JP2004173961A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Kenichi Tsuji
健一 辻
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Abstract

【課題】炊飯器本体肩部に設けられている蓋加熱用のワークコイルを利用して蓋の開閉を検知する。
【解決手段】電磁誘導加熱可能な飯器と、該飯器を収納する上部が開口した炊飯器本体と、該炊飯器本体の底部にあって上記収納された飯器を電磁誘導加熱する第1の電磁誘導加熱手段と、保温時において飯器の加熱を行う保温加熱手段と、上記炊飯器本体の開口部を覆う開閉可能な蓋と、該蓋の内側に設けられた飯器内加熱用の放熱板と、上記炊飯器本体の開口部周縁にあって整流電源回路に接続され、上記放熱板を電磁誘導加熱する第2の電磁誘導加熱手段と、上記第1の電磁誘導加熱手段を駆動制御することによって炊飯を行う炊飯加熱制御手段と、上記保温加熱手段を駆動制御することによって保温を行う保温加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記蓋の開閉状態に応じて変化する上記第2の電磁誘導加熱手段の誘導負荷状態の相違から、上記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段を設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、電気炊飯器に関し、さらに詳しくは同電気炊飯器の蓋部の開閉検知構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気炊飯器は、飯器(内鍋)を出し入れ自在に収納する炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口部を開閉する蓋部とを備えて構成されており、炊飯器本体内に収納された飯器内に米と水を入れ、蓋部を閉蓋状態として、炊飯器本体の底部に設けたワークコイル等の所望の加熱手段によって効率良く加熱することにより、美味しく、ご飯を炊き上げるようになっている。
【0003】
ところで、このような電気炊飯器の場合、例えば炊飯中に蓋が開かれることは、好ましくない。そこで、従来の電気炊飯器の中には蓋開閉検知手段を設け、蓋が開かれた時にはアラームを発生させるようにしたものもある。
【0004】
この種の蓋開閉検知手段は、これまでのところ、リードスイッチ等有接点式の機械的な専用スイッチを用いたものばかりである(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−68634号公報(第2頁〜第3頁、図2、図3参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなリードスイッチ等有接点式の機械的なスイッチの場合、蓋の開度に応じたON/OFF位置の細かな設定が難しく、例えばロックが外されても蓋が載ったままの状態など微妙な開放状態の検出が難しい。
【0007】
また、蓋ガタ付き時のチャタリング等による該検知の恐れもある。
【0008】
さらに、上記のように蓋開閉検知専用のスイッチを設けることは、部品点数の増大によるコストアップを招く。
【0009】
特に最近では、上記蓋の内側に内蓋としての放熱板を設ける一方、上記炊飯器本体の上部側開口部周縁(肩部)に、当該蓋側の放熱板に対応して電磁誘導加熱可能なワークコイル等電磁誘導加熱コイルを設け、蓋閉時においては、当該電磁誘導加熱コイルによって上記放熱板を電磁誘導加熱し、飯器内を適切に加熱するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
【特許文献2】
特開平5−207928号公報(第3頁、図2参照)。
【0011】
このようなタイプの電気炊飯器では、電磁誘導加熱コイルの存在のために、上記炊飯器本体の上部側開口部周縁(肩部)に、上述のような機械式のスイッチを埋設することができなくなる。
【0012】
これは、例えば上記特許文献1に示されているように、炊飯器本体側に1次側誘導コイル、蓋側に2次側誘導コイルを設け、2次側誘導コイルに誘導電流を誘起するようにしたものの場合にも、全く同様である(特に図5のように全周対応にした場合)。
【0013】
本願発明は、このような各種の問題を共通に解決するためになされたもので、蓋側と炊飯器本体側との間に機能上本来存在する電磁的な結合手段(1次側部材および2次側部材)そのものを利用して、蓋の開閉を検知することができるようにすることにより、上述のような問題を解決した電気炊飯器を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、同目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
【0015】
(1) 第1の課題解決手段
