JP2004178331A - Icカードのサービス管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】顧客操作端末100は、金融機関が発行するICカード1を用いて、金融機関以外のサービス提供者が提供するサービスを実行する。カード運用装置200は、顧客操作端末100でICカード1を使用する場合に、ICカード1の顧客に対して所定の本人認証を行い、かつ、そのICカード1を用いてサービスが行われた場合は、そのサービス内容の情報を顧客情報として顧客情報データベース203に格納する。サービス提供装置300は、顧客操作端末100からのサービス提供要求に基づいて、所定のサービスを顧客に提供すると共に、提供したサービス内容の情報をカード運用装置200に通知する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客操作端末を用いて、金融機関が発行するICカードに、その金融機関以外のサービス提供者が提供するサービスを付加するICカードのサービス管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
金融機関によるICカードの発行に伴い、ICカードによるサービスの拡大が予想されている。即ち、ICカードは、例えば磁気ストライプを持ったカードに比べてデータ記憶容量が大きいため、1枚のカードで複数のサービスが提供可能である。従来、このようなICカードを使用する自動取引装置があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−6025号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1枚のカードで複数のサービスが利用できるのは便利である反面、利用者にとっては、サービス追加の容易性、登録したサービスの管理(変更や削除等)、また、紛失時の早急な対処など円滑な運用が必要となってくる。
また、窓口対応であると営業時間が限られ、オペレータ等の負担も増大するため、時間外運用や休日運用が可能なシステムの実現が求められていた。
上述したように、従来、ICカードを使用する自動取引装置も考えられているが、このような問題を具体的に解決するものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
金融機関が発行するICカードを用いて、金融機関以外のサービス提供者が提供するサービスを実行し、サービス内容の情報をICカードに記録する顧客操作端末と、顧客操作端末でICカードを使用する場合に、ICカードの顧客に対して所定の本人認証を行い、かつ、そのICカードを用いてサービスが行われた場合は、サービス内容の情報を顧客情報として格納するカード運用装置と、顧客操作端末からのサービス提供要求に基づいて、所定のサービスを顧客に提供すると共に、提供したサービス内容の情報をカード運用装置に通知するサービス提供装置とからなるICカードのサービス管理システム。
【0006】
〈構成2〉
構成1に記載のICカードのサービス管理システムにおいて、顧客操作端末から全てのサービス停止要求を受けた場合、顧客操作端末からの本人認証情報に基づいて、顧客の本人認証を行い、本人であると確認された場合に、顧客情報を参照して、該当するサービス提供装置を特定し、サービス提供装置にサービス停止要求を行うカード運用装置と、カード運用装置からサービス停止要求があった場合は、該当する顧客へのサービス提供を停止するサービス提供装置と、顧客よりICカードに登録されている全てのサービスの停止要求があった場合に、顧客から入力された本人認証情報をカード運用装置に送信し、カード運用装置で本人確認がなされた場合に、顧客からのサービス停止要求を承認する顧客操作端末とを備えたことを特徴とするICカードのサービス管理システム。
【0007】
〈構成3〉
構成1または2に記載のICカードのサービス管理システムにおいて、顧客操作端末よりカード再発行要求を受けた場合は、顧客操作端末からの本人認証情報に基づいて、顧客の本人認証を行い、本人であると確認された場合は、顧客情報を参照し、顧客情報に含まれるサービス登録情報を顧客操作端末に送信するカード運用装置と、顧客よりカード再発行要求があった場合に、顧客から入力された本人認証情報をカード運用装置に送信し、カード運用装置より本人確認がなされた場合に、カード運用装置から送信されたサービス登録情報を新たなICカードに記録してICカードの再発行を行う顧客操作端末とを備えたことを特徴とするICカードのサービス管理システム。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて詳細に説明する。
《具体例1》
〈構成〉
図1は、本発明のICカードのサービス管理システムの具体例1を示す構成図である。
