JP2004174110A - 糸楊子 - Google Patents
糸楊子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004174110A JP2004174110A JP2002346346A JP2002346346A JP2004174110A JP 2004174110 A JP2004174110 A JP 2004174110A JP 2002346346 A JP2002346346 A JP 2002346346A JP 2002346346 A JP2002346346 A JP 2002346346A JP 2004174110 A JP2004174110 A JP 2004174110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floss
- toothpick
- residue
- plaque
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 241000628997 Flos Species 0.000 title claims abstract description 79
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 42
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims abstract description 41
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 22
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 235000010585 Ammi visnaga Nutrition 0.000 claims description 26
- 244000153158 Ammi visnaga Species 0.000 claims description 26
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 5
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 5
- 230000001055 chewing effect Effects 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 208000002925 dental caries Diseases 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 229940034610 toothpaste Drugs 0.000 description 1
- 239000000606 toothpaste Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C15/00—Devices for cleaning between the teeth
- A61C15/04—Dental floss; Floss holders
- A61C15/046—Flossing tools
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C15/00—Devices for cleaning between the teeth
- A61C15/02—Toothpicks
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
【課題】歯の隙間に糸状のフロスを挿入しやすく、プラーク(歯垢)や残滓等を取りやすく、歯茎に痛み等を感じさせることを低減し、それでいて、フロスが断線するのを防止する。
【解決手段】糸状のフロス1の両端部を略C字状の保持部2に保持させた糸楊子である。フロス1をゴム材質にて形成する。フロス1にゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせている。
【選択図】 図1
【解決手段】糸状のフロス1の両端部を略C字状の保持部2に保持させた糸楊子である。フロス1をゴム材質にて形成する。フロス1にゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、糸楊子に関し、詳しくは、歯の隙間に糸状のフロスを挿入しやすく、プラーク(歯垢)や残滓等を取りやすく、歯茎に痛み等を感じさせることを低減し、それでいて、フロスが断線するのを防止しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、虫歯の予防には、歯磨きが最も効果的とされており、歯の清掃器具としては、歯ブラシが一般的であり、電動式の歯ブラシも各種開発されている。歯ブラシで除去しにくい歯間用として、糸楊枝があるが一般的な普及とまでは至っておらず一部の人が併用している程度である。
【0003】
歯は食物を噛み砕く他に、噛むことにより脳への刺激少なくなく、歯が損なわれると、体力や活力が大きく減退し、生活を豊かにできなくなるものである。
【0004】
歯ブラシの開発傾向としては、口腔内の歯の汚れをいかに除去するかという点に集中しているが、歯や歯茎に痛みを与えないやさしいも求められている。
【0005】
そこで、例えば、図4に示すように、糸楊子Aaにおいては、フロス1aは合成樹脂製の細線材にエッジを立てた硬質体にて形成されていた。(例えば、特許文献1参照)
