JP2004172031A - 照明器具のルーバー取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際の作業手間を大幅に解消する。
【解決手段】直管形蛍光ランプ8を用いた照明器具において、器具本体5の開口面に並列配置された複数のルーバー10,10…を取り付けるためのルーバー取付け構造であって、前記器具本体5の側縁部に対してバー状のルーバー支持材11を揺動自在に軸支するとともに、前記ルーバー支持材11に対して部材長手方向に所定の間隔で複数のルーバー10,10…を取着し、ルーバー10,10…群を前記ルーバー支持材11の軸部11aを回転中心として開閉可能とする。この際、前記ルーバー支持材11は、前記器具本体5の側縁部に断面略円形状のポケット溝6fを形成し、前記ルーバー支持材11に断面略円形状の軸部11aを形成し、前記軸部11aとポケット溝6fとを互いに嵌合させることにより揺動可能に軸支する。
【選択図】 図9
【解決手段】直管形蛍光ランプ8を用いた照明器具において、器具本体5の開口面に並列配置された複数のルーバー10,10…を取り付けるためのルーバー取付け構造であって、前記器具本体5の側縁部に対してバー状のルーバー支持材11を揺動自在に軸支するとともに、前記ルーバー支持材11に対して部材長手方向に所定の間隔で複数のルーバー10,10…を取着し、ルーバー10,10…群を前記ルーバー支持材11の軸部11aを回転中心として開閉可能とする。この際、前記ルーバー支持材11は、前記器具本体5の側縁部に断面略円形状のポケット溝6fを形成し、前記ルーバー支持材11に断面略円形状の軸部11aを形成し、前記軸部11aとポケット溝6fとを互いに嵌合させることにより揺動可能に軸支する。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、照度を確保しながらもグレア(眩しさ)や視覚の低下を防ぐために、器具本体の開口面に設けられるルーバーの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛍光ランプなどを用いた照明器具においては、器具本体の開口面部分に所定間隔で並列配置されたルーバーを設け、不快なランプの眩しさを低減するとともに、蛍光ランプを直視した際の視覚低下を防ぐようにしている。前記ルーバーは一般的に、多数のルーバーが支持材に取着されユニット化され、このルーバーユニットの所要箇所にビス孔を設けておき、前記器具本体に対し固定ビスにより着脱自在に取り付けられている(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−66934号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記蛍光ランプの交換や照明器具の清掃を行う場合には、ねじ回し等の工具により前記固定ネジの螺合を解除して前記ルーバーユニットを取り外した後、ランプ交換や清掃が終わったならば、再度固定ネジによりルーバーユニットを取り付ける必要があり、作業が非常に煩雑であった。
【0005】
そこで本発明の主たる課題は、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際の作業手間を大幅に解消できるようにした照明器具のルーバー取付け構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、器具本体の開口面に並列配置された複数のルーバーを取り付けるためのルーバー取付け構造であって、
前記器具本体の側縁部に対してバー状のルーバー支持材を揺動自在に軸支するとともに、前記ルーバー支持材に対して部材長手方向に所定の間隔で複数のルーバーを取着し、ルーバー群を前記ルーバー支持材の軸支部を回転中心として開閉可能としたことを特徴とする照明器具のルーバー取付け構造が提供される。
【0007】
上記請求項1記載の本発明においては、各ルーバーを支持するルーバー支持材を器具本体(通常はセード)の側縁部に対して揺動可能に軸支し、ルーバー群を前記ルーバー支持材の軸支部を回転中心として一体的に開閉可能とした。従って、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際には、前記ルーバー支持材を揺動させてルーバー群を開状態とするだけで良いため、従来のビス止め方式に比べて作業手間が大幅に解消されるようになる。
【0008】
請求項2に係る本発明として、前記ルーバー支持材の両端部にそれぞれ、該ルーバー支持材をガイドとしてスライド可能とされるとともに、外方側に突出する施錠片を備えたルーバー止め部材を設け、ルーバーの閉鎖時に前記ルーバー止め部材を外方側にスライドさせ、前記施錠片を器具本体の側板に係止させることにより、前記ルーバーを器具本体の開口面位置に保持するようにした請求項1記載の照明器具のルーバー取付け構造が提供される。
【0009】