図のシステムは、顧客操作端末100、カード運用装置200、サービス提供装置300、ネットワーク400a,400bからなる。顧客操作端末100は、例えば金融機関の営業店内、あるいはショッピングセンタといった集客スペースやコンビニエンスストア等の場所に設置される顧客自身が操作する端末である。この顧客操作端末100は、図示しない銀行等の金融機関が発行するICカード1を用いて、その金融機関以外のサービス提供者(サービス提供装置300の使用者)が提供するサービスを実行する機能を有している。
カード運用装置200は、ICカード1の運用管理を行う管理センタ等に設置されるサーバコンピュータであり、ネットワーク400bを介して顧客操作端末100およびサービス提供装置300と接続され、顧客操作端末100でICカード1が使用される場合に、所定の本人認証を行うと共に、顧客操作端末100とサービス提供装置300とで所定のサービス提供が行われた場合は、そのサービス提供内容を保存する機能を有している。
サービス提供装置300は、ICカード1を利用して各種のサービス提供を行う装置であり、ネットワーク400aを介して顧客操作端末100と接続され、顧客操作端末100からの要求に応じて所定のサービスを提供する機能を有している。
【0009】
顧客操作端末100は、カードリーダ/ライタ101、表示部102、入力部103、スキャナ部104、制御部105、通信インタフェース(I/F)部106を備えている。カードリーダ/ライタ101は、ICカード1に対するデータの読み取り/書き込みを行う機能部である。表示部102は、CRTや液晶ディスプレイ等からなり、メニュー画面やキーボード等を表示するための表示部である。入力部103は、例えば表示部102上に設けられたタッチキーである。スキャナ部104は、申込書や証明書等を読み込むためのイメージスキャナである。制御部105は、顧客操作端末100としてのICカード1のリード/ライトやサービス提供といった処理に関する全ての制御を司る制御部である。通信インタフェース部106は、顧客操作端末100とカード運用装置200またはサービス提供装置300との通信制御を行うためのインタフェース部である。尚、顧客操作端末100では、図示省略した音声誘導部や、カード運用装置200と交信するためのオートフォン等も備えている。また、制御部105は、その機能に対応したソフトウェアと、このソフトウェアを実行するためのCPUやメモリ等のハードウェアから構成されている。
【0010】
カード運用装置200は、本人認証部201、サービス管理部202、顧客情報データベース(DB)203を備えている。本人認証部201は、顧客操作端末100からICカード1の本人認証要求があった場合に、顧客情報データベース203に格納されている顧客情報に基づいて、そのカードが正当なカードであるか、また、正当な利用者であるかを認証する機能部である。サービス管理部202は、サービス提供装置300からサービス提供情報を受け取った場合は、その情報を顧客情報に対応付けて顧客情報データベース203に格納すると共に、この顧客情報データベース203の情報に基づいて、顧客操作端末100に、その顧客が登録しているサービスの種類の情報を通知する機能を有している。顧客情報データベース203は、各顧客の口座番号や暗証、生年月日、住所といった本人認証情報を格納すると共に、各顧客の登録している全てのサービス情報を格納するためのデータベースである。即ち、顧客Aは、サービス登録情報としてサービスa、b、c、…、顧客Bは、サービスb、d、e、…といったように、顧客毎のサービス登録情報を格納している。
尚、カード運用装置200における本人認証部201とサービス管理部202は、それぞれの機能に対応したソフトウェアとこのソフトウェアを実行するためのCPUやメモリ等のハードウェアから構成されている。
【0011】
サービス提供装置300は、各サービス会社毎に設けられたサービス提供サーバであり、サービス提供部301と情報管理部302を備えている。サービス提供部301は、顧客操作端末100とのやり取りを行って、所定のサービスを提供する機能部である。情報管理部302は、そのサービス提供装置300がサービス提供を行う顧客の情報を管理する機能部であり、また、サービス提供部301がサービスを提供した場合は、そのサービス提供情報をネットワーク400bを介してカード運用装置200に送信する機能を有している。これら、サービス提供部301および情報管理部302は、それぞれの機能に対応したソフトウェアとこのソフトウェアを実行するためのCPUやメモリ等のハードウェアから構成されている。
【0012】
ネットワーク400aは、例えば公衆網上に実現されたインターネットといったネットワークである。また、ネットワーク400bは、顧客操作端末100とカード運用装置200、カード運用装置200とサービス提供装置300とを接続する専用回線である。
【0013】
〈動作〉
図2は、具体例1の動作を示す説明図である。
尚、ここでは、動作の一例として、例えば、チケット販売サービス会社への新規登録処理(ICカード1への新たなサービスの登録)の場合を説明する。