このような特許文献1においては、フロス1aがエッジを立てた硬質体であったから、フロス1aを歯の隙間に挿入する際に、柔軟性が乏しくて歯の隙間に無理なく挿入し難く、残滓やプラークを取り除き難く、強く挿入する場合には歯や歯茎に痛みを感じさせたり、歯や歯茎を痛めたり、又、フロス1aが断線されやすいなどという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−57403号公報(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、歯の隙間に糸状のフロスを挿入しやすく、プラーク(歯垢)や残滓等を取りやすく、歯茎に痛み等を感じさせることを低減し、それでいて、フロスが断線するのを防止することができる糸楊子を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、糸状のフロス1の両端部を略C字状の保持部2に保持させた糸楊子であって、フロス1をゴム材質にて形成して、フロス1にゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせていることを特徴とするものである。
【0009】
このような構成によれば、ゴム材質にて形成されているフロス1はゴム弾性によって伸張し、例えば、歯並びが悪くて歯間の細く曲がった隙間にも必要に応じて細くなって進入させることができ、進入した後はゴム弾性によって元に戻るのであり、従来の剛性のフロス1aに比べて、歯間の細く曲がっている奥の隙間にも円滑に進入させることができ、歯や歯茎に痛みを与えたり、傷つけるようなことを防止しながら、進入後は元の太さに戻って隙間に詰まった残滓やプラークを歯や歯茎等にやさしく取り除くことができる。
【0010】
しかも、ゴム弾性の伸縮に伴うフロス1の表面においては、伸張時には表面積が著しく増すことと、ゴム質表面の粘着性との相乗によって他物の付着力を増すことができることから、フロス1にプラークや残滓等を多く付着させることができ、糸楊子の効果を高めることができ、口腔の衛生を保つことができる。
【0011】
それでいて、ゴム材質のフロス1は伸縮することによって、従来のように応力の集中を防止することができ、断線を防止することができる。
【0012】
請求項2の発明においては、フロス1の断面を角形にしていることを特徴とするものである。このような構成によれば、角形断面の稜線部13において、ゴム材質でありながら、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0013】
請求項3の発明においては、フロス1の表面に多数の突部3をランダムに設けていることを特徴とするものである。このような構成によれば、表面の多数のランダムな突部3によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0014】
請求項4の発明においては、フロス1の表面に長さ方向に間隔を隔てて突リング4を形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、表面に長さ方向に間隔を隔ててフロス1の全周にわたる突リング4によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0015】
請求項5の発明においては、フロス1の表面に突条5をねじ山状に形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、フロス1の表面のねじ山状の突条5によって、糸楊子Aを押し引き操作することで、フロス1をねじ回転させることができ、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0016】
請求項6の発明においては、合成樹脂製の保持部2に一体に柄9を設け、柄9の先端に妻楊子10を形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、必要に応じて糸楊子Aと妻楊子10の使用がおこなえる。
【0017】
請求項7の発明においては、妻楊子10の先端部14をゴム質材にて成形していることを特徴とするものである。このような構成によれば、妻楊子10の使用に際しても、口腔内を傷つけるのを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1(a)は側面図である。図2(a)はフロスの断面図である。
【0019】
糸楊子Aは糸状のフロス1の両端部を略C字状の保持部2に保持させているものであり、保持部2もしくは保持部2より延出している柄9を持ってフロス1を歯間に挿入して押し引きし、食後の歯間の残滓やプラーク(歯垢)を除去するものであり、使用後は捨てるものである。
【0020】
本発明においては、フロス1をゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質によるプラークや残滓等を付着させる付着性を備えているゴム材質にて形成しているものである。ゴム材質としては、天然ゴム、エラストマーのような合成ゴムがあるが、市販の輪ゴム材でもよい。市販の輪ゴム材や他の素材のゴム材質においては、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えているものである。
【0021】
フロス1の断面形状は、例えば、図2(a)に示すように丸形であるが、同図(b)のように正方形や同図(c)のように三角形や同図(d)のように長方形であってもよく、断面形状は種々設計変更可能である。ところで、断面が長方形のフロス1は、長方形の短辺側が歯間に挿入されるように偏平となって保持部2に保持されるものである。又、フロス1は自由状態からやや伸張させた状態で保持部2に保持されるのであり、このときの径dは0.2〜0.5mm程度が好ましいが、寸法は変更することができる。
