JP2004182256A - ラベル付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器本体と、容器本体に装着されたラベルとからなるラベル付き容器であって、容器本体の容器壁が、外方に向かって突出した膨出部を少なくとも一個具えており、膨出部の少なくとも一部がラベルにより被覆されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器本体に、ラベルを装着したラベル付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラベル付き容器は、内容物である飲料等を充填する合成樹脂製容器本体に、商品名やデザイン、内容物に関する説明等の表示が印刷された熱収縮性を有するフィルムからなるラベルを巻付けている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001年第199415号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の容器は、使用後にラベルを剥離するために、ラベルに破断用のミシン目を刻設し、使用中にミシン目が破断しラベルが簡単に剥離しないようにするため、ミシン目の下面にテープを貼着し、ミシン目を破断しないよう保護している。
そのため、ラベル面にテープを貼着するための工程が増えるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題として、容器に巻付け装着される熱収縮性のシュリンクラベルやストレッチラベル、或いは容器に貼着されたラベルを、簡単な操作だけで、容易に剥離可能としたラベル付き容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、ラベル付き容器として、容器本体と、容器本体に装着されたラベルとからなるラベル付き容器であって、容器本体の容器壁が、外方に向かって突出した膨出部を少なくとも一個具えており、膨出部の少なくとも一部がラベルにより被覆されていることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
膨出部の反転を容易にするため、膨出部と容器壁の境界に、凹溝が設けられていることを特徴とする構成を採用し、ラベルの剥離を容易にするため、ラベルが、破断用のミシン目を有するシュリンクラベルであること特徴とする構成を採用する。
【0008】
ラベル付き容器の好適な実施態様として、容器本体が、口部と肩部、胴部とを具えており、膨出部が、容器本体の肩部に設けられていることを特徴とする構成を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明ラベル付き容器の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明のラベル付き容器は、PETその他の合成樹脂によって成形された容器本体1と、熱収縮性のシュリンクラベル2とから構成されている。
【0010】
容器本体1は、図1,2に示すように、口部3と、肩部4と胴部5および底部6とからなっており、肩部4と胴部5の横断面は、角形、または円形、楕円形に形成され、肩部4には、外方に向かって突出した膨出部7が複数個設けられている。
肩部4の膨出部7の軸方向のほぼ半分と、胴部5の全体または少なくとも上部の一部がシュリンクラベル2により被覆されている。
シュリンクラベル2は、熱収縮性を有するフィルムを筒状に形成し、軸方向には破断用のミシン目8が刻設されている。
【0011】
膨出部7の数量は、角形ボトルの場合は肩部4の各面に、その他の場合は複数個が望ましいが、最低一個とすることができる。
膨出部7の形状は、半球状・卵型状・楕円型状等任意の形状とすることができ、
膨出部7が胴部5外周面より内側であれば、肩部4の上下位置には関係なく、配設することができる。
【0012】
次に、本実施形態のラベル付き容器の作用効果について説明する。
図3に示すように、肩部4に設けられた膨出部7を、矢印のように指で押すと、膨出部7のみが反転し、シュリンクラベル2との間に隙間9ができる。
【0013】
隙間9に指が挿入可能となり、シュリンクラベル2の端縁を指で挟んで容器下方に引っ張ると、シュリンクラベル2をしっかり保持でき、力が入るので、シュリンクラベル2を破断用のミシン目8からスムースに破断することができる。
したがって、シュリンクラベル2が容易に剥離除去でき、容器本体1のリサイクルがより簡便になる。
【0014】
また、膨出部7が肩部4に設けられているので、容器の箱詰めの際、邪魔になることがないし、店頭に展示するときも何等の支障もなく綺麗に並べることができる。