先ず、顧客操作端末100では、例えばサービス提供を示すメニュー画面が表示されている(ステップS101)。このような状態で、顧客操作端末100にICカード1が挿入されると(ステップS102)、顧客操作端末100はカード運用装置200と交信を行い、本人認証(カード認証、個人認証)を行う(ステップS103、S104)。即ち、この認証処理では、先ず、顧客操作端末100において、カードリーダ/ライタ101によってICカード1のデータを読み取ると共に、顧客に対して暗証入力を求める。次に、制御部105は、本人認証要求と共に、ICカード1の顧客情報と入力された暗証データをカード運用装置200に対して送出する(ステップS103)。これにより、カード運用装置200では、本人認証部201が、顧客情報データベース203中の該当する顧客情報の暗証との照合を行って顧客がそのカードの正当な利用者であるかを判定する(ステップS104、S105)。この本人認証結果がOK(本人)であった場合は、顧客情報データベース203中の登録済サービスを取得し、この情報を顧客操作端末100に通知する(ステップS106)。一方、認証結果がNG(本人ではない)であった場合は、NG情報を顧客操作端末100に通知し(ステップS107)、待機状態に戻る。
【0014】
顧客操作端末100では、本人認証の認証結果がOKであった場合(ステップS108)、制御部105は、表示部102に種々のサービスを選択するためのサービスメニュー画面を表示する(ステップS109)。このサービスメニュー画面には、「新規のサービス追加」といった選択項目が設けられているとする。顧客は、このサービスメニュー画面でこのサービス追加を選択すると(ステップS110)、制御部105はネットワーク400aを介してWeb接続を行い、このWeb画面上でサービス提供装置300のサービス提供部301との間でサービス提供が実行される(ステップS111)。即ち、サービス提供装置300では、サービス提供部301が情報管理部302の顧客情報に基づいてサービス提供を行う。例えば、既に登録されている顧客であった場合は、情報管理部302が管理する顧客情報に基づいたサービスが行われる。また、この場合のように、そのサービスへの新規会員登録といった処理であった場合は、サービス提供部301が顧客情報を情報管理部302に渡し、情報管理部302が新規の顧客情報として図示省略した顧客データベース等に格納する。
サービス提供が完了すると、サービス提供装置300の情報管理部302は、サービス提供部301が提供したサービス提供内容の情報をカード運用装置200に送信する(ステップS112)。この場合は、顧客の新規会員登録が完了すると、情報管理部302は、顧客の識別情報とサービスの識別情報とをカード運用装置200に送信する。
サービス提供情報を受けたカード運用装置200ではサービス管理部202が、このサービス提供情報を顧客操作端末100に通知する(ステップS113)。即ち、サービスの新規登録情報を顧客操作端末100に通知する。これにより、顧客操作端末100では、制御部105がカードリーダ/ライタ101にサービス提供情報の書き込みを指示する。カードリーダ/ライタ101はサービス提供情報(新規サービス登録情報)をICカード1に記録し(ステップS114)、その後、ICカード1が排出される(ステップS115)。
また、カード運用装置200では、サービス提供装置300から受け取ったサービス提供情報を、顧客情報として顧客情報データベース203に格納する(ステップS116)。即ち、その顧客のサービス登録情報として新たなサービスを追加する。
【0015】
尚、上記具体例1において、ネットワーク400aを介してWeb画面上で、サービス提供装置300から顧客操作端末100に対してICカード1への書き込みを指示するようにしてもよい。この場合は、ICカード1への書き込み完了後、サービス提供装置300からカード運用装置200に対して、カードに書き込んだ内容を送信する。そして、カード運用装置200では、上記のステップS116と同様に、サービス提供装置300から送られてきた登録情報を顧客情報データベース203に書き込む。
【0016】
また、本人認証が必要なサービスや申込書の読み取りが必要な場合は、顧客操作端末100において、スキャナ部104によって、免許証や申込書の取込が行われる。そして、これらのデータはカード運用装置200に送られ、カード運用装置200経由でサービス提供装置300に送信される。即ち、顧客操作端末100で読み取られたイメージデータは、データ容量が大きく、またセキュリティ上の観点から、カード運用装置200で所定のデータ形式に変換してサービス提供装置300に送信する。この場合、カード運用装置200では、オペレータによって、顧客操作端末100から送られてきたイメージデータから本人認証に必要な部分の切出しを行ったり所定のデータ形式に変換し、これらのデータをサービス提供装置300にネットワーク400b経由で送信する。尚、これらの切出しやデータ形式の変換等の機能を顧客操作端末100が備えており、かつ、暗号化等の手段によりネットワーク400a上のセキュリティの問題が解消できる場合は、これらのデータをネットワーク400a経由で直接サービス提供装置300に送信するよう構成してもよい。