【0022】
このように、ゴム材質にて形成されているフロス1はゴム弾性によって伸張し、例えば、歯並びが悪くて歯間の細く曲がった隙間にも必要に応じて細くなって進入させることができ、進入した後はゴム弾性によって元に戻るのであり、歯間の細く曲がっている奥の隙間にも円滑に進入させることができ、歯や歯茎に痛みを与えたり、傷つけるようなことを防止しながら、進入後は元の太さに戻って隙間に詰まった残滓やプラークを歯や歯茎等にやさしく取り除くことができるのである。
【0023】
しかも、ゴム弾性の伸縮に伴うフロス1の表面においては、伸張時には表面積が著しく増すことと、ゴム質表面の粘着性との相乗によって他物の付着力を増すことができることから、フロス1にプラークや残滓等を多く付着させることができ、糸楊子の効果を高めることができ、口腔の衛生を保つことができるのである。
【0024】
それでいて、ゴム材質のフロス1は伸縮することによって、従来のように応力の集中を防止することができ、断線を防止することができるのである。
【0025】
この場合、図2(b)(c)(d)に示すように、フロス1の断面形状を正方形にしたり、三角形にしたり、長方形にする際の角形断面の稜線部13において、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。
【0026】
図3(a)に示すように、フロス1の長さ方向の中央部を両端部に比べて細くしてもよく、細くした中央部を歯間に挿入しやすく、使いやすいものである。
【0027】
図3(b)に示すように、フロス1の表面に多数の突部3をランダムに、かつ、フロス1と一体化してもよく、表面の多数のランダムな突部3によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。又、フロス1の表面に長さ方向に間隔を隔てて突リング4を形成してもよく、表面に長さ方向に間隔を隔ててフロス1の全周にわたる突リング4によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。更に、フロス1の表面に突条5をねじ山状に形成してもよく、フロス1の表面のねじ山状の突条5によって、糸楊子Aを押し引き操作することで、フロス1をねじ回転させることができ、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。
【0028】
図1(b)に示すように、合成樹脂製の保持部2には一体に柄9を延出してあり、柄9の先端部に妻楊子10を形成していて、必要に応じて糸楊子Aと妻楊子10の使用がおこなえる。この場合、妻楊子10の先端の外層部11を内層部12に比べて軟質のゴム材質にて成形していて、妻楊子10の使用に際しても、口腔内を傷つけるのを防止することができるのである。外層部11を内層部12に比べて軟質材にて成形するのは、合成樹脂の二層(二色)成形によって容易に得ることができる。外層部11はフロス1に比べてゴム硬度を高く(硬く)している。この場合、図1(c)に示すように、妻楊枝10の先端にゴム材質にて形成した先端部14を接着して取り付けてあってもよいものである。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、糸状のフロスの両端部を略C字状の保持部に保持させた糸楊子であって、フロスをゴム材質にて形成して、フロスにゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせているから、ゴム材質にて形成されているフロスはゴム弾性によって伸張し、例えば、歯並びが悪くて歯間の細く曲がった隙間にも必要に応じて細くなって進入させることができ、進入した後はゴム弾性によって元に戻るのであり、歯間の細く曲がっている奥の隙間にも円滑に進入させることができ、歯や歯茎に痛みを与えたり、傷つけるようなことを防止しながら、進入後は元の太さに戻って隙間に詰まった残滓やプラークを歯や歯茎等にやさしく取り除くことができるという利点がある。しかも、ゴム弾性の伸縮に伴うフロスの表面においては、伸張時には表面積が著しく増すことと、ゴム質表面の粘着性との相乗によって他物の付着力を増すことができることから、フロスにプラークや残滓等を多く付着させることができ、糸楊子の効果を高めることができ、口腔の衛生を保つことができるという利点がある。それでいて、ゴム材質のフロスは伸縮することによって、従来のように応力の集中を防止することができ、断線を防止することができるという利点がある。
【0030】
請求項2の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの断面を角形にしているから、角形断面の稜線部において、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0031】
請求項3の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの表面に多数の突部をランダムに設けているから、表面の多数のランダムな突部によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0032】
請求項4の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの表面に長さ方向に間隔を隔てて突リングを形成しているから、表面に長さ方向に間隔を隔ててフロスの全周にわたる突リングによって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0033】