この発明の第1の課題解決手段は、電磁誘導加熱可能な飯器と、該飯器を収納する上部が開口した炊飯器本体と、該炊飯器本体の底部にあって上記収納された飯器を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段と、保温時において飯器の加熱を行う保温加熱手段と、上記炊飯器本体の開口部を覆う開閉可能な蓋と、該蓋の内側に機能上の必要性から設けられている2次側部材と、上記炊飯器本体の開口部周縁にあって電源回路に接続され、上記蓋の2次側部材と電磁的に対応して上記必要な機能を発揮させる1次側部材と、上記電磁誘導加熱手段を駆動制御することによって炊飯を行う炊飯加熱制御手段と、上記保温加熱手段を駆動制御することによって保温を行う保温加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記蓋の開閉状態に応じて変化する上記1次側部材の電源回路側の電圧又は電流の相違に基いて、上記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段を設けたことを特徴としている。
【0016】
このような構成によると、別途専用の蓋開閉検知スイッチを設けることなく、当該蓋自体が、その機能上の必要性から本来備えている2次側部材と、同2次側部材に対して、電流の誘起や発熱等その本来の機能を発揮させる電源回路を備えた1次側部材との電磁的な結合関係の変化に対応した1次側部材の電源回路側の電圧又は電流の相違に基いて、蓋の開閉状態を検知できるようにしたから、上記従来のような問題は生じない。
【0017】
(2) 第2の課題解決手段
この発明の第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、1次側部材の電源回路の電源電圧が直流電圧であり、その相違は、1次側部材駆動用整流電源回路のリップル成分を除いた平滑電圧の相違であることを特徴としている。
【0018】
例えば2次側部材の所定の電源回路が整流回路を備えた直流電源回路であるような場合、一般にリップル百分率を改善するために、平滑コンデンサを有する平滑回路が設けられる。
【0019】
そして、そのような場合、上記蓋の開閉に伴う1次側部材と2次側部材の対応距離の変化は、当該平滑電圧の内のリップル成分を除いた直流電圧成分の差となって表われる。
【0020】
したがって、同電圧の相違を基準として、上述のように蓋の開閉検知を行うことができる。
【0021】
(3) 第3の課題解決手段
この発明の第3の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、2次側部材が電磁誘導コイルであり、1次側部材も電磁誘導コイルであることを特徴としている。
【0022】
このような構成の場合、例えば1次側電磁誘導コイルと2次側電磁誘導コイルとを蓋閉時において、トランス結合させると、2次側電磁誘導コイルに電流が誘起され、同電流により、例えばヒータ等を発熱させることができ、このヒータによる発熱を利用して蓋内側の放熱板等を加熱することも可能である。
【0023】
そして、この場合にも、蓋が閉じて、1次側電磁誘導コイルに対して2次側電磁誘導コイルが適正にトランス結合している時と、そうでない時とでは、誘導負荷が変化し、1次側電磁誘導コイルの電源回路側の電圧が変わる。
【0024】
したがって、該場合にも、同電圧の相違に基いて蓋の開閉を検知することができる。
【0025】
(4) 第4の課題解決手段
この発明の第4の課題解決手段は、上記第1又は第2の課題解決手段の構成において、2次側部材が電磁誘導加熱可能な磁性金属板よりなる飯器内加熱用の放熱板であり、1次側部材が同放熱板を電磁誘導加熱する第2の電磁誘導加熱コイルであることを特徴としている。
【0026】
例えば電気炊飯器の蓋ユニットには、合成樹脂等の非磁性部材よりなる蓋本体の内側に飯器の開口面に対応して放熱板を設け、該放熱板を加熱することにより、蓋部内面および飯器開口部に生じる凝縮液滴を加熱蒸発せしめて、液滴の落下による白ボケの発生等を防止するようになっている。
【0027】
このような放熱板の加熱に際し、ヒータ等の加熱手段の採用も可能であるが、その場合、配線に困る。
【0028】
そこで、放熱板に磁性金属材を採用し、これを炊飯器本体側の電磁誘導加熱コイルで電磁誘導加熱することが検討されている。
【0029】
その場合、上記第1又は第2の課題解決手段の構成を採用すると、容易かつ適切に蓋の開閉検知を行うことができる。
【0030】
(5) 第5の課題解決手段
この発明の第5の課題解決手段は、上記第4の課題解決手段の構成において、放熱板は、非磁性部材よりなる蓋本体に対して固定されていることを特徴としている。
【0031】
非磁性部材よりなる蓋本体と放熱板との関係は、着脱式、固定式と色々考えられるが、固定式とした場合には、上記第2の電磁誘導加熱コイルとの間の間隔が安定し、安定した誘導加熱を実現することができる。
【0032】
したがって、また蓋開閉検知時の閉状態と開状態との閾値の設定も容易となり、より正確な蓋開閉検知が行える。