【0017】
尚、上記具体例1では、動作の一例として、新規サービスの追加登録処理を説明したが、これ以外にも種々のサービス提供が可能である。例えば、サービスの削除や変更あるいは照会等も可能である。これらの場合は、ステップS109のサービスメニュー画面に選択項目として設けられている。例えば、削除を行う場合は、ステップS106でカード運用装置200から送信された登録済サービス情報に基づいて、これらの登録済サービスを表示し、これらの項目の中から顧客が選択することで上記ステップS111以降の処理が実行されるものである。
また、顧客操作端末100において、例えばチケット購入といったサービスの実行も可能である。このような場合、そのサービスに対応したサービス提供装置300と接続を行い、Web画面上でチケット購入処理を行う。更に、ICカード1を発行した金融機関における顧客の口座を用いたデビット決済等も可能である。また、ICカード1へのサービスとしてクレジットカードとしての機能が登録されている場合は、クレジットカード決済も可能である。また、ICカード1へのサービスとして電子マネーの機能が付加されている場合は、この電子マネーを使用して決済を行うことも可能である。尚、これらデビット決済やクレジットカード決済、電子マネー決済の動作は、一般のこれらの決済方法と同様である。このように、顧客操作端末100において、サービス提供装置300が提供するサービスの代金としてICカード1中に含まれる決済機能と連携して決済を行うことも可能である。
【0018】
〈効果〉
以上のように、具体例1によれば、顧客が操作する顧客操作端末100を設け、顧客がこの顧客操作端末100を用いて所定のサービス提供を受けた場合は、カード運用装置200がこの情報を管理するようにしたので、次のような効果がある。即ち、顧客自身でICカード1への種々のサービス追加や削除を行うことが可能となる。また、ICカード1の顧客情報がカード運用装置200で一元管理されるため、サービスの登録や変更、削除、照会を容易に行うことができる。このように、ICカード1に複数のサービス提供機能を付加する場合に顧客に対する利便性向上を図ることができる。
【0019】
《具体例2》
具体例2は、顧客がICカード1を紛失した場合の対処を行うようにしたものである。
【0020】
〈構成〉
図面上の構成は具体例1と同様であるため、図1を援用して説明する。
即ち、具体例2の顧客操作端末100は、ICカード1紛失等に対処するため、操作メニュー中に全サービス停止ボタンといった選択手段を有し、このサービス停止が選択された場合は、顧客から入力された暗証や生年月日等の本人認証情報に基づいて、カード運用装置200との間で本人認証を行って、本人確認がなされた場合は、その顧客のICカード1のサービス停止を許可する機能を有している。
また、カード運用装置200における本人認証部201は、顧客操作端末100からサービス停止要求と、本人認証情報を受け取った場合は、顧客情報データベース203中に予め登録されている顧客情報に基づいて本人認証を行う機能を有している。また、サービス管理部202は、本人確認が行われた場合、その顧客が登録しているサービスを参照して、該当するサービス提供装置300に通知する機能を有している。更に、サービス提供装置300の情報管理部302は、カード運用装置200から顧客情報とサービス停止指示を受け取った場合は、その顧客の情報を、サービス提供を停止するよう更新する機能を有している。
【0021】
〈動作〉
以下、具体例2の動作について説明する。
図3は、具体例2の動作を示す説明図である。
先ず、顧客操作端末100では、操作メニュー画面が表示され、このメニューの一つとして「全サービス停止ボタン」が表示されている(ステップS201)。尚、このメニュー画面の図示は省略する。
ICカード1の紛失等によりICカード1の利用を停止したい場合、顧客はこのような顧客操作端末100のメニュー画面より入力部103を用いて全サービス停止を選択する(ステップS202)。これにより、顧客操作端末100の制御部105は、名前や生年月日といった個人情報や暗証の入力画面を表示し、顧客に個人情報および暗証の入力を促す。顧客が必要事項を入力すると、これらの本人認証情報はカード運用装置200に送信される(ステップS203)。
カード運用装置200では、これらの情報を受信すると、本人認証部201は、顧客情報データベース203に予め登録されている個人情報に基づいて本人認証を行い、その結果を顧客操作端末100に通知する(ステップS204)。
顧客操作端末100では、本人認証結果が「OK」であった場合は(ステップS205)、ICカード1に対するサービス停止を承認したことを表示する(ステップS206)。一方、本人認証結果がNGであった場合は、再度の入力を促すメッセージ等を表示してステップS201に戻る。