請求項5の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの表面に突条をねじ山状に形成しているから、フロスの表面のねじ山状の突条によって、糸楊子を押し引き操作することで、フロスをねじ回転させることができ、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0034】
請求項6の発明においては、請求項1の効果に加えて、合成樹脂製の保持部に一体に柄を設け、柄の先端に妻楊子を形成しているから、必要に応じて糸楊子と妻楊子の使用がおこなえるという利点がある。
【0035】
請求項7の発明においては、請求項6の効果に加えて、妻楊子の先端部をゴム質材にて成形しているから、妻楊子の使用に際しても、口腔内を傷つけるのを防止することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)は側面図、(b)は部分拡大断面図、(c)は他の実施の形態の部分拡大断面図である。
【図2】(a)は同上のフロスの断面図、(b)(c)(d)は同上の他の実施の形態の断面図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)はフロスの各々他の実施の形態の部分拡大正面図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 フロス
2 保持部
【発明の属する技術分野】
本発明は、糸楊子に関し、詳しくは、歯の隙間に糸状のフロスを挿入しやすく、プラーク(歯垢)や残滓等を取りやすく、歯茎に痛み等を感じさせることを低減し、それでいて、フロスが断線するのを防止しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、虫歯の予防には、歯磨きが最も効果的とされており、歯の清掃器具としては、歯ブラシが一般的であり、電動式の歯ブラシも各種開発されている。歯ブラシで除去しにくい歯間用として、糸楊枝があるが一般的な普及とまでは至っておらず一部の人が併用している程度である。
【0003】
歯は食物を噛み砕く他に、噛むことにより脳への刺激少なくなく、歯が損なわれると、体力や活力が大きく減退し、生活を豊かにできなくなるものである。
【0004】
歯ブラシの開発傾向としては、口腔内の歯の汚れをいかに除去するかという点に集中しているが、歯や歯茎に痛みを与えないやさしいも求められている。
【0005】
そこで、例えば、図4に示すように、糸楊子Aaにおいては、フロス1aは合成樹脂製の細線材にエッジを立てた硬質体にて形成されていた。(例えば、特許文献1参照)
このような特許文献1においては、フロス1aがエッジを立てた硬質体であったから、フロス1aを歯の隙間に挿入する際に、柔軟性が乏しくて歯の隙間に無理なく挿入し難く、残滓やプラークを取り除き難く、強く挿入する場合には歯や歯茎に痛みを感じさせたり、歯や歯茎を痛めたり、又、フロス1aが断線されやすいなどという問題があった。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−57403号公報(図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、歯の隙間に糸状のフロスを挿入しやすく、プラーク(歯垢)や残滓等を取りやすく、歯茎に痛み等を感じさせることを低減し、それでいて、フロスが断線するのを防止することができる糸楊子を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、糸状のフロス1の両端部を略C字状の保持部2に保持させた糸楊子であって、フロス1をゴム材質にて形成して、フロス1にゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせていることを特徴とするものである。
【0009】
このような構成によれば、ゴム材質にて形成されているフロス1はゴム弾性によって伸張し、例えば、歯並びが悪くて歯間の細く曲がった隙間にも必要に応じて細くなって進入させることができ、進入した後はゴム弾性によって元に戻るのであり、従来の剛性のフロス1aに比べて、歯間の細く曲がっている奥の隙間にも円滑に進入させることができ、歯や歯茎に痛みを与えたり、傷つけるようなことを防止しながら、進入後は元の太さに戻って隙間に詰まった残滓やプラークを歯や歯茎等にやさしく取り除くことができる。
【0010】
しかも、ゴム弾性の伸縮に伴うフロス1の表面においては、伸張時には表面積が著しく増すことと、ゴム質表面の粘着性との相乗によって他物の付着力を増すことができることから、フロス1にプラークや残滓等を多く付着させることができ、糸楊子の効果を高めることができ、口腔の衛生を保つことができる。
【0011】
それでいて、ゴム材質のフロス1は伸縮することによって、従来のように応力の集中を防止することができ、断線を防止することができる。
【0012】
請求項2の発明においては、フロス1の断面を角形にしていることを特徴とするものである。このような構成によれば、角形断面の稜線部13において、ゴム材質でありながら、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0013】
請求項3の発明においては、フロス1の表面に多数の突部3をランダムに設けていることを特徴とするものである。このような構成によれば、表面の多数のランダムな突部3によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0014】
