JP2004147699A - 超音波洗浄シンク - Google Patents

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Yoshiro Matsushita
芳朗 松下
Masashi Yamada
昌司 山田
Tetsuji Niiyama
哲二 新山
Katsuyuki Okumura
勝之 奥村
Kosaku Inoue
高策 井上
Yasunari Maeda
康成 前田
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Abstract

【課題】食器から除去された汚れが水中を浮遊したままとならないように汚れを回収することができる超音波洗浄シンクを提供する。
【解決手段】内部に水11が貯留されて前記水11に食器12が浸漬されるシンク本体1と、シンク本体1内の食器12を超音波洗浄する超音波発生ユニット2と、シンク本体1内の水11を吸い出して濾過した後再びシンク本体1内に戻すための途中にポンプ33及び濾過器34を設けた循環配管3とで構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シンク本体内の水に浸漬された食器を超音波洗浄する超音波洗浄シンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、食器の汚れを超音波で落とす超音波洗浄装置が利用されている。これは、食器を超音波洗浄装置の洗浄ケーシング内に入れて水を満たし、超音波発生器で超音波を発生して食器の汚れを落とすものである。
【0003】
ところで最近では、種々のユニットを一まとめにしてシステム化したいわゆるシステムキッチンが良く利用されているが、超音波洗浄装置を組み込んだものは少なく、このため、超音波洗浄装置をシステムに組み込んだものが考えられている。この場合、単体の超音波洗浄装置を外付けするのではなくシンク本体に超音波発生器を組み込んで構成してある(例えば特許文献1参照)。
【0004】
このような超音波発生器を組み込んだシンクにあっては、シンク本体内に貯留した水に食器を浸漬し、前記食器にシンク本体内の水を介して超音波を当てて食器に付着した汚れを食器から剥離して除去するものである。
【0005】
しかしながら、このような従来の超音波洗浄シンクにあっては、シンク本体内の水に浸漬された食器に超音波を当てて付着した汚れを除去するのであるが、超音波洗浄中は食器が浸漬されている水はシンク本体内に留められているため、食器から除去された汚れは超音波による洗浄が終わるまで水中を浮遊することとなり、汚れが浮遊した水の中に食器が浸漬された状態で超音波洗浄を行っていて汚れが除去されにくいものであった。
【0006】
【特許文献1】
実開平7−33137号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、食器から除去された汚れが水中を浮遊したままとならないように汚れを回収することができる超音波洗浄シンクを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の超音波洗浄シンクにあっては、内部に水11が貯留されて前記水11に食器12が浸漬されるシンク本体1と、シンク本体1内の食器12を超音波洗浄する超音波発生ユニット2と、シンク本体1内の水11を吸い出して濾過した後再びシンク本体1内に戻すための途中にポンプ33及び濾過器34を設けた循環配管3とで構成されて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、超音波洗浄中に食器12から除去された汚れが食器12が浸漬されている水11の中を浮遊したままとならないよう回収することができて、汚れをあまり含まない水11にて超音波洗浄ができて食器12の汚れを良く除去することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1に本実施形態の概略構成を示す。
【0010】
シンク本体1は、上方に開口して内部に水11を貯留可能に形成してあり、この水11に洗浄対象となる食器12を浸漬する。食器12は、食材を盛る器だけでなく、湯のみやグラス、箸やスプーン、鍋やフライパン、包丁やまな板等、キッチンで料理に用いる用具等も含まれる。シンク内部に水11を注ぎ込むための給水口42がシンク本体1に設けてあると共に、水道4から前記給水口42までの配管途中に給水バルブ41が設けてあり、この給水バルブ41は後述する制御部8にて制御される。
【0011】
シンク本体1の底部には、シンク本体1内部の水11を排水するための排水口5が形成してある。排水口5には、途中に排水トラップ53を設けた排水管52が接続してあり、排水口5近傍の排水管52の途中には排水バルブ51が設けてある。
