三回のみとなるため、既設橋梁1aと新設橋梁1bとの架け替え作業を行う際に、交通の迂回路を別途設置する必要がない。また、架け替え作業に要する時間が一夜間で終了するため、この架け替え作業に要する時間が大幅に短縮されることとなる。
【0031】
上記の構成によれば、交通の迂回路を別途設置する必要がないので、その迂回路を設置する費用を削減することができ、経済的損失を最小限に抑制することができる。また、既設橋梁1aと新設橋梁1bとの架け替えを迅速に行うことにより、その架け替え期間を短縮するので、架け替え作業による交通の遮断に伴う社会的損失を最小限に抑制することができる。
【0032】
なお、交通の遮断を行う期間が、既設橋梁1aの伸縮装置81a、82aを撤去する際の一夜間、既設橋梁1aと新設橋梁1bとの架け替えを行う際の一夜間、及び新設橋梁1bの伸縮装置81a、82aを取付ける際の一夜間、合計三回のみとなるとしているが、この期間及び回数を限定するものではない。工事の規模により、この期間及び回数を適宜設定することによって、従来の方法と比較してこの発明によって得られる効果が大きいことに変わりがない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したこの発明の橋梁架け替え方法においては、以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明によれば、既設橋梁と新設橋梁とを同時に移動させて架け替えを行うことにより、この架け替え作業に要する時間を大幅に短縮することになるとともに、この架け替え作業に伴って迂回路を設置する必要がないので、架け替え作業による交通の遮断に伴う社会的損失を最小限に抑制することができ、また、迂回路を設置するための設備費用が削減されるので、経済的損失を最小限に抑制することができる。
【0034】
請求項2に係る発明によれば、既設橋梁を、橋梁設置位置と並列して設けられた既設橋梁仮置位置に退避させることにより、橋梁設置位置には、既設橋梁が迅速に新設橋梁に架け替えられることとなるので、架け替え作業による交通の遮断に伴う社会的損失を最小限に抑制することができ、また、迂回路を設置するための設備費用が削減されるので、経済的損失を最小限に抑制することができる。
【0035】
請求項3に係る発明によれば、既設橋梁をその既設橋梁の底面を支持した状態で移動させると同時に、新設橋梁をその新設橋梁の底面を支持した状態で橋梁設置位置に移動させることにより、既設橋梁及び新設橋梁の移動が迅速に行われることとなるので、架け替え作業による交通の遮断に伴う社会的損失を最小限に抑制することができ、また、迂回路を設置するための設備費用が削減されるので、経済的損失を最小限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における実施の形態に係る既設橋梁と新設橋梁の配置図である。
【図2】この発明における実施の形態に係る架設ジャッキの正面図である。
【図3】この発明における実施の形態に係る架設ジャッキの部分拡大図である。
【図4】この発明における実施の形態に係る橋梁架け替え方法のフローチャートである。
【図5】この発明における実施の形態に係る架設ジャッキの正面図である。
【符号の説明】
1a 既設橋梁
1b 新設橋梁
10 架設ジャッキ
Claims (3)
- 橋梁設置位置に架けられた既設橋梁を新設橋梁に架け替える橋梁架け替え方法であって、
前記橋梁設置位置と並列して設けられた新設橋梁仮置位置に新設橋梁を待機させた後、前記既設橋梁を移動させるときに、前記新設橋梁を移動させることを特徴とする橋梁架け替え方法。 - 請求項1記載の橋梁架け替え方法において、
前記既設橋梁を、前記橋梁設置位置と並列して設けられた既設橋梁仮置位置に移動させることを特徴とする橋梁架け替え方法。 - 請求項1または2記載の橋梁架け替え方法において、
前記既設橋梁を該既設橋梁の底面を支持した状態で摺動させると同時に、前記新設橋梁を該新設橋梁の底面を支持した状態で前記橋梁設置位置に摺動させることを特徴とする橋梁架け替え方法。
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2002
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