前記ルーバーを器具本体の開口面に保持する構造としては、前記ルーバー支持材の端部にそれぞれスライド可能なルーバー止め部材を設け、このルーバー止め部材に形成された施錠片を器具本体の側板に係止させることにより、落下止めとする構造が望ましい。このような構造であれば、ルーバー止め部材は目立たず光を遮ることもない。また、ルーバーの開閉操作は、ルーバー支持材にスライド可能に設けた前記ルーバー止め部材のスライド操作によりワンタッチで行うことができる。
【0010】
請求項3に係る本発明として、前記器具本体の側縁部に断面略円形状のポケット溝及び軸部の内の一方を形成し、前記ルーバー支持材に断面略円形状の軸部及びポケット溝の内の他方を形成し、前記軸部とポケット溝とを互いに嵌合させることにより、前記ルーバー支持材を揺動可能に軸支するようにした請求項1、2いずれかに記載の照明器具のルーバー取付け構造が提供される。上記ヒンジ構造を採用する場合には、別途ヒンジ部材を必要とすることなく、型材等の製造時に予め、例えば後述の実施形態の欄で示すように、器具本体側(セード6)にポケット溝6fを形成し、ルーバー支持材11に軸部11aを形成しておくだけで、前記ルーバー支持材11を揺動可能に取り付けることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る照明器具1の書架への取付け状態を示す側面図、図2は照明器具1の底面図(図1のII−II線矢視図)、図3は中間部断面図、図4は端部断面図である。
【0012】
図示される照明器具1は、書店や図書館などにおいて縦列方向に並んで配置される書架2,2…の前面部分を照らすために、前記書架2の上面部分に設置される照明器具の例である。従って、前記照明器具1は、図2に示されるように、書架2、2…に沿って縦列的に配置されている。
【0013】
前記照明器具1は、書架2の上面にビス等によって固定される取付けベース3と、一端が前記取付けベースに連結された支持アーム4と、この支持アーム4の先端に取り付けられた器具本体5とから構成されている。前記器具本体5は、詳細には図2及び図3に示されるように、蛍光ランプのカバー材となるセード6と、このセード6の両端面に夫々取り付けられた側板12,12と、側板12の内側位置に夫々設けられたソケット7と、ソケット7,7間に着脱自在に取り付けられた直管形蛍光ランプ8と、前記直管形蛍光ランプ8から裏面側に拡散する可視光を表面側に反射させるアルミ反射板9と、前記セード6の開口面部にセード6の長手方向に沿って所定間隔で並列配置された複数のルーバー10,10…とから主に構成されている。
【0014】
前記セード6は、本例ではアルミ押出し型材が用いられている。詳細には図3に示されるように、下面側が開口とされる断面略台形状の部材とされ、両端部にはそれぞれ樹脂製の側板12、12が設けられ小口面が封鎖されている。内側上面壁にはソケット支持部6aが設けられ、前記ソケット7,7がビス等により固定されている。また、前記内側上面壁の中間と内側背面壁とに夫々断面L字状の係止片6b、6cが形成され、これら係止片6b、6cに跨って安定器カバー13が設けられ、その内部に安定器(図示せず)が内設されている。一方、セード6の外側背面壁には対向する係止片6d、6eが設けられ、図1に示されるように、支持アーム4のセード6側連結部材4aが前記係止片6b、6cに嵌合した状態でビス固定されるようになっている。更に、背面壁の下端には内方側に開口を臨ませて、後述するルーバー支持材11を揺動自在に軸支するために断面略円形状のポケット溝6fが形成されている。
【0015】
前記器具本体5、5の隣接部位では、通り芯に沿って精度良くセード6,6を縦列配置するために、図5に示されるように、側板12,12を連結するジョイントピン15を設けるようにしているとともに、図4に示されるように、図6に示す連結金具14を背面壁の係止溝6g部にかつセード6,6間に跨るように嵌入し、ビス孔14a、14aからビスを螺入し、隣接するセード6,6間の通り芯を合わせるようにしている。
【0016】
他方、前記セード6の開口面に設けられるルーバー10,10…は、図3及び図7に示されるように、バー状のルーバー支持材11に対して部材長手方向に所定間隔で取着され、前記ルーバー支持材11の背面側に形成された断面略円形状の軸部11aを前記セード6のポケット溝6fに嵌入することにより、前記ルーバー支持材11が揺動自在に支持され、前記ルーバー群10,10…が前記ルーバー支持材11の軸部11aを回転中心として一体的に開閉可能となっている。なお、前記ルーバー10のルーバー支持材11に対する取付け構造は、前記ルーバー10の背面側に逆U字状の溝を形成するように係止片10aを一体的に形成しておき、ルーバー支持材11のフランジ上端部に嵌入させることにより取着されている。
【0017】