【0022】
また、カード運用装置200では、ステップS204の本人認証結果が「OK」であった場合(ステップS207)、サービス管理部202は、顧客情報データベース203を参照してその顧客の登録済サービス情報を抽出する(ステップS208)。そして、該当するサービスを提供するサービス提供装置300に対して、サービス停止要求を送信する(ステップS209)。
これを受けたサービス提供装置300では、情報管理部302が、その顧客へのサービス提供を停止するよう顧客情報を更新する(ステップS210)。これにより、例えば、サービス停止を行ったICカード1が不正に使用された場合でも、サービス提供部301が情報管理部302の顧客情報を参照した時点で、サービス停止となっていることからこのような不正なサービス提供は防止することができる。
【0023】
〈効果〉
以上のように、具体例2によれば、顧客操作端末100において全サービス停止要求を受け付け、この要求があった場合は、カード運用装置200において、本人認証を行い、本人であることが確認された場合は、サービス登録情報に基づいて、該当するサービス提供装置300にサービス停止を通知するようにしたので次のような効果がある。
即ち、顧客がICカード1を紛失したり盗難にあった場合でも、顧客操作端末100を利用することにより、早急にICカード1のサービス停止を行うことができる。これにより、複数のサービスを登録していた場合でも、顧客がその全てのサービス提供装置300に連絡するといった必要がなく、速やかにかつ容易に対処できるという効果がある。また、登録済サービスが複数あった場合のいずれかのサービス会社への連絡漏れ等も防止することができる。
【0024】
《具体例3》
具体例3は、顧客操作端末100においてICカード1の再発行を行うようにしたものである。
【0025】
〈構成〉
図4は、具体例3のICカードのサービス管理システムにおける顧客操作端末100aの構成図である。尚、カード運用装置200、サービス提供装置300およびネットワーク400a,400bの構成は具体例1、2と同様であるため、その図示は省略する。
具体例3の顧客操作端末100aは、具体例1の顧客操作端末100aの構成に加えて新規のICカード1aを格納するカード格納部107を備えている。また、具体例3の制御部105aは、顧客からカード再発行の指示があった場合は、顧客の暗証や個人情報といった本人認証情報をカード運用装置200に対して送信し、カード運用装置200からの本人認証結果がOKであった場合は、カード格納部107より新規のICカード1aを取り出し、カードリーダ/ライタ101によってデータを書き込み、そのICカード1aを再発行する機能を有している。
即ち、具体例3の顧客操作端末100aは、操作メニューとして、ICカード1再発行に対処するため、カード再発行選択ボタンを有し、このカード再発行選択ボタンが押下された場合に、顧客から本人認証情報を取得し、これら本人認証情報をカード運用装置200に送信し、カード運用装置200より本人確認がなされた場合に、カード運用装置200から送信されたサービス登録情報を新たなICカードに記録して再発行を行う機能を有している。
また、カード運用装置200における本人認証部201は、顧客操作端末100aからカード再発行要求と、本人認証情報を受け取った場合は、顧客情報データベース203中に予め登録されている顧客情報に基づいて本人確認を行う機能を有する。また、サービス管理部202は、本人確認が行われた場合、カードの再発行を許可する情報と、顧客情報に含まれるサービス登録情報とを顧客操作端末100aに送信する機能を有している。
【0026】
〈動作〉
図5は、具体例3の動作を示す説明図である。
先ず、顧客操作端末100aでは、メニュー画面が表示され、このメニューの一つとして「カード再発行」が表示されている(ステップS301)。尚、このメニュー画面の図示は省略する。
ICカードの紛失等によりICカードの再発行を要求する場合、顧客はこのような顧客操作端末100aのメニュー画面より入力部103を用いてカード再発行を選択する(ステップS302)。これにより、顧客操作端末100aの制御部105aは、名前や生年月日といった個人情報や暗証の入力画面を表示し、顧客に個人情報および暗証の入力を促す。顧客が必要事項を入力すると、これらの本人認証情報はカード運用装置200に送信される(ステップS303)。
カード運用装置200では、これらの情報を受信すると、本人認証部201は、顧客情報データベース203に予め登録されている顧客情報に基づいて本人認証を行い、その結果を顧客操作端末100aに通知する(ステップS304)。
【0027】
顧客操作端末100aでは、本人認証結果が「OK」であった場合は(ステップS305)、新たなICカード1aを発行するための新暗証入力の画面表示を行う。顧客が新暗証入力を行うと制御部105aはこれをカード運用装置200に送信する(ステップS306)。一方、本人認証結果がNGであった場合は、再度の入力を促すメッセージ等を表示してステップS301に戻る。
