JP2004164094A - データ金庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】データを蓄積するデータ蓄積部を金庫態様の筐体に収納するようにして、セキュリテイ機能を図ったコンピュータ装置を提供する。
【解決手段】コンピュータ装置は、データを蓄積するデータ蓄積部と、このデータ蓄積部に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部とを少なくとも有するコンピュータであって、データ蓄積部は、セキュリテイ機能、例えば、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能を備えた筐体に収納したことである。
【選択図】 図1
【解決手段】コンピュータ装置は、データを蓄積するデータ蓄積部と、このデータ蓄積部に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部とを少なくとも有するコンピュータであって、データ蓄積部は、セキュリテイ機能、例えば、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能を備えた筐体に収納したことである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ金庫に関するものであり、詳しくは、データを蓄積するデータ蓄積部を耐熱耐火及び耐水、耐震並びに防犯を検出する機能を備えた筐体に収納するようにして、非常時において少なくともデータのみを救済するようにしたデータ金庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術におけるコンピュータ装置、即ち、非常時又はバックアップ体制、並びにセキュリテイを重視したコンピュータ装置は、既に多数の形態が存在する。例えば、物理的に別体の記録装置に常時二重に書き込む等することにより二重のファイルを作成して、片方をバックアップにする手法が周知である。
又、ネットワークを利用して、物理的に離れた地域に存在するコンピュータシステムに保存する手法等、大掛かりであるが実際に駆動しているシステムが存在する。
更に、バックアップとして、空調設備の整った金庫等に書き込んだ媒体、例えばディスク媒体やテープ媒体を格納しておく方法も周知である。
さらに、セキュリテイを重視するために、蓄積データを暗号化したり、操作者を厳重に管理する等様々な手法が存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−348357号公報 (第3頁 第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術で説明したバックアップシステムにおけるバックアップ体制及びセキュリテイを重視する体制はデータそのものに着目したもので、バックアップ又はセキュリテイを確保するために、データを加工して蓄積するか又は物理的に離れた場所の記録媒体に記録する等しており、全体のシステムを構築する際に構成が複雑になり且つ実際の運用の操作に専門家が必要であるという問題がある。
又、貴重な資料が全てデータ化されている中で、データとして蓄積することは理解できても、そのデータが何処に蓄積されているのか、物理的に見えないため、常にデータのセキュリテイ及びデータの行方を把握することに疑問が生じるという問題がある。
【0005】
従って、日常的に使用されているコンピュータ装置において、非常時に少なくとも現在の蓄積されているデータそのものを物理的に保護できるような構成及び構造に解決しなければならない課題を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るデータ金庫は、次に示す構成にすることである。
【0007】
(1)データ金庫は、データを蓄積するデータ蓄積部と、該データ蓄積部に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部とを少なくとも有するコンピュータであって、前記コンピュータのうち、少なくとも前記データ蓄積部はセキュリテイ機能を備えた筐体に収納されていることである。
(2)前記セキュリテイ機能は、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つである(1)に記載のコンピュータ装置。
(3)前記筐体には、信号線と電源線とを引き込んで前記データ蓄積部に接続する端子部を設け、該端子部はセキュリテイ機能が動作したときに前記信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えたことを特徴とする(1)に記載のコンピュータ装置。
【0008】
このように、日常的に使用されているコンピュータシステムのうち、少なくともデータ蓄積部を耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能を有する筐体に収納した構成にしたことで、非常時には、セキュリテイ機能が動作して筐体内部に収納されているデータ蓄積部に蓄積されているデータは、現状のまま維持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るデータ金庫の種々の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