【0033】
(6) 第6の課題解決手段
この発明の第6の課題解決手段は、上記第4の課題解決手段の構成において、放熱板は、非磁性部材よりなる蓋本体に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
【0034】
放熱板が合成樹脂等非磁性部材よりなる蓋本体に対して着脱可能となっていると、放熱板は素より、蓋本体の洗浄が容易であり、衛生的である。
【0035】
そして、そのような着脱型の放熱板の場合にも、上記第2の電磁誘導加熱コイルの誘導加熱作用は全く同様に働き、かつ蓋開閉検知も可能である。
【0036】
(7) 第7の課題解決手段
この発明の第7の課題解決手段は、上記第6の課題解決手段の構成において、蓋が閉状態にあっても、放熱板が取り付けられていない時には、蓋開閉検知手段は、その旨を検知するようにしたことを特徴としている。
【0037】
したがって、該構成では、外観上蓋本体が閉じられていたとしても、その内側に肝心の放熱板自体が取り付けられていないような時には、これをも実質的には蓋開として確実に検知することができるようになり、ミスのない確実な炊飯等が可能になる。
【0038】
(8) 第8の課題解決手段
この発明の第8の課題解決手段は、上記第4,第5,第6又は第7の課題解決手段の構成において、蓋開閉検知手段による蓋の開閉検知は、第2の電磁誘導加熱コイルの作動中は継続して行われるようになっていることを特徴としている。
【0039】
第2の電磁誘導加熱コイルが作動している状態において、蓋が開かれると、第2の電磁誘導加熱コイルに対して外部から何らかの金属材が接触して誘導加熱作用が働くということも考えられる。
【0040】
また、蓋開中に、または蓋閉中であっても放熱板が取り付けられていない時に、第2の電磁誘導加熱コイルを作動させることは、それぞれ電気代の無駄でもある。
【0041】
したがって、蓋開時および蓋閉中であっても上記放熱板が取り付けられていないような時には、それぞれ第2の電磁誘導加熱コイルの作動は、OFFにする。
【0042】
(9) 第9の課題解決手段
この発明の第9の課題解決手段は、上記第4,第5,第6,第7又は第8の課題解決手段の構成において、炊飯中において、蓋開閉検知手段が蓋の開放を検知した時には、直ちに第2の電磁誘導加熱コイルの作動を停止させ、所定の警報手段を作動させて蓋の開状態を報知する一方、炊飯動作は継続させるようにしたことを特徴としている。
【0043】
通常、炊飯中において蓋が開かれるということはあり得ないし、好ましくない。また、飯器が相当に熱くなっているし、炊飯器本体側の第2の電磁誘導加熱コイルへの通電が行われていると、外部からの金属製品を加熱する。
【0044】
そこで、炊飯中において、蓋開閉検知手段が、蓋の開閉を検知した時は直ちに第2の電磁誘導加熱コイルの作動を停止させるとともに所定の警報手段を作動させて、ユーザーに報知する。
【0045】
一方、炊飯自体は問題なく継続できるので、そのまま実行する。
【0046】
(10) 第10の課題解決手段
この発明の第10の課題解決手段は、上記第4,第5,第6,第7,第8又は第9の課題解決手段の構成において、保温中において、蓋開閉検知手段が蓋の開放を検知した時には、直ちに第2の電磁誘導加熱コイルの作動を停止させる一方、同検知状態が所定時間以上継続された時に初めて、所定の警報手段を作動させて報知するようにしたことを特徴としている。
【0047】
保温中の場合、食事に際して御飯をよそうことが一般的であり、その間は、当然に所定の時間内蓋が開かれた状態となる。
【0048】
したがって、この間に警報を鳴らすことは、好ましくなく、また必要もない。
【0049】
そのため、必要な警報は、同所定の時間が経過してもなお、蓋が開いたままの時に行う。
【0050】
【発明の効果】
以上の結果、本願発明の電気炊飯器によると、蓋および炊飯器本体側との対応関係において、本来有している装置の機能を拡大、活用して、専用の装置を用いることなく、低コストかつ正確に蓋の開閉検知を行うことができるようになる。
【0051】
また、マイコンを使ってソフト的に対応することができ、炊飯、保温に関連した対応する制御も容易となる。
【0052】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1〜図5は、蓋開閉検知機能を備えた本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の構成を示している。
【0053】
(炊飯器本体および蓋ユニット部分の構成)
先ず図1および図2は、同電気炊飯器の炊飯器本体および蓋ユニット部分の構成を示している。
【0054】