請求項4の発明においては、フロス1の表面に長さ方向に間隔を隔てて突リング4を形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、表面に長さ方向に間隔を隔ててフロス1の全周にわたる突リング4によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0015】
請求項5の発明においては、フロス1の表面に突条5をねじ山状に形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、フロス1の表面のねじ山状の突条5によって、糸楊子Aを押し引き操作することで、フロス1をねじ回転させることができ、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できる。
【0016】
請求項6の発明においては、合成樹脂製の保持部2に一体に柄9を設け、柄9の先端に妻楊子10を形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、必要に応じて糸楊子Aと妻楊子10の使用がおこなえる。
【0017】
請求項7の発明においては、妻楊子10の先端部14をゴム質材にて成形していることを特徴とするものである。このような構成によれば、妻楊子10の使用に際しても、口腔内を傷つけるのを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1(a)は側面図である。図2(a)はフロスの断面図である。
【0019】
糸楊子Aは糸状のフロス1の両端部を略C字状の保持部2に保持させているものであり、保持部2もしくは保持部2より延出している柄9を持ってフロス1を歯間に挿入して押し引きし、食後の歯間の残滓やプラーク(歯垢)を除去するものであり、使用後は捨てるものである。
【0020】
本発明においては、フロス1をゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質によるプラークや残滓等を付着させる付着性を備えているゴム材質にて形成しているものである。ゴム材質としては、天然ゴム、エラストマーのような合成ゴムがあるが、市販の輪ゴム材でもよい。市販の輪ゴム材や他の素材のゴム材質においては、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えているものである。
【0021】
フロス1の断面形状は、例えば、図2(a)に示すように丸形であるが、同図(b)のように正方形や同図(c)のように三角形や同図(d)のように長方形であってもよく、断面形状は種々設計変更可能である。ところで、断面が長方形のフロス1は、長方形の短辺側が歯間に挿入されるように偏平となって保持部2に保持されるものである。又、フロス1は自由状態からやや伸張させた状態で保持部2に保持されるのであり、このときの径dは0.2〜0.5mm程度が好ましいが、寸法は変更することができる。
【0022】
このように、ゴム材質にて形成されているフロス1はゴム弾性によって伸張し、例えば、歯並びが悪くて歯間の細く曲がった隙間にも必要に応じて細くなって進入させることができ、進入した後はゴム弾性によって元に戻るのであり、歯間の細く曲がっている奥の隙間にも円滑に進入させることができ、歯や歯茎に痛みを与えたり、傷つけるようなことを防止しながら、進入後は元の太さに戻って隙間に詰まった残滓やプラークを歯や歯茎等にやさしく取り除くことができるのである。
【0023】
しかも、ゴム弾性の伸縮に伴うフロス1の表面においては、伸張時には表面積が著しく増すことと、ゴム質表面の粘着性との相乗によって他物の付着力を増すことができることから、フロス1にプラークや残滓等を多く付着させることができ、糸楊子の効果を高めることができ、口腔の衛生を保つことができるのである。
【0024】
それでいて、ゴム材質のフロス1は伸縮することによって、従来のように応力の集中を防止することができ、断線を防止することができるのである。
【0025】
この場合、図2(b)(c)(d)に示すように、フロス1の断面形状を正方形にしたり、三角形にしたり、長方形にする際の角形断面の稜線部13において、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。
【0026】
図3(a)に示すように、フロス1の長さ方向の中央部を両端部に比べて細くしてもよく、細くした中央部を歯間に挿入しやすく、使いやすいものである。
【0027】
図3(b)に示すように、フロス1の表面に多数の突部3をランダムに、かつ、フロス1と一体化してもよく、表面の多数のランダムな突部3によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。又、フロス1の表面に長さ方向に間隔を隔てて突リング4を形成してもよく、表面に長さ方向に間隔を隔ててフロス1の全周にわたる突リング4によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。更に、フロス1の表面に突条5をねじ山状に形成してもよく、フロス1の表面のねじ山状の突条5によって、糸楊子Aを押し引き操作することで、フロス1をねじ回転させることができ、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるのである。
【0028】