本発明に係る第1の実施形態のデータ金庫は、図1及び図2に示すように、データを蓄積するデータ蓄積部11と、このデータ蓄積部11に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部12とを少なくとも有するコンピュータを前提として、そのコンピュータを構成するデータ蓄積部11は、セキュリテイ機能を備えた金庫態様の筐体13に収納した構成になっている。
【0011】
ここで、セキュリテイ機能とは、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つであり、実施例においては全ての機能が付けられた構成になっている。
【0012】
又、筐体13は、所謂、金庫構造に形成され、形成する壁14及び扉15に様々な細工を施して、内部にまで、外部からの熱、水等が入り込まない構造になっている。また、実施例においては、筐体13内部の換気及び温度調節、湿度調節については図示していないが、内部に収納するデータ蓄積部11が必要とするものは、適宜備え付けられるようになっている。
そして、この筐体13には、信号線と電源線とを引き込んでデータ蓄積部11に接続する端子部16を設け、この端子部16はセキュリテイ機能が動作したときに信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えた構成になっている。ここで、信号が無線により交信できる体制にすれば、当然に信号線は不要になる。
筐体13の外側には、耐火検出センサー17、耐熱検出センサー18、耐震検出センサー19、防犯検出センサー20を備え、これらのセンサーは端子部16を構成するセンサー検出部21に接続されている。
【0013】
電気遮断手段は、図2に示すように、所謂、スイッチを制御して電気的に遮断するもので、電源線に接続されているスイッチSW1、信号線に接続されているスイッチSW2、これらのスイッチSW1、SW2を制御するセンサー検出部21とからなる。センサー検出部21は、様々なセンサー17、18、19、20からの信号を受信してスイッチSW1、SW2を閉の状態から開の状態に制御して電気的に遮断する。
【0014】
尚、端子部16は、実施例においては筐体13の内部に設置したが、これに限定されることなく、筐体13の外部に設置するようにしてもよい。
【0015】
このような構成からなるデータ金庫において、先ず、筐体13内にデータ蓄積部11を収納し、電源端子22及び信号端子23にデータ蓄積部11のケーブルを接続する。そして、ホスト部12側の電源ケーブル24と信号ケーブル25を外側に出ている端子に接続すれば、データ蓄積部11とホスト部12とからなるコンピュータになる。勿論、この他に、ネットワークへの接続、プリンタへの接続等が必要である。ここで、電源ケーブル24は、ホスト部12に接続する必要がなく、直接に供給電源に接続するようにしてもよい。又、データ蓄積部11が信号線を利用して電源を供給するものであれば、当然にこの電源ケーブル24の設定は不要になる。
【0016】
コンピュータの作動中又は停止中であっても、何れかのセキュリテイ機能が動作すると、センサー検出部21がセンサー17,18、19、20の検出を検知し、スイッチSW1、SW2を強制的に閉から開状態にする。すると、データ蓄積部11は、外部からの電気の供給が断たれ、自己セーブ機能があればそれが動作し、データを現状の状態に維持して停止する。
非常事態が去った後に、扉を開けて収納されているデータ蓄積部11を動作できる状態にするか、他の位置に移して再駆動させることにより、データ蓄積部11は正常に動作できるのである。
【0017】
次に、第2の実施形態のデータ金庫について、図3を参照して説明する。
【0018】
第2の実施形態のデータ金庫は、データを蓄積するデータ蓄積部11Aと、このデータ蓄積部11Aに蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部12Aとを少なくとも有するコンピュータを前提として、そのコンピュータを構成するデータ蓄積部11A及びホスト部12Aは、セキュリテイ機能を備えた金庫態様の筐体13に収納した構成になっている。そして、筐体13に収納されているデータ蓄積部11A及びホスト部12Aに、筐体13の外部から電源を供給する電源供給部27を備え、ホスト部12Aを操作するためのモニター及びキーボード等の操作手段からなる表示操作部28を外部に設けた構成になっている。
【0019】
ここで、セキュリテイ機能とは、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つであり、実施例においては全ての機能が付けられた構成になっている。
【0020】
又、筐体13は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、所謂、金庫構造に形成され、形成する壁14及び扉15に様々な細工を施して、内部にまで、外部からの熱、水等が入り込まない構造になっている。また、実施例においては、筐体13内部の換気及び温度調節、湿度調節については、空調部26により行われる構成になっている。
そして、この筐体13には、信号線と電源線とを引き込んでデータ蓄積部11A及びホスト部12Aに接続する端子部16を設け、この端子部16はセキュリテイ機能が動作したときに信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えた構成になっている。ここで、信号が無線で行う場合には、当然に端子部16の信号線の引き込みをなくすことができる。