同電気炊飯器は、その基本的な構成として、飯器が収納された炊飯器本体と該炊飯器本体の上部を覆う蓋ユニットとからなり、該蓋ユニットの内側に2次側部材として、上記飯器(内鍋)内への放熱性能の高い、磁性金属材料よりなる放熱板を備えているとともに、炊飯器本体側肩部に、1次側部材として同放熱板を電磁誘導加熱するワークコイルを備えた電磁誘導加熱式のものにより構成されている。そして、同ワークコイルの放熱板との距離関係で決まる誘導負荷状態の相違によって、上記蓋ユニットの開閉を検知できるようにしたことを特徴としている。
【0055】
すなわち、該電気炊飯器は、例えば先ず図1に示すように、全体として、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能なステンレス鋼材等の磁性金属材料(鉄系金属材料)よりなる飯器(内鍋)1と、該飯器1を任意に収納セットし得るように有底筒状に形成された合成樹脂製の内ケース(保護枠)2と、該内ケース2を保持する外装筺体である筒状の外ケース3と、該外ケース3と上記内ケース2とを結合一体化して上部が開口した有底筒状体に形成された炊飯器本体4の上部に開口部を覆って開閉可能に設けられた蓋ユニット5とから構成されている。
【0056】
上記内ケース2の底壁部には、図示はしないが、例えば半径方向の内側と外側に位置を異にして同心状に分巻された飯器加熱用の第1のワークコイルLが設けられており、該第1のワークコイルLは上記内ケース2内に収納された飯器1の底面部の中央面側と外周面側を加熱することによって効率良く炊飯を行う。また、同内ケース2の側壁部2aの外面には、保温ヒータ6が設けられており、該保温ヒータ6は、保温時において上記飯器1の側面部1aを加熱する。
【0057】
また上記外ケース3は、例えば合成樹脂板で形成された上下方向に筒状のカバー部材(側板)3aと、該カバー部材3aの上端部に設けられた合成樹脂製の肩部材3bと、上記カバー部材3aの底部に設けられた底部材3cとからなっている。そして、上記内ケース2の上端側にあって外周方向に鉤上に曲成された肩部材支持片2bの上部に対し、上記肩部材3bの内周側鉤状の肩片7を係合支持して一体化し、それらの上部に、2次側部材である放熱板10加熱用の1次側第2のワークコイルLが設けられている。
【0058】
該第2のワークコイルLは、内周側に上方に起立した係合リブ8aを有した断面L字形のコイルホルダー8の水平方向内周側から外周側にリッツ線が複数回巻成されたフラットリング構造のものとなっており、その上部および両側部は、断面逆Jの字形状の合成樹脂製のコイルカバー9によってカバーされ、上記内ケース2の上端部および外ケース3の肩部材3bとともに一体化されて、上記炊飯器本体4の開口縁部を構成している。
【0059】
そして、このように第2のワークコイルLを備えた炊飯器本体4の開口縁部に対し、上記開口部1bが縮径された飯器1の開口縁部が、その収納セット状態において、図示のような誘導加熱可能な位置関係で対応するようになっている。
【0060】
一方、蓋ユニット5の非磁性部材である蓋ユニット本体部分は、その外周面を構成する合成樹脂製の外カバー5Aと、該外カバー5A内側の周方向に凸条の内枠部に対して固定して設けられた合成樹脂製の内カバー5Bとから、内部空間5Cが中空の断熱構造体に形成されている。そして、該蓋ユニット本体の上記内カバー5Bの下方には、誘導加熱可能な磁性金属材料よりなる放熱板10が着脱可能に設けられている。また、同蓋ユニット本体を構成する上記外カバー5Aおよび内カバー5Bの中央部には、上下両方向に貫通して調圧口11が形成され、該調圧口11に対して図示のようなキャップ構造の大径の調圧ユニット12が上方側から着脱可能に嵌合されている。また、上記調圧口11の下部には、上記放熱板10取付け用の筒部13が設けられていて、該筒部13内に上記放熱板10の中央に設けた相対的に小径の嵌合用筒部14を相互の間に設けた凸凹部を介して嵌合係止することにより、上記放熱板10自体が着脱可能な状態で取り付けられている。
【0061】
一方、上記外カバー5Aの内枠部と上記内カバー5Bとの外周側固定部には、第1のパッキン15aの基部が固定されており、上記放熱板10は、その外周側上面(シール部10b上面)を同第1のパッキン15aによってシールされるようになっている。
【0062】
該蓋ユニット5の構成において、上記放熱板10は、上記飯器1の縮径された開口部1aの口径に対応して若干下方側に突出した放熱部10aと、同放熱部10aの外周側にあって第2のパッキン15bを介して上記飯器1の開口部1aの上端を覆う断面逆U字状のシール部10bと、該シール部10bの外周側にあって上記炊飯器本体4開口縁部の第2のワークコイルLと所定の隙間Gを介して対向対面する被誘導加熱部10cとから形成されている。
【0063】
そして、例えば後述する図3の第2のワークコイル駆動回路により上記第2のワークコイルLが駆動されると、それに対応して上記放熱板10外周の被誘導加熱部10cが誘導加熱されて発熱し、その熱を上記シール部10bを介して上記放熱部10aに伝え、上記放熱部10aの全面から飯器1内の飯米に放射する。
【0064】
他方、上記外カバー5Aは、その内枠部外周の外周縁部が外径を拡大しながら上記肩部材3bの外周面に連続するまで下方に深く延びており、上記第2のワークコイルL部分の外周面を確実にカバーし、上記誘導加熱領域で生じる熱を外部に逃がさないようにしている。
