JP2004169597A - エンジンに付属する負荷の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キースイッチをオフ状態にした際にタイマ動作を行なわせて、負荷に一定時間通電するようにした負荷駆動装置において、エンジンが停止しているときにキースイッチの無用な操作により負荷に通電されるのを防止すること。
【解決手段】キースイッチ3がオン状態からオフ状態になったことを検出したときにタイマ動作を行なって一定時間の間負荷駆動用スイッチ4aをオン状態にするタイマ回路4bとキースイッチ3との間にタイマ制御用スイッチ4dを設ける。エンジンにより駆動される発電機5の出力からエンジンが回転していることを検出するエンジン回転検出部4cを設け、エンジン回転検出部がエンジンの回転を検出したときにタイマ制御用スイッチ4dをオン状態にする。タイマ制御用スイッチは、キースイッチがオン状態になっている間オン状態を保持する。
【選択図】 図1
【解決手段】キースイッチ3がオン状態からオフ状態になったことを検出したときにタイマ動作を行なって一定時間の間負荷駆動用スイッチ4aをオン状態にするタイマ回路4bとキースイッチ3との間にタイマ制御用スイッチ4dを設ける。エンジンにより駆動される発電機5の出力からエンジンが回転していることを検出するエンジン回転検出部4cを設け、エンジン回転検出部がエンジンの回転を検出したときにタイマ制御用スイッチ4dをオン状態にする。タイマ制御用スイッチは、キースイッチがオン状態になっている間オン状態を保持する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンに付属する電装品負荷の内、エンジンの停止時に一定時間だけ駆動される負荷の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの停止時に一定時間だけ駆動される負荷としては、例えば、ディーゼルエンジンを停止する際に燃料カット用バルブを閉じるために励磁される燃料停止用ソレノイドがある。バッテリの無用な消耗を防ぐため、燃料停止用ソレノイドは、エンジンを停止するために必要な時間の間のみ励磁されるようにしておく必要がある。
【0003】
そのため燃料停止用ソレノイドを駆動する駆動装置は、例えば特許文献1に示されているように、キースイッチがオン状態からオフ状態に切り換えられたときにタイマ動作を開始するタイマ回路を備えていて、該タイマ回路がタイマ動作を行っている間ソレノイドに通電するように構成されている。
【0004】
更に詳述すると、特許文献1に示された駆動装置は、エンジン停止時の位置であるオフ位置とエンジン運転時の位置であるオン位置とエンジン始動時に始動用電動機に通電する際の位置である始動位置とに可動接点が切り換えられるキースイッチと、エンジンに付属する負荷(特許文献1に示されたものではソレノイド)とバッテリとの間に設けられて駆動信号が与えられている間オン状態になってバッテリの電圧を負荷に印加する負荷駆動用スイッチと、キースイッチの可動接点がオン位置にあるときにバッテリからキースイッチを通して与えられる電圧が入力される制御端子を有して該制御端子に与えられる電圧の変化からキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるタイマ回路とを備えている。
【0005】
【特許文献1】
実公平3−20539号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示されたように、キースイッチをオン状態からオフ状態にした時にタイマ動作を開始するタイマ回路を設けて、タイマ回路がタイマ動作を行なっている一定時間の間だけソレノイドに通電するように構成した場合には、運転中のエンジンを停止する際だけでなく、エンジンが停止している状態でも、キースイッチを一旦オン状態にした後オフ状態にすると、タイマ回路がタイマ動作を行なって一定時間の間負荷に通電する。
【0007】
そのため、従来のこの種の駆動装置では、エンジンが停止している状態でキースイッチのオンオフ操作が繰り返されたときに、負荷に何度も通電されて、該負荷が過熱し、焼損するおそれがあった。
【0008】
本発明の目的は、エンジンを停止させるためにキースイッチをオフ状態にしたときにタイマ動作を行うタイマを備えて、該タイマがタイマ動作を行っている間負荷に通電するようにした負荷駆動装置において、エンジンが停止している状態では、キースイッチのオンオフ操作を行っても負荷に通電されることがないようにして、負荷が過熱されるのを防ぐことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エンジン停止時の位置であるオフ位置とエンジン運転時の位置であるオン位置とエンジン始動時に始動用電動機に通電する際の位置である始動位置とに可動接点が切り換えられるキースイッチと、エンジンに付属する負荷とバッテリとの間に設けられて駆動信号が与えられている間オン状態になってバッテリの電圧を負荷に印加する負荷駆動用スイッチと、キースイッチの可動接点がオン位置にあるときにバッテリからキースイッチを通して与えられる電圧が入力される制御端子を有して該制御端子に与えられる電圧の変化からキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるタイマ回路とを備えた負荷の駆動装置を対象とする。
【0010】
本発明においては、前記の目的を達成するため、エンジンが回転しているか否かを検出するエンジン回転検出部と、キースイッチとタイマ回路の制御端子との間に設けられて、エンジン回転検出部によりエンジンが回転していることが検出されたときにオン状態になってキースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間バッテリから該キースイッチを通して与えられる電圧を制御端子に与え、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子に与えていた電圧を消滅させるタイマ制御用スイッチとを設けた。
【0011】
上記のように、キースイッチとタイマ回路の制御端子との間にタイマ制御用スイッチを設けて、エンジンが回転しているときにのみ該タイマ制御用スイッチがオン状態になるように構成すると、エンジンが運転されているときには、バッテリからキースイッチを通してタイマ回路の制御端子に電圧が与えられるため、タイマ回路は、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにそれを検出してタイマ動作を開始することができる。従って、運転中のエンジンを停止するためにキースイッチの可動接点をオン位置からオフ位置に切り換えたときには、タイマ回路がタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチをオン状態にして負荷に通電することができる。
【0012】
これに対し、エンジンが停止しているときには、タイマ制御用スイッチがオフ状態にあるため、キースイッチの可動接点をオン位置に切り換えても、タイマ回路の制御端子に電圧が与えられることはない。従って、エンジンが停止しているときには、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられても、タイマ回路はそれを検出することができないため、タイマ動作を行うことができない。そのため、エンジンの停止中に、キースイッチの可動接点をオン位置に切り換えた後オフ位置に切り換えても、タイマ動作が行なわれることはなく、負荷に通電されることはない。
【0013】
このように、本発明によれば、エンジンが停止しているときには、キースイッチのオンオフ操作が行われても負荷に通電されることがないため、負荷への通電が繰り返されて負荷が過熱するおそれをなくすことができる。
【0014】
本発明の好ましい態様では、エンジンにより駆動される発電機の出力がしきい値以上になったときにトリガされてオン状態を保持する自己保持形のエンジン回転検出スイッチを上記エンジン回転検出部の出力段に設ける。この場合、タイマ制御用スイッチは、エンジン回転検出スイッチがオン状態にある間オン状態を保持するように構成される。
【0015】
上記の構成では、エンジンの回転を検出したときにタイマ制御用スイッチをオン状態にするようにしたが、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出したとき(エンジンの始動操作が行われたことを検出したとき)にタイマ制御用スイッチをオン状態にするように構成することもできる。
【0016】
この場合は、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出する始動操作検出部を設ける。またキースイッチとタイマ回路の制御端子との間に設けられるタイマ制御用スイッチは、始動操作検出部によりキースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにオン状態になってキースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間バッテリから該キースイッチを通して与えられる電圧を制御端子に与え、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子に与えていた電圧を消滅させるように構成される。
【0017】
この場合、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたときにトリガされてオン状態を保持する自己保持形の始動操作検出スイッチを始動操作検出部の出力段に設けて、該始動操作検出スイッチがオン状態にある間タイマ制御用スイッチをオン状態を保持するように構成するのが好ましい。
【0018】