筐体13の外側には、耐火検出センサー17、耐熱検出センサー18、耐震検出センサー19、防犯検出センサー20を備え、これらのセンサーは端子部16を構成するセンサー検出部21に接続されている。
【0021】
電気遮断手段は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、図2に示すように、所謂、スイッチを制御して電気的に遮断するもので、電源線に接続されているスイッチSW1、信号線に接続されているスイッチSW2、これらのスイッチSW1、SW2を制御するセンサー検出部21とからなる。センサー検出部21は、様々なセンサー17、18、19、20からの信号を受信してスイッチSW1、SW2を閉の状態から開の状態に制御して電気的に遮断する。
【0022】
尚、端子部16は、実施例においては筐体13の内部に設置したが、これに限定されることなく、筐体13の外部に設置するようにしてもよい。
【0023】
このような構成からなるデータ金庫において、先ず、筐体13内にデータ蓄積部11A及びホスト部12Aを収納し、電源端子22及び信号端子23にホスト部12Aのケーブルを接続する。そして、筐体13の外側で電源ケーブル24を電源供給部27に接続し、信号ケーブル25を表示操作部28に接続すれば、筐体13内部に収納したデータ蓄積部11Aとホスト部12Aとからなるコンピュータになる。勿論、この他に、ネットワークへの接続、プリンタへの接続等が必要である。
【0024】
コンピュータの作動中又は停止中であっても、何れかのセキュリテイ機能が動作すると、センサー検出部21がセンサー17,18、19、20の検出を検知し、スイッチSW1、SW2を強制的に閉から開状態にする。すると、データ蓄積部11A及びホスト部12Aは、外部からの電気の供給が断たれ、自己セーブ機能があればそれが動作し、データを現状の状態に維持して停止する。
非常事態が去った後に、扉を開けて収納されているデータ蓄積部11A及びホスト部12Aを動作できる状態にするか、他の位置に移して再駆動させることにより、データ蓄積部11A及びホスト部12Aは正常に動作できるのである。
【0025】
次に、第3の実施形態のデータ金庫について、図4を参照して説明する。
【0026】
第3の実施形態のデータ金庫は、データを蓄積するデータ蓄積部11Cと、データをバックアップするバックアップデータ蓄積部11Bと、データ蓄積部11Cに蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部12Bとを少なくとも有するコンピュータを前提として、そのコンピュータを構成するバックアップデータ蓄積部11Bのみを、セキュリテイ機能を備えた金庫態様の筐体13に収納した構成になっている。
【0027】
ここで、セキュリテイ機能とは、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つであり、実施例においては全ての機能が付けられた構成になっている。
【0028】
又、筐体13は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、所謂、金庫構造に形成され、形成する壁14及び扉15に様々な細工を施して、内部にまで、外部からの熱、水等が入り込まない構造になっている。また、実施例においては、筐体13内部の換気及び温度調節、湿度調節については、図示していないが、内部に収納するバックアップデータ蓄積部11Bが必要とするものは、適宜備え付けられるようになっている。
そして、この筐体13には、信号線と電源線とを引き込んでバックアップデータ蓄積部11Bに接続する端子部16を設け、この端子部16はセキュリテイ機能が動作したときに信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えた構成になっている。ここで、信号が無線で交信するようにした場合には、信号線は不要になる。
筐体13の外側には、耐火検出センサー17、耐熱検出センサー18、耐震検出センサー19、防犯検出センサー20を備え、これらのセンサーは端子部16を構成するセンサー検出部21に接続されている。
【0029】
電気遮断手段は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、図2に示すように、所謂、スイッチを制御して電気的に遮断するもので、電源線に接続されているスイッチSW1、信号線に接続されているスイッチSW2、これらのスイッチSW1、SW2を制御するセンサー検出部21とからなる。センサー検出部21は、様々なセンサー17、18、19、20からの信号を受信してスイッチSW1、SW2を閉の状態から開の状態に制御して電気的に遮断する。
【0030】
尚、端子部16は、実施例においては筐体13の内部に設置したが、これに限定されることなく、筐体13の外部に設置するようにしてもよい。
【0031】
このような構成からなるデータ金庫において、先ず、筐体13内にバックアップデータ蓄積部11Bを収納し、電源端子22及び信号端子23にホスト部12Bのケーブルを接続すればバックアップデータ蓄積部11Bを備えたホスト部12Bとからなるコンピュータになる。勿論、この他に、ネットワークへの接続、プリンタへの接続等が必要である。ここで、電源ケーブル24は、ホスト部12に接続する必要がなく、直接に供給電源に接続するようにしてもよい。又、バックアップデータ蓄積部11Bが信号線を利用して電源を供給するものであれば、当然にこの電源ケーブル24の設定は不要になる。