前記ルーバー10をセード6の開口面に保持するには、図7に示されるように、前記ルーバー支持材11の両端部にそれぞれ、該ルーバー支持材11をガイドとしてスライド可能とされるとともに、外方側に突出する施錠片16dを備えたルーバー止め部材16を設け、ルーバー10の閉鎖時に前記ルーバー止め部材16を外方側にスライドさせ、前記施錠片16dを側板12に係止させるようにする。
【0018】
具体的に詳述すると、前記ルーバー止め部材16は、図8に示されるように、前記ルーバー支持材11を抱持するスライド支持部16aと、水平方向に突出する軸部16bと、この軸部16bから下方側に突出するストッパー片16cと、前記軸部16bから水平方向に突出する施錠片16dとからなる部材で、図4及び図7に示されるように、前記ルーバー支持材11に対してスライド可能な状態で取り付けられ、ルーバー10,10…の閉鎖時に、前記ルーバー止め部材16を外方側にスライドさせ、前記施錠片16dを側板12,12の下側フランジ部12aに係止させることにより(図4参照)、前記ルーバー10をセード6の開口面位置に保持するようにしている。なお、前記ストッパー片16cは、スライド操作時に側板12の下側フランジ部12aの側面に当接することにより、ルーバー支持材11がこれ以上側板12の内部に入り込まないように規制するためのものである。
【0019】
蛍光ランプの交換やセード6内の清掃を行う場合には、前記ルーバー止め部材16、16を共に内方側にスライドさせて側板12に対する係合を解き、図9に示されるように、ルーバー10,10…群を前記ルーバー支持材11の軸支部11aを回転中心として揺動させるようにすれば良い。
【0020】
(他の実施形態例)
(1)上記形態例では、直管形蛍光ランプ8に直交する方向に配置されたルーバー構造としたが、直管形蛍光ランプ8と同方向のルーバーを追加してもよい。
【0021】
(2)上記形態例では、セード6の側縁部に断面略円形状のポケット溝6fを形成し、前記ルーバー支持材11に断面略円形状の軸部11aを形成し、前記軸部11aとポケット溝6fとを互いに嵌合させることにより、前記ルーバー支持材11を揺動可能に軸支するようにしたが、逆に前記ルーバー支持材11側にポケット溝を形成し、前記セード6側に軸部を形成し両者を嵌合させるようにしてもよい。或いはヒンジ部材(蝶番)を設けることにより前記ルーバー支持材11を揺動可能に支持することでもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、器具本体の開口面に並列配置される複数のルーバーをルーバー支持材を介して開閉可能に取り付けたため、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際の作業手間を大幅に解消できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明器具1の書架への取付け状態を示す側面図である。
【図2】照明器具1の底面図(図1のII−II線矢視図)である。
【図3】器具本体5の中間部断面図(図2のIII−III線矢視図)である。
【図4】器具本体5の端部断面図(図2のIV−IV線矢視図)である。
【図5】セード隣接部を示す腰部拡大図である。
【図6】連結金具14を示す、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図7】ルーバー10,10…の支持構造を示す平面図である。
【図8】ルーバー止め部材16を示す、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【図9】ルーバー10の開閉要領図である。
【符号の説明】
1…照明器具、2…書架、3…取付けベース、4…支持アーム、5…器具本体、6…セード、6f…ポケット溝、7…ソケット、8…直管形蛍光ランプ、9…反射板、10…ルーバー、11…ルーバー支持材、11a…軸支部
【発明の属する技術分野】
本発明は、直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、照度を確保しながらもグレア(眩しさ)や視覚の低下を防ぐために、器具本体の開口面に設けられるルーバーの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛍光ランプなどを用いた照明器具においては、器具本体の開口面部分に所定間隔で並列配置されたルーバーを設け、不快なランプの眩しさを低減するとともに、蛍光ランプを直視した際の視覚低下を防ぐようにしている。前記ルーバーは一般的に、多数のルーバーが支持材に取着されユニット化され、このルーバーユニットの所要箇所にビス孔を設けておき、前記器具本体に対し固定ビスにより着脱自在に取り付けられている(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−66934号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記蛍光ランプの交換や照明器具の清掃を行う場合には、ねじ回し等の工具により前記固定ネジの螺合を解除して前記ルーバーユニットを取り外した後、ランプ交換や清掃が終わったならば、再度固定ネジによりルーバーユニットを取り付ける必要があり、作業が非常に煩雑であった。