図1(b)に示すように、合成樹脂製の保持部2には一体に柄9を延出してあり、柄9の先端部に妻楊子10を形成していて、必要に応じて糸楊子Aと妻楊子10の使用がおこなえる。この場合、妻楊子10の先端の外層部11を内層部12に比べて軟質のゴム材質にて成形していて、妻楊子10の使用に際しても、口腔内を傷つけるのを防止することができるのである。外層部11を内層部12に比べて軟質材にて成形するのは、合成樹脂の二層(二色)成形によって容易に得ることができる。外層部11はフロス1に比べてゴム硬度を高く(硬く)している。この場合、図1(c)に示すように、妻楊枝10の先端にゴム材質にて形成した先端部14を接着して取り付けてあってもよいものである。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、糸状のフロスの両端部を略C字状の保持部に保持させた糸楊子であって、フロスをゴム材質にて形成して、フロスにゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせているから、ゴム材質にて形成されているフロスはゴム弾性によって伸張し、例えば、歯並びが悪くて歯間の細く曲がった隙間にも必要に応じて細くなって進入させることができ、進入した後はゴム弾性によって元に戻るのであり、歯間の細く曲がっている奥の隙間にも円滑に進入させることができ、歯や歯茎に痛みを与えたり、傷つけるようなことを防止しながら、進入後は元の太さに戻って隙間に詰まった残滓やプラークを歯や歯茎等にやさしく取り除くことができるという利点がある。しかも、ゴム弾性の伸縮に伴うフロスの表面においては、伸張時には表面積が著しく増すことと、ゴム質表面の粘着性との相乗によって他物の付着力を増すことができることから、フロスにプラークや残滓等を多く付着させることができ、糸楊子の効果を高めることができ、口腔の衛生を保つことができるという利点がある。それでいて、ゴム材質のフロスは伸縮することによって、従来のように応力の集中を防止することができ、断線を防止することができるという利点がある。
【0030】
請求項2の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの断面を角形にしているから、角形断面の稜線部において、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0031】
請求項3の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの表面に多数の突部をランダムに設けているから、表面の多数のランダムな突部によって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0032】
請求項4の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの表面に長さ方向に間隔を隔てて突リングを形成しているから、表面に長さ方向に間隔を隔ててフロスの全周にわたる突リングによって、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0033】
請求項5の発明においては、請求項1の効果に加えて、フロスの表面に突条をねじ山状に形成しているから、フロスの表面のねじ山状の突条によって、糸楊子を押し引き操作することで、フロスをねじ回転させることができ、残滓やプラーク等を、一層、良好に除去できるという利点がある。
【0034】
請求項6の発明においては、請求項1の効果に加えて、合成樹脂製の保持部に一体に柄を設け、柄の先端に妻楊子を形成しているから、必要に応じて糸楊子と妻楊子の使用がおこなえるという利点がある。
【0035】
請求項7の発明においては、請求項6の効果に加えて、妻楊子の先端部をゴム質材にて成形しているから、妻楊子の使用に際しても、口腔内を傷つけるのを防止することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)は側面図、(b)は部分拡大断面図、(c)は他の実施の形態の部分拡大断面図である。
【図2】(a)は同上のフロスの断面図、(b)(c)(d)は同上の他の実施の形態の断面図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)はフロスの各々他の実施の形態の部分拡大正面図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 フロス
2 保持部
Claims (7)
- 糸状のフロスの両端部を略C字状の保持部に保持させた糸楊子であって、フロスをゴム材質にて形成して、フロスにゴム弾性による伸縮性、及び、ゴム質に起因するプラークや残滓等を付着させる付着性を備えさせて成ることを特徴とする糸楊子。
- フロスの断面を角形にして成ることを特徴とする請求項1記載の糸楊子。
- フロスの表面に多数の突部をランダムに設けて成ることを特徴とする請求項1記載の糸楊子。
- フロスの表面に長さ方向に間隔を隔てて突リングを形成して成ることを特徴とする請求項1記載の糸楊子。
- フロスの表面に突条をねじ山状に形成して成ることを特徴とする請求項1記載の糸楊子。
- 合成樹脂製の保持部に一体に柄を設け、柄の先端に妻楊子を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の糸楊子。