【0032】
コンピュータの作動中又は停止中であっても、何れかのセキュリテイ機能が動作すると、センサー検出部21がセンサー17,18、19、20の検出を検知し、スイッチSW1、SW2を強制的に閉から開状態にする。すると、バックアップデータ蓄積部11Bは、外部からの電気の供給が断たれ、自己セーブ機能があればそれが動作し、データを現状の状態に維持して停止する。
非常事態が去った後に、扉を開けて収納されているバックアップデータ蓄積部11Bを動作できる状態にするか、他の位置に移して再駆動させることにより、バックアップデータ蓄積部11Bは正常に動作できるのである。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るデータ金庫は、少なくともデータが蓄積されているデータ蓄積部を金庫態様の筐体に収納したことにより、目で見てデータのセキュリテイが図れることが確認できると共に、実際に耐火等を検出したときでも、蓄積されているデータを現状の状態で維持できるから、極めて安全性に富んだ装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る第1の実施形態のデータ金庫を略示的に示した構成図である。
【図2】同、端子部の要部拡大図である。
【図3】本願発明に係る第2の実施形態のデータ金庫を略示的に示した構成図である。
【図4】本願発明に係る第2の実施形態のデータ金庫を略示的に示した構成図である。
【符号の説明】
11;データ蓄積部、11A;データ蓄積部、11B;バックアップデータ蓄積部、12;ホスト部、12A;ホスト部、12B;ホスト部、13;筐体、14;壁、15;扉、16;端子部、17;耐火検出センサー、18;耐熱検出センサー、19;耐震検出センサー、20;防犯検出センサー、21;センサー検出部、22;電源端子、23;信号端子、24;電源ケーブル、25;信号ケーブル、26;空調部、27;電源供給部、28;表示操作部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ金庫に関するものであり、詳しくは、データを蓄積するデータ蓄積部を耐熱耐火及び耐水、耐震並びに防犯を検出する機能を備えた筐体に収納するようにして、非常時において少なくともデータのみを救済するようにしたデータ金庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術におけるコンピュータ装置、即ち、非常時又はバックアップ体制、並びにセキュリテイを重視したコンピュータ装置は、既に多数の形態が存在する。例えば、物理的に別体の記録装置に常時二重に書き込む等することにより二重のファイルを作成して、片方をバックアップにする手法が周知である。
又、ネットワークを利用して、物理的に離れた地域に存在するコンピュータシステムに保存する手法等、大掛かりであるが実際に駆動しているシステムが存在する。
更に、バックアップとして、空調設備の整った金庫等に書き込んだ媒体、例えばディスク媒体やテープ媒体を格納しておく方法も周知である。
さらに、セキュリテイを重視するために、蓄積データを暗号化したり、操作者を厳重に管理する等様々な手法が存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−348357号公報 (第3頁 第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術で説明したバックアップシステムにおけるバックアップ体制及びセキュリテイを重視する体制はデータそのものに着目したもので、バックアップ又はセキュリテイを確保するために、データを加工して蓄積するか又は物理的に離れた場所の記録媒体に記録する等しており、全体のシステムを構築する際に構成が複雑になり且つ実際の運用の操作に専門家が必要であるという問題がある。
又、貴重な資料が全てデータ化されている中で、データとして蓄積することは理解できても、そのデータが何処に蓄積されているのか、物理的に見えないため、常にデータのセキュリテイ及びデータの行方を把握することに疑問が生じるという問題がある。
【0005】
従って、日常的に使用されているコンピュータ装置において、非常時に少なくとも現在の蓄積されているデータそのものを物理的に保護できるような構成及び構造に解決しなければならない課題を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るデータ金庫は、次に示す構成にすることである。
【0007】
(1)データ金庫は、データを蓄積するデータ蓄積部と、該データ蓄積部に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部とを少なくとも有するコンピュータであって、前記コンピュータのうち、少なくとも前記データ蓄積部はセキュリテイ機能を備えた筐体に収納されていることである。
(2)前記セキュリテイ機能は、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つである(1)に記載のコンピュータ装置。
(3)前記筐体には、信号線と電源線とを引き込んで前記データ蓄積部に接続する端子部を設け、該端子部はセキュリテイ機能が動作したときに前記信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えたことを特徴とする(1)に記載のコンピュータ装置。
【0008】
このように、日常的に使用されているコンピュータシステムのうち、少なくともデータ蓄積部を耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能を有する筐体に収納した構成にしたことで、非常時には、セキュリテイ機能が動作して筐体内部に収納されているデータ蓄積部に蓄積されているデータは、現状のまま維持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るデータ金庫の種々の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
本発明に係る第1の実施形態のデータ金庫は、図1及び図2に示すように、データを蓄積するデータ蓄積部11と、このデータ蓄積部11に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部12とを少なくとも有するコンピュータを前提として、そのコンピュータを構成するデータ蓄積部11は、セキュリテイ機能を備えた金庫態様の筐体13に収納した構成になっている。
【0011】
ここで、セキュリテイ機能とは、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つであり、実施例においては全ての機能が付けられた構成になっている。
【0012】
又、筐体13は、所謂、金庫構造に形成され、形成する壁14及び扉15に様々な細工を施して、内部にまで、外部からの熱、水等が入り込まない構造になっている。また、実施例においては、筐体13内部の換気及び温度調節、湿度調節については図示していないが、内部に収納するデータ蓄積部11が必要とするものは、適宜備え付けられるようになっている。
そして、この筐体13には、信号線と電源線とを引き込んでデータ蓄積部11に接続する端子部16を設け、この端子部16はセキュリテイ機能が動作したときに信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えた構成になっている。ここで、信号が無線により交信できる体制にすれば、当然に信号線は不要になる。
筐体13の外側には、耐火検出センサー17、耐熱検出センサー18、耐震検出センサー19、防犯検出センサー20を備え、これらのセンサーは端子部16を構成するセンサー検出部21に接続されている。
【0013】
電気遮断手段は、図2に示すように、所謂、スイッチを制御して電気的に遮断するもので、電源線に接続されているスイッチSW1、信号線に接続されているスイッチSW2、これらのスイッチSW1、SW2を制御するセンサー検出部21とからなる。センサー検出部21は、様々なセンサー17、18、19、20からの信号を受信してスイッチSW1、SW2を閉の状態から開の状態に制御して電気的に遮断する。
【0014】
尚、端子部16は、実施例においては筐体13の内部に設置したが、これに限定されることなく、筐体13の外部に設置するようにしてもよい。
【0015】
このような構成からなるデータ金庫において、先ず、筐体13内にデータ蓄積部11を収納し、電源端子22及び信号端子23にデータ蓄積部11のケーブルを接続する。そして、ホスト部12側の電源ケーブル24と信号ケーブル25を外側に出ている端子に接続すれば、データ蓄積部11とホスト部12とからなるコンピュータになる。勿論、この他に、ネットワークへの接続、プリンタへの接続等が必要である。ここで、電源ケーブル24は、ホスト部12に接続する必要がなく、直接に供給電源に接続するようにしてもよい。又、データ蓄積部11が信号線を利用して電源を供給するものであれば、当然にこの電源ケーブル24の設定は不要になる。
【0016】
コンピュータの作動中又は停止中であっても、何れかのセキュリテイ機能が動作すると、センサー検出部21がセンサー17,18、19、20の検出を検知し、スイッチSW1、SW2を強制的に閉から開状態にする。すると、データ蓄積部11は、外部からの電気の供給が断たれ、自己セーブ機能があればそれが動作し、データを現状の状態に維持して停止する。
非常事態が去った後に、扉を開けて収納されているデータ蓄積部11を動作できる状態にするか、他の位置に移して再駆動させることにより、データ蓄積部11は正常に動作できるのである。
【0017】
次に、第2の実施形態のデータ金庫について、図3を参照して説明する。
【0018】
第2の実施形態のデータ金庫は、データを蓄積するデータ蓄積部11Aと、このデータ蓄積部11Aに蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部12Aとを少なくとも有するコンピュータを前提として、そのコンピュータを構成するデータ蓄積部11A及びホスト部12Aは、セキュリテイ機能を備えた金庫態様の筐体13に収納した構成になっている。そして、筐体13に収納されているデータ蓄積部11A及びホスト部12Aに、筐体13の外部から電源を供給する電源供給部27を備え、ホスト部12Aを操作するためのモニター及びキーボード等の操作手段からなる表示操作部28を外部に設けた構成になっている。
【0019】
ここで、セキュリテイ機能とは、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つであり、実施例においては全ての機能が付けられた構成になっている。
【0020】
又、筐体13は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、所謂、金庫構造に形成され、形成する壁14及び扉15に様々な細工を施して、内部にまで、外部からの熱、水等が入り込まない構造になっている。また、実施例においては、筐体13内部の換気及び温度調節、湿度調節については、空調部26により行われる構成になっている。
そして、この筐体13には、信号線と電源線とを引き込んでデータ蓄積部11A及びホスト部12Aに接続する端子部16を設け、この端子部16はセキュリテイ機能が動作したときに信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えた構成になっている。ここで、信号が無線で行う場合には、当然に端子部16の信号線の引き込みをなくすことができる。
筐体13の外側には、耐火検出センサー17、耐熱検出センサー18、耐震検出センサー19、防犯検出センサー20を備え、これらのセンサーは端子部16を構成するセンサー検出部21に接続されている。
【0021】
電気遮断手段は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、図2に示すように、所謂、スイッチを制御して電気的に遮断するもので、電源線に接続されているスイッチSW1、信号線に接続されているスイッチSW2、これらのスイッチSW1、SW2を制御するセンサー検出部21とからなる。センサー検出部21は、様々なセンサー17、18、19、20からの信号を受信してスイッチSW1、SW2を閉の状態から開の状態に制御して電気的に遮断する。
【0022】
尚、端子部16は、実施例においては筐体13の内部に設置したが、これに限定されることなく、筐体13の外部に設置するようにしてもよい。
【0023】
このような構成からなるデータ金庫において、先ず、筐体13内にデータ蓄積部11A及びホスト部12Aを収納し、電源端子22及び信号端子23にホスト部12Aのケーブルを接続する。そして、筐体13の外側で電源ケーブル24を電源供給部27に接続し、信号ケーブル25を表示操作部28に接続すれば、筐体13内部に収納したデータ蓄積部11Aとホスト部12Aとからなるコンピュータになる。勿論、この他に、ネットワークへの接続、プリンタへの接続等が必要である。
【0024】
コンピュータの作動中又は停止中であっても、何れかのセキュリテイ機能が動作すると、センサー検出部21がセンサー17,18、19、20の検出を検知し、スイッチSW1、SW2を強制的に閉から開状態にする。すると、データ蓄積部11A及びホスト部12Aは、外部からの電気の供給が断たれ、自己セーブ機能があればそれが動作し、データを現状の状態に維持して停止する。
非常事態が去った後に、扉を開けて収納されているデータ蓄積部11A及びホスト部12Aを動作できる状態にするか、他の位置に移して再駆動させることにより、データ蓄積部11A及びホスト部12Aは正常に動作できるのである。
【0025】
次に、第3の実施形態のデータ金庫について、図4を参照して説明する。
【0026】
第3の実施形態のデータ金庫は、データを蓄積するデータ蓄積部11Cと、データをバックアップするバックアップデータ蓄積部11Bと、データ蓄積部11Cに蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部12Bとを少なくとも有するコンピュータを前提として、そのコンピュータを構成するバックアップデータ蓄積部11Bのみを、セキュリテイ機能を備えた金庫態様の筐体13に収納した構成になっている。
【0027】
ここで、セキュリテイ機能とは、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つであり、実施例においては全ての機能が付けられた構成になっている。
【0028】
又、筐体13は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、所謂、金庫構造に形成され、形成する壁14及び扉15に様々な細工を施して、内部にまで、外部からの熱、水等が入り込まない構造になっている。また、実施例においては、筐体13内部の換気及び温度調節、湿度調節については、図示していないが、内部に収納するバックアップデータ蓄積部11Bが必要とするものは、適宜備え付けられるようになっている。
そして、この筐体13には、信号線と電源線とを引き込んでバックアップデータ蓄積部11Bに接続する端子部16を設け、この端子部16はセキュリテイ機能が動作したときに信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えた構成になっている。ここで、信号が無線で交信するようにした場合には、信号線は不要になる。
筐体13の外側には、耐火検出センサー17、耐熱検出センサー18、耐震検出センサー19、防犯検出センサー20を備え、これらのセンサーは端子部16を構成するセンサー検出部21に接続されている。
【0029】
電気遮断手段は、上記第1の実施形態で説明したものと同じく、図2に示すように、所謂、スイッチを制御して電気的に遮断するもので、電源線に接続されているスイッチSW1、信号線に接続されているスイッチSW2、これらのスイッチSW1、SW2を制御するセンサー検出部21とからなる。センサー検出部21は、様々なセンサー17、18、19、20からの信号を受信してスイッチSW1、SW2を閉の状態から開の状態に制御して電気的に遮断する。
【0030】
尚、端子部16は、実施例においては筐体13の内部に設置したが、これに限定されることなく、筐体13の外部に設置するようにしてもよい。
【0031】
このような構成からなるデータ金庫において、先ず、筐体13内にバックアップデータ蓄積部11Bを収納し、電源端子22及び信号端子23にホスト部12Bのケーブルを接続すればバックアップデータ蓄積部11Bを備えたホスト部12Bとからなるコンピュータになる。勿論、この他に、ネットワークへの接続、プリンタへの接続等が必要である。ここで、電源ケーブル24は、ホスト部12に接続する必要がなく、直接に供給電源に接続するようにしてもよい。又、バックアップデータ蓄積部11Bが信号線を利用して電源を供給するものであれば、当然にこの電源ケーブル24の設定は不要になる。
【0032】
コンピュータの作動中又は停止中であっても、何れかのセキュリテイ機能が動作すると、センサー検出部21がセンサー17,18、19、20の検出を検知し、スイッチSW1、SW2を強制的に閉から開状態にする。すると、バックアップデータ蓄積部11Bは、外部からの電気の供給が断たれ、自己セーブ機能があればそれが動作し、データを現状の状態に維持して停止する。
非常事態が去った後に、扉を開けて収納されているバックアップデータ蓄積部11Bを動作できる状態にするか、他の位置に移して再駆動させることにより、バックアップデータ蓄積部11Bは正常に動作できるのである。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係るデータ金庫は、少なくともデータが蓄積されているデータ蓄積部を金庫態様の筐体に収納したことにより、目で見てデータのセキュリテイが図れることが確認できると共に、実際に耐火等を検出したときでも、蓄積されているデータを現状の状態で維持できるから、極めて安全性に富んだ装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る第1の実施形態のデータ金庫を略示的に示した構成図である。
【図2】同、端子部の要部拡大図である。
【図3】本願発明に係る第2の実施形態のデータ金庫を略示的に示した構成図である。
【図4】本願発明に係る第2の実施形態のデータ金庫を略示的に示した構成図である。
【符号の説明】
11;データ蓄積部、11A;データ蓄積部、11B;バックアップデータ蓄積部、12;ホスト部、12A;ホスト部、12B;ホスト部、13;筐体、14;壁、15;扉、16;端子部、17;耐火検出センサー、18;耐熱検出センサー、19;耐震検出センサー、20;防犯検出センサー、21;センサー検出部、22;電源端子、23;信号端子、24;電源ケーブル、25;信号ケーブル、26;空調部、27;電源供給部、28;表示操作部。
Claims (3)
- データを蓄積するデータ蓄積部と、該データ蓄積部に蓄積されているデータを用いて演算処理するホスト部とを少なくとも有するコンピュータであって、
前記コンピュータのうち、少なくとも前記データ蓄積部はセキュリテイ機能を備えた筐体に収納されていることを特徴とするデータ金庫。 - 前記セキュリテイ機能は、耐熱、耐火、耐水及び耐震並びに防犯を検出する機能の全て又は何れかの組み合わせ又は何れかの一つである請求項1に記載のデータ金庫。
- 前記筐体には、信号線と電源線とを引き込んで前記データ蓄積部に接続する端子部を設け、該端子部はセキュリテイ機能が動作したときに前記信号線と電源線を電気的に遮断する電気遮断手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ金庫。
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|---|---|---|---|
| JP2002326953A JP2004164094A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | データ金庫 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004164094A true JP2004164094A (ja) | 2004-06-10 |
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|---|---|---|---|
| JP2002326953A Pending JP2004164094A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | データ金庫 |
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| Country | Link |
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-11-11 JP JP2002326953A patent/JP2004164094A/ja active Pending
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| US9195397B2 (en) | 2005-04-20 | 2015-11-24 | Axxana (Israel) Ltd. | Disaster-proof data recovery |
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