【0012】
また、シンク本体1の上端部近傍には、オーバーフロー部6の吸込口31が設けてあり、このオーバーフロー管61の下流側は上述した排水管52の排水トラップ53のすぐ上流部分に接続してある。これにより、オーバーフロー部6の吸込口31より上方に越える水11についてはオーバーフロー部6から排水され、シンク本体1の上端部から水11が溢れ出るのを防止することができる。
【0013】
そしてシンク本体1には、超音波発生ユニット2が設けられる。超音波発生ユニット2は、シンク本体1の内壁に形成される超音波振動子21と、超音波振動子21を振動させるための超音波ユニット本体22とからなる。超音波振動子21は、シンク本体1の内壁、即ち、オーバーフロー部6の吸込口31からより下方の側壁、及びシンク本体1の底面等に形成されるもので、シンク本体1の内部に貯留された水11に超音波を流すものである。また、超音波ユニット本体22は、超音波振動子21と制御部8とにそれぞれ接続されて制御部8からの制御指令を受けて超音波振動子21を駆動するものである。
【0014】
またシンク本体1には、循環配管3が設けてある。循環配管3は、シンク本体1からの吸込口31,シンク本体1への吐出口35に至る経路の途中に上流側より順にフィルタ32,ポンプ33,濾過器34を設けてある。この循環配管3のポンプ33は制御部8に接続される。
【0015】
更に本実施形態では、シンク本体1に乾燥ユニット7を設けてある。これは、シンク本体1のオーバーフロー部6の吸込口31よりも上方の側壁に吐気口70を形成し、この吐気口70から乾燥した温風を吐出可能なようにファン及びヒータを備えた除湿装置を設けたもので、洗浄後に食器12の乾燥を行うものである。
【0016】
このような超音波洗浄シンクの動作について説明する。
【0017】
まず、シンク本体1内を予めすすぎ等により洗浄しておき、排水バルブ51を閉じて排水口5を閉塞すると共に、循環配管3のポンプ33及び乾燥ユニット7を停止しておく。そして、給水バルブ41を開いて水道水11を給水口42からシンク本体1内に注ぎ込み、適当量の水11をシンク本体1内に貯留する。水11の量は食器12の数量,嵩によって適宜決定される。そして、シンク本体1内に貯留された水11に使用後の上述した食器12を浸漬していく。なお、先に食器12をシンク本体1内に載置し、その後でシンク本体1内に水11を注ぎ込んで貯留してもよい。本実施形態では制御部8によって給水バルブ41及び排水バルブ51,超音波ユニット本体22,循環配管3のポンプ33,乾燥ユニット7を制御するようにしているが、これらは手動でスイッチを入切りして駆動・停止を行うようにしてもよい。
【0018】
次に、超音波発生ユニット2を駆動して超音波振動子21を振動させると共に、循環配管3のポンプ33を作動して超音波洗浄を行う。超音波振動子21は、制御部8からの駆動指令を超音波ユニット本体22が受けて駆動され、水11に超音波が流される。これにより、水11の中に浸漬している食器12及び該食器12に付着した汚れに超音波が当たって振動し、汚れが食器12から剥離される。剥離した汚れは、水11と共に循環配管3のポンプ33に引かれて吸込口31から吸引され、まずフィルタ32で水11に溶けないごみや固形物が除去され、その後濾過器34で汚れ成分が濾過されて浄化された水11が吐出口35から再びシンク本体1内へと戻るものである。なお、水11面がオーバーフロー部6の吸込口31よりも上方に位置するような場合には該吸込口31より水11がオーバーフロー部6に流れ込み、排水管52より排水されるもので、水11がシンク本体1の上端部から溢れ出ることはないものである。
【0019】
そして、食器12から汚れが充分に除去されると、超音波発生ユニット2及び循環配管3のポンプ33を停止して超音波洗浄を終了し、排水バルブ51を開いてシンク本体1内の水11の排水を行う。この後、後述する乾燥動作に移行してもよいが、通常は、排水バルブ51を閉じると共に、給水バルブ41を開いて水11をシンク本体1内に注ぎ込んで貯留し、すすぎを行う。そしてすすぎを行った後、排水バルブ51を開いてシンク本体1内の水11の排水を行う。排水管52には排水トラップ53を設けてあるので、下流側からの臭気が配水口やオーバーフロー部6より室内に逆流するのが阻止される。
【0020】
次に、乾燥ユニット7を駆動して乾燥動作を行う。乾燥ユニット7のファン及びヒータを駆動して除湿された温風をシンク本体1の側壁に設けた吐気口70から吐出し、超音波洗浄及びすすぎを行った食器12を乾燥させるものである。
【0021】