【0028】
また、カード運用装置200では、ステップS204の本人認証結果が「OK」であった場合(ステップS307)、顧客操作端末100aからの新暗証を受け付ける(ステップS308)。そして、サービス管理部202は、顧客情報データベース203を参照してその顧客の登録済サービス情報を抽出する(ステップS309)。そして、抽出した登録情報を顧客操作端末100aに通知する(ステップS310)。その後、サービス管理部202は顧客情報データベース203の顧客情報を更新する(ステップS311)。一方、上記ステップS307において、本人認証結果がNGであった場合は、待機状態に戻る。
顧客操作端末100aでは、カード運用装置200からその顧客の登録情報を受け取ると、制御部105aは、カード格納部107より新規のICカードを取り出し、カードリーダ/ライタ101にて、登録情報を書き込み、新たなICカード1aとして排出する(ステップS312)。
また、例えば具体例2で説明した動作によりその顧客のICカード1がサービス停止状態になっていた場合、カード運用装置200のサービス管理部202は解除を示す通知を該当するサービス提供装置300に通知する。
【0029】
尚、上記具体例3において、ICカードのサービス提供情報をネットワーク400aを介してサービス提供装置300が直接書き込んでいるようなシステムの場合、カード運用装置200は、カード再発行時に、カード登録情報をサービス提供装置300からダウンロードして顧客操作端末100aに通知する。即ち、上記ステップS304において、本人確認がなされた場合、サービス管理部202は、登録済のサービスに該当するサービス提供装置300からカード登録情報をダウンロードする。そして、全てのカード登録情報が揃ったら、顧客操作端末100aに対してこれらの情報を送信するようにしてもよい。
また、上記のカード再発行は所定の料金の有料サービスとしてもよい。
【0030】
〈効果〉
以上のように、具体例3によれば、顧客操作端末100aにカード発行機能を付加し、顧客からカード再発行指示があった場合は、カード運用装置200にて本人認証を行い、その結果、本人確認がなされた場合は、カード登録情報を顧客操作端末100aに送って、新たなカードに書き込み、再発行を行うようにしたので、次のような効果がある。
即ち、カードの紛失等により、カードの再発行が必要になった場合でも、金融機関の窓口まで出向く必要がない。また、時間外であっても再発行が可能であり、金融機関の窓口業務の省力化に寄与すると共に、顧客に対しての利便性向上を図ることができる。しかも、再発行する場合でも、新たにサービスの登録を行うといったこともなく、再発行時の顧客への負担もほとんどない。
【0031】
尚、上記各具体例では、本人認証を暗証や生年月日等の情報を用いて行ったが、本人認証情報として、アイリス等、顧客の生体情報を利用して行ってもよい。即ち、ICカード1を発行する時点でアイリスコードデータ等の個人識別情報をICカード1に登録しておく。そして、顧客操作端末100、100aにおいて、アイリス等の生体情報を取得する機能を付加し、本人認証を行う場合は、顧客操作端末100、100aにて取得した顧客の生体情報をカード運用装置200に送る。カード運用装置200では、予め、各顧客の生体情報を辞書データとして登録しておき、これらの辞書データとの照合により本人認証を行うといった構成を備えてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、顧客が操作する顧客操作端末を設け、顧客がこの顧客操作端末を用いて所定のサービス提供を受けた場合は、カード運用装置がこの情報を管理するようにしたので、顧客自身でICカードへの種々のサービスの追加や削除が可能となり、顧客への利便性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードのサービス管理システムの具体例1を示す構成図である。
【図2】具体例1の動作を示す説明図である。
【図3】具体例2の動作を示す説明図である。
【図4】具体例3のICカードのサービス管理システムにおける顧客操作端末の構成図である。
【図5】具体例3の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a ICカード
100、100a 顧客操作端末
200 カード運用装置
300 サービス提供装置
Claims (3)
- 金融機関が発行するICカードを用いて、前記金融機関以外のサービス提供者が提供するサービスを実行し、サービス内容の情報を前記ICカードに記録する顧客操作端末と、
前記顧客操作端末で前記ICカードを使用する場合に、当該ICカードの顧客に対して所定の本人認証を行い、かつ、そのICカードを用いてサービスが行われた場合は、当該サービス内容の情報を顧客情報として格納するカード運用装置と、