タイマ回路は、例えば、キースイッチの可動接点がオン位置にあるときに該キースイッチを通してバッテリの電圧が入力される制御端子と、前記制御端子に入力された電圧を一定の直流電圧に変換する定電圧電源回路と、この定電圧電源回路の出力で一定の時定数で充電されるタイマコンデンサと、導通した際にタイマコンデンサに蓄積された電荷を放電させるように設けられて前記制御端子に電圧が与えられているときに導通状態を保持するリセット用スイッチと、前記タイマコンデンサの両端の電圧を基準電圧と比較する比較器と、前記制御端子にバッテリの電圧が与えられているときにオン状態を保持して前記比較器の出力を短絡し、前記制御端子に与えられていたバッテリの電圧が消滅したときにオフ状態になって比較器の出力の短絡を解除する比較器出力短絡用スイッチと、タイマコンデンサの両端の電圧が基準電圧よりも低く、かつ比較器出力短絡用スイッチがオフ状態にあるときの前記比較器の出力でオン状態にされて前記バッテリから前記負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるとともに前記定電圧電源回路に前記バッテリの電圧を入力するタイマ出力回路とにより構成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0020】
図1は本発明の第1の実施形態の構成を概略的に示したもので、この例で駆動する負荷は、ディーゼルエンジンを停止する際にエンジンに供給する燃料をカットするために設けられた燃料カット用バルブを駆動する燃料停止用ソレノイド(バルブを駆動する電磁石のコイル)である。
【0021】
図1において1は燃料停止用ソレノイド、2は負極端子が接地されたバッテリ、3はキースイッチ、4はタイマユニット、5Aはエンジンに取り付けられてエンジンの回転に同期して交流電圧を出力する発電機5に設けられた発電コイル、6はエンジン始動装置である。
【0022】
キースイッチ3は、図示しないキーにより操作される可動接点3aと、固定接点であるオフ接点3b、オン接点(ON接点)3c及び始動接点(ST接点)3dとを有する公知のスイッチで、このキースイッチの可動接点3aは、図示しないキーにより操作されて、オフ接点3bのみに接触した状態になるオフ位置と、オフ接点3bから離れてオン接点3cのみに接触した状態になるオン位置と、オン接点3cに接触した状態を保ちつつ始動接点3dに接触した状態になる始動位置とに切り換えられる。可動接点のオフ位置はエンジン停止時の位置であり、オン位置はエンジン運転中の位置である。また可動接点の始動位置は、エンジンを始動する際の位置である。このキースイッチには、始動位置に変位させられた可動接点3aをオン位置に復帰させるように付勢する復帰バネが設けられていて、可動接点を始動位置に切り換えてエンジンを始動させた後、キーを離すと、可動接点3aが始動位置からオン位置に自動的に復帰するようになっている。
【0023】
キースイッチの可動接点3aはバッテリ2の正極端子に接続され、始動接点3dはエンジン始動装置に接続されている。またオン接点3cはタイマユニット4に接続されるとともに、図示しない電装品に電源電圧を供給する電源ラインに接続されている。
【0024】
エンジン始動装置6は、エンジン始動用電動機やこの電動機の駆動電流をオンオフする電磁接触子等を備えた公知のもので、キースイッチの可動接点3aが始動接点3dに接触させられて、バッテリ2から可動接点3a及び始動接点3dを通して駆動電流が与えられたときに始動用電動機を回転させてエンジンを始動させる。
【0025】
タイマユニット4は、負荷駆動用スイッチ4aと、タイマ回路4bと、エンジン回転検出部4cと、タイマ制御用スイッチ4dとにより構成されている。
【0026】
負荷駆動用スイッチ4aは、ソレノイド(エンジンに付属する負荷)1とバッテリ2との間に設けられたオンオフ制御が可能なスイッチで、オン状態にされたときにバッテリの電圧を負荷に印加する。
【0027】
タイマ回路4bは、キースイッチ3の可動接点3aがオン位置にあるときに該キースイッチを通してバッテリ電圧が与えられる制御端子4b1と、バッテリ2から直接電源電圧が与えられる電源端子4b2とを有し、制御端子4b1に与えられる電圧の変化からキースイッチ3の可動接点3aがオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチ4aに駆動信号を与える。電源端子4b2は、キースイッチ3の可動接点がオフ位置に切り換えられた後に、タイマ回路4bにタイマ動作を行わせるための電源電圧を与えるために設けられている。
【0028】
エンジン回転検出部4cは、エンジンが回転しているか否かを検出する部分で、この例では、エンジンにより取り付けられた発電機内の発電コイル5Aがしきい値以上の電圧を発生していることを検出したときにエンジンが回転していることを検出するように構成される。
【0029】
タイマ制御用スイッチ4dは、キースイッチ3とタイマ回路4bの制御端子4b1との間に設けられて、エンジン回転検出部4cによりエンジンが回転していることが検出されたときにオン状態になってキースイッチ3の可動接点3aがオン位置に保持されている間該キースイッチを通して与えられるバッテリ電圧を制御端子4b1に供給し、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子4b1へのバッテリ電圧の供給を停止するように構成される。
【0030】
本実施形態において、ディーゼルエンジンが運転されているときには、キースイッチ3の可動接点3aがオン接点3cに接触した状態(オン位置)に保持される。エンジンが回転しているときには、発電コイル5Aが電圧を出力しているため、エンジン回転検出部4cによりエンジンが回転していることが検出される。エンジン回転検出部4cによりエンジンが回転していることが検出されているときには、タイマ制御用スイッチ4dがオン状態にあるため、バッテリ2からキースイッチ3とタイマ制御用スイッチ4dとを通してタイマ回路4bの制御端子にバッテリ電圧が与えられる。このようにタイマ回路4bの制御端子に電圧が与えられているときには、該制御端子の電圧の変化から、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出することができる状態にある。
【0031】
エンジンを停止させるため、キースイッチ3の可動接点をオン位置からオフ位置に切り換えると、タイマ制御用スイッチ4dを通してタイマ回路4bの制御端子に与えられていた電圧が消滅するため、タイマ回路4bは、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出して、タイマ動作を開始する。タイマ動作中のタイマ回路4bの電源電圧は、バッテリから電源端子4b2を通して与えられる。タイマ回路がタイマ動作を行なっている間負荷駆動用スイッチ4aに駆動信号が与えられるため、該負荷駆動用スイッチがオン状態になって、バッテリ2からソレノイド1に駆動電流が与えられる。これにより、燃料カット用バルブが閉状態にされるため、エンジンが停止する。タイマ回路4bがタイマ動作を行なう時間は、エンジンを停止させるために必要にして十分な時間に設定しておく。
【0032】
タイマ回路4bがタイマ動作を完了すると、負荷駆動用スイッチ4aへの駆動信号の供給が止まるため、該負荷駆動用スイッチ4aがオフ状態になり、ソレノイド1への駆動電流の供給が停止する。
【0033】
エンジンが停止している状態でキースイッチ3の可動接点3aをオン位置に切り換えると、バッテリ2からキースイッチ3を通してタイマ制御用スイッチ4dに電圧が印加されるが、このときエンジン回転検出部4cがエンジンの回転を検出しておらず、タイマ制御用スイッチ4dはオフ状態にあるため、キースイッチの可動接点がオン位置に切り換えられても、タイマ回路4bの制御端子4b1には電圧が与えられない。この状態では、タイマ回路4bはキースイッチがオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出できない。
【0034】
このように、エンジンが停止している状態では、タイマ回路がキースイッチの状態を検出できないため、キースイッチの可動接点をオン位置に切り換えた後オフ位置に切り換えても、タイマ回路4bがタイマ動作を行なうことはなく、タイマ回路が負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えることはない。従って、エンジンが停止している状態では、キースイッチ3のオンオフ操作が繰り返されても負荷駆動用スイッチ4aがオン状態になることはなく、ソレノイド1に通電されることがないため、ソレノイド1が発熱することはない。
【0035】
図2は、図1の各部の具体的構成の一例を示したもので、同図において図1の各部と同等の部分にはそれぞれ図1の該当部分に付した符号と同一の符号を付してある。
【0036】
図2に示した例では、負荷駆動用スイッチ4aがリレーからなっている。負荷駆動用スイッチを構成するリレーは励磁コイルRYと常開接点Ryaとを備え、励磁コイルRYの両端にはフライホイールダイオードDfが接続されている。
【0037】
タイマ回路4bは、キースイッチ3の可動接点3aがオン位置にあるときに該キースイッチを通してバッテリ2の電圧が入力される制御端子4b1と、制御端子4b1に入力された電圧を一定の直流電圧に変換する定電圧電源回路401と、この定電圧電源回路401の出力で一定の時定数で充電されるタイマコンデンサCtと、導通した際にタイマコンデンサCtに蓄積された電荷を放電させるように設けられて制御端子に電圧が与えられているときに導通状態を保持するリセット用スイッチ402と、タイマコンデンサCtの両端の電圧を基準電圧と比較する比較器403と、制御端子4b1にバッテリの電圧が与えられているときにオン状態を保持して比較器403の出力を短絡し、制御端子4b1に与えられていたバッテリの電圧が消滅したときにオフ状態になって比較器403の出力の短絡を解除する比較器出力短絡用スイッチ404と、タイマコンデンサCtの両端の電圧が基準電圧よりも低く、かつ比較器出力短絡用スイッチ404がオフ状態にあるときの比較器403の出力でオン状態にされてバッテリ2から負荷駆動用スイッチ4aに駆動信号を与えるとともに定電圧電源回路401にバッテリの電圧を入力するタイマ出力回路405とにより構成されている。
【0038】
更に詳細に説明すると、定電圧電源回路回路401は、制御端子4b1の電圧がダイオードD1を通して印加されるコンデンサC1 と、コンデンサC1 の両端の電圧をバッテリ電圧よりも低い一定の直流電圧に変換するレギュレータRegとにより構成されている。定電圧電源回路回路401の正極性側の出力端子には、抵抗R1 の一端が接続され、抵抗R1 の他端と接地間にタイマコンデンサCtが接続されている。従ってタイマコンデンサCtは、電源回路401の出力で抵抗R1 を通して一定の時定数で充電される。
【0039】
タイマコンデンサCtの非接地側端子にエミッタが接地されたNPNトランジスタTR1のコレクタが接続されている。トランジスタTR1のベースは抵抗R2 を通して接地されるとともに、抵抗R3 を通してダイオードD2 のカソードに接続され、ダイオードD2 のアノードは、アノードを該ダイオードD2 側に向けたツェナーダイオードZD1と抵抗R4 とを通して制御端子4b1に接続されている。この例では、トランジスタTR1によりリセット用スイッチ402が構成され、タイマ制御用スイッチ4dを通して制御端子4b1にバッテリ電圧が与えられたときにトランジスタTR1がオン状態になって、タイマコンデンサCtに蓄積された電荷を放電させる(タイマ回路をリセットする)ようになっている。
【0040】
タイマコンデンサCtの両端の電圧Vcは、比較器403の反転入力端子に入力されている。定電圧電源回路401の出力端子間に抵抗R5 とR6 との直列回路からなる分圧回路が接続され、この分圧回路の抵抗R6 の両端に得られる基準電圧Vtが比較器403の非反転入力端子に入力されている。図示の例では、分圧回路の抵抗R6 の両端に動作を安定にするためのコンデンサC2 が接続されている。
【0041】
比較器403の出力端子は、定電圧電源回路401の正極側出力端子にプルアップ抵抗R7 を通して接続されるとともに、エミッタが接地されたNPNトランジスタTR2のコレクタに接続されている。トランジスタTR2のベースは抵抗R8 を通して接地回路に接続されるとともに、抵抗R9 を通してダイオードD2 のカソードに接続されている。この例では、トランジスタTR2により比較器出力短絡用スイッチ404が構成され、制御端子4b1にバッテリ電圧が与えられているときにトランジスタTR2がオン状態を保持して比較器403の出力を短絡する。
【0042】
またエミッタが接地されたNPNトランジスタTR3のベースが比較器403の出力端子に接続され、トランジスタTR3のベースエミッタ間に抵抗R10が接続されている。トランジスタTR3のコレクタは、抵抗R11を通してPNPトランジスタTR4のベースに接続され、トランジスタTR4のエミッタが、カソードをこのトランジスタ側に向けたダイオードD3 を通して電源端子4b2に接続されている。トランジスタTR4のエミッタベース間には抵抗R12及びコンデンサC3 が並列接続され、トランジスタTR4のエミッタと接地間にコンデンサC4 が接続されている。トランジスタTR4のコレクタと接地間に負荷駆動用スイッチ4aを構成するリレーの励磁コイルRYが接続され、該リレーの接点Ryaは、電源端子4b2とソレノイド1の非接地側端子に接続されている。トランジスタTR4のコレクタはまたダイオードD4 を通して定電圧電源回路401の入力端子に接続されている。
【0043】
この例では、トランジスタTR3及びTR4と、抵抗R10〜R12と、コンデンサC3 ,C4 と、ダイオードD3 ,D4 とにより、タイマ出力回路405が構成されている。
【0044】
また図2に示した回転検出回路4cは、カソードが接地されたサイリスタS1を備え、該サイリスタS1のゲートに、NPNトランジスタTR5のコレクタが接続されている。トランジスタTR5のエミッタは接地され、該トランジスタTR5のベースに抵抗R13を通してNPNトランジスタTR6 のコレクタが接続されている。トランジスタTR6のエミッタは接地され、該トランジスタのベースは、アノードを該トランジスタTR6側に向けたツェナーダイオードZD2 と、カソードを該ツェナーダイオード側に向けたダイオードD5 とを通して発電コイル5Aの非接地側端子に接続されている。
【0045】
サイリスタS1のゲートカソード間に抵抗R14が接続され、キースイッチがオン状態にあるときに電圧を出力する図示しない電源回路の出力端子とトランジスタTR5のコレクタとの間及び同じ電源回路の出力端子とトランジスタTR6のコレクタとの間にそれぞれ抵抗R15及びR16が接続されている。またトランジスタTR5のベースエミッタ間及びトランジスタTR6のベースエミッタ間にそれぞれ抵抗R17及びR18が接続され、ダイオードD5 のアノードと接地間にアノードを接地側に向けたダイオードD6 が接続されている。
【0046】
サイリスタS1と、トランジスタTR5及びTR6と、抵抗R13ないしR18と、ダイオードD5 及びD6 と、ツェナーダイオードZD2 とにより、回転検出回路4cが構成されている。
【0047】
図2に示した例では、キースイッチ3のオン接点3cがダイオードD7 のアノードに接続され、該ダイオードD7 のカソードにPNPトランジスタTR7のエミッタが接続されている。トランジスタTR7のコレクタは制御端子4b1に接続され、ベースは抵抗R19とダイオードD8 とを通してサイリスタS1のアノードに接続されている。またトランジスタTR7のエミッタベース間に抵抗R20とコンデンサC4 とが並列に接続されている。この例では、ダイオードD7 ,D8 と、トランジスタTR7 と、抵抗R19及びR20とコンデンサC4 とにより、タイマ制御用スイッチ4dが構成されている。
【0048】
次に図2に示した駆動装置の動作を図3のタイミングチャートを用いて説明する。図3の時刻t1 においてキースイッチ3の可動接点をオフ位置からオン位置に切り換えると、トランジスタTR5がオン状態になるため、サイリスタS1のトリガが禁止される。時刻t2 でキースイッチ3の可動接点を始動位置(ST)に切り換えると、エンジンが始動し、図3(B)に示すように、エンジンの回転速度が上昇していく。エンジンが回転すると発電機5が発電を開始するため、発電コイル5Aが電圧を発生する。発電コイルの出力の半波の電圧VaがトランジスタTR6のベースに印加される毎にトランジスタTR6がオン状態になり、トランジスタTR5がオフ状態になる。時刻t2 でトランジスタTR5がオフ状態になると図示しない電源回路から抵抗R15を通してサイリスタS1にトリガ信号が与えられるため、該サイリスタS1がオン状態になる。サイリスタS1がオン状態になるとトランジスタTR7にベース電流が流れて該トランジスタTR7がオン状態になるため、タイマ制御用スイッチ4dがオン状態になる。これにより、バッテリ2の電圧がキースイッチ3とタイマ制御用スイッチ4dとを通してタイマ回路4Bの制御端子4b1に印加される。サイリスタS1はキースイッチがオン状態にある間オン状態に保持され、サイリスタS1がオン状態にある間トランジスタTR7がオン状態に保持される。即ち、サイリスタS1及びタイマ制御用スイッチ4dは、キースイッチがオン状態にされた後、エンジンが始動したときにオン状態になり、以後キースイッチがオフ状態にされるまでオン状態を保持する。
【0049】
タイマ回路4の制御端子4b1にしきい値(ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧)以上の電圧が印加されているときには、トランジスタTR1がオン状態になるため、タイマコンデンサCtの電荷がトランジスタTR1のコレクタエミッタ間を通して放電し、タイマコンデンサCtの両端の電圧Vcはほぼ0に保たれる。このとき比較器403の出力端子の電位は高レベル(Hレベル)になろうとするが、比較器出力短絡スイッチ404を構成するトランジスタTR2がオン状態になっているため、比較器403の出力端子の電位はほぼ0に保たれる。この状態ではトランジスタTR3が導通できないため、トランジスタTR4も導通しない。従って負荷駆動用スイッチ4aを構成するリレーの励磁コイルRYには電流が流れず、接点Ryaは開いたままに保持されるため、ソレノイド1には通電されない。
【0050】
エンジンを停止させるため、時刻t3 でキースイッチ3の可動接点3aをオン位置からオフ位置に切り換えると、トランジスタTR7がオフ状態になり、タイマ回路4bの制御端子4b1に与えられていた電圧が除去される。そのため、トランジスタTR1がオフ状態になり、タイマコンデンサCtの充電(タイマ動作)が開始される。また制御端子4b1に印加されていた電圧が除去されたことによりトランジスタTR2がオフ状態になるため、比較器403の出力の短絡が解除され、該比較器の出力端子の電位が高レベル(Hレベル)になる。比較器403の出力がHレベルになると、トランジスタTR3がオン状態になるため、トランジスタTR4がオン状態になり、バッテリ2からトランジスタTR4のエミッタコレクタ間を通して負荷駆動用スイッチを構成するリレーの励磁コイルRYに電流が流れる。これによりリレーの接点Ryaが閉じるため、バッテリ2から接点Ryaを通してソレノイド1に駆動電流が流れる。ソレノイド1に駆動電流が供給されると、該ソレノイドにより駆動される燃料カット用バルブが閉じるため、エンジンへの燃料の供給が停止され、時刻t4 でエンジンが停止する。
【0051】
タイマコンデンサCtの充電が開始された後一定の時間T1(図3I参照)が経過して、時刻t5 でタイマコンデンサCtの両端の電圧が基準電圧Vtに達すると、比較器403の出力端子の電位がほぼ接地電位(Lレベル)まで低下するため、トランジスタTR3がオフ状態になり、トランジスタTR4がオフ状態になる。これによりリレーの励磁コイルRYが消勢され、該リレーの接点Ryaが開くため、ソレノイド1への駆動電流の供給が停止する。
【0052】
このように、エンジンが運転されている状態でキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときには、タイマコンデンサの充電が開始された後該コンデンサの両端の電圧が基準電圧に達して比較器403の出力が低下するまでの間(タイマ動作が行なわれている間)ソレノイドに通電される。
【0053】
これに対し、エンジンが停止しているときには発電コイル5Aが電圧を発生していないため、トランジスタTR6及びTR5がオン状態になることができず、タイマ制御用スイッチ4dはオフ状態に保持される。この状態では、キースイッチ3の可動接点をオン位置に切り換えたときにタイマ回路の制御端子4b1に電圧が印加されないため、その後キースイッチの可動接点をオフ位置に切り換えてもタイマ動作は行なわれない。従って、エンジンが停止している状態では、キースイッチのオンオフ操作を行なってもタイマ動作は行なわれず、ソレノイドに通電されることがないため、キースイッチの無用なオンオフ動作によりソレノイドが過熱するおそれをなくすことができる。
【0054】
上記の実施形態では、エンジンにより駆動される発電機の出力からエンジンが回転しているか否かを検出するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の手段によりエンジンが回転しているか否かを検出するようにしてもよい。例えば、エンジンの回転速度を検出する速度発電機(タコメータ)が設けられる場合には、該速度発電機の出力からエンジンが回転しているか否かを検出することができる。
【0055】
本発明においてはまた、エンジンが回転しているか否かを検出する代わりに、キースイッチによりエンジンの始動操作が行なわれたか否かを検出して、エンジンの始動操作が行なわれた後キースイッチの可動接点がオン位置に保持されている場合にのみタイマ動作を行なわせるようにしてもよい。図4はこのような構成をとる場合の一実施形態を示したもので、この例では、キースイッチ3の始動接点3dに入力端子が接続された始動操作検出部4c’が設けられ、この始動操作検出部4c’によりタイマ制御用スイッチ4dが制御されるようになっている。
【0056】
始動操作検出部4c’は、キースイッチ3の可動接点3aが始動接点3dに接触させられたときにバッテリ2からキースイッチを通して与えられる電圧を検出して、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出するように構成されている。
【0057】
タイマ制御用スイッチ4dは、キースイッチ3とタイマ回路4bの制御端子4b1との間に設けられて、始動操作検出部4c’によりキースイッチ3の可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにオン状態になってキースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間バッテリ2から該キースイッチを通して与えられる電圧を制御端子4b1に与え、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子4b1に与えていた電圧を消滅させるように構成されている。
【0058】
図4に示したように始動操作検出部4c’を用いてタイマ制御用スイッチを制御する場合の駆動装置の具体的構成例を図5に示した。
【0059】
図5に示した例では、図3に示した例と同様に、カソードが接地され、タイマ制御用スイッチ4dのダイオードD8 のカソードにアノードが接続されたサイリスタS1と、このサイリスタのゲートに抵抗R21を通してアノードが接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2のカソードにカソードが接続され、アノードがキースイッチの始動接点3dに接続されたダイオードD5 と、サイリスタS1のゲートカソード間に接続された抵抗R14とにより始動操作検出部4c’が構成されている。その他の点は図2に示した例と同様に構成されている。
【0060】
図5に示した駆動装置の動作を説明するタイミングチャートを図6に示した。図6の時刻t1 においてキースイッチ3の可動接点をオフ位置からオン位置に切り換えた後、時刻t2 においてキースイッチ3の可動接点を始動位置に切り換えると、エンジンが始動する。またこのときバッテリ2からキースイッチ3とダイオードD5 とツェナーダイオードZD2とを通してサイリスタS1 のゲートにトリガ信号が与えられるため、該サイリスタS1がオン状態になる。サイリスタS1がオン状態になるとトランジスタTR7にベース電流が流れて該トランジスタTR7がオン状態になるため、タイマ制御用スイッチ4dがオン状態になる。これにより、バッテリ2の電圧がキースイッチ3とタイマ制御用スイッチ4dとを通してタイマ回路4bの制御端子4b1に印加される。サイリスタS1及びトランジスタTR7は、キースイッチがオフ状態にされるまでオン状態を保持する。
【0061】
上記のようにしてタイマ制御用スイッチがオン状態になると、バッテリからキースイッチとタイマ制御用スイッチとを通してタイマ回路4の制御端子4b1にしきい値以上の電圧が印加されるため、トランジスタTR1がオン状態になってタイマコンデンサCtの電荷がトランジスタTR1のコレクタエミッタ間を通して放電し、タイマコンデンサCtの両端の電圧Vcがほぼ0になる。このとき比較器403の出力端子の電位はHレベルになろうとするが、制御端子4b1に電圧が与えられているときには比較器出力短絡スイッチ404を構成するトランジスタTR2がオン状態になっているため、比較器403の出力端子の電位はほぼ0に保たれる。この状態ではトランジスタTR3が導通できないため、トランジスタTR4も導通しない。従って負荷駆動用スイッチ4aを構成するリレーの励磁コイルRYには電流が流れず、接点Ryaは開いたままに保持されるため、ソレノイド1には通電されない。
【0062】
エンジンを停止させるため、時刻t3 でキースイッチ3の可動接点3aをオン位置からオフ位置に切り換えると、トランジスタTR7がオフ状態になり、タイマ回路4bの制御端子4b1に与えられていた電圧が除去される。これによりトランジスタTR1がオフ状態になり、タイマコンデンサCtの充電(タイマ動作)が開始される。また制御端子4b1に印加されていた電圧が除去されたことによりトランジスタTR2がオフ状態になるため、比較器403の出力の短絡が解除され、該比較器の出力端子の電位がHレベルになり、トランジスタTR3がオン状態になる。これによりトランジスタTR4がオン状態になり、バッテリ2からトランジスタTR4のエミッタコレクタ間を通して負荷駆動用スイッチを構成するリレーの励磁コイルRYに電流が流れるため、リレーの接点Ryaが閉じ、バッテリ2から接点Ryaを通してソレノイド1に駆動電流が流れる。ソレノイド1に駆動電流が供給されると、燃料カット用バルブが閉じるため、エンジンへの燃料の供給が停止され、時刻t4 でエンジンが停止する。
【0063】
タイマコンデンサCtの充電が開始された後一定の時間T1が経過して、時刻t5 でタイマコンデンサCtの両端の電圧が基準電圧Vtに達すると、比較器403の出力端子の電位がほぼ接地電位(Lレベル)まで低下するため、トランジスタTR3がオフ状態になり、トランジスタTR4がオフ状態になる。これによりリレーの励磁コイルRYが消勢され、該リレーの接点Ryaが開くため、ソレノイド1への駆動電流の供給が停止する。
【0064】
上記の実施形態では、負荷駆動用スイッチ4aをリレーにより構成しているが、負荷駆動用スイッチ4aを半導体スイッチにより構成してもよいのはもちろんである。
【0065】
タイマ回路は、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出したときに一定の時間タイマ動作を行なわせるように構成されていればよく、その構成は上記の例に限定されない。
【0066】
例えば、上記の実施形態では、タイマコンデンサを一定の時定数で充電することによりタイマ動作を行なわせているが、キースイッチをオン状態にした際にバッテリからキースイッチとタイマ制御用スイッチとを通してタイマコンデンサを充電するようにしておき、キースイッチがオフ状態にされたときにタイマコンデンサに蓄積された電荷を一定の時定数で放電させることによりタイマ動作を行なわせるようにしてもよい。この場合には、タイマコンデンサの端子電圧が基準電圧以下になったときにタイマ動作を終了させるようにする。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出してタイマ動作を行なうタイマ回路の制御端子とキースイッチとの間にタイマ制御用スイッチを設けて、エンジンが回転しているとき、またはキースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにのみタイマ制御用スイッチをオン状態にしてタイマ回路がキースイッチの状態を検出し得るようにしたので、エンジンが運転されている状態でキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられた場合にのみタイマ回路にタイマ動作を行なわせて負荷に通電することができ、エンジンが停止しているときに無用なキースイッチの操作により負荷への通電が繰り返されて負荷が過熱するおそれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を概略的に示したブロック図である。
【図2】図1の各部の具体的構成例を示した回路図である。
【図3】図2に示した駆動装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を概略的に示したブロック図である。
【図5】図4の各部の具体的構成例を示した回路図である。
【図6】図5に示した駆動装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1:ソレノイド(負荷),2:バッテリ、3:キースイッチ、4:タイマユニット、4a:負荷駆動用スイッチ、4b:タイマ回路、4c:エンジン回転検出部、4c’:始動操作検出部、4d:タイマ制御用スイッチ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンに付属する電装品負荷の内、エンジンの停止時に一定時間だけ駆動される負荷の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの停止時に一定時間だけ駆動される負荷としては、例えば、ディーゼルエンジンを停止する際に燃料カット用バルブを閉じるために励磁される燃料停止用ソレノイドがある。バッテリの無用な消耗を防ぐため、燃料停止用ソレノイドは、エンジンを停止するために必要な時間の間のみ励磁されるようにしておく必要がある。
【0003】
そのため燃料停止用ソレノイドを駆動する駆動装置は、例えば特許文献1に示されているように、キースイッチがオン状態からオフ状態に切り換えられたときにタイマ動作を開始するタイマ回路を備えていて、該タイマ回路がタイマ動作を行っている間ソレノイドに通電するように構成されている。
【0004】
更に詳述すると、特許文献1に示された駆動装置は、エンジン停止時の位置であるオフ位置とエンジン運転時の位置であるオン位置とエンジン始動時に始動用電動機に通電する際の位置である始動位置とに可動接点が切り換えられるキースイッチと、エンジンに付属する負荷(特許文献1に示されたものではソレノイド)とバッテリとの間に設けられて駆動信号が与えられている間オン状態になってバッテリの電圧を負荷に印加する負荷駆動用スイッチと、キースイッチの可動接点がオン位置にあるときにバッテリからキースイッチを通して与えられる電圧が入力される制御端子を有して該制御端子に与えられる電圧の変化からキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるタイマ回路とを備えている。
【0005】
【特許文献1】
実公平3−20539号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示されたように、キースイッチをオン状態からオフ状態にした時にタイマ動作を開始するタイマ回路を設けて、タイマ回路がタイマ動作を行なっている一定時間の間だけソレノイドに通電するように構成した場合には、運転中のエンジンを停止する際だけでなく、エンジンが停止している状態でも、キースイッチを一旦オン状態にした後オフ状態にすると、タイマ回路がタイマ動作を行なって一定時間の間負荷に通電する。
【0007】
そのため、従来のこの種の駆動装置では、エンジンが停止している状態でキースイッチのオンオフ操作が繰り返されたときに、負荷に何度も通電されて、該負荷が過熱し、焼損するおそれがあった。
【0008】
本発明の目的は、エンジンを停止させるためにキースイッチをオフ状態にしたときにタイマ動作を行うタイマを備えて、該タイマがタイマ動作を行っている間負荷に通電するようにした負荷駆動装置において、エンジンが停止している状態では、キースイッチのオンオフ操作を行っても負荷に通電されることがないようにして、負荷が過熱されるのを防ぐことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エンジン停止時の位置であるオフ位置とエンジン運転時の位置であるオン位置とエンジン始動時に始動用電動機に通電する際の位置である始動位置とに可動接点が切り換えられるキースイッチと、エンジンに付属する負荷とバッテリとの間に設けられて駆動信号が与えられている間オン状態になってバッテリの電圧を負荷に印加する負荷駆動用スイッチと、キースイッチの可動接点がオン位置にあるときにバッテリからキースイッチを通して与えられる電圧が入力される制御端子を有して該制御端子に与えられる電圧の変化からキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるタイマ回路とを備えた負荷の駆動装置を対象とする。
【0010】
本発明においては、前記の目的を達成するため、エンジンが回転しているか否かを検出するエンジン回転検出部と、キースイッチとタイマ回路の制御端子との間に設けられて、エンジン回転検出部によりエンジンが回転していることが検出されたときにオン状態になってキースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間バッテリから該キースイッチを通して与えられる電圧を制御端子に与え、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子に与えていた電圧を消滅させるタイマ制御用スイッチとを設けた。
【0011】
上記のように、キースイッチとタイマ回路の制御端子との間にタイマ制御用スイッチを設けて、エンジンが回転しているときにのみ該タイマ制御用スイッチがオン状態になるように構成すると、エンジンが運転されているときには、バッテリからキースイッチを通してタイマ回路の制御端子に電圧が与えられるため、タイマ回路は、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにそれを検出してタイマ動作を開始することができる。従って、運転中のエンジンを停止するためにキースイッチの可動接点をオン位置からオフ位置に切り換えたときには、タイマ回路がタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチをオン状態にして負荷に通電することができる。
【0012】
これに対し、エンジンが停止しているときには、タイマ制御用スイッチがオフ状態にあるため、キースイッチの可動接点をオン位置に切り換えても、タイマ回路の制御端子に電圧が与えられることはない。従って、エンジンが停止しているときには、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられても、タイマ回路はそれを検出することができないため、タイマ動作を行うことができない。そのため、エンジンの停止中に、キースイッチの可動接点をオン位置に切り換えた後オフ位置に切り換えても、タイマ動作が行なわれることはなく、負荷に通電されることはない。
【0013】
このように、本発明によれば、エンジンが停止しているときには、キースイッチのオンオフ操作が行われても負荷に通電されることがないため、負荷への通電が繰り返されて負荷が過熱するおそれをなくすことができる。
【0014】
本発明の好ましい態様では、エンジンにより駆動される発電機の出力がしきい値以上になったときにトリガされてオン状態を保持する自己保持形のエンジン回転検出スイッチを上記エンジン回転検出部の出力段に設ける。この場合、タイマ制御用スイッチは、エンジン回転検出スイッチがオン状態にある間オン状態を保持するように構成される。
【0015】
上記の構成では、エンジンの回転を検出したときにタイマ制御用スイッチをオン状態にするようにしたが、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出したとき(エンジンの始動操作が行われたことを検出したとき)にタイマ制御用スイッチをオン状態にするように構成することもできる。
【0016】
この場合は、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出する始動操作検出部を設ける。またキースイッチとタイマ回路の制御端子との間に設けられるタイマ制御用スイッチは、始動操作検出部によりキースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにオン状態になってキースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間バッテリから該キースイッチを通して与えられる電圧を制御端子に与え、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子に与えていた電圧を消滅させるように構成される。
【0017】
この場合、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたときにトリガされてオン状態を保持する自己保持形の始動操作検出スイッチを始動操作検出部の出力段に設けて、該始動操作検出スイッチがオン状態にある間タイマ制御用スイッチをオン状態を保持するように構成するのが好ましい。
【0018】
タイマ回路は、例えば、キースイッチの可動接点がオン位置にあるときに該キースイッチを通してバッテリの電圧が入力される制御端子と、前記制御端子に入力された電圧を一定の直流電圧に変換する定電圧電源回路と、この定電圧電源回路の出力で一定の時定数で充電されるタイマコンデンサと、導通した際にタイマコンデンサに蓄積された電荷を放電させるように設けられて前記制御端子に電圧が与えられているときに導通状態を保持するリセット用スイッチと、前記タイマコンデンサの両端の電圧を基準電圧と比較する比較器と、前記制御端子にバッテリの電圧が与えられているときにオン状態を保持して前記比較器の出力を短絡し、前記制御端子に与えられていたバッテリの電圧が消滅したときにオフ状態になって比較器の出力の短絡を解除する比較器出力短絡用スイッチと、タイマコンデンサの両端の電圧が基準電圧よりも低く、かつ比較器出力短絡用スイッチがオフ状態にあるときの前記比較器の出力でオン状態にされて前記バッテリから前記負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるとともに前記定電圧電源回路に前記バッテリの電圧を入力するタイマ出力回路とにより構成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0020】
図1は本発明の第1の実施形態の構成を概略的に示したもので、この例で駆動する負荷は、ディーゼルエンジンを停止する際にエンジンに供給する燃料をカットするために設けられた燃料カット用バルブを駆動する燃料停止用ソレノイド(バルブを駆動する電磁石のコイル)である。
【0021】
図1において1は燃料停止用ソレノイド、2は負極端子が接地されたバッテリ、3はキースイッチ、4はタイマユニット、5Aはエンジンに取り付けられてエンジンの回転に同期して交流電圧を出力する発電機5に設けられた発電コイル、6はエンジン始動装置である。
【0022】
キースイッチ3は、図示しないキーにより操作される可動接点3aと、固定接点であるオフ接点3b、オン接点(ON接点)3c及び始動接点(ST接点)3dとを有する公知のスイッチで、このキースイッチの可動接点3aは、図示しないキーにより操作されて、オフ接点3bのみに接触した状態になるオフ位置と、オフ接点3bから離れてオン接点3cのみに接触した状態になるオン位置と、オン接点3cに接触した状態を保ちつつ始動接点3dに接触した状態になる始動位置とに切り換えられる。可動接点のオフ位置はエンジン停止時の位置であり、オン位置はエンジン運転中の位置である。また可動接点の始動位置は、エンジンを始動する際の位置である。このキースイッチには、始動位置に変位させられた可動接点3aをオン位置に復帰させるように付勢する復帰バネが設けられていて、可動接点を始動位置に切り換えてエンジンを始動させた後、キーを離すと、可動接点3aが始動位置からオン位置に自動的に復帰するようになっている。
【0023】
キースイッチの可動接点3aはバッテリ2の正極端子に接続され、始動接点3dはエンジン始動装置に接続されている。またオン接点3cはタイマユニット4に接続されるとともに、図示しない電装品に電源電圧を供給する電源ラインに接続されている。
【0024】
エンジン始動装置6は、エンジン始動用電動機やこの電動機の駆動電流をオンオフする電磁接触子等を備えた公知のもので、キースイッチの可動接点3aが始動接点3dに接触させられて、バッテリ2から可動接点3a及び始動接点3dを通して駆動電流が与えられたときに始動用電動機を回転させてエンジンを始動させる。
【0025】
タイマユニット4は、負荷駆動用スイッチ4aと、タイマ回路4bと、エンジン回転検出部4cと、タイマ制御用スイッチ4dとにより構成されている。
【0026】
負荷駆動用スイッチ4aは、ソレノイド(エンジンに付属する負荷)1とバッテリ2との間に設けられたオンオフ制御が可能なスイッチで、オン状態にされたときにバッテリの電圧を負荷に印加する。
【0027】
タイマ回路4bは、キースイッチ3の可動接点3aがオン位置にあるときに該キースイッチを通してバッテリ電圧が与えられる制御端子4b1と、バッテリ2から直接電源電圧が与えられる電源端子4b2とを有し、制御端子4b1に与えられる電圧の変化からキースイッチ3の可動接点3aがオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間負荷駆動用スイッチ4aに駆動信号を与える。電源端子4b2は、キースイッチ3の可動接点がオフ位置に切り換えられた後に、タイマ回路4bにタイマ動作を行わせるための電源電圧を与えるために設けられている。
【0028】
エンジン回転検出部4cは、エンジンが回転しているか否かを検出する部分で、この例では、エンジンにより取り付けられた発電機内の発電コイル5Aがしきい値以上の電圧を発生していることを検出したときにエンジンが回転していることを検出するように構成される。
【0029】
タイマ制御用スイッチ4dは、キースイッチ3とタイマ回路4bの制御端子4b1との間に設けられて、エンジン回転検出部4cによりエンジンが回転していることが検出されたときにオン状態になってキースイッチ3の可動接点3aがオン位置に保持されている間該キースイッチを通して与えられるバッテリ電圧を制御端子4b1に供給し、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子4b1へのバッテリ電圧の供給を停止するように構成される。
【0030】
本実施形態において、ディーゼルエンジンが運転されているときには、キースイッチ3の可動接点3aがオン接点3cに接触した状態(オン位置)に保持される。エンジンが回転しているときには、発電コイル5Aが電圧を出力しているため、エンジン回転検出部4cによりエンジンが回転していることが検出される。エンジン回転検出部4cによりエンジンが回転していることが検出されているときには、タイマ制御用スイッチ4dがオン状態にあるため、バッテリ2からキースイッチ3とタイマ制御用スイッチ4dとを通してタイマ回路4bの制御端子にバッテリ電圧が与えられる。このようにタイマ回路4bの制御端子に電圧が与えられているときには、該制御端子の電圧の変化から、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出することができる状態にある。
【0031】
エンジンを停止させるため、キースイッチ3の可動接点をオン位置からオフ位置に切り換えると、タイマ制御用スイッチ4dを通してタイマ回路4bの制御端子に与えられていた電圧が消滅するため、タイマ回路4bは、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出して、タイマ動作を開始する。タイマ動作中のタイマ回路4bの電源電圧は、バッテリから電源端子4b2を通して与えられる。タイマ回路がタイマ動作を行なっている間負荷駆動用スイッチ4aに駆動信号が与えられるため、該負荷駆動用スイッチがオン状態になって、バッテリ2からソレノイド1に駆動電流が与えられる。これにより、燃料カット用バルブが閉状態にされるため、エンジンが停止する。タイマ回路4bがタイマ動作を行なう時間は、エンジンを停止させるために必要にして十分な時間に設定しておく。
【0032】
タイマ回路4bがタイマ動作を完了すると、負荷駆動用スイッチ4aへの駆動信号の供給が止まるため、該負荷駆動用スイッチ4aがオフ状態になり、ソレノイド1への駆動電流の供給が停止する。
【0033】
エンジンが停止している状態でキースイッチ3の可動接点3aをオン位置に切り換えると、バッテリ2からキースイッチ3を通してタイマ制御用スイッチ4dに電圧が印加されるが、このときエンジン回転検出部4cがエンジンの回転を検出しておらず、タイマ制御用スイッチ4dはオフ状態にあるため、キースイッチの可動接点がオン位置に切り換えられても、タイマ回路4bの制御端子4b1には電圧が与えられない。この状態では、タイマ回路4bはキースイッチがオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出できない。
【0034】
このように、エンジンが停止している状態では、タイマ回路がキースイッチの状態を検出できないため、キースイッチの可動接点をオン位置に切り換えた後オフ位置に切り換えても、タイマ回路4bがタイマ動作を行なうことはなく、タイマ回路が負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えることはない。従って、エンジンが停止している状態では、キースイッチ3のオンオフ操作が繰り返されても負荷駆動用スイッチ4aがオン状態になることはなく、ソレノイド1に通電されることがないため、ソレノイド1が発熱することはない。
【0035】
図2は、図1の各部の具体的構成の一例を示したもので、同図において図1の各部と同等の部分にはそれぞれ図1の該当部分に付した符号と同一の符号を付してある。
【0036】
図2に示した例では、負荷駆動用スイッチ4aがリレーからなっている。負荷駆動用スイッチを構成するリレーは励磁コイルRYと常開接点Ryaとを備え、励磁コイルRYの両端にはフライホイールダイオードDfが接続されている。
【0037】
タイマ回路4bは、キースイッチ3の可動接点3aがオン位置にあるときに該キースイッチを通してバッテリ2の電圧が入力される制御端子4b1と、制御端子4b1に入力された電圧を一定の直流電圧に変換する定電圧電源回路401と、この定電圧電源回路401の出力で一定の時定数で充電されるタイマコンデンサCtと、導通した際にタイマコンデンサCtに蓄積された電荷を放電させるように設けられて制御端子に電圧が与えられているときに導通状態を保持するリセット用スイッチ402と、タイマコンデンサCtの両端の電圧を基準電圧と比較する比較器403と、制御端子4b1にバッテリの電圧が与えられているときにオン状態を保持して比較器403の出力を短絡し、制御端子4b1に与えられていたバッテリの電圧が消滅したときにオフ状態になって比較器403の出力の短絡を解除する比較器出力短絡用スイッチ404と、タイマコンデンサCtの両端の電圧が基準電圧よりも低く、かつ比較器出力短絡用スイッチ404がオフ状態にあるときの比較器403の出力でオン状態にされてバッテリ2から負荷駆動用スイッチ4aに駆動信号を与えるとともに定電圧電源回路401にバッテリの電圧を入力するタイマ出力回路405とにより構成されている。
【0038】
更に詳細に説明すると、定電圧電源回路回路401は、制御端子4b1の電圧がダイオードD1を通して印加されるコンデンサC1 と、コンデンサC1 の両端の電圧をバッテリ電圧よりも低い一定の直流電圧に変換するレギュレータRegとにより構成されている。定電圧電源回路回路401の正極性側の出力端子には、抵抗R1 の一端が接続され、抵抗R1 の他端と接地間にタイマコンデンサCtが接続されている。従ってタイマコンデンサCtは、電源回路401の出力で抵抗R1 を通して一定の時定数で充電される。
【0039】
タイマコンデンサCtの非接地側端子にエミッタが接地されたNPNトランジスタTR1のコレクタが接続されている。トランジスタTR1のベースは抵抗R2 を通して接地されるとともに、抵抗R3 を通してダイオードD2 のカソードに接続され、ダイオードD2 のアノードは、アノードを該ダイオードD2 側に向けたツェナーダイオードZD1と抵抗R4 とを通して制御端子4b1に接続されている。この例では、トランジスタTR1によりリセット用スイッチ402が構成され、タイマ制御用スイッチ4dを通して制御端子4b1にバッテリ電圧が与えられたときにトランジスタTR1がオン状態になって、タイマコンデンサCtに蓄積された電荷を放電させる(タイマ回路をリセットする)ようになっている。
【0040】
タイマコンデンサCtの両端の電圧Vcは、比較器403の反転入力端子に入力されている。定電圧電源回路401の出力端子間に抵抗R5 とR6 との直列回路からなる分圧回路が接続され、この分圧回路の抵抗R6 の両端に得られる基準電圧Vtが比較器403の非反転入力端子に入力されている。図示の例では、分圧回路の抵抗R6 の両端に動作を安定にするためのコンデンサC2 が接続されている。
【0041】
比較器403の出力端子は、定電圧電源回路401の正極側出力端子にプルアップ抵抗R7 を通して接続されるとともに、エミッタが接地されたNPNトランジスタTR2のコレクタに接続されている。トランジスタTR2のベースは抵抗R8 を通して接地回路に接続されるとともに、抵抗R9 を通してダイオードD2 のカソードに接続されている。この例では、トランジスタTR2により比較器出力短絡用スイッチ404が構成され、制御端子4b1にバッテリ電圧が与えられているときにトランジスタTR2がオン状態を保持して比較器403の出力を短絡する。
【0042】
またエミッタが接地されたNPNトランジスタTR3のベースが比較器403の出力端子に接続され、トランジスタTR3のベースエミッタ間に抵抗R10が接続されている。トランジスタTR3のコレクタは、抵抗R11を通してPNPトランジスタTR4のベースに接続され、トランジスタTR4のエミッタが、カソードをこのトランジスタ側に向けたダイオードD3 を通して電源端子4b2に接続されている。トランジスタTR4のエミッタベース間には抵抗R12及びコンデンサC3 が並列接続され、トランジスタTR4のエミッタと接地間にコンデンサC4 が接続されている。トランジスタTR4のコレクタと接地間に負荷駆動用スイッチ4aを構成するリレーの励磁コイルRYが接続され、該リレーの接点Ryaは、電源端子4b2とソレノイド1の非接地側端子に接続されている。トランジスタTR4のコレクタはまたダイオードD4 を通して定電圧電源回路401の入力端子に接続されている。
【0043】
この例では、トランジスタTR3及びTR4と、抵抗R10〜R12と、コンデンサC3 ,C4 と、ダイオードD3 ,D4 とにより、タイマ出力回路405が構成されている。
【0044】
また図2に示した回転検出回路4cは、カソードが接地されたサイリスタS1を備え、該サイリスタS1のゲートに、NPNトランジスタTR5のコレクタが接続されている。トランジスタTR5のエミッタは接地され、該トランジスタTR5のベースに抵抗R13を通してNPNトランジスタTR6 のコレクタが接続されている。トランジスタTR6のエミッタは接地され、該トランジスタのベースは、アノードを該トランジスタTR6側に向けたツェナーダイオードZD2 と、カソードを該ツェナーダイオード側に向けたダイオードD5 とを通して発電コイル5Aの非接地側端子に接続されている。
【0045】
サイリスタS1のゲートカソード間に抵抗R14が接続され、キースイッチがオン状態にあるときに電圧を出力する図示しない電源回路の出力端子とトランジスタTR5のコレクタとの間及び同じ電源回路の出力端子とトランジスタTR6のコレクタとの間にそれぞれ抵抗R15及びR16が接続されている。またトランジスタTR5のベースエミッタ間及びトランジスタTR6のベースエミッタ間にそれぞれ抵抗R17及びR18が接続され、ダイオードD5 のアノードと接地間にアノードを接地側に向けたダイオードD6 が接続されている。
【0046】
サイリスタS1と、トランジスタTR5及びTR6と、抵抗R13ないしR18と、ダイオードD5 及びD6 と、ツェナーダイオードZD2 とにより、回転検出回路4cが構成されている。
【0047】
図2に示した例では、キースイッチ3のオン接点3cがダイオードD7 のアノードに接続され、該ダイオードD7 のカソードにPNPトランジスタTR7のエミッタが接続されている。トランジスタTR7のコレクタは制御端子4b1に接続され、ベースは抵抗R19とダイオードD8 とを通してサイリスタS1のアノードに接続されている。またトランジスタTR7のエミッタベース間に抵抗R20とコンデンサC4 とが並列に接続されている。この例では、ダイオードD7 ,D8 と、トランジスタTR7 と、抵抗R19及びR20とコンデンサC4 とにより、タイマ制御用スイッチ4dが構成されている。
【0048】
次に図2に示した駆動装置の動作を図3のタイミングチャートを用いて説明する。図3の時刻t1 においてキースイッチ3の可動接点をオフ位置からオン位置に切り換えると、トランジスタTR5がオン状態になるため、サイリスタS1のトリガが禁止される。時刻t2 でキースイッチ3の可動接点を始動位置(ST)に切り換えると、エンジンが始動し、図3(B)に示すように、エンジンの回転速度が上昇していく。エンジンが回転すると発電機5が発電を開始するため、発電コイル5Aが電圧を発生する。発電コイルの出力の半波の電圧VaがトランジスタTR6のベースに印加される毎にトランジスタTR6がオン状態になり、トランジスタTR5がオフ状態になる。時刻t2 でトランジスタTR5がオフ状態になると図示しない電源回路から抵抗R15を通してサイリスタS1にトリガ信号が与えられるため、該サイリスタS1がオン状態になる。サイリスタS1がオン状態になるとトランジスタTR7にベース電流が流れて該トランジスタTR7がオン状態になるため、タイマ制御用スイッチ4dがオン状態になる。これにより、バッテリ2の電圧がキースイッチ3とタイマ制御用スイッチ4dとを通してタイマ回路4Bの制御端子4b1に印加される。サイリスタS1はキースイッチがオン状態にある間オン状態に保持され、サイリスタS1がオン状態にある間トランジスタTR7がオン状態に保持される。即ち、サイリスタS1及びタイマ制御用スイッチ4dは、キースイッチがオン状態にされた後、エンジンが始動したときにオン状態になり、以後キースイッチがオフ状態にされるまでオン状態を保持する。
【0049】
タイマ回路4の制御端子4b1にしきい値(ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧)以上の電圧が印加されているときには、トランジスタTR1がオン状態になるため、タイマコンデンサCtの電荷がトランジスタTR1のコレクタエミッタ間を通して放電し、タイマコンデンサCtの両端の電圧Vcはほぼ0に保たれる。このとき比較器403の出力端子の電位は高レベル(Hレベル)になろうとするが、比較器出力短絡スイッチ404を構成するトランジスタTR2がオン状態になっているため、比較器403の出力端子の電位はほぼ0に保たれる。この状態ではトランジスタTR3が導通できないため、トランジスタTR4も導通しない。従って負荷駆動用スイッチ4aを構成するリレーの励磁コイルRYには電流が流れず、接点Ryaは開いたままに保持されるため、ソレノイド1には通電されない。
【0050】
エンジンを停止させるため、時刻t3 でキースイッチ3の可動接点3aをオン位置からオフ位置に切り換えると、トランジスタTR7がオフ状態になり、タイマ回路4bの制御端子4b1に与えられていた電圧が除去される。そのため、トランジスタTR1がオフ状態になり、タイマコンデンサCtの充電(タイマ動作)が開始される。また制御端子4b1に印加されていた電圧が除去されたことによりトランジスタTR2がオフ状態になるため、比較器403の出力の短絡が解除され、該比較器の出力端子の電位が高レベル(Hレベル)になる。比較器403の出力がHレベルになると、トランジスタTR3がオン状態になるため、トランジスタTR4がオン状態になり、バッテリ2からトランジスタTR4のエミッタコレクタ間を通して負荷駆動用スイッチを構成するリレーの励磁コイルRYに電流が流れる。これによりリレーの接点Ryaが閉じるため、バッテリ2から接点Ryaを通してソレノイド1に駆動電流が流れる。ソレノイド1に駆動電流が供給されると、該ソレノイドにより駆動される燃料カット用バルブが閉じるため、エンジンへの燃料の供給が停止され、時刻t4 でエンジンが停止する。
【0051】
タイマコンデンサCtの充電が開始された後一定の時間T1(図3I参照)が経過して、時刻t5 でタイマコンデンサCtの両端の電圧が基準電圧Vtに達すると、比較器403の出力端子の電位がほぼ接地電位(Lレベル)まで低下するため、トランジスタTR3がオフ状態になり、トランジスタTR4がオフ状態になる。これによりリレーの励磁コイルRYが消勢され、該リレーの接点Ryaが開くため、ソレノイド1への駆動電流の供給が停止する。
【0052】
このように、エンジンが運転されている状態でキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときには、タイマコンデンサの充電が開始された後該コンデンサの両端の電圧が基準電圧に達して比較器403の出力が低下するまでの間(タイマ動作が行なわれている間)ソレノイドに通電される。
【0053】
これに対し、エンジンが停止しているときには発電コイル5Aが電圧を発生していないため、トランジスタTR6及びTR5がオン状態になることができず、タイマ制御用スイッチ4dはオフ状態に保持される。この状態では、キースイッチ3の可動接点をオン位置に切り換えたときにタイマ回路の制御端子4b1に電圧が印加されないため、その後キースイッチの可動接点をオフ位置に切り換えてもタイマ動作は行なわれない。従って、エンジンが停止している状態では、キースイッチのオンオフ操作を行なってもタイマ動作は行なわれず、ソレノイドに通電されることがないため、キースイッチの無用なオンオフ動作によりソレノイドが過熱するおそれをなくすことができる。
【0054】
上記の実施形態では、エンジンにより駆動される発電機の出力からエンジンが回転しているか否かを検出するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の手段によりエンジンが回転しているか否かを検出するようにしてもよい。例えば、エンジンの回転速度を検出する速度発電機(タコメータ)が設けられる場合には、該速度発電機の出力からエンジンが回転しているか否かを検出することができる。
【0055】
本発明においてはまた、エンジンが回転しているか否かを検出する代わりに、キースイッチによりエンジンの始動操作が行なわれたか否かを検出して、エンジンの始動操作が行なわれた後キースイッチの可動接点がオン位置に保持されている場合にのみタイマ動作を行なわせるようにしてもよい。図4はこのような構成をとる場合の一実施形態を示したもので、この例では、キースイッチ3の始動接点3dに入力端子が接続された始動操作検出部4c’が設けられ、この始動操作検出部4c’によりタイマ制御用スイッチ4dが制御されるようになっている。
【0056】
始動操作検出部4c’は、キースイッチ3の可動接点3aが始動接点3dに接触させられたときにバッテリ2からキースイッチを通して与えられる電圧を検出して、キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出するように構成されている。
【0057】
タイマ制御用スイッチ4dは、キースイッチ3とタイマ回路4bの制御端子4b1との間に設けられて、始動操作検出部4c’によりキースイッチ3の可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにオン状態になってキースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間バッテリ2から該キースイッチを通して与えられる電圧を制御端子4b1に与え、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって制御端子4b1に与えていた電圧を消滅させるように構成されている。
【0058】
図4に示したように始動操作検出部4c’を用いてタイマ制御用スイッチを制御する場合の駆動装置の具体的構成例を図5に示した。
【0059】
図5に示した例では、図3に示した例と同様に、カソードが接地され、タイマ制御用スイッチ4dのダイオードD8 のカソードにアノードが接続されたサイリスタS1と、このサイリスタのゲートに抵抗R21を通してアノードが接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2のカソードにカソードが接続され、アノードがキースイッチの始動接点3dに接続されたダイオードD5 と、サイリスタS1のゲートカソード間に接続された抵抗R14とにより始動操作検出部4c’が構成されている。その他の点は図2に示した例と同様に構成されている。
【0060】
図5に示した駆動装置の動作を説明するタイミングチャートを図6に示した。図6の時刻t1 においてキースイッチ3の可動接点をオフ位置からオン位置に切り換えた後、時刻t2 においてキースイッチ3の可動接点を始動位置に切り換えると、エンジンが始動する。またこのときバッテリ2からキースイッチ3とダイオードD5 とツェナーダイオードZD2とを通してサイリスタS1 のゲートにトリガ信号が与えられるため、該サイリスタS1がオン状態になる。サイリスタS1がオン状態になるとトランジスタTR7にベース電流が流れて該トランジスタTR7がオン状態になるため、タイマ制御用スイッチ4dがオン状態になる。これにより、バッテリ2の電圧がキースイッチ3とタイマ制御用スイッチ4dとを通してタイマ回路4bの制御端子4b1に印加される。サイリスタS1及びトランジスタTR7は、キースイッチがオフ状態にされるまでオン状態を保持する。
【0061】
上記のようにしてタイマ制御用スイッチがオン状態になると、バッテリからキースイッチとタイマ制御用スイッチとを通してタイマ回路4の制御端子4b1にしきい値以上の電圧が印加されるため、トランジスタTR1がオン状態になってタイマコンデンサCtの電荷がトランジスタTR1のコレクタエミッタ間を通して放電し、タイマコンデンサCtの両端の電圧Vcがほぼ0になる。このとき比較器403の出力端子の電位はHレベルになろうとするが、制御端子4b1に電圧が与えられているときには比較器出力短絡スイッチ404を構成するトランジスタTR2がオン状態になっているため、比較器403の出力端子の電位はほぼ0に保たれる。この状態ではトランジスタTR3が導通できないため、トランジスタTR4も導通しない。従って負荷駆動用スイッチ4aを構成するリレーの励磁コイルRYには電流が流れず、接点Ryaは開いたままに保持されるため、ソレノイド1には通電されない。
【0062】
エンジンを停止させるため、時刻t3 でキースイッチ3の可動接点3aをオン位置からオフ位置に切り換えると、トランジスタTR7がオフ状態になり、タイマ回路4bの制御端子4b1に与えられていた電圧が除去される。これによりトランジスタTR1がオフ状態になり、タイマコンデンサCtの充電(タイマ動作)が開始される。また制御端子4b1に印加されていた電圧が除去されたことによりトランジスタTR2がオフ状態になるため、比較器403の出力の短絡が解除され、該比較器の出力端子の電位がHレベルになり、トランジスタTR3がオン状態になる。これによりトランジスタTR4がオン状態になり、バッテリ2からトランジスタTR4のエミッタコレクタ間を通して負荷駆動用スイッチを構成するリレーの励磁コイルRYに電流が流れるため、リレーの接点Ryaが閉じ、バッテリ2から接点Ryaを通してソレノイド1に駆動電流が流れる。ソレノイド1に駆動電流が供給されると、燃料カット用バルブが閉じるため、エンジンへの燃料の供給が停止され、時刻t4 でエンジンが停止する。
【0063】
タイマコンデンサCtの充電が開始された後一定の時間T1が経過して、時刻t5 でタイマコンデンサCtの両端の電圧が基準電圧Vtに達すると、比較器403の出力端子の電位がほぼ接地電位(Lレベル)まで低下するため、トランジスタTR3がオフ状態になり、トランジスタTR4がオフ状態になる。これによりリレーの励磁コイルRYが消勢され、該リレーの接点Ryaが開くため、ソレノイド1への駆動電流の供給が停止する。
【0064】
上記の実施形態では、負荷駆動用スイッチ4aをリレーにより構成しているが、負荷駆動用スイッチ4aを半導体スイッチにより構成してもよいのはもちろんである。
【0065】
タイマ回路は、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出したときに一定の時間タイマ動作を行なわせるように構成されていればよく、その構成は上記の例に限定されない。
【0066】
例えば、上記の実施形態では、タイマコンデンサを一定の時定数で充電することによりタイマ動作を行なわせているが、キースイッチをオン状態にした際にバッテリからキースイッチとタイマ制御用スイッチとを通してタイマコンデンサを充電するようにしておき、キースイッチがオフ状態にされたときにタイマコンデンサに蓄積された電荷を一定の時定数で放電させることによりタイマ動作を行なわせるようにしてもよい。この場合には、タイマコンデンサの端子電圧が基準電圧以下になったときにタイマ動作を終了させるようにする。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出してタイマ動作を行なうタイマ回路の制御端子とキースイッチとの間にタイマ制御用スイッチを設けて、エンジンが回転しているとき、またはキースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにのみタイマ制御用スイッチをオン状態にしてタイマ回路がキースイッチの状態を検出し得るようにしたので、エンジンが運転されている状態でキースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられた場合にのみタイマ回路にタイマ動作を行なわせて負荷に通電することができ、エンジンが停止しているときに無用なキースイッチの操作により負荷への通電が繰り返されて負荷が過熱するおそれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を概略的に示したブロック図である。
【図2】図1の各部の具体的構成例を示した回路図である。
【図3】図2に示した駆動装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を概略的に示したブロック図である。
【図5】図4の各部の具体的構成例を示した回路図である。
【図6】図5に示した駆動装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1:ソレノイド(負荷),2:バッテリ、3:キースイッチ、4:タイマユニット、4a:負荷駆動用スイッチ、4b:タイマ回路、4c:エンジン回転検出部、4c’:始動操作検出部、4d:タイマ制御用スイッチ。
Claims (5)
- エンジン停止時の位置であるオフ位置とエンジン運転時の位置であるオン位置とエンジン始動時に始動用電動機に通電する際の位置である始動位置とに可動接点が切り換えられるキースイッチと、エンジンに付属する負荷とバッテリとの間に設けられて駆動信号が与えられている間オン状態になって前記バッテリの電圧を前記負荷に印加する負荷駆動用スイッチと、前記キースイッチの可動接点がオン位置にあるときに前記バッテリから前記キースイッチを通して与えられる電圧が入力される制御端子を有して該制御端子に与えられる電圧の変化から前記キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間前記負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるタイマ回路とを備えた負荷の駆動装置において、
前記エンジンが回転しているか否かを検出するエンジン回転検出部と、
前記キースイッチと前記タイマ回路の制御端子との間に設けられて、前記エンジン回転検出部によりエンジンが回転していることが検出されたときにオン状態になって前記キースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間前記バッテリから該キースイッチを通して与えられる電圧を前記制御端子に与え、前記キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって前記制御端子に与えていた電圧を消滅させるタイマ制御用スイッチと、
を具備してなるエンジンに付属する負荷の駆動装置。 - 前記エンジン回転検出部は、前記エンジンにより駆動される発電機の出力がしきい値以上になったときにトリガされてオン状態を保持する自己保持形のエンジン回転検出スイッチを出力段に備え、
前記タイマ制御用スイッチは、前記エンジン回転検出スイッチがオン状態にある間オン状態を保持するように構成されている請求項1に記載のエンジンに付属する負荷の駆動装置。 - エンジン停止時の位置であるオフ位置とエンジン運転時の位置であるオン位置とエンジン始動時に始動用電動機に通電する際の位置である始動位置とに可動接点が切り換えられるキースイッチと、エンジンに付属する負荷とバッテリとの間に設けられて駆動信号が与えられている間オン状態になって前記バッテリの電圧を前記負荷に印加する負荷駆動用スイッチと、前記キースイッチの可動接点がオン位置にあるときに前記バッテリから前記キースイッチを通して与えられる電圧が入力される制御端子を有して該制御端子に与えられる電圧の変化から前記キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたことを検出した時にタイマ動作を開始してタイマ動作を行っている間前記負荷駆動用スイッチに駆動信号を与えるタイマ回路とを備えた負荷の駆動装置において、
前記キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことを検出する始動操作検出部と、
前記キースイッチと前記タイマ回路の制御端子との間に設けられて、前記始動操作検出部によりキースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたことが検出されたときにオン状態になって前記キースイッチの可動接点がオン位置に保持されている間前記バッテリから該キースイッチを通して与えられる電圧を前記制御端子に与え、前記キースイッチの可動接点がオン位置からオフ位置に切り換えられたときにオフ状態になって前記制御端子に与えていた電圧を消滅させるタイマ制御用スイッチと、
を具備してなるエンジンに付属する負荷の駆動装置。 - 前記始動操作検出部は、前記キースイッチの可動接点が始動位置に切り換えられたときにトリガされてオン状態を保持する自己保持形の始動操作検出スイッチを出力段に備え、
前記タイマ制御用スイッチは、前記始動操作検出スイッチがオン状態にある間オン状態を保持するように構成されている請求項3に記載のエンジンに付属する負荷の駆動装置。 - 前記エンジンはディーゼルエンジンであり、前記負荷はエンジンに供給する燃料をカットする際に駆動される燃料停止用ソレノイドである請求項1,2,3または4に記載のエンジンに付属する負荷の駆動装置。
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051018 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080701 |