【0065】
以上のように構成された蓋ユニット5は、例えば図1の図面背面側端部で、開方向への付勢スプリングを備えたヒンジ機構を介して上記炊飯器本体4の同背面側端部に開閉可能に枢着されている一方、前面側端部には、同蓋ユニット5のロック/アンロック機構操作用の開閉レバーが設けられている。
【0066】
したがって、該開閉レバーを開操作(下方に押圧)した時には、蓋ロック機構が解除され、上記蓋ユニット5は、上記ヒンジ機構側付勢スプリングの作用で自動的に上方に開かれる。
【0067】
そして、このように蓋ユニット5が上方に開かれると、上記第2のワークコイルLと上記放熱板10の被誘導加熱部10cとの所定の隙間Gでの対応関係は解かれて、渦電流の誘起のない2次側オープン状態となる。
【0068】
この時、後述するように、図3に示した第2のワークコイル駆動回路の整流電源側平滑回路の電源電圧(平滑コンデンサ27両端の電圧)は、例えば図4の(C)から(B)のように変化し、リップル成分を除いた直流成分Vの値がVからVへと低下する。
【0069】
他方、逆に蓋ユニット5が開状態から閉状態に変化すると、同直流成分Vは、VからVと逆方向に変化(増大)する。
【0070】
そこで、本実施の形態の電気炊飯器では、この直流成分Vの変化を基準として、上記蓋ユニット5の開閉を、そのマイコン制御ユニット20の制御機能を使ってソフト的に検知判定し、適切な対応を取るようになっている。
【0071】
また、上記V→V、V→Vの変化(相違)は、仮に蓋ユニット本体自体が閉じた状態にあっても蓋ユニット本体に対して、放熱板10が取り付けられている時と取り付けられていない時とで同様になる。したがって、仮に蓋ユニット本体が閉状態にあっても、放熱板10が取り付けられていない時には、蓋開閉検知手段は、その旨を同様にして検知することができる。
【0072】
したがって、該構成では、外観上蓋ユニット本体が閉じられていたとしても、その内側に肝心の放熱板10自体が取り付けられていないような時には、これをも実質的には蓋開として確実に検知して、適切に対応することができるようになり、ミスのない確実な炊飯等が可能になる。
【0073】
他方、同電圧は、上記第2のワークコイルLがOFFの無負荷状態では、平滑度が高く(負荷変動がなく)、図4の(A)のような状態にある。
【0074】
なお、上記炊飯器本体4の前面部上方には、例えば図1に示すような略半月形状の操作パネル部17が設けられている。該操作パネル部17には、十分に広く大きな表示面積をもつ液晶表示部19と、炊飯スイッチ17a、タイマー予約スイッチ17b、取消スイッチ17c、保温/再加熱スイッチ17d、おこげスイッチ17e、メニュー操作スイッチ17f、時スイッチ17g、分スイッチ17h等の各種操作スイッチ(タッチキーのタッチ部)が設けられている。
【0075】
(第2のワークコイル駆動回路および蓋ユニット開閉検知回路)
次に図3は、上記本実施の形態に係る電気炊飯器の上述した第2のワークコイルLの駆動回路および同駆動回路の平滑電圧の変化を利用した蓋ユニット開閉検知回路の構成を示している。
【0076】
すなわち、上記第2のワークコイルLの駆動回路は、図示のように、マイコン制御ユニット20を中心とし、IGBT駆動回路21、IGBT22、フライホイールダイオード29、共振コンデンサ23、平滑コンデンサ27、AC電源24、全波整流回路25、チョークコイル26等によって形成されている。
【0077】
そして、上記マイコン制御ユニット20内の第2のワークコイル駆動制御回路部により、上記IGBT駆動回路21を制御することにより、例えば炊飯又は保温の各工程に応じて上記第2のワークコイルLの出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、炊飯又は保温の各工程における飯器1の加熱温度と加熱パターンを適切に可変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのない御飯の炊き上げ制御又は適切な保温制御が行われるようになっている。
【0078】
また、それと同時に、次に述べる蓋開閉検知回路により、蓋の開放が検知された時には、同検知信号を基に蓋の開状態を判定して、必要な時は、上記第2のワークコイルLの作動を停止させる。
【0079】
上記のように第2のワークコイルLの駆動用電源回路は、AC電源24からのAC100Vをダイオードブリッジ型の全波整流回路25を介して全波整流し、チョークコイル26および平滑コンデンサ27を備えたチョーク入力型平滑回路を介して平滑化した、リップル百分率が小さく、電圧変動の少ない、例えば図4(A)のような平滑度の高い全波整流直流電源電圧を実現するようになっている(但し、図示の状態は、第2のワークコイルLがOFFの無負荷状態)。
【0080】