【0015】
また、肩部4に設けた膨出部7の軸方向のほぼ半分にシュリンクラベル2が被覆されているので、膨出部7と肩部4がストッパーの役目を果たし、シュリンクラベル2が上方にも下方にも移動せず、抜け落ちることがない。
【0016】
次に、本発明ラベル付き容器の別実施形態について説明する。
本実施形態は、膨出部の反転をより容易にできるようにしたものである。
図4において、1aは容器本体、2aはシュリンクラベルである。
肩部4aと膨出部7aとの境界部分には、一定巾の凹溝10が形成されており、膨出部7aを指で押圧すると、図4(b)に示すように、凹溝10と肩部4aの境界線を軸として、凹溝10が反転し、さらに、膨出部7aと凹溝10との境界線が軸となって反転するので、膨出部7aの反転がより容易に行われることとなる。
【0017】
前記各実施形態では、ラベル付き容器として、肩部に膨出部を具えた容器にシュリンクラベルを巻付けた容器について説明したが、容器としては、箱型容器、円筒または角筒などの筒状容器、カップ状または椀状容器等、ラベルを装着できる容器であれば、容器の形状はどのようなものでもよい。
【0018】
膨出部は、ラベルの端縁に対応する位置に容器壁面から突設させ、ラベルの端縁が膨出部の少なくとも一部を覆うようにする。
【0019】
また、ラベルについては、前記各実施形態のシュリンクラベルが好適であるが、それ以外にもプラスチックフィルム、または紙製のラベルで、接着剤或いは粘着剤などによって貼着できるものであってもよい。
さらにまた、容器の形状によっては、ストレッチラベルを用いてもよい。
【0020】
接着剤等を用いる場合には、ラベルの周辺部のみを接着させ、膨出部に対応する部分には、接着剤を塗布しないようにする。
粘着剤を用いる場合は、粘着剤が膨出部に対応する部分も含め全面に塗布されていてもよい。
【0021】
容器を廃棄するときは、膨出部を指で押さえて反転させると、ラベルの端縁を膨出部から簡単に剥離させ、ラベルと膨出部表面との間に隙間を形成させることができる。
隙間に指を差し込み、ラベルを掴んで引っ張ることによって、容器壁面からラベルを剥がすことができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
ラベルの端縁に対応する容器本体の壁面に膨出部を設け、膨出部を反転することによって、ラベルと容器との間に隙間を形成させるようにしているので、隙間に手指を差し込み、ラベルを容易に剥離できるようになった。
また、膨出部と肩部の境界に凹溝を設けることによって、膨出部の反転が簡単にできるようになり、ラベルの除去が尚一層簡便となった。
【0023】
第1実施形態のラベル付き容器では、肩部に膨出部を設け、シュリンクラベルを用いているので、肩部の膨出部が、被覆されているシュリンクラベルのストッパーの役割を果たし、シュリンクラベルが容器本体より抜け落ちることがなく、また、ラベルがミシン目を有するものであるので、容器の廃棄時には、ラベルの剥離が一層簡単にできるようになった。
【0024】
また、膨出部が肩部に設けられているので、容器の箱詰めの邪魔になることなく、店頭に展示するときも綺麗に並べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル付き容器の正面図である。
【図2】ラベル付き容器の上面図である。
【図3】ラベル付き容器の膨出部反転持の要部拡大縦断面図である。
【図4】別実施形態の肩部の説明図で、(a)は一部断面図、(b)は膨出部反転持の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 シュリンクラベル
3 口部
4 肩部
5 胴部
6 底部
7 膨出部
8 ミシン目
9 隙間
10 凹溝
Claims (4)
- 容器本体と、容器本体に装着されたラベルとからなるラベル付き容器であって、
容器本体の容器壁が、外方に向かって突出した膨出部を少なくとも一個具えており、膨出部の少なくとも一部がラベルにより被覆されていることを特徴とするラベル付き容器。 - 膨出部と容器壁の境界に、凹溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載のラベル付き容器。
- ラベルが、破断用のミシン目を有するシュリンクラベルであること特徴とする請求項1,2記載のラベル付き容器。
- 容器本体が、口部と肩部、胴部とを具えており、
膨出部が、容器本体の肩部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3記載のラベル付き容器。
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