以上のような構成によれば、シンク本体1に超音波振動子21を設けた超音波洗浄シンクにおいて、途中に濾過器34及びポンプ33を設けた循環配管3を設けてシンク本体1内の水11を濾過するようにしたので、超音波洗浄中に食器12から剥離除去された汚れが水11中に浮遊したままとなるのを防止してシンク本体1内の水11を浄化することが可能となり、超音波洗浄にて食器12の汚れを一層良く除去することが可能となるものである。
【0022】
次に、以上のような超音波洗浄シンクを組み込んだシステムキッチンカウンターの実施例について説明する。
[実施例1]
図2に本実施例の斜視図を示す。本実施例においては、カウンターKの上面の一部にシンクを形成し、超音波発生ユニット2や乾燥ユニット7等の上述した構成要素はカウンターK内に配設してある。
【0023】
本実施例では、シンク本体1の内部を上述した超音波洗浄を行う超音波洗浄専用シンク1aと、超音波洗浄を行うことができない通常のシンク9とに仕切って形成してある。なお、超音波洗浄専用シンク1aと通常のシンク9を仕切る仕切り91は、その上端部がシンク本体1の上端部よりも若干下方に位置しており、上端部においてこれら超音波洗浄専用シンク1a内部と通常のシンク9内部とは連通している。
【0024】
そして、超音波洗浄専用シンク1aには、その上開口を閉塞する外蓋71が開閉自在に設けてある。この外蓋71は、超音波洗浄や給排水11の際に水11や汚れ等が飛散しないようにするため、及び、乾燥を行う際に超音波洗浄専用シンク1a内を略密閉した状態として乾燥効率を向上させるために設けてある。そして、乾燥時には、乾燥した温風が吐気口70から超音波洗浄専用シンク1a内に吐出されるのであるが、仕切り91の上端部と外蓋71との間の隙間から通常のシンク9へと流出することができる。本実施例では、仕切り91の上端部をシンク本体1の上端部より若干下げて形成してあるので、超音波洗浄専用シンク1aにオーバーフロー部6を設けなくとも、仕切り91の上端部を越える水11については仕切りの上端部より通常のシンク9に流れ込むため、シンク本体1の上端部から水11が溢れ出ることがない。
【0025】
また、カウンターの前面には、制御部8(図示せず)に接続される操作盤Sが設けてあり、本実施形態における種々の動作をスイッチ操作により行うことができる。
【0026】
このように、超音波洗浄専用シンク1aと通常のシンク9とに分けてあるので、超音波洗浄専用シンク1aにて超音波洗浄を行っている間でも通常のシンク9を使用することが可能となる。
[実施例2]
図3に実施例2の斜視図を示す。本実施例2は上述した実施例1と大体において同じであり、異なる部分についてのみ説明する。
【0027】
本実施例では、超音波洗浄専用シンク1aと通常のシンク9とに仕切る仕切り91の上端部をシンク本体1の上端部に合わせ、超音波洗浄専用シンク1a内部と通常のシンク9内部とが連通しないようにしてある。
【0028】
そして、超音波洗浄専用シンク1aの上開口を閉塞する外蓋71には、吐気口70から超音波洗浄専用シンク1a内に吐出される乾燥した温風が逃げる開口72を形成してあり、この開口72より吐出口35から吐出された温風が外部に逃げるようになっている。
【0029】
また、本実施例では超音波洗浄専用シンク1aにオーバーフロー部6を設けてある。
【0030】
本実施例においても超音波洗浄専用シンク1aと通常のシンク9とに分けてあるので、超音波洗浄専用シンク1aにて超音波洗浄を行っている間でも通常のシンク9を使用することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、内部に水が貯留されて前記水に食器が浸漬されるシンク本体と、シンク本体内の食器を超音波洗浄する超音波発生ユニットと、シンク本体内の水を吸い出して濾過した後再びシンク本体内に戻すための途中にポンプ及び濾過器を設けた循環配管とで構成したので、超音波洗浄中に食器から除去された汚れが食器が浸漬されている水の中を浮遊したままとならないよう回収することができて、汚れをあまり含まない水にて超音波洗浄ができて食器の汚れを良く除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略構成図である。
【図2】同上における一実施例の斜視図である。
【図3】同上における他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 シンク本体
11 水
12 食器
2 超音波発生ユニット
3 循環配管
33 ポンプ
34 濾過器

Claims (1)

  1. 内部に水が貯留されて前記水に食器が浸漬されるシンク本体と、シンク本体内の食器を超音波洗浄する超音波発生ユニットと、シンク本体内の水を吸い出して濾過した後再びシンク本体内に戻すための途中にポンプ及び濾過器を設けた循環配管とで構成されて成ることを特徴とする超音波洗浄シンク。
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