前記顧客操作端末からのサービス提供要求に基づいて、所定のサービスを前記顧客に提供すると共に、当該提供したサービス内容の情報を前記カード運用装置に通知するサービス提供装置とからなるICカードのサービス管理システム。 - 請求項1に記載のICカードのサービス管理システムにおいて、
顧客操作端末から全てのサービス停止要求を受けた場合、当該顧客操作端末からの本人認証情報に基づいて、顧客の本人認証を行い、本人であると確認された場合に、顧客情報を参照して、該当するサービス提供装置を特定し、当該サービス提供装置にサービス停止要求を行うカード運用装置と、
前記カード運用装置からサービス停止要求があった場合は、該当する顧客へのサービス提供を停止するサービス提供装置と、
前記顧客よりICカードに登録されている全てのサービスの停止要求があった場合に、当該顧客から入力された本人認証情報を前記カード運用装置に送信し、当該カード運用装置で本人確認がなされた場合に、前記顧客からのサービス停止要求を承認する顧客操作端末とを備えたことを特徴とするICカードのサービス管理システム。 - 請求項1または2に記載のICカードのサービス管理システムにおいて、
顧客操作端末よりカード再発行要求を受けた場合は、当該顧客操作端末からの本人認証情報に基づいて、顧客の本人認証を行い、本人であると確認された場合は、顧客情報を参照し、当該顧客情報に含まれるサービス登録情報を前記顧客操作端末に送信するカード運用装置と、
前記顧客よりカード再発行要求があった場合に、当該顧客から入力された本人認証情報を前記カード運用装置に送信し、当該カード運用装置より本人確認がなされた場合に、前記カード運用装置から送信されたサービス登録情報を新たなICカードに記録して当該ICカードの再発行を行う顧客操作端末とを備えたことを特徴とするICカードのサービス管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002344765A JP2004178331A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | Icカードのサービス管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002344765A JP2004178331A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | Icカードのサービス管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004178331A true JP2004178331A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32706113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002344765A Pending JP2004178331A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | Icカードのサービス管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004178331A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007220021A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Sankyo Kk | データ発行システム、携帯端末、および、アプリケーションプログラム |
| JP2007226669A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Sankyo Kk | データ発行書込システム、携帯端末、および、アプリケーションプログラム |
| US8341731B2 (en) | 2008-07-29 | 2012-12-25 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | IC card authentication apparatus, IC card authentication method, and recording medium having IC card authentication program recorded thereon |
| JP2014533410A (ja) * | 2011-11-15 | 2014-12-11 | ジエマルト・エス・アー | カード所持者を登録および認証するための方法 |
-
2002
- 2002-11-28 JP JP2002344765A patent/JP2004178331A/ja active Pending
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