一方、同状態から、上記IGBT駆動回路21が作動制御されて上記IGBT22がONになり、上記第2のワークコイルLがON(駆動)状態になると、その内の直流成分が消費されて図4(B)又は図4(C)のようなリップル成分の目立つ直流電源電圧となる。
【0081】
しかも、この直流電源電圧の内の特にリップル成分を除いた直流成分の電圧Vは、先にも述べたように、上記蓋ユニット5の開閉状態に応じて変化する。
【0082】
すなわち、上記蓋ユニット5が上方に開かれると、上記第2のワークコイルLと上記放熱板10の被誘導加熱部10cとの間の所定の隙間Gでの対応関係が解かれて、渦電流の誘起のない2次側オープン状態となる。
【0083】
その結果、同成分は、図4の(C)から(B)に変化し、リップル成分を除いた直流成分Vの値がVからVへと低下する。
【0084】
他方、逆に蓋ユニット5が開状態から閉状態に変化すると、同直流成分Vは、VからVと逆方向に変化(増大)する。
【0085】
そこで、本実施の形態の電気炊飯器では、この直流成分Vの変化を基準として、蓋ユニット5の開閉をソフト的に検知し、それに対応して適切なマイコン制御を行うようになっている。
【0086】
すなわち、図3中における電圧コンパレータ31、抵抗R,R分よりなる第1の分圧回路、抵抗R,Rよりなる第2の分圧回路、コンデンサCおよび抵抗Rよりなる出力回路は、それぞれ図示のように組み合わされて、上記蓋ユニット5の開閉検知回路を構成している。
【0087】
先ず抵抗R,Rよりなる第1の分圧回路は、上記蓋ユニット5が上記炊飯器本体4の上部側開口部を覆い、第2のパッキン15bを介して放熱板10が上記飯器1の開口縁部を確実にシールしている、第2のワークコイルLと上記放熱板10の被誘導加熱部10cとの間の隙間が所定寸法Gである時の図4(C)に示す上記平滑コンデンサ27両端の直流成分電圧Vに対応した所定の基準電圧VsをR/(R+R)の分圧比で設定する。
【0088】
次に抵抗R,Rよりなる第2の分圧回路は、上記蓋ユニット5の開閉に応じて図4(B)と図4(C)のように変化する上記平滑コンデンサ27両端の直流電圧(平滑電圧)Vcを、R/(R+R)の分圧比で分圧し、コンパレータ31の比較入力端子に入力する。
【0089】
次に、コンパレータ31は、上記第2の分圧回路からの入力電圧Vcを上記第1の分圧回路で設定されている基準電圧Vsと比較し、Vc=Vsの時はH出力(蓋ユニット5が正常に閉じられていることを示す信号:蓋閉検知信号)を出力する一方、Vc<Vsの時はL出力(蓋ユニット5が上記隙間Gよりも大きく開かれたことを示す信号:蓋開検知信号)を出力する。
【0090】
これら各出力は、抵抗R,コンデンサCよりなる出力回路を通して上記マイコン制御ユニット20に入力される。
【0091】
マイコン制御ユニット20は、例えば図5のフローチャートに示すような制御機能を備えており、同出力の入力状態が、炊飯待機中のものであるか、炊飯開始時のものであるか、炊飯中のものであるか、又は保温中のものであるかなど、その時のモードに対応して、それぞれ異なった警報の報知制御、第2のワークコイルLのON又はOFF制御を実行する。なお、図3中の符号29は、同警報を行うためのブザー駆動回路、30は同ブザー駆動回路29によって駆動されるブザーである。
【0092】
(蓋ユニット開検知時の報知および対応制御)
次に図5のフローチャートは、上記のようにして入力された蓋開閉検知信号(H/L信号)に基づいて行われる、上記マイコン制御ユニット20の蓋開警報の発生の仕方(出し方)と、それに対応した第2のワークコイルLのON又はOFF、および炊飯又は保温制御の内容を示している。
【0093】
すなわち、上記マイコン制御ユニット20は、先ずステップSで上記蓋開閉検知信号を入力すると、続くステップSで、同信号のH又はLに基いて、上記蓋ユニット5が開かれたか否かを判定する。その結果、NOの時はYESとなるまで上記ステップS,Sの動作を続ける。つまり、上述の第2のワークコイルLがON作動されている限り(通電状態にある限り)、上記蓋ユニット5の開閉検知制御は継続される。
【0094】
他方、蓋ユニット5が開放されていると判定されてステップSでYESになると、順次ステップS〜Sで、その時の上記各モードの判定がなされ、判定されたモードに対応した適切な制御が行われる。
【0095】
すなわち、先ず最初にステップSでは、現在のモードが、AC電源24のON後、各種メニュー設定が行われるのを待っている「待機モード」であるか否かを判定し、YESの場合は何ら警報等を発することなく、以上までの動作をNOとなるまで繰り返す。
【0096】
一方、待機状態が終了してNOになると、次にステップSで、現在のモードが例えば吸水開始時等の「炊飯開始時モード」であるか否かを判定する。
【0097】
その結果、YESの時はステップSで上記ブザー30を鳴らすか、又は液晶表示部19にアラーム表示を行って、上述の「待機モード」に戻って再び最初から炊飯動作をスタートさせる。
【0098】