- 妻楊子の先端部をゴム質材にて成形して成ることを特徴とする請求項6記載の糸楊子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002346346A JP2004174110A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 糸楊子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002346346A JP2004174110A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 糸楊子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004174110A true JP2004174110A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32707285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002346346A Pending JP2004174110A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 糸楊子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004174110A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD532160S1 (en) | 2005-10-18 | 2006-11-14 | Dentek Oral Care, Inc. | Flossing device |
| GB2458138A (en) * | 2008-03-05 | 2009-09-09 | Jonathan Isaac Krantz | Stretchable dental floss |
| WO2011152637A3 (ko) * | 2010-05-31 | 2012-05-03 | Choi Byeong Gap | 치실이 결합되어 있는 반지형 치실 고리 및 신축성 치실 |
| JP2017512506A (ja) * | 2014-10-01 | 2017-05-25 | ブラッシライン カンパニー,リミテッド | シリコンデンタルフロス |
-
2002
- 2002-11-28 JP JP2002346346A patent/JP2004174110A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD532160S1 (en) | 2005-10-18 | 2006-11-14 | Dentek Oral Care, Inc. | Flossing device |
| GB2458138A (en) * | 2008-03-05 | 2009-09-09 | Jonathan Isaac Krantz | Stretchable dental floss |
| WO2011152637A3 (ko) * | 2010-05-31 | 2012-05-03 | Choi Byeong Gap | 치실이 결합되어 있는 반지형 치실 고리 및 신축성 치실 |
| JP2017512506A (ja) * | 2014-10-01 | 2017-05-25 | ブラッシライン カンパニー,リミテッド | シリコンデンタルフロス |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5215466B2 (ja) | 歯間クリーナとこのような歯間クリーナを形成する方法 | |
| JP3002668B1 (ja) | ブラシ楊枝 | |
| CN1177568C (zh) | 特别是用于清洁牙齿的清洁元件及其制造方法 | |
| HU221790B1 (hu) | Fogköztisztító és eljárás annak előállítására | |
| KR200479129Y1 (ko) | 기능을 향상시킨 이쑤시개 | |
| KR101885862B1 (ko) | 치간칫솔 및 그 제조 방법 | |
| US20120138083A1 (en) | Dental floss device for cleaning teeth and neutralizing bad breath | |
| JP2008540029A (ja) | 口腔衛生器具 | |
| KR101374468B1 (ko) | 치간 청소구 | |
| JP2004174110A (ja) | 糸楊子 | |
| JP2007530131A (ja) | 歯ブラシ | |
| JP3124246U (ja) | 歯間清掃具 | |
| JP3128400U (ja) | 歯間磨き具 | |
| JP2007037791A (ja) | 歯間ブラシ | |
| KR20110002319U (ko) | 치간칫솔과 이쑤시개를 갖는 치간 세정 도구 | |
| US11464323B2 (en) | Toothbrush | |
| KR200283021Y1 (ko) | 이쑤시개 | |
| KR200235879Y1 (ko) | 이쑤시개 | |
| JPH11137577A (ja) | 歯間清掃用具 | |
| JP2003088425A (ja) | 歯間ブラシ | |
| KR100311360B1 (ko) | 침상 모 칫솔 | |
| JP4502216B2 (ja) | マッサージ歯ブラシ及びその製造方法 | |
| KR200406454Y1 (ko) | 브러쉬 타입의 이쑤시개 | |
| KR20250119891A (ko) | 좁은 치간 청소도구 | |
| JP2001299453A (ja) | 多機能歯ブラシ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050308 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |