JP2004170205A - 回転角検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被測定軸2と同軸のメインギヤ3の回転が減速用のギヤトレイン4に伝達される。ギヤトレイン4の第1ギヤ41の回転量と、ギヤトレイン4の第3ギヤの回転量とを検出し、被測定軸2の絶対回転角を演算する。第1のギヤ41の円形のハブ32を、第1のハウジング11に固定される位置決め部材20の円形よりも少し偏平な位置決め部22により、調整方向Xに変位可能に支持する。弾性部材34は第1ギヤ41をそのハブ32を介してメインギヤ3側へ弾性付勢し、メインギヤ3と第1ギヤ41の中心間距離Dを調整して、メインギヤ3と第1ギヤ41との間のバックラッシを除去する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多回転軸の絶対回転角を検出する回転角検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通例、回転角検出センサの測定範囲は1回転(360°)以内である。このような回転角検出センサを用いて、多回転型の回転軸の絶対回転角を検出する回転角検出装置が提供されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特許文献1や特許文献2の回転角検出装置では、多回転体を取り囲む大径歯車に、相異なる歯数を持つ一対の小径歯車を噛み合わせ、各小径歯車の回転角を対応する回転角検出センサにより検出することで、小径歯車間の位相差に基づいて、絶対回転角を検出する。
【0003】
また、多回転体の回転角を第1および第2の速比で加速する第1および第2のセンサによる検出角を組み合わせて、絶対回転角を得る回転角検出装置が提供されている(例えば特許文献3)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−500828号公報
【特許文献2】
特表2001−505667号公報
【特許文献3】
特開2000−9415号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1や特許文献2の回転角検出装置では、絶対回転角の検出が、多回転体の回転角に対して何れも加速される一対の小径歯車の回転角の偏差に基づくので、検出精度を高くするには、2個の回転角検出センサがともに高精度を要求される。
特許文献3の回転角検出装置では、絶対回転角の検出が、多回転体の回転角を何れも加速する一対のセンサの検出角に基づくので、検出精度を高くするには、2個のセンサがともに高精度を要求される。
【0006】
また、特許文献1,2,3の何れにおいても、歯車を回転可能に支持する回転摺動部分が摩耗すると、歯車間の中心間距離が変動し、バックラッシが増大して、検出精度が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、長期にわたって高い検出精度を維持することができる多回転型の回転角検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するため、第1の発明は、回転可能な被測定軸と同軸上に一体回転可能に設けられる主回転体と、この主回転体に歯車伝動により従動回転する第1回転体及び最終回転体を含む減速用の回転体列と、上記第1回転体の回転量を検出する第1の回転量センサと、上記最終回転体の回転量を検出する第2の回転量センサと、第1及び第2の回転量センサによる検出回転量に基づいて被測定軸の絶対回転角を検出する演算手段と、第1回転体を少なくも主回転体との中心間距離が遠近する方向に変位可能に支持する支持手段と、第1回転体を少なくとも主回転体との中心間距離が近づく方向に付勢する弾性部材とを備えることを特徴とする回転角検出装置を提供する。
【0008】
本発明では、被測定軸が主回転体と共に多回転すると、これに伴って回転体列の第1回転体および最終回転体が歯車伝動により従動回転する。このとき、1回転検出用の第1の回転量センサが第1回転体の回転に基づいて、高精度ではあるが被測定軸の回転角に応じて周期的に反復する検出信号を出力する。この第1の回転量センサの検出信号がどの周期のものであるかを、多回転検出用の第2の回転量センサが最終回転体の回転に基づいて検出することを通じて、被測定軸の絶対回転角を精度良く検出することができる。1回転用の第1の回転量センサを被測定軸の同軸上に配置せずに済むので、レイアウトの自由度が高くなる結果、汎用性に優れる。
【0009】
特に、高精度が要求される第1の回転量センサに関連する第1回転体と主回転体との間に予圧を付与でき、仮にこれらの回転体の回転摺動部分に摩耗等が発生したとしても、これらの回転体間の歯車伝動のバックラッシを長期にわたってゼロに維持することができる。その結果、長期にわたって高い検出精度を維持することができる。
なお、最終回転体に関しては、これに関連する第2の回転量センサが高い精度を要求されないので、特に予圧を付与する必要はないが、第1回転体と最終回転体との間にも予圧を付与するようにしても良い。
【0010】
また、第2の発明は、上記回転角検出装置において、互いに取り付け可能な第1および第2のユニットを備え、第1のユニットは、主回転体と、主回転体を回転可能に支持する第1のハウジングを含み、第2のユニットは、回転体列と、回転体列の複数の回転体をそれぞれ回転可能に支持し第1のハウジングに取り付け可能な第2のハウジングと、上記第1および第2の回転量センサと、上記支持手段と、上記弾性部材とを含み、第2のハウジングを第1のハウジングに取り付けるときに、弾性部材の付勢力が第1回転体を介して主回転体に付与されるようにしてあることを特徴とするものである。
【0011】
本発明では、第2のユニットを第1のユニットに組み付けるだけで、第1回転体と主回転体との間に自動的に予圧を付与することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の回転角検出装置の模式的断面図である。図1を参照して、本回転角検出装置1は、回転可能な被測定軸2の周囲に同心的に配置され被測定軸2と一体回転する主回転体としてのメインギヤ3と、このメインギヤ3に噛み合う第1回転体としての第1ギヤ41から最終回転体(最終ギヤ)としての第3ギヤ43に至る回転体列としてのギヤトレイン4と、上記第1ギヤ41の回転量を検出するための第1の回転量センサ5と、メインギヤ3にギヤトレイン4を介して連結される第2の回転量センサ6と、第1および第2の回転量センサ5,6によって検出される回転量に基づいて被測定軸2の絶対回転角を演算するための絶対角演算部7(図3参照)とを備える。
【0013】
各ギヤ3,41〜43はそれぞれ平歯車からなる。メインギヤ3と第1ギヤ41は、例えば同径でギヤ比1:1に設定される。第2ギヤ42の径は第3ギヤ43の径の例えば1/8に設定される。これにより、被測定軸2(メインギヤ3)の回転を、例えば、1/8に減速することができる。
ただし、上記の減速比は、多回転を検出できる限りにおいて、自在に設定でき、被測定軸2の回転角を例えば、1/4〜1/10の範囲で縮小すれば良い。
【0014】
また、第1の回転量センサ5は、第1ギヤ41の回転量を検出するための1回転検出用であり、第2の回転量センサ6は、最終ギヤとしての第3ギヤ43の回転量を検出するための多回転検出用である。
本実施の形態では、回転角検出装置1を電動パワーステアリング装置に適用してステアリングホイール等の操舵部材(図示せず)の回転角を検出する場合に則して説明する。この場合、被測定軸2は操舵部材に一体回転する軸により構成される。ただし、本発明は一般的な多回転軸の絶対角検出に適用することが可能である。
【0015】
回転角検出装置1は互いに取り付け可能な第1および第2のユニット8,9により構成されている。第1のユニット8は、メインギヤ3と、このメインギヤ3を回転可能に支持する第1のハウジング10とを含む。第2のユニット9は、ギヤトレイン4と、ギヤトレイン4の各ギヤ41,42,43を回転可能に支持し且つ第1のハウジング10に例えばねじ止めにより取り付け可能な第2のハウジング11とを含む。
【0016】
図1のII−II線に沿う断面図である図2、および図1を参照して、ギヤトレイン4は、中間軸としての第1の軸12、および最終軸としての第2の軸13を備える。第1及び第2の軸12,13は、被測定軸2に平行である。
図1に示すように、第2のハウジング11は、第1のハウジング10への取付け側の面14に開放部15を設けており、図5に示すように、第1および第2のユニット8,9を組み付けるときに、この開放部15を通してメインギヤ3と第1ギヤ41が噛み合わせられるようになっている。
【0017】
図1および図2を参照して、収容部16は第2のハウジング11内に形成される収容部であり、ギヤトレイン4等を収容する。
図2を参照して、第2のユニット9の第2のハウジング11は、内部にギヤトレイン4のための上記収容部16を設ける態様にて上ハウジング17と下ハウジング18とを組み合わせてなる。上ハウジング17の例えば四隅に設けられるねじ孔付きのボス17aとこれに対応する下ハウジング18の部分18aとの間に、回路基板19および位置決め部材20を挟持する状態で、上下のハウジング17,18が例えば4箇所にて固定ねじ21を用いて締結される。
【0018】
図2のIII −III 線に沿う断面図である図3、および図4を参照して、位置決め部材20は、第1ギヤ41および第3ギヤ43をそれぞれ位置決めするための筒状突起からなる位置決め部22,23(支持手段)と、これら位置決め部22,23間を互いに連結する連結部24と、位置決め部22から放射状に延びる一対の支持アーム25,26と、位置決め部23から放射状に延びる一対の支持アーム27,28とを備える。各支持アーム25〜28の先端部にはそれぞれ対応する上記の固定ねじ21を挿通させるボス29が形成されている。実際には、図2に示すように、ボス29および回路基板19の挿通孔にカラー30が挿通され、このカラー30内に固定ねじ21が挿通される。
【0019】
図3および図4に示すように、位置決め部22は概ね円形をなすが後述する調整方向Xについて少し偏平になるようにされている。
再び図2を参照して、第1の軸12の同軸上には、メインギヤ3に噛み合う上記第1ギヤ41と、これよりも小径で第1ギヤ41に一体回転する上記第2ギヤ42が設けられる。具体的には、上記第1の軸12が第1ギヤ41の第1の面41aから突出しており、この第1の軸12の軸方向中間部の周囲に第2ギヤ42が形成され、第1の軸12の先端部12aは、上ハウジング17の支持孔31により回転自在に支持されている。
【0020】
一方、第1のギヤ41の第2の面41bには、第1の軸12と同心の円形の環状突起からなるハブ32が形成されている。このハブ32は位置決め部材20の対応する位置決め部22に回動自在に外嵌されている。第1及び第2ギヤ41,42、ハブ32並びに第1の軸12は、例えば一体の合成樹脂成形品により形成され、コストダウンが図られる。
図3を参照して、位置決め部22は、概ね円形をなすが、メインギヤ3の中心C1と第1ギヤ41の中心C2とを結ぶ方向(調整方向Xに相当)に関して少し偏平となるようにされ、これにより、ハブ32の位置決め部22に対する所定量の移動が許容されている。すなわち、ハブ32と位置決め部22との間に上記調整方向Xに関して隙間Sが設けられ、第1ギヤ41がメインギヤ3との中心間距離D(すなわち中心C1と中心C2との距離)を遠近する方向に変位可能とされている。
【0021】
さらに、下ハウジング18に設けられる受け部33と、ハブ32との間には、ハブ32を介して第1ギヤ41をメインギヤ3側へ弾性付勢するための弾性部材34が介在している。弾性部材34として、一対のばね片35,35をハブ32の周面に摺接させる、くの字形形状の板ばねを用いることができる。弾性部材34のくの字の中央部分(一対のばね片35,35間の連結部分)が受け部33によって受けられる。弾性部材34は上記のように調整方向Xに変位可能な第1ギヤ41をそのハブ32を介してメインギヤ3側へ弾性付勢し、上記の中心間距離Dを調整して、メインギヤ3と第1ギヤ41との間のバックラッシを除去する働きをする。
【0022】
図2を参照して、最終軸としての第2の軸13の同軸上には、第2ギヤ42よりも大径で第2ギヤ42に噛み合う上記最終ギヤとしての第3ギヤ43が設けられる。第2の軸13の一端13aは第3ギヤ43の第1の面43aから突出し、上ハウジング17の対応する支持孔36により回転自在に支持されている。
また、第2の軸13の他端13bは一端13aよりも大径で、第3ギヤ43の第2の面43bから突出している。他端13bには第3ギヤ43の中心C3と同心の円形の環状突起からなるハブ37が形成されている。ハブ37は位置決め部材20の円形の環状突起からなる位置決め部23に回動自在に内嵌されている。第3ギヤ43、第2の軸13およびハブ37は、例えば一体の合成樹脂成形品により形成され、コストダウンが図られる。
【0023】
位置決め部材20の位置決め部22の端面が、第1ギヤ41の第2の面41bを受けると共に、位置決め部23の端面がハブ37の基端の環状段部38を受け、これにより、各位置決め部22,23は、第1および第3ギヤ41,43をそれぞれ軸方向に受けるためのスラスト軸受としても機能している。
第1の回転量センサ5は相対向する可動部5aと固定部5bとを有する。可動部5aは、第1ギヤ41と同軸上で第1ギヤ41の第2の面41bに固定され、第1ギヤ41と一体回転する。固定部5bは固定部材としての回路基板19に固定される。
【0024】
同様に、第2の回転量センサ6は相対向する可動部6aと固定部6bとを有する。可動部6aは、最終ギヤとしての第3ギヤ43と同軸上で第3ギヤ43の第2の面43bの例えば凹部39(凹部39は図2のように、第2の軸13の他端13bの端面に形成されても良い)に固定され、第3ギヤ43と一体回転する。固定部6bは回路基板19に固定される。回路基板19には上記の絶対角演算部7が実装されている。
【0025】
各回転量センサ5,6の可動部5a,6aとして例えば環状板状の焼結製の永久磁石を用い、固定部5b,6bとして例えば磁気センサを用いることが可能である。
永久磁石からなる可動部6aは樹脂成形体からなる第3ギヤ43の凹部39に対して、例えば、圧入や、接着により固定される場合があるが、これらの場合、組み付け工数がかかるという問題や、可動部6aの位置決め精度をあまり高くできないという問題や、可動部6aと第3ギヤ43との温度膨張の相違が原因で温度変化時に可動部6aが凹部39に対して滑ったり脱落したりするという問題の発生が懸念される。
【0026】
そこで、図6(a)に示すように、環状板からなる可動部6aの周面に1乃至複数の回転規制用および抜け止め規制用の突起50を設け、第3ギヤ43の成形金型内に可動部6aをインサートして樹脂成形し、図6(b)に示すように、突起50を第3ギヤ43内に埋設することが好ましい。
この場合、インサート成形により、第3ギヤ43の樹脂成形と同時に可動部6aを第3ギヤ43に固定したユニットが得られ、工数を削減することができる。また、樹脂成形時に、可動部6aの中心孔51に成形金型の位置決めピンを挿入して位置決めできるので、可動部6aの第3ギヤ43に対する位置決め精度を高くできる。また、突起50が第3ギヤ43に嵌まり込んでいるので、可動部6aが滑ったり抜けたりすることを防止することができる。さらに、突起50は可動部6aを焼結金型にて成形するときに同時に精度良く成形でき、手間もかからない。
【0027】
図7を参照して、第1の回転量センサ5および第2の回転量センサ6からの検出信号は演算手段としての絶対角演算部7に入力され、絶対角演算部7では、第1および第2の回転量センサ5,6によって検出された第1ギヤ41及び第3ギヤ43の回転量に基づいて上記被測定軸2の絶対回転角を演算する。
次いで、図8は被測定軸2の回転角と各回転量センサ5,6の出力波形との関係を示すグラフ図である。メインギヤ3と第4ギヤ41とのギヤ比が例えば1:1であると、被測定軸2の回転が等速で第1ギヤ41に伝達される。被測定軸2としての、例えばステアリングシャフトを4回転させると、図8に示すように、第1ギヤ41の回転量を検出する第1の回転量センサ5の出力S1(図8において、実線で示す)は、例えば360deg周期の鋸歯状の波形となる。第1の回転量センサ5の出力S1は検出精度は高いものの360deg周期で4回反復されるため、どの周期のものかが判らない。
【0028】
一方、最終ギヤとしての第3ギヤ43の回転はメインギヤ3の回転に対して例えば1/8倍に減速されており、第3ギヤ43の回転量を検出する第2の回転量センサ6の出力S2(図8において、破線で示す)は、例えば1440degまで概ねリニアに上昇する波形となる。第2の回転量センサ6の出力S2のレベルに基づいて、第1の回転量センサ5の出力値がどの周期での値であるかを判別することができる。したがって、被測定軸2の絶対回転角を精度良く検出することができる。
【0029】
特に、図3に示すように、高精度が要求される第1の回転量センサ5に関連する第1ギヤ41とメインギヤ3との間に弾性部材34によって予圧を付与できるので、仮にメインギヤ3や第1ギヤ41の回転摺動部分に摩耗等が発生したとしても、メインギヤ3と第1ギヤ41との間の歯車伝動のバックラッシを長期にわたってゼロに維持することができる。その結果、長期にわたって高い検出精度を維持することができる。
【0030】
また、図3に示すように、弾性部材34として、くの字形形状の板ばねの一対のばね片35をハブ32の周面の接線方向に沿うようにして摺接させるので、第1ギヤ41の回転抵抗を少なくすることができて好ましい。
また、図5に示すように、第2のユニット9を第1のユニット8に単に組み付けるだけで、メインギヤ3と第1ギヤ41の間に自動的に予圧を付与することができ、組み立て易い。
【0031】
また、第1及び第2ギヤ41,42を第1の軸12上に2段ギヤとして設け、小径の第2ギヤ42に大径の第3ギヤ43を噛み合わせるので、図1に示すように軸方向からみて、第3ギヤ43の一部が第1ギヤ41の一部に重なるようにレイアウトすることができ、小型化を図ることができる。
また、第1及び第2の回転量センサ5,6の固定部5b,6bを共通の基板に実装でき、コストダウンを図ることができる。
【0032】
なお、本発明の上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば最終回転体としての第3ギヤ43に関しては、これに関連する第2の回転量センサ6がそれほど高い精度を要求されないので、特に予圧を付与する必要はないが、第1ギヤ41と第3ギヤ43の間にも予圧を付与するようにしても良い。例えば、図9に示すように、位置決め部22とハブ32との嵌合の隙間S1が、メインギヤ3と第1ギヤ41との中心間距離Dの増減の他、第1ギヤ41と第3ギヤ43との中心間距離d(中心C1と中心C3との距離)の増減も許容するようにし、例えば、く字状の弾性部材34が調整方向X,Yの双方へ付勢可能なように調整方向X,Yに対して斜めから付勢力Fを働かせるようにすることができる。
【0033】
また、第1の回転量センサとして公知のレゾルバを用いることもでき、その他、弾性部材として圧縮コイルばねを用いること等、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の回転角検出装置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】位置決め部材の概略平面図である。
【図5】回転角検出装置をユニット化して組み立てるときの一過程を示す一部欠載分解図である。
【図6】(a)は第2の回転量センサの可動部の平面図であり、(b)は可動部をインサート成形した第3ギヤの要部の断面図である。
【図7】回転角検出装置の電気的構成の要部を示すブロック図である。
【図8】被測定軸の回転角と各回転角検出センサの出力との関係を示すグラフ図である。
【図9】本発明の別の実施の形態の回転角検出装置の模式図である。
【符号の説明】
1 回転角検出装置
2 被測定軸
3 メインギヤ(主回転体)
4 ギヤトレイン(回転体列)
5 第1の回転量センサ
6 第2の回転量センサ
5a,6a 可動部
5b,6b 固定部
7 絶対角演算部(演算手段)
8 第1のユニット
9 第2のユニット
10 第1のハウジング
11 第2のハウジング
12 第1の軸
13 第2の軸(最終軸)
15 開放部
17 上ハウジング
18 下ハウジング
19 回路基板
20 位置決め部材
22,23 位置決め部(支持手段)
32 ハブ
33 受け部
34 弾性部材
35 ばね片
37 ハブ
41 第1ギヤ(第1回転体)
42 第2ギヤ
43 第3ギヤ(最終回転体)
50 突起
C1,C2,C3 中心
D,d 中心間距離
X,Y 調整方向
Claims (2)
- 回転可能な被測定軸と同軸上に一体回転可能に設けられる主回転体と、
この主回転体に歯車伝動により従動回転する第1回転体及び最終回転体を含む減速用の回転体列と、
上記第1回転体の回転量を検出する第1の回転量センサと、
上記最終回転体の回転量を検出する第2の回転量センサと、
第1及び第2の回転量センサによる検出回転量に基づいて被測定軸の絶対回転角を検出する演算手段と、
第1回転体を少なくとも主回転体との中心間距離が遠近する方向に変位可能に支持する支持手段と、
第1回転体を少なくとも主回転体との中心間距離が近づく方向に付勢する弾性部材とを備えることを特徴とする回転角検出装置。 - 請求項1において、
互いに取り付け可能な第1および第2のユニットを備え、
第1のユニットは、主回転体と、主回転体を回転可能に支持する第1のハウジングを含み、
第2のユニットは、回転体列と、回転体列の複数の回転体をそれぞれ回転可能に支持し第1のハウジングに取り付け可能な第2のハウジングと、上記第1および第2の回転量センサと、上記支持手段と、上記弾性部材とを含み、
第2のハウジングを第1のハウジングに取り付けるときに、弾性部材の付勢力が第1回転体を介して主回転体に付与されるようにしてあることを特徴とする回転角検出装置。
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007192609A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転角度検出装置 |
| JP2007271330A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 回転センサ |
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-
2002
- 2002-11-19 JP JP2002335446A patent/JP2004170205A/ja active Pending
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