他方、炊飯開始時モードでないNOの時は、ステップSで、現在のモードが炊飯中であるか否かの判定を行う。そして、その結果、YESの時は、先ずステップSで上記ブザー30を鳴らしてユーザーに警告すると同時にステップSで上記第2のワークコイルLをOFFにして安全性を確保する。一方、ステップSに示すように、第1のワークコイルLによる炊飯加熱はそのまま実行して確実な御飯の炊き上げ性能は確保する。
【0099】
さらに、上記ステップSでNOと判定された保温中の場合には、直ちに警報を発することなく、先ずステップS10で上記第2のワークコイルLをOFFにして安全性を確保した上で、ステップS11でタイマーを作動させ、続くステップS12で、例えば食事に際し、家族何人分かの御飯をよそうのに必要とされる十分な時間ta(ta=10分程度)の経過を判定する。
【0100】
そして、同時間taが経過したと判定されるまでは、上記ステップS10〜S12の動作を繰り返す。他方、同時間taが経過した場合(YES)には、必要以上に蓋ユニット5が開かれていると、御飯も冷えて、保温効果がなくなるので、ステップS13に進んで、上記同様の警報を発して、ユーザーに蓋ユニット5を閉じるように促す。そして、そのまま保温は継続する(ステップS14)。
【0101】
なお、以上の炊飯又は保温中の場合において、一旦蓋ユニット5が開かれたが、その後、再び蓋ユニット5が閉じられて、炊飯又は保温を継続する際には、それまでの加熱量不足を補うために、所定時間内だけ、所定量の加熱量アップ制御を実行することが好ましい。
【0102】
(実施の形態2)
次に図6は、上記実施の形態1のものと同様の蓋開閉検知機能を備えた本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の構成を示している。
【0103】
(炊飯器本体部および蓋ユニット部分の構成)
同電気炊飯器は、上記実施の形態1のものと同様に、飯器1が収納された炊飯器本体4と該炊飯器本体4の上部を覆う蓋ユニット5とからなり、蓋ユニット5に飯器1内への放熱性能の高い磁性金属材料よりなる放熱板10を備えているとともに、炊飯器本体4側肩部材3bの上部に同放熱板10を電磁誘導加熱する第2のワークコイルLを備えた電磁誘導加熱式のものにより構成されている。そして、同第2のワークコイルLの上記放熱板10との距離関係で決まる誘導負荷状態によって、上記蓋ユニット5の開閉を検知できるようにしたことも同様である。
【0104】
ただ、この実施の形態のものでは、上記蓋ユニット5の本体部分が合成樹脂製の外カバー5A単体で形成されていて、同単体の外カバー5Aに対して、上記放熱板10が、所定の断熱部材5Dを介して、そのシール部10b側で一体に固定された固定型のものとなっていることが特徴である。
【0105】
このような放熱板固定型の蓋ユニット5の場合、上記第2のワークコイルLとの間の間隔Gが安定し、より安定した誘導加熱を実現することができる。
【0106】
したがって、また蓋開閉検知時の閉状態と開状態との閾値の設定も容易となり、より正確な蓋開閉検知が行える。
【0107】
そして該場合にも、上記実施の形態1と全く同様の図3の回路による蓋開閉検知およびそれに対応した図5のフローチャートによる対応制御を全く同様に行うことが可能である。
【0108】
(実施の形態3)
なお、上記放熱板10の形状は、必ずしも上述の各実施の形態のように飯器1の開口部全体を覆うものには限られず、例えば飯器1の開口部周縁をリング状に覆って対応するものの場合にも、全く同様の蓋開閉検知と、それに対応した制御が可能である。
【0109】
(実施の形態4)
上記各実施の形態の構成では、その何れの場合にも、1次側部材が第2のワークコイルL、2次側部材が磁性金属材である放熱板10とした。これは、例えば1次側部材が、上記炊飯器本体4の開口部周縁(肩部)全周に設けられた電磁誘導コイルであり、2次側部材も、それに対応して設けられた電磁誘導コイルであるようにしてもよい。
【0110】
そのようにした場合、例えば1次側電磁誘導コイルと2次側電磁誘導コイルとを蓋閉時において、トランス結合させると、1次側電磁誘導加熱コイルから2次側電磁誘導コイルに電流が誘起され、同電流により、例えばヒータ等を発熱させることができ、このヒータによる発熱を利用して上記同様に蓋内側の放熱板等を加熱することも可能である。
【0111】
そして、この場合にも、蓋が閉じて、1次側電磁誘導コイルに対して2次側電磁誘導コイルが適正にトランス結合している時と、そうでない時とでは、誘導負荷状態が変化し、1次側電磁誘導コイルの電源回路側の電圧が変わる。
【0112】
したがって、該場合にも、同電圧の相違に基いて蓋の開閉を検知することができる。
【0113】
(その他の実施の形態)
なお、上述の実施の形態1の構成では、蓋ユニット5側放熱板10と第2のワークコイルL(又はカバー部材9)との間の基準となる隙間寸法Gに基き、この隙間寸法Gを超えて蓋ユニット5が開かれた時は、すべて蓋開と検知判定するようにした。
【0114】