【0005】
そこで本発明の主たる課題は、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際の作業手間を大幅に解消できるようにした照明器具のルーバー取付け構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、器具本体の開口面に並列配置された複数のルーバーを取り付けるためのルーバー取付け構造であって、
前記器具本体の側縁部に対してバー状のルーバー支持材を揺動自在に軸支するとともに、前記ルーバー支持材に対して部材長手方向に所定の間隔で複数のルーバーを取着し、ルーバー群を前記ルーバー支持材の軸支部を回転中心として開閉可能としたことを特徴とする照明器具のルーバー取付け構造が提供される。
【0007】
上記請求項1記載の本発明においては、各ルーバーを支持するルーバー支持材を器具本体(通常はセード)の側縁部に対して揺動可能に軸支し、ルーバー群を前記ルーバー支持材の軸支部を回転中心として一体的に開閉可能とした。従って、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際には、前記ルーバー支持材を揺動させてルーバー群を開状態とするだけで良いため、従来のビス止め方式に比べて作業手間が大幅に解消されるようになる。
【0008】
請求項2に係る本発明として、前記ルーバー支持材の両端部にそれぞれ、該ルーバー支持材をガイドとしてスライド可能とされるとともに、外方側に突出する施錠片を備えたルーバー止め部材を設け、ルーバーの閉鎖時に前記ルーバー止め部材を外方側にスライドさせ、前記施錠片を器具本体の側板に係止させることにより、前記ルーバーを器具本体の開口面位置に保持するようにした請求項1記載の照明器具のルーバー取付け構造が提供される。
【0009】
前記ルーバーを器具本体の開口面に保持する構造としては、前記ルーバー支持材の端部にそれぞれスライド可能なルーバー止め部材を設け、このルーバー止め部材に形成された施錠片を器具本体の側板に係止させることにより、落下止めとする構造が望ましい。このような構造であれば、ルーバー止め部材は目立たず光を遮ることもない。また、ルーバーの開閉操作は、ルーバー支持材にスライド可能に設けた前記ルーバー止め部材のスライド操作によりワンタッチで行うことができる。
【0010】
請求項3に係る本発明として、前記器具本体の側縁部に断面略円形状のポケット溝及び軸部の内の一方を形成し、前記ルーバー支持材に断面略円形状の軸部及びポケット溝の内の他方を形成し、前記軸部とポケット溝とを互いに嵌合させることにより、前記ルーバー支持材を揺動可能に軸支するようにした請求項1、2いずれかに記載の照明器具のルーバー取付け構造が提供される。上記ヒンジ構造を採用する場合には、別途ヒンジ部材を必要とすることなく、型材等の製造時に予め、例えば後述の実施形態の欄で示すように、器具本体側(セード6)にポケット溝6fを形成し、ルーバー支持材11に軸部11aを形成しておくだけで、前記ルーバー支持材11を揺動可能に取り付けることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る照明器具1の書架への取付け状態を示す側面図、図2は照明器具1の底面図(図1のII−II線矢視図)、図3は中間部断面図、図4は端部断面図である。
【0012】
図示される照明器具1は、書店や図書館などにおいて縦列方向に並んで配置される書架2,2…の前面部分を照らすために、前記書架2の上面部分に設置される照明器具の例である。従って、前記照明器具1は、図2に示されるように、書架2、2…に沿って縦列的に配置されている。
【0013】
前記照明器具1は、書架2の上面にビス等によって固定される取付けベース3と、一端が前記取付けベースに連結された支持アーム4と、この支持アーム4の先端に取り付けられた器具本体5とから構成されている。前記器具本体5は、詳細には図2及び図3に示されるように、蛍光ランプのカバー材となるセード6と、このセード6の両端面に夫々取り付けられた側板12,12と、側板12の内側位置に夫々設けられたソケット7と、ソケット7,7間に着脱自在に取り付けられた直管形蛍光ランプ8と、前記直管形蛍光ランプ8から裏面側に拡散する可視光を表面側に反射させるアルミ反射板9と、前記セード6の開口面部にセード6の長手方向に沿って所定間隔で並列配置された複数のルーバー10,10…とから主に構成されている。
【0014】
前記セード6は、本例ではアルミ押出し型材が用いられている。詳細には図3に示されるように、下面側が開口とされる断面略台形状の部材とされ、両端部にはそれぞれ樹脂製の側板12、12が設けられ小口面が封鎖されている。内側上面壁にはソケット支持部6aが設けられ、前記ソケット7,7がビス等により固定されている。また、前記内側上面壁の中間と内側背面壁とに夫々断面L字状の係止片6b、6cが形成され、これら係止片6b、6cに跨って安定器カバー13が設けられ、その内部に安定器(図示せず)が内設されている。一方、セード6の外側背面壁には対向する係止片6d、6eが設けられ、図1に示されるように、支持アーム4のセード6側連結部材4aが前記係止片6b、6cに嵌合した状態でビス固定されるようになっている。更に、背面壁の下端には内方側に開口を臨ませて、後述するルーバー支持材11を揺動自在に軸支するために断面略円形状のポケット溝6fが形成されている。
【0015】
前記器具本体5、5の隣接部位では、通り芯に沿って精度良くセード6,6を縦列配置するために、図5に示されるように、側板12,12を連結するジョイントピン15を設けるようにしているとともに、図4に示されるように、図6に示す連結金具14を背面壁の係止溝6g部にかつセード6,6間に跨るように嵌入し、ビス孔14a、14aからビスを螺入し、隣接するセード6,6間の通り芯を合わせるようにしている。
【0016】
他方、前記セード6の開口面に設けられるルーバー10,10…は、図3及び図7に示されるように、バー状のルーバー支持材11に対して部材長手方向に所定間隔で取着され、前記ルーバー支持材11の背面側に形成された断面略円形状の軸部11aを前記セード6のポケット溝6fに嵌入することにより、前記ルーバー支持材11が揺動自在に支持され、前記ルーバー群10,10…が前記ルーバー支持材11の軸部11aを回転中心として一体的に開閉可能となっている。なお、前記ルーバー10のルーバー支持材11に対する取付け構造は、前記ルーバー10の背面側に逆U字状の溝を形成するように係止片10aを一体的に形成しておき、ルーバー支持材11のフランジ上端部に嵌入させることにより取着されている。
【0017】
前記ルーバー10をセード6の開口面に保持するには、図7に示されるように、前記ルーバー支持材11の両端部にそれぞれ、該ルーバー支持材11をガイドとしてスライド可能とされるとともに、外方側に突出する施錠片16dを備えたルーバー止め部材16を設け、ルーバー10の閉鎖時に前記ルーバー止め部材16を外方側にスライドさせ、前記施錠片16dを側板12に係止させるようにする。
【0018】
具体的に詳述すると、前記ルーバー止め部材16は、図8に示されるように、前記ルーバー支持材11を抱持するスライド支持部16aと、水平方向に突出する軸部16bと、この軸部16bから下方側に突出するストッパー片16cと、前記軸部16bから水平方向に突出する施錠片16dとからなる部材で、図4及び図7に示されるように、前記ルーバー支持材11に対してスライド可能な状態で取り付けられ、ルーバー10,10…の閉鎖時に、前記ルーバー止め部材16を外方側にスライドさせ、前記施錠片16dを側板12,12の下側フランジ部12aに係止させることにより(図4参照)、前記ルーバー10をセード6の開口面位置に保持するようにしている。なお、前記ストッパー片16cは、スライド操作時に側板12の下側フランジ部12aの側面に当接することにより、ルーバー支持材11がこれ以上側板12の内部に入り込まないように規制するためのものである。
【0019】
蛍光ランプの交換やセード6内の清掃を行う場合には、前記ルーバー止め部材16、16を共に内方側にスライドさせて側板12に対する係合を解き、図9に示されるように、ルーバー10,10…群を前記ルーバー支持材11の軸支部11aを回転中心として揺動させるようにすれば良い。
【0020】
(他の実施形態例)
(1)上記形態例では、直管形蛍光ランプ8に直交する方向に配置されたルーバー構造としたが、直管形蛍光ランプ8と同方向のルーバーを追加してもよい。
【0021】
(2)上記形態例では、セード6の側縁部に断面略円形状のポケット溝6fを形成し、前記ルーバー支持材11に断面略円形状の軸部11aを形成し、前記軸部11aとポケット溝6fとを互いに嵌合させることにより、前記ルーバー支持材11を揺動可能に軸支するようにしたが、逆に前記ルーバー支持材11側にポケット溝を形成し、前記セード6側に軸部を形成し両者を嵌合させるようにしてもよい。或いはヒンジ部材(蝶番)を設けることにより前記ルーバー支持材11を揺動可能に支持することでもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、器具本体の開口面に並列配置される複数のルーバーをルーバー支持材を介して開閉可能に取り付けたため、蛍光ランプの交換や清掃作業等を行う際の作業手間を大幅に解消できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明器具1の書架への取付け状態を示す側面図である。
【図2】照明器具1の底面図(図1のII−II線矢視図)である。
【図3】器具本体5の中間部断面図(図2のIII−III線矢視図)である。
【図4】器具本体5の端部断面図(図2のIV−IV線矢視図)である。
【図5】セード隣接部を示す腰部拡大図である。
【図6】連結金具14を示す、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図7】ルーバー10,10…の支持構造を示す平面図である。
【図8】ルーバー止め部材16を示す、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【図9】ルーバー10の開閉要領図である。
【符号の説明】
1…照明器具、2…書架、3…取付けベース、4…支持アーム、5…器具本体、6…セード、6f…ポケット溝、7…ソケット、8…直管形蛍光ランプ、9…反射板、10…ルーバー、11…ルーバー支持材、11a…軸支部
Claims (3)
- 直管形蛍光ランプを用いた照明器具において、器具本体の開口面に並列配置された複数のルーバーを取り付けるためのルーバー取付け構造であって、
前記器具本体の側縁部に対してバー状のルーバー支持材を揺動自在に軸支するとともに、前記ルーバー支持材に対して部材長手方向に所定の間隔で複数のルーバーを取着し、ルーバー群を前記ルーバー支持材の軸支部を回転中心として開閉可能としたことを特徴とする照明器具のルーバー取付け構造。 - 前記ルーバー支持材の両端部にそれぞれ、該ルーバー支持材をガイドとしてスライド可能とされるとともに、外方側に突出する施錠片を備えたルーバー止め部材を設け、ルーバーの閉鎖時に前記ルーバー止め部材を外方側にスライドさせ、前記施錠片を器具本体の側板に係止させることにより、前記ルーバーを器具本体の開口面位置に保持するようにした請求項1記載の照明器具のルーバー取付け構造。
- 前記器具本体の側縁部に断面略円形状のポケット溝及び軸部の内の一方を形成し、前記ルーバー支持材に断面略円形状の軸部及びポケット溝の内の他方を形成し、前記軸部とポケット溝とを互いに嵌合させることにより、前記ルーバー支持材を揺動可能に軸支するようにした請求項1、2いずれかに記載の照明器具のルーバー取付け構造。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002338736A JP2004172031A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 照明器具のルーバー取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002338736A JP2004172031A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 照明器具のルーバー取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004172031A true JP2004172031A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32701865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002338736A Withdrawn JP2004172031A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | 照明器具のルーバー取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004172031A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008282689A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Iwasaki Electric Co Ltd | 照明器具 |
| KR101031790B1 (ko) * | 2009-04-23 | 2011-04-29 | 주식회사 제이케이에이 | 천장 매립형 led램프 체결구조 |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002338736A patent/JP2004172031A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008282689A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Iwasaki Electric Co Ltd | 照明器具 |
| KR101031790B1 (ko) * | 2009-04-23 | 2011-04-29 | 주식회사 제이케이에이 | 천장 매립형 led램프 체결구조 |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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