しかし、これは必要に応じて、第2のワークコイルLの誘導磁界による検知可能な距離の範囲で、例えば▲1▼小開、▲2▼中開、▲3▼大開のように複数段階の開度判定を行えるようにしてもよい。
【0115】
また、マイコン制御ユニット20側で行う蓋開の判定は、例えば誤判定を防ぐ見地から、複数回連続して蓋開検知信号が入力された時に初めて「蓋開」と判定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の炊飯器本体部分全体の構成を示す断面図である。
【図2】同電気炊飯器の炊飯器本体部分の要部の拡大断面図である。
【図3】同電気炊飯器の要部である第2のワークコイル駆動回路および蓋開閉検知回路の電気回路図である。
【図4】同電気炊飯器の第2のワークコイル駆動回路における平滑電圧の第2のワークコイルOFF状態のもの(A)、第2のワークコイルON状態で蓋開状態のもの(B)、第2のワークコイルON状態で蓋閉状態のもの(C)を、それぞれ対比して示すタイムチャートである。
【図5】同電気炊飯器の蓋開閉検知制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図6】本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊飯器本体の要部の構成を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1は飯器、2は内ケース、3は外ケース、3aはカバー部材、3bは肩部材、4は炊飯器本体、5は蓋ユニット、10は放熱板、20はマイコン制御ユニット、22はIGBT、23は共振コンデンサ、27は平滑コンデンサ、30はブザー、31はコンパレータ、Lは第2のワークコイルである。

Claims (10)

  1. 電磁誘導加熱可能な飯器と、該飯器を収納する上部が開口した炊飯器本体と、該炊飯器本体の底部にあって上記収納された飯器を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段と、保温時において飯器の加熱を行う保温加熱手段と、上記炊飯器本体の開口部を覆う開閉可能な蓋と、該蓋の内側に機能上の必要性から設けられている2次側部材と、上記炊飯器本体の開口部周縁にあって電源回路に接続され、上記蓋の2次側部材と電磁的に対応して上記必要な機能を発揮させる1次側部材と、上記電磁誘導加熱手段を駆動制御することによって炊飯を行う炊飯加熱制御手段と、上記保温加熱手段を駆動制御することによって保温を行う保温加熱制御手段とを備えてなる電気炊飯器であって、上記蓋の開閉状態に応じて変化する上記1次側部材の電源回路側の電圧又は電流の相違に基いて、上記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段を設けたことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 1次側部材の電源回路の電源電圧が直流電圧であり、その相違は、1次側部材駆動用整流電源回路のリップル成分を除いた平滑電圧の相違であることを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 2次側部材が電磁誘導コイルであり、1次側部材も電磁誘導コイルであることを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
  4. 2次側部材が電磁誘導加熱可能な磁性金属板よりなる飯器内加熱用の放熱板であり、1次側部材が同放熱板を電磁誘導加熱する第2の電磁誘導加熱コイルであることを特徴とする請求項1又は2記載の電気炊飯器。
  5. 放熱板は、非磁性部材よりなる蓋本体に対して固定されていることを特徴とする請求項4記載の電気炊飯器。
  6. 放熱板は、非磁性部材よりなる蓋本体に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の電気炊飯器。
  7. 蓋が閉状態にあっても、放熱板が取り付けられていない時には、蓋開閉検知手段は、その旨を検知するようにしたことを特徴とする請求項6記載の電気炊飯器。
  8. 蓋開閉検知手段による蓋の開閉検知は、第2の電磁誘導加熱コイルの作動中は継続して行われるようになっていることを特徴とする請求項4,5,6又は7記載の電気炊飯器。
  9. 炊飯中において、蓋開閉検知手段が蓋の開放を検知した時には、直ちに第2の電磁誘導加熱コイルの作動を停止させ、所定の警報手段を作動させて蓋の開状態を報知する一方、炊飯動作は継続させるようにしたことを特徴とする請求項4,5,6,7又は8記載の電気炊飯器。
  10. 保温中において、蓋開閉検知手段が蓋の開放を検知した時には、直ちに第2の電磁誘導加熱コイルの作動を停止させる一方、同検知状態が所定時間以上継続された時に初めて、所定の警報手段を作動させて報知するようにしたことを特徴とする請求項4,5,6,7,8又は9記載の電気